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Avaya Communicator for Windows ユーザーガイド

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Avaya Communicator for Windows ユーザーガイド
Avaya Communicator for Windows ユーザ
ーガイド
リリース 2
18-604158
第2版
2014 年 5 月
© 2014 Avaya Inc.
All Rights Reserved.
通知
本ヘルプに記載する情報を作成時点で完全かつ正確なものにするため
に十分な注意を払っておりますが、Avaya はいかなる誤りに対しても
一切の責任を負いません。 Avaya は個人や団体に対する事前の許可
なく、本ドキュメントに記されている情報を変更・修正する権利を保
有しています。
ドキュメントに関する免責
いる製品またはハードウェア上でリモートにてアクセスされる製品、
およびこれらのアップグレード、アップデート、バグフィックスまた
は修正版として、Avaya または Avaya チャネルパートナーが提供す
る、オブジェクトコード形式の Avaya のコンピュータプログラムを
意味します。 「指定プロセッサ」 とは、単一のスタンドアロンのコ
ンピュータデバイスを意味します。 「サーバー」 とは、複数のユー
ザーが利用するソフトウェアアプリケーションをホステッドする指定
プロセッサを意味します。 「インスタンス」 とは、(i) 1 台の物理マ
シンにおいて、または (ii) 1 台のソフトウェア展開済み仮想マシン
(「VM」) またはこれに類するデプロイメントにおいて、特定の時間
に実行されるソフトウェアの単一のコピーを意味します。
ライセンスタイプ
「ドキュメント」 とは、Avaya が一般に製品およびホステッドサービ
スのユーザーに対して提供する製品情報、操作方法、性能規格などを
含む情報のことです。Avaya は、これらをさまざまな媒体で発行して
います。 ドキュメントには広告資料は含まれません。 Avaya はドキ
ュメントの初版に対するいかなる変更、追加、削除に対して、それら
が Avaya により実行されたものでない限り、責任を持ちません。 エ
ンドユーザーは、エンドユーザーの範囲内で本ドキュメントを修正、
追加、削除したことによって生じる、またはそれに関連するいかなる
申し立て、訴訟、請求、判決に対しても、Avaya、Avaya 代理人、従
業員を免責することに同意するものとします。
リンクに関する免責
Avaya は、サイト内および Avaya が提供しているドキュメントにお
いて参照されているリンク先の Web サイトのコンテンツや信頼性に
ついて一切責任を負いません。 Avaya は、これらのサイトに記され
ている情報、記述、内容に関して責任を負いません。また、そこで説
明・提供されている製品、サービス、情報を必ずしも是認するもので
もありません。 Avaya は、これらのリンクが常に機能することは保
証していません。当社はリンク先ページの可用性を管理することはで
きません。
保証
Avaya のハードウェアおよびソフトウェアは、Avaya による限定保証
付きです。 限定保証の条件については、売買契約書を参照してくだ
さい。 また、Avaya の標準保証規約、およびこの製品の保証期間中
に利用可能なサポート情報は、Avaya サポート Web サイト (http://
support.avaya.com) または Avaya が指定する後継サイトに掲載され
ています。 米国およびカナダ以外の正規の Avaya チャネルパートナ
ーから製品を購入された場合は、保証の提供元は Avaya ではなく、
この Avaya チャネルパートナーとなることにご注意ください。
ライセンス
Avaya の Web サイト (HTTP://SUPPORT.AVAYA.COM/
LICENSEINFO) または Avaya が指定する後継サイトに掲載のソフト
ウェアライセンス条項は、Avaya または Avaya チャネルパートナー
との取引契約に基づき、Avaya Inc.、Avaya 関連会社または Avaya チ
ャネルパートナー (これらのうちいずれか該当するもの) から購入し
た Avaya ソフトウェアをダウンロード、使用および/またはインスト
ールしたすべてのユーザーに適用されます。 Avaya、Avaya 関連会
社、または Avaya チャネルパートナー以外からソフトウェアを入手
した場合、書面による Avaya との同意が別にない限り、Avaya はこ
のライセンスを拡張しません。また Avaya は、ライセンスなしにソ
フトウェアを使用・販売する人物に対して法的措置を取る権利を保有
します。 本ソフトウェアをインストール、ダウンロードまたは使用
するか、第三者によるこれらの行為を許諾したお客様と、お客様が代
表している会社 (状況に応じて、以下 「お客様」 または 「エンドユ
ーザー」 といいます) は、本条件に同意したこととなり、この場合、
お客様と AVAYA INC. または該当する AVAYA 関連会社 (以下
「AVAYA」 といいます) との間に法的拘束力を持つ契約が成立します。
Avaya は、下記にライセンスの範囲が詳述されている旧 Nortel フト
ウェアを除いて、お客様に対し下記の種類のライセンスを付与しま
す。 なお注文書にライセンスの種類が明記されていない場合には、
指定システムライセンスが付与されます。 ライセンスの数と、ライ
センス対象性能の単位は、お客様へ提供される他のドキュメントまた
は資料に別途明記されていない限り 1 とします。 「ソフトウェア 」
とは、スタンドアロン製品、ハードウェアにプレインストールされて
指定システムライセンス (DS): エンドユーザーは、注文書に明記さ
れている台数を限度として、指定プロセッサにのみ本ソフトウェアの
各コピーまたはインスタンスをインストールして使用することができ
ます。 Avaya では、注文書に明記されている指定プロセッサの識別
に必要な、種類、シリアル番号、機能キー、インスタンス、場所また
は他の固有情報の提供をお客様にお願いする場合がある他、Avaya 指
定の電子的手段により前述の情報の提供をお願いする場合もあります。
同時ユーザーライセンス (CU): エンドユーザーは、許諾された、同
時に本ソフトウェアにアクセスし本ソフトウェアを使用することがで
きるユニットの数を上限として、複数の指定プロセッサまたは 1 台以
上のサーバーに本ソフトウェアをインストールして使用することがで
きます。 「ユニット」 とは、Avaya が単独の裁量でライセンス料設
定の基礎とする単位を意味します。なおユニットには、エージェン
ト、ポートもしくはユーザー、個人もしくは職務名義 (ウェブマスタ
ー、ヘルプデスクなど) の電子メールもしくはボイスメールアカウン
ト、または本ソフトウェアで使用する管理データベースにおいて 1 人
のユーザーと本ソフトウェアのインターフェイスとなるディレクトリ
エントリが含まれますが、これらに限定されません。 ユニットは、
認識されている特定のサーバーまたは本ソフトウェアのインスタンス
にリンクすることができます。
データベースライセンス (DL): エンドユーザーは、同一データベー
スの単一インスタンスとだけ通信する 1 台のまたは複数のサーバーに
本ソフトウェアの各コピーまたはインスタンスをインストールして使
用することができます。
CPU ライセンス (CP): エンドユーザーは、サーバーの性能が本ソフ
トウェアの指定性能を超えない場合に限り、本ソフトウェアの各コピ
ーまたはインスタンスを、指定台数を限度としてサーバーにインスト
ールして使用することができます。 エンドユーザーは、Avaya によ
る事前の同意なしに、またはアップグレード料金を払わず、パフォー
マンス容量を拡大して再インストールしたり、サーバー上のソフトウ
ェアを操作することはできません。
指定ユーザーライセンス (NU): お客様は、(i) 承認された指定ユーザ
ー (以下に定義) あたり単一の指定プロセッサまたはサーバー上に本ソ
フトウェアをインストールして使用する、または (ii) 承認された指定
ユーザーのみが本ソフトウェアにアクセスして使用する場合に限り、
サーバー上に本ソフトウェアをインストールして使用することができ
ます。 「指定ユーザー」 とは、Avaya が本ソフトウェアへアクセス
し本ソフトウェアを使用することを明示的に認めたユーザーまたはデ
バイスを意味します。 Avaya の単独裁量権により、「指定ユーザー」
は、制限なく、名前、会社の役職(ウェブマスター、ヘルプデスクな
ど)、個人または会社の役職名での電子メールまたはボイスメールア
カウント、またはソフトウェアにより使用される管理データベース内
でユーザー 1 名がソフトウェアを使用できるディレクトリ項目などを
指します。
シュリンクラップライセンス (SR): お客様は、本ソフトウェアに付
属するか適用される 「シュリンクラップ」 または 「クリックスル
ー」 ライセンス (以下 「シュリンクラップライセンス」 といいます)
といった使用許諾契約の条件に従い、本ソフトウェアをインストー
ルして使用することができます。
旧 Nortel ソフトウェア
「旧 Nortel ソフトウェア」 とは、2009 年 12 月の Nortel Enterprise
Solutions Business の事業譲渡の一部として Avaya によって取得され
2
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
たソフトウェアを意味します。 現在 Avaya のライセンスで使用可能
な旧 Nortel ソフトウェアは、http://support.avaya.com/LicenseInfo に
おける「旧 Nortel 製品」リンクまたは Avaya が指定する後継サイト
に掲載される旧 Nortel 製品リストに含まれるソフトウェアです。 旧
Nortel ソフトウェアに関して、Avaya はお客様に対して、本ソフトウ
ェアライセンス条件にもとづいて、ドキュメントに記載された目的の
ためのみに、かつ埋め込んだ状態でのみ、実行のために、または適用
になるドキュメントが非 Avaya 製品のインストールを許可している
場合には、Avaya 機器とのコミュニケーションのために、承認された
アクティベーションまたは承認された使用レベルの範囲で、旧 Nortel
ソフトウェアを利用するライセンスを付与します。 旧 Nortel ソフト
ウェアの料金は、注文書または請求書に記述される承認されたアクテ
ィベーションまたは使用の範囲に基づく料金となる場合があります。
著作権
他に明示的に記されていない限り、Avaya が提供しているサイトのコ
ンテンツ、ドキュメント、ソフトウェア、ホステッドサービス、ハー
ドウェアを使用することはできません。 Avaya が提供している当サ
イトのコンテンツ、ドキュメント、ホステッドサービス、製品 (コン
テンツの選択、配置、デザインを含む) の所有権は Avaya またはその
ライセンス供与者が保有しており、著作権法や他の知的財産権法 (デ
ータベース保護に関する独自の権利を含む) によって保護されていま
す。 Avaya が明示的に許可した場合を除き、コンテンツ全体または
その一部 (コードやソフトウェアを含む) も、その手法を問わず、修
正、模写、複製、再版、アップロード、投稿、転送、配布することは
できません。 Avaya の書面による明確な同意なしにこれらを複製、
転送、配布、保存、使用することは、適用法のもとで刑事上および民
事上の犯罪になる場合があります。
有している可能性がある第三者の書面による事前の許可なく、これら
のマークを使用することはできません。 当サイト、ドキュメント、
ホステッドサービス、製品に含まれているいかなるものによっても、
Avaya または該当するサードパーティの明確な同意なく、黙示的にも
禁反言にも、マークのライセンス供与または権利を認めるものとして
見なすことはできません。
Avaya は、Avaya Inc.の登録商標です。
Avaya 以外の商標は、各所有者の財産です。 Linux® は、Linus Torvalds
の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
ドキュメントのダウンロード
ドキュメントの最新版については、Avaya サポート Web サイト (http://
support.avaya.com) または Avaya が指定する後継サイトをご覧くだ
さい。
Avaya サポートの連絡先
製品またはホステッドサービスの案内や記事を確認したり、Avaya の
製品またはホステッドサービスに関する問題を報告したりする場合
は、Avaya サポート Web サイト (http://support.avaya.com) にアクセ
スしてください。 サポートの電話番号およびお問い合わせ先につい
ては、Avaya サポート Web サイト (http://support.avaya.com) また
は Avaya が指定する後継サイトにアクセスし、ページの下までスク
ロールして、「Contact Avaya Support」を選択してください。
サードパーティコンポーネント
「サードパーティコンポーネント」 とは、ソフトウェアまたはホステ
ッドサービスに含まれる特定のソフトウェアプログラムまたはその一
部に、サードパーティ契約にもとづいて配布されるソフトウェア (オ
ープンソースソフトウェアを含む) を意味します (以下、「サードパー
ティコンポーネント」)。この契約には、ソフトウェアの特定部分に
ついての使用権に関する条項 (以下、「サードパーティ条項」) が含ま
れています。 必要に応じ、配布された Linux OS ソースコード (Linux
OS ソースコードを配布した製品) に関する情報について、またサー
ドパーティコンポーネントの著作権所有者や適用されるサードパーテ
ィ条項を特定するには、ドキュメントまたは Avaya のサポート Web
サイト (http://support.avaya.com/Copyright) または Avaya が指定する
後継サイトをご覧ください。 お客様は、そのようないかなるサード
パーティコンポーネントのサードパーティ条項にも同意するものとし
ます。
通信不正利用の防止
「通信不正利用」とは、未承認のユーザー (例えば、従業員、代理店、
下請け業者、または代理業者以外のユーザー) がお客様の通信システ
ムを許可なしで利用することです。 お客様のシステムに関連した通
信不正利用のリスクがあるということ、さらに通信不正利用が行われ
た場合、お客様の通信サービスに対して相当額の追加請求が生じる結
果になりますのでご注意ください。
Avaya Toll Fraud Intervention (Avaya 通信不正利用防止ライン)
通信不正利用の被害にあっている疑いがあり、技術的な支援またはサ
ポートが必要な場合、米国およびカナダ在住のお客様は Technical
Service Center Toll Fraud Intervention Hotline 8 (Tel:
+1-800-643-2353) へお電話でご連絡ください。 その他のサポートの
電話番号については、Avaya サポート Web サイト (http://
support.avaya.com) または Avaya が指定する後継サイトをご覧くだ
さい。 Avaya 製品にセキュリティ上の脆弱性が疑われる場合は、Avaya
まで E メールにてお問い合わせください。宛先:
[email protected]
商標
本サイトならびに Avaya 提供のドキュメント、ホステッドサービス
および製品に表示されている商標、ロゴ、サービスマーク (以下、「マ
ーク」) は、Avaya およびその関連会社、もしくはその他サードパー
ティの登録/未登録商標です。 ユーザーは、Avaya またはマークを所
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2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
目次
章 1: はじめに....................................................................................................................... 9
章
章
章
章
章
このリリースの新機能.............................................................................................................................. 9
対象ユーザー............................................................................................................................................. 10
関連資料.................................................................................................................................................... 10
製品ドキュメント............................................................................................................................. 10
Avaya サポートサイトのドキュメントを検索................................................................................. 11
Avaya Mentor ビデオ....................................................................................................................... 11
サポート.................................................................................................................................................... 12
2: 概要.............................................................................................................................. 13
メインウィンドウ..................................................................................................................................... 13
ボタンの説明............................................................................................................................................. 18
Multiple Device Access のサポート.......................................................................................................... 20
MDA の制限事項.............................................................................................................................. 20
3: Avaya Communicator for Windows の実装.............................................................. 23
はじめに.................................................................................................................................................... 23
コンピュータハードウェア要件................................................................................................................ 23
コンピュータソフトウェア要件................................................................................................................ 24
アプリケーションのインストール............................................................................................................ 25
[サーバー]ページのフィールド説明.............................................................................................. 28
[ダイヤル規則]ページのフィールド説明....................................................................................... 28
[エンタープライズ検索]ページのフィールド説明........................................................................ 30
[連絡先]ページのフィールド説明.................................................................................................. 31
[オーディオ]ページのフィールドの説明....................................................................................... 31
[ビデオの設定]ページのフィールドの説明................................................................................... 31
[会議]ページのフィールド説明..................................................................................................... 32
[言語]ページのフィールド説明..................................................................................................... 32
4: サーバーログイン / サーバーログアウト..................................................................... 33
アプリケーションの起動........................................................................................................................... 33
サーバーログイン..................................................................................................................................... 33
サーバーログアウト.................................................................................................................................. 34
5: Avaya Communicator for Windows の管理.............................................................. 35
Avaya Communicator for Windows のアップグレード............................................................................. 35
Avaya Communicator for Windows のアンインストール.......................................................................... 37
6: 通話の発信................................................................................................................... 39
音声通話.................................................................................................................................................... 39
ダイヤルパッドまたは番号入力フィールドを使用した音声通話の発信.......................................... 39
連絡先カードからの発信.................................................................................................................. 40
エンタープライズ検索からの発信................................................................................................... 41
履歴記録から発信............................................................................................................................. 41
インスタントメッセージからの発信................................................................................................ 42
ビデオ通話................................................................................................................................................ 43
ビデオ通話ウィンドウ..................................................................................................................... 43
ダイヤルパッドまたは番号入力フィールドを使用したビデオ通話の発信...................................... 45
連絡先カードからのビデオ通話発信................................................................................................ 46
2014 年 5 月
5
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48
48
49
7: 通話の処理................................................................................................................... 51
通話への応答............................................................................................................................................. 51
着信通話への不応答.................................................................................................................................. 51
通話の保留................................................................................................................................................ 52
保留中の通話を再開.................................................................................................................................. 52
通話の終了................................................................................................................................................ 52
通話中に番号を入力.................................................................................................................................. 52
通話のミュート......................................................................................................................................... 53
通話のミュート解除.................................................................................................................................. 53
音声通話からビデオ通話への変更............................................................................................................ 53
ビデオ通話の一時停止.............................................................................................................................. 54
一時停止したビデオ通話の再開................................................................................................................ 54
通話中にビデオを停止する....................................................................................................................... 54
送信中のビデオ表示.................................................................................................................................. 55
音量の調整................................................................................................................................................ 55
すべての着信音を無効にする................................................................................................................... 56
通話統計の表示......................................................................................................................................... 56
8: 現行の通話を転送する................................................................................................. 59
9: 会議.............................................................................................................................. 61
[会議]タブ.............................................................................................................................................. 62
2 つの現行の通話を 1 つの会議に結合する.............................................................................................. 63
アドホック会議の開始.............................................................................................................................. 63
MeetMe 会議の開始.................................................................................................................................. 64
会議への参加者の追加.............................................................................................................................. 66
現行の通話を会議に追加する................................................................................................................... 66
会議参加者の切断..................................................................................................................................... 67
会議からすべての参加者を切断................................................................................................................ 67
会議参加者のミュート/ミュート解除........................................................................................................ 68
すべての会議参加者のミュート/ミュート解除......................................................................................... 68
ウェブコラボレーション参加者の表示..................................................................................................... 69
会議から切断された参加者の表示............................................................................................................ 69
会議から切断された参加者に発信する..................................................................................................... 70
会議の参加者をモデレーターに昇格させる.............................................................................................. 70
参加者をプレゼンターに昇格させる......................................................................................................... 71
会議のロック/ロック解除.......................................................................................................................... 71
レクチャーモード機能のオン/オフの切り替え......................................................................................... 72
会議続行機能のオン/オフの切り替え........................................................................................................ 73
エントリ音および終了音機能のオン/オフの切り替え.............................................................................. 73
10: 情報を共有する.......................................................................................................... 75
ウェブコラボレーションの説明................................................................................................................ 75
ライブラリ....................................................................................................................................... 75
ウェブコラボレーションコンポーネント......................................................................................... 76
共有コンテンツをナビゲートする................................................................................................... 78
エンタープライズ検索からのビデオ通話発信.................................................................................
履歴記録からのビデオ通話..............................................................................................................
インスタントメッセージからの発信................................................................................................
送信中のビデオ表示.........................................................................................................................
章
章
章
章
6
2014 年 5 月
章
章
章
章
章
デスクトップの代わりにドキュメントを共有するメリット..................................................................... 80
ウェブコラボレーションセッションの開始.............................................................................................. 80
ライブラリの管理..................................................................................................................................... 81
ライブラリへのファイルのアップロード......................................................................................... 81
ライブラリ内のファイルのプレビュー............................................................................................ 81
ライブラリ内のファイルの名前の変更............................................................................................ 82
ライブラリからのファイルの削除................................................................................................... 82
ライブラリのドキュメントを表示する............................................................................................ 83
参加者をプレゼンターに昇格させる......................................................................................................... 83
ドキュメントの共有.................................................................................................................................. 84
ホワイトボードの共有.............................................................................................................................. 85
画面全体の共有......................................................................................................................................... 85
アプリケーションおよびデスクトップコントロールを共有する..................................................... 86
画面の一部の共有..................................................................................................................................... 86
アプリケーションの共有........................................................................................................................... 87
参加者としてプレゼンテーションを閲覧する.......................................................................................... 87
コンテンツの注釈を付け........................................................................................................................... 88
注釈付け........................................................................................................................................... 88
注釈コントロール............................................................................................................................. 88
スクリーンショットの送信....................................................................................................................... 91
アプリケーションとスクリーン画面共有を終了する............................................................................... 91
ドキュメント共有を終了する................................................................................................................... 92
会議中にメッセージを送信する................................................................................................................ 92
メッセージウィンドウ..................................................................................................................... 92
メッセージウィンドウを開く........................................................................................................... 93
メッセージの送信............................................................................................................................. 93
会議議事録の管理..................................................................................................................................... 94
会議の議事録.................................................................................................................................... 94
議事録の追加.................................................................................................................................... 95
議事録の編集.................................................................................................................................... 96
議事録の削除.................................................................................................................................... 96
11: インスタントメッセージの使用................................................................................. 97
インスタントメッセージの表示................................................................................................................ 98
インスタントメッセージの送信................................................................................................................ 98
電話会議の参加者へのインスタントメッセージの送信............................................................................ 99
12: プレゼンスステータスの管理..................................................................................... 101
応答可能状況の変更.................................................................................................................................. 101
ステータスメッセージの変更................................................................................................................... 102
13: 連絡先の管理.............................................................................................................. 103
役立つヒント............................................................................................................................................. 104
エンタープライズ連絡先を連絡先ファンに追加する............................................................................... 104
連絡先の検索............................................................................................................................................. 105
連絡先ファンからの連絡先の削除............................................................................................................ 106
14: 履歴記録の管理.......................................................................................................... 107
履歴記録の表示......................................................................................................................................... 107
15: エンタープライズユーザーまたは連絡先の検索........................................................ 109
連絡先の検索............................................................................................................................................. 109
2014 年 5 月
7
エンタープライズ検索の実行................................................................................................................... 110
章 16: Avaya Communicator for Windows クライアント設定の変更............................... 111
サーバー設定の変更..................................................................................................................................
ダイヤル規則の設定..................................................................................................................................
エンタープライズ検索設定の変更............................................................................................................
連絡先設定の変更.....................................................................................................................................
音声設定の変更.........................................................................................................................................
ビデオ設定の変更.....................................................................................................................................
会議設定の変更.........................................................................................................................................
言語設定の変更.........................................................................................................................................
Avaya Communicator クライアントのリリース番号の表示.....................................................................
サポートオプションへのアクセス............................................................................................................
