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201405 Power Systems テクニカル・セミナー

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201405 Power Systems テクニカル・セミナー
2014年春
Power Systems テクニカル・セミナー
IBM i 7.2 機能拡張概要
2014/5/28(水)
日本アイ ビ エム株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社
Power Systems テクニカル・セールス
•©
© IBM Corporation
C
ti 2014.
2014 All Ri
Rights
ht R
Reserved.
d
•ワークショップ、セッション、および資料は、IBMまたはセッション発表者によって準備され、それぞれ独自の見解を反映したものです。それらは情報提供
の目的のみで提供されており、いかなる参加者に対しても法律的またはその他の指導や助言を意図したものではなく、またそのような結果を生むもので
もありません。本講演資料に含まれている情報については、完全性と正確性を期するよう努力しましたが、「現状のまま」提供され、明示または暗示にか
かわらずいかなる保証も伴わないものとします。本講演資料またはその他の資料の使用によって、あるいはその他の関連によって、いかなる損害が生じ
た場合も、IBMは責任を負わないものとします。 本講演資料に含まれている内容は、IBMまたはそのサプライヤ
本講演資料に含まれている内容は、IBMまたはそのサプライヤーやライセンス交付者からいかなる保証
やライセンス交付者からいかなる保証
または表明を引きだすことを意図したものでも、IBMソフトウェアの使用を規定する適用ライセンス契約の条項を変更することを意図したものでもなく、ま
たそのような結果を生むものでもありません。
•本講演資料でIBM製品、プログラム、またはサービスに言及していても、IBMが営業活動を行っているすべての国でそれらが使用可能であることを暗示
するものではありません。本講演資料で言及している製品リリース日付や製品機能は、市場機会またはその他の要因に基づいてIBM独自の決定権を
もっていつでも変更できるものとし、いかなる方法においても将来の製品または機能が使用可能になると確約することを意図したものではありません。本
講演資料に含まれている内容は 参加者が開始する活動によ て特定の販売 売上高の向上 またはその他の結果が生じると述べる または暗示する
講演資料に含まれている内容は、参加者が開始する活動によって特定の販売、売上高の向上、またはその他の結果が生じると述べる、または暗示する
ことを意図したものでも、またそのような結果を生むものでもありません。 パフォーマンスは、管理された環境において標準的なIBMベンチマークを使用し
た測定と予測に基づいています。ユーザーが経験する実際のスループットやパフォーマンスは、ユーザーのジョブ・ストリームにおけるマルチプログラミン
グの量、入出力構成、ストレージ構成、および処理されるワークロードなどの考慮事項を含む、数多くの要因に応じて変化します。したがって、個々の
ユーザーがここで述べられているものと同様の結果を得られると確約するものではありません。
記述されているす てのお客様事例は、それらのお客様がどのようにIBM製品を使用したか、またそれらのお客様が達成した結果の実例として示され
•記述されているすべてのお客様事例は、それらのお客様がどのようにIBM製品を使用したか、またそれらのお客様が達成した結果の実例として示され
たものです。実際の環境コストおよびパフォーマンス特性は、お客様ごとに異なる場合があります。
•IBM、IBM ロゴ、ibm.com、[当該情報に関連し商標リスト中に掲載されたIBMブランド、製品名称があれば追加する]は、世界の多くの国で登録された
International Business Machines Corporationの商標です。
•他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。
•現時点での
現時点での IBM の商標リストに
の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。
いては、
b co / ega /copyt ade s t を 覧ください。
•Adobe, Adobeロゴ, PostScript, PostScriptロゴは、Adobe Systems Incorporatedの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
•IT Infrastructure Libraryは英国Office of Government Commerceの一部であるthe Central Computer and Telecommunications Agencyの登録商
標です。
•インテル, Intel, Intelロゴ, Intel Inside, Intel Insideロゴ, Intel Centrino, Intel Centrinoロゴ, Celeron, Intel Xeon, Intel SpeedStep, Itanium, および
p
または子会社 米国およびそ 他 国 おける商標または登録商標 す。
Pentium は Intel Corporationまたは子会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
•Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標です。
•Microsoft, Windows, Windows NT および Windowsロゴは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。
•ITILは英国The Minister for the Cabinet Officeの登録商標および共同体登録商標であって、米国特許商標庁にて登録されています。
•UNIXはThe Open Groupの米国およびその他の国における登録商標です。
•Cell Broadband Engineは、Sony Computer Entertainment, Inc.の米国およびその他の国における商標であり、同社の許諾を受けて使用しています。
•JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは Oracleやその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Oracleやその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です
•Linear Tape-Open, LTO, LTOロゴ, UltriumおよびUltriumロゴは、HP, IBM Corp.およびQuantumの米国およびその他の国における商標です。
© 2014 International Business Machines Corporation
2
更新履歴
• 2014年 5月 23日
© 2014 International Business Machines Corporation
初版 (rev. 1.0) 発行
3
目次
• IBM i ロードマップ
• IBM i 7
7.2
2 機能拡張の紹介
–
–
–
–
–
DB2 for i
アプリケーション開発
システム管理
クラウド / 仮想化
セキュリティー
• その他の製品の拡張
– PowerHA System Mirror for i
– BRMS
• IBM i バージョン 7 の価値
© 2014 International Business Machines Corporation
4
IBM i ロードマップ
© 2014 International Business Machines Corporation
5
IBM i ロードマップ
POWER7+ / POWER8 システムは優れたパフォーマンス、セキュリティ、アプリケーション最適化機能を、
低いシステム管理コストによって実現します
低いシステム管理コストによって実現します。
そして最新テクノロジーを活用するためのアップグレードを容易に行うことができます。
POWER6
POWER9
POWER8
POWER7/POWER7+
…
2008
6.1
2009
2010
2011
7.1
2012
2013
2014
7.2
2015
i next
i next+
…
IBM i は、お客様のニーズに応えるために、アプリケーション資産を継承しながら、セキュアで利用しやす
いIT環境を今後も提供します。
IBM i 7.2では、データベース、システム管理、可用性など多くの機能拡張が行われており、POWER8プ
ロセッサー搭載モデル上でその能力を最大限に活用することができます。
サ 搭載 デ 上 そ 能力を最大限 活用する とが きます
© 2014 International Business Machines Corporation
