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第2【事業の状況】
第2【事業の状況】 1【業績等の概要】 (1)業績 第3期事業年度(自 平成19年4月1日 至 平成20年3月31日) 当事業年度における我が国経済は、家計部門の低迷が続くなか、新興国・資源国向けに牽引された輸出と前向き な設備投資スタンスを背景に、企業部門主導の緩やかなペースの回復基調が持続されました。一方、昨年夏ごろか ら、米国サブプライム問題、原油など一次産品価格の高騰、建築基準法改正による建築着工の大幅減少といったマ イナス要因が台頭し、景気の下振れ圧力が強まりつつある状況であります。 このような経済状況の中、当社は平成17年2月に発効となった『京都議定書』によりCO2等の削減が迫られる などエネルギー効率が重視されるようになったことに注目し、各事業主の関心事であるエネルギーコスト及び環境 負荷の削減を目的として営業活動を推進してまいりました。エネルギーコストの削減を目指した事業としましては、 中小規模事業者向けに対する電力料金削減コンサルティングを行った上での電子ブレーカー販売を主軸として事業 展開を行なってまいりました。 また、新事業としましては、『京都議定書』のCO2削減目標に対し企業として貢献していくことが大きなビジ ネスチャンスであるととらえ、一般家庭向けに環境適合型商品である自然冷媒ヒートポンプ式給湯器(エコキュー ト)等の販売事業を平成19年7月より開始いたしました。この事業を推進することで、CO2の削減にも寄与できる ものと考えております。 以上の結果といたしまして、当事業年度における売上高は1,890,440千円(前期比100.4%増)となりました。 利益面につきましては、支店の開設(名古屋支店、福岡支店)、拡販のための積極的な人員採用等により、販売費 及び一般管理費は増加したものの、仕入値や工事原価の低減効果により、売上総利益は1,312,639千円(前期比 116.0%増)、営業利益210,238千円(前期比227.2%増)、経常利益210,417千円(前期比206.1%増)、当期純利益 111,861千円(前期比213.9%増)となりました。 第4期第2四半期累計期間(自 平成20年4月1日 至 平成20年9月30日) 当第2四半期累計期間における我が国経済は、米国における金融不安を起因とした株式・為替市場の変動などの 影響を受け、景気の見通しが厳しくなる状況となりました。 このような経済状況の中、当社は事業者向けには電力料金削減等のコンサルティング、一般家庭には光熱費及び CO2排出量の削減等の提案といった市場のニーズに応えた営業活動を行った結果、好調な業績を達成することが できました。 エネルギーコストソリューション事業においては、業容及び人員数の拡大に伴い受注は順調に推移しており、ま た、取引数量の増大による仕入原価の低減により、利益率は増加傾向で推移しました。 エコロジーソリューション事業においては、エコキュート等オール電化製品に対する旺盛な需要に支えられ、ま た、昨年7月の事業開始以来の販売ノウハウの蓄積及び人員数の拡大により、受注数は着実に伸長しました。 リレーションシップ事業においても、受注は順調に推移しました。 以上の結果、売上高1,377,265千円、営業利益225,159千円、経常利益218,454千円、四半期純利益119,977千円と なりました。 - 20 - (20) / 2009/02/06 11:52 (2009/02/06 11:52) / 000000_wk_08539755_0202010_事業_osxユビキタスエナジー_目.doc (2)キャッシュ・フローの状況 第3期事業年度(自 平成19年4月1日 至 平成20年3月31日) 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、事業規模の拡大及び資金調達により前事 業年度末に比べ237,363千円増加し、401,785千円となりました。 当事業年度中における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において営業活動の結果得られた資金は192,323千円(前年同期比208.1%増)となりました。 これは主に、税引前当期純利益が210,417千円(同241.0%増)となったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において投資活動の結果使用した資金は27,690千円(同13.3%減)となりました。 これは主に、既存の事業所の改装、名古屋支店及び福岡支店の開設に伴う有形固定資産の取得による支出8,615 千円、社内ネットワーク関連等構築による支出2,824千円及び敷金保証金の差入れによる支出15,837千円等による ものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において財務活動の結果得られた資金は、72,730千円(同25.6%減)となりました。 これは主に、平成19年7月の第三者割当増資の実施及び新株予約権の行使による78,000千円の調達、及び上場準 備に伴うコンサルティング費用による支出4,800千円等によるものであります。 