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Webパブリッシングツールと SAS/IntrNet ソフトウェアの紹介

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Webパブリッシングツールと SAS/IntrNet ソフトウェアの紹介
SAS Technical News 編集部からのお知らせ
SAS Technical Newsは広くSASシステムを知っていただくため、
深くSASシステムを利用していただくために発行しております。職
場の皆様や、学校の教員・学生の皆様など、SASシステムをご利用
の方に無料でご提供しておりますので、多くの方がご講読ください
最新リリース情報
ますようお願いいたします。なお、編集部では、本紙を確実にお届
けできるよう講読者リストを管理しておりますが、宛先不明で戻っ
てくるケースがあります。お近くに以下のような方がいらっしゃい
ましたら、お手数ですがその方を通じてファクシミリまたは電子メ
■PCプラットフォーム
ールで編集部までご連絡ください。
Windows版
SASシステムリリース 6.12
TS020
・講読申込をしたのに送付されてこない方
OS/2版
SASシステムリリース 6.12
TS020
・違う住所、部署に送付されている方
Macintosh版
SASシステムリリース 6.12
TS040 *
・複数部送付されてくる方
Macintosh版
SASシステムリリース 6.10
TS038
SAS Technical News 講読申込要領
■ミニコンピュータプラットフォーム
SAS Technical Newsの講読申込、講読中止、または送付先変更を
希望される方は、以下の項目をご記入の上、ファクシミリ、郵便、
OpenVMS AXP版 SASシステムリリース 6.12
TS020 *
OpenVMS AXP版 SASシステムリリース 6.09
TS048
OpenVMS VAX版 SASシステムリリース 6.09E TS455 *
または電子メールでお送りください。
特集1
○ 申込内容
- 新規講読希望
■UNIXプラットフォーム
- 講読中止
- 送付先の変更 (SAS Technical News のみ/弊社からの全ての送付物)
MIPS ABI版
SASシステムリリース 6.11
TS040
○ お名前 (フリガナもご記入ください)
Digital Unix版
SASシステムリリース 6.12
TS040
○ 貴社名・ご所属 (正式な名称でご記入ください)
ABI+版
SASシステムリリース 6.11
TS040
○ 郵便番号・ご住所
SunOSおよびSolaris版 SASシステムリリース 6.12
TS020
○ 電話番号
HP-UX版
SASシステムリリース 6.12
TS020
○ FAX番号
AIX版
SASシステムリリース 6.12
TS020
○ 電子メールアドレス
OpenVMS VAX版 SASシステムリリース 6.09
TS407
○ SAS Technical Newsへのご要望、ご感想などがあれば、ご自由
にどうぞ
■メインフレームプラットフォーム
特集1 WebパブリッシングツールとSAS/IntrNetソフトウェアの紹介
特集2 前臨床アプリケーションの紹介
Q&A
SAS/IntrNet ソフトウェアは、SASシステムの可能性をインターネ
お問い合わせ/お申し込み先:
MVS版
SASシステムリリース 6.09E TS450 *
〒104 東京都中央区勝どき1-13-1 イヌイビル・カチドキ8F
MVS版
SASシステムリリース 6.08
TS415
株式会社 SASインスティチュートジャパン
MSP版
SASシステムリリース 6.08
TS415
SAS Technical News 編集部
VOS3版
SASシステムリリース 6.08
TS420
TEL: 03-3533-3833
CMS版
SASシステムリリース 6.08
TS410
FAX: 03-3533-3781
E-mail: [email protected]
(*印は現在準備中です。)
Webパブリッシングツールと
SAS/IntrNet
ソフトウェアの紹介
アップデート情報
ット・イントラネットにまで広げる新プロダクトです。SAS/IntrNet
ソフトウェアを使用すれば、すでにお使いのさまざまなSASデータ
最新リリース情報
セットやSASシステムによる分析結果などを、Webを介して閲覧・配
布 す る こ と が で き ま す。ま た N e t s c a p e N a v i g a t o r や I n t e r n e t
Explorer などのWebブラウザからリクエストを送り、SASシステム
を実行させるオンデマンドプロセッシング機能も実現しました。本
特集では、このプロダクトの機能とサンプルアプリケーションを紹
介します。
1. Webパブリッシングツール(静的なWebの活用)
SASシステムを用いて、インターネット・イントラネット上に静的
にデータを提供するWeb用のパブリッシング(出版)ツール群です。
1.1 HTMLフォーマッタ
SASシステムの実行結果やSASデータセットをHTMLファイルに変
換するユーティリティです。マクロとして提供され、生成したい
HTMLファイル名と設定などを指定するだけで、実行できます。
HTMLフォーマッタには現在3つのフォーマッタがあります。
・データセットフォーマッタ(ds2htm)
発行
株式会社SASインスティチュートジャパン
東京本社
〒104 東京都中央区勝どき1-13-1 イヌイビル・カチドキ 8F
TEL: 03-3533-3833 FAX: 03-3533-3781
大阪営業所
〒530 大阪市北区堂島浜1-4-16 アクア堂島西館 12F
TEL: 06-345-5700 FAX: 06-345-5655
URL http://www.sas.com/japan/
NIFTY-Serve SAS Station:go sas
任意のデータセットをHTMLのテーブル形式に変換します。
・テーブルフォーマッタ(tab2htm)
TABULATEプロシジャの結果をキャプチャし、HTMLのテーブル
形式に変換します。クロス集計などの結果を、簡単にWebに提供
できます。
・アウトプットフォーマッタ(out2htm)
SASシステムの実行結果、つまりOUTPUTウィンドウに表示され
た結果をキャプチャし、HTMLファイルに変換します。
Windows版SASシステムでは、下記のユーティリティメニューが提
SASプログラムで上記と同様の出力を表示するには、次のように記
k e y l a be l m e a n = " A v e r a g e " ;
供されているため、上記の各機能は簡単に実行できます。その他の
述します。
run;
サンプルプログラム (データセットフォーマッタ)
% ta b2 h tm ( c a ptu r e = o f f ,
maxis=axis2
r u n m o de = b,
n o s ta ts
o pe n m o de = r e pl a c e ,
s u bg r o u p= A G E
o p enmo d e=R E PLAC E ,
h tm l f i l e = ' c : ¥ te m p¥ f i n a l . h tm l ' ,
ty pe = f r e q
enco d e=Y ,
br ti tl e = T a bu l a te F o r m a tte r E x a m pl e ,
p ro p lo c=S AS H E LP.H T M LG E N .D S PR O P.S LIS T ,
e n c o de = N ) ;
オペレーティングシステムでも、簡単なSASプログラムを記述して
サブミットするだけで、実行できます。
HTMLフォーマッタユーティリティメニュー
h ba r SE X /
raxis=axis1
% d s 2ht m(ht mlf ile=C :¥t emp ¥t es t .ht ml,
;
r u n ; qu i t;
d at a=s as us er.clas s ,
where=AG E G T 13,
このプログラムを実行すると、下記の出力が表示されます。
上記のプログラムをサブミットして作成されたGIFファイルをブラ
ウザで開くと、次のようになります。
id =N AM E ,
v ar=H E IG H T ,
s um=,
cap t io n=こ れ は キ ャ プ シ ョ ン で す 。 ,
b rt it le=こ れ は ブ ラ ウ ザ 上 の タ イ ト ル で す 。 ,
runmo d e=B );
(この画面は、見やすくするため色を変えています。)
htmlfileには、生成するHTMLファイル名を指定します。Webサー
バが稼動している環境であれば、HTMLファイルの生成先を
1.1.1 データセットフォーマッタ
public_htmlなどのディレクトリに指定し、外部にすぐに公開する
HTMLフォーマッタユーティリティメニューで、「HTML Data Set
ことも可能です。また、定期的にこのマクロを実行し、静的に
Formatter」を選択して「了解」をクリックすると、次のメニュー
Web 上にデータを提供することが可能です。captionには、HTML
画面が表示されます。
形式のテーブルのタイトルに表示する文字列を指定します。brtitle
上記のプログラムでは、売上げ情報データセットsashelp.prdsal2
には、ブラウザの上部に表示するタイトルを指定します。プロパテ
をTABULATEプロシジャで集計し、HTMLのテーブル形式に変換し
上記のプログラムの前半では、SASUSER.CLASSのグラフ出力を、
ィ編集ユーティリティを利用すれば、フォント、カラー、背景イメ
ています。出力結果には、州ごとの売上げデータの予測値と実績値、
GOPTIONSステートメントのデバイス指定(dev=GIF)でGIF形式に
ージやHTMLタグのカスタマイズも可能です。上記のサンプルプロ
さらにそれぞれの合計と平均がテーブル形式で表示されています。
変換しています。プログラムの後半では、PUTステートメントを利
データセットフォーマッタユーティリティメニュー
用して、変換したグラフ出力を含むHTMLファイルを作成しています。
グラムでは、WHERE=句により年齢13才以上のデータを抽出して
ユーティリティメニュー画面で上記のように指定して「了解」をク
います。また、IDには名前を、VARには身長を指定しています。フ
1.1.3 アウトプットフォーマッタ
GIFファイルのみを作成する場合は、プログラムの前半だけを参照
ォーマットのプロパティは、デフォルトのSASHELP.HTMLGEN.
