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鳥取県県有施設の屋根貸しによる太陽光発電設備設置事業者募集要項

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鳥取県県有施設の屋根貸しによる太陽光発電設備設置事業者募集要項
鳥取県県有施設の屋根貸しによる太陽光発電設備設置事業者募集要項
1 募集の目的
鳥取県(以下、「県」という。)では、地域や企業、NPOなどと連携・協働して、全国をリー
ドする環境実践「とっとり環境イニシアティブ」に取り組んでおり、持続可能なエネルギーへの
転換や地球温暖化防止対策に向けて再生可能エネルギーの導入加速を進めています。
このたび、県では、県有施設の屋根を民間事業者に貸し出し、県の施設へモデル的に太陽光発
電設備を設置してもらうことで、太陽光発電のさらなる普及拡大につなげていくこととしていま
す。県有施設の屋根や屋上を借りて発電事業を行う事業者を募集します。
2 募集概要
県有施設屋根貸し太陽光発電事業(以下、
「本事業」という。)に参加しようとする者(以下、
「応募者」という。)は、別紙「屋根貸し対象施設一覧及び設置条件」に掲げる施設の中から、
太陽光発電設備設置の工事着工以降発電事業が終了するまでの間、構造上の安全性が確保でき
ると見込まれる施設を選択し、施設ごとに応募してください。
なお、複数施設に対して応募できるものとします。
審査の結果、本事業の事業者として決定された者(以下「事業実施者」という。)は、県から
行政財産使用許可を受けた上で、使用料を納付して施設の屋根、屋上を使用し、太陽光発電事
業を行うものとします。
(1)応募資格
応募できる者は、事業を効果的かつ確実に実施できる法人及び団体(以下「法人等」とい
う。)あるいは、法人等で結成した共同企業体とします。なお共同企業体の結成は、自主結成
とします。
応募できる者のうち、共同企業体にあっては次の①、②に掲げる要件の全てを、単独法人
等にあっては次の③に掲げる要件を満たす者とします。
①
共同企業体の全構成員が満たすべき資格要件
ア
日本国内に本社(店)を有すること。
イ
地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4の規定に該当しない者であ
ること。
ウ
次のいずれかに該当しないこと。なお、該当するかどうかについて、鳥取県警察本部
に照会する場合があります。
(ア)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号)第 2
条第 2 号に規定する暴力団(以下「暴力団」という。)又は暴力団の構成員(以下「暴
力団員」という。)であると認められる。
(イ)次に掲げる行為の相手方が暴力団又は暴力団員であることを知りながら当該行為
を行ったと認められる。
a
暴力団員を役員等(役員及び経営に事実上参加している者をいい、非常勤を含む
ものとする。以下同じ。)とすることその他暴力団又は暴力団員を経営に関与させ
ること。
b
暴力団員を雇用すること。
c
暴力団又は暴力団員を代理、あっせん、仲介、交渉等のために使用すること。
d
いかなる名義をもってするかを問わず、暴力団又は暴力団員に対して、金銭、物
品その他財産上の利益を与えること。
e
暴力団又は暴力団員を問題の解決等のために利用すること。
f
役員等が暴力団又は暴力団員と密接な交際をすること。
g
暴力団若しくは暴力団員であること又は a から f までに掲げる行為を行うもので
あると知りながら、その者に物品の製造、仕入、納入その他の業務の下請け等をさ
せること。
エ
会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づき更生手続開始の申立て(同法附則第
2条の規定によりなお従前の例によることとされる更生事件に係るものを含む。以下同
じ。)がなされている者(同法第 199 条第1項若しくは第2項又は第 200 条第1項の規
定による更生計画認可の決定を受けている者を除く。)でないこと。
オ
民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づき民事再生手続開始の申立てがなされ
