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NHK環境報告書2013
2013 NHK 環境報告書 ENVIRONMENTAL REPORT 目 次 会長あいさつ.. ...................................................................... 2 NHK の環境活動 環境経営の推進 ................................................................................... 3 環境に関する放送番組やイベント ハイライト “ 2012 年度環境キャンペーン”.................................... 5 環境に関する放送番組 ..................................................................... 13 コンクール受賞番組 ........................................................................... 17 環境イベント ......................................................................................... 19 事業運営に伴う環境負荷軽減の推進 省エネ・省資源設備の導入 ............................................................... 2 2 環境に配慮した放送設備の開発・導入 ......................................... 23 自然エネルギーの活用 ....................................................................... 25 廃棄物の抑制とリサイクルの推進 ................................................... 27 環境マネジメント 環境経営の実現に向けて .................................................................. 2 9 環境監査 ................................................................................................ 3 0 環境会計 ................................................................................................ 31 NHK 環境自主行動計画のアクションプラン ................................ 3 3 (資料1) 「 環境」をテーマにした地域放送番組(一部)............... 3 5 (資料 2 )NHK 環境キャンペーン地球エコイベント実施一覧 ... 3 9 環境活動の歩み ................................................................................... 41 組織概要 ................................................................................................ 42 1 環境報告書 2013 地球の未来のため、環境問題に 一丸となって取り組んでいます。 東日本大震災以降、エネルギーや環境問題は、国民にとって最大の 関心事のひとつとなっています。私たち一人ひとりの生き方やライフスタイ ルにも大きく関わるテーマです。 NHK は公共放送として、一人でも多くの視聴者のみなさまが環境問題 を人類共通の課題として関心を持ち、問題の解決に向けた取り組みに関 わっていただけるよう、放送やイベントを通じてさまざまな活動を行って まいりました。 2 012 年度(平成 2 4 年度)の「NHK 環境キャンペーン」では、 「つなげ よう~明日へ~」をキャッチフレーズに、震災からの復興を応援していく キャンペーンと連動して、電力とエネルギーの未来などについて、視聴者 のみなさまとともに考えていくプロジェクトを実施しました。 また一方で、NHK 自身もさまざまな事業活動を進めるに伴い、エネル ギーを消費することになります。このため、いかにエネルギー消費を抑制 できるかという観点から、毎年度、アクションプランを策定し、さまざま な取り組みを進めています。例えば、Eテレ(教育テレビ)の深夜放送休 止時間と対象エリアの拡大、環境に配慮した放送設備の開発・導入、放 送会館での高効率な空調システムや照明設備の導入、太陽光発電パネ ルの導入、中継用車両の低公害化、そして、廃棄物の抑制とリサイクル の推進などです。また、昨年夏には、埼玉県の菖蒲久喜ラジオ放送所に 2 メガワットの太陽光パネルを設置し、自然エネルギーを利用した発電を 稼働させました。 この報告書は、NHK の 2 012 年度の環境経営活動を中心に、これま での取り組みと今後の方針について記載しています。公共放送として、視 聴者のみなさまの信頼をいただきながら、これまで以上に充実した放送・ サービスを展開してまいりたいと考えています。 今後とも、視聴者のみなさまのご理解とご協力を何卒よろしくお願い 申し上げます。 2 013 年(平成 25 年)7月 日本放送協会 会長 環境報告書 2013 2 NHK の環境活動 環境経営の推進 環境負荷の少ない社会の実現に 貢献していきます NHK は、環境負荷の少ない社会の実現に貢献していくために、 「日本放送協会環境自主行動計画」をもと に、環境に配慮した経営を推進しています。 地球環境に配慮した経営の推進 (2) 省資源・廃棄物対策の推進 スタジオ美術セットの制作で、環境に優しい素材や 京都議定書の第1約束 期間に入った平成 20 年1月 無駄の少ないセット構造を検討し、共通パーツを使っ に、エネルギー消費の効率を図る指標を数値目標とする て複数のセットを効率的に設計しています。 「日本放送協会環境自主行動計画」 を策定し、具体的な ビデオテープやディスク類を全国の放送局からリ アクションプランを立てて環境に配慮した経営を推進し サイクル施設に集め、建築資材、魚網、園芸用プラン ています。 ター、軍手などの製品材料となるポリプロピレン、ポリ カーボネイト、ポリスチロール素材としてリサイクルして 「日本放送協会 環境自主行動計画」 (抜粋) います。 年度目標を定めてコピー用紙使用量の削減活動を 1.基本理念 実施しています。 日本放送協会(NHK) は、地球環境の保全が大 きな課題であることを深く認識し、公共放送として ( 3) 放送等を通じた啓発活動 放送を通じて環境問題に関する視聴者の意識や行 環境問題を考える番組を放送するとともに、それと 動を喚起するとともに、自らも環境に配慮した事業 連動した「地球エコイベント」を全国のNHK 放送局 運営に努め、循環型社会の形成に貢献していく。 で行ない、インターネット上に環境に関する動画サイト 「NHKエコチャンネル」 を開設し、私たちの身の回りの 地球環境について考える「NHK 環境キャンペーン」 を 2.エネルギー消費量の現状と見通し 展開しています。 NHKとしては、これまでも、省エネ対応の放送機 器の開発・導入や建物の省エネ等により、エネル ( 4) 環境マネジメントの推進 ギー消費量の増加を抑制してきているが、今後も、 本部の部局長を委員とする「環境経営推進委員 アクションプランに基づき一層の増加抑制施策を実 会」 を設け、環境へ配慮した事業運営を組織一丸と 施していく。 なって進めています。 4.数値目標 3.行動計画 (1) エネルギー消費量の抑制 Eテレの「深夜の放送休止時間帯の電波停止」 を緊 急放送への即応体制の確保のもと実施しています。 太陽光発電、自然採光、自然換気など自然エネル 〈 2012 年度のエネルギー消費原単位改善〉 208,275(t-CO2 ) =0.246 848,003(百万円) (P.32 環境保全効果参照) ギーを活用する設備の設置を実施しています。 全放送局で職場の節電活動、業務用車両のエコ運 2012 年度の「エネルギー消費原単位」 は、0.246。 転活動に取り組んでいます。 基準年度の値に比べ 5.8%改善となりました。 3 環境報告書 2013 NHKのエネルギー使用概況 NHKには、東京・渋谷の放送センターをはじめ全国 東京都「温室効果ガス排出総量 削減義務」の履行に向けて に54 の放送局があります。これに加え、視聴者の皆様 東京都では、 「 温室効果ガス排出総量削減義務と排 にテレビやラジオの電波を送り届けるために放送所や中 出量取引制度」 を導入し、2010 年 4月から燃料、熱、電 継所の放送施設が 3,000 局以上あります。その他に、 気の使用量が原油換算で1,500kℓ以上の都内の事業 研究所やアーカイブス、視聴者コールセンター、営業セン 所を対象にCO2 の削減が義務付けられました。 ターなどの施設を運用しています。 NHKでは、 「放送センター」 と「放送技術研究所」 が対 2012 年度にNHK が 全国で使 用したエネルギーを 象施設です。 CO2 排出量に換算すると208,275トンでした。 第1削減期間( 2010 〜 2014 年度)の5 年間は、期 使用したエネルギーは電力、石油類、ガス類ですが、 間中の排出量を基準排出量に対して、8%以上削減する その9 割以上を電力が占めています。 ことが必要となります。 このため、NHKは電力使用量の抑制を重要課題とし、 空調用設備である冷凍機や放送機器に電源を供給 深夜の放送休止時間帯の電波停止、省エネ対応の放送 する無停電電源装置の省エネ化、太陽光発電やマイク 機器の開発・導入、太陽光発電など自然エネルギーの ロ水力発電など自然エネルギーの活用、室内照明の一 活用、職場の節電活動等を行っています。 部消灯やオフィスの節電により、第1削減期間のCO2 排 ■ 2012 年度に NHK が使用したエネルギーの CO2 排出割合 出量を下表の排出上限量以下とし、「温室効果ガス排出 総量削減義務」を着実に履行するよう取り組んでまいりま す。 NHK の削減義務 基準 排出量 ■ 電力 ■ 都市ガス 2012年度 CO₂総排出量 208,275トン ■ ガソリン ■ 灯油 ■ 重油 ■ 軽油 電力 ■ プロパンガス 放送 センター 46,612トン 放送技術 研究所 9,115トン 削減義務による 第 1削減期間の CO2 排出上限量 =「基準排出量」× 92%×5 年 2010 年度 CO2 排出量 2011年度 CO2 排出量 214,420トン 42,895トン 40,375トン 41,930トン 8,116トン 7,158トン 91.9% 環境報告書 2013 4 環境に関する放送番組やイベント ハイライト “ 2012 年度 環境キャンペーン” 2012 年度環境キャンペーンを展開し、電力とエネルギーの未来や環境と共生する持続可能な文明の構築 について考えました。 2012 年度の環境キャンペーンは、東日本大震災から 国の首脳と5 万人の市民たちが、グリーン・エコノミーを の復興への歩みを注視しながら、進められました。 「明日 テーマに話し合いました。番組では、6月2~3日に放送 へ─支えあおう─」 というキャッチコピーで、震災から立 センターで開催したNHK 地球環境キャンペーンのイベン ち上がっていく日本を応援していく東日本大震災プロジェ ト「ECOパーク2012」 の会場で、参加者の学生たちとと クトをはじめ、様々な番組と連携し「電力とエネルギーの もに、20 年前の「地球サミット」 関連番組を視聴し、持続 未来」 や、 「持続可能なライフスタイル」 の構築などを視聴 可能な未来を切り開いていくにはどうしたらいいのか、改 者一人一人と深く考えていく多様な番組を放送しました。 めて考えました。 また2012 年は、1992 年にブラジルのリオデジャネイロ で “ 地球サミット”と呼ばれた首脳会議が開かれてちょう 『スペースシップアースの未来 プロローグ』 ど20 年となる節目の年であり、改めて、地球環境の未来 ■放送:BS1/2013 年 3月20 日(水)午後 9:00 ~10:49 を考える企画にも力を入れました。 2011年 3月11日。東日本大震災でそれまで当たり前 地球環境の未来を考える NHK アーカイブス 『シリーズ環境(1) 地球サミットから 20 年 めざせ! グリーンエコノミー』 ■放送:総合/6月10 日 (日)午後1:50 ~3:00 1992 年 6月、ブラジル・リオデジャネイロで開催され た地球サミット。地球温暖化や森林破壊など、地球規模 で広がる環境問題について世界の首脳が初めて一堂に だった暮らしが失われるのを見た世界の科学者や歴史 学者らが、私たちの未来の暮らしを見つめ直す提言を始 めています。エネルギーを大量に必要とする消費社会を維 持し続けるのか、それとも新たな道を探すのか。2013 年 秋から始まる国際共同制作シリーズのプロローグとして、 地球を1つの船「スペースシップアース」 に見立て、ふかん した視点で解決すべき問題を、改めて浮き彫りにしました。 公害の原点「水俣病」を見つめる 会して話し合い、NGOなど4万人を越える人々が参加、 1956 年に公式確認された水俣病。2012 年7月末で、 12 歳の少女セヴァン・スズキが『もうこれ以上、地球を 水俣病未認定患者救済の申請が締め切られ、ひとつの 壊さないで!』 と訴えたことでも知られる歴史的な会議と 節目を迎えました。この公害病は、チッソの化学工場の なりました。あれから20 年、地球環境の悪化が深刻化 廃液に含まれる有機水銀が、魚など自然界の食物連鎖 するなかで、2012 年 6月 に取り込まれて起きたものです。このような形のメチル水 20日~ 22日、再びリオで 銀中毒は世界初で、 「ミナマタ」 は世界にその名を知られ 「国連・持続可能な開発 ました。しかし、加害企業であるチッソが責任を認めるま 会議(リオ+20) 」が開催 でには、長い歳月がかかりました。NHKでは、水俣病の され、世界120を超える 歴史的な意味を問う、様々な番組を放送しました。 NHK アーカイブス 『シリーズ環境(2) 水俣からの問いかけ』 ■放送:総合/6月 24 日 (日)午後1:50 ~3:00 番組では、戦後 50 年の1995 年に放送されたNHK 5 環境報告書 2013 スペシャル「チッソ・水俣 題となるなか、エネルギーについて考える様々な番組を 工場技術者たちの告 多角的に放送しました。 白」 を視聴し、命や安全 と企業の問題について、 福島第一原発事故後の クローズアップ現代 『海から電気を作り出せ』 視点もあわせて考えていきました。水俣を長年見つめてき ■放送:総合/5月10 日 (木)午後 7:30 ~7:56 た石牟礼道子さんや6月11日に亡くなった原田正純さん 原 発事故を受けて、 からのメッセージも交え、 熊本出身の姜尚中さんとともに、 いま「海洋発電」に注目 環境汚染と人間について現地・水俣から問いかけました。 が集まっています。波や 潮流の力を利用する海 洋 発電は、同じ自然エ ネルギーである太陽光や風力よりも安定して発電できる とされています。このため欧米では数年前から実用化を 目指した開発競争が始まっています。特にイギリスは数々 クローズアップ現代 『水俣病“真の救済”はあるのか ~石牟礼道子が語る~』 ■放送:総合/ 7月 25 日 (水)午後 7:30 ~7:56 の優遇政策をもうけ開発をリード。試験的に電力供給も 始めています。EU 全体では 2020 年までに海洋発電で 原発およそ5 基分の電気をまかなう計画。一方、日本は、 まだ国の導入目標はなく、開発環境も整っていません。 実用化を目指す日本企業は苦戦を強いられており、その なぜ、いつまでたっても国と被害者の溝は埋まらない 1つ、川崎重工は、日本を離れイギリスで技術開発・実 のか。故郷熊本で水俣病公式確認前から発信を続けて 用化を進める決断をしました。世界で開発が進む海洋 きた作家、石牟礼道子さんを国谷キャスターが訪ね、ロ 発電の可能性と、日本での導入・実用化への課題を探り ングインタビューを行いました。 ました。 復興サポート 『福島発 エネルギーシフト』 ■放送:総合 5月13 日 (日)午前 10:05 ~10:48 今、福島では、原発 ETV 特集 『原田正純 水俣 未来への遺産』 ■放送:E テレ/11月 4 日 (日)午後10:00 ~10:59 に代わって自然エネル ギーによる新たな産業 を育てようという動きが 始まっています。福島沖 半世紀にわたって水 に「海に浮かぶ風車」 を並べる洋上風力発電や、沿岸の 俣 病に向き合 い 続け、 農地を活用したソーラー発電、温泉の熱を利用した発電 2012 年 6月に亡くなっ など、注目のプロジェクトが続々登場! 漁業や農業とも た医師・原田正 純さん 連携した新しいビジネスモデルを生みだそうとしています。 