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工賃倍増計画支援事業好事例集及び実施事業所工賃の推移

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工賃倍増計画支援事業好事例集及び実施事業所工賃の推移
平成 19 年度~22 年度工賃倍増計画支援事業
好事例集及び実施事業所工賃の推移
平成 23 年 3 月
財団法人 沖縄県セルプセンター
目
次
1.
工賃倍増計画支援事業の目的と方策
1
2. 実施事業所好事例集
① 就労継続 B 型事業所
② 就労支援センター
あいとぴあ
~
20
(南城市)
21
~
30
(宜野湾市)
31
~
40
41
~
49
3.平成 19 年度~22 年度工賃倍増計画支援事業実施福祉事業所一覧
50
~
51
4.平成 19 年度~21 年度実施事業所の工賃推移
52
~
56
5.平成 19 年度~22 年度工賃倍増計画支援事業
担当中小企業診断士一覧
④ 就労支援
美ら風
⑤ 障害福祉サービス事業所
(金武町)
2 ~ 12
13
③ ワークセンター南城
どりーむ
(うるま市)
はごろも
(宜野湾市)
57
工賃倍増計画支援事業の目的と方策
○ 目標工賃
授産施設等の利用者が地域で経済的に自立して生活するためには、授産活動で得られる
収入(工賃)と障害基礎年金等の所得を合わせ最低限必要な所得を確保することが重要です。
そこで、平成 23 年の県平均工賃は、地域で経済的に自立して生活するために最低限必要
な所得と障害基礎年金 2 級相当額の差額とし、平成 18 年度実績の約 2.4 倍となる 33,000 円
を目標とします。
平成 18 年度実績(a)
平成 23 年度目標(b)
13,552 円
平均工賃月額
最低限必要な所得(※1)
100,000 円
(b / a)
33,000 円
2.4 倍
障害基礎年金 2 級相当額
工賃の目標
67,000 円
33,000 円
-
=
※1 地域で自立して生活するために最低限必要な所得を月額 10 万円と設定
8H ×
(最低賃金時間額)618 円 ×
20 日 ≒
100,000 円
また、平成 23 年度までの各年度の目標工賃を次のように設定します。
平成 18 年
度実績
平均工賃
月額
13,552 円
19 年度
20 年度
21 年度
22 年度
15,000 円
18,000 円
22,000 円
27,000 円
23 年度
目標
33,000 円
【参考】
○国の基本指針では、
「平成 23 年度の目標工賃は、
当該都道府県における生活水準や最低賃金、
障害者の経済状況などを踏まえ、適正な水準を設定することとし、原則として平成 18 年度の
工賃実績の平均額の倍以上の水準を目指すこと」とされています。
18 年度工賃実績
(平均月額)
13,552 円
×
23 年度
2
=
27,104 円
≦
目標工賃
※沖縄県工賃アップ推進計画(H19‐23)より抜粋
1
地域活動支援センター あいとぴあ
工賃倍増計画支援業務・業務報告書
(地域活動支援センターあいとぴあ)
平成21年3月
中小企業診断士:西里 喜明
1.工賃アップに向けた自主的な動き
1)理事長・所長が常駐する体制に
○職員主体に施設運営
○新事業体系移行に向けて職員と理事長・所長で議論
○理事長・所長が常駐する体制を構築
2)新規事業の必要性
○既存作業科目
・リサイクル回収・・・回収先の事業所が広がらない
・手工芸製品製造・販売・・・客層が広がらない
・グランド清掃・・・予算縮小に伴う委託料減少
○平均工賃・・・4,000円/月
○大幅に引き上げるには新規事業が必要
2
地域活動支援センター あいとぴあ
3)食品事業を立上げ
○施設移転
・厨房設備備付け
・職員採用
○NPO法人「幸せの魔法つ会」設立
○弁当・惣菜販売の開始
○津堅島の人参を商品化した「人参ゼリー」の開発
4)既存事業の底上げ
○手工芸品製造・販売
・「自分ならこの商品が買いたいか?」「自分ならいくらで買うか?」
・職員全員でアイデアを出し合う
・商品の大幅入れ替え
・エイサー額が主力商品に
・エイサーグッズの展開・・・プリントTシャツ、その他
○リサイクル事業
・オリンピック前の買い取り価格上昇が追い風
5)新たな職員の採用
○マン・パワー不足の解消
・1名はリサイクル回収で不在がち
・1名は弁当販売で9:00~14:30の間、外勤
・手工芸品担当職員1名では、「問題行動」が起きると作業
全体が停滞
○新体系事業移行に備えて、会計事務強化の必要性
○職員採用の効果
・利用者に目が行き届くことにより、「問題行動」を未然防止
・手工芸品の在庫を持つことが可能に
3
地域活動支援センター あいとぴあ
6)施設理念の再確認
○「就労の場」である
・職員の意識を確立
・・・「どうすれば工賃を上げられるか?」常に意識
・利用者が作業に集中できる環境整備
・・・「問題行動」未然防止
・利用者に働く喜びを・・・利用者の能力を見つけることに集中
・働きに応じた工賃
・・・食品事業で工賃を増加させる財源を確保
○重度の利用者も受け入れる
○利用者が溶け込みやすい家族的な雰囲気
・理事長・所長と職員の信頼関係
・・・職員は理事長が市社協在籍時のボランティアメンバー
・「自分が大切にされていると感じれば、利用者のことも大切
にする」
7)職員の意識
○ボランティアでスタート
・「好きな仕事に関われて、それで十分満足です」
・「お給料いただいていいんですか?」
・「何としても利用者の工賃を上げないと・・・」
○気づきがあれば、その日の内に全員で協議
○「できません」「無理です」はNGワード・・・理事長の指導方針
・「どうすればできるかを考える」
・「まずやってみる・・・やってみたら結論は出る」
4
地域活動支援センター あいとぴあ
2.工賃倍増計画の基本的な取り組み方
1)販路拡大にフォーカス
○リサイクル回収
・協力先の開拓・・・事業所、近隣世帯
○手工芸製品製造・販売
・販売拠点の開拓
○弁当・惣菜販売
・パーラー開設
・オードブルの受注拡大
2)地域ネットワーク会議の重視
○「あいとぴあ」のセールスマンとして動いていただける方を
委員に委嘱
3.弁当・惣菜販売
1)概要
○日商・・・平均約30,000円
○アイテム数・・・約30種類(弁当250円・350円、惣菜100円~)
○販売方法・・・得意先の巡回販売(17か所)
終点:具志川市役所のAルート
終点:石川市役所のBルート
○厨房職員・・・厨房専属3名(内、1名は巡回販売に同行)
+理事長
利用者の昼食づくりも兼務
○巡回販売・・・Aルート:職員+利用者
Bルート:厨房職員+利用者
○「ヘルシー」「安くて美味し」「彩りが綺麗」なお弁当として
固定客を確保
○昼食時の売れ残りは施設傍の石焼芋販売コーナーで販売
5
地域活動支援センター あいとぴあ
具志川市役所での販売
ヘルシー弁当
固定客が多い・・・お客様の要望に応えた商品展開
2)損益分岐点(概算)
○損益分岐点を越えており、売上拡大で収益性は大きく改善が
期待できる
6
地域活動支援センター あいとぴあ
3)施設の方針
○日商30,000円->40,000円
○パーラー(常設の販売拠点)の開設
4)検討課題
○職員を増員しないで可能か?
○現在の2ルート巡回はこのままでいいか?
