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平成28年度 事 業 計 画 - 全国シルバー人材センター事業協会

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平成28年度 事 業 計 画 - 全国シルバー人材センター事業協会
平成28年度 事 業 計 画
我が国においては、団塊の世代が65歳を迎えると同時に超高齢化社
会に突入し、少子高齢化による人口の減少が顕著となってきております。
そのような中、一人一人が主役となる「一億総活躍社会」の実現に向
け動き出した国の政策においては、
「高齢者が安心して働き続けられる
環境の整備や雇用保険の適用年齢の見直し検討」
、などと共に、シルバ
ー人材センターの『臨時的』
・
『短期的』
・
『軽易』という業務範囲限定の
要件緩和など、地域の実情に応じた高齢者の社会参加を促進するため
の制度の見直しが検討課題に掲げられています。
また、働く意欲のある高齢者が年齢にかかわりなくその能力や経験
を活かして生涯現役で活躍できる社会環境を整える必要性などが、昨
年の6月には閣議決定されており、今後ますます、シルバー人材センタ
ーの役割が重要になってくることは言うまでもありません。
「福祉の受け手から、社会の担い手」として、長年培った「知識と経
験」を活かし、これまで以上に活躍の場を広げてまいります。
まずは、会員の安全を第一に事故ゼロを目標に、さらなる事業の展開
に向け、就業機会の確保、安全適正就業、シルバー派遣事業の拡大を積
極的に推進します。
今後においても、高齢者の受け皿としての機能を十分に果たし、「社
会の支え手」を実践できるよう、多種多様な就業に対応できるように会
員の拡大・増強に努め、より効果的なセンターの運営に努めてまいりま
す。
今年度も、町・関係各位の指導・支援を仰ぎながら、シルバー人材セ
ンターの理念である「自主・自立・共働・共助」の精神に基づき、役職
員が力をあわせ、地域の皆様のご要望に応えられるよう事業の展開に
邁進してまいります。
1.基本方針
(1)受託事業
(2)会員の増強と就業機会確保事業
(3)独自事業の充実
(4)企画提案方式事業(町委託)の継続
(5)高齢者活用・現役世代雇用サポート事業
(6)普及啓発事業の推進
(7) 指導・相談事業
(8) 安全・適正就業対策事業の実施
(9)指定管理事業の実施
(10)自主的な組織運営の強化
2.基本方針に基づく事業実施計画
(1)受託事業
一般家庭、地方公共団体などの各種団体、企業等の発注者から請負、
委任契約等により仕事を受注する。
①
会員の希望、能力、住所等を考慮し、多くの会員が就業できるよう適任者
を選び就業の提供をする。
② 配分金単価、事務費については理事会において審議し、見直しを行う。
(2)会員の増強と就業機会確保事業
会員の増強、就業機会を拡大するため、地方公共団体、企業、一般家
庭等、様々な分野の就業開拓を行う。
①
②
③
④
会員の口コミによる勧誘活動と女性会員の入会促進
職群班を主体とした事業の確保
公共団体、企業、一般家庭等の既存受注の確保と新規開拓
発注者向けパンフレットの配布
(3)独自事業の充実
4~11 月までの毎週日曜日、
「あさいち」を開催
① 新規会員の募集
② シルバー「あさいち」まつりの開催
(4)企画提案方式事業の継続
地域社会における「介護」、
「環境」分野の課題に応えるため、町と
連携した地域密着型の事業を行う。
① 「介護」
町単独補助事業
いきいき教室の開催(朝日・織田・越前)
② 「教育・環境」
町単独補助事業
環境パトロール事業
(5)高齢者活用・現役世代雇用サポート事業
高齢者にサービス業等の人手不足分野や、介護、育児等の現役世代を支え
る分野で、派遣により会員に就業を提供して、シルバー人材センターとの雇
用関係のもとに、派遣先で指揮命令を受けて働く事が出来る労働者派遣事業
を積極的に推進する。
①
②
県連合と連携による事業の実施
多様な就業機会を会員に提供
(6)普及啓発事業の推進
事業を広く宣伝し、就業等を通して社会参加を希望する高齢者に対する
啓発を行い、就業機会開拓のPRを行う。
① 「えちぜんシルバーだより」年2回の発行、町内全戸配布
② ホームページによるPR活動
③ ボランティア活動の実施(各地区10月に実施)
④ 行政機関や関係団体と連携し、イベント等に積極的に参加しPRする。
(7)指導・相談事業
入会希望者や地域住民、発注希望者等、シルバー人材センターへの
入会に関する相談や、発注者からの相談に対応しながら、事業の円滑な
運営を図る。
(8)安全・適正就業対策事業の実施
安全就業を徹底し、事故ゼロを目指す。
センター会員の適正な就業の実施に取り組み、会員の公平な就業を
目指す。
①
②
③
④
⑤
安全委員会
・安全委員による安全パトロールの実施
・事故防止対策の強化と健康管理(健康診断受診)の徹底
・事故分析の検討とフォローアップ
・安全保護具等の整備と点検の実施
意識啓発を図る安全講習会等の開催
長時間就業の是正、ローテーション、グループ就業の実施
就業機会の公平化
労働者派遣事業への切替え
(9)指定管理事業の実施
指定管理者として、利用者のサービス向上に努めながら、福祉施設
の拠点として効果的な運営管理を目指す。
①
②
越前町老人福祉センター 「幸若苑」(5 年間)
越前町老人憩いの家 「陶寿園」(5 年間)
(10)自主的な組織運営の強化
組織強化の充実
①
②
理事会・各委員会の機能強化と会員の事業運営への参画
地区組織、職群班の育成強化
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