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製品概要: BIRT Report Studio

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製品概要: BIRT Report Studio
Rich Internet Applications Without Limits™
製品概要: BIRT Report Studio
情報アプリケーションは、企業の経営パフォーマンス向上を促進するツールです。各
社はActuateのリッチインターネットアプリケーション(RIA)対応プラットフォームに
注目していますが、それは、各種のデータソースを探索しタイムリーで正確な情報を
得ることにより、社員の能力を100%発揮できるからです。ActuateのRIA対応プラット
フォームを利用するユーザは、
リッチな(情報量の多い)コンテンツを、好みのフォー
マットでオンデマンドに閲覧することができます。
BIRT Report Studioはウェブベースの開発用ツールです。Actuateプラットフォームを
通じてデプロイメントされ、
ウェブブラウザからアクセスできるため、
クライアントソフ
トウェアをインストールする必要はありません。BIRT Report Studioの基盤となる技
術はオープンソースのEclipse開発プロジェクトの成果であるJavaベースのActuate
BIRTレポートエンジンであるため、他のすべてのEclipse BIRTアプリケーションと完全
な相互運用性があります。
BIRT Report Studioにより、ビジネスユーザは、
自分のレポートを自分のタイムフレー
ムで作成することが可能になります。セルフサービス型の、
アドホッククエリとレポー
ト設計用ツールであるこの製品を使用することで、ユーザは、直接IT部門の手を借り
ることなく、必要なデータにアクセスしてレポートを作成することができます。 一方、
開発者はBIRT Report DesignerやBIRT Report Designer Professionalを使って作成し
たBIRTベースのテンプレートをBIRT Report Studioのユーザに提供し、ユーザが自分
のレポートを作成できるようにすることができます。
全てのBIRTベース製品はActuateのRIA対応サーバ環境で動作し、そのユニークなコ
ラボレーション志向レポーティングアーキテクチャの利点を活用しています。
これによ
り企業内のすべてのユーザは、インタラクティブで使いやすいインターフェースによ
り、各自のスキルレベルに合わせて用意されたアプリケーションが表示するコンテン
ツにアクセスすることができます。
製品概要
Product Summary: BIRT Report Studio
概要
情報アプリケーションは、企業の経営パフォーマンス向
上を促進するツールです。各社はActuateのリッチイン
ターネットアプリケーション(RIA)対応プラットフォーム
に注目していますが、それは、各種のデータソースを探
索しタイムリーで正確な情報を得ることにより、社員の
能力を100%発揮できるからです。ActuateのRIA対応プ
ラットフォームを利用するユーザは、
リッチな(情報量の
多い)
コンテンツを、好みのフォーマットでオンデマンド
に閲覧することができます。
BIRT Report Studioはウェブベースの開発用ツールで
す。Actuateプラットフォームを通じてデプロイメントさ
れ、
ウェブブラウザからアクセスできるため、
クライアン
トソフトウェアをインストールする必要はありません。
。BIRT Report Studioの基盤となる技術はオープンソー
スのEclipse開発プロジェクトの成果であるJavaベース
のActuate BIRTレポートエンジンであるため、他のすべ
てのEclipse BIRTアプリケーションと完全な相互運用性
があります。
BIRT Report Studioにより、ビジネスユーザは、
自分の
レポートを自分のタイムフレームで作成することが可
能になります。セルフサービス型の、
アドホッククエリと
レポート設計用ツールであるこの製品を使用すること
で、ユーザは、直接IT部門の手を借りることなく、必要な
データにアクセスしてレポートを作成することができま
す。一方、開発者はBIRT Report DesignerやBIRT Report
Designer Professionalを使って作成したBIRTベースの
テンプレートをBIRT Report Studioのユーザに提供し、
ユーザが自分のレポートを作成できるようにすることが
できます。