の人生と、その言葉を振 “原発後”の未来をどう作っていくのか。専門家とともに話 り返り、私たちに残したものを見つめ直しました。 し合いました。 エネルギーの課題に向き合う クローズアップ現代 『眠れる熱エネルギーを活用せよ』 東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所 ■放送:総合 5月 24 日 (木)午後 7:30 ~7:56 の事故の影響が続き、エネルギー供給の不安定さが課 この夏の電力不足が話題となる中、エネルギーをもっ 環境報告書 2013 6 環境に関する放送番組やイベント と有効に利用しようとい う動きが広がっています。 その鍵を握るのが「熱」 の有効利用。 「 省エネ大 国」 と自負してきた日本で しのぎを削ります。未来を大きく変える可能性を秘める 「シェール革命」 、その最前線の攻防を追いました。 『エネルギーシフトへの挑戦 エイモリー・ロビンスからのメッセージ』 すが、燃料などのかたちで消費するエネルギーのうち実 ■放送:総合/12 月 29 日 (土)午前 9:00 ~ 9:58 に3 分の2が使われることなく「排熱」 として捨てられて 太陽の光や風など、天 います。その排熱を冷暖房などに使うコージェネレーショ からあまねく注がれる自 ンというシステムの導入が、原発事故以来、企業の間で 然の力。これを「炎のな 急速に進んでいます。また排熱を繰り返し利用すること い新たな火」 とし、化石 で、工場などのエネルギー消費を劇的に減らす技術の開 燃料や原子力に代わる 発も進んでいます。地中熱や下水熱など、足元に埋もれ 主要な電力・エネルギー源とすることを提唱しているのが、 ている熱のエネルギーを利用しようという取り組みも始ま 米国エネルギー学者のエイモリー・ロビンス氏です。原発 りました。従来の常識を越えた驚異的なエネルギー利用 事故後の日本こそが、エネルギーシフトの最前線となり、 の最前線に迫りました。 日本の技術力がそれを実現可能にするといいます。ロビン 地球アゴラ 『電気とどう向き合う?』 ■放送:BS1/ 7月 8 日 (日)午後10:00 ~10:49 ニュージーランドでは、高校生が温度差を利用した画 期的な発電装置を発明! アメリカではダンスで発電す ス氏が日本の再生可能エネルギー導入の現場を歩き、エ ネルギーシフトへの道筋をともに考えていきました。 クローズアップ現代スペシャル 『エネルギー大変革 ~岐路に立つ日本の資源戦略~』 るなど、新たな発想による発電法に注目しました。また、 ■放送:総合/2013 年1月7 日(月)午後 7:30 ~ 8:43 ただの廃棄物だったもみ殻で発電するインドの村や、主 2013 年は、日本のみならず世界的にも“エネルギー” 婦たちが太陽光発電を進める村など、世界の“ 電気の地 が最大の関心事になっています。福島第一原発の事故に 産地消”の例を見つめました。 よって原子力への信頼は揺らぎ、各国は原発政策を見直 クローズアップ現代 『 “シェール革命”の衝撃』 し始めています。一方、新たなエネルギー源として脚光を 浴びるのが、アメリカ発のシェールという新たな石油やガ ス。その莫大な埋蔵量は、中東を中心に形成されてきた ■放送:総合/10 月 25 日 (木)午後 7:30 ~7:56 エネルギーのパワーバランスや、国家間の安全保障まで アメリカで生 産が急 揺るがそうとしています。“シェール革命 ”は、まるでドミノ 増する新しい地下資源、 倒しのように世界を駆け巡り、その影響は原発の代替エ シェールオイルとガス。 ネルギーの確保が至上命題となった日本にも及びます。 従来の化石燃料をしの 番組は世界各地で始まったエネルギー変革の最前線を ぐ埋蔵量を持つエネル 取材。スタジオに招いた専門家との議論を通じ、激変す ギー源の登場で、世界が大きく変わろうとしています。こ る世界のエネルギー事情の中で日本がとるべき道を探り の新しい資源は、地下の固い岩盤(=シェール層) に含ま ました。 れ、利用は困難とされてきましたが、技術革新が採掘を 可能にしました。莫大な埋蔵量を誇るアメリカは、いち早 く実用化に成功し経済効果に湧いています。さらに、石 油の中東依存からの脱却も可能となり、今後、世界のパ ワーバランスは激変すると見られています。日本では、秋 田にあるシェール層で実用化実験がスタート。将来の 利権を狙う商社やメーカーも技術開発に次々と参入し、 7 環境報告書 2013 NHK スペシャル 『シリーズ日本新生「どうするエネルギー政策」 』 ■放送:総合/2013 年 2 月16 日 (土) 午後 7:30 ~ 8:45/午後 9:00 ~10:13 いま、日本のエネルギー政策が問われています。当面 の安全対策に乗りだす 一方、脱原発も打ち出し ました。原発事故を世界 はどう受け止めたのか、 取材しました。 の焦点は運転を停止したままの原発の再稼働。国の原 NHK スペシャル 表しました。一方、原発の停止によってフル稼働する火 『東日本大震災 原発の安全とは何か ~模索する世界と日本~』 力発電の燃料費は、震災前と比べ年間 3 兆円余り増加。 子力規制委員会は1月、新たな安全基準の骨子案を公 再生可能エネルギーは、固定価格買取制度を追い風に ■放送:総合/5月19 日 (土)午後 9:30 ~10:19 伸びていますが、発電量に占める割合は約 3%にすぎま 東電・福島第一原発 せん。どのようなエネルギー構成を目指すのか、生放送 事故の後、世界各国で で徹底討論しました。 原発の安全をどう確保 BS 世界のドキュメンタリー 『シリーズ エネルギー消費を考え直す 「クリーンテクノロジーは地球を救うか」 』 するか、議論が続いてい ます。 「原発推進」 を掲げ るアメリカでは、NRC・原子力規制委員会が事故を検 証。どこまで安全対策を強化するか、公開の場で議論を ■放送:BS1/2013 年 3月14 日(木)午前 0:00 ~ 0:49 闘わせています。スイスは、事故後すぐに数々の安全対 クリーンテクノロジー (環境技術) は、いまや最も注目さ 策を強化しながら、 脱原発を決めました。一方、 日本では、 れる市場。ビル・ゲイツらも巨額を投入し、ベンチャー企 政府が新たな安全基準を決定し原発の運転再開を目指 業への投資額としてはITや医療機器を抜き、 トップとなっ していますが、進め方や安全性に疑問の声もあがってい ています。これからのクリーンテクノロジーは、大規模に ます。こうした課題を取材しました。 導入されるために大きな利益を生み、環境への貢献度も 高いとされています。オランダや中国の実際のケースを取 り上げ、世界で急速に進む技術革命の舞台裏に迫りまし た。 原子力と放射能汚染の 課題を考える ETV 特集 『除染と避難のはざまで~父親たちの 250 日~』 ■放送:Eテレ/5月20 日 (日)午後10:00 ~10:59 環境中から放射性物 質を除去する 「除染」 。 今、 除染がまるで進んでいま せん。不安におびえる住 福島第一原発の事故の真相に迫る番組や、除染・放 民は帰還を諦め、残って 射性廃棄物の処理など、環境に大きな影響を及ぼす問 いる住民の中からも移住する動きが出てきています。福島 題を様々な角度から掘り下げました。 県南相馬市の石神第一小学校では、生徒が半数以下に ETV 特集 『世界から見た福島原発事故』 ■放送:E テレ/4 月29 日 (日)午後10:00 ~10:59 東京電力・福島第一原発の事故は、原発を持つ世界 の国々にも衝撃を与えました。今、事故からどんな教訓を くみ取るか、分析が行われています。米国 NRC(原子力 激減。町には高齢者の姿が目立ちます。原発事故の被災 地で地域崩壊が始まろうとしています。なぜ 「除染」 は膠着 (こうちゃく) 状況に陥っているのか。原発事故で存亡の岐 路に立つ地域の苦悩を描いたドキュメンタリー。 NHK アーカイブス 『シリーズ環境(3)放射性廃棄物と向き合う』 規制委員会)では、緊急チームが報告書を作成。原発 ■放送:総合/ 7月1日 (日)午後1:50 ~3:00 の安全性の向上を巡って議論を進めています。スイスは 環境問題としての放射性廃棄物の問題を見つめまし 「フクシマの教訓」 というリポートを公表し、いち早く数々 た。福島の事故以来、私たちは、いったん放射性物質に 環境報告書 2013 8 環境に関する放送番組やイベント 汚染された場合の環境被害の深刻さを突きつけられて 大幅に遅れ、不信や対 いますが、今後も廃炉や放射性廃棄物の処分など大き 立が渦巻いています。原 な困難が待ち構えています。番組では、NHK アーカイブ 発事故で地域崩壊の瀬 スに残されている日本初の原子炉解体を記録したNHK 戸際に立たされる福島 特集や、使用済み核燃料の問題を取材したクローズアッ から報告しました。 プ現代を視聴し、世界や日本の貴重な過去の実例ととも に半減期まで長い歳月が必要となる放射性廃棄物特有 の問題と改めて向き合い、 こうした環境汚染を防ぐに NHK アーカイブス 『飯舘村に生きる ~“までいな村”復興をめざして~』 はどうしたらいいか考えま ■放送:総合/11月 25 日 (日)午後1:50 ~3:00 した。 福島第一原発の事故で全村避難を余儀なくされた福 島県飯舘村。6000人あまりが暮らす阿武隈山地の村 は、震災が起きるまで、特産の飯舘牛や、高原野菜など で知られ、日本で最も美しい村のひとつにも数えられて いました。村のキャッチフレーズは“までい”。地元の言葉 で、 「丁寧に」 「 真心こめて」 といった意味で、都会と比べ NHK スペシャル 『原発事故調 最終報告 ~解明された謎・残された課題~』 ■放送:総合/ 7月 24 日 (火)午後10:00 ~10:49 れば物質的には貧しくとも、スローライフを楽しみながら ゆったりと暮らす、心豊かな村を目指していました。その 美しい故郷は、見えない放射能で汚染され、人々は帰 還できずにいます。 NHK アーカイブスには、かつての飯舘村を取材したド 世界最悪レベルの放 キュメンタリーが残っています。そこには、冷害や過疎に 射能汚染を引き起こし、 苦しむ山村でありながら、進取の精神と思いやりの心を 今なお多くの人々に避難 もって、世界とつながってきた村の姿がしっかりと記録さ 生活を強いている福島 れていました。震災から1年 8か月。番組では、福島の声 第一原発事故。事故後、 を世界に届けることを目的に11月9日~11日に開かれた 政府と国会そして民間による3つの原発事故調査が始ま 「ふくしま会議」 の開催にあわせて、いま、飯舘村の人々 りましたが、7月23日に政府原発事故調の最終報告が が、どのようにこの放射能汚染に立ち向かい、“までいな 公表され、全ての調査報告が出そろいました。番組では 村 ”の復興をめざそうとし 3つの事故調の代表が、初めてひとつのテーブルを囲み、 ているのかを取材し、福島 明らかになった原発事故の真相や、残された課題につい の今を見つめました。 て徹底議論しました。 NHK スペシャル 『東日本大震災 除染 そして、イグネは切り倒された』 ■放送:総合/10 月 7 日 (日)午後 9:00 ~ 9:49 福島県南相馬市。阿武隈おろしの強風から家を守る ための「イグネ」 と呼ばれる屋敷森を持つ家が多い地域 です。最近、イグネを伐採する家が相次いでいます。原 発事故で飛散した放射性物質が木に付着し、周辺の放 NHK スペシャル 『東日本大震災 「空白の初期被ばく ~消えたヨウ素 131 を追う~」 』 射線量が落ちないためです。2012 年、政府は法律を施 ■放送:総合/2013 年1月12日(土)午後 9:00 ~10:13 行し、汚染地域の除染に乗り出しました。しかし、除染は 福島原発事故で広がったヨウ素131は被ばくすると甲 9 環境報告書 2013 状 腺がんの原因になり えます。しかし国は、事 故直後に最も警戒すべ きこの放 射性物質の拡 散や住民の被ばく量の か、検証しました。 地球温暖化や気候変動の 問題を考える 測定に失敗。そのため、影響を受けやすい子どもを抱え 大自然の変化を通して、地球環境にとっての大きな課 た親の不安は今も高まり続けています。不安に応えようと 題である地球温暖化や気候変動の問題を見つめました。 汚染実態を追跡してきた科学者たちは、ヨウ素がセシウ ムとは異なる広がり方をしたことを突き止めました。事故 初期のヨウ素被ばくの空白に迫った最新調査を報告しま した。 サイエンス ZERO 『密着! 福島第一原発 知られざる廃炉への道』 NHK スペシャル 『フローズンプラネット』 第 1 回「氷の王国の生きものたち」 ■放送:総合/8 月 25 日 (土)午後 9:00 ~10:13 第 2 回「激変する氷の大自然」 ■放送:総合/8 月 26 日 (日)午後 9:00 ~ 9:49 ■放送:Eテレ/2013 年 3月3 日(日)午後11:30 ~ 0:00 北極と南極、2つの極地の大自然を圧倒的な映像美 福島第一原発の事故か とスペクタクルで描く大型自然ドキュメンタリー。プラネッ ら2 年。毎日3000人もが、 トアースに続くBBCとの国際共同制作。第1回は、ホッ 廃炉に向けた作業に奮闘し キョクグマの闘い、皇帝ペンギンの極寒の子育て、シャチ ているにも関わらず、すべて の驚異の狩り、世界初の「死のつらら」 まで、3 年の長期 が完了する予定は、なんと40 年後! なぜ、ここまで途 にわたって氷の王国の動物たちや自然に密着しました。第 方もない時間が必要なのでしょうか? サイエンスZERO 2回は、氷河の大崩壊、ホッキョクグマ母子の試練、そし は、これまで伝えられてこなかった現場の過酷な状況に て南極の火山で発見された氷の洞窟まで、かけがえのな 密着。そこで見たのは、複雑怪奇に入り組んだ大量のガ い極地の自然と、そこに急激に迫る危機を伝えました。 レキと、 一進一退を繰り返す技術者たちの闘いでした。 「史 上最も難しい、片づけ作業」 。その内実に迫りました。 NHK スペシャル 『3.11 あの日から 2 年 メルトダウン 原子炉“冷却”の死角』 ©BBC ■放送:総合/2013 年 3月10 日(日)午後 9:00 ~ 9:58 スーパープレゼンテーション 東 京電力福島第一原子力発電所の事故が、なぜ、 『アル・ゴア登場! 地球を救う15 の方法』 どのように起きたのか。事故から2 年たったにも関わら ■放送:Eテレ/11月19 日 (月)午後11:00 ~11:24 ず、今なお謎と課題は残されたままです。 「メルトダウン」 米クリントン政権下で副大 シリーズでは、現場への徹底取材と専門家のシミュレー 統領を務めたアル・ゴア。気 ションから、事故の要因となった新事実を発掘。大きな 候変動への取り組みが高く評 反響を得てきました。今回、新たな取材から、原発の安 価され、2007年にノーベル 全性の根幹に関わる驚くべき事実が浮かび上がってきま 平和賞を受賞しました。その した。世界最悪レベルの事故は本当に防げなかったの きっかけとなったのが、環境問 ©TED 題や地球温暖化対策の必要性を訴えた映画「不都合な 真実」 。映画の公開前、ゴアは TEDの舞台に立ちました。 ジョークを連発、豊富なデータを駆使したスライド、そし て迫力ある話術。名だたるプレゼンの名手が、個人でも できる気候変動への取り組みを訴えました。 環境報告書 2013 10 環境に関する放送番組やイベント クローズアップ現代 『南極大陸が解ける?~温暖化調査 最新報告~』 ■放送:総合/2013 年1月29 日(火)午後 7:30 ~7:56 地球上に存在する氷 生き物探しをしたり、カヌーで川 下りをしながら、陸と海をつなぐ 川の役割を知り、川がいのちを 育むしくみを学びました。 の実に90%を占める南 極の氷床。たった1%と けるだけで地球全域の 海水面が 60㎝も上昇す NHK アーカイブス 極」 の氷床は岩盤の上に厚くのっていて気温も低いため、 『世界自然遺産 知床~紅葉の秋・つながる命~』 ると言われています。これまで南極の大半を占める「東南 多少の気候変動に対しては安定だと考えられてきました。 ■放送:総合/10 月 21日 (日)午後1:50 ~2:55 しかし、最新の観測や研究で東南極の氷床が想像以上 10月、みごとな紅葉に包まれる知床の森。北海道東 に変動する可能性が次々と明らかに。地球温暖化が進 部・オホーツク海に突き出した半島は、絶滅危惧種のオ むと、氷床の減少を一気に加速させる意外なメカニズム ジロワシをはじめ生物多様性の宝庫として知られ、2005 が働くこともわかってきました。日本の極地研が撮影し 年には世界自然遺産に指定されています。中でもヒグマ た未公開調査映像などをもとに、南極の氷床がどうなっ の生息密度は世界的にも高く、川沿いに二百頭余りが暮 ているのか、また海水面の上昇への影響を伝えました。 らしています。NHK アーカイブスには、1年にわたって知 生物多様性について考える 床半島に暮らすヒグマの親子に密着し、生態を記録した 貴重なドキュメンタリーが残されています。厳しい自然の 中で母グマの愛情を受けて成長していく子グマ「カムイ」 豊かな自然のなかで、多様ないのちがつながりあう生 の物語です。母グマから川での泳ぎ方やクマ社会の掟を 物多様性を守る大切さを伝えました。 