第4期第2四半期累計期間(自 平成20年4月1日 至 平成20年9月30日) 当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末比べ11,274千円 増加し、413,059千円となりました。 当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当第2四半期累計期間において営業活動の結果得られた資金は40,323千円となりました。 これは主に、税引前四半期純利益218,177千円の計上による資金の増加、及び売上債権の増加90,156千円、法人 税等の支払103,911千円による資金の減少によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当第2四半期累計期間において投資活動の結果使用した資金は26,633千円となりました。 これは主に、仙台支店の開設、大阪支店の移転並びに本社の増床に伴う敷金保証金の差入れ23,206千円による支 出によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当第2四半期累計期間において財務活動の結果使用した資金は2,416千円となりました。 これは主に、上場準備に伴うコンサルティング費用2,400千円による支出によるものであります。 - 21 - (21) / 2009/02/06 11:52 (2009/02/06 11:52) / 000000_wk_08539755_0202010_事業_osxユビキタスエナジー_目.doc 2【生産、受注及び販売の状況】 (1)生産実績 該当事項はありません。 (2)仕入実績 当事業年度及び当第2四半期累計期間の商品仕入実績は、以下のとおりであります。 第3期事業年度 事業別 (自 平成19年4月1日 至 平成20年3月31日) エネルギーコストソリューション 事業(千円) エコロジーソリューション事業 (千円) リレーションシップ事業(千円) 合 計(千円) 前年同期比 (%) 第4期第2四半期累計期間 (自 平成20年4月1日 至 平成20年9月30日) 510,544 150.2 259,809 46,915 ― 125,226 38,218 1,948.9 24,800 595,678 174.2 409,835 (注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 2.エコロジーソリューション事業は第3期事業年度から開始のため、前年同期比較は行っておりません。 (3)販売実績 当事業年度及び当第2四半期累計期間の販売実績は、以下のとおりであります。 第3期事業年度 事業別 (自 平成19年4月1日 至 平成20年3月31日) エネルギーコストソリューション 事業(千円) エコロジーソリューション事業 (千円) リレーションシップ事業(千円) 合 計(千円) 前年同期比 (%) 第4期第2四半期累計期間 (自 平成20年4月1日 至 平成20年9月30日) 1,694,991 180.5 1,100,755 65,209 ― 206,954 130,239 2,845.6 69,555 1,890,440 200.4 1,377,265 (注)1.エコロジーソリューション事業は第3期事業年度から開始のため、前年同期比較は行っておりません。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、以下のとおりであります。 相手先 第2期事業年度 第3期事業年度 第4期第2四半期累計期間 (自 平成18年4月1日 (自 平成19年4月1日 (自 平成20年4月1日 至 平成19年3月31日) 至 平成20年3月31日) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) 株式会社クレディセゾン 663,801 70.4 1,209,555 64.0 NTTファイナンス株式会社 244,744 25.9 416,992 22.1 ― ― NECリース株式会社 ― ― 至 平成20年9月30日) 金額(千円) 553,286 ― 432,022 割合(%) 40.2 ― 31.4 3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 4.NTTファイナンス株式会社については、第4期第2四半期累計期間における割合が10%未満のため記載を省 略しております。 5.NECリース株式会社については、第2期事業年度、第3期事業年度における割合が10%未満のため記載を省 略しております。なお、NECリース株式会社は、平成20年11月30日に、NECキャピタルソリューション株 式会社へ社名変更しております。 - 22 - (22) / 2009/02/06 11:52 (2009/02/06 11:52) / 000000_wk_08539755_0202010_事業_osxユビキタスエナジー_目.doc 3【対処すべき課題】 (1)人材の確保と育成 当社の現在の事業は、中小規模事業者を対象とする電子ブレーカーやWeb作成ソフトウェアの販売と一般家庭向けの エコキュート及びIHクッキングヒーターの販売です。当社は直接顧客に働きかけて営業を行う必要があるため、当社の 業績は優秀な営業人員の確保とその育成速度に依存しています。