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事業報告書(2.2MB)
平成26年度 事業報告書 平成26年4月1日~平成27年3月31日 学校法人聖マリアンナ医科大学 学校法人聖マリアンナ医科大学の沿革(概要) 年 月 日 和 46 年 1 月 27 日 和 46 年 4 月 1 日 和 47 年 7 月 1 日 和 48 年 4 月 1 日 和 48 年 6 月 11 日 和 49 年 2 月 12 日 和 51 年 1 月 1 日 和 52 年 3 月 30 日 和 52 年 4 月 1 日 和 54 年 3 月 24 日 和 54 年 4 月 1 日 和 55 年 7 月 1 日 同 昭 和 55 年 10 月 14 日 昭 和 58 年 7 月 9 日 昭 和 58 年 10 月 1 日 昭 和 61 年 4 月 1 日 昭 和 62 年 5 月 25 日 昭 和 63 年 3 月 31 日 昭 和 63 年 7 月 6 日 昭 和 63 年 12 月 26 日 平 成 2 年 10 月 4 日 平 成 3 年 12 月 9 日 平 成 5 年 4 月 1 日 平 成 5 年 11 月 26 日 平 成 6 年 5 月 16 日 平 成 7 年 9 月 1 日 平 成 8 年 10 月 5 日 平 成 9 年 4 月 1 日 平 成 9 年 11 月 1 日 平 成 11 年 4 月 1 日 昭 昭 昭 昭 昭 昭 昭 昭 昭 昭 昭 昭 平 成 13 年 4 月 1 日 平 成 13 年 8 月 1 日 平 成 15 年 4 月 1 日 同 平 成 15 年 6 月 25 日 平 成 16 年 11 月 1 日 平 成 17 年 4 月 1 日 同 平 成 18 年 2 月 1 日 平 成 19 年 1 月 22 日 平 成 19 年 4 月 1 日 平 成 20 年 2 月 6 日 平 成 20 年 4 月 1 日 平 成 20 年 6 月 16 日 平 成 20 年 11 月 1 日 平 成 21 年 2 月 1 日 平 成 21 年 3 月 2 日 平 成 21 年 4 月 1 日 平 成 22 年 3 月 1 日 平 成 22 年 4 月 1 日 平 成 23 年 4 月 1 日 平 成 23 年 12 月 16 日 平 成 24 年 4 月 2 日 平 成 25 年 7 月 3 日 平 成 25 年 11 月 13 日 平 成 26 年 4 月 22 日 平 成 27 年 1 月 26 日 学 校 法 人 の 沿 革 ( 概 要 ) 学校法人東洋医科大学設置認可 東洋医科大学開学(入学定員80名) 中央電子顕微鏡研究施設設置 聖マリアンナ医科大学に改称(入学定員を100名に増員) 中央実験動物飼育管理研究施設設置 大学病院(本館)開院 共通放射能基礎医学研究施設設置 大学院医学研究科設置認可 大学院医学研究科開学(入学定員60名) 看護専門学校設置認可 看護専門学校第1、2看護学科開校(入学定員40名) 大学病院(別館)開院 救命救急センター開設 視聴覚教育センター設置 メディカル・フォトセンター設置 熱傷センター開設 看護専門学校第1看護学科(入学定員を80名に増員) 横浜市西部病院開院 看護専門学校第2看護学科課程廃止 MR棟開設 大学院附属研究施設設置 附属研究所(難病治療研究センター)開設 ハートセンター開設 糖尿病センター開設 大学病院特定機能病院承認 夜間急患センター開設 看護専門学校の看護専門課程より医療専門課程に名称変更 特別教育施設「聖堂」献堂 医学総合情報センター(図書館、視聴覚センター、メディカル・フォトセンター)の3施設を統合開設 大学病院臓器別外来診療体制へ移行 6講座の統廃合(大講座制に改組) 医学教育改革により、教育改革推進室を新設。学務部と医学総合情報センターの 一部を整理統合し、教学部に改組 医学総合情報センターを医学情報センターに名称変更 講座及び学科目の再編成、大学組織改革及び事務組織の再編成 臨床研修センター設置 昭和薬科大学と教育・研究の交流に関する協定を締結 知財事業推進センター開設 大学院医学研究科の4専攻を医科学系専攻に統合し名称変更 大学基準協会認証評価認定 川崎市から指定管理者として指定を受け川崎市立多摩病院開院 日本医療機能評価機構認定 腫瘍センター開設 機械棟(エネルギーセンター)開棟 教育棟開棟 東横病院新規開院 附属研究所ブレスト&イメージング先端医療センター開設 キリスト教文化センター開設 附属研究所ブレスト&イメージング先端医療センター附属クリニック開院 医学部の入学定員を110名に増員し収容定員を660名に改変 総合周産期母子医療センター開設 医学部の入学定員を115名に増員し収容定員を690名に改変 総合教育センター開設 高神大学医学部(韓国)と医学教育交流プログラムに関する協定を締結 マリアンナさくら保育園開園 学校法人明治大学と大学間交流に関する包括協定を締結 学校法人東京純心女子学園と相互連携に関する合意文書を締結 学校法人上智学院と大学間交流に関する包括協定を締結 江原国立大学医学部(韓国)と大学間交流に関する協定を締結 建 学 の 精 神 キリスト教的人類愛に根ざした「生命の尊厳」を基調とする 医師としての使命感を自覚し、人類社会に奉仕し得る人間の育成、 ならびに専門的研究の成果を人類の福祉に活かしていく医師の養成 平 成 2 6 年 度 年 譜 4月 1日 (火) 入職者オリエンテーション 1月 9日 (水) 看護専門学校入学式 5日 (月) 仕事始め・賀詞交歓会 10日 (土) 看護専門学校第Ⅰ期入学試験 12日 (土) 医学部入学式 15日 (木) 看護専門学校第Ⅰ期入学試験合格発表 5月 15日 (木) 実験動物感謝祭 16日 (金) 大学院第2次入学試験 26日 (月) 理事会・評議員会(決算) 27日 (火) 医学部第1次入学試験 6月 7日 (土) 医学部体育祭 2月 8月 1日 (金) 東医体(8月15日まで) 5日 (木) 大学院第2次合格発表 10月 2日 (木) 解剖ご遺体慰霊法要 7日 (土) 医学部第2次入学試験 並びに学内追悼ミサ 10月 〃 3日 (金) 創立者等追悼ミサ 〃 大学院第1次入学試験 〃 24日 (金) 看護専門学校戴帽式 22日 (日) 第104回看護師国家試験 2日 (日) 聖医祭 〃 5日 (木) 看護専門学校卒業証書授与式 6日 (金) 医学部卒業証書・学位記授与式 11日 (水) 定年退職者感謝会 特別選抜入学試験 17日 (火) 看護専門学校第Ⅱ期入学試験 6日 (木) 大学院入学試験合格発表 〃 3月 看護専門学校推薦入学試験・ 看護専門学校推薦入学試験・ 18日 (水) 第109回医師国家試験合格発表 19日 (木) 看護専門学校第Ⅱ期入学試験 特別選抜入学試験合格発表 22日 (土) 医学部推薦入学試験 27日 (木) 医学部推薦入学試験合格発表 9日 (月) 第109回医師国家試験 13日 (金) 医学部第2次入学試験合格発表 1日 (土) 聖医祭 第109回医師国家試験 14日 (火) 開学記念日 11月 第109回医師国家試験 8日 (日) 医学部第2次入学試験 9日 (木) 永年勤務者表彰式 3日 (火) 医学部第1次入学試験合格発表 合格発表 25日 (水) 第104回看護師国家試験合格発表 〃 大学院学位記授与式 30日 (月) 理事会・評議員会(補正・当初予算) 目 次 Ⅰ.法人の概要 1.法人の概況……………………………………………………………………………1 2.設置する学校・学部・学科…………………………………………………………5 3.収益事業………………………………………………………………………………5 4.役員(理事・監事)および評議員関係………………………………………………5 5.大学の主な役職者……………………………………………………………………6 6.教職員数………………………………………………………………………………7 7.法人組織図……………………………………………………………………………8 Ⅱ.事業の概要 1.教育・研究・診療活動の状況………………………………………………………9 1―1 大学病院 ……………………………………………………………………10 1―2 東横病院 ……………………………………………………………………10 1―3 西部病院 ……………………………………………………………………11 1―4 多摩病院 ……………………………………………………………………11 1―5 ブレスト&イメージング先端医療センター附属クリニック …………11 2.