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スライド 1
宮城県版
東北の知的財産
支援ガイド
特許
東北にはたくさんの
知的財産が
うもれているね!
はじめに
P1
創造・保護・活用段階
における支援機関
P2∼P6
支援機関のご案内
P7∼P26
知的財産権の分類
P27
権利化に要する費用
P28
支援機関一覧表
P29∼P30
制度の概要
P31
意匠
東北地域知財戦略本部
東北地域知財戦略本部とは
実用新案
商標
東北の現状を踏まえた東北地域知財戦略推進計画を策定
し、様々な施策を展開しております。詳しくは、ホームページ
をご覧頂くか、東北地域知財戦略本部事務局(東北経済産
業局特許室P24)にお問い合わせ下さい。
http://www.tohoku.meti.go.jp/chizaihonbu/index.htm
このガイドは、知的財産初心者向けのガイドであり、記載内容の一部を平易な
表現に書き改めております。
はじめに
1
創造段階における支援機関
2
権利を取得する、権利を活用するといった、みなさまの知的財産活動をお手伝いする身近な
支援機関をご紹介いたします。
このガイドでは、「知的財産権」のうち、産業財産権(特許権・実用新案権・意匠権・商標権)を
中心としてご説明いたします。
自力での
開発が難しい
特許権・実用新案権・意匠権・商標権とは
他社ですでに開発
された技術や、他社
が使用中の商標では
ないか不安
せっかくのアイデア、
他人に知られたくない
2
1
3
営業秘密
技術上のアイデア
特許権・実用
新案権で保護
ネーミング・マーク
商標権で保護
独創的なデザイン
意匠権で保護
・新事業展開
・新技術・新製品開発
・産学官連携
・共同研究開発
・マーケティング戦略
・知的財産戦略
・発明,創造の奨励
等
産業財産権に関する各制度の概要については、31ページもご覧下さい。
技術
調査
意匠
調査
商標
調査
技術上の
アイデア
物品の
デザイン
商品やサービスに
使用するネーミング
・マーク
知的財産制度の役割
1
アイデアやネーミング等の知的財産は、権利化
(保護)することで、独占的な使用が可能となり、
知的財産の活用によって生まれた資産は、新たな
知的財産を創造するための原動力になります。
このような知的財産の創造、保護、活用のサイク
ルが、企業ひいては産業全体を発展させることに
つながります。
創造
活用
「知的財産権」についての詳しい情報は、特許庁ホームページでも入手できます。
http://www.jpo.go.jp/seido/s_gaiyou/chizai01.htm
知的財産権の分類については、27ページをご覧下さい。
保護
県の公設試験研究機関との共同
開発や技術指導等、様々な開発支
援制度、補助金制度があります。
・宮城県 新産業振興課(P8)
・宮城県産業技術総合センター(P9)
・KCみやぎ(P10)
・工業系知的財産センター(P10)
・みやぎ産業振興機構(P12)
・中小企業基盤整備機構東北支部
(P15) 等にご相談下さい。
マーケティング・ビジネスプランについては、
・東経連事業化センター(P16)
もご利用下さい。
2
特許電子図書館(P25参照)
を利用すれば、すでに開発さ
れた技術上のアイデアや、す
でに出願されている意匠・商
標を検索調査できます。専門
員のアドバイスを受けながら
調査できる支援機関には、
・知的所有権センター(P11)
・工業所有権情報・研修館仙
台閲覧室(P25)
があります。
3
権利化を目指すと、
公報の発行などに
より出願内容が公
開されます。他人に
知られたくない技術
上のアイデアは、営
業秘密として秘密
にすることも検討し
ましょう。営業秘密
は不正競争防止法
により保護される場
合があります(P26
参照)。
4 保護段階における支援機関
3
苦労して考え出したアイ
デアやマークを自社オリ
ジナルとして保護するに
はどうするの?
4
特許権・
実用新案権
による保護
権利化に要する費用は
高いので(P28)、
無駄な出願はしたくない
特許と実用新案の
違いが分からない
書類
作成
商標権
による
保護
特許庁に出願し権利化する
ことで保護することができま
す。初心者向けの制度説明
会は、
・知的所有権センター(P11)
・発明協会(P13)
・東北経済産業局特許室
(P24)
等で開いております。無料相
談会(P13・P15・P22等)も実
施しておりますので、ご活用
下さい。
8
図面
6
5
出願はどこに
すれば良いの?
7
意匠権
による
保護
4
出願書類ってどう
やって作るの?
実用新案では保護対象が
物品の形状・構造・組合せ
に限られている点、無審査
で登録されるため権利行使
の際に制限がある点等、特
許と違う点がいくつもありま
す(P31参照)。詳しくは、
・知的所有権センター
(P11)
・東北経済産業局特許室
(P24)
等にお尋ね下さい。
特許
明細書
特許
特許
実用新案
実用新案
意匠
意匠
願書
図面
願書
商標
5
9
出願手数料は
特許印紙で支
払うって聞い
たことがある
んだけど…
6
同じようなアイデアがすでに出
願されていないか等、権利化
の可能性について、出願前に
しっかりと調査することで無駄
な出願を避けることができます。
また、権利化の必要性を見極
めてから、出願することが大切
です。弁理士(P22参照)や、
特許情報活用支援アドバイ
ザー・特許流通アドバイザー
(P11参照)のアドバイスを受
けることもご検討下さい。
商標
実用新案
特許庁
へ提出
願書
7
所定の様式で、願書・明細
書等を作成します。書類作
成には専門的知識が必要で
すので、弁理士(P22参照)
に作成を依頼することもご
検討下さい。
・発明協会 (P13)
・日本弁理士会(P22)
・東北経済産業局特許室
(P24)
等の無料相談会もご活用下
さい。
8
出願書類は特許庁に
提出します。インター
ネットを利用したパソコ
ン出願の他、書面を特
許庁に持参または郵送
する方法等があります。
・発明協会 (P13)
・東北経済産業局特許
室(P24)
等にご相談下さい。
9
手数料(P31参照)の納
付方法には、特許印紙
(集配郵便局等で販売)
による納付、予納(特許
庁に口座を開設)による
納付、現金納付制度に
よる納付があります。
・発明協会 (P13)
・東北経済産業局特許
室(P24)
等にご相談下さい。
5
審査請求料
(P31参照)は
安くならない?
特許
査定
10
活用段階における支援機関
14
どのようなアイデア
(発明)が特許になるの?
