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日本株式SRIファンド - 三井住友トラスト・アセットマネジメント

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日本株式SRIファンド - 三井住友トラスト・アセットマネジメント
【販売用資料】マンスリー・レポート
日本株式SRIファンド
追加型投信/国内/株式
基準価額の推移
当初設定日
:
2006年6月12日
作成基準日
:
2016年2月29日
基準価額、純資産総額
14,000
120
12,000
100
10,000
80
8,000
60
6,000
40
4,000
20
基準価額
純資産総額
当月末
前月末比
7,052 円
- 723 円
28.96 億円
- 2.99 億円
期間別騰落率
ファンド
2,000
2006/6
2008/5
2010/4
2012/4
純資産総額(億円):右目盛
基準価額(円):左目盛
2014/3
差
1ヵ月
-9.30%
-9.37%
0.07%
3ヵ月
-18.63%
-17.87%
-0.76%
6ヵ月
-16.50%
-15.56%
-0.94%
1年
-14.38%
-14.83%
0.45%
3年
37.31%
33.02%
4.28%
設定来
-17.85%
-14.10%
-3.75%
0
2016/2
基準価額(分配金再投資)(円):左目盛
ベンチマーク:左目盛
※ データは、当初設定日から作成基準日までを表示しています。
※ 基準価額(分配金再投資)は、分配金(税引前)を再投資したものとして計算して
います。
※ 基準価額は、信託報酬控除後です。
※ ベンチマークは、TOPIX(東証株価指数)です。当初設定日を10,000として指数化
しています。
ベンチマーク
※ ファンドの騰落率は、分配金(税引前)を再投資したもの
として計算しています。
TOPIX(東証株価指数)とは、株式会社東京証券取引所(以下「東証」)が算出、公表する指数で、東京証券取引所市場第一部に上場している内国普通
株式全銘柄を対象とした時価総額加重型の株価指数です。
同指数は、東証の知的財産であり、指数の算出、指数値の公表、利用など同指数に関する全ての権利は、東証が有しています。
なお、東証は、ファンドの設定又は売買に起因するいかなる損害に対しても、責任を有しません。
分配の推移(1万口当たり、税引前)
設定来分配金合計額
1,450
決算期
2013年6月
分配金
0
円
2014年6月
円
0
2015年6月
円
0
円
※ 運用状況によっては、分配金額が変わる場合、あるいは分配金が支払われない場合があります。
個別銘柄が基準価額の変動に与えた影響度 (月間、概算)
プラス要因銘柄
西日本鉄道
寄与額
マイナス要因銘柄
+ 15 円 富士重工業
寄与額
- 55 円
三浦工業
+ 8 円 マツダ
- 50 円
前田建設工業
+ 6 円 三菱UFJフィナンシャル・グループ
- 50 円
ソフトバンクグループ
+ 6 円 トヨタ自動車
- 45 円
三菱電機
+ 4 円 みずほフィナンシャルグループ
- 36 円
<本資料のお取扱いにおけるご留意点>
●当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。
●ご購入のお申込みの際は最新の投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。
●投資信託は値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替変動リスクを伴います。)に投資しますので基準価額は変動します。したがって、投資元本や利
回りが保証されるものではありません。ファンドの運用による損益は全て投資者の皆様に帰属します。
●投資信託は預貯金や保険契約とは異なり預金保険機構および保険契約者保護機構等の保護の対象ではありません。また、証券会社以外でご購入いただ
いた場合は、投資者保護基金の保護の対象ではありません。
●当資料は信頼できると判断した各種情報等に基づき作成していますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。また、今後予告なく変更され
