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IDEMITSU Honda Team Asia 2014年チーム体制
世界ロードレース選手権シリーズ Moto2クラス < IDEMITSU Honda Team Asia > 2014年度チーム体制のご報告 「Honda Team Asia」は、アジア地域各国のHondaのレース活動と連動し、 ロードレース最高峰のグランプリにチャレンジするヤングライダーの夢を具現化することを目標 とし、2013年度より発足いたしました。 初年度から出光興産株式会社様にご協賛いただき、「IDEMITSU Honda Team Asia」として、 1台体制でGP優勝経験のある高橋裕紀選手、そして2013年FIMアジアロードレースSS600クラス チャンピオンのアズラン・シャー・カマルザマン(マレーシア)を起用し、戦って参りました。 2013年シーズンは、チームの組織作りと運営に力を注ぎ、本年のレースへの取り組み方や チャンピオン獲得への方向性を見出す重要な年となりました。 新体制を組織するにあたり、スポンサー様、大会組織、各メーカー様にご支援、ご尽力 いただきましたことを心より感謝申し上げます。 2014年シーズンは、アズラン・シャー・カマルザマン選手を引き続き起用し、新たに2013年 Moto2クラスで3度のポールポジションや4戦連続2位登壇するなど、更なる活躍が期待される 中上貴晶選手を迎え、2台体制(KALEX)で参戦致します。 ◆岡田チーム代表コメント 2013年はチームを発足させ、ロードレース世界最高峰のグランプリに挑みました。 厳しいシーズンにはなりましたが、今後、チャンピオンシップを戦い抜いていく体制作りができたと 考えております。 これもひとえに出光興産株式会社様をメインスポンサーとし各テクニカルスポンサー様のご支援に よるものです。誠にありがとうござました。 2014年は中上貴晶選手を迎え、2台体制でチャンピオン獲得に向け、チーム一丸となり戦って まいります。応援よろしくお願い致します。 ◆中上貴晶選手コメント このドリームチームで走れる事がとても嬉しいです。チームは多くの日本人で構成され、ホンダから 直接サポートされています。世界選手権で多くの経験を持つチーム監督の岡田さんの事は昔から 知っており、勝つ為に一緒にレースするのが楽しみです。 僕のポテンシャルを信じてくれたホンダ、Moto2クラスで成長する機会を与えてくれた ルイジ・パンセラとイタルトランスチームにも感謝します。 先日行われた2014年シーズン初のテストでは、良いスタートを切る事が出来ました。 今年は間違いなくチャンピオン獲得し、2015年にMotoGPクラス参戦を目指します。 ◆アズラン・シャー・カマルザマン選手コメント 今年もまたここでホンダ、出光という体制で選手権に挑む事が出来て嬉しいです。 昨年は初となる世界選手権への挑戦、アジアロードレースSS600クラスでチャンピオンを獲得 する事が出来ました。2014年シーズンは、ポイント獲得と表彰台のチャンスを狙いたいです。Moto2は 非常にレベルが高く、ライバル達も強力です。実力のあるチームと一緒に自分自身のためには勿論、 アジアのためにも頑張りたいと思います。 中上 貴晶 Takaaki Nakagami 生年月日:1992年2月9日 国籍:日本 4歳から乗り始めたポケバイから始まった。3年連続で全国大会で優勝し、9歳でミニバイクに ステップアップし全国大会で優勝し、「最年少出場」と「優勝」を記録する。 2004年からロードレースに参戦。翌年は、全日本ロードレース選手権GP125クラス(当時)に スポット参戦しMFJルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞する。 2006年は全日本ロードレース選手権GP125クラス(当時)のフル参戦し6戦6勝の完全優勝を史上最年少 で達成した。同時にMotoGPアカデミー(DORNA主催)にも参加し、その一環としてスペイン選手権への 海外遠征も行うなど、大きな成長をつかんだ年でもあった。 2008年からはロードレース世界選手権125cc(当時)クラスに2年間参戦した。 2010年全日本ロードレース選手権ST600クラスに、2011年はJ-‐GP2クラスに参戦。 J-‐GP2シリーズ チャンピオンを獲得し、MotoGP世界選手権Moto2クラスのもてぎラウンドに代役参戦。再び世界への 扉を開いた。 そして、2012年~13年。ITALTRANS Racing TeamよりMotoGP世界選手権Moto2クラスにフル参戦し3度の ポールポジションや4戦連続2位登壇した。 アズラン・シャー・ カマルザマン Azlan Shah Kamaruzaman 生年月日:1984年10月1日 国籍:マレーシア 2003年からマレーシア・カブプリックス選手権(ノービスクラス)に参戦を開始。2006年に総合2位とな ると、翌07年にはエキスパートクラスに参戦し、総合4位なる。 2008年からはアジアロードレース選手権(ARRC)にも出場し、初参戦ながら総合3位に入る。 2010年にも総合3位となり、2011年には鈴鹿4時間耐久ロードレースに モハメド・エミール・フィダウス・ビンハサンとのコンビで出場。海外チームとして、鈴鹿4耐初優勝を 飾る。2012年はARRCに参戦しながら、7月には鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)に出場し 25位。続く2013年7月の鈴鹿8耐では6位入賞を果たし、 MotoGP世界選手権Moto2クラスには 第13戦からIDEMITSU Honda Team Asiaより参戦。同時に2013年 ARRC シリーズチャンピオンを獲得 した。