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〔第1学年 月 第 週実施〕 10 主題名 生命の尊さ 内容項目 3−2
〔第1学年 月 第 週実施〕 10 主題名 生命の尊さ 内容項目 3 − 2) 資料名 大きい車どけてちょうだい 出 創育『私たちの生き方1』 ねらい 典 生命の尊重 生命の尊さについて理解するとともに、自他のかけがえのない生命を大切にしようと する態度を育てる。 段階 導入 主 な 学 習 活 動 指 ○これまでの経験から、生命の大切さにつ いて考えたことを発表する。 導 上 の 留 意 点 ○生徒個人や家庭のプライバシーにかかわ るような内容については、注意する。 展 展開 ○資料「大きい車どけてちょうだい」を読 ○印象に残った箇所に傍線を引かせる。 む。 ① 開 筆者が、新聞に投書したのはどんな気 持ちからか。 ② の ○経過をおさえながら、訴えずにはいられ なかった母親の心情をくみとらせる。 道路を横断するときの注意もしていた ○生徒の反応は、事故原因に向くかもしれ のに、事故が起こってしまったことに対 ないが、深入りしないで母親の気持ちを して、筆者は子供の立場でどのように考 考えることに重点をおくようにしたい。 えたか。 ③ 加害者が言っていたという警官の言葉 ○警官は、職務上事実を伝えたのだが、相 を聞いたときの、筆者の気持ちはどうだ 手への配慮が足りない点を考えさせる。 ったか。 大 ④ S病院の被害者に対する措置について 筆者はどのように考えているか。 ⑤「大きい車どけてちょうだい」という子 要 ○治療のしかたについては、専門的な立場 からの見方もあるので、ここではあくま でも文章に即した理解までに留める。 供の最後の言葉を、すべてのドライバー ○他人の子供たちをも交通事故から守って に伝えたいという筆者の心からの願いは いこうとする筆者の心に気づかせたい。 何だろうか。 終末 ○学習を通して、筆者の願いをどのように 受けとめたかをまとめる。 ○人の命は何ものにも代えられない。すべ ての人が、他人の命も守ることに全力を 尽くすことが大切さを説話をする。 他の教育 《学級活動》日常の学校生活の中で、健康で安全な生活、休み時間の過ごし方など基本 活動との 的な行動様式について指導するとともに、生命の尊重、自他の尊重の精神を深める。ま 関連 た、交通安全教育を重ねて実施することもできる。 関連資料 『かがやけ、野のいのち』星 評 価 反 省 寛治(ちくま文庫) 〔第1学年 月 第 週実施〕 11 主題名 礼を尽くす 内容項目 2 − 1) 資料名 一枚のはがき 出 創育『私たちの生き方1』 ねらい 典 礼儀 礼儀の基本について深く考え、他人の親切や思いやりに対して、礼を尽くして感謝す る態度を育てる。 段階 導入 主 な 学 習 活 動 ○「ありがとう」の一言が言えず、後悔し たことはないか、経験を発表する。 指 導 上 の 留 意 点 ○心で思っていても、なかなかできないこ とがあることを考えさせる。 展 展開 ○「一枚のはがき」を読む。 ① 開 筆者の心情を中心に、次の点について ○筆者の心の動きや心の揺れを追求する。 話し合う。 1) 叔父の家では、どうして大歓迎して くれたのだろうか。 ○温かな愛情に気づかせる。打算ではこの ような行為に出ることがないことを考え させる。 の 2) 叔父からのはがきを見せられたとき ○大なり小なり、だれにでもある経験だか 汗顔赤面してしまったのはどうしてだ ら、生徒の実例を引き出すようにする。 ろうか。 大 ② 筆者が、今、自分の子供に「礼状を忘 ○筆者の苦い経験を思い出させる。礼儀正 れるな」と、厳しくしつけているのはど しい行動が、お互いに気持ちよい生活を うしてだろうか。 支えることに気づかせる。 ○礼儀の欠ける人は、他人との関係もうま 要 くいかない人であることに気づかせる。 