る場合があります。
●当資料中の図表、数値、その他データについては、過去のデータに基づき作成したものであり、将来の成果を示唆あるいは保証するものではありません。
また、将来の市場環境の変動等により運用方針等が変更される場合があります。
1/7
【販売用資料】マンスリー・レポート
日本株式SRIファンド
追加型投信/国内/株式
資産の状況
※ 当ページの数値はマザーファンドベースです。
資産内容
株式
97.08%
株式先物取引
2.46%
短期金融資産等
0.47%
合計
100.00%
組入上位10業種
業種
1
電気機器
2
ファンド
ベンチマーク
10.27%
11.37%
輸送用機器
8.81%
9.85%
3
陸運業
7.36%
4.86%
4
サービス業
6.82%
3.80%
5
情報・通信業
6.49%
8.36%
6
化学
6.39%
6.00%
7
機械
6.24%
4.54%
8
建設業
6.09%
3.14%
9
卸売業
5.37%
4.23%
10 銀行業
5.06%
7.36%
※ 対現物株式構成比です。
組入上位10銘柄
銘柄
業種
比率
1 日本電信電話
情報・通信業
3.11%
2 伊藤忠商事
卸売業
2.92%
3 トヨタ自動車
輸送用機器
2.85%
4 西日本鉄道
陸運業
2.57%
5 ポーラ・オルビスホールディングス
化学
2.51%
6 富士重工業
輸送用機器
2.48%
7 オリックス
その他金融業
2.40%
8 三菱UFJフィナンシャル・グループ
銀行業
2.40%
9 オリエンタルランド
サービス業
2.36%
10 リンナイ
金属製品
2.31%
※ 対純資産総額比です。
組入銘柄数 :
89
<本資料のお取扱いにおけるご留意点>を必ずお読みください。
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当初設定日
:
2006年6月12日
作成基準日
:
2016年2月29日
【販売用資料】マンスリー・レポート
日本株式SRIファンド
追加型投信/国内/株式
当初設定日
:
2006年6月12日
作成基準日
:
2016年2月29日
ファンドマネージャーのコメント
【市場動向】
国内株式市場は、大幅に下落しました。
月初は、前月末の日銀によるマイナス金利政策の導入決定を受けて続伸して始まりました。しかしその後は、米国の景気減速懸念が高
まったことに加え、欧州大手銀行に対する信用懸念が浮上したことや原油価格の下落によりリスク回避姿勢が極端に強まり、為替市場で
急激な円高・米ドル安が進行するとともに、企業業績への懸念から株式市場は大幅に下落しました。月後半に入ると、信用リスクへの不
安が和らいだことに加え、円高の一服や原油価格の反発を好感して株価はやや持ち直し、月末にかけてはもみ合う展開となりました。
【運用実績】
CSR(企業の社会的責任)への取り組みを通じて長期的に企業価値の向上が見込まれるSRIユニバース(投資候補)企業群の中から、中
期的にも市場の想定以上の業績が見込まれ、株価の上昇が期待できると判断した銘柄に投資しています。
当月は、「美しい生活環境を創造し、調和ある社会と、一人ひとりの幸せを追求する」という理念のもと、社会・環境貢献機会の拡大に取り
組んでいる東京急行電鉄、「事業活動を通じて社会課題の解決に取り組みステークホルダーの皆様の満足を高めます」というCSRビジョン
のもと、不動産開発や商業施設運営を展開する東急不動産ホールディングス、設備面・人材面での投資を通じた安全・安定輸送の確保に
加えて、近年は地球温暖化防止への貢献にも力を入れている東海旅客鉄道、総合ディベロッパーとして、建物・施設の企画、開発から解
体に至る全ての過程において環境保全に取り組んでいる東京建物などを新規に組み入れました。一方、CSR面での評価に変わりはない
ものの業績見通しに懸念材料が見られた第一生命保険、みずほフィナンシャルグループ、SCSKなどの組入比率を引き下げました。
〔月間パフォーマンス〕
当月の基準価額は前月末比で大幅に下落し、基準価額騰落率はベンチマークとほぼ同水準となりました。
業種構成面では、ベンチマークに対してほぼ中立となりました。