章 17: Troubleshooting.......................................................................................................
111
112
112
113
113
114
115
115
116
116
117
Avaya Communicator クライアントを起動すると、Microsoft Outlook から Outlook 内に保存されてい
る電子メール アドレス情報がプログラムによってアクセスされようとしているというセキュリティ通
知メッセージが表示される....................................................................................................................... 117
[ウェブコラボレーション]ウィンドウに別の会議で共有しているドキュメントが表示される............. 118
会議のウェブコラボレーションセッションにアクセスできない: [ウェブコラボレーション]ウィンド
ウに「会議は現在ロックされています。新しいユーザーは参加できません」というメッセージが表示
される....................................................................................................................................................... 118
ビデオ通話中にマイクが機能しなくなり、「USB コントローラの帯域幅が超過しています」メッセー
ジが表示される......................................................................................................................................... 118
ログファイルのアンインストールエラー................................................................................................. 119
Windows 8 で別の IP に切り替えができない........................................................................................... 119
音声通話へのエスカレート解除やウェブコラボレーションの起動ができない........................................ 119
付録 A : 会議中にダイヤルパッドコマンドを使用する........................................................ 121
索引....................................................................................................................................... 125
8
2014 年 5 月
章 1: はじめに
このドキュメントでは、Avaya Communicator for Windows の設定と使用方法について説明します。 こ
のドキュメントを使用する前に、サーバー管理を完了している必要があります。 サーバー管理に関する
情報については、『Administering Avaya Communicator』(18-604079)を参照してください。
このリリースの新機能
次のセクションでは『Avaya Communicator for Windows ユーザーガイド』(18-604158)で
説明する新機能について紹介します。
製品名が Avaya Communicator に変更されました。
リリース 2.0 で、Avaya Flare® Experience の製品名は Avaya Communicator に変更されま
した。
通話の転送
Avaya Communicator クライアントを使用して音声通話を転送できます。 Avaya
Communicator クライアントでのビデオ通話の転送は現在サポートされていません。
MDA と二重登録のサポート
Avaya Communicator は、Multiple Device Access(MDA)をサポートしています。 同じ内
線番号で複数の SIP デバイスにログインでき、また複数のデバイスからポイントツーポイン
ト通話に応答し、参加できます。
二重登録機能を使用すると、Avaya Communicator クライアントにログインしている間に、
H.323 デバイス(デスクフォンなど)でも同じ内線番号にログインできます。
メッセージありインジケーターからのボイスメールアクセス
メッセージありインジケーターボタンをクリックして、いつでもボイスメールボックスにダ
イヤルできるようになりました。
自動サービス検出のサポート
サービス検出は Avaya Communicator クライアントの設定を自動的に構成します。 管理者に
問い合わせて、会社でサービス検出をサポートしているか確認してください。
Radvision Scopia 会議のサポート
Avaya Communicator から Radvision Scopia 会議への参加または主催が可能です。
2014 年 5 月
9
はじめに
マルチパーティチャットのサポート
Avaya Communicator では、1 つのインスタントメッセージングの会話で、一度に複数の連
絡先とチャットできるようになりました。
コラボレーション通知メッセージからコラボレーションセッションを開始
コラボレーションの開始を知らせるコラボレーション通知メッセージをクリックすること
で、コラボレーションを開始できるようになりました。
通話の統計
音声通話、ビデオ通話、電話会議のサービス品質の統計を表示できます。
インターフェイス言語の変更
[設定]から Avaya Communicator for Windows クライアントのインターフェイス言語を変更
できます。
メールの非サポート
Avaya Communicator クライアントからメールは送信できなくなりました。
対象ユーザー
このドキュメントは、エンドユーザーによる Avaya Communicator 製品の設定、および付属
機能の使用を対象にしています。
関連資料
製品ドキュメント
Avaya Communicator 用の次のドキュメントが入手可能です。
• Administering Avaya Communicator:ドキュメント番号 18-604079。 このドキュメン
トには Avaya Communicator for iPad および Windows に関するサーバー管理情報が記
載されています。 Android コンテンツの本ドキュメントへの統合を進めています。 統
合が完了するまで、Administering Avaya Communicator for Android の管理情報につい
ては「 Avaya Communicator for Android」を参照してください。
• Avaya Communicator for iPad ユーザーガイド:ドキュメント番号 18-603943。 このド
キュメントには、概要、インストール、および機能の使用に関する情報が記載されてい
ます。
10
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
関連資料
• Avaya Communicator for Windows ユーザーガイド:ドキュメント番号 18–604158。 こ
のドキュメントには、概要、インストール、および機能の使用に関する情報が記載され
ています。
• Avaya Communicator for Android ユーザーガイド:このドキュメントには、概要、イン
ストール、および機能の使用に関する情報が記載されています。
• Avaya Communicator for Android クイックリファレンスガイド:このドキュメントで
は、主な機能情報へのクイックアクセスが提供されています。
Avaya サポートサイトのドキュメントを検索
このタスクについて
次の手順を使用して Avaya サポート Web サイトにある製品ドキュメントを検索します。
手順
1. Avaya サポート Web サイト(http://support.avaya.com/)に移動します。
2.[Downloads & Documents]タブをクリックして[Documents]を選択します。
3.[Product]検索ボックスで製品名を入力します。
4.[Choose Release]ドロップダウンメニューから適切なリリース番号を選択しま
す。
5. 必要に応じて左側の[Content Type]フィルタを使用し、検索するドキュメント
の種類を選択します。
例えば、ユーザーガイドを検索する場合は[Content Type]フィルタから[User
Guides]を選択できます。 選択したカテゴリのドキュメントのみがドキュメン
トの一覧に表示されます。
Avaya Mentor ビデオ
Avaya Mentor ビデオは、Avaya 製品のインストール、設定、およびトラブルシューティン
グの方法に関する技術的な内容を提供します。
このタスクについて
ビデオは、Avaya サポート Web サイトでビデオドキュメントタイプの下に表示される一覧
から、および Avaya が運営する YouTube チャンネルで入手できます。
2014 年 5 月
11
はじめに
• Avaya サポート Web サイトのビデオにアクセスするには、http://support.avaya.com
に進んで製品名を選び、ビデオチェックボックスを選択して、利用可能なビデオのリ
ストを表示します。
• Avaya Mentor ビデオを YouTube で検索するには、http://www.youtube.com/
AvayaMentor にアクセスして、次の操作のいずれかを実行します。
- キーワードを[検索]チャネルに入力して、特定の製品またはトピックを検索
します。
- プレイリストをスクロールダウンし、トピック名をクリックして、サイトに登
録されている入手可能なビデオの一覧を確認します。
注
ビデオはすべての製品で利用できるわけではありません。
サポート
最新のドキュメント、製品に関する通知、情報資料を入手するには、Avaya サポート Web
サイト (http://support.avaya.com) にアクセスしてください。 リリースノート、ダウンロー
ド、および問題の解決も検索できます。 オンラインサービス要求システムを使用して、サー
ビス要求を作成します。 ライブエージェントとチャットをして問題の解決を入手するか、問
題がさらに専門知識を必要とする場合はサポートチームに接続してもらうようにエージェン
トに要求します。
12
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
章 2: 概要
Avaya Communicator for Windows では、企業のサーバーにログインし、PC から内線番号で発信と受信
(音声通話とビデオ通話)を行うことができます。 Avaya Communicator for Windows クライアントで
は、インスタントメッセージの送信、通話履歴へのアクセス、Avaya Aura® や Microsoft Outlook の連絡
先へのアクセス、ウェブコラボレーションと情報の共有、エンタープライズ検索、およびプレゼンスス
テータスの管理も実行できます。 Avaya Communicator for Windows により、エンタープライズユーザ
ーは、単独のインターフェイスからあらゆるコミュニケーションツールへ簡単にアクセスできるように
なります。
Avaya Communicator for Windows は、Avaya Aura® Conferencing との自動統合機能を備えています。
Avaya Communicator for Windows を使用して Avaya Aura® Conferencing の MeetMe 会議にログインす
ると、次のことを実行できます。
• メインウィンドウの[コラボレーション]ボタンをクリックして、ウェブコラボレーション機能に
アクセスする モデレーターであるか、プレゼンターの権限を持っている場合は、ウェブコラボレ
ーションセッションをホストし、ドキュメント、プレゼンテーション、画像、ホワイトボード、画
面全体、画面の一部、またはアプリケーションウィンドウを共有できます。
• 会議と参加者をグラフィカルに表示する。
• 組み込みのモデレーターコントロールを使用して、会議を管理する(モデレーターとしてログイン
した場合)。
Avaya Aura® Conferencing を使用している場合は Avaya Communicator for Windows でアドホック会議
も開始できます。
Avaya Communicator for Windows を使用するには、企業ネットワークにアクセスする必要があります。
メインウィンドウ
次の図に、Avaya Communicator for Windows のメインウィンドウの各部名称を示します。
これはタブが展開されていないコンパクトな表示です。
2014 年 5 月
13
概要
図 1. : コンパクトウィンドウ
番号
1
名前
説明
ユーザーステータス このエリアを使用して、クライアントのログイン/ログア
エリア
ウト、自分の内線番号およびプレゼンスステータスの表示
をします。 このエリアでは次のことができます。
• クライアントのログインおよびログアウト
• プレゼンスステータスの設定またはカスタムプレゼンス
ステータスメッセージの入力
2
メッセージありイン 新しいボイスメールメッセージがある場合に明るく表示さ
ジケーター
れます。 このボタンをクリックしていつでもボイスメー
ルにダイヤルできます。
3
[設定]ボタン
クリックすると[設定]ダイアログボックスが表示されま
す。このダイアログボックスで、サーバー、ダイヤル規
則、エンタープライズディレクトリ検索、連絡先の検索、
オーディオ、ビデオ、および会議の設定を行うことができ
ます。 [設定]ダイアログボックスには、ソフトウェア
のリリース情報やサポート情報も表示されます。
4
[連絡先]タブ
連絡先ファンが表示されます。 連絡先ファンには、すべ
ての Avaya Aura® の連絡先と Microsoft Outlook の連絡先
(Microsoft Outlook が実行されている場合)のカードが表
示されます。 連絡先ファンが展開されている状態で連絡
先にポインタを重ねると、音声通話、ビデオ通話、IM、お
よび追加オプションのボタンを表示できます。
エンタープライズ検索を設定している場合は、[連絡先]
タブからエンタープライズ連絡先も検索できます。
14
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
メインウィンドウ
番号
名前
説明
注
Avaya Aura® の連絡先と Microsoft Outlook の連絡先を
表示するには、サーバーにログインする必要がありま
す。 Microsoft Outlook の連絡先を表示するには、
Microsoft Outlook を実行しておく必要があります。
5
[履歴]タブ
クリックすると履歴ファンおよび[履歴]タブのボタンが
表示されます。 履歴ファンには、Avaya Communicator for
Windows クライアントを使用して発着信したすべての通
話に関連する連絡先カードが表示されます。 [履歴]タ
ブのボタンを使用して、次の通話を表示できます。
• Avaya Communicator for Windows クライアントを使用
して受信したすべての通話
• Avaya Communicator for Windows クライアントを使用
しているときに不在着信となったすべての通話
• Avaya Communicator for Windows クライアントを使用
して応答したすべての通話
• Avaya Communicator for Windows クライアントを使用
して発信したすべての通話
[履歴]タブに表示される赤い数字は、前回履歴ファンを
表示した後で不在着信となっている通話の数を示していま
す。
注
会議通話の履歴記録は作成されません。
6
[IM]タブ
インスタントメッセージファンが表示されます。 インス
タントメッセージファンには、アクティブな各インスタン
トメッセージセッションまたは「チャット」の連絡先カー
ドが表示されます。
7
[会議]タブ
クリックすると会議ファンおよび[会議]タブのボタンが
表示されます。 会議ファンには、会議参加者の連絡先カ
ードが表示されます。 [会議]タブのボタンを使用して、
会議ファン内の会議参加者をフィルタできます。 [会議]
タブのボタンを使用して、次の参加者を表示できます。
• すべての会議参加者
• ウェブコラボレーションセッションを表示しているすべ
ての参加者
• 通話から切断されたすべての参加者
会議ファンで、会議エントリの新しい順またはアルファベ
ット順(A ~ Z)にカードを並べ替えることができます。
2014 年 5 月
15
概要
番号
名前
説明
8
会話ステージ
9
クイックダイヤルフ 電話番号を入力して音声またはビデオ通話を発信できま
ィールド
す。 このフィールドでダイヤルパッドを使用し、電話番
号にリダイヤルもできます。
選択した通話の状態をグラフィカルに表します。 通話を
開始または通話に参加するたびに会話設定が表示されま
す。 通話中のすべての通話(アクティブおよび保留)が
会話ステージに表示されます。
このエリアの[+]ボタンを使用して、新規の会話を開始
できます。
最大 3 つの会話を同時に表示できます。
次の図は、[連絡先]、[履歴]
、[IM]、[会議]タブを展開した Avaya Communicator for
Windows クライアントを示しています。 これらのタブにアクセスするには Avaya
Communicator for Windows クライアントにログインする必要があります。
[連絡先]タブをクリックして連絡先リストを表示します。 画像に表示されているように、
連絡先にポインタを重ねて音声通話、ビデオ通話、IM、および追加オプションのチャンネル
ボタンにアクセスすることもできます。
図 2. : 連絡先ファンが展開された状態の Avaya Communicator for Windows
[履歴]タブをクリックして通話および IM 会話の履歴を表示します。 画像に表示されてい
るように、不在着信および未応答会話が赤色で強調されます。
16
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
メインウィンドウ
図 3. : 履歴ファンが展開された状態の Avaya Communicator for Windows
[IM]タブをクリックしてアクティブな IM 会話を表示します。
図 4. : インスタントメッセージファンが展開された状態の Avaya Communicator for Windows
[会議]タブをクリックして電話会議の参加者を表示、および電話会議を管理します。
2014 年 5 月
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概要
図 5. : 会議ファンが展開された状態の Avaya Communicator for Windows
ボタンの説明
次の表は Avaya Communicator for Windows クライアントのメインボタンを示します。 ボタ
ンが利用不可の場合は、灰色表示されます。
ボタン
名前
目的
発信
音声通話を発信します。 電
話会議からこのボタンはクリ
ックできません。
ビデオ
ビデオ通話を発信します。 電
話会議からこのボタンはクリ
ックできません。
インスタントメッセージ
インスタントメッセージを送
信します。 このボタンは電
話会議では使用できません。
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2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
ボタンの説明
ボタン
名前
目的
コラボレーション
ウェブコラボレーションセッ
ションに参加または開始しま
す。
設定
[設定]ダイアログボックス
が開きます。このダイアログ
ボックスで、サーバー、ダイ
ヤル規則、エンタープライズ
ディレクトリ検索、連絡先の
検索、音声、ビデオ、および
会議の設定を行うことができ
ます。 [設定]ダイアログ
ボックスには、ソフトウェア
のリリース情報やサポート情
報も表示されます。
[設定]ダイアログボックス
からも音量コントロールオプ
ションにアクセスできます。
終了
音声通話またはビデオ通話を
切断します。
応答
会話設定ステージの未応答の
アクティブ通話(ブリッジ通
話、携帯内線通話、不応答通
話)に応答または参加しま
す。
キャンセル
会話設定ステージからすべて
のカードを削除します。
ミュート
音声をミュートまたはミュー
ト解除します。 通話がミュ
ートになっている場合、ボタ
ンは青色になります。
ヒント
Avaya Communicator の
[ミュート]機能を使用し
ます。 デスクトップまた
はヘッドセットでのミュ
ートは Avaya
Communicator インターフ
ェイスに反映されません。
ダイヤルパッド
ダイヤルパッドを開きます。
ダイヤルパッドを使用して、
通話中にタッチトーン番号を
入力できます。 ダイヤルパ
2014 年 5 月
19
概要
ボタン
名前
目的
ッドを使用して、電話番号の
入力およびリダイヤルもでき
ます。
保留
その他
現行の通話を保留したり、保
留中の通話を再開したりでき
ます。 通話が保留中の場合、
ボタンは青色になります。
[その他の操作]パネルが開
きます。このパネルには[モ
デレーターコントロール]タ
ブと[通話の制御]タブがあ
ります。 [モデレーターコ
ントロール]タブは、モデレ
ーターのみが使用できます。
[通話の制御]タブは、選択
した通話のモデレーターと参
加者が使用できます。
Multiple Device Access のサポート
Avaya Communicator は、Multiple Device Access(MDA)をサポートしています。 この機
能により、次のことが可能になります。
• 携帯内線用モバイルデバイスを含む複数のデバイスから同じ内線番号にログオン可能
• 複数のデバイスから通話に応答可能
• 他のログイン済みデバイスから既存の通話に参加可能
• 内線番号に着信があったときに、ログインしているすべてのデバイスを同時に鳴らす
Avaya Aura® ネットワークの設定によって、同時にログイン可能なデバイス数、および同時
参加できるデバイスの上限数に達したときに、最初にログインしたデバイスと最後にログイ
ンしたデバイスのどちらのログインアクセスを拒否するかが決まります。
MDA の制限事項
次のセクションでは、MDA の制限事項について説明します。
その他のデバイスサポート
• 一部のデバイスでは、MDA をサポートしていません。 このようなデバイスに、Avaya
Communicator クライアントでログインしたのと同じ内線番号でログインすることはでき
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2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
Multiple Device Access のサポート
ますが、新しい着信への応答や現行の通話への参加などの他の MDA 機能は正しく動作し
ない場合があります。
ビデオ通話へのエスカレート
• 複数のデバイスが通話中の場合、その通話をビデオにエスカレートすることはできませ
ん。 別のデバイスが通話を切断し、通話中のデバイスが 1 台のみになった場合、その
デバイスは通常通りビデオ通話にエスカレートできます。
• 2 番目のデバイスがビデオ通話に参加すると、ビデオ画面は暗くなります。
• 携帯内線用モバイルデバイスは、どのような場合でもビデオ通話にはエスカレートでき
ません。 通話中のデバイスがモバイルデバイスのみの場合でも、音声通話のみがサポ
ートされます。
通話への参加
• 単独のデバイスが通話中に保留にすると、別のデバイスは通話に参加できなくなります。
複数のデバイスが既に通話中で、それらのデバイスのいずれかを保留にした場合は、新し
いデバイスが通話に参加できます。
Avaya Aura®conferencing
• Avaya Communicator クライアントでない 2 番目のデバイスが現行の Avaya Aura® 会議に
参加する場合、その 2 番目のデバイスのユーザーは通話中の音声を聞くことはできます
が、会議機能にアクセスしたり、共有されているアプリケーションを表示したりすること
はできません。 2 番目のデバイスが会議機能にアクセスするためには、個別に電話会議に
ダイヤルする必要があります。
電話会議に参加しているデバイスが Avaya Communicator クライアントの場合は、そのデ
バイスは他のデバイスが電話会議から退出すると同時に会議の機能および制御にアクセス
できます。 Avaya Communicator クライアントは電話を切って再度ダイヤルする必要はあ
りません。
エラーメッセージ
同時参加できるデバイスの上限数にした後に追加のデバイスでログインしようとすると、入
力されたログイン資格情報の無効を表示するエラーメッセージが表示されます。 入力された
ログイン資格情報が正しい場合でも、同時参加できるデバイスの上限数に達したことを表示
するエラーメッセージ警告の代わりに、このエラーメッセージが表示されます。
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21
概要
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2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
章 3: Avaya Communicator for Windows の
実装
はじめに
お使いのコンピュータが、この章に記載されているハードウェア、ソフトウェア、および接
続要件のすべてを満たしていることを確認してください。
管理者に問い合わせて、会社で自動サービス検出をサポートしているか確認してください。
会社が自動サービス検出をサポートする場合は、管理者と協力して、適切なレジストリが存
在し、有効な URL が設定されていることを確認します。
会社が自動サービス検出をサポートしない場合は、システム管理者から次の情報を収集しま
す。
• お使いの電話の内線番号およびパスワード
• 会社の Avaya Aura® Session Manager(SIP サーバー)の IP アドレス
• Avaya Session Manager サーバーへ接続する際に使用されるトランスポートタイプ 必
要に応じて、デフォルトポート番号(TLS では 5061)を変更することもできます。
• 会社の SIP ドメイン: これは、会社の Avaya Aura® ネットワークの SIP ドメインです。
• 会社のプレゼンスサーバーの IP アドレス
• お住まいの国または場所で必要なダイヤル規則の設定
