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報道関係者各位
ニュースリリース
消費地・岡本商店街と生産地・篠山農産地域がコラボ
「篠山のめぐみ、岡本の口福(こうふく)」
ブランド立ち上げ!!
岡本商店街振興組合
生産地と消費地がタッグを組むことで旨いものが生まれる
神戸市東灘区に位置する岡本商店街では、この度、篠山市とコラボし、オリジナル商品開発を
行うことになりました。今回のプロジェクトは、消費地と生産地が協力しあって加工商品を新た
に開発し、岡本商店街振興組合に加盟しているショップで販売、もしくは商品利用するのが目的。
これまで地域商品の開発は生産地独自で、または消費地独自で行っていたのが主流でしたが、本
プロジェクトのように生産地と消費地がタッグを組み、共同で商品づくりを行うことで、両者の
立ち位置から「今、何が必要なのか?」「安心・安全と呼べる商品を出せるのか?」といったこ
とを確かめながら商品作りを実施することが可能になります。そのため生産地側は消費者の目線
が得られ、片や消費地側は良質の素材が入手できるというメリットが生じます。
本プロジェクトにはそんな多くの決め事はありません。篠山市内で収穫された農作物を生産地
側で吟味し、岡本へ送り、それをオリジナル商品として加工し、岡本商店街内のプロジェクト加
盟店で販売、もしくは利用すること。この単純な仕組みをクリアすればいいのです。農作物の育
成と吟味は篠山側が担い、それをもとに加工し、販売するのは岡本側が担当します。ただ、文化
レベルが高く、グルメな人たちが多い岡本では、“それなり”のモノでは売れません。素材感が
あり、味わって美味しいモノを造ってこそ、岡本の消費者に初めて受け入れられるのです。その
ためには名のあるシェフやプロデューサー、コンフィチュリエなどの専門職の人達をブレーンと
して参加させ、岡本商店街の面々と討議や試作を重ねながら「コレは!」というものを造りあげ
ることが必要です。その結果、誕生したのが12月1日発売の「岡本コンフィチュール」であり、
来春発売予定の「ハッタリソース」なのです。いずれの商品もバックに篠山という恵みの地があ
るので、顔の見える安心・安全なものに。しかも大地で育まれた農作物の素材感がきちんと味に
反映しているものばかりです。岡本商店街では、これらを「篠山のめぐみ、岡本の口福(こうふ
く)」という名でブランド化し、これを皮きりに数々のグルメな品を世に出していく予定です。
この共通商品のみならず、岡本商店街の各ショップでは、篠山から仕入れた食材をもとに、各店
がオリジナルメニューやオリジナル商品を作り、店舗ごとに販売します。この機会にぜひ岡本商
店街へ立ち寄っていただき、篠山のめぐみを味わってみてください。
↑
岡本商店街の様子
↑
篠山の畑
第1弾 「岡本コンフィチュール」発売で、関西にもブームの波を!
「篠山のめぐみ、岡本の口福」ブランド第1弾の商品は、「岡本コンフィチュール」です。コ
ンフィチュールという言葉は、まだまだ耳慣れぬものかもしれません。わかりやすく言えばジャ
ムのこと。英語読みすればジャムになり、フランス語読みするとコンフィチュールとなるのです。
東京ではコンフィチュールが静かなブームになってきています。火付け役は、伊勢丹本店と銀座
の「コンフィチュール・エ・プロヴァンス」。これらの店でフランスで造られたコンフィチュー
ルを売り出し、その味が話題になって一部マスコミで取り上げられたことがプチブームのきっか
けです。本来、ジャムとコンフィチュールは同じもののはずですが、若干の違いが生じているの
は、実に日本的としか言いようがありません。一般のジャムは、添加物としてペクチンやクエン
酸を加えてあるのに対し、流行しつつあるコンフィチュールは添加物を使用していないピュアな
ものを指しています。岡本商店街では、この銀座の波をいち早く察知し、できれば関西でのコン
フィチュールブームの発信地になりたいと考えました。
さらにオリジナルのコンフィチュールを造るなら、これまでのような果実オンリーではなく、
野菜をベースにした珍しいコンフィチュールを造るべきだとの思いに達したのです。幸い今回の
プロジェクトでは、篠山の農産物が使用できるので、そこで穫れた野菜をコンフィチェリエに渡
し、添加物・保存料を一切使っていないコンフィチュールづくりを目指しました。製品化を担う
のは、神戸でコンフィチュール専門店「kajyu KOBE」を営む川良紀彦さん。彼の工房に篠山で収
穫された野菜を持ち込み、試作を重ねながら“岡本らしい”コンフィチュールを誕生させました。
それが12月1日発売の「黒大豆枝豆ジャム」と「かぼちゃミルクジャム」です。