データセットフォーマッタやテーブルフォーマッタの出力よりも複
してください。このように、SASシステムのさまざまなプロダクト
DSPROP.SLISTを利用しています。カスタマイズしたプロパティを
雑な分析結果をWebで活用したい場合には、アウトプットフォーマ
のビジュアルな出力結果を、インターネット・イントラネットで共
保存して活用すれば、さまざまなデザインのHTMLファイルを作成
ッタが便利です。アウトプットフォーマッタは、OUTPUTウィンド
有していただけます。
することが可能です。データセットフォーマッタは、SASデータセ
ウに表示された出力結果を取り込み、HTML形式に変換します。上
ットに対してHTMLタグを自動的に付加してHTMLファイルを生成
記3種類のHTMLフォーマッタは、SASインスティチュートジャパ
します。Webで表示したいデータセットをあらかじめSUMMARY
ンのホームページから無料でダウンロードできるので、ぜひお試し
プロシジャなどで加工してからデータセットフォーマッタを利用す
ください(http://www.sas.com/japan/m/special/webdemo.html)。
れば、さらに効果的です。複雑なクロス集計表をWebで活用したい
HTMLフォーマッタはSASシステム6.11および6.12のBase SASソフ
場合には、TABULATEプロシジャの結果をHTML形式に変換する、
トウェアで稼動します。なお、ユーティリティメニューは
テーブルフォーマッタをお勧めします。
Windows版SASシステム リリー ス6.12のみで稼働します。
1.1.2 テーブルフォーマッタ
1.2 Web用グラフィック作成
テーブルフォーマッタを利用すれば、TABULATEプロシジャの結果
SASシステム リリース6.12から、SAS/GRAPHソフトウェアの機能
をHTMLのテーブル形式に変換できます。テーブルフォーマッタは、
にWeb用グラフィックファイルを作成するデバイスが提供されまし
SASプログラムを次のように記述して利用します。
た。GOPTIONSステートメントの device にドライバ名を指定する
SASシステムのWebパブリッシング機能は、データを静的に活用し
だけで、出力をGIFやJPEGなどのイメージ形式に変換できます。ま
ます。夜間バッチ処理などで事前にデータを作成し、Webサーバへ
た、GIFアニメーションも作成できます。使用可能なイメージ形式は、
の転送を行うことが可能なので、ネットワークやサーバに対して負
グラフィックデバイスウィンドウのハードコピーデバイスをクリッ
荷をかけることなく簡単に情報共有が実現します。
リックすると、次の出力結果が得られます。
サンプルプログラム (テーブルフォーマッタ)
t it le 'ワ ー ル ド ワ イ ド セ ー ル ス レ ポ ー ト ';
クしてご確認ください。
2. SAS/IntrNetソフトウェア(動的なWebの活用)
% t ab 2ht m(cap t ure=o n,
runmo d e=b );
サンプルプログラム (グラフィック作成)
SASシステムでは、静的にSASシステムを活用するWebパブリッシ
ングに対して、動的にSASシステムをWebで活用するダイナミック
(この画面は、見やすくするため色を変えています。)
p ro c t ab ulat e d at a=s as help .p rd s al2;
/* gif ファイルを作成 */
Webアプリケーションも提供されています。ダイナミックWebアプ
t ab le s t at e,
g o pti o n s r e s e t= a l l s i m f o n t= m i n c h o f te x t= m i n c h o ;
リケーションでは、Webブラウザから発行されたリクエストをWeb
(act ual p red ict ) * (s um*f =d o llar14.2 mean*f =d o ll a r 1 4 . 2 ) ;
f i l e n a m e o u t ' c : ¥ te m p¥ s a m pl e . g i f ' ;
サーバ上のCGIプログラムが受け取り、バックエンドで稼動してい
v ar act ual p red ict ;
g o pti o n s de v = G I F g s f n a m e = o u t g s f m o de = r e pl a c e ;
るSASサーバ上で実行します。
clas s s t at e;
k ey lab el s um=" T o t al" ;
pr o c g c h a r t da ta = S A SU S E R. C L A S S ;
Windows版SASシステムでは、下記のユーティリティメニューが提
SASプログラムで上記と同様の出力を表示するには、次のように記
k e y l a be l m e a n = " A v e r a g e " ;
供されているため、上記の各機能は簡単に実行できます。その他の
述します。
run;
サンプルプログラム (データセットフォーマッタ)
% ta b2 h tm ( c a ptu r e = o f f ,
maxis=axis2
r u n m o de = b,
n o s ta ts
o pe n m o de = r e pl a c e ,
s u bg r o u p= A G E
o p enmo d e=R E PLAC E ,
h tm l f i l e = ' c : ¥ te m p¥ f i n a l . h tm l ' ,
ty pe = f r e q
enco d e=Y ,
br ti tl e = T a bu l a te F o r m a tte r E x a m pl e ,
p ro p lo c=S AS H E LP.H T M LG E N .D S PR O P.S LIS T ,
e n c o de = N ) ;
オペレーティングシステムでも、簡単なSASプログラムを記述して
サブミットするだけで、実行できます。
HTMLフォーマッタユーティリティメニュー
h ba r SE X /
raxis=axis1
% d s 2ht m(ht mlf ile=C :¥t emp ¥t es t .ht ml,
;
r u n ; qu i t;
d at a=s as us er.clas s ,
where=AG E G T 13,
このプログラムを実行すると、下記の出力が表示されます。
上記のプログラムをサブミットして作成されたGIFファイルをブラ
ウザで開くと、次のようになります。
id =N AM E ,
v ar=H E IG H T ,
s um=,
cap t io n=こ れ は キ ャ プ シ ョ ン で す 。 ,
b rt it le=こ れ は ブ ラ ウ ザ 上 の タ イ ト ル で す 。 ,
runmo d e=B );
(この画面は、見やすくするため色を変えています。)
htmlfileには、生成するHTMLファイル名を指定します。Webサー
バが稼動している環境であれば、HTMLファイルの生成先を
1.1.1 データセットフォーマッタ
public_htmlなどのディレクトリに指定し、外部にすぐに公開する
HTMLフォーマッタユーティリティメニューで、「HTML Data Set
ことも可能です。また、定期的にこのマクロを実行し、静的に
Formatter」を選択して「了解」をクリックすると、次のメニュー
Web 上にデータを提供することが可能です。captionには、HTML
画面が表示されます。
形式のテーブルのタイトルに表示する文字列を指定します。brtitle
上記のプログラムでは、売上げ情報データセットsashelp.prdsal2
には、ブラウザの上部に表示するタイトルを指定します。プロパテ
をTABULATEプロシジャで集計し、HTMLのテーブル形式に変換し
上記のプログラムの前半では、SASUSER.CLASSのグラフ出力を、
ィ編集ユーティリティを利用すれば、フォント、カラー、背景イメ
ています。出力結果には、州ごとの売上げデータの予測値と実績値、
GOPTIONSステートメントのデバイス指定(dev=GIF)でGIF形式に
ージやHTMLタグのカスタマイズも可能です。上記のサンプルプロ
さらにそれぞれの合計と平均がテーブル形式で表示されています。
変換しています。プログラムの後半では、PUTステートメントを利
データセットフォーマッタユーティリティメニュー
用して、変換したグラフ出力を含むHTMLファイルを作成しています。
グラムでは、WHERE=句により年齢13才以上のデータを抽出して
ユーティリティメニュー画面で上記のように指定して「了解」をク
います。また、IDには名前を、VARには身長を指定しています。フ
1.1.3 アウトプットフォーマッタ
GIFファイルのみを作成する場合は、プログラムの前半だけを参照
ォーマットのプロパティは、デフォルトのSASHELP.HTMLGEN.
データセットフォーマッタやテーブルフォーマッタの出力よりも複
してください。このように、SASシステムのさまざまなプロダクト
DSPROP.SLISTを利用しています。カスタマイズしたプロパティを
雑な分析結果をWebで活用したい場合には、アウトプットフォーマ
のビジュアルな出力結果を、インターネット・イントラネットで共
保存して活用すれば、さまざまなデザインのHTMLファイルを作成
ッタが便利です。アウトプットフォーマッタは、OUTPUTウィンド
有していただけます。
することが可能です。データセットフォーマッタは、SASデータセ
ウに表示された出力結果を取り込み、HTML形式に変換します。上
ットに対してHTMLタグを自動的に付加してHTMLファイルを生成
記3種類のHTMLフォーマッタは、SASインスティチュートジャパ
します。Webで表示したいデータセットをあらかじめSUMMARY
ンのホームページから無料でダウンロードできるので、ぜひお試し
プロシジャなどで加工してからデータセットフォーマッタを利用す
ください(http://www.sas.com/japan/m/special/webdemo.html)。
れば、さらに効果的です。複雑なクロス集計表をWebで活用したい
HTMLフォーマッタはSASシステム6.11および6.12のBase SASソフ
場合には、TABULATEプロシジャの結果をHTML形式に変換する、
トウェアで稼動します。なお、ユーティリティメニューは
テーブルフォーマッタをお勧めします。
Windows版SASシステム リリー ス6.12のみで稼働します。
1.1.2 テーブルフォーマッタ
1.2 Web用グラフィック作成
テーブルフォーマッタを利用すれば、TABULATEプロシジャの結果
SASシステム リリース6.12から、SAS/GRAPHソフトウェアの機能
をHTMLのテーブル形式に変換できます。テーブルフォーマッタは、
にWeb用グラフィックファイルを作成するデバイスが提供されまし
SASプログラムを次のように記述して利用します。
た。GOPTIONSステートメントの device にドライバ名を指定する
SASシステムのWebパブリッシング機能は、データを静的に活用し
だけで、出力をGIFやJPEGなどのイメージ形式に変換できます。ま
ます。夜間バッチ処理などで事前にデータを作成し、Webサーバへ
た、GIFアニメーションも作成できます。使用可能なイメージ形式は、
の転送を行うことが可能なので、ネットワークやサーバに対して負
グラフィックデバイスウィンドウのハードコピーデバイスをクリッ
荷をかけることなく簡単に情報共有が実現します。
リックすると、次の出力結果が得られます。
サンプルプログラム (テーブルフォーマッタ)
t it le 'ワ ー ル ド ワ イ ド セ ー ル ス レ ポ ー ト ';
クしてご確認ください。
2. SAS/IntrNetソフトウェア(動的なWebの活用)
% t ab 2ht m(cap t ure=o n,
runmo d e=b );
サンプルプログラム (グラフィック作成)
SASシステムでは、静的にSASシステムを活用するWebパブリッシ
ングに対して、動的にSASシステムをWebで活用するダイナミック
(この画面は、見やすくするため色を変えています。)
p ro c t ab ulat e d at a=s as help .p rd s al2;
/* gif ファイルを作成 */
Webアプリケーションも提供されています。ダイナミックWebアプ
t ab le s t at e,
g o pti o n s r e s e t= a l l s i m f o n t= m i n c h o f te x t= m i n c h o ;