• アドホック会議ファクトリのサービス URI
• サーバーアドレス、Active Directory/Domino/Novell などのディレクトリタイプ、エンタ
ープライズユーザー名、ユーザーのパスワード、検索ルート、エンタープライズ連絡先
の検索用の会社のエンタープライズディレクトリのサーバーポートです。
コンピュータハードウェア要件
コンピュータにはネットワーク接続が備わっており、次の最低限のハードウェア要件を満た
す必要があります。
2014 年 5 月
23
Avaya Communicator for Windows の実装
• 連続プレゼンスおよびビデオ向けのデュアルコア 2.4 GHz プロセッサ
• メモリ 2 GB
• 専用ビデオメモリ 256 MB
• ハードディスク空き容量 1.5 GB
• キーボード
• マウス、またはその他の互換性のあるポインティングデバイス
• ビデオアダプタおよび 1024 x 768 以上の解像度のモニター
• モニター色設定 32 ビット以上
• ネットワークインターフェイスカード
• USB ヘッドセット
• USB または内蔵のカメラ(ビデオ通話を発着信する場合)
注
カメラの製造元から提供される最新のドライバを使用してください。 汎用 USB ドラ
イバを使用すると、カメラが不安定になる場合があります。
コンピュータソフトウェア要件
コンピュータに次のソフトウェアをインストールする必要があります。
• Microsoft .NET Framework 4 Extended このソフトウェアは、Avaya Communicator for
Windows ソフトウェアを含んだ zip 形式のファイルで提供されています。
• Microsoft .NET Framework 4 Client Profile このソフトウェアは、Avaya Communicator
for Windows ソフトウェアを含んだ zip 形式のファイルで提供されています。
• ウェブコラボレーション用 Java および Adobe Flash の最新バージョン
• 次のいずれかのオペレーティングシステム
- Microsoft Windows 8 Professional/Enterprise/Ultimate(32 ビット/64 ビット)
- Microsoft Windows 7 Professional/Enterprise/Ultimate(32 ビット/64 ビット)
注
Avaya Communicator for Windows ではマウスおよびキーボードを使用する必要があ
ります。 Windows 8 の画面タッチ機能およびハイブリッド機能は現在サポートされ
ていません。
Avaya Communicator for Windows は 32 ビットアプリケーションです。
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2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
アプリケーションのインストール
アプリケーションのインストール
前提条件
• Avaya Communicator for Windows をインストールするコンピュータの管理者権限が必
要です。
• 管理者に問い合わせて、会社で自動サービス検出をサポートしているか確認してくださ
い。 会社が自動サービス検出をサポートする場合は、管理者と協力して、適切なレジ
ストリが存在し、有効な URL が設定されていることを確認します。 自動サービス検出
をサポートしていない場合、Avaya Communicator の設定を手動で設定する必要があり
ます。
このタスクについて
次の手順を使用して Avaya Communicator for Windows をインストールおよび設定します。
Avaya Communicator for Windows インストールパッケージには Avaya コラボレーションサ
ービスのインストールファイルも含まれています。 コラボレーションサービスの詳細につい
ては『Administering Avaya Collaboration Services』(NN10850-031)を参照してください。
使用方法のオンラインヘルプもアプリケーションのパッケージに含まれています。 コラボレ
ーションサービスがインストールされている場合は、Windows の[スタート]メニューの
[Collaboration Services]からオンラインヘルプ情報にアクセスできます。
注
Avaya コラボレーションサービスのドキュメントは、Avaya Communicator for Windows
リリース 2.0.1 サービスパックのタイミングで更新されます。
手順
1. Avaya の Web サイト (http://www.avaya.com/support) から Avaya
Communicator for Windows インストーラの最新バージョンをダウンロードして保
存します。
zip 形式のファイル内にインストーラが含まれています。 zip ファイルの内容をフ
ォルダに解凍します。
2. Windows コントロールパネルから、Avaya Communicator for Windows クライア
ントの古いバージョンを削除します。
[AppData] > [Roaming] > [Avaya] > [Avaya Flare Experience]に
Avaya Communicator for Windows クライアントの古いバージョンが保存されてい
ます。
コラボレーションサービスを Avaya Communicator for Windows とともに使用す
る場合は、次の古いバージョンをコンピュータから削除する必要があります。
• Avaya Client Applications コラボレーションサービス、または Avaya Client
Applications コラボレーションサービス(64 ビット)
• Avaya UCA タイプライブラリ
2014 年 5 月
25
Avaya Communicator for Windows の実装
3. Microsoft .NET Framework 4 Client Profile および Microsoft .NET Framework
4 Extended が PC にインストールされていることを確認します。
4. Microsoft .NET Framework 4 Client Profile および Microsoft .NET Framework 4
Extended がインストールされていない場合はインストールしてください。
Microsoft .NET Framework 4 Client Profile および Microsoft .NET Framework 4
Extended のインストーラは zip 形式のファイルで提供され、Avaya の Web サイ
トからダウンロードできます(Prerequisites フォルダに保存されています)
。詳細
については、コンピュータソフトウェア要件 (24 ページ)を参照してください。
5. Windows のエクスプローラを使用して Avaya Communicator for Windows インス
トーラを保存したフォルダに移動し、インストーラをダブルクリックします。
.exe ファイルをダブルクリックして、コラボレーションサービスをインストール
します。
6.[Welcome Setup Wizard](セットアップウィザードへようこそ)ダイアログボッ
クスで、[Next](次へ)をクリックします。
7.[End-User License Agreement](エンドユーザー契約書)ダイアログボックスで
使用許諾契約書を読みます。
8.[I accept the terms in the License Agreement](使用許諾契約書の条項に同意
する)チェックボックスをクリックして使用許諾契約書に同意します。
9.[Next](次へ)をクリックします。
10. ソフトウェアのインストール先フォルダを変更する場合は、[Destination Folder]
(インストール先フォルダ)ダイアログボックスで[Change](変更)をクリッ
クします。 デフォルトでは次のフォルダにソフトウェアがインストールされます。
• 32 ビットのオペレーティングシステム: C:\Program Files\Avaya\Avaya
Communicator\
• 64 ビットのオペレーティングシステム: C:\Program Files(x86)\Avaya
\Avaya Communicator\
11.[Next](次へ)をクリックします。
12.[Ready to install](インストール準備完了)ダイアログボックスで[Install](イ
ンストール)をクリックします。
[Installing](インストール中)メッセージボックスが表示され、インストールの
ステータスが示されます。 インストールが完了すると、[Completed Setup
Wizard](セットアップウィザードの完了)ダイアログボックスが表示されます。
13.[Completed Setup Wizard](セットアップウィザードの完了)ダイアログボック
スで[Launch Avaya Communicator for Windows when setup exits](セット
アップ終了時に Avaya Communicator for Windows を起動する)チェックボッ
クスが選択されていることを確認します。
14.[Finish](終了)をクリックします。
Avaya Communicator for Windows が起動します。 会社で自動サービス検出が使
用されていない場合は、[設定]ダイアログボックスが表示されます。 会社で自
動サービス検出が使用されていない場合は、次の手順を実行して Avaya
26
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
アプリケーションのインストール
Communicator for Windows を手動で設定します。 管理者が会社で自動サービス
検出を設定している場合は、手順の次のステップは該当しません。
15.[サーバーアドレス]ボックスに SIP サーバー(Session Manager)の IP アドレ
スまたは FQDN(Fully-Qualified Domain Name)を入力します。
16.[トランスポートタイプ]ボックスで適切な設定を選択します。 詳細については、
[サーバー]ページのフィールド説明 (28 ページ)を参照してください。
必要に応じて、デフォルトポート番号を変更できます。
17.[ドメイン]ボックスに会社の SIP ドメインを入力します。 これは、会社の Avaya
Aura ® ネットワークの SIP ドメインです。 例えば、内線番号が
[email protected] の場合、[ドメイン]ボックスに
yourcompanyname.com のように入力します。
18.[プレゼンスサーバーアドレス]ボックスにプレゼンスサーバーの IP アドレスま
たは FQDN(Fully-Qualified Domain Name)を入力します。
19. 左側のナビゲーションペインで[ダイヤル規則]をクリックし、ダイヤル規則を
設定して発信を正しくルーティングします。 詳細については、[ダイヤル規則]
ページのフィールド説明 (28 ページ)を参照してください。
20. 左側のナビゲーションペインで[エンタープライズ検索]をクリックし、適切な
情報を入力してエンタープライズディレクトリを検索するように Avaya
Communicator for Windows を設定します。 詳細については、[エンタープライズ
検索]ページのフィールド説明 (30 ページ)を参照してください。
21. 左側のナビゲーションペインで[連絡先]をクリックし、次の内容を指定します。
• Avaya Communicator for Windows で連絡先の名前を表示する方法(名、姓
の順か、姓、名の順か)。
• Avaya Communicator for Windows クライアントに Microsoft Outlook の連絡
先を表示するかどうか。 コンピュータ上で Microsoft Outlook がインストー
ルおよび実行されている必要があります。
詳細については、[連絡先]ページのフィールド説明 (31 ページ)を参照してく
ださい。
22. 左側のナビゲーションペインで[オーディオ]をクリックし、Avaya Communicator
for Windows の音声設定を行います。 詳細については、[オーディオ]ページのフ
ィールド説明 (31 ページ)を参照してください。
23. 左側のナビゲーションペインで[ビデオ]をクリックし、Avaya Communicator
for Windows でビデオ通話を発信および処理するか指定します。 詳細については、
[ビデオ設定]ページのフィールド説明 (31 ページ)を参照してください。
24. 左側のナビゲーションペインで[会議]をクリックし、[サーバーアドレス]ボッ
クスにアドホック会議ファクトリのサービス URI を入力します。
25. 必要に応じて、左側のナビゲーションペインで[言語]をクリックして適切な言
語を選択します。
2014 年 5 月
27
Avaya Communicator for Windows の実装
26.[OK]をクリックします。
結果
これで Avaya Communicator for Windows が設定されました。
[サーバー]ページのフィールド説明
名前
説明
サーバーアドレス
Avaya Aura® Session Manager サーバーの
ホスト名または IP アドレスです。 Avaya
Communicator for Windows クライアント
が Avaya Session Border Controller for
Enterprise(Avaya SBCE)と通信している
場合は、Avaya SBCE の IP アドレスを入力
します。
サーバーポート
サーバーのポート番号。 ポート番号を入力
しない場合は、選択したトランスポートタ
イプのデフォルトの設定(TLS の場合は
5061、TCP の場合は 5060)が Avaya
Communicator for Windows クライアントに
よって使用されます。
トランスポートタイプ
Avaya Aura® Session Manager サーバーへ
接続する際に使用される転送方法です。
ドメイン
Avaya Aura® Session Manager のドメイン
です。
プレゼンスサーバーアドレス
プレゼンスサーバーのホスト名または IP ア
ドレス。
[ダイヤル規則]ページのフィールド説明
フィールド名
説明
ダイヤル規則の適用
このチェックボックスをオンにすると、
Avaya Communicator for Windows クライア
ントは、指定されたダイヤル規則を発信に
適用します。
外線発信番号
外線に発信するためにダイヤルする番号で
す。
28
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
アプリケーションのインストール
フィールド名
説明
国番号
国のコード番号です。
市外局番
電話サーバーが設置されている市外局番で
す。
カンマで区切って複数の番号を入力できま
す。 例えば、番号を 406 または 208 と入力
すると、Avaya Communicator クライアント
はすべての発信を 406 または 208 に該当す
る地域の通話として処理します。
PBX メインプレフィックス
PBX(電話サーバー)のメインプレフィッ
クスです。
長距離プレフィックス
長距離通話を行うためにダイヤルする番号
です。
国際プレフィックス
国際電話番号をダイヤルするために使用す
る、国の国際番号です。
内線番号桁数
内線番号を構成する桁数です。
国内電話番号の桁数(市外局番を含む)
以下のいずれかになります。
• 国内通話でダイヤルする番号の桁数(市外
局番を含む)
• 複数の長さの電話番号が使用されている国
の場合、カンマで区切られた、サポートさ
れている電話番号の長さ
市内通話の際に市外局番を削除する
このチェックボックスをオンにすると、ダ
イヤルする番号にダイヤル規則で指定され
ている市外局番が含まれる場合、その市外
局番はダイヤルされません。 例えば、
613-555-1234 に発信する場合、Avaya
Communicator for Windows クライアント
は 555-1234 とダイヤルします。
このチェックボックスをオフにすると、ダ
イヤルする番号にダイヤル規則で指定され
ている市外局番が含まれる場合、その市外
局番はダイヤルされます。 例えば、
613-555-1234 に発信する場合、Avaya
Communicator for Windows クライアント
は 613-555-1234 とダイヤルします。
このフィールドは、[市外局番]フィールド
が空白の場合は無効になります。
2014 年 5 月
29
Avaya Communicator for Windows の実装
[エンタープライズ検索]ページのフィールド説明
名前
説明
ディレクトリタイプ
エンタープライズディレクトリのタイプ。
次の選択肢があります。
• Active Directory
• Domino
• Novell
ディレクトリ名
エンタープライズディレクトリの名前。
サーバーアドレス
エンタープライズディレクトリのサーバー
アドレス。 Avaya Communicator for
Windows クライアントが Avaya SBCE と通
信している場合は、Avaya SBCE の IP アド
レスを入力します。
ユーザー名
自分のユーザー名。
パスワード
使用しているパスワード。
検索ルート
エンタープライズディレクトリの検索ルー
ト。 例えば、ou=people,o=company のよ
うに入力します。
サーバーポート
ポート番号。
注
Avaya Communicator for Windows クライ
アントは LDAP とセキュア LDAP
(LDAPS)の両方をサポートしていま
す。 セキュア LDAP のデフォルトポート
番号は 636 に設定されます。
タイムアウト
検索タイムアウト時間(秒単位)
。 デフォル
ト値は 100 秒です。
最大エントリ
一致するエントリを表示する最大数。 デフ
ォルト値は 50 です。
Active Directory GSS バインド
Avaya Communicator for Windows クライア
ントで、現在のユーザーのログインとパス
ワードを使用して Active Directory LDAP サ
ーバーとバインドするかどうかを指定しま
す。 このチェックボックスをオンにすると、
[ユーザー名]フィールドと[パスワード]
フィールドに入力する必要はありません。
30
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
アプリケーションのインストール
[連絡先]ページのフィールド説明
名前
説明
表示順序
Avaya Communicator for Windows で連絡先
の名前を表示する方法(名、姓の順か、姓、
名の順か)を指定します。
Microsoft® Outlook® の連絡先を使用する
Avaya Communicator for Windows に
Microsoft Outlook からの連絡先を表示しま
す。 コンピュータ上で Microsoft Outlook が
インストールおよび実行されている必要が
あります。
[オーディオ]ページのフィールドの説明
名前
説明
マイク
通話に使用するマイクです。
スピーカー
着信音と通話に使用するスピーカーです。
着信音
着信音を有効にする場合は、オンにする必
要があります。 着信すると、[スピーカー]
ドロップダウンリストで選択したデバイス
で着信音が鳴ります。
別のデバイスを鳴らす
別のデバイスを使用して着信音を鳴らしま
す。
[ビデオの設定]ページのフィールドの説明
名前
説明
ビデオを有効にする
ビデオ通話を発信および処理する場合は、
オンにする必要があります。
使用可能なカメラ
ビデオ通話に使用するカメラです。
2014 年 5 月
31
Avaya Communicator for Windows の実装
[会議]ページのフィールド説明
名前
説明
サーバーアドレス
アドホック会議ファクトリのサービス URI
[言語]ページのフィールド説明
名前
説明
言語
クライアントのインターフェイス言語です。
32
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
章 4: サーバーログイン / サーバーログアウト
アプリケーションの起動
手順
Avaya Communicator for Windows を起動するには、次のいずれかの手順を実行しま
す。
• デスクトップの[Avaya Communicator]アイコンをダブルクリックします。
•[スタート] > [すべてのプログラム] > [Avaya] > [Avaya
Communicator]を選択します。
サーバーログイン
このタスクについて
Avaya Communicator クライアントから通話の発着信やインスタントメッセージの送受信を
行うには、Avaya Aura® Session Manager サーバーにログインする必要があります。 ログイ
ン資格情報(内線番号とパスワード)については、システム管理者にお問い合わせください。
Avaya Session Border Controller for Enterprise(Avaya SBCE)を使用していない場合は、
会社のネットワークにログインしてから、Avaya Aura® Session Manager サーバーにログイ
ンする必要があります。
手順
1. トップバーのユーザーステータスエリアをクリックします。
[ログイン]パネルが表示されます。
2.[内線番号]ボックスに内線番号を入力します。
3.[パスワード]ボックスにパスワードを入力します。
4.[ログイン]ボタンをクリックします。
2014 年 5 月
33
サーバーログイン / サーバーログアウト
サーバーログアウト
このタスクについて
この手順により、Avaya Aura® Session Manager サーバーからログアウトします。 ログアウ
トした後は、発着信または Avaya Communicator クライアントからのインスタントメッセー
ジの送受信ができなくなります。
手順
1. トップバーのユーザーステータスエリアをクリックします。
2.[ログアウト]ボタンをクリックします。
34
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
章 5: Avaya Communicator for Windows の
管理
Avaya Communicator for Windows のアップグレード
前提条件
• Avaya Communicator for Windows をアップグレードするコンピュータの管理者権限が必
要です。
このタスクについて
次の手順で Avaya Communicator for Windows を主要な新規リリースにアップグレードします。
Avaya Communicator for Windows インストールパッケージには Avaya コラボレーションサ
ービスのインストールファイルが含まれています。 コラボレーションサービスの詳細につい
ては『Administering Avaya Collaboration Services』(NN10850-031)を参照してください。
使用方法のオンラインヘルプもアプリケーションのパッケージに含まれています。 コラボレ
ーションサービスがインストールされている場合は、Windows の[スタート]メニューの
[Collaboration Services]からオンラインヘルプ情報にアクセスできます。
手順
1. Avaya の Web サイト (http://www.avaya.com/support) から Avaya
Communicator for Windows インストーラの最新バージョンをダウンロードして保
存します。 zip 形式のファイル内にインストーラが含まれています。 zip ファイ
ルの内容をフォルダに解凍します。
2. Microsoft .NET Framework 4 Client Profile および Microsoft .NET Framework
4 Extended が PC にインストールされていることを確認します。
3. Microsoft .NET Framework 4 Client Profile および Microsoft .NET Framework 4
Extended がインストールされていない場合はインストールしてください。
Microsoft .NET Framework 4 Client Profile および Microsoft .NET Framework 4
Extended のインストーラは zip 形式のファイルで提供され、Avaya の Web サイ
トからダウンロードできます(Prerequisites フォルダに保存されています)
。詳細
については、コンピュータソフトウェア要件 (24 ページ)を参照してください。
4. Windows のエクスプローラを使用して Avaya Communicator for Windows インス
トーラを保存したフォルダに移動し、インストーラをダブルクリックします。
2014 年 5 月
35
Avaya Communicator for Windows の管理
5.[Welcome Setup Wizard](セットアップウィザードへようこそ)ダイアログボッ
クスで、[Next](次へ)をクリックします。
6.[End-User License Agreement](エンドユーザー契約書)ダイアログボックスで
使用許諾契約書を読みます。
7.[I accept the terms in the License Agreement](使用許諾契約書の条項に同意
する)チェックボックスをクリックして使用許諾契約書に同意します。
8.[Next](次へ)をクリックします。
9. ソフトウェアのインストール先フォルダを変更する場合は、[Destination Folder]
(インストール先フォルダ)ダイアログボックスで[Change](変更)をクリッ
クします。 デフォルトでは次のフォルダにソフトウェアがインストールされます。
• 32 ビットのオペレーティングシステム: C:\Program Files\Avaya\Avaya
Communicator\
• 64 ビットのオペレーティングシステム: C:\Program Files(x86)\Avaya
\Avaya Communicator\
10.[Next](次へ)をクリックします。
11.[Ready to install](インストール準備完了)ダイアログボックスで[Install](イ
ンストール)をクリックします。
[Installing](インストール中)メッセージボックスが表示され、インストールの
ステータスが示されます。 インストールが完了すると、[Completed Setup
Wizard](セットアップウィザードの完了)ダイアログボックスが表示されます。
12.[Completed Setup Wizard](セットアップウィザードの完了)ダイアログボック
スで[Launch Avaya Communicator for Windows when setup exits](セット