豆の味がしっかりする「黒大豆枝豆ジャム」発売
ご存知のように篠山は黒豆の名産地です。その名は全国的に轟いており、秋の収穫時期には数
多くの人達が車を飛ばしてまでそれを求めに来ます。今回のコンフィチュールづくりでは、産地
(篠山)より黒豆の枝豆を直送してもらい、川良さんの工房に持ち込んで丁寧に製品化しました。
黒大豆枝豆収穫の様子→
篠山産の枝豆の鞘を枝からはずし、洗浄してボイルします。その後、鞘から豆を取り出し、ひ
とつずつ薄皮を剥いていくのです。薄皮のままミキサーにかけるのは簡単なのですが、そうして
しまうと、色が少し黒ずみ、仕上がりがきれいにはなりません。コンフィチュールにして色鮮や
かで味わいをよくするためには、薄皮を取る作業が必要。何万粒も剥いていかねばならないので、
まさに気が遠くなるような作業を強いられるのです。このようにかなり大変な下準備を行うのは
“それなり”のモノにしないため。こういったこだわりがあるからこそ、岡本の消費者に受け入
れられると考えています。
薄皮を剥いた黒豆は、ミキサーにかけてペースト状にします。それに加水してからビートグラ
ニュー糖を加え、鍋でコトコトと煮詰めていきます。黒豆は一度に沢山造ると、固まる性質があ
るので一回にできるのは150gの瓶詰めで40個分ぐらい。それを何度も鍋で煮込んで製品にしてい
くのです。
篠山産の黒豆は、他産地のものより粒が大きく、味も濃厚。その味を損なわないように北海道
産のビートグラニュー糖を加えて、コンフィチュールの味を仕上げます。砂糖を多く入れすぎる
と、豆の甘さが消え、砂糖の甘さが印象強く残ってしまうので、微妙な匙加減が必要です。豆と
砂糖を煮込み、51度の糖度に仕上げます。加水を最少限に抑え、なめらかなペースト状にしてい
くのです。このようにしてできあがった黒豆のコンフィチュールは、豆の味がしっかり残った味
わいに。口に含むと、確かに黒豆で造られていることが実感できます。
黒豆のコンフィチュール(黒大豆枝豆ジャム)は篠山産の黒豆と北海道産のビートグラニュー
糖しか使っておらず、添加物・保存料は一切なし。まさにピュアな味が特徴です。通常のジャム
同様にトーストやクラッカーに塗って食べるのがいいでしょうが、特にバターを塗ったトースト
につけて食べると、格別の味わいになります。その他、酢や油を加えてドレッシングに、料理の
際の調味料としても使えます。
岡本コンフィチュール「黒大豆枝豆ジャム」
瓶詰め 150g 1200円(税込み)
スイーツ感覚で味わいたい「かぼちゃミルクジャム」
もうひとつの商品「かぼちゃミルクジャム」は、篠山産のかぼちゃの甘みがうまく表現できた
逸品。篠山というと、どうしても丹波黒(黒豆)や丹波栗、丹波大納言小豆をイメージしがちで
すが、その他の野菜もいいものが作られています。草木を濡らす霧と昼夜の温度差、それに肥え
た土地が作物にいい影響を与えるために良質な野菜が育つと言われてきました。かぼちゃもその
ひとつ。丹波の気候や土壌で育ったかぼちゃは、甘みがあり、スイーツにふさわしい素材です。
この篠山産のかぼちゃをベースに造ったのが「かぼちゃミルクジャム」。かぼちゃはボイルす
ると、味や栄養素が流れ出てしまうために、あえてスチームで柔らかくし、その身だけを取り出
します。それをミキサーにかけてなめらかな状態に仕上げるのです。かぼちゃだけでも十分甘み
が出るのですが、生クリームを加えることで味に丸みが加わります。鍋に先程のかぼちゃと生ク
リーム、ビートグラニュー糖を入れ、弱火で1時間強煮込みます。糖質が51度になるまで煮込んだ
ら充填し、製品化します。これも砂糖を入れ過ぎると、かぼちゃらしさが出てこないので、でき
るだけそれを抑え、かぼちゃの甘みを強調するように。火を入れすぎると、黒くキャラメル状に
なってしまうので常にそうならぬよう気をつけながら造っていきます。かぼちゃのコンフィ
チュールも黒豆と同様、添加物や保存料は一切使っていません。かぼちゃと生クリームが出す
ピュアな味です。丁寧に造ったかぼちゃのコンフィチュールは、パンプキンケーキのクリームっ
ぽい味わいに。これもバターを塗ったトーストにつけて食すと、より美味しく感じます。かぼ
ちゃのコンフィチュールは、まさに菓子パンやスイーツ感覚。色んなものにつけて食べるのがい
いでしょう。パンにつけるだけで即席のパンプキンケーキに早変わりするのも嬉しい点です。ま
た、かぼちゃのコンフィチュールに、生クリーム、牛乳を加えて煮込み、延ばすことでスープに
もなるはずです。
岡本コンフィチュール「かぼちゃミルクジャム」
瓶詰め 155g 850円(税込み)
第2弾は、手抜きしたい主婦に朗報!