習い、秋、故郷の川に遡上してくるカラフトマスを自分の NHK スペシャル『奇跡の湿原 尾瀬』 ■放送:総合/8 月19 日 (日)午後 9:00 ~ 9:49 力で捕まえようと必死の子グマ。知床の四季の中に、自 立までの日々が丹念に取材されています。番組では、10 月6日に行われた「知床紅葉ウォーク」の現場に、桜井 群馬・福島・新潟の キャスターが出向き、美しい紅葉の中で、ヒグマをはじめ、 3 県にまたがる「尾瀬」 。 海・川・森の生態系のダイナミックなつながりが生んだ 緑の草原に透明な水を 知床の大自然の魅力を語り合い、貴重な世界自然遺産 たたえる池が点在する天 を守っていくことの大切さを改めて見つめました。 空の楽園です。夏の朝、 空には霧と太陽の偶然から「白い虹」が姿を現します。 夜、天の川が鏡のような池の水面に映り込みホタルが舞 い、春になると白い雪原が、紅に染まる謎の現象が起こり ます。そこには雪の下で繰り広げられる不思議な生態系 があることが、最新の研究で分かってきました。冬から夏 にかけての尾瀬に密着。数々の奇跡の光景の秘密に迫り ました。 げんばるマン『いのちつながる川』 ■放送:E テレ/9 月 26 日 (水)午前 9:50 ~10:00 アジアの環境問題を見つめる 地球イチバン 『地球でイチバン荒れ地と闘う人たち ~中国・黄土高原~』 昔から護岸の樹木を生かした川作りが行われ、全国で ■放送:総合/11月 8 日 (木)午後10:00 ~10:48 も有数の生き物の数を誇る、自然豊かな川・夷隅川。上 毎年春、日本にも大量に飛んでくる「黄砂」 。その一部 流から河口までを、地元の案内人に教えてもらいながら、 は、中国・黄土高原からです。映画「黄色い大地」 でも知 11 環境報告書 2013 られる、荒涼たる不毛の大地。中国の人々は長い間、そ す。夢の島にゴミを運ぶ船の積み込み現場や、50 年後 の大地に苦しんできました。それを緑豊かな土地に変え にいっぱいになってしまう「最後のゴミ処分場」 も巡り、東 る壮大な挑戦が進んでいます。目をつけたのは、誰も見 京湾のゴミ拾いも体験。きれいな地球を作るために、何 向きもしなかった“ 雑草 ”。一見役に立たないように見え ができるか考えました。 る雑草が、土の飛散と大地の崩壊防止に大きな効果をあ げています。広大な荒れ地に挑戦する人々の知恵と営み を取材しました。 地球アゴラ 『ゴミを減らしてハッピーライフ』 ■放送:BS1 9 月 23 日 (日)午後10:00 ~10:49 インドネシアのジャワ島中部の村では、人々が集めた 資源ゴミを通称 “ゴミ銀行 ”で換金して貯金する仕組み を、地元 NGOが創設。ゴミに対する人々の意識が変わ り、放置ゴミが劇的に減少しました。また、ゴミ排出量世 クローズアップ現代 『中国発 越境する PM2.5』 ■放送:総合/2013 年 2 月26 日(火)午後 7:32~7:58 2013 年に入り、中国の “ 最 悪レベ ル ”の 大 気 汚 染の影響により、にわかに 注目を集める粒子状物質 「PM2.5」 。1990 年代から 界一といわれる米国では、その4 割を占める包装容器を 一切使わないスーパーが登場。製造・流通、保存法を見 直してまで始めた試みは広がるのか見つめました。 モリゾー・キッコロ 森へいこうよ! 『めざせ! ゴールドナチュラリスト 森を愛するモリンピック』 ■放送:E テレ/9 月 29 日 (土)午前 7:15 ~7:30 ロンドンオリンピックの熱い戦いに負けてはいられない 本格的に研究が始まったPM2.5は、煤や有害な化学物 と、 プロナチュラリストの佐々木洋さんが森の祭典“モリン 質を含み、肺炎、ぜんそくなどを悪化させ、肺がんのリス ピック”を開催。植物の名前を当てたり虫集め競争をした クを高めるとの報告もあります。このPM2.5がなぜ今、中 り熱戦を繰り広げました。最終競技は絶滅の危機にある 国で深刻化しているのか。現地からの報告で、その実態 “川に住むタツノオトシゴ ”を探せという超難題。果たして に迫りました。一方で懸念されているのが日本への“ 越境 この魚を見つけて大切に見守れるのでしょうか。楽しみな 汚染 ”。春先から発生する黄砂が PM2.5を付着して飛来 がら、子どもたちに森を守ることの重要性を伝えました。 することも最新の研究で指摘され始めています。PM2.5 の観測、研究の最前線と共に、かつて公害に悩んだ自治 体、企業が、中国の大気汚染対策に乗り出そうとする姿 も伝えました。 エコを身近に考える げんばるマン『きれいな地球は誰がつくる?』 ■放送:E テレ/9 月12 日 (水)午前 9:50 ~10:00 東北発☆未来塾 『公開イベントシリーズ 稲本&ニコル 森を活かすチカラ』 ■放送:Eテレ/2013 年 3月 8 日(金)午後11:30 ~11:50 40 年 以 上世界の森 を回り“ 木育 ”に力を入 れている稲本正さん。震 災後、被災した子どもを 東京の都心を流れる神田川をボートで巡り、人の暮ら 長 野の森に招いてきた しが環境汚染にどう影響しているかを調べました。下水 C.W.ニコルさん。今ニコルさんは津波の被害を受けた宮 道が完備され、川はきれいになりつつありますが、それ 城県東松島市に「森の学校」 を作る計画を進め、稲本さ でも取り除けないのが家庭の台所から出る油だといいま んも協力しています。森の中に木造の小中学校を作り、命 の大切さを知り、国語や数学も森の中で体験しながら学 ぼうというものです。歌手・加藤登紀子さんが賛同し、校 歌も生まれた現場を取材しました。 環境報告書 2013 12 環境に関する放送番組やイベント サキどり 環境に関する放送番組 ��������������������������������������������������������������������������������� ㈰/午前 8:25~ 4月2 2日 減塩・低カロリー!食育は町ぐるみで 5月 6日 医療!エネルギー!スゴイぞ 虫パワー 5月27日 広がる!再生可能エネルギー 総合テレビの主な番組 7月15日 あなたの知らないウナギの話! NHK スペシャル............................................................................ 午後 9:00 ~ 11月11日 激震!新ブランド米登場★コメ市場を未来予想? 1 2 月 9日 続報!新ブランド米 戦国時代 3月 3日 IT で 農業発展 あら仰天 5月19日㈯ 東日本大震災 「原発の安全とは何か~模索する世界と日本~」 7月24日㈫ 原発事故調 最終報告 ~解明された謎・残された課題~ 8月19日㈰ 奇跡の湿原 尾瀬 8月25日㈯フローズンプラネット 「第1回 氷の王国の生きものたち」 8月26日㈰ フローズンプラネット 「第 2 回 激変する氷の大自然」 1 0月 7日㈰ 東日本大震災 「除染 そして、イグネは切り倒された」 11月25日㈰ 大海原の決闘!クジラ対シャチ 1 2 月 9日㈰ ヒマラヤ8000m 峰 全山登頂に挑む 1月12日㈯ 東日本大震災 「空白の初期被ばく~消えたヨウ素131を追う~」 1月13日㈰ 世界初撮影!深海の超巨大イカ 2 月16日㈯ シリーズ日本新生「どうするエネルギー政策」 3月10日㈰ 3.11 あの日から2 年 メルトダウン 原子炉“冷却” の死角 クローズアップ現代.................................................... ㈪~㈭/午後7:30 ~ 5月10日㈭ 海から電気を作り出せ 5月24日㈭ 眠れる熱エネルギーを活用せよ 6月11日㈪“新たな節電” が日本を変える 7月25日㈬ 水俣病“真の救済” はあるのか ~石牟礼道子が語る~ 1 0月25日㈭“シェール革命” の衝撃 11月13日㈫ 眠れる日本の宝の山~林業再生への挑戦~ 1月 7日㈪ クローズアップ現代スペシャル エネルギー大変革 地球イチバン 11月 8日㈭ 午後10:00 ~地球でイチバン荒れ地と闘う人たち 特集番組 4月30日㈪ 午前 8:20 ~ キミたちの未来 僕たちの選択 ~時任三郎 世界エネルギーの旅~ 5月13日㈰ 午前10:05~復興サポート 「福島発 エネルギーシフト」 8月15日㈬ 午後10:00 ~トキ誕生 〜36 年ぶりの奇跡を支えた男たち〜 9月17日㈪ 午前 8:15~ 光る森「神秘の発光を追う」 1 2 月29日㈯ 午前 9:00 ~ エネルギーシフトへの挑戦 エイモリー・ロビンスからのメッセージ 1月 1日㈫ 午前 7:20 ~ 奇跡の庭 京都・苔寺 1月 2日㈬ 午前 7:20 ~ さわやか自然百景 新春特集 「日本列島 山々にきらめく生命 (いのち)」 1月 3日㈭ 午後7:30 ~ 福山雅治 最後の楽園を行く ~大自然へ 新たな旅が始まった~ NHK アーカイブス................................................................㈰/午後1:50 ~ 6月10日 シリーズ環境 (1) 地球サミットから20 年 めざせ! グリーンエコノミー 6月24日 シリーズ環境 (2) 水俣からの問いかけ 7月 1日 シリーズ環境 (3) 放射性廃棄物と向き合う 1 0月21日 世界自然遺産 知床~紅葉の秋・つながる命~ 11月25日 飯舘村に生きる~ “までいな村” 復興をめざして~ ~岐路に立つ日本の資源戦略~ 1月29日㈫ ~中国・黄土高原~ 南極大陸が解ける? ~温暖化調査 最新報告~ 2 月26日㈫ 中国発 越境するPM2.5 2 月27日㈬ 密着レアアース調査船~ “脱中国” はできるか~ E テレの主な番組 ETV 特集................................................................................ ㈰/午後10:00 ~ 4 月29日 週刊ニュース深読み............................................................ ㈯/午前 8:15~ 世界から見た福島原発事故 5 月20日 4月 7日あなたの不安なくせますか? 除染と避難のはざまで~父親たちの 250日~ 1 1月 4日 原田正純 水俣 未来への遺産 ~食品の放射性物質に新基準~ 6月30日 ニッポンの電力が変わる? どうなる自然エネルギー 2 月16日 どうすりゃいいの!? 謎の汚染物質 PM2.5 13 環境報告書 2013 ふしぎがいっぱい 5 年������������������������������������������� ㈫/午前 9:35~ 9:45 理科の教科番組「川とつきあう」 「海の水って?」 「ウナギのなぞにせまれ」など ふしぎがいっぱい 6 年.......................................... ㈫/午前 9:45~ 9:55 特集番組 理科の教科番組「火山の力」 「地球をめぐる水」 「つながる命」など 5月27日 科学っておもしろい! 科学技術映像祭入選作品より げ んばるマン............................................................................㈬/午前 9:50 ~ 9 月12日 9 月26日 きれいな地球は誰がつくる? いのちつながる川 ※「風を集めて“レンズ風車” 未来への挑戦」 震災後に代替エネルギーとして注目される 風力発電の最先端技術を紹介した「第 53 回科学技術映像祭」 の文部科学大臣賞受 賞作品 (RKB 毎日放送制作) を放送。 7月 8日 モリゾー・キッコロ 森へ行こうよ! 特別編「海を越えたメッセージ」 モリゾー・キッコロ 森へ行こうよ!.............. ㈯/午前 7:15~7:30 8月14~17日 シンサイミライ学校 愛・地球博のキャラクター・モリゾーとキッコロが、森を通して、自然環境の大 ※子どもたちに「自分の命は自分で守る」 ことを教える防災教育の番組。 切さを伝える。 11月19日㈪ 午後11:00 ~ スーパープレゼンテーション アル・ゴア登場! 地球を救う15 の方法 地球ドラマチック....................................................... ㈯/午後7:00 ~7:45 3月 8日 4月 7日 稲本&ニコル 森を活かすチカラ」 4月14日 動物はどこまで賢いのか? 東北発☆未来塾「公開イベントシリーズ “新種” の生き物を探せ! ~マダガスカル 秘境の谷~ 4月21日 アフリカ 砂漠のミステリー ~謎のサークルの正体は?~ 6月30日 BS1 の主な番組 巨大竜巻を追え!~警報システム最前線~ 7月14日 スーパースパイダー~驚異!クモの世界~ BS世界のドキュメンタリー......................................... 午後 6:00 ~ 6:49 9月 8日 誰も知らないスカンクの話 5月29日㈫ 1 0月13日 巨大竜巻の謎に迫る 密着!都会のアライグマ~驚きの“進化”~ 11月 3日 ゴリラ愛情物語~家族の絆を見つめて~ BS世界のドキュメンタリー 11月10日 オドロキ!植物の知恵 シリーズ 消費社会はどこへ?............................. 午前 0:00 ~ 0:49 ~守り・捕食・コミュニケーション~ 7月19日㈭ 脱・使い捨てプラスチック宣言! 3月 2日 異変!ホッキョクグマ~氷のない世界で生きる~ 7月20日㈮ 食品廃棄物は減らせるか 3月 9日 北米五大湖 湖底に眠る謎 BS世界のドキュメンタリー サイエンス ZERO........................................... ㈰/午後11:30 ~午前 0:00 シリーズ エネルギーのこれから....................... 午前 0:00 ~ 0:49 4月 8日 10月25日㈭ 本気で自然エネルギー! 10月26日㈮ 市民の“グリーン革命” 富士山 噴火の可能性は? ~巨大活火山の本当の姿~ 5月 6日 摩周湖 神秘の湖に迫る異変 5月27日 金環日食 太陽活動の謎を解き明かせ! BS世界のドキュメンタリー 6月 3日 地球に迫る 天体衝突の脅威 シリーズ 海と魚と人間と....................................... 午前 0:00 ~ 0:49 6月17日 海底下1000m! 巨大地震の謎を探る 1月10日㈭ 6月24日 植物パワーが未来を変える! 夢の人工光合成 7月 1日“絶滅魚” クニマス 7月29日 8月19日 知られざる生態に迫れ! 地震予知! 上空に現れた謎の異変 ウナギはどこへ行った? 8月26日 突然風速100メートル! 海の怪物 プラスチック BS世界のドキュメンタリー シリーズ エネルギー消費を考え直す............. 午前 0:00 ~ 0:49 3月12日㈫ カーター大統領の“ソーラーパネル” を追って 3月13日㈬ カーボン・ラッシュ 巨大竜巻はなぜ起きるのか ~ CO2 排出権ビジネスの実態~ 9月16日 最新報告!明らかになった巨大地震の全貌 3月14日㈭ クリーンテクノロジーは地球を救うか 1 0月21日 原発直下に活断層? 3月15日㈮ パワー・トゥ・ザ・ピープル “断層列島” とどう向きあうか 11月11日 ~グローバルからローカルへ~ バイオミメティクス 生物が秘める超絶能力をいかせ! BS1スペシャル 2 月 3日 湖に眠る 奇跡の堆積物 エネルギーシフトへの挑戦...................... 午後11:00 ~翌午前 0:49 2 月17日 闇夜にともし火?“光る森” のミステリー 11月 2日㈮ 3月 3日 密着! 福島第一原発 知られざる廃炉への道 第 2 部 2030 年の未来を描く 第1部 エイモリー・ロビンスからのメッセージ 環境報告書 2013 14 環境に関する放送番組やイベント BS1スペシャル 地球テレビ エル・ムンドの1コーナーとして .......................... 午後11:00 ~翌午前 0:49 海をわたる “震災漂流物” 6月13日㈬ 3月15日㈮ エコで経済的な住居“コンテナ・シティー” とは? 第1部「数奇な運命・奇跡の再会」 第 2 部「154万トンの行方を追え」 7月 3日㈫ ヨーロッパリポート エル・ムンドトーク 舘内 端(たてうち ただし)さん 日本 EVクラブ代表 地球アゴラ����������������������������������������������������������������������� 午後10:00 ~10:49 7月 8日㈰ 9月23日㈰ 8月29日㈬ アメリカリポート 電気とどう向き合う? アメリカ 電気自動車で挑戦!パイクスピーク2012 ゴミを減らしてハッピーライフ 10月25日㈭ ヨーロッパリポート 街の緑を救え! “ゲリラ・ガーデニング” COOL JAPAN 11月 6日㈫ エル・ムンドトーク 徳重 徹さん 電動バイク会社社長 ~発掘!