アップ終了時に Avaya Communicator for Windows を起動する)チェックボッ
クスが選択されていることを確認します。
13.[Finish](終了)をクリックします。
Avaya Communicator for Windows が起動します。
14. Avaya Communicator for Windows ウィンドウのトップバーの[設定]ボタンをク
リックします。
15.[設定]ダイアログボックスの左側のナビゲーションペインで[連絡先]をクリッ
クし、次の内容を指定します。
• Avaya Communicator for Windows で連絡先の名前を表示する方法(名、姓
の順か、姓、名の順か)。
• Avaya Communicator for Windows クライアントに Microsoft Outlook の連絡
先を表示するかどうか。 コンピュータ上で Microsoft Outlook がインストー
ルおよび実行されている必要があります。
詳細については、[連絡先]ページのフィールド説明 (31 ページ)を参照してくだ
さい。
36
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
Avaya Communicator for Windows のアンインストール
16. 左側のナビゲーションペインで[ビデオ]をクリックし、Avaya Communicator
for Windows でビデオ通話を発信および処理するか指定します。 詳細については、
[ビデオ設定]ページのフィールド説明 (31 ページ)を参照してください。
17.[OK]をクリックします。
結果
これで Avaya Communicator for Windows が設定されました。
Avaya Communicator for Windows のアンインストール
手順
1. Avaya Communicator for Windows が実行されていないことを確認します。
2.[スタート] > [コントロールパネル]をクリックします。
3. Microsoft Windows 7 を使用している場合は、次の手順を実行します。
一。
[コントロールパネル]ウィンドウで[プログラムのアンインストール]をク
リックします。
二。
[プログラムのアンインストールまたは変更]ウィンドウから[Avaya
Communicator]を選択します。
三。
[アンインストール]をクリックします。
四。プログラムと機能のダイアログボックスで[はい]をクリックします。
メッセージボックスが表示され、アンインストール作業のステータスが表示
されます。 ソフトウェアのアンインストール後はダイアログボックスが終了
し、[Avaya Communicator]は[プログラムのアンインストールまたは変
更]ウィンドウ]に表示されなくなります。
4. Microsoft Windows XP を使用している場合は、次の手順を実行します。
一。コントロールパネルのウィンドウで[プログラムの追加と削除]をダブルク
リックします。
二。
[プログラムの追加と削除]ウィンドウで[Avaya Communicator]を選択し
ます。
三。
[削除]をクリックします。
四。
[プログラムの追加と削除]ダイアログボックスで[はい]をクリックします。
メッセージボックスが表示され、アンインストール作業のステータスが表示
されます。 ソフトウェアのアンインストール後はダイアログボックスが終了
し、[Avaya Communicator]は[プログラムの追加と削除]ウィンドウに表
示されなくなります。
2014 年 5 月
37
Avaya Communicator for Windows の管理
38
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
章 6: 通話の発信
Avaya Communicator クライアントでは、以下を使用して音声通話またはビデオ通話を発信できます。
• 会話設定ステージ
• ダイヤルパッド
• 連絡先カード
• エンタープライズ検索結果による連絡先カード
• 履歴記録
• インスタントメッセージ
注
他の通話の呼び出し中に新しい通話の発信または応答をすると、その呼び出し通話は切断されます。
音声通話
ダイヤルパッドまたは番号入力フィールドを使用した音声通話の発信
手順
1. 会話設定ステージの[新規の会話]ボタンをクリックします。
または、キーボードで CONTROL + D キーを押して、ダイヤルパッドを選択でき
ます。
2. ダイヤルパッドをクリックするか、番号入力フィールドにカーソルを移動します。
3. 電話番号を入力します。
注
Avaya Communicator は入力した電話番号と連絡先の照合を試みます。 入力し
た番号と部分的に一致するユーザーの連絡先が 1 件でも存在した場合、Avaya
Communicator は入力した電話番号と一致する 1 次連絡先の連絡先カードを表
示します。 例えば、555–1234 と入力し、(613)555–1234 という電話番号
の連絡先がある場合、その連絡先の連絡先カードが表示されます。
2014 年 5 月
39
通話の発信
4.[通話]ボタンをクリックして発信します。
会話設定ステージに通話が表示されます。 発呼者の名前または電話番号、画像
(存在する場合)を示すカードも、通話タイマーとともにステージに表示されます。
5. 終了する場合は、[閉じる]ボタンをクリックするか、キーボードの ESC キーを
押します。
連絡先カードからの発信
このタスクについて
ログインすると、連絡先ファンに Avaya Aura® の連絡先と Microsoft Outlook の連絡先が表
示されます(Microsoft Outlook が実行中で、[設定]ダイアログボックスの[連絡先]ペー
ジで[Microsoft Outlook の連絡先を使用する]オプションが選択されている場合)。 Avaya
Aura® の連絡先は、SIP サーバー上にある連絡先です。 Avaya Communicator クライアント
に Microsoft Outlook の連絡先を表示する場合は、Microsoft Outlook を実行しておいてから、
Avaya Communicator クライアントでサーバーにログインする必要があります。 ログアウト
すると、Avaya Aura® の連絡先は表示されなくなります。
注
Avaya Aura® と Microsoft Outlook の連絡先が統合されている場合は、Microsoft Outlook の
連絡先名の代わりに Avaya Aura® の連絡先名が Avaya Communicator に表示されます。
Microsoft Outlook の他のすべての連絡先データについては、引き続き Avaya Communicator
に表示されます。
連絡先情報に電話番号が含まれない場合、連絡先カードの[通話]ボタンは使用できません。
手順
1. トップバーの[連絡先]タブをクリックします。
2. 連絡先ファンで、該当する連絡先カードを選択、またはポインタを重ねます。
3. 次のいずれかの手順を実行します。
• 連絡先カードで[通話]ボタンをクリックして、この連絡先の主要電話番号
にダイヤルします。
• 連絡先カードを会話設定ステージにドラッグしてリリースし、
[通話]ボタ
ンをクリックして、この連絡先の主要電話番号にダイヤルします。
• 連絡先カードを会話設定ステージにドラッグしてリリースし、カードを右ク
リックして[通話]を選択し、連絡先の電話番号を表示します。次に、ダイ
ヤルしたい電話番号をクリックし、
[通話]ボタンをクリックします。
• 連絡先カードで[通話]ボタンを右クリックして、連絡先の電話番号を表示
し、ダイヤルしたい電話番号をクリックします。
40
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
音声通話
会話設定ステージに通話が表示されます。 発呼者の名前または電話番号、画像
(存在する場合)を示すカードも、通話タイマーとともにステージに表示されます。
エンタープライズ検索からの発信
このタスクについて
以下の手順により、エンタープライズユーザーに発信します。 連絡先として追加していない
エンタープライズユーザーに対しても発信できます。
手順
1. 通話するエンタープライズユーザーを検索します。 エンタープライズ検索の実
行 (110 ページ)を参照してください。
2. 次のいずれかの手順を実行します。
• 連絡先カードで[通話]ボタンをクリックして、この連絡先の主要電話番号
にダイヤルします。
• 連絡先カードを会話設定ステージにドラッグしてリリースし、[通話]ボタ
ンをクリックして、この連絡先の主要電話番号にダイヤルします。
• 連絡先カードを会話設定ステージにドラッグしてリリースし、カードを右ク
リックして[通話]を選択し、連絡先の電話番号を表示します。次に、ダイ
ヤルしたい電話番号をクリックし、
[通話]ボタンをクリックします。
• 連絡先カードで[通話]ボタンを右クリックして、連絡先の電話番号を表示
し、ダイヤルしたい電話番号をクリックします。
会話設定ステージに通話が表示されます。 発呼者の名前または電話番号、画像
(存在する場合)を示すカードも、通話タイマーとともにステージに表示されます。
履歴記録から発信
手順
1. トップバーの[履歴]タブをクリックします。
2. 履歴ファンで、通話相手の該当する履歴カードを選択します。
3. 次のいずれかの手順を実行します。
• 選択した履歴カードで[通話]ボタンをクリックして、この連絡先の以前に
ダイヤルした電話番号にダイヤルします。
2014 年 5 月
41
通話の発信
• 履歴カードを会話設定ステージにドラッグしてリリースし、
[通話]ボタン
をクリックして、この連絡先の以前ダイヤルした電話番号にダイヤルします。
• 履歴カードを会話設定ステージにドラッグしてリリースし、カードを右クリ
ックして[通話]を選択し、以前にダイヤルした電話番号を含む連絡先の電
話番号を表示します。次に、ダイヤルしたい電話番号をクリックし、[通話]
ボタンをクリックします。
• 履歴カードで[通話]ボタンを右クリックして、以前にダイヤルした電話番
号を含む連絡先の電話番号を表示し、ダイヤルする電話番号をクリックしま
す。
会話設定ステージに通話が表示されます。 発呼者の名前または電話番号、画像
(存在する場合)を示すカードも、通話タイマーとともにステージに表示されます。
インスタントメッセージからの発信
このタスクについて
マルチパーティチャットの会話では、参加者全員が電話番号を設定していれば IM 会話のす
べての参加者に発信できます。
手順
使用中のインスタントメッセージセッションから発信するには、次のいずれかの手
順を実行します。
• インスタントメッセージパネルで[通話]ボタンをクリックして、この連絡先
の主要電話番号にダイヤルします。
• インスタントメッセージファンの該当するインスタントメッセージカードで、
[通話]ボタンをクリックして、この連絡先の主要電話番号にダイヤルします。
• 適切なインスタントメッセージカードを会話設定ステージにドラッグしてリリ
ースし、[通話]ボタンをクリックして、この連絡先の主要電話番号にダイヤル
します。
• 適切なインスタントメッセージカードを会話設定ステージにドラッグしてリリ
ースし、カードを右クリックして[通話]を選択し、連絡先の電話番号を表示
します。次に、ダイヤルしたい電話番号をクリックし、[通話]ボタンをクリッ
クします。
• 該当するインスタントメッセージカードで[通話]を右クリックして、関連す
る電話番号を表示し、次にダイヤルする電話番号を選択します。
会話設定ステージに通話が表示されます。 発呼者の名前または電話番号、画像(存
在する場合)を示すカードも、通話タイマーとともにステージに表示されます。
42
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
ビデオ通話
ビデオ通話
ビデオ通話ウィンドウ
次の図に、Avaya Communicator for Windows の[ビデオ通話]ウィンドウの各部名称を示
します。 ここではビデオ会議が行われています。
注
• Avaya Communicator for Windows では、ポイントツーポイントビデオ通話およびビ
デオ会議でブリッジ回線の 2 次エンドポイントは現在サポートされていません。 通
話が 1 次エンドポイントで保留されている場合に、ブリッジされた 2 次エンドポイ
ントから通話にブリッジ参加できません。
• 携帯内線エンドポイントで通話中の場合、ビデオ通話へのエスカレートはサポートさ
れません。
2014 年 5 月
43
通話の発信
図 6. : ビデオ会議ウィンドウ
番号
名前
説明
1
[ビデオの停止]ボ
タン
2
[コラボレーション] ウェブコラボレーションセッションを開始したり、ウェブ
ボタン
コラボレーションセッションに参加したりすることができ
ます。
3
[ビデオ設定]ボタ
ン
通話中にビデオの送信を停止します。 このボタンをクリ
ックすると、[ビデオ通話]ウィンドウが閉じ、通話が音
声のみの通話になります。
以下を表示できます。
•[セルフビュー]ウィンドウ。送信しているビデオを表
示します。
• 着信ビデオに関する情報。
4
[着信]ビデオウィ
ンドウ
他の参加者からの着信ビデオを表示します。
44
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
ビデオ通話
番号
名前
説明
5
[終了]ボタン
ビデオ通話を切断します。
6
[保留]ボタン
現行のビデオ通話を保留にしたり、保留中の通話を再開し
たりすることができます。 通話が保留中の場合はボタン
が青色になり、Avaya Communicator クライアントは音声
とビデオの送受信を停止します。
7
[ミュート]ボタン
オーディオをミュートまたはミュート解除します。 通話
がミュートになっている場合、ボタンは青色になります。
8
[ビデオ一時停止]
ボタン
相手へのビデオ送信を一時停止するか、一時停止解除しま
す。 ビデオが一時停止されている場合、ボタンは青色に
なります。
注
ビデオ通話を一時停止しても、発信元の音声は相手に聞
こえます。
9
[セルフビュー]ビ
デオウィンドウ
Avaya Communicator クライアントが送信しているビデオ
を表示します。
ダイヤルパッドまたは番号入力フィールドを使用したビデオ通話の発信
このタスクについて
ビデオが有効な会社の番号にのみビデオ通話を発信できます。
手順
1. 会話設定ステージの[新規の会話]ボタンをクリックします。
または、キーボードで CONTROL + D キーを押して、ダイヤルパッドを選択でき
ます。
2. ダイヤルパッドをクリックするか、番号入力フィールドにカーソルを移動します。
3. 電話番号を入力します。
注
Avaya Communicator は入力した電話番号と連絡先の照合を試みます。 入力し
た番号と部分的に一致するユーザーの連絡先が 1 件でも存在した場合、Avaya
Communicator は入力した電話番号と一致する 1 次連絡先の連絡先カードを表
示します。 例えば、555–1234 と入力し、(613)555–1234 という電話番号
の連絡先がある場合、その連絡先の連絡先カードが表示されます。
4.[ビデオ]ボタンをクリックして発信します。
会話設定ステージに通話が表示されます。 発呼者の名前または電話番号、画像
(存在する場合)を示すカードも、通話タイマーとともにステージに表示されます。
2014 年 5 月
45
通話の発信
5. 終了する場合は、[閉じる]ボタンをクリックするか、キーボードの ESC キーを
押します。
連絡先カードからのビデオ通話発信
このタスクについて
ログインすると、連絡先ファンに Avaya Aura® の連絡先と Microsoft Outlook の連絡先が表
示されます(Microsoft Outlook が実行中で、[設定]ダイアログボックスの[連絡先]ペー
ジで[Microsoft Outlook の連絡先を使用する]オプションが選択されている場合)。 Avaya
Aura® の連絡先は、SIP サーバー上にある連絡先です。 Avaya Communicator クライアント
に Microsoft Outlook の連絡先を表示する場合は、Microsoft Outlook を実行しておいてから、
Avaya Communicator クライアントでサーバーにログインする必要があります。 ログアウト
していると、Avaya Aura® の連絡先は表示されません。ビデオに対応した会社の番号のみに
ビデオ通話を発信できます。
注
Avaya Aura® と Microsoft Outlook の連絡先が統合されている場合は、Microsoft Outlook の
連絡先名の代わりに Avaya Aura® の連絡先名が Avaya Communicator に表示されます。
Microsoft Outlook の他のすべての連絡先データについては、引き続き Avaya Communicator
に表示されます。
連絡先情報に電話番号が含まれない場合、連絡先カードの[ビデオ]ボタンが無効になって
います。
手順
1. トップバーの[連絡先]タブをクリックします。
2. 連絡先ファンで、該当する連絡先カードを選択します。
3. 次のいずれかの手順を実行します。
• 連絡先カードで[ビデオ]ボタンをクリックして、この連絡先の主要電話番
号にダイヤルします。
• 連絡先カードを会話設定ステージにドラッグしてリリースし、[ビデオ]ボ
タンをクリックして、この連絡先の主要電話番号にダイヤルします。
• 連絡先カードを会話設定ステージにドラッグしてリリースし、カードを右ク
リックして[通話]を選択し、連絡先の電話番号を表示します。次に、ダイ
ヤルしたい電話番号をクリックし、[ビデオ]ボタンをクリックします。
• 連絡先カードで[ビデオ]ボタンを右クリックして、連絡先の電話番号を表
示し、ダイヤルしたい電話番号をクリックします。
会話設定ステージに通話が表示されます。 発呼者の名前または電話番号、画像
(存在する場合)を示すカードも、通話タイマーとともにステージに表示されます。
46
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
ビデオ通話
[ビデオ通話]ウィンドウも表示されます。 相手が応答すると、[ビデオ通話]ウ
ィンドウに相手からのビデオが表示されます(相手がビデオを送信している場合)
。
通話中の場合に[ビデオ]ボタンをクリックすると、現行の通話は自動的に保留
されます。
エンタープライズ検索からのビデオ通話発信
このタスクについて
以下の手順により、エンタープライズユーザーにビデオ通話を発信します。 連絡先として追
加していないエンタープライズユーザーに対してもビデオ通話を発信できます。
ビデオが有効な会社の番号にのみビデオ通話を発信できます。
手順
1. 通話するエンタープライズユーザーを検索します。 エンタープライズ検索の実
行 (110 ページ)を参照してください。
2. 次のいずれかの手順を実行します。
• エンタープライズユーザーの展開した連絡先カードで[ビデオ]ボタンをク
リックして、このユーザーの主要電話番号にダイヤルします。
• エンタープライズユーザーの連絡先カードを会話設定ステージにドラッグし
てリリースし、
[ビデオ]ボタンをクリックして、このユーザーの主要電話
番号にダイヤルします。
• エンタープライズユーザーの連絡先カードを会話設定ステージにドラッグし
てリリースし、カードを右クリックして[通話]を選択し、ユーザーの電話
番号を表示します。次に、ダイヤルしたい電話番号をクリックし、
[ビデオ]
ボタンをクリックします。
• エンタープライズユーザーのカードで、[ビデオ]ボタンを右クリックして
ユーザーの電話番号を表示し、ダイヤルしたい電話番号をクリックします。
会話設定ステージに通話が表示されます。 発呼者の名前または電話番号、画像
(存在する場合)を示すカードも、通話タイマーとともにステージに表示されます。
[ビデオ通話]ウィンドウも表示されます。 相手が応答すると、[ビデオ通話]ウ
ィンドウに相手からのビデオが表示されます(相手がビデオを送信している場合)
。
通話中の場合に[ビデオ]ボタンをクリックすると、現行の通話は自動的に保留
されます。
2014 年 5 月
47
通話の発信
履歴記録からのビデオ通話
このタスクについて
ビデオが有効な会社の番号にのみビデオ通話を発信できます。
手順
1. トップバーの[履歴]タブをクリックします。
2. 履歴ファンで、通話相手の該当する履歴カードを選択します。
3. 次のいずれかの手順を実行します。
• 選択した履歴カードで[ビデオ]ボタンをクリックして、この連絡先の以前
にダイヤルした電話番号にダイヤルします。
• 履歴カードを会話設定ステージにドラッグしてリリースし、[ビデオ]ボタ
ンをクリックして、この連絡先の以前ダイヤルした電話番号にダイヤルしま
す。
• 履歴カードを会話設定ステージにドラッグしてリリースし、カードを右クリ
ックして[通話]を選択し、以前にダイヤルした電話番号を含む連絡先の電
話番号を表示します。次に、ダイヤルしたい電話番号をクリックし、[ビデ
オ]ボタンをクリックします。
• 履歴カードで[ビデオ]ボタンを右クリックして、以前にダイヤルした電話
番号を含む連絡先の電話番号を表示し、ダイヤルする電話番号をクリックし
ます。
会話設定ステージに通話が表示されます。 発呼者の名前または電話番号、画像
(存在する場合)を示すカードも、通話タイマーとともにステージに表示されます。
[ビデオ通話]ウィンドウも表示されます。 相手が応答すると、[ビデオ通話]ウ
ィンドウに相手からのビデオが表示されます(相手がビデオを送信している場合)
。
通話中の場合に[ビデオ]ボタンをクリックすると、現行の通話は自動的に保留
されます。
インスタントメッセージからの発信
このタスクについて
ビデオが有効な会社の番号にのみビデオ通話を発信できます。
マルチパーティチャットの会話では、参加者全員が電話番号を設定していれば IM 会話のす
べての参加者に発信できます。
48
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
ビデオ通話
手順
使用中のインスタントメッセージセッションからビデオ通話を発信するには、次の
いずれかの手順を実行します。
• インスタントメッセージファンの該当するインスタントメッセージカードで、
[ビデオ]ボタンをクリックして、この連絡先の主要電話番号にダイヤルします。
• 適切なインスタントメッセージカードを会話設定ステージにドラッグしてリリ
ースし、[ビデオ]ボタンをクリックして、この連絡先の主要電話番号にダイヤ
ルします。
• 適切なインスタントメッセージカードを会話設定ステージにドラッグしてリリ
ースし、カードを右クリックして[通話]を選択し、連絡先の電話番号を表示
します。次に、ダイヤルしたい電話番号をクリックし、[ビデオ]ボタンをクリ
ックします。
• 該当するインスタントメッセージカードで[ビデオ]を右クリックして、関連
する電話番号を表示し、次に、ダイヤルする電話番号を選択します。
会話設定ステージに通話が表示されます。 発呼者の名前または電話番号、画像(存
在する場合)を示すカードも、通話タイマーとともにステージに表示されます。
[ビデオ通話]ウィンドウも表示されます。 相手が応答すると、[ビデオ通話]ウィ
ンドウに相手からのビデオが表示されます(相手がビデオを送信している場合)。
通話中の場合に[ビデオ]ボタンをクリックすると、現行の通話は自動的に保留さ
れます。
送信中のビデオ表示
このタスクについて
以下の手順により、Avaya Communicator クライアントが送信しているビデオを表示しま
す。 セルフビュー機能では、相手に見えているビデオを見ることができます。 セルフビュ
ー機能を有効にすると、[ビデオ通話]ウィンドウに、送信しているビデオと相手のビデオ
の両方を表示できます。
手順
1. Avaya Communicator クライアントが送信しているビデオを表示するには、[ビデ
オ通話]ウィンドウの[ビデオ設定]ボタンをクリックし、[セルフビュー]をク
リックします。
[セルフビュー]の横にチェックマークが表示され、[ビデオ通話]ウィンドウに、
送信中のビデオを表示する小さなウィンドウが表示されます。
2014 年 5 月
49
通話の発信
2. Avaya Communicator クライアントが送信しているビデオ表示を停止するには、
[ビデオ通話]ウィンドウの[ビデオ設定]ボタンをクリックし、[セルフビュー]
をクリックします。
50
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
章 7: 通話の処理
通話への応答
このタスクについて
通話を受信すると、着信パネルが表示され、そこに[応答]と[不応答]ボタンが表示され
ます。 既に通話中の場合に着信した通話に応答すると、現行の通話は保留になり、通話のポ
ジションは会話設定ステージでローテーションします。
Avaya Communicator クライアントが応答していないアクティブな通話(例えば、ブリッジ
された通話、携帯内線通話、または不応答の通話)がある場合は、その通話が会話設定ステ
ージに表示されます。 会話設定ステージの[応答]ボタンをクリックして、この通話に応答
または参加できます。 詳細については、ボタンの説明 (18 ページ)を参照してください。
手順
通話に応答するには、[応答]ボタンをクリックします。
ビデオ通話に応答すると、ビデオが一時停止された状態でビデオウィンドウが表示
されます。 相手にビデオを送信するには、[ビデオ通話]ウィンドウの下部にある青
色の[一時停止]ボタンをクリックします。
会話設定ステージに通話が表示されます。 着信を受信すると、Avaya Communicator
は発信ユーザーの電話番号と各連絡先との照合を試みます。 検出された電話番号が
各連絡先の電話番号と一致または部分一致した場合は、発信者名や電話番号、画像
(存在する場合)を表示する連絡先カードが通話タイマーとともにステージに表示さ
れます。
着信通話への不応答
このタスクについて
次の手順により、呼び出し音を無効にします。
手順
着信音を無効にするには、[不応答]ボタンをクリックします。
2014 年 5 月
51
通話の処理
この通話の呼び出し音が停止されます。
通話の保留
手順
会話設定ステージまたは[ビデオ通話]ウィンドウの[保留]をクリックします。
[保留]ボタンが青色に変わります。
注
通話を保留すると、通話中のコントロール機能(ビデオの一時停止など)にアク
セスできません。 ポイントツーポイント通話の他の参加者が通話を保留した場合
も、通話中のコントロール機能が制限される場合があります。
保留中の通話を再開
手順
保留中の通話を再開するには、通話の[保留]ボタンをクリックします。
通話の終了
手順
通話を終了するには、該当する通話の会話設定ステージまたは[ビデオ通話]ウィ
ンドウの[終了]ボタンをクリックします。
通話中に番号を入力
52
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
通話のミュート
手順
1. 会話設定ステージの[ダイヤルパッド]ボタンをクリックするか、またはキーボ
ードで CONTROL + K キーを押して、ダイヤルパッドを選択します。
注
通話を保留している場合、ダイヤルパッドは使用できません。
2. 適切な番号を選択してください。
3. 終了時には、ダイヤルパッド上部の[閉じる]ボタンをクリックするか、または
キーボードの ESC キーを押してダイヤルパッドを閉じます。
通話のミュート
手順