入学試験状況 ………………………………………………………………………12 3.学生在籍者数 ………………………………………………………………………14 4.国家試験合格状況 …………………………………………………………………15 5.博士(医学)の学位授与状況 ………………………………………………………15 6.補助金交付状況 ……………………………………………………………………16 7.主な施設・設備の更新等 …………………………………………………………17 Ⅲ.財務の概要 1.財務の概況 …………………………………………………………………………18 2.学校法人会計 ………………………………………………………………………19 3.収益事業会計(多摩病院) ………………………………………………………25 4.附属病院等の状況 …………………………………………………………………26 学校法人聖マリアンナ医科大学の平成26年度事業の概要をご報告申し上げます。 Ⅰ.法人の概要 1.法人の概況 (1) 法人組織の改革 本学では、予算編成における最重要課題として『創立45周年記念事業の実現に向けた財務基盤 の強化』を位置づけています。 平成26年度は、菅生キャンパス・リニューアル計画が基本設計段階へ移行、西部病院の大規模 修繕計画も開始されました。これを受けて本学は、これまで経験したことのない巨額な資金調達の 検討に着手する時期に来ています。今後数年間は、より強固な財務基盤の確立が必須となり、全教 職員が日々の業務において常にコスト意識を持つとともに、収入面においては、特に適正な医療収 入の確保が極めて重要な課題となります。 いわゆる2023年問題への取り組みとして、世界医学教育連盟(WFME)グローバルスタンダ ードに準拠した医学教育改革の実現が挙げられますが、これには、入試制度改革やカリキュラム改 革のみならず、指導教員の教育・研究能力の一層の強化と、教職員の意識改革が必要不可欠です。 本学では、臨床能力はもとより、高い倫理観、豊かな人間性、強い責任感と使命感を兼ね備えた医 師を育成するため、積極的にFD(Faculty Development)及びSD(Staff Development)を推進 します。 平成26年4月22日(火)、本学と学校法人上智学院は、共にキリスト教(カトリック)精神を 基底とし、その建学理念を等しくする大学として、教育・研究活動の交流と連携の推進を目的とす る包括連携に関する協定を締結しました。 この協定書の締結を基に、上智大学が設置するグリーフケア研究所が行なうグリーフケア人材養 成講座受講生の実習を、本学附属病院で受け入れるため、グリーフケア人材養成に係る個別協定書 を締結し、平成27年3月に受け入れるなどの交流が図られています。 平成27年1月26日(月)、本学と韓国の江原国立大学医学部は、国際交流の一環として、学部 間協定を締結し、同大学より4名の短期留学生の受け入れを行いました。また、第6学年選択制臨 床実習コースにおいて、UCLAの関連病院である Good Samaritan Hospital と実習受け入れの合 意書の協定を交わし、1名の学生を同病院に短期海外留学生として派遣を行いました。 加えて、既に協定を締結している高神大学(韓国)からも継続的に学生の派遣および受入れを相 互に行い、交流を深めています。医学教育交流プログラムに関する協定を締結し医学部学生の相互 派遣、卒前の短期臨床実習(病院研修)の教育内容や研究のための教職員の派遣について合意いた しました。 1 【上智大学との協定締結の様子】 【江原国立大学医学部との協定締結の様子】 (2) 医学・大学院及び看護教育 大学教員としての教育能力向上を目的として、カリキュラム委員会の下部組織として FD (Faculty Development)委員会を設置しました。今年度は、FD委員会主催により、SD(Staff Development)も包含した教職員合同ワークショップを湘南国際村センターにおいて開催した。 今後、継続的な教育の改革及び改善に寄与するため、これまで分散していた本学の医学教育に係 るデータを客観的に調査・分析し、情報・データの収集・蓄積・解析等行うことを目的として、新 たに教学 IR 委員会を設置いたしました。 今年度から新入生を対象とした「宿泊研修」を富士教育研修所において実施いたしました。この 研修は、学生同士、学生と教員の交流を深め、学生と教員の間に「対話、愛情、信頼」を構築する ことを目的として実施しており、今後も継続して実施していく予定です。 また、学生指導面においては、低学年から継続的に学生の状況を把握し、手厚い指導が行えるよ う、学年担当のグループ編成方法の変更など様々な取り組みを行い第1・2学年の学年担当を持ち あがり制度に改め、学生と担当教員が緊密に相談しやすい環境づくりに努めております。 本学は、平成21 年4月に静岡県と医学修学資金大学特別枠に関する協定書を締結し、これまで 延べ41名の学生が大学特別枠の貸与を受けおり、大学特別枠に関する協定を締結した年に入学し た学生も今年度末をもって卒業年度を迎え、静岡県も本腰を入れて県内の医療機関への医師確保に 努めております。本学では、学長を委員長とする「地域医療人材育成支援委員会」を設置し、医師 の地域及び診療科偏在の解消を図るべく努めております。 平成27年2月、静岡県と「医学生等の育成に関する協定書」の締結をいたしました。この主旨 は、静岡県は東部・中部・西部の3地域に分かれ、その中でも東部地域の医師が極端に少なく、本 学から地の利が良い東部地域への医療、医師の確保に向けて、積極的に協力して参ります。 大学院では、新たに大学院独自の3専攻分野を開設し、昨年度導入した社会人大学院学生制度に は1名の入学がありました。また、大学院学位記授与式においては、優秀論文者および優秀指導者 をそれぞれ2名表彰いたしました。 2 看護専門学校では、教育課程が完全単位認定制へ移行し2年目を迎え、3年間で100単位・3, 000時間を超えるカリキュラムを実践しております。基礎・専門・統合分野において学生の履修 が滞りなく進むよう、科目の配列(履修の順序性を)を検討いたしました。併せて、単位認定の方 法として、全科目の評価の時期、評価基準を明確に設定いたしました。また、学校自己評価を行い、 結果をホームページに掲載いたしました。 臨床との連携のために、学校看護部連絡会の開催・臨地実習説明会・主任会への参加・看護OS CE・7カ月研修への参加し協働体制を継続しております。 教員の自己研鑽・相互研鑽のため研究授業の実施や研究授業協議会、質的研究の学習などの教員 研修を実施いたしました。 また、学習環境整備のため、実習室の改修・空調設備の交換など計画的に実施しております。 (3) 附属病院等の概況 大学病院では、平成27年1月より、成人先天性心疾患外来を開設いたしました。これまで先天 性心疾患患者の診療は主に小児科医、小児心臓血管外科医が担当してきましたが、多くの患者が成 人期へ到達するようになり、幼少期からの診療を担当していた診療科の医師だけでは対処が困難な 問題を直面するようになってきました。この問題に対処すべく各科が協力して総合的に診療を行い、 様々な問題に対処できるようにしたいと考えております。 また、近年、乳がん患者数は増加に伴い、遺伝性乳がん患者数も増加しております。しかしなが ら、日本では社会的な認知度は他疾患に比べ低く、遺伝疾患を扱う外来が少ないのが現状です。乳 がん患者やご家族の遺伝性乳がんに対する不安の解決の足掛かりになるよう、乳がん遺伝相談外来 も開設しております。 病院本館3階に「募金のできる自動販売機」を設置いたしました。 「GISTジスト(消化管間質 腫瘍) 」は肉腫というがんの一種で、10万に2~3人発症の稀少がんと言われています。当院はG ISTの治療ができる病院でもありますし、稀少がんにこそ啓発と支援が必要と考え、社会貢献と してGISTERSを支援する自動販売機の設置し、購入代金の一部が、自動的にNPO法人GI STERSへ寄付されるしくみになっています。 東横病院では、平成26年4月、健康診断センターがオープンいたしました。主に人間ドックを 中心に行っており、これに従来とおりの女性検診の機能を融合させて運営しております。一般的な 人間ドックであれば、所要時間は通常2時間半から3時間ですが、当センターでは受付後、2時間 前後で会計まで終了できることを目標にしております。また、化学療法の治療時間は3時間を超え る場合があり、少しでも快適な治療を受けていただけるように、ベッドサイドにテレビを設置する などアメニティーにも配慮しています。 