そのため、階層別の研修及び従業員の意識調査を定期的 に実施することにより、実態に則したマネジメント体制を構築したいと考えております。 (2)商品ラインナップの拡充 現在の当社の取り扱い商品は電子ブレーカー、エコキュート及びIHクッキングヒーター、Web作成ソフトウェアに 限定されています。電子ブレーカーの市場は本格的に開拓され始めてからまだ数年であることから今後も開拓の余地のあ る市場であり、また環境対策の具体化が急速に進展するなかでエコキュートの市場規模は大きいと思われます。しかし、 当社が今後も高い成長を維持していくには、当社の得意とする中小規模事業者や一般家庭向けの省エネルギーや環境負荷 削減効果を有する商材の発掘によって、取り扱い商品のラインナップ拡充が必要不可欠と認識しています。 当社は、営業本部内で新規商材の発掘とその事業企画を継続的に行っていますが、当社の事業領域である省エネルギー やエコロジーの分野で優れた技術や商品を持つ企業の発掘及び業務提携の推進に今後一層注力する方針です。 (3)仕入先・外注工事先の確保 当社の仕入先は、現状電子ブレーカーで2社、エコキュート及びIHクッキングヒーターで2社となっております。仕 入先数の増加は当社の仕入コストの削減や顧客への安定的な製品供給の面で重要です。当社としては、現状の仕入先と良 好な関係を維持するとともに、特にエコキュート及びIHクッキングヒーターについては当社の販売数量の増加に伴い仕 入先数を増やしていくことが課題と認識しています。 また、当社の販売方法では電子ブレーカー並びにエコキュート及びIHクッキングヒーターの販売にはいずれも設置工 事の手配が伴います。効率的な販売活動を行うためには、工事業者の確保が必須です。当社は、仕入先のメーカーや商社 の紹介による優良工事業者の確保に加えて、当社独自のルートでも工事業者の発掘を継続的に行っています。 (4)内部統制システムの強化 当社は、平成19年3月開催の取締役会において、会社法上要請される「内部統制システムの整備の方針」に関しての決 議を行っており、その後平成20年3月開催の取締役会においても最近の動向を踏まえて文言を一部改訂して再度決議をし ています。また金融商品取引法上要請される内部統制システムの構築に関しても平成19年6月より社内プロジェクトを立 ち上げ、これに取り組んでいます。 しかし、当社は設立後まだ日が浅く常に新規事業やより効率的な業務フローの検討が社内でなされており、それに伴い 内部統制システム整備・構築上の課題が継続的に発生します。当社は、監査役監査や内部監査の過程で常に当社内外の状 況変化に応じた内部統制システムの仕組みの変更の必要性につき監査し、その結果を経営幹部へ速やかに伝達、対応策の 早期構築を促していきます。 (5)事業認知度の向上 当社の主力事業であるエネルギーコストソリューション事業は、未だ世間一般の認知度が必ずしも十分とは言えない状 況です。従って営業の過程で当社の事業内容を正しく知っていただくために労力を費やしています。当社の行う電力料金 削減コンサルティングが正しく理解され、世間の認知度を向上させることが、当社事業の発展に必要と認識しています。 また、事業認知度の向上のためには、法令遵守は当然のこととして、さらに一歩進めた説明責任の徹底と顧客の当社 サービスに対する真の理解と満足の獲得が必要と認識しています。 そのため、営業職社員に対しては、営業マニュアル、コンプライアンス規程を作成し、社内研修等を通じて説明責任等 の理解を促しております。また顧客に対しては、販売に際して顧客が当該製品・サービスの内容を正しく理解して購入の 意思決定をしているかを、商品購入におけるリスクの認識に係る確認書の徴収と営業部門のバック・オフィスである業務 部から顧客への電話連絡により確認をしております。 今後は、業務部が対応している顧客問合せ・クレーム対応に関する専属部署の設置、CTI(注)システムの導入による 営業職の監視強化や顧客サポートの拡充を行う方針であります。 (注)CTI(Computer Telephony Integration)とは、顧客に電話で応対するコールセンター業務に広く利用されている、 電話をコンピュータシステムに統合する技術のこと。 - 23 - (23) / 2009/02/06 11:52 (2009/02/06 11:52) / 000000_wk_08539755_0202010_事業_osxユビキタスエナジー_目.doc (6)個人情報管理の強化 当社は、個人情報保護に関する法律に定める個人情報取扱事業者に該当し、同法による規制の対象者となっています。 従って、コンピュータシステムにおけるセキュリティ強化に加えて、個人情報保護に係る個人情報取扱規程を定めて厳格 に運用しており、また当社Webサイト上にプライバシーポリシーを掲載しています。個人情報保護に係る社内研修は新 入社員向け研修カリキュラムの重要事項の一つとして位置付けられています。 - 24 - (24) / 2009/02/06 11:52 (2009/02/06 11:52) / 000000_wk_08539755_0202010_事業_osxユビキタスエナジー_目.doc 4【事業等のリスク】 以下には、当社の事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しています。