全てのBIRTベース製品はActuateのRIA対応サーバー環
境で動作し、そのユニークなコラボレーション志向レポ
ーティングアーキテクチャの利点を活用しています。
こ
れにより企業内のすべてのユーザは、インタラクティブ
で使いやすいインターフェースにより、各自のスキルレ
ベルに合わせて用意されたアプリケーションが表示す
るデータにアクセスすることができます。
BIRT Report Studioにより、ビジネスユーザは、
自分の
レポートを自分のタイムフレームで作成することが可
能になります。セルフサービス型の、
アドホッククエリと
レポート設計用ツールであるこの製品を使用すること
で、ユーザは、直接IT部門の手を借りることなく、必要な
データにアクセスしてレポートを作成することができま
す。一方、開発者はBIRT Report DesignerやBIRT Report
Designer Professionalを使って作成したBIRTベースの
テンプレートをBIRT Report Studioのユーザに提供し、
ユーザが自分のレポートを作成できるようにすることが
できます。
IT部門や開発者が作成したテンプレートを基にしたBIRT Report Studioの
レポートは、ビジネスユーザがクエリを記述したりデータソースへ接続す
ることなしに素早く作成できます。
レポート要素はあらかじめ定義されてお
り、ユーザは自分が必要とする要素を選択したテンプレートへドラッグ&ド
ロップするだけです。
セルフサービス型
クエリとレポーティング
― ビジネスユーザ向け
BIRT Report Studioは、企業パフォーマンスの向上を模
索する組織に向けた製品です。使いやすいセルフサー
ビス型のウェブレポート作成ツールを導入することによ
り、ビジネスユーザやパワーユーザのニーズが満たさ
れるだけでなく、意思決定者が必要不可欠な情報にア
クセスできるようになります。
これまでも、ビジネスユーザ向けにセルフサービス型
ツールを導入するという試みはありましたが、アプリ
ケーションが複雑でトレーニングが必要であることか
ら、成功していませんでした。その結果、IT部門は絶え
ず押し寄せるレポートの新規作成の依頼に忙殺され、
膨大な未処理案件を抱え、戦略的な活動に割ける時間
が十分に取れなくなっていました。BIRT Report Studio
では、エンドユーザが直感的でグラフィカルなウェブイ
ンターフェースを使用して、自らレポートの作成や編集
を行なうことができます。このウェブインターフェース
は、Actuateのこれまでのバージョンに備わっていた優
れた機能に、最新のWeb 2.0技術を融合させたもので、
アクセス権限のあるユーザがファイアウォールの外側か
ら情報にアクセスすることをさらに容易にします。
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Product Summary: BIRT Report Studio
主なメリット
• ビジネスユーザがアドホックなレポートを作成で
きる ― ビジネスユーザやパワーユーザが、自分自身
の手であらゆるレポートを作成して企業データソー
スに対するアドホックな分析を行い、様々な業務上の
疑問を解決することができます。
• レポートの受け手がレポートを分析できる
―
Interactive Viewerを使用すると、BIRTレポートを受
け取るユーザは自分用のレポートをパーソナル化し、
既存のレポート内のデータを基に、
さらなる業務上の
疑問を解決することができます。
• IT部門におけるレポーティングのボトルネックを軽
減し、IT部門とエンドユーザの間で要件の理解を
促進する ― レポートの作り手と受け手の間のコミュ
ニケーションと満足度が改善され、同時にセルフサー
ビスと設計の共有によりIT部門の負荷が軽減されま
す。IT部門は戦術的なレポート開発やデータ抽出作
業から解放され、
より戦略的な活動に注力できます。
• トレーニングとサポートが不要なため、
コストを削
減できる ― BIRT Report Studioのインターフェース
は直感的でシンプルです。ビジネスユーザはほとんど
導入直後から自力で使用できるようになり、特別なト
レーニングは必要ありません。全く負担のないウェブ
ベースのソリューションであるため、企業全体へのデ
プロイメントが確実に簡素化されます。
• ROI
(投資収益率)を向上させる ― セルフサービス
型レポーティングにより、分析結果がより早く得られる
ようになり、意思決定の迅速化が促進されます。IT部
門はサポートと開発のコストを抑制でき、ユーザの満
足度も向上します。ユーザが必要とするデータにタイ
ムリーにアクセスできることで効率が良くなるからで
す。.
