(GaN-MN Station)の募集

宇宙からの光 測定基地
夜空の明るさ測定(GaN-MN Station)の募集
美しい夜空は、 光害 によって喪われています。都市では天の川を観ることが
出来ません。
光害 は、人間の健康、生態系ーーそして天文学に悪い影響を与えています。
夜空の明るさを測定し、記録することが 光害 の問題を科学的データーとし
広く啓蒙するため重要です。IYL2015 Dark Sky Awareness企画の一環として
国際天文連合 IAUから Sky Quality Meter PoE夜空の明るさ測定システム の
無償貸与します。設置し測定場所を提供いただける方１名を公募します。 応募の資格
１ 電源１００V、インターネットに接続されたLAN接続常時提供可能
(LANは有線接続のみ、WiFi接続は未対応 Q&A ご覧ください）
2 天頂が開けていること。
3 IAUから返却の要請時には返却可能
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募集要領
下記の資料をJAAA事務局スタッフへお送りください。
締め切り 2016年1月末日
[email protected]
１ 管理者氏名、メールアドレス
２ 設置候補場所住所 ３ 設置候補場所からの天頂の視野
真上に向かって手を一杯伸ばして、握りこぶしを見てください。
握りこぶしの横幅が10度です。握りこぶし、何個分の空が、障害物、
特に人工灯なく開けているか、お知らせください。
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＊空が開けている場所というお願いは、測定器に街灯や広告灯
などからの光がSQMの受光部に直接当たらないこと。
受光部を天頂に向けて２０度の円錐を広げていく視野が
確保できることです
測定器の視野に比べて、どの位、余裕があるか評価します。
＊暗い場所を選ぶことも目的とはしていません。
都市の真ん中の夜空の明るさ 光害の推移を継続的に測ることも
極めて重要なことと考えています。
国際天文連合天文普及室（IAUOAO）とJAAA事務局で選考し
2016年２月末に連絡差し上げます。
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個人情報の保護について
お預かりした個人情報は、選考のためのみに使用し
公開はいたしません。
選考において、事務局より連絡をとるために使用させていただく
場合があります。
当選された場合は、次の情報が公開されます。
測定データ：資料ご覧ください。（19ページ）
基地の名前：当選者が選定 基地のWeb Site: オプションです。運営体のHPなど
基地の所在国、地域 （市町村名）
基地の緯度 及び 経度： 特定を避けたい場合は大まかも可
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Globe at Night - Sky Brightness
Monitoring Network
Introduction to
of Globe at Night - Sky Brightness Monitoring
Network (GaN-MN)
Dr Jason Pun, Dr SO Chu-wing
The University of Hong Kong
グローブアットナイト 夜空の明るさ測定ネットワークについて
（Gan-MN）
ジェーソン・プン博士、ソー・チューウイング博士 香港大学
翻訳： 木村 JAAA
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http://globeatnight-network.org/index.html
光害は天文普及における最も重要な課題の一つです。
2015年は国際ひかり年（IYL2015)です。
国際天文連合は天文学における光の重要性を認識すると
ともに、エネルギー効率の著しい改善する技術を
支援していきます。
その中でも、特にエネルギの無駄を制限し、光害を
削減することにより、暗い夜空を守ることを支援します。
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グローブ アット ナイトとは？
グローブ アット ナイトは、国際的な市民科学
（シチズンサイエンス）のキャンペーンです。
一般の人たちに夜空の明るさを測定し観察結果を報告
いただいています。（スマホで測定しリアルタイムに
報告、または、コンピューターで後ほど報告）
2015年は毎月、10日間 グローブ アット ナイトを
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日没１時間後から月が昇るまでの間で開催します。
学生達は世界中の光害のレベルをモニターしている
データ活用出来ると共に、光害のエネルギー消費、
植物、野生、人間に健康と私達が満天の星空を
楽しむことが出来るか？に与える影響を理解出来ます。
2006年の立ち上げ以来、115ヶ国からの115,000以上の
測定が報告されました。グローブ アット ナイトの
インターアクティブ世界地図または”Map APP”を使い
特定地域の、過去9年間のデーターを探索することが可能です。
任意の年のデーターを表計算としてダウンロードする
ことも可能です。色々なデーターベースとの比較が可能です。
例えば、蝙蝠の捕食に光害が与える影響を知ることが
出来ます。地域でグローブ アット ナイトに参加して
みませんか？
そして、一緒になることで世界中を変えてみませんか。
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国際ダークスカイ協会 東京支部 グローブ アット ナイト
http://idatokyo.org/gan/
LOSING THE DARK JAPANESE VER
喪われゆく暗い夜空 日本語版
https://www.youtube.com/watch?
