...

1. - コニカミノルタ

by user

on
Category: Documents
3

views

Report

Comments

Transcript

1. - コニカミノルタ
投資家の皆様へ
コニカミノルタグループ
現状と将来の展望 2004年9月
コニカミノルタホールディングス株式会社
ページNO
第1部:統合中期経営計画(2004年4月~2007年3月) 2~21 第2部:2004年3月期決算概要と2005年3月期業績予想 22~35
第3部:情報機器事業 基本戦略 36~53
本資料の記載情報
本資料の2004年3月期実績については旧ミノルタ上期とコニカミノルタ通期の合算値
を記載、また2003年3月期実績については両社の合算値を使用しております。
将来見通しに係わる記述についての注意事項
本資料で記載されている業績予想、将来予想は現時点における事業環境
に基づき当社が判断した予想であり、今後の事業環境により実際の業績が
異なる場合があることをご承知おき下さい。
第1部
統合中期経営計画(2004年4月~2007年3月)
2004年3月発表
(2004年3月期実績及び2005年3月期業績見通しを更新)
各年度の位置付け
2004年3月期
2005年3月期
2006年3月期
2007年3月期
■経営統合
■ジャンルトップ分野拡大
(03年
03年8月5日)
■更なる成長戦略の推進
■事業会社再編
(03年
03年10月
10月1日)
■高収益の実現
(Fortune 500
Fortune 500入り)
500入り)
■フォト・カメラ事業の構造改革
◆分社化・
持株会社化
◆委員会等 設置会社
■人的融合の推進
■世界のコニカミノルタへ
■更なる財務体質の改善
■新ブランドの訴求
■経営インフラ整備・拡充
(IT、
IT、会計システム、、、、)
◆構造改革・
関係会社再編
準備期
基盤整備期
拡大期
飛躍期
3
本中期計画の重点課題
1. 事業ポートフォリオ経営の実践
T
情報機器・オプトへの経営資源の重点配分
T
フォト・カメラの事業構造改革
2. 統合効果の早期具現化と人材融和の推進
T
合理化効果及び統合シナジーの創出
T
人材融和に向けた取り組み
4
事業ポートフォリオ経営の実践
20%
04.3
戦略事業
中核事業
オプト
カメラ
情報機器
構造転換事業
安定収益事業
メディカル&グラフィック
07.3
オプト
情報機器
フォト
イメージング
0%
↑
② 10%
営業利益率
20%
30%
計測
0%
メディカル&グラフィック
フォト -5%
-5%
戦略事業
10%
計測
①→
0%
市 場 成長 率
10%
市 場 成長 率
20%
-5%
-5%
0%
10%
③
営業利益率
20%
30%
①WW経済成長率(2.25%
国連統計) ②04.3グループ営業利益率(6%
) ③07.3グループ営業利益率(12%
)
①WW経済成長率(2.25% 国連統計) ②04.3グループ営業利益率(
国連統計) ②04.3グループ営業利益率(6%) ③07.3グループ営業利益率(
) ③07.3グループ営業利益率(12%)
T 情報機器は中核事業として一層の収益拡大を図る
T オプトは戦略事業として強化を継続し、情報機器と並ぶグループ収益の源泉に
T フォト・カメラ、メディカル&グラフィックはデジタル化、フィルムレス化に向けた事業展開を急ぎ規模の拡大よりも
収益の確保を図る
5
グループ業績目標
04.3
実 績
05.3
予 想
10,872
11,235
営業利益
772
営業利益率(%)
当期利益
ROE(%)
FCF
有利子負債
投資・投融資
単位:(億円)
売上高
06.3
目 標
07.3
目 標
11,500
12,300
13,300
732
850
1,450
1,600
7.1
6.5
7.4
11.8
12.0
291
12.2
193
5.8
300
8.1
650
15.1
800
15.8
929
3,228
454
542
2,680
582
200
2,550
850
330
2,400
800
550
1,750
650
03.3
実 績
為替レート
$:113
$:113円 113円 $:105
$:105円 105円 $:110
$:110円
110円
ユーロ: 133円 ユーロ:
127円 ユーロ:130
円 ユーロ:130円
130円
133円 ユーロ:127
円 ユーロ:127円 ユーロ:
¾ 注記 : 暖簾代の償却は04.3:24億 05.3~07.3:毎期49億発生
6
売上高の成長(事業会社別)
04.3:11,332
億円
04.3:
計測
メディカル&
グラフィック
フォト/ カメラ
オプト 97
1,256
2,782
859
07.3:13,300
億円
07.3:
