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2014年10月号 乳幼児版(vol.69)(PDF:504KB)
「ぽけっと」は、子育てをがんばっている皆さんを応援する情報誌です 子育て・親育ちかわらばん ~乳幼児版~ ぽけっと 発行 編集 安曇野市教育委員会 生涯学習課 社会教育担当 TEL 0263-62-4565 FAX 0263-62-3525 家庭教育支援チーム 山本・森田 2014 親子で体を動かしましょう 10月号 秋風がさわやかで、お散歩や外遊びによい季節になりました。 この頃は、子どもたちの体力低下が指摘されていますが、体を使った遊びは、脳を刺激し、 Vol.69 心の成長をうながすといわれています。季節のよい時季に、広々とした公園に出かけ、子ども と一緒に体を動かし、ふれあい、親子でいい汗を流してみませんか。 ~子育てはチョコレートキャンディのように~ 『聞いてください』 加藤 史子 『聞いてください』という詩に出会ったとき、私は大きな衝撃とともに大切なことに気づかせてもらった という経験がある。その詩には、人が求めていることは助言や理由や解決のための方法を言ってもらうことで はなく、ただ自分の話に耳を傾けて聴いてほしいという気持ちが表されている。その詩に出会うまでの私は、 話に耳を傾けているようで傾けているのではなく、どうすればいいのか、どうしてそうなったのか、解決する にはどんな方法があるのかを伝えることに意識が向いていたのだ。だから、話を聞いているようで聞いて いなかったと思う。 人は自分の頭の中にある辞書で解釈しながら話を聞くという習性がある。その方法で話を聞くと、相手は 不機嫌になることが多い。子育ての場面では特にそうなりやすい。親は子どもの話を聞く前に助言したくなる。 でも、それをしてしまうと子どもの気持ちはモヤモヤする。 世の中には聞き上手になるための練習がある。『傾聴』とか『ペーシング』とよばれ、この方法を使って 話を聞くと、話をしている相手はとても気持ちよく話をすることができる。それだけでなく、話し手は話し ながら自分の考えを整理することもできるし、話しながら自分はどうしたかったのか、自分はどうすればいい のかにまで気づくことができる聞き方があるのだ。もし、この聞き方を使って子どもの話を聞いてあげること ができれば、子どもは自分の中にある力を信じ、自信をもって生きていく力が身につくだろう。 聴く力は自分が言いたいことを少し我慢して、相手が何を伝えたいと思っているのか、言葉の奥にどんな 願いや感情があるのかをくみ取って寄り添うことなのだ。知っているだけでは活用できない。シンプルだけど 日々実践しながら徐々にできるようになっていく。 話したいことがあったら、子どもの話が終わるまで少しだけ待ってあげてください。そうすれば、きっと 子どももあなたの言葉に耳を傾けてくれるでしょう。 加藤史子さんのプロフィール 世界中の心理学を探求し、幸せに生きていくために必要なメソッドを確立する。子どもから大人 まですべての人の幸せを願って全国の学校などをまわり、子ども、保護者、先生方に講演活動を行う。 安曇野市在住 二児の母 毎月勉強会も開催しています。 Q:妹をいじめて困ります 3 歳の息子は、この頃、乱暴がめだつようになりました。5か月の妹をたたいたり、ひっかいたりします。いくら 言ってもなおりませんがいつまで続くのでしょうか。 A:「お母さん、ぼくの方を向いて!」のサイン 妹が生まれるまで、周囲の大人たちは皆『ぼく』のほうを向いていました。今は赤ちゃんの方へ皆の気がいって います。お母さんが赤ちゃんにかかわっている時間の方が『ぼく』と遊んでくれる時間よりも圧倒的に多いし、 お母さんのひざも赤ちゃんに占領されています。さびしいし、一生懸命我慢している気持ちや不満から、妹をたたくと いう行動にあらわれているのです。赤ちゃんと同じくらい『ぼく』の方にも、目や、ことばや、心を向けてください。 時々ギュッと抱いて彼の心をお母さんの心でいっぱいに満たしてあげましょう。 「ぼく」に時間を使いましょう 今よりもう少しでいいから『ぼく』と遊んだり、抱っこしたり、一緒に 絵本を読んだり、お話をする時間を作りましょう。赤ちゃんを抱いているときには3人で一緒に。赤ちゃんが眠って いるときには、 『ぼく』だけのお母さんに。そして満足して落ち着いたらみんなの大切な、かわいい妹の話をしましょう。 そして時には、外に出て親子で思いっきり体を使って遊びましょう。欲求不満はふっとんでしまいます。 ~長野県教育委員会 子育ての玉手箱より~ NPO 法人子育て支援 ぱおぱお 0263-77-1180 はっぴーサロン 安曇野市教育委員会 生涯学習課 社会教育担当 0263-62-4565 『集まれ!あづみっ子祭り』 ~お友だちを誘い合って、皆一緒に遊びましょう~ ・期日:10/5(日)9:00~12:30 ※雨天の場合は中止 ・場所:豊科南部総合公園(芝生広場) ・内容:ペットボトルロケット飛ばし・紙飛行機作り お手玉・しゃぼん玉・竹とんぼ作り・凧作り 缶ぽっくり・スタンプラリー(ゲームコーナー) 「あづみ~ず」もきます。 ・ 親子ビクスサークル 090-4464-1437(平林) 参加者募集! 10/17(金)は無料体験 day 開催☆ 親子で楽しく体を動かしましょう! 10/15(水)10:30~ ☆うどん作り(お粉でうどんを作って食べましょう) 持ち物:バスタオル、三角巾、エプロン 10/24(金)10:30~ ☆ハロウィンのジャコランタン作り 0,1,2,3 サロン 10/27(月)10:30~ ☆ハロウィンパーティー 宝探しを楽しもう(仮装グッズのない方も大歓迎) ※ 各イベント共 正会員無料 非会員 300 円 10/17(金)臼井則孔さんのコンサート PM1:00~3:00(ぱおぱおのおうち PM 臨時休館) ☆手回しオルゴールの優しい音色と歌を楽しみましょう ・場所:一日市場地区公民館 2F (入場無料) 安曇野市三郷明盛 1714-2 ℡77-4270 ・主催:一日市場地区「地域力向上推進事業」 共同主催者 NPO 法人子育て支援ぱおぱお みっぴー工房 090-2257-6839 ・活動日:毎月第 3 金曜日 10:00~11:00 “つくってみよう!木のおもちゃと雑貨” ・場 所:穂高 碌山公園研成ホール ・対 象:2~3 歳児の親子 想像力をたくさん使って遊べるようにと考えてデザイン したオリジナルのおもちゃキットを 20 種類用意。 ・参加費:1 回 500 円 ・講 師:沖 由美子先生 (日本こどもフィットネス協会公認エリアディレクター) ・今後の活動:11/21(金) 、12/19(金) ・日 時:10/28(火)10:00~12:00(要予約) ・場 所:豊科ささえあいセンターにじ ・費 用:1,500 円~3,000 円 ・持ち物:おやつ、飲み物、おんぶ紐等 (昼食を食べる方は、シート、お弁当)