v=jX3VS8uE2WQ
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グローブ アット ナイト 夜空の明るさ測定ネットワーク(GaN-MN)
GaN-MNプロジェクトはグローブ アット ナイトに
類似した特別なプロジェクトです。
違う点は市販のUnihedron社 SQM-LEメーターを使って
長期の測定を実施することです。
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The Globe at Night Sky Brightness
Monitoring Network (GaN-MN)
● 提案組織:
● 国際天文連合 天文広報普及室(IAU)
● 国立天文台
● 香港大学
● 国際光年2015公認 ”宇宙からの光” 主要企画 ● 夜空の明るさ測定ネットワーク(NSN)
の世界中への拡大
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●
受賞の手紙 ”他の地域との教育的観点の
追求をーー協調していくことを提案したい。
The Globe at Night Sky Brightness Monitoring Network
(GaN-MN)
グローブ アット ナイト夜空の明るさ測定ネットワーク
● プロジェクトの目的:
● 世界的な研究として夜空の明るさの測定方法を海外
の測定場所へ拡大。
● 人工光の乱用の環境への悪影響を特記し一般及び政
策策定者へ伝達
● 光害に関する公共教育を支え、世界中での夜空の明
るさの生データーを提供することで 一般の関与を呼
びかけ、夜空の明るさ測定のプログラムを推進。 night sky brightness (NSB)
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ネットワークの対象グループ
1 パイロットプログラムへの参加者：研究天文台、
公共プラネタリウムの専門家達、各組織に
夜空の明るさ測定ステーションを設立を通じて参画
2 ”光害”の公共教育：ウェブページ、ビデオの共有
を通じて一般及び学生
3 ”光害”の研究者：プロジェクトの完了後は、
全てのデーターを一般に公開 4 結果の普及：地域及び国際的なメディア：
世界的な研究結果を、参画している組織と
共同プレスリリースを実施。
政策策定者：人工照明の乱用を規制を提案するための
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科学的根拠を提供 The Globe at Night Sky Brightness Monitoring Network
(GaN-MN)
グローブ アット ナイト夜空の明るさ測定ネットワーク
● 現在稼働中の測定所 (増加中!):
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組織
国/地域
稼働開始日
台北天文博物館 (TAM)
台北, 台湾
2014-11-19 国立天文台 (NAOJ)
2014-12-19 香港大学 (HKU)
東京, 日本
香港
国立精華大学 (NTHU)
台湾
2014-12-30 忠北大学天文台 (CNUO)
Yeongyang 蛍天文台(YFAO)
鹿林天文台 (LUO)
韓国
韓国
台湾
2015-01-27 2015-01-24 2015-03-27 可観自然教育中心曁天文館
南アフリカ天文台（ケープタウンSAOO）
香港
南アフリカ
2015-04-18 2015-07-28
くずは天文台(KuO)
神奈川、日本 2015-08-01 モンゴル国立大学
ウーランバトール
2014-12-26 2015-08-05
The Globe at Night Sky Brightness Monitoring Network
(GaN-MN)
グローブ アット ナイト夜空の明るさ測定ネットワーク
● 稼働予定
(増加中!):
Organization
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Country /region
日本天文愛好者連絡会(JAAA)
公募中、日本
興隆觀測基地
北京, 中国
天益彰天文協会 天益彰高校
無錫、中国
レグルス宇宙技術・科学教育機関
マニラ、フィリピン
ネパールサンクスリット大学
光の話のお祭り、国際ひかり年プロジェクト
カトマンズ、ネパー
ル
ムンバイ、インド
Konkoly天文台
ブダペスト, ハンガリ
シドニー屋外照明改善学会
ー
シドニー、豪州
MARA技術大学
Shah Alam, マレーシ
ア
くずは天文台
設置例
SQM LE PoE
カナダより一台 購入 香港大学と交信中
Unihedron社
カナダより
１台購入、設置
8/1稼働開始
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Stations of GaN-MN
Red: current stations
Blue: potential stations
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The Globe at Night Sky Brightness Monitoring
Network (GaN-MN)
グローブアットナイト夜空の明るさ測定ネットワーク
● 測定方法と特記事項:
● 標準化した測定方法:
● SQM-LE (スカイ・クオリティ・メーター – レンズ
及びEthernet)
●
安価かつ頑強
● 標準ハウジング
●
光学窓の劣化による不整合を低減
● サンプリング周期 30秒
●
短い時間での夜空の明るさ(NSB)の変化を表現
● 参画が簡単:
● 必要物 : SQM-LE, ハウジング, インターネット接続
(最低限のコンフィギュレーション), 電源 マウント
（柱）
● 電源またはネットワークのトラブル対応を除くと
メンテナンスは最小限
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SQM-LE
グーグルマップの上に現在の測定データーがでます
Real-time data display in Google Maps: http://globeatnight-network.org/map.html
● 機能: (1) グーグルマップ上に生きたデーターを表示; (2) 昨夜の測定
値からのメディアンを報告
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● 検討中の機能 : 測定場所の全体的な夜空の明るさ（Overall NSB）
夜空の明るさ NSB データベース
●
GaN-MNからのNSB測定値は全てMySQLデータベー
スへ瞬時に自動読み込み
●
参加基地すべてでデータ共有
●
参加者はユーザーフレンドリーなウェブベースのイン
ターフェースでデータ記録にアクセス可能
●
参加者にはウェブベースのインターフェースを通じて
データの質の追記を推奨
●
特別な出来事である地球時間の消灯キャンペーン (伝統的七夕ライトダウン等）、花火など追記
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星空案内人の集い （7/12 於 福島） Q＆A
会場ででた質問へのJason博士からの回答
Q1 表からはプロのみが参加しているように見える。
日本のアマチュアが参加すればアマチュアとしての
先駆者になりますか？
A 現在、専門家に加えていくつかのアマチュア組織と
話しています。
日本に限らずアマチュアが参加すれば、
この分野の先駆者になるでしょう。
21 市民科学ば最善です！ 
Q2 算術平均ではなくミディアンを報告する理由を
教えてください。
A とても良い質問です。ソー博士の博士論文の中で、
香港の調査からメディアンと平均を比較しました。
充分なデータサイズ（数ヶ月の測定で達成できますで、
二つの統計値を比較したところ良い一致がありました。
初期段階のデーター収集として、メディアンがトレンドを
代表する数字として有効と考えられるため、採用しました。
参加者はデーターを見て評価、選択できます。
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Q3電源供給はインターネット接続口の準備に比べると簡単。
WiFi接続に出来ないでしょうか？
A SQMは現在WiFiモデルがありません。
これまでに設置した場所では、電源とLAN接続が
っていて
幸運でした。
電源だけしか無い場所では、homeplugを活用して電源上から
インターネット供給を行い、問題ありませんでした。
その場合は標準ハウジングでは容量がないため、
homeplug装置を格納する容器と場所の工夫が必要になります。
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Q4 天候の影響を教えてください
A ソー博士の博士論文の中で天候の問題を調べました。
夜空の明るさ(NSB)は天候要因との相関があります。
例えば雨は検出器までの光路に影響を与えNSBに影響します。
また、雲の影響について詳細に研究しNSBに大きな影響を
与えることが明らかになっています。 香港は暖かなため雪の影響については残念ながら
調べていません。これらに関わらず、雨や曇曇りの天気でも
測定を続けることを推奨しています。その代わりに天気の
状況（例えば雪）をデーターベースに入力し、
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後ほど研究者達が考慮出来るようにしたい。
Q5 月の影響を教えて下さい。
A 月はNSBに大きな影響を与えます。ソー博士の
博士論文には月の影響に関する１章があります。
月が昇ってもデーターを継続的に測定することを
推奨しています。
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Q６ プロジェクトの目的を教えてください。
（ステーションの数を増やし、暗い夜空の大切さを啓蒙し
光害の悪影響を減少させるためと答えました）
A 良い回答をしてくれてありがとう。
追加すると大きなNSBのデーターベースを構築することに
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より研究者たちが人工光の夜空に与える影響を本当に
理解出来ることです。
このデーターベースは、政府または一般に対して、
暗い夜空をどのように守るかを議論する時の重要な
科学的根拠を提供します。
＊香港の例で話をさせてください。
集めたデーターにより公共および個人の照明が消される時間、
つまり11pm, 0amに夜空の明るさがどのように変化するかを
見せることができます。もし、幾つかの人工照明が消されると
夜空の明るさがどう変化するか、政策責任者に伝達することが
できます。
＊多くのステーションが色んな場所で稼働することで、
夜空を守ることについての競争を期待しています。
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Please visit the project website for
more details:
http://globeatnight-network.org/index.html
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