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2016年冬 - 一般社団法人 岡山県老人保健施設協会

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2016年冬 - 一般社団法人 岡山県老人保健施設協会
第2回
中国地区
介護老人保健施設大会
in 岡山
2016
さ ら に 次 の ス テ ッ プ へ!
8/18・19
老健おかやま
老健は希望、未来は老健
岡山県老人保健施設協会広報誌
老健施設は地域包括ケアの拠点になる
2016 | 冬号
経 営 は 沈 着 冷 静 クー ル に
スタッフにはホットなエールを!
未 来 へ 続 くラ ン ウ ェ イ
会場:岡山コンベンションセンター/ANAクラウンプラザホテル岡山
【編集後記】
明けましておめでとうございます。今年も会員施設
の皆様にさらに楽しく・興味を持って読んでいただ
ける誌面作りをめざして広報委員一同頑張りたいと
思います。よろしくお願いいたします。いよいよ、今
年8月には第2回中国地区介護老人保健施設大会
in 岡山が開催されます。県老健協の会員の皆様方
のご協力をお借りしてぜひ大会を成功させましょう。
情報・広報(PR)委員会委員長
勝央苑 山下 佐知子
【委員会メンバー】
〈委員長〉
山下 佐知子
〈委 員〉
藤本 宗平・植木 潤・坂田 美佐(虹)
岸本 純哉・末菅 絵理子(勝央苑)
寺坂 公志(のぞみ苑)
香山 雄一(作東老健)
小山 修(美作リハビリテーションホーム)
加藤 隆寛(ケアガーデン津山)
西 浩二(ゆうあい)
岡 真吾(白梅の丘)
神浦 哲也(さとう記念病院)
吉澤 徹(ナーシングホーム大樹)
河田 清香(福寿荘)
杉本 裕美(さくら苑リハビリセンター)
【表紙企画】
藤本 宗平・香山 雄一・岸本 純哉
老健おかやま
【発 行】一般社団法人 岡山県老人保健施設協会 【事務局】一般財団法人 共愛会 老人保健施設 虹
〒708-0333 岡山県苫田郡鏡野町古川1406 TEL 0868-54-3250 FAX 0868-54-4533 http://roken-okayama.com/
【印 刷】有限会社 弘文社
〒708-0841 岡山県津山市川崎168 TEL 0868-26-1080㈹ FAX 0868-26-1575 http://www15.ocn.ne.jp/~kobun [email protected]
P2
会長あいさつ
年頭挨拶
P3
特集
老健と地域包括ケア
第2回
リハビリテーション改革
P4
協会だより①
全国介護老人保健
施設大会 神奈川 in 横浜
参加レポート
P5
協会だより②
中国地区介護老人保健
施設大会 in 広島
参加レポート
P6
協会だより③
功労者表彰
P8
紋付袴でもの申す
年男年女
P12
委員会だより
特 集
老健と地域包括ケア〈第2回〉
平成28年
年頭挨拶
リハビリテーション改革
岡山県老人保健施設協会会長
老人保健施設「虹」理事長
岡山県老人保健施設協会副会長
介護老人保健施設 和光園理事長
藤 本 宗 平
江 澤 和 彦
岡山県老人保健施設協会会員施設の
包括ケアシステムの推進と医療機能の
希望、未来は老健」
。サブテーマは「地
支援加算が新設された。今後、通所介
は事業所内連携に留まるのに対し、リ
皆様には、お健やかに新年を迎えられ
分化・強化、連携に関する視点【重点
域包括ケアの拠点になる」です。大会
リハビリテーション(以下、リハ)の政
護利用者のリハビリテーションニーズの
ハマネ加算Ⅱが地域にフィッティングし
たことを謹んでお慶び申し上げます。本
課題】
(2)患者にとって安心・安全で
を良き機会と捉えて、介護老人保健施
策を大きく見直すターニングポイントとな
受け皿の役割も求められ、通所リハと
たリハビリカンファランスとして位置付け
誌が皆様のお手元に届く頃にはフル活
納得できる効果的・効率的で質が高い
設が行なうべきイメージを具体化してい
る改革がなされた。通所リハと訪問リハ
通所介護の利用者の相互交流など地域
られた。忽ち、4月1日からサービスを受
動で、寒中朝から利用者宅へ訪問され
医療を実現する視点(3)重点的な対
きたいと思います。また医療介護保険
において、
I
CFの概念に則り、
「心身機
単位で利用者をどう支えていくかという
けられなくなる利用者が出ないようにと
るスタッフも多いのではと想像いたしま
応が求められる医療分野を充実する視
関連団体、介護を学ぶ学生から地域住
能」に偏っているリハを「活動」
「
、参加」
視点が重要となる。
の配慮のみでリハマネ加算Ⅰが残された
す。本年も健康な年でありますように
点(4)効率化・適正化を通じて制度
民、利用者本人、家族にも幅広く大会
とバランスよく提供しようというものであ
リハビリテーションマネジメント加算
こと、事業所内連携は当然のこと、など
願っています。
の持続可能性を高める視点を示し、そ
に参加を呼びかけ、希望ある地域包括
る。
「活動」は、
I
ADL即ち、一人でトイ
(以下、リハマネ加算)の見直しは画期
を考慮すると次回の改定において、リ
さて本年は診療報酬改定の年。平成
れぞれ基本的視点と具体的方向性の例
ケアの未来の共有を図りたいと考えま
レに行く、入浴する、調理や洗濯、清
的であった。医師の説明と同意に基づ
ハマネ加算Ⅰは運営基準に組み込まれ、
27年12月7日付けで「平成28年度診療
が記載されています。最後に3. 将来を
す。すなわち「開かれた、明るい大会」
掃を行うといった日常生活に即したリハ
き提供されるリハについて、本人、家族、 リハマネ加算Ⅱがスタンダードとなること
である。
「参加」は、旅行をする、買い
介護支援専門員、医師等のサービス提
も予測される。特に、次回改定では、
物に行くなどの社会参加の願いを叶える
供事業所職員、他の居宅サービス提供
通所リハと通所介護の一体化が議論さ
リハである。
者等が一堂に会しリハビリテーション会
れる可能性が高く、通所リハがしっかり
また、従来の脳卒中・認知症・廃用
議を実施することを評価するリハマネ加
とその役割を果たしているかどうかが生
き残るための焦点となる。
報酬改定の基本方針」が発表されました。 見据えた課題、四項目が挙げられました。 を目指すということです。会員施設各位
のご協力をお願いいたします。
平成27年度介護報酬改定において、
1. 改定に当たっての基本認識として(超
この「基本方針」の医療という言葉
高齢社会における医療政策の基本方
を介護に置き換えてみると、私たちの介
向)
、
(地域包括ケアシステムと効果的・
護老人保健施設が早速行なうべきこと
ジョギングからマラソン終盤ヘ。スタッ
効率的で質の高い医療提供体制の構
がイメージされるのではないでしょうか。
フは誇りを持つこと。老健の3Kは「感動、
症候群モデルのうち、特に、生活行為
算Ⅱが 新 設 され た。さらに、SPDCA
本年夏の8月18日、19日と「中国地
感激、かっこいい」なのだから。施設
向上リハを廃用症候群モデルに位置付
(Survey→Plan→Do→Check→Act)に
の三つの項目を挙げ、2. 改定の基本的
区介護老人保健施設大会 in 岡山」が
代表はポジティブにダイナミックな経営と
け、通所リハから通所介護や地域支援
より充実したマネジメントを継続しようと
視点と具体的方向性として、
(1)地域
開催されます。メインテーマは「老健は
運営を楽しもうではありませんか。
事業への「卒業」を評価する社会参加
いうものである。従来のリハマネ加算Ⅰ
築)
、
(経済成長や財政健全化との調和)
02 老健おかやま 2016|冬号
2年後は医療介護報酬同時改定です。
老健おかやま 2016|冬号 03
協 会だより ①
協
②
協会だより
会 だ より
第26回 全国介護老人保健施設大会 神奈川 in 横浜 参加レポート
第1回 中国地区介護老人保健施設大会 in 広島 参加レポート
高齢者が輝く未来を
地方包括ケア:これまでの老健 これからの老健
∼お洒落に!スマートな連携!∼
事務局
∼老健の役割・機能、今こそ原点にもどる時∼
植木 潤
第26回全国介護老人保健施設大会は、平成27年9月2日
㈬∼4日㈮の3日間、神奈川県横浜市の横浜市国際会議場
パシフィコ横浜をメイン会場とし、上記テーマのもとに開催さ
れました。
赤枝大会会長より「高齢者が輝く未来を」の実現をめざ
し、
「お洒落に!スマートな連携!」が介護施設で働く皆さん
の究極の理想像であるとの開会挨拶から始まりました。2日
間のうちで特別講演会、記念講演会、市民公開講演とシン
事務局
ポジウムなどがメイン会場で、同時進行で講演、ポスターで
の演題発表が周辺施設を会場に行われました。遠方にもか
かわらず岡山県からも19施設28題の発表が行われ、座長と
して4名が参加いたしました。
全国約21万人の老健職員のうち約5,
453名が参加し、発
表演題数1,
600本を数えました。参加して毎年思うことです
が、数ある専門職団体の大会や学術大会などの中でも大変
活気があるものと感じています。地域包括ケアシステム、在
宅支援、終末期医療、認知症ケアの新しい取り組みなどに
関する優れた発表も多くみられました。
国の介護報酬マイナス改定、ますます深刻化する人材不
足など老健を取り巻く状況は決して明るくない中、この大会
から未来の「老健」を描くヒントが得られたように思います。
演 題
服薬事故を減らすための取り組み
学習療法から学んだこと
Never give up!!