終末 ○礼儀にかかわる教師の体験談を聞き、本 ○人は社会の中で、互いに礼を尽くすこと 時の学習から、今後の自分の生活の中で で、気持ちよく生活し合っていることに どのように生かしていくかをまとめる。 気づかせる。「ありがとう」とすぐ実践 できる態度を育てる説話をする。 他の教育 《学級活動》時と場合に応じた挨拶・言葉遣いなどについて指導する。互いに他人に感 活動との 謝し合い、激励し合う気持ちを素直に伝え、学級生活を豊かにしようとする意欲を育て 関連 る。《国語科》正しい敬語を使うことは、相手を人間として尊重することとなる。 関連資料 『私たちはどう生きるか8』西尾実(ポプラ社) 評 価 反 省 〔第1学年 月 第 週実施〕 12 主題名 責任の自覚 内容項目 4 − 1) 資料名 花びんはなぜこわれた 出 創育『私たちの生き方1』 ねらい 典 集団生活の向上 集団生活の意義を理解し、集団の一員としての役割と責任を果たそうとする態度を育 てる。 段階 導入 主 な 学 習 活 動 ○自分勝手な行動から、学校や集団に迷惑 指 導 上 の 留 意 点 ○本音が出るような雰囲気をつくる。 をかけた経験を発表する。 展 展開 ○資料「花びんはなぜこわれた」を読む。 ① 花びんがこわれる前と後の「私」およ び学級の仲間の態度について話し合う。 開 1) ○人間のもつ弱い面である。生徒たちの体 花びんがこわれる前のみんなの態度 はどうだったか。また、こわれた後の 験とうまく重ね合わせたい。 ○自分たちは第三者の立場に立ってしまっ 責任についてはどう考えているか。 2) の 先生に報告に行ったときの筆者の気 ていることを確認させる。 ○筆者の気持ちを、もし自分ならどう思う 持ちはどうだったか。 ② 先生が、だれがこわしたかを聞かなか かを考えさせる。 ○人間としての心が、形あるもの(花びん ったのは、どうしてか。 )よりも、もっとすばらしいものである 大 ということに気づかせる。 ③「私」は、先生の態度からどんなことを ○自分の果たすべき役割や責任についての 感じとっただろうか。 自覚は、日常の中で実践されることによ って身につくものである。「わかってい 要 るができない」ことに十分配慮したい。 終末 ○ここで学んだことから、自分の今後の生 ○冒頭の「心に決して忘れてはならない思 活の中で、どう生かしていったらよいか い出」という気持ちを考えさせ、人生に をまとめる。 は一回限りの出来事があることに気づか せる。 他の教育 《学級活動》自分の無責任のために、他人や集団全体にどんな迷惑をかけるかなど、自 活動との 分の判断や行為について責任の重さについて自覚するように指導する。学級活動で、自 関連 分の判断や行為に伴う強い責任感を養いたい。 関連資料 ◎人知れずわが良心これを知る。(新島 評 価 反 省 襄) 〔第1学年 月 第 週実施〕 13 主題名 男女平等 内容項目 2 − 4) 資料名 男女平等は家庭から 出 創育『私たちの生き方1』 ねらい 典 異性の理解 男女が互いに正しい理解を深め、協力することによって望ましい社会生活を送ろうと する意欲を高める。 段階 導入 主 な 学 習 活 動 ○男女平等参画社会とはどんなことなのか 話し合う。 指 導 上 の 留 意 点 ○問題意識をもたせ、十分に考えられるよ うにしておく。 展 展開 ○資料「男女平等は家庭から」を読む。 ① 筆者の意見を参考に、次の点について 話し合う。 開 1) 「男女平等」は、社会の中で守られ ているだろうか。 2) 「女性大臣が足りません」の記事を 見て、筆者は何を考えただろうか。 の 3) 家庭における男女平等について、筆 者はどのように考えているか。 4) ② いての意識を啓発する。 ○北欧との比較も考え、日本の社会におけ る男女平等参画社会の実現へ向けての壁 は何かを考えさせる。 ○家族だから手伝うという考えに共感させ るようにする。 「男も家事や子育てに参加するのが 当たり前」という感覚を育てたいとい 大 ○筆者の考えに添いながら、男女平等につ ○祖父の考え方を改めさせてしまう父の考 う父の考えを、筆者はどう思っている え方に共感させ、男女平等について身近 のだろうか。 