主な特徴
BIRT Report Studioは、
レポートの作り手と受け手に対
して、必要とするレポートを作成するためのツールに容
易にアクセスする手段を提供します。
再利用可能なテンプレートとテーマ
BBIRT Report Studioには、
レポートのレイアウトと構造
があらかじめ定義されている組み込みテンプレートが
用意され、行、列、テーブル、
ラベル、データフィールドな
どの定義が含まれています。ビジネスユーザはこのテ
ンプレートを使って、
アドホックでインタラクティブなレ
ポートを作成することができます。また、開発者はBIRT
Report DesignerやBIRT Report Designer Professional
を使用して、独自のテンプレートを作成することもでき
ます。BIRT Report Studioでは、色の指定やブランディン
グなど、
レポートの全般的な外観を、
レポートのテーマ
を使用して決定します。テーマは、標準で製品に含まれ
るもののほか、企業の独自仕様で作成することもできま
す。
あらゆる情報ソースからのデータを使った詳細なレポートを簡単に
作成できるBIRT Report Studioの直観的なインターフェース。
レポートテンプレート
• 単一テーブル ― リスト形式のレポートを作成し、オプ
ションでチャートを含みます。テーブル内のデータは、
グループ化したり、連続するセクションとして表示した
りできます。
• 横列テーブル ― 2つのテーブルを横に並べてレイア
ウトしたレポートを作成します。テーブル内のデータ
は、
グループ化したり、連続するセクションとして表示
したりでき、各テーブルにはそれぞれチャートを含め
ることもできます。
• 縦列テーブル ― 2つのテーブルを縦に並べて配置し
たレポートを作成します。これ以外は上記に同じで
す。・カスタムテンプレート ― BIRT Report Designer
やBIRT Designer Proを使用して設計したカスタムテ
ンプレートを使用します。
テーマ
• 組み込みテーマ ― ユーザがレポートの全般的な外
観を選択できるようにします。色、
フォント、イメージ、
ヘッダ、
フッタのほか、ロゴなどのブランディング要素
が含まれます。
• カスタムテーマ ― ユーザが色、
フォント、イメージ、ヘ
ッダ、
フッタ、
ブランディング要素を独自に指定できる
ようにします。
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Product Summary: BIRT Report Studio
セルフサービスによるレポート作成
クエリと分析
BIRT Report Studioのレポート構築機能により、既存の
テンプレートからスタートし、、
レポート要素の選択や変
更、書式設定やチャートの作成、データの追加、データ
を流し込んで作成された状態のレポートをプレビュー
するまでの一連の作業をドラッグ&ドロップにより行う
ことができます。
BIRT Report Studioは、ユーザが利用価値の高いレポー
トを作成するために必要な機能を提供します。具体的
には、複数のデータ挿入メソッド、結合データフィール
ド、隠しデータフィールド、データセットの同期、
グルー
プ、セクション、明細と重複の非表示、単純ソートとアド
バンストソート、などです。
レポート要素
ビジネスユーザは、テンプレートに含まれる各種のレポ
ート要素をインタラクティブに操作することができます。
通常、変更できる要素と変更できない要素があります。
• 変更できないレポート要素 ― あらかじめテキストま
たはデータが埋め込まれた要素です。例えば、納品書
の場合、住所、氏名、会社のロゴなどがあります。
• 変更できるレポート要素 ― ラベル、ヘッダ、テーブル
などの要素で、テンプレートの設計時にデータを埋め
込むことができるだけでなく、ビジネスユーザがデー
タを流し込んで置き換えるためのプレースホルダと
することもできます。
レポートの書式設定
BIRT Report Studioでは、ビジネスユーザはBIRTレポー
トの要素と部品の書式設定を変更し、分析上のニーズ
や自分の好みに合わせることができます。
• 条件付き書式設定 ― 条件により、
フォント、背景色な
どの書式プロパティを変更することでデータを強調し
ます。例えば、販売目標を達成できなかった製品のフ
ォントの色をすべて
「赤」に変更するような場合です。
• 列の結合 ― 2つの列の値を上下に重ねて1列にし、明
細行が2行からなるレポートを作成します。
• 列ヘッダセルの結合 ― 列ヘッダセルを結合し、列の
分類を追加作成します。
• 要素の書式設定 ― フォントや字詰め指定を変更しま
す。
• データの書式設定 ― データ型により値の表示を制
御します。例えば、数値は通貨記号「$」をつけた金額
として小数点以下第2位まで表示するように設定しま
す。