リケーションでは、Webブラウザから発行されたリクエストをWeb
(act ual p red ict ) * (s um*f =d o llar14.2 mean*f =d o ll a r 1 4 . 2 ) ;
f i l e n a m e o u t ' c : ¥ te m p¥ s a m pl e . g i f ' ;
サーバ上のCGIプログラムが受け取り、バックエンドで稼動してい
v ar act ual p red ict ;
g o pti o n s de v = G I F g s f n a m e = o u t g s f m o de = r e pl a c e ;
るSASサーバ上で実行します。
clas s s t at e;
k ey lab el s um=" T o t al" ;
pr o c g c h a r t da ta = S A SU S E R. C L A S S ;
上記のサンプルでは、webdemoというデータソースに指定してあ
・SASアプリケーション:アプリケーションサーバ上で実行される
< BR> < BR>
るデータセットcarsalesに対してSQLを発行し、その結果を指定の
SASプログラム
< BR> < BR>
位置に表示します。このHTMLファイルを直接Webブラウザで開く
アプリケーションブローカは、Webサーバマシン上のCGIを実行す
と、次のようにSQL文がそのまま表示されます。
るディレクトリ(/cgi-bin/など)に置かなければなりません。アプリ
HTMLファイルは、Webサーバ上のHTMLファイルを公開している
ケーションサーバは、Webサーバと同じマシン上でも違うマシン上
ディレクトリに置きます。上記のHTMLファイルでは、_SERVICE
しかし、/cgi-bin/などのCGI実
でもかまいません。また、必要に応じて複数のアプリケーションサ
でSASプログラムを実行させるアプリケーションサーバを、
行ディレクトリに置いてある
ーバを利用することもできます。SASアプリケーションでは、アプ
_PROGRAMで実行するSASプログラムを、それぞれ指定しています。
htmSQLの実行ファイル
リケーションサーバ上のデータに限らず、他のDBMSや他のプラッ
これらは、TYPE=HIDDENに指定されているので、ブラウザ上には
(htmSQL.exe)に読み込ませるよ
トフォームで稼動しているデータも活用できます。
表示されません。もちろん、アプリケーションサーバやSASプログ
うに指定すれば、次のようなフ
次に、SASアプリケーションと、それを呼び出して実行するHTML
ラムを、ブラウザから指定するように HTMLファイルを記述するこ
ォームが表示されます。
ファイルの例を示します。
とも可能です。データを要約する変数(クラス変数)は、SELECTタ
ダイナミックWebアプリケーションには、次の2種類のサービスが
グを利用して、ブラウザから指定するようにしています。この
あります。
SASアプリケーションのサンプル(carsum.sas)
HTMLファイルをブラウザで表示すると、次のようになります。
・データサービス
・コンピュートサービス
pr o c s u m m a r y da ta = s a s da ta . c a r s a l e s n w a y ;
c l a s s &c l a s s ;
2.1 データサービス
v a r to ta l ;
Webブラウザから、Webサーバを経由してSAS/SHAREサーバに対
左記のフォームで、Shopを高井
してリクエストを発行し、その結果をブラウザに表示します。デー
戸に、Car TypeをRVに指定して
タサービスでは、HTML文へのSQLの埋め込みをサポートするhtmSQL、
実行すると、次の結果が表示さ
ODBC対応のデータベースに対してデータ検索が行えるODBCドラ
れます。
o u tpu t o u t= s u m m a r y s u m = s u m ;
run ;
% ds 2 h tm ( da ta = s u m m a r y ,
イバ、そしてJavaアプレットとデータベース間をつなぐJDBCドラ
h tm l f r e f = _ w e bo u t,
イバなどが提供されています。htmSQLとは、SAS/SHAREサーバ
var=&class sum,
を利用してWeb上でデータ活用を行うためのサービスです。
s a s po w e r = y ,
htmSQLを利用すれば、HTMLファイルにSQL文を組み込み、ブラ
r u n m o de = s ) ;
ウザ上の指定部分にその検索結果を表示することができます。下記
変数に「販売店」を指定して実行すると、次の結果が表示されます。
に、htmSQを利用して検索を行うHTMLファイルの例を示します。
このようなSASアプリケーション(SASプログラム)を、アプリケー
ションサーバ上に置きます。このプログラムのSUMMARYプロシジ
サンプルHTMLファイル (htmSQL)
ャでは、サマリーの変数をブラウザ上から指定できるように、
classの変数を「&class」としてあります。上記のSASアプリケー
ションを起動するHTMLファイルは、次のように記述します。
< H T ML>
< H EA D > < T IT LE> 自 動車販売データの検索</TITL E> </HEAD>
HTMLファイルのサンプル
< BOD Y BGC OLOR=" wh it e" >
< H 3 > 自動車販売デー タの検索</H3>
<HTML>
<HEAD>
< F ORM A C T ION = "/ cgi-bin /h t mSQL .exe/car2.h sql"
<TITLE>車の販売データデモ</TITLE>
target =su bset >
</HEAD>
{ q ue r y d a tasr c= "webdemo" }
{ sq l } se l ec t d i stin ct sh op f rom sasdat a.carsales { /sql}
Sho p < BR> < SEL ECT NAME=" sh op" SIZE=3>
htmSQLは、HTMLファイルやSQLの記述経験があれば、簡単に利
{ e a c hr o w } < OP TION>{&sh op}</OPTION>
用できます。またSASシステムの透過的なデータアクセス機能を活
{ / ea c hr o w }
用して、他のDBMS上のデータを選択・表示することもできます。
< / SELEC T >
ぜひお試しください。
< BO D Y BG C O L O R= w h i te >
HTMLフォーマッタ内でsaspower=yと指定すると、上記のように「SAS
< F O RM A C T I O N = " / c g i - bi n / br o k e r . e x e " >
POWERED」ロゴを表示させることができます。
< I N P U T T Y P E = " H I D D E N " N A M E = " _ SE RVI C E "
VA L U E = de f a u l t>
< I N P U T T Y P E = " H I D D E N " N A M E = " _ P RO G RA M "
VA L U E = " s a m pl e . c a r s u m . s a s " >
3. おわりに
本特集では、新プロダクトであるSAS/IntrNetソフトウェアについ
てご紹介しました。すでに、SAS/IntrNetソフトウェアのダイナミ
ックWebアプリケーションを実際に活用しているホームページがあ
{ sq l } se l ec t d i stin ct car f rom sasdat a.carsales {/ sql}
2.2 コンピュートサービス
< P > C ar T yp e < BR > <SEL ECT NAME=" car" SIZE=3>
WebブラウザからWebサーバを経由してSASアプリケーションサー
{ e a c hr o w } < OP TION>{&car}</OPTION>
バに対してリクエストを発行し、SASアプリケーションを実行し
{ / ea c hr o w }
< / SELEC T >
<H2>下の変数からクラス変数を選んでください。
その後実行ボタンを押してください。</H2>
ります。ぜひアクセスしてお試しください(http://www.golfmax.ca/)。
SASシステムで貯えられたデータ資産を、簡単に効率よく、SASシ
ステムが稼動していないWebブラウザのみのThin Clientでも活用で
Webパブリッシングの機能を利用して結果を表示するのがコンピュ
< BR>
きるのが、SAS/IntrNetソフトウェアです。SASシステムが提供す
ートサービスです。データサービスがデータ検索のみを行うのに対
変数:
るほぼすべての機能をインターネット・イントラネット環境で実現
し、コンピュートサービスはSASシステムが提供する機能のほとん
< SE L E C T N A M E = " c l a s s " >
するこのプロダクトを、ぜひお試しください。
{ / q uer y}
どを、Webブラウザ上からも利用できるようにします。
< O P T I O N VA L U E = " s h o p" > 販 売 店
< P > < IN P U T T YP E= " su bmit " VAL UE=" Su bset Dat a" >
コンピュートサービスは、次の3つの要素から構成されています。
< O P T I O N VA L U E = " pe r s o n " > 担 当 者
アプリケーションのデモと、アプリケーションの作成方法などをご
< / C EN T ER>
・アプリケーションブローカ:Webブラウザからのリクエストを受 </SELECT>
紹介いたします。本文でご紹介できなかった部分を、ぜひご来場の
< / BOD Y>
け取って転送を行うCGIプログラム
< BR>
上、ご覧ください(「SUGI-J」の詳細については弊社ホームページ
< / H T ML>
・アプリケーションサーバ:リクエストを実行するSASシステムが < BR>
をご参照ください)。
稼動するサーバ
< I N P U T T Y P E = " s u bm i t" VA L U E = " 実 行 " >
なお、本年9月に開催される「SUGI-J」では、ダイナミックWeb
上記のサンプルでは、webdemoというデータソースに指定してあ
・SASアプリケーション:アプリケーションサーバ上で実行される
< BR> < BR>
るデータセットcarsalesに対してSQLを発行し、その結果を指定の
SASプログラム
< BR> < BR>
位置に表示します。このHTMLファイルを直接Webブラウザで開く
アプリケーションブローカは、Webサーバマシン上のCGIを実行す
と、次のようにSQL文がそのまま表示されます。
るディレクトリ(/cgi-bin/など)に置かなければなりません。アプリ
HTMLファイルは、Webサーバ上のHTMLファイルを公開している
ケーションサーバは、Webサーバと同じマシン上でも違うマシン上
ディレクトリに置きます。上記のHTMLファイルでは、_SERVICE
しかし、/cgi-bin/などのCGI実
でもかまいません。また、必要に応じて複数のアプリケーションサ
でSASプログラムを実行させるアプリケーションサーバを、
行ディレクトリに置いてある
ーバを利用することもできます。SASアプリケーションでは、アプ
_PROGRAMで実行するSASプログラムを、それぞれ指定しています。
htmSQLの実行ファイル
リケーションサーバ上のデータに限らず、他のDBMSや他のプラッ
これらは、TYPE=HIDDENに指定されているので、ブラウザ上には
(htmSQL.exe)に読み込ませるよ
トフォームで稼動しているデータも活用できます。
表示されません。もちろん、アプリケーションサーバやSASプログ
うに指定すれば、次のようなフ
次に、SASアプリケーションと、それを呼び出して実行するHTML
ラムを、ブラウザから指定するように HTMLファイルを記述するこ
ォームが表示されます。
ファイルの例を示します。
とも可能です。データを要約する変数(クラス変数)は、SELECTタ
ダイナミックWebアプリケーションには、次の2種類のサービスが
グを利用して、ブラウザから指定するようにしています。この
あります。
SASアプリケーションのサンプル(carsum.sas)
HTMLファイルをブラウザで表示すると、次のようになります。
・データサービス
・コンピュートサービス
