これまでの行財政改革の取り組み

資料２
これまでの行財政改革の取り組み
平成２７年１月
仙
台
1
市
目
次
１
財政健全化 ・・・・・・・・・
１
２
歳入確保の取り組み
・・・・・
５
３
人件費の削減 ・・・・・・・・
８
４
民間活力の活用 ・・・・・・・
１１
５
外郭団体の見直し ・・・・・・
１２
６
ＩＣＴの利活用 ・・・・・・・
１３
７
市民協働の推進 ・・・・・・・
１４
８
職員の育成 ・・・・・・・・・
１５
９
組織の見直し ・・・・・・・・
１６
既存施設のあり方見直し
１７
１０
2
・・・
１財政健全化
○仙台市の財政状況
健全化判断比率等はいずれも基準を下回っているが，震災後は復旧・復興に関する事業費が増加
しており，今後も引き続き厳しい財政運営が見込まれる。
◆健全化判断比率等
指標
仙台市
政令指定都市 早期健全化基 財政再生基準
(25年度決算) 平均（※１） 準（※２）
（※２）
実質公債費比率
一般会計等の実質赤字額の、標準財政規
模（標準的な一般財源の規模）に対する
割合
公営企業会計を含む全会計の実質赤字額
又は資金不足額の、標準財政規模に対す
る割合
一般会計等が負担する公債費等の、標準
財政規模に対する割合
将来負担比率
一般会計等が将来負担すべき実質的な負
債の、標準財政規模に対する割合
公営企業におけ
る資金不足比率
自動車運送事業
公営企業ごとの資金不足額の、事業収入
0.0%【0.05%】
に対する比率
（※３）
実質赤字比率
連結実質赤字比
率
赤字なし
赤字団体
なし
11.25%
20%
赤字なし
赤字団体
なし
16.25%
30%
35%
11.3%
11.2%
25%
134.6%
139%
400%
6都市7事業
経営健全化
で資金不足
基準20％
発生
（※１）政令指定都市平均（速報値）は総務省公表資料より
（※２）仙台市（政令指定都市）への適用基準
（※３）
【 】内の数値は，小数点以下第１位未満切り捨てとされているものを同第２位未満とした場合の参考値
◆プライマリーバランスの推移
（億円）
※プライマリーバランス＝（歳入－翌年度繰越財源－市債発行額）－（歳出－公債費）
1
◆市債残高の推移
（億円）
うち復旧・復興事業分の市債
9,000
うち臨時財政対策債
8,000
7,000
6,000
5,000
4,000
3,000
2,000
1,000
0
Ｈ15
Ｈ16
Ｈ17
Ｈ18
Ｈ19
Ｈ20
Ｈ21
Ｈ22
Ｈ23
Ｈ24
Ｈ25
※臨時財政対策債…国から本来交付されるべき地方交付税の代わりに地方が発行する市債。市債返済に要する費用
全額が後年度に地方交付税として手当される。
◆市民一人当たり市債残高の政令市比較
2
◆経常収支比率の推移〔政令市平均との比較〕
※指定都市平均は加重平均
経常収支比率は，市税や地方交付税等の経常的な収入のうち，人件費，扶助費，公債費及び物件費等の経
常的な支出に充てられた割合を示し，当該団体の財政構造の弾力性を測定するための指標として用いられる。
その比率が高いほど臨時の財政需要に余裕がなく，財政構造が硬直化している状況にあることを示す。
◆義務的経費の推移
義務的経費は人件費・扶助費・公債費の合計で，支出を義務付けされている経費をいう。この割
合が高いことは，財政構造が硬直化していることを示す。
3
◆歳出総額における普通建設事業費の構成比
○補助・助成制度の見直し及び受益と負担の適正化
補助金，助成金等について，受益と負担の適正化を図るため，慎重に検討し見直しを進めてきた。
項目
効果額（削減額）
H15 年度
・心身障害者医療費助成等
約 3 億 9 百万円
H16 年度
・私立保育所施設整備費助成等
約 5 億 3 千 4 百万円
H17 年度
・知的障害者援護施設等整備費補助等
・補助金等交付規則等の改正による執行の適正化を図り，補
助対象者（事業者）の市税完納を補助金交付の要件とする
約 4 千 6 百万円
など，受益と負担の適正化を図った。
H18 年度
・高齢者施設整備費助成
約 5 億 4 千 7 百万円
・幼稚園就園奨励金