誰もが笑顔になる不思議な空間!!
在宅強化型ってすごい!
OJTによるスキルアップシステム導入
「知る」ことでケアは変わる
自信を持って家に帰りたい
ユマニチュードの取り組みによるスタッフ意識の変化
「ああおいしかった‥」
本人の意思を尊重した看取り
「え∼! ここに居れんの? 私どうなるんじゃろうか」
風呂はイヤじゃ∼
集団体操がもたらす身体機能への影響
強化型老健における利用者の在宅復帰への試み
転倒予防は誰のため?
睡眠障害に対する精油ラベンダーオイルの効果
在宅支援のかたち
ビールで乾杯
RCT:集団レク介入によるBPSDの軽減効果とは?
笑顔あふれるやすらぎ通所リハビリテーション
転倒事故に対する取り組みと成果
ユマニチュード実践によるケアの向上
低活動及び低栄養状態の利用者に対する運動・食事療法
家族との信頼関係をつくる取り組み
新人育成制度マニュアル・バージョンアップ編
在宅復帰率30%超維持と50%超に向けての課題
プールスティックを使ったリハビリテーションの可能性
04 老健おかやま 2016|冬号
発 表 施 設
去る平成27年11月27日㈮∼28日㈯の2日間、広島市の広
島国際会議場において「第1回中国地区介護老人保健施設
大会 in 広島」が開催されました。昨年までは、中四国ブロッ
クでの開催でしたが、新たに今年度から中国地区5県で開催
される最初の大会でした。参加者数は約770名、演題発表
数は88題、岡山県からは22題の発表がありました。
1日めには、全国老人保健施設協会東憲太郎会長の「地
域包括ケアシステム推進における老人保健施設の新たな役
割」をテーマとした講演や、岡山県からシンポジストとして和
光園の江澤和彦先生にも発表していただいた「2015年の介
護報酬改定を受けて老健のあり方を考える」をテーマとした
シンポジウムなどが行われました。
2日めには、4会場に分かれて演題発表があり、別会場で
発 表 者
ハートフルきらめき荘
池上 敏正
おとなの学校 岡山校
水嶋 絵里
おとなの学校 岡山校
高橋 沙也
おとなの学校 岡山校
増田 裕子
おとなの学校 岡山校
森 素子
ゆめの里
榎本浩太郎
演 題
ゆめの里
奥川 麻衣
おとなの学校 岡山校
桐原 史江
弥生ヶ丘
澤田久美子
おとなの学校 岡山校
佐藤 洋子
ひだまり苑
内田 明成
夕なぎケアセンター
山本 洋一
オアシスK-3
真鍋 明子
亀龍園
内村 誠希
虹
片岡 俊晴
福寿荘
新谷 有紗
倉敷老健
小峠 勝巳
里見川荘
高原 治樹
里見川荘
道広二友美
強化型老健における利用者の在宅復帰への試み
家族との信頼関係をつくる取り組み
ユマニチュード実践によるケアの向上
脳の血流を良くして認知症の進行予防
認知症の入所者さんとの関わりの中で
インフルエンザによるアウトブレイクの経験Ⅰ
更なる活性化へ向けて…。安全管理委員会奮闘記
転倒、転落事故ゼロに向け、見守りの重要性を見直して
在宅復帰への不安に対して取り組んだ症例
目指せ! 皮膚剥離の減少 ∼ いこい苑の取り組み ∼
褥瘡への取り組みと今後の課題
拘縮手掌の環境改善を試みて
各部署に添った月間目標のあり方
新人育成制度マニュアル・バージョンアップ編
インフルエンザによるアウトブレイクの経験Ⅱ
介護保険卒業に向けたリハビリマネジメントの取り組み
笑顔あふれるやすらぎ通所リハビリテーション
少人数でのレクリエーション活動
絵手紙を通して、新しいつながりを
低活動及び低栄養状態の利用者に対する運動・食事療法
チーム厨房 全力投球!
