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伐採及び伐採後の造林の届出制度について(PDF:115KB)
伐採及び伐採後の造林の届出制度について 1 届出対象森林 地域森林計画対象森林※において伐採を計画 ※法第5条に規定する都道府県知事がたてる 地域森林計画の対象とする森林 保安林や保安施設地 区である場合 事前に都道府県へ許 可申請・届出が必要で す。 (法第34条第1項、 2 森林経営計画がたて られている森林であ って、当該計画に従っ て伐採する場合 その他 市町村へ事後の届出 が必要です。 第34条の2第1項、第34 条の3第1項) 市町村へ伐 採 30 日 ~ 90日前に、「伐採及び 伐採後の造林の届出」 が必要です。 (法第15条) (法第10条の8第1項) 保安林(保安施設地区)内 立木伐採許可申請書等 森林経営計画に係る伐採 等の届出書 伐採及び伐採後の造林の 届出書 届出書の提出を要しない場合(法第10条の8第1項) 第1号 法令又はこれに基づく処分により伐採の義務のある者が伐採する場合 ○森林病害虫等防除法、道路法、航空法が該当します。 第2号 法第10条の2第1項の林地開発許可を受けた者が伐採する場合 ○開発行為の許可を要しない国又は地方公共団体が行う場合(林地開発協議に係る案件)は、 伐採及び伐採後の造林の届出書が必要です。 第3号 都道府県知事の裁定に基づいて要間伐森林の伐採をする場合 第4号 第10条の15第1項に規定する公益的機能維持増進協定に基づいて伐採する場合 第5号 森林経営計画において定められている伐採をする場合 ○法第15条に規定する伐採等の届出書が必要です。 第6号 測量又は実地調査を目的に法第49条第1項の許可を受けて伐採する場合 第7号 法第188条第3項(立入調査等)の規定に基づいて伐採する場合 第8号 特用林として市町村長の指定を受けた森林を伐採する場合 ○特用林とは、普通林であって、立木の果実、樹液等の採取に供されるもので、森林所有者 の申請に基づき市町村が指定したものです。 ○森林法施行規則第10条に規定する法令によりその立木の伐採につき制限のある森林(制 限林)は、当該法令による他、森林法の伐採届が必要(保安林及び保安施設地区の区域につ いては法第34条、第34条の2、第34条の3の手続きが必要)です。 第9号 自家用林として市町村長の指定を受けた森林を伐採する場合 ○自家用林とは、普通林であって、自家の生活のために充てる目的で森林所有者の申請に基づ き市町村長が指定したものです。 第10号 火災、風水害その他の非常災害に際し緊急の用に供する必要がある場合 ○伐採後30日以内に、第10条の8第2項による緊急伐採届出書を提出することが必要です。 第11号 除伐する場合 第12号 その他農林水産省令で定める場合 (1) 国又は都道府県が保安施設事業、砂防工事又は地すべり防止工事若しくはぼた 山崩壊防止工事を実施するため伐採する場合 (2) 法令又はこれに基づく処分により測量、実地調査又は施設の保守の支障となる 立木を伐採する場合 ○測量法、漁業法、国土調査法、鉱業法、都市計画法、自然公園法、自然環境保 全法、電気通信事業法、電気事業法、ガス事業法が該当します。 (3) 倒木、枯死木又は著しく損傷した立木を伐採する場合 (4) こうぞ、みつまたその他農林水産大臣が定めるかん木を伐採する場合 ※ 伐採及び伐採後の造林の届出は、地方公共団体が森林所有者等である場合にも行う必要がある。 【参考】次の場合は届出が必要です。 ・電力会社による線下伐採。(電気事業法による許可を受けた場合は不要です。) ・林道等開設にかかる支障木の伐採。