もっと早く審査して
くれないかなぁ
特許
いつ権利が
発生するの?
ニセモノが
出回ってい
る!
15
権利行使
(差止請求、損害賠
償請求)
独占使用
(製造、販売)
特許
13
11
審査
請求
6
審査
拒絶
査定
実用新案は審査
しないの?
12
実用新案
登録
査定
実用新案
意匠
意匠
商標
商標
特許料・
登録料
納付
↓
登録
↓
権利
発生
所定の要件を
みたすものが登録
されます(P31)
10
審査請求手数料
には減免制度が
あります。詳しくは、
・発明協会(P13)
・東北経済産業局
特許室(P24)
にご相談下さい。
11
優先審査制度や、
中小企業や個人
の方を対象とし
た早期審査制度
があります。詳し
くは、
・知的所有権セ
ンター (P11)
・東北経済産業
局特許室(P24)
にご相談下さい。
12
実用新案登録出願
では、新規性等の
要件を審査しませ
ん。そのため、早期
に登録されますが、
権利活用時に一定
の制限が課せられ
るなどのデメリット
がありますので、ご
注意下さい(P31参
照)。
17
自分の権利
を他の人に
使ってもらう
ことで利益を
上げたい
・マーケティング
・販路開拓
・マッチング
・試作品の評価
・事業化資金調達
・他事業者との連携
・ビジネスプランの
ブラッシュアップ
・海外展開
等
16
実施許諾・権
利譲渡
等契約
審査
拒絶
査定
13
世間に知られていないも
ので、容易に考えつくこ
とのできない、産業上利
用可能なアイデアが特
許になります(P31参照)。
特許になるかどうかは、
特許庁の審査官が判断
します。自分のアイデア
が新しいものかどうかは、
特許電子図書館(P25参
照)等で調べることがで
きます。
14
特許料・登録料
(P31)を納付する
ことで登録番号が
付与され権利が
発生します。詳しく
は、
・知的所有権セン
ター(P11)
・発明協会(P13)
・東北経済産業局
特許室(P24)
にご相談下さい。
15
知的財産を権利
化しておけば、
ニセモノ製品の
販売等を差し止
めたり、損害賠
償を請求するこ
とができます。
・日本弁理士会
(P22)
・弁護士知財
ネット(P23)
にご相談下さい。
事業を拡
大するに
は?
16
実施許諾や権利移転
など権利活用につい
て、特許流通アドバイ
ザー(P11参照)のアド
バイスを受けることが
できます。詳しくは、
・知的所有権センター
(P11)にご相談下さい。
県有特許の活用は
・宮城県経済商工観
光部新産業振興課
(P8)にご相談下さい。
17
知的財産を活用し
た事業の拡大を支
援します。詳しくは、
・みやぎ産業振興
機構(P12)
・中小企業基盤整
備機構(P15)
・東経連事業化セ
ンター(P16)
・日本貿易振興機
構(P20)等にご相
談下さい。
7
提供サービス
支援機関のご案内
宮城県経済商工観光部新産業振興課
8
○知的財産(特許・実用新案・意匠・商標等)に関する相談窓口
知的財産に関する県庁の窓口として,相談に応じるほか,必要に応じて相談先等を紹
介します。
○宮城県経済商工観光部新産業振興課
○ 宮城県産業技術総合センター
○ KCみやぎ
○ 工業系知的財産センター
○ 宮城県知的所有権センター
○ (財)みやぎ産業振興機構
○(社)発明協会宮城県支部
○知財駆け込み寺
○仙台市経済局産業政策部
産学連携推進課
○(財)仙台市産業振興事業団
○仙台商工会議所
○宮城県中小企業団体中央会
○(独)日本貿易振興機構
仙台貿易情報センター
○東北大学産学官連携推進本部
○㈱インテリジェント・コスモス研究機構
○宮城県行政書士会
○「みやぎ特許ビジネス市」の開催
特許を保有する方々とそれを活用される方々の新しい特許流通の場を提供します。
○各種支援事業の実施
「デザイン重視型ものづくり支援事業」「起業家等育成支援事業」等の各種支援事業に
より,知的財産の創造・活用を支援します。
○県の試験研究機関が保有する特許等の技術移転の促進
試験研究機関が保有する特許等をホームページ・みやぎ県有特許シーズ集等で公開
するとともに,「みやぎ特許ビジネス市」等を活用し技術移転を促進します。
○県内の知的財産支援機関との連携
県内の知的財産支援機関と連携し,各種の支援を効果的に行います。
○Web Site による情報提供
「宮城県の知的財産支援」のホームページを公開し,セミナーの開催等の情報を広く提
供します。
○(独) 中小企業基盤整備機構東北支部
○ 東経連事業化センター
○ 日本弁理士会東北支部
○ 弁護士知財ネット東北地域会
○ 東北経済産業局特許室
○ (独)工業所有権情報・研修館仙台閲覧室
支援サービスやイベント情報の詳細は、
ホームページをご覧頂くか、各機関にお問い合わせ下さい。
お問い合わせ先
○ (社)著作権情報センター
○ 経済産業省知的財産政策室
県内の中小企業や生産者の皆様が,知的財産の重要性を認識し,創造・保護・活用に
積極的に取り組むことにより,競争力の強化と経営の持続的な発展を図っていただくた
めの支援をします。
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
・メール
・ホームページ
宮城県経済商工観光部 新産業振興課
〒980−8570 仙台市青葉区本町3−8−1
022−211−2722
022−211−2729
[email protected]
http://www.pref.miyagi.jp/shinsan/
http://www.pref.miyagi.jp/shinsan/shin-sangyo/chizai/chizai-home.html
宮城県産業技術総合センター
提供サービス
○技術相談
工業技術全般にわたる相談に応じます。
10 KCみやぎ(基盤技術高度化支援センター)
提供サービス
地域産業の振興に貢献するため,信頼・迅速・親切・安全・安心に基づくワンストップソ
リューションを提供します。
9
お問い合わせ先
○施設・機器開放
センター内の施設・機器を企業の皆様が活用できるよう開放しています。施設機器をご
利用いただくため,機器等の操作方法の習得を目的とする研修も随時行います。
○技術研修
技術的な実務に直結する研修を実施しています。
○試験分析
工業用材料・部品などの各種試験・分析・測定を行います。
○共同研究・受託研究・実用化研究室
企業の皆様との連携による共同研究や受託研究を行います。また,センターとの連携
による製品開発などを目的として,実用化研究室をご利用いただけます。
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
・メール
・ホームページ
KCみやぎ(基盤技術高度化支援センター)
〒981−3206 仙台市泉区明通2−2
022−377−8701
022−377−8712
[email protected]
http://www.kc-miyagi.jp
工業系知的財産センター
提供サービス
お問い合わせ先
宮城県産業技術総合センター
〒981−3206 仙台市泉区明通2−2
022−377−8700
022−377−8712
http://www.mit.pref.miyagi.jp/