チームで取り組む褥瘡ケアについて
古都の森
坂本 将徳
やすらぎ
近藤 直子
ニューエルダーセンター
荒金亜希子
たかつま荘
中島 好正
いるかの家リハビリテーションセンター
米谷 信哉
いるかの家リハビリテーションセンター
藤井 悠太
エスペランスわけ
居樹 恵子
倉敷老健
渡辺 藤恵
倉敷あいあいえん
松井 智子
坂田美佐
は、
「生活行為向上リハビリ before / after」
「他業種から見
た老健は?」と題した2つのパネルディスカッションも行われ、
パネリストとして岡山県より渡辺展江さん(老人保健施設ル
ミエール)と安本勝博さん(津山市役所)が参加されました。
2日間を通して、岡山県老人保健施設協会 藤本会長によ
る「ポスターで見る5県のチャレンジ」と題したパネル展示が
ありました。中国5県の特徴を大きなポスターで一度に比較
することができ、多くの方の目を引き大好評でした。
来年度は「第2回中国地区介護老人保健施設大会 in 岡山」
が開催されます。現在、大会実行委員会を組織して、明るく
希望の持てる老人保健施設の在り方を考えられるより活気の
ある大会を目指して準備を進めています。みなさまのご協力
をよろしくお願いいたします。
発 表 施 設
虹
発 表 者
稲岡 浩明
いるかの家リハビリテーションセンター
有村 裕子
たかつま荘
中島 好正
藤崎苑
宮島 智美
わたぼうし
山本 清香
虹
松永 純
倉敷藤戸荘
土井 忍
岡山リハビリテーションホーム
宇田 昭人
秀明荘
小合 隆
瀬戸いこい苑
石部さとみ
アルテピアせと
田中 大也
勝央苑
守屋 澤冶
弥生ヶ丘
角野 千裕
エスぺランスわけ
居樹 恵子
虹
植木 潤
さとう記念病院 老人保健施設
森安 紀子
やすらぎ
近藤 直子
老健あかね
竹下 進
信愛苑
宮本 陽子
いるかの家リハビリテーションセンター
竹本 倫之
倉敷藤戸荘
松田恵理子
玉野マリンホーム
雨坪 奈美
老健おかやま 2016|冬号 05
協 会だより ③
保 健 福 祉 部 長 表 彰( 施 設 従 事 者 )
功労者表彰
知 事 表 彰( 施 設 従 事 者 )
作東老人保健施設
介護福祉士 寺尾
平成27年度
岡山県保健福祉功労者表彰において
岡山県知事表彰に 1 名、
保健福祉部長表彰に10名の方が
受賞されました。
おめでとうございます。
保健福 祉 部 長 表 彰( 施 設 長 )
老人保健施設 勝央苑
医師 山下
佐知子
このたびは、岡山県老人保健施設協会
のご推薦を頂き、岡山県社会福祉厚労賞
を頂戴いたしましてまことにありがとうござ
いました。
介護・福祉の経験もなく、高齢者医療・高齢者終末
期医療の経験も乏しい中で無我夢中で過ごしてまいりま
した。高齢者の方々や、多くの職員達の支えに感謝する
とともに、勝央苑がますます発展していくよう願っています。
お仕事掲示板
孝子
私がこれまで長きにわたり、介護の職
務を続けてこられたのは、同僚・家族の支えがあった
からこそと、この度の表彰に大変感謝しています。こ
の栄誉を励みとして、これからも努力を重ね、福祉へ
貢献して行きたいと思います。
保 健 福 祉 部 長 表 彰( 施 設 従 事 者 )
老人保健施設 勝央苑
介護福祉士 植月 孝子
人と接する仕事に関わりたいと思い福
祉の職に就き17年目となります。この度
は、栄誉ある賞を頂き、本当に嬉しく感謝
の気持ちで一杯です。長年勤務してこれたのも職場の
上司、先輩方、皆様のご指導とご協力があったからこそ
です。これからも目配り、心配り、思いやりの気持ちを
忘れず、より質の高い介護サービスの提供ができるよう
に日々努力していきたいと思います。
各施設の工夫した業務や特徴ある仕事内容などを紹介!
藤崎苑 作業療法士 井上 由枝
ご利用者様からの「ありがとう」や「あ
なたがいるからデイケアに行くのが 楽し
み」という言葉に励まされ、信頼できるス
タッフの協力のおかげで勤務を長く続ける
ことができ、感謝しております。この受賞
を励みとし、今後も益々努力いたします。
老人保健施設 ルミエール 准看護師 藤井 厚美
この度、保健福祉部長表彰を受け、本
当に嬉しく、18年間を振り返る事ができま
した。家族や今まで支え指導して頂いたス
タッフに感謝の思いでいっぱいです。今
回の受章を励みとして、今後、自分に与え
られた役割をしっかり考え、日々精進したいと思います。
老人保健施設 勝央苑 介護福祉士 高山 博子
藤崎苑 准看護師 大塚 博子
これまで長く続けてこられたのは、ご利
用者様の笑顔や感謝の言葉のおかげだと
深く感謝しております。ご利用者様の満足
のため、上司や共に働くスタッフと一緒に、
やりがいを持ちながら定年まで努力を続
けてまいります。
作東老人保健施設 看護師 長家 由美子
この度、
保健福祉部長表彰を頂き感謝の気
持ちでいっぱいです。老健に勤務し22年。
ケ
アマネ、
支援相談員、
看護師長と過ぎて行く中
で、
利用者様を取り巻く介護保険制度の変化
を強く感じています。
これからも、いつも利用
者様を中心により良い自立を常に心に精進したいと思います。
作東老人保健施設 看護師 岡田 規子
この度、
保健福祉部長表彰
(社会福祉功労)
を頂
き大変嬉しく思います。
福祉の仕事に携わり17年に
なります。
今まで多くの方々の協力がなければ今日ま
で介護士として働いてこれなかったと思い感謝の思
いでいっぱいです。
17年前の私は、
何もわからない
まま福祉の仕事に入り、
不安の毎日でした。
年を重ね
るごとに、
人の優しさや時には厳しく指導して頂いたことが今の私の心
のささえになっています。
今後も介護士として利用者の笑顔が見られる
ように頑張っていきたいと思います。
このたびは栄誉ある賞をいただき、本当に嬉しく感謝
の気持ちでいっぱいです。
私が長年勤務してこられたのも、職場の方々のご協力
や支えがあったからこそと思っています。これからも、ス
タッフとともにより良いサービスができるよう新たな気持ち
で精進したいと思います。
介護老人保健施設 里見川荘 調理師 金川 美鶴江
介護老人保健施設 里見川荘 准看護師 徳永 浩文
この度は、保健福祉部長表彰という栄誉
ある賞を頂きありがとうございます。
本人が
一番驚いています。里見川荘開設以来23
年間頑張ってこれたのは、
家族や同僚の支
えがあったからこそです。
これからも良きス
タッフと共においしい食事を提供していきたいと思います。
保健福祉部長表彰を頂き本当に嬉しく
思います。本日があるのも他のスタッフ
や同僚の支えがあってこそだと思ってい
ます。今後も感謝の気持ちで看護の仕事
を続けていきたいです。
介護老人保健施設 サンパレス桃花
浅口市鴨方町六条院中1329
【はじめに】
当施設では、利用者様にとっての、生活しにくさに着目し、
安心で安全に過ごしていただけるように、小さな気づきか
らアイデアを出し合っています。その中で何点かをご紹介
したいと思います。
【使用に至った経緯】
◎1点目(食事補助具)
片麻痺の方で、食事時に自力摂取を促すために、
筒缶の蓋に滑り止めを取り付けお椀の下に置いてみ
ました。食事がすくいやすいように、お椀を少し傾け
ています。そうすることで、自分でたべる事が出来る
様になりました。ネーミングを“支えます子”として使用しています。
◎2点目(杖置き)
杖を使用される方で、椅子に座る時、杖の置き場所に困っていた為に、写真のように杖を置けるように工夫してみました。
サンパレスの広報誌で紹介して、在宅の方にも情報提供を行っています。
06 老健おかやま 2016|冬号
お仕事掲示板
各施設の工夫した業務や特徴ある仕事内容などを紹介!