・町内会育成奨励金等
H19 年度
・外郭団体自主事業補助金
・納税貯蓄組合納付事務補助金等
H20 年度
約 1 億 7 千 7 百万円
・外郭団体自主事業補助金等
約 6 千 8 百万円
・家庭ごみ等の受益者負担制度を開始
約 14 億 2 千 6 百万円
H22 年度
・土井晩翠顕彰会補助金等
約 3 百万円
H23 年度
・仙台市スポーツ連盟補助金等
約 6 百万円
H24 年度
・仙台カップ国際ユースサッカー大会負担金等
約 6 千 1 百万円
・敬老乗車証制度を「定額負担方式」から「応益負担方式」
約 2 億 3 千 5 百万円
へ変更
H25 年度
約 9 千 5 百万円
・難病患者見舞金
・重度障害者福祉手当
4
２歳入確保の取り組み
○税・使用料・手数料等の収入確保
収入率はおおむね横ばいで推移してきたが，業務の本庁集約化等各種対策の実施により，近年は
概ね上昇傾向にある。
税，使用料，手数料等の収入率の推移
100.0%
Ｈ24.10税務事務の本庁集約化
95.0%
90.0%
Ｈ23.4滞納整理業務の本庁集約化
市税
85.0%
国保
介護
80.0%
保育料
市営住宅使用料
75.0%
Ｈ24.4徴収対策室設置
70.0%
65.0%
Ｈ20
Ｈ21
Ｈ22
Ｈ23
Ｈ24
Ｈ25
※収入率は，現年度分と繰越滞納分を合わせた総括収入率。
〔収入率の推移(滞納含む全体)〕
Ｈ20年度
Ｈ21年度
Ｈ22年度
Ｈ23年度
Ｈ24年度
Ｈ25年度
市税
93.9%
93.8%
93.7%
93.5%
95.2%
96.2%
国民健康保険料
67.6%
67.8%
66.1%
67.3%
70.0%
75.8%
介護保険料
95.0%
95.1%
94.7%
95.1%
96.2%
96.5%
保育料
91.3%
91.4%
91.0%
92.6%
93.4%
94.2%
市営住宅使用料
85.4%
85.8%
85.7%
86.4%
87.5%
88.5%
5
〔政令市平均との比較〕
6
○市有地等市有財産の処分と有効活用の促進
市有地の処分が進み，利用見込みがなくなった土地で市場性の高い物件が減少してきている。
○広告収入の拡充(ネーミングライツ)
主要施設へのネーミングライツとともに，ＷＥＢ広告等をはじめ様々な媒体への導入を進めてき
た。
〔施設へのネーミングライツ〕
施設名
仙台スタジアム
仙台市宮城広瀬
総合運動場
仙台市科学館
施設愛称
施設命名権者
契約期間
金 額
（年・税抜）
3 年間
5000 万円
H25 年 6 月
5 年間
160 万円
H25 年 6 月
3 年間
100 万円
H25 年 7 月
5 年間
1000 万円
ユ ア テ ッ ク ス タ ジ ア (株)ユアテッ H18 年 3 月
ム仙台
仙台環境開発
スポーツパーク宮城
広瀬
ク
仙台環境開発
(株)
ス リ ー エ ム 仙 台 市 科 スリーエム
学館
ジャパン(株)
仙台市
日 立 シ ス テ ム ズ ホ ー (株)日立シス
青年文化センター
ル仙台
テムズ
仙台市泉岳自然ふれ オ ー エ ン ス 泉 岳 自 然 (株)オーエン
あい館
運用開始
(最終更新)
ふれあい館
ス
(H24 年 3 月)
H26 年 7 月
約3年
8 ヶ月間
120 万円
〔その他の広告収入〕
・ＷＥＢ広告 約 760 万円
・印刷物（市政だより，くらしのガイド等） 約 1,600 万円
・その他(ＡＥＤ,区役所戸籍住民課窓口番号表示システム,広告付自治体案内坂等) 約 1,900 万円
7
３人件費の削減
・震災直後の平成 23 年度までに，1800 名弱の正職員を削減してきたが，震災復興業務の増加等に
より，平成 24 年度以降は増加に転じている。
・復興業務の増加分を非常勤嘱託職員で補ってきたこともあり，非正規職員等の割合が 2 割まで上
昇している。
Ｈ10年度 Ｈ11年度 Ｈ12年度 Ｈ13年度 Ｈ14年度 Ｈ15年度 Ｈ16年度 Ｈ17年度 Ｈ18年度 Ｈ19年度 Ｈ20年度 Ｈ21年度 Ｈ22年度 Ｈ23年度
(A)
(B)
正職員数
再任用職員(短時間)