5)結論・・・意思決定が早い
○1ルートに統合して、パーラーに配置する職員を確保
○9:00出発->11:00出発により仕込みの為の早出を短縮
6)パーラーオープン(09/1/7)
県道沿いで市庁舎、総合グラウンド、
中学校、高校が近い好立地
パーラー外観
7
あいとぴあ
利用者が看板娘
地域活動支援センター あいとぴあ
7)オープン後の状況
○職員、利用者とも地域出身者で早くも固定客を確保
○利用者もお客様と顔見知りという安心感からイキイキと接客
対応
○巡回を1ルートに統合した売上減を早くも回復
・・・日商36,000円程度
8)今後の計画
○折り込みチラシ、パブリシティ活用等の積極宣伝開始
○中高生向けのメニュー開発
○土日営業に向けた体制づくり
○デモンストレーションの実施
(鉄板を利用したメニューやかき氷等)
4.手工芸製品製造・販売
1)概要
○年商・・・約530,000円
○アイテム・・・エイサー額、エイサーグッズ、木工作品、手芸品、
Tシャツetc
○販売方法・・・施設での販売、受注営業(エイサー額等)
地域の福祉祭り等、行催事への出店
海の駅「あやはし館」での委託販売
○生産体制・・・職員:2名
利用者:弁当販売・リサイクル回収に出る利用者
以外は全員
午前-週2回(週3回はグランド清掃) 午後-毎日
○エイサー額は、地域ならではの贈答品として喜ばれている
・・・退職教職員等への記念品や、長寿者へのお祝い
8
地域活動支援センター あいとぴあ
「あやはし館」の売場
地元誌掲載記事のPOP
小物類
プリントTシャツ
2)売上構成・売上推移
○エイサー関連商品の売上が過半を占める(エイサー額が主力)
○エイサー額の動きが鈍くなっている
9
地域活動支援センター あいとぴあ
3)施設の方針
○販売所の確保・拡大
○商品の開発
4)検討課題
○(職員の負荷を増やさずに)生産数量を拡大できるか?
○消費者ニーズの把握の方法
5)結論
○職員を増員したことにより、在庫を持つことができるようになっ
ている。職員の目が行き届くようになり「問題行動」が減少し、
効率も上がっている。
○地域の方がお買上げになっており、「こうした方がいいのでは
?」「こういう商品があったらいい」という声は常に届いている。
また、試作段階でお客様の反応を取り入れている
6)新商品の開発
○エイサー額(新商品)が県身体障害者福祉展で会長賞受賞
・・・退職教職員等への記念品として大量に受注
(受注分をこなすのに4月までかかる見込み)
○派遣指導員の支援を受けて木工製品制作を復活
7)販売所の確保・拡大
○パーラーに売場を併設
○沖縄市泡瀬に土日の販売スペース確保に向けて調整中
○うるま市健康福祉センター「うるみん」内出店に向けて調整中
8)今後の計画
○新商品開発・販売拠点開拓を着実に実施
○利用者一人ひとりの技能向上(能力の発掘)
10
地域活動支援センター あいとぴあ
5.リサイクル回収
1)施設の方針
○企業への呼びかけ
○近隣、友人への呼びかけ
2)企業への呼びかけ
○各事業所に既存取引業者がいて利害関係が複雑で、正面
からの協力要請は過去に頓挫している
○地域ネットワーク会議委員の協力で1社を開拓
3)近隣、友人への呼びかけ
○施設のニュースレター(毎月作成)に、協力依頼を添え
て関係者に配布
○空き缶等を施設に置いていく方も増え、着実に協力者が
増えている
6.地域ネットワーク会議での提案
○ 新規作業・・・会葬者へのお礼状の印刷・宛名書き
○ 新規作業・・・EMボカシの製造・販売
○ 職業能力大学校の食堂運営受託
○ 地域農産物の受託販売(パーラー )
○ 高校生向け弁当・メニューの開発(パーラー)
○ ワンコイン(100円)自動販売機の設置(パーラー)
○ エイサー額(新商品)の受注営業 etc
○ 優先順位を付けて、順次検討中
11
地域活動支援センター あいとぴあ
7.今後の課題、展望
○地域ネットワーク会議の支援を得ながら、販路拡大に
継続的に取り組んでいくことが肝要
○次世代のリーダー養成をスケジュール化していくことが、
今後 必要
12
就労支援センターどりーむ
(就労継続支援B型事業所)
「工賃倍増計画」(平成19年度~平成23年度)
業務報告書
報告者:(社)中小企業診断協会 沖縄県支部
中小企業診断士 山口定次
【 就労支援センター(概要) 】
◆
◆
◆
◆
◆
◆
法 人 名:社会福祉法人 朝日福祉会
施設種別:就労継続支援B型事業所
施設住所:沖縄県金武町金武390番地
利用定員:19名 現利用者数:11名
職
員: 6名
作 業 日:月曜日~金曜日
(午前9時から午後15時30分)
◆ 作業内容:パン製造販売(どりーむパン工房)
:農作物生産販売(どりーむファーム)
◆ グループホーム「なかま荘」
13
≪ 施設運営理念 ≫
平成18年4月金武町心身障害者を守る「親の会」が立ち
上げた「福祉社業所どりーむ」が平成17年1月に社会福祉
法人の認可を受け「身体障害者小規模通所授産施設
どりーむ」として活動。
平成20年4月から新体系移行に伴い「就労支援センター
どりーむ」として障がいある方々の就労継続支援事業に
なる。
利用者の障がいの程度と発達の状況を考慮しさまざまな
実践を通して社会参加することにより、働く場としての役割
だけでなく生きがい作りや地域での生活を豊かにする為
お手伝いをする。
14
≪工賃倍増計画の取り組み≫
◆ プロジェクト会議
構成メンバー:施設長・職員3人・中小企業診断士
実施回数: 14回
(平成20年7月~平成21年2月)
会議内容・「事業計画書」の作成(平成20年度~平成23年度)
・「工賃倍増計画」への全員参加の確認
・現状の作業内容報告
(パン製造販売の年間売上・原価・利益・工賃)
・「どりーむファーム」の活用について農作物の適切
な値付けと生産販売について
・利用者の増員について
◆ 地域ネットワーク会議
構成メンバー:金武町議会議長・金武並里区長・金武町
農業委員会副会長・金武町保健福祉課長・
企業経営者・中小企業診断士
・実施回数
4回 (平成20年10月 平成21年2月)
・プロジェクト会議の取り組みと事業計画の内容について
専門的な立場から意見アドバイスを得る
・特に平成20年度から稼動している「どりーむファーム」の
農作物の作付と販売について
15
【 事業運営と企業経営 】
◆ 福祉の運営も大切であるが、「工賃倍増計画」への取り
組みについては企業経営の考え方を導入すること。
◆ 工賃倍増計画の導入については、作業内容ごとに収支
実績の把握による現状分析・課題の検討。
◆ 主力商品である「パン製造・販売」の原材料の原価意識
の認識。
◆ 「どりーむファーム」の有効活用。
◆ グループホーム活用と利用増。利用者5人
◆「地域ネットワーク会議」の意見アドバイス
・各委員からの活発かつ建設的な意見。
・委員は各関係機関の代表的な方々で、施設の経営に
ついて熱心アドバイス
・「パン製造・販売」の営業販路の拡大が困難な事から、
法人企業への積極的な訪問販売の実施。
・「どりーむファーム」の季節毎の値付、農産物の値付と販売。
現在ハーブが中心だが、季節を通じた作物の選択等に
ついてアドバイス。
販売先については確約されており、心配なし。
16
◆ 新規作業として「しめ縄」と「ガンシナー」の製造・販売は
有効で、原材料のイネワラは地元稲作農家からの調達が
可能で、仕入原価・販売価格と他業者との差別化が出来て
利益も確保できる。
また、再生紙を利用して業務用封筒の生産販売(区役所・
農協・区事務所等)
◎ 新規事業に対する事業資金は町からの助成金が期待でき
る為、老朽化した事務所、作業所・休憩室等の集約した
施設 の建設に向けて事業計画書の作成。
◆ 改善策の概要
Ⅰ.パン製造販売
販売先が頭打ちになっている為。
新規顧客の開拓に努力すること。
地元の中小企業、沖縄金武発電所、公共施設の模範的アタック
を開始する。
17
Ⅱ.どりーむファーム
◆ 現在ハーブを生産中であるが、季節的な生産物の生産も計画的
に取り組むこと。
◆ 技術アドバイザーの効果的活用。
・グループホーム「なかま荘」
平成21年2月現在5人の利用者仲間がグループホーム
で自立に向けて共同生活をしている。
将来は増員するため。居室の確保に着手している。
18
◆ 改善計画の推進
① 計画管理の実施、特に原価意識の向上。
② 目標・計画数値・実施の確認。
施設全体のP.D.C.Aサイクルの確立。
(計画・活動・対策・報告)
③ 新規事業導入の早期取り組み。
④ 地域ネットワーク会議の継続。
⑤ グループホームの利用者の増員。
Ⅲ.新規事業
① しめ縄・ガンシナーの製作販売事業。
金武町の特産物である稲わらを利用して旧盆用の
ガンシナー、正月用のしめ縄飾りを製作販売する。
販売先も交渉中で確認できる。
② リサイクル封筒制作・員策事業
飼料用紙、袋等を利用し公共団体や企業等の使用する
封筒を作成し、団体名、企業名を印刷して販売する。