介護老人保健施設 ゆうあい
真庭市勝山1070
当施設では、初の試みとして、入所のご利用者やそのご家族と共に真庭市
内のホテルで食事会を開きました。「いつもとは違った雰囲気でご家族と共に
食事を楽しんでいただきたい」、という職員の発想によるこの企画は、ご利用
者の安全性を考慮し4月から5月の間、3回に分けて行い、ホテルの料理長さ
んやスタッフの皆さんに食事形態(キザミ食・ソフト食)や設備面で多大な
ご協力をいただき実現しました。参加されたみなさんは、趣向を凝らした器
や季節感のある盛り付けに舌鼓をうち、会話も大いに弾んだ様子でした。また、食事の後はお決まりの(?)カラオケ大
会で大いに盛り上がり、同行した職員もご利用者やご家族の笑顔に充実感を味わうことができました。食器(陶器)の
重さや段差など新たな発見もありましたが、問題点をクリアしながらご利用者やご家族が普段できないと思われるような
事をこれからも実現できるようこれからも取り組んでいきたいと考えています。
老健おかやま 2016|冬号 07
紋付
・袴
物申す で
で
2016年
申年
る
ざ
ご
☁ケアガーデン津山
みかんちゃん(職員)
[女性/昭和55年生]
みなさんこんにちは。今の職場に
は本当に満足しています。人間関
係がとにかく良くて明るい!!毎日
仕事に行くのが楽しみです。自然
と笑顔が増えます。たくさんの事
を学び、精進していきたいと思っ
ています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
申子(職員)
[女性/昭和43年生]
私がケアガーデン津山に就職して
二回目の年女となりました。前回
の年女の時は子供達も小学生で
したが、
月日が過ぎるのは早いなぁ
と実感しています。右も左も分か
らない介 護の世 界に飛び 込み、
いつもアタフタしていました。今も
頑張っていけているのは周りの方
の支えがあってのこと。これから
も人間関係を大切にして、多くの
方から色々な事を学んでいけるよ
う頑張っていきたいと思います。
父が亡くなった年に達しましたが、
今は何とか元気です。好きな習
字で、第29回『全国肢体不自由
児・者の美術展』で特賞をいた
だきましたが、今年も頑張って作
品を出展したいと思っています。
申年の今年が皆様にとって幸多
かれと祈ります。
☁サンライフ倉敷
匿名希望(介護部長)
[男性/昭和55年生]
就職して10年以上が経過しまし
た。最初の頃はただ仕事をしてい
るだけで「介護」という言葉をあ
まり理解していませんでした。そ
の時、同期の男性職員が利用者
1人ひとりの「介 護」について、
とても真剣に取り組んでいる姿を
みて、
「自分も変わらなければ」
と気付く事が出来ました。現在、
彼は他県で昔と変わらず頑張って
います。自分も人を変えることが
出来るような「介護」ができるよ
うに今年は頑張ります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・
匿名希望(介護福祉士)
関 嘉矢子(職員)
[女性/昭和55年生]
[女性/昭和31年生]
今の施設に就職してまだ8ヶ月で 異業種から介護福祉士を目指し、
すが、他の特養で14年8ヶ月の経 専門学校へ入学。2015年度に
験があり、慣れている仕事だから 新卒者として入職。失敗しては落
大丈夫だろうと甘く考えていまし ち込み、また学んでは失敗するこ
た。職員同士の人間関係に悩む とも多々ありました。しかし、職
8ヶ月間です。人に対してはマフ 場の環境や先輩方には大変恵ま
ラーのように暖かく接していけたら れ、働きやすさを実感している毎
・・・・・・・・・・・・・・・・・ と思います。楽しみは家に帰り花 日です。2016年「シンプルに生
の手入れをしたり、犬の散歩をし きる」を念頭に自分らしく過ごせ
ている時です。
これからの人生ゆっ る1年にしたいと思います。
☁勝央苑
くり楽しく過ごして行きたいです。
高山 知義(利用者)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
[男性/昭和19年生]
08 老健おかやま 2016|冬号
今年こそは宝くじで一等を当てた
森安 邦光(介護福祉士)
いと思ってます。年に5回のイベ
[男性/昭和55年生]
今の職場で働き始めて3年が経と ントの日には必ず購入するようにし
うとしています。今の仕事に就く ていますが、購入量が少ないのか、
前は全く違う仕事をしていました 期待はずればかりです。今年こそ
が、安 定した職を求 め 退 職し、 当たることを期待して、頑張って
専門学校で2年間学び、介護福 買います。まずは「グリーンジャ
祉士として働いています。職場で ンボ」から・・・・・・。
5回目の年男を迎えました還暦で
は、日々利用者様のお世話をさ
せて頂いていますが、逆に自分が ・・・・・・・・・・・・・・・・・ す。一昔前なら赤いちゃんちゃん
こ着て孫などに「おじいちゃん元
元気をもらっていると感じる時があ
気に長生きしてね! なーんて言わ
ります。それは、利用者様の「笑 匿名希望(看護師長)
れているところですが、今年の目
顔」
が見られた時です。これからも、[女性/昭和43年生]
「フルマラソンで4時間を切
その「笑顔」が見られるように頑 急性期看護の現場から介護の現 標は、
場に代わり、6年がすぎた・・・。 るぞ」としました。昨年11月に挑
張っていきたいです。
利用者様の笑顔や回復していく 戦した「おかやまマラソン」が4
時間超えでした。周りから「もう
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 様子を見るとうれしくなります。
今年は「もっと利用者様に、より 歳だから無理をしないで」と言わ
近く」をモットーに、様々なかか れますが、健康があって仕事もマ
☁みくに
ラソンもできることに感謝しつつ
わりを持ちたいなと思います。 黒猫(職員)
職員も笑顔で元気に働けますよう 「生きている限りは青春さ」でま
[女性/昭和55年生]
だまだ盛りござるよ60なんて!
に。
こんにちは! 私は昔から音楽が好きで、当施
設でも周りを巻き込み演奏会を開 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・
催したりしています。でも扱う楽
片川 真澄(看護師)
器はいつもリコーダーのみ。しかし、 ☁備中荘
[女性/昭和43年生]
私は今現在ピアノを習い始めてい 秋山 敏夫(事務長)
ウン 回 目 の 年 女 でご ざ います
[男性/昭和43年生]
ます!
いつかみんなに聴いてもらえるよう 新年明けましておめでとうござい ($・・)/ ∼∼∼
介護の世界に飛び込んで、数か月。
なピアノを弾きたい!それが今の ます。
私の夢であり、趣味となっていま 当荘が開設して、今年2月より5 どうに か 年 が 越 せ そう で す。
す!楽しく聴いてくれることを祈り 年目に突入となります。当荘は、 (#^.^#) 戸惑うことも多々ありま
ながらレッスンを頑 張ります!! まだまだ伸びしろかつ展開の可能 したが、利用者様の笑顔と、同
性に満ちた「現在進行形」の施 僚のフォローのおかげでどうにか
待っていてくださいね∼☆
設であり、職員・利用者の皆様 こうにか !(^^)! 今年もお猿さん
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 方より、日々、笑 顔や刺 激 等を のように「きゃっきゃきゃっきゃ」
頂戴しながら、喜怒哀楽(比率 と賑やかに楽しく仕事をして行き
は内緒)一杯の充実した日々を ますので宜しくお願いします。
☁さとう記念病院老人保健施設
送らせて頂いております。プライ
匿名希望(介護職)
ベートでは、嫁さんに迷惑をかけ ・・・・・・・・・・・・・・・・・
[女性/平成4年生]
私の今年の目標は、30才までに ているので何とかせねばと思い続
M・Y
(介護福祉士)
マイホームを購 入できるように、 ける今日この頃です(笑)。
節約、節約、節約、そして貯金です。 今年も、ご指導・ご鞭撻・ご愛 [女性/昭和31年生]
マイホームは昔からの私の夢なの 顧のほど、よろしくお願い申しあ 入職して18年目。今年は、赤い
ちゃんちゃんこを着る年となり、つ
で、現実になるように、今年も頑 げます。
くづく時の過ぎる早さを痛感して
張って行こうと思います。子育て
・・・・・・・・・・・・・・・・・ います。思った事を喋った言葉が
しながら頑張ってるよ!