臨時的任用職員数
非常勤嘱託数
合計
11,214 11,112 11,016 10,873 10,778 10,637 10,508 10,344 10,217 10,005 9,749 9,552 9,446 9,432 ▲ 1,782
0
0
0
0
0
0
0
0
0
49
144
256
372
352
352
231
306
313
294
318
368
434
417
513
581
599
703
750
663
432
1,142 1,202
997
858
998 1,010
985
950
966
940
985 1,069 1,102 1,111
▲ 31
12,587 12,620 12,326 12,025 12,094 12,015 11,927 11,711 11,696 11,575 11,477 11,580 11,670 11,558 ▲ 1,029
Ｈ24年度
Ｈ25年度 Ｈ26年度
(C)
正職員数
再任用職員(短時間)
臨時的任用職員数
非常勤嘱託数
合計
増減
(B)-(A)
増減
(C)-(A)
9,535 9,534 9,596 ▲ 1,618
504
537
575
575
794
727
677
446
1,252 1,341 1,358
216
12,085 12,139 12,206 ▲ 381
増減
(C)-(B)
164
223
14
247
648
8
○人員削減の取り組み
●民間への委託拡大
・建築確認・検査等業務の民間への移行
・衛生研究所の検査業務の一部民間への委託
・つるがや福祉作業所の社会福祉法人による運営
・保育所の民営化に伴う人員配置の見直し
・看護専門学校の民間譲渡に伴う人員配置の見直し
・天文台のＰＦＩ事業による人員配置の見直し
・地籍調査業務の委託拡大に伴う人員配置の見直し
・住民票等の郵送請求受付業務の委託に伴う人員配置の見直し
・発達相談支援センターのスクールバス運行業務委託に伴う人員配置の見直し
・南蒲生浄化センター運転管理業務の委託拡大
・学校給食センターの給食調理委託・ＰＦＩ事業による人員配置の見直し
・広瀬図書館の指定管理制度導入による人員配置の見直し
・東二番丁幼稚園における学校法人による運営に伴う人員配置の見直し
・給水装置関連業務包括委託化に伴う人員配置の見直し
・市立病院における給食調理業務の委託に伴う人員配置の見直し
●非正規職員の活用
・学校用務員について再任用職員等の活用
・八木山動物公園管理業務について再任用職員の活用
・学校給食センター調理業務について非常勤職員の活用
・バス事業について嘱託乗務員の活用
9
●その他（組織改正，施設廃止など）
・建設局・下水道局の統合による人員配置の見直し
・各区税部門における組織統合による人員配置の見直し
・鶴寿苑の廃止に伴う人員配置の見直し
・行政サービスセンターのあり方見直し（体制効率化・廃止）
・こども宇宙館の廃止に伴う人員配置の見直し
・定時制高校のあり方見直しに伴う人員配置の見直し
・水道局コールセンターの開設に伴う人員配置の見直し
・富田浄水場の休止に伴う人員配置の見直し
○諸手当の見直し
年度
内容
H14
管理職手当の 5～10%減額
H16
退職手当の引き下げ
H18
特殊勤務手当の見直し（手当の日額化、統廃合）
管理職手当の 10％減額
H19
年功的な給与上昇抑制等のための給与構造改革
管理職手当の 10％減額
H20
管理職手当の見直し（定額化）
H23
自宅にかかる住宅手当の廃止
H24
地域手当の支給割合を 100 分の 3 削減（H27 年度まで）
管理職手当の 10％減額（H27 年度まで）
H25
退職手当の引き下げ
10
４民間活力の活用
各分野において，行政と民間の適切な役割分担のあり方や法令上の制約の有無，業務の効率性の確
保等を勘案しながら，業務委託，ＰＦＩ，指定管理者制度等を活用し，民間活力の導入を進めてき
た。
○民間委託の拡大
項目
効果額
家庭ごみ収集・運搬業務の委託（H11-H17）
約 12 億 1 千万円
バス運転業務等の委託（H18-H26）
約 10 億 6 百万円
