Comments
Description
Transcript
ダウンロード
生理活性物質/脂質 フナコシニュース 2016 年 2 月 15 日号(No.605) funakoshi news 高い抗体価が得られる強力なアジュバント マウスに最適化したアジュバント 製品ページ番号:619 製品ページ番号:5983 TiterMax Gold 特 長 ● 合成コポリマー CRL-8300 の強力なエマルジョン形成能によ Magic Mouse Adjuvant マウスへの免疫用に設計された塩基配列を有する,免疫 刺激性の CpG DNA を含んでいます。 り,油中水型に抗原を捕捉し,強い免疫原性を示します。 ● 特 長 フロイント完全アジュバント(FCA)よりも高力価の抗血清が 得られる一方,FCA の成分である鉱物油や菌体成分を含まず, ● 操作が不要のため,天然の抗原構造のエピトープに対応した抗 免疫動物への副作用や実験者への危険性が少なくてすみます。 ● ● 体を得られることが期待できます。 投与回数が少なくてすむため,時間や費用を節約できます。 ほとんどの場合,単回投与(One-shot)で高い抗体価が得ら ● ● 免疫動物への毒性は低く抑えられています。 ● 従来の方法よりも,抗原の使用量を大幅に節約できます。 ● 本製品 1 ml で,マウス 10 匹に 2 回ずつ免疫することが可能 30,000 Anti - OVA FCA / FIA 20,000 抗血清力価の比較 FIA / FIA 本製品を筋肉注射した場合,他のア ジュバントより高い抗体価を示す (矢印は投与日を示す)。 10,000 0 25 50 75 100 Day 14 経路 筋注 皮下 筋注 筋注 皮下 筋注 皮下 筋注 皮下 筋注 皮下 筋注 皮下 筋注 皮下 マウス ラット モルモット ウサギ ニワトリ/ シチメンチョウ ネコ/イヌ アカゲザル ヤギ/ヒツジ ウシ/ウマ です。 ※本製品は,マウス以外のげっ歯類では高い抗体価を得られません。 操作方法概略 1.使用直前に,本製品をボルテックスにより緩やかに撹拌する。 投与例 動物種 必要な免疫回数は 2 回のみで,免疫後 35 日以内に強力な免疫 反応を引き起こします。 れます。 TiterMax Gold エマルジョン形成や加熱など,抗原の立体構造に影響を及ぼす 液量* 100 μl 100 μl 100 μl 100 μl 100 μl 100 μl 200 μl 100 μl 200 μl 200 μl 200 μl 200 μl 100 μl 400 μl 200 μl 場所(総注射回数) 下肢(1) 尾根部または首(1) 両下肢(2) 両下肢(2) 両肩または両下肢(4) 両下肢(2) 両肩または両下肢(4) 胸(2) 首(1) 下肢(2) 首沿い(1) 両下肢(2) 内股沿い(4) 両下肢に 2 か所ずつ(4) 首沿い(10) *TiterMax Gold:抗原水溶液=1:1 2.本製品と抗原を 1:1 の体積比で混合し,緩やかに 5 回ピペッ ティングをする。 3.混合後直ちに,シリンジを用いてマウスの大腿四頭筋に注射す る。混合液中に沈殿が見られる場合があるので,混合を行った 後すばやくシリンジ中に吸引し,すみやかに注射する。 4.3 週間後に追加免疫を行う。本製品/抗原の混合液は,1.~3. に従い用時調製する。 5.初回免疫より約 35 日後,マウス尾から採血し,ELISA で力価 測定を行う。 6.力価が低い場合は,初回免疫より 42 日後に追加免疫も可能。 ※皮下・皮内への注射も可能です。 品 名 メーカー 商品コード 包装 / 価格(¥) Mouse Adjuvant, Magic CDG CDN-A001 1 ml / 98,000 品 名 メーカー 商品コード 包装 / 価格(¥) 本誌に掲載されている製品はすべて研究用です TiterMax Gold CYT G-1 CYT G-3 CYT G-1X5 CYT G-5 1 ml / 3 ml / 5×1 ml / 5 ml / 17,000 46,000 84,000 88,000 製品一口メモ 製品ページ番号について フナコシホームページで各製品の詳細をご覧いただけます。 検索 http://www.funakoshi.co.jp/contents/ 製品ページ番号を入力 プルダウンで 「製品ページ検索」を選択 1990 年,それまで主流であった FCA と比べ,副作用が少なく 1 回の投与で高い抗体価が得られるアジュバントとして,本製品の 前身である TiterMax classic の販売を開始しました。1997 年に はより効果が高く毒性の低いポリマーを使用した本製品が開発さ れ,これまで多数の文献で使用実績を重ねています。 お問い合わせ先: 〈試薬〉TEL:03-5684-1620 / FAX:03-5684-1775 / e-mail:[email protected]