• 列ヘッダ行の追加 ― 列ヘッダ行(複数可)を追加しま
す。
• 列の並べ替え ― 列の表示順を変更します。
• 複数のデータ挿入メソッド ― ドラッグ&ドロップ、単
一あるいは複数列の選択。
• 結合データフィールド ― レポートにダイレクトにドロ
ップされ、表示されるデータ列。
• 隠しデータフィールド ― 追加のデータフィールドで、
その値は明示的にテーブルに追加されない限り非表
示。ただし、計算やフィルタリング、あるいはレポート
に列を追加する目的で使用可能。
• データセットの同期 ― データソースの最新定義をワ
ンクリックで表示。
• グループ ― データの値により複数の列をグループ化
する。例)発注IDで発注明細をグループ化。・セクショ
ン ― 個々のグループを、それぞれ独立の表として表
示。
• 明細の非表示 ― 明細行を隠し、
レポートのユーザに
は使えないようにする。
• 重複の非表示 ― 1つの列内で、重複した値を非表示
にする。
• 単純ソートとアドバンストソート ― データを1列につ
いてソートする単純ソートと、複数列でソートするア
ドバンストソート。例)まず国名で、次に州名で、続い
て都市名でソートする。
• 遅延クエリ実行 ― レポート構築中にデータセットが
リフレッシュされるタイミングをユーザが制御できる
ようにする。
計算と集計
BIRT Report Studioには標準的な集計と計算に利用す
る関数も含まれます。
• 集計 ― 1つの列内の個々の値を合計する。例えば
ビジネスユーザは、いくつかの集計用関数の中か
ら、SUM(合計)やAVERAGE(平均値)などを選択可
能。
• 計算済み列 ― 広範な定義済み関数を使用して計算
済み列を定義する。
グラフ
フィルタ
BIRT Report Studioのユーザは、
どのレポート要素から
でもグラフを追加できます。
BIRT Report Studioには、データのフィルタリング用にい
くつかのオプションがあります。
• 棒グラフと折れ線グラフ
• 面グラフと円グラフ
• 散布図と株価チャート
(ケイ線)
• 単純フィルタ ― 1つのデータ条件を1列に適用。例)
シ
カゴ、ニューヨーク、シアトルのいずれかに本社があ
る顧客をリストアップする。
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Product Summary: BIRT Report Studio
• 複合フィルタ ― 複数の条件を複数列に適用。例)
シカ
ゴ、ニューヨーク、シアトルのいずれかに本社があり、
かつ100万ドル超の売掛金残高がある顧客をリスト
アップする。
• 上位N件/下位N件 ― これは組み合わせ関数で、
ま
ずソートを行なってから値をフィルタリングし、上位N
件または下位N件の値を表示。
パラメータプロンプト
BIRT Report Studio は、ユーザに対して定義済みプロン
プトを表示し、
自分用のレポート構築を助けます。
• プロンプト
(パラメータ) ― フィルタリング用の固定
値を定義する代わりに、それをプロンプトの形でエン
ドユーザに提示することができます。
この場合、
レポ
ート実行時には必ず、エンドユーザはパラメータに対
して値を指定するよう促されます。入力された値はフ
ィルタ式に代入され、ユーザが指定した条件に基づ
いたフィルタリング結果を返します。
• テンプレートとInformation Objectのパラメータ ― フ
ィルタをパラメータに変換することに加え、パラメー
タはActuate Information Object(次項参照)あるい
はレポートのテンプレートで事前定義することもでき
ます。ユーザはレポート実行時にこれらのパラメータ
値を指定するよう促されます。
データアクセス
BIRT Report Studioには、データアクセスを容易にする
ための様々なオプションがあります。
• Actuate Information Object ― このオプションのメタ
データ層を利用すれば、IT部門はデータを業務に即
した用語でBIRT Report Studioユーザに提示すること
ができます。Information Objectがアクセスできるデ
ータには、Oracle、IBM、Microsoft、Sybaseなどのベン
ダーから提供されるリレーショナルデータソースのデ
ータのほか、SAP BW、XML、
フラットファイルなどの非
リレーショナルデータソースのデータ、さらにはカス
タムソースのデータまで含まれます。
• 複数のInformation Object ― 複数のInformation
Objectを選択してJOINすれば、ユーザレポート用に
追加のデータが得られます。
この機能は、上級ユーザ
に限って使用が推奨され、上級権限が必要です。
• 定義済みのActuate BIRTデータクエリ ― データクエ
リは、BIRT Report Studioが利用するActuate BIRTレ