学校給食センター調理業務の委託（H19）
約 2 億 1 千 5 百万円
南蒲生浄化センター運転管理業務の委託拡大（H20）
約 1 億 6 千 3 百万円
地籍調査業務における委託拡大（H18）
約 4 千 5 百万円
水道の検針・計量業務の委託（H16-17）
約 3 千 7 百万円
住民票等郵送請求受付事務の委託（H18）
約 3 千 1 百万円
市立病院医事業務の委託拡大（H16）
約 2 千 4 百万円
発達相談支援センターのスクールバス運行業務委託（H19）
約 2 千万円
松森工場の運転業務の委託（H17）
約 1 千 5 百万円
○ＰＦＩの活用
実施済
・スポパーク松森（H17）
・仙台市天文台（H20）
・野村学校給食センター（H20）
・高砂学校給食センター（H22）
検討中
・
（仮称）南吉成学校給食センター（加茂と宮城の統合）をＰＦＩ方式に
より実施することを決定（H28 開設予定）
・科学館の大規模改修においてＰＦＩ方式による実施の可能性について
検討中
検討した結果ＰＦＩを
・東京事務所の建替え（H13）
活用しなかった施設
・宮城野区文化センター（H19）
○指定管理者制度の導入
◆指定管理者制度の導入推移
H16 年度
H19 年度
H22 年度
H25 年度
1（0.3％）
92（29.2％）
134（41.4％）
145（43.9％）
非公募施設
300（99.7％）
223（70.8％）
190（58.6％）
185（56.1％）
合計
301（100％）
315（100％）
324（100％）
330（100％）
公募施設
11
５外郭団体の見直し
○外郭団体の統廃合等
社会経済情勢の変化等を踏まえ，継続して見直しを検討しており，ここ 10 年間で全体の 3 分の 1
にあたる数の団体について統廃合を実施してきた。
◆外郭団体の推移
年度
団体数
（年度末）
15
46
16
45
【統合】
（財）仙台市市民文化事業団と（財）仙台市歴史文化事業団
17
44
【廃止等】
（株）仙台ミートプラント（※他社との合併）
18
43
【廃止等】仙台都市総合研究機構
19
43
20
42
【廃止等】
（財）仙台国際育友会（出損比率の減少）
21
39
【廃止等】
（株）クロップス（出資比率の減少）
統廃合等
【廃止等】
（株）仙台医事業務受託協会（出資比率の減少）
【廃止等】
（財）仙台勤労者職業福祉センター
22
36
【廃止等】仙台中央冷蔵（株）
（出資比率の減少）
【廃止等】泉新都心（株）
（出資比率の減少）
【統合】仙台交通（株）と（財）仙台市交通事業振興公社
23
35
【廃止等】
（財）仙台市勤労者福祉協会
24
34
【廃止等】
（財）仙台市障害者福祉協会
25
31
【廃止等】
（公財）翠生農学振興会（出損比率の減少）
【廃止等】
（財）仙台湾漁業振興基金
【廃止等】
（財）仙台市農業園芸振興協会
26
30
【廃止等】職業訓練法人仙台都市圏職業訓練協会
（
【統合】
（公財）仙台観光コンベンション協会と（公財）仙台国際交流協
会）※H27.4.1 付で統合予定
◆外郭団体の政令市比較（H26.5 横浜市調査資料より）
合計
出資比率別
25％以上
形態別
25％未満
財団法人
株式会社
その他
政令市平均
26
21
5
14
8
4
仙台市
31
27
4
16
9
6
12
６ＩＣＴの利活用
市民サービスの向上と事務効率の向上に大きく寄与してきた分野であり，その守備範囲は今後ます
ます広がり，重要性も増してくると想定される。その一方で，個人情報等の適正な管理，コストの
抑制，組織の情報リテラシーの向上など，解決すべき課題も様々想定される。
○これまでの実績
【市民サービスの向上にかかる主な取り組み】
年度
H15
内容
市民利用施設予約システムの導入
→平成 25 年度には施設使用料や設備等の変更に柔軟に対応できるようシステムを更新
H18
バスロケーションシステム「どこバス仙台」の導入
→市営バス・宮城交通バスのバス停への接近情報をリアルタイムに提供
H19
図書館情報システムのインターネットを通じた資料貸出予約の開始