※IBM の将来の製品計画は、変更となる可能性がありますのでご注意ください。
6
IBM i ストラテジー
ストラテジ
• ソリューション
– 業界をリードするアプリケーションを稼動させる統合プラットフォーム
業界をリ ドするアプリケ ションを稼動させる統合プラットフォ ム
– ISV やクラウド事業者が利用できる、多様なソリューション提供手段
– モバイル・ソリューションによるエクスペリエンス向上
• オープン性の追求
オ プ 性の追求
– 継続的なリリースアップを通じて具現化される、IBM による IBM i へのコミットメント
– オープンソース言語やアプリケーションを通じて拡充される IBM i ソリューション
– Linux や AIX テクノロジーを活かした IBM i ソリューションの拡充
• 統合性
– ビジネス・アプリケーションのための、シンプルで高付加価値のプラットフォーム
– クリティカルなビジネス・データを保護するセキュリティと回復力
– IBM の各種システム、ストレージ、ソフトウェア・テクノロジーの活用
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7
IBM i – プライオリティー
プライオリティ
• ソリューションへの投資
– 新しい技術によるISVソリューションの統合
新しい技術によるISVソリ
ションの統合
– プログラミング言語、データベースの標準化への投資
– モバイル・デバイスのサポート
• オン・プレミス / クラウドへの対応
– POWER テクノロジーの活用
– 先進的なシステム / ストレージ仮想化機能の提供
– 回復性、可用性、柔軟性の提供
• シンプルでセキュアな環境の提供
– 簡単なシステム管理、高可用性機能の提供
– SANサポートの拡張
SANサポ トの拡張
– 先進的で統合化されたセキュリティ環境
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8
IBM i 関連発表製品とスケジュール
関連発表製品とスケジュ ル
• IBM i 7.1 TR8
– 発表:
発表 2014 年 4 月 8 日
– 生産開始予定日: 2014 年 6 月 6 日
• IBM i 7.2
– 発表: 2014 年 4 月 28 日
– 生産開始予定日: 2014 年 5 月 2 日
• PowerHA
P
HA S
SystemMirror
t Mi
E
Express Editi
Edition
– 発表: 2014 年 4 月 28 日
– 生産開始予定日: 2014 年 5 月 2 日
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9
IBM i ハードウェア・サポート
1
Servers
IBM i 5.4
IBM i 6.1
POWER8
POWER6+ JS23/43, 550*, 560
POWER6 JS12/22
800, 810, 825, 870, 890
270, 820, 830, 840
9
9
9
9
9
2
740, 750, 760, 770, 780, 795, PureFlex p260/460
POWER5/5+
515, 520, 525, 550, 570, 595
IBM i 7.2
9
9
9
9
9
9
9
9
9
3
POWER7/7+
PS700/701/702/730/704,
S
/
/
/
/
Power 710, 720, 730,
POWER6+ 520*
POWER6 520*, 550*, 570, 595
IBM i 7.1
9
9
9
9
4
4
1 – IBM i V5R4 の営業活動、および有償延⻑保守サポート以外のサポートは終了しています
2 – POWER7+ 750/760 はネイティブ I/O をサポートしません
をサポ トしません
3 – TR8 (テクノロジー・リフレッシュ 8 )が必要です
4 – IOP または HSL はサポートされません
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=ssm1platformibmi
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10
IBM i サポート
有償延⻑保守サポート(2016 年 9 ⽉まで)
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11
IBM i 7.2 機能拡張の紹介
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12
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13
DB2 for i の拡張
• セキュリティーの拡張
–
–
–
–
–
行 / 列レベルのアクセス制御の実装
FieldProc マスキング
マルチプル・アクション・トリガー
TRANSFER OWNERSHIP
GRANT ステートメント
• SQLの 拡張
–
–
–
–
動的コンパウンドSQL
TRUNCATE ステートメント
自立型プロシージャー
・・・
• クエリーの拡張
–
–
–
–
XMLTABLE
CONNECT BY
Query/400 / OPNQRYFのSQEサポート
・・・
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14
セキュリティ – 管理者とユーザーの分離
管理者とユ ザ の分離
• IBM i 7.1まで
– オブジ
オブジェクトに対して特権を付与
クトに対して特権を付与 / 除去する場合、以下のいずれかが必要:
除去する場合 以下のいずれかが必要
オブジェクトの所有者
オブジェクトの管理権限
*ALLOBJ 特殊権限
– 特権を付与する権限がある人は誰でも、これらの特権を要求する操作をまた実行するこ
とができる。
例: SELECT 特権を付与することができるユーザーは、データの参照も許可されてい
特権を付与することができるユ ザ は デ タの参照も許可されてい
る。
• IBM i 7.2
– セキ
セキュリティ管理者機能使用
リティ管理者機能使用 (QIBM_DB_SECADM)
(QIBM DB SECADM) により、ユーザーにオブジェクトに
により ユ ザ にオブジ クトに
対する特権を付与 / 除去可能
– 登録されたユーザーは、セキュリティの管理は可能だが、データの参照は許可されない
– セキュリティ管理者は自分自身へ許可することは不可
– QSECOFR / 他のセキュリティ管理者のみがセキュリティ管理者機能使用の登録が可
能
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15
セキュリティ – 管理者とユーザーの分離
WRKFCNUSG コマンド
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16
行/列レベル アクセス制御 (RCAC)
• DB2における追加のデータ・セ
キュリティー・レイヤ
• テーブル・レベルのセキュリ
ティーをより完全なものに
ティ
をより完全なもの
RCAC:Row and Column Access Control
IBM Advanced Data Security for i
(IBM i Option 47)
無償フィーチャー
• 必要なデータのみアクセス可能
にするための手法
• テーブルへのアクセスを行レベ
ル/列レベル/その両方で制御
• 2つのルール・セットを定義可
–
–
行への権限
列のマスク
• IBM Advanced Data Security
for i が必要
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17
IBM Advanced Data Security for i (5770
(5770-SS1
SS1 Option 47)
• 以下の機能を利用する場合に導入が必須 :
– CREATE PERMISSION / CREATE MASK (RCAC)
– RCACを活動化しているファイルをオープンする場合
• RCAC 構成は、テーブル(*FILE)内に存在し、SQEによって適用される
• RCAC はオブジェクト権限を置き換えるものではない
– オブジェクト権限チェックをパスした後に:
行レベル権限により、表示される受け取る行が制御される
列マスクは列データへのアクセスを全面的にもしくは部分的に制限することができる
• RCAC は様々なインターフェースで利用可能
– Native DB,, SQL,, RPG,, API
• 行レベル権限はビュー/論理ファイルを置き換え可能
• RCACを管理できるのは、QIBM_DB_SECADM ユーザーのみ
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18
RCACの例 ①
• 行レベルのアクセス制御の例
– 各ユーザー毎に行への許可を与える例
各ユ ザ 毎に行への許可を与える例
CREATE SCHEMA MY_LIB