ポートテンプレート内で事前に定義しておくことが
できます。
このクエリはActuate BIRTがサポートする
どのデータソースに基づいていても構いません。現
在サポートされているのは、RDBMS、SAP BW、XML、
フラットファイル、スクリプト化データソース、および
Open Data Access(ODA)仕様に準拠したすべてのド
ライバーです。
• カスタムデータプロバイダ ― ODA準拠ドライバー同
様にカスタムクエリビルダーUIをプラグインすれば、
カスタムデータアクセス層を介してデータにアクセス
できます。
データのプレビュー
BIRT Report Studioでは、
レポート構築中に、モジュール
化された定義済みデータオブジェクトをテンプレート上
にドラッグ&ドロップすることにより、ユーザはデータを
流し込んだレポートをプレビューできます。
• クエリをドラッグ&ドロップ ― クエリを実行すると、
データのサブセットをレポート内にロードし、表示し
ます。
これはユーザが定義済みのデータオブジェクト
をレポートにドラッグ&ドロップすることで実行され
ます。
• 設定可能なデータセットサイズ ― レポート作成時に
BIRT Report Studioが使用するデータセットの大きさ
を制御する手段を提供し、パフォーマンスの最適化を
図ります。
レポートのインタラクティビ
ティ、反復型レポート開発
Actuateが採用しているレポート開発の反復アプローチ
と漸進的発展の手法は、あらゆるスキルレベルのユー
ザがレポート作成とレビューのプロセスに参加すること
を可能にします。
1.Actuateが採用しているレポート開発の反復アプロー
チと漸進的発展の手法は、あらゆるスキルレベルの
ユーザがレポート作成とレビューのプロセスに参加
することを可能にします。
2.ビジネスユーザとパワーユーザは、BIRT
Report
Studioを活用して、そのテンプレートと入手可能な
データを元に、パーソナル化したレポートを作成し
ます。
レポートを各自のニーズに合うように設定し、
それをiServerに戻して即時に公開するか、あるい
は公開をスケジュールします。レポートは、Excel形
式、.csv、.pdf、.htmlの各ファイル形式で出力できるほ
か、印刷も可能です。
3.アクセス権のあるユーザは、オプションのInteractive
Viewerを有効化することで、自分のブラウザでこれら
のレポートにアクセスしてレビューすることができ、
更にこれらのレポートの編集やカスタマイズを行え
ます。作成したビューに満足できたら、それをiServer
に保存でき、あとで再びアクセスして実行したり、定
期的に実行するようにスケジュールすることができま
す。
また必要なら、
レポートのスナップショットをユー
ザのローカルマシンに保存することもできます。
4.ユーザが望むデザインに、そのユーザのスキルレベ
ルを超える機能が必要な場合、IT部門はレポートの
設計を再開し、ユーザが希望する変更を加え、iServer
に戻して保存します。すると、
アクセス権のあるユーザ
であれば誰でも、
このレポートに再びアクセスできる
ようになります。
5
Product Summary: BIRT Report Studio
共通のレポート設計をレポート開発者、アドホックなレ
ポート作成者、受け手であるエンドユーザの間でやり取
りするプロセスは、
レポートをその合目的性を維持する
ために漸進的に発展させる手段であり、
これを「コラボ
レーション志向レポーティング」
と呼びます。
コラボレーション志向レポ
ーティングアーキテクチャ
BIRT Report Studioは、Actuateのコラボレーション志
向レポーティングアーキテクチャを構成する不可欠な
要素です。オープンソースの思想をレポーティングアプ
リケーションに取り入れ、ユーザ参加型、反復的な開発、
モジュール方式を奨励します。BIRT Report Studioは、
コ
ラボレーション志向レポーティングにおけるユーザのセ
ルフサービスを促進します。
Actuateのコラボレーション志向レポーティングのアー
キテクチャ全体を構成する製品群は以下の通りです。
• Actuate BIRT Reports - Eclipseプロジェクトから派
生したオープンソースのBIRT技術をベースとしたウェ
ブレポートです。無償でwww.birt-exchange.comから
入手できます。
• Actuate BIRT Report Studio - IT部門の管理下で、
アドホックなウェブレポートの開発を可能にします。
• Interactive Viewer - エンドユーザが自分のニーズ
に合わせてレポートをカスタマイズすることを可能に
します。
• Information Console - 標準ベースのポータル環境
です。Actuateからレポートコンテンツにアクセスする
ために使用されます。