○技術相談
地域学術機関(13機関)の連携のもと,企業の皆様の技術相談にワンストップ体制で
対応します。
○Web Site の活用
Web Site により,技術相談の受付,データベース検索サービス(研究者・機器開放情
報),イベントカレンダー,研究会情報,セミナー情報等を提供しています。
○技術改善支援
新製品・新技術の開発や生産工程の改善など技術課題解決のため,センター研究者
による支援や企業技術者の受け入れ等を行います。
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
・ホームページ
技術相談のワンストップ窓口として最適な支援策を迅速に提供します。
産業技術総合センターの技術力を結集し,競争力あるモノづくりにチャレンジする中小
企業の皆様を知的財産の面からも支援します。
○知的財産に関するセミナーの開催
中小企業の皆様の知的財産の理解向上と人材育成のためのセミナー等を開催します。
○知的財産権活用支援
中小企業の皆様の知的財産を技術的に支援します。
お問い合わせ先
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
・ホームページ
工業系知的財産センター(宮城県産業技術総合センター内)
〒981−3206 仙台市泉区明通2−2
022−377−8700
022−377−8712
http://www.mit.pref.miyagi.jp/
宮城県知的所有権センター
12
提供サービス
○特許流通アドバイザー
特許の導入や他社への技術移転を希望する企業の皆様に対するアドバイスを行うとと
もに,研究機関・大学等が有する特許の地域産業界への移転を支援します。
・ 技術導入・技術移転をしたいが,相手方企業が見つからない,交渉の仕方が分
からないようなときにお役に立ちます。
・ 各都道府県に派遣されている特許流通アドバイザー間の連携により,技術導入
したい企業や特許を解放したい企業を全国から探します。
・ 特許流通に関する交渉から契約,各種支援施策の活用にいたるまで,地域の中
小企業・ベンチャー企業の皆様の立場に立ってアドバイスします。
提供サービス
産業技術総合センター内に常駐している特許流通アドバイザー,特許情報活用アドバ
イザーが,特許の導入や他社への移転,中小企業の民様の特許戦略等を支援します。
11
○ビジネスプラン
少数精鋭のビジネススクール開設から「ビジネスプラン」のブラッシュアップまでをトータ
ルのサポートします。
○ビジネスチャンス
新たなビジネスパートナーとの商談や情報交換を行い,マーケティングや販路拡大を
演出します。
お問い合わせ先
宮城県知的所有権センター
〒981−3206 仙台市泉区明通2−2(宮城県産業技術総合
センター内)
・電話番号
022−377−8725
・ファックス
022−377−8712
・ホームページ http://www.mit.pref.miyagi.jp/mipc/
○特許専門相談による相談
特許専門相談員が特許取得に関する各種相談に応じます。
○研究開発支援
学術機関等の研究成果を生かした新事業の創出や新商品の研究を推進するため,産
学官の連携コーディネータト及び研究会等の支援を行います。
お問い合わせ先
称
所
チャレンジ精神豊かな県内中小企業者,創業者の皆様のビジネスチャンスの創出・拡
大を多彩なメニューでサポートします。
○専門家派遣
各分野に精通した専門家を派遣し,専門的なアドバイスを行います。
○特許情報活用支援アドバイザー
中小企業・ベンチャー企業の皆等の特許戦略を全面的に支援します。
・ 特許情報の検索・活用のお手伝いをするため,随時相談に応じるほか,講習会
の開催,出張での相談・検索支援をいたします。
・ 特許情報は,研究テーマの発掘,競合他社の動向把握,特定技術分野の情報
入手,先行技術調査,パテントマップ作成等に活用いただけます。
・名
・住
(財)みやぎ産業振興機構
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
・メール
・ホームページ
財団法人 みやぎ産業振興機構
〒980−0011 仙台市青葉区上杉1−14−2
022−225−6636
022−263−6923
[email protected]
http://www.joho-miyagi.or.jp
(社)発明協会宮城県支部
14 商工会・宮城県商工会連合会(知財駆け込み寺)
提供サービス
提供サービス
○産業財産権に関する無料相談会の開催
弁理士を中心に企業の知的財産権実務経験者等を相談員として、産業財産権(特許
権・実用新案権・意匠権・商標権)に関する個別相談会を定期的に開催しております。開
催日はホームページをご覧頂くか、お問い合わせ下さい。
13
○支援機関への取り次ぎ
各商工会・商工会議所の窓口において、ご相談内容に応じて、適切な知的財産支援機
関や弁理士等の専門家への取り次ぎを行います。
○セミナーの開催
知的財産活用戦略や問題解決指南等のセミナーを開催します。
知財駆け込み寺とは
○産業財産権に関する常時相談
出願や登録のための手続、出願手数料(P31参照)の減免制度や早期審査制度等の
各種制度について、常駐の出願アドバイザーが相談に応じます。
○産業財産権セミナー等の開催
特許や商標等の産業財産権に関するセミナーや講習会等を随時開催しています。詳し
くは、ホームページをご覧頂くかお問い合わせ下さい。
http://www.hirameki.jiii.or.jp/sibu/miyagi/miyagi.htm
○パソコン電子出願サービス(平成19年2月現在)
実際に出願可能な専用端末を設置しています。出願アドバイザーのアドバイスを受け
ながら、下記の各種手続きを行うことができます。また、お急ぎの場合には、その日のう
ちに出願できる即日出願もご利用いただけます。(※ご利用条件がありますので、事前に
お問合せください。)
特許・実用新案・意匠・商標
・出願 ・中間手続 ・登録料納付手続 ・証明、閲覧請求手続、閲覧
中小企業の知的財産に関する相談の取り次ぎをするため、商工会・商工会議所に設置
された機関で、身近な相談窓口です。。経営指導員が知的財産に関する相談を適切な
支援機関や専門家に紹介致します。
「知財駆け込み寺」についての詳しい情報は、下記ホームページでも入手できます。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/chizai/060628kakekomi.htm
○特許印紙予納代行サービス(発明協会本部のみの取扱い)
予納する時の盗難・紛失等の事故を未然に防ぐために、発明協会(本部企画推進チー
ム)では、みなさまに代わって特許印紙を特許庁へ納付する予納代行サービスを無料で
行っております。(※ご利用の際は、事前に特許庁から「予納台帳番号」を取得した上で、
発明協会の「専用取引コード」を設定していただく必要があります。)
詳細は、ホームページをご覧頂くか、お問い合わせ下さい。
http://www.jiii.or.jp/yonoh/daikou.html