通話をミュートにするには、該当する通話の会話設定ステージまたは[ビデオ通話]
ウィンドウの[ミュート]ボタンをクリックします。
[ミュート]ボタンが青色に変わります。
通話のミュート解除
手順
通話のミュートを解除するには、該当する通話の会話設定ステージまたは[ビデオ
通話]ウィンドウの青色の[ミュート]ボタンをクリックします。
音声通話からビデオ通話への変更
このタスクについて
以下の手順により、現行の音声通話をビデオ通話に変更します。
2014 年 5 月
53
通話の処理
手順
通話の[ビデオ]ボタンをクリックします。
[ビデオ通話]ウィンドウが表示されます。
ビデオ通話の一時停止
このタスクについて
ビデオ通話を一時停止すると、Avaya Communicator クライアントは相手へのビデオの伝送
を停止します。
注
ビデオ通話を一時停止しても、発信元の音声は相手に聞こえます。
手順
ビデオ通話を一時停止するには、[ビデオ通話]ウィンドウの下部にある[一時停
止]ボタンをクリックします。
[一時停止]ボタンが青色に変わります。
一時停止したビデオ通話の再開
手順
一時停止したビデオ通話のビデオ送信を再開するには、[ビデオ通話]ウィンドウの
下部にある青色の[一時停止]ボタンをクリックします。
通話中にビデオを停止する
このタスクについて
以下の手順により、通話中に相手へのビデオの送信を停止します。 通話中にビデオを停止す
ると、通話が音声のみになります。 [ビデオ]ボタンをクリックすれば、通話のビデオを再
開できます。
通話中にビデオを停止しても、通話が切断されるわけではありません。
54
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
送信中のビデオ表示
手順
通話中にビデオの送信を停止するには、[ビデオ通話]ウィンドウの上部にある[ビ
デオの停止]ボタンをクリックします。
[ビデオ通話]ウィンドウが閉じます。
送信中のビデオ表示
このタスクについて
以下の手順により、Avaya Communicator クライアントが送信しているビデオを表示しま
す。 セルフビュー機能では、相手に見えているビデオを見ることができます。 セルフビュ
ー機能を有効にすると、[ビデオ通話]ウィンドウに、送信しているビデオと相手のビデオ
の両方を表示できます。
手順
1. Avaya Communicator クライアントが送信しているビデオを表示するには、[ビデ
オ通話]ウィンドウの[ビデオ設定]ボタンをクリックし、[セルフビュー]をク
リックします。
[セルフビュー]の横にチェックマークが表示され、[ビデオ通話]ウィンドウに、
送信中のビデオを表示する小さなウィンドウが表示されます。
2. Avaya Communicator クライアントが送信しているビデオ表示を停止するには、
[ビデオ通話]ウィンドウの[ビデオ設定]ボタンをクリックし、[セルフビュー]
をクリックします。
音量の調整
このタスクについて
以下の手順により、Avaya Communicator クライアントで使用する音声デバイスの音量を調
整することができます。
注
また、PC から音量を調整することもできます。 ただし、PC から音量を調整すると、音
量の変更は Avaya Communicator クライアントの音量スライダーには正確に反映されませ
ん。
2014 年 5 月
55
通話の処理
手順
1. トップバーの[設定]ボタンをクリックします。
[設定]ボタンの上に[音量]オプションが表示されます。
2.[音量]オプションで、スライダーを左右に移動させて音量を調整します。
すべての着信音を無効にする
このタスクについて
着信音を無効にすると、着信時に Avaya Communicator クライアントで呼び出し音が鳴らな
くなります。 他と通話中のときに通話を受信し、着信音がオフになっている場合、着信音
が 1 回鳴ります。
手順
1. トップバーの[設定]ボタンをクリックします。
2.[全般設定]ダイアログボックスの左側のペインで、[音]をクリックします。
3.[着信音]チェックボックスをオンにして、すべての着信音をミュートします。 こ
のチェックボックスはデフォルトで有効(オン)になっています。つまり、着信
時に Avaya Communicator クライアントで呼び出し音が鳴ります。
4. 完了後、[OK]ボタンをクリックします。
通話統計の表示
このタスクについて
すべての通話(ポイントツーポイントの音声およびビデオ通話/電話会議)の統計を表示でき
ます。 通話の統計では次の種類の情報が表示されます。
• オーディオ品質
• ビデオの解像度、フレームレート、ビットレート
• ジッタ
• 遅延
• 送信および受信コーデック
• トラフィック
56
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
通話統計の表示
• パケット損失
• 暗号化
手順
1. 会話設定ステージで通話カードのドロップダウン矢印をクリックし、通話中のメ
ニューを表示します。
2.[通話の統計]をクリックします。
3. 適切な音声およびビデオ統計タブをクリックします。
電話会議では、モデレーターおよび参加者はそれぞれの通話の統計にアクセスで
きます。
2014 年 5 月
57
通話の処理
58
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
章 8: 現行の通話を転送する
前提条件
• 2 つの現行の音声通話が必要です。 通話の 1 つはアクティブな通話であることが必要です。
このタスクについて
転送機能を使用して、あるユーザーから別のユーザーに転送します。 通話の転送を実行するには、両方
のユーザーと音声通話中であることが必要です。 ビデオ転送は Avaya Communicator for Windows クラ
イアントでは現在サポートされていません。 転送が完了すると、エンドポイントでビデオが有効な場合
は通話をビデオ通話にエスカレートできます。
注
• 自動応答の内線番号を使用している場合は、通話転送を実行できません。
• Avaya one-X® Communicator から会議が転送される場合は[ビデオ]ボタンが無効になりま
す。 会議は音声のみの通話になります。 これは、ビデオがサポートされない Communication
Manager 会議として電話会議が表示されるためです。
手順
1. 転送する通話が音声通話であることを確認します。 両方の通話が Avaya Communicator for
Windows クライアントに表示されている必要があります。
2. アクティブな通話の連絡先カードを保留中の通話にドラッグします。 また、保留中の通話の
連絡先カードをアクティブな通話にドラッグすることもできます。
3.[転送]ボタンをクリックします。
転送が正常に完了し、通話が自分の側で自動的に終了すると、そのことを示すメッセージが
表示されます。
2014 年 5 月
59
現行の通話を転送する
60
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
章 9: 会議
会社の通信システムと Avaya Communicator for Windows がどのように設定されているかに応じて、次
の種類の音声会議およびビデオ会議を開始および管理できます。
• MeetMe 会議
• アドホック会議
• イベント会議
• Avaya Scopia®会議
注
Avaya Communicator for Windows から Avaya Scopia® 会議にダイヤルしている場合、現時点で
はモデレーターコントロールにアクセスしたり、コンテンツを共有したりすることはできませ
ん。 ダイアルパッドの DTMF 番号を使用して一部のコントロールにはアクセスできます。
次の図に、ビデオ会議実行時の Avaya Communicator for Windows クライアントの会議ウィンドウを示
します。
2014 年 5 月
61
会議
メインウィンドウの[会議]タブと会議ファンを使用して、会議を管理します。
重要
Avaya Communicator for Windows または Avaya Collaboration Agent を使用して会議にログインでき
ます。 Avaya Aura® Conferencing では、Avaya Communicator for Windows と Avaya Collaboration
Agent の両方を使用して会議にログインすることはサポートされていません。
[会議]タブ
次の図に、Avaya Communicator for Windows の[会議]タブの各部名称を示します。 ここ
では電話会議が行われています。
図 7. : [会議]タブ
62
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
2 つの現行の通話を 1 つの会議に結合する
番
号
1
名前
[フィルタ]ボタン
説明
参加者ビューの切り替えができます。 次のオプションが
あります。
• 現在のすべての会議参加者
• コラボレーションの参加者
• 通話から切断されたユーザー
2
[並べ替え]ボタン
一覧表示されている参加者の編成を再整理するには、こ
のボタンをクリックします。
3
参加者リスト
会議参加者のリストが表示されます。 [並べ替え]ボタ
ンを使用してリストの再編成ができ、[フィルタ]ボタン
を使用して特定の参加者グループを表示できます。
4
モデレーター
この記号は会議のモデレーターの横に表示されます。
5
会議カード
会議の連絡先カードです。 発言中の参加者名がこのカー
ドに一覧表示されます。
2 つの現行の通話を 1 つの会議に結合する
前提条件
アドホック会議にアクセスするためのサービス URI を設定する必要があります。 会議設定
の変更 (115 ページ)を参照してください。
手順
1. Avaya Communicator for Windows クライアントに、結合する 2 つの通話がある
ことを確認します。
2. アクティブな通話のカードを保留中の通話にドラッグアンドドロップするか、保
留中の通話のカードをアクティブな通話にドラッグアンドドロップします。
3.[結合]ボタンをクリックします。
アドホック会議の開始
2014 年 5 月
63
会議
前提条件
Avaya Communicator for Windows クライアント用に会議ファクトリ URI を適切に設定する
必要があります。 会議設定の変更 (115 ページ)を参照してください。
手順
1. トップバーの[連絡先]タブをクリックします。
2. 連絡先ファン、履歴ファン、またはインスタントメッセージファンで、会議に追
加する連絡先のカードをドラッグし、会話設定ステージ上でドロップします。
3. ステップ 2 (64 ページ) を繰り返して、会議に連絡先を追加します。
4. ダイヤルパッドを使用して会議に追加する参加者の電話番号をダイヤルするには、
次の手順を実行します。
一。会話設定ステージの[+]ボタンをクリックします。
二。ダイヤルパッドを使用して電話番号を入力し、ダイヤルパッドの[+]ボタン
をクリックします。
三。ステップ 4.b (64 ページ) を繰り返して、会議に追加する他の参加者の電話番
号をダイヤルします。
四。完了したら、ダイヤルパッドを閉じます。
5. 次のいずれかの手順を実行します。
• 音声会議を開始する場合は、
[通話]ボタンをクリックします。
• ビデオ会議を開始する場合は、[ビデオ]ボタンをクリックします。
選択した参加者に対する通話が開始されます。 応答すると、その参加者は会議に
招待されます。 招待を承諾した各参加者のカードが表示されます。
ビデオ会議の場合、[会議]ウィンドウが表示されます。
MeetMe 会議の開始
前提条件
Avaya Aura® Conferencing システム上に、アカウントとモデレーターのアクセスコードが存
在する必要があります。
このタスクについて
以下の手順により、MeetMe 会議を開始します。
MeetMe 会議にアクセスする時間を節約するには、次の手順を実行する必要があります。
• Microsoft Outlook で MeetMe 会議用の連絡先を作成します。 この連絡先に、会議シス
テムへアクセスするための電話番号とモデレーターコードが含まれていることを確認し
64
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
MeetMe 会議の開始
ます。 例えば、会議システムへアクセスするためにダイヤルする必要がある電話番号
が 1-555-555-1212 で、入力する必要があるモデレーターコードが 123456# である場
合、この Microsoft Outlook の連絡先の電話番号には 15555551212,123456# と入力
します。 モデレーターコードの前に m などの文字を入力しないでください。Avaya
Communicator はこれらの種類の文字は認識できません。
この Microsoft Outlook の連絡先を作成すると、Avaya Communicator クライアントの連
絡先ファンから MeetMe 会議にアクセスできるようになります。
警告
会社によっては、会議に自動エントリするためのモデレーターコードの格納を禁止す
るポリシーが存在する場合があります。 Avaya Communicator にモデレーターコー
ドを保存する前に、会社にこれを禁止するポリシーが存在しないことを確認してくだ
さい。
• 他のユーザーの会議へ簡単に参加できるように、モデレーターコードを含まない MeetMe
会議用の連絡先を Microsoft Outlook で作成します。 この連絡先に、会議システムへア
クセスするための電話番号のみが含まれていることを確認します。 会議システムにア
クセスしたら、Avaya Communicator クライアントでキーパッドを使用して、その会議
の適切な参加者コードを入力します。
•
ヒント
定期的に参加している会議をホストしている連絡先の場合は、Outlook でその連絡先
のエントリを作成し、会議番号と連絡先の参加者コードを入力します。
ヒント
定期的に参加している会議をホストしている連絡先の場合は、Outlook でその連絡先のエ
ントリを作成し、会議番号と連絡先の参加者コードを入力します。
手順
1. 次のいずれかの手順を実行します。
• 音声会議を開始する場合は、
[通話]ボタンを使用して MeetMe 会議のアク
セス番号にダイヤルします。
• ビデオ会議を開始する場合は、[ビデオ]ボタンを使用して MeetMe 会議の
アクセス番号にダイヤルします。
2.[キーパッド]ボタンをクリックするか、またはキーボードで CONTROL + K キ
ーを押して、キーパッドを選択します。
3.[キーパッド]ウィンドウで、モデレーターコードの数字を入力し、[#]をクリッ
クします。
通話を開始している参加者が表示されます。 参加者を追加する方法については、
会議への参加者の追加 (66 ページ)を参照してください。
ビデオ会議の場合、[会議]ウィンドウが表示されます。
2014 年 5 月
65
会議
会議への参加者の追加
手順
次のいずれかの手順を実行します。
• いずれかの連絡先を会議に追加する場合:
I. トップバーの[連絡先]タブをクリックします。
II. 連絡先ファンで、会議に追加する連絡先のカードをドラッグし、会話
設定ステージの会議カードにドロップします。
• 会議に追加する参加者の番号にダイヤルする場合:
I. 会議の[その他]ボタンをクリックして[モデレーターコントロー
ル]タブにアクセスします。
II.[モデレーターコントロール]タブで、
[追加]ボタンをクリックしま
す。
III. ダイヤルパッドを使用して電話番号を入力します。
IV. ダイヤルパッドの[通話]ボタンをクリックします。
• 履歴カードから会議に参加者を追加する場合:
I. トップバーの[履歴]タブをクリックします。
II. 履歴ファンで、会議に追加する担当者の履歴カードをドラッグし、会
話設定ステージの会議カードにドロップします。
• インスタントメッセージカードから会議に参加者を追加する場合:
I. トップバーの[IM]タブをクリックします。
II. IM ファンで、会議に追加する担当者のインスタントメッセージカー
ドをドラッグし、会話設定ステージの会議カードにドロップします。
現行の通話を会議に追加する
手順
1. 会議に追加する通話のカードをドラッグし、会話設定ステージの会議カードにド
ロップします。
66
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
会議参加者の切断
2.[結合]ボタンをクリックします。
会議参加者の切断
このタスクについて
会議にまだ参加している参加者(つまり、電話会議を進行中の参加者)を会議から切断する
ことができます。 既に会議に参加している参加者を切断する場合、同時にすべての参加者を
切断するか、参加者ごとに 1 人ずつ切断できます。
手順
1. クライアントの上部にある[会議]タブから、切断する参加者のカードをクリッ
クします。
2. 連絡先カードを右クリックして[通話から切断]をクリックします。
会議の複数の参加者を切断したいが、すべての参加者は切断したくない場合は、
前述の手順を参加者ごとに 1 人ずつ繰り返す必要があります。
関連トピック:
会議からすべての参加者を切断 (67 ページ)
会議からすべての参加者を切断
このタスクについて
会議のモデレーターが会話設定ステージまたは[ビデオ会議]ウィンドウの[終了]ボタン
を使用して会議を終了させても、その会議が直ちに終了するわけではありません。 会議続行
機能が無効(デフォルト設定)になっている場合は、モデレーターが切断してすべての参加
者が自動的に切断されてから、指定された時間の経過後に会議が終了します 会議続行機能が
有効な場合は、モデレーターが切断した後も会議はアクティブなまま存続します。 すべての
参加者が通話から退出するまで会議は終了しません。 会議続行機能の詳細については、会議
続行機能のオン/オフの切り替え (73 ページ)を参照してください。
注
会議のモデレーターが[全員に対して通話を終了する]ボタンを使用して会議を終了させ
ると、会議は直ちに終了します。
2014 年 5 月
67
会議
手順
1.[会議]タブが選択されていることを確認します。
2. 会話設定ステージにある会議カードのドロップダウン矢印をクリックします。
3.[モデレーターコントロール]で[全員に対して通話を終了する]を選択します。
関連トピック:
会議続行機能のオン/オフの切り替え (73 ページ)
会議参加者のミュート/ミュート解除
前提条件
MeetMe 会議またはアドホック会議の場合は、モデレーターである必要があります。
このタスクについて
以下の手順により、会議参加者の音声をミュートまたはミュート解除します。
手順
会議ファンで、ミュートまたはミュート解除する参加者のカードを右クリックし、
[ミュート]を選択します。 チェックマークは、参加者の音声がミュートされている
ことを示します。 会議ファンで、該当する参加者の音声がミュートされていること
を示すミュートアイコンが参加者のカードに表示されます。
すべての会議参加者のミュート/ミュート解除
前提条件
MeetMe 会議またはアドホック会議の場合は、モデレーターである必要があります。
このタスクについて
以下の手順により、プレゼンター権限の参加者を含むすべての会議参加者の音声をミュート
またはミュート解除します。 すべての参加者がミュートにされている場合、参加者はモデレ
ーターの音声のみ聞くことができます。 参加者とその他のユーザーは自分自身のミュートを
解除できます。
68
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
ウェブコラボレーション参加者の表示
手順
1.[会議]タブが選択されていることを確認します。
2. 会話設定ステージにある会議カードのドロップダウン矢印をクリックします。
3.[モデレーターコントロール]で、次のいずれかの手順を実行します。
• 会議の音声をミュートするには、[すべての参加者をミュート]ボタンをク
リックします。 会議ファンの参加者ごとのカードにミュートアイコンが表示
されます。
• 会議音声のミュートを解除するには、[すべての参加者をミュート解除]ボ
タンをクリックします。
ウェブコラボレーション参加者の表示
このタスクについて
以下の手順により、現在ウェブコラボレーションのウィンドウにアクセスしている会議参加
者のリストを表示します。 ウェブコラボレーションアイコンが、現在ウェブコラボレーショ
ンウィンドウにアクセスしている各参加者のカード上で有効になります。
手順
1. トップバーの[会議]タブをクリックします。
2.[フィルタ]ボタンをクリックし、ウェブコラボレーションの参加者を表示するオ
プションを選択します。
会議ファンにウェブコラボレーションの参加者が表示されます。
会議から切断された参加者の表示
このタスクについて
次の手順により、会議から切断された参加者リストを表示します。
手順
1. トップバーの[会議]タブをクリックします。
2014 年 5 月
69
会議
2.[フィルタ]ボタンをクリックし、退出したユーザーを表示するオプションを選択
します。
会議ファンに会議から切断されたユーザーが表示されます。
会議から切断された参加者に発信する
このタスクについて
以下の手順により、会議から切断された参加者または会議に接続したことがない参加者に発
信します。
手順
1. トップバーの[会議]タブをクリックします。
2.[参加者]ボタンをクリックし、退出した参加者を表示するオプションを選択しま
す。
3. 通話する参加者のカードを右クリックし、メニューから[通話]をクリックして
ダイヤルする電話番号を選択します。
Avaya Aura® Conferencing システムにより、選択した参加者に発信が行われ、会
議への参加が依頼されます。
会議の参加者をモデレーターに昇格させる
前提条件
ユーザーは会議のモデレーターである必要があります。
このタスクについて
以下の手順により、会議の参加者をモデレーターに昇格させます。 1 つの会議には、1 人の
モデレーターしか存在できません。 参加者をモデレーターに昇格させると、持っていたモデ
レーターの特権を失います。
手順
1. 会議ファンで、モデレーターに昇格させる参加者のカードを右クリックします。
2.[モデレーター]を選択し、表示される確認ウィンドウで[OK]をクリックします。
70
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
参加者をプレゼンターに昇格させる
選択した参加者のカードにモデレーターアイコンが表示されます。
参加者をプレゼンターに昇格させる
前提条件
• ユーザーは会議のモデレーターである必要があります。
• ウェブコラボレーションセッションがアクティブである必要があります。
• プレゼンターに昇格する参加者が、ウェブコラボレーションセッションに参加している
必要があります。
このタスクについて
以下の手順により、ウェブコラボレーションセッションでドキュメント、アプリケーショ
ン、またはホワイトボードを共有する参加者を選択します。
手順
1. 会議ファンで、情報を共有する参加者のカードを右クリックします。
2.[プレゼンター]を選択します。
選択した参加者のカードにプレゼンターアイコンが表示されます。
注
この手順を繰り返すと、プレゼンターの特権が参加者から外されます。
会議のロック/ロック解除
前提条件
• ユーザーは会議のモデレーターである必要があります。
• MeetMe 会議に参加している必要があります。
このタスクについて
会議のモデレーターは、新しい参加者が通話に参加できないように会議をロックすることが
できます。 モデレーターの場合は、参加者を会議に引き続き追加できます。
2014 年 5 月
71
会議
会議をロックする予定がある場合は、会議をロックする前にすべての参加者がウェブコラボ
レーションセッションにアクセスしていることを確認してください。 会議がロックされる
と、参加者はウェブコラボレーションセッションにアクセスできなくなります。
手順
1.[会議]タブが選択されていることを確認します。
2. 会話設定ステージにある会議カードのドロップダウン矢印をクリックします。
3.[モデレーターコントロール]で[通話ロック]を選択し、会議のロックまたはロ
ック解除をします。
会議がロックされている場合は、会議カードに[ロック済み]アイコンが表示さ
れます。
レクチャーモード機能のオン/オフの切り替え
前提条件
ユーザーは会議のモデレーターである必要があります。
このタスクについて
レクチャーモード機能が有効な場合は、会議のすべての参加者がミュートされます。 参加者
はモデレーターの音声を聞くことのみでき、自分自身でミュートを解除することはできませ
ん。
注
レクチャーモード機能は、イベント会議が開始すると自動的に有効になります。 プレゼン
ターはミュートされません。
手順
1.[会議]タブが選択されていることを確認します。
2. 会話設定ステージにある会議カードのドロップダウン矢印をクリックします。
3.[レクチャーモード]を選択または選択解除して、レクチャーモードのオン/オフ
を切り替えます。
72
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
会議続行機能のオン/オフの切り替え
会議続行機能のオン/オフの切り替え
前提条件
ユーザーは会議のモデレーターである必要があります。
このタスクについて
会議続行機能が有効な場合は、モデレーターが会議からすべての参加者を切断しない限り、
モデレーターが退出した後も会議はアクティブなまま存続します。 会議続行機能が無効な場
合は、モデレーターが切断した 2 分後に、会議は自動的に終了します。
手順
1.[会議]タブが選択されていることを確認します。
2. 会話設定ステージにある会議カードのドロップダウン矢印をクリックします。
3.[続行]を選択または選択解除して、会議続行機能のオン/オフを切り替えます。
関連トピック:
会議からすべての参加者を切断 (67 ページ)
エントリ音および終了音機能のオン/オフの切り替え
前提条件
ユーザーは会議のモデレーターである必要があります。
このタスクについて
エントリ音および終了音機能を有効にすると、参加者の会議の参加または退出の通知音をシ
ステムが鳴らします。
手順
1.[会議]タブが選択されていることを確認します。
2. 会話設定ステージにある会議カードのドロップダウン矢印をクリックします。
3.[参加トーン]を選択または選択解除して、機能のオン/オフを切り替えます。
2014 年 5 月
73
会議
74
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
章 10: 情報を共有する
ウェブコラボレーションの説明
モデレーターおよびプレゼンターは、次のコンテンツと情報を共有することができます。
• ドキュメント ([マイライブラリ])
• 仮想ホワイトボード
• デスクトップの全部または一部
• アプリケーション
関連トピック:
ライブラリ (75 ページ)
ウェブコラボレーションコンポーネント (76 ページ)
共有コンテンツをナビゲートする (78 ページ)
ライブラリ
ご利用の Avaya Aura® Conferencing システムのアカウントには[ライブラリ]があり、ここに
ドキュメントやプレゼンテーション、画像をアップロードしてウェブコラボレーションセッ
ション中に素早く共有することができます。 ライブラリには次のファイル形式をアップロー
ドすることができます。
• Adobe® Acrobat® (.pdf)
• JPEG (.jpg および .jpeg)