個別銘柄では、西日本鉄道、前田建設工業などがプラスに寄与しましたが、富士重工業、マツダ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、トヨ
タ自動車、みずほフィナンシャルグループなどの株価下落が大きくマイナスに働きました。
【市場の見通し】
世界景気の減速懸念や欧州大手銀行に対する信用不安、原油価格の大幅下落など複数の懸念材料が重なり、大幅な調整を余儀なくさ
れた株式市場ですが、過度な不安心理は和らぎ徐々に落ち着きを取り戻しつつあります。
市場の混乱を踏まえた各国の政策協調への期待が相場の下支え材料となる一方で、世界景気や企業業績の先行きに対する不透明感が
拭えないことが重しとなり、当面の株式市場は方向感の定まりにくい展開が想定されます。
【今後の運用方針】
CSRに積極的に取り組んでいるSRIユニバース企業群の中から、企業のCSRに対する取り組みが業績面の成果として現れてきた銘柄や、
市場期待以上の業績の回復・伸長が見込まれる銘柄を重点的に組み入れていくとの基本方針に変更はありません。為替動向に留意しな
がら、企業決算内容を踏まえ、個別銘柄判断を行っていきます。
<本資料のお取扱いにおけるご留意点>を必ずお読みください。
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【販売用資料】マンスリー・レポート
日本株式SRIファンド
追加型投信/国内/株式
当初設定日
:
2006年6月12日
作成基準日
:
2016年2月29日
組入上位銘柄のCSRプロファイル (出所:日本総合研究所)
日本電信電話
中期経営戦略「新たなステージをめざして2.0(2016年3月期~2018年3月期」において、「地方創生」を契機として、ICTの利活用による地
域の社会的課題の解決を目指す取り組みを進める。例えば、2015年4月には、福岡市と包括連携協定を締結し、「観光」「防災」「教育」
「商業地開発」「自然エネルギー」などの事業分野で街づくりの視点から福岡市との連携を進める。環境面においては、「低炭素社会の実
現」「循環型社会の形成」「生物多様性の保全」の分野に注力する。例えば、気候変動によって自然災害のリスクが高まる中、防災や非常
時の事業継続に関わるソリューションビジネスを展開する。社会面においては、NTTグループとして女性活躍支援を進めている。企業の
ガバナンス面においては、環境や人権に配慮した製品の調達を進めており、「サプライチェーンCSR推進ガイドライン」や「グリーン調達ガ
イドライン」を制定し、サプライヤーに対しても環境負荷の低減を含む技術的要件の遵守などを求めている。
伊藤忠商事
企業理念「豊かさを担う責任」のもと、CSRの重要課題として「気候変動」「持続可能な資源の利用」「人権の尊重・配慮」「地域社会への貢
献」を掲げ、これらを事業で解決することを重視する。中期経営計画と同時に策定した「CSR推進基本方針」では、サプライチェーンや事
業投資マネジメントにおける環境・人権配慮などに注力する。CSR調達については、木材・製紙、紛争鉱物、パーム油について個別に方
針を定めているほか、食品安全に特化したチェックシートを用いて海外サプライヤーの定期検査を行うなどする。環境面では、インドにお
けるプレオーガニックコットンの取扱い拡大、インドネシアにおける地熱発電、展開するアパレルブランドを通じたボルネオ保全活動支援
など多様な取り組みがある。
トヨタ自動車
2011年3月、持続的成長を実現するために企業の目指すべき方向性を示した「トヨタ グローバルビジョン」を発表。その実現に向け様々な
視点からのKPI(重要業績評価指標)を設定し、2012年度から実績データを開示する。2015年9月、「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表し、
「新車CO2ゼロチャレンジ」「ライフサイクルCO2ゼロチャレンジ」など6つの長期目標を掲げる。具体的には、2016~20年の「第6次トヨタ環
境取組プラン」で実施すべき活動を明記する。次世代車としてHV、PHV、EV、FCVの4つを挙げ、HVでは2020年までに累計販売台数1,500
万台を目指す。
西日本鉄道
今後の経営方針の1つに、「安全、CS、環境配慮などのCSR経営の推進」を掲げる。CS向上の取り組みとして、西鉄グループ主要窓口で