企画推進チーム TEL 03-3502-5491 FAX 03-5512-7567
お問い合わせ先
社団法人発明協会宮城県支部
〒980-0014 仙台市青葉区本町3−4−18 太陽生命仙台本町ビル7階
月曜日∼金曜日(祝祭日及び年末年始を除く)8:30∼17:15
022-264-1340
022-266-8238
http://www.hirameki.jiii.or.jp/sibu/miyagi/miyagi.htm
お問い合わせ先
・名
称
・住
所
・受付時間
・電話番号
・ファックス
・ホームページ
最寄りの商工会・商工会連合会・商工会議所にお問い合わせ下さい。
・Web商工会議所名簿
http://www.cin.or.jp/cin-cgi/me_list99open.asp
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
・メール
・ホームページ
宮城県商工会連合会
〒980-0011 仙台市青葉区上杉1-14-2
022-225-8571
022-265-8009
[email protected]
http://www.cin.or.jp/cin-cgi/me_list99open.asp
(独)中小企業基盤整備機構東北支部
16 東経連事業化センター
提供サービス
提供サービス
○知的財産権に関する無料相談
特許等、知的財産権に関すること全般について、弁理士(P22参照)等の専門家がご相
談に応じます(予約制)。
15
○専門家による経営・技術相談、情報提供
窓口相談・出張相談・メールによる相談などにより、創業・新事業開拓・経営向上・知的
財産などの知的資産を活用した経営の指導など様々な経営課題について無料でご相談
頂けます。
○産学マッチング支援事業
東北7県(新潟県を含む)に主な事業所を置く企業と大学等との、産学連携プロジェクト
創出し、企業競争力強化を支援。
企業や研究者それぞれに、研究ニーズやシーズに合わせた共同研究者を紹介し、事業
化を支援や各種補助金・委託金への申請支援を実施。
また、事業化のための可能性試験が必要となっている研究シーズに対しては、「事業化
の可能性を的確かつ迅速に評価する試験等」(FS:フィージビリティスタディ)への資金助
成も実施。
○専門家継続派遣事業(有料)
知的財産(特許等)、経営、技術、財務、法務の専門家を中小企業へ継続的に派遣し、
中小企業の経営課題、発展段階に応じたタイムリーなアドバイスを行います。
○各種セミナー等の開催
各種セミナーなどを開催します。
派遣期間
1年以内、月2回程度
費
謝金日当の1/3(16,700円)負担。残額の2/3は国負担。
用
派遣人材
URL
弁理士、中小企業診断士、技術士等
http://www.smrj.go.jp/venture/consult/specialist/
お問い合わせ先
独立行政法人中小企業基盤整備機構東北支部
〒989-3126 仙台市青葉区落合4-2-5
022-302-8602
022-392-8813
又は、東北サテライト
〒980-0811 仙台市青葉区一番町4-7-17 小田急仙台ビル3F
022-716-1751(TEL)
022-716-1752(FAX)
・ホームページ http://www.smrj.go.jp/tohoku/index.html
お問い合わせ先
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
○マーケティング・ビジネスプラン支援事業
東北7県(新潟県を含む)に主な事業所を置く企業を対象に、新製品・新商品の開発に
際して課題となる、マーケティングや知的財産の戦略立案ならびにビジネスプランの構築
等の支援。
企業からの支援ニーズを踏まえ、案件ごとに個別支援チームを編成し、秘密保持契約締
結の上、支援を実施。
支援チームの活動は支援決定後原則1年間。
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
・ホームページ
・E-Mail
東北地域事業化支援センター(略称「東経連事業化センター」)
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央2-9-10 セントレ東北11階
022-225-8561
022-262-7055
http://www.nc-t.jp
nc-t@m1. bstream.jp
18
○産学連携専門家派遣 (無料)
課題解決に適した大学教員等を専門家として派遣し、診断やアドバイスを行います。
事前に職員がヒアリングを行い、専門家を選定します。依頼したい専門家が決まっている
場合はご相談下さい。
○産学連携セミナー「寺子屋せんだい」
企業の技術者を対象としたサロン形式のセミナーです。仙台市地域連携フェローの
コーディネートにより、様々な分野の研究者を講師に招き、わかりやすく話題提供して頂き
ます。その場で簡単な技術相談もお受けします。
大学研究者や企業技術者とのネットワークづくり、新事業創出のヒントなどにお役立て下
さい。
提供サービス
お問い合わせ先
お問い合わせ先
(財)仙台市産業振興事業団 産業振興部 新事業創出促進室
〒980-6107 仙台市青葉区中央1-3-1 AER7階
022-724-1212
022-715-8502
[email protected]
http://www.siip.city.sendai.jp/
新規創業、経営革新、産学連携、情報化・国際化の促進などをトータルにサポートする
総合支援機関です。身近な相談・支援機関としてぜひご活用下さい。
○専門家派遣 (有料)
専門家が継続的に企業を訪問し、実践的なコンサルティングを行います。
1企業1年度間につき最大10回
1回あたり11,667円+専門家の旅費の1/3
弁理士、中小企業診断士等
http://www.siip.city.sendai.jp/cb_tyusyo/consul_expert.html
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
・メール
・ホームページ
財団法人仙台市産業振興事業団 産業振興部 中小企業支援室
〒980-6107 仙台市青葉区中央1-3-1 AER7階
022-724-1122
022-715-8205
[email protected]
http://www.siip.city.sendai.jp/
仙台市経済局産業政策部産学連携推進課
当事業団メールマガジン「せんだいE企業だより」にて、ご案内致します。
ホームページからご登録下さい ⇒ http://www.siip.city.sendai.jp/
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
・メール
・ホームページ
(財)仙台市産業振興事業団 産業振興部
中小企業支援室
・派 遣
・費 用
・派遣人材
・URL
お問い合わせ先
○『御用聞き型企業訪問』 (無料)
仙台市地域連携フェローが直接企業を訪問し、専門分野を活かして技術的な相談に
応じます。訪問後も、継続して相談をお受けします。
■堀切川一男 仙台市地域連携フェロー(東北大学大学院工学研究科 教授)