西部病院では、平成26年5月より2階南病棟(小児病棟)の名称が「こどもセンター」へ変更 になりました。当センターは乳幼児発達時期、小児の高度専門領域に総合診療と消化器疾患を中心 とした小児外科が濃密な連携のもと診療を行っています。当院NICUを退院した患者の継続的治 3 療を担う役割と小児全科の患児を対象とし、心理診断も含め地域貢献を目的に小児二次救急及び三 次救急医療に参画し、また横浜市メディカルショートステイ受け入れや虐待防止委員会の活動も実 施しています。 川崎市立多摩病院では、平成26年8月2日(土)院内感染対策委員会主催、KAWASAKI 地域感染制御協議会共催で近隣の小学生27名が参加し「かわさきKIDSかんせんセミナー」を 開催いたしました。現在流行しているヘルパンギーナについて医師からレクチャーがあり、その後、 自分の口腔内の細菌をグラム染色し実際に顕微鏡でみる実験、手指のATP測定とブラックライト を使用した正しい手指衛生の方法を体験いたしました。 ブレスト&イメージング先端医療センター附属クリニックでは、認定NPO法人乳房健康研究会 認定の第3回ピンクリボンアドバイザー初級に2名、中級に5名が合格いたしました。 西部病院と多摩病院では、平成26年、日本医療機能評価機構による病院機能評価(3RD・一般 病院2)の認定を取得いたしました。同機構が行う病院機能評価は、診療内容、療養環境、患者サ ービスの質を第3者機関が審査し、一定水準に達している病院に発行する制度であり、わが国では、 最も権威がある医療機能評価です。受審を通して得た知識や経験の日々を活かせるよう取り組んで いきたいと考えております。 附属病院全体では、看護専門学校生に対して、看護師とともに日常生活を体験し、医療現場への 適応力を身につける、自分の将来について考える、早期就業体験を通じて、看護師として勤務する ことへの自覚が持てるようになることを目的として、在学中に自らの専攻や将来のキャリアに関連 した一日看護体験等を企画しております。 (4) 被災地支援活動 被災地の医療体制確保に係る支援について、本年度におきましても全国医学部長病院長会議 被災 地医療支援委員会からの要請に基づき被災地の病院へ医師を派遣いたしました。なお、本格的な復 旧・復興には、さらに相当の時間を要するものと考えており、本学の使命として被災地医療施設等 への医師の派遣等の支援を続けて参りたいと考えております。 4 2.設置する学校・学部・学科 聖マリアンナ医科大学 医学部 医学科 開学年月日 昭和46年4月1日 所 川崎市宮前区菅生2-16-1 在 地 聖マリアンナ医科大学 大学院 医学研究科 開学年月日 昭和52年4月1日 所 川崎市宮前区菅生2-16-1 在 地 聖マリアンナ医科大学 看護専門学校 医療専門課程 開校年月日 昭和54年4月1日 所 川崎市宮前区菅生2-16-1 在 地 3.収益事業(平成 25 年 3 月 29 日付寄附行為変更認可によるもの) 川崎市立多摩病院の管理運営 指定管理者指定日 平成17年6月24日 所 川崎市多摩区宿河原1-30-37 在 地 4.役員(理事・監事)および評議員関係 (1)役員(理事・監事)構成 理事・監事 氏 理 学 常 常 常 常 常 常 理 理 監 監 事 勤 勤 勤 勤 勤 勤 長 長 事 事 事 事 事 事 事 事 事 事 理 理 理 理 理 理 名 明 石 三 宅 青 木 加 藤 尾 崎 中 林 本 田 小 宮 大久保 深 瀬 大 石 清 水 勝 良 治 智 承 勝 伸 任 也 彦 人 啓 一 男 夫 清 吉 幹 忠 期 平成 26 年 4 月 1 日 平成 26 年 4 月 1 日 平成 26 年 4 月 1 日 平成 26 年 4 月 1 日 平成 26 年 4 月 1 日 平成 26 年 4 月 1 日 平成 26 年 4 月 1 日 平成 26 年 4 月 1 日 平成 26 年 4 月 1 日 平成 26 年 4 月 1 日 平成 26 年 4 月 1 日 平成 26 年 4 月 1 日 修 男 生 至 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 平成 29 年 3 月 31 日 平成 29 年 3 月 31 日 平成 29 年 3 月 31 日 平成 29 年 3 月 31 日 平成 29 年 3 月 31 日 平成 29 年 3 月 31 日 平成 29 年 3 月 31 日 平成 29 年 3 月 31 日 平成 29 年 3 月 31 日 平成 29 年 3 月 31 日 平成 29 年 3 月 31 日 平成 29 年 3 月 31 日 (2)常勤理事構成 理 事 長 明 石 勝 也 他常勤理事7名 明 石 勝 也 他評議員28名 (平成27年3月31日現在) (3)評議員構成 評 議 員 (任期:平成26年4月1日~平成29年3月31日) 5 (4)顧問 特別顧問 1名 (任期:平成26年4月1日~平成29年3月31日) 顧 2名 問 (任期:平成26年4月1日~平成29年3月31日) (5)理事会・評議員会・常任役員会の開催状況 理事会開催日 平成26年 4月 1日 平成26年 5月26日 平成26年 6月26日 平成27年 3月30日 評議員会開催日 平成26年 5月26日 平成27年 3月30日 常任役員会開催日 平成26年 4月14日 平成26年 4月28日 平成26年 5月26日 平成26年 6月30日 平成26年 7月28日 平成26年 9月29日 平成26年10月27日 平成26年11月25日 平成26年12月22日 平成27年 平成27年 平成27年 1月26日 2月23日 3月30日 5.大学の主な役職者 役 職 学 氏 名 長 三 宅 良 彦 所 属 医 学 部 長 加 藤 智 啓 生化学教授 研 究 科 長 伊 東 文 生 内科学(消化器・肝臓内科)教授 大 学 病 院 長 尾 崎 承 一 内科学(リウマチ・膠原病・アレルギー内科)教授 東 横 病 院 長 宮 島 伸 宜 外科学(消化器・一般外科)診療教授 西 部 病 院 長 田 口 芳 雄 脳神経外科学(脳神経外科一般)教授 多 摩 病 院 長 鈴 木 通 博 内科学(消化器・肝臓内科)教授 福 田 ブレスト&イメージング先端医療 センター附属クリニック院長 護 外科学(乳腺・内分泌外科)特任教授 6 6.教職員数 区 教員 職員 (平成27年3月1日現在) 分 医学部 学長 大学病院 東横病院 西部病院 多摩病院 ブレスト&イ 看護専 メージング 門学校 大学院 大学院 合 計 研究施 附属 設研究 クリニック 所 1 1 教授※1 80 (47) (4) (10) (7) (1) 准教授 59 (32) (1) (10) (5) (1) 3 1 84 3 62 講師 145 (80) (7) (19) (16) (1) 1 7 153 助教 541 (269) (23) (82) (64) (2) 4 2 547 小計(1) 826 (428) (35) (121) (92) (5) 8 13 847 113 2 9 8 1 その他医師 看護師 11 0 1 134 990 122 433 351 8 1,915 薬剤師 73 5 25 23 1 127 臨床検査技師 95 17 29 23 3 167 放射線技師 64 10 24 22 5 125 29 7 16 15 67 52 4 22 16 95 21 1 7 3 32 169 25 66 57 OT・PT・ST 医・診療技術員 1 栄養士等 事務員 175 研究技術員 6 35 教員 11 47 233 1,653 1,059 1,653 小計(2) 合計(1)+(2) その他(研修医) 総 504 11 46 護 5 193 637 523 24 27 1 13 3,304 193 637 523 24 27 9 26 4,151 8 13 645 536 79 1,732 計 1,059 193 師 看護師、保健師、助産師、准看護師 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士 医 ・ 診 療 技 術 員 臨床工学技士、視能訓練士、ソーシャルワーカー、臨床心理士 栄 等 管理栄養士、栄養士、調理師 士 23 6 O T ・ P T ・ S T 養 2 23 その他 看 4 69 100 24 27 事 務 員 事務、クラーク、秘書、司書 そ の 他 看護助手、保育士、医療技術助手、調理員、電話交換手、運転手、工務技術者 ※1 教授=特任教授を含む 7 9 26 4,251 7.