な家庭から実践させるようにする。 家庭での男女平等についてどう考える か。 要 ○男女が、社会の対等な構成員として,あ らゆる活動に参画する社会が確保される ようになる基盤は家庭にあることを理解 させる。 終末 ○教師の説話で、男女平等参画社会の実現 への意欲を高める。 ○社会の動向を知り、自らのこととして男 女平等参画社会を築く意欲をもたせるよ うにする。 他の教育 《保健体育科》保健体育における性に関する指導等との関連を図り、健全な異性観の上 活動との に指導にあたるようにする。《学級活動》「個人及び社会の一員としての在り方、健康 関連 や安全に関すること」の「男女相互の理解と協力」等との関連から指導する。 関連資料 ◎ 男 女 功 を 貿 (か )え 相 資 (よ )り て 業 を な す ( そ れ ぞ れ の 力 を 出 し 合 い 共 に 生 活 す る ) 評 価 反 省 〔第1学年 月 第 週実施〕 14 主題名 信頼・友情 内容項目 2 − 3) 資料名 本当の友達 出 創育『私たちの生き方1』 ねらい 典 友情 互いに相手を敬愛し、自他の向上を願って助け合い、理解を深め合って、友情を育て ていこうとする態度を養う。 段階 導入 主 な 学 習 活 動 ○今までの生活の中で友達がいてよかった 展 と思ったことを発表する。 展開 指 導 上 の 留 意 点 ○自分のふだんの生活を振り返らせながら 数多くの生徒に発表させる。 ○資料「本当の友達」を読む。 ① 開 「わたし」の心情を中心に、次の点に ○主人公の心の変化に気付かせる。 ついて話し合う。 1) の 2) 3) 大 和美や理恵と一緒に行動しても、今 ○洋子を仲間外れにしたことで、自分たち までのような楽しさが薄れてきたのは の信頼関係が変わってきたことに気付か どうしてか。 せる。 母親の言葉を聞き、「わたしは…… ○母親との会話を通して、「わたし」の中 いろいろなことを考えていた」とある で、友人関係に対する考えがどのように が、どんなことを考えていたのか。 変わったかを考えさせる。 理恵が和美に向かって注意したとき なぜ「わたし」は涙を流したのか。 ○理恵の勇気ある行動が、「わたし」の気 持ちにどんな影響を与えたのかを考えさ せる。 ② 資料の続きを考え、発表する。 ○「わたし」は、家に帰って母親とどん 要 な会話をするだろうか。 ○母親との会話を通して「本当の友達」の 在り方を考えさせる。 ○「わたし」の気持ちが、前日に母親と話 したときとは変わっていることに気付か せる。 終末 ○本時で考えたことを今後の自分の生活に ○資料の中の話だけで終わらせず、実生活 どのように生かしていくか、ワークシー の中での友人関係の改善、向上に結びつ トにまとめる。 く気持ちをもたせるようにする。 他の教育 《学級活動》生徒が日頃からもっている友達や友情に関する問題点は、個人及び集団の 活動との 中の在り方として取り上げる。《学校行事》宿泊を伴う行事では、共同生活を通して友 関連 情の尊さについて考えさせることができる。 関連資料 ◎友情は成長の遅い植物である。実るまでは雨にも嵐にも耐えなければならない。 評 価 反 省 〔第1学年 月 第 週実施〕 15 主題名 ねばり強い努力 内容項目 1 − 2) 資料名 私と部活動 出 創育『私たちの生き方1』 ねらい 勇気と希望をもち、目標に向かって粘り強く着実にやり抜こうとする態度を育てる。 段階 導入 典 強い意志 主 な 学 習 活 動 ○資料「私と部活動」を読んで、感じたこ とを発表する。 指 導 上 の 留 意 点 ○生徒の感じたままを発表させ、課題意識 をもたせる。 展 展開 ○筆者の心情を追いながら、次の点につい て話し合う。 開 ① ② の 筆者がKとの勝ちぬき戦に負けた後 ○自分の思うようにいかなくなると、やる 練習に身が入らなくなったのは、どう 気を失いがちになる、人間だれにでもあ してか。 る心の弱さを自覚させる。 