ている者(同法第 174 条第1項の規定による再生計画認可の決定を受けている者を除
く。)でないこと。
カ
破産法(平成 16 年法律第 75 号)に基づき破産手続きの申立てがなされている者及
びその開始決定がされている者(同法附則第3条第1項の規定によるなお従前の例によ
ることとされる破産事件に係るものを含む。)でないこと。
キ
県から建設工事の請負に関して現に指名停止措置を受けていない者。
ク
県から物品の調達に関して現に指名停止措置を受けていない者。
ケ
鳥取県税の滞納がないこと。
②
共同企業体としての資格要件
ア
構成員の1社以上が、設置場所において太陽光発電事業を実現することができる総合
的な企画力、技術力、資金力及び経営能力を有していること。
イ
応募及び事業に必要な諸手続き等を一貫して担当する法人等(以下、「代表企業」と
いう。)が定められていること。また、構成員の役割分担が明確にされていること。
ウ
構成員の1社以上が、鳥取県内に事業所を有すること。
エ
原則として提案する発電設備の所有及び管理の主体が構成員の1社に集約されてい
ること。
③
単独法人等の資格要件
①「共同企業体の全構成員が満たすべき資格要件」のほか、②「共同企業体としての資
格要件」の全てを1社で満たすこと。
(2)対象施設
別紙「屋根貸し対象施設一覧及び設置条件」に掲げる施設とし、応募者はこの対象施設の
中から発電設備の設置を希望する施設を選択してください。
なお、各施設の積載荷重計算書については、生活環境部環境立県推進課で閲覧できます。
(3)事業期間
本事業の発電事業は、原則として事業実施者の決定後遅くとも1年以内に開始することと
し、その期間は電力受給開始後 20 年以内とします。
発電設備の設置及び撤去工事にかかる期間並びに発電事業期間は、鳥取県公有財産事務取
扱規則(昭和 39 年鳥取県規則第 27 号)の規定に基づき、行政財産の使用許可を受けていた
だきます。
なお、当該許可については、20 年ごとに更新手続きが必要です。
(4)使用料
使用料は年額をもって定め、施設ごとに下記の使用料算定式により算出した額とします
(1円未満の端数は切り捨て)。
算定根拠となる「使用料係数」は、3.75以上の任意の数値(小数点以下第2位まで)
を提案してください。
この使用料算定式により算出した使用料を、発電設備の設置工事の期間、設置後に発電事
業を行う期間及び発電設備の撤去工事の期間を通じて納付していただきます。
使用料の納付時期については、初年度は県が使用を許可した後に、年額のうち使用許可期
間に相応する額を速やかに納付していただき、翌年度以降は年額を年度当初に納付していた
だきます。
<使用料算定式>
調達価格(税抜)×太陽電池容量の合計(kW)×1,000×使用料係数(3.75 以上)/100×108/100
(5)太陽光発電設備設置に関する条件等
①
事業実施者は原則として、
「 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特
別措置法(平成 23 年法律第 108 号)」に基づき、発電した電気の全量を電気事業者に売却
することとします。ただし、電力系統連系や電力の買取りについて、県が保証するもので
はありません。
②
各施設の設置条件については、別紙「屋根貸し対象施設一覧及び設置条件」に掲げる要
件を遵守してください。
③
本事業における電力系統への接続及び関係機関・近隣等関係者等との協議・調整は、事
業実施者自らの責任において行ってください。
3 申込手続き等
(1) 募集要項(申込書類の配布)
① 公表:平成28年4月20日(水)から
② 配布方法:鳥取県ホームページで公表
(2)現地確認
現地確認は、提案を検討される事業者からの申込みを受けて、各施設の管理者と調整のうえ
実施します
現地確認に関する問合せ等は、環境立県推進課にお願いします。各施設では現地確認に関す
る問合せを一切お受けしていませんのでご注意ください。
(3)企画提案書の受付
① 受付期間:平成28年4月20日(水)から平成29年2月28日(火)まで
(土曜日、日曜日、祝日は除きます。)(郵送の場合は必着)
応募の都度、先着順で提案書を審査し、事業実施者が決定した時点で当該施設の募集を締