54.6%
15.4%
4.3%
1,450
単位:億円
2,900
51.3%
1,300
19.5%
7,400
情報機器
6,188
150
7
営業利益拡大(各社別)
04.3⇒07.3
営業利益拡大における各社の貢献
(拡大目標 +868億円)
HD他
(億円)
計測
メディカル & グラフィック
+227
フォト/カメラ
HD他
計測 4%
3%
メディカル&
グラフィック 6%
情報機器
46%
フォト・カメラ
26%
オプト
15%
オプト
+39
+
22
+51
+127
情報機器 +401
732
04.3
営業利益
1600
07.3
営業利益
8
事業別業績目標
単位:(億円)
情報機器 売上
営業利益
オプト
売上
営業利益
フォト/カメラ 売上
営業利益
メディカル& 売上
グラフィック 営業利益
計測
売上
営業利益
HD他
合計
売上
営業利益
売上
営業利益
03.3
実 績
5,947
526
541
124
2,807
104
1,174
93
97
20
306
-95
10,872
772
04.3
実 績
6,188
629
859
153
2,782
-67
1,256
79
97
18
54
-79
11,235
732
05.3
予 想
6,000
600
1,000
185
3,040
0
1,350
85
110
20
0
-40
11,500
850
06.3
目 標
6,800
900
1,200
250
2,700
110
1,400
120
130
30
70
40
12,300
1,450
07.3
目 標
7,400
1,030
1,300
280
2,900
160
1,450
130
150
40
100
-40
13,300
1,600
為替レート
$:113
$:113円 113円 $:105
$:105円 105円 $:110
$:110円
110円
ユーロ: 133円 ユーロ:
133円 ユーロ:127
円 ユーロ:127円 ユーロ:
127円 ユーロ:130
円 ユーロ:130円
130円
¾ 注記 : 暖簾代の償却は04.3:24億 05.3~07.3:毎期49億発生
9
情報機器事業戦略ー1
グループ中核事業として事業拡大、収益・キャッシュフロー創出
重点戦略
1. ジャンルトップ戦略の徹底(カラーMFP・カラーLBP・高速MFP)
2. 統合効果の早期具現化による利益率の向上
3. カラー化・ネットワークソリューション強化でプロダクションプリント分野を深耕
4. 重合法トナーによる競争優位性(高画質・低コスト)の更なる強化
5. 戦略的アライアンスによる事業規模拡大
単位:億円
目標
売 上 高
営業利益
営業利益率
04.3
実 績
6,188
629
10.2%
07.3
目 標
注力分野
1. カラーMFP・LBP
7,400 2. デジタル高速機・プロダクションプリント
1,030 3. 重合法トナー能力増強、化成品(コストダウン)
13.9% 4. ネットワークソリューション対応(開発・販売)
10
情報機器事業戦略ー2
戦略事業の目標
カラーMFPシェア
04.3実績 07.3目標 ◆ 業界トップのラインアップ ◆ 高画質化 11%
20%
◆ ハード・ソフト含めたトータルコストでの優位性
カラーLBPシェア
04.3実績 07.3目標 ◆ 自社チャネル強化
◆ フルラインアップ 23%
30%
◆ 新規OEMの獲得
POD事業 売上高
◆ カラー・モノクロ高速機の更なる強化 04.3実績 07.3目標 ◆ 欧米市場での本格展開による規模拡大 100億円
600億円
600
億円
◆ 印刷系チャネルの活用
11
オプト事業戦略ー1
グループ戦略事業として、世界最強の光学デバイス企業を目指す
重点戦略
1. 光ピックアップレンズ事業は技術投資により、次世代レンズでも絶対的トップシェアを堅持
2. DSC向け及び携帯電話用レンズユニット/カメラユニットは規模拡大と収益性の向上
3. 電子材料は高付加価値商品を武器に、拡大する大型LCD市場で事業展開加速
4. 統合シナジーによる販売機会の拡大、収益性の向上(ピックアップ用プリズム・ガラスHD基板)
5. 規模拡大に伴う生産能力の増強(国内生産拠点の再配置と中国生産の拡充)
目標
売 上 高
営業利益
営業利益率
04.3
実 績
859
153
17.8%
単位:億円
07.3
目 標
注力分野
1. 次世代ピックアップ対応商品(Blue/HD-DVD)
1,300 2. 高画素/高機能化に対応したマイクロカメラレンズ 280 ユニット
3. 大型LCD用 高機能性フィルム増産
21.5%
12
オプト事業戦略ー2
戦略事業の目標
マイクロレンズ及び カメラユニット売上
(携帯電話用)
04.3実績 07.3目標 