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長島町町内一斉バルブ修理に参加しました
長島町町内一斉バルブ修理に参加しました 木曽川用水の供給先である桑名市長島町において、平成 25 年 2 月 3 日(日)「町内一 斉バルブ(田んぼに設置してある農業用水給水栓)修理」が行われました。木曽川用水の 水がどのように使用されているのか体験するため、機構から5名の職員が参加しました。 長島町へ送水している農業用水は、通常弥富揚水機場でポンプ運転をし、24 時間いつ でも給水栓を開ければ水が出るようになっています。しかし、この日は、朝からポンプ運 転を停止し、管路にある弁を全閉にして給水栓を開けても水が流れ出てこないようにしま した。 ポンプ運転停止 全閉 全閉 弥富揚水機場からの送水概要図 給水栓は田んぼに水を入れるもの(水道でいう蛇口)です。農業用水は、水道のように ゴミを全て取り除き、消毒した水を送っているわけではありません。時たま給水栓にゴミ がかんでバルブが回らなくなったり、バルブを締めても水が止まらなかったりすることが あります。そこで長島町では、年に一度土地改良区の役員さん・事務局さんが田んぼ一枚 一枚の給水栓を点検・修理しています。 当日は 3 班に分かれ、作業を 9 時頃から始めました。朝方は管の中にまだ水が残ってい たため、冷たい水の中に手を突っ込み、部品を取替えていきました。土地改良区の皆さん は手際がよく、固いバルブもひょいひょい回していきます。水を止めるためのパッキンが ぼろぼろになっていたもの、バルブの中にゴミがかんでいたもの等ありましたがそれらを 修理し、12 時過ぎに全ての作業を完了しました。 木曽川用水の水が田んぼまで繋がっていることを改めて実感できました。また、小さな ゴミでもバルブのちょっとした隙間に入り込み、そのために農家さんが苦労されているこ ともわかりました。 今回の修理によりかんがい期には問題なく田んぼに水が行き渡り、秋には木曽川用水の 水をたっぷり含んだ良質なお米ができることを祈ります。 作業状況 作業状況 ゴミの詰まったバルブ