専門分野:機械材料、機械要素、機械加工、トライボロジー(摩擦・摩耗・潤滑)
相談実績:部品の摩耗の改善について、滑りにくい履物の開発について など
■青木秀之 仙台市地域連携フェロー(東北大学大学院工学研究科 准教授)
専門分野:燃焼、移動現象(流体等)、熱物性値の測定等
相談実績:空調システムの開発について、燃焼装置の開発について など
提供サービス
産学官連携により、技術的課題の解決を支援します。
17
提供サービス
仙台市 経済局 産業政策部 産学連携推進課
(財) 仙台市産業振興事業団 産業振興部
新事業創出促進室
産学連携により,MEMSの事業化を行う上での課題等の解決を支援します。
○MEMS地域企業活性化事業 (無料)
MEMS(Micro Electro Mechanical System)技術を活用した地域企業による事業化の
創出,技術力向上を図るため,技術的課題や事業化を行う上での課題解決に適した専
門家を派遣し,アドバイスを行います。
事前に職員がヒアリングを行い,専門家を選定します。
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
・メール
仙台市経済局産業政策部 産学連携推進課
〒980-8671 仙台市青葉区国分町3丁目7-1
022-214-8278
022-214-8316
[email protected]
仙台商工会議所
宮城県中小企業団体中央会
提供サービス
○知的財産に関する相談
組合等で発生した問題解決のための専門家の知識を要する場合、弁理士、弁護士、な
ど専門家を派遣し問題解決のためのアドバイスを等を行います。
○各種セミナー・講演会等の開催
組合や業界が抱える問題に対し、専門講師によるセミナー・講演会を開催します。
お問い合わせ先
お問い合わせ先
宮城県中小企業団体中央会
〒980-0011 仙台市青葉区上杉 1-14-2 宮城県商工振興センター 1F
022−222−5560
022−222−5557
http://www.chuokai-miyagi.or.jp/index.html
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
・ホームページ
(独)日本貿易振興機構 仙台貿易情報センター
〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町3-6-16 漁信基ビル5F
022-223-7484
022-262-6230
http://www.jetro.go.jp/jetro/offices/japan/sendai/sendai/
国立大学法人 東北大学
産学官連携推進本部 知的財産部
提供サービス
○組合等への専門家派遣
組合等で発生した問題解決のための専門家の知識を要する場合、弁護士、社会保険
労務士など専門家を派遣し問題解決のためのアドバイスを等を行います。
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
・ホームページ
○セミナー・講演会等の開催
海外模倣対策ハンドブックやセミナー・講演会を通じて,海外での模倣品・海賊版対策に
役立つ情報を提供します。
○海外での知的財産権侵害状況調査
海外で知的財産権の侵害を受けている中小企業者の皆様に対し,模倣品・海賊版の製
造元や流通経路を特定し,市場での販売状況等の情報を提供します
お問い合わせ先
仙台商工会議所
〒980−0811 仙台市青葉区一番町4−7−17小田急仙台ビル3F
022−265−8181
022−217−1551
[email protected]
http://www.sendaicci.or.jp/
海外における模倣品・海賊版対策を支援します。
○知的財産関連相談
海外での知的財産保護についての相談に応じます。
お問い合わせ先
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
・メール
・ホームページ
20 (独)日本貿易振興機構 仙台貿易情報センター
提供サービス
○専門家(弁理士等)派遣による支援
経営課題の解決・改善へ向けて各種専門家が対応します。
○相談窓口による支援
専門家による相談窓口を開設し、シニアアドバイザー、中小企業診断士などの専門家が
経営課題をはじめとするご相談に応じます。
提供サービス
中小企業の相談窓口として支援します。
19
大学の知的財産を社会で活用していただくための支援をします。
○大学発知的財産の活用支援
○各種公開セミナーや勉強会の開催
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
・メール
・ホームページ
国立大学法人 東北大学 産学連携推進本部 知的財産部
〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-10(NICHe 2F)
022−795−3216
022−795−3220
[email protected]
http://www.rpip.tohoku.ac.jp/
(株)インテリジェント・コスモス研究機構
(株)インテリジェント・コスモス研究機構
〒989-3204 仙台市青葉区南吉成6丁目6-3
022-279-8811
022-279-8880
[email protected]
http://www.icr-eq.co.jp/index2.html
弁理士とは
お問い合わせ先
宮城県行政書士会
〒980-0803 仙台市青葉区国分町3丁目3-5
022-261-6768
022-261-0610
[email protected]
http://www3.ocn.ne.jp/~miyagyou/
お問い合わせ先
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
・メール
・ホームページ
提供サービス
○知財に関する契約書の作成
○侵害に対する内容証明作成
○商品開発後の販売、賃貸利用に関する許可認可申請
○著作権に関する登録申請
○知的財産における手続き相談
○特許相談(平成19年2月現在)
毎週金曜日に無料相談を行っております。相談は午後1時から4時の間で、弁理士が
対応致します(予約制)。
○各種支援活動
知的財産支援センターを通じて、各種の支援活動を展開中です。
弁理士派遣事業
小中高などの教育機関、商工会議所、中小企業支援団体などに、弁理士を講師、アド
バイザー、相談員等として派遣しています。
情報提供事業
知的財産に関する有益な情報をホームページで提供しています。
特許出願等の支援事業
特許出願を行うために必要な手続費用についての支援制度(出願費用の給付又は貸
与)を設けています。
一斉無料相談会
弁理士の日(7月1日)には、全国一斉無料相談会を開催しています。
宮城県行政書士会
行政書士業務に関する総合的な支援を行います。
日本弁理士会東北支部
○新弁理士検索システム「弁理士ナビ」
弁理士名、事務所所在地、専門の技術分野などの項目から弁理士を検索するための
システムをホームページ上で提供中です。
