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見た目NEX、ポテンシャルはαボディ。 進撃のソニーα6000!
改 29 13 ㎜㎜ 高倍率ズームの先駆けタムロ ンからEマウント専用レンズ が堂々の新発売。 35ミリ判換 算27ミリから300ミリの広範 囲をカバーし、 良好な画質を 実現すべく特殊ガラスをふん だんに使用して、 強力な手ブ レ補正力で知られるタムロン 自慢の 「VC」機構を搭載。渾 身のソニーミラーレス対応レ ンズになりました。 デザイン もボディにぴったり。 30 タムロン18-200㎜ F3.5-6.3 Di Ⅲ VC 35 27 ㎜㎜ 0 3 30 N M 75 のではないかと思うレベルに到達し てくれます。 てます。そのオートフォーカスは高 ほかにも完成度の高さから評価の 高いソニーの﹁スイングパノラマ﹂ 精度のコントラストＡＦと高速動作 機能はシャッターを押してカメラを が売りな位相差ＡＦを併用した﹁フ 振るだけでより簡単確実にパノラマ ァストハイブリッドＡＦ﹂で画面全 写真が撮影でき、個性的な仕上がり 体に179点のＡＦセンサーを持っ が期待できる﹁ピクチャーエフェク ております。 ト﹂機能もより自然に、より完成度 またこのパワフルな画像エンジン を高くして搭載。この 種のエフェ ＢＩＯＮＺ Ｘは約 コマ／秒のＡ クト中、効果が3段階に強弱が付け Ｆ追随高速連写を可能にしており、 られる﹁絵画調ＨＤＲ﹂はとくにあ ほんと見た目のおとなしいＮＥＸ風 たくしのお気に入り機能であります。 な外観からは想像もできないモンス なんかこう明るい日常と暗い日常を ターマシンとなってますス 、 ーパ ーチャージャーとター 足して同一画面で見るような日常の ボを両方積んだマーチ 非日常的な描写が痛くお気に入りの スーパーターボ みたいなも エフェクトです。お試しあれ。 んです。そんなトンガリながらもユ ではさっそくα6000のレンズキ ットと共におでかけしてみましょう。 ーザーフレンドリーな機能も隙なく このレンズキットの E PZ 16-50 搭載。たとえば、 慣れないうちは中々 は電動ズー うまくいかない写真への人物の収め F3.5-5.6 OSS ムを搭載し、電源オフの収納時には 方などをサポートする﹁オートフレ まるでパンケーキレンズのような薄 ーミング﹂ ﹁オートポートレート﹂機 さに収まってしまいます。公式アナ 能。バランスのよい構図になるよう ウンスで全長 ・9ミリと意地と努 にカメラが自動でモデルを切り出し 力で ㎜切りましたよ、世界よこれ てステキな人物写真になるようにし 11 24 有効2430万画素CMOSセンサー。3 型92.1万ドットチルト式液晶モニ ター。 約144万ドット有機EL式内蔵EVF。 Wi-Fi対応 がイッツ・ア・ソニーだ！ Ｓサイズ機にしては度を越えてコン と言わ んばかりです。やたら薄いだけでは パクトなので二つを合わせたシルエ なく ミリ判換算で ミリから ミ ットは花形フードもあってかなりや リのワイドから中望遠までの一番美 る気を感じる見た目になります。で、 味しいところを押さえたズーム比で、 手にとるとアレっ？ てくらい小さ ズーム操作はリングとレバーの2系 く軽いのが素敵。 ミリ判換算 ミ 統で行います。スナップなどでズバ リから300ミリをカバーし、定評 ッと画角を変えたいときはリング、 のあるタムロンの﹁ＶＣ﹂手ブレ補 ムービー撮影でスムーズにズーミン 正機構を搭載したこのレンズ。旅に グしたいときはレバーで等速なんて スナップにオススメの1本です。 いう芸当が可能な欲張り標準ズーム それともうひとつ皆さんがソニー です。で、望遠レンズも欲しいんで α に求めているモノを忘れてはいま しょ？ せんよあたくし。 ﹁切れ味﹂ですよね。 わかってます。 ようがす、その場合は妖玉 E それではタムロンの新開発高倍率 をどうぞ。このマ ズ ー ム、 18-200 F/3.5-6.3 F 3.5 Macro なん クロ、あまり話題に上がりませんが Di VC ModelB011 てどうですみなさん。まるで純正レ 相当なキレ味レンズ。ただ見た目が ンズのように、いや純正以上にα 6 地味。