違ったり、非常に忘れっぽいなど
認知の方の気持ちが年々良くわ
・・・・・・・・・・・・・・・・・ ☁白梅の丘
かるようになりました。今年も若
大月 良男(介護福祉士)
い職員に助けられながら頑張りた
[男性/昭和31年生]
和田 慎矢(介護福祉士)
いと思っています。
「生きている限りは青春さ」
[男性/昭和55年生]
老健おかやま 2016|冬号 09
☁虹
匿名希望(職員)
[女性/昭和55年生]
結婚を機に津山での生活を始め
て早4年、現在は、職場の多大
なるサポートを受けながら、3歳の
男の子を育てるワーキングマザー
として目まぐるしい日々を送ってい
ます。
忙しく、時間に追われる毎日です
が、利用者様の笑顔や子供の成
長に立ち会えた時には、この上な
い幸せを感じます。今年も感謝の
気持ちを忘れず、毎日を大切に
過ごしていきたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
(写真上段左から順に)
◎丸野 洋樹さん(介護員)
[平成4年生]
「サルのように元気に仕事もプライ
ベートも走り回ります!」
◎田中 靖郎さん
[大正9年生]
◎安田 真由美さん(介護福祉士)
[昭和55年生]
「笑顔いっぱい元気いっぱいで頑
張ります!」
◎小林 沙弥香さん(介護福祉士)
[平成4年生]
「申 年 だけに『喜っ喜♡喜っ喜
(キッキ♡キッキ)
』と喜びいっぱ
いの年であってほしいでござる。
早く結婚したい∼!」
(写真下段左から順に)
◎小坂 君代さん
[大正9年生]
◎石山 操さん
[大正9年生]
「私の仕事の一つ、折り紙を作っ
て子供さんたちに喜んでいただく
のが楽しみです。
」
◎笹野 智恵子さん
[昭和7年生]
「日々健康でみんなと楽しく過ごせ
ればいいです。
」
◎多賀 キミエさん
[昭和7年生]
の抱負は「達者で暮らせること!」
と元気におっしゃられました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
☁エスペランスわけ
小林(職員)
[女性/昭和55年生]
昨年、当施設では「認知症カフェ
つむぎ」をオープンし、今月で一周
年を迎えます。カフェ仲間に会い
につむぎに来て下さる方、手作り
の作品をつむぎに飾って下さる方、
外でお会いした際には「今から仕
事?頑張られぇよ!」と声を掛けて
下さる方。
「人と人とが繋がって輪
になるように」つむぎと名付けたカ
フェ。
これからも地域の方々が集い、
安らげる場にしていきたいと思い
ます。
松永 純(職員)
[女性/昭和43年生]
最近、私の中で変化のあったこと!
・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 利用者の点滴をするのに支障
がでてきたので、老眼鏡を作り
☁サンパレス桃花
ました。
三宅 康生(理学療法士)
2 子供たちの部活の追っかけがな
[男性/昭和55年生]
くなったから、休日家で過ごす
就職して2年がもうすぐ経とうとし
ことが多くなりました。ただ、家
ています。まだ分からない事が多く、
で子供たちが活躍していた頃の
やり甲斐のある仕事だと感じてい
ビデオをみて…泣いています。
ます。利用者と触れ合い、挨拶
3 両親ともに高齢のため、実家
するときに笑顔で名前を呼ばれた
(県外)へ帰省したり、連絡す
りする度にこの仕事に就くことが
ることが多くなっている。
子供たちも巣立ち、両親の心配 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ できて良かったと感じます。また、
悩んだ事や分からない事があれば
をする“年”になったと実感して
職員の方々から多くのアドバイス
います。職場では若い人に混ざり ☁美作市立作東老人保健施設
を頂き、充実した環境下で色々と
頑張っています。この調子で一年 野谷 ふさ子(利用者)
学ばせて頂いています。これから
[女性/大正9年生]
過ごせるといいなあ∼
も日々精進していきたいと思いま
す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
☁ひだまり苑
∼紋付《モンツキー》袴でもの申
すでござーる∼
きゃっきゃっと明るく楽しい年にな
りますように!
10 老健おかやま 2016|冬号
・・・・・・・・・・・・・・・・・
96歳になられる野谷さん。朝早く
から夜遅くまで農業をされ、本当
によく働いて来られた方です。お
寿司が好きで、お酒も少し嗜み、
今でも食事は腹八分目。トイレも
自分で行かれます。いつも「あり
がとう」の笑顔が素敵で、新年
田中 仁美(介護福祉士)
[女性/昭和43年生]
私は目標だった介護の仕事を、6
年前よりさせて頂いています。初
めは悩むことや大変な事が多かっ
たですが、今では少しずつ自分な
りに出来るようになりました。介護
をさせて頂くにあたって自分なりに
大切にしている気持があります。
それは感謝の気持ちです。どんな
この業界に入り11年となりました。 私は今年で入社して5年目を迎え
7の倍数が過ぎ…体調の変化あり ます。本年は昨年以上に利用者
…(笑)四捨五入するとなんとア 様の笑顔と時間を大切に出来る1
ラフォー(泣)早い月日に嬉しく 年にしたいと思います。
もあり悲しくもある今日この頃です。
希望に満ち溢れた16年前…介護 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・ のすばらしさに触れ、がむしゃら
に頑張ってきました。振り返って ☁ゆうあい
みて、やっぱり私にはこの仕事し ぺんぎん(職員)
☁倉敷老健
かないかなーと思います。これか [女性/昭和43年生]
MIKI(職員)
らもあの時の気持ちを忘れず、若 介護の仕事に携わって同僚たち
[女性/平成4年生]
4月に入職し、社会人としてのス い世代に介護のすばらしさ、やり の入れ替わりもある中、私だけが
タートをきってから早いもので8ヶ がい、楽しさと伝えていけたらと 全く移動もないまま15年が過ぎた
2015年、老健からグループホー
月が経ちました。まだまだ未熟者 思います。
ムへ配置換えとなりました。
の私ですが、目標を持ち、一つ
ひとつ成し遂げ日々精進していき ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 老健以外での経験がなく、同じ
法人内とはいえこうも違うものかと、
たいと思います。今年は年女とい
ひと月は毎日寝 落ち状 態(^^;)
うことでより良いスタートをきって、 匿名希望(職員)
2∼3ヶ月位までは戸惑いの連続
笑顔のたえない毎日を過ごし、人 [女性/昭和55年生]
間的にも成長していきたいと思い 老健へ変わって今年で2年となり でした。5ヶ月を経た今、ご利用
ました。利用者様の人数が多く、 者様やスタッフとの関わりの中で、
ます。
なかなかひとりひとり十分に接す 自分は相手の立場を優先したケア
・・・・・・・・・・・・・・・・・ る事が出来ない苛立ちもあり、小 が出来ていたか、日々学びの連
規模な方が向いているんじゃない 続です。
かと悩んでいた時。利用者様より ご利用者様の言葉や表情に元気
☁福寿荘
「顔見たらほっとするよ」「疲れだ を貰い、時には冗談を言ったり、
匿名希望(職員)
さんように頑張って」と声をかけ 笑い合いながら仕事が出来るお陰
[女性/昭和55年生]
働き始めて早14年が経とうとして て下さり、今まで通り自分のペー で忙しいながらも頑張れています。
います。たくさんの人に支えられて、 スでかかわっていこうと思います。 申年の今年月1ペースで出かける
何より利用者様の笑顔に支えられ プライベートでは今年は婚期みた 「花見&花写」でリフレッシュは続
て今まで働くことができたと思い いなんで(笑)〇〇しようかな…と けつつ♪毎日あるいは毎月テーマ
を持って仕事に取り組むようにし
ます。これから皆様が「ウキウッ 思ったりなんかしております。
たいと思います。
キー」な笑顔になれるよう、一つ
一つの事を丁寧にやっていこうと ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 申年万歳ヽ (^o^)丿
思います。
匿名希望(職員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・ [女性/昭和43年生]
この原稿の依頼を受け、自分が
年女だと気付きました。気持ちの
☁加茂松寿園
うえではまだまだ若いつもりでいる
安藤 昭徳(利用者)
のですが…(笑)最近では回復
[男性/昭和19年]
寒さに負け知ずに体を傷めるよう 力が無いことに体力に衰えを感じ
ます。介護の世界に入り、あっと
にします。
一億総活躍についてもっとわかり いう間に5年の月日が経ち、今も
やすく説明して欲しい。うどん屋 なお、日々学び、努力をしており
ます。皆に必要とされる介護士で
の釜ではだめだ!
いたいですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
☁ナーシングホームホーム大樹
光畑 江李子(職員)
モロヘイヤ(職員)
[女性/平成4年生]
[女性/昭和55年生]
人に対しても感謝の気持ちを忘れ
ず、自分に縁あった人達が元気
で笑顔になって頂けるように日々
心がけています。今年の目標も
「笑
顔、感謝、思いやり」です!!
老健おかやま 2016|冬号 11
委員 会
だよ り
策なども知りたい。
施設運営委員会
リスクマネジャー連絡会議
学 術委員会
委員長/高越 秀和
委員長/藪野 信美
リスクマネジャー連絡会議が発足し
て、初めての研修会を開催いたしまし
た。
平成27年度
岡山県老人保健施設大会の報告と
職員合同研修会のお知らせ
発表していただきました。
内容はレクリエーション、在宅復帰
への取り組み、排泄ケア、スキンケア、
ターミナルケア、感染等々、各施設の
ケアに対する工夫や、様々な取り組み
を分かりやすく発表され、参加された
方のアンケートでは「当施設でも参考
にさせていただきます。
」
「施設に持ち
帰って全職員に伝達し、日々の業務を
見直したいと思います。
」等他施設の
取り組みに刺激を受けている方が多く
おられました。
今年の県大会は総勢240名を超え
る参加があり、とても充実した、活気
ある研修会を実施することができまし
た。
毎 年、岡山県 老 人 保 健 施 設 協 会
学術委員会が主催し全職種、職員を
対象とした研修会「岡山県介護老人
保 健 施 設 大 会」「職員合同研 修 会」
を行っています。平成27年度は平成
27年11月17日㈫にライフパーク倉敷
にて「第23回岡山県介護老人保健施
設大会」を行いました。
まず特別講演といたしまして、島根
大学 呼吸器内科 診療教授 竹山 博
先生に「注目の感染症 結核」という
内容で講演をしていただきました。学
術委員会でも近年ではプログラムに取
りあげていなかった「結核」という内
容であったこともあり、皆さんとても熱
来年は「第2回中国地区老人保健
心に聞かれていました。質疑応答も活
施設大会」が岡山で開催されるため、
発な意見が交わされ、予定していた
岡山県大会の開催は再来年になりま
時間を大幅に過ぎるほどでした。1時
すが、多くの方の発表ならびに参加を
間30分(質疑応答を含む)と短い時
よろしくお願いいたします。
間だったため、「またの機会にもう少し
もう1つの大規模研修会として「第
詳しく、ゆっくりお聞きしたい。
」という
意見や、
「初めて結核についての講演 14回 職員合同研修会」の開催を平
成28年2月23日㈫ライフパーク倉敷
を聞きましたが、とてもわかりやすく理
大ホールにて予定しております。詳細
解することができました。
」という意見
な内容は未定ですが、講演中心の研
が多くきかれました。
修会を予定しています。1つは「介護
この大会の内容の大部分を占める
報酬改定からその後の対応」(仮題)
のが、各施設での取り組みや対策を
発表しあう口述発表です。今年は25 等、介護報酬改定後1年が経ち、改
めて老健のあり方を考える機会を持
演題が集まり、5セッションに分かれて
ちたいと考えております。内容等が決
定しましたら、皆様へはなるべく迅速
にご案内いたしますので、多くの方
の参加をお願い致します。
今後とも、研修会への積極的な参
加と学術委員会へのご協力をどうぞよ
ろしくお願い申し上げます。
12 老健おかやま 2016|冬号
日程/平成27年8月24日㈪
場所/岡山国際交流センター
内容/「リスク要因分析と対策立案」
を講演テーマとして、
<講師>㈱インター
リスク総研事業リスクマネジメント部
上席コンサルタント松岡伸輔氏による
講演を行いました。参加者は、会員
施設33施設の59名、スタッフ合わせ
て65名の参加人数となりました。(詳
細はアンケート参照)
まず、岡山県老人保健施設協会 藤
本会長より開会の挨拶、そして担当理
事 鍛本先生の司会進行で始まりまし
た。リスク管理の基礎知識である具体
的分析手法のおさらいから、一つのリ
スク事例・事故を、一方向から見るの
ではなく、多方面からの対応・解決
策を導き出す事の指摘がありました。
その為には、より多くの事例を出し、
継続して行く事が、肝要との指導があ
りました。また、法的責任と事故対応
として、
「賠償責任に関する法的考え
方」と「事故対応の要点」について
●事例に対しての様々な研修をして欲
しい。
●職員全員が聞ける機会があると良い
と思った。
●分析手法の具体例をもう少し、示し
て欲しいと思った(事例と分析結果
の例題をいくつか提示しながら)
時間は足りなかったのですが、ポイン
トの紹介が有りました。なお、研修会
後のアンケート集計結果では、参加者
から概ね高評価をいただきました。
(詳
細はアンケート参照)
また、アンケートの中で、今後の研
修会について下記の通りの要望が有
りました。
●賠償責任の実例などを次回では聞き
たい。
●リスクマネジャーとして、他の施設と
の交流や、取り組みを知りたい。意
見交換が出来る場を設けて欲しい。
●具体的な損害賠償事例とその判例
(判決結果等)を紹介していただき
たいと思います。
●実際に訴訟が起きた事例やその対
これから活 動 予 定を計 画 する上で、
参考にして行きたいと考えています。
□□□ アンケート集計結果 □□□
[性 別]
男性/28人 女性/31人
女性
53%
男性
47%
[職 種]
H
A
G 14% 17%
8%
F
B
10%
27%
E
D
8% 9% C
7%
Q1 このたびの研修会は、簡単ではあります
がその内容を事前に紹介させていただ
いておりました。講義の内容は、あなた
の期待した内容と一致していましたか?
D B
12% 5%
[男性年齢]
C
83%
50代 20代
14% 14%
40代
22%
30代
50%
[女性年齢] 10代
60代 平均/44歳
3%
3%
20代
6%
50代
30代
36%
26%
40代
26%
A 看護師・准看護師
E 支援相談員
B 介護福祉士
F 介護支援専門員
C 理学療法士
G 事務
D 作業療法士
H その他
A 全く一致していない
B 一致していない
平均/36.29歳
◎職種
お仕事掲示板
平成27年現在
あなたの老健における経験年齢
E
A 0∼5年
D 7%
12%
A
B 6∼10年
34%
C 11∼15年
C
24%
16∼20年
D
B
23%
E 21年以上
C 一致
D 完全に一致
Q2 あなたは講義の内容を
どの程度理解できましたか?
D
10%
A 全く理解できない
B 理解できない
C
90%
C 理解できた
D 完全に理解
Q3 今回の講義は役に立ちましたか?
D
34%
A 全く役に立たない
C
66%
B 役に立たない
C 役に立った
D 非常に役に立った
各施設の工夫した業務や特徴ある仕事内容などを紹介!