かっこいいニッポン~���������������������������午後11:00 ~11:44 7月 8日㈰ 里山 地球テレビ エル・ムンド サマースペシャル 8月14日㈫ 生活体験部 笑顔の国 ツバル 完全版 ドキュメンタリーWAVE������������������������������������������ 午後10:00 ~10:49 3月 9日㈯ 原子力“バックエンド” 最前線 ~イギリスから福島へ~ 地球テレビ エル・ムンド ウインタースペシャル 1 2 月24日㈪ 成澤由浩のイタリア スローフード紀行 特集番組 スペースシップアースの未来������������������������������� 午後 9:00 ~10:49 3月20日㈬ BS プレミアムの主な番組 プロローグ にっぽん百名山���������������������������������������������������������� ㈪/午後7:30 ~8:00 ワールドWaveトゥナイトの1コーナーとして 6月21日㈭ THE FOCUS ㈭/午前11:00 ~11:30 ㈯/午前 6:30 ~7:00 (後期) ワイルドライフ����������� ㈪/午前 8:00 ~ 9:00 ㈪/午後 8:00 ~ 9:00 リオ+20 環境対策と経済開発はどう両立させるのか ㈭/午後4:00 ~5:00 8月21日㈫ (前期) 体感!グレートネイチャー������������������������� ㈯/午後7:00 ~8:30 THE FOCUS 揺れるドイツの自然エネルギー政策 1 0月 5日㈮ ㈫/午後5:00 ~ 6:30 (前期) ㈯/午後7:30 ~ 9:00 (後期) THE FOCUS ドイツ 脱原発 エネルギー効率向上への挑戦 11月 1日㈭ リポート ブルガリア原発巡り国民投票へ 1月16日㈬ リポート 産油国のエネルギー危機 驚き!地球!グレートネイチャー���������������������������������������������������������(随時) (前期) 晴れ、ときどきファーム!������������������������㈰/午後11:00 ~11:30 ~再生可能エネルギーの国際会議~ 2 月15日㈮ THE FOCUS ベトナム 深刻化する環境汚染 3月 5日㈫ ニュースカフェ ㈭/午後 0:30 ~1:00 (前期) ㈮/午後11:15~11:45 (後期) ㈮/午後 0:00 ~ 0:30 (後期) ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅 (後期) 俳優休業宣言 ディカプリオ環境問題への挑戦を語る 3月11日㈪ 世界の名峰グレートサミッツ��������������������������������������������������������������(随時) THE FOCUS .......................................................... ㈪~㈮/午前 7:00 ~7:10 震災から2 年 世界の原発は今① アメリカ 特集番組フローズン プラネット 最後の未踏の大自然 3月12日㈫ �������������������������������������������������4月7日㈯午後 9:00 ~ (第1集~第 6 集) THE FOCUS 震災から2 年 世界の原発は今② ドイツ 4月14日㈯午後 9:00 ~ 4月21日㈯午後 9:00 ~ ���� 4月23日㈪午後7:30 ~ ひらり 東北の春「東北 水輝く四季」 ワールドWave モーニングの1コーナーとして 世界!旅する!グレートネイチャー 究極の絶景スペシャル 4月 9日㈪ 世界の扉「黄砂の研究最前線」 6月20日㈬ 世界の扉「リオ+20 環境問題と開発の狭間」 世界!旅する!グレートネイチャー 究極の大冒険スペシャル 9月26日㈬ 世界の扉「米 トウモロコシ高騰の不都合なわけ」 9月28日㈮ 世界の扉 謎の巨大生物を追う 仲間由紀恵 小笠原の海をゆく ............................................................... 6月30日㈯午後7:30 ~ 「原子炉異常発見 ベルギー脱原発は加速するのか」 1 2 月 5日㈬ 世界の扉「ケニアの地熱発電開発 その期待と課題」 発見!体感!絶景・最上川紀行 まっさかり東北の夏 1 2 月 6日㈭ 世界の扉 ��������������������������������������������������������������� 7月25日㈬午後 9:00 ~ 「COP18 緊急提言 地球温暖化への処方箋」 2 月 4日㈪ 世界の扉「白く覆われる街 15 環境報告書 2013 ~中国大気汚染のメカニズムに迫る~」 .................................................................. 5月5日㈯午後7:00 ~ ................ 6月30日㈯午後 9:00 ~ 7月1日㈰午後 9:00 ~ 発見!体感!匠(たくみ)の輝き 北上川紀行 ����������������������������������������������������������������������������������� 10月25日㈭午後 9:00 ~ 発見!体感!戦国ロマン 千曲川紀行�������������11月1日㈭午後 9:00 ~ 発見!体感!サケ踊る紅葉の清流 石狩川紀行 ��������������������������������������������������������������������������������������� 11月5日㈪午後 8:00 ~ NHK ワールドの主な番組 発見!体感!古都を潤す 鴨川紀行��������������� 11月21日㈬午後 9:00 ~ ワイルドライフスペシャル 世界の野生動物 感動!命の輝き ���������������������������������������������������������������������������������������8月13日㈪午後 8:00 ~ ワイルドライフスペシャル 野生動物の家族 愛と絆の物語 NHKワールドTV NEWSLINE 〜 Insight 5月17日 ������������������������������������������������������������������������������������������ 1月1日㈫午後7:30 ~ ブラジル森林法改正の背景 6 月28日 太平洋を漂流するがれきの行方は ワイルドライフスペシャル 命の躍動!野生動物 狩りのドラマ 7 月19日 アジアライオン保護への努力 1 0月11日 日本に学べ、キリバスの防災対策 ��������������������������������������������������������������������������������������� 2 月11日㈪午後7:30 ~ 晴れ!ときどきファーム! “夏の里山!満喫スペシャル” Asia Insight �������������������������������������������������������������������������������������� 8月16日㈭午後 9:00 ~ 6 月 1日 村人が主役の水力発電 にっぽん百名山 グッとくる!東北のやま旅へ 6 月 8日 ������������������������������������������������������������������������������������10月27日㈯午後7:30 ~ 電力不足と格闘するネパール Journeys in Japan ようこそ雪山へ にっぽん百名山 6 月12日、19日 八重山紀行 冬限定プレミアム体験徹底ガイド.............. 3月2日㈯午後7:30 ~ Great Gear 大沢たかお 神秘の北極圏~光と闇の旅~ プロローグ 6 月21日「2012NEW 環境展」 を取材し、 ������3月31日㈰午後 8:00 ~ “もうひとつのフローズンプラネット” エネルギー関連の新製品・最新技術を紹介 Sustainable Fishing Villages 6 月3 0日 ラジオ第1の主な番組 ラジオあさいちばん������������������������������������������� ㈪~㈮午前 5:00 ~8:00 カナダ人環境社会学者が、 日本の漁業のあり方を探る Science View 7 月27日 資源になる !? 二酸化炭素を利用せよ 4月27日 “緑のカーテン” づくり ASIAN VOICES 7月 6日 電池のいらない電気自動車 2 月 7日 9月28日 今夏の電力事情・総決算 ほか 自転車は地球を救うか? NHKワールド ラジオ日本 土曜あさいちばん���������������������������������������������������������㈯午前 5:00 ~8:00 ラジオジャパンフォーカス 8月 4日 EV 車で挑む自動車レース 4 月19日 9月 1日 放鳥トキの追跡観察 5 月3 0日 公害乗り越えラムサール条約登録へ 1 2 月 8日 街路樹で見る都市の緑化 ほか 6 月20日 一か月で塩害から再生させる土壌改良剤 7 月 3日 テクノ&ビジネス 日本式エコトイレをタイの村へ 日曜あさいちばん��������������������������������������������������������� ㈰午前 5:00 ~7:55 「どこでも使える」 太陽光発電システム 5月20日 絵本で伝えるトキの復活 7 月 4日 動き出した “新たな節電” 6月17日 多摩川の復活を目指して ほか 7 月17日 工場の二酸化炭素で“絶品トマト” を作れ! 8 月21日 世界の再生可能エネルギー最前線 ① 私も一言!夕方ニュース������������������������������������ ㈪~㈮午後5:00 ~ 6:50 太陽光発電〜中国 6月 4日 ふるさとに希望を灯すホタルの光 8 月2 2日 6月 7日 ライチョウを守れ 洋上風力発電〜イギリス 11月 8日 北極の氷 観測史上最少 8 月23日 2 月28日 どうなってるの 地球温暖化 2012 年 7月23~27日、30 ~8月4日、6 ~7日、22~25日、27~31日 身近な環境から温暖化や地震など地球規模の環境問題まで、科学の分野の専門家が、 期間内で、質問に応じて、随時、子ども達の質問に回答した。 世界の再生可能エネルギー最前線 ③ 地熱発電〜インドネシア 8 月24日 夏休み子ども科学電話相談 世界の再生可能エネルギー最前線 ② 世界の再生可能エネルギー最前線 ④ 進むか? 日本の再生可能エネルギー開発 9 月 4日 ソーラー住宅世界大会 〜千葉大学・伝統と最新技術で勝負〜 1 2 月4日 眠れる日本の宝の山〜林業再生への挑戦〜 NHKジャーナル������������������������������������������������ ㈪~㈮午後10:00 ~11:00 1 2 月19日 環境特集 グリーン経済の行方① 6月12日 「干潟復活で豊かな海を取り戻せ」 岐路に立つ京都メカニズム 9月25日 「省エネ住宅を “馬” の活用で」 1 2 月20日 3月26日 「全国初 地熱発電の地表調査へ」 アマゾンの森再生とニュービジネス 1 月15日 環境特集 グリーン経済の行方② 汚泥を使って電力自給 環境報告書 2013 16 環境に関する放送番組やイベント 平成 24 年度 ( 2012 年) 【国内】コンクール受賞一覧 コンクール名 開催回数 部 門 ― ― 農業ジャーナリスト賞 第 27 回 ― 放送人グランプリ2012 第 11回 ― 放送文化基金賞 第 38 回 番組部門/テレビドキュメンタリー番組 放送文化基金賞 第 38 回 番組部門/テレビドキュメンタリー番組 放送文化基金賞 第 38 回 個人・グループ部門/放送文化 ギャラクシー賞 第 49 回 テレビ部門 ギャラクシー賞 第 49 回 テレビ部門 ギャラクシー賞 第 49 回 テレビ部門 ギャラクシー賞 第 49 回 テレビ部門 石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞 第12 回 文化貢献部門 科学ジャーナリスト賞 2012 平成24年度「地方の時代」映像祭 ― 放送局部門 平成24年度「地方の時代」映像祭 ― 放送局部門 ATP賞テレビグランプリ 第 29 回 平成24年度文化庁芸術祭 ― アース・ビジョン 地球環境映像祭 20+1 ― ドキュメンタリー部門 テレビ/ドキュメンタリー部門 ― 平成 24 年度 ( 2012 年) 【国際】コンクール受賞一覧 コンクール名 ヒューゴ・テレビ賞 フランス鳥類・自然映像祭 国際野生生物フィルムフェスティバル 開催回数 第 48 回 部 門 賞 調査報道/ニュースドキュメンタリー部門 銀ヒューゴ賞 ― ― グランプリ 第 35 回 ― 優秀撮影 グラフィック賞 インターメディア グローブ銀賞 (カテゴリー2 位) ワールド・メディア・フェスティバル2012 ― ドキュメンタリー番組部門:調査と科学カテゴリー 2012 年「ジャクソンホール科学メディア賞」 ― 生活科学番組部門 最優秀生活科学 番組賞 2012 年「モンタナシネ国際フィルムフェスティバル」 ― 土地利用問題部門 撮影に対する 名誉言及賞 2012 年「モンタナシネ国際フィルムフェスティバル」 ― 水問題部門 撮影に対する 名誉言及賞 自然部門 高評価賞 マッツァル国際ネイチャーフィルムフェスティバル 第 10 回 中国ドラゴン賞 第7回 技術開発部門 銀賞 中国ドラゴン賞 第7回 自然&環境部門 銅賞 AIB 国際メディアコンクール 第8回 国内時事問題ドキュメンタリー番組部門 最優秀賞 17 環境報告書 2013 賞 番組名等 科学ジャーナリスト大賞 ETV 特集 「原発事故への道程 前・後編」 農業ジャーナリスト賞 ETV 特集 「原発事故に立ち向かうコメ農家」 グランプリ 「ETV 特集」を舞台に、 「原発事故への道程」 「ネットワークでつくる放射能汚染地図」など、東日本大震災と 原発事故が日本の社会に何をもたらすのかを問い続ける一連の仕事に対して 優秀賞 NHK スペシャル 「クニ子おばばと不思議の森」 テレビドキュメンタリー番組賞 NHK スペシャル 「シリーズ原発危機 知られざる放射能汚染〜海からの緊急報告〜」 ETV 特集 「ネットワークでつくる放射能汚染地図」シリーズの制作に対して 特別賞 ETV 特集 「ネットワークでつくる放射能汚染地図」シリーズ 選奨 ETV 特集 「ネットワークでつくる放射能汚染地図〜福島原発事故から2か月〜」 選奨 NHK スペシャル 「シリーズ原発危機 知られざる放射能汚染〜海からの緊急報告〜」 選奨 ETV 特集 「花を奉る 石牟礼道子の世界」 大賞 ETV 特集 「花を奉る 石牟礼道子の世界」 優秀賞 金とく 「模索 〜原発ができなかった町で〜」 選奨 ETV 特集 「花を奉る 石牟礼道子の世界」 奨励賞 ETV 特集 「原発事故に立ち向かうコメ農家」 大賞 NHK スペシャル 「メルトダウン 連鎖の真相」 子どもアース・ビジョン大賞 金とく 「模索 〜原発ができなかった町で〜」 賞(英語) 番組名等 Silver Hugo ETV 特集 「ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から2か月~」 Grand Prix NHK スペシャル 「ホットスポット 最後の楽園 第 4 回 ニュージーランド 飛べない鳥たちの王国」 Merit Awards (Merits for Cinematography and Graphics) ワイルドライフ 「アリューシャンマジック クジラと海鳥 驚異の大集結」 Intermedia-globe SILVER ETV 特集 「ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から2 か月~」 Best Life Science Program NHK スペシャル 「ホットスポット 最後の楽園 第 4 回 ニュージーランド 飛べない鳥たちの王国」 Honorable Mention for Cinematography NHK スペシャル 「クニ子おばばと不思議の森」 Honorable Mention for Cinematography NHK スペシャル 「仁淀川 青の神秘」 Highly Commended Diploma NHK スペシャル 「ホットスポット 最後の楽園 第5回 東アフリカ・神秘の古代湖 怪魚たちの大進化」 Silver Prize NHK スペシャル 「シリーズ 原発危機 メルトダウン~福島第一原発 あのとき何が~」 Bronze Prize NHK スペシャル 「ホットスポット 最後の楽園 第 1回 マダガスカル 太古の生命が宿る島」 Best domestic current affairs documentary NHK スペシャル 「飯舘村~人間と放射能の記録~」 環境報告書 2013 18 環境に関する放送番組やイベント 環境イベント 全国各地の「地球エコイベント」で 皆さまとともに「環境」について考えました 全国各地でイベントを開催し、参加者の皆さまとともに身の回りの環境や地球にやさしい暮らし方のア イデアなどについて考えました。