「弁理士ナビ」 http://www.benrishi-navi.com
お問い合わせ先
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
・メール
・ホームページ
22
提供サービス
○セミナーの実施
地域内企業の皆様の意識向上ための支援を行います。
提供サービス
産学官連携推進のための知的財産を活用を支援します。
21
弁理士(国家資格)とは、技術上のアイデア(発明・考案)、物品のデザイン(意匠)、商
品・サービスに付される識別標識(商標)を強い権利に育て上げるためのパートナーです。
産業財産権(特許権・実用新案権・意匠権・商標権)を取得する手続は皆様ご自身でも行
うことができますが、適切な権利化には専門知識を必要としますので、弁理士に依頼す
ることをお勧めします。弁理士は、皆様の権利活用も強力にサポートします。詳細はホー
ムページをご覧頂くか、お問い合わせ下さい。
・名
・住
称
所
日本弁理士会東北支部
〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町3-4-18
太陽生命仙台本町ビル5階
022-215-5477
・電話番号
022-215-5478
・ファックス
・ホームページ http://www.jpaa.or.jp/about_us/location/map_tohoku.html
http://www.jpaa.or.jp/tohoku/(専用ホームページ開設準備中)
弁護士知財ネット東北地域会
24
提供サービス
提供サービス
○弁護士知財ネット
弁護士知財ネットは、地域に密着した知的財産関連の司法サービスの拡充を目指し、
日本弁護士連合会の支援のもとに誕生した全国規模のネットワークです。
全国各地の会員弁護士が、知的財産権に関する法律問題についての相談から訴訟を
含む紛争解決までの依頼を受けます(有料)。
全国8つの地域会の窓口弁護士を通じて、地域ニーズにあった弁護士をご紹介します
ので、お問い合わせ下さい。
23
東北経済産業局特許室
○産業財産権に関する無料相談
出願や登録のための手続、出願手数料(P31参照)の減免制度や早期審査制度等の
利用等について、常駐の相談員が無料でご相談に応じます(電話による相談可) 。
○産業財産権イベントの開催
知的財産権制度説明会、知的財産権セミナーの開催、発明の日フェア等のイベントの
開催をしています。最新の情報はホームページに掲載しますので、ご覧下さい。
○弁護士のワンストップサービス
弁護士は総合的リーガルアドバイザーとして、弁理士、税理士、公認会計士等、様々な
専門家との連携によるワンストップサービスを提供致します。
○各種調査報告書の閲覧
特許庁等がとりまとめた各種調査報告書(年次報告書、特許活用事例集、技術分野別
特許マップ等)を自由に閲覧でき、今後の事業展開の参考にすることができます。また、
産業財産権普及ビデオの貸し出しをしております。
○特許等原簿の閲覧、認証謄本の交付
オンライン端末を利用することにより、特許・実用新案・意匠・商標原簿の閲覧及び認
証謄本の交付を受けることができます。
○TV面接室の利用
特許室にあるTV面接室を利用することにより、特許庁に出向くことなく、審査官との面
接審査に臨むことができます。
創造支援
お問い合わせ先
称
所
お問い合わせ先
小松亀一法律事務所 (東北地域会お問い合わせ窓口)
〒980-0811 仙台市青葉区一番町2-10-26
旭開発コーポラス一番町702号
022-266-8257
・電話番号
022-266-8255
・ファックス
[email protected]
・メール
・ホームページ http://www.iplaw-net.com/area/tohoku.html
・名
・住
○創業支援・技術開発支援
東北経済産業局では、創業や技術開発等にチャレンジしようとする皆様の活動を支援
する施策・機関を取りまとめた「創業・ベンチャー支援・技術開発支援施策ガイド」を作成
し、無料で配布するとともに、ホームページ上に掲載しております。
知的財産の創造活動を支援するガイドとしてご活用頂けます。
http://www.tohoku.meti.go.jp/sangi/tebiki2006/index2006.htm
・名
・住
称
所
東北経済産業局地域経済部産業技術課特許室
〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町3-4-18
太陽生命仙台本町ビル7階
月曜∼金曜日(祝祭日・年末年始を除く)9:00∼12:00、13:00∼17:00
・受付時間
022-223-9730
・電話番号
022-262-5906
・ファックス
[email protected]
・メール
・ホームページ http://www.tohoku.meti.go.jp/2004_tokkyo/tokkyo.html
(独)工業所有権情報・研修館仙台閲覧室
提供サービス
○電子公報の閲覧
特許庁発行の産業財産権に関する電子公報(CD-ROM)を無料で閲覧することができ
ます。
著作権法
○その他
常駐のアドバイザーが公報の調査方法や端末の操作方法についての指導・相談に応
じます。
お問い合わせ先
これから出願しようとしている技術上のアイデア、デザイン、ネーミングが、すでに登録さ
れている場合には、せっかく出願しても特許権や商標権等の権利を取得することができ
ません。出願前にしっかりと調査を行うことにより、無駄な出願を避けることができます。
特許電子図書館とは
特許電子図書館(IPDL)は、すでに出願・登録された発明・考案・意匠・商標を調査するた
めのインターネット上のサービスで、どなたでも無料で利用できます。
その他の知的財産支援機関
特許権・実用新案権・意匠権・商標権以外にも身近な知的財産権があります(次頁参照)。
ここでは、著作権法と不正競争防止法に関する支援機関をご案内致します。
提供サービス
○専用端末を用いた先行技術調査
専用回線で結んだ端末機器により、特許庁が保有する産業財産権情報(特許、実用新
案、意匠、商標の公報等)を無料で検索・閲覧することができます。
専用端末を用いることにより、インターネット上で提供されている特許電子図書館
(IPDL)よりも、さらに高次な検索機能と大画面で高精細な表示、高速で鮮明な印刷を可
能とした検索・閲覧サービスを提供しています。
26
25
特許電子図書館を利用すれば、他社の技術開発動向等も調査することができますので、
無駄な研究開発を避けることもできます。
○著作権に関する無料相談
専門相談員が電話または面接で、著作権に関するご相談に無料で応じます。ただし、
紛争がある、または紛争が生じる可能性のある具体的事案には応じられません。
著作権テレホンガイド
相談日 平日(当センターの休業日を除く)
時間 10:00∼12:00 13:00∼16:00
著作権面接相談
相談日 毎月第2および第4木曜日(当センターの休業日を除く)
時間 11:00∼12:00 13:00∼16:00(一件につき約40分)
面接場所は下記の通り。面接相談には電話による事前予約が必要です。