介護老人保健施設 ルミエール
加賀郡吉備中央町宮地3336-8
当施設は病院併設型の老人保健施設で病院の歯科に協力して頂き、平成
24年度より口腔機能維持加算導入に伴い口腔委員会を設置し、歯科医師・
歯科衛生士の助言のもと口腔内のチェック、ケア用品の見直し、勉強会など
に力を注いでいます。(現在は口腔衛生管理体制加算)
導入当初は、利用者個々への対応は不十分であり職員全体の意識並びに
ケア方法にもバラつきがありましたが、現在では口腔委員が中心となり当施設
の課題の把握を重点に考え、利用者・職員へのアンケート調査、それをもとに歯科衛生士のアドバイスを踏まえて勉強
会資料の作成と直接指導、利用者・家族・職員へのポスター掲示を定期的に行うことにより、利用者、職員の口腔への
意識付け、また技術の向上により、「ケアの統一・意識共に一定の効果がみられています。
今後も歯科との連携を通じて意見交換し情報を共有することにより、より良いケアを実践できるような仕組みづくりを口
腔委員会で発信していき利用者自身がきちんと口腔ケアができるように自立支援にも取り組みたいと思います。
老健おかやま 2016|冬号 13
Q4 今回の講義の開催時期は
いかがでしたか?
B
5%
D
10%
Q8 研修会全体の満足度は
どの程度ですか?
A 非常に時期はずれ
E
2%
B 時期はずれ
C タイムリー
C
85%
A
3% A 非常に不満
D
17%
B 不満
C
78%
D 非常にタイムリー
C 満足
D 非常に満足
老健施設職員に対して、ずばりエール
を!等のアンケートを行い、その結果
を会場内に展示し、好評をいただきま
した。
活動の様子や展示内容に関しまして
は、ホームページをご覧ください。
■実施期間/一日3時間、週3日程度
(2週間∼3ヶ月)
※スケジュールは随時変更できます。
■交通費支給/一日1,
000円×ボラン
ティア日数分を支給します。
■体験ボランティア中のケガや施設内
での器物損壊等に対応できるよう保
険に加入します。
(保険料は本事業
が負担します)
通じて各施設、交流と親交を深めるこ
とができました。来年度もこの時期に
開催いたしますので、協会各施設様、
是非ご参加ください。
E 未記入
見事、激闘を制し優勝した
玉島中央老健施設 秀明荘
Q5 今回の講義の時間帯は
いかがでしたか?
B
3%
D
10%
情報・広報(PR)委員会
B よくなかった
広報委員は、平成27年11月27日・
28日に広島国際会議場で開催されま
した『第1回中国地区介護老人保健施
設大会i
n 広島』に次期開催県として
の広報・PR活動を行いました。
両日で延べ11名の広報委員が参加
し、次期開催用パンフレット、岡山県
観光協会作成の観光パンフレットを大
会参加者に配布しました。
また、事前に中国5県に対して、各
支部活動の理念・目的、活動内容、
老健の医療について、頑張っている
C よかった
C
87%
D 非常によかった
Q6 今回の講義の長さは
いかがでしたか?
F
2%
E
1%
D
10%
A
A 非常に長かった
B 5%
B 長かった
12%
C 適度な長さ
D 短かった
C
68%
委員長/山下 佐知子
A 非常によくなかった
E 非常に短かった
F 未記入
施設運営委員会
事務長部会
部会長/福嶋 啓祐
第1回 岡山県老人保健施設協会
フットサル大会
Q7 このたびの研修会場(国際交流会館)
の満足度はどの程度ですか?
E
2%
B
5% A 非常に不満
D
19%
平成27年10月25日㈰に第1回岡山
県老人保健施設協会フットサル大会を
開催いたしました。浅口市フットサル
場にて6施設が集まり、フットサルを
B 不満
C
74%
C 満足
D 非常に満足
E 未記入
お仕事掲示板
各施設の工夫した業務や特徴ある仕事内容などを紹介!
介護老人保健施設 白梅の丘
真庭市上市瀬368
当施設は真庭市南部に位置し、通所リハ定員55名、入所50床の施設です。
入所は2ユニットに分かれており、30床の認知症専門棟を有しています。
各ユニットで午前や午後にレクリエーションを行っていますが、その中の一
つをご紹介したいと思います。その名も「岡山弁で歌おう」です。入所者に
馴染みの歌謡曲や唱歌などを選んで、みんなで歌詞を岡山弁に変換していき
ます。
「こねぇ言うじゃろう?」
「じゃあじゃ。言ようる言ようる」など、あーでもねぇ
こーでもねぇと頭を捻ります。文字数が合うように変換することが至難の業?のこともあります。完成した歌詞はホワイトボー
ドに書き、皆で合唱します。しんみりとした別れの曲も、何故か笑える仕上がりになることも珍しくなく、笑顔で歌えます。
『あんた変わりゃあ ねぇんかな しでぇにさみいんが来ょうるんじゃ 着ちゃあもらえんセーターを さみぃんこれぇて編
みょうるんじゃ 女心の未練じゃろう あんた恋しい北の宿』
岡山弁の名曲をもって紅白歌合戦か、木曜8時のコンサート出演を目論んでいますが、未だ出演のオファーがありませ
ん…。岡山弁万歳 !!
14 老健おかやま 2016|冬号
ステップ1の終了後、受け入れ施設
とステップ2に進むかどうかなど話し合
います。
施設運営委員会
施設マネジメント部会
岡山県老人保健施設協会、福嶋啓
部会長/渡辺 清一郎
祐部会長の開会の挨拶によりフットサ
【ステップ2】介護業務実習(約1ヶ月)
ル大会が開催となりました。
いきいき介護チャレンジ事業
ステップ1を体験された方で希望者
6チームで午前中はリーグ予選、午 (平成27年度岡山県地域医療介護
総合確保基金補助事業)
には、施設職員がマンツーマンで介護
後からは決勝トーナメントを行いました。
について
の業務を指導します。
わきあいあいと、楽しくフットサル大会
を行うことができました。
平成27年度岡山県地域医療介護総
■この期間はお住まいの地域にあるシ
合確保基金補助事業として「いきいき
ルバー人材センターからの派遣とな
介護チャレンジ事業」を施設マネジメ
り、
賃金をお支払いします。シルバー
ント部会で担当しています。実施要領
人材センターに登録されていない方
は下記の通りですので、多くの会員施
は、登録をお願いいたします。
設のみなさまのご協力をよろしくお願
■実施期間/一日5時間、週4日程度
いいたします。
(約1ヶ月間)
本事業は、介護施設における人材
※事業全体のスケジュールとしては、
不足を補うことを目的に、地域の元気
平成28年2月29日にて終了となりま
な高齢者(概ね65歳以上の方)に介
す。
護の現場を体験する機会を提供し、
実際の職場の雰囲気やサービス内容
介護業務実習を通して、参加者が
等を知ってもらいながら、介護施設へ
就業の意志を示し、受け入れ施設側
の就業を促進していくものです。
も採用可能と判断した場合は介護職員
※本年度はモデル的に老人保健施設
として雇用されます。
にて実施しています。
※雇用形態は参加者と施設との調整
により決定します。
【ステップ1】体験ボランティア
<お問合せ先>
お近くの老人保健施設にて、施設
入所者への基本的な対応方法を学び、 一般社団法人 岡山県老人保健施設協会
掃除やベッドメイキング、利用者との
いきいき介護チャレンジ事業事務局
コタニ
オチアイ
コミュニケーションやレクリエーション
担当:古谷・落合
〒709-1214 岡山市南区川張 1267
等、ボランティアとして介護の周辺業
老人保健施設ゆめの里内
務を行いながら、施設での介護業務
TEL・FAX:086−362−5540
を見て知ってもらいます。(身体介助
E-mail:[email protected]
最終順位は以下の通りとなりました。 はしません)