切ります。
② 受付時間:8時30分から17時まで
③ 提出方法:下記提出先へ 直接持参又は郵送してください。
④ 提出先:鳥取県生活環境部環境立県推進課 次世代エネルギー推進室
〒680-8570 鳥取市東町一丁目220番地
(4)企画提案に必要な提出書類
№
提出書類
様式
備考
1
参加申込書
様式3
2
共同事業体の概要
様式4
共同事業体の場合のみ
3
事業者概要書
様式5
共同事業体の場合は、全ての構成員分
決算を終 え てい る直 近 の決
算書の写し
4
法人登記簿謄本又は履歴事項全
部証明書
任意
−
貸借対照表及び損益計算書を添付する
こと
発効日から3か月以内のもの
共同事業体の場合は、全ての構成員分
5
誓約書
様式6
共同事業体の場合は、全ての構成員分
6
企画提案書
様式7
応募施設全体について記載
事業実施 に 係る 資金 調 達計
画、事業収支見込の概要
事業計画書
7
太陽光発電設備の仕様等
システム 基 本設 計図 詳 細配
置図等
施工方法を表す図面
任意
任意
様式8
応募施設ごとに作成
任意
任意
太陽光発 電 設備 設置 後 の建
物の構造 上 の安 全性 を 確認
任意
できる書類
8
設置後の管理体制等
様式9
9
設置希望施設及び使用料提示書
様式 10
(5)提出部数
原本1部、写し1部
(6)企画提案にあたっての注意事項
① 応募にあたって虚偽の記載があった場合は、応募を無効とします。
② 応募の際に提出された書類は、一切返却しません。
③ 応募者自ら又は第三者を利用して次のいずれかに該当する行為をした場合、応募を取り
消します。
ア 暴力的な要求行為
イ 応募に関する脅迫的な言動、又は暴力的な行為
ウ その他ア、イに準ずる行為
4
企画提案の条件等
応募者が企画提案を行う上での条件は、以下のとおりとします。
① 発電設備の設計、材料、工事、維持管理、撤去、公租公課、各種手続き等事業に係る一切
の費用は、事業実施者が負担するものとする。
② 発電事業期間中、県が行う施設の管理及び点検等のための屋根の立ち入りに支障を生じな
いようにすること。
③ 企画提案前に太陽光発電設備の設置及び管理について、各施設管理者と協議すること。ま
た、施工に当たっては、施設の構造、設備等に損害を与えないよう十分注意すること。万
が一損害が生じた場合は、事業実施者の責任において速やかに原状復帰すること。
④施設の管理者と十分に協議の上、利用者の安全の確保するための措置が必要な場合は講じ
ること。また、万が一、利用者に損害を与えた場合は、事業実施者はこれを補償すること。
⑤ 県及び第三者への損害について、事業実施者は損害を生じないよう最大限の配慮を行うこ
ととするが、万が一、事業実施者が発電設備の故障により送電網に影響を与えた場合等に
は、事業実施者がその損害を賠償する義務を負うこと。
⑥ 太陽光発電設備を設置するときには必要な防水施工を行うこと。万が一、太陽光発電設備
の設置に起因する雨漏り等が生じた場合は、事業実施者の責任において速やかに修理対応
すること。また事業実施者の設置した太陽光発電設備に起因するものか対象施設の老朽化
等に起因するものか不明な場合は、事業実施者および県で協議を行うこと。
⑦ 後年、施設側において防水工事や補修工事を行うことを前提に企画提案を行うこと。その
際には事業実施者は施設側が行う工事に協力すること。
⑧ 太陽光発電設備の設置工事について、自ら設置する場合を除き、県内に事業所を有する企
業への発注に努めること。
⑨ 電気事業法、建築基準法等の関係法令を遵守すること。太陽光発電設備設置後の建物の構
造上の安全性を確認できる書類を提出すること。
⑩ 災害時や計画停電時などの非常時に、太陽光発電による電力を、設置した施設に供給する
方法について提案すること。なお、保安上の取扱いについては「いわゆる屋根貸しにおい
て設置された太陽電池発電設備の停電時における使用について」(平成 25 年 8 月経済産業
省商務流通保安グループ電力安全課)を遵守すること。
⑪ 設置施設が教育施設であることを鑑み、太陽光発電に関する環境教育・学習への貢献など
施設の運営にメリットがある取組みについて提案すること。