• Microsoft® PowerPoint® (.ppt および .pptx)
• Microsoft Word® (.doc および .docx)
• テキスト (.txt)
• portable network graphics (.png)
2014 年 5 月
75
情報を共有する
ウェブコラボレーションコンポーネント
次の図に[ウェブコラボレーション]ウィンドウのコンポーネントを示します。 この例で
は、モデレーターがプレゼンテーションを共有しています。
番号
名前
説明
1
[ビデオの停止]ボ
タン
2
[コラボレーション] ウェブコラボレーションセッションにアクセスしたり、ウ
ボタン
ェブコラボレーションセッションを閉じたりすることがで
きます。
通話中にビデオの送信を停止します。 このボタンをクリ
ックすると、通話が音声のみの通話になります。
3
ズームツール
画面コンテンツのサイズを変更します。
共有コンテンツをナビゲートする (78 ページ)を参照して
ください。
4
自動調整
ウェブコラボレーションのインターフェイスをウィンドウ
のサイズに合わせます。
76
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
ウェブコラボレーションの説明
番号
名前
説明
5
スクリーンショット 現在の画面のショットを全参加者にダウンロード可能な
JPG ファイルとして送信します。
6
参照
プレゼンターが共有しているプレゼンテーションを表示し
た別ウィンドウが開きます。 プレゼンターから独立して
自分のペースでプレゼンテーションを閲覧することができ
ます。
7
ナビゲーションツ
ール
共有コンテンツをナビゲートします。 共有されるコンテ
ンツに基づいてボタンが変わります。
共有コンテンツをナビゲートする (78 ページ)を参照して
ください。
8
[共有停止]ボタン
現行のコンテンツの共有を停止します。
9
[ビデオ設定]ボタ
ン
以下を表示できます。
•[セルフビュー]ウィンドウ。送信しているビデオを表
示します。
• 着信ビデオに関する情報。
10
[着信]ビデオウィ
ンドウ
他の参加者からの着信ビデオを表示します。
11
[セルフビュー]ビ
デオウィンドウ
Avaya Communicator クライアントが送信しているビデオ
を表示します。
12
[終了]ボタン
次のことを実行できます。
• ウェブコラボレーションを終了します。 会議所有者の場
合、すべての参加者のウェブコラボレーションセッショ
ンが終了します。
• ウェブコラボレーションセッションと会議を終了する
(会議所有者のみ)
13
[保留]ボタン
現行の通話を保留したり、保留中の通話を再開したりする
ことができます。 通話が保留中の場合はボタンが青色に
なり、Avaya Communicator クライアントは音声とビデオ
の送受信を停止します。
14
[ミュート]ボタン
通話の音声をミュートまたはミュート解除します。 通話
がミュートになっている場合、ボタンは青色になります。
15
[ビデオ一時停止]
ボタン
相手へのビデオ送信を一時停止するか、一時停止解除しま
す。 ビデオが一時停止されている場合、ボタンは青色に
なります。
注
ビデオ通話を一時停止しても、発信元の音声は相手に聞
こえます。
2014 年 5 月
77
情報を共有する
番号
名前
説明
16
議事録
会議の議事録を記録・編集し、後で確認できます。 会議
の議事録 (94 ページ)を参照してください。
17
メッセージ
次のことを実行できます。
• 通話中にすべての参加者にメッセージを送信する
• 通話中に参加者によって送信されたすべてのメッセージ
を表示する
参加者がウェブコラボレーションセッション中にメッセー
ジを送信すると、[メッセージ]ボタンに未読メッセージ
数を示すアラートバッジが表示されます。
メッセージウィンドウ (92 ページ)を参照してください。
18
マイライブラリ
共有するために、以前に Avaya Aura® Conferencing アカ
ウントにアップロードされたプレゼンテーション、ドキュ
メント、および画像を表示します。 ライブラリ内の任意
のファイルを共有できます。
19
共有
次のことを実行できます。
• ライブラリのドキュメントを共有する
• ホワイトボードを共有する
• 以前のドキュメントを共有する(現在のウェブコラボレ
ーションセッション中にドキュメントを共有していた場
合)
• デスクトップの共有を停止する(現在のウェブコラボレ
ーションセッション中にデスクトップを共有していた場
合)
20
注釈ツール
ホワイトボードまたは共有ドキュメントに注釈を付けます。
注釈コントロール (88 ページ)を参照してください。
共有コンテンツをナビゲートする
ナビゲーションキーを使用して共有ドキュメントを参照します。 共有ドキュメントの表示を
変更せずにワークスペースでドキュメントを参照したい場合は、参加者としてプレゼンテー
ションを参照する (87 ページ)を参照してください。
ナビゲーションキーは画面上の共有コンテンツ上方にあります。
アイコン
名前
説明
自動調整
ウェブコラボレーションのイ
ンターフェイスをウィンドウ
のサイズに合わせます。
78
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
ウェブコラボレーションの説明
アイコン
名前
説明
縮小
画面コンテンツのサイズを小
さくします。
拡大
画面コンテンツのサイズを大
きくします。
拡大スライダー
画面コンテンツのサイズを変
更します。
このスライダーは自動調整機
能とは独立して操作できま
す。
最初のスライドまたはページ 共有ドキュメントの最初のペ
ージに移動します。
前のスライドまたはページ
共有ドキュメントの前のペー
ジに移動します。
次のスライドまたはページ
共有ドキュメントの次のペー
ジに移動します。
最後のスライドまたはページ 共有ドキュメントの最後のペ
ージに移動します。
ポップアップウィンドウで共 プレゼンターが共有している
有コンテンツを参照
プレゼンテーションを表示し
た別ウィンドウが開きます。
プレゼンターから独立して自
分のペースでプレゼンテーシ
ョンを閲覧することができま
す。
サムネイル表示
現在のドキュメントのページ
番号を表示します。
ドキュメントページのサムネ
イルギャラリーを開き、ナビ
ゲーションし易くします。 サ
ムネイルをクリックするとそ
のページが開きます。
現在のページを変えずにギャ
ラリーを閉じるときは、画面
の別の部分をクリックしま
す。
2014 年 5 月
79
情報を共有する
デスクトップの代わりにドキュメントを共有するメリット
プレゼンターは直接デスクトップからドキュメントやプレゼンテーション資料を共有するこ
とができますが、なぜライブラリを使用するのでしょうか。 これにはいくつかの理由があり
ます。
• プレゼンターはどこからでも共有することができます。 ログインするだけでライブラ
リとそのコンテンツにアクセスできます。
• スピードと品質: ライブラリから共有すると、デスクトップからの共有に比べて参加
者はより応答性と解像度が高い体験ができます。
• 参加者の柔軟性: デスクトップから共有するとき、参加者は画面上に表示されたもの
に従う必要があります。 代わりに、ライブラリからプレゼンテーションを共有すると、
参加者はページを前に進めたり、戻ったりすることができます。 これにより前に戻っ
たり、繰り返したりする必要性が減少します。 ただし、参加者はプレゼンテーション
ページを直接表示使用としない限り、プレゼンテーションと共に自動的に参加者のペー
ジが進みます。
ウェブコラボレーションセッションの開始
このタスクについて
以下の手順により、ウェブコラボレーションセッションを開始したり、現行のウェブコラボ
レーションセッションに参加したりします。 会議のモデレーターである場合、または会議以
外の通話を行っている場合は、ウェブコラボレーションセッションを開始できます。 会議の
参加者である場合は、現行のウェブコラボレーションセッションに参加できます(可能な場
合)
。
重要
Avaya Communicator for Windows または Avaya Collaboration Agent を使用して会議にロ
グインできます。 Avaya Aura® Conferencing では、Avaya Communicator for Windows と
Avaya Collaboration Agent の両方を使用して会議にログインすることはサポートされてい
ません。
次の手順のいずれかを実行してコラボレーションを開始します。
• ビデオ通話ウィンドウの[コラボレーション]ボタンをクリックします。
• コラボレーションの開始を確認するコラボレーション通知ポップアップメッセージを
クリックします。
• 会議カードの[コラボレーション]ボタンをクリックします。
80
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
ライブラリの管理
ライブラリの管理
ライブラリへのファイルのアップロード
前提条件
ライブラリにファイルをアップロードするには、会議にログインする必要があります。
アップロードする前にファイルを閉じます。 コンピュータで開かれているファイルはアップ
ロードできません。
このタスクについて
ライブラリからファイルを共有したい場合は、そのファイルをアップロードする必要があり
ます。
手順
1.[コラボレーション]をクリックします。
2.[ウェブコラボレーション]ウィンドウで、[マイライブラリ]をクリックします。
3.[アップロード]をクリックします。
4.[アップロードするファイルの選択]ダイアログボックスで、ライブラリにアップ
ロードするファイルを選択します。
5.[開く]をクリックします。
ライブラリ内のファイルのプレビュー
前提条件
ライブラリ内のファイルをプレビューするには、会議にログインする必要があります。
このタスクについて
以下の手順により、ファイルを共有する前に、ライブラリ内のファイルのコンテンツを表示
します。
手順
1.[コラボレーション]をクリックします。
2.[ウェブコラボレーション]ウィンドウで、[マイライブラリ]をクリックします。
2014 年 5 月
81
情報を共有する
3. 表示するファイルを選択します。
4.[プレビュー]をクリックします。
ドキュメントのページごとにスライドが表示されます。
ライブラリ内のファイルの名前の変更
前提条件
ライブラリ内のファイルの名前を変更するには、会議にログインする必要があります。
このタスクについて
以下の手順により、ライブラリ内のファイルの名前を変更します。
手順
1.[コラボレーション]をクリックします。
2.[ウェブコラボレーション]ウィンドウで、[マイライブラリ]をクリックします。
3. 名前を変更するファイルを選択します。
4.[名前の変更]をクリックします。
5.[ファイル名の変更]ダイアログボックスに、ファイルの新しい名前を入力します。
6.[保存]をクリックします。
ライブラリからのファイルの削除
前提条件
ライブラリからファイルを削除するには、会議にログインする必要があります。
このタスクについて
以下の手順により、ライブラリからファイルを削除します。
手順
1.[コラボレーション]をクリックします。
2.[ウェブコラボレーション]ウィンドウで、[マイライブラリ]をクリックします。
3. 削除するファイルを選択します。
4.[削除]をクリックします。
82
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
参加者をプレゼンターに昇格させる
5. 確認ダイアログボックスで、[OK]をクリックします。
ライブラリのドキュメントを表示する
ドキュメントをサムネイルとして表示する
手順
1.[ウェブコラボレーション開始]をクリックします。
2.[マイライブラリ]をクリックします。
3.[ ]をクリックします。
ドキュメントが一連のサムネイルとして表示されます。 ドキュメントまたはプレ
ゼンテーションのページまたはスライド数が表示されます。
ドキュメントをリストとして表示する
手順
1.[ウェブコラボレーション開始]をクリックします。
2.[マイライブラリ]をクリックします。
3.[ ]をクリックします。
ドキュメントがリストとして表示されます。
参加者をプレゼンターに昇格させる
前提条件
• ユーザーは会議のモデレーターである必要があります。
• ウェブコラボレーションセッションがアクティブである必要があります。
• プレゼンターに昇格する参加者が、ウェブコラボレーションセッションに参加している
必要があります。
2014 年 5 月
83
情報を共有する
このタスクについて
以下の手順により、ウェブコラボレーションセッションでドキュメント、アプリケーショ
ン、またはホワイトボードを共有する参加者を選択します。
手順
1. 会議ファンで、情報を共有する参加者のカードを右クリックします。
2.[プレゼンター]を選択します。
選択した参加者のカードにプレゼンターアイコンが表示されます。
注
この手順を繰り返すと、プレゼンターの特権が参加者から外されます。
ドキュメントの共有
前提条件
ライブラリからドキュメントを共有したい場合、ドキュメントを共有する前に[マイライブラ
リ]にアップロードする必要があります。
手順
1.[ウェブコラボレーション開始]をクリックします。
2.[共有開始]または[共有]をクリックします。
3.[ライブラリからドキュメント]を選択します。
[マイライブラリ]ウィンドウが開きます。
4. タブのいずれかをクリックしてドキュメントタイプを選択します。
• プレゼンテーション
• ドキュメント
• 画像
5. ドキュメントを選択します。
特定のページまたはスライドからドキュメントを共有したい場合は、[プレビュ
ー]をクリックしてそのページまたはスライドにナビゲートします。
6.[共有]をクリックします。
結果
ドキュメント共有ワークスペースが開きます。
84
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
ホワイトボードの共有
ホワイトボードの共有
仮想ホワイトボードを使用してテキストや描画をほかの参加者と共有します。 モデレーター
またはプレゼンターがホワイトボードを開いたとき、ほかの参加者がそれを使用することが
できます。
ヒント
注釈上にポインタを重ねると、ポップアップウィンドウに注釈を追加した参加者の名前が
表示されます。
手順
1.[ウェブコラボレーション開始]をクリックします。
2.[共有開始]または[共有]をクリックします。
3.[ホワイトボード]を選択します。
結果
仮想ホワイトボードが開きます。 ホワイトボードの作成、削除、注釈付けに使用できるさま
ざまなツールがあります。
詳細については、注釈コントロール (88 ページ)を参照してください。
画面全体の共有
このタスクについて
以下の手順により、画面全体を共有します。
手順
1.[ウェブコラボレーション開始]をクリックします。
2.[共有開始]または[共有]をクリックします。
3.[画面全体]をクリックします。
画面の周囲に赤い線が表示されます。 赤い四角形に含まれるすべての表示が共有
されます。 赤い四角形の上部に共有コントロールが表示されます。
2014 年 5 月
85
情報を共有する
関連トピック:
アプリケーションおよびデスクトップコントロールを共有する (86 ページ)
アプリケーションおよびデスクトップコントロールを共有する
アプリケーションまたはデスクトップを共有中に、画面に注釈を付けたり、共有の一時停止
および再開を行うことができます。
アイコン
名前
共有のタイプ(デスクトップ共有、画面の
一部の共有、アプリケーション共有)を変
更します
ペンツール
カラーピッカーツール
スタンプツール
共有一時停止
共有再開
共有終了
画面の一部の共有
このタスクについて
画面全体ではなく画面の一部のみを表示する場合は、以下の手順を使用します。
手順
1.[ウェブコラボレーション開始]をクリックします。
2.[共有開始]または[共有]をクリックします。
3.[画面の一部]をクリックします。
86
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
アプリケーションの共有
共有される画面のエリアを示す赤い四角形が表示されます。 赤い四角形に含まれ
るすべての表示が共有されます。 赤い四角形の上部に共有コントロールが表示さ
れます。
4. 赤い四角形を、共有する画面の一部までドラッグします。
5. 赤い四角形のサイズを変更するには、四角形の隅をクリックしてドラッグします。
アプリケーションの共有
以下の手順により、アプリケーションウィンドウを共有します。
手順
1.[ウェブコラボレーション開始]をクリックします。
2.[共有開始]または[共有]をクリックします。
3.[アプリケーションウィンドウ]をクリックします
4.[Select application sharing mode](アプリケーションの共有モードの選択) ダイア
ログボックスで、以下のいずれかの手順を実行します。
• 選択したアプリケーションウィンドウ、および共有するエリアに重なるダイ
アログボックスまたはウィンドウを共有する場合は、[アプリケーションウ
ィンドウの領域を共有]を選択します。
• 選択したアプリケーションウィンドウのみを共有する場合は、
[アプリケー
ションウィンドウのみ共有]を選択します。
5.[続行]をクリックします。
6.[Choose application](アプリケーションの選択) ダイアログボックスで、共有す
るアプリケーションを選択します。
7.[共有]をクリックします。
参加者としてプレゼンテーションを閲覧する
この機能を使い、モデレーターまたはプレゼンターと関わりなく独自に共有ドキュメントを
参照します。
2014 年 5 月
87
情報を共有する
このタスクについて
参加者は通常、プレゼンターのプレゼンテーションペースに従います。 しかし、前のスライ
ドに戻りたいときなど、自分のペースで見たい場合、コンピュータ上で別のウィンドウを開
きプレゼンテーションを閲覧することができます。
手順
1. ウェブコラボレーションウィンドウの一番上の[参照]をクリックします。
参照ウィンドウが開きます。
ここでドキュメントのページを先に進めたり、前に戻ったりすることができます。
2. ドキュメントが開いているときに:
• ドキュメントの全画面表示と標準サイズ表示の間を切り替えるには、[ ]ボ
タンをクリックします。
• 矢印キーを使い、ドキュメントをナビゲートします。
3. ウィンドウを閉じるときは、[閉じる]をクリックします。
現在のページでプレゼンテーションが再開され、プレゼンターと共に会議が続行
されます。
コンテンツの注釈を付け
注釈付け
ウェブコラボレーションでは、共有コンテンツ、アプリケーションおよび画面への注釈付け
や、仮想ホワイトボードでの描画用のさまざまなツールを用意しています。 テキストや線、
スタンプを追加してコンテンツを明確にしたり、拡張したりすることができます。
プレゼンターとモデレーターはすべての共有コンテンツで注釈付けができます。 参加者は仮
想ホワイトボードでのみ注釈付けができます。
利用可能なツールは共有するコンテンツによって異なりますが、アイコンは同じです。
注釈コントロール
注釈キーは画面左側の共有コンテンツ横にあります。
88
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
コンテンツの注釈を付け
アイコン
名前
説明
選択ツール
注釈を選択します。 矢印が
指のカーソルに変わると、マ
ウスで注釈を移動できます。
ペンツール
手書きの線を描きます。
マーカーツール
テキストまたはグラフィック
スをハイライト表示します。
ヒント
色の選択を使用してハイ
ライト色を選択します。
ラインツール
現在選択されている色で直線
を描きます。
ヒント
フライアウトの 3 つの幅
から選択できます。
ラインツールフライアウト
線の太さを選択します。
四角形ツール
現在選択されている色で塗り
つぶした、または外枠だけの
四角形を描きます。
フライアウトで塗りつぶしま
たは外枠だけの四角形を選択
できます。
ヒント
ボタンは四角形の種類を
示します。
四角形ツールフライアウト
四角形の種類(塗りつぶしま
たは外枠)を選択します。
楕円ツール
現在選択されている色で塗り
つぶした、または外枠だけの
楕円形を描きます。
フライアウトで塗りつぶしま
たは外枠だけの楕円形を選択
できます。
ヒント
ボタンは楕円形の種類を
示します。
2014 年 5 月
89
情報を共有する
アイコン
名前
説明
楕円形ツールフライアウト
楕円形の種類(塗りつぶしま
たは外枠)を選択します。
スタンプツール
現在選択されている色でスタ
ンプを挿入します。 このツ
ールを使用して共有するアイ
テムに注意を引きます。
ヒント
色の選択を使用してスタ
ンプの色を選択します。
テキストツール
現在選択されている色でテキ
ストの注釈を追加します。
フライアウトの 3 つのテキス
トサイズから選択できます。
ヒント
ボタンはテキストサイズ
を示します。
テキストフライアウト
テキストサイズ(小、中、
大)を選択します。
カラーピッカーツール
注釈の色を選択します。
フライアウトで色を選択しま
す。
ヒント
現在の色がボタンに表示
されます。
ヒント
既存のテキストを編集す
ることはできません。 テ
キストを削除して新しい
テキストを入力する必要
があります。
削除ツール
削除フライアウト
90
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
スクリーンショットの送信
アイコン
名前
説明
選択削除ツール
選択した注釈を削除します。
すべて削除ツール
すべての描画を削除します。
スクリーンショット
現在の画面のショットを全参
加者にダウンロード可能な
JPG ファイルとして送信し
ます。
スクリーンショットの送信
現在の画面のスクリーンショットを全参加者にメッセージとして送信することができます。
前提条件
スクリーンショットを送信するには、モデレーターまたはプレゼンターである必要がありま
す。 スクリーンショットを送信する前に共有を開始する必要があります。
手順
1.[ウェブコラボレーション開始]をクリックします。
2.[共有開始]または[共有]をクリックします。
3.
をクリックします。
確認ウィンドウが開きます。
4.[はい]をクリックしてスクリーンショットを送信します。
結果
参加者全員がメッセージに添付された JPEG ファイルとしてスクリーンショットを受信しま
す。
アプリケーションとスクリーン画面共有を終了する
手順
次をクリックします。
•[共有停止]、または
2014 年 5 月
91
情報を共有する
•[共有終了]ボタン、または
•[共有]メニューの[デスクトップ共有停止]
結果
共有されているアプリケーションまたは画面が閉じます。
[共有がアクティブではありません]というメッセージが表示されます。
ウェブコラボレーションウィンドウに[共有開始]ボタンが表示されます。
ドキュメント共有を終了する
手順
[共有停止]をクリックします。
結果
ドキュメントが閉じます。
[共有がアクティブではありません]というメッセージが表示されます。
ウェブコラボレーションウィンドウに[共有開始]ボタンが表示されます。
会議中にメッセージを送信する
メッセージウィンドウ
[メッセージ]ウィンドウには、会議中モデレーターおよび参加者によって送信されたメッ
セージのリストが含まれます。 また、メッセージのテキストを入力するためのフィールドも
あります。 このフィールドに入力できる最大文字数は 1024 です。 フィールドにテキストメ
ッセージを貼り付けることもできます。
メッセージは送信者の名前とメッセージが送信された時刻と共に表示されます。 最も新しい
メッセージがリストの最後に表示されます。
すべての参加者にメッセージを送信することができます。
92
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
会議中にメッセージを送信する
図 8. : メッセージウィンドウ
メッセージウィンドウを開く
手順
1.[ウェブコラボレーション開始]をクリックします。
2.[メッセージ]をクリックします。
[メッセージ]ウィンドウが開きます。
メッセージの送信
手順
1.[ウェブコラボレーション開始]をクリックします。
2.[メッセージ]ウィンドウを開きます。
3.[メッセージ]ウィンドウ下部のスペースにメッセージを入力します。
4.[送信]をクリックします。
• メッセージがすぐにポップアップします。 参加者はポップアップをクリック
してメッセージを開くか、[メッセージ]ウィンドウを開きます。
• 送信者の名前とメッセージ送信時刻と共にメッセージがリストに表示されま
す。 会議のほかの参加者には更新された未読のメッセージ数が表示されます。
2014 年 5 月
93
情報を共有する
会議議事録の管理
会議の議事録
すべてのユーザーが会議の議事録を記録・編集し、後で確認することができます。 モデレー
ターは、会議の議事録の任意、またはすべての内容を含むレポートを作成し、参加者にメー
ルすることもできます。 会議の議事録は次のカテゴリに整理することができます。
• メモ
• キーワード
• アクションアイテム
• 質問
図 9. : 議事録ウィンドウ
注
会議が終了すると、会議レポートに会議の議事録が自動的に保存されます。 会議レポート
を表示するには、Collaboration Agent を使用して Avaya Aura® Conferencing アカウント
にログインする必要があります。 会議レポートの表示および管理については、Using Avaya
Aura® Conferencing Collaboration Agent を参照してください。 このドキュメントは、http://
support.avaya.com からダウンロードできます。
関連トピック:
議事録のインターフェイス (95 ページ)
94
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
会議議事録の管理
議事録のインターフェイス
名前
説明
ここにテキストを入力
メモに表示させたいテキストです。
ボタン
説明
表示
メモを種類別にフィルタするための[ビュ
ー]メニューを開きます。
追加
後で見返したり、会議レポートに含めたり
することができるようにメモを作成します。
メモ
会議のメモとして記録をタグ付けします。
キーワード
後で検索できるように会議にタグで注釈を
付けます。
アクションアイテム
参加者に作業項目を割り当てます。
質問
議事録の記録の一部として質問を記録しま
す。
個人用
会議のほかの参加者からのメモを非表示に
します。
アイコン
名前
説明
編集
選択したメモを編集します。
削除
選択したメモを削除します。
議事録の追加
手順
1.[ウェブコラボレーション開始]をクリックします。
2.[議事録]をクリックして[議事録]ウィンドウを開きます。
3. 追加したいテキストを入力します。
4. 議事録の種類を選択します。
5. ほかの会議参加者がメモにアクセスできないようにするには、[個人用]ボックス
をチェックします。
個人用の議事録は、モデレーターからを除き、会議レポートに表示されません。
2014 年 5 月
95
情報を共有する
6.[追加]をクリックします。
ウェブコラボレーションが議事録に種類、名前、タイムスタンプを追加します。
会議のほかの参加者には未読の議事録数が表示されます。
議事録の編集
前提条件
自分が追加した議事録のみ編集することができます。
手順
1.[ウェブコラボレーション開始]をクリックします。
2.[議事録]をクリックして[議事録]ウィンドウを開きます。
3. 編集したいメモを選択します。
4.