pr o c s u m m a r y da ta = s a s da ta . c a r s a l e s n w a y ;
c l a s s &c l a s s ;
2.1 データサービス
v a r to ta l ;
Webブラウザから、Webサーバを経由してSAS/SHAREサーバに対
左記のフォームで、Shopを高井
してリクエストを発行し、その結果をブラウザに表示します。デー
戸に、Car TypeをRVに指定して
タサービスでは、HTML文へのSQLの埋め込みをサポートするhtmSQL、
実行すると、次の結果が表示さ
ODBC対応のデータベースに対してデータ検索が行えるODBCドラ
れます。
o u tpu t o u t= s u m m a r y s u m = s u m ;
run ;
% ds 2 h tm ( da ta = s u m m a r y ,
イバ、そしてJavaアプレットとデータベース間をつなぐJDBCドラ
h tm l f r e f = _ w e bo u t,
イバなどが提供されています。htmSQLとは、SAS/SHAREサーバ
var=&class sum,
を利用してWeb上でデータ活用を行うためのサービスです。
s a s po w e r = y ,
htmSQLを利用すれば、HTMLファイルにSQL文を組み込み、ブラ
r u n m o de = s ) ;
ウザ上の指定部分にその検索結果を表示することができます。下記
変数に「販売店」を指定して実行すると、次の結果が表示されます。
に、htmSQを利用して検索を行うHTMLファイルの例を示します。
このようなSASアプリケーション(SASプログラム)を、アプリケー
ションサーバ上に置きます。このプログラムのSUMMARYプロシジ
サンプルHTMLファイル (htmSQL)
ャでは、サマリーの変数をブラウザ上から指定できるように、
classの変数を「&class」としてあります。上記のSASアプリケー
ションを起動するHTMLファイルは、次のように記述します。
< H T ML>
< H EA D > < T IT LE> 自 動車販売データの検索</TITL E> </HEAD>
HTMLファイルのサンプル
< BOD Y BGC OLOR=" wh it e" >
< H 3 > 自動車販売デー タの検索</H3>
<HTML>
<HEAD>
< F ORM A C T ION = "/ cgi-bin /h t mSQL .exe/car2.h sql"
<TITLE>車の販売データデモ</TITLE>
target =su bset >
</HEAD>
{ q ue r y d a tasr c= "webdemo" }
{ sq l } se l ec t d i stin ct sh op f rom sasdat a.carsales { /sql}
Sho p < BR> < SEL ECT NAME=" sh op" SIZE=3>
htmSQLは、HTMLファイルやSQLの記述経験があれば、簡単に利
{ e a c hr o w } < OP TION>{&sh op}</OPTION>
用できます。またSASシステムの透過的なデータアクセス機能を活
{ / ea c hr o w }
用して、他のDBMS上のデータを選択・表示することもできます。
< / SELEC T >
ぜひお試しください。
< BO D Y BG C O L O R= w h i te >
HTMLフォーマッタ内でsaspower=yと指定すると、上記のように「SAS
< F O RM A C T I O N = " / c g i - bi n / br o k e r . e x e " >
POWERED」ロゴを表示させることができます。
< I N P U T T Y P E = " H I D D E N " N A M E = " _ SE RVI C E "
VA L U E = de f a u l t>
< I N P U T T Y P E = " H I D D E N " N A M E = " _ P RO G RA M "
VA L U E = " s a m pl e . c a r s u m . s a s " >
3. おわりに
本特集では、新プロダクトであるSAS/IntrNetソフトウェアについ
てご紹介しました。すでに、SAS/IntrNetソフトウェアのダイナミ
ックWebアプリケーションを実際に活用しているホームページがあ
{ sq l } se l ec t d i stin ct car f rom sasdat a.carsales {/ sql}
2.2 コンピュートサービス
< P > C ar T yp e < BR > <SEL ECT NAME=" car" SIZE=3>
WebブラウザからWebサーバを経由してSASアプリケーションサー
{ e a c hr o w } < OP TION>{&car}</OPTION>
バに対してリクエストを発行し、SASアプリケーションを実行し
{ / ea c hr o w }
< / SELEC T >
<H2>下の変数からクラス変数を選んでください。
その後実行ボタンを押してください。</H2>
ります。ぜひアクセスしてお試しください(http://www.golfmax.ca/)。
SASシステムで貯えられたデータ資産を、簡単に効率よく、SASシ
ステムが稼動していないWebブラウザのみのThin Clientでも活用で
Webパブリッシングの機能を利用して結果を表示するのがコンピュ
< BR>
きるのが、SAS/IntrNetソフトウェアです。SASシステムが提供す
ートサービスです。データサービスがデータ検索のみを行うのに対
変数:
るほぼすべての機能をインターネット・イントラネット環境で実現
し、コンピュートサービスはSASシステムが提供する機能のほとん
< SE L E C T N A M E = " c l a s s " >
するこのプロダクトを、ぜひお試しください。
{ / q uer y}
どを、Webブラウザ上からも利用できるようにします。
< O P T I O N VA L U E = " s h o p" > 販 売 店
< P > < IN P U T T YP E= " su bmit " VAL UE=" Su bset Dat a" >
コンピュートサービスは、次の3つの要素から構成されています。
< O P T I O N VA L U E = " pe r s o n " > 担 当 者
アプリケーションのデモと、アプリケーションの作成方法などをご
< / C EN T ER>
・アプリケーションブローカ:Webブラウザからのリクエストを受 </SELECT>
紹介いたします。本文でご紹介できなかった部分を、ぜひご来場の
< / BOD Y>
け取って転送を行うCGIプログラム
< BR>
上、ご覧ください(「SUGI-J」の詳細については弊社ホームページ
< / H T ML>
・アプリケーションサーバ:リクエストを実行するSASシステムが < BR>
をご参照ください)。
稼動するサーバ
< I N P U T T Y P E = " s u bm i t" VA L U E = " 実 行 " >
なお、本年9月に開催される「SUGI-J」では、ダイナミックWeb
Augu s t 1997 Vo lume 5 N u mbe r 1
特集2
・レポーティング
前臨床
アプリケーションの
紹介
3.4 各種検定手法の実行
6. おわりに
前臨床にて必要なパラ・ノンパラ各種検定を提供しています。実行
以上、簡単ではありますが、SASインスティチュートジャパンがお
したい検定のイコン上に使用するデータセットアイコンをドラッグ
届けする新サービス、「前臨床アプリケーション」についてご紹介
&ドロップすることで結果が表示されます。結果の出力形式も目的
いたしました。 前臨床アプリケーションについては、9月に開催さ
に応じて選択可能で、次の形式を提供しています。
れる「SUGI-J」でも詳細をご紹介します。なお、「SUGI-J」につ
いては、本紙5ページをご参照ください。また、前臨床アプリケー
ションに関するお問い合わせは、下記までお寄せください。
株式会社SASインスティチュートジャパン コンサルティング部
TEL: 03-3533-3890 FAX: 03-3533-6927
1. はじめに
本年9月、SASインスティチュートジャパンより新サービス「前臨
床アプリケーション」がリリースされます。このアプリケーション
は、「SASのプログラミングがよく分からない」、「出力の読み方
が良く分からない」、よって「SASシステムの機能を使いこなせな
3.1 データの入力・管理
い」というお客様の現実的な問題を取り除くべく開発されました。
データ入力では、対話形式で外部ファイルを読み込み、SASデータ
このアプリケーションのインタフェースとして、SASシステムリリ
セットに変換します。さまざまなデータの入力形式(一元配置データ、
ース6.12の「SASデスクトップ環境」(次参照)を採用することに
二元配置データ、集計/未集計のカテゴリカルデータなど) とファイ
■ 一括処理ネイティブモード
より、次の環境が提供されます。
ル形式 (Excelファイル、ブランク区切りのテキストファイル、カン
目的の検定に対して複数の手法を一回のドラック&ドロップで一括
・ドラッグ&ドロップ機能による簡単な操作環境
マ区切りのテキストファイル) をサポートしているので、ユーザは
して行います。例えば「多重比較アイコン」 に「データアイコン」
・誰にでも直感的に各種検定手法を実行できる環境
ファイルの形式を意識することなく読み込むことができます。また、
をドロップすると、Tukey Scheffe Dunnettの検定をすべて実行し
・柔軟な機能拡張/カスタマイズ可能な環境
SASシステム リリース6.12の新機能のインポートウィザードを利用
結果を表示ます。結果はOUTPUTウィンドウにSASネイティブな形
・Validationを考慮した解析環境
することもできます。読み込んだファイルは専用の「SASエクスプ
式で表示されます。
・SASの機能習得の一助となる環境
ローラ」で「フォルダ」「テーブル」という階層形式で管理できま
■ 対話型ネイティブモード
す。さらにメタデータ管理機能により読み込んだデータのデータセ
各手法ごとにアイコンが用意されています。結果はOUTPUTウィン
ット名、データ形式、サンプル数、作成日等が一括管理できます。
ドウにSASネイティブな形式で表示されます。
ノンプログラミングで各種解析を実行できることはもとより、解析
結果を出力するのにどのようなSASプロシジャを利用したかを、ブ
■ コンビニモード
ラックボックスにすることなくお客様自身にご確認いただくことが
3.2 データの加工
各手法ごとにアイコンが用意されています。結果は目的の手法の要
可能です。
データ加工においては、行列変換、カテゴリカルデータの集計、デ
点を押さえたレポート形式のものです。
ータの結合など、さまざまな加工形態をサポートします。豊富なデ
2. SASデスクトップ機能
ータ加工機能をサポートすることにより、元データを入力する際に
「一括処理ネイティブモード」および「対話型ネイティブモード」
はSASシステムで解析するために必要なデータ形式を意識すること
では、アイコンのプロパティをオープンすることにより、実行され
なく入力・管理していただくことが可能です。
たSASプロシジャを確認することが可能です。またここに記述され
ているプロシジャは編集可能なので、ユーザごとにカスタマイズが
3.3 ビジュアルデータ探索
できます。
3.5 レポーティング
コンビニモードで出力されたそれぞれの結果を、Excelシートに出
力します。ボタン操作でExcelを起動し、データを更に見やすい形
に整えて出力します。
4. 周辺サービス
よりスムーズに導入していただくために「オペレーション & 統計ト
「前臨床アプリケーション」は、「SASデスクトップ環境」へのア
レーニング」「アプリケーション開発(カスタマイズ)」サービスを
ドオンアプリケーションとして提供されます。「SASデスクトップ」
ご用意しています。
は、「フォルダ」と「SASエクスプローラ」を使用したSASシステ
5. ライセンスおよび動作環境について
ムの新しいユーザインタフェースです。「フォルダ」に対してファ
イル・アプリケーション・コマンドなどの機能を割り当てることで、
SASシステムの強力なビジュアライゼーション機能を使用し、これ
前臨床アプリケーションは、一般的なSASプロダクトとは異なり、
デフォルトの機能にユーザ独自の機能を追加・編集していくことが
まで大変だった外れ値の検出、分布の形状、各要因の関連などを直
