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Page 1 Page 2 TECH”。 尺EV丿EW 人間と似た姿をもち、 人間と似た
謗夕 来ッ騰ワーク
滋賀県工業技術センター 〒
:冊 諦縣署胎臨出銘
INDUSTRIAL RESEARCH CENTER OF SHIGA PREFECTURE
vol.4
1986.10
π σHNO
ttfyrfv
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一・ ■
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一
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口一
一 ヽ単
,
口
立命 館 大学理 工 学部教 授
滋 賀 県 技 術 相 談 役
工 学博 士
花
房
郎
秀
や欧州諸国で も遅 れてな らじと懸命 の努力 が重ね
られ、 この数年間 で これ らの諸国で も工場の ロボ
人間 と似 た姿 をもち、人間 と似 た行動 をする機
械 を作 ることは、人類の永 い夢 であ り、 その起源
ッ ト化 が急速 に進 みました。 い まや工場での産業
は遠 くギ リシ ャ時代 の琴弾 き装置 にさかのばると
いわれてい ます。 このよ うな機械 をチ ェコスロバ
用 ロボ ッ トは成熟 した技術 であるといわれる段階
キアの作家 カ レル・チ ャペル は 1920年 に発表 した
とな り、次世代 の ロボ ッ トとしては、建設、鉱 山、
戯曲 において ロボ ッ ト (働 く人の意 )と 名付 けた
原子力な どの工場外産業や、消防や清掃 な どの生
が、 ロボ ッ トが SFの 世界 か ら現実の装置 として
出現す るまでには、 エ レク トロエ クスの発展す る
活 の場 で、使 われ る知 能 ロボ ッ トに関心 が寄 せ ら
れてい ます。
このよ うな驚異的な発展 を遂 げた産業用 ロボ ッ
までの数十年 を経過 しなければな りませんで した。
現実 の ロボッ トは、工場のオー トメーシ ョンの
トとは、機能的 にどんな特徴 を有 して いるので し
ための産 業用 ロボ ッ トとして 1962年 に登 場 しま
した。 この とき発表 された米国ユニ メーシ ヨン社
ょうか。
のユニ メー トとAMF社 のバーサ トロンは、 いず
ロボ ッ トメカニ ズムで構成 されてい ます。 この う
れ も工場内 での部品 や製品の搬送装置 として開発
ち知能部 は人間の指令 を解読 し、各種 セ ンサーか
された もので、これが 20年 後 にオ ー トメーション
らの信号 を処理 して作業計画 を作成 し、 さらに こ
に革命的 な変化 をもた らす もの とは とて も考 えら
の実行 のための操作信号 を発生 します。 しか しそ
の技術 は一般的にい えば コンピュー タ技術 の一分
ロボ ッ トは知能部、感覚器
れてい ませんで した。事実、米国 では 1960年 代後
(セ
ンサー)お よび
野 に過 ぎません。 また感覚器 は作業対象 や作業環
半 には ロ ボ ッ トヘ の 関心 が ほ とん ど失 われて、
1969年 に私 が ロボ ッ ト視察団 に参加 して米 国 を
境 を検知するための もので、視覚や触覚 な どのセ
訪問 した ときには、 自動車 工場 や航空機工場な ど
で期待 された ロボ ッ トの働 きを全然見 ることがで
ンサーが これに属 します。 しか しこれ らのセ ンサ
ー も機械 一般 の知 能的制御 を目的 としたメカ トロ
きませんで した。
エ クス技術 に共通 の もの とい えましょう。 したが
この ような状況で産業用 ロボ ッ トの将来性 を見
って ここでは ロボ ッ トをもっとも強 く特徴付 ける
抜 き、旺盛 な好奇心 で もって ロボ ッ トの開発 に取
組 んだ 日本の技術者 は立派な もので あ つた とい う
メカニ ズムについて、 もう少 し詳細 に説明 しまし
ことがで きましょう。折柄 マ イクロエ レク トロニ
ロボッ トメカニ ズムは、 アーム、ハ ン ド、移動
クスの発達 で信頼性 の高 いプログラマ ブル・ コン
トロー ラが出現 し、1970年 代 の高度経済成長時代
機構 に分類 され ます。 ア‐ ムは対象物 に直接働 き
かけるロボ ッ トハ ン ドや作業 工具な どのエ ン ドエ
に際会 して、多品種生産、省力化、作業環境 の改
フェクタ (手 先効果器 )を 、空間内 の所要の位 置
善 な どの種 々の要求 に支 えられて、わが 国が産 業
用 ロボ ッ トの リーダー と成 り得 たのです。1980年
に移動 させ、所要 の姿勢 をとらせた り、空間曲線
に沿 つて動 か した りす る役割 をもってお り、 ロボ
代 に入 って産 業用 ロボ ッ トの需要 は急速 に増加 し、
ッ トを性格付 ける最 も重要な要素 です。空間内の
わが国では ロボ ッ トブームが起 りましたが、米国
位置 と姿勢 を規定するため には六変数 が必要です
ょう。
1
7
か ら、 ロボ ッ トアームでは適 当 に配置 された六 自
二本指 の もので、対 象物 ごとに取替の必要な専用
由度の運動機構 を有するものが標準 とな り、作業
装置 に近 いのが現状 です。 ハ ン ドを汎用化す るた
内容 によって五 自由度以下の もの、あるい は七 自
めには多数指 が必要 で あ り、摩擦 のない点接触 の
由度以上の冗長 自由度 をもった もの も用 い られ ま
みで任意の物体 を拘束す るためには七 点接触が必
す。
要 で ある といわれてい ますが、実際 に試作 された
ロボ ッ トアーム は、基底部 か らの三 自由度 の運
汎用形 ハ ン ドはほ とん ど三本 指 の ものであ り、順
動機構 の配列 によって、直角座標形、 円筒座標形、
応性や操作性 を高 めるために弾性指や関節指 を用
極座標形、多関節形 に分類 され ます。 この うち多
いる方法が研究 されています。 メカニ ズムの開発
関節形 は作業領域 が広 く、 まわ り込みな どの複雑
やその運 動学的研究 はアーム に比較 して未開拓 の
な作業 に適 して い ます。産業用 ロボ ッ トにお いて
問題 が多 く、学界 において もこの分野の研究 に関
は、初期 には円筒座標形 (バ ーサ トラ ン)や 極座
標形 (ユ ニ メー ト)が 多 く用 い られ ましたが、組
心が寄せ られてきてい ます。
立作業 の ように ロボ ッ トの動作 が高度化す るとと
てい ませんで した。 しか しロボ ッ トが工場外 に出
もに、多関節形が用 い られ るようにな り、 これ と
移動機構 についてはい ままで余 り注意が払われ
ともに平行 リンク形
(ASEA形 )や 水平関節形
て作 業 をしなければな らな くなった場合 には、未
整備 の環境での移動 は必須の条件です。 この よう
(SCARA形 )な
どの新 しい構造 の ものが開発
な状況 に応 じた移動機構 として車輪やキャタ ピラ
ハ ン ドは人間にお いて最 も複雑で巧妙 なメカニ
吸盤式な ど興 味深 い研究 があ りますが、実用化 に
ズムで あ り、汎用性、柔軟性 を生命 とするロボ ッ
はまだかな りの隔た りがあるといわなければな り
トで もその役割 は重 要 ですが、産業用 ロボ ッ トで
ません。
されてい ます。
な どの従 来 の方式の もののほかに、歩行 、蛇行、
実用化 されて い るハ ン ドのほ とん どは関節 のない
ロボ ッ トア ー ム の 種 類
(a)直 角座 標形
(b)円
筒座標 形
管)極 座標 形
CP
(d)多
関節形
(e)平 行 リン ク形
(f)水 平 関節形 (ス
カ ラ形 )
-2-7fCIJVO ttfyrf〃
7fσ HNO
ttfyrf〃
以上 ロボ ッ トメカニ ズムにつ いて構造 な どの具
れを二次元空間内で 自由 に操 るサ ーボ機構、 セン
体的 な ことを述 べ て きましたが、 これ らに共通す
る特徴 は、多様 な適用 に対応 で きる柔軟性 にあ り
サ信号 を用 いた環境適応のための制御技術 が確立
ます。通常の機械 はそれに固有の作業が あ ります
は、 ロボ ッ ト開発 当初 か らの最 も基本的問題 とし
が、 ロボ ウ トは この ような定型的な作業 をするた
て取組 まれて きましたが、研究の進展 とともに内
めの装置 ではな く、多目的装置 なのです。 このた
容 が深 まり、 ます ます活発 な研究が行われ るよう
めに多 自由度、関節接 手、冗長 自由度 な ど従来の
機械 とは異なった発想の設計 が取 り入れ られて い
になって きて い ます。 これ らの成果 はこれか らの
されなければな りません。 ロボ ッ トの機構 と制御
ます。例 えば多 自由度関節構造 ア‐ ムな どは、精
知能 ロボ ッ トを推 進 す るためのみな らず、 よ り広
いメカ トロニ クスを推進す る基礎技術 として も重
度、剛性、効率 な どの観点 に立 った従来 の機械設
要な もの となるで しょう。
計 の立場では全 く不合理 な設計 ですが、汎用性、
終 りに話題 を変 えて、オー トメーシ ョンにおけ
適応性 を重視する ロボ ッ トでは優 れた機構である
とされて い ます。 また移動のため に歩行 を用 いる
る ロボ ッ トの役害Jに ついて触れ ることに しましょ
とい うような考 えは、 い ままでの機械 では存在 し
ません。 これ らのメカニ ズムは、伝統的 な機械 と
い ままで産業用 ロボ ッ トは、 プ レス機械 での素
う。
い う概念 を離れて、発想 の原点 を生物 に置 いた も
材 の取扱 いや、工作機械 での工作物 の取付 け・ 取
はず しな どの単純 なマ テハ ン作業 と、溶接、塗装
のですが、 これ らを装置 として完成 す るためには、
な どの特殊作業 に適用 されて、 一本調子 で発展 し
それ相応の機構構成 に関す る知恵が必要であ り、
て きました。 ところが ロボ ッ ト導入 の効果が一番
ロボ ッ トのための新 しい機構 の開発 とともに、 こ
大 きい と期待 される組 立作業の ロボ ッ ト化 が進 む
(A)
(B)
7関 節 ロボ ッ トに よ る障 害 物 回避 。通 常 の 制 御 アル ゴ リズム で は 、 ポ ー ル の 運 搬 中 に
障 害 物 に衝 突 (a)。 障 害 物 回避 の 指 令 を与 え る と、 同一 の 手 先軌 道 をた ど りな が ら冗
長 自由度 を用 い て 障 害 物 を回避 す る (b)。
3
中で、 ロボ ッ トの将来性 について疑 いが もたれ る
あまり広 くないか も知れ ません。最高の機能 を有
ようになって い ます。 ロボッ トはこれか らのオー
する知能 ロボ ッ トの開発 は別 問題 として、工場オ
トメーションで どのような役割 を演ずるので しょ
ー トメーションヘ の ロボ ッ トの導入 に当 っては、
うか。
ロボ ッ ト専業化、すなわち機能 レベル別の ロボ ッ
ト品種の整備 と、 これ を導入する側 のエ ンジエ ア