また、当社と して必ずしもそのようなリスクには該当しない事項についても、投資判断の上で、あるいは当社の事業活動を理解する上 で重要と考えられる事項については、投資家及び株主に対する積極的な情報開示の観点から記載しています。 当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、その発生の予防及び発生時の対応に努力する方針ですが、当社 の経営状況及び将来の事業についての判断は、本項及び本書中の本項以外の記載を慎重に検討した上で行われる必要があ ると考えています。なお、以下の事項における将来に関する事項については、提出日(平成21年2月9日)時点において当 社で想定される範囲で記載したものです。また、以下の記載は当社株式への投資に関連するリスクの全てを網羅するもの ではありません。 1.電力業界の動向変化 (1)電力契約のプラン変更 提出日現在、低圧電力契約には負荷設備契約と主開閉器契約があります。当社は、顧客が電力基本料金の引き下げを 目的として負荷設備契約から主開閉器契約へ変更する際に、リース会社経由で顧客に対して電子ブレーカーを販売する ことをエネルギーコストソリューション事業の根幹としております。 電力契約の種類は電力供給事業者が定めるものであるため、電力供給事業者が何らかの理由によって電力契約の種類 を変更し、顧客にとって契約内容を変更するメリットが低下した場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)電力単価の変動 当社が現在行っているエネルギーコストソリューション事業は、具体的には顧客の電力契約の種類変更に係るコンサ ルティングを通じて、電力基本料金の引き下げを目的とした電力契約の種類変更を助言し、電子ブレーカーの購入を促 すものですが、原油価格の大きな変動等国際情勢の変化や発電・送電に係る技術革新等によって電力単価が大幅に下落 した場合、当社の提案による顧客の電力料金削減効果が希薄化され、当社の提案が採用される割合が減少し、当社の業 績に影響を及ぼす可能性があります。 2.信用リスクの変化 当社の事業はいずれも業務提携しているリース会社及びクレジット会社(以下リース会社等)より顧客へ商品をリース 供与及びクレジット供与することが通常の業務フローとなっており、リース会社等を通さずに直接顧客へ販売する件数 は僅少です。従って、当社が顧客の信用リスクにより直接影響を受けることは殆どありませんが、当該顧客の信用状態 が悪化しリース及びクレジット債務支払いの延滞事例が増加してきた場合等、リース会社等の顧客に対する与信承認率 の低下を通じて、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 3.仕入先のリスク 当社の事業は、メーカー及びその代理店(以下メーカー等)から商品を仕入れています。当社は、商品の知的所有権及 び仕入先との関係では独占販売権を有していません。 そのため、仕入先は当社以外の事業者と販売代理店契約や商品売買基本契約を締結する権利を有しており、また自ら 顧客に対して販売することも可能です。 従って、何らかの事情で商品の供給が停止した場合や販売における仕入先及び仕入先が販売代理店契約や商品売買基 本契約を締結した事業者との間で競合等が生じることで当社の販売が困難となり、当社の業績に影響を及ぼす可能性が あります。 4.法的規制 エコロジーソリューション事業は、一般家庭を対象としてエコキュート及びIHクッキングヒーターを販売しており ますが、以下の法的規制を受けております。 (1)特定商取引に関する法律 当社は、エコロジーソリューション事業にて、個人に対して電話で面談の約束を取った後自宅を訪問して、エコ キュート及びIHクッキングヒーターの購入を勧誘するため、「特定商取引に関する法律」の適用があります。 「特定商取引に関する法律」は、訪問販売に対する種々の行為規制(同法第3条乃至第6条等)等を定めておりますが、 同法に違反する行為を行った場合には、当社は業務の改善指示(同法第7条)、停止命令等の行政処分(同法第8条)等を 受ける可能性があります。 - 25 - (25) / 2009/02/06 11:52 (2009/02/06 11:52) / 000000_wk_08539755_0202010_事業_osxユビキタスエナジー_目.doc 当社は、訪問販売活動を行う営業職従業員に対するコンプライアンス研修を実施するなど、従業員が同法に違反する 行為を行なわないよう指導しており、これまでに業務改善指示、停止命令等の行政処分を受けたことはありませんが、 今後何らかの理由で当社が行政処分を受けた場合には当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、将来これら の法令等の改正又は新たな法令等が制定され、当社が適切に対応できない場合には当社の業績に影響を与える可能性が あります。 なお、当社が行っている訪問販売においては、同法上、クーリング・オフ制度(同法第9条)即ち顧客が商品を受け 取ってから一定期間内に解約(返品)ができる制度が定められており、当社においてもクーリング・オフ期間中の解約 (返品)を受け付けております。 