キラキラした銀色なのに地味 000にマッチするこの外観に私が という稀有な存在感がこのＥ ㎜ Ｆ3・5 Ｍａｃｒｏを玄人好みとい 感じた印象は﹁コレ、ソニーから怒ら れやしねえか？﹂というフィット感。 わしめる所以かもしれません。 ハンパ無くピタッと決まってます。 このマクロ、ひとたび 味わえばきっと貴方の レンズ自体は十分コンパクトなん ですが、α 6000のボディがＡＰ 勝負玉。 35 O W ! I C A 得意のピクチャーエフェクト 「絵画調HDR」 使用。 高速3連写をカメラ内で合成し ているにも関わらず手持ち＆波しぶきもきっちり描写でズレは無し。 ワイドレン ズ感が出てくる24ミリスタートの良く写る軽いレンズと軽快なボディ、 いろいろ 試してみたくなる各種エフェクトと撮影が楽しくなるα6000セットであります。 G 見た目NEX、 ポテンシャルはαボディ。 進撃のソニーα6000! 70 7 装や改良を幾度も施されなが する﹁α ﹂が埋もれ消えてしまいそ ら大切に、長きにわたって第一 うな気がして。 線で活躍する看板名機をみるのが しかし、もう心配は無用です、ミ 我々日本人は大好きです。定番という ラーレスＥマウントα のフラッグシ のに安心するのです。ゆえに前の大戦 ップα Ｒを筆頭にα5000、 そし 中を通して活躍した﹁零戦﹂は戦後 て今回紹介するα6000とＥマウ 年経た現在でも、我が国において絶大 ントシリーズにもαの波が寄せてき な人気を誇るテーマであります。 ました。 現在4機種あるＡマウントに 加え、 Ｅマウントのαネームが5機種、 また、夕方テレビをつけた瞬間お 茶の間にビブラスラップの音色が響 ＮＥＸネームが4機種で計 機種の けばもう目とチャンネルは角さん助 ボディを擁しているソニーの体力と さんご老公に首ったけ。うっかり八 努力には感嘆するばかりです。 ベエもおるでよ。何度でも繰り返さ そんな中、中核を成す中堅ボディ れるお茶の間の勧善懲悪諸国行脚。 として誕生したα 6000。ＮＥＸ 安定定番の心地よさ。 シリーズの軽快感とα シリーズのポ テンシャルを併せ持った良いとこ取 いえ別に、新しいものが全部イヤ だって言ってるワケではないんです。 りであります。 Ｃサイズの約2430万 畳とニョウボウは新しいほうが気持 ＡＰＳ 画素のＣＭＯＳセンサーは上位機種 ちいいって昔の人もいってます。僕 じゃありません、昔のヒトです。で α 7とおなじ新世代の画像エンジン ＢＩＯＮＺ Ｘで制御され、ＩＳＯ感 もね、一カメラファンとして心配で 度は100から25600で低ノイ あったのですよ。たしかにマウント ズな高画質。さらにこのエンジンで や構造に変革があったにせよ、長年 世界最速の0・06秒のＡＦスピー にわたり親しまれてきたスタンダー ドを実現したんですけど、最近のカ ドナンバーが消えてなくなりそうな メラは出現するたびに世界最速を塗 気がして⋮⋮。 り替えてます。よってα 6000で そう、一眼レフとミラーレスの2 体感的には瞬時に はもう 本立てボディ、2マウント4種類化 したレンズを抱える膨大なソニーの 合焦 します。 ラインナップと時代の襞に我々の愛 速すぎてじつは最初から合ってた E 30㎜ F3.5 Macro D I ! ソニー／α6000 13 35ミリ判換算45ミリのとても軽量な等倍マク ロ。 このクラスのレンズにしては驚異的な軽さ の約138gを達成、 重かったマクロレンズよさ ようなら。 最短撮影距離9.5センチのマクロレ ンズらしいシャープな描写が魅力な軽快レン ズでございます。 装着するとまるで目立たない、 附属の専用フードは接写時に邪魔にならない キャップ型。 実用性非常に高し。 E PZ 16-50㎜ F3.5-5.6 OSS 5 月22日刊弊社ムック 『君の知らない猫』 でも 4 ページのフォトエッセイ的な仕事をさせていただきやした。 旅情溢れ、 格調高き傑作文 章と自負しております。 嘘だと思うなら、 買って読んで確かめて……って、 ヒトの話を鵜呑みにしたアナタ。 貴方はきっと良いヒトだ。 写真と文／織本知之 【vol.41】 「本当にいいデジカメってどれなんだ？」にご名算。写真家：織本知之が注目デジカメの “NOW度”を徹底診断します！ 148 E ・ ⅢⅢ ㎜㎜