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通期業績予想ならびに第2四半期累計期間業績予想の修正、 特別損失
平成 21 年 8 月 7 日 各 位 会 社 名 株 式 会 社 日 本 代表者名 代 表 取 締 役 社 長 若 レ ッ 林 プ 要 ( コード番号:8992 東証マザーズ ) 問 合 せ 先 ファイナンシャルコントローラー 橋 本 充 生 ( TEL. 03-5288-7531 ) 通期業績予想ならびに第2四半期累計期間業績予想の修正、 特別損失の計上に関するお知らせ 最近の業績動向を踏まえ、平成21年5月15日に公表しました平成22年3月期(平成21年4月1日~平成22年3 月31日)の通期業績予想ならびに第2四半期累計期間業績予想を修正するとともに、特別損失を計上するこ とといたしましたので、お知らせいたします。 記 1.平成22年3月期 通期業績予想ならびに第2四半期累計期間業績予想の修正(平成21年4月1日~平成22年3 月31日) (1)通期連結業績予想 1株当たり 営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益 前回発表予想(A) 13,494 △304 △2,012 △2,022 △13,857 円 86 銭 今回発表予想(B) 13,473 △970 △2,967 △3,284 △22,495 円 15 銭 増減額(B-A) △21 △666 △955 △1,262 - 増 減 率 ( % ) △0.2% - - - - 9,096 △559 △2,290 △10,620 △72,927 円 21 銭 (ご参考) 前 期 実 績 当期純利益 (金額の単位:百万円) (2)第2四半期累計期間連結業績予想 1株当たり 営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益 前回発表予想(A) 11,398 △227 △1,319 △1,329 △9,108 円 35 銭 今回発表予想(B) 10,861 △580 △2,058 △2,441 △16,720 円 66 銭 増減額(B-A) △538 △352 △738 △1,111 - 増 減 率 ( % ) △4.7% - - - - 5,296 722 132 △171 △1,179 円 24 銭 (ご参考) 前 期 実 績 当期純利益 (金額の単位:百万円) (3)通期個別業績予想 1株当たり 営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益 前回発表予想(A) 9,884 △725 △1,453 △1,463 △10,026 円 73 銭 今回発表予想(B) 9,901 △1,755 △1,491 △1,783 △12,213 円 41 銭 増減額(B-A) 17 △1,030 △38 △320 増 減 率 ( % ) △4.7% - - - 5,171 △1,474 △1,154 △9,382 (ご参考) 前 期 実 績 当期純利益 △64,432 円 10 銭 (金額の単位:百万円) (4)第2四半期累計期間個別業績予想 1株当たり 営業収益 営業利益 経常利益 前回発表予想(A) 9,643 △341 △935 △945 △6,476 円 60 銭 今回発表予想(B) 9,061 △1,235 △1,457 △1,746 △11,959 円 96 銭 増減額(B-A) △582 △894 △522 △801 増 減 率 ( % ) △4.7% - - - 3,293 251 796 756 (ご参考) 前 期 実 績 当期純利益 当期純利益 5,206 円 10 銭 (金額の単位:百万円) 2.通期業績予想ならびに第2四半期累計期間業績予想の修正理由および特別損失の計上 (1)連結 当第1四半期におけるわが国経済は、米国でのサブプライムローン問題に端を発した世界的な金融危 機を背景に、企業収益の落ち込みや失業率の増加等景気後退が進み、引き続き厳しい経営環境が続きま した。 当社グループの事業領域である不動産及び不動産金融業界においても、金融市場の混乱が収まらない中 で、新たな投資資金の流入は減少を続け、また金融機関による不動産融資の厳格化が進み、厳しい資金 調達環境が続いております。このため、不動産市場における流動性が回復する兆しは見えておらず、困 難な事業環境が続いております。 当第1四半期においては、当社グループにおける有利子負債、特にリコースローン等を完済し、その残 高をゼロとし、最優先の経営課題と位置づけておりましたバランスシートリスクの低減に成功いたしま した。 当社は物流不動産マーケットの流動性が依然として乏しい状況であることに鑑み、平成21年5月15日発 表の平成22年3月期業績予想におきまして、一部販売用不動産及び仕掛販売用不動産の評価損ないし売却 損については織り込んでおりました。しかしながら、当事業年度より会計方針を変更し、たな卸資産の 評価法を低価法に変更したことに伴い、現在のマーケットの実勢を踏まえて、保有する全ての販売用不 動産及び仕掛販売用不動産(2物件)の再評価を行った結果、第1四半期において約697百万円の評価損を 営業費用として計上することといたしました。(平成22年3月期業績予想においても、一定の評価損を見 込んでいたことから、実質的な影響額は、約359百万円となります。) 同様の考え方から、当社グループが運用するファンドに対して、当社が保有する匿名組合出資持分の 一部につきましても、第1四半期において約665百万円の引当を営業外損失として計上する他、約75百万 円の評価損を業績予想に盛り込むことといたしました。なお、同じく第1四半期においては、匿名組合投 資利益約167百万円が計上される結果、他の持分の配当とあわせて、営業外収益として約177百万円を見 込むこととしております。 また、不動産マーケットの状況が依然として厳しいことを踏まえ、不動産賃貸・売買にかかる仲介手 数料等につきまして保守的な見直しを行い、不動産仲介関連事業にかかる営業収益の見通しを引き下げ ました。 加えて、強固な財務基盤を構築するには、更なる費用の削減が必要との認識の下、本年7月、グループ 子会社を含めた従業員全員(募集時:84名)を対象とした希望退職者の募集を実施し、その結果48名の従業員が応 募いたしました。これに伴い、退職予定者にかかる人件費(給与及び法定福利費)の一定の削減は見込め るものの、特別退職金約350百万円が特別損失に計上されることとなりました。 このほか、コーポレートにおけるリコースローンの完済に伴い、金利の支払が減少したことや、希望 退職募集の実施等大規模な組織・事業の再編を踏まえて、各種諸費用の見直しを行っております。 修正した収益計画の内訳ならびに特別損失の内訳は概ね以下の通りでございます。 主な項目 影響額 退職予定者に関する人件費の削減 270 匿名組合投資利益の計上 177 支払利息の減少 62 物流不動産仲介関連事業営業収益の減少 △142 販売用不動産及び仕掛販売用不動産の評価損増加額 △359 匿名組合投資損失及び引当金の計上 △741 特別退職金の計上 △350 (金額の単位:百万円) これらの営業収益の減少、営業費用及び営業外費用の増加と特別損失の計上等により、業績予想を修正 することといたしました。その結果、当期連結純利益は約 32.8 億円の損失の見込みとなります。 (2)個別 連結業績予想の修正理由と同様に、物流不動産仲介関連事業の見直し、販売用不動産及び仕掛販売用不 動産評価損、匿名組合投資損失及び引当金及び特別退職金といった要因に加えて、個別要因を加味した上 で、業績予想を修正することといたしました。その結果、当期純利益は約17.8億円の損失の見込みとなり ます。 <業績予想に関する注意事項> 上記の予想は,本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり,実際の業績は、 今後の様々な要因によってこれら予想数値と異なる結果となる可能性があります。 以上