19
数値目標(平成20年度~23年度)
◎パン製造販売+どりーむファーム売上計画目標
(平成20年度~平成23年度)
20年度
23年度
14,000 円
20,000 円
年間売上額
4,516 千円
5,440 千円
年間総原価
4.348 千円
5,440 千円
168,000 円
0 円
平均工賃金額
※平成23年度最終計画値は、平均工賃の20,000円の目標達
成は、新規事業(平成21年稼働)開始に伴って平均工賃支給
は可能である。
20
NPO法人南城自立支援センター
工賃倍増計画業務報告書
(平成20年度~平成23年度)
報告者:中小企業診断士
兼次日出男
NPO法人南城自立支援センターの概要
◆法人名
NPO法人南城自立支援センター
◆施設種別 知的通所・地域活動支援センター
(平成22年度・就労継続支援B型移行予定)
◆施設住所 沖縄県玉城字百名1252
(玉城福祉センター内)
◆作業所
4ヶ所(玉城・大里・佐敷・知念)
◆定員
60名 現員数37名(知的36名、精神1名)
◆職員数
常勤16名 非常勤1名
(平成22年2月1日現在)
21
2
工賃倍増計画の取り組みへの考え方
• 当センターは、障害のある人の親達が力を合わせて
設立し、南城市の障害者福祉事業を推進する拠点と
して、利用者の創作的活動やスポーツ・地域行事へ
の参加等の社会交流促進、4つの作業所での製造・
販売や清掃等請負作業を通し、地域生活支援事業を
実施してきた。
• 平成22年4月からの新事業体系(就労継続支援B
型)の移行に向けて利用者の就労支援の一層の充
実・強化を図るべく準備を進める。これと併せ、本
年度から「工賃倍増計画支援事業」に基づき、企業
経営のノウハウの活用による就労支援事業の改善と
新たな展開に向けて取り組む。
3
工賃倍増プロジェクト会議の取り組み
プロジェクト会議
構成メンバー
富川幸二(施設長)、施設職員2名、
各作業所長4名、中小企業診断士
実施回数
17回
主な議題
・作業種目別の強みと課題の検討
・作業評価を踏まえた改善計画、
事業計画
・新規事業の検討
地域ネットワーク会議
委員:地域の専門家・関係者等 15名
実施回数 4回
プロジェクト会議の取り組み等についての
4
意見・アドバイス
22
作業種目別の強みと弱み(課題)の検討①
事業の取捨選択と作業種目別の改善策を検討するために、
その前提として、4作業所で実施している現状の様々な
作業(仕事)について、その強みと弱み(課題)を検討。
作業の効率性・収益性の視点に加え、利用者の作業とし
ての必要性・適切性の視点も考慮。
プロジェクト会議のメンバーである各作業所の所長だけ
ではなく、各作業所の職員全員から意見を出して検討。
プロジェクト会議
の様子
5
作業種目別の強みと弱み(課題)の検討②
作
業
名
主な強み
主な弱み
精米・宅配
・宅配は独居老人に喜ば
れる。
・精米したて・小分量等
のきめ細かいサービス。
EM商品
・安い販売価格。
・湿度管理。
・材料の一部は自家栽培。
・廃油の安定確保。
・エコ石鹸のリピーター。
砂糖天ぷら
・配達(那覇~西原)。
・品質(国産材料使用)
へのこだわり。
農産物
・評判良い。
・販売価格が安い。
・野菜市場場所代が無料。 ・単純作業である。
・利用者訓練に良い。
・農園が遠い。
23
・PR不足。
・競合が強い。
・仕入価格の変動。
・日配品であり返品多い。
・製造原価が割高。
・調理は所長のみ可能。
6
作業種目別の強みと弱み(課題)の検討③
作
業
名
主な強み
主な弱み
勾玉アクセサリー
・南城市のシンボル商品。
・手作りで量産できない。
・南城市のバックアップ。
・観光客の動向に左右。
・廃材の使用。
手作り小物
・手作りの喜び。
・リピーターの購入者。
・量産できない。
・製作時間が長い。
・材料費が高い。
清掃受託事業
・役所からの請負で安定
収入が得られる。
・利用者訓練に適する。
・作業スペースが狭い。
・高齢者の利用者は作業
が困難である。
その他受託事業
・全員(利用者)参加。 ・高度な作業は利用者が
・役割分担で訓練に良い。 限られる。
リサイクル作業
・地域酒造所、地域住民
の協力が得られる。
・コストは燃料費のみ。
・エコ作業で全員参加。
・体力を要する。
・引き取り価格の相場が
不安定。
7
作業種目別の強みと弱み(課題)の検討④
作業種目別の収益性が分析できない状況にある。
作業種目別の定性的な強みと弱み(課題)は検討でき
たが、それを裏付ける売上・利益などの定量的な経営
数値が把握できない状況。
作業種目別の売上高・利益などの経営数値が把握さ
れてなく、収支把握・分析による経営管理がなされて
いない状態。
平成20年度(昨年度)の作業所別・作業種目別の事業損
益(売上高・売上原価・粗利益)の集計を実施。
これに基づき、作業種目別の収益性分析を実施。
24
8
作業種目別の強みと弱み(課題)の検討⑤
既存事業(H20・4~ H21・3)の収益性分析。
(単位:千円)
作業種目
売上高
売上原価
粗利益
精米・宅配
4,339
3,075
1,264
砂糖天ぷら
2,868
976
1,892
211
31
180
3,547
809
2,738
4,891
6,074
勾玉アクセサリー
その他
合 計
10,965
*売上原価には利用者工賃が含まれていない。
施設の作業種目は大きく分類しても9つの作業があるが、「精米・宅
配」と「砂糖天ぷら」で7,207千円の売上高となり全売上高の約66%、
約2/3を占める。
「勾玉アクセサリー」は現状の売上高は少ないが、今後伸びる可能
性がある。
9
既存事業の検討と改善策①
既存事業では、販売促進などを創意工夫することにより、事業の応用
発展が可能なもの、顧客・市場の拡大が可能なものを強化する視点
に立って検討。
「勾玉アクセサリー」の付加価値を高め販売拡大を図る。
南城市知念の「斎場御嶽」から出土した黄金の勾玉は知名度が高
く、最近は特に若い観光客の女性に人気が高まっている。
南城市も市に点在する拝所巡回「東御廻り」のシンボルマークの
作成や誘導版設置など、「スピリチュアル(霊性)を活かしたまちづ
くり」に取り組んでいる。
南城市でしか作れない商品であり、地域の歴史や文化を活かした
地域性と差別性を持つ商品である。
本事業の技術指導員として専門家を活用し、 「勾玉アクセサリー」の
デザインパッケージを刷新し、勾玉にまつわる物語性を付加した付加
価値の高い商品に仕上げる。
今後、「斎場御嶽」周辺でのワゴン販売や地域のホテル等への販路開
拓を行う。
25
10
既存事業の検討と改善策②
刷新後のパッケージデザインのイメージ
現在の「勾玉アクセサリー」
11
既存事業の検討と改善策③
事業の取捨選択については、利用者の作業として必要
性・適切性の視点も考慮し、基本的には当面、殆どの既
存事業は継続するが、一部の事業については次年度より
廃止する。
既存事業の売上高の大きな割合を占める「精米・宅配」と「砂
糖天ぷら」の事業については、次年度より重点改善策として
次のような改善を進める。
「精米・宅配」は、仕入商品であり粗利が低いが、売上高
が大きいことにより利用者工賃などの固定費を賄っている
ことから、店舗の5Sの推進やリピーターへの販売促進策
の実施、在庫管理の徹底等を実施し、作業効率の向上と
販売拡大を図る。
「砂糖天ぷら」については、製造加工の事業として原価計
算を導入し、これに基づく原価管理と原価改善のしくみづ
くりを推進していく。
26
12
既存事業の検討と改善策④
経営数値に基づく作業種別の収支状況の分析・課題の把
握・改善策の検討ができる仕組みづくりが不可欠である
ことを認識。本事業の技術指導員として専門家を活用し、
「エクセル」などのIT活用による収支管理、商品管理、
顧客管理のシステムを構築する。次年度より経営数値に
基づく計画・実践・検証・改善の経営のP・D・C・A
サイクルを推進する。
基本的な改善策として、まずは全ての作業所で5S(整
理・整頓・清掃・清潔・躾)へ取り組み、在庫管理や作
業の効率化などに取り組んでいく。
販売促進策の一環として、各作業所で、障害を持ちなが
ら働く場としての作業所・店舗であることを訴求する。
POP等の販促ツールの有効活用を図る。
13
新規事業への取り組み①
◆地域ネットワーク会議でのアドバイス・意見
企業経営者、南城市商工会の事務局長、中小企業支援機関の職員等、
豊富な経験と専門分野を持つメンバーが揃い、既存事業の販売拡大策、
作業の効率化、新規事業の展開等について、多様な意見が交わされた。
特に、新規事業の展開については、多くの有益なアドバイスが出て、
メンバーが経営する企業との取引を前提としたいくつかの新商品の開
発と新規事業の展開も提案された。提案内容をプロジクト会議で検討
した結果、次年度より取り組むこととなり、大きな成果となった。
ネットワーク会議の様子
■委員の皆さんに感謝!