イベントの模様は番組やホームページ「エコチャンネル」でも紹介しま した。 地球エコイベント 平成15 年度から番組やイベントなどを通して私たち どをテーマに、親子で楽しめる参加体験型の展示やワー クショップを開催。 また、環境・自然科学に関連した番組「モリゾー・キッ コロ 森へいこうよ!「ダーウ 」 ィンが来た!生きもの新伝説」 の身の回りの環境について考える「NHK 環境キャンペー 「NHK アーカイブス」 などのステージを通して、地球にや ン」を展開しています。10 年目を迎えた24 年度の環境 さしい暮らし方のアイデア・ヒントを来場者の皆さんとと キャンペーンでも、全国各地で「地球エコイベント」 を実 もに考えました。 施しました。地域固有のテーマ・課題等について取り上げ、 会場にはエコライフの象徴として流木や間伐材を用 全国 39 会場で 26万5 千人を超える方々に参加していた いた大きなツリーハウスを製作・展示したほか、イベント だきました。 で使用する電力の一部をバイオ燃料や太陽光、リユース 「ECO パーク 2012」 (東京都渋谷区) ■実施月日:2012 年 6月 2 日 (土)、3 日 (日) ■実施会場:NHK 放送センター 東京・渋谷のNHK 放送センターでは、6月の環境月 バッテリーで発電した再生可能エネルギーを活用するな ど、運営面からもECOを心がけました。 「ふるさと自然クイズ“出題王”決定戦!」 (兵庫県豊岡市) ■実施月日:2012 年 7月 29 日 (日) 間にあわせ「ECOパーク2012〜つなげよう!明日へ〜」 ■実施会場:日高文化体育館 を開催しました。 神戸局では、 今年 「円山川下流域・周辺水田」 がラムサー 東日本大震災以降、私たちの生活のあり方が大きく見 ル条約に登録されたことにあわせて、 「ふるさと自然クイ 直されている現状を踏まえ、 「節電・省エネルギー」 「エネ ズ“出題王”決定戦!」 を豊岡市と共同で実施しました。 ルギーシフト」 「リサイクル」 「環境・生物多様性の保全」 な イベントでは市内の小中学生から“ふるさとの自然 ”を 「モリゾー・キッコロ 森へいこうよ!」ワークショップの様子 19 環境報告書 2013 豊岡市の子供たちの“宝物”発表の様子 テーマにしたクイズを事前に募集し、特に面白いクイズを プに書き込んでいき、最後には自分だけのオリジナルマッ 考えた子供たちが、本番のステージでゲストのアメリカザ プを完成させました。 リガニのお二人に出題しました。円山川周辺に生息する また湿原探検の前後には、 NHKの放送番組「ダーウィ コウノトリに関するクイズや、水辺の生き物に関するクイズ ンが来た!」 を視聴したり、湿原を構成する主な植物のひ など、子供たちの自由な発想で楽しいクイズがたくさん集 とつ“ 葦(ヨシ) ”を使ったコースター作りにも挑戦するな まり、その中で、ゲストが最も面白いと思ったクイズを出 ど、実際に湿原の動植物と触れ合うことで、タイトル通り、 題した人が出題王に選ばれました。 湿原を“ 体感”しながら身近な環境問題について考えて また、地域の自然の“ 宝物 ”を発見する体験合宿も豊 もらいました。 岡市主催で実施され、ステージでは子供たちが気づいた 自然の大切さについて発表が行われました。 会場には、 子供たちのご家族やお友達、 ご近所の方々 などが来場され、温かい拍手を送っていました。 子供たちのクイズは、神戸局HPでも紹介しました。 「わくわく! 湿原体感教室」 (北海道鶴居村) ■実 施月日:2012 年 8 月 29 日 (水)、31日 (金)、 10 月 24 日 (水) ■実 施会場:温根内ビジターセンター、 第 2 回「クイズで知るびわ湖」 (滋賀県草津市) ■実施月日:2013 年 3 月30 日 (土) ■実施会場:滋賀県立琵琶湖博物館 大津局では小学生が優勝を目指して琵琶湖の環境や 歴史に関するクイズに挑戦する「クイズで知るびわ湖」 を 実施しました。2012 年に続き、今回で 2回目です。 小学生には○×クイズや 3 択クイズによる予選に挑戦 してもらい、勝ち抜いた4チームが決勝に進みました。決 勝では数々の難問が出題されましたが、みごと正解する 下幌呂コミュニティセンター チームもあり、小学生の知識の深さに感心させられまし 釧路局では、身近に広がる釧路湿原の国立公園指定 た。参加した子供たちからも 「楽しく琵琶湖について学べ 25 周年を記念して、湿原の現状や課題について、地域 てよかった」 「いい思い出になりました」 などの声をいただ の子どもたちに楽しみながら学んでもらうイベントを実施 きました。 しました。 琵琶湖は、自然環境がゆたかであるだけでなく、人との 3つの小学校の「総合的学習の時間」 の授業として行 かかわりが深い湖です。琵琶湖について考えることは、人 われたこのイベントでは、参加者は白紙のイラストマップ と自然のかかわりについて考えることにつながります。子供 を片手に、湿原内に設置されたチェックポイントをまわり、 たちにとっては、改めて琵琶湖の現状について関心をもっ 各ポイントで湿原の特徴的な項目について専門家ととも てもらうだけでなく「 、琵琶湖、ひいては地球の環境を守っ に学びました。途中、気付いたことをどんどんイラストマッ ていくにはどうしたらいいか」 を考える機会になりました。 釧路湿原探検中の子どもたちの様子 力を合わせてクイズに挑戦する子どもたち 環境報告書 2013 20 環境に関する放送番組やイベント NHK エコチャンネル 2010 年 4月にNHKの環境情報専門のポータルサイトとしてオー プンしたNHKエコチャンネルは、2012 年度、3 年目を迎えました。 NHKのニュースや番組から抜粋したオススメ動画、最新ニュー スと連動したビジネスや暮らしに役立つ環境情報、ゲーム感覚 で環境について“ 楽しく学べる” 特集コーナーなどが一層充実し、 2012 年度の動画クリップは、日本語1800 本、英語 400 本、合 計 2200 本に達しました。 エコチャンブログの更新やツイッターでの発信、リンク集のリ ニューアルも行い、視聴者とのコミュニケーションの増大にも努め ました。今年度から は、事業部が行って いるエコイベント情 報もエコチャンネル に統 合し、視 聴 者 にとって、環境に関 することは、すべて このサイトにくれば 情報が 得られるよ うになりました。 「2012 年は リオ+20 環境問題の歴史を知ろう」 6月の環境月間にあわせてスタートしたのは、 「 2012 年は リオ +20 環境問題の歴史を知ろう」 。2012 年は、国連地球サミット が開催されてから、ちょうど20 年。6月にはブラジルのリオデジャ ネイロで、 『リオ+20』 (国連持続可能な開発会議)が開催されま した。世界中が改めて環境について考える年にあたり、NHKエコ チャンネルでは、これまで私たちが地球環境とどう向き合ってきた のか、もう一度学び直すことができる特集サイトを新たにスタート させました。 この特集ページでは、年表から知る環境問題と題して地球サ ミットが開かれた1992 年までの歴史と、1992 年以後の20 年が 一目でわかる年表を制作。水俣病など幾つかの項目は、動画でも 歴史を学べるように工夫されています。 また、テーマから学ぶ 環境問題と題して、リオ+ 20、地球温暖化、生物多 様性、森林資源、砂漠化・ 水資源、オゾン層破壊・酸 性雨、放射能汚染、公害・ ごみ・リサイクルという8つ の項目で、環境問題につい てわかりやすく学べるコー ナーも作られました。 【節電映像館と原子力とエネルギーについて考える動画集】 節電映 像 館では 2011年度に 引き続き、 「 家庭の節電」 「企業の 節電」 「節電ビジネス」の3つの分 野で、わかりやすく節電に役立つ 動画を一堂に集め、最新の情報 にアップデートしました。節電関連 のさまざまな動画をピックアップ、 節電の夏を乗り切るヒントが満載 だったと好評を得ました。冬場の 21 環境報告書 2013 節電の際にも情報を拡充して伝えました。 また、原子力とエネルギーについて考える動画集は、項目を整 理して、さらに見やすくリニューアルし、このコーナーは、タブレット 端末でも視聴できるようにしました。 項目は、 「福島第一原発 事故と汚染」 「各地の原発」 「世界の 原発事故と汚染」 「世界の原子力政策」 「太陽光・太陽熱」 「風力」 「水力・地熱・バイオマスなど」 「エネルギーの未来」 「省エネハウス」 「化石燃料」の10 個。このほか、キーワードでも検索でき、日本が 直面している重要課題であるエネルギー問題について、多角的に 動画で学ぶことができると、好評を得ています。 「エコチャンキッズ 環境クイズ」 子どもたちに、ゲーム感覚で楽しみながら環境について考えても らうために、2012 年12 月には、新たに「エコチャンキッズ 環境 クイズ」が作られました。自然・いきもの、環境問題、エネルギー の3つのカテゴリーで、合計 60 問のクイズが出題されています。正 解すると答えに関連した動画が見られ、正解一つにつき、スタンプ が一つ貯まっていきます。12 個たまると、NHK環境キャンペーン のマスコット・フェリーチェスの壁紙をもらえるようになっており、 子どもたちが意欲的にクイズに取り組めます。近年、クイズは、教 育のツールとしても 注目されており、絵 合わせカードゲーム が楽しめる「こども エコチャンネル」など とあわせて、キッズ 向けエコチャンネル の人気コンテンツと なっています。 事業イベント等での展示・エコチャンネル体験会 NHKエコチャンネルは、5月の大型連休に渋谷の放送センター で開かれた「渋谷 DEど~も」や、6月2日・3日に放送センターで 開かれた「ECOパーク2012 つなげよう!明日へ」に参加。大勢 の家族連れが訪れ、エコチャンネルを体験しました。パソコンに 実際に触ってもらって、 「こどもエコチャンネル」 のゲームを楽しんだ り、タブレット端末での「原子力とエネルギーについて考える動画 集」 などのコーナーの動画を見てもらい、認知度向上に努めました。 教育界でのエコチャンネルの活用 2012 年度は、知財展開センターのデジタルアーカイブスの一環 として、エコチャンネルを教育現場で活用してもらうためのガイド ブックを整備することになり、エコチャンネルについても、理科や 社会科でどう活用できるかを、放送大学教育支援センターの中川 一史教授の監修のもと、活用方法をまとめました。このガイドブッ クは、2013 年度に全国 4万校に配布され、実際に授業の中で生 かされていきます。 英語版での発信・国際貢献 また、NHKエコチャンネルは、英語版をもうけ、英語で NHKの 環境への取り組みを発信しています。2012 年度は、引き続き英語 版のブログでの発信も続け、国境を越えて環境問題に取り組むこ との重要さや、環境立国日本の優れた省エネ技術などを、広く海 外に伝えました。 事業運営に伴う環境負荷軽減の推進 省エネ・省資源設備の導入 あらゆる職場で省エネ対策の推進に 取り組んでいます 新しい技術の導入や業務の改善によって、より効率的な省エネに努めています。 蓄熱式空調システムの導入 空調運用における取り組み 全国の放送会館(地域冷暖房を利用している放送局 2005 年より、全国の放送局でクールビズ、ウォームビ を除く) において、夜間電力で作成した「冷水・温水」 や ズを実施、事務室の室温を夏期は 28℃、冬期は 20℃ 「氷」 を水槽に蓄え、昼間の冷暖房に使用する「蓄熱式 を原則にして省エネに努めています。 空調システム」 を導入し、効果的な省エネルギー化を実 冷暖房では、暖房に使用する温水はヒートポンプ方 現しています。 式、冷房に使用する冷水はフリークーリング方式という、 東京・渋谷の放送センターでは、蓄熱システムを有効 共に外気の熱を有効に活用する方法を、新会館建設や に利用して電力会社の電力需給が逼迫する時間帯に冷 設備更新時に採用し、省エネに努めています。 房に使用する電力を平準化することで電力使用量を削 放送機器室の冷房では、機器本体が効率的に冷却さ 減することができました。 れるよう、空調の吹き出し方向や風量を調整することで、 室内温度設定の上昇、空調機器台数の削減を図る等、 適切な空調機器の運用を行っています。 その他、スタジオ運用時間に合わせた必要最小限の 冷房運転設定や放送に影響の出ない範囲でのスタジオ 内温度設定の見直しなど、こまめな運転の工夫で省エネ を進めています。 放送センターの照明における節電 放送センターでは照明を中心に省エネを進めていま す。日常の運用では間引き点灯、安全性を確保した上で 設備更新や新開発設備による省エネ の最小限の点 灯、昼 休みの一斉消灯など、 こまめな節電に努め 老朽化した空調設備を更新する際には、高効率な設 ています。また、消費 備を導入して省エネに配慮しています。 電 力の 少ない LED、 放送センターでは 2012 年度までに全部で12 台設置 CCFL(冷陰極管)の している冷凍機全てを高効率型に更新しました。これに 導入も積極的に進め よりCO2 排出量は冷凍機1台あたり、従来よりも年間約 ています。 140トン削減することができました。 放送センターと福岡放送会館では、空調で使用する 冷温水の落差を利用して発電するマイクロ水力発電シス テムを設置、省エネに寄与しています。 ▲ LED 蛍光灯 環境報告書 2013 22 事業運営に伴う環境負荷軽減の推進 環境に配慮した放送設備の開発・導入 放送設備の省エネ化を 推進しています 放送技術の分野では、環境負荷の軽減につながる放送設備や機器の研究開発・整備を進めています。 スタジオ照明の省エネ化 番組設備の省エネ化 環境負荷軽減の取り組みの1つとして、スタジオ照明 放送センター CT -110 スタジオ 設備の使用電力量の削減に積極的に取り組んでいます。 2012 年度に更新したCT-110スタジオでは、構成 NHKではスタジオ照明の省エネ化を目指し、従来の 機器の小型化・集積化を図るとともに、映像モニターを 白熱灯照明器具に代わる照明器具として、近年家庭用 ブラウン管から の省エネ照明器具としても普及が進んでいるLEDを利 液晶に変 更す 用したスタジオ用スポット ることなどによ ライト、フラッドライト、ホリ り、消費電力を ゾントライトをメーカーと共 従 来のおよそ 同開発しました。これらの 60%に低減し LED 照明器具は、番組制 ました。 作に利用可能な明るさ・色 再現性などの性能を確保 ▲ LEDスポットライト しながら、消費電 力を従 ▲ CT-110 スタジオ 来のおよそ20%に低減し、 放送センター中継車 寿命は約 7〜10 倍となる 中継車の更新・整備においても、排ガス規制へ適合 など大幅なエコを実現しま した低公害車両の採用、低公害発電機の搭載など、こ した。LED 照明 器 具は発 れまでに引き続き環境に配慮した整備を進めました。 熱も少ないため、スタジオ 内の空調のための消費エ ▲ LED フラッドライト 放送センター中型中継車の更新整備では、2010 年 度自動車排出ガス規制と2015 年度燃費基準をクリアし ネルギーについても削減効 たエンジンを採用しました。また、国土交通省が定める 果が期待されます。 排出ガス対策型建設機械第 3 次規制を満たす低公害 開発したLED 照明器具 発電機を採用するとともに、モニターの液晶化やLED 車 は、主に照明設備の更 新 内照明の採用など消費電力の低減に取り組みました。 を機に順次導入を進めて おり、2012 年度は広島放 送局をはじめ13の放送局 ▲ LED ホリゾントライト のニューススタジオや一般 番組制作スタジオに整 備 しました。これらを含め累 計19の放 送 局で、日々の ニュースや情報番 組の制 作に活用しています。 23 環境報告書 2013 ▲広島放送局ニューススタジオ ▲放送センター中型中継車 衛星伝送車(CSK) 連続して運用することが可能です。住宅街等での排ガス CSKの更新にあたっては、排ガス規制に適合した低 やエンジン音のない、クリーンで静かな中継・伝送に効 公害車両の採用、低公害発電機の搭載など、周囲環境 果を発揮しています。 に配慮した整備を進めました。 2012 年度に更新した本部、拠点局、放送局のCSK (計 6台) では、車両本体に2010 年度排出ガス規制(ポ スト新長期規制)をクリアしたエンジンを採用しました。 また、車内の放送機器に電気を供給する車載発電機は、 国土交通省が定める「排出ガス対策型建設機械第 3 次 規制」 を満たしています。さらに、車内照明にLEDを採用 するなど消費電力の低減も図っており、環境に配慮した 整備を進めています。 ▲ニュースカー テロップ電子発注システム テロップ電子発注システムは、ニュース画面上のタイト ルや地名などを文字で表示する「テロップ」 の発注から 制作、送出までの一連の作業をすべてオンラインで行う システムです。 東京ニュースセンターでは、1日約 4500 枚のテロップ を制作しており、ニュース制作者が紙の発注用紙に手書 ▲ CSK きでテロップ内容を記入し、それをもとにテロップ制作担 当者が制作システムを使って、文字の大きさや色、間隔 ニュースカー などを調整・加工しながらテロップを完成させています。 