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
・ホームページ
社団法人著作権情報センター
〒163-1411 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー11階
03-5353-6921
03-5353-6920
http://www.cric.or.jp
不正競争防止法
「特許電子図書館」 http://www.ipdl.inpit.go.jp
お問い合わせ先
・受付時間
・電話番号
・ファックス
・ホームページ
独立行政法人工業所有権情報・研修館仙台閲覧室
〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町3-4-18
太陽生命仙台本町ビル7階
月曜∼金曜日(祝祭日・年末年始を除く)9:00∼17:00
022-711-1339
022-711-1339
http://www.inpit.go.jp
提供サービス
称
所
お問い合わせ先
・名
・住
○不正競争防止法に関する無料相談
不正競争防止法の解釈のほか、営業秘密管理指針、技術流出防止指針についてのご
相談に応じます。
・名
称
・住
所
・電話番号
・ファックス
・メール
・ホームページ
経済産業省経済産業政策局知的財産政策室
〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1
03-3501-3752
03-3501-3580
[email protected]
http://www.meti.go.jp
知的財産権の分類
27
28
権利化に要する費用
知的財産権
特許権・実用新案権・意匠権・商標権を取得するためには、特許庁に出願料や登録料等を支
払う必要があります。また、出願書類の作成を弁理士に依頼した場合には、弁理士に対する
出願書類作成料や成功報酬が必要です(自ら作成する場合には不要です)。
知的創造物についての権利
特許権
営業秘密
実用新案権
営業標識についての権利
意匠権
商標権
(不正競争行為の一例)
・技術上のノウハウや顧客リストの盗用
・周知表示との混同使用
・商品形態のデッドコピー
著作権(著作権法)
商品表示
商品形態等
産業財産権
(特許庁所管)
不正競争行為を禁止
することによる保護
(不正競争防止法)
商号(商法)
出願・審査段階で要する費用
権利化に
要する費用
弁理士に
支払う
出願書類
作成料
特許庁に
支払う
出願料
P31参照
会社の名称等を保護
特許庁に
支払う
審査請求料※
P31参照
育成者権(種苗法)
※審査請求料は特許出願の場合にのみ必要となります
植物の新品種等を保護
回路配置利用権
(半導体集積回路の回路配置に関する法律)
登録段階で要する費用
半導体集積回路の配置パターン等を保護
不競法の保護対象
特許出願をしなかった技術上のノウハウや、意匠登録出願しなかった物品の形態や、
商標登録出願をしなかった著名な識別標識等は、不正競争防止法により保護される場
合があります。
その他、コピーガードキャンセラーや衛星放送の無許諾受信デコーダの販売、商品や
広告に誤認させるような表示をする行為、競争関係にある他人の信用を害する虚偽情
報を広める行為等が不正競争防止法により禁止されています。
著作権法の保護対象
著作権や著作隣接権は、著作物の創作や実演等を行った時点で発生する権利です。
特許権等の産業財産権とは異なり、出願手続や登録手続を要することなく与えられる
権利です。
著作権は、小説、講演、音楽、美術、映画、コンピュータプログラム等の創作者に与えら
れます。著作隣接権は、著作物を伝達する者(実演家、レコード製作者、放送等事業
者)に与えられます。
「知的財産権」についての詳しい情報は、特許庁ホームページでも入手できます。
http://www.jpo.go.jp/seido/s_gaiyou/chizai01.htm
弁理士に
支払う
成功報酬
特許庁に
支払う
特許料・
登録料
拒絶理由通知に反論する際の費用
弁理士に
支払う
中間書類
作成料
拒絶理由通知に反論する際には、
意見書(必要に応じて補正書)を
作成して特許庁に提出します。
弁理士に対する費用は、依頼内容、作成書類の分量、各事務所等により異なります。
弁理士に対する費用についての詳しい情報は、日本弁理士会ホームページで入手できます。
http://www.jpaa.or.jp/commision/pdf/tokkyojimuhousyuuankt_20030530.pdf
支援サービスの一部のみ記載しております。詳細は、各ページをご覧下さい。
ページ数
創造
支援機関の名称
(電話番号)
技術開発や
新製品開発
に関するご
相談・支援
専門家の
派遣・紹介
保護
特許等
調査
その他
8
宮城県経済商工観光部
新産業振興課(022-211-2722)
随時
9
宮城県産業技術総合センター
(022−377-8700)
技術相談
開発支援
施設・機器
開放
10
KCみやぎ
(基盤技術高度化支援センター)
(022-377-8701)
ワンストップ
技術相談
施設・機器
開放
10
工業系知的財産センター
(022-377-8700)
11
宮城県知的所有権センター
(022-377-8725)
随時・
出張相談
12
(財)みやぎ産業振興機構
(022-225-6636)
随時
13
(社)発明協会宮城県支部
(022-264-1340)
14
知財駆け込み寺(最寄りの商工会等
にお問い合わせ下さい)
15
(独)中小企業基盤整備機構
東北支部(022-302-8602)
相談会
派遣・紹介
16
東経連事業化センター
(022-225-8561)
共同開発
支援
研究者
紹介
ビジネス
プランの作成
17
仙台市経済局産業政策部
産学連携推進課
(財)仙台市産業振興事業団
産業振興部 新事業創出促進室
(022-724-1212)
技術相談
共同開発
研究者の
派遣
技術情報提供
人脈形成支援
産業財産権制
度や出願手続
に関する
ご相談
無料講
習会・
セミナー
随時
HP参照
研究動向
調査等
随時
随時
専門家の
派遣・紹介
活用
その他
ライセンス
契約、権利
譲渡の支援
紛争
処理
相談先の
紹介
県有知財
の活用
共同研究等
HP参照
特許流通
支援等
随時
HP参照
ビジネスプラン
ブラッシュアップ
随時
相談先の
取り次ぎ
相談会
その他
HP参照
派遣・紹介
常時
相談会
29
支援機関一覧表
HP参照
電子出願サー
ビス、予納代
行(本部のみ)
HP参照
相談先の
取り次ぎ
HP参照
派遣・紹介
派遣
相談先の
取り次ぎ
相談会
相談会
30
支援機関一覧表
支援サービスの一部のみ記載しております。詳細は、各ページをご覧下さい。
ページ数
創造
支援機関の名称
(電話番号)
技術開発や
新製品開発
に関するご
相談・支援
専門家の
派遣・紹
介
保護
特許等
調査
その他
産業財産権制
度や出願手続
に関する
ご相談
無料講
習会・
セミナー
18
(財)仙台市産業振興事業団
産業振興部 中小企業支援室
(022-724-1122)
18
仙台市経済局産業政策部
産学連携推進課