CREATE TABLE MY_LIB/PERMISSION_TABLE (COLUMN1 CHAR (5 ), COLUMN2 INT NOT NULL WITH
DEFAULT)
USER1は全てのレコード
にアクセス可能
CREATE PERMISSION MY_LIB.P1 ON MY_LIB.PERMISSION_TABLE
FOR ROWS WHERE
CURRENT_USER = 'USER1 '
ENFORCED FOR ALL ACCESS ENABLE
CREATE PERMISSION MY_LIB.P2 ON MY_LIB.PERMISSION_TABLE
FOR ROWS WHERE COLUMN1 = ‘USER2 ' and CURRENT_USER = 'USER2
ENFORCED FOR ALL ACCESS ENABLE
'
CREATE PERMISSION MY_LIB.P3
MY LIB P3 ON MY
MY_LIB.PERMISSION_TABLE
LIB PERMISSION TABLE
FOR ROWS WHERE COLUMN1 = ‘USER3 ' and CURRENT_USER = 'USER3
ENFORCED FOR ALL ACCESS ENABLE
'
ALTER TABLE MY_LIB.PERMISSION_TABLE ACTIVATE ROW ACCESS CONTROL
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USER2はCOLUMN1
が”USER2”のみアクセス
可能
USER3はCOLUMN1
が”USER3”のみアクセス
可能
19
RCACの例 ②
• 列レベルのアクセス制御の例
– 列にマスクをかける
CREATE SCHEMA MY_LIB
CREATE TABLE MY_LIB/PERMISSION_TABLE (COLUMN1 CHAR (5 ), COLUMN2 INT NOT NULL WITH
DEFAULT)
CREATE MASK MY_LIB.M1 ON MY_LIB.PERMISSION_TABLE AS PERMISSION_TABLE
FOR COLUMN COLUMN1 RETURN
CASE WHEN ( CURRENT_USER = 'USER4 ' )
USER4はCOLUMN1の内
THEN
容を参照することができ
PERMISSION TABLE . COLUMN2
PERMISSION_TABLE
ELSE
ない
NULL END
ALTER TABLE MY_LIB.PERMISSION_TABLE ACTIVATE COLUMN ACCESS CONTROL
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20
DB2 for i – データ・セキュリティー比較
テクノロジー フィールド・
プロシージャー
プロシ
ジャ
ユース・ケース
サポートされるIBM i リリー
ス
列レベル
アクセス制御
⾏レベル
アクセス制御
ビュー
論理ファイル
7.1, 7.2
7.2
7.2
6.1, 7.1, 7.2
列データへのアクセス制御
Yes
Yes
No
Yes
⾏データへのアクセス制御
No
No
Yes
Yes
外部プログラム
(複雑)
SQL ルール
(シンプル)
SQL ルール
(シンプル)
DDS /SQL
• Townsend Security
• Linoma
• Enforcive
現時点ではなし
現時点ではなし
N/A
データ暗号化
Yes
No
No
No
ジャーナル内の暗号化
Yes
No
No
No
SQL テーブル
DDS ファイル
SQL テーブル
テ ブル
DDS ファイル
SQL テーブル
テ ブル
DDS ファイル
SQL テーブル
テ ブル
Yes
Yes
Yes
No
実装⽅法
ソフトウェア・ベンダー対応
適⽤対象
データ中⼼のソリューション
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21
DB2 for i & IBM i 7.2
7 2 – その他の拡張
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
システム命名でオブジェクトの修飾にピリオド区切
り記号が許可される
リモート RDB から SELECT を実行するための
INSERT および CREATE TABLE AS のサポート
3 部構成の名前を使用して RDB 別名を直接
SQL ステ
ステートメント内で指定できる
トメント内で指定できる
キャスト規則を使用した関数解決
多数の日時スカラー関数の機能強化
XMLTABLE 表関数
階層照会の CONNECT BY
動的複合ステートメント
CREATE TABLE、CREATE VIEW、CREATE
INDEX および DECLARE GLOBAL
INDEX、および
TEMPORARY TABLE のシステム名
表および索引の KEEP IN MEMORY
チェック制約の VIOLATION 節
CREATE TABLE AS および CREATE TABLE
LIKE の参照フィールド (REFFLD) 生成
CREATE TRIGGER のプログラム名
複数イベント・トリガー
複数イベント
トリガ
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• PREPARE および EXECUTE IMMEDIATE での
式
• TRUNCATE ステートメント
• 表、ビュー、および索引に対する TRANSFER
OWNERSHIP ステートメント
• GRANT および REVOKE ステ
ステートメントでの
トメントでの
USER および GROUP
• 組み込みグローバル変数
• プロシージャー、関数、およびトリガーのステートメ
ント・テキストの難読化
ト キ ト 難読化
• 関数およびプロシージャーのパラメーターのデフォ
ルト値
関数およびプロシージャーの呼び出しでの名前付
シ ジャ の呼び出しでの名前付
• 関数およびプ
きパラメーター
• SQL スカラー関数での配列のサポート
• 自律型プロシージャー
• SQL ルーチン内の定数
チ 内の定数
• SQL スカラー関数用の統一デバッガーのサポート
• 索引の最大サイズが 1.7 テラバイトに増やされた
22
DB2 for i 参考資料
• DB2 for i - Technology Updates
– https
https://www.ibm.com/developerworks/community/wikis/home?lang=en#!/wiki/IBM%
//
ibm com/de eloper orks/comm nit / ikis/home?lang en#!/ iki/IBM%
20i%20Technology%20Updates/page/DB2%20for%20i%20%20Technology%20Updates
• IBM i 7.2
7 2 Information Center デ
データベース
タベ ス
– http://www01.ibm.com/support/knowledgecenter/ssw_ibm_i_72/rzahg/rzahgdb.htm?lang=ja
–
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23
アプリケ シ ン開発
アプリケーション開発
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24
IBM i アプリケーション開発環境サマリー
7.2
7.2
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25
IBM i におけるアプリケーション開発ストラテジー
コンパイラー &
プログラミング
⾔語
オペレーティング・システムとプログラミ
オペレ
ティング・システムとプログラミ
ング⾔語間で共通の開発・管理ツール
オープン・ソース・ソ
リューションの強化
IBM i への Web とその開発テクノ
ロジーの統合 i
必要に応じてベンダー・
ツールを統合
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26
IBM i 7.2
7 2 におけるRPGの拡張
• 新しいフリー・フォーマット RPG
– 新しいシンタックス & スタイル
– 今風の動き
– 他プログラミング言語開発者の取り込み
• フリー・フォーマットRPGへの変換ツール
– Arcad Converter
– Linoma Software
• Rational Developer
p for i サポート
ctl-opt bnddir('ACCRCV');
dcl-f custfile usage(*update);
dcl-ds custDs likerec(custRec);
dcl-f report printer;
read custfile custDs;
dow not %eof;
if dueDate > %date(); // overdue?