■次年度も継続して実施
することが決定!
27
14
新規事業への取り組み②
■「勾玉」をモチーフにしたお菓子の開発・販売
南城市知念の「斎場御嶽」から出土した黄金の勾玉をモチーフにし
たお菓子を開発し、 スピリチュアル(霊性)な感動とつながるお土産
品として南城市を訪れる観光客をターゲットに販売する。
ウコンなど地域の農産物を利用して地域性と差別性を持たせる。
「勾玉アクセサリー」のコラボレーションによる販売で、互いに相乗効
果を持たせ、南城市のお土産品として定番化を目指す。
菓子作りの製造技術と設備投資が必要なことから、製造は菓子専門
のメーカーに委託し、包装や配送、販売を実施しPB商品として育て
ていく。
収支計画・販売計画も明らかにした事業企画書を作成し、想定販売
先や製造委託先メーカー、市の観光協会などの関係先に提案する。
15
新規事業への取り組み③
■南城織に関する受注作業
地元の植物の繊維を使った南城織は、南城市のまちづくり活動でもそ
の普及活動が進められており、南城市を代表するお土産品として今後
さらに発展する可能性が高い。
南城織の技術を学び、織作業や製品縫製を主とした作業を受託する。
織作業や製品縫製作業を受託するなかで、技術の向上と実績を積み、
次の目標として自社製品を製造することにしたい。
*地域ネットワーク会議のメンバー(南城市商工会)からのアドバイス・提
案を受け、検討の結果、新規事業として取り組むこととなった。
16
28
新規事業への取り組み④
■地域の農家と連携して規格外の野菜や果樹の残さを利用した食品の
乾燥・加工・袋詰め等の作業を食品加工会社より受注する。
■8月から12月の間、シークヮーサー果実の搾汁後果皮の分別作業を
受注する。
■受託に際しての課題と対応策
作業所の確保、冷蔵庫等の設備や什器の導入、衛生管理など、受注
体制の確立に向けて、現在、検討を行い、準備を進めている。
受託に伴う利用者の作業時間と工賃の算出などの製造原価の算出
を適切に行った上で、受注価格等の受注条件に関する商談に臨むこ
とが不可欠であり、現在、検討を進めている。
スタッフ・利用者のマンパワーについては、4ヶ所の作業所が柔軟に
連携することによって対応可能との見通しであるが、適切な作業計画
の策定による管理が望まれる。
*地域ネットワーク会議のメンバー(食品加工会社経営者)から、メンバ
ーが経営する企業との取引を前提としたアドバイス・提案を受け、
検討の結果、新規事業として取り組むこととなった。
17
組織として全体的に取り組む事項について
経営数値の把握と管理に基づく計画的経営の実践
事業別損益状況の適切な把握と管理
IT活用による正確・迅速な商品管理・顧客管理
製造加工事業(受託事業を含む)における原価計算の導入
と原価管理
組織全体としての情報の共有化と活用(目標・進捗・達成
状況・改善策等)
新規事業の取り組みについては、投入するマンパワーの検討や
事業の損益計画、想定顧客層や販売ルートなど多角的な視点か
ら検討することが欠かせない。まずは、客観的に説得力のある
事業企画書や事業計画書を策定することが望まれる。
新体制事業所(就労継続支援B型)としての組織体制の確立
18
中長期的な視点に立った人材育成と組織作り
29
数値目標①:作業総括表
21年度の実績
(事業完了時 22年度の目標
点)
20年度実績
平均工賃金額
実績:
目標:
12,000
8,400円
年額売上金額(A)
14,321,875円
売上に対する年額総原価
(B)
年間利益(A-B)
4,914,514円
9,407,361円
最終目標
(23年度)
15,000円
実績:
目標:
15,000,000
実績:
目標:
5,000,000
実績:
目標:
10,000,000
20,000円
15,700,000円
16,800,000円
5,000,000円
5,000,000円
10,700,000円
11,800,000円
19
数値目標②:作業種類別売上目標
20年度実績
21年度実績
22年度目標
23年度目標
精米
4,339,400円
3,300,000円
3,500,000円
3,700,000円
EM製品
1,041,916円
1,351,576円
1,358,000円
1,495,000円
手作り小物
352,550円
400,000円
500,000円
600,000円
砂糖天ぷら
2,868,429円
3,000,000円
3,300,000円
3,500,000円
226,704円
300,000円
670,000円
550,000円
5,492,876円
5,140,000円
5,572,000円
5,755,000円
300,000円
400,000円
300,000円
400,000円
200,000円
300,000円
農産物
受託作業
野菜チップス
等
円
円
シークァー
サー
円
円
円
円
円
円
お菓子
南城織
100,000円
14,321,875
合計
円
円
13,491,576
円
15,700,000
円
30
16,800,000円
20
就労支援 美ら風
工賃倍増計画業務報告書
(平成21年度~平成23年度)
報告者
中小企業診断士
阿波連 利
就労支援 美ら風概況
法人名
施設種別
社会福祉法人 蒼生の会
就労継続支援B型、就労移行支援
施設住所
宜野湾市愛知28-1
定員20名(現員数19名)
職員数 常勤5名、非常勤1名(H22年2月28日現在)
31
工賃倍増計画策定概要①
目的:
①「施設利用者の工賃アップ」を目的とする
②現状不安定な作業工賃の向上を図る事で、施設利用者の社会生活をより
豊かなものにしていく
「工賃ステップアップ事業」における取組前提条件
①施設関係者による内部の「自助努力」を主体として、工賃アップ計画・実施策を構
築し、それらを実行していく
②当該施設の持つ、内部資源に重点を置いた計画・実施内容を主体におく
工賃倍増計画策定概要②-1
工賃倍増計画策定実施策①
●前工賃倍増計画の進捗状況確認
(目的)現状取り組みの把握、今後の方向性の指針
(方法)ヒアリング調査
●製菓事業における現状から見た問題点と課題の抽出(今後の可能性の分析)
(目的)事業の基本的な方向づけの基礎
(方法)ネットワーク会議活用、トップによる意思決定、ミーティング(経営陣、コン
サルミーティング)
●事業方針決定
(目的)事業の基本的な方向性の決定
(方法)トップによる意思決定、ミーティング(経営陣、コンサルミーティング)
→現状の事業状態を把握し、それに対しての方向性の決定
●工賃UPアクションプラン策定
(目的)基本方針を実行に移すための具体策決定
(方法)ネットワーク会議の活用、ミーティング(経営陣、コンサルミーティング)
32
工賃倍増計画策定概要②-2
工賃倍増計画策定実施策②
●会議の活用
プロジェクト会議
参加メンバー
亀谷長一(施設長)、大山典子(担当者)
中小企業診断士
実施回数
16回
会議内容
・前回策定した計画の進捗状況確認
・既存事業における新たな取組の提案
→技術指導員の活用(新商品開発・品質安定等)
→工程分析(利用者の関われる製造工程)
→最適な売り方の模索
地域ネットワーク会議
参加メンバー 地域専門家、関係者等々 計13名
実施回数
4回
会議内容
・販路拡大に関する提言、商品開発へのアドバイス等
工賃倍増計画策定概要②-3
≪ネットワーク会議・プロジェクト会議の関係図≫
①問題点提示
②解決案示唆
プロジェクト会議
③解決案の実行
ネットワーク会議
④実行のフィードバック
ネットワーク会議は具体策に関してのアドバイスを中心に!!