売り切りのアプリケーションです。メンテナンスリリースについて
可能です。
感的に把握することができます。各種検定の前に欠かすことのでき
は無償にて実施いたしますが、バージョンアップ時には有償となり
ない、予備的解析を探索的データ解析 (EDA) の枠組みの中で実行可
ます。動作環境は次のとおりです。
能です。
対応OS
3. 前臨床アプリケーションの構成
:Windows95,windowsNT3.51以上
「前臨床アプリケーション」は、以下の機能から構成されます。
必須プロダクト:SASリリース6.12(Base SAS,SAS/FSP, ・データの入力/管理
・データの加工
SAS/ACCESS for PC File Formats)
・ビジュアルデータ探索
・各種検定手法の実行
SAS/STAT,SAS/GRAPH,SAS/INSIGHT, Augu s t 1997 Vo lume 5 N u mbe r 1
特集2
・レポーティング
前臨床
アプリケーションの
紹介
3.4 各種検定手法の実行
6. おわりに
前臨床にて必要なパラ・ノンパラ各種検定を提供しています。実行
以上、簡単ではありますが、SASインスティチュートジャパンがお
したい検定のイコン上に使用するデータセットアイコンをドラッグ
届けする新サービス、「前臨床アプリケーション」についてご紹介
&ドロップすることで結果が表示されます。結果の出力形式も目的
いたしました。 前臨床アプリケーションについては、9月に開催さ
に応じて選択可能で、次の形式を提供しています。
れる「SUGI-J」でも詳細をご紹介します。なお、「SUGI-J」につ
いては、本紙5ページをご参照ください。また、前臨床アプリケー
ションに関するお問い合わせは、下記までお寄せください。
株式会社SASインスティチュートジャパン コンサルティング部
TEL: 03-3533-3890 FAX: 03-3533-6927
1. はじめに
本年9月、SASインスティチュートジャパンより新サービス「前臨
床アプリケーション」がリリースされます。このアプリケーション
は、「SASのプログラミングがよく分からない」、「出力の読み方
が良く分からない」、よって「SASシステムの機能を使いこなせな
3.1 データの入力・管理
い」というお客様の現実的な問題を取り除くべく開発されました。
データ入力では、対話形式で外部ファイルを読み込み、SASデータ
このアプリケーションのインタフェースとして、SASシステムリリ
セットに変換します。さまざまなデータの入力形式(一元配置データ、
ース6.12の「SASデスクトップ環境」(次参照)を採用することに
二元配置データ、集計/未集計のカテゴリカルデータなど) とファイ
■ 一括処理ネイティブモード
より、次の環境が提供されます。
ル形式 (Excelファイル、ブランク区切りのテキストファイル、カン
目的の検定に対して複数の手法を一回のドラック&ドロップで一括
・ドラッグ&ドロップ機能による簡単な操作環境
マ区切りのテキストファイル) をサポートしているので、ユーザは
して行います。例えば「多重比較アイコン」 に「データアイコン」
・誰にでも直感的に各種検定手法を実行できる環境
ファイルの形式を意識することなく読み込むことができます。また、
をドロップすると、Tukey Scheffe Dunnettの検定をすべて実行し
・柔軟な機能拡張/カスタマイズ可能な環境
SASシステム リリース6.12の新機能のインポートウィザードを利用
結果を表示ます。結果はOUTPUTウィンドウにSASネイティブな形
・Validationを考慮した解析環境
することもできます。読み込んだファイルは専用の「SASエクスプ
式で表示されます。
・SASの機能習得の一助となる環境
ローラ」で「フォルダ」「テーブル」という階層形式で管理できま
■ 対話型ネイティブモード
す。さらにメタデータ管理機能により読み込んだデータのデータセ
各手法ごとにアイコンが用意されています。結果はOUTPUTウィン
ット名、データ形式、サンプル数、作成日等が一括管理できます。
ドウにSASネイティブな形式で表示されます。
ノンプログラミングで各種解析を実行できることはもとより、解析
結果を出力するのにどのようなSASプロシジャを利用したかを、ブ
■ コンビニモード
ラックボックスにすることなくお客様自身にご確認いただくことが
3.2 データの加工
各手法ごとにアイコンが用意されています。結果は目的の手法の要
可能です。
データ加工においては、行列変換、カテゴリカルデータの集計、デ
点を押さえたレポート形式のものです。
ータの結合など、さまざまな加工形態をサポートします。豊富なデ
2. SASデスクトップ機能
ータ加工機能をサポートすることにより、元データを入力する際に
「一括処理ネイティブモード」および「対話型ネイティブモード」
はSASシステムで解析するために必要なデータ形式を意識すること
では、アイコンのプロパティをオープンすることにより、実行され
なく入力・管理していただくことが可能です。
たSASプロシジャを確認することが可能です。またここに記述され
ているプロシジャは編集可能なので、ユーザごとにカスタマイズが
3.3 ビジュアルデータ探索
できます。
3.5 レポーティング
コンビニモードで出力されたそれぞれの結果を、Excelシートに出
力します。ボタン操作でExcelを起動し、データを更に見やすい形
に整えて出力します。
4. 周辺サービス
よりスムーズに導入していただくために「オペレーション & 統計ト
「前臨床アプリケーション」は、「SASデスクトップ環境」へのア
レーニング」「アプリケーション開発(カスタマイズ)」サービスを
ドオンアプリケーションとして提供されます。「SASデスクトップ」
ご用意しています。
は、「フォルダ」と「SASエクスプローラ」を使用したSASシステ
5. ライセンスおよび動作環境について
ムの新しいユーザインタフェースです。「フォルダ」に対してファ
イル・アプリケーション・コマンドなどの機能を割り当てることで、
SASシステムの強力なビジュアライゼーション機能を使用し、これ
前臨床アプリケーションは、一般的なSASプロダクトとは異なり、
デフォルトの機能にユーザ独自の機能を追加・編集していくことが
まで大変だった外れ値の検出、分布の形状、各要因の関連などを直
売り切りのアプリケーションです。メンテナンスリリースについて
可能です。
感的に把握することができます。各種検定の前に欠かすことのでき
は無償にて実施いたしますが、バージョンアップ時には有償となり
ない、予備的解析を探索的データ解析 (EDA) の枠組みの中で実行可
ます。動作環境は次のとおりです。
能です。
対応OS
3. 前臨床アプリケーションの構成
:Windows95,windowsNT3.51以上
「前臨床アプリケーション」は、以下の機能から構成されます。
必須プロダクト:SASリリース6.12(Base SAS,SAS/FSP, ・データの入力/管理
・データの加工
SAS/ACCESS for PC File Formats)
・ビジュアルデータ探索
・各種検定手法の実行
SAS/STAT,SAS/GRAPH,SAS/INSIGHT, SASプログラムでの使用例 (注: DMSモードの時のみ)
2
Ro w M e a n Sc o r e s D i f f e r
1
0.027
0.868
2. 実行したい AFのカタログ名を、ツールエディタの「コマンド」
3
G e n e r a l A s s o c i a ti o n
3
2.145
0.543
に指定します。
O PT IO N S S Y S PR IN T ='LPT 1:' 'C ano n LB P- 730 LIPS 4';
D M 'D LG PR T S E T U P O R IE N T =PO R T R AIT N O D IS PLAY ';
●AFのアプリケーションから読み込みウィザードを起動したい (SAS/AF)
●多次元レポートでドリルダウン先の階層を表示したい
(SAS/EIS)
●Windows版SASでプリント用紙の向きを設定したい
(Windows環境)
●FREQプロシジャでのCMHの p 値 (SAS/STAT)
●DMSのツールバーにコマンドなどを割り当てる方法
(Windows環境)
●対話モードでのパフォーマンスの向上 (Base SAS)
SCLでの使用例
a f c = s a s u s e r . a ppl . m a i n . f r ame
T o ta l Sa m pl e S i z e = 2 7
C o c h r a n - M a n te l - H a e n s z e l Sta ti s ti c s ( Ba s e d o n T a bl e Sc o r e s )
プリケーション名を指定することもできます。「ヘルプ」に指定
R C =O PT S E T C ('S Y S PR IN T '," 'LPT 1:' 'C ano n LB P- 730 LIP S4 ' " ) ;
S ta ti s ti c
A l te r n a ti v e H y po th e s i s
DF
Va l u e
Prob
N O D IS PLAY ');
N o n z e r o C o r r e l a ti o n
1
0.000
1.000
ウスポインタを置いたときにアプリケーション名が表示されます。
2
Ro w M e a n Sc o r e s D i f f e r
1
0.000
1.000
3. 任意のビットマップボタンを選んでクリックします。
3
G e n e r a l A s s o c i a ti o n
3
2.145
0.543
4. 最後に「保存」をクリックします。
1
FREQプロシジャで、FORMATステートメントを使う
すると、アプリケーション名がDMSのステータスバーに表示さ
れます。また「チップ」に指定すると、作成したツールバーにマ
C ALL E X E C C M D I('D LG PR T S E T U P O R IE N T =LAN D S C APE
参考文献:
T o ta l S a m pl e S i z e = 2 7
場合と使わない場合でCMHのp値が違うのはなぜでし
ツールバーのカスタマイズについては、「Windows 版 SAS システ
ょうか?
ム 使用の手引き Version 6, 2nd Edition」(注文番号:10077)も併せて
連続変数をフォーマット化した時のTable Scoreの値は、
実行プログラム例
参照してください。
各群の数値のうちで一番小さな値になります。 この例
AFのアプリケーションから、読み込みウィザードを起
動するにはどうしたらいいですか。
ここで、ツールエディタの「ヘルプ」と「チップ」に実行するア
のデータでは、下記のようになるため、整数スコアに
はなりません。
p ro c f o rmat ;
対話モードで大きなSASプログラムを実行する際に、
v alue ag ef mt lo w- 49 =" 1"
読み込み・書き込みウィザードの呼び出す場合、
50- 59 =" 2"
"DIMPORT","DEXPORT" コマンドで呼び出せます。
60- 69 =" 3"
ただし、ウィザード内で使われているパラメータ等は、
70- hig h=" 4" ;
コマンド発行時に指定することはできません。
群
run;
T a bl e Sc o r e の 値
パフォーマンスを向上させることはできませんか?
-49
45
50-59
50
定型のSASプログラムを実行する際には、画面の制御
60-69
60
等を伴わない非対話モード(バッチモード)で実行するこ
70-
71
とが効果的ですが、以下の方法を用いることで、対話
d at a a;
各群に45,50,60,71という数値を与えてTable ScoreのCMHを求めれ
モードにおいてもパフォーマンスを向上させることができます。
SAS/EISの多次元レポートで、ドリルダウンして下階
inp ut d o s e ag e @@;
ば、フォーマット化した時の CMH の値と一致します。
1. Program Editorウィンドウのステータス行のメッセージ出力を抑
層のデータに移ったとき、リリース6.11では現在の階
card s ;
層がレポートの上部に表示されていましたが、リリー
1 74 2 69 1 51 2 78 2 60
ス6.12ではドリルダウンしても現在の階層が表示されません。ドリ
1 59 2 59 2 56 1 67 2 53
Windows版SASシステムを使用していますが、DMS
トされました。このコマンドは、DMS上のコマンドラインで指
ルダウン先の階層をレポートに表示する方法はないのでしょうか?