をクリックします。
[編集]ウィンドウが開きます。
5. テキストを編集し、アイテムの種類と感度を変更します。
6.[保存]をクリックして変更を保存します。
議事録の削除
前提条件
自分が追加したメモのみ削除することができます。
手順
1.[ウェブコラボレーション開始]をクリックします。
2.[議事録]をクリックして[議事録]ウィンドウを開きます。
3. 削除したいメモを選択します。
4.
をクリックします。
[確認]ウィンドウが開きます。
5.[OK]をクリックしてメモを削除します。
96
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
章 11: インスタントメッセージの使用
Avaya Communicator クライアントを使用して、Avaya Aura® の連絡先とインスタントメッセージをや
り取りできます。 Avaya Aura® の連絡先とは、SIP サーバー上の連絡先であり、連絡先ファンに追加し
ているエンタープライズユーザーを含みます。 ローカルの連絡先にはインスタントメッセージを送信で
きません。 詳細については、連絡先の管理 (103 ページ)を参照してください。
注
インスタントメッセージ機能を使用するには、Avaya Aura® プレゼンスサーバーにアカウントを設定
しておく必要があります。 詳細については、システム管理者にお問い合わせください。
単体のインスタントメッセージ(IM)会話に複数の連絡先を追加できます。 次の図のように、IM 会話
ウィンドウには参加者の人数が表示されます。 参加者の人数をクリックして、会話の参加者全員の一覧
を表示できます。
図 10. : マルチパーティにおけるインスタントメッセージの会話
2014 年 5 月
97
インスタントメッセージの使用
インスタントメッセージの表示
このタスクについて
Avaya Aura® の連絡先からインスタントメッセージを受信すると、[インスタントメッセー
ジ]ウィンドウが表示され、連絡先の名前とメッセージが表示されます。 また、この連絡先
のインスタントメッセージカードが、インスタントメッセージファンに追加されます。
注
自分のことを連絡先ファンに追加しているエンタープライズユーザーからのインスタント
メッセージを受信したが、自分はそのエンタープライズユーザーを連絡先ファンに追加し
ていなかった場合、[インスタントメッセージ]ウィンドウには、そのユーザーの、連絡
先名ではなく、インスタントメッセージのエンドポイントアドレス(例、
[email protected])が表示されます。
手順
1. インスタントメッセージを表示するには、トップバーの[IM]タブをクリックし、
該当するインスタントメッセージカードをクリックします。
インスタントメッセージカードには、インスタントメッセージセッション中に最
後に送受信したインスタントメッセージが表示されます。 Avaya Communicator
for Windows では、ログアウトして再度ログインした場合の IM 履歴のすべての会
話の保存はされません。
2. このインスタントメッセージセッションのすべてのメッセージを表示するには、
そのカードをダブルクリックします。
[インスタントメッセージ]ウィンドウが表示され、選択したインスタントメッセ
ージセッションのすべてのメッセージが表示されます。
3. インスタントメッセージセッションを終了するには、インスタントメッセージカ
ードの[X]ボタンをクリックしてから[OK]ボタンをクリックします。
インスタントメッセージの送信
このタスクについて
Avaya Aura® の連絡先には、Avaya Communicator クライアントからインスタントメッセー
ジを送信できます。 オフラインのユーザーにインスタントメッセージを送信した場合、その
ユーザーは次回、インスタントメッセージをサポートするアプリケーション(例: Avaya
Communicator クライアント)が実行されているサーバーにログインしたときにインスタン
トメッセージを受信します。
98
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
電話会議の参加者へのインスタントメッセージの送信
手順
1. 新しいインスタントメッセージ(IM)の会話を開始するには、次のいずれかの手
順を実行します。
• 連絡先カードを会話設定ステージにドラッグしてリリースし、[IM]ボタン
をクリックします。
• 連絡先カードの[IM]ボタンをクリックします。
• 連絡先カードで、[IM]ボタンを右クリックして連絡先の IM アドレスを表示
し、使用したい IM アドレスをクリックします。
2. 既存の IM セッションを再開には、次のいずれかの手順を実行します。
•[IM]タブをクリックし、該当するインスタントメッセージカードをクリッ
クします。
•[連絡先]タブをクリックし、該当する連絡先カードの[IM]ボタンをクリ
ックします。
•[履歴]タブをクリックし、該当する連絡先カードの[IM]ボタンをクリッ
クします。
3. 既存の IM 会話に参加者を追加するには、新しい連絡先カードを既存の IM 会話ウ
ィンドウにドラッグします。
4. IM 会話ウィンドウでメッセージを入力し、Enter を押します。
5. IM 会話ウィンドウを閉じるには、[X]ボタンをクリックします。
[インスタントメッセージ]ウィンドウが、[IM]タブの下に表示されるインスタ
ントメッセージカードに折りたたまれます。 この操作ではインスタントメッセー
ジのセッションは終了しません。
6. インスタントメッセージセッションを終了するには、[IM]タブをクリックし、該
当するインスタントメッセージカードの[このチャットを終了します]ボタンを
クリックします。
電話会議の参加者へのインスタントメッセージの送信
このタスクについて
通話参加者の情報にインスタントメッセージアドレスが含まれている場合は、Avaya
Communicator クライアントからその参加者にインスタントメッセージ(IM)を送信できま
す。 連絡先情報にインスタントメッセージアドレスが含まれていない場合、連絡先のカード
の[IM]ボタンが無効になっています。
2014 年 5 月
99
インスタントメッセージの使用
手順
1. 会議ファンで、インスタントメッセージを送信する参加者のカードを右クリック
します。
2.[IM]をクリックします。
3. 連絡先に複数の IM アドレスがある場合は、使用する IM アドレスを選択します。
4.[インスタントメッセージ]ウィンドウに、メッセージを入力します。
5. メッセージを入力したら、[送信]ボタンをクリックします。
100
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
章 12: プレゼンスステータスの管理
Avaya Communicator クライアントを使用すると、以下を実行することができます。
• プレゼンスステータス(応答可能状況)の変更
• カスタムプレゼンスのステータスメッセージの変更
注
プレゼンス機能を使用するには、Avaya Aura® プレゼンスサーバーでアカウントを設定する必要があ
ります。 詳細については、システム管理者にお問い合わせください。
応答可能状況の変更
このタスクについて
この手順により、プレゼンスステータス(応答可能状況)を設定します。 あなたのプレゼン
スをフォローしている他のユーザーに、プレゼンスステータスが表示されます。
注
ログアウトする前に Avaya Communicator クライアントを終了した場合、あなたをフォロ
ーする他のユーザーには、その時点に設定されたプレゼンスステータスが引き続き表示さ
れます。 次にログインしたときに、応答可能状況やステータスメッセージを適切に変更で
きるようになります。
手順
1. トップバーの自分の内線番号をクリックします。
[プレゼンス]パネルが表示されます。
2. 使用する設定をクリックします。 自動的にあなたのプレゼンスステータスを更新
させる場合は(例えば、通話中の場合は「通話中」と表示し、通話中以外の場合
は「応答可能」と表示)
、
[自動]をクリックします。 カスタムプレゼンスのステ
ータスメッセージを指定し、プレゼンスが自動的に更新されるように設定すると、
カスタムプレゼンスのステータスメッセージが表示されます。
2014 年 5 月
101
プレゼンスステータスの管理
ステータスメッセージの変更
このタスクについて
以下の手順により、カスタムプレゼンスのステータスメッセージを指定します。 例えば、午
後 2 時まで忙しいため邪魔されたくない場合は、「午後 2 時まで取り込み中」というカス
タムプレゼンスのステータスメッセージを入力できます。 カスタムプレゼンスのステータス
メッセージを指定し、プレゼンスが自動的に更新されるように設定すると、カスタムプレゼ
ンスのステータスメッセージが表示されます。
プレゼンスステータスメッセージが、あなたのプレゼンスをフォローしている他のユーザー
に表示されます。
注
ログアウトする前に Avaya Communicator クライアントを終了した場合、あなたをフォロ
ーする他のユーザーには、その時点に設定されたプレゼンスステータスが引き続き表示さ
れます。 次にログインしたときに、応答可能状況やステータスメッセージを適切に変更で
きるようになります。
手順
1. トップバーの自分の内線番号をクリックします。
[プレゼンス]パネルが表示されます。
2.[ステータスメッセージ]ボックスの内容をクリアするには、[X]をクリックし
ます。
3.[ステータスメッセージ]ボックスに新規メッセージを入力します。
4. 入力が終了したら、キーボードの Enter キーを押します。
[プレゼンス]パネルが閉じます。
102
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
章 13: 連絡先の管理
Avaya Communicator クライアントは、以下の種類の連絡先をサポートしています。
• ローカルの連絡先
ローカルの連絡先は、使用している PC 上の Microsoft Outlook の連絡先です。 Microsoft Outlook
を実行している場合は、Avaya Communicator クライアントの起動後に、これらの連絡先が連絡先
ファンに自動的に表示されます。 Microsoft Outlook を使用して、ローカルの連絡先を連絡先ファ
ンに追加できます。 Avaya Communicator クライアントは、Microsoft Outlook の連絡先に関連付
けられた画像を使用します。
注
- Avaya Communicator はローカルの Outlook 連絡先の姓と名のみ表示します。 Outlook 連
絡先のその他の情報(ミドルネームなど)は Avaya Communicator には表示されません。
- Avaya Communicator クライアントの実行中に Microsoft Outlook で連絡先の変更(新規連
絡先の追加や既存の連絡先の変更など)を行っても、Avaya Communicator クライアント
の連絡先ファンには反映されません。 これらの変更を表示するには、Avaya Communicator
クライアントからいったんログアウトして、再びログインする必要があります。
• Avaya Aura ® の連絡先
Avaya Aura® の連絡先は、SIP サーバー上にある連絡先です。 システム管理者は、これらの連絡先
を Avaya Aura® の連絡先として管理します。 Avaya Aura® の連絡先は Avaya Communicator クラ
イアントからは追加できません。
Avaya Communicator クライアントを開始して Avaya Aura® Session Manager サーバーにログイン
すると、連絡先ファンに Avaya Aura® の連絡先が表示されます。 Avaya Communicator クライア
ントは、Avaya Aura® の連絡先を 250 件までサポートします。
• エンタープライズ連絡先
エンタープライズ連絡先は Avaya Communicator クライアントで検索するように設定した、エン
タープライズディレクトリ内の連絡先です。 Avaya Communicator クライアントからエンタープ
ライズ検索を実行し、エンタープライズ連絡先を連絡先ファンに追加できます。 エンタープライ
ズ連絡先を連絡先ファンに追加すると、その連絡先は Avaya Aura® の連絡先の 1 つになります。
この連絡先が会社のプレゼンスサーバーにアカウントを持っている場合は、この連絡先のプレゼン
スを表示し、そこへインスタントメッセージを送信できることもあります。
代表連絡先
ローカルの連絡先と Avaya Aura® 連絡先に同じ連絡先が存在する場合、Avaya Communicator クライア
ントに当該連絡先のカードを 1 枚だけ表示させることができます(代表連絡先)
。Avaya Communicator
2014 年 5 月
103
連絡先の管理
クライアントに代表連絡先を表示させるには、連絡先の両方のカードで同じ勤務先メールアドレスが指
定されているか確認してください。
Microsoft Outlook の連絡先名の代わりに Avaya Aura® 連絡先の連絡先名が Avaya Communicator クラ
イアントに表示されます。 Microsoft Outlook の他のすべての連絡先データについては、引き続き表示
されます。
役立つヒント
• MeetMe 会議にアクセスする時間を節約するには、次の手順を実行する必要があります。
- Microsoft Outlook で MeetMe 会議用の連絡先を作成します。 この連絡先に、会議シ
ステムへアクセスするための電話番号とモデレーターコードが含まれていることを確
認します。 例えば、会議システムへアクセスするためにダイヤルする必要がある電話
番号が 1-555-555-1212 で、入力する必要があるモデレーターコードが 123456# であ
る場合、この Microsoft Outlook の連絡先の電話番号には 15555551212,123456# と
入力します。 モデレーターコードの前に m などの文字を入力しないでください。
Avaya Communicator はこれらの種類の文字は認識できません。
この Microsoft Outlook の連絡先を作成すると、Avaya Communicator クライアントの
連絡先ファンから MeetMe 会議にアクセスできるようになります。
警告
会社によっては、会議に自動エントリするためのモデレーターコードの格納を禁止
するポリシーが存在する場合があります。 Avaya Communicator にモデレーターコ
ードを保存する前に、会社にこれを禁止するポリシーが存在しないことを確認して
ください。
- 他のユーザーの会議へ簡単に参加できるように、モデレーターコードを含まない
MeetMe 会議用の連絡先を Microsoft Outlook で作成します。 この連絡先に、会議シ
ステムへアクセスするための電話番号のみが含まれていることを確認します。 会議シ
ステムにアクセスしたら、Avaya Communicator クライアントでキーパッドを使用し
て、その会議の適切な参加者コードを入力します。
ヒント
定期的に参加している会議をホストしている連絡先の場合は、Outlook でその連絡
先のエントリを作成し、会議番号と連絡先の参加者コードを入力します。
エンタープライズ連絡先を連絡先ファンに追加する
このタスクについて
エンタープライズ検索を実行し、エンタープライズ連絡先を連絡先ファンに追加できます。
エンタープライズ連絡先を連絡先ファンに追加すると、その連絡先は Avaya Aura® の連絡先
104
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
連絡先の検索
の 1 つになります。 この連絡先が会社の SIP サーバーにアカウントを持っている場合は、
この連絡先のプレゼンスを表示し、そこへインスタントメッセージを送信できることもあり
ます。
手順
1. 連絡先ファンに追加するエンタープライズ連絡先を検索します。 エンタープライ
ズ検索の実行 (110 ページ)を参照してください。
2. 連絡先カードの[+]ボタンをクリックします。
[マイコンタクトへ追加]ダイアログボックスが表示されます。
3.[OK]ボタンをクリックします。
会社用連絡先が連絡先ファンに追加されます。
連絡先の検索
このタスクについて
以下の手順により、連絡先ファンにある連絡先を検索します。 連絡先ファンにある連絡先
は、ローカル(Outlook)の連絡先または Avaya Aura®(エンタープライズ)連絡先です。
この手順では、エンタープライズディレクトリの検索方法は説明されていません。 エンター
プライズディレクトリの検索については、エンタープライズ検索の実行 (110 ページ) を参
照してください。
手順
1. トップバーの[連絡先]タブをクリックします。
2. 連絡先リストを絞り込みたい場合は、ドロップダウンの矢印をクリックして次の
オプションを選択します。
• すべての連絡先
• エンタープライズ連絡先
• ローカルの連絡先
3. 特定の連絡先を検索するには、[検索]テキストボックスに検索する連絡先の姓ま
たは名を入力します。
注
連絡先ファンが表示されたら、キーボードの F3 キーを使用して、すばやく[検
索]ボックスにアクセスできます
2014 年 5 月
105
連絡先の管理
[検索]ボックスに文字を入力するごとに、一致する情報を含む連絡先カードが表
示されます。
検索をキャンセルするには、[X]をクリックします。
連絡先ファンからの連絡先の削除
このタスクについて
以下の手順により、連絡先ファンから Avaya Aura®(エンタープライズ)連絡先を削除しま
す。 連絡先が統合された連絡先の場合、エンタープライズ連絡先から連絡先は削除されます
が、ローカルの連絡先は削除されません。 Microsoft Outlook のローカルの連絡先を直接削除
する必要があります。
手順
1. 連絡先ファンで削除する連絡先を検索します。 連絡先の検索 (105 ページ)を参照
してください。
2. 連絡先カードで、[...]をクリックして連絡先オプションを表示します。
3.[連絡先を削除]をクリックします。
4. エンタープライズ連絡先から連絡先を削除するか確認するダイアログボックスが
表示されるので[削除]をクリックします。
106
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
章 14: 履歴記録の管理
通話履歴ログには、最大 100 件の履歴記録を保存できます。 保存された履歴記録が 100 件になると、
最も古い履歴記録が削除されて新しい履歴記録が保存されます。 履歴記録は、Avaya Communicator ク
ライアントを使用してサーバーへログインしているときに通話の発信、着信、または不在着信のたびに
作成されます。
注
会議通話の履歴記録は作成されません。
トップバーの[履歴]タブに表示される数字は、前回履歴ファンを開いた後で不在着信となっている通
話の数を示しています。 履歴ファンを開き、別のファン(連絡先ファンなど)にアクセスすると、不在
着信数は表示されなくなります。
履歴記録の表示
手順
1. トップバーの[履歴]タブをクリックします。
通話履歴ファンが表示され、すべての音声通話とビデオ通話の履歴記録が表示さ
れます。 履歴記録は、最新のものが最初になる時系列で一覧表示されます。 各履
歴記録では、通話相手の名前または番号、日付と時刻、時間、および通話が未応
答 ([x] が表示される) なのか、着信通話 (下矢印が表示される) なのか、発信通
話 (上矢印が表示される) なのかが表示されます。 [履歴]タブの下のラベルは、
履歴ファンに現在表示されている履歴記録を識別します (すなわち、[すべて]
、[不
在着信]、[着信]、[発信])。
2. 次のいずれかの手順を実行します。
• すべての通話の履歴記録を表示するには、履歴ファンの下の[すべて]ボタ
ンをクリックします。
• 不在着信の履歴記録を表示するには、履歴ファンの下の[不在着信]ボタン
をクリックします。
• 着信の履歴記録を表示するには、履歴ファンの下の[着信]ボタンをクリッ
クします。
• 発信の履歴記録を表示するには、履歴ファンの下の[発信]ボタンをクリッ
クします。
2014 年 5 月
107
履歴記録の管理
3. 履歴ファンで閲覧したいカードをクリックします。
108
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
章 15: エンタープライズユーザーまたは連絡先
の検索
連絡先またはエンタープライズユーザーを Avaya Communicator クライアントから検索できます。 連
絡先およびエンタープライズユーザーの詳細については、連絡先の管理 (103 ページ)を参照してくださ
い。
連絡先の検索
このタスクについて
以下の手順により、連絡先ファンにある連絡先を検索します。 連絡先ファンにある連絡先
は、ローカル(Outlook)の連絡先または Avaya Aura®(エンタープライズ)連絡先です。
この手順では、エンタープライズディレクトリの検索方法は説明されていません。 エンター
プライズディレクトリの検索については、エンタープライズ検索の実行 (110 ページ) を参
照してください。
手順
1. トップバーの[連絡先]タブをクリックします。
2. 連絡先リストを絞り込みたい場合は、ドロップダウンの矢印をクリックして次の
オプションを選択します。
• すべての連絡先
• エンタープライズ連絡先
• ローカルの連絡先
3. 特定の連絡先を検索するには、[検索]テキストボックスに検索する連絡先の姓ま
たは名を入力します。
注
連絡先ファンが表示されたら、キーボードの F3 キーを使用して、すばやく[検
索]ボックスにアクセスできます
[検索]ボックスに文字を入力するごとに、一致する情報を含む連絡先カードが表
示されます。
2014 年 5 月
109
エンタープライズユーザーまたは連絡先の検索
検索をキャンセルするには、[X]をクリックします。
エンタープライズ検索の実行
このタスクについて
エンタープライズ検索では、指定したエンタープライズディレクトリの検索が実行されま
す。 エンタープライズディレクトリを検索するための Avaya Communicator クライアントの
設定については、エンタープライズ検索設定の変更 (112 ページ)を参照してください。
手順
1. トップバーの[連絡先]タブをクリックします。
2.[すべての連絡先]ドロップダウンメニューから[エンタープライズディレクトリ
の検索]を選択します。
3.[検索]ボックスに検索するユーザーの姓または名を入力します。
注
連絡先ファンが表示されたら、キーボードの F4 キーを使用して、すばやく[エ
ンタープライズ検索]ボックスにアクセスできます。
入力を停止すると、一致する情報を含む名前が表示されます。 一致するユーザー
が連絡先ファンに表示されます。
4. 該当する連絡先カードをクリックします。
連絡先カードが展開します。 このエンタープライズユーザーを連絡先ファンに追
加するには、エンタープライズ連絡先を連絡先ファンに追加 (104 ページ)を参照
してください。
110
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
章 16: Avaya Communicator for Windows ク
ライアント設定の変更
サーバー設定の変更
前提条件
サーバー設定を変更するには、サーバーからログアウトする必要があります。
このタスクについて
以下の手順により、Avaya Aura® Session Manager サーバーとプレゼンスサーバーの設定を
行います。 Avaya Aura® Session Manager にログインして通話の発着信やインスタントメッ
セージの送受信を行う前に、Avaya Aura® Session Manager サーバーを設定する必要があり
ます。 また、プレゼンス機能を使用するには、プレゼンスサーバーも設定する必要がありま
す。
手順
1. サーバーからログアウトします。
2. Avaya Communicator クライアントウィンドウのトップバーの[設定]ボタンを
クリックします。
3.[設定]ボタンをクリックします。
4.[設定]ダイアログボックスの左側のナビゲーションペインで、
[サーバー]をク
リックします。
5.[サーバー]ページで必要な変更を行います。 詳細については、[サーバー]ペー
ジのフィールド説明 (28 ページ)を参照してください。
6. 完了後、[OK]ボタンをクリックします。
2014 年 5 月
111
Avaya Communicator for Windows クライアント設定の変更
ダイヤル規則の設定
このタスクについて
場合によっては、発信通話を正しくルーティングするためのダイヤル規則を設定する必要が
あります。 ダイヤル規則は、連絡先カード、履歴記録、またはインスタントメッセージから
発信するとき、自動的に適用されます。
手順
1. Avaya Communicator クライアントウィンドウのトップバーの[設定]ボタンを
クリックします。
2.[設定]ボタンをクリックします。
3.[設定]ダイアログボックスの左側のナビゲーションペインで、[ダイヤル規則]
をクリックします。
4.[ダイヤル規則]ダイアログボックスで、必要なフィールドに入力します。 詳細
については、[ダイヤル規則]ページのフィールド説明 (28 ページ)を参照してく
ださい。
5. 完了後、[OK]ボタンをクリックします。
エンタープライズ検索設定の変更
このタスクについて
以下の手順により、エンタープライズディレクトリを検索するための Avaya Communicator
クライアントの設定を行います。
手順
1. Avaya Communicator クライアントウィンドウのトップバーの[設定]ボタンを
クリックします。
2.[設定]ボタンをクリックします。
3.[設定]ダイアログボックスの左側のナビゲーションペインで、
[エンタープライ
ズ検索]をクリックします。
4.[エンタープライズ検索]ページで適切な情報を入力し、エンタープライズディレ
クトリを検索するように Avaya Communicator クライアントを設定します。 詳細
については、
[エンタープライズ検索]ページのフィールド説明 (30 ページ)を参
照してください。
112
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
連絡先設定の変更
5. 完了後、[OK]ボタンをクリックします。
連絡先設定の変更
前提条件
連絡先設定を変更するには、サーバーからログアウトする必要があります。
このタスクについて
以下の手順により、次を指定します。
• Avaya Communicator for Windows で連絡先の名前を表示する方法(名、姓の順か、姓、
名の順か)。
• Avaya Communicator for Windows クライアントに Microsoft Outlook の連絡先を表示す
るかどうか。 コンピュータ上で Microsoft Outlook がインストールおよび実行されてい
る必要があります。
手順
1. Avaya Communicator クライアントウィンドウのトップバーの[設定]ボタンを
クリックします。
2.[設定]ボタンをクリックします。
3.[設定]ダイアログボックスの左側のナビゲーションペインで、[連絡先]をクリ
ックします。
4.[連絡先]ページで、必要なフィールドに入力します。 詳細については、[連絡
先]ページのフィールド説明 (31 ページ)を参照してください。
5. 完了後、[OK]ボタンをクリックします。
6. サーバーからログアウトします。
7. サーバーにログインします。
音声設定の変更
このタスクについて
以下の手順により、次の各設定を指定します。
• Avaya Communicator for Windows クライアントが使用するマイク
• Avaya Communicator for Windows クライアントが使用するスピーカー
2014 年 5 月
113
Avaya Communicator for Windows クライアント設定の変更
• Avaya Communicator for Windows クライアントが着信時に選択したスピーカーで着信
音を鳴らすかどうか
• Avaya Communicator for Windows クライアントが別のデバイスで着信音を鳴らすかど
うか
手順
1. Avaya Communicator クライアントウィンドウのトップバーの[設定]ボタンを
クリックします。
2.[設定]ボタンをクリックします。
3.[設定]ダイアログボックスの左側のナビゲーションペインで、[音]をクリック
します。
4.[オーディオ]ページで、必要なフィールドに入力します。 詳細については、[オ
ーディオ]ページのフィールド説明 (31 ページ)を参照してください。
5. 完了後、[OK]ボタンをクリックします。
ビデオ設定の変更
前提条件
ビデオ設定を変更するには、サーバーからログアウトする必要があります。
このタスクについて
以下の手順により、ビデオ通話を発信および処理するかどうかを指定します。
手順
1. サーバーからログアウトします。
2. Avaya Communicator クライアントウィンドウのトップバーの[設定]ボタンを
クリックします。
3.[設定]ボタンをクリックします。
4.[設定]ダイアログボックスの左側のナビゲーションペインで、[ビデオ]をクリ
ックします。
5.[ビデオ設定]ページで、必要なフィールドに入力します。 詳細については、
[ビ
デオ設定]ページのフィールド説明 (31 ページ)を参照してください。
6. 完了後、[OK]ボタンをクリックします。
114
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
会議設定の変更
会議設定の変更
このタスクについて
以下の手順により、会議サービス URL を指定します。
手順
1. Avaya Communicator クライアントウィンドウのトップバーの[設定]ボタンを
クリックします。
2.[設定]ボタンをクリックします。
3.[設定]ダイアログボックスの左側のナビゲーションペインで、[会議]をクリッ
クします。
4.[会議]ページで[サーバーアドレス]ボックスに会議サービス URL を入力します。
5.[OK]ボタンをクリックします。
言語設定の変更
前提条件
• サーバーからログアウトしていることを確認します。 Avaya Communicator for Windows
クライアントにログインしていると、言語設定は変更できません。
このタスクについて
次の手順で Avaya Communicator for Windows クライアントのインターフェイス言語を変更
します。
手順
1. Avaya Communicator クライアントウィンドウのトップバーの[設定]ボタンを
クリックします。
2.[設定]ボタンをクリックします。
3.[設定]ダイアログボックスの左側のナビゲーションページで、[言語]をクリッ
クします。
4. ドロップダウンメニューから Avaya Communicator for Windows クライアントの
適切なインターフェイス言語を選択します。
2014 年 5 月
115
Avaya Communicator for Windows クライアント設定の変更
Avaya Communicator クライアントのリリース番号の表示
手順
1. Avaya Communicator クライアントウィンドウのトップバーの[設定]ボタンを
クリックします。
2.[設定]ボタンをクリックします。
3.[設定]ダイアログボックスの左側のナビゲーションペインで、[製品情報]をク
リックします。
[バージョン情報]ページに、Avaya Communicator クライアントソフトウエアの
名前、リリース番号、およびビルド番号が表示されます。
サポートオプションへのアクセス
手順
1. Avaya Communicator クライアントウィンドウのトップバーの[設定]ボタンを
クリックします。
2.[設定]ボタンをクリックします。
3.[設定]ダイアログボックスの左側のナビゲーションペインで、
[サポート]をク
リックします。
4. クライアントのライセンスを表示するには[ソフトウェアライセンス]をクリッ
クします。
5. 発生している問題のログファイルおよび説明をシステム管理者に送信するには[問
題の報告]をクリックします。
[問題の報告]機能を使用するには、Microsoft Outlook がご使用のマシンで設定さ
れている必要があります。
ログファイルが添付されたドラフトのメールメッセージが Microsoft Outlook に表
示されます。 メールを送信する前に、問題に関するすべての他の詳細をメールの
ドラフトに記入できます。
116
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
章 17: Troubleshooting
Avaya Communicator クライアントを起動すると、Microsoft
Outlook から Outlook 内に保存されている電子メール アドレ
ス情報がプログラムによってアクセスされようとしているとい
うセキュリティ通知メッセージが表示される
このセキュリティ通知メッセージは、以下のいずれかの条件に該当する場合に表示されます。
• Microsoft Outlook によって有効なウイルス対策プログラムが検出されていない。
• Microsoft Outlook によってウイルス定義が古いことが検出されている。
• Microsoft Outlook が、電子メールアドレス情報にアクセスするプログラムについて常に
警告するように設定されている。
このメッセージが表示される場合は、次の手順に従って Avaya Communicator クライアント
の起動を続行します。
1.[Microsoft Outlook]ダイアログボックスで、[Allow access for](アクセスを許
可する時間)チェックボックスをオンにします。
2. 対応するドロップダウンリストで、[1 分]を選択します。
3.[Allow](許可)ボタンをクリックします。
注
[拒否]をクリックした場合、Avaya Communicator は電子メールアドレス情報
にアクセスできませんが、Avaya Communicator でユーザーの Outlook 連絡先
には引き続きアクセスできます。
このメッセージが再び表示されないようにするには、ウイルス対策プログラムをアクティブ
かつ最新の状態にしてください。
2014 年 5 月
117
Troubleshooting
[ウェブコラボレーション]ウィンドウに別の会議で共有してい
るドキュメントが表示される
この状況は、次の条件に該当する場合に発生することがあります。
• MeetMe 会議のモデレーターがウェブコラボレーションを開始した。
• MeetMe 会議中、ウェブコラボレーションがアクティブになっているときにアドホック
会議を開始し、その通話の 2 つ目のウェブコラボレーションを開始した。
これは既知の問題です。
会議のウェブコラボレーションセッションにアクセスできない:
[ウェブコラボレーション]ウィンドウに「会議は現在ロックさ
れています。新しいユーザーは参加できません」というメッセ
ージが表示される
この状況は、[ウェブコラボレーション]ボタンをクリックする前にモデレーターによって
会議がロックされると発生します。 ウェブコラボレーションセッションにアクセスするに
は、モデレーターが会議をロック解除する必要があります。
ビデオ通話中にマイクが機能しなくなり、「USB コントローラ