→予約総数及び予約総数に占めるインターネットの割合が毎年増加
H20
市民ＧＩＳ（地理情報システム）の導入
→平成 23 年度は防災マップを中心にアクセス増加
H22
電子申請サービスの導入
→インターネットを通じて区役所での住民票の写し交付予約等が可能に
H25
戸籍システムの導入
→戸籍事務の処理を迅速化するとともに戸籍証明書の自動交付機による取得が可能に
【行政内部の情報化推進にかかる主な取り組み】
年度
内容
H9～
庁内ＬＡＮ（行政情報ネットワークシステム）の整備
順次拡大
→市役所各庁舎を結ぶネットワークと職員用端末の整備により業務効率化と情報伝達の円滑化
等を実現
H16～
H21
基幹系システムの再構築
→大型汎用コンピュータで運用していた住民基本台帳、税、福祉等の基幹業務システムのダウン
サイジングによりコストを低減
H18～
H21
内部事務系情報システムの整備
→財務会計システム（再構築）
、文書管理・庶務事務システム、契約・業者管理システム等を順
次導入し市役所内部の事務処理の効率化と情報共有を促進
【情報システム最適化の推進の取り組み】
●「仙台市情報システム最適化ポリシー」により基本方針を整理（平成 24 年 3 月）
●「仙台市情報システム最適化プラン」により具体的取り組み項目を整理（平成 25 年 1 月）
●「情報システム調達・開発・運用ガイドライン」を策定（平成 26 年 3 月）
13
７市民協働の推進
市民と職員が協力して今後のまちづくりに取り組むために，市民からの意見を聴く機会の充実や市
民提案による協働事業等を実施してきた。
○市民意見の聴取機会の充実
年度
内容
H 18 年度～
・市長が市民と市政の課題等について懇談する「タウンミーティング」
（区毎に
H20 年度
年 1 回ずつ開催）や，市長が市民グループの活動場所を訪問して意見等を聴
く「街角トーク」を実施
H 21 年度
・市長が市民グループ等の活動場所を訪問し，意見交換する「市長とカフェト
ーク」を 4 回実施
H 22 年度
・
「市長とカフェトーク」を 3 回実施
・区長が地域に出向いて広く区民の声を聴く「動く区長室」と「地域懇談会」
を 37 回開催
H 23 年度
・
「動く区長室」と「地域懇談会」を 29 回開催
H 24 年度
・
「市長とカフェトーク」を 4 回実施
・
「動く区長室」と「地域懇談会」を 37 回開催
H 25 年度
・
「市長とカフェトーク」を 4 回実施
・
「動く区長室」と「地域懇談会」を 30 回開催
○市民活動サポートセンターの機能強化
年度
H 18 年度
内容
「市民活動サポートセンター（H11 年度開設）
」の移転及び，機能の充実（市民
活動シアターの設置、交流スペースの拡張等）
○市民協働事業提案制度の実施
年度
H 24 年度
応募・採択件数
採択事業内容
応募 3 件，採択 1 件
・地域で支える防災協働ネットワーク－仙台版体験型避難ゲー
ムづくり－
H 25 年度
応募 6 件，採択 3 件
・地域で支える防災協働ネットワーク－仙台版体験型そなえゲ
ームの完成と普及活動－
・子どもを中心とした困窮家庭への生活支援ネットワーク化事
業
・震災メモリアル・市民協働プロジェクト～伝える学校～
H 26 年度
応募 8 件，採択 2 件
・ふれあい・支え合いのまちづくり推進事業
・仙台市民と外国人で考える多文化共生推進のまちづくり
－市民ライターによる仙台魅力発見ガイド制作事業－
14
８職員の育成
環境の変化に迅速かつ柔軟に対応でき，目標や課題に対し積極的に取り組む職員を育成するため，
各種の取り組みを実施。
○庁内公募に基づく配置換えの実施
H14 年度以降，2～4 業務（2～8 名）において，庁内公募による配置換えを実施
○組織横断型検討体制の構築
年度
H 18～19 年度
内容
2 つの局区横断若手職員プロジェクトチームを設置
・改革改善に取り組むための仕組みづくりについて
・区役所窓口のワンストップサービスの導入について
H 22 年度
9 の組織横断型プロジェクト・チームにより，公共施設総合マネジメントや政策