勝ちぬき戦でKに敗れたのは、「自 ○Kのひたむきな姿にふれ、自分の至らな 分に負けたのだ」と筆者が言っている さ、甘さを知った筆者が自己内省したこ のはなぜか。 とを追求させる。 ③「涙は試合が終わって流すものではな ○先生の言葉によって、筆者が納得して人 く、練習で流すものなのか」とは筆者 間としての生き方を感得し、意欲をもっ 大 のどのような気持ちを表しているか。 て前向きに生きようとしている姿に共感 させる。 ④ 要 終末 この経験から、筆者は人間の生き方 ○これからの生活や人生を前向きに生きよ としてどのようなことを学んだのだろ うとしている筆者に共感を深め、同様に うか。 生きようとする意欲を高めさせる。 ○筆者から学びとったものをまとめ、自分 ○筆者の生き方を教師が説話してまとめる の今後の生活の中でどう生かしていった とともに、生徒に対して励ましを与える らよいかをまとめる。 ようにしたい。 他の教育 《特別活動》目標達成に全力を尽くすことは、学級活動、クラブ活動、学校行事などで 活動との たびたび直面し、体験することである。自己の力を多角的に知ること、自分に合った目 関連 標をもつこと、適切な計画を立てることなどを指導していきたい。 関連資料 『なせば成る!』大松博文(講談社)、◎千里の行も一歩より始まる(老子) 評 価 反 省 〔第1学年 月 第 週実施〕 16 主題名 人間の弱さの克服 内容項目 3 − 3) 資料名 なくなった百円玉 出 創育『私たちの生き方1』 ねらい 典 生きる喜び 人間の弱さや醜さを素直に受け入れ、それを克服して、人間として強く生きようとす る態度を育てる。 段階 導入 主 な 学 習 活 動 ○「あのときこうしていれば」と思うこと 指 導 上 の 留 意 点 ○自分自身の問題として意識をもたせる。 について発表する。 あまり深入りはしない。 展 展開 ○「なくなった百円玉」を読む。 ①「ぼく」の心情を中心に、次の点につい 開 て話し合う。 1)「 ぼ く 」 が ワ タ ル に 対 し 、 「 さ っ き 床 ○自分の考えを正当化していることに気づ の上で百円玉拾いました」と打ち明け られなかったのはどうしてか。 の かせたい。 ○自分の行為に自身がもてないため、絶え 2)「 ぼ く 」 が 図 書 室 で ワ タ ル に 呼 ば れ た ときは、どんな気持ちだったか。 ず気になっていたことを理解させる。 ○人間にはだれでも、弱さや醜さをもつも のであることを、自分の問題として受け とめさせたい。 大 ② 文房具屋で絵の具を百円玉で買ったヨ ○自分の行動に視点をおいて考えさせる。 シオを見て、百円玉をとったと決めつけ るワタルを、「ぼく」はどう思ったか。 ③ 要 終末 帰宅して、百円玉を置いたまま登校し ○今までの心のわだかまりが取れ、はっき たことを知った「ぼく」は、ワタルやヨ りしたことによって筆者に心の動きがあ シオに対し、どうしたらよいと思うか。 ることを理解させたい。 ○自分の今後の生活の中で、どう生かして ○弱さを乗り越えることのできる人間のす いったらよいかをまとめる。 ばらしさを自覚させたい。 他の教育 《学級活動》個人の悩みの不安の解消、自己の個性を取り上げる場合に関連づけて指導 活動との したい。教師と生徒、生徒相互の温かい人間関係、互いに励まし合って成長できる環境 関連 を整備する。《美術科・音楽科》感動する心など情操の育成に関連して指導していく。 関連資料 『小さな出来事』魯迅 評 価 反 省 阿Q正伝(岩崎書店) 〔第1学年 月 主題名 愛国心 内容項目 4 − 9) 資料名 ジャパーン、ヤマシタ 出 創育『私たちの生き方1』 ねらい 第 週実施〕 17 典 愛国心 日本人としての自覚をもち、国を愛し、すぐれた伝統の継承に努めようとする態度を 育てる。 段階 導入 主 な 学 習 活 動 ○意識調査をまとめた結果を見て、その感 想を発表する。 指 導 上 の 留 意 点 ○意識調査のまとめに際しては、狭い愛国 心や個人的な偏った意見には十分な配慮 展 が必要である。 