33
工賃倍増計画策定概要②-4
(取組概要図)
事業分析
事業評価
(実施事項)
ネットワーク会議
・経営者ヒアリング
・従業員アンケート調査
・ネットワーク会議
・コンサルタントミーティング
等々
・方向性決定
・具体策策定
(PDCAサイクル導入)
これらの作業を通しながら「組織的基盤強化」
計画策定実施事項詳細①
前工賃倍増計画の進捗状況
・新商品の開発
→イベントにて新商品を販売、評価を見ながら定番商品の開発
・近隣へのアプローチ
→チラシのリニューアル
→配布先の選定を意識したポスティングの実施
・顧客開拓
→県庁等の公的機関や近隣企業へ営業
→コープ委託販売(首里・美里店)
34
工賃アップ
現状分析
前回計画進捗確認
計画策定実施事項詳細②
事業分析①
<<経営者ヒアリング>>
現状での問題点・課題
・福祉と菓子製造の両立が難しい(営業時間、福祉のイベント等)
・商品力が弱い、中心となる商品がない
・職員・利用者共に菓子製造の技術力が足りない
・製造に関して利用者の関与できる部分が少ない、職員の負担が大きい
・販売機会を増やしたい
今後の対策
・(菓子製造において)シンプルな経営、シンプルな商品
・新商品開発による商品改廃体制構築
・製造工程において利用者の関与度合いを高める
・製造の効率化を図り職員の負担を減らす
・最適な売り方の模索
計画策定実施事項詳細③
事業分析②
・具体的なアクションプラン
①新商品開発、既存商品の品質安定・向上
→技術指導員(パティシエ)の活用
②工程分析
→製造工程を細分化、単純化し利用者の関与を高める
③最適な売り方の模索
→ネットワーク会議を通じて新たな販路・販売機会の開拓
35
事業取組①
新商品開発、既存商品の品質安定・向上
・パティシエによる技術指導
レシピの改良、商品の試作、製造方法や材料選定に対するアドバイス等
(効果)
・認識の変化・・・プロの目線を意識、商品としてのお菓子の質を意識する
ようになった
・技術向上・・・製造過程のポイントを抑えることでレシピの幅が広がり、
様々な商品の開発ができるようになった
・安心感・・・プロのアドバイスや実際に指導を受けることで知識や技術の
裏付けが出来、安心してお菓子作りに臨めるようになった
(以前は専門知識も少なく試行錯誤のまま商品製造)
事業取組②
工程分析
製造工程を見直すことで
利用者の関われる部分を増やし、職員の負担を軽減する
手待ちの無駄などを省き効率化を図る
→職員の手が空くことで他の作業を進めることが出来る(生産性アップ)
(現状)
・利用者の関われる工程
1.材料の計量
2.ラッピング、パック詰め等
3.洗い場
細かい作業のいる生地作りやオーブンの扱いにはノータッチ
・ひとつのオーブンを使用するためオーブン待ちの時間が発生
36
事業取組③
工程分析②
(問題点)
・利用者のレベル
細かい作業を行える利用者から全くお菓子作りに参加できない利用者まで
様々、体質的な問題もある。
(進捗状況)
・レベルの高い利用者に生地作りを教育(現在2名)
→工程を細かくしすぎると確認のためと製造の流れが途切れることから
職員の負担が増えるため、生地作り全体を見学、実際に体験させる
・新オーブンの導入
→オーブン待ちの時間に同時に製造可能
時間の短縮や生産数の増加
事業取組④
最適な売り方の模索
(現状)
・店舗販売
・公共機関や近隣企業への訪問販売
・イベント出店
・委託販売(コープ2店舗)
新たな販路・販売機会を開拓するために
ネットワーク会議の活用
行事やイベントにて精力的に新商品の開発、販売
またそれに合わせた手作りチラシの配布等
37
事業取組⑤
ネットワーク会議の活用
・亀谷施設長を中心に職員全員参加
・メンバーには関わりのある取引先
や同業者(お菓子作り)、福祉関
係者等が参加
・今回のネットワーク会議では販
路・販売機会の開拓をテーマに行
われた
イベント出店や開発途上の新商品
に関する様々な意見、アドバイス
をいただいた
事業取組⑥
ネットワーク会議の活用②
<<アドバイス>>
・各アイテムの製造限界の把握を行う必要性
⇒ (販売店からみて)どの程度発注できるかが大事
・季節や行事を意識した商品展開
⇒クリスマス等、固定化されたイベントだけではなく「○○の日」や季節ごと
の行事、祝い事なども販売機会としてとらえるべき(合格祝いなど)
⇒52週MDを活用して効果的な商品構成を行う
・商品の価格設定
⇒量を減らして買い求めやすい価格に設定したほうがよいのでは
・商品を試食しての感想(消費者視点)
・地元の食材を利用しているのなら土産物や引き出物などにもアピールできる
のでは
38
事業取組⑦
取組後の改善成果まとめ
・技術指導による職員の技術、モラル向上
→職員2名の資格取得(製菓衛生師)
・今まで以上にイベントを意識し販売機会
の増加を図る
→コープ側の協力もありクリスマスケーキ
が予想以上の売上
→コープにて合格祝い等、贈答用としての
マフィン詰め合わせのチラシを配布
・ネットワーク会議の人脈を生かし口コミ
による注文増
・マルシェ台を設置、店舗全面を簡素化
→外から店舗内を確認でき集客率アップ
(商品がはっきり見える)
数値計画①
≪既存事業≫
(単位:円)
H20年度(実績)
H21年度
H23年度(最終
目標)
売上高
6,350,000
7,215,000
10,101,000
原価
4,800,000
5,450,000
7,640,000
粗利益
1,550,000
1,765,000
2,461,000
人員(人)
1人当り工賃(月)
18
19
11,000
12,500
39
19
17,500
事業取組
今後の課題
・福祉と事業の両立を図るためにも継続的な人材育成が必要
・ネットワーク会議は「美ら風」と関わりの深いメンバー構成となっ
ていることもあり、今後も培った人脈を有効に活用する
・商品管理を徹底し計画的な製造-納品体制を整えることで機会ロスや
廃棄ロスを排除、収益力の向上を図っていく
40
工賃倍増計画業務報告書
障がい福祉サービス事業所はごろも
平成23年3月16日
中小企業診断士 銘苅 康弘
障がい福祉サービス事業所はごろも とは
名 称:障がい福祉サービス事業所はごろも
開 所:2009年4月
所 長:島袋 加代子
種 別:自立訓練、就労移行、就労継続B型
所在地:宜野湾市伊佐
定 員:40名
職 員:14名
41
工賃倍増への取り組み
プロジェクト会議
メンバー :島袋理事長、吉田課長、他5名+診断士(銘苅)
実施回数 :17回
検討テーマ:現状分析
工賃倍増方針策定
商品企画、試作
進捗、課題検討
地域ネットワーク会議
メンバー :はごろも理事・職員、自治会、関連企業 計15名
実施回数 :3回
検討テーマ:プロジェクトへのアドバイス
商品アイデア検討、販路等の斡旋
はごろもで行っている作業
弁当の製造販売
弁当の製造、施設前売場や市役所等で販売
パンの製造販売
数十種類のパン製造、施設前売場や外部にて販売
リサイクル
古紙/雑誌、アルミ/スチール缶/空瓶等の回収・販売
清掃
マンション共用スペースや近隣地域の清掃
その他
ポチ袋/雑貨等の手工芸や昆布販売、その他下請け作業
42
施設の現状まとめ
外部環境
はごろも
・立地がよい(近隣に企業等が多い)
・弁当やパン等、商品力の高い商品が
ある。
・役所や民間等の応援体制がある
・設備及び職員が充実している。
・職員/利用者チームワーク良く仕事
を行う
・計画性をもって活動ができない
・職員への情報伝達ができない
・知識経験がまだ未熟な部分がある
現状まとめより
【問題点】
職員への情報伝
達が不十分
・・・が原因で、
【課題】
会議などへの集
まりが悪い
【対応策】
先ずは、すぐにできる朝礼を即日実施!