学校法人聖マリアンナ医科大学組織図 医 学 科 評 議 員 会 医 学 部 講座(27講座) 「下欄参照」 医学教育文化部門 大学病院 附属病院等 東横病院 西部病院 多摩病院 学 医学研究科 校 法 人 聖 マ リ ア ン ナ 医 科 大 学 聖 マ リ 理 事 会 ア ン ナ 医 医科学系専攻 (40専攻分野) 「下欄参照」 アイソトープ研究施設 大 学 院 附属研究施設 実験動物飼育管理研究施設 電子顕微鏡研究施設 医用生体工学研究施設 先端医学研究施設 難病治療研究センター 附属研究所 ブレスト&イメージング先端医療センター 附属クリニック 科 看護専門学校 大 学 監 事 医学情報センター 法 務 ・ 監 査 室 知財事業推進センター 総合教育センター キリスト教文化センター 企画部門 総務部門 財務部門 医学科27講座 医学研究科40専攻分野 解剖学 内科学 腎泌尿器外科学 生体構造学 脳情報制御医学 産婦人科学 生理学 神経精神科学 産婦人科学 生体統合制御学 内科学 眼科学 生化学 小児科学 眼科学 小児科学 耳鼻咽喉科学 微生物学 外科学 耳鼻咽喉科学 神経精神科学 麻酔学 臓器病態外科学コース 薬理学 脳神経外科学 麻酔学 臨床薬理学 放射線医学 形成外科学 母体・胎児・新生児 病態学 免疫学・病害 動物学 整形外科学 救急医学 病理病態学 皮膚科学 救急医学 最新医学研究コース 病理学 形成外科学 臨床検査医学 腎泌尿器外科学 スポーツ医学 早期探索的研究コース 予防医学 皮膚科学 スポーツ医学 外科学 臨床検査医学 疾患バイオマーカー・標 的分子制御学 法医学 放射線医学 臨床腫瘍学 法医学 脳神経外科学 遺伝子多型・機能 解析学 先端医療開発学 難治性疾患病態 制御学 整形外科学 応用分子腫瘍学 分子神経科学 疾患プロテオーム・分 子病態治療学 臨床微生物・感染 制御学 再生医学・免疫 病態医学 健康・環境制御医 学 8 臨床腫瘍学 プライマリケア・地域医療 学コース 生活習慣病プロフェッショナ ル養成コース Ⅱ.事業の概要 1.法人本部・教育・研究・診療活動 平成26年度の法人本部・教育・研究・診療活動における主な改革・施策の状況は、次のとおりです。 法人本部関係 ・ 学校法人上智学院との教育・研究活動の交流と連携の推進を目的とする包括連携に関する協定の 締結 ・ 江原大学(韓国)との学部間協定の締結 ・ GOOD SAMARITAN HOSPITAL(米国)における臨床実習受入合意書の締結 医学部 ・ 第1学年オリエンテーション「宿泊研修」の実施 ・ ソクラテックを用いたコマ毎の学生授業評価アンケートの実施 ・ FD 委員会の設置(FD・SD教職員合同研修会の実施) ・ 教学IR委員会の設置 ・ 静岡医学生等の育成に関する協定書締結 大学院 ・ 研究者を対象とした新たな「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」の説 明会開催 大学病院 ・ 動物介在療法を導入予定 ・ オープンホスピタルの開催 ・ 乳がん患者に対する経口FU系抗がん剤(S-1)の術後補助薬物療法としての有効性を検証する 臨床試験(乳腺・内分泌外科) ・ オクトレオチド皮下注射療法先天性インスリン血症(小児科) 東横病院 ・ 心臓血管外科外来の開設 ・ 健康診断センターで人間ドックを開始 西部病院 ・ 医療講座を定期的に開催 ・ 眼科の初診時紹介予約制の導入 多摩病院 ・ 公益社団法人神奈川県看護協会が主催する「かながわ看護フェスティバル」の事業の一環として 「一日看護体験」を開催 ・ 院内感染対策委員会主催、KAWASAKI 地域感染制御協議会共催で近隣の小学生参加した「かわさき KIDS かんせんセミナー」を開催 ブレスト&イメージング先端医療センター附属クリニック ・ しんゆりリボンズハウスが医学部のオープンキャンパスに参加 ・ しんゆりリボンズハウスが「第32回あさお区民まつり」のブースに参加 ・ 第3回ピンクリボンアドバイザーに初級2名・中級に5名が合格 看護専門学校 ・ 組織編成、学則変更 ・ 職位成果責任の成文化 9 1―1 開 大 院 学 病 年 月 院 日 昭和49年2月12日 1,208 床(稼動病床数1,200床→H21.8.5~1,010 許 可 病 床 数 床→H21.11.19~992床→H22.3.1~1,028床) [一般病棟 1,156床、精神病棟 52床] 患 者 数 入院延人数 321,622人 1日入院平均 881人 外来延人数 639,465人 1日外来平均 2,360人 総合診療内科、呼吸器・感染症内科、循環器内科、消化器・肝臓 内科、腎臓・高血圧内科、代謝・内分泌内科、神経内科、血液内 科、リウマチ・膠原病・アレルギー内科、腫瘍内科、神経精神科、 小児科、新生児科、消化器・一般外科、心臓血管外科、呼吸器外 科、小児外科、乳腺・内分泌外科、脳神経外科、整形外科、形成 外科、皮膚科、腎泌尿器外科、産科・婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、 診 療 科 等 放射線科、麻酔科、病理診断科(29診療科) 内科総合診療部、呼吸器病センター、ハートセンター、腎臓病セ ンター、糖尿病センター、総合周産期母子医療センター、精神療 法・ストレスケアセンター、認知症(老年精神疾患)治療研究セン ター、統合失調症治療センター、腫瘍センター、生殖医療センタ ー、救命救急センター、夜間急患センター、健康診断センター (14診療施設) 1―2 東 横 病 院 昭和46年4月1日 開 設 年 月 日 許 可 病 床 数 138床(稼動病床数124床) 患 者 数 (平成20年6月16日リニューアルオープン) 入院延人数 35,142人 1日入院平均 96人 外来延人数 59,638人 1日外来平均 220人 循環器内科、消化器内科、脳卒中科、消化器外科、心臓血管外科、 脳神経外科、放射線科、麻酔科(8診療科) 診 療 科 等 消化器病センター、心臓病センター、脳卒中センター、救急集中治 療部、健康診断センター(女性検診センターを含む) (5診療施設) 10 1―3 西 部 病 院 開 設 年 月 日 昭和62年5月25日 許 可 病 床 数 518 床(稼動病床数450 床) 患 者 数 入院延人数 123,856人 1日入院平均 339人 外来延人数 275,114人 1日外来平均 1,015人 総合診療内科、血液内科、リウマチ・膠原病内科、腎臓・高血圧内 科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、代謝・内分泌内科、神 経内科、神経精神科、小児科、消化器・一般外科(消化器外科、乳 腺・内分泌外科)、心臓血管外科、小児外科、脳神経外科、整形外 診 療 科 等 科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、 放射線科、麻酔科、病理診断科(25診療科) 心臓血管センター、脳神経センター、救命救急センター、周産期セ ンター、こどもセンター (5診療施設。ただし、脳神経センターは休止中) 1―4 多 摩 病 院 開 院 年 月 日 平成18年2月1日 許 可 病 床 数 376 床(稼働病床数 患 者 数 376床) 入院延人数 107,350人 1日入院平均 294人 外来延人数 217,015人 1日外来平均 798人 総合診療内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器・肝臓内科、腎臓・ 高血圧内科、代謝・内分泌内科、神経内科、血液内科、リウマチ・ 膠原病内科、アレルギー科、神経精神科、小児科、消化器・一般外 科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科、乳腺・内分泌外科、脳 診 療 科 等 神経外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼 科、耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、歯科口腔外科、リハビリテー ション科、病理診断科(30診療科) 救急災害医療センター、腎センター、内視鏡センター、 健康診断部(4診療施設) 1―5 ブレスト&イメージング先端医療センター附属クリニック 開 院 年 月 日 平成21年3月2日 許 可 病 床 数 無床 外 来 患 者 数 診 療 科 外来延人数 28,862人 1日外来平均 107人 等 乳腺外科、放射線科、腫瘍内科(乳腺疾患に特化した診療施設) 11 2.