展開 ○資料「ジャパーン、ヤマシタ」を読む。 ① 開 会場でふられている日の丸の旗を見つ ○日本の代表選手として試合に出場し、自 けたときの筆者(山下選手)の気持ちに 分のためにふられている日の丸に感激し ついて話し合う。 ている筆者の気持ちに共感させ、それが 1) 日本人としての自覚に支えられたもので 会場でふられている日の丸を見て感 動した筆者に何を感じるか。 の 2) 筆者はどうしてそんなに感激したの だろうか。 あることに気づかせる。 ○正々堂々とプレイしようという筆者の決 意を理解させることによって、日本の代 表としての自覚を共感させる。 ② 大 初めて外国の選手に投げられたとき、 筆者の気持ちはどんなだったか。 ○「絶対負けられない」と、それまで以上 の闘士をかき立たせたもう一人の私とは 最善を尽くそうとする責任感のある自己 ③ 中学校時代に筆者が書いた作文と、オ リンピックの表彰台に上がったときの筆 要 者からどんなことを感じるか。 終末 ○愛国心についての説話を聞き、自分の考 えをまとめる。 であることに気づかせたい。 ○スポーツは勝つことが目的ではないこと を、筆者の態度から学ばせる。 ○愛国心についての教師の考えを伝える説 話をする。具体的で身近な事例を通して 語ると印象が強くなる。 他の教育 《社会科》日本や世界の地理や歴史などを扱う際、それぞれの特質を十分に理解させ、 活動との 国や文化を尊重する態度を養う。《特別活動》遠足や見学など、特に地域の自然や文化 関連 に親しむ活動やクラブ活動の体験と結びつけることができれば効果的である。 関連資料 『国』王 評 価 反 省 貞治 道徳の指導資料とその利用5(文部省) 〔第1学年 月 主題名 公徳心 内容項目 4 − 3) 資料名 マナーって何 出 創育『私たちの生き方1』 ねらい 第 週実施〕 18 典 公徳心、社会連帯 日常的なマナーを通して、公徳心に対する意識を高めるとともに、それを尊重して行 動しようとする態度を育てる。 段階 導入 主 な 学 習 活 動 ○公共の場所での人の行為で、これまでに 展 不愉快に思ったことを発表する。 展開 開 筆者の態度や考え方について、話し合 い、考える。 1) 出かける前、浩は母親の言葉をどん な気持ちで聞いていたのか。 2) の 公園で食べた後始末について男性か ら言われたとき、筆者は、どう思った だろうか。 3) 胸がドキドキしたのは、どういう思 いからだろうか。 大 4) 「僕はなんかすっきりしない気分だ った」とあるが、それはなぜか。 ② 終末 導 上 の 留 意 点 ○問題意識をもたせ、十分に考えられるよ うにしておく。 ○資料「マナーって何」を読む。 ① 要 指 ○ふだんの自分の生活と重ね合わせながら 考えるようにしたい。 ○こんなことぐらいでと、大して気にとめ ていない筆者の様子に気づかせる。 ○どちらを優先すべきかという、筆者の葛 藤に注目させる。 ○悪いことをしているという思いがあるか ら、おじさんの行動に対してドキドキし ているのだということをおさえたい。 ○自分のことを省みる筆者の思いに注目さ せたい。 筆者は,駅の階段に座り込んで話をし ○集団で社会生活を円滑に送るためにはマ ている高校生を見て、何を感じただろう ナーが必要であり、その存在は大きいも か。 のであることに気づかせたい。 ○本時の学習を通して、どんなことを学ん ○マナーというものがなかったらどうなる だのか、これからの自分の生活にどう生 のか、みんながマナーを守らなかったら かしていくのか、まとめる。 どうなるのかをふまえて、マナーの大切 さを考えさせたい。 他の教育 《学級活動》規則のように成文化されてはいないが、社会には守らねばならないマナー 活動との というものがあり、マナーを守って行動しなければならないことを自覚できるように指 関連 導する。《社会科》よりよい環境で生活するための規則の遵守、環境保全と関連する。 関連資料 『一座建立』道徳教育推進指導資料(指導の手引き)6(文部省) 評 価 反 省