共同接遇向上研修の効果を確認するため、ミステリーショッパー調査を実施し、調査結果を数値化・ランク付けした上で、上位窓口を表彰
する取り組みなどを実施。環境面では、鉄道・バス部門では環境配慮型車両の導入や省エネ運転の促進により、事業活動に伴う環境負
荷を低減。環境配慮型住宅の販売やスマートタウンの開発、ASR再資源化事業(使用済み自動車のシュレッダーダストリサイクル)などに
も取り組む。従業員への配慮の取り組みとしては、2012年から、結婚・子育て・介護などを理由に退職した従業員の再入社制度(キャリア
リターン制度)を設けるなど、多様な人材の活用を促進。
ポーラ・オルビスホール
ディングス
ポーラ・オルビスグループでは、CSRを「基本的」、「事業的」、「選択的」の3つの領域に整理し、実践している。「基本的CSR」では、法令や
社会倫理を守る「コンプライアンス」、企業の経営基盤に関わる「コーポレート・ガバナンス」、企業の説明責任を果たす「情報開示」など、
基本的な活動に取り組む。「事業的CSR」では、顧客および従業員満足の向上、高品質商品・サービスの提供、地域振興・地域産業活性
化、新価値の提供による雇用創出など、本業を通じてのステークホルダーとの協働による活動を実施。従業員の働きやすい職場環境に
は注力しており、2014年のグループ平均での年次平均有給休暇取得率は、83.5%(2013年59.8%)に上る。「選択的CSR」では、主に文
化・芸術支援や環境保全などの社会貢献活動」に取り組む。
ファンドマネージャーによる個別銘柄紹介
【西日本鉄道】
~“あんしん”と“かいてき”と“ときめき”を提供しつづけます~
西日本鉄道は九州北部を地盤とする電鉄大手で、鉄道、バス、不動産、流通、物流、レジャー、サービスなど幅広い事業を展開しています。『にしてつグ
ループは、「出逢いをつくり、期待をはこぶ」事業を通じて、“あんしん”と“かいてき”と“ときめき”を提供しつづけ、地域とともに歩み、ともに発展します』が
基本理念です。同社は幅広い事業を行っているため、そのCSR活動も多岐にわたりますが、今回はバス部門を取り上げたいと思います。
バス部門は同社の中でも主力の事業で、車両数では神奈川中央交通と双壁をなしていますが、“あんしん”に関する取り組みは消費者としても大変気に
なるところです。バス部門では1969年から、事故ゼロを目標とした小集団活動「完全輸送運動」を実施しています。この運動は、小集団に分かれて討議を
重ね、乗務員自らがお客さまへの対応や安全についての問題点を指摘し、その解決策を考え、実行し、自らチェックし、よりよい対策を考えていくというも
のです。2015年度は重点課題として乗客負傷事故をゼロにするために「発車時に3秒間の車内安全確認」を挙げており、安心・安全に対する意識は非常
に高いです。また安心・安全に対しては、ITも積極的に活用しています。走行中の画像や音声を運転中常時記録する『ドライブレコーダー』は西鉄バスグ
ループの全車に搭載しています。記録された情報は「ヒヤリ・ハット」のデータ収集や、より安全な運転をするために活用しています。また、収集された
データは「安全情報共有ポータル」で必要な時に必要な情報をいつでも検索できる仕組みとして、事故防止に活用しています。その他にも、安全な車間距
離以下になると警報や自動ブレーキが作動し運転士に注意を促す『衝突被害軽減ブレーキ』(*1)、走行中のドライバーの顔向き、目の開閉状態を検知し
て前方不注意を警報する『ドライバーモニター』(*2)、レーダーで前方の車や障害物との距離を計測したり車線逸脱警報や歩行者衝突警報を知らせる
『モービルアイ』(*3)などの導入が順次進んでいます。九州は観光でも人気が高いエリアです。“あんしん”と“かいてき”と“ときめき”を提供しつづけること
で西日本鉄道は業績成長が期待できると当ファンドは考えています。
(*1)2014年度末時点で101台(西鉄本体81台、グループ会社20台)に装備。(2014年11月以降に製造される高速バスには、当装置の取り付けが義務化)
(*2)2014年度末時点で高速バス20台(西鉄本体14台、グループ会社6台)に導入。
(*3)2014年度末時点で高速バス194台(西鉄本体144台、グループ会社50台)に導入。