sendOverdueNotice();
write reportFmt;
exec sql insert :name, :duedate into
mylib/myfile;
endif;
read
d custfile
tfil custDs;
tD
enddo;
*inlr = '1';
dcl-proc sendOverdueNotice;
sendInvoice (custDs : %date());
end-proc;
– 2013/10
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27
初期の RPG Ⅲ (OPM RPG)のコーディング例
RPG)のコ ディング例
FCUSTFILEIF
E
DISK
FREPORT O
E
PRINTER
ICUSTDS
E
DS
• カラム位置固定
/COPY GETCURDAT
• 変数名は最⼤ 6 ⽂字
/COPY INVOICE
C
READ CUSTFILE
LR
• 全⽂字⼤⽂字
C
*INLR
DOWNE*ON
C
DUEDAT
IFGT CURDAT
C
EXSR SNOVDU
C
WRITEREPORTFM
C/EXEC SQL INSERT :NAME, :DUEDATE INTO
C+
MYLIB/MYFILE
C/END-EXEC
C
ENDIF
C
READ CUSTFILE
LR
C
ENDDO
C*
C
SNOVDU
BEGSR
C
CALL 'SNDINVCE'
C
PARM
CUSTDS
C
PARM ISOVDU
OVERDU 10
C
ENDSR
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28
RPG Ⅳにおけるフリー・フォーマット化強化
Ⅳにおけるフリ フォ マット化強化
ctl-opt bnddir('ACCRCV');
dcl-f custfile usage(*update);
dcl-ds custDs likerec(custRec);
dcl-f report printer;
read custfile custDs;
dow not %eof;
if dueDate > %date(); // overdue?
sendOverdueNotice();
()
write reportFmt;
exec sql insert :name, :duedate into
mylib/myfile;
endif;
read custfile custDs;
enddo;
*inlr = '1';
1 ;
• RPG 未経験者でも違和感
なく学べる
• RPG Ⅳバージョン 7.1 と
PTF が必要
• C 仕様書以外に、H
仕様書以外に H ・ F
・ D ・ P の各仕様書も対
象に
dcl-proc sendOverdueNotice;
sendInvoice (custDs : %date());
end-proc;
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29
IBM i における統合ミドルウェア
• IBM i HTTP Server のApache 2.4 対応
–
–
–
–
パフォーマンスの向上
パフォ
マンスの向上
SNI (Server Name Indication) サポート
OCSP (Online Certificate Status Protocol) サポート
独立したサブシステム
• IBM i 統合アプリケーション・サーバー – WebShere Liberty 8.5 サポート
– Java 7 & 7.1 上で稼働
– 最新の仕様に更新
JCA 1.6 , JSR 236
– 様々なプラットフォームとの互換性
– WebSphere プラットフォームとの完全な上位互換性
– 一般的な開発ツールのサポート
– 参考) Liberty Profile
新卒関西人のWebSphere挑戦記: ① ~WAS Libertyプロファイルの導入からアプリ実
装まで~
http://www.ibm.com/developerworks/jp/websphere/library/was/liberty_intro/1.html
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30
IBM i における統合ミドルウェア 続き
• 統合Webサービス・サーバー – WAS Liberty & Jax-WS
– Lib
Liberty
t 上で稼働
高速かつコンプライアンスに優れたサーバー
– JAX-WS SOAP Webサービス・コンテナー
最新の業界標準のサポ ト
最新の業界標準のサポート
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31
IBM ミドルウェア・プロダクト
• IBM ソーシャル / コラボレーション製品
– IBM Domino
D i 9
9.0.1
01
– IBM Traveler 9.0.1
– IBM Sametime 9.0
– IBM Connections Next
• IBM WebSphere 製品
– WebSphere
W bS h
A
Application
li ti S
Server V8
V8.0
0
Liberty, Express, Base, ND
– WebSphere Application Server V8.5 & 8.5.5
Liberty, Express, Base, ND
– WebSphere MQ 7.1.0.5
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32
システム管理
© 2014 International Business Machines Corporation
33
IBM Navigator for i – 新機能
• パフォーマンス
–
–
–
新しいブラウザ
新しいブラウザー
My Favorites
クイック・サーチ
• PTF 管理
管
–
–
導入済み PTF ナビゲーション
単一およびグループ・システムへのPTFの適用
• メッセージ・キュー・モニター
–
–
–
CIM によるモニター
ルールに基づくフィルターの作成
メッセージに対するアクションの自動化
• システム・モニター
システム
タ
–
–
–
ユーザー定義モニター
パフォーマンス・トレンドをグラフィカルに表示
ユーザー定義イベント自動化
ユ
ザ 定義イベント自動化
• データベース
–
–
関数 / プロシージャの作成
DB パフォーマンス・メトリクスの作成
フォ マンス メトリクスの作成
• IBM i Navigator は7.2以降、機能拡張なし
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34
収集サ ビス & パフォーマンス・データ・インベスティゲーター
収集サービス
パフォ マンス・デ タ・インベスティゲ タ
• 大幅な機能拡張
–
–
–
–
–
新しい収集サービス・メトリックス
新しい収集サ
ビス メトリックス
バッチモデル
システム・モニター
新しいPDIパ スペクテ ブ
新しいPDIパースペクティブ
拡張されたナビゲーション機能
分析したいパースペクテ
ィブを直接ナビゲーター
から選択可能
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35
収集サ ビス & パフォーマンス・データ・インベスティゲーター
収集サービス
パフォ マンス・デ タ・インベスティゲ タ
• メトリックスのファースト・サーチ
検索ワードを⼊⼒すると
検索ワードに該当するパ
ースペクティブと眼トリ
ックを表⽰
© 2014 International Business Machines Corporation
メトリクス:計量法、測定基準
パフォーマンス分析の切り⼝ !