2 68 1 71 1 77 2 65 1 59
のツールバーに任意のコマンドなどを割り当てる方法
定可能です。指定方法は、以下の通りです。
2 56 1 50 2 66 1 57 2 56
について教えて下さい。
制する
プルダウンメニューの[ビュー]で「サブセット表示」
1 67 2 64 2 59 1 63 1 45
を選択すると、現在の階層が表示されます。
2 79 2 58
ドリルダ
ウン階層が深くなると、サブセットしている項目が増
SASシステム リリース6.07以降から、STATUSコマンドがサポー
ST A T U S O N | O F F
2. LOGウィンドウやOUTPUTウィンドウのスクロールを抑制する
;
AUTOSCROLLコマンドを用いて、LOGウィンドウやOUTPUTウ
えて表示する文字数が多くなるため、リリース6.12から、別ウィン
ドウで表示する仕様になりました。
Windows版SASシステムでテキストをプリントする時
ィンドウのスクロールを抑制し、SASシステムがスクロールに必
p ro c f req d at a=a;
t ab les d o s e*ag e / cmh;
要とする資源を抑えることで実行速度が向上します。例えば、 f o rmat ag e ag ef mt .;
LOGウィンドウでAUTOSCROLL 0を指定すると、SASプログラ
ムが終了するまでLOGウィンドウのスクロールを行いません。ま
run;
た、これらのコマンドをファイル名autoexec.sas(Windows,
に、用紙の向きをプログラムから設定することは可能
ですか。
UNIX環境の場合)へ保存し、以下のようにDMステートメントで
d at a b ;
指定しておくことで、SAS起動時にコマンドを自動実行すること
s et a;
リリース6.11 TS040から、DLGPRTSETUP (「プリン
if
ト設定」ウィンドウを表示するコマンド)に用紙の向き
を指定するORIENT= オプションが追加されました。
このオプションを使って、用紙の向きを設定できます。
ができます。
ag e<=49 t hen _ ag e=1;
DMSのツールバーは、以下の手順でカスタマイズできます。
els e if ag e<=59 t hen _ ag e=2;
els e if ag e<=69 t hen _ ag e=3;
1. [オプション]→[ツールボックスの設定] を選択し、追加ボタンを
D M P G M ' ST A T U S O F F ' ;
els e
クリックします。
D M L O G ' A U T O SC RO L L 0 ';
_ ag e=4;
2. 実行したいコマンドを ツールエディタの「コマンド」に指定し
run;
縦:
ORIEN T = P ORT R AIT
横:
ORIEN T = LA N D S CAPE
ます。
結果
3. 任意のビットマップボタンを選び、クリックします。
4. 最後に「保存」をクリックします。
また、「プリント設定」ウィンドウを表示しないで用紙の向きを設
C o chran- M ant el- H aens z el S t at is t ics (B as ed o n T ab le S c o r e s )
定するNODISPLAYオプションも追加されました。
上記以外の活用方法として、任意のAFアプリケーションの起動コ
S t at is t ic
Alt ernat iv e H y p o t hes is
DF
V alue
Pr o b
マンドをツールバーに登録することも可能です。
1. [オプション]→[ツールボックスの設定] を選択し、追加ボタンを
1
N o nz ero C o rrelat io n
1
0.027
0.8 6 8
クリックします。
2
Ro w M e a n Sc o r e s D i f f e r
1
0.027
0.868
2. 実行したい AFのカタログ名を、ツールエディタの「コマンド」
3
G e n e r a l A s s o c i a ti o n
3
2.145
0.543
に指定します。
a f c = s a s u s e r . a ppl . m a i n . f r a m e
T o ta l Sa m pl e S i z e = 2 7
C o c h r a n - M a n te l - H a e n s z e l Sta ti s ti c s ( Ba s e d o n T a bl e Sc o r e s )
ここで、ツールエディタの「ヘルプ」と「チップ」に実行するア
プリケーション名を指定することもできます。「ヘルプ」に指定
S ta ti s ti c
A l te r n a ti v e H y po th e s i s
DF
Va l u e
Prob
すると、アプリケーション名がDMSのステータスバーに表示さ
れます。また「チップ」に指定すると、作成したツールバーにマ
N o n z e r o C o r r e l a ti o n
1
0.000
1.000
ウスポインタを置いたときにアプリケーション名が表示されます。
2
Ro w M e a n S c o r e s D i f f e r
1
0.000
1.000
3. 任意のビットマップボタンを選んでクリックします。
3
G e n e r a l A s s o c i a ti o n
3
2.145
0.543
4. 最後に「保存」をクリックします。
1
参考文献:
T o ta l Sa m pl e S i z e = 2 7
ツールバーのカスタマイズについては、「Windows 版 SAS システ
ム 使用の手引き Version 6, 2nd Edition」(注文番号:10077)も併せて
連続変数をフォーマット化した時のTable Scoreの値は、
参照してください。
各群の数値のうちで一番小さな値になります。 この例
のデータでは、下記のようになるため、整数スコアに
はなりません。
対話モードで大きなSASプログラムを実行する際に、
群
T a bl e Sc o r e の 値
パフォーマンスを向上させることはできませんか?
-49
45
50-59
50
定型のSASプログラムを実行する際には、画面の制御
60-69
60
等を伴わない非対話モード(バッチモード)で実行するこ
70-
71
とが効果的ですが、以下の方法を用いることで、対話
各群に45,50,60,71という数値を与えてTable ScoreのCMHを求めれ
モードにおいてもパフォーマンスを向上させることができます。
ば、フォーマット化した時の CMH の値と一致します。
1. Program Editorウィンドウのステータス行のメッセージ出力を抑
制する
SASシステム リリース6.07以降から、STATUSコマンドがサポー
Windows版SASシステムを使用していますが、DMS
トされました。このコマンドは、DMS上のコマンドラインで指
のツールバーに任意のコマンドなどを割り当てる方法
定可能です。指定方法は、以下の通りです。
について教えて下さい。
STATUS ON | OFF
2. LOGウィンドウやOUTPUTウィンドウのスクロールを抑制する
AUTOSCROLLコマンドを用いて、LOGウィンドウやOUTPUTウ
ィンドウのスクロールを抑制し、SASシステムがスクロールに必
要とする資源を抑えることで実行速度が向上します。例えば、 LOGウィンドウでAUTOSCROLL 0を指定すると、SASプログラ
ムが終了するまでLOGウィンドウのスクロールを行いません。ま
た、これらのコマンドをファイル名autoexec.sas(Windows,
UNIX環境の場合)へ保存し、以下のようにDMステートメントで
指定しておくことで、SAS起動時にコマンドを自動実行すること
ができます。
DMSのツールバーは、以下の手順でカスタマイズできます。
1. [オプション]→[ツールボックスの設定] を選択し、追加ボタンを
DM PGM 'STATUS OFF';
クリックします。
D M L O G ' A U T O S C RO L L 0 ' ;
2. 実行したいコマンドを ツールエディタの「コマンド」に指定し
ます。
3. 任意のビットマップボタンを選び、クリックします。
4. 最後に「保存」をクリックします。
上記以外の活用方法として、任意のAFアプリケーションの起動コ
マンドをツールバーに登録することも可能です。
1. [オプション]→[ツールボックスの設定] を選択し、追加ボタンを
クリックします。
アップデート情報
(現象)
(現象)
1. PROGRAM EDITORに「噂('895c'x)」、「予('975c'x)」など第2
SQLプロシジャパススルー機能で、列名に日本語が含まれるODBC
バイトが '5c'xの文字を含むファイルを読み込もうとすると、次
対応アプリケーションのテーブルを読み込んだ場合、日本語列名が、
のメッセージボックスが表示されファイルを読み込めない アンダースコア(_)を含む任意のSAS変数名に変換される仕様を、
(Windows 3.1、Windows 95)。
VARn (n=0,1,2...)という変数名に変換されるように変更。
2. [ファイル]メニューの使用ファイルリストに、第2バイトが'5c'x
の文字を含むファイルが正しく表示されない(Windows NTのみ)。
IX. SAS/ACCESSソフトウェア SYBASEおよびSQL
Serverインタフェース修正ファイル
ファイル名 :ACCSYB.LZH
VII. SAS/ACCESSソフトウェア ORACLEインタフェ
ース修正ファイル
IV. SASVWU.DLL 修正ファイル
提供された修正モジュール
しく作成されない場合がある。
対応プラットフォーム:Windows 3.1, Windows 95, Windows NT
使用方法 :LHAで解凍後、readme.txtファイルをご覧
ください。
ファイル名 :ACCORA.LZH
対象リリース :Windows版 SASシステムリリース6.12 ファイル名 :SASVWU4.LZH
対応プラットフォーム:Windows 95, Windows NT
TS020 DBCS2716
対応プラットフォーム:Windows 3.1, Windows 95, Windows NT
使用方法 :LHAで解凍後、readme.txtファイルをご覧
この修正ファイルを適用することにより、次の不具合が修正されます。
使用方法 :LHAで解凍後、readme.txtファイルをご覧
ください。
ファイル名 :ASSIST.LZH
ください。
対象リリース :Windows版 SASシステムリリース6.12 (現象)
対応プラットフォーム:全プラットフォーム
対象リリース :Windows版 SASシステムリリース6.12 TS020 DBCS2716
1. ACCESSプロシジャでASSIGNステートメントにYESを指定して、
使用方法 :LHAで解凍後、readme.txtファイルをご覧
TS020
この修正ファイルを適用することにより、次の不具合が修正されます。
列名に日本語が含まれるSYBASEまたはSQL Serverテーブルを読
ください。
この修正ファイルを適用することにより、次の不具合が修正されます。
I. SAS/ASSISTソフトウェア 修正ファイル
対象リリース :6.12 TS020 DBCS2716
み込んだ場合、SAS変数名が日本語を含む無効なものになる。
(現象)
また、ASSIGNステートメントにNOを指定した場合でも、日本語
(現象)
1. ACCESSプロシジャをサブミットしてビューディスクリプタを作
列名が8バイトを超えると、SAS変数名が日本語を含む無効なも
1. SAS/GRAPHソフトウェアでグラフを印刷する際に、[印刷中]のダ
成し、このビューに対しDATAステップ、PRINTプロシジャ等を
のになる。
(現象)
イアログウィンドウが表示されたまま応答がなくなる場合がある。
実行すると "ERROR: Invalid data type."が発生する場合がある。
2. SQLプロシジャ パススルー機能で、列名に日本語が含まれる SAS/ASSISTソフトウェアで、