ニュースカーは、取材カメラの映像を放送局などに無 作業は 「発注の受け付け」 や 「テロップ制作」 「出来上がっ 、 線伝送するコンパクトな伝送車両です。ニュースカーの更 たテロップの確認」 などを数人の担当者で分担して行う 新整備にあたっては、運用時の騒音の低減など周囲環 ので、発注用紙のコピーが必要でした。 境への配慮を行っています。 テロップ電子発注システムの導入により、迅速にテロッ 2012 年度に更新したニュースカー (計4台) は 2011年 プを作成出来るようになった他、発注用紙が不要となっ 度に開発した機器用大容量リチウムイオンバッテリーシス たため、大幅な紙資源の節約となっています。 テムの搭載により、エンジンを停止した状態で約 2 時間 ▲電子発注システムにおけるテロップ発注の流れ 環境報告書 2013 24 事業運営に伴う環境負荷軽減の推進 自然エネルギーの活用 環境にやさしい放送会館を めざしています 放送センターや地方の放送会館に、太陽光発電やマイクロ水力発電を導入し、自然エネルギーの利用を 積極的に推進しています。 放送会館の建設 率な空調システムや照明設備の採用に加えて、太陽光発 電や中庭 「きらめきシャフト」 から風を通して自然換気を行 うなど自然エネルギーを積極的に利用しています。甲府は 放送会館の建て替えにあたっては、様々な省エネ施策 豊富な日射量を活かして太陽光発電は標準の10kWシ の導入によってCO2 排出量を抑制し、環境に配慮した放 ステムより大きい17.5kWとしています。 送会館としています。 また、屋上の緑化や窓面からの日射を軽減するための 2012 年 5月にオープンした新甲府放送会館も、高効 外壁ルーバーなど、環境に配慮した建物となっています。 ▲新甲府放送会館の外観 ▲新甲府放送会館の太陽電池 ▲新甲府放送会館の省エネルギー 25 環境報告書 2013 ▲新甲府放送会館の屋上緑化 ▲新甲府放送会館の外壁ルーバー 菖蒲久喜ラジオ放送所 メガソーラー整備 ▶新甲府放送会館の中庭 「きらめきシャフト」 菖蒲久喜ラジオ放送所に2メガワット ( 2,000kW) の 太陽光発電システムを2011、12 年度の2ヶ年で整備し、 2012 年 8月、最大容量の発電を開始しました。 電池パネルは全部で 8,120 枚、設置面積はおよそ3 万㎡です。日中最大発電時は放送所全ての電力を供給 できます。また、年間発電量はおよそ200万 kWhを想 定しており、これは一般家庭 500 世帯分の電気使用量 に相当します。CO2 排出量に換算して年間約1,110トン削 減します。 ▲北見放送会館の太陽電池 空調設備の省エネ化 全国放送会館の老朽化した空調設備を更新する際に 高効率型機器の導入をすすめています。冷凍機更新で は最新の機種を採用することで 20 〜30%程度の電力 量削減が可能となっています。また、空調用ポンプをイン バーター制御とするなどの省エネ改修工事も順次実施し ▲菖蒲久喜ラジオ放送所メガソーラー全景 ています。2012 年度は 2011年度に続いて放送センター 本館の冷凍機を更新しました。 太陽光発電システムの全国整備 2008 年度より既存地方会館への太陽光発電システ ムの設置をすすめてきており、2012 年度は、水戸、福井、 山形、北見の4 局に10kWシステムを整備しました。これ で放送センターや新しい放送会館を含めると、全国 39 局に太陽光発電システムを設置しました。総発電量は年 間でおよそ62 万 kWhとなり、年間約 340トンのCO2 排 出量を削減します。 ▲放送センター本館の新しい冷凍機 環境報告書 2013 26 事業運営に伴う環境負荷軽減の推進 廃棄物の抑制とリサイクルの推進 廃棄物を減らすために さまざまな努力をしています 環境への負荷を少しでも軽減するために、廃棄物の抑制とリサイクルの推進に取り組んでいます。 廃棄物の総量抑制 東京・渋谷の放送センターの2012 年度の廃棄物総 ごみのリサイクル率は 11年連続 90%超 量は、1875トンとなり、前年度より211トン(約10%)減り 放 送センターで ました。 は、 6月、 12 月に「職 NHKでは、以下の方針によりゴミの抑制に努めていま 場環 境改善活動」 す。 月間を設け、 「 文書 ○ Reduce (リデュース:減量) の整理・整頓」 「ゴ ○ Reuse ミの削減と分別の (リユース :再使用) ○ Recycle (リサイクル:再資源化) 徹 底」 「 リユースの 促進」 を図り、職員 〈主な取り組み〉 のリサイクルに関す 1.コピー用紙の購入量・ る意識向上を図っ 使用量の削減と、使 ています。今年度で 用済みコピー用紙の 11年連続リサイクル 裏面活用による、紙 率 90%以上を達成 ゴミの発生量の抑制 ▲分別ゴミ収集ボックス ▲放送センター塵埃処理場 2.番組セット機材の共有化とイベントセットを繰り返し利 用する「パッケージセット」 化により廃材の発生を抑制 しました。 ▲空缶 3.事務用品のリユースコーナーを設置し、廃棄処理を抑制 ■放送センターの廃棄物総量と紙ゴミ量の推移(トン) 27 環境報告書 2013 ■放送センターのリサイクル率推移 事業運営に伴う環境負荷軽減の推進 廃棄物の抑制とリサイクルの推進 美術セットの3R 計画推進 〜コストの軽減、廃棄物の抑制を推進〜 環境に優しい素材や無駄の少ないセット構造を検討し、日々のデザイン計画の中で環境に配慮する 取り組みを行っています。 スタジオ全面 LED (消費電力が 5分の1に!) 放送開始から21年目に入る「クローズアップ現代」 。こ の度、スタジオセットの電飾全部をLEDに変えました。 これまでは電球とLEDを併用していましたが、電球をや めたことで、消費電力は 5 分の1になりました。旧セット 38,200W →新セット (壁面全面 LED 化)8,000Wと、 非常に大きい環境負荷軽減のリニューアルデザインです。 美術セットのリユースで 環境配慮 ▲「クローズアップ現代」のスタジオセット ガラスフィルムの開発 連続テレビ小説「梅ちゃん先生」 で製作された焼け跡 明治〜昭和初期の美術セットの建具窓に使う型ガラ や、下村家 (主人公の家) のセットは、同じく、次の連続テ スは、近年入手が困難になっています。 レビ小説「あまちゃん」 の袖が浜周辺と漁業協同組合の 美術デザイナーによるリアルな映像表現への工夫か セットとしてリユースされ、セット製作費の大幅な削減にも ら、ガラスフィルムの型板を開発、カメラテストなどの検 つながりました。 討を昨年度より重ねてきた結果、効果的な型からシー トを安価に大量生産し、貼り替えて使用することに成功 し、割れにくく安全で経済的なガラスフィルムを生み出し、 数々の番組セットで使用しています。 ◀「あまちゃん」 漁協前オープンセット ▲「梅ちゃん先生」下村家(主人公の家) ▲笹 ▲桜 ▲囲炉裏 ▲わかば ▲かすり 環境報告書 2013 28 環境マネジメント 環境経営の実現に向けて 全局的な推進体制により、 環境に配慮した事業運営を進めています 環境に配慮した事業活動のために、 「環境経営推進委員会」のもと、全国各部局での活動を展開しています。 環境経営推進体制 継続的な改善のために 環境へ配慮した事業運営を全局的に進めるために、 環 境 活 動の実 施 状 況についてPDCA(Plan-Do- 会長をトップに「環境経営推進委員会」 を設置していま Check-Action)サイクルを回すことで、継続的に取り組 す。環境経営推進委員会では、環境経営基本理念を踏 みの改善を図り、さらなる内容の充実に努めています。 まえ、 「環境自主行動計画」 を策定しています。この委員 PLAN 会の下に配置した、6つの専門対策部会が具体的な環 ・環境経営推進委員会による 環境自主行動計画の策定 ・2012年度活動 ●エネルギー消費原単位の改善 ●放送設備・機器の省エネ更新 ●オフィスの節電 境活動実施のけん引役となります。また、放送やイベント を通じたNHK 環境キャンペーンとも連動しながら活動を 展開しています。 2008 年1月に「NHK 環境自主行動計画」 に数値目標 を設定し、09 年 3月には「アクションプラン」 (P.33 参照) を策定し、より具体的な施策を明示して環境活動を推進 ACTION DO ・関係部局への改善指導 ・次年度の重点活動の議論・検討 ・アクションプランの見直し しています。 ・節電ほか各種省エネ施策の推進 ・コピー用紙使用量削減 ・職員への環境教育 ・部内周知活動 全国各部局・放送局においては、各局に配置した環 境経営推進委員長・委員を中心に、各現場での環境活 CHECK 動に取り組んでいます。 ・環境監査 ・エネルギー消費原単位改善 ・状況の各部へのフィードバックと 役員会への報告 ・省エネ診断 ■環境経営推進委員会 会 長 視聴者のみなさまとともに 副会長 NHKは、実際に環境活動を推進すると同時に、活動 の考え方や内容について視聴者のみなさまに知っていた 環境経営推進委員会 だき、みなさまからの信頼をいただくことが大切と考えて 環境経営推進委員会事務局 特別管理産業廃棄物 対策部会 環境会計部会 廃棄物・リサイクル 対策部会 排ガス規制対策部会 省エネ対策部会 代替エネルギー対策部会 NHK環境キャンペーン プロジェクト事務局 環境経営タスクフォース います。 NHKは、環境活動への取り組みをまとめた「環境報 告書」 を 02 年から発行しています。今年度も「環境報告 書」 は NHKの公開ホームページでもご覧いただくことが できます。 環境報告書に対する視聴者コールセンターへの電話・ 電子メールなど、視聴者のみなさまからさまざまな形でい 本部・全国 部局環境経営推進委員会 (2012年7月現在) 29 環境報告書 2013 ただくご意見・ご要望を、今後の目標や活動の改善に活 用しています。 環境マネジメント 環境監査 環境に配慮した事業運営の 点検・環境監査を行っています NHK の内部監査は、環境問題に関する放送への取り組みなどの業務実施状況について、毎年、リスク評価 を行い環境監査を行っています。 監査の実施 みを経営トップに報告しました。 放 送技術研究所ビルの CO2 排出量削減について NHKは、 「環境監査」 と位置づけて、ニュースや番組、 は、東京都環境確保条例の数値目標「技研のCO2 排 イベント等を通じて環境問題に関する情報をどのように 出量を基準排出量 9,115トンから8%削減値 8,386ト 提供してきたか、省エネ・リサイクルなど環境に配慮した 事業運営にどのように取り組んでいるかについて、毎年 本部部局・放送局の監査の中で取り上げています。 監査結果については、NHKの理事会等に定期的に報 告し、課題があれば経営全体で環境保全への取り組み 状況を検証しています。 2012 年度 環境監査について 環境監査にあたっては、環境に配慮した事業運営へ の取り組み等を事前に報告を受け、実地監査で検証しま した。 環境経営を推進する責任部局である総務局では、 ンに止める義務( 22〜 26 年度) 」 の達成が求められて いますが、22 年度は排出量 8,116トン、23 年度は排出 量7,158トンと数値目標を達成しており、24 年度も達成 する見込みです。 節電対策については、季節のオフィス室温の設定を 実施するほか、エレベーター・自販機の稼働削減、共 用スペースの照明削減、 技研エリア空調機ノー残業デー (毎水曜)18 時以降停止などを行うとともに、入居関連 団体などは、18 時以降のオフィス一斉消灯など様々な 対策を実施していました。 節電のための工事については、ウィンドウフィルム貼 付工事を実施して室温を下げ、空調負荷の抑制を図っ ていました。また、有機 ELデバイスや光ディスクなど、 機器の省エネ化に向けた研究も進められています。 大阪 局の24 年度夏の節電については、22 年度の 平成 23 年度の実績数値をもとに、環境経営数値目標 最大電力量15%の節電目標に対して、平均 20%の節 を定めており、 「NHK 環境経営アクションプラン24 年 電結果となりました。オフィス系では居室などの室温設 度〜 26 年度」 を策定し全国に周知していました。 定「28℃」 の徹底、スタジオ、ホールなどでは、リハーサ CO2 排出の主たるエネルギーである電力について ル時の照明の減、効率的な収録を実施することで節電 は、電力使用削減プロジェクトから全国に対し節電を に努めていました。また、冬の節電についても、居室な 依頼し、夏冬ともに具体的な取り組みの報告を求めて どの照明の間引きや廊下、トイレ、食堂などの減灯など いました。 を実施し、6%の削減に取り組んでいました。 平成 24 年度には、全国で 39 局が太陽光パネルが 京都局の新会館建設にあたっては、敷地周辺や屋上 設置済みとなりました。 ( 24 年度新設は 4 局) 。また菖 に緑化地帯を設けたり、太陽光発電設備を設置したり 蒲久喜ラジオ放送所のメガソーラーは 8月から稼働を するなど環境に配慮した計画になっています。また、外 開始しています。 壁面を庇付きの二重ガラス面構造とすることで、太陽光 を遮りながら、二重壁の中の自然の空気の流れで換気 また、本部局・放送局の監査結果についての理事会 等への報告などを通じて、環境に配慮した事業運営の取 り組み、放送会館の建て替えにあたって導入した省エネ ルギー技術などを取り上げて、環境保全に向けた取り組 ができる仕組みとすることで、空調電力の削減が見込 まれています。さらに、一部に自然光を導き入れた照明 装置も設置するとともに、スタジオ照明についてもLED 化を検討しています。 環境報告書 2013 30 環境マネジメント 環境会計 環境保全の取り組みを 経費の面からとらえました 環境に配慮した事業運営に役立てるため環境会計を導入しています。 集計方法 環境会計導入の目的 ❶環境省が公表している『 2005 年版環境会計ガイドラ イン』 の環境保全コストの項目に準じて行っています。 NHKは、環境に配慮した事業活動を行うよう努力して ❷集 計対象期間、2012 年 4月1日から2013 年 3月31 います。環境に与える影響の発生を防止・抑制し、環境 日までの1年間です。 を良い状態に維持するための活動や整備に要する経費 ❸集計範囲は、海外総支局を除く国内全局を対象とし を把握し、経営の意思決定に役立てるため環境会計を ています。 導入しています。 ❹集計内容は、環境に配慮した物品の購入・借用、工事 また、視聴者の皆さまに対して環境経営に関する取り や資源の有効活用、環境活動等環境保全のための 組みを開示することで公共放送としての説明責任を果た 経費を集計しています。 していくことも導入の重要な目的です。 環境保全コストおよび効果 環境保全とは、事業活動により環境に与える影響を防止、抑制又は回避することです。また、発生してしまった自然環 境の損傷を修復する取り組みも含まれます。環境保全コストは、こうした環境保全の取り組みのための投資やかかった 経費のことです。 (単位:千円) 分類・主な取組項目 2012 年度 2011年度 2010 年度 増減額 建設費 事業費 建設費 事業費 建設費 事業費 建設費 997,431 815,563 354,832 759,487 752,563 667,653 642,599 56,076 7,758 4,549 2,401 5,124 9,642 6,970 5,357 ▲ 575 ②地球環境保全(地球温暖化防止) 917,173 173,160 352,381 192,194 734,837 76,325 564,792 ▲19,034 ③資源循環(効率的資源利用) 72,500 637,854 50 562,169 8,084 584,358 72,450 75,685 0 0 0 0 0 0 0 0 0 33,370 0 33,265 0 42,257 0 105 93,698 305,164 95,726 331,380 116,037 309,191 ▲2,028 ▲26,216 社会活動コスト (企業の事業活動に直接関係の無い社会活動) 0 67,743 0 55,002 0 54,716 0 12,741 環境損傷対応コスト (事業活動が環境に与える損傷への対応) 0 0 0 0 0 0 0 0 1,091,129 1,221,840 450,558 1,179,134 868,600 1,073,817 640,571 42,706 事業エリア内コスト (事業活動で支出した経費) ①公害防止 (大気汚染防止・水質汚濁防止) 上・下流コスト 管理活動コスト (環境情報の開示、事業活動に伴う自然保護、緑化、美化) 研究開発コスト (環境保全に関する研究開発) 合 計 事業費 注 1)上記、事業費には環境保全を目的に投資した設備等の減価償却費、環境保全活動に要した人件費および環境番組制作費は含んでいません。 31 環境報告書 2013 環境保全に伴う経済効果 経済効果とは、環境保全対策を進めた結果、費用節減や収益獲得により経済的に貢献したものです。 費用節減は、資源の効率的利用あるいは循環的利用により節減できた費用です。 収益は、使用済み製品のリサイクルにより実際に得られた収入です。 (単位:千円) 分類・主な取組項目 2012 年度 費用節減 放送用テープの再使用による新規テープ購入費の節減 2011 年度 2010 年度 増減額 2,991,040 3,148,204 3,401,618 ▲157,164 2,986,263 3,144,516 3,396,473 ▲158,253 4,777 3,688 5,145 1,089 30,572 24,149 9,811 6,423 30,572 24,149 9,811 6,423 放送用テープの再使用によるテープ処分費用の減 収益 車両、器具什器など不用品の売却による収入 注 1)環境保全活動により利益に貢献した事項のうち、実質的効果のみを対象に集計しています。 注 2 )放送用テープの再使用は、テープ種別ごとに設定している再使用回数を基に算出した再使用本数に平均単価を乗じて算出しています。 環境保全効果 事業活動で発生する環境負荷の防止、抑制努力の結果をそれぞれの項目ごとに量で示しています。 環境保全効果は、前年度における環境負荷の総量と、当年度における環境負荷の総量との差として算定します。 差がマイナスになっていれば効果があったことになります。 分類 2012 年度(総量) 2011 年度(総量) 2010 年度(総量) 増減量・率(効果) 事業活動に投入する資源に関する環境保全効果 電力使用量 ガソリン使用量 343,739 千 kwh 190,776t-CO(91.6%) 2 360,129 千 kwh 199,872t-CO( 2 92.0%) 397,586 千 kwh ▲16,390 千 kwh(▲ 4.6%) 1,463kℓ 3,394t-CO(1.6%) 2 1,448kℓ 3,360t-CO( 2 1.6%) 1,458kℓ 15kℓ (1.0%) 軽油使用量 525kℓ 1,378t-CO(0.7%) 2 503kℓ 1,317t-CO( 2 0.6%) 591kℓ 22kℓ (4.4%) 重油使用量 775kℓ 2,103t-CO(1.0%) 2 860kℓ 2,331t-CO( 2 1.0%) 860kℓ ▲ 85kℓ (▲9.9%) 灯油使用量 1,343kℓ 3,346t-CO(1.6%) 2 1,161kℓ 2,891t-CO( 2 1.3%) 1,383kℓ 182kℓ (15.7%) 3,477,033㎥ 7,232t-CO(3.5%) 2 3,581,440㎥ 7,449t-CO( 2 3.4%) 3,761,492㎥ ▲104,407㎥ (▲2.9%) 15,441㎏ 46t-CO(0.0%) 2 3,355㎏ 10t-CO( 2 0.0%) 15,262㎏ 12,086㎏ (360.2%) 都市ガス使用量 プロパンガス使用量 事業活動から排出する環境負荷及び廃棄物に関する環境保全効果 CO2 排出量 208,275t-CO2 217,231t-CO2 239,237t-CO2 ▲ 8,956t-CO(▲ 4.1%) 2 848,003 百万円 836,315 百万円 972,655 百万円 11,688 百万円(1.4%) エネルギー消費原単位 0.246 0.260 0.246 ▲ 0.014 (▲ 5.4%) 一般・産業廃棄物処分量 4,462t 5,341t 4,988t ▲ 879t(▲16.5%) 固定資産取得額 環境報告書 2013 32 NHK 環境自主行動計画のアクションプラン 2008(平成 20 )年度〜 2012( 24)年度 経営計画方針 9 目標の達成 エネルギーを測る指標を基準年(平成 18 年度 0.261)比で、24 年度には12%改善し、 CO2 の排出抑制に取り組む。 エネルギー消費原単位 主な具体策 内 容 アナログ教育テレビ(Eテレ)の深夜の放送休止時間の拡大と、休止時間帯の停波を行う。 深夜放送休止時間の拡大 ラジオ第 2 放送の深夜の放送休止時間帯の停波を拡大する。 デジタル教育テレビ(Eテレ)の深夜の放送休止時間帯の停波を行う。 放送センターと全国の放送会館に太陽光発電パネルを整備する。 太陽光発電パネルの設置 発電容量 放送センター 240kW 地域放送会館 370kW 菖蒲久喜ラジオ放送所にメガソーラー設備の設置( 2000kW) 省エネの見える化 放送局の電力消費量を系統別に把握する省エネ管理システムを整備し、省エネの「見える化」を図り、 進捗管理や目標設定、イントラによる周知に活用する。 放送機器ラック室の空調設定温度変更により消費電力量を削減する。 冷凍機更新や空調システムの省エネ改修工事を実施する。 (高効率冷凍機やインバーターの導入など) 放送センターの省エネ対策 放送センター内の電灯・コンセントの消費電力量を 24 年度までに19 年度比 10%削減する。 (オフィス電気機器の削減やLED照明をはじめとする電灯の省電力化更新など) 冷暖房用の循環水を利用した水力発電を実施する。 東京都環境確保条例「優良事業所認定」の調査(センター・技研) 各放送会館の消費電力量を 24 年度までに19 年度比 0.8%削減する。 (高効率ランプや個別点灯方式の導入推進、及び、空調温度設定・運転時間の見直しによる 放送局の省エネ推進 消費電力量の削減など) 冷凍機更新や空調システムの省エネ改修工事を実施する。 省エネ型放送設備の整備 新放送会館の省エネ化 業務用車両への 低燃費車、低公害車の積極導入 環境に配慮した省エネ型の放送設備を開発、整備する。 空調・照明設備の高効率化や、太陽光発電、自然エネルギーの利用、屋上緑化などを行い、 環境にやさしい放送会館を建設する。 ロケ車、受信サービスカー、報道室車両、営業車両の低燃費車導入とニュースカー、CSK、 中継車の低公害車化を推進する。 中継車車載発電機の低公害化を推進する。 事業系廃棄物の削減活動 コピー用紙の削減、リサイクル率向上を推進するとともに、エコ製品の購入などに努める。 ※各実施計画は、PDCAサイクルにより適宜見直しながら進めていきます。 33 環境報告書 2013 H20 年度 H21 年度 H22 年度 H23 年度 H24 年度 4%改善 6%改善 8%改善 10%改善 12%改善 0.251 0.245 0.240 0.235 0.229 2011 年度 2012 年度 実施計画 2008 年度 2009 年度 2010 年度 ●停波開始 停波 2 時間 21分/日 停波 2 時間 23 分/日 停波 2 時間 23 分/日 (停波 2 時間17分/日 (19 年度比 CO2 削減 630t/年)(19 年度比 CO2 削減 637t/年)(19 年度比 CO2 削減199t/年) CO2 削減 300t/半年) (20 年度比 28 分増 / 週) (21年度比14分増 / 週) ●7/24アナログ終了 ●停波拡大 停波4 時間 36分/日 停波 4 時間 56 分 / 日( 19 年度比 拡大 27 分 / 日 CO2 削減 180.5t/ 年) ●東名阪エリアで停波開始 停波 2 時間 23 分 / 日(19 年度比 CO2 削減 49t/ 年) ( 21 年度比 2 時間 20 分増 / 週) 放送センター (40kW) 帯広、青森、新潟、岐阜、 奈良、鳥取、松山、宮崎 放送センター (130kW) 旭川、函館、盛岡、前橋、 宇都宮、津、松江、高知 20 ~ 25 年度で整備予定 ( 24 年度整備後 20 年度比 CO2 削減 221t/ 年) 福岡、大津 実地検証に基づく12kW 整備 放送センター (70kW) 室蘭、釧路、長野、富山、 和歌山、長崎、高松 100kW 設備整備 1900kW 整備 (合計2000kW) (CO2 削減 55t/ 年) (CO2 削減1110t/ 年) 2000kW 設備導入の検討 21 ~ 23 年度で省エネ管理システムを整備 22 局整備 北見、山形、水戸、福井 省エネ管理システム分析活用を推進 28 局整備 放送センター (電灯・ コンセント計測設備) 整備 HVラック室1℃ up (CO2 削減 6.6t/ 年) 地デジラック室Ⅰ、BSデジラック室、送出ラック室Aの設定温度変更 21 ~ 25 年度で整備予定 ( 24 年度整備後 19 年度比 CO2 削減 2327t/ 年) ※参考: (25年度整備完了後 19年度比削減2960t/年) 「放送センター電灯・コンセントの消費電力量の削減 19 年度比 10%」活動 LED1600 本 試験導入 CCFL管4300 本導入 CCFL管10000 本導入 CCFL管 2000 本導入 LED 管 2500 本導入 高効率ランプの開発状況を検証しつつ省エネ型照明器具の導入を推進 ●発電開始 増力整備の検討 調査検討 年度目標「会館電力量を 19 年度比 0.2%削減」 電灯・コンセント及び空調の消費電力量削減活動 同 「19 年度比 0.4%削減」 同 「19 年度比 0.6%削減」 同 「19 年度比 0.8%削減」 高効率機器の導入や空調システムを省エネ化 冷凍機更新3局 省エネ改修工事6局 省エネ改修工事2局 ●菖蒲久喜R2更新 (CO2 削減1,190t/年) ●横浜・宇都宮 LED 照明 冷凍機更新2局 省エネ改修工事数局 LED 照明器具のスタジオ導入 ●スタジオパークLED ●横浜 ●福岡 R2 更新 ●千葉 ●甲府 報道室 HEV 8 台導入 報道室 HEV 7台導入 報道室車両 HEV 14 台導入 放送局車両 HEV 26台 ●EV小型中継車開発導入 受信サービスカー HEV 38 台 放送局車両 HEV 3 台導入 放送局車両 HEV 3 台導入 営業車両 HEV 4 台導入 ◉電気自動車 (EV) 試験導入 ●本部・名古屋・放送局5局 ●拠点局4局 活動の継続 コピー紙削減「18・19 年度 実績平均値比 5%削減」 コピー紙削減 (目標〃) 番組美術セットの全国リユース 放送局車両 HEV 4 台導入 コピー紙削減 (目標〃) 番組美術セットの全国リユース コピー紙削減 (目標〃) 番組美術セットの全国リユース 環境報告書 2013 34 資料1 「環境」をテーマにした地域放送番組(一部) 全国の NHK 各局では地域のみなさんに向け、さまざまな角度から環境を見つめたニュースや番組を放送しま した。その中から一部を紹介します。 放送局 札 函 幌 館 チャンネル 放送日 放送時間帯 総合 6 月15 日 20:00 〜 20:43 北スペシャル「闘え! 巨鳥オオワシ」 総合 1 月 11 日 20:00 〜 20:43 北スペシャル「知床ヒグマ 母と子の渚(なぎさ) 」 総合 2 月 22 日 19:30 〜 19:55 総合 4月4日 1 月 29 日 5:00 〜 5:30 7:00 〜 7:45 北海道クローズアップ 「できるか 海の資源管理〜漁業・復活への処方箋〜」 総合 総合 総合 総合 総合 旭 川 総合 広 釧 路 見 総合 田 盛 岡 福 島 青 森 首都圏 放送セ ンター 旭川発ラジオ深夜便〜山も大地も秋色北海道〜 ネットワークニュース北海道・旭川スペシャル 6 月 18、25 日 12 月 6 日 2 月 26 日 14:10 〜 15:00 つながるラジオ@とかち 18:45 〜 18:50 ネットワークニュース十勝 4月2日 1 月 16 日 12:15 〜 12:20 ニュース 18:45 〜 18:50 ネットワークニュース釧路 12:15 〜 12:20 ニュース 5 月 31 日 7 月 26 日 6月5日 11 月 3 日 1 月 11 日 北スペシャル「北海道ミステリー 人と動物の 2 万年物語」 総合 4 月 16 日 8 月 30 日 10 月 12、17 日 ネットワークニュース北海道 オホーツク 18:10 〜 18:45 ネットワークニュース北海道 毎月 1 回 2 月 22 日 18:10 〜 18:45 道東今昔物語 ネットワークニュース北海道 「オホーツク流氷スペシャル」 6 月1日 19:30 〜 20:43 総合 7 月 20 日 20:00 〜 20:43 総合 1 月 11 日 19:30 〜 19:55 5 月 20 日 18:45 〜 18:53 9 月1日 18:45 〜 18:53 11 月 9 日 19:30 〜 19:55 5 月 10、11 日 9月9日 11 月 27 日 2 月 27 日 3 月 26 日 18:10 〜 18:58 ニュースこまち クニマス 70 年ぶりに秋田に 18:10 〜 19:00 おばんですいわて 1 月 11 日 19:30 〜 19:55 18:10 〜 19:00 はまなかあいづ Today「放射線関連リポート」 「ここが知りたい」 18:10 〜 19:00 あっぷるワイド 総合 7 月 24 日 総合 9 月 20 日 総合 3月7日 総合 総合 総合 総合 総合 総合 総合 総合 総合 35 環境報告書 2013 23:00 〜 5:00 18:10 〜 19:00 18:45 〜 19:00 総合 関東 甲信越 9 月 28 日 つながる@きたカフェ 13:50 〜 14:44 総合 東北 おはよう北海道・特集 11:30 〜 11:50 おはよう北海道 3 月 17 日 総合 秋 7:45 〜 8:00 6月6日 9 月 24 日 ネットワークニュース北海道 総合 総合 台 おはよう北海道土曜プラス・特集 7:45 〜 8:00 総合 総合 仙 7:30 〜 8:00 20:00 〜 20:43 総合 北 5 月 19 日 11 月 29 日 12 月 14 日 総合 おはよう日本 18:10 〜 19:00 総合 総合 北スペシャル「世界自然遺産 知床 エゾシカの命 角がつなぐ」 11 月 14 日 3月4日 9 月 28 〜 29 日 ラジオ第 1 帯 20:00 〜 20:43 ラジオ第 1 総合 北海道 7月6日 番組名 5 月〜随時 5 月 23 日 6 月 7、26 日 8 月 14 日 9 月 11 日 3 月 21 日 18:10 〜 18:58 18:10 〜 18:58 通年 7:45 〜 8:00 通年 18:10 〜 19:00 6 月1日 19:30 〜 19:55 通年 通年 7:30 〜 8:00 11:05 〜 11:54 ふるさと宮城の復興は放射線にどう向き合うか 東北 Z シリーズ・災害から未来へ 第 2 回 「チェルノブイリ〜低線量汚染地帯からの報告〜」 クローズアップ東北 「本当のことが知りたい〜福島 大熊町の放射線教育〜」 ニュース 八郎湖でオオクチバス駆除 ニュースこまち 自然エネルギーフォーラムに向けて ニュース 子供たちが資源リサイクルを体験 ニュースこまち “農家向け”電気自動車を開発 Watch A 湖 なお恵みあり 〜秋田県 八郎湖〜 クローズアップ東北「原発事故から何を学ぶのか」 おはよう日本(首都圏) おはよう日本土曜日(首都圏) 首都圏ネットワーク こんにちは いっと 6 けん 特報首都圏 放送局 新 潟 チャンネル 放送日 放送時間帯 総合 4 月 22 日 9 月 18 日 11 月 9 日 18:10 〜 18:58 新潟ニュース 610 7月6日 19:30 〜 19:55 金よう夜きらっと新潟 「話しはずんで〜星空に魅せられて」 11 月 9 日 19:30 〜 19:55 金よう夜きらっと新潟 「クマ大量出没〜現状と対策」 総合 総合 7 月 13 日 総合 5 月 11 日 総合 総合 甲 府 総合 橋 1 月 18 日 総合 2 月 23 日 ラジオ第 1 2 月 23 日 総合 6 月 29 日 総合 10 月 16 日 総合 3月6日 総合 総合 関東 甲信越 水 戸 宇都宮 岡 福 井 13:05 〜 16:00 6 月 15 日 18:40 〜 18:59 9 月 26 日 18:40 〜 18:59 2 月 13 日 18:40 〜 18:59 18:40 〜 18:59 18:40 〜 18:59 18:40 〜 18:59 18:10 〜 19:00 総合 9 月 27 日 18:10 〜 19:00 総合 1 月 16 日 18:10 〜 19:00 総合 2月6日 18:10 〜 19:00 総合 3 月 28 日 19:30 〜 19:58 総合 5 月 18 日 8 月 24 日 11 月 9 日 12 月 14 日 1 月 18 日 11:30 〜 12:00 FM(単) 総合(管) 12 月 28 日 18:00 〜 19:00 5 月 29 日 16:50 〜 18:00 6月5日 18:10 〜 18:55 7月2日 7:45 〜 8:00 4 月 12 日 総合(管) 11 月 20 日 総合 6 月 29 日 総合 7月4日 総合 9 月 14 日 総合 18:00 〜 18:50 7:45 〜 8:00 18:10 〜 18:55 18:10 〜 18:55 金よう夜きらっと新潟 「震災がれきとどう向き合うか」 金曜山梨・その時 何が -富士 最新火山リポート- 金曜山梨・いのち沸き出でて〜山梨県忍野村〜 金曜山梨・知られざる名峰・北岳 〜俳優・平岳大が挑む〜 金曜山梨・富嶽三十六景の謎に迫る 富士山の日スペシャル 「富士山 絶景の秘密〜知られざる火山の物語〜」 まるごとふじさん「まるごとふじさん」 ほっとぐんま 640「イオンが節電対策で早朝営業開始」 ほっとぐんま 640「電動低速バスが公道走行」 ほっとぐんま 640「遊休農地に園児らが菜種まき」 ほっとぐんま 640「伊香保温泉に EV 充電器設置」 ほっとぐんま 640「アングルぐんま・廃熱暖房」 ほっとぐんま 640「太田で太陽光発電の完成式典」 ニュースワイド茨城(枠内) 「つくばエクスプレスが省エネの新型車両を試運転」 ニュースワイド茨城(枠内) 「石巻市の震災ガレキが笠間市に到着」 ニュースワイド茨城(枠内) 「指定廃棄物の最終処分場候補は高萩市に」 ニュースワイド茨城(枠内)報道室便り 「放射性物質除去に取り組むエジプト人研究者」 ニュースワイド茨城(枠内)報道室便り「つくばサイクルシェア」 茨城スペシャル 「眠れる資源を掘り起こせ〜再生可能エネルギー最前線」 ときめきとちぎ とちぎ 640 年末スペシャル 日刊!