野菜の栄養価たっぷりのハッタリソース完成まであと少し・・・
「篠山のめぐみ、岡本の口福」ブランドの第2弾は、素材感あふれるソースです。昨今は共稼ぎ
に、趣味の多様化、そして家事と、とかく主婦は忙しく、その分調理にかける時間が少しずつ縮
まっています。忙しくて帰宅したら家族に満足な料理を作ってあげる時間がない。そんな悩みを
多くの主婦が持っているようです。そこで岡本商店街では、肉や魚を焼いてソースをかけるだけ
できちんとした料理に見えるような調味料を開発することにしました。
篠山で産した野菜を用い、かけるだけで見栄えがするだけでなく、栄養も補えるソースを開発
し、来春発売する予定です。その名も「ハッタリソース」。このネーミングが示す通り、手抜き
したい人には使い勝手がよく。ハッタリ(人をおどかすための誇大な言動を意味する)の効いた
料理になるはずです。
このソースの製作にあたっては、神戸(ジャンティ・オジェ)と篠山(ひわの蔵)でフランス
料理店を営む高柳好徳シェフにレシピ作成を依頼。それをもとに加工所にて製品化する予定です。
まだ試作途上で残念ながらお目見得するのは少し先になりそうですが、ぜひとも篠山農産地域と
岡本商店街がコラボして造る全く新しいソースにご期待ください。
↑
ハッタリソースの意見交換会の様子(ひわの蔵にて)
ハッタリソースは来春発売予定(発売日、価格は未定)
時流を考え、ムーブメントを起こすのもブランド化の目的
現代人は野菜が不足気味。一日に350グラムの野菜を摂取すべきだと声高らかに訴えかけられ
ても、なかなか実践することができません。しかし、その野菜を別な形で摂取できたなら、少し
は栄養を補えるのではないでしょうか。岡本商店街では、この度のプロジェクトを篠山の野菜を
使用した加工品造りに視点を当てることで、現代人の野菜摂取に少しでも役立ててもらおうと考
えました。そのために今回発売する「岡本コンフィチュール」は野菜をベースにして造っていま
す。添加物や保存料を用いず、野菜の旨みが詰まったコンフィチュールは、他のジャムとは違い、
ヘルシーなものに。パンとコーヒーだけで終わらせている朝食にコレを塗ることで野菜のエッセ
ンスを加えたいと思っています。また、第2弾の「ハッタリソース」は、液状のソースではなく、
素材感の残ったもの。これをかけるだけで少しは野菜の栄養摂取ができるようにと考えました。
今回の岡本+篠山のプロジェクトは、単に美味しいものを造るだけではなく、昨今のライフスタ
イルに一石を投じれるものにしたいと考えています。顔の見える素材を使い、美味しく仕上げた
「篠山のめぐみ、岡本の口福」ブランドの今後の展開にもご期待ください。
「篠山のめぐみ、岡本の口福」ブランドは、東灘区岡本商店街内の下記の店舗で取り扱っています
①娑羅樹
神戸市東灘区岡本2-2-27 TEL:078-412-5152
②アリオリオ
神戸市東灘区岡本1-14-9・2F TEL:078-436-3866
③VACATION CLUB
神戸市東灘区岡本1-10-16カレント岡本1-B TEL:078-441-8777
④Café Lavenir
神戸市東灘区岡本1-11-21グレイス岡本ビル1F TEL:078-431-6606
⑤甲南そば
神戸市東灘区岡本1-6-12有本ビル1F TEL:078-451-7570
⑥ダイニング木下
神戸市東灘区岡本1-6-14 TEL:078-435-5191
⑦Café touli
神戸市東灘区岡本1-14-18・2F TEL:078-451-5860
⑧日本茶カフェ 一日
神戸市東灘区本山北町3-6-10メープル岡本2F TEL:078-453-3637
⑨KOCHAN’S STEAKHOUSE らぱん
神戸市東灘区岡本1-5-14第2伸幸ビル2F TEL:078-412-4649
⑩レオニダス&ダトーエモア 神戸岡本店
神戸市東灘区岡本2-8-3 TEL:078-414-5338
⑪気仙沼まただいん
神戸市東灘区岡本1-11-20アルフィー岡本1F TEL:078-200-5327
篠山+岡本プロジェクトのブレーン参加者
●川良 紀彦
有名食品メーカーに入社してから一貫して外食産業に携わる。数多くのカフェをプロデュースし、