<本資料のお取扱いにおけるご留意点>を必ずお読みください。
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【販売用資料】マンスリー・レポート
日本株式SRIファンド
追加型投信/国内/株式
当初設定日
:
2006年6月12日
作成基準日
:
2016年2月29日
【ご参考】CSRを巡る動き (出所:日本総合研究所)
<気候変動への対応を巡る訴訟リスク>
イギリスの中央銀行であるBOE(英中央銀行)で金融監督の役割を担うPRA(健全性監督機構)は、2015年9月、「英国保険セクターへの気
候変動の影響」という報告書を発表しました(※1)。これは、同国の気候変動法に基づき、省庁などが気候変動への対応状況(緩和およ
び適応)を報告するという要請に対応するものです。ここで、PRAでは、保険業が特に気候変動の影響を受けるという理由から、保険業に
関わる範囲で現状認識と今後の対応についてまとめています。監督対象である生損保などとの対話を通じて、気候変動リスクとして3つの
リスク(物理リスク、賠償責任リスク、経済移行リスク)を挙げている点が大きな特徴だといえます。
この3つのリスク類型のうち、これまであまり焦点が当たっていなかったのが、賠償責任リスクではないでしょうか。保険業においては、過
去の環境汚染や事故などの事例と同様に、賠償責任保険などを通じた損害額が大きくなる可能性のあるとの懸念が高まっていることが
背景にあると考えられます。
賠償責任を求められるのは、当該企業や政府が(1)気候変動の原因を作ったとして訴えられる、(2)気候変動への適応を怠ったとして訴
えられる、(3)気候変動に関する情報の開示や活用を十分にしていないとして訴えられる、の3つのケースが想定できます。ただ現実に
は、(1)については、気候変動と個々の企業活動や政府の行動とのあいだに因果関係を特定することは困難と予想され、例えば石炭火
力発電のような温室効果ガス多排出業に個別の賠償額が割り振られるというのは想像しにくい側面があります。訴訟事例でみても、米国
で州政府やアラスカの先住民族コミュニティが電力会社や石油会社を訴えた例がありますが、様々な理由で主張は退けられています。
次に、(2)については、米国の損害保険会社が、地方自治体に対し、ハリケーンの被害を大きく被ったのは、自治体が気候変動の影響に
よる被害の深刻化を想定できたにも関わらず対策を怠ったからとして訴えた例があります。このケースでは、新たな訴訟のパターンとして
注目されたものの、訴えは取り下げられたため、判決には至っていません。ただ、気候変動の影響と考えられる自然災害の増加や、科学
的知見や政策情報の蓄積が進めば、このような主張が増えてくることは一定程度考えられます。
最後に(3)については、3つのパスのうちかなりの確度で顕在化してくると考えられます。米国では、2015年にエリサ法(従業員退職所得保
障法)に関連して「ESG(環境・社会・ガバナンス)要因は運用にあたって考慮すべき適切な要素になる」という新しい見解が労働省から発
表されましたが、それを受けるかたちで早くも、訴訟が起こっています。アセットオーナーが運用委託先に対し、石炭産業の分析にあたっ
てクリーンエネルギー技術や排出規制、再エネの競争力向上などを検討に織り込まないのは受託者責任を十分に果たしていないと訴え
ているものです。これらは2016年3月3日時点で係争中ですが、(2)と同様、気候変動の影響に対する関心が高まるにつれ、類似の係争事
例が増える可能性があります。
いずれの場合でも、気候変動と直結した形で企業や政府に損害賠償が命じられた例はまだありません。しかし訴訟を通じた働きかけは今
後も増加することが考えられ、賠償責任リスクとまでいかなくとも訴訟リスクは顕在化しつつあるといっても過言ではないでしょう。関連する
企業や自治体にとって、こうした動きを無視するわけにはいかなくなると考えられます。
(※1)PRA(2015)“The Impact of climate change on the UK insurance sector”
<本資料のお取扱いにおけるご留意点>を必ずお読みください。
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【販売用資料】マンスリー・レポート