(022-214-8278)
19
仙台商工会議所
(022−265-8181)
専門家
派遣
相談支援
19
宮城県中小企業団体中央会
(022-222-5560)
組合への
派遣
随時
20
(独)日本貿易振興機構
仙台貿易情報センター
(022-223-7484)
HP参照
20
東北大学 産学官連携推進本部
知的財産部 (022-795-3216)
HP参照
21
(株)インテリジェント・コスモス研究機構
(022-279-8811)
HP参照
21
宮城県行政書士会
(022-261-6768)
講師派
遣
22
日本弁理士会東北支部
(022-215-5477)
23
弁護士知財ネット東北地域会
(022-266-8257)
24
東北経済産業局特許室
(022-223-9730)
25
(独)工業所有権情報・研修館
仙台閲覧室
(022-711-1339)
専門家の
派遣
MEMSの
技術相談、
事業化支援
専門家の
派遣・紹介
活用
その他
ライセンス
契約、権利
譲渡の支援
紛争
処理
その他
専門家の
派遣
MEMSの
専門家の
派遣
紹介
相談会
紹介
HP参照
HP参照
模倣品・海賊
版の相談
大学発知財
の活用
著作権等に関
する相談
派遣・紹介
手続費用の
援助
紹介
創造支援
ガイドの紹介
常時
常時
HP参照
海外での侵
害状況調査
費用減免の相
談、TV面接室
特許等調査
紹介
相談会
紹介
相談会
紹介
紹介
ワンストップ
サービス
制度の概要
正確な内容につきましては、知的所有権センター(P11)か特許室(P24)にお問い合わせ下さい。
種類
保護
保護対象
「自然法則を利用した技術的
思想の創作のうち高度のも
の」(特許法2条)
特許権
※保護対象外(一例)
・自然法則でないもの
例)商売方法
・技術的思想でないもの
例)絵画、彫刻、実験データ
・創作に当たらないもの
例)単なる発見
実用新案権
「物品の形状、構造、組合
せ」に係る「自然法則を利用
した技術的思想の創作」(実
用新案法1条、2条)
※保護対象外(一例)
・物品の形状等でないもの
例)方法についてのアイデア、
化学物質
意匠権
「物品(物品の部分を含む。)
の形状、模様、色彩等で視覚
を通じて美感を起こさせるも
の」(意匠法2条)
※保護対象外(一例)
・物品の形状等でないもの
例)土地、建物等の不動産
・視覚を通じて美感を起こさ
せないもの
例)分子構造、粉状物
商標権
「文字、図形、記号、立体的
形状等で、商品やサービスに
付されるもの」(商標法2条)
※保護対象外(一例)
・視覚に訴えないもの
例)音声、味、香り
権利が付与される
ための要件
審査結果を受け
取るまでの期間
・産業上利用できる発明
であること
・世間に知られていない発
明であること
・容易に思いつかない発
明であること
・特許を受ける権利を有
する者(発明者、承継人
等)が出願したこと
・所定の出願書類の提出
など
・審査請求があっ
た日から約26か
月
・優先審査制度
や早期審査制度
を利用すれば、
審査結果を受け
取るまでの期間
を短縮できます
(P5参照)
・所定の出願書類の提出
(審査官による審査が行
われることなく、権利が付
与されます)(P5参照)
・工業上利用できる意匠
であること
・世間に知られていない意
匠であること
・容易に思いつかない意
匠であること
・意匠登録を受ける権利
を有する者(創作者、承継
人等)が出願したこと
・所定の出願書類の提出
など
・他人の商品やサービス
と識別できること
・公共機関のマーク等と紛
らわしくないこと
・他人の登録商標や周
知・著名商標と紛らわしく
ないこと
・所定の出願書類の提出
など
・なし
(審査官による審
査が行われること
なく、出願日から
約4∼6か月で権
利が付与されま
す)(P5参照)
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活用
費用(2005年4月1日現在)
出願料
16,000円
原則、出願日
から20年
審査請
求料
168,600円+請求項の数×4,000円
特許料
(1∼3年)毎年 2,600円+請求項の数×200円
(4∼6年)毎年 8,100円+請求項の数×600円
(7∼9年)毎年 24,300円+請求項の数×1,900円
(10年∼)毎年 81,200円+請求項の数×6,400円
出願料
14,000円
登録料
(1∼3年)毎年 2,100円+請求項の数×100円
(4∼6年)毎年 6,100円+請求項の数×300円
(7∼10年)毎年 18,100円+請求項の数×900円
出願料
16,000円
登録料
8,500円
(1∼3年)毎年
(4∼10年)毎年 16,900円
(11∼20年)毎年 33,800円
出願料
6,000円+区分の数×15,000円
・出願日から
約7か月
・出願日から
約7か月
登録料
存続期間
(全額納付)区分の数×66,000円
(分割納付)区分の数×44,000円
(権利を維持
するには左記
の特許料を支
払う必要があ
ります)
出願日から
10年
(権利を維持
するには左記
の登録料を支
払う必要があ
ります)
原則、登録日
から20年(平
成19年4月か
ら)
(権利を維持
するには左記
の登録料を支
払う必要があ
ります)
登録日から
10年
(更新手続を
とることにより、
期間満了後で
も権利を存続
させることが
できます)
権利活用段階での
留意事項
・特許権に基づいて、侵害者の製造・販
売を差し止めたり、被った損害の賠償を
請求することができます
・権利行使には難しい問題が伴いますの
で、このガイドで紹介する支援機関に相
談することや、特許庁の判定制度を利用
することをご検討下さい
・権利化前の他人の実施行為に対して補
償金を請求する制度もあります(特許法
65条)
・権利行使には難しい問題が伴いますの
で、このガイドで紹介する支援機関に相
談することや、特許庁の判定制度を利用
することをご検討下さい
・「実用新案技術評価書」を提示して警告
した後でなければ、権利行使ができませ
ん
(「実用新案技術評価書」は、特許庁に請
求することにより入手できます。請求料は、
42,000円+請求項の数×1,000円です)
・登録意匠に類似する意匠についても、
意匠権の効力が及びます
・権利行使には難しい問題が伴いますの
で、このガイドで紹介する支援機関に相
談することや、特許庁の判定制度を利用
することをご検討下さい
・秘密意匠制度(意匠法14条)を利用する
と、意匠を一定期間秘密にすることがで
きます
・権利行使には難しい問題が伴いますの
で、このガイドで紹介する支援機関に相
談することや、特許庁の判定制度を利用
することをご検討下さい
・権利化前の他人の使用行為に対して金
銭的請求権を行使する制度もあります
(商標法13条の2)
東北の知的財産支援ガイド
企画 東北地域知財戦略本部
制作 東北経済産業局地域経済部産業技術課特許室
(東北地域知財戦略本部事務局)
宮城県経済商工観光部新産業振興課
発行 2007年6月
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