これまでクーリング・オフ期間中に大量の解約(返品)が発生した事実はありませんが、今後大量の解約(返品)が発生 した場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (2)消費者契約法 当社は、エコロジーソリューション事業にて、個人に対してエコキュート及びIHクッキングヒーターを販売してい るため、消費者契約法の適用があります。 同法上、事業者が重要事項について事実と異なることを告げ、これによって消費者が告げられた内容を事実だと誤認 した場合など、一定の場合には、消費者は一方的に契約を取り消すことができます(同法第4条等)。 当社は、従業員に対し同法に違反した行為を行わないよう徹底して指導を行っており、これまで、同法に基づき解約 が発生した事実はありませんが、今後大量の解約が発生した場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (3)不当景品類及び不当表示防止法 当社の販売活動に対しては不当景品類及び不当表示防止法の適用があります。同法との関連で、エコキュート及びI Hクッキングヒーターの販売の過程において、例えば、①電気料金の削減効果を過大に表示することで同法第4条1項 1号に定める優良誤認表示に該当する可能性があり、また、②事実に反して当選者のみが安い価格で購入可能等の勧誘 により商品を販売することは、同法4条1項2号の有利誤認表示に該当する可能性があります。 当社は、従業員がかような行為を行わないように研修を実施すると同時に営業活動の厳格な管理を行っていますが、 万が一かかる事態が発生したと認められた場合は行政処分の対象となる場合があり、当社の業績に影響を与える可能性 があります。 5.経営成績の変動について (1)特定製品への依存度が高いことについて 当社の事業は、エネルギーコストソリューション事業、エコロジーソリューション事業、リレーションシップ事業の 三つに区分されますが、エネルギーコストソリューション事業が当社の創業以来の主力事業であるのに対して、リレー ションシップ事業は、第2期の途中(平成19年2月)から開始し、エコロジーソリューション事業は第3期の途中(平成 19年7月)から開始した比較的新しい事業です。そのため、エネルギーコストソリューション事業が第3期の売上高に 占める割合は89.7%と高い水準となっております。 当社は、将来的にエコロジーソリューション事業をエネルギーコストソリューション事業と並ぶ当社の主力事業とし て育てていく方針ですが、当該事業が当社の期待通りに育っていく保証はなく、また何らかの事情によりエネルギーコ ストソリューション事業の販売が低迷した場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。 当社の事業区分別の売上高構成比率は以下のとおりであります。 事業区分 主要品目 エネルギーコストソ 電子制御ブレー リューション事業 カー エコロジーソリュー ヒートポンプ式 ション事業 給湯設備 リレーションシップ 事業 ソフトウェア 合 計 第1期 第2期 第3期 第4期 事業年度 事業年度 事業年度 第2四半期累計期間 自 平成17年7月4日 自 平成18年4月1日 自 平成19年4月1日 自 平成20年4月1日 至 平成18年3月31日 至 平成19年3月31日 至 平成20年3月31日 至 平成20年9月30日 100% 99.5% 89.7% 79.9% ― ― 3.4% 15.0% ― 0.5% 6.9% 5.1% 100% 100% 100% 100% - 26 - (26) / 2009/02/06 11:52 (2009/02/06 11:52) / 000000_wk_08539755_0202010_事業_osxユビキタスエナジー_目.doc (2)社歴が浅いことについて 当社の最近3事業年度における業績の推移は以下のとおりであります。 第1期(平成18年3月期)は、環境問題への関心が高まるなか、企業の経費削減ニーズに適合したものとして好意的に 受け入れられたことから、売上高は9か月間決算にもかかわらず180,313千円を計上できましたが、採用費の負担等か ら経常損失となりました。 第2期(平成19年3月期)は、営業販売体制確立へ向けて企業努力いたしました結果、売上高が大きく拡大し、経常利 益、当期純利益についても大きく伸長、通期では黒字転換・累積損失の解消をともに達成しております。 第3期(平成20年3月期)は、名古屋支店及び福岡支店の出店等主力事業であるエネルギーコストソリューション事業 の事業規模の拡大及び新規事業であるエコロジーソリューション事業が軌道に乗るなど、当社全体での事業規模が拡大 いたしました。 過年度の経営成績は、当社の売上高、利益等の推移を理解する要因の一つではありますが、今後も会社創設期である 第1期から第3期への推移に見られるような業績の伸長が期待できるとは限らず、既存商品や新規商材の販売が計画ど おり進捗しない可能性があります。 他方、当社は、平成17年7月4日に設立された社歴の浅い会社であるため、期間業績比較を行うために十分な期間の 財務数値が得られず、過年度の業績のみでは今後の当社の業績を判断する材料としては不十分な面があります。