職員間の情報共
有の必要性あり
職員朝礼を行う
実施リーダ
當山課長
職員を引っ張る
リーダーシップ
が弱い
計画性をもって
活動ができない
知識経験がまだ
浅い職員が多い
方向性、優先度
等わからないこ
とが多い
人材育成の必要
性高い
長期的に対応
利用者が定員よ
り少ない
利用者の増員
長期的に対応
各事業の実施体
制等の検討
事業の分析を行
い対応策を検討
43
工賃倍増にあたって
施設の理念や現状を踏まえ議論を重ね次のような方針
で進めていくことを合意
理念
方針
ニーズ
あせらず
ゆっくり
楽しく
誠実に
・廃油を活用したい
・工賃を増やすためにい
ろいろな事業に取り組み
たい。
・利用者の安全と指導も
考慮してほしい
はごろもの商品として自
信の持てるモノを販売
そのため、無理せず自ら
確かめながら、じっくり
取り組む
売上の状況(月度)
単位:円
分類
商品・作業名称
2009年度
2010年度
売上
利益
弁当
360,090
210,877
1,201,035
555,703
パン
169,326
107,255
708,971
314,178
2,087
57,753
157,933
83,144
182
9,381
23,333
2,136
19,531
106,385
103,458
78,863
自立支援
95,7796
20,835
36,350
31,362
合計
647,813
512,485
2,231,081
1,065,385
製造販売
サービス
リサイクル
清掃
その他
昆布・雑貨・縫製・下請け
※2009年は1年間の平均月商、2010年度は上期の平均月商
44
売上
利益
部門別売上等の分析(2009-2010年比較)
仕入れの工夫により質
を落とさずコスト改善
分類
製造販売
サービス
その他
自立支援
合計
商品・作業名称
売上
利益
材料費
生産性
弁当
2位
パン
1位
リサイクル
3位
清掃
6位
昆布・雑貨・縫製・下請け
4位
5位
清掃は、仕事量は増えてい
るが事業の中では生産性低
く利益も少ない
※生産性は、関わっている職員のみなし人数を基準に
廃油洗剤を作る理由(わけ)
コスト削減と収入増の両面で工賃原資を増やしたい
【現在】
【今後】
目標:現在の半分程度に減らす
洗剤購入
洗剤購入
約5,000円
2,000円
①
どのくらい廃油洗剤に
代替できるか試算要
@100円/缶×5缶
19リットル/缶
歩留まり80%として150リットル
1本あたり500ml入として300本
10リットルを自分で使用し
残り140リットルを販売
@200円/本×280本
廃油販売
洗剤販売
56,000円
差し引き
54,000円が工賃の原資に
500円
支出:約4,500円/月
②
どのくらいの歩留まり
で生産できるか試作を
踏まえ試算要
①、②をふまえ試算必要
45
作り方の勉強会&第1回試作
EM洗剤の專門家の石川先生に、EM洗剤の作り方を
レクチャしていただく
商品企画、マーケティングの基本をレクチャし、作
りたい・売れそうな商品イメージを考えてもらう
実際に作ってみる
洗剤作りの指導風景
商品企画の考え方の指導板書
第1回試作風景
アロエの汁を搾汁
お湯を足し攪拌
さらにアロエを
加え攪拌
できあがったプリン洗剤
46
プロジェクト会議とネットワーク会議
ネットワーク会議では、参加者
から既存商品、施設運営、新た
に開発中の廃油洗剤に関して積
極的なアドバイスが。。
プロジェクト会議(パッケージ検討)
ネットワーク会議
プロジェクト会議(商品開発事例)
12
その後の試作と評価
数回の試作を実施し、幾度となく評価
→問題点が少しづつ改善、完成に近づきつつある
評価項目
内容
条件
外観
色、濁り、沈殿物
モノにより透明度にバラつき
沈殿物が多い
臭い
異臭
気になる臭い
生臭い
油臭がまだ残っている
肌触り
粘度は適度か
適当
汚れの落ち
具合
汚れの種類による
汚れ落ち具合
厨房で使ったがOK
泡立ち
泡切れ
泡切れはよいか
泡立ちは今ひとつ
泡切れは良い
安全性
かぶれ等
問題なし
その他
品質(色や濁り)が一定しない試作品
47
パッケージの検討
商品の完成度と品質の安定度を高めるために製造方法
の試行を繰り返す。
並行して津波古指導員を招聘しラベルデザインを検討
キャップラベル
ボトルラベル
開発スケジュール
10月
当初計画
11月
12月
試作(1回)
1月
2月
前半
3月
後半
~
パッケージ制作
試作(2回)
テスト販売
試作(3回)
本格販売
試作(第4回)
利用者参加による製造
手順はシンプルだが奥が深い、製品と
しての完成度、品質の安定度が課題
計画変更
10月
途中見直し
11月
12月
1月
2月
3月
前半
後半
パッケージ制作
試作(1回)
試作(2回)
テスト販売
試作(3回)
本格販売
試作(第4回~)
利用者参加による製造
48
~
今後の課題
当面の課題(残作業)
製品の品質の安定させるため、作業のポイントをまとめ
手順をマニュアル化
ラベルデザインの確定
今後の課題
利用者参加で生産できる方法の考案
本格生産できるよう、他の事業とのバランスの調整
“はごろも”ならではの喜ばれる商品を継続的に生み出し
楽しみながら働き、技術を身につけられる
49
平成19年度~22年度 工賃倍増計画支援事業実施福祉事業所一覧
施設種別
法人名
施設名
施設長名
住 所
電 話
FAX
担当診断士
平成19年度
1
就労移行支援
就労継続B型 (福)蒼生の会
蒼生学園
砂川 好彦
宜野湾市長田2丁目15番地の1号
098-893-4137
098-893-6579
中村 聰
2
就労移行支援
就労継続B型 (福)たまん福祉会
たまん
金城 幸範
糸満市真栄里857番地
098-995-1992
098-995-1310
上地 栄造
3
就労移行支援
就労継続B型 (福)とよみ福祉会
井上 真由美
豊見城市字渡橋名92番地の1
098-856-6639
098-856-6030
羽地 貞夫
平田 小枝子
沖縄市登川647番地1
098-934-9700
098-934-9798
大嶺 眞
金城 操
うるま市字喜屋武301
098-974-3288
098-974-3430
大城 定理
棚原 信子
那覇市首里平良町1-32-1
098-886-1797
098-886-1797
嘉数 藤子
金武町字金武390番地
098-968-7590
098-968-7590
佐久田 盛徳
うるま市与那城照間702
098-978-1280
098-978-1288
ひまわりファクトリー
(旧施設名とみぐすく)
セルフサポートセンター
4
就労継続B型
(福)輝翔福祉会
ぴゅあ
5
就労移行支援
(福)大樹会
就労継続B型
就労継続支援施設
くわの実
平成20年度
1
就労移行支援
就労継続A型 (福)からし種の会
就労継続B型
障害福祉サービス事業所
アトリエ種子
山口 定次
就労支援センター
2
就労継続B型
(福)朝日福祉会
どりーむ
3
就労移行支援
(福)中陽福祉会
就労継続B型
うるま市障がい者支援
センター
あやはし苑就労移行
支援事業所
大城 定理
本部海陽園
4
授産施設
(福)名護学院
上間 紀彦
本部町字谷茶268番地
0980-47-2622
0980-47-2664
大城 正光
名護市大中2-2-4
0980-54-1493
0980-54-1493
(分譲ゆいとぴあ工房)
5
就労継続B型
NPO法人
名護市障害者関係
団体協議会
福祉サービス事業所
のびる
大嶺 眞
6
授産施設
7
就労継続B型
(医)へいあん
NPO法人知的障害者
支援センター
はばたき
就労プラザわくわく
森谷 亨
浦添市安波茶3-2‐10
098-942-5200
098-942-5040
障害者就労支援施設 Aile
喜納 平
糸満市字大里144-1
098-992-7273
098-992-5171
共同作業所はんどinはんど
浦崎 直浩
南風原町字照屋1
(社会福祉センター内)
098-888-3224
098-888-3224
住マイル福祉工場
上江洲 貴司
本部町字渡久地493-1番地
0980-47-2945
0980-51-6904
たんぽぽ福祉作業所
桜木 かほる
糸満市字糸満1283-2
098-995-0789
098-995-0789
高嶺 久
浦添市字港川270
098-870-0633
098-870-0634
東浜 光雄
うるま市与那城屋慶名
098-978-7836
098-978-7836
儀間 光徳
那覇市楚辺2-28-1 1階
098-833-9139
098-833-9129
兼次 日出男
宮城 良子
那覇市牧志3-12-1
098-862-9567
098-862-9567
平良 仁剋
伊波 邦雄
那覇市国場2-6-5
コーポシロマA棟1F
098-836-1278
098-836-1311
中村 聰
羽地 貞夫
8
作業所
9
福祉工場
10
就労移行支援
就労継続B型
11
就労移行支援
就労継続A型
就労継続B型
NPO法人
希望の大地
12
就労移行支援
就労継続B型
NPO法人
幸せの魔法つ会
13
就労移行支援
就労継続B型
NPO法人
ふれあいセンター
14
就労継続B型
NPO法人