36
バッチモデル
• パフォーマンス・データを元にバッチ・ワークロードのモデリング
– CPU (Core数、専用/共用),
(C 数 専用/共用) Disk構成
Di k構成 などの値を調整可能
• モデル変更の影響/効果の測定が可能に
© 2014 International Business Machines Corporation
37
バッチモデル
プロセッサー機構の選択
ディスク接続機構
RAID アダプター etc
記憶域タイプ
SSD / HDD
ディスク速度
7200 / 10,000 / 15,000
ディスク数
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モデル・プロセッサー機構
モデル/機構/周波数/コア
区分化タイプ
専⽤/Capped/Uncapped
仮想プロセッサーの数
処理装置
コア数
SMT
ディスク構成の選択
38
一時記憶域情報の管理
時記憶域情報の管理
• 新しい管理値として一時記憶域使用率を利用可能
• 一時記憶域をトラッキング可能
時記憶域をトラ キング可能
• ジョブ、一時ファイル・システム、LICタスクなどの使用状況を表示可能.
現⾏バケット・サイズ
ピーク・バケット・サイズ
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IBM i Access モバイル
http://your_system_name:2001/iamobile/
• 7.2 GA時点では、テクノロジー・プレビュー
• IBM i Access for Web がモバイル用の新しいインタ
ーフェースを追加
– 5770-XH2で提供
• インタ
インターネット/
ネ ト/ イントラネット上の様々なデバイスか
イントラネ ト上の様々なデバイスか
らIBM i へアクセス可能
iPhone
iPad
Android
Surface
• 基本的なシステム管理機能を提供
–
–
–
–
–
–
ジョブ管理
メッセージ
プリンター
5250 エミュレータ
SQLスクリプトの実行
・・・
• IBM i Access Mobileサイト
– http://www.ibm.com/systems/power/software/i/acc
ess/mobile.html
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クラウド / 仮想化
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SRIOV (Single Root I/O Virtualization) for Ethernet
• VIOSなしでアダプターの仮想化が可能
• パーティション毎に最小帯域を指定することができ、QoSを制御することが可能
パ テ シ ン毎に最小帯域を指定することができ Q Sを制御することが可能
• 前提条件 (IBM i)
– ハードウェア
Power 770 (9117-MMD), Power 780 (9179-MHD)
ファームウェア・レベル:7.8
イーサネット・アダプター
#EN0H, #EN0K
#EN0H
#EN0K, #EN10
#EN10, #EN11
#EN11.
– オペレーティング・システム
IBM i 7.1 TR8, 7.2
• 考慮点
– SR-IOVで仮想化されたアダプターはLPM不可
VIOSで使用する場合は可
• Redbook IBM Power Systems SR-IOV Technical Overview and
Introduction
– http://www.redbooks.ibm.com/redpieces/pdfs/redp5065.pdf
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WAN over LAN サポート
サポ ト
• 今まではWANアプリケーションのためにWANアダプターが必要
• IBM i 7
7.2
2 では、WAN
では WAN は複数のRS232 シリアル・ポートを持つイーサネット・デバイス・サー
バー経由で構成可能
–
RFC 2217準拠の製品
– WAN アプリケ
アプリケーションのための仮想シリアル・ポートを提供
ションのための仮想シリアル ポ トを提供
– IBM Facsimile Support for i (5798-FAX) もサポート
– 非同期プロトコルのみのサポート
BSCプロトコルのような同期プロトコルのサポ トはなし
BSCプロトコルのような同期プロトコルのサポートはなし
• 仮想化機能の拡張
– コスト削減
モデムを使用するWANアプリケ ションのためのPCIスロットの削減
モデムを使用するWANアプリケーションのためのPCIスロットの削減
1枚のイーサネット・アダプターでTCP/IPとWANの共存が可能
– IBM i クライアント・パーティションでもWANアプリケーションを利用可能
PureFlex / BladeCenterでもWANアプリケーションを利用可能
• 最低限のシステム変更で対応可能
– アプリケーションの変更は不要
– IBM i パーティションの構成変更のみ
パ ティションの構成変更のみ
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WAN over LAN サポート
サポ ト (続き)
• WAN over LAN 構成イメージ
Power Systems / IBM i 7.2
FAXサポート for i アプリケーション
CRTLINPPPコマンドで資源名に
*ETHDEVSVRを指定
指定
FAX
FAXモデム
公衆ネットワーク
RFC 2217に準拠した
イーサネット・デバイス・サーバー
ロチェスタ でFAXサポ ト for i の稼働を確認した機器
ロチェスターでFAXサポート
Digi PortServer TS 4 (firmware version 82000747_V2 01/29/2013)
http://www.digi-intl.co.jp/products/serialservers/portserverts.html
Perle IOLAN SDS4 (firmware version 4.5)
http://www perle co jp/products/IOLAN-SDS-Terminal-Server
http://www.perle.co.jp/products/IOLAN
SDS Terminal Server.shtml
shtml
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セキュリティー
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セキュリティ の拡張
セキュリティーの拡張
POWER8 イン・コア暗号化パフォーマンス・アクセラレーター
– 暗号化処理のための追加のハードウェアは必要なし
– 暗号化アルゴリズムに従って自動的に暗号化処理をアクセラレーターで実行
AES & SHA-2 メッセージ・ダイジェスト
– 暗号化キー・ストレージはサポートなし
暗号化キ ストレ ジはサポ トなし
暗号化コプロセッサーが必要
– 以下のような処理でパフォーマンスの向上が見込める
SSL (Secure
(S
S
Socket
k t Layer)
L
)
VPN (Virtual Private Network)
ソフトウェアでのテープ暗号化
暗号化APIを用いた
暗号化APIを用いたユーザー・プログラム
ザ プ グラム
• Telnet および FTPにおける Kerberos サポート
– 統合化された Kerberos 認証と EIM をTelnet とFTPで利用可能
– シングル・サインオン環境へ統合可能
グ
境 統合 能
– FTP クライアント / サーバー サポート
– Telnetクライアント / サーバー サポート
• ・・・
•