また、 エネルギーコストソリューション事業の業界自体の歴史が浅いため、同業他社との比較の際にも十分な判断材料が得ら れない可能性があります。 第1期 第2期 事業年度 売上高 経常利益又は 経常損失(△) 当期(四半期) 純利益又は 当期純損失(△) 純資産額 総資産額 従業員数 第3期 事業年度 第4期 事業年度 第2四半期累計期間 自 平成17年7月4日 自 平成18年4月1日 自 平成19年4月1日 自 平成20年4月1日 至 平成18年3月31日 至 平成19年3月31日 至 平成20年3月31日 至 平成20年9月30日 (千円) (千円) (千円) (千円) (千円) (名) 180,313 943,426 1,890,440 1,377,265 △30,217 68,749 210,417 218,454 △17,986 35,636 111,861 119,977 47,713 189,011 378,872 498,850 97,999 345,149 723,737 850,633 30 96 160 195 (注) 1.当社の設立は平成17年7月4日であり、第1期は平成17年7月4日から平成18年3月31日までの8か月と28日 間であります。 2.当社は、連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記 載しておりません。 3.売上高には、消費税等は含まれておりません。 4.従業員数は、就業人員数を表示しております。 5.第2期の財務諸表については旧証券取引法第193条の2の規定に基づき、第3期の財務諸表については金融商品 取引法第193条の2第1項の規定に基づき、監査法人トーマツの監査を受けております。なお、第4期第2四半 期の四半期財務諸表については金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、監査法人トーマツの四半期 レビューを受けております。 6.人材確保・定着について 当社は、顧客に直接働きかけて商品を販売することを事業の柱としているため、事業を展開していく上で人材が最も 重要な経営資源であります。従って優秀な人材を確保し定着させることが事業拡大には必要となります。 当社は、優秀な人材を大量に確保するため、採用関連費(平成20年3月期の求人費75,613千円)の継続的な支出をは じめとする採用活動の強化や採用した人材を定着させるための公正な人事評価制度、社内の良好なコミュニケーショ ン維持等多面的に方策を実施しております。 しかし、何らかの理由で必要な人材数の確保が困難になった場合や優秀な人材が流出し、退職率が上昇した場合、当 社の円滑な事業展開に多大な影響を及ぼす可能性があります。 - 27 - (27) / 2009/02/06 11:52 (2009/02/06 11:52) / 000000_wk_08539755_0202010_事業_osxユビキタスエナジー_目.doc 7. 配当政策について 当社は、平成17年7月の会社設立以降、配当を実施したことはありません。これは創業以来、事業規模の拡大及び事 業基盤の強化に向けて内部留保の充実を優先してきたためです。今後は、一層の経営基盤の強化に向けて引き続き内部 留保を充実させるとともに、会社業績の動向に応じて株主への利益還元に取り組んでいく方針であります。 8.個人情報漏洩リスクについて 当社は、個人情報の保護に関する法律第2条第3項に定める「個人情報取扱事業者」に該当し、そのため同法の適用 があります。当社は、同法を遵守するために、社内規程として個人情報取扱規程を定め、厳格に運営しております。具 体的には、当社の取締役を統括個人情報管理責任者に指名して個人情報保護の管理を行うとともに、定期的に個人情報 保護の監査を実施させております。また、当社のホームページに当社の個人情報保護への取組とプライバシー・ポリ シーを掲載しております。 以上のとおり、個人情報の保護体制には万全を期していますが、何らかの原因で当社が保有している個人情報が漏え いするなどした場合、適切な対応を行うためのコスト負担、当社の社会的信用の低下、当社に対する損害賠償請求等に より、当社の業績に悪影響が生じる可能性があります。 9.新株予約権行使による株式価値の希薄化について 当社は、役員及び従業員のインセンティブ向上を目的として、従業員持株会に加えて、役員及び従業員個人に対する ストック・オプション制度を導入しています。当社は、インセンティブ・プランの存在がこれまで当社が優秀な人材を 確保できた重要な要因の一つと考えており、今後もかかるインセンティブ・プランを継続する所存です。平成20年12月 末現在、ストック・オプションによる潜在株式数は139,200株であり、発行済株式総数1,400,600株の9.9%に相当して います。 現在付与している新株予約権に加えて、今後付与される新株予約権の行使が行われた場合、保有株式の株式価値が希 薄化する可能性があります。 - 28 - (28) / 2009/02/06 11:52 (2009/02/06 11:52) / 000000_wk_08539755_0202010_事業_osxユビキタスエナジー_目.doc 5【経営上の重要な契約等】 (1)仕入・外注に関する契約 契約締結日 平成17年9月1日 契約書名 販売代理店契約書 契約締結日 サービス規約・覚 書 (注) 契約内容 契約期間 電子ブレーカーの 1年間(自動更新の ターナショナル 販売代理店の契約 条項有り) 契約書名 工事ドットネット 平成19年2月1日 契約相手先 株式会社ネオイン 契約相手先 株式会社アントレ プレナー 契約内容 契約期間 「サイトアップシ ステム」の仕入及 期間の定めなし び販売 商用目的のビジネスサイトを簡単に構築できるホームページ作成ソフトで、専門知識なしに運営すること が可能。 契約締結日 平成19年11月30日 契約書名 契約相手先 契約内容 契約期間 商品売買基本契約 株式会社ネオ・ 電子ブレーカーの 1年間(自動更新の 書 コーポレーション 継続的売買の契約 条項有り) (2)リース・クレジットに関する契約 契約締結日 契約書名 リース契約・割賦 平成17年9月8日 販売契約の取扱い に関する基本契約 書 契約締結日 平成17年9月13日 契約相手先 ティ・リース株式 電子ブレーカーの 会社(現:NTT リース契約等の取 ファイナンス株式 扱い 契約相手先 リース業務提携申 株式会社クレディ 込書 セゾン 契約書名 事務協定書 平成19年7月2日 株式会社(現:三井 住友ファイナンス 契約書名 取扱基本契約書 契約締結日 契約内容 電子ブレーカーの リース契約等の取 扱い 契約相手先 &リース株式会社) 契約締結日 1年間(自動更新の 条項有り) 会社) 三井住友銀リース 平成19年2月21日 契約期間 エ ヌ ・ テ ィ ・ 契約書名 契約締結日 契約内容 契約内容 電子ブレーカーの リース契約等の取 扱い 契約期間 1年間(自動更新の 条項有り) 契約期間 1年間(自動更新の 条項有り) 契約相手先 契約内容 契約期間 三菱電機クレジッ 商品の割賦販売の 1年間(自動更新の ト株式会社 取扱い 条項有り) 契約書名 契約相手先 契約内容 契約期間 NECリース株式 平成19年12月25日 プロモーション 会社(現:NEC 電子ブレーカーの リースに関する協 キ ャ ピ タ ル ソ リース契約等の取 定書 リューション株式 扱い 1年間(自動更新の 条項有り) 会社) 契約締結日 平成20年6月11日 契約書名 加盟店基本契約書 契約相手先 契約内容 株式会社オリエン 商品の割賦販売の トコーポレーショ 取扱いに関する基 ン 本契約 - 29 - (29) / 2009/02/06 11:52 (2009/02/06 11:52) / 000000_wk_08539755_0202010_事業_osxユビキタスエナジー_目.doc 契約期間 期間の定めなし 6【研究開発活動】 該当事項はありません。 - 30 - (30) / 2009/02/06 11:52 (2009/02/06 11:52) / 000000_wk_08539755_0202010_事業_osxユビキタスエナジー_目.doc 7【財政状態及び経営成績の分析】 当社は、子会社を有しておりませんので、財政状態及び経営成績の分析・検討内容は当社の財務諸表に基づいて 分析した内容です。 なお、本文における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成しております。 その作成は、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを 必要とします。経営者は、給与賃金及び諸手当の計上、繰延税金資産の回収可能性の判断等につきまして、過去の 実績等を勘案して合理的に見積りを行なっておりますが、実際の結果は、見積もりによる不確実性のため、これら の見積もりと異なる場合があります。 (2)財政状態の分析 第3期事業年度末(平成20年3月31日) (流動資産) 当事業年度末における流動資産は655,745千円となり、前事業年度末に比べて352,183千円増加いたしました。こ れは主に、事業の拡大により現金及び預金が237,363千円、売掛金が81,755千円、商品が17,876千円、繰延税金資 産が12,708千円増加したことによるものであります。 (固定資産) 当事業年度末における固定資産は67,395千円となり、前事業年度末に比べて26,830千円増加いたしました。これ は主に、支店開設及び事務所改装により建物が5,353千円、敷金保証金が15,101千円増加、社内ネットワーク整備 により工具、器具及び備品が4,460千円増加、ホームページ制作によりソフトウェアが1,401千円増加したことによ るものであります。 (流動負債) 当事業年度末における流動負債は342,859千円となり、前事業年度末に比べて188,975千円増加いたしました。こ れは主に、事業の拡大により買掛金が8,928千円、未払金が87,842千円、未払消費税等が12,315千円、未払法人税 等が84,283千円増加したことによるものであります。 (固定負債) 当事業年度末における固定負債は2,004千円となり、前事業年度末に比べて249千円減少いたしました。これは主 に、社内設備の一部を立替払いにしたことに伴う長期未払金が支払いにより減少したことによるものであります。 (純資産の部) 当事業年度末における純資産の部は378,872千円となり、前事業年度末に比べて189,861千円増加いたしました。 