• iServer Express - iServerのシングルサーバ版イン
ストレーションで、BIRTとe.Spreadsheetを簡単かつ
迅速にデプロイメントできます。iServer Expressは、セ
ットアップからレポートの実行までを1時間以内に行
うことができ、Information Objectを使用することが
でき、
レポートのスケジューリング、バージョン管理、
アーカイビングの機能を備え、ユーザがオンデマンド
とスケジュール化されたレポートの両方を、IT部門の
手を借りずに、ただしIT部門の管理下で、実行するこ
とを可能にします。
• iServer Enterprise - Actuateの各種サービスを
高度なスケーラビリティを持つように実装したもの
です。iServer Expressの基本的な機能に以下の機能
が追加されています。e.Report、Analytics、Actuate
Queryのサポート。マルチサーバ、マルチプロジェクト
のサポート。高可用性クラスタリング、
フェイルオーバ
ー、負荷分散機能。
メタデータキャッシング。大規模企
業向け管理機能とチューニング機能。
これらのオプションは広範な選択肢を提供し、
どのような
ユーザでも納得できるユニークな情報アプリケーション
を構築することができます。
コラボレーション志向レポーティングアーキテクチャ構
造の中で、BIRTレポートの設計は高度なスキルを持つレ
BIRT Report Studioはユーザに、
自身が欲するレポートを自ら作成でき
る柔軟性をもたらすことによりコラボレーション志向のレポート作成、イン
タラクティブなレポート開発、
レポートの再利用を促進します。
ポート開発者、
ビジネスユーザ、
レポートの受け手の間で
広く共有することができます。
このことがユーザ参加を奨
励し、反復的なレポート開発環境を実現し、ひいては情
報アプリケーションの開発と採用の加速につながるので
す。
6
Product Summary: BIRT Report Studio
デプロイメント・オプション
Interactive Viewerは、Actuateのコラボレーション志向
レポーティングアーキテクチャの一部としてデプロイメ
ントされ、設定の仕方により、
どのようなビジネス環境
の、
どのようなレポーティング・プロジェクトにも、ほぼ対
応可能です。
• 組み込みJavaレポーティングキット ― Information
Console、BIRT、Interactive Viewer、BIRT Report
Studioは、さらに規模が大きいJavaアプリケーション
にシームレスに組み込むことができ、高度なレポーテ
ィング、印刷、書式設定の機能を提供できます。
• iServer Expressデプロイメント ― iServer Expressは
iServer技術の実装の一つで、BIRTとe.Spreadsheetを
デプロイメントするものです。他のサーバ環境とは異
なり、iServer Expressはどのようなデプロイメントの
規模でも適合するように設計されており、高信頼性で
セキュアなサーバ機能を提供するほか、Information
Objectメタデータとデータ統合機能も提供します。
• iServer Enterpriseデプロイメント ― iServerは高度
なスケーラビリティを持つパフォーマンス、信頼性、セ
キュリティを実現し、企業のコラボレーション志向レ
ポーティングのプロジェクトにInformation Objectメ
タデータ、マルチサーバ/マルチプロジェクトの処理
能力を提供します。
BIRT Report Studioは、
さまざまなスキルセットを持ったユーザ間でのコラ
ボレーションを実現することでユーザセルフサービスを促進します。
システム要件
システム要件は使用するオプションによって様々です。
ある特定の要件に対するシステム分析につきましては、
下記のアクチュエイトエキスパートにお問い合わせくだ
さい。
アクチュエイト ジャパン 株式会社
Tel: 03-5456-5406
Fax: 03-5456-5426
email: #[email protected]
もっと詳しく知りたい方へ
アクチュエイト製品についてさらに詳しい情報をご希望
の方は、下記のアクチュエイトエキスパートにお問い合
わせください。
アクチュエイト ジャパン 株式会社
Tel: 03-5456-5406
Fax: 03-5456-5426
email: #[email protected]
アクチュエイト ジャパン 株式会社
〒150-8521
Tel: 03-5456-5406
東京都渋谷区桜丘町26-1
Fax: 03-5456-5426
セルリアンタワー15F
Web: http://www.actuate.com/jp
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