2. SASシステムをインストールしたディレクトリ(フォルダ)名に日
2. SQLプロシジャ パススルー機能で、列名に日本語が含まれる SYBASEまたはSQL Serverテーブルを読み込んだ場合、日本語列
1. グラフ作成時、フォントリストに[その他]の項目が表示されず、
本語が含まれる場合、SASシステムが起動できない、LOGウィン
ORACLEテーブルを読み込んだ場合、日本語列名が、アンダー
名が、アンダースコア(_)を含む任意のSAS変数名に変換される仕
MINCHOフォントなどが指定できない。
ドウに WARNINGが表示されるなどの問題が発生する。
スコア(_)を含む任意のSAS変数名に変換される仕様を、VARn 様を、VARn (n=0,1,2...)という変数名に変換されるように変更。
2. グラフィックドライバのテストパターンを表示させる際、表示す
3. submitブロックを無限ループさせるプログラムを含んだ SCLエ
(n=0,1,2...)という変数名に変換されるように変更。
るテストパターンに[全部]を指定するとエラーが発生する。
ントリを実行すると、メモリリークが発生しシステムが不安定に
3. [レポート作成]→[テーブル]メニューで統計量に[標準偏差]を指定
なる場合がある。
この修正ファイルを適用することにより、次の不具合が修正されます。
した場合、[処理オプション]→[列の出力、入力形式]を選択して表
示されるウィンドウに、誤って[標準誤差]と表示される。
VIII. SAS/ACCESSソフトウェア PC File Formatsイ
ンタフェース修正ファイル
V. SAS 32bit ODBCドライバ 修正ファイル
4. 同じく、[処理オプション]→[列の出力、入力形式]を選択して統
モジュール入手方法
上記のモジュールは、次のいずれかの方法で入手できます。
ファイル名 :ACCPCFF.LZH
計量の出力形式を指定する際、[出力形式の幅の指定]ウィンドウで、
ファイル名 :ODBC32A.LZH
対応プラットフォーム:Windows 3.1, Windows 95, Windows NT
NIFTY-Serve SAS Stationの利用
"[" および "]" の代わりに下線(_)が2つ表示される。
対応プラットフォーム:Windows 95, Windows NT
使用方法 :LHAで解凍後、readme.txtファイルをご覧
1. NIFTY-Serveのトップメニューで「GO SAS」を入力し、SAS
使用方法 :LHAで解凍後、readme.txtファイルをご覧
ください。
ください。
対象リリース :Windows版 SASシステムリリース6.12 2.「4:データライブラリ」を選択します。
対象リリース :Windows版 SASシステムリリース6.12 TS020 DBCS2716
3.「4 メンテナンスモジュール」に登録してありますので、それぞ
TS020
この修正ファイルを適用することにより、次の不具合が修正されます。
れダウンロードしてください。
II. SAS/EISソフトウェア 修正ファイル
ファイル名 :EISBOL1.LZH
対応プラットフォーム:全プラットフォーム
Stationに入ります。
この修正ファイルを適用することにより、次の不具合が修正されます。
使用方法 :LHAで解凍後、readme.txtファイルをご覧
(現象)
WWW FTPサービスの利用
ください。
(現象)
1. ACCESSプロシジャでファイル名に日本語が含まれるExcel(*.xls)
1. 弊社ホームページにアクセスします(URL http://www.sas.com/japan/)。
対象リリース :6.12 TS020 DBCS2716
Windows 95またはWindows NT上でSAS ODBCドライバのシステ
ファイルのビューディスクリプタを作成し、このビューに対し 2.「テクニカルサポート」→「FTPサービス」を選択し、サーバに
この修正ファイルを適用することにより、次の不具合が修正されます。
ムデータソースを作成する際に、[アクセスメソッド]の設定ができ
DATAステップ、PRINTプロシジャ等を実行すると "ERROR: 接続します。
ない。
Invalid file specified." が発生する場合がある。
3. ディレクトリは、http://www.sas.com/files/Japan/maint/
2. ACCESSプロシジャでASSIGNステートメントにYESを指定して、
windows/612です。
(現象)
SAS/EISソフトウェアで複数の分析変数を指定して拡張レポートを
作成した場合、ウィンドウ右側部分のデータが表示されない場合が
VI. SAS/ACCESSソフトウェア
ODBCインタフェース修正ファイル
SAS変数名が日本語を含む無効なものになる。また、ASSIGNス
anonymous FTPサービスの利用
テートメントにNOを指定した場合でも、日本語列名が8バイトを
1. ftp.sas.comにFTP接続します。
ファイル名 :ACCODBC.LZH
超えると、SAS変数名が日本語を含む無効なものになる。
2. ユーザIDとパスワードは、以下を使用してください。
対応プラットフォーム:Windows 3.1, Windows 95, Windows NT
3. DBLOADプロシジャでLotus 1-2-3(*.wk1,*.wk4)ファイルを作成
Name(ftp.sas.com.userid):anonymous
使用方法 :LHAで解凍後、readme.txtファイルをご覧
すると、"WARNING: ERROR: unable to access message Password:お客様のE-mailアドレス
ある。
III. 日本語ファイル名対応モジュール
ファイル名 :SASHOST.LZH
列名に日本語が含まれるデータベーステーブルを読み込んだ場合、
ください。
29.96" が発生してファイルが正常に作成されない。
対応プラットフォーム:Windows 3.1, Windows 95, Windows NT
対象リリース :Windows版 SASシステムリリース6.12 4. DBLOADプロシジャでdBASE(*.dbf)ファイルを作成するとき、
使用方法 :LHAで解凍後、readme.txtファイルをご覧
:TS020 DBCS2716
LABELステートメントを指定し、なおかつSAS変数のラベルに日
※上記の方法で入手することが困難な場合には、
ください。
この修正ファイルを適用することにより、次の不具合が修正されます。
本語が含まれると、dBASEテーブルの列名が正しく作成されな
弊社テクニカルサポートにご相談下さい (TEL: 03-3533-3877)。
対象リリース :Windows版 SASシステムリリース6.12 い場合がある。
TS020
5. 書出しウィザードを使用してdBASE(*.dbf)ファイルを作成すると
この修正ファイルを適用することにより、次の不具合が修正されます。
き、SAS変数のラベルを出力するように指定し、なおかつSAS変
数のラベルに日本語が含まれると、dBASEテーブルの列名が正
3. ディレクトリは、/pub/webfiles/Japan/maint/windows/612です。
アップデート情報
(現象)
(現象)
1. PROGRAM EDITORに「噂('895c'x)」、「予('975c'x)」など第2
SQLプロシジャパススルー機能で、列名に日本語が含まれるODBC
バイトが '5c'xの文字を含むファイルを読み込もうとすると、次
対応アプリケーションのテーブルを読み込んだ場合、日本語列名が、
のメッセージボックスが表示されファイルを読み込めない アンダースコア(_)を含む任意のSAS変数名に変換される仕様を、
(Windows 3.1、Windows 95)。
VARn (n=0,1,2...)という変数名に変換されるように変更。
2. [ファイル]メニューの使用ファイルリストに、第2バイトが'5c'x
の文字を含むファイルが正しく表示されない(Windows NTのみ)。
IX. SAS/ACCESSソフトウェア SYBASEおよびSQL
Serverインタフェース修正ファイル
ファイル名 :ACCSYB.LZH
VII. SAS/ACCESSソフトウェア ORACLEインタフェ
ース修正ファイル
IV. SASVWU.DLL 修正ファイル
提供された修正モジュール
しく作成されない場合がある。
対応プラットフォーム:Windows 3.1, Windows 95, Windows NT
使用方法 :LHAで解凍後、readme.txtファイルをご覧
ください。
ファイル名 :ACCORA.LZH
対象リリース :Windows版 SASシステムリリース6.12 ファイル名 :SASVWU4.LZH
対応プラットフォーム:Windows 95, Windows NT
TS020 DBCS2716
対応プラットフォーム:Windows 3.1, Windows 95, Windows NT
使用方法 :LHAで解凍後、readme.txtファイルをご覧
この修正ファイルを適用することにより、次の不具合が修正されます。
使用方法 :LHAで解凍後、readme.txtファイルをご覧
ください。
ファイル名 :ASSIST.LZH
ください。
対象リリース :Windows版 SASシステムリリース6.12 (現象)
対応プラットフォーム:全プラットフォーム
対象リリース :Windows版 SASシステムリリース6.12 TS020 DBCS2716
1. ACCESSプロシジャでASSIGNステートメントにYESを指定して、
使用方法 :LHAで解凍後、readme.txtファイルをご覧
TS020
この修正ファイルを適用することにより、次の不具合が修正されます。
列名に日本語が含まれるSYBASEまたはSQL Serverテーブルを読
ください。
この修正ファイルを適用することにより、次の不具合が修正されます。
I. SAS/ASSISTソフトウェア 修正ファイル
対象リリース :6.12 TS020 DBCS2716
み込んだ場合、SAS変数名が日本語を含む無効なものになる。
(現象)
また、ASSIGNステートメントにNOを指定した場合でも、日本語
(現象)
1. ACCESSプロシジャをサブミットしてビューディスクリプタを作
列名が8バイトを超えると、SAS変数名が日本語を含む無効なも
1. SAS/GRAPHソフトウェアでグラフを印刷する際に、[印刷中]のダ
成し、このビューに対しDATAステップ、PRINTプロシジャ等を
のになる。
(現象)
イアログウィンドウが表示されたまま応答がなくなる場合がある。
実行すると "ERROR: Invalid data type."が発生する場合がある。
2. SQLプロシジャ パススルー機能で、列名に日本語が含まれる SAS/ASSISTソフトウェアで、
2. SASシステムをインストールしたディレクトリ(フォルダ)名に日
2. SQLプロシジャ パススルー機能で、列名に日本語が含まれる SYBASEまたはSQL Serverテーブルを読み込んだ場合、日本語列
1. グラフ作成時、フォントリストに[その他]の項目が表示されず、
本語が含まれる場合、SASシステムが起動できない、LOGウィン
ORACLEテーブルを読み込んだ場合、日本語列名が、アンダー
名が、アンダースコア(_)を含む任意のSAS変数名に変換される仕
MINCHOフォントなどが指定できない。
ドウに WARNINGが表示されるなどの問題が発生する。
スコア(_)を含む任意のSAS変数名に変換される仕様を、VARn 様を、VARn (n=0,1,2...)という変数名に変換されるように変更。
2. グラフィックドライバのテストパターンを表示させる際、表示す
3. submitブロックを無限ループさせるプログラムを含んだ SCLエ
(n=0,1,2...)という変数名に変換されるように変更。
るテストパターンに[全部]を指定するとエラーが発生する。
ントリを実行すると、メモリリークが発生しシステムが不安定に
3. [レポート作成]→[テーブル]メニューで統計量に[標準偏差]を指定
なる場合がある。
この修正ファイルを適用することにより、次の不具合が修正されます。