さいたま〜ず ゆうどきネットワーク おはよう日本(首都圏) ほっとイブニング「岐阜県下呂小坂町 沢登り」 ほっとイブニング「床からバックを」 おはよう東海リポート 「被災地の塩害土をレンガに」 ほっとイブニング「瓦+○○で節電を」 9月7日 20:00 〜 20:43 総合 10 月 17 日 18:10 〜 18:55 ほっとイブニング「2 秒で袋が洗える?!」 総合 10 月 26 日 19:30 〜 19:55 ナビゲーション「立山連峰 神秘の氷河〜知られざる謎に迫る〜」 総合 6 月 4、28 日 8 月 28 日 9 月 20 日 総合 総合 静 10:08 〜 11:37 8 月 30 日 総合 沢 19:30 〜 19:55 総合 総合 金 19:30 〜 19:55 18:10 〜 19:00 総合 東海・ 北陸 19:30 〜 19:55 6 月 29 日 総合 名古屋 19:30 〜 19:55 総合 総合 さいたま 9月7日 総合 総合 前 7月6日 19:30 〜 19:55 番組名 E テレ DG 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総合 6 月 18 日 総合 11 月 25 日 総合 総合 総合 7 月 13 日 3月8日 総合 3 月 26 日 総合 5 月 11 日 7 月 12 日 総合 4 月 21 日 熱烈発信!福岡 NOW 企画「セアカゴケグモ」 19:30 〜 19:55 特報フロンティア「知っていますか? PM2.5 の正体」 19:30 〜 19:55 19:30 〜 19:55 ASIAN PASSION 「ヒ素汚染水から未来の水へ 〜バングラデシュ〜」 特報フロンティア「水俣病」 環境フォトコンテスト わたしのまちの○と× 19:30 〜 19:55 かごしまスペシャル「Nature Islands(ネイチャーアイランド)」 19:30 〜 19:55 18:45 〜 19:00 7:45 〜 7:51 かごしまの四季「人と自然が織りなす風景」 ニュース・天気 おはよう日本(L) 6月6日 7 月 13 日 18:10 〜 19:00 ニュース WAVE 宮崎 5 月 24 日 11:45 ニュース 総合 6 月 11 日 11:45 総合 7 月 17 日 総合 10 月 18 日 総合 特報フロンティア「震災 2 年 問われる原発再開 〜九州電力・玄海原発からの報告〜」 かごしま熱風録「節電の夏 電力とどう向き合うのか」 12:15 〜 12:20 総合 特報フロンティア「九州沖縄発!ローカル×バイオ最前線」 19:30 〜 19:55 10 月 15 日 総合 特報フロンティア×きん☆すた「災害を生き抜くチカラ」 18:10 〜 18:59 総合 総合 沖 1 月 25 日 19:30 〜 19:55 19:30 〜 19:55 総合 大 しこく 8「四国山中“千年の里”物語 〜祖谷・大歩危〜」 5 月 18 日 総合 宮 20:00 〜 20:43 20:00 〜 20:43 総合 総合 九州 6 月 15 日 6 月 12 日 総合 総合 北九州 しこく 8「神さんの山 石鎚 〜冬から春〜」 総合 総合 岡 20:00 〜 20:43 8 月 30 日 総合 福 4 月 20 日 総合 総合 番組名 四国羅針盤「どうなる 原発の運転再開」 9 月 10 日 11 月 9 日 7月2日 12 月 21 日 11:45 11:45 11:45 18:20 18:10 〜 19:00 19:30 〜 19:55 好きっちゃおおいた「アサキマダラ」 好きっちゃおおいた「ホタル」 好きっちゃおおいた「カブトムシ」 好きっちゃおおいた「カブトガニ」 好きっちゃおおいた「高山植物」 しんけんワイド大分 中継「 “庭じい”が作る 手作りの庭園」 ニュース沖縄 610 中継 きんくる 〜沖縄金曜クルーズ〜 環境報告書 2013 38 資料2 (平成 24 年度) NHK環境キャンペーン地球エコイベント実施一覧 地 区 局 名 札 実施日 イベント名 11月 23 日 環境キャンペーンイベント NHK ×円山動物園 冬の動物園わくわくナイト ! 〜 NHK「ダーウィンが来た ! 生きもの新伝説」の世界〜 札幌市円山動物園 NHK わくわくネイチャーランド 2013 NHK 札幌放送局 第 1 スタジオ はこだてエコフェスタ 2012「NHK ブース」 函館港、緑の島、石畳広場 幌 2 月 9 〜 11日 北海道 函 館 9 月1日 旭 川 1月12・13 日 科学探検ひろば 2013 「NHK 親子ラジオ工作教室」 旭川市科学館サイパル 8 月 29、31日、 10 月 24 日 釧路湿原国立公園指定 25 周年記念・ NHK 環境キャンペーン 「わくわく ! 湿原体感教室」 温根内ビジターセンター 下幌呂コミュニティセンター 9 月 22 日、 1月19 日 釧路湿原国立公園指定 25 周年記念・ NHK 環境キャンペーン 「子どもパークレンジャーになろう !」 釧路湿原内にて実地体験 釧 路 北 東北 関東 甲信越 東海・ 北陸 会 場 見 6 月 23 日 2012 環境フェア くるるん・きたみ「NHK ブース」 NHK 環境キャンペーン 「なぜ起こる ? 地震の不思議・自然の不思議 〜 Dr. ナダレンジャーのサイエンス教室」 「NHK 親子セミナー 〜目からウロコ ! みやぎのさかなの不思議」 仙 台 8 月 7・8 日 秋 田 11月17・18 日 エキヨコ ECO ランド in エキヨコまつり 2012 ※「ダーウィンが来た ! セミナー」を実施 山 形 10 月 27・28 日 NHK やまがた環境キャンペーン ※「やまがた環境展 2012」内で実施 東 京 6 月 2・3 日 長 野 8 月 25・26 日 新 潟 8 月19 日 水 戸 7 月 21・22 日 NHK 環境キャンペーン 「ECO パーク 2012 つなげよう ! 明日へ」 北見芸術文化ホール前多目的広場 仙台市民会館 NHK 秋田放送局 秋田拠点センター ALVE 山形国際交流プラザ 「山形ビッグウィング」1 階 多目的集会展示場 NHK 放送センター 信州環境フェア 2012 ビッグハット NHK 環境セミナー「林マヤの楽しいエコライフ」 胎内市産業文化会館 NHK 環境キャンペーン in エコフェスひたち 2012 日立新都市広場、シビックセン ター、マーブルホール 宇都宮 9 月 30 日 地球エコイベント in もったいないフェア宇都宮 2012 宇都宮城址公園 さいたま 3 月16 日 トトロの森のたんけん隊 早春の森を探検しよう 狭山丘陵いきものふれあいの里セ ンター 名古屋 8 月 7 〜 12 日 金 沢 8 月 25・26 日 静 岡 10 月 6・7 日 富 山 10 月 20・21日 津 岐 39 環境報告書 2013 10 月 6・7 日 阜 7 月14・15 日 「ダーウィンが来た ! 親子セミナー」 「宇宙の謎に迫る!『コズミックフロント』 」 ※「NHK こどもサマースクール 2012」内で実施 NHK 名古屋放送センタービル NHK 環境キャンペーン in いしかわ環境フェア 2012 石川県産業展示館 4 号館 環境ワークショップ in NHK 静岡ふれあいデー NHK 静岡放送局 楽しく学ぼう ! エコライフ ※「とやま環境フェア 2012」内で実施 高岡テクノドーム NHK 環境キャンペーン 「地球エコイベント 2012 in 三重」 ※「NHK 津ふれあいデー」内で実施 NHK ぎふ「ふれあい祭 2012」 まちなかエコキッズ探検隊 NHK 津放送局 じゅうろくプラザ ほか 地 区 局 名 実施日 5 月3日 大 阪 10 月 27 日 京 都 NHK 大阪放送局 1 階 アトリウム特設ステージ NHK 京都放送局 戸 7 月 29 日 「円山川下流域・周辺水田」 ラムサール条約湿地登録記念 NHK 環境キャンペーン 「ふるさと自然クイズ“出題王”決定戦 !」 日高文化体育館 和歌山 11月10 日 NHK 環境セミナー 「林マヤの楽しいエコライフ」 和歌山市北コミュニティセンター 多目的ホール 大 津 3 月 30 日 広 島 5 月3 〜 5日 松 江 11月18 日 鳥 取 6 月3日 山 口 10 月13・14 日 松 山 3 月 24 日 福 岡 北九州 長 縄 NHK 広島放送センタービル NHK 松江放送局 環境フェア ※「松江市環境フェスティバル」内で実施 くにびきメッセ NHK とっとりエコ教室 2012 ※「第 20 回リサイクルフェスティバル」内で実施 リファーレンいなば 「地球エコイベント」山口県フェスティバル ※「きらら物流・交流フェア 2012」内で実施 山口きらら博記念公園 多目的ドーム 10 月 20・21日 NHK 環境キャンペーン 地球エコ 2012 福岡フェスティバル ※「環境フェスティバルふくおか 2012 」内で実施 福岡市役所西側ふれあい広場 10 月13・14 日 NHK 環境キャンペーン ※「北九州エコライフステージ 2012」内で実施 北九州市役所広場 NHK ながさきエコブース in 環境月間・街頭キャンペーン ベルナード観光通り NHKながさきエコブース in ながさきエコライフ・フェスタ 2012 長崎水辺の森公園 NHK環境キャンペーン in かごしま環境・新エネルギーフェア かごしま県民交流センター NHK沖縄ちゅら島エコ島キャンペーン ※「おきなわアジェンダ21県民環境フェア in なご」 内で実施 名護市民会館前広場 10 月 28 日 沖 NHK 環境キャンペーン 「眠った資源を掘り起こせ」 ※「NHK シクラメンパーク」内で実施 滋賀県立琵琶湖博物館 松山市総合コミュニティセンター 崎 鹿児島 第 2 回クイズで知るびわ湖 NHK 環境キャンペーン in まつやま環境フェア 6 月9日 九州 NHK 環境キャンペーン 「 “もったいない”からはじめる ECO ライフ」 ※「BK ワンダーランド・秋」内で実施 NHK 大阪放送局 1 階 アトリウム特設ステージ 地球エコイベント in NHK 京都会館公開 神 四国 NHK 環境キャンペーン「アコおと」 ※「BK ワンダーランド・春」内で実施 会 場 3 月16・17 日 近畿 中国 イベント名 11月 24・25 日 11月 4 日 環境報告書 2013 40 環境活動の歩み 環境経営の継続的な推進に取り組んでいます NHK のこれまでの環境活動の経過をまとめました。 2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 ◉ はじめて「NHK 環境報告書(2001 年度報告) 」 を発行 ◉ 全局的な環境経営推進体制として「環境経営推進委員会」 を設置 ◉ 重点活動目標「コピー用紙使用量 15%削減(対 2000 年度) 」 「省エネルギー対策の推進」 ◉ コピー用紙使用量 対 2000 年度比 7.3%増加(目標達成できず) ◉ 重点活動目標「省エネ・省資源の推進」 「環境保全に対する職員への周知、 教育の充実」 「テレビ放送開始 50 周年事業“地球だい好き 環境キャンペーン” をはじめとした放送・イベントを通じた活動」 ◉「地球だい好き 環境新時代」放送スタート(〜 2006 年 3 月) ◉「地球だい好き 環境キャンペーン」 スタート(〜継続中) ◉ コピー用紙使用量 対 2002 年度比 6.3%増加(目標達成できず) ◉ 重点活動目標「コピー用紙使用量 10%削減(対 2003 年度) 」 「居室・共用スペースの節電」 ◉「デジタル化で広がる新たな放送文化 平成 16 〜 18 年度 NHKビジョン」 で環境経営推進を明記 ◉「NHK 倫理・行動憲章」 で地球環境への配慮を誓約 ◉ コピー用紙使用量 対 2003 年度比 8.0%削減(目標達成できず) ◉ 重点活動目標「オフィスの節電」 「コピー用紙 10%削減(対 2003 年度) 」 ◉ ユネスコと共同で「世界遺産」 をデジタル映像で記録し未来へ伝える 「世界遺産デジタル映像アーカイブス」事業スタート ◉ コピー用紙使用量 対 2003 年度比 16.8%削減(目標達成) 2006 年 ◉ 重点活動目標「オフィスの節電」 「コピー用紙使用量 20%削減(対 2003 年度) 」 ◉「環境アーカイブス」事業スタート ◉ コピー用紙使用量 対 2003 年度比 19.1%削減(目標達成できず) 2007 年 ◉ 重点活動目標「オフィスの節電」 「コピー用紙使用量 20%削減(対 2003 年度) 」 ◉ 環境経営推進委員会に「特別管理産業廃棄物対策部会」 を設置 ◉ コピー用紙使用量 対 2003 年度比 17.8%削減(目標達成できず) 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 ◉ 京都議定書第 1 約束期間(2008 〜 2012 年) における数値目標を掲げた新たな「環境自主行動計画」を策定 ◉ コピー用紙削減目標 5%削減(対 2006-2007 年度平均比) ◉「地球エコ2008」環境キャンペーン スタート( 2008 年 1 月〜) ◉ 環境経営推進委員会に「エコ宣言タスクフォース」 「代替エネルギー対策部会」 を設置 ◉ コピー用紙使用量 対 2006-2007 年度平均比 3.5%削減(目標達成できず) ◉「環境自主行動計画」 を元に「アクションプラン」 を策定 ◉ コピー用紙削減目標 5%削減(対 2006-2007 年度平均比) ◉「地球エコ2009」環境キャンペーン スタート( 2009 年 4 月〜) ◉ コピー用紙使用量 対 2006-2007 年度平均比 7.0%増加(目標達成できず) ◉「アクションプラン」 を改定 ◉ コピー用紙削減目標 5%削減(対 2006-2007 年度平均比) ◉ NHK 環境キャンペーン スタート(2010 年 4 月〜) ◉ NHK エコチャンネル(環境ポータルサイト) オープン( 2010 年 4 月〜) ◉ コピー用紙使用量 対 2006-2007年度平均比12.1%増加 (目標達成できず) ◉「アクションプラン」 を改定 ◉ 放送局省エネ管理システム導入 ◉ コピー用紙削減目標「前年度使用量よりも削減する。」 結果 前年度(2010 年度) に比べ 2%削減(目標達成) ◉「環境経営数値目標」 を元に「アクションプラン」 を改定 ◉ 放送センター省エネ管理システム導入 ◉ コピー用紙削減目標「前年度使用量よりも削減する。」 結果 0.2%増加(目標達成できず) ◉「環境経営数値目標」 を元に「アクションプラン」 を改定 ◉ コピー用紙削減目標「前年度使用量より削減する。」 41 環境報告書 2013 NHKは、みなさまの受信料で成り立つ です 「公共放送」 組織概要 ● 名 称 日本放送協会(NHK) ● 設 立 1925 年3月 22 日 社団法人「東京放送局」仮放送開始 1950 年6月 1日 放送法による特殊法人「日本放送協会」設立 ● 本部所在地 東京都渋谷区神南2-2-1 ● 職 員 数 10,274 人( 2012 年度末) ● 財政状況 事業収入 6,603 億円( 2012 年度決算額) 事業支出 6,408 億円( 2012 年度決算額) ● 放 送 局 ● 国内放送 全国 54 か所(本部を含む) デジタル放送 地上放送 衛星放送 ラジオ放送 ● 国際放送 総合テレビ Eテレ BS1 BSプレミアム ラジオ第1放送、 ラジオ第2放送、 FM放送 ・ (テレビ国際放送)NHKワールドTV ・ (テレビ番組配信)NHKワールド・プレミアム ・ (ラジオ国際放送)NHKワールド・ラジオ日本 本報告書について ▲ NHK 放送センター (東京・渋谷) 報告対象範囲:日本放送協会(海外総支局を除く国内全局所) 報告対象期間:2012 年度( 2012 年4月~2013 年3月)を中心に記載 発 行:2013 年 7 月 前 回 発 行 日:2012 年 10 月 環境報告書 2013 42 NHK 環境報告書 2013 発行 2013年7月 ■ お問い合わせ先 NHK環境経営推進委員会事務局(NHK総務局総務・地域部内) 〒150-8001 東京都渋谷区神南 2-2-1 TEL:03-5455-7111 FAX:03-3481-1915 ■ ホームページもご覧になれます http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/kankyou/ この印刷物は環境に配慮し、適切に管理された木材原料によるFSC 認証紙を 使用しています。印刷は地産地消と輸送マイレージに配慮したライスインキを使 用し、有害廃液を排出しない水なし印刷を採用しています。