入学試験状況 (1)医学部 推薦入学試験 平成26年11月22日(土) 同合格発表 平成26年11月27日(木) 一般入学試験 区 第1次試験 平成27年 1月27日(火) 同合格発表 平成27年 2月 3日(火) 第2次試験 平成27年 2月 7日(土)・8日(日)のいずれか 1 日 同合格発表 平成27年 2月13日(金) 分 募集人員 志願者数 56( 入学者数 推 薦 15名 29)名 15( 9)名 一 般 100名 3,473(1,352)名 100(30)名 合 計 115名 3,529(1,381)名 115(39)名 (カッコ内数字は女子学生数) 一般入試志願者数の推移 4,000 人 3,000 2,000 2,439 2,695 平成22年度 平成23年度 1,000 3,143 3,503 3,473 平成24年度 平成25年度 平成26年度 0 (2)大学院 第1次入学試験 平成26年10月 3日(金) 同合格発表 平成26年11月 6日(木) 第2次入学試験 平成27年 1月16日(金) 同合格発表 平成27年 2月 専 医 科 攻 学 5日(木) 募集人員 系 志願者数 60名 入学者数 39(12)名 36(12)名 (カッコ内数字は女子学生数) 12 大学院入試志願者数の推移 人 60 40 20 48 41 平成23年度 平成24年度 30 39 31 0 平成22年度 平成25年度 平成26年度 (3)看護専門学校 推薦入学試験 同合格発表 平成26年11月 2日(日) 平成26年11月 6日(木) 一般入学試験 第Ⅰ期試験 同合格発表 第Ⅱ期試験 同合格発表 区 分 推 平成27年 1月10日(土) 平成27年 1月15日(木) 平成27年 3月19日(木) 平成27年 3月25日(水) 募集人員 志願者数 入学者数 薦 20名 33( 4)名 31( 4)名 抜 20名 68(15)名 17( 3)名 一 般 40名 169(20)名 37( 4)名 合 計 80名 270(39)名 85(11)名 特 別 選 (カッコ内数字は男子学生数) 看護専門学校一般入試志願者の推移 400 人 300 200 100 265 306 平成22年度 平成23年度 300 203 169 平成25年度 平成26年度 0 平成24年度 13 3.学生在籍者数 (1) 医学部 学 年 定 員 学生数 1学年 115名 132( 49)名 2学年 115名 118( 46)名 3学年 115名 111( 45)名 4学年 115名 114( 46)名 女子学生の占める割合は、 5学年 115名 102( 37)名 約38.4%です。 6学年 110名 113( 42)名 合計 685名 690(265)名 (カッコ内数字は女子学生数) (2)大学院 学 年 定 員 合 計 1学年 60名 30( 6)名 2学年 60名 41( 6)名 3学年 60名 45(15)名 4学年 60名 30( 合 計 240名 女子学生の占める割合は、 約21.9%です。 5)名 146(32)名 (カッコ内数字は女子学生数) (3)看護専門学校 学 年 定 員 学生数 1学年 80名 88(10)名 2学年 80名 81( 3学年 80名 95(10)名 240名 264(29)名 合 計 9)名 男子学生の占める割合は、 約10.9%です。 (カッコ内数字は男子学生数) 4.国家試験合格状況 (1) 第109回医師国家試験合格状況 第109回医師国家試験は、本学の合格者数109名、合格率91.6%でした。 新 卒 既 卒 全 体 受 験 者 数 105名 14名 119名 合 格 者 数 100名 9名 109名 率 95.2% 64.3% 91.6% 私立医科大学平均合格率 94.0% 60.3% 90.6% 本 学 合 格 14 医師国家試験(新卒)合格率の推移 % 100 80 89.9 87.4 83.3 第105回 第106回 第107回 60 91.8 95.2 第108回 第109回 40 20 0 (2) 第104回看護師国家試験合格状況 第104回看護師国家試験の合格率は、全体の合格率を上回る成績を収めました。 なお、合格者79名のうち61名が本学附属病院等に入職しました。 新 卒 受 験 者 数 83名 合 格 者 数 79名 本 学 合 格 率 95.2% 全 国 合 格 率 95.5% 看護師国家試験(新卒)合格率の推移 100 80 % 98.8 100.0 97.2 95.4 95.2 第100回 第101回 第102回 第103回 第104回 60 40 20 0 5.博士(医学)の学位授与状況 課程修了によるもの 26件 論文提出によるもの 10件 15 6.補助金交付状況 (1) 国庫補助金・地方公共団体補助金等交付状況 平成26年度の国庫補助金・地方公共団体補助金等の交付状況は、次のとおりです。 部 医 門 補助者・件数 学 部 大 学 病 院 東 横 病 院 西 部 病 院 多 摩 病 院 看 護 専 門 学 校 法 5件 2件 1件 1件 5件 1件 5件 9件 1件 5件 3件 3件 3件 3件 3件 3件 2件 2件 文部科学省 神奈川県 川崎市 学術研究振興基金 厚生労働省 国土交通省 神奈川県 川崎市 厚生労働省 川崎市 厚生労働省 神奈川県 横浜市 厚生労働省 神奈川県 川崎市 神奈川県 川崎市 人 内 交 合 訳 付 金 額 2,104,970千円 457,980千円 5,529千円 207,407千円 682,176千円 34,905千円 計 3,492,967千円 国庫補助金 2,164,537千円 地方公共団体補助金等 1,328,430千円 (2) 文部省科学研究費補助金申請・交付状況 平成26年度科学研究費補助金は、次のとおり39件の交付が決定し、交付総額は62,641千 円となりました。なお、申請件数に対する採択率は12.1%です。 研究種目 審査区分 申請件数 交付決定件数 交付金額合計 5件 2件 7,900千円 海外 1件 0件 0千円 特設 1件 0件 0千円 一般 9件 1件 4,800千円 特設 1件 0件 0千円 一般 153 件 22 件 32,200千円 挑戦的萌芽研究 38 件 5件 6,100千円 若 手 研 究 A 4件 0件 0千円 若 手 研 究 B 105 件 9件 11,641千円 研 究 活 動 ス タ ー ト 支 援 5件 0件 0千円 322 件 39 件 62,641千円 新学術領域研究 基 盤 研 究 B 基 盤 研 究 C 計 16 7.主な施設・設備の更新等 平成26年度における主な施設・設備の更新等は、次のとおりです。 大学・大学院 施設関係 難治研センター冷温水チラー更新 トリプル四重極 LC/MS システム一式更新 設備関係 リサーチ用高性能クリオスタット一式更新 自動ガラス封入装置更新 大学病院 施設関係 病院本館ハイブリッド手術室設置 病院別館市水受水槽更新 超電導磁気共鳴画像診断装置更新 設備関係 腔内照射位置決め透視撮影装置更新 超音波診断装置更新 東横病院 施設関係 管理棟サーバ室電気設備等更新 設備関係 3D内視鏡システム一式更新 西部病院 施設関係 病院棟非常用発電機更新 病理切出室ホルムアルデヒド対策工事 アルファマックス万能手術台更新 設備関係 デジタルラジオグラフィー AeroDR 更新 循環器用画像情報管理システム Xcelera 更新 多摩病院 画像管理システム更新 設備関係 手術用顕微鏡更新 医療情報システム更新 看護専門学校 設備関係 AV設備一式更新 クランクギャッチベッド一式更新 17 Ⅲ.財務の概要 1.財務の概況 平成26年度は、診療報酬改定の影響もあり、帰属収入に一定の伸びが見られましたが、医療経費 や人件費、消費税負担(医療・教育は非課税扱いのため本学が負担)が増したことにより、消費支出 が増大しました。8%から10%への更なる消費税率引上げは1年半延期されることとなりましたが、 その必要財源確保の為に検討されている医療費抑制策の推進等、私立医科大学は多くの経営課題に直 面しており、今後、法人運営はますます困難な舵取りを求められています。 借入金の返済が順調に進んだ結果、総負債比率や流動比率等、経営状態の安全性を表す財務諸表比 率は、着実に改善傾向にあります。 (1) 学校法人会計 学校法人会計を要約しますと、資金収支計算書では、当年度の資金収入が資金支出を2,263百 万円上回り、次年度繰越支払資金は前年度末より1,521百万円の増額となりました。 消費収支計算書においては、帰属収入が消費支出を上回り、帰属収支差額は1,714百万円の収 入超過となりました。貸借対照表においては、借入金を742百万円返済し借入金残高を減額しまし た。 (2) 収益事業会計 収益事業会計(多摩病院)を要約しますと、医業利益△974百万円、医業外利益671百万円と なり、学校会計繰入前当期純利益は303百万円の支出超過となりました。 各計算書につきましては、平成25年度との対比となっており、金額は百万円未満を四捨五入して おります。 18 2.学校法人会計 (1) 資金収支計算書 (収入の部) 勘 定 科 目 学 生 生 徒 等 納 付金 収入 寄 付 金 収 入 補 助 金 収 入 医 療 収 入 そ の 他 の 収 入 資 金 収入 調 整 勘定 当年度収入合計( A) 借 入 金 等 収 入 (1) 前 年 度 繰 越 支 払 資金 収 入 の 部 合 計 (支出の部) 勘 定 科 目 人 件 費 支 出 教 育 研究 経 費 支出 医 療 経 費 支 出 管 理 経 費 支 出 施設・ 設備関係支出 借 入 金等 利 息 支出 そ の 他 の 支 出 資 金 支出 調 整 勘定 当年度支出合計( B) 借 入 金 等 返 済 支 出 (2) 次 年 度 繰 越 支 払 資金 支 出 の 部 合 計 当年度資金差額(A)-(B) 借 入 金 差 額 (1) - (2) 26年度決算① 25年度決算② 4,043 3,913 410 664 2,811 3,053 50,117 48,841 9,853 8,851 △ 7,525 △ 6,262 59,709 59,060 1,275 2,550 5,749 6,103 66,733 67,713 (単位 百万円) 対前年(①-②) 130 △ 254 △ 242 1,276 1,002 △ 1,263 649 △ 1,275 △ 354 △ 980 26年度決算① 25年度決算② 25,545 25,197 2,730 2,609 25,157 24,141 1,698 1,630 1,405 1,477 192 228 9,073 10,158 △ 8,354 △ 7,817 57,446 57,623 2,017 4,341 7,270 5,749 66,733 67,713 2,263 1,437 △ 742 △ 1,791 対前年(①-②) 348 121 1,016 68 △ 72 △ 36 △ 1,085 △ 537 △ 177 △ 2,324 1,521 △ 980 2,570 △ 1,049 19 診療報酬改定に伴い医療 収入が増額しました。 有価証券売却収入 1,100 百万円を計上しました。 消費増税及び医薬品費 等の増加に伴い、医療経 費支出が増額しました。 (2) 消費収支計算書 (収入の部) 勘 定 科 目 26年度決算① 25年度決算② 学 納 金 4,043 3,913 寄 付 金 554 704 補 助 金 2,811 3,053 医 療 収 入 50,117 48,841 そ の 他 の 収 入 2,537 1,883 帰 属 収 入 合 計( A) 60,062 58,394 基 本 金組 入 額 合計△ 1,488 △ 2,973 消 費 収 入の 部合 計( B) 58,574 55,421 (支出の部) 勘 定 科 目 26年度決算① 25年度決算② 人 件 費 25,862 25,420 教 育 研 究 経 費 3,211 3,096 医 療 経 費 27,241 26,276 管 理 経 費 1,802 1,737 借 入 金 等 利 息 192 228 そ の 他 の 支 出 40 57 消 費 支 出の 部合 計( C) 58,348 56,814 帰 属収 支差 額( A) -( C) 1,714 1,580 消 費 収 支差 額( B) -( C) 226 △ 1,393 (単位 百万円) 対前年(①-②) 130 △ 150 △ 242 1,276 654 1,668 1,485 3,153 対前年(①-②) 442 115 965 65 △ 36 △ 17 1,534 134 1,619 有価証券売却差額573 百万円を計上しまし た。 以上の結果、帰属収支 差額は前年度と比較し て134 百万円増額し 1,714 百万円の収入超 過となりました。 (3) 貸借対照表 資 目 産 産 計 産 当期末 37,449 14,652 52,101 目 債 債 計 債 当期末 16,257 10,898 27,155 産 額 24,946 科 固 定 資 流 動 資 資 産 の 部 合 負 科 固 定 負 流 動 負 負 債 の 部 合 差 引 純 資 (単位 百万円) の 部 前期末 増減額 38,885 △ 1,436 11,805 2,847 50,690 1,411 の 有価証券の売却に伴い、 固定資産が減額し流動資 産(現預金)が増額しま した。 部 前期末 増減額 16,727 △ 470 10,731 167 27,458 △ 303 23,232 20 1,714 借入金残高の減少の伴 い、負債合計は減額しま した。 資産売却差額 1.0% 資産運用収入 1.1% 帰属収入の構成 事業収入 0.7% 学納金 手数料 補助金 4.7% 寄付金 補助金 寄付金 0.9% 医療収入 83.5% 手数料 0.4% 資産運用収入 資産売却差額 事業収入 学納金 6.7% 医療収入 雑収入 雑収入 1.0% 消費支出の構成 借入金利息 0.3% 資産処分差額 0.0% 徴収不能引当金繰入額 0.1% 人件費 徴収不能額 0.0% 管理経費 3.1% 教育研究経費 医療経費 管理経費 医療経費 46.7% 人件費 44.3% 借入金利息 資産処分差額 徴収不能引当金繰入額 徴収不能額 教育研究経費 5.5% 21 ( 4) 財 務 比 率 な ど の 推 移 (単位 百万円) ①資金収支差額推移表 勘 定 科 目 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 学 納 金 3,986 3,690 3,836 3,913 4,043 補 助 金 3,466 3,780 3,776 3,053 2,811 医 療 収 入 52,745 54,304 57,682 48,841 50,117 そ の 他 3,155 2,922 3,741 3,253 2,738 資 金 収 入 計 63,352 64,696 69,035 59,060 59,709 人 件 費 教育研究経費 医 療 経 費 そ の 他 資 金 支 出 計 27,770 2,310 25,424 4,817 60,321 28,725 2,444 26,685 4,375 62,229 28,830 2,409 27,797 4,962 63,998 25,197 2,609 24,141 5,676 57,623 25,545 2,730 25,157 4,014 57,446 5,037 1,437 2,263 資金収支差額 3,031 2,467 ※繰越支払資金・借入金収入及び返済支出は含まず 資金収支差額 (単位 百万円) 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 (単位 百万円) ②帰属収支差額推移表 勘 定 科 目 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 学 納 金 3,986 3,690 3,836 3,913 4,043 補 助 金 3,466 3,780 3,776 3,053 2,811 医 療 収 入 52,745 54,304 57,682 48,841 50,117 そ の 他 2,445 2,809 2,850 2,587 3,091 帰 属 収 入 計 62,642 64,583 68,144 58,394 60,062 人 件 費 教育研究経費 医 療 経 費 そ の 他 消 費 支 出 計 27,906 2,886 27,629 2,742 61,163 28,837 2,962 28,637 2,457 62,893 29,080 2,898 29,783 2,470 64,231 25,420 3,096 26,276 2,022 56,814 25,862 3,211 27,241 2,034 58,348 帰属収支差額 1,479 1,690 ※帰属収支差額=帰属収入-消費支出 3,913 1,580 1,714 帰属収支差額 (単位 百万円) 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 平成22年度 平成23年度 平成24年度 22 平成25年度 平成26年度 (単位 百万円) ③財政状況表 科 目 