日本株式SRIファンド
追加型投信/国内/株式
当初設定日
:
2006年6月12日
作成基準日
:
2016年2月29日
ファンドの特色
1. CSR(企業の社会的責任)を積極的に果たす企業に投資します。
2. TOPIX(東証株価指数)を中長期的に上回る投資成果を目指します。
3. 充実した調査・分析体制により、投資銘柄を厳選します。
投資リスク
《基準価額の変動要因》
● ファンドは、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。
従って、投資者の皆様の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割
り込むことがあります。
● 信託財産に生じた利益及び損失は、全て投資者の皆様に帰属します。
● 投資信託は預貯金と異なります。
【株価変動リスク】
株価は、発行者の業績、経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化や国内外の経済情勢等により変動します。株価が
下落した場合は、基準価額の下落要因となります。
【信用リスク】
有価証券の発行体が財政難、経営不振、その他の理由により、利払い、償還金、借入金等をあらかじめ決められた条件で支払うことが
できなくなった場合、又はそれが予想される場合には、有価証券の価格は下落し、基準価額の下落要因となる可能性があります。
※ 基準価額の変動要因は上記に限定されるものではありません。
《その他の留意点》
● 分配金は、預貯金の利息とは異なり、投資信託の純資産から支払われますので、分配金が支払われると、その金額相当分、基準価
額は下がります。
分配金は、計算期間中に発生した収益(経費控除後の配当等収益及び評価益を含む売買益)を超えて支払われる場合があります。
その場合、当期決算日の基準価額は前期決算日と比べて下落することになります。また、分配金の水準は、必ずしも計算期間にお
けるファンドの収益率を示すものではありません。
投資者のファンドの購入価額によっては、分配金の一部又は全部が、実質的には元本の一部払戻しに相当する場合があります。
ファンド購入後の運用状況により、分配金額より基準価額の値上がりが小さかった場合も同様です。
● ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の適用はありません。
■投資信託に関する留意事項
◆ 投資信託は預金・貯金ではありません。
◆ 日本郵便株式会社は、株式会社ゆうちょ銀行から委託を受けて、投資信託の申込みの媒介(金融商品仲介行為)を行います。日本
郵便株式会社は金融商品仲介行為に関して、株式会社ゆうちょ銀行の代理権を有していないとともに、お客さまから金銭もしくは有価証
券をお預かりしません。
◆ 当資料は金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。取得の申し込みにあたっては、投資信託説明書(交付目論見書)をお
渡ししますので必ず内容をご確認のうえご自身でご判断ください。
◆ 投資信託説明書(交付目論見書)はゆうちょ銀行各店または投資信託取扱郵便局の投資信託窓口にて用意しております。ただし、イ
ンターネットのみでお取り扱いをするファンドの投資信託説明書(交付目論見書)は投資信託窓口にはご用意しておりません。ゆうちょ銀
行Webサイトからダウンロードいただくか、投資信託コールセンターにお電話で、ご請求ください。
<本資料のお取扱いにおけるご留意点>を必ずお読みください。
6/7
【販売用資料】マンスリー・レポート
日本株式SRIファンド
追加型投信/国内/株式
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2006年6月12日
作成基準日
:
2016年2月29日
お申込みメモ
購
購
入
入
単
価
位 ・・・ 販売会社が定める単位とします。詳しくは販売会社にお問い合わせください。
額 ・・・ 購入申込受付日の基準価額とします。
(基準価額は1万口当たりで表示しています。)
換
金
単
位 ・・・ 販売会社が定める単位とします。詳しくは販売会社にお問い合わせください。
換
金
価