形成過程において市民の参画を促す手法（パブリックインボルブメント）推進
などをテーマに施策立案・実施のための検討
H 23 年度
8 の組織横断型プロジェクト・チームにより，首都圏におけるプロモーションや
被災者の生活再建支援などをテーマに施策立案・実施のための検討
H 24 年度
9 の組織横断型プロジェクト・チームにより，東部地域の復興関連事業や被災者
の生活再建などをテーマに施策立案・実施のための検討
H 25 年度
10 の組織横断型プロジェクトチームにより、社会保障・税番号制度の導入や被
災者の生活再建などをテーマに施策立案・実施のための検討
○複線型配置管理の導入
年度
内容
H 25～26 年度
・キャリア選択制度の導入
（予定）
・キャリア選択制度による人事異動サイクルの見直し（H27～）
○人材育成機能の強化
年度
内容
H 16 年度
「OJT 研修」
（新任ポスト係長対象）等 4 講座を新設
H 17 年度
「自己再発見講座」
（一般職対象）等 4 講座を新設
H 18 年度
「自分型キャリア開発講座」等 2 講座を新設
H 19 年度
中堅職員向け「業務改善」等 3 つの研修を新設
H 20 年度
「基礎から学ぶ政策形成講座」等 2 講座を新設
H 21 年度
「創造性を磨くトレーニング」等 2 講座を新設
H 23 年度
新たな人材育成の基本方針となる「仙台市人材育成基本方針（改訂版）
」を策定
H 24 年度
OJT 推進ハンドブックを作成し，特別研修において OJT 推進セミナーを実施
15
９組織の見直し
事務効率化と業務の体制強化を図るために継続的に見直しを実施。
○税務事務の本庁一元化
本庁及び各区で行っている税務事務について，効率化を図りつつ，徴収を含めた執行体制の強化を図
るため，税務事務を本庁（財政局税務部，納税部）に集約した。
○組織の統廃合
年度
内容
H 15 年度
・
「下水道局」を「建設局」に統合
H 18 年度
・
「企画局」と「市民局」を統合し，
「企画市民局」とした
H 22 年度
・
「人材部」及び「職員研修所」を再編し，「人材育成部」とした
・「下水道経営部」を新設するとともに，「下水道管路部」及び「下水道施設部」を
統合し，
「下水道事業部」とした
H 23 年度
・
「震災復興本部」を新設
・
「企画調整局」を廃止し，「総務企画局」に再編
H 24 年度
・
「震災復興本部」を廃止し，「復興事業局」を新設
H 25 年度
・産業政策部と産業創出部を統合し，「産業政策部」とした
H 26 年度
・
「まちづくり政策局」を新設し，総務企画局を「総務局」へ再編
・市長直轄の「危機管理室」を新設
16
10 既存施設のあり方等の見直し
市民ニーズの変化や民間事業者の育成状況など社会情勢の変化に合せて，見直しを実施。
施設名
内容
効果額
行政サービスセンタ
証明書発行業務のみを行う「証明発行センター」に改め
ー
た（H20）
茂庭荘
民間事業者に施設を売却，事業譲渡（H18）
約 9 千 4 百万円
仙台サンプラザ
民間事業者による賃借・運営が開始され，それまでの運
約 4 千 7 百万円
約 2 億 4 千万円
営法人に対する補助金を削減（H21）
保育所
築 25 年以上の木造公立保育所等の建替えに当たって
は，
「民設民営方式」を基本とする（H19 以降）
・民営保育所の設置に伴い原町保育所・大野田保育所の
・約 6 千 1 百万円
廃止（H21）
・中山保育所・南光台北保育所を公設民営化（H25）
・約 6 千 2 百万円
・〆木保育所を民設民営化（H26）
・約 6 千 4 百万円
看護専門学校
民間事業者に施設を売却，事業譲渡（H21）
約 4 億 9 千万円
エル・ソーラ仙台
フロアの規模を縮小し，管理費用の節減を図った（H21） －
健康増進センター
震災復旧工事に併せて見直し工事を実施（H22-24）
－
こども宇宙館
新天文台の移転新築に伴い廃止（H20）
約 1 億 1 千 8 百万円
農業園芸センター
大温室の解体など施設のあり方を決定（H25）
－
17