この ことに関 して、最近大阪で開催 された日米
フレキシブルオ ‐ トメーション・ シンポジウムで、
リング技法の確立 が必要で ある と考 えます。
米国か ら招待 された二人の講師 によって興味あ る
意見が述 べ られ ました。 一つは GMF社 副社長 ア
キール博 士 によるもので、同氏 によれば現在 のオ
ー トメーションは ロボ ッ トを含むオー トメーショ
ンの島で あるとし、今後の方向は この ような島を
通信網で結 び、有名 なMAP(生 産 自動化 のため
の規約 )と も結び付 けて、工場全体 の総合 システ
ム化 lこ あるとしました。 もう一つは ドレーパ研究
所 のホイ ッ トニ博 士 によるもので、同氏 によれば
現在 の ロボ ッ トはすでに成熟 した技術 で あ り、 こ
れか らの 自動化 は、知能化 を含めた ロボ ッ トの機
能向上 とい うよ りは、む しろ ロボ ッ ト導入 による
生産 ライン、工場 レイアウ トな どの再編成 などに
問題点 が移 り、 ロボ ッ ト導入 のプ レ ッシ ャー はホ
ワイ トカラーに強 くかかって くるであろうと結論
付 けました。前者 はソフ ト主導形、後者はハ ー ド
先行形 の相異 はあ りますが、 いずれ もロボ ッ トに
過大な期待 をかける ことを戒 めているように思わ
れ ます。
オー トメーションにおける ロボ ッ トの役害1に つ
いての私見 も大体似 たような もので、特 にホイ ッ
トニ氏 に近 い ものです。私の見 間 によれば、 ロボ
ッ ト導入 を意図 して計画 された 自動化生産 ライン
が、 いつの間 にか部品搬送装置や取付具 の 山 とな
り、主人公であった ロボ ッ トの影 が薄 くなって し
工業技術 センター
まった とい う ことが しばしば起 ってい ます。 この
教育用 ロボット HER0
場合 ロボ ッ トは 自動化 の ヒン トを与 える役 割 を演
米国・ヒース社製
ロボ ッ トエ 学 と産業 エ レク トロニ クスの教 育用 と して設
じたわけで、 ロボ ッ トは最適 の答 えではなかった
とい う ことです。成熟 した といわれ る現在 の産 業
計 された ロボ ッ トで,簡 単 に組 み立 てることがで きるキ
用 ロボ ッ トは、工作 物 のハ ン ドリングや、溶接、
ッ トです 。各種 の動作 と音 ・ 光 な どに対す る感 覚 ,発 生
塗装 な どの専用機的な使用 には威力 を発揮するが、
な ど多 くの機能 をそなえた知能 ロボ ッ トで,コ ンピュー
勘や器用 さを必要 とする組立作業な どでは、多 目
ター, 自動化機構 ,セ ンサー,サ ーボな ど,広 範な基本
的装置 として設計 された完成品 ロボッ トの用途 は
原理 が習得 で きます。
4
7fθ IJVO Яfyrfv
誌上 ゼ ミナ ール
l EMCと は
最 近 EMCな
る 用 語 が よ く聞 か れ ま す。
―プロ、 フ ァク シ ミヴ等 の情報機器 や■ ― タ
」 eCtrOmagnetic compatibmtyの 略 で、直訳すれ
ば「電磁環境 における適合性」 とな り、理解 しに
内蔵機器 が普及 し、 これ らの機器 か ら出る雑
「装置
くい用語 ですが、一般的 には、この用語 は、
音 が他 の機器 を誤動作 させた り、 ラジオ、テ
ー レビ の受 に
等
信 障害 を与 える懸念がある こと
または システムが、本来 の場所で実働状態 に入 っ
に)住 環境 の低湿度化 と化学繊維 の着用が静電
た とき、周囲 の電磁的県境 に影響 されず、かつ ま
気放電 による機器 の誤動作・ 素子の破壊 の原
た影響 を与 えず、性能劣化や誤動作 な どを起 さず、
因 になってい る こと
設計 どお りに動作 しうる能力」 を意味すると理解
(動
金属製筐体 に代 つて、電磁的な シール ド効
果 のないプラスチ ック筐体が多 く用 い られる
されて い ます。簡単 に云 えば、電子機器等 に「周
ようになった ことな どです。
囲 に電磁的な雑音 を放 出 しない こと」 と「侵入 し
この まま放置す ると、「雑音公害」と云 った新種
て来 る各種 の雑 音 に対 して耐力 を有す ることJを
の公害が発生 しかねないため、 EMCに 関す る規
要請 してい るのです。
近年 になって EMCの 重要性が強調 されてきた
制 が世界的 に強 まる方向 にあ ります。我が 国 にお
のは、次 の ような理 由 によ ります。
(1)マ イク ロエ レ ク トロエ クスの進展 (Tr→
いて も、家電機器等 (電 気用品取締法 による規制 )
IC→ LSI→ VLSI)に 伴 なって、素子の電源
に続 いて、61年 6月 か ら情報装置 か らの雑音放出
について関係業界 による 自主規制 が 実施 されてい
電圧 な らびに信号 レベルが低下 し、素子 自体
ます。
本文 では、 EMCに 関 して試験すべ き項 目 とそ
の雑音耐力が低 くな って きた こと
その上 方、機器 は高機能 な ものにな り、万
(動
の試験法、雑音放出 に関す る限度値 の例 な らびに
一、雑音 によって誤動作す る と重大な結果 を
当所の EMC関 係 の試験設備 の概要 について紹介
惹 き起す ことが あるので、機器 の雑音 に対す
します。 EMCに ついての関心 を高めて頂 ければ
る耐力の向上が求 め られて いること
幸 いです。
(3)家 庭、 オ フ ィス、 工場 に コンピュー タ、 ワ
2 EMCの
試験項 目
家電機器、情報装置、医用電気機器、電子式計
量器等の各種 の機器 につ いて、試験 すべ きEMC
・
の項 目、試験法、限度値 な どが規格 として定め ら
れて い ます。 EMCの 試験項 目 としては次のよう
な ものがあ ります。
雑音の放 出 に関 して、
(1)電 源 へ流出す る雑音
(動
(伝 導雑音 )の 強度
空中へ放射す る雑音 (輻 射雑音 )の 強度
雑音 に対す る耐力 に関 して、
(3)電 源 の過 渡的擾乱 に対す る耐力
ア
イ ンパ ルスノイ ズに対 して
5
誌上 ゼ ミナール
イ 雷サージに対 して
力
(D
ウ 電源瞬断、電圧 瞬時低下 に対 して
(4)静 電気放電 に対する耐力
(0
上記 7項 目の うち、 当所では現在(1)∼ 141の 試験
電磁的妨害 に対す る耐力
が可能 で あ り、15)∼ (7)も 一部可能 です。以下 にそ
ア 伝導雑音 に対 して
れぞれの試験法 と当所の試験機 の規格 を示 します。
イ 輻射雑音 (電 界・ 磁界 )に 対 して
なお、当所 は(1)と 9)の 測定のための電磁遮蔽室 を
脩)入 出力信号線 に誘導 される雑音 に対する耐
′
3
グラン ド系の動揺 に対す る耐力
設 けてい ます。
雑音 の放出強度 の試験
3.1
伝導雑音 (雑 音端子電圧 )の 試験法
機器 か ら電源線 を通 して外部 に流出する雑音の
強度 は、 その機器が接続 されている配電線 におけ
る雑音電圧 の大 きさ として測定 され ます。屋内配
電線の高周波インピー ダ ンス を模擬す る擬似電源
回路網 を用 いて、図 1の 配置 で測定 します。当所
の試験機 の規格 は次の とお りです。
ス ペ ク トラム・アナ ライ
擬似電源回路網
供試機器
擬似電源
回路網
CISPR(国 際無線障害特別委員会 )規 格 に
妨害波
測 定器
試験台
高 さ04m
適合
被試験機定格 ……単相/二 相、最大 440V、
最大
25A
金 属 大 地 ス ク リー ン
電源
図 1 雑音 端子 電圧 測定 法
妨害波測定器
t:│:語
3.2
(ス ペ ク トラム・
アナライザ)
ア ンテナ
融
著
≧
ぢ
看
拿
ξ
磐
挺
笛
縦彗
摺
!yHZ
妨害 波
481定 器
電 源分離 回路
輻射 雑音 (雑 音電 界強度 )の 試験 法
電源
(1)ア ンテナ に よる測定
図 2に ア ンテナ に よる雑音電界 強度 の測定 法 を
示 します。ア ンテナ として は、30
ー プア ンテナ を、 30
図 2雑 音 電 界 強度 測定 法
MHz以 下 で はル
MHz以 上 で は ダ イ ポ ー ル ァ
妨害波
ンテナ、対 数 周期 型 ア ンテナ な どを使 用 し ます 。
供試機器
30 MHz対 応
対 数周期 型 ア ンテナ ……80MHz∼ 1000MHz対 応
吸収
クラ ンプ
ルー プア ンテ ナ … … 100 kHz∼
②
罵
源
コー ド
L=42m(40M Hz)
図 3吸 収 ク ラ ンプに よ る雑 音電 力の測定
6
誌上 ゼミナール
き 60年 12月 に電 気通信技術審議会 が「情報機器
(2)吸 収 クラ ンプによる測定
最近 の規格 では、「機器 か ら空 中 に放射 され る
30 MHz∼300 MHzの 雑音電 波 は電 源線 が ア ン
か ら発生する妨害波 の許容値 お よび測定法」 をと
テナになって放射 される」 ことを利用 して、電源
よる限度値 を表 2に 示 します。第 1種 情報装置 は
線 中の雑音電力 を吸収 クラ ンプに よって測定する
工業・ 商業環境 で使用 され るものを、第 2種 情報
装置 は家庭環境 で使用 されるものを想定 して い ま
ことになってい ます (図
りまとめ、郵政大臣 に答 申 しました。 この答 申 に
3)。
す。家庭環境 で使用 される機器 の方が規制 として
吸収 クラ ンプ……30 MHz∼ 1000 MHz、
CISPR規 格 に適合
3。
3
は厳 しくなってい ます。
これを受 けて関係業界 4団 体 (電 子 工業振興会、
限度値 の例
事務機械 工業会、電子機械 工業会、通信 工業会 )
家庭用電気機器 と情報装置 に適用 される限度値
の例 を以下 に示 モ
ンます。
は「情報処理装置等電波障害 自主規制協議会 (略
(1)家 庭用電気機器
称 VCCI)」 を発足 させ、 61年 6月 (第 1種 装置 は
61年 12月 )か ら自主規制措置 を講 じて い ます。た
電気用品取締法 による規制 が適用 される機器 は、
だ従来、我が国では情報装置 か らの雑音放出 につ
モー タ駆動の家庭用電気機器、電動 工具、ラジオ・
テ レビな どです。小容量電気機器
(lkW以 下
いて規制 が行 われて い なか ったため、経過措置 が
)
における雑 音放 出の限度値 を示 します。なお、近
設 けられてい ます。すなわち、第 1種 機器 は 4年
い将来、 よ り広 い周波数範囲 まで限度値 が定め ら
後 (第 1ス テ ップ 1年 間 10 dB緩 和、第 2ス テ ッ
れ るような方向で法改正 され るもの と思われ ます。
プ 2年 間 4 dB緩 和 )、 第 2種 機器 は ,年 後 (第
(2)情 報装置
CISPRに おいて、情報装置 か ら放出され る雑音
の許容値 と測定法が審議 され、60年 9月 、世界各
ス テ ップ 1年 間 10 dB緩 和、第 2ス テ ップ 1年 間
4 dB緩 和 )に 答 申案 の限度値 に適合す ることに
なってい ます。
国 に勧告が 出 され ました。我が国 で も これに基づ
表 1′卜容量電 気機器 (lkW以 下 )か らの雑音放 出の限度値
周 波数 範 囲
限 度 値
測う
こ,巨 離
(M HZ)
(dBμ V)
(m)
0.525-1.605
1
65
周 波数 範 囲
(dBμ V/m)
0.15´ -1.605
60
1,605-27
55
27^ヤ
7
限 度 値
(MHz)
200
50
表 2情 報装置か らの雑音放 出の 限度値
雑 音端 子電圧
第
周波数 範 囲
(MHz)
準 尖 頭 値
平
均
値
2種
情 報 装 置
準 尖 頭 値
平
均
(dBμ V)
(dBμ V)
0 15∼ 0.5
79
66
66-56
56-46
0.5∼ 5
73
60
56
46
5-30
73
60
60
50
(dBμ V)
(dBμ V)
値
雑 音 電 界 強 度
第
周波数 範 囲
(MHz)
1種
情 報装 置
測定距離
(m)
限
度
(dBμ V/m)
30-230
値
2種
測定 距 離
230‐ -1,000
限
度
値
(dBμ V/rn)
(m)
30
10
37
37
イ ンパ ルスノイズに対す る耐力の試験法
リレー、遮断器等 のオ ン/オ フ時 に発生するイ
パ
ン ルス電圧 (開 閉イ ンパ ルス)が 電源線 を通 し
高周波 ノイズシ ミュレー タ
被試験機定格 ……単相/二 相、
て機器 に侵入 し、誤動作 させ ることがある。電源
線系 に発生す る開閉イ ンパ ルス を模擬する装置 と
最大 220V、 最大
を用 いて、被試験機 が誤 動作 し始 めるイ ンパ ルス
20A
パ ルス電圧 ……方形波
最大 2000A
三 角波
最大 4000V
して高周波 ノイズシ ミュレー タがあ り、 この装置
パ ルス幅 ……
・
・50 ns∼ l μs
電圧の大 きさを測定 します。
5
情 報 装 置
30
30
4
第
パ ルス注入位相角…… 0° ∼ 360° 任意
雷サ ー ジに対す る耐力の試験法
電源線 よ り侵入する雷サ ージを、雷サー ジ発生
雷サ ージ発生器 (本 号 14ペ ー ジに写真掲載 )
器 によ り模擬 して、試験 を行 い ます。雷サ ー ジの
発生波形……1.2/50 μs電 圧波
標準的 な電圧/電 流波形 は JEC(日 本電気規格調
(最 大電圧
査会 )標 準規格 に定 め られて い ます。雷 サ ー ジ発
12 KV)
8/20 μs電 流波
(最 大電流 750A)
生器 によ り、電源線 に規定の電圧/電 流の雷サー
ジを印加 し、機器の動作 に支障 のない ことを確認
電源電圧 に重畳可能なので、動作状態で試
します。
験ができます。
8
誌上ゼミナール
6
電源瞬断 と電圧 の瞬時低下 (電 圧サグ)に 対
サイクル・ サグ・ シミュレータ
する耐力の試験法
電源 の瞬断 な らびに電圧の瞬時低下 を模擬す る
装置 として、サイクル・ サグ・ シ ミュレー タがあ
被試験器定格 ……単相、最大 240V、
ります。 この試験器 を用 いて、規定 の電圧サグ量
電圧サグ量 …… 0%∼ 100%
最大 20A
とサグの継続時間の もとで、機器 が正 常動作 する
(100%は 電源断 に相 当
)
ヽ ことを確認 します。
サ グ継続時 間 …… 1/32サ イ クル∼128サ
イクル
7
静電気放電 に対す る耐力の試験法
静電気障害試験器
帯電 した人間が電子機器 に触れ る と放電電流 が
最大電圧 ……±30 kV
流 れ、内部の信号線 に誘導雑音 が生 じて誤動作す
ることがあ ります。 この現象 を模擬す る装置 とし
・
・50
き醇電ぞ涎曇……
て、静電気障害試験器 があ ります。規定 の静電容
放電抵抗 ……25Ω 、100Ω 、250Ω 、1000Ω
量、放電抵抗、電圧 にて、被試験機 との間に放電
人体 の等価静電容 量 は 50∼ 250 pF、 放電抵抗 は
pF、 200 pF、
1000 pF
l kΩ 程度 と言 われて います。
を起 させ、機器 の動作 に支障 のない ことを確認 し
ます。
8
プラスチ ックシール ド材 のシール ド効果 の
プラスチ ックシール ド材試験器
試験
厚さ5
mmま での試料 について、電界 と磁
界 に関 する シール ド効果 が l MHz∼ 1000
プラスチ ック材 に電磁的 な シール ド効果 を持た
せ るには、導電性塗料 の塗布、金属箔 の張 り付 け、
MHzの 周波数範囲で測定 で きる。
金属繊維 な どを練 り込み (導 電性 プラスチ ック)
な ど方法があ ります。雑音放 出規制 の強化 に伴 な
って、今後 は筐体材料 として、電磁 シール ド効果
をもつプラスチ ック材の使用 が検討 され るもの と
思われ ます。
9
むすぴ
我 が 国 に一歩先駆 けて、米国では FCC(米 国連
邦通信 委員会 )規 格 に よる規制、西 ドイ ツで は
(参 考文献 )
山崎弘郎編 「電子 回路 の ノイ ズ技術」、
│
オーム社
VDE(ド イツ電気技術者協会 )規格 による規制等
仁田周一著
が既 に実施 されて い ます。我 国 で も今後規制 が強
化 され ると思われ ますので、 当所 の EMC関 係 の
「電子機器の ノイ ズ対策法」、
オーム社
(述 )技 術第一科
試験機器 を一 層活用 して頂 くようお願 い します。
9
井上
嘉明
用語解説 ―
金 属材料 の 記号
金属記号は日本工業規格 で伸銅品、アル ミニ ウ
ム展伸材を除き、次の 3つ の部分を原則 として規
参考 :上 述②に相当する規格名、または製品名
の記号は下表の とお りですが、 これ らは
定 してい ます。
英語 または ローマ字 の頭文字 を使 つて、
① 最初 の部分は材質
板 (P)、 管 (T)等 を表わ してい ます。
② 次の部分は規格品、または製品名
③ 最後の部分は種類 (材 料の種類番号の数字、
ど
鋼 (steel)の 頭 Sと 上述 の記号の組合せ によっ
または引張強さ等)を 表わします。
例
て JIS鉄 鋼 ハ ン ドブ ックに記載 され てい る鋼種
の記号が構成 され る訳です。
ss41・ … ……… … 一般 構 造 用圧廷材
②
や
例 SK、 SKD、
(引 張強さ41Kgf/mmり
SKH等
(Structual一 般 構 造用圧廷 材 )
(Steel金 岡)
CM
クロムモ リブデ ン(鋼
CF
クロム(鋼 )
)
Chromium Molybdenum
ChЮ mlum
PHT
鋼管用熱問圧廷炭素
P Hot Tube
(鋼 )帯
F
鍛造
Forging
PT
ブリキ板
P Tin
G
高圧ガス容器用
Gas Cylinder
PV
圧力容器用(鋼 )板
Presure Vessel
CP
配管用(鋼 )管
Gas Hoe
RB
再生 (鋼 材 )
Reroled Bar
CPW
水道用亜鉛 メッキ(鋼 )
Gas Pipe Water
一般構造用圧廷材
Structual
K
工具(鋼
KC
中空(鋼 )
(ロ
)
KH
高速度(鋼 )
KS
合金工具(鋼
KD
ダイス(鋼
)
KT
鍛造型(鋼
)
MA
SC
T
ーマ字
)
K Chisel
)
溶接構造用耐候性熱間
圧廷(鋼 材
一般構造用軽量形 (鋼
)
Structual Cold FoHni蝦
Tubing
管
K Hiごh― Speed
TB
ボイラ・熱交換器用管 T Boiler Heat Exchanger
K Special
TBL
低温熱交換器用管
K(ダ イスのローマ字
K(鍛 造のローマ字
TH
Marine Atmospherlc
TK
)
)
)
TB Low Temperature
高圧ガス容器用継目無
(鋼 )
一般構造用炭素鋼(鋼
)
T High Prsure
管
T(構 造のローマ字)→ K
NC
ニ ッケルクロム(鋼 )
TKS
構造用合金鋼(鋼 )管
T(口 巧」宇+speCial)
NCM
ニ ッケル クロムモ リブ Nictel Chroium Molyb―
デ ン(鋼 )
denum
TM
試すい用継目無管
T Mini曜
TO
油井用継目無管
T Oil Pipe&Tubes
P
薄板
TP
配管用管
T Hping
TPA
TPL
配管用合金(鋼 )管
TP Alloy
低温配管用(鋼 )管
TP Low Temperature
PA― C
PA― ■│
高耐候圧廷(鋼 )板
Nickel Chrormum
Plate
Cold
P Amospheric
(
PC
冷問圧延(鋼 )板
P Cold Rolled
PC
亜鉛鉄板
P Galvanized
PH
熱問圧廷(鋼 )板
P Hot Rolled
Hot
TPT
TPY
U
-10-
高温配管用炭素鋼(鋼 )
管
配管用アーク溶接炭素
TP(溶 接のローマ宇
)
鋼(鋼 )管
特殊用途(鋼
TP High Temperature
)
Specia卜 Use
口 EA
技術相 談 コィ ナ ー
Ql
Al
下図の様 な部品の円形上面 の平面度 を ミク ロンオー ダーで調 べ る方法 をお しえて下 さい。
当セ ンターの真円度測定機 タ リロン ド
73を 使 つて測定できます。当所の機械 は触
夕 と演算 ソフ トが付 属 してお り、平面上 を
触針が円形 にまわ り平面度 を求め ます。
測定精度 は 0.lμ m、 測定範囲 は直径 355
針が円柱 ワークのまわ りを回転 し、針の横
振 れにより真円度 を求める装置です。 これ
mm、 高 さ 400 mm以 下 です。
に、触針の振れを縦方向にする変換アダプ
(測 定結果例 )
E
半径 ―
SLOPE
2μ m/°
MAX
Oμ m/°
AVG
〃
直角度 ―
16.Omm
■
34μ m
i80μ m
と
平面度
235°
′
〇
Q2
367μ m
40μ m
。
部品の輪郭曲面 の仕上が り状態 。寸法 を、設計値 設計形状 と比較 して調べ るための計測方法が
ありますか。
A2
二次元測 定機 の輪郭形状測定 のための プ
測定方法 は、連続走 査測定 といつて二次
元測定 プ ロー プを輪郭形状面 に沿 つて接触
ログラム を利用 して計測 します。
部品輪郭面 の座標値 を、数十 ∼数千 の点
移動 させ、 あ らか じめ指定 した ピ ッチ によ
定 ピ ッチ座標 での計測結果 あるい は設計値
り自動的 にデータを取 りさ みます。 プロー
プを輪郭 に沿 つて手 で移動 させることから テ
との照合結果 をプ リン トします。
また、 XYプ ロ ッタ には測定物の拡大、
計測 には多少の慣 れが必要です。計測精度
を上げ慣れをあ まり要 しない方法 として、
縮小作図 お よび誤差線図な どを出力で きま
手間がかか りますが タ ッチ信号 プロープで
1点 ずつ入力することもできます。
で測 定 し、座標 データ を各種補 正計算 して
す。
口巳A
― ■ ―
0こ A
Q3 100× 50× lmmの 鉄板 を濤 巾 2
mm、 深 さ 20 mm、 ピ ッチ 7
mmの 櫛形状 に加 工 している。各櫛
歯間 の板厚方向の段差 を少 な くする様 に要求 された。 どの様 な方法があ りますか。
A3
Q4
品質 。精度を向上させるには、まず現在
し表面 輪郭 をチ ャー ト紙 に拡大 トレースす
の品質・ 精度の レベル を的確 に表現 で きる
る表面粗 さ測定機等 を利用 して、直接表面
数値的表示及 ぴ測定方法 を得 る事 が重要で
す。今回の場合、各櫛歯間の真直度 をもち
状態 を読み とり、求 める方法が良 いで しょ
う。 この場合 は同時 に面 の傾 きやカエ リの
い るのが良 いで しょう。測定方法 としては、
発生状態 も把握で き、段差発生 の原因追求
被測定面各部 の基 準線 か らの距離 をダイヤ
や対策案の検討 にも利用出来 るか らです。
ルゲージ等 で測定する方法や二次元測定機
なお当 セ ンタ ー の表面粗 さ測定機 は長 さ
で被測定面各点 の X、 Y、 Z方 向位置 を求
120 mm、 振 り量 0.175 mmま での 計 測 が
め真直度 を算出する方法があ ります。 しか
可能 です。
ボル トの締付 けを トル クにより管理 してい ますが、緩 む時 とそうでない時があ ります。 この原因
は何 で しょうか。 また対 策 としてはどの様 な方法があ りますか。
A4
締付けトルクが一定であつても、ボル ト
のね じ面や座面 の表 面状態 の差 異 とか、 オ
を管理する必要があ ります。
軸力 を計測す る方法 として、超音波式 の
イルの有無 によ り摩擦係数 がぼ らつ きます。
ボル ト軸力計 があ ります。 これはボル ト内
締付時摩擦係数 がばらつ けば、 ボル トに加
の特定振動数領域 における超音波 の伝播時
えられた トル クが一定 で も軸力 は変動す る
間が軸力 と一定の関係 にあることを利用 し
ことにな り、場合 によって 3倍 以上 もの差
て軸力 を計測するものです。非破壊方式 で
が生 じる と言われ てい ます。
(
すので締付後の緩 みの追 跡計測等 もで きま
締付 けを適正 に管理するには、直接軸カ
口 巳A
-12-
す。
試駁研究機器紹介
O直 流磁化特性 自動記録装置
磁性材料の基本特性 である直流磁化特性 (磁 化
曲線、 ヒス テ リシスループ)を 、高精度 かつ短 時
間 に、 X― Yレ コー ダ上 に記録 (B― H曲 線、I― H
曲線 )さ せ る装置 です。磁化力 の測定 は、 シ ャン
ト法及 びホール検出方式 が可能 なため、軟質磁性
材料 か ら硬質磁性材料 までの試料が測定 で きます。
試料形状 は、 円柱状、 リング状、粉末状、板状
及 びテープ状 の ものが測定可能 です。
磁化 力測定範囲 :3 oe∼ 30 Koe(ホ ール検 出方式 )
±0.05A∼ ±10A(シ ャ ン ト法 )
磁束密度測定範 囲 :104Mx∼ 999× 106Mx,tu tt
(電 子磁 気工 業爛 MODEL BH 5300 UV)
FS
Oシ グナルアナライザ
入力 された電圧信号 を 12ビ ッ トの A/D変 換器
でディジタル信号 に変 えて、 メモ リーに蓄積 し、
報辮
い
い
碑騨
わ
各種 の波形解析 を行 な う装置 です。
信号波形 は、 オ ー ト、 マニ ュアル、 プ ログラム
及 びベー シ ックモー ドで解析で きますが、オー ト
韻虚
モー ドだけで も、各種 スペ ク トラム分析や伝達関
数、相関関数等 を求 めることも、簡単 にで きるよ
うにな ってい ます。応用分野 として、機械 の振動
解析 や騒音解析 にも利 用 で き、結果 をX― Yプ ロ ッ
ターや フ ロ ッピィデ ィス クヘ 出力す る事 も可能 で
す。
解析周波数 レンジ :DC∼ 5 MHz
オー トモー ドの解析項 目 :12種 類
マニュアルモー ドの演算項 目 :26種 類
(岩 崎通信機仰
SM-2100C、 DM-703)
O超絶縁抵抗 /微 少電流計
安定化 された高圧電源 とMOS―
FETを 用 い
た微少電流 回路 によって、 1016Ω の絶縁抵抗 と、
10-13Aの 微少電流 まで測定で きます。
絶縁抵抗 については、 シー ト状 の試料 な らば体
積抵抗 と表面抵抗が測定で きるうえに、本年度購
入予定の試料箱 によ り、液状試料 の体積抵抗 を測
定す ることもで きます。
抵抗測定範囲 :0.5× 106Ω ∼ 2× 1016Ω フルスケール
直流電流 測定範 囲 :2× 10 12A∼ 2× 10 5Aフ ル ス
ケール
(タ
-13-
ケダ理研工業帥 TR 8601)
O高 精度デ ィジ タルマルチメータ
直流/交 流電圧及 び抵抗 を、高精度 に測定 で き
る装置 です。 た とえば直 流電圧測定 において微少
デ ジタル マル サ メー
型
式 2301^‐ 23 '
メーカ ‐
構 河 →ヒ振 電 機 輔
Vで 使用 で きます。5種 類 の演算
機能 ― スケー リング、 %偏 差、 コンパ レー タ、 N
ULL、 アベ レージングー を内臓 して い るため、
示分解能 0.01μ
一■
電圧 を測定する場合、確度 0.005%(50 ppm)、 表
饉Ea鬱
,I→ 3「 舒
33gaa
理 露
直流電圧測定範囲 :10 mv∼ 1000V
交流電圧測定範囲 :lV∼ 500V
抵抗測定範囲 :100Ω ∼100 MΩ
研究、計測試験 に適 して い ます。
(横 河北辰電機棚
MODEL 2501 A-23)
Oマ ル チ 。フ リーケ ンシー LCRメ ー タ
広 い周波数範囲 において、部品素子 のさまざま
なパ ラメー タ値 を、全 自動 で測定す る LCR測 定
―
,4壌 II:■ 市
察
工
1こ
It
r卜 ir rl主 壌
器 です。
パ ラメー タ としては、 L、
(イ
D)、
ス)、
C、
R以 外 にも、 Z
D(損 失 係 数 Q(1/
G(コ ング クタン
X(リ アクタ ンス B(サ セプタ ンス θ
ン ピー ダ ン ス)、
)、
ESR(等 価直列抵抗
(位 相角)お
)、
)、
)、
よび L、
C、
R、
Zの △
(偏 差値 )
や△%(偏 差値 のパー セ ン ト表示 )が 選択可能 で
す。
設定可能周波数 :100 Hz∼ 10 MHz
(1-2-4ス テ ップ )
ツヾッカー ド仰 4274A、 4275A)
レッ
・
ヒュー
ト
河
(横
O雷 サ ージ発生器
JECの 標準波形 ±1.2/50
μsの 電圧波形 と±
8/20 μsの 電流波形 を発生す る ことがで きます。
雷 の多 い地方な どに設置 され る機器 は、電源 ラ
イ ン等 を通 じて雷の影響 を受 ける確率が高 く、そ
の対策 を要求 されて い ます。本装置 は、 ライ ン重
畳の シ ミュレーシ ョンもで きるようになって い る
ため、試験体 を通電状態 で試験す る ことがで きま
す。
-14-
発生電圧 :1∼ 12 KV
発生電流 :約 750A以 上 (充 電電圧 10 KVに て)
(三 基電子工業棚 LSG工 12K― S)
/多
センターニュース
フ彰 /多彰彰 巧
技術普及講習会 「滋賀 の醸酵食品あれ これ」
酸酵食品 (み そ、 しょう油、酒、チこ
日
昭和 61年 10月 27日 ∩
時
午後 1時 ∼ 4時
ズ、 ヨー グル ト、鮒ず し等 )の 製造 に
場
講師 はソフ ト化技術 (低 塩化等 )を 例
受 講 料
無料
にとり、古来 の技術 か ら最新の技術 ま
申込方法
受講 を希望 される方は電話で申込書 を
所
請求 して下 さい。
でわか り易 く解説 します。
講
師
滋賀県工業技術 セ ンター
関 して、小島講師 は伝統食品を、奥井
お問 い合 せ
滋賀女子短期大学
助教授
Te1 0775-58-1500
小島朝子氏
技術第 2科 (担 当矢田・ 松本 )
奈良文化女子短期大学
教授
滋賀県工業技術 セ ンター
奥井 一義氏
滋賀県技術ア ドバ イザ ーの利用を
新製品 。新技術開発等中小企業 の皆 さんが現在
とりくんでお られる技術的諸問題 について、企業
なお、利用 については、本誌第 3号 に も紹介 し
てい ますが、詳 しくは直接下記 へ お問合 せ下 さい。
の現場 に派遣 して適切 な技術指導 を行 う技術 ア ド
工業技術 セ ンター (0775)58-1500
バ イザ ーに次の方 々が登録 され ましたので、是非
技術第 一科・ 技術第 二科
あなたの企業 において もこの制度 を御利用下 さい。
電話 ファクシ ミリ導入
めざましい技術革新、情報化時代 に対応 した工
業技術行政 を展開す るため、県庁商 工課 お よび県
内公設試験研究機関 に電話 フ ァク シ ミリを設置 い
た しましたので是非御利用下 さい。
県庁商 工課
(0775)22-7853
信楽窯業試験場
(07488)2-1156
(0775)58-1373
繊維 工業指導所
(0749)62-4176
機械金属 工業指導所
(0749)22-2325
工業技術 セ ンター
滋賀県公設試験研究機関等
FAX NETWORK
県庁 商 工 課
暫
―
企業等
工 業技術 セ ンター
ly
追
NTT
繊維工業指導所
当
-15-
機械金属 工美指導所
ク ク ク ク フ/クク ク グ彰 影 彰 彰 彰 彰
CEN7fF ttξ И疇
滋賀県技術 ア ドバ イザ ー名簿
氏
主 た る指 導 分 野
名
赤 松 勝 也
維 繊 維 機 械
大槻泰幹
表面処理
ブレス機械
熱処理技術
自動化機器
金型
グラフ ィ クデザ イン
パ`
ノケ ジ デザ イ ン
フ ァ ッシ ョン産 業 デザ イ ン
ア パ レル ァ キス タル
縫製
切 削加 工 を中心 とした機械 工 作
食品製造技術
化学品加工技術
生産工程改善
食
品
薫
機
佐 々木誠司
属
一
わ一
一
出昭
い藤
さ佐
械 繊 維 金
神 沢一 吉
武 部 正 幸
生産 システム改善
構造用金属材料
溶接技術
生産 技術 (生 産管理 自動制御 )
マ イ コン (ハ ー ド/ソ フ ト)
FAシ ステム設計
防振 防音 機械 設計 (自 動化等
パ ソコン応用
綿化合繊
撚糸 の加工 技術
Q
)
C
TQC
流体機器
中石
実
│1悟 孝
中サ
西 田耕之助
設計関係 (ポ ンプ シ リン
ダー等省力 自動化 )
天然繊維お よび化合繊の手芸お よび
機械捺染
情報処理工 学
16
1睾
久 紀
福井
清
藤本豊彦
藤 原 英 男
IE QCVA
工場 レイアウ ト
工 程 管理
化学
生化学分野
品質管理
新製品開発
プ ラスチ ック成形加 工
流体輸送用 ポンプ と弁 、油空圧機器
お よび装置 、装置 自動化
自動化機器開発 技術開発 新製品開
発
試作に伴 う電気化学機械 の指導
衛生工学 (大 気汚楽
悪臭防止 廃
水廃棄物処理 )
減菌下 での製 菓 技術 の 開 発
佃煮類 製造 技術 の 改善
材料機械 、構造力学、 自動化技術 、
自動化機械装置
機械工作
(FMSラ イン
)
機械工 作 (刃 物、選定 )
各種織機 、 レピアルー ムの設計
織布工場 の操作
管理
整備
CADシ ステム導入の助 言指導
宮
宏
宮 原 俊 夫
森 岡忠美
一口
武 部
流体機械
一
設 窯 業 窯 業
竹下常四郎
力学 (材 料 、
構造、
流体機械 、
空気力学 )
縫製
永 井 芳 治
二
う一
い十
泰
製造 技術
食品化学
機械工 作
冨 岡親憲
平
X線 回析
蛍光 X線 分析関係
金属加 工
秀 雄
”森
高崎
食品加 工
一
般 化 学 機 械
高崎秀平
皿猛
電 気 機 械 繊 維 機 械 繊 維
杉 浦義治
接着技術
食品流通 技術
全般
機 械 機 械 繊 維 機 械 化 学
学
じ二
、
・
︲敬
,
だ田
奥
Ж
化
奈良1責 製造技術
品質管理
加 藤
しょ うゆ
品
品
般
発酵食品製造技術
宏
食
食
般
箕井笙義
築 山
一辻
繊
確 永達 弥
成形加工
機械加工
鋳造
化 学 化 学 機 械 電 気
一
般
上 田幸代
金属部品の鍛造
主 た る 指 導 分 野
名
)
属
い寿
だ田
︲
池
,
ヽ
ヤ
機 械
岩 井 珠 恵
熱処理 (表 面硬 化技術
氏
区分
粉 末 治金
金
阿倍駿一郎
金属 材料 の 強化 技術
電 気
金 属 金 属
区分
OAシ ステム
公害指 導
新製品開発指導
品質管理
接着 の研究指
工程 管理
生産管理業務
導
生産 計画
の システム化
油脂
石鹸
高分子関連技術
森 野
山下
省力機械
4多
範
柳 原明彦
和 田三 千穂
技術情報分析
自動化機器 の設計
生産技術生産 システム総合改善
熱管理
等
界面活性剤 ゴム
洗剤
水質管理
省 エネル ギー
公害対策
汚水処理
工 業デザ イン
プログク トデザ イ ン
クラフ トデザ イン
陶磁器デザ イ ン (企 画 制作 )
滋賀県科学技術振興プラザ特集
無限の ロ
新 素 材 の 開発 に は無 限 の 可 台♂性が秘 め られ て お
そ の 可 能 性 は膨 大 な もの で あ って 、 た とえ
に 10億 に の ぼ る種 類 の もの が 得 られ 、
この よ うに可 育〕性 に満 ち
あ り ます が、 そ こ に、 秘 め ら
`4上
オース
低温 で力 を加 え塑性変形 させた合金 を、 ある温
度
(マ
ルテンサ イ ト変態点 )以 上 にす ると変形前
の形 を憶 えて いて その形 に戻 る性質 をもつ合金 で
す。
これは (図
冷却
加熱
1)の ように結晶母 相 を冷却する と
マル テ ンサイ トに自己調整 しなが ら変 る
(マ
クロ
な形 には変 らない)。 これ を変形 させ、温度 を変態
点以上 に上 げる と、元 の母 相 の時 の形 に戻 る。
+
この内 で変態点 が常温 にあるものは、塑性変形
して も力 を除 くとただちに変形前の形 に戻 るもの
が超弾性合金 と呼 ばれてい ます。
通常 の形状記憶合金 はあ らか じめ記憶 させた一
マル
マルテンサイ ト
図
イト
訪
1 形状 記憶 での 結 晶構 造 変化 の模 型 図
定方向 にしか戻 りませ んが、特 に Ti一 Ni合 金 な
どで組成、特殊 な熱処理 な ど合金製作時 の条件 を
工夫す ることで、 360度 す べ ての方向で元の形 に
戻 る全方位形状記憶合金がで きます。
(利 用例 )
パ イ プ 継 手 :焼 ぱめの代わ り…… (図 2)
人 工 歯 根 :手 術時 に先端 が 開 いていない も
の を埋 め こみ、後 で熱を加 えて
あ ごの骨 の 中で先端 を開 かせ、
しつか りと固定す る。
ブ ラ ジ ャ ー :超 弾性系 を織 りこんだ もので、
ぴ った りとフ ィッ トする。
温度 セ ンサー :変 形 の温度検知
-17-
図 2パ イ プ継 手
パ イプより小 さく作 つておき、低温で径 を広げてお く。
これに 2本 のパ イプを挿入 して常温に戻す とパ イプを締め
つ ける。低温の効果 と強 い締 めつけ効果によって、個々の
分子がパ イプに くいこみ接着 の効果 も生 じる。
開発
られ ます。
る い は混 合 物 )を 作 った と して も、 す ぐ
は想 像 を絶 す る もの とな り ます。
これ は、新 素 材 開発 の 特 殊 性 で
l=
直進するはずの光 が通 りぬ けた。
曲が った水柱が通信革命 を招 い た。
たる酒 とい うのがあ りますが これは大 きなたる
の下 の方 に栓 が ついていて、 この栓 を少 し引 き抜
くと香 りの高 い酒が流れ出て くる。
いや、ここで酒 を飲 もうとす るのではあ りませ
光 ファイバ ー とは、光 を通す細 い繊維 の ことで
ん。
す。普通 は純度 の高 いガラス を直径 0。 1∼ 0.2ミ リ
思 い切 って この栓 をスポ ンと抜 くと酒 は勢 い よ
メー トル の太 さで線弓│き した ものをいい ます。断
く流 れ 出 て、放物線 を描 きなが ら床 にぶ り注 ぎま
面は円形 で、中心部 に コア と呼 ばれる屈折率 の高
い材料、周辺部 はクラッドと呼 ばれる低 い材料 か
す。
`
″
もったいな い なんて いわ な いで下 さい。科 学
らなって い ます。
の実験 ですか ら。
その材料 は、通す光 の種類 によって石英 ガラス
次 に部屋 を暗 くして、たるの中に電灯 を灯 しま
の酸化 物、塩化 カ リウムや臭化 タ リウムの ような
ハ ロゲ ン化合物 が多 く用 い られて い ます。 また、
す。 当然、栓の抜 けた穴か ら光が もれるわけです
が、 もれた光 はどこを照 らすで しょうか ?
最近 では、大 口径、高開 回数 で低廉 なプラスチ ッ
ク光 フ ァイバー も商品化 されてい ます。
答 は、床 の酒がふ り注 いでい るところを照 らす
のです。 まっす ぐ進 むはずの光 が、曲が った酒の
柱 の 中を通 って床 を照 らすのです。
INSを に な う光 フ ァ イ バ ー ケ ー ブ ル (36心 )。
直進す るはずの光が曲が った酒の柱の中をとび
出 さずに伝わ るのは、簡単 にいえば、柱 の表面の
ところで 内側 に光 が反射す るためです。
この原理 を利用 したのが光 フ ァイバーです。
(利 用例 )
光 フ ァイバー は、信号 をデジタル化 して送信す
ることにより、従来 の同軸 ケー プルを使用 した電
気通信 に比 べ て数万倍 の情報 が送れ るようになる
ため、将来の INSを 初 め とす る高度情報化社会
の 中心的素材 として注 目 されて い ます。
光通信
銅 線 の 同軸 ケ ー プル (18心 )。
光 フ ァイ バ ーの 半分 の心 数 で もこれ ほ ど太
くな って しま う。
光情報処理
エ・ 測定・ 医療 な ど
カロ
(参 考文献 )
渡辺 茂他編 「MEGA」 料学辞典 講談社
工業材料 8月 号別冊
「 これだけは知 ってお きた い新素材 のすべ て」
日刊工業新聞社
―- 18 -―
こ あ ん な い
目覚 ま し い 技 術 革 新 の な か で 、 フ ァイ ンセ ラ ミ
ック ス な ど新 素 材 の 開 発 、 応 用 は 急 ピ ッチ で 進 ん
で お りま す 。 当 セ ン タ ー で は 、 この た び 通 商 産 業
省 の こ協 力 を い た だ き 、 滋 賀 県 科 学 技 術 振 興 プ ラ
`
〃
ザ の 一 環 と して 新 素 材 展 を 開 催 す る こ と に な
りま した。展 示 品 はいすれ も最新 ・ 最 先端 の選 ば
れ たもの で、 わ か りやす い 解説 が つ いてお ります。
注 目の新 素 材 を直接 ご覧 いただ ける絶 好 の機 会 と
存 じます。 是 非一度 至来 場 くださる よ う こあんな
い 申 しあ げます 。
展 示 品
(1)金 属系新素 材
●形状記憶合金
●磁性材料
●チタン合金
121有 機 系新素材
●スーパーエンジエアリングプラスチツク
。高分子分離膜材料
oフ ォトレジスト
(31無 機 系新 素材
oフ ァインセラミックス
●石英 系光 フ アイバ ー
14)複 合材料
●炭素繊維 強化 プラスチ ツク
●F ttM(繊 維強イ
Z金 属)
展 示の経歴
●61.2.4∼ 61.6.4
通 産 省本 館
lFロ
ビー にて展 示
081.8.6∼ 61.6.6
`
八イテク東京 '88″ (東 京国際見本 市会場)展示
工 業技術 セ ンター 玄 関 ロ ビー
ぞれ の権利 に関 す る制度 を総称 し て工業 所有
る特許、実 用新案 、意 匠、商標 と いう、 それ
こ のよう に、 四 つの法律 に基 づ き運営 され
を考 え た から それを保 護 す る と いう も のでは
新 案 およぴ意匠 と異 な り、新 し い有 用 なも の
も のが対象 とな ります。商標 は、特 許、実 用
号等 、 他 人 の商 品 と区 別 できる顕著性 のあ る
⑤ 質権
定 す る こと と同 じ と考 えれば よ い訳 です。
地 があ る場合 、地 上権 と か借地権 を契約 で設
にす る と いう ことも自 由 です、 た とえば 。 上
権制度 と いいます。
二、特 許権 等 の内 容
クを登録 す るも ので、前 三者 とは性 質 を異 に
なく、商 品 を区 別 す るため の目印 にす る マー
分 が利 益 をあげ る と いう面 だけ ではなく、普
特 許権等 は、 そ の発 明 の実 施 を独占 し て自
料 を とる と いう外 に、 質権 の目的 にす る こと
通 の財産 と同 じ よう に、 そ の特 許権 を売 った
そ の発 明 とか考案 あ る いは意
が できます。 それ を担保 にし て金 が借 りら れ
します。
匠 にか かる物 品 を業 とし て製作 、
一般 には特 許権 等
ると いう こと です。 ただ、
ω 保護 の対象 は何 か
使 用、 販売 ま た は輸 入す る こと
の評価 が むず かし いこと から実施例 は極 め て
りあ な いは契約 によ り実施権 を設定 し て実 施
①特許
産業 上利 用 す る ことが でき
る発 明 を保 護 す るも ので、新
を独占 す るも ので、他 人 が無 断
と思 われ ます。
少 な いよう です が、今後考 え て いく べき問題
侵害 とな ります。
縮でこれらの行為をすれば権利の
と
③効 力 の制 限
そ の発 明 にか かる物 の製作 、使
き ま し た。 これ か ら も技 術 情 報 を 迅 速 に収
を実施 し、多 数 の方 々 の参加 を得 る ことが で
協 力 し て去 る七月十 七 日 に﹁パ トリ ス講 習会 ﹂
以上、 工業 所有 権制度 のあ らまし を述 べま
したが、 工業技 術振 興協会 では、 発 明協会 と
用販売等 を独占 す るも のです が、
特 許権 等 は強大 な権 利 であ り、
特定 の場合 には権利 の効 力 が及
の検 索 を中 心 に
集 ・提 供 できるよう にジ ョイ ス、 パトリ ス等
はそ の発 明 を実施 し てもよ いと いう場合 があ
体 制 づ く り を行
ば な いと か、 あ る いは特定 の者
り ます。
いた いと 思 いま
す の で御 支 援 下
︹
特
引用文献 ﹁
さ い。
専 用実施 権 の設定 と通常 実施 権 の設定 と いう
︵
特許庁こ
許 のはたらき﹂
囲等 を契 約 により取 り決 め、実 施料 を いく ら
2 つの方法 があ ります。 いず れ も期間 と か範
他 人 に使 わ せる ことが できます。 こ の場合、
特 許発 明等 は自 分 で使 う こと の外、 それを
ω実 施権
√
規 性 および進歩 性 が要 求 され
ます。 ただ し、核 分裂、核融
合 反応 によ って製 造 される物
質 そ のも のは保 護 されな いと
② 実 用新案
産業上利 用 す る ことが でき
る考 案 を保護 す るも ので、 対
象 とな る考案 は、物 品 の形状 、
構 造 また は組合 せ に関 す るも
のに限ります。したが って、物 の製造方法等
は含 まれません。
③意匠
工業上利用 できる意匠を保護するも ので物
品 の形状、模様、色彩等 を対象 とします。新
規性 と創作性が要求 されます。
④商標
商品 に使用する マークで、文字、図形、記
X―
一
いう例 外 があ ります。
l 勤勉
真心
S
ヽ
②権 利 の効 力
\
精緻
日
ICETY
NDUSTRY
CERITY
N
田田
者 が多 い分野は、食品 の8割、パソ コンの7
割、熱処理とメカト ロの6割強 であり、中小
企業 の技術 に対する必要度 が推測 されます。
甲賀
て いる かを調 べたも のが図 4 です。 これ で み
、
修 ニーズがかなりあることが推 し測れます。
ると湖南 地域 だけ でも半数 を超 え 甲賀 地域
前項 と同様 に、研修 の技術分野毎 に分類し
を含 め ると 4分 の3と 工業技 術 セ ンタ ー の近
た のが図 5ですが、 それぞれ に特徴を示して
隣 が圧倒的多 数 を占 め て います。 こ のことは、 います。全体的 には、前述 のとおヶ湖南地域
・
やはり地 の利 便 さが大 きな要素 であ る こどを
が多数 を占 めていますが、そ のうちでも新素
材、 メカト ロ、プ ラスチ ック の関係が群を抜
表 し て います。
業 の発達 を図 ろう とす るも ので、 わ が国 では、
護 す る こと により、 発 明、考案 を奨励 し、 産
果 であ る発 明、考案 を発 明者 の財産 とし て保
考案者 の才 能 とた ゆま ぬ努力 。研鑽 。研究投
資 の成 果 と いえ まし ょう。特 許制度 はそ の成
る新技 術 、新 工夫 はそれを生 み出 し た発明者 、
り豊 か にす るた め の大 きな原動力 とな って い
マー クを保 護 す る商標 法 と いう法律 があ りま
他 に、 デ ザ イ ンを保 護 す る意 匠法、 ト レード
の財産 とす る ことを目的 とし て います。 こ の
を許 す 一方 で、 それを公開 し、広 く人類 共通
特 許制度 は、 発明者 に対 し て 一定 期間独占
があ ります。
た め、法 律 により適 切 な保護 がな され る必要
発明 とか考案 は、 日 に見 え な い思想 、 アイ
デ アな ので形 とし て占有 でき るも のではな い
断 され ます 。
特 許法 および実 用新 案 法 と いう法律 でそれ を
す。
・
展開 した 2 コ
ー スも含 まれ
て ぃま す が、
いず れ に し て
も 全 県 的 に研
ャ
中韓
定 め て います。
産業 を発 展 さ せ、 われ われ の日常 生 活 を よ
一、 工業所有 権 とは
湖東 、 湖北 で
いて います。 それ に対 して、甲賀地域 は熱処
図
し かし、 4分 の1は湖東 、 湖北 、 湖 西 と遠
湖東
情報をう∴
湖西
者 が ど のよ
図 5各 技 術分 野 ご との受講比 率 (%)
理や金属 の関係 に深 い関心を示していると判
609
方 の地域 の人 が参加 し て います。 こ の中 には、
熱処 理 関連
う に分布 し
3
図
I
その 他
4
4
143
34 8
10
プラステック関連
60 6
― Ⅸ 一
三、地域別
滋賀県を湖南、甲賀、中部、湖東、湖北、
メカトロ関連
湖西
いう 6 つの地 域 に分割 し て、 受講対象
37 5
別
域
地
企 業 規 模 別
91
パソコン関連
12 8
23 4
130
新素材関連
565
食 品 関 連
143
47
成果
知識
h
技 術 分 野
大企 業
UTPUT
GE
│
NOW
ヽ
1
︲
!
′
亀 l ︲ I ′ ′
ヽヽ
′
ヽ
ヽ
なく、 図 2 に示し たよう な傾向 があ り ます。
そ の中 で、第 2、 0
1期 のプ ラ スチ ック技 術 の
研修 に多 く の受講者 が集 まり次 いで第 1期 の
新 素材 、 メカト ロ、熱処 理関係 の順 とな って
います。
逆 に、日標 人数 に満 たな か った コー スは第
6期 の新 素材 利 用技 術 と他地域 ︵
彦根 。
長浜 ︶
で実施 した第 7 ●8期 のパ ソ コンの3 コー ス
があげ られ ます。
二、 企業 規模
受講者 を企業 規模 別 に分 類 す る と、 図 3 に
示し たよう に半数 以上 が中 小企業 、 4割 強 が
― Ⅷ ―
大 企業 と いう結 果 で、 若 干、中 小 企業 の方 が
多 く受講 し ておら れ ます。
変 化 があ り ます。 す な わち、新素 材、 プ ラ ス
し かし、 これも仔 細 にみる と図 5 のよう な
過去 一年 の0 コー に及 ぶ
開 は、
ス
研
修
の
催
1
工業技 術 セ ンタ ー とタ イ ア ップ しな がら、
一
それ だけ新 し い
0均
1平
チ ックと い った分 野 には大 企業 の受講 が多 く、
こ こで、今 ま で受講 され た人 を対象 に若千
材 料等 に関 心 が
中 小 企業 の受講
せます。逆 に、
深 いことを窺 わ
の分析 を行 い、 ふり かえ って みた いと思 いま
す。
一、受講 人数
0 コー スで総勢 三二七名 の受講 があ り、
全1
当 初 の目標 人数 を少 し上 回 った結 果
9% の方
となり まし た。 そ のう ち、 8
が修 了証書 を手 にされ て います。︵
図
1︶
1 2 3 4 5 6 7 8 9
第
図 2目 標 に対 す る受講人員達成率 (%)
応 の成 果 を収 めた と いえ そう です。
ヽ
しかし、各コース毎にみると必ず 誇
受講 者
し
み
ヽ
しも受講者数 が 一定 して いる訳 では 納
1 第 10期 まで の
図
I 勤勉
真心
S
し
精緻
H
ICETY
NDUSTRY
INCERITY
企 業規模別
地域別
受 講 分 布
系 的 ・横 断 的 な把 握 は必須 です が、 それら の
良 い研修 を作 り上げ る意味 から、 忌憚 のな い
りま せん。研修 も然 り / そ こには、的 を得 た
③今後 の研修計 画
御 意 見 を お寄 せ下 さる ことを希 望 し ます。
以上 のよう に、 それ ぞれ の目標 に向 って努
目的 の達成 には、 そ の内 容 にぶさわ し い講師
を起 用 し なければ な りま せん。
当協 会 の研修 は ﹁一流 の講師 によ る充実 し
た内容 ﹂ を モ ット ー にし て います。
広 範 囲 の技 術 知 識 が 吸 収 で き る よ う に、
産 ・官 。学 の優 れ た講師 陣 を擁 し て研修 に臨
ん で います。 す なわ ち、各 分 野 の第 一線 で活
躍中 の講師 を招 いて、質 の高 い講義 を行 う た
め、東 京、名 古 屋、京都 、大 阪 な ど、全 国的
ネ ット ワークを駆使 し て います。
また、 研修 の受講 によ り、高度 な理論 を学
び、 現在 展開中 の技 術 の真 髄 に触 れ、最 先端
技 術 の将来 動向 を つかめ る こと の外 に、講師
と身 近 な つなが りが持 てる ことも大 きな メリ
ット です。良 い師 を得 る ことは最大 の武 器 で
す。本 研修 に参加 され た方 が、後 日、先 生 に
教 え を乞 う例 も いく つかあ り ます。
力 し て います が、 も のご と は、 いく ら良 いパ
講師 と受講者 が縦 の つな がり としたら、受
現状 認識 と分析 が必要 であ り、 そ の上 に、有
ー ツを集 め ても、良 い完成 品 が できる とは限
講者 どう し は横 の つな がり と いえ る でし ょう。
機 的 な関連付 け、 人的協力 が不可欠 となり ま
す。それら の観点 から、各 研修 の検 討 には﹁
技
◎ 研修 を通 じ て友 情 の芽 生 えを
﹁
同 じ釜 の飯 を食 った仲 ﹂ とよく いわれ ます
が、 た とえ短 期間 でも机 を並 べて勉強 す ると
術研修 専 門部会 ﹂ と いう部会 を設置 し て広 く
御意 見 を伺 って います。 さら には 工業技 術 セ
いう ことも何 か の縁 と思 います。 お互 い、 人
を知 る ことは大 きな収 獲 です。当 研修 では、
研修 カリ キ ュラ ムが誕生 し て いきます。 より
ンタ ー の全 面的支援 を得 な がら次 々と新 し い
こ の点 を重視 し て ﹁
ギ プ 。ア ンド ・ギ ブ ン﹂
の時間 を設 け て友情 の芽 生 えを期待 し て いま
― Ⅶ ―
成果
h
知1識
●
UTPUT
NOWLEDGE
一方 関 西国際空 港 も和歌 山 の漁業 補償 問 題
も解 決 し怠 々着 工とな った。 六七年 には完成
リ ットは受 けら れそう だ。
て いな いが、 六 二年秋 から電話 サービ スのメ
都 、兵庫 で滋賀 は当 面 サ ービ ス エリ ア に入 っ
確実 に活 用 し て います。 し か
し、 そ の技術 を体系 的 に正 し
企業 も企業 活動 の中 で上手 に
て いる技 術 に ついては、 ど の
の寄稿 記事 に ﹁
現在 、使 用 し
拠点 となり、 あ る いは物 流 の拠点 とも な り情
ち ょう ど 一年 が経 過 しまし た。 人間 で いえば
昨 年九月 に第 一期 の研修 を開始 し て以来 、
当 し て いる専 門技 術 に対 し て、今 一度 、体系
く そ のと おり だ と考 えら れます。自分達 が担
かあげ ら れます。﹂と述 べられ て います が、全
く把 握 し て いる かどう かは疑問 の点 が いく つ
報 量 の増大 、 迅速 か つ適 切 な情報 の入手 が出
初 め て の誕生 日を迎 え、 よう やく 一人 で歩 き
◎体系的 な技 術 研修 を
来 るととも に生産 量 の拡大 、一
屋用社会 の増 大
◎ 一流 の講師 陣 を擁 し て
の予定 だが これが完成 され ると、先 端技 術 の
さら に付随 す る多 種多様 な サービ ス業 が生 ま
だす ことが できた と いう段階 でし ょう。 そ の
間、多 く の人達 の御協 力 を得 て、 ﹁
新素 材 ﹂、
﹁
プ ラ スチ ックk ﹁
食 品﹂、 ﹁パ ソ コン﹂、 ﹁メ
熱処 理﹂ な ど の技 術 に ついて の研
カト ロ﹂、 ﹁
経営者 は常 に これら の情報 網 と如 何 にアク
研修 の中味 を充実 さ せるた め、前 述 し た体
のではな いでし ょう か。
的 ・横断的 に見直 す ことも大 きな意義 をも つ
セ スし経営 戦略 を樹 てる か年 き伸 び るた め に
修 を実施 し てきまし た。
れ てく るだ ろう。
は熾烈 な戦 いが待 って いる。
内容 的 には基 礎 理論 の充実 、応 用 ・利 用技
術 への展開、相 互技 術 の横 断的結 び つき、未
来技 術 への展望等 を包括 し て、 企業 の実 践技
術 に対応 でき る べく素養 を培 う ことを目指 し
てきま した。
し かし、 限 ら れた研修 の期間内 にあ ら ゆる
も のを混交 す る ことは、効 果的 でな い場合 も
あ り、 それ ぞれ の業 界 の諸条 件 を勘案 しな が
ら、都度 そ の分 野 に適 した方 法 を取 りな がら
進 め て いる のが現状 です。要 は、 基本 技 術 か
ら将来 技術 への流 れを的確 に つかめ るよう、
そ の技 術 分 野 に ついて体 系的 な知識、 知恵 を
得 ると いう こと に尽 きる と思 わ れます。
今 回、発行 の﹁テク ノネ ット ワーク第 四号 ﹂
一 Ⅵ 一
H培訂
I 勤勉
S
真心
Y
NDUSTRY
INCERITY
一日
賜 大 企 業
□ 中小企業
の 他
なら な い。最 近 では ソ フトを如 何 にアプ ロー
めた マーチ ャンダ イジ ング がな い限 り商 品 に
前 者 には、 人 と人 と の コミ ニ ュケー シ ョンが
な い。情 報 には 1次情報 と2次情 報 があ る。
それ には、 あ ら ゆ る情報 を得 な ければ な ら
一番付加 価値 の高 い情報 であ る。
あ る。 異業 種 の集 まり はまさ に第 一次情報 で
チす る かが キーポ イ ント であ る。
生 活者 を参 画 さ せると言 う コンセプ トが大
切 だ、D IY のよう にパ ー ツで提 供 し て、個 々
異業 種 の交 流 が最 近 ど こでも聞 かれ るよう
にな った。 し かし それ には ルー ルがあ る。 そ
れは ﹁
ギ ブ ﹂ と ﹁テイ ク﹂ であ る。何 か良 い
事 がな いかそれ だけを目的 に集 ま った人 はだ
のイ メージ に合 った創造的 なも のを楽 しむも
の、 また、 完成 品 を提 供 しな いで手 作 りを楽
のも のを作 りた い自 己実 現欲 があ る。
ループ育成 のた め には そ の方 が ベタ ーだ。相
マイ ンド スタ イ ルを取 り入 れ るか、 そ こには
る今 日、如 何 に早 く情報 を キ ャ ッチ し市 場 の
恵 の勝負 以外 にな い。知価 革命 とま で言わ れ
量的 な拡大 はもはや望 めな い。 そ こには智
さ せ て、個 客 のライ フスタ イ ルを如 何 に充 足
物語 って いる。 あ ら ゆる分 野 の技術 を ク ロス
ーズ が如何 に複 雑化 し、複 合化 し て来 た かを
ク シ ョンを超 え て の開 発 だ と言 う。 それは ニ
業 際 のな い時代 だ と言 う。
一方社内 では セ
ば な るま い。要 す る に生 活者 に合 し た商 品作
り、製 品作 り でな ければ ならな い。
タ イ ルを想像 し、多 種多様 な も のを構 築 せね
し よう とし て いる のか、 あ ら ゆる マイ ンド ス
て東 京、名古 屋、大 阪管 内 に マイ ク ロ波 およ
ら通信事 業 が自由 化 され た。 これ にとも な っ
電 気 通信事業 法 の成 立 により六〇年 四月 か
ハウを相手 に提 供出来 る心 の余裕 が大 切 であ
Z
ρ。
グ リ ーな精 神 を持 つと同 時 に自 分 の持 つノウ
ま い。 さら に異質 な情 報 を掴 もう とす る ハン
を得 るま で には相 当 な 日数 を覚悟 せねば な る
り初 め て信頼 関係 が出来 る。 そし て信頼 関係
お互 いの顔 を知 り、性格 を知 り、内 容 を知
し む商 品 に入気 があ る。 誰 にもな い自分 だ け
し かし全 て の商 品 が そう であ るとは言 えな
いが、 マク ロ的 に捉 えた場合 、自 分 のライ フ
手 はそ んな簡単 に情報 はく れ な い。
サ バイ バ ルゲ ー ムが展開 され るだ なう。追従
さす か、 従来、余 剰機 能、 過剰機 能 とし て取
び 光 フ ァイ バーが敷 設 され て、 デジ タ ル通信
いた い 一回 から 二回 で殆 ど辞 め てしまう。グ
スタイ ルに合 せ て如 何 に コーデ ィネ ートす る
出来 な い者 は湯 れ るし かな い。生 き伸 び るた
扱 われ たも のも、 ハード、 ソ フト の両 面 から
が六 一年秋 から専 用 回線 を使 って初 ま る。 こ
の不備
め にはあ ら ゆる情報 に傾 注 せねば な るま い。
アプ ローチ し、特 に心 の充 足度 には気 を配 る
カ
ど のよう に産業構 造 の変 革 を遂げ る のだ ろう
従来 、製 品 が商店 に並 べられ る と商 品 と思
必要 があ る。
れ が開 設 され る と、高 速 デ ータ ー、高 速 FA
X、画 像伝 送 によ る テ レビ会 議、静 止画 像、
資料 :中 小企業庁「製造業技術活動実態調査」59年 12月
(注 )複 数回答 のため合計は 100を 超える。
動画 伝送、高 品位画像等 が可能 とな る。東京、
技 足
作 ったも のが売 れ る時代 でな い、売 れ るも
% 7
の
報
不
足
神 奈 川、 埼 玉、千葉ド 愛知、静 岡、大 阪、京
10
のを作 る時代 だ。 そ のため にはどう使 わ れ て
26 8
いる かを知 らな い限 リビジ ネ スは出来 な い。
3
わ れ て来 た。今 、製 品 と商 品 は全 く違 う。商
品 にな るた め には ﹁あ きな い﹂ が いる。 そ こ
には商 品企画力 が いる。 い つ、 ど こで、 誰 が、
31
ど のよう に使 われ る のか。 ハード、 ソ フト含
V一
足
路
未
確
定
術
場
情
報
不
足
11青
究
設
備
不
足
不
技足
術
の
の
不
成果
●
知識
h
一
0
UTPUT
D
│
N●
DB
田一
、消 費者 ︵コ
ロデ ュサー︶
プ
摘 し て いる。 生産者 ︵
浮 び上 って来 る ことを指
はプ ロシ ュー マの概念 が
、
・ルビ ン・ト フ ラ ー は 運弟
一三 の波 の中 で これ か ら
﹂
ア メ リ カ の未 来 学 者 ア
サイド とし ては如 何 な る対応 を した ら良 いの
向 が 一段 と強 く な って来 た。 これ に対 し生産
好 き か、 きら いか の価値 判断 で消費 され る傾
安 いも のから気 に入 った か、気 に入 らな いか、
良 いだ ろう。 し たが って今 ま で の良 いも の、
生 理的 な欲 求 は殆 ど満 た され て いる と考 え て
今 、衣、食 、住 、 とも に物 の豊 かな時代、
と人 口に謄 災 され、商売 は繁盛 す る。
ま た外部 に惚 れら れ る こと により、次 から次
ーデ ィにな り、 や る気 が 一段 と湧 いて来 る。
改善 や 工夫 のアイデ アが生 まれ、 仕事 も スピ
る こと であ る。内部 に惚 れら れ る こと により、
し ても、 外部 に対 し ても惚 れられ る会社 にす
卜、 アイデ ンテ イテ イ﹂ と言 う手 法 があ る。
企業 イ メージ の 一新 であ る。 企業 の内 部 に対
捨て ﹁
生活者 ﹂ と言 う コンセプ トを持 たな け
れば そ のイ メージ は浮 ん で こな い。 さら に顧
一方 、 イ メージ的 な商 品 が多 く現 れ てき て
いる。
の企業 が懸命 にな って いる。
に表 現す る か、自社 の統 一マー ク作 り に多 く
今 、自 社 のイ メージ ︵
企業 らし さ︶ を如 何
ンシ ュー マー︶ を合体 し
・れ から は 一方 通行 でな い
客 は個客 と言 う立場 に立 って発想 の転換 を図
の商 品 志 向 が ま す ま す高
スタイ ルに合 ったも のを如何
勿 論 のこと、個客 と言 う立 場
す﹂ とあ って、 こんな も の写
れ たよう だ。値 段 が 一三 八〇
円 でそ の商 品名 が ﹁
写 るん で
富 士 フィ ルムが レンズ付 フィ ルムを 7月 か
今 ま で の消 費 の動 向 を
に フ レキ シブ ルに多 種 少 量生
る のか? と言 う使 用者 の不安
ま る こ と に起 因 す る。
見 る時 、 消 費 者 の価 値 判
断は ﹁
良 いも の﹂、 ﹁
安い
産 に つな いで行 く かが キーポ
を解 消 し て いる。
げ 真剣 に取 り組 ん で いると こ
0
6年度 異業 種 交流グ ループ
0L は多 品種 少 量生
﹁ヵォ ス6
産 を分科合 のテー マに取 り上
があ る。
とイ メージ的 な分 野 への誘 因
売 した。 いず れも そ の便利 さ
ら発売 し たら たちま ち売 り切
も の﹂ これ に対 し生 産 側
イ ント とな る。
ろ であ る。
し かし現在 の消費 動向 、消費 スタ イ ルが従
次 な欲求 は自 己実 現 の欲 求 と指 摘 し て いる。
大 きく ゆれ て いる。 通産省 は、
円高 と内 需振 興 で経済 界 は
く ん﹂ と言 う電 子体 温計 を発
ま た立 石電機 は ﹁
け ん おん
来 にく ら べ、著 しく変 り つつあ る。
産業構 造 の転換 を促 し て いる。
組 ん で来 た。
冨 筋中
マズ ロー ︵
〇要曽 H︶は要 求階 層説 の中
で、 5段階説 を説 いて いる。 そ の中 で最 も高
今、﹁イ メージ の時代 ﹂、﹁
感
性 の時 代﹂ とも言 う。 そ の1
つの手法 にC I、﹁コーポ レー
に立 った時、市 場 の マイ ンド
の対 応 は ﹁
Q C ﹂ ひ いて
は ﹁T Q C ﹂ さ ら に コス
らねば な らな い。
生産 現場 にお いては ﹁
Q C﹂ ﹁TQ C﹂、 は
双 方 向 ︵ツ ・ウ ェイ ︶ で
概 念 であ る。要 す る にこ
たプ ロシ ュー マー と言 う
だ ろう か。
少 なく とも従来 の ﹁
消費者 ﹂ と言 う概 念 は
ノ
トダ ウ ンのた め の﹁
無 駄 の排除 ﹂、 A BC管 理
によ お量産志向 によ る徹底 し た合 理化 に取 り
I 勤勉
真心
S
一 Ⅳ ―
精緻
H
iCETY
NDUSTRY
TY
INC
田日
新 技 術開拓 への受 皿、 下地 とし て充分 に役 に
る環境 とそれ に遅 れな い姿勢 が大 切 だ と思 わ
し て取 り上げ 、常 にそれ に接 す る ことが出来
が増 え てき て います。
工業技 術 セ ンタ ーが、 過去、 現在 、未 来 の
豊 富 な水資 源 と、 伝統 的 な固有 技 術、 勤勉 な
立 つと思 わ れます。他 に、信楽 の焼 き物技 術
第 二 の施 策 とし て、先 端技 術 に身 近 に接 す
県 民性 をう まく活 用出来 る独特 の工業技 術 を
工業技 術 を有機 的 に結 び つけ、 滋賀 県 の持 つ
や鋳 造技術 、繊 維 の技 術、染 色技 術 な ど の、
る ことが出来 る環境作 り と、姿勢 作 り が必要
開発 す る為 のキー ステ ー シ ョンとな る ことを
れ ます。
伝統 的技術 の中 に、蓄積 された技 術 の知 恵 が
だ と考 え られ ます。 又、何 故、関 西 への新技
期待 し て います。
が フ ァイ ンセラ ミ ック ヘ、 バ ルブ の製作技 術
数多 く残 って います。
術 の進出 が少 な いかを、真剣 に考 え て みる こ
第 二 の施策 とし ては、 こ の伝統技 術 の蓄積
競争 を行 って います。刻 々と変 化 す る時代 に
各 企業 は生 き残 る為 に、 しれ つな技 術開 発
テク ノネ ット ワーク では、 工業技 術 セ ンタ
とも必要 ではな いでし ょう か。
基 礎体力 とな る様 に、 整 理 し活 用す る ことだ
合 わ せ て、 企業自身 も、変 化 、向 上 しな けれ
ーと 工業技 術振 興協 会 が 一体 となり、 それ ぞ
され た ノウ ハウや技 能 を、新 し い工業技 術 の
と思 います。但 し、伝 統技術 の中 には、科 学
ば なり ま せん。 そ の為 には、新 技 術 の開発 が
れ の持 ち味 を生 かした紙 面作 り を心 がけ て い
く組 み合 わ せる こと により、 滋賀 県 らし い独
そ の反動 と思 われ る新 しがり屋気 質 を、 う ま
ー ルし て いく のが、 工業技 術 セ ンタ ー に期待
施 策 とを合 わ せ て、大 局的立 場 から コント ロ
企業 の技 術開 発競争 と、先 に述 べた 二 つの
供 にあ り ます。題材 は自由 です ので、原稿 を御
た 工業 技術振 興 を促 す意味 と新 し い情 報 の提
事 があ り ます。ン
﹂のねら いば 、広 い視 野 に立 っ
ます が、 そ の特 徴 の 一つに外部 から の寄稿 記
寄稿記事 のお願 い
的 に細 か い追究 の出来 て いな い部 分 も多 いの
で、根 気 強 い追究 が必要 だ と思 います が■⋮。
何 より も必要 です。
特 の工業 技術 を生 み育 てる ことが、 可能 だ と
され る役割 だ と思 います。最 近 の公共機 関 の
滋賀 県 人 の持 って いる伝統 的 な古 い気 質 と
考 えら れます。
依頼申 し上げ た場合 はよ ろしく お願 いし ます。
も つな が ると考 えら れ ます。
必要 がな い新技 術 が伸び て いると いう見方 に
それ は、 近く に需要 地、消 費 地 を控 え て いる
聴率 の高 い番組 の商 品化権 をも って いて、
す る権利 。 た とえば、 テ レビ局 な どが、視
お いて、 それ を使 う も のから使 用料 を徴収
あ る商 品 の名 称 と か特 徴 を商 品登録 し て
ー スが多 い。
タ ーが子供 用品 ・食 品 な ど に使 用 さや るケ
った新 型 の販売権 。 人気 マンガ のキ ャラ ク
化権 とし て料 金 を と って使 用 を認 め ると い
マー チ ャ ンダ イ ジ ング 、ラ イ ツ
持 つ役割 は、 民間 の支 援 的 パ ワーとな る部 分
次 は、先端技 術 に身 近 に触 れ、将来 への方
向 づ けを行 う こと です が、最 近 の統計 による
と、関 西地方 への新 技術 の進 出 は、全 国的 に
先 端技 術 とし て の、電 子技 術、 メカト ロ技
それを他 の業者 が広 告 に利 用す る とか、商
見 て、非常 に少 な いと いう数字 が出 て います。
術 、 バイオ技 術、 光技 術 、新素 材技 術等 は、
品 のデ ザ イ ンに織 込 む と いう よう に、商 品
版 ︶ より︺
自 由国 民社
宿現代 用語 の基 礎知識﹂ ︵
も のすご いスピ ード で進歩 し て います。
現在 の状 況 と将来 の動向 を、身 近 なも のと
一 Ⅲ ―
成果
h
知識
●
UTPUT
GE
D
│
NOW
DB
滋賀 工 場
工業技 術 の レベ ルア ップ を計 る為 の施 策 と
し て、 具体的 には、次 の二 つのこと に ついて
わ れます。
したが って、
一つの施策 は、 現有 技 術 を体
しく把握 す る ことだ と思 います。
系 的 に整 理 し直 し、技術 の経 歴 と限界 を、 正
改 め て考 え て見 る必要 があ ります。
一、滋賀 県 の伝統的 地 場産業 の固有 技 術 の洗
有 技 術 を洗 い直 し て、 そ の中 にあ る技 術 の知
次 に、滋賀 県 にあ る地場 産業 の伝統 的 な固
い直 し と技術 の知 恵 の再 認識
一、 現在 あ る技 術 の体 系的 整 理 と、 現有技 術
恵 を、新技 術 へ結 び つけ る様 に、検 討 す る こ
とが、 是非 必要 と考 えら れます。
す が、米作 り技術 の中 にあ る知恵 は、 バイ オ
力 の正 し い把 握”
一、先 端技術 への接 触 と将来 の方向 の認識
過去、 現在 、 未来 にわ た って の縦 方向 の工
テク ノ ロジ ー に、 つな が る と考 えられ ます。
滋賀 県 は、 日本 でも有 数 の米作農業 地 帯 で
業 技術 の流 れ を、 個別 に把握 す ると同時 に、
ミ ンバ の温室栽培 、 シイタ ケ の栽 培 な どは
企業 も、 企業 活 動 の中 で、 上手 に、確 実 に活
現在、 使 用 し て いる技 術 に ついては、 ど の
の製 造技術 、漬物 の技 術、 温室 の花栽培 な ど、
う油等 の醸造技 術、 鮒鮨 し の製 造技術 、個 煮
からあ った養 蚕 の技 術 や 日本 酒 あ る いはし ょ
従来 の農業 より 一歩 進 ん で います。 又、 以前
確 実 に つなぎ 合 わ せる ことが、 現在 、私達 に
昭和 六十 年 七月、 栗東 町 に滋賀 県 工業技 術
用 し て います。 し かし、 そ の技 術 を体 系的 に
課 せられ た大 切 な使命 だ と思 います。
セ ンタ ーが開 設 され、 早 く も 一年 が経 過致 し
例 えば、 最 近 の機械 は、 ほとんど故障 す る
と同時 に、 現在 あ る技術 活 動 の充実 の両面 か
の向 上 を計 る には、 現代 の最先 端技術 の追究
滋賀 県 の工業 技 術 の推進役 とし て、 レベ ル
セ ンタ ーが、成 果 を上げ て いく為 には、多 く
の課題 があ る と考 えられ ます。
せ て いただ いております が、今後 、 工業技 術
新素材 、 プ ラ スチ ック部 門 の専 門委員 とし
て、 工業技 術振 興協会 の活 動 の 一部 へ参加 さ
進 む為 には、体 系 的 な正 し い把 握 が必要 と思
れば なり ま せん。考 え方 を広げ 、
一段階 上 ヘ
現有 技 術 の経 歴 と、 限界 を正 しく認識 しなけ
次 の飛躍 へ結 び つけ る には、第 一線 の若者 が
る機会 はほ とんどあ りま せん。 現有 の技 術 を
識 や話 とし ては聞 いて いても、実 際 に体験 す
ト時 に経 験 し た種 々 のト ラブ ルに ついて、知
第 一線 で活躍中 の若者 は、 そ の技 術 のスタ ー
ことがあ りま せん。 そ の為 に、実 際 に現場 の
ら攻 め て いく必要 があ ると思 わ れます。
きな期待 を寄 せら れ て います。
正 しく把 握 し て いる かどう かは、 疑間 の点 が
池 田 靖 宏
まし た。 滋賀 県 におけ る工業技 術 のキー ステ
帥 吉野 工 業所
いく つかあげ られ ます。
期 待す る こ と
ー シ ョンとし て、 注目 を集 ゅ ると同時 に、大
工 業技術 セ ン ター に
寄稿 記事 ②
Π 精緻
I 勤勉
真心
S
一 Ⅱ 一
iCETY
NDUSTRY
INC 目 TY
ロロ
寄 稿 記事 ①
野
正
敏
多様化 への取組みと技術的課題
小
仰ブリデストン彦根工場
盪 長
過去 の大 量生産 、大 量販売 の時代 から多 品
れ、 生産 し て いる製 品
の0
5% が 1年間 で入誉
ってしまう程 にな って
ライ ンに次 々 に投 入 さ
産 と の組合 せ で工程待 ち、 ロット待 ち の在庫
度 差 を小 さく し生産 チ ャンスを増 し後 引 き生
段 取 切替時間 はN段o ︵
1発 切替、 切替 レス
こ の傾向 は今 後 も更
化 を行 い材料 から製 品 ま でノ ンスト ック生産
をなくす ことと物 と情報 の 一体 化 によ る同 期
切 替︶ にした いも のです。
生産 リ ードタ イ ムを短縮 す る には、 生産速
き て います。
に進 ん で行 く であ ろう
が でき る様 にし て いく必要 があ ると考 え て い
ます。 ・
と予測 し て います。
こ の様 な状 況 に対応
多 品種少 量生産 に対応 し て いく た め に、 も
多 品種少 量生産 とは皆様 ご存 知 の通 り ﹁
販
程 で組立 工程 に近 い後 工程 に比 べ設備単位当
能力 の設備 を有 し ており大 ロット生産型 のエ
ードタ イ ム の短縮 ﹂ の二 つが生産技 術上 の大
きな課題 であ ると考 え て います。
であ ると言 わ れ て います が、私達 の工場 が こ
世間 では、 これ から第 4次 生産革新 の時代
モー ルイズ ビ ュー テ ィフ ル﹂ を考 え方 ・行 動
の面 で徹底 す る事 に苦労 し て います。
う 一つ大事 な のは大 ロット生産 に慣 れ た人 の
売 の間 口を広げ て製 品種類 を増 や し市 場 の多
様 な エーズ に応 え る事 であ る。﹂と言 えば言 募
/
は きれ いですが、実 際各製 造 現場 にお ては多
り の生産 速度 は数 百∼数 千倍 とな っており、
の レベ ルに達 す る には色 々 の技 術 課題 を解決
し て いく には ﹁
小 ロット生産体制 の確 立 ﹂ と
販売 に直 結 した生産体 制 を取 るた め ﹁
生産 リ
種少 量生 産 に対応 し て いるも の の、 そ の生産
工程 とし ては ライ ン化 、同 期化 の取 り難 いエ
しな がら更 に努力 を
量生産 が進 ん でき ており、多 品種 化 に ついて
私達 のプ リヂ スト ン彦根 工場 でも多 品種少
取 組 ん で いる のが現状 の姿 であ ると思 います。
わ る技術者 が血 の汗 を流 しな がら技 術 課題 に
います。 こ のムダ をなくす為 に生産技 術 に携
増加 し てきます。
時間 が増大 し、 設備能カダ ウ ン、 切替 ロスが
数 が増加 した事 により生産 時間 に対 し て切替
かが重要 です。段取 切替時間 が長 いとサイズ
す る には、段 取切替 を いか に短 い時間 でや る
こ の様 な状 況下 で多 品種少 量生産 を実 行化
だ と考 え て います。
重 ね て いく事 が必要
く か であ り、 ﹁
大 き い事 は良 い事 だ。﹂から﹁ス
意 識 ・行動 を いか に小 ロット生産 へ変 え て い
のやり方 は従来 の大 量生産 のや り方 と全 く同
程 とな って います。
述 べる と こ こ2年 間 で1日 の生産 サイズ数 が
タ イ ヤ産業 では材 料 を準備 す る前 工程 は大
じ であ り、 それ によ る ムリ ・ムダ が発生 し て
が今 日 の日本 産業 界 の姿 かと思 います。
種少 量生産 の時代 への転換 で苦 し ん で いる の
成果
ズ に応 え るため の多 様 な新 製 品 が 工場 の生産
が%∼ % にな ってき て います。 又顧客 の エー
約 3倍 にな り 1回 に生産 す る ロット の大 きさ
作業 の標準化 を行 う事 です。
業 の改善 ・設備治 工具 の改善 を行 い段取 切替
段取 切替 を短時間 でや る には、 段取 切誉作
知識
●
UTPUT
DGE
│
h
N●
謗タ ネツ騰ワーク
:':
側滋賀県工業技術振興協会 評隅 語 箭引歳臨甘
SHIGA INDUSTRIAL TECHNOLOGY ASSOCIAT10N
狗 l.4
1986.10
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