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最新のインフラストラクチャの実装
• POWER8 イン・コア暗号化アクセラレーション・サポート
• FTP / TelnetでのKerberosサポート
T l tでのK b
サポ ト
– FTP クライアント / サーバー
– Telnetクライアント / サーバー
• System SSL (Security updates)
• PASE アップデート
– AIX 7.1
– OpenSSL
IBM i は “Heartbleed” 脆弱性はありません。
IBM i OpenSSH & OpenSSL Community
https://www.ibm.com/developerworks/community/groups/service/html/community
view?communityUuid=38f2c9b4-5ddb-485f-b3e9-37e520a3fd82
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システム操作関連の拡張
• CRTIMGCLG コマンドでイメージ・カタログ内のイメージを自動的に追加するオプシ
ョンをサポート
• USB デバイスからのD-mode IPL サポート
• PTF 拡張
– PTF導入履歴のトラッキング
– 即時適用可能なPTFの増加
– NavigatorからのGUIによる管理
• バックアップ機能の拡張
–
–
–
–
–
ジャーナルにおいて復元時のハンドリング機能の追加
TCP/IP 構成の自動保管(QUSRSYS保管時)
バックアップ時のSELECTパラメーターの拡張
スプール・ファイルの保管の拡張
ASYNCBRING パラメーター使用時のIFSの保管時間の改善
ラ
タ 使用時
保管時間 改善
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ネットワ ク関連機能の拡張
ネットワーク関連機能の拡張
• System SSL (Security updates)
–
–
–
TLSv1.2
TLS
12
Elliptical Curve (ECDHE and ECDSA)
Online Certificate Status Protocol (OCSP)
• VPN
–
–
–
•
•
•
•
•
•
•
•
IKEv2 NAT
Re-keying IKE SA
Advanced IKE & IPSEC Cryptographic Algorithms, ECDSA authentication
IEEE 802.1Q VLAN サポート
IPv6 Neighbor
g
Proxy
y Discovery
y for virtual Ethernet and PPP
LANコンソールの拡張 : IPv6 サポート
SNMPv3 管理APIの実装によるSNMPの拡張
TCP/IP IPv6 の拡張
Retrieve/Update TCP/IP Information
CLコマンドによるVPNおよびIPフィルタリング構成ファイルのロード/アンロード
仮想IPアドレス・サポートの拡張
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印刷機能の拡張
• CPYSPLFコマンドの拡張
–
IFSへ出力可能
PDFへの変換およびIFSへの配置可能なオプションの追加
• バーコード
–
–
–
BCOCAで現在、定義されている全てのバーコードをサポート
で現在、定義されて る全ての
ドをサポ ト
HPT (ASCII プリンター)およびトランスフォーム・サービス (PDF) のサポート
DDS BARCODE キーワードの拡張
• カラー・イメージ・サポート
–
–
HPTにおいてPCL 5Cサポート・プリンターでのカラー印刷のサポート
ポピュラー・イメージ・フォーマットのサポート
JPEG TIFF
JPEG,
TIFF, GIF
• PSF for i のカラー・サポート
–
–
PSF for i でAFPカラ
でAFPカラー・マネージメント・アーキテクチャーのサポート
・マネ ジメント・ア キテクチャ のサポ ト
リソース・アクセス・テーブルを作成するためにAFPリソース・インストーラー・ツールを使用する必
要がある
カラー印刷のメカニズムはプリンターのモデルやメーカーによって異なる
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制限の拡張
• 仮想SCSI接続における仮想ディスク接続数
– 16 ⇒ 32
• メモリー・プール・サイズ
– > 2 TB
• ジョブテーブル・サイズ
– QMAXJOB システム値
– 485,000 ⇒ 970,000
• IFS 上の QOPT ファイル
– 4GB ⇒ 10 TB
• PowerHA 管理ドメインでの管理可能なMRE
– 25,000 ⇒ 45,000
• ロードソース・ディスク・サイズ
– ロードソース・ディスク・サイズの最小が17.5GBから70.5GBへ変更
ロードソース・ディスク・サイズの最小が17 5GBから70 5GBへ変更
– 70GB ~ 2TB
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BRMS
その他の製品の拡張
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PowerHA SystemMirror for i Express Edition – ハイパースワップ
• 2台のDS8000間でIBM i 区画を切り替えて使用することが可能に
– DS8000の障害時に自動的に切替
– DS8000の保守時などに計画的に切替
• LPM環境の場合、LPMによりIBM i 区画が筺体から筺体へ移動する場合、それに
合わせてDS8000も切り替わる
• DS8000 シリーズのみサポート
• IASP 環境ののサポートなし
– DS8000間のコピーは、システムASPを対象にする
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PowerHA 7
7.2
2 の拡張
• SYSBAS オブジェクト複製の拡張
– オブジェクト権限と所有者情報を管理ドメインで同期
オブジ クト権限と所有者情報を管理ドメインで同期
– 同期可能なMRE数が25,000から45,000に
• ダウンタイムの削減
– DSPASPSTS コマンドの改善
ド
善
– IASP vary-on時のUID/GIDチェック・プロセスの改善
• PowerHA環境のバックアップ機能の拡張
– 複数のクラスター環境をバックアップするためのパーティションを用意可能に
– クラスター装置ドメインに属していないパーティションのIASPを接続可能
– 1時点で1つのIASPのみ接続可能
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PowerHA環境のバックアップ機能の拡張
• 「クラスター装置ドメインに属していないIASPを接続可能」の価値
– IASPを任意のシステムに自由に接続可能※
※IBM i は7.2以降、PowerHAが導⼊されていること
降
が導
• 例1)バックアップの集中化
バックアップ⽤
Power Systems
y
Power Systems
本
番
本
番
本
番
・・・
メトロミラー
グローバルミラー
FlashCopy
Storwize Family
DS8000
本
番
Storwize Family
DS8000
本
番
本
番
IASPのリモート保管
が可能
・・・
Power Systems
メトロミラー
グローバルミラー
システムASP (システム領域)
独⽴ASP (ユーザー領域)
FlashCopy
Storwize Family
DS8000
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PowerHA環境のバックアップ機能の拡張