ハンディーサポート
ふれんど
15
就労継続B型
(福)豊饒会
上地 栄造
自立・就労センター
希望の大地
西里 喜明
指定就労継続支援
(B型)事業所
あいとぴあ
就労移行支援事業所
ふれあいセンター
就労継続支援事業所
ハンディサポート
ふれんど
小規模福祉作業所
(有)ライフケアー
みらい
50
平成21年度
1
就労継続B型
特定非営利活動法人
ワークサポートひかり
就労支援事業所 ひかり
仲西 栄昭
糸満市字真栄里870番地
098-994-1765
098-994-1765
西里 喜明
2
就労継続B型
NPO法人
障がい者支援センター
ぴゅあ
就労支援事業所 ぴゅあ
徳村 きよの
糸満市字真栄里857番地
098-992-1016
098-992-1016
山口 定次
3
就労継続B型
特定非営利活動法人
ナカヤ
ナカヤ
屋富祖 忠治
那覇市小禄1-4-15
098-857-7161
098-857-7161
銘苅 康弘
4
就労継続B型
NPO法人
南城自立支援センター
NPO法人
南城自立支援センター
知花 昌徳
南城市玉城字百名1252
098-948-4148
098-948-4148
兼次 日出男
5
就労移行支援
就労継続B型
NPO法人
ふぃーるど・ぱわー
就労支援事業所 まる
田中 淳子
那覇市牧志1-4-62
098-862-3061
098-862-3061
大山 俊樹
6
授産施設
社会福祉法人
宇堅福祉会
通所授産施設 ありんこ
比嘉 一信
うるま市字宇堅919
098-973-1888
098-974-6043
上地 栄造
7
就労移行支援
就労継続B型
特定非営利活動法人
あごらぴあ
就労支援あ・ん
上地 和美
那覇市字松川445番地2
098-885-1739
098-885-1739
大嶺 眞
8
就労継続B型
社団法人 沖縄県
精神障害者 福祉会連合会
ワークプラザ ユニティー
比嘉 寿
沖縄市安慶田1-3-6
098-929-3168
098-929-3168
羽地 貞夫
9
就労継続B型
社会福祉法人
おきなか福祉会
知的障害者授産施設
れいめいの里
呉屋 健次
うるま市石川3259番地296
098-965-0885
098-965-5931
大城 定理
10
就労移行支援
就労継続B型
蒼生の会
就労支援 美ら風
亀谷 長一
宜野湾市愛知28-1番地
098-892-6886
098-892-6853
中村 聰
平成22年度
1
就労継続B型
NPO法人
障がい者支援センター
さん・さん
神里 富子
浦添市城間2丁目24番2号
098-874-7570
098-874-7570
平良 仁克
2
就労継続B型
NPO法人 のぞみの里
就労継続支援B型事業所
のぞみの里
永坂 生子
南風原町字宮城264番地
098-888-5102
098-888-5102
阿波連 利
3
就労移行支援
就労継続B型
はごろも福祉会
障がい福祉サービス事業所
はごろも
島袋 加代子
宜野湾市伊佐4-4-6
098-897-7181
098-897-7186
銘苅 康弘
4
授産施設
みやこ福祉会
みやこ学園
伊志嶺 博司
宮古島市平良字下里
3107番地の243
0980-73-7770
0980-74-2338
山口 定次
5
就労移行支援
就労継続B型
社会福祉法人 わしの里
大浜工房
津嘉山 航
石垣市石垣463-3
0980-83-5371
0980-83-5374
大嶺 眞
51
工賃倍増計画支援事業実施事業所の工賃推移状況
①
障害者就労支援施設エール
年 度
調 査 項 目
就労継続B型事業所
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
13
13
14
19
14
12,000
17,000
18,240
18,240
18,240
1.52
利用者平均工賃
変動率
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
②
通所授産施設 ありんこ
年 度
調 査 項 目
授産施設
平成18年度
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
37
37
39
38
39
9,171
15,802
16,655
16,769
16,897
1.84
平成20年度
平成21年度
平成22年度
利用者平均工賃
変動率
15
15
14
11,870
12,439
13,800
1.16
利用者平均工賃
変動率
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
③
障害者就労支援事業所 ひかり
年 度
調 査 項 目
就労継続B型事業所
平成18年度
平成19年度
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
④
就労移行支援事業所 たまん
年 度
調 査 項 目
就労継続B型事業所 就労移行支援事業所
平成18年度
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
62
61
41
40
42
12,025
12,372
12,555
13,460
15,368
1.28
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
⑤
就労継続支援施設 くわの実
年 度
調 査 項 目
就労継続B型事業所 就労移行支援事業所
平成18年度
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
⑥
通所授産施設就労プラザ わくわく
年 度
調 査 項 目
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
利用者平均工賃
変動率
平成18年度
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
利用者平均工賃
変動率
27
46
45
42
42
14,417
14,409
15,466
16,900
1.17
利用者平均工賃
変動率
授産施設
平成18年度
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
48
40
34
28
34
12,545
12,538
13,266
14,840
13,814
52
1.10
工賃倍増計画支援事業実施事業所の工賃推移状況
⑦
蒼生学園
年 度
調 査 項 目
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
⑧
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
39
43
48
49
51
11,387
10,561
9,073
9,476
10,431
0.92
利用者平均工賃
変動率
就労継続B型事業所 就労移行支援事業所
平成18年度
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
15
19
18
18
19
6,067
7,631
10,347
13,307
10,203
1.68
平成20年度
平成21年度
平成22年度
利用者平均工賃
変動率
24
24
25
10,150
16,600
17,200
1.69
利用者平均工賃
変動率
たんぽぽ福祉作業所
年 度
調 査 項 目
就労継続B型事業所 就労移行支援事業所
平成18年度
平成19年度
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
⑩
就労継続B型事業所あいとぴあ
年 度
調 査 項 目
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
⑪
就労継続B型事業所 就労移行支援事業所
平成18年度
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
22
27
27
28
32
4,295
5,085
7,097
12,791
17,633
就労継続B型事業所
就労継続支援事業所 ナカヤ
年 度
調 査 項 目
平成18年度
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
⑫
障がい者支援センター ぴゅあ
年 度
調 査 項 目
利用者平均工賃
変動率
平成18年度
就労支援 美ら風
年 度
調 査 項 目
⑨
就労継続B型事業所 就労移行支援事業所
0
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
12
14
14
19
12,000
12,000
14,000
18,000
就労継続B型事業所
平成18年度
平成19年度
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
53
4.11
利用者平均工賃
変動率
1.50
0.00
平成20年度
平成21年度
平成22年度
8
8
10
9,920
10,500