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 固 定 資 産 40,664 39,957 39,813 38,885 37,449 流 動 資 産 13,733 13,288 13,629 11,805 14,652 総 資 産 54,397 53,245 53,442 50,690 52,101 固 定 負 債 流 動 負 債 総 負 債 23,565 14,783 38,348 22,186 13,320 35,506 19,098 12,692 31,790 16,727 10,731 27,458 16,257 10,898 27,155 自 己 16,049 17,739 21,652 23,232 24,946 資 金 総資産、総負債及び自己資金 (単位 百万円) 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 平成22年度 平成23年度 平成24年度 総資産 平成25年度 総負債 平成26年度 自己資金 (単位 百万円) ④借入金等残高推移表 科 目 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 借 入 金 14,779 11,798 7,797 6,006 5,264 学 校 債 239 134 0 0 0 合 計 15,018 11,932 7,797 6,006 5,264 借入金等残高 16,000 (単位 百万円) 239 14,000 12,000 134 10,000 8,000 0 14,779 6,000 11,798 0 4,000 7,797 0 6,006 5,264 平成25年度 平成26年度 2,000 0 平成22年度 平成23年度 平成24年度 借入金 23 学校債 ⑤財務比率一覧表 平成 24年度 平成 25年度 平成 26年度 全国 平均 事業団 指標 固定資産 構成 比率 固定資産/総資産 74.8% 75.0% 74.5% 76.7% 71.9% 85.9% ↓ 有形固定資産/総資産 68.4% 68.8% 67.8% 69.1% 65.5% 59.1% ↓ その他の固定資産/総資産 6.4% 6.3% 6.7% 7.6% 6.4% 26.8% ↑ 流動資産 構成 比率 流動資産/総資産 25.2% 25.0% 25.5% 23.3% 28.1% 14.1% ↑ 固定負債 構成 比率 固定負債/総資金 43.3% 41.7% 35.7% 33.0% 31.2% 8.7% ↓ 流動負債 構成 比率 流動負債/総資金 27.2% 25.0% 23.7% 21.2% 20.9% 5.8% ↓ 内部留保 資産 比率 (運用資産-総負債)/総資産 △38.9% △35.4% △27.2% △23.3% △17.6% 26.4% ↑ △13.4% △9.2% △2.1% 0.1% 5.0% 1.5% ↑ 29.5% 33.3% 40.5% 45.8% 47.9% 85.5% ↑ △122.% △118.2% △16.0% ↑ 運用資産 余裕 比率 (運用資産-外部負債)/消費支出 自己資金 構成 比率 自己資金/総資金 消費収支 差額 構成 比 率 消費収支差額/総資金 固 定 比 率 固定資産/自己資金 △113.1% △117.2% △113.6% 253.4% 225.3% 183.9% 167.4% 150.1% 100.5% ↓ 102.7% 100.1% 97.7% 97.3% 90.9% 91.2% ↓ 流動資産/流動負債 92.9% 99.8% 107.4% 110.0% 134.5% 243.4% ↑ 総負債/総資産 70.5% 66.7% 59.5% 54.2% 52.1% 14.5% ↓ 率 総負債/自己資金 238.9% 200.2% 146.8% 118.2% 108.9% 17.0% ↓ 前 受 金 保 有 率 現金預金/前受金 604.9% 551.1% 737.5% 670.2% 920.1% 355.6% ↑ 基本金/基本金要組入額 90.0% 92.0% 92.8% 95.4% 96.1% 96.9% ↑ 減価償却累計額/減価償却資産取得価額 60.8% 61.8% 62.9% 64.6% 66.1% 50.0% ~ 人件費/帰属収入 44.5% 44.7% 42.7% 43.5% 43.1% 49.0% ↓ 人 件 費 依 存 率 人件費/学生生徒等納付金 700.1% 781.5% 758.1% 649.7% 639.6% 94.5% ↓ 教育研究 経費 比率 教育研究経費/帰属収入 48.7% 48.9% 48.0% 50.3% 50.7% 36.4% ↑ 管 理 経 費 比 率 管理経費/帰属収入 2.9% 3.1% 3.1% 3.0% 3.0% 7.0% ↓ 借入金等 利息 比率 借入金等利息/帰属収入 0.7% 0.6% 0.4% 0.4% 0.3% 0.2% ↓ 2.4% 2.6% 5.7% 2.7% 2.9% 6.0% ↑ 100.1% 101.4% 97.5% 102.5% 99.6% 105.6% ↓ 固 定 長 期 適 合 率 固定資産/(自己資金+固定負債) 流 動 総 負 債 負 債 基 本 金 比 率 比 率 比 比 率 減 価 償 却 比 率 人 件 費 消 費 収 支 計 算 書 関 係 比 率 平成 23年度 算式 有形固定 資産 構成 比 率 その他の 固定 資産 構 成 比 率 貸 借 対 照 表 関 係 比 率 平成 22年度 区分 比 率 帰属収支 差額 比率 (帰属収入-消費支出)/帰属収入 消 費 収 支 比 率 消費支出/消費収入 学生生徒 等納 付金 比 率 学生生徒等納付金/帰属収入 6.4% 5.7% 5.6% 6.7% 6.7% 51.8% ~ 寄 付 金 比 率 寄付金/帰属収入 1.2% 1.4% 1.3% 1.2% 0.9% 2.2% ↑ 補 助 金 比 率 補助金/帰属収入 5.5% 5.9% 5.5% 5.2% 4.7% 10.5% ↑ 基 本 金 組 入 率 基本金組入額/帰属収入 2.5% 4.0% 3.3% 5.1% 2.5% 11.0% ↑ 減 価償 却費 比率 減価償却額/消費支出 4.6% 4.0% 3.9% 4.7% 4.3% 9.9% ~ 注)日本私立学校振興・共済事業団指標:↑高い値が良い ↓低い値が良い ~どちらともいえない 注)全国平均:日本私立学校振興・共済事業団の「平成26年度版今日の私学財政」の「平成25年度 財務比率比較表(大学法人)」数値 注)総資金=負債+基本金+消費収支差額 自己資金=基本金+消費収支差額 運用資産=その他の固定資産+流動資産 外部負債=総負債-(退職給与引当金+前受金) 注)運用資産余裕比率の単位は(年)である 24 3.収益事業会計(多摩病院) (1) 貸借対照表 (単位 百万円) 科 目 当期末 前期末 増減額 140 医療情報システム更新 241 864 等に伴い、固定資産のう 3,227 2,503 724 ち、工具器具備品 576 百 債 1,827 743 1,084 万円増額、ソフトウェア 債 1,592 1,649 負債の部 合計 3,419 2,392 産△ 192 111 △ 303 純 資 産 の部 合計 △ 192 111 △ 303 3,227 2,503 流 動 資 産 2,122 2,262 固 定 資 産 1,105 資産の部 合計 流 動 負 固 定 負 純 資 負債・純資産合計 △ △ 57 1,027 349 百万円増額した一方 で、流動負債のうち、当 該未払金についても 856 百万円増額しました。 724 (2) 損益計算書 (単位 百万円) 科 目 26 年 度決 算① 25 年 度決 算② 対前年(①-②) 医業収益 8,858 8,796 62 医業費用 9,832 9,401 431 医 業 利 益 △ 974 △ 605 △ 369 テムの更新に伴い、 医業外収益 684 636 医業外費用 13 16 671 620 51 特別利益 0 0 0 委託費 155 百万円 特別損失 0 0 0 減価償却額 28 百万円 303 15 △ 318 0 15 △ 15 303 0 △ 303 0 0 303 0 医 業 外 利 益 学校会計繰入前当期純利益 △ 学 校 会 計 へ 繰 入 当 前 期 期 純 繰 利 越 利 益△ 益 次期 繰越利益余剰金△ 25 48 消費増税、医療情報シス △ 3 0 △ 303 材料費 133 百万円 給与手当 63 百万円 増額しました。 4.