• 例2)災対サイトにStorageのみをおいてデータのコピー/保管を行う例
– 災対サイトの構築コストを削減
IBM
サイト1
サイト2
Power Systems
本
番
LTO
保
管
グローバルミラー
IDRサービスなどで
IDRサ
ビスなどで
機器を⼿配
FlashCopy
Storwize Family
DS8000
Storwize Family
DS8000
システムASP (システム領域)
※IBM i は7.2以降、PowerHAが導⼊されていること
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IASPのリモート保管
が可能
独⽴ASP (ユーザー領域)
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PowerHA環境のバックアップ機能の拡張 –続き
続き
• IASPの認識方法
– DST / SSTからIASPの接続操作を実行
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BRMS の拡張
• BRMS エンタープライズ
– 全てのBRMSシステムのダッシュボードを提供
– 管理システムからの一元管理
• GUI による拡張管理機能
• BRMS による保管機能の拡張
• メディア・サービス機能の拡張
メディア サ ビス機能の拡張
• BEMS による復元機能の拡張
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BRMS エンタープライズ
エンタ プライズ
• BRMSが稼働するサイトが複数存在する環境での統合モニター機能を提供
–“Enterprise
“E t
i System”
S t ” (ハブ)
( ブ) がネットワーク内に定義されたシステム
がネ トワ ク内に定義されたシステム (ノード)
(ノ ド) から以下デー
から以下デ
タを収集
BRMSログ
接続状況
バックアップ制御グループの実行状況
BRMS
BRMS
BRMS
BRMS
Enterprise
p
Network
STRRCYBRM, STRMNTBRMおよび
DSPLOGBRMの報告書
–BRMS Enterprise Network
Enterprise System (ハブ) が情報を集約する範囲
従来のBRMSネットワークとは別
含められる単位はBRMSネットワークもしくは
各システム
各
–インターフェースはGUIのみ
IBM i Navigator
IBM Navigator for i
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BRMS
Enterprise
Hub
BRMS
BRMSBRMS
Network
BRMS
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BRMS ハブ・センター
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保管機能拡張サマリー
保管機能拡張サマリ
•
•
•
•
•
•
•
•
ASYNCBRINGパラメーターのサポート
保管されたスプ ル フ イルの有効期限設定の機能拡張
保管されたスプール・ファイルの有効期限設定の機能拡張
スプール・ファイルの増分保管サポート
オブジェクト属性によるInclude/Excludeサポート
バックアップ制御グループでのサイズ順サポート
Domino DAOS (Directory Attach Object Services) オブジェクトの増分保管指定
BRMSでの保管処理におけるUPDHSTパラメーターのサポート
BRMSでの保管処理におけるUPDHSTパラメ
タ のサポ ト
バックアップ制御グループにおけるSerial/Serial-parallel/parallel-parallel backup
の混在サポート
• BRMSでの保管処理におけるQDTAパラメーターのサポート
BRMSでの保管処理におけるQDTAパラメ タ のサポ ト
• ASP装置名のサポート強化
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保管機能拡張サマリ 続き
保管機能拡張サマリー
•
•
•
•
•
•
•
•
TSMサーバー再試行サポート
制限状態 の移行失敗時の自動IPL実行機能
制限状態への移行失敗時の自動IPL実行機能
制限状態強制開始時における活動ジョブのAbnormal Endまでの待ち時間設定
2038日より大きい満了期間のサポート
媒体クラスのテープ・ライブラリー選択機能強化
STRBKUBRMコマンドの自動再試行
IASP上のSAVFへの保管サポート
IASP上のSAVFへの保管サポ
ト
BRMSでのシステム・オブジェクトQPTFOBJ1/QPTFOBJ2の自動ハンドリング
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復元機能拡張サマリー
復元機能拡張サマリ
•
•
•
•
•
•
•
•
リストを利用したRSTLIBBRMによる復元のサポート
回復報告書での削除済みライブラリ の非表示サポ ト
回復報告書での削除済みライブラリーの非表示サポート
回復報告書における作成日順でのボリューム一覧表示
位置決め時の最大12個のメディア・ファイル・サポート
回復報告書でのUPDTCPINFコマンド実行指示サポート
回復報告書でのCFGDEVASPコマンド実行指示サポート
RSTBRMコマンドにおけるDomino DAOリカバリー・オブジェクト・リストのサポート
DAOリカバリ ・オブジェクト・リストのサポ ト
スプール・ファイル詳細ファイルでのタイム・ゾーン情報保持
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媒体管理機能拡張サマリー
媒体管理機能拡張サマリ
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
ボリューム再利用時の選択基準アルゴリズムの強化
MOVMEDBRMにおけるボリ
MOVMEDBRMにおけるボリューム作成日の*RESETサポート
ム作成日の*RESETサポ ト
MOVMEDBRMにおける複数ロケーションのサポート
DUPMEDBRMにおけるSBMOPTパラメーターのサポート
DUPMEDBRMにおけるCOMPACTパラメーターのヘルプ・テキスト追加
DUPMEDBRMにおけるFILEGRPパラメーターでの総称指定
DUPMEDBRMのメッセージBRM1553での1000入出力ボリューム・サポート
DUPMEDBRMのメッセ
ジBRM1553での1000入出力ボリュ ム・サポ ト
期間満了時の媒体の自動初期化サポート
LTO5およびLTO6テープ・ドライブのサポート
仮想光メディア・ライブラリーのサポート
移動ポリシーにおける複製マークが付けられたボリュームの移動設定
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その他機能拡張サマリー
その他機能拡張サマリ
• ネットワーク機能でのFQDN (Fully Qualified Domain Name) サポート
• ALTER TABLE採用によるBRMS導入時の初期化 (INZBRM *RUNPRDINZ) 実
行パフォーマンスの改善
• STRMNTBRMにおけるBRMSネットワーク外システムが所有する満了媒体の別シ
ステムへの所有権変更サポート
テム の所有権変更サポ ト
• STRMNTBRMにおけるRGZBRMDBパラメーターでの*BATCHサポート
• STRMNTBRMにおけるより詳細な媒体情報削除基準の設定サポート
• PRTRPTBRM *CTLGRPSTATでのヘルプ・テキスト
• システム・ポリシーにおけるBRMS Flight Recorderサイズ指定のサポート