これは、平成19年7月に第三者割当及び新株予約権の行使による新株発行により78,000千円増加し、また当期純利 益を111,861千円計上したことによるものであります。 - 31 - (31) / 2009/02/06 11:52 (2009/02/06 11:52) / 000000_wk_08539755_0202010_事業_osxユビキタスエナジー_目.doc 第4期第2四半期会計期間末(平成20年9月30日) (流動資産) 当第2四半期会計期間末における流動資産は755,885千円となり、前事業年度末に比べて100,139千円増加いたし ました。これは主に、事業の拡大により現金及び預金が11,274千円、売掛金が90,156千円増加したことによるもの であります。 (固定資産) 当第2四半期会計期間末における固定資産は94,352千円となり、前事業年度末に比べて26,956千円増加いたしま した。これは主に、支店開設及び事務所改装により建物が6,288千円、工具、器具及び備品が6,284千円、敷金保証 金が15,509千円増加したことによるものであります。 (流動負債) 当第2四半期会計期間末における流動負債は350,170千円となり、前事業年度末に比べて7,310千円増加いたしま した。これは主に、事業の拡大により買掛金が19,482千円増加し、税金等の支払により未払消費税等が6,763千円、 未払法人税等が6,362千円減少したことによるものであります。 (固定負債) 当第2四半期会計期間末における固定負債は1,613千円となり、前事業年度末に比べて390千円減少いたしました。 これは主に、社内設備の一部を立替払いにしたことに伴う長期未払金が支払いにより減少したことによるものであ ります。 (純資産の部) 当第2四半期会計期間末における純資産の部は498,850千円となり、前事業年度末に比べて119,977千円増加いた しました。これは、四半期純利益を119,977千円計上したことによるものであります。 (3)経営成績の分析 第3期事業年度(自 平成19年4月1日 至 平成20年3月31日) (売上高及び売上総利益) 当事業年度における売上高は、エネルギーコストソリューション事業を中心に事業規模が大幅に伸長したこと、 新規事業であるエコロジーソリューション事業を立ち上げたこと及び、リレーションシップ事業が軌道に乗って きたことから、売上高は1,890,440千円となり、前年比100.4%増加しました。また、エネルギーコストソリュー ション事業の拡大に伴う仕入コストの低下により売上総利益は1,312,639千円となり、前年比116.0%増加しまし た。売上総利益率は69.4%となり、前年対比5.0ポイント改善しております。 (販売費及び一般管理費) 当事業年度における販売費及び一般管理費は1,102,400千円となりました。人件費709,943千円、地代家賃 49,410千円、旅費交通費126,762千円、通信費40,877千円のほか、事業拡大による人員体制の拡充のための求人 費75,613千円が主な内訳となっております。 (営業外収益及び営業外費用) 当事業年度における営業外収益は6,005千円、営業外費用は5,827千円となりました。 営業外収益の主な内訳は、受取利息558千円、受取助成金1,700千円、受取手数料1,163千円、解約手数料2,530 千円となっております。 営業外費用の主な内訳は、支払利息131千円、創立費償却128千円、株式交付費470千円、株式交付費償却額297 千円、上場準備費用4,800千円となっております。 - 32 - (32) / 2009/02/06 11:52 (2009/02/06 11:52) / 000000_wk_08539755_0202010_事業_osxユビキタスエナジー_目.doc 第4期第2四半期累計期間(自 平成20年4月1日 至 平成20年9月30日) (売上高及び売上総利益) 当第2四半期累計期間における売上高は、エネルギーコストソリューション事業の事業規模が拡大したこと と、エコロジーソリューション事業が着実に売上を伸ばしていることから、売上高は1,377,265千円となりまし た。また、エネルギーコストソリューション事業及びエコロジーソリューション事業の拡大に伴う仕入コスト の低下により売上総利益は972,699千円となりました。売上総利益率は70.6%となり、前事業年度対比1.2ポイ ント改善しております。 (販売費及び一般管理費) 当第2四半期累計期間における販売費及び一般管理費は747,539千円となりました。人件費488,214千円、求人 費41,160千円、地代家賃33,486千円、旅費交通費86,392千円、通信費31,289千円が主な内訳となっております。 (営業外収益及び営業外費用) 当第2四半期累計期間における営業外収益は3,520千円、営業外費用は10,226千円となりました。 営業外収益の主な内訳は、受取利息539千円、受取手数料2,258千円、解約手数料617千円となっております。 営業外費用の主な内訳は、支払利息52千円、創立費償却64千円、株式交付費償却135千円、上場準備費用9,091 千円となっております。 - 33 - (33) / 2009/02/06 11:52 (2009/02/06 11:52) / 000000_wk_08539755_0202010_事業_osxユビキタスエナジー_目.doc