⑫ 太陽光発電設備は、発電事業期間終了後、事業実施者の負担と責任において撤去し、屋根
を原状に復して使用部分を返還すること。ただし、一定期間の性能保証、サポート等が確
保されているなどにより、施設管理者が太陽光発電設備の無償譲渡を認める場合は、この
限りでない。
⑬ 施設の使用期間中に発電設備の事故等により施設管理者その他第三者へ損害を与えた場
合に備え、損害保険等に加入すること。
⑭ 事業実施者が基本協定書に定める義務を履行しない場合には、県は行政財産使用許可を取
り消す場合がある。このとき、事業実施者の責任と負担により速やかに原状回復し、返還
するものとする。
⑮ 天災その他やむを得ない事情により発電設備が使用できなくなった場合に生じた損害に
ついて、県は一切の責任を負わない。また、発電設備の故障や劣化、気象の変動による日
射量の減少や日照時間が想定を下回った場合などのリスクについては、事業実施者が負う
こと。
5 審査及び事業実施者の決定方法等
提出された企画提案書で用件を満たすものに関して事業実施者を決定しその旨を通知します。
6
基本協定、行政財産の使用許可及び許可の取消し
(1) 基本協定の締結
県と事業実施者は、募集要項により作成した提出書類をもとに、具体的な条件について協
議のうえ、基本協定を締結します。
(2) 行政財産使用許可申請
事業実施者は、電気事業者との特定契約締結後、速やかに、鳥取県公有財産事務取扱規則
の規定に基づき、県に対し行政財産使用許可申請を行ってください。
① 施設の使用開始
施設の使用開始日は、行政財産使用許可日とします。県は、施設の屋根、屋上を現状有姿
のまま事業実施者に引渡します。使用料は施設の使用開始日から発生するものとします。
② 事業計画等の遵守
ア 事業計画書等
事業実施者は、行政財産使用許可の取得後に事業計画書に基づき、事業を誠実に実施
してください。なお、やむを得ない事由により事業計画書等の内容を変更しようとする
場合は、事前に県と協議し承認を得なければなりません。
イ
事業計画の目的以外での施設使用の禁止
事業実施者は、事業計画書に記載する目的以外の目的で施設を使用することはできま
せん。
③ 設置工事の着手
事業実施者は、設置先施設管理者と協議を行ったうえで、施設の使用許可日以降に工事に
着手してください。また、設置工事着手前から工事完了後までの屋根の状況及び設置された
太陽光発電設備を写真記録し、県に提出してください。
④ 使用許可の取消し
使用許可の条件に事業実施者が違反した場合、県は行政財産使用許可を取り消すことがで
きます。なお、事業実施者の責に帰する事情により当該許可が取り消され、県が損害を受け
た場合は、事業実施者はその損害を賠償しなければなりません。
⑤ 管理責任
行政財産許可期間中(設置工事期間中を含む)の太陽光発電設備等の管理は、事業実施者
において管理責任者を選任し、責任を持って行ってください(管理責任者を選任後、各県有
施設の管理者に報告すること)。なお、万一許可期間中に事故等が発生した場合は、事業実施
者の責任において処理してください。
⑥ 公表
県は、事業実施者の住所氏名、施設の所在及び使用面積、発電設備の概要並びに使用料等
の主な事業内容を公表できるものとします。
(3) 決定の取消し
事業実施者が正当な理由なくして、基本協定及び行政財産使用許可申請を行わないとき、
また、関係行政庁との協議や地元調整が難航する等、契約の履行が確実でないと県が判断し
た場合は、事業実施者の決定を取り消します。
(4) 費用負担等
基本協定締結、行政財産使用許可に関する一切の費用は、事業実施者の負担とします。
7
実態調査及び報告
太陽光発電の今後の普及促進のため、事業実施者は、発電量の実績等を翌年度の4月末まで
に県に報告するものとします。
このほか、発電設備の利用状況等を確認するため、県が事業実施者に対し、実地による調査
又は報告を求めた場合、協力をお願いします。
8 問い合わせ及び各書類等の提出先
〒680−8570 鳥取市東町一丁目220番地
鳥取県生活環境部環境立県推進課 次世代エネルギー推進室
電
話
0857-26-7895(直通)
FAX
0857-26-8194
E-mail
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