• IASPがオフに構成変更されている状態でのDSPASPBRM/WRKASPBRMにおけ
るアスタリスクでの情報表示サポート
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65
IBM i バージョン
バ ジョン 7 の価値
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IBM i バージョン 7の価値
お客様の関心の一例
IBM i 5.4での現状
ハードウェア統合によるTCO削減・運用管理の効率化
ハ
ドウェア統合によるTCO削減・運用管理の効率化
サポート外部ストレージはDS8000
サポ
ト外部ストレ ジはDS8000, DS6000のみ
各パーティションには専用I/Oが必要
基幹システムとしてのセキュリティーの維持
限られたパスワード設定オプション
障害対策・災害対策としてのデータ二重化
保管停止時間の短縮によるシ テム使用可能時間の拡大
保管停止時間の短縮によるシステム使用可能時間の拡大
論理ファイル・ビューによるデータ・コントロール
災害対策としてはHABPソリューションが主流
(データベース論理レプリケーション)
(デ
タベ ス論理レプリケ ション)
地理的ミラーリングは同期のため距離に制限
(ストレージ・ミラーリング)
GUIベースでのシステム管理による運用管理の効率化
クラウド環境への対応
GUI開発ツールの採用による効率的な開発
活動時保管の活用
System i Navigatorによる管理
(管理専用ツールの事前導入)
イメージ・カタログによる仮想マウント (PTF/OSリリース・アップ)
での区画導入
モバイルへの対応
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IBM i バージョン 7の価値
お客様の関心の一例
ハードウェア統合によるTCO削減・運用管理の効率化
ハ
ドウェア統合によるTCO削減・運用管理の効率化
基幹システムとしてのセキュリティーの維持
障害対策・災害対策としてのデータ二重化
保管停止時間の短縮によるシステム使用可能時間の拡大
GUIベースでのシステム管理による運用管理の効率化
IBM i 7.1 / 7.2での対応
POWER7+ / POWER8 モデルのサポ
モデルのサポート
ト
VIOSクライアントとして構成することでI/O仮想化を実現
Storwizeのサポート
QPWDRULESで詳細なパスワード・ルールの設定
RCACによるきめ細かいアクセス管理
るきめ細か
ク
管理
PowerHA SystemMirror for i によるストレージ・ミラー
リング機能の実装
非同期モ ドの地理的ミラ リングによる災害対策
非同期モードの地理的ミラーリングによる災害対策
外部ストレージのMetro Mirror/Global Mirrorとの連携
PowerHA SystemMirror for i と外部ストレージの
FlashCopy機能との連携
Webベースの管理インターフェースとしての
IBM Navigator for i の様々な機能拡張
クラウド環境への対応
GUI開発ツールの採用による効率的な開発
モバイルへの対応
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PowerVC / FSM によるキャプチャー・デプロイ
Rationalツールを活用したアプリケーション開発
フリー・フォーマット RPG
IBM i Access for Webのモバイル対応
DB2 Web Query for i のモバイル対応
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IBM i バージョン 7の価値
お客様の関心の一例
IBM i 7.1 / 7.2での対応
IBM i バ
バージョン
ジョン 7 にすることで様々なIT要件を実現できます
!
POWER7+ / POWER8 モデルのサポ
モデルのサポート
ト
ハードウェア統合によるTCO削減・運用管理の効率化
ハ
ドウェア統合によるTCO削減・運用管理の効率化
VIOSクライアントとして構成することでI/O仮想化を実現
Storwizeのサポート
基幹システムとしてのセキュリティーの維持
セキュリティー
障害対策・災害対策としてのデータ二重化
QPWDRULESで詳細なパスワード・ルールの設定
RCACによるきめ細かいアクセス管理
るきめ細か
ク
管理
プラットフォーム・サポート
PowerHA SystemMirror for i による
ストレージ・ミラーリング機能の実装
非同期モ ドの地理的ミラ リングによる災害対策
非同期モードの地理的ミラーリングによる災害対策
保管停止時間の短縮によるシステム使用可能時間の拡大
運用容易性外部ストレージのMetro Mirror/Global Mirrorとの連携
GUIベースでのシステム管理による運用管理の効率化
可用性
クラウド環境への対応
PowerHA SystemMirror for i と外部ストレージの
FlashCopy機能との連携
クラウド
Webベースの管理インターフェースとしての
IBM Navigator for i の様々な機能拡張
PowerVC / FSM によるキャプチャー・デプロイ
GUI開発ツールの採用による効率的な開発
開発容易性
モバイルへの対応
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Rationalツールを活用したアプリケーション開発
フリー・フォーマット RPG
IBM i Access for Webのモバイル対応
モバイル
DB2 Web Query for i のモバイル対応
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参考資料
• IBM i 7.2 Information Center
–
http://www ibm com/support/knowledgecenter/ssw ibm i 72/rzahg/ic-homepage htm?lang=ja
http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ssw_ibm_i_72/rzahg/ic-homepage.htm?lang=ja
• IBM i 7.2 - Base Enhancements
–
https://www.ibm.com/developerworks/community/wikis/home?lang=en#!/wiki/IBM%20i%20Tec
hnology%20Updates/page/IBM%20i%207.2%20-%20Base%20Enhancements
• IBM i 7.2 – The great beyond
–
https://www.ibm.com/developerworks/ibmi/library/i-ibmi-7_2-the-great-beyond/
• IBM i セミナー資料
–
http://www.ibm.com/systems/jp/power/software/i/library/
• インターネット・セミナー
–
http://www-06.ibm.com/systems/jp/power/software/i/seminar/
• テクニカル・フラッシュ<IBM i>
–
–
WWW
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=jpn1J1009152
Partner World
https://www-304.ibm.com/partnerworld/wps/mem/!ut/p/b0/hcoxDsIwEAXRI23Mc62mAanIBE2iGxjrQtQIAoUiPMDoqNhupEeCR1JZn2OZ32Mt1mnz4svYLeyOCzDG
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