欧州環境会議の開催 海外市場へのクリーンエネルギー車

連結環境マネジメント
Environmental Report 2002
欧州環境会議の開催
い試みも行い、これまでに約2万7千台
を販売。欧州では英国、ドイツ、オラン
東南アジアで環境企業広告
ダ、スウェーデン、スイスなどを中心に
ベルギー・ブリュッセルにおいて１９ヵ
３,２５０台を販売しています。
トヨタの環境対応への理解促進を図るた
国の欧州の各国代理店、TMME、TMC
また、２００１年度には，米国のＵＬＥＶ
め、下記の通り、環境企業広告を実施しまし
から約５０名が参加し、定例の欧州環境
適合車として
「カローラ」
「マトリックス」
た。実施後の調査によると、トヨタは「環境
会議を開催しました。
を新たに投入し、欧州ではＳｔｅｐ4適合
対応に熱心」
「低排出ガス、低燃費の車を生
車として「SC４３０」
「カローラ」
「カロー
産している」等の評価がなされました。
２００２年4月の会議では、以下の議題等
について意見交換、討議が行われました。
ラバーソ」の販売を開始しました。
①使用済み車両（ELV）
■ 汎東南アジアを横軸に各国別テーマを付加して実施
地 域
②環境コミュニケーション
汎東南アジア
テー マ
プリウス、ハイブリッドシステム
③連結環境マネジメントシステム
タイ
コモンレールディーゼルエンジン
④環境研修・教育
インドネシア
ＩＳＯ１４００１外部認証取得
⑤法規適合
海外市場へのクリーンエネルギー車導入
マレーシア
“トヨタエコユース”プログラム
フィリピン
“セーブ ジ アース、プラント ア ツリー”プログラム
ベトナム
グローバル５００記念「トヨタ環境活動
助成プログラム」受賞プロジェクト
シンガポール／香港 プリウス導入
シンガポールでの「プリウス」導入
ハイブリッド車「プリウス」は１９９７年
１２月に国内で販売を開始し、
２０００年に
は北米、欧州で、２００１年にはオースト
米国環境セミナーを開催
ラリア、香港、シンガポールでも発売を
開始しました。２００２年3月末現在では、
２００１年１２月、カリフォルニア州サクラメ
世界２０カ国以上で販売され、プリウス
ントで、政府関係者・環境ＮＧＯ・メディア
の全世界での販売累計は約9万台です。
などを招き、
「米国環境セミナー」
を開催。
米国では、インターネットによる受注
渡邉浩之専務、ＴＭＡ田口俊明社長が環
システムを開発し、お客様との直接的
境取り組みの考え方や環境技術開発の
なコミュニケーションを図るなど新し
シナリオについて説明を行いました。
汎東南アジア企業広告
各国別テーマの一例としてマレーシアの
“トヨタエコユース”
プログラムを紹介します。
連結対象企業が共有する
「トヨタ地球
に向け海外事業体での発行も推進し
環境憲章」の行動指針『よりよい理解に
ており、
２００１年度は欧州・北米・豪州
実施者 ＵＭＷT（マレーシア教育省協賛）
向けて・・・積極的な情報開示・啓発活
の3地域の海外事業体で環境報告書
期 間 ２００１年7月∼１０月
動』に基づき、各社が自主的に環境報
を発行しました。
中学校8校が参加して、各校の節電、廃棄物の
告書発行などに取り組んでいます。
管理等環境に関するプログラムを作成。
国内では自動車関連製造会社１７社が
概 要
その過程でＵＭＷTは、学生に対して訓練、
環境報告書を発行済み（2社はホーム
実地指導すると同時に優秀校を表彰。
ページのみで公開）
。また、その他業種
のトヨタ生協が発行しています。
また、情報開示のグローバルな展開
海外3地域の環境報告書
（豪州・欧州・北米）
■ 海外事業体発行の環境報告書
地 域
発行時期
欧 州
２００１年１１月
（TMME・TMEM）
北 米（TMA） ２００１年１２月
カナ ダ（TCI） ２００２年2月
豪 州（TMCA） ２００２年3月
主な特徴／ＵＲＬ
製品・生産・販売・リサイクル分野を包括し欧州の各国代理店、生産事業体の事例も紹介
URL
http://www.toyota-europe.com
製品・生産・販売・リサイクルを統合、米国中心
URL
北米の報告書にカナダの独自情報を付加
URL
生産・製品・販売、社会貢献など全般的に報告
URL
http://www.toyota.com/environment
http://www.toyota.ca （インターネットのみ）
http://www.toyota.com.au/
“トヨタエコユース２００１”
優秀校の学生
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