11,500
利用者平均工賃
変動率
1.16
工賃倍増計画支援事業実施事業所の工賃推移状況
⑬
就労継続支援事業所
ハンディサポートふれんど
年 度
調 査 項 目
就労継続B型事業所
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
7
8
9
6
6
9,700
9,044
12,790
15,686
16,479
1.70
平成20年度
平成21年度
平成22年度
利用者平均工賃
変動率
13
18
20
7,483
7,181
8,327
1.11
平成20年度
平成21年度
平成22年度
利用者平均工賃
変動率
48
44
42
13,000
13,300
13,500
1.04
平成20年度
平成21年度
平成22年度
利用者平均工賃
変動率
29
28
26
1,045
1,032
2,261
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
⑭
ワークプラザ ユニティー
年 度
調 査 項 目
就労継続B型事業所
平成18年度
平成19年度
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
⑮
れいめいの里
年 度
調 査 項 目
授産施設
平成18年度
平成19年度
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
⑯
就労支援事業所 まる
年 度
調 査 項 目
就労継続B型事業所 就労移行支援事業所
平成18年度
平成19年度
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
⑰
障害福祉サービス事業所アトリエ種子
年 度
調 査 項 目
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
⑱
2.16
就労継続B型事業所 就労継続A型事業所 就労移行支援事業所
利用者平均工賃
変動率
平成18年度
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
21
16
29
27
26
3,937
4,187
5,325
9,365
8,638
2.19
平成20年度
平成21年度
平成22年度
利用者平均工賃
変動率
11
13
13
22,190
22,587
23,810
福祉サービス事業所 のびる
年 度
調 査 項 目
利用者平均工賃
変動率
平成18年度
就労継続B型事業所 就労移行支援事業所
平成18年度
平成19年度
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
54
1.07
工賃倍増計画支援事業実施事業所の工賃推移状況
⑲
セルフサポートセンターぴゅあ
年 度
調 査 項 目
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
⑳
就労継続B型事業所
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
21
21
21
25
27
4,788
4,788
6,174
10,962
11,970
2.50
利用者平均工賃
変動率
在宅支援センター ゆいとぴあ
年 度
調 査 項 目
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
就労継続B型事業所 就労移行支援事業所
平成18年度
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
16
19
18
17
39
9,893
9,614
9,830
9,468
24,976
2.52
利用者平均工賃
変動率
うるま市障がい者支援センターあやはし苑
年 度
調 査 項 目
平成18年度
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
ワークセンター 南城
年 度
調 査 項 目
平成18年度
利用者平均工賃 (円)
小規模福祉作業所 みらい
平成18年度
利用者平均工賃 (円)
ひまわりファクトリー
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
115
293
404
429
5,069
6,894
7,585
8,098
1.60
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
利用者平均工賃
変動率
41
41
37
43
8,400
8,400
9,247
12,594
1.50
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
利用者平均工賃
変動率
2
12
38
41
4,800
10,000
28,056
27,380
5.70
利用者平均工賃
変動率
就労継続B型事業所
利用者数 (人)
年 度
調 査 項 目
就労継続B型事業所 就労移行支援事業所
就労継続B型事業所
利用者数 (人)
年 度
調 査 項 目
利用者平均工賃
変動率
平成18年度
就労継続B型事業所 就労移行支援事業所
平成18年度
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
50
50
50
20
24
6,261
7,714
8,712
10,923
11,217
55
1.79
工賃倍増計画支援事業実施事業所の工賃推移状況
住マイル福祉工場
年 度
調 査 項 目
福祉工場
平成18年度
利用者平均工賃
変動率
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
22
19
21
22
67,638
62,152
55,051
62,044
0.92
平成18年度
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
利用者平均工賃
変動率
7
8
12
16
27
12,178
13,498
12,886
18,286
16,924
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
就労支援センター どりーむ
年 度
調 査 項 目
利用者数 (人)
利用者平均工賃 (円)
56
1.39
57
羽地 貞夫
兼次 日出男
阿波連 利
中村 聰
10
11
12
銘苅 康弘
6
9
大山 俊樹
5
大城 定理
上地 栄造
4
8
大嶺 眞
3
山口 定次
平良 仁剋
2
7
西里 喜明
1
氏名
ナカムラサトシ
アハレンサトシ
カネシヒデオ
ハネジサダオ
オオシロテイリ
ヤマグチサダツグ
メカルヤスヒロ
オオヤマトシキ
ウエチエイゾウ
オオミネシン
タイラジンカツ
ニシザトヨシアキ
フリガナ
正会員
正会員
監査
顧問
顧問
理事
理事
理事
理事
常任理事
副支部長
支部長
協会役職
SHIEN株式会社
SHIEN株式会社
兼次経営情報
羽地中小企業診断士事務所
テイリ中小企業診断士事務所
山口中小企業診断士事務所
財団法人沖縄県産業振興公社
株式会社沖縄債権回収サービス
上地中小企業診断士事務所
大嶺中小企業診断士事務所
平良中小企業診断士事務所
CSDコンサルタンツ
勤務先名
903-0806
903-0806
900-0063
901-2102
900-0012
901-0303
901-0152
900-0036
901-0151
900-0036
902-0061
902-0061
勤務先〒
那覇市首里汀良町1-37
那覇市首里汀良町1-37
那覇市三原2-22-7-207
浦添市前田1-46-28
那覇市泊2-9-6
糸満市字兼城841-3
那覇市小禄1831-1
那覇市西1-19-7
那覇市鏡原町16-16
那覇市西1-16-10
那覇市古島470-5
那覇市古島1-23-2
勤務先住所1
ソケイビル1階
沖縄産業支援センター4階
フェアービル
エンゼルハイム西町603号室
譜久原ビル2階
勤務先住所2
工賃倍増計画支援事業 担当診断士名簿
098-894-4870
098-894-4870
098-854-8503
098-878-2011
098-867-4541
090-5081-7830
098-859-6237
098-860-4393
098-840-1622
098-866-8592
098-878-0112
098-882-3033
勤務先TEL
098-894-4873
098-894-4873
098-854-8503
098-878-2011
098-864-2180
098-859-6233
098-860-4397
098-840-1622
098-866-6443
098-878-3274
098-885-0910
勤務先FAX
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
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