した場合、[処理オプション]→[列の出力、入力形式]を選択して表
示されるウィンドウに、誤って[標準誤差]と表示される。
VIII. SAS/ACCESSソフトウェア PC File Formatsイ
ンタフェース修正ファイル
V. SAS 32bit ODBCドライバ 修正ファイル
4. 同じく、[処理オプション]→[列の出力、入力形式]を選択して統
モジュール入手方法
上記のモジュールは、次のいずれかの方法で入手できます。
ファイル名 :ACCPCFF.LZH
計量の出力形式を指定する際、[出力形式の幅の指定]ウィンドウで、
ファイル名 :ODBC32A.LZH
対応プラットフォーム:Windows 3.1, Windows 95, Windows NT
NIFTY-Serve SAS Stationの利用
"[" および "]" の代わりに下線(_)が2つ表示される。
対応プラットフォーム:Windows 95, Windows NT
使用方法 :LHAで解凍後、readme.txtファイルをご覧
1. NIFTY-Serveのトップメニューで「GO SAS」を入力し、SAS
使用方法 :LHAで解凍後、readme.txtファイルをご覧
ください。
ください。
対象リリース :Windows版 SASシステムリリース6.12 2.「4:データライブラリ」を選択します。
対象リリース :Windows版 SASシステムリリース6.12 TS020 DBCS2716
3.「4 メンテナンスモジュール」に登録してありますので、それぞ
TS020
この修正ファイルを適用することにより、次の不具合が修正されます。
れダウンロードしてください。
II. SAS/EISソフトウェア 修正ファイル
ファイル名 :EISBOL1.LZH
対応プラットフォーム:全プラットフォーム
Stationに入ります。
この修正ファイルを適用することにより、次の不具合が修正されます。
使用方法 :LHAで解凍後、readme.txtファイルをご覧
(現象)
WWW FTPサービスの利用
ください。
(現象)
1. ACCESSプロシジャでファイル名に日本語が含まれるExcel(*.xls)
1. 弊社ホームページにアクセスします(URL http://www.sas.com/japan/)。
対象リリース :6.12 TS020 DBCS2716
Windows 95またはWindows NT上でSAS ODBCドライバのシステ
ファイルのビューディスクリプタを作成し、このビューに対し 2.「テクニカルサポート」→「FTPサービス」を選択し、サーバに
この修正ファイルを適用することにより、次の不具合が修正されます。
ムデータソースを作成する際に、[アクセスメソッド]の設定ができ
DATAステップ、PRINTプロシジャ等を実行すると "ERROR: 接続します。
ない。
Invalid file specified." が発生する場合がある。
3. ディレクトリは、http://www.sas.com/files/Japan/maint/
2. ACCESSプロシジャでASSIGNステートメントにYESを指定して、
windows/612です。
(現象)
SAS/EISソフトウェアで複数の分析変数を指定して拡張レポートを
作成した場合、ウィンドウ右側部分のデータが表示されない場合が
VI. SAS/ACCESSソフトウェア
ODBCインタフェース修正ファイル
SAS変数名が日本語を含む無効なものになる。また、ASSIGNス
anonymous FTPサービスの利用
テートメントにNOを指定した場合でも、日本語列名が8バイトを
1. ftp.sas.comにFTP接続します。
ファイル名 :ACCODBC.LZH
超えると、SAS変数名が日本語を含む無効なものになる。
2. ユーザIDとパスワードは、以下を使用してください。
対応プラットフォーム:Windows 3.1, Windows 95, Windows NT
3. DBLOADプロシジャでLotus 1-2-3(*.wk1,*.wk4)ファイルを作成
Name(ftp.sas.com.userid):anonymous
使用方法 :LHAで解凍後、readme.txtファイルをご覧
すると、"WARNING: ERROR: unable to access message Password:お客様のE-mailアドレス
ある。
III. 日本語ファイル名対応モジュール
ファイル名 :SASHOST.LZH
列名に日本語が含まれるデータベーステーブルを読み込んだ場合、
ください。
29.96" が発生してファイルが正常に作成されない。
対応プラットフォーム:Windows 3.1, Windows 95, Windows NT
対象リリース :Windows版 SASシステムリリース6.12 4. DBLOADプロシジャでdBASE(*.dbf)ファイルを作成するとき、
使用方法 :LHAで解凍後、readme.txtファイルをご覧
:TS020 DBCS2716
LABELステートメントを指定し、なおかつSAS変数のラベルに日
※上記の方法で入手することが困難な場合には、
ください。
この修正ファイルを適用することにより、次の不具合が修正されます。
本語が含まれると、dBASEテーブルの列名が正しく作成されな
弊社テクニカルサポートにご相談下さい (TEL: 03-3533-3877)。
対象リリース :Windows版 SASシステムリリース6.12 い場合がある。
TS020
5. 書出しウィザードを使用してdBASE(*.dbf)ファイルを作成すると
この修正ファイルを適用することにより、次の不具合が修正されます。
き、SAS変数のラベルを出力するように指定し、なおかつSAS変
数のラベルに日本語が含まれると、dBASEテーブルの列名が正
3. ディレクトリは、/pub/webfiles/Japan/maint/windows/612です。
SAS Technical News 編集部からのお知らせ
SAS Technical Newsは広くSASシステムを知っていただくため、
深くSASシステムを利用していただくために発行しております。職
場の皆様や、学校の教員・学生の皆様など、SASシステムをご利用
の方に無料でご提供しておりますので、多くの方がご講読ください
最新リリース情報
ますようお願いいたします。なお、編集部では、本紙を確実にお届
けできるよう講読者リストを管理しておりますが、宛先不明で戻っ
てくるケースがあります。お近くに以下のような方がいらっしゃい
ましたら、お手数ですがその方を通じてファクシミリまたは電子メ
■PCプラットフォーム
ールで編集部までご連絡ください。
Windows版
SASシステムリリース 6.12
TS020
・講読申込をしたのに送付されてこない方
OS/2版
SASシステムリリース 6.12
TS020
・違う住所、部署に送付されている方
Macintosh版
SASシステムリリース 6.12
TS040 *
・複数部送付されてくる方
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SASシステムリリース 6.10
TS038
SAS Technical News 講読申込要領
■ミニコンピュータプラットフォーム
SAS Technical Newsの講読申込、講読中止、または送付先変更を
希望される方は、以下の項目をご記入の上、ファクシミリ、郵便、
OpenVMS AXP版 SASシステムリリース 6.12
TS020 *
OpenVMS AXP版 SASシステムリリース 6.09
TS048
OpenVMS VAX版 SASシステムリリース 6.09E TS455 *
または電子メールでお送りください。
特集1
○ 申込内容
- 新規講読希望
■UNIXプラットフォーム
- 講読中止
- 送付先の変更 (SAS Technical News のみ/弊社からの全ての送付物)
MIPS ABI版
SASシステムリリース 6.11
TS040
○ お名前 (フリガナもご記入ください)
Digital Unix版
SASシステムリリース 6.12
TS040
○ 貴社名・ご所属 (正式な名称でご記入ください)
ABI+版
SASシステムリリース 6.11
TS040
○ 郵便番号・ご住所
SunOSおよびSolaris版 SASシステムリリース 6.12
TS020
○ 電話番号
HP-UX版
SASシステムリリース 6.12
TS020
○ FAX番号
AIX版
SASシステムリリース 6.12
TS020
○ 電子メールアドレス
OpenVMS VAX版 SASシステムリリース 6.09
TS407
○ SAS Technical Newsへのご要望、ご感想などがあれば、ご自由
にどうぞ
■メインフレームプラットフォーム
特集1 WebパブリッシングツールとSAS/IntrNetソフトウェアの紹介
特集2 前臨床アプリケーションの紹介
Q&A
SAS/IntrNet ソフトウェアは、SASシステムの可能性をインターネ
お問い合わせ/お申し込み先:
MVS版
SASシステムリリース 6.09E TS450 *
〒104 東京都中央区勝どき1-13-1 イヌイビル・カチドキ8F
MVS版
SASシステムリリース 6.08
TS415
株式会社 SASインスティチュートジャパン
MSP版
SASシステムリリース 6.08
TS415
SAS Technical News 編集部
VOS3版
SASシステムリリース 6.08
TS420
TEL: 03-3533-3833
CMS版
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E-mail: [email protected]
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Webパブリッシングツールと
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布 す る こ と が で き ま す。ま た N e t s c a p e N a v i g a t o r や I n t e r n e t
Explorer などのWebブラウザからリクエストを送り、SASシステム
を実行させるオンデマンドプロセッシング機能も実現しました。本
特集では、このプロダクトの機能とサンプルアプリケーションを紹
介します。
1. Webパブリッシングツール(静的なWebの活用)
SASシステムを用いて、インターネット・イントラネット上に静的
にデータを提供するWeb用のパブリッシング(出版)ツール群です。
1.1 HTMLフォーマッタ
SASシステムの実行結果やSASデータセットをHTMLファイルに変
換するユーティリティです。マクロとして提供され、生成したい
HTMLファイル名と設定などを指定するだけで、実行できます。
HTMLフォーマッタには現在3つのフォーマッタがあります。
・データセットフォーマッタ(ds2htm)
発行
株式会社SASインスティチュートジャパン
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〒104 東京都中央区勝どき1-13-1 イヌイビル・カチドキ 8F
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〒530 大阪市北区堂島浜1-4-16 アクア堂島西館 12F
TEL: 06-345-5700 FAX: 06-345-5655
URL http://www.sas.com/japan/
NIFTY-Serve SAS Station:go sas
任意のデータセットをHTMLのテーブル形式に変換します。
・テーブルフォーマッタ(tab2htm)
TABULATEプロシジャの結果をキャプチャし、HTMLのテーブル
形式に変換します。クロス集計などの結果を、簡単にWebに提供
できます。
・アウトプットフォーマッタ(out2htm)
SASシステムの実行結果、つまりOUTPUTウィンドウに表示され
た結果をキャプチャし、HTMLファイルに変換します。
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