優勝/玉島中央老健施設 秀明荘
2位/介護老人保健施設
美作リハビリテーションホーム
3位/介護老人保健施設
ニューエルダーセンター
4位/老人保健施設 勝央苑
5位/里庄町介護老人保健施設
里美川荘
6位/介護老人保健施設 いるかの家
リハビリテーションセンター
お部屋の掃除、
ベッド
メイク、
レクリエーション
のお手伝い、
お話相手
など
老健施設での就業
(ステップ2)
介護業務実習
(ステップ1)
体験ボランティア
(登録・面談)
食事や入浴の介助、
口腔ケア、
おむつ交換
など
老健おかやま 2016|冬号 15
︵一八九〇年∼一九八二年︶
新人の育成に力を注いだ作家
坪田譲治
今の 岡 山 市 北 区 島 田 本 町
に 生 ま れ る。実 家 は ランプ
芯 な ど を 作 る 工 場・島 田 製
織 所 を 経 営 し ていた。明 治
四 十 一 年 早 稲 田 大 学 予 科に
入 学 し、小 川 未 明 な ど に 師
事 し た。大 学 卒 業 後 は、仕
事 を し なが ら 作 品 を 書 き 続
け、鈴木三重吉・山本有三らの指導を受けて、昭和十年﹁お
化 けの世 界﹂で 脚 光 を 浴 びること と なる。以 後﹁嵐の中
の子供﹂
﹁子供の四季﹂などを発表し、作家としての地位
を 築いた。昭 和 三 十 八 年 には 童 話 雑 誌﹁び わの 実 学 校﹂
を 創 刊 し、新 人の育 成に力 を 注 ぐ。その活 躍か ら、日 本
︵一八五五年∼一九一九年︶
日本化学会の元﹃化学会﹄設立、その初代会長
く はら み つる
久原躬弦
津山藩医久原洪哉︵宗
甫︶の 息 子 と し て 津 山
市 に 生 ま れ た。津 山 藩
貢 進 生の 一 人 と し て 大
学 南 校 に 入 学、改 組 し
た 東 京 大 学︵旧 制︶の
理学部化学科を卒業し、
学士︵理学士︶の第一号となった。なお、卒業研究では﹁日
一八七八年には日本化学会の元となる化学会を設立し、
本の染色および捺染法﹂を研究している。
その初代会長となる。翌一八七九年アメリカボルチモアの
ジョンズ・ホプキンス大 学に留 学 し、有 機 化 学の研 究 を 行
なった。
一八八一年にはエール大学で鉱物学を学び、同年十月に
ジョンズ・ホプキンス大学に学位論文を提出して翌月に博
士 号 を 取 得 し、十 二 月に帰 国 する。帰 国 後、東 京 大 学 理
学 部の小 石 川 植 物 園 や 博 物 課に勤 務 し たのち、一 八 八 四
年に同大学の教授、翌一八八五年には医学部教授も兼務し、
16 老健おかやま 2016|冬号
第8回
一 八 八 六 年に東 京 大 学 予 備 門の教 諭になる。予 備 門の改
介護老人保健施設夕なぎケアセンターは、現在までも「在宅復帰・在宅
療養支援機能加算」の算定を続け、リハビリ後に在宅生活を継続できるよう
に支援をしています。
老健の強みでもある多職種連携を生かし、在宅復帰を阻害する要因に対
し、各スタッフの意見や知恵を出して問題を解決できるように取り組んでいま
す。「入所前後訪問指導加算」はもちろんのこと、「退所前訪問指導加算」
の算定時では、管理栄養士もご利用者様宅訪問に同行し、在宅での調理の工夫や指導を行うこともあり、また、在宅復
帰後に散歩をされる方には、担当リハビリ職員が同じコースを一緒に歩き、横断歩道や危険個所への対応・指導や、「以
前使用していた炊飯器を再び使用できるのか?」という疑問に対し、そのまま炊飯器をお借りし施設で同じように訓練を実
施したり、男性職員数名で室内の箪笥などを移動させ、その場で鋸と自宅にあった木の板をお借りして箪笥の足場を作っ
たこともありました。
郷 土 の 偉大な先人たち
組によ り 第 一 高 等 中 学 校の教 諭 と なった 後、一 八 八 九 年
岡山市東区宿毛745-1
お ん こ ち しん
!?
に同 校の教 頭 と なる。一 八 九 一 年には 帝 國 大 学か ら 理 学
介護老人保健施設 夕なぎケアセンター
温故知新
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博 士の学 位 を 授 与 さ れ、一 八 九 四 年に第 一 高 等 中 学 校の
各施設の工夫した業務や特徴ある仕事内容などを紹介!
坪田譲治文学碑
校長に就任した。一九一九年慢性気管支炎により亡くなる。
平成27年度
第2回 法務委員会研修会報告
日時/平成27年11月20日
13:30 ∼ 15:30
場所/介護老人保健施設古都の森
1. リスクマネジメント「施設内虐待」
(資料1)
2. リスクマネジメント「成年後見」
(資料2)
①民法総則・財産法との関係
②民法家族法との関係、特に扶養
義務
③刑法との関係、後見人の業務上
横領罪(刑法253条)
3. 質疑応答
資料はホームページに掲載しており
ますので合わせてご確認ください。
譲治の生家跡
芸 術 院 賞、野 間 児 童 文 芸 賞、朝 日 賞 な ど 数 多 くの賞 を 受
平成27年度
第1回 法務委員会報告
日時/平成27年11月20日
15:00 ∼ 16:30
場所/介護老人保健施設古都の森
平成26年度に行ったアンケートの集
計結果から、今後の法務委員会活動
について討議した。労務関係のアン
ケート結果(資料3)を受けて、次回
は竹内弁護士の講義とともに社会保険
労務士による講義を行うことに決まった。
賞 し、昭 和 三 十 九 年には 芸 術 院 会 員 と なった。昭 和 五 十
委員長/津田 隆史
墓碑は津山市西寺町の長安禅寺にある。
お仕事掲示板
法務委員会
七年七月七日永眠。
能を高め、雑事には介護助手を採用
することで人材問題が緩和できるとの
こと。
部会長/岩藤 知義
10月24日 国会議員、県会議員との
懇談会の議題をFAXにて全会員施設
に依頼し、4件の回答があった。
11月16日13時30分より1時間、県
庁議会棟2階 民主党岡山県連との意
見交換会をした。柚木みちよし議員、
三宅かずひろ県議ら5人と懇談。今回
から県連より移行し新たに政策審査会
(会長 三宅かずひろ県議)を設ける。
介護報酬改善、介護職のスキルアップ、
平成27年度介護報酬改定にむけて
他科受診、外国人労働者の受入、人
地域包括ケアシステムにおける老人
材派遣業紹介料の適正化、老健の役
保健施設の役割について今回の四国
割周知、感染対策の補助金、岡山県
ブロック大会、中国地区大会におい
連携シートの活用について懇談した。
て全老健の東憲太郎会長より講演が
11月23日 倉敷アイビースクエアにて
あった。在宅強化、支援加算型老健
社会保障政策研究会に出席。厚労省
が3年前より増加し中国51.
7%、四国
医政局地域医療計画課地域医療対策
30.
3%となった。医療機関からの受
け皿機能を強化することとデイケア、 室長在宅医療推進室長 伯野春彦先生
に質問し老健の他科受診等の現状を
訪問リハビリ、ショートステイによる在
説明した。
宅支援の中心となる機能を強調され
12月12日、自民党山下貴司議員と
た。リハビリマネジメント加算Ⅱの算
懇談予定。今後、議員の先生方との
定は中国28.
3%、四国27.
7%であり
懇談を開き現状の問題解決に努めま
積極的に算定するように話される。ま
す。何かお気づきの点がありましたら
た人材問題では介護職員は専門職機
ご連絡いただければ幸いです。
施設運営委員会
政策提言部会
老健おかやま 2016|冬号 17
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