の帯域幅が超過しています」メッセージが表示される
この状況は、音声デバイス (マイク) とビデオカメラの両方が次の場所に接続されている場合
に発生することがあります。
• 同じ USB ハブ
• 同じ USB キーボードハブ
• PC 前面の USB ポート
音声デバイスとビデオカメラを PC 背面の異なる USB ポートに接続します。
118
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
ログファイルのアンインストールエラー
ログファイルのアンインストールエラー
Windows コントロールパネルを使用して Avaya Communicator for Windows をアンインスト
ールする場合に、次のエラーメッセージが表示されます。
インストールログファイルを開くときにエラーが発生しました。 指定された場所が存在しており、書き込みが
可能か確認してください。
主な原因
Windows インストーラのログは有効になっていますが、Windows インストーラエンジンが
アンインストールログファイルを正常に書き込めない場合に、この問題が発生します。 詳細
については、http://support.microsoft.com/kb/2564571/en-us を参照してください。
復旧手順
タスクマネージャーを使用して Explorer.exe プロセスを停止して、再起動します。
Windows 8 で別の IP に切り替えができない
アクティブネットワーク接続に接続している場合、VPN 接続などの別の IP に切り替えがで
きません。 これは Windows 8 の既知の制限事項です。 VPN 切り替え時にアクティブネット
ワークに接続していない場合、この問題は発生しません。
回避策
この問題を回避するには、次のいずれかを試します。
• イーサネットケーブルを取り外し、再度接続することでネットワーク接続を切り替えま
す。
• 別の IP 接続に切り替える前にアクティブネットワーク接続を無効にします。
音声通話へのエスカレート解除やウェブコラボレーションの起
動ができない
Avaya Communicator から会議にブリッジ参加し、携帯内線エンドポイントで電話会議に応
答する場合、音声へのエスカレート解除やコラボレーションの起動はできません。 携帯内線
エンドポイントの通話を終了しても、Avaya Communicator で音声へのエスカレート解除お
よびコラボレーション機能の起動はできません。
回避策
なし。 会議から退出し、Avaya Communicator から再度ダイヤルする必要があります。
2014 年 5 月
119
Troubleshooting
120
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
付録 A : 会議中にダイヤルパッドコマンドを使用
する
次のダイヤルパッドコマンドはモデレーターと参加者が使用できます。
名前
説明
キー
利用可能キーの一覧
**
オペレーターにダイヤルアウト
*0
音とビデオ両方の切り替え
*6
音声の切り替え
*61
メディアの切り替え
*62
参加者のカウント
音声会議のアクティブな参加者
数をカウントします。
*#
次のダイヤルパッドコマンドはモデレーターのみが使用できます。
名前
説明
キー
ダイヤルアウトしてユーザーを
会議に追加
電話から参加者にダイヤルアウ
トします。
*1
会議記録の切り替え
会議記録のオン/オフを切り替え *2
ます。 モデレーターは簡単なオ
ーディオメッセージに従ってダ
イヤルパッド で 1 を押し、意図
した操作を確認する必要があり
ます。 また、その他のいずれか
のキーを押してコマンドをキャ
ンセルできます。
参加/退出トーンの切り替え
• 参加トーンのオフ:
誰かが会議に参加したり、去
ったりしたときにモデレータ
ーと参加者に音が聞こえませ
ん。
*4
• 参加トーンのオン:
誰かが会議に参加したり、去
ったりしたときにモデレータ
ーと参加者に音が聞こえます。
2014 年 5 月
121
会議中にダイヤルパッドコマンドを使用する
名前
説明
キー
レクチャーモードの切り替え
レクチャーモードでは、モデレ
ーターを除くすべての参加者の
音がミュートされます。
*5
会議ロックの切り替え
*7
• ロック済み会議:
会議がロックされているとき、
参加者は音声会議に参加した
り、Collaboration Agent にロ
グインすることはできません。
• 会議ロック解除:
会議がロック解除されている
とき、参加者は音声会議に参
加したり、Collaboration Agent
にログインすることができま
す。
ビデオの無効化
残りの会議時間の間、ビデオを
オフにします。
新しい参加者はビデオ機能なし
で参加します。
*71
すべての音ミュートの切り替え
通話の全参加者をミュートまた
はミュート解除します。
*81
すべてのメディアミュートの切
り替え
全参加者のビデオをオンまたは
オフに切り替えます。
*82
すべてミュートの切り替え
通話の全参加者をミュートしま *96
す(オーディオとビデオの両
方)
。 参加者は自分自身のミュー
トを解除できます。
モデレーターの退出後も会議を
続行する。
• 会議の続行オフ:
会議は最後のモデレーターが
去った後、予め定められた時
間内に終了します。
*98
• 会議の続行オン:
最後のモデレーターが去って
も会議が終了しません。
会議の終了
## を押すと、次のプロンプトが ##
聞こえます:「Press 1 to confirm
that you want the conference to
end immediately」(1 を押して、
会議を直ちに終了する要求を確
定してください)。1 を押すと、
会議が終了します。
次のダイヤルパッドコマンドは参加者のみが使用できます。
122
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
名前
説明
キー
発言要求
*41
発言要求の解除
*42
モデレーターの設定
モデレーターがいないときにモ
デレーターを設定します。
参加者はモデレーターコードを
入力してから、# を押すとモデ
レーターになります。
*51
2014 年 5 月
123
会議中にダイヤルパッドコマンドを使用する
124
2014 年 5 月
お問い合わせ先:[email protected]
索引
I
IM ............................................................................... 97
M
MDA ........................................................................... 20
MeetMe 会議 .............................................................. 64
開始 ...................................................................... 64
Multiple Device Access .............................................. 20
あ
アドホック会議 ..................................................... 63, 64
開始 ................................................................ 63, 64
アプリケーション ....................................................... 87
共有 ...................................................................... 87
アプリケーションのアップグレード .......................... 35
アプリケーションのアンインストール ...................... 37
アプリケーションのインストール ............................. 25
アプリケーションの起動 ............................................ 33
い
一時停止したビデオ通話の再開 ................................. 54
インスタントメッセージ ................................. 42, 48, 97
発信 ...................................................................... 42
ビデオ通話の発信 ................................................ 48
インスタントメッセージの使用 ................................. 97
インスタントメッセージの送信 ................................. 98
う
ウェブコラボレーション ...................................... 69, 80
開始 ...................................................................... 80
参加者の表示 ....................................................... 69
ウェブコラボレーションコンポーネント ................... 76
え
エンタープライズ検索の実行 ................................... 110
[エンタープライズ検索]ページのフィールド説明 .. 30
エントリ音および終了音機能 ..................................... 73
お
応答可能状況の変更 ................................................. 101
プレゼンス ......................................................... 101
[オーディオ]ページのフィールドの説明 ................. 31
音声通話 ............................................................... 39–42
インスタントメッセージからの発信 ................... 42
エンタープライズユーザーからの発信 ................ 41
ダイヤルパッドまたは番号入力フィールドを使用し
た音声通話の発信 ................................... 39
履歴記録から発信 ................................................ 41
連絡先からの発信 ................................................ 40
音声の音量 ................................................................. 55
音量 ............................................................................ 55
か
会議 ..................................... 61, 63, 64, 66, 67, 69–71, 83
ウェブ会議の参加者の表示 .................................. 69
開始 ................................................................ 63, 64
現行の通話の追加 ................................................ 66
参加者の切断 ....................................................... 67
参加者の追加 ....................................................... 66
参加者をプレゼンターに昇格させる .............. 71, 83
参加者をモデレーターに昇格させる ................... 70
情報を提示する参加者の選択 .........................71, 83
切断された参加者に発信する .............................. 70
切断された参加者の表示 ..................................... 69
会議続行機能 .............................................................. 73
[会議]タブ ................................................................62
会議 エントリ音および終了音機能 ............................ 73
会議 ロック機能 ......................................................... 71
概要 ............................................................................ 13
画面 .......................................................................85, 86
共有 ................................................................ 85, 86
き
議事録 ................................................................... 94–96
削除 ...................................................................... 96
追加 ...................................................................... 95
編集 ...................................................................... 96
議事録の削除 .............................................................. 96
議事録の追加 .............................................................. 95
2014 年 5 月
125
議事録の編集 .............................................................. 96
機能キー ................................................................... 121
概要 .................................................................... 121
[基本設定]ページのフィールド説明 ........................ 32
共有 ................................................................. 75, 84–87
アプリケーション ................................................ 87
画面 ................................................................ 85, 86
説明 ...................................................................... 75
ドキュメント ....................................................... 84
共有コンテンツ .......................................................... 88
参照 ...................................................................... 88
共有の説明 ................................................................. 75
け
言語設定 ................................................................... 115
[言語]ページのフィールド説明 ............................... 32
こ
すべてミュート機能 ................................................... 68
せ
設定 ................................................................... 111–115
Microsoft Outlook の連絡先設定 .........................113
エンタープライズ検索設定 ................................ 112
音声設定 ............................................................. 113
会議設定 ............................................................. 115
サーバー設定 ......................................................111
ダイヤル規則 .............................................. 112, 114
前提条件 ..................................................................... 23
そ
送信 ............................................................................ 91
スクリーンショット .............................................91
続行機能 ..................................................................... 73
コラボレーション ....................................................... 69 た
参加者の表示 ....................................................... 69
コンピュータソフトウェア要件 ................................. 24 [ダイヤル規則]ページのフィールド説明 ................. 28
コンピュータハードウェア要件 ................................. 23 タッチトーンコマンド .............................................. 121
概要 .................................................................... 121
ダイヤルパッドコマンド ....................................121
さ
概要 ............................................................. 121
[サーバー]ページのフィールド説明 ........................ 28 タッチトーンの番号 ................................................... 53
サポート ..................................................................... 12
連絡先 .................................................................. 12
参加者をプレゼンターに昇格させる .................... 71, 83 ち
参加者をモデレーターに昇格させる .......................... 70
参照 ............................................................................ 78 着信通話への不応答 ................................................... 51
注釈コントロール ....................................................... 88
注釈付け ..................................................................... 88
し
受信したインスタントメッセージの表示 ................... 98
情報を提示する参加者の選択 ............................... 71, 83
す
スクリーンショット ................................................... 91
送信 ...................................................................... 91
ステータスメッセージの変更 ................................... 102
すべての参加者の会議を終了 ..................................... 67
すべての参加者を切断 ............................................... 67
会議 ...................................................................... 67
すべての着信音を無効にする ..................................... 56
126
つ
通話 ............................................................................ 39
通話中に番号を入力 ................................................... 53
通話中の参加者へのインスタントメッセージの送信 . 99
通話の終了 ................................................................. 52
通話の切断 ................................................................. 52
通話の保留 ................................................................. 52
通話のミュート .......................................................... 53
通話のミュート解除 ................................................... 53
通話への応答 .............................................................. 51
2014 年 5 月
て
デスクトップ .............................................................. 80
共有 ...................................................................... 80
デスクトップの共有 ................................................... 80
と
ドキュメント ............................................. 10, 80, 83, 84
一覧表示 ...............................................................83
共有 ................................................................ 80, 84
サムネイル表示 .................................................... 83
ドキュメント共有 ....................................................... 92
終了 ...................................................................... 92
ドキュメントの共有 ................................................... 80
トラブルシューティング ................................... 117–119
IP の変更 ............................................................ 119
コラボレーションのエスカレート解除や起動ができ
まない ................................................... 119
プレビュー ........................................................... 81
ファイルのアップロード ............................................ 81
ファイルの削除 .......................................................... 82
ファイルの名前の変更 ............................................... 82
ファイルのプレビュー ............................................... 81
プレゼンス ................................................................101
プレゼンスステータスの管理 ................................... 101
ほ
ボタンの説明 .............................................................. 18
保留 ............................................................................ 52
保留中の通話を再開 ................................................... 52
ホワイトボード .......................................................... 85
共有 ...................................................................... 85
み
ミュート ..................................................................... 68
ミュート解除 .............................................................. 68
な
ナビゲーション .......................................................... 78
は
バージョン情報の表示 .............................................. 116
ひ
ビデオ ............................................................. 11, 53, 54
ビデオ通話 .................................................39, 45–49, 55
インスタントメッセージからの発信 ................... 48
エンタープライズユーザーへのビデオ通話の発信 47
キーパッドまたは番号入力フィールドを使用したビ
デオ通話の発信 ....................................... 45
履歴記録からのビデオ通話 .................................. 48
連絡先からの発信 ................................................ 46
ビデオ通話ウィンドウ ............................................... 43
ビデオ通話の一時停止 ............................................... 54
[ビデオの設定]ページのフィールドの説明 ............. 31
ふ
ファイル ............................................................... 81, 82
アップロード ....................................................... 81
削除 ...................................................................... 82
名前の変更 ........................................................... 82
め
メインウィンドウ ....................................................... 13
メッセージウィンドウを開く ..................................... 93
メッセージの送信 ....................................................... 93
メッセージ ................................................................. 93
送信 ...................................................................... 93
メッセージウィンドウ .......................................... 92, 93
説明 ...................................................................... 92
開く ...................................................................... 93
ら
ライブラリ ................................................................. 75
り
履歴 .......................................................................... 107
履歴記録 ........................................................ 41, 48, 107
発信 ...................................................................... 41
ビデオ通話の発信 ................................................ 48
表示 .................................................................... 107
履歴記録の管理 ........................................................ 107
れ
レクチャーモード ....................................................... 72
2014 年 5 月
127
連絡先 ........................................................ 103, 104, 106 連絡先の検索 .....................................................105, 109
エンタープライズ検索結果から追加する .......... 104 [連絡先]ページのフィールド説明 ............................ 31
エンタープライズユーザー ................................ 103
Aura の連絡先 .................................................... 103
ろ
削除 .................................................................... 106
役立つヒント ......................................................104 ログアウト ................................................................. 34
ローカルの連絡先 .............................................. 103 ログイン ..................................................................... 33
連絡先設定 ................................................................113 ロック機能 ................................................................. 71
設定 .................................................................... 113
128
2014 年 5 月
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