額 ・・・ 換金申込受付日の基準価額から信託財産留保額を差し引いた価額とします。
換
金
代
金 ・・・ 原則として、換金申込受付日から起算して4営業日目からお支払いします。
申 込 締 切 時 間 ・・・ 原則として、販売会社の営業日の午後3時までとします。
換
金
制
限 ・・・ ファンドの規模及び商品性格などに基づき、運用上の支障をきたさないようにするため、大口の換金には受
付時間及び金額の制限を行う場合があります。詳しくは販売会社にお問い合わせください。
購入・換金申込受付 ・・・ 取引所における取引の停止、その他やむを得ない事情があるときは、購入・換金のお申込みの受付を中止す
の中止及び取消し
ること、及びすでに受け付けた購入・換金のお申込みの受付を取り消す場合があります。
信
託
期
間 ・・・ 無期限(2006年6月12日設定)
繰
上
償
還 ・・・ 次のいずれかの場合には、委託会社は、事前に受益者の意向を確認し、受託会社と合意のうえ、信託契約を
解約し、信託を終了(繰上償還)させることができます。
・受益権の口数が5億口を下回ることとなった場合
・ファンドを償還することが受益者のために有利であると認める場合
・やむを得ない事情が発生した場合
決
算
日 ・・・ 毎年6月9日(休業日の場合は翌営業日)です。
収
益
分
配 ・・・ 年1回、毎決算時に原則として収益分配を行う方針です。
課
税
関
係 ・・・
課税上は株式投資信託として取り扱われます。
公募株式投資信託は税法上、少額投資非課税制度の適用対象です。
なお、配当控除あるいは益金不算入制度の適用が可能です。ただし、株式投資信託(一部のETFを除く)に係
る益金不算入制度は、法令改正により、2015年4月1日をもって廃止され、同日以後に開始する法人の事業年
度については適用されません。
ファンドの費用 《投資者が直接的に負担する費用》
■ 購入時手数料
購入申込受付日の基準価額に3.24%(税抜3.0%)を上限として販売会社が定める率を乗じて得た額とします。詳しくは販売会社に
お問い合わせください。
■ 信託財産留保額
換金申込受付日の基準価額に0.3%の率を乗じて得た額を、換金時にご負担いただきます。
《投資者が信託財産で間接的に負担する費用》
■ 運用管理費用(信託報酬)
純資産総額に対して年率1.728%(税抜1.6%)
■ その他の費用・手数料
監査費用、有価証券の売買・保管、信託事務に係る諸費用等をその都度(監査費用は日々)、ファンドが負担します。これらの費用は、
運用状況等により変動するなどの理由により、事前に料率、上限額等を示すことができません。
※ 上記の手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、上限額等を事前に示すことができません。
※ 詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)の「お申込みメモ」、「ファンドの費用・税金」をご覧ください。
販売会社
[登録金融機関(販売取扱会社)]
株式会社ゆうちょ銀行
関東財務局長(登金)第611号
[加入協会]日本証券業協会
委託会社・その他の関係法人の概要
[金融商品仲介業者]
日本郵便株式会社
関東財務局長(金仲)第325号
■ 委託会社 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
(ファンドの運用の指図を行う者)
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第347号
加 入 協 会 : 一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
ホームページ: 【PCサイト】 http://www.smtam.jp/
【モバイルサイト】 http://m.smtam.jp/
フリーダイヤル: 0120-668001 受付時間 9:00~17:00 [土日・祝日等は除く]
■ 受託会社: 三井住友信託銀行株式会社
(ファンドの財産の保管及び管理を行う者)
<本資料のお取扱いにおけるご留意点>を必ずお読みください。
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