附属病院等の状況 (単位 百万円) (1)医療収入推移表 部 門 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 ※ 平 成 25 年度 ※ 平 成 26 年度 大 学 病 院 28,687 30,026 32,230 32,487 32,777 東 横 病 院 2,795 2,788 2,875 2,802 3,112 西 部 病 院 12,421 12,513 13,219 12,745 13,365 B&I 先 端 医 療 セ ン タ ー 附 属 ク リ ニ ッ ク 多 合 摩 病 院 計 534 662 713 807 863 8,308 52,745 8,315 54,304 8,645 57,682 8,575 57,416 8,682 58,799 ※医療収入合計額は収益事業会計(多摩病院)を含めているため資金収支計算書及び消費収支計算書の医療収入額とは一致しません 医療収入 (単位 百万円) 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 52,745 54,304 57,682 57,416 58,799 平成22年度 平成23年度 平成24年度 ※平成25年度 ※平成26年度 20,000 10,000 0 (単位 百万円) (2)医療経費推移表 部 門 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 ※ 平 成 25 年度 ※ 平 成 26 年度 大 学 病 院 13,987 14,723 15,606 16,300 16,490 東 横 病 院 1,796 1,815 1,765 1,795 1,943 西 部 病 院 6,859 7,054 7,134 7,494 8,083 B&I 先 端 医 療 セ ン タ ー 附 属 ク リ ニ ッ ク 多 合 摩 病 院 計 491 570 606 687 725 4,496 27,629 4,475 28,637 4,672 29,783 4,690 30,966 5,045 32,286 ※医療経費合計額は収益事業会計(多摩病院)を含めているため消費収支計算書の医療経費額とは一致しません 医療経費 (単位 百万円) 35,000 30,000 25,000 20,000 15,000 28,637 29,783 30,966 32,286 27,629 平成22年度 平成23年度 平成24年度 ※平成25年度 ※平成26年度 10,000 5,000 0 26 (3)病院別医療収入構成比率推移表 部 門 平成22年度 平成23年度 大 学 病 院 54.39% 55.29% 東 横 病 院 5.30% 5.13% 西 部 病 院 23.55% 23.04% B&I先端医療センター附 1.01% 1.22% 属 ク リ ニ ッ ク 多 合 摩 病 院 計 15.75% 100% 15.31% 100% 平成24年度 ※平成25年度 ※平成26年度 55.88% 56.58% 55.74% 4.98% 4.88% 5.29% 22.92% 22.20% 22.73% 1.24% 1.41% 1.47% 14.99% 100% 14.93% 100% 14.77% 100% ※医療収入構成比率は収益事業会計(多摩病院)を含めているため資金収支計算書及び消費収支計算書の医療収入構成比率とは一致しません 病院別医療収入構成比率 多摩病院 100% 90% 80% 70% 60% 15.75% 1.01% 15.31% 1.22% 14.99% 1.24% 14.93% 1.41% 14.77% 1.47% 23.55% 23.04% 22.92% 22.20% 22.73% 5.30% 5.13% 4.98% 4.88% 5.29% B&I先端医療セ ンター附属クリ ニック 西部病院 50% 東横病院 40% 30% 54.39% 55.29% 55.88% 56.58% 55.74% 大学病院 20% 10% 0% 平成22年度 平成23年度 平成24年度 ※平成25年度※平成26年度 (4)病院別医療経費構成比率推移表 部 門 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 ※平成25 年度 ※平成26 年度 大 学 病 院 50.62% 51.41% 52.40% 52.64% 51.07% 東 横 病 院 6.50% 6.34% 5.93% 5.80% 6.01% 西 部 病 院 24.83% 24.63% 23.95% 24.20% 25.04% B&I先端医療センター附 1.78% 1.99% 2.03% 2.22% 2.25% 属 ク リ ニ ッ ク 多 合 摩 病 院 計 16.27% 100% 15.63% 100% 15.69% 100% 15.15% 100% 15.63% 100% ※医療経費構成比率は収益事業会計(多摩病院)を含めているため消費収支計算書の医療経費構成比率とは一致しません 病院別医療経費構成比率 100% 90% 多摩病院 15.63% 1.99% 15.69% 2.03% 15.15% 2.22% 15.63% 2.25% 24.83% 24.63% 23.95% 24.20% 25.04% 6.50% 6.34% 5.93% 5.80% 6.01% 16.27% 1.78% 80% 70% 60% B&I先端医療セ ンター附属クリ ニック 西部病院 50% 東横病院 40% 30% 50.62% 51.41% 52.40% 52.64% 51.07% 大学病院 20% 10% 0% 平成22年度 平成23年度 平成24年度 ※平成25年度※平成26年度 27 (5)病院別入院1日あたり平均患者数 大 東 西 多 学 横 部 摩 病 病 病 病 院 院 院 院 (単位 人) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 906 904 921 888 881 103 97 98 93 96 345 349 347 331 339 296 302 294 290 294 入院1日あたり平均患者数 人 1,000 900 800 700 600 500 400 300 200 100 0 平成22年度 平成23年度 大学病院 平成24年度 東横病院 平成25年度 西部病院 平成26年度 多摩病院 (6)病院別外来1日平均患者数 大 学 病 院 東 横 病 院 西 部 病 院 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 2,369 2,355 2,394 2,389 176 185 186 196 1,114 1,083 1,090 1,061 (単位 人) 平成26年度 2,360 220 1,015 B&I 先 端 医 療 セン タ ー 附 属 クリ ニ ック 82 93 98 101 107 多 摩 病 院 843 844 845 836 798 外来1日あたり平均患者数 人 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 大学病院 東横病院 西部病院 B&I先端医療センター附属クリニッ ク 多摩病院 28 所在地 学校法人聖マリアンナ医科大学 〒 216-8511 川崎市宮前区菅生 2-16-1 ℡ 044-977-8111㈹ 聖マリアンナ医科大学 〒 216-8511 川崎市宮前区菅生 2-16-1 ℡ 044-977-8111㈹ 聖マリアンナ医科大学病院 〒 216-8511 川崎市宮前区菅生 2-16-1 ℡ 044-977-8111㈹ 聖マリアンナ医科大学東横病院 〒 211-0063 川崎市中原区小杉町 3-435 ℡ 044-722-2121㈹ 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 〒 241-0811 横浜市旭区矢指町 1197-1 ℡ 045-366-1111㈹ 川崎市立多摩病院(指定管理者病院) 〒 214-8525 川崎市多摩区宿河原 1-30-37 ℡ 044-933-8111㈹ 聖マリアンナ医科大学看護専門学校 〒 216-8511 川崎市宮前区菅生 2-16-1 ℡ 044-977-8111㈹ 聖マリアンナ医科大学附属研究所 ブレスト&イメージング先端医療センター附属クリニック 〒 215-0004 川崎市麻生区万福寺 6-7-2 ℡ 044-969-7720㈹ ホームページ 3 階・4 階 http://www.marianna-u.ac.jp/ 29