関西にカフェブームのきっかけをつくった。独立後は、様々なジャンルの飲食店を手掛けるほか
に、昨年よりコンフィチュールの専門店「kajyu KOBE」をオープンさせ、コンフィチュリエとし
てピュアなジャムを造り続けている。
●高柳 好徳
伝説のフランス料理店「ジャンムーラン」で修業をし、神戸北野町に「ジャンティオジェ」を
オープンした。「ジャンティオジェ」を経営する傍らで、3年前からは篠山丸山地区で「ひわの
蔵」を開き、篠山で収穫された野菜をふんだんに使った里山の店らしいフレンチを提供している。
●曽我 和弘
出版社にて多くの出版物を世に出してきた。「あまから手帖」に在籍していた実績から食の分野
では突出しており、食のコラム執筆の他、数多くの講演も行っている。独立後は(有)クリエイ
ターズ・ファクトリーを設立。雑誌編集の他に、飲食店のプロデュースや商品プロデュースも手
掛ける。2012年には魯山人倶楽部・湯浅醤油とコラボし、北大路魯山人の名を冠した醤油を誕生
させた。
~発表会のご案内~
「篠山のめぐみ、岡本の口福」ブランド発表会を開きます
ニュースリリースでお知らせしましたように、この度、岡本商店街振興組合では、篠山農産地
域とコラボして、新たなブランドを立ち上げました。今回のプロジェクトは、消費地である東灘
区岡本と生産地・篠山、それに神戸商工会議所が三位一体となり、兵庫県商工会議所連合会の助
成金を受け、地域興しの一環として実施したものです。昨秋、話が持ち上がり、約一年の月日を
かけてようやく製品化にこぎつけました。12月1日(土)発売開始の「岡本コンフィチュール」と
来春発売予定の「ハッタリソース」が、そのブランド化統一商品で、その他に岡本商店街の各店
舗でも篠山の農産物を用いたメニュー化、商品化を順次行う予定です。
12月1日(土)の発売に先駆けて、報道関係者には、いち早くそれを味わっていただく機会を設
けました。11月28日(水)11:00~ 岡本にある岡本好文園ホールにて「篠山のめぐみ、岡本の
口福」ブランドお披露目会を行いたいと考えております。当日は、岡本商店街振興組合代表者に
よるプロジェクトの内容説明、篠山地域の代表者あいさつ、並びにブレーン参加の高柳シェフに
よる開発裏話もお聞きいただく予定です。それと同時に未発売の「ハッタリソース」をつけたラ
ンチを味わっていただくと同時に、「岡本コンフィチュール」のティータイムも実施いたします。
また、新発売の「黒大豆枝豆ジャム」「かぼちゃミルクジャム」もおみやげとしてお持ち帰りい
ただきます。
何かと多忙な時期とは思いますが、ぜひブランド発表会にお越しいただき、「篠山のめぐみ、
岡本の口福」ブランドを味わってください。
日 時
場 所
問合せ
11月28日(水) 11:00~13:00ぐらいまで
岡本好文園ホール(阪急岡本駅下車、西へ徒歩2分)
神戸市東灘区岡本1-14-14
岡本商店街振興組合
神戸市東灘区岡本1-14-14
TEL:078-412-3096
内容 ・篠山+岡本プロジェクトの取り組みについて
・「篠山のめぐみ、岡本の口福」ブランドの説明
・「岡本コンフィチュール」の商品特性
・「岡本コンフィチュール」と「ハッタリソース」を味わう会
※この発表会についての問い合わせは(有)クリエイターズ・ファクトリー、曽我(TEL:06-62098052、FAX:06-6209-8051)までお願いします。
※お手数ですが、ブランド発表会出欠のお知らせをFAXにて送信してください※
出
席
欠
席
※いずれかに○印をつけてください
貴社名
媒体名
参加者名
住
所
電
F
話
A
X
連絡先
携帯電話
メールアドレス
※当日は料理の都合がありますので、出席者は必ずFAXにてお知らせください。
一社一部署あたり1名様のみの参加とさせていただきます。
※※お手数ですが、11月22日(木)までに出欠をお知らせください。
但し、それまでに定員(20名)に達した場合は、申し込み順として、締め切
らせて頂きます。
FAX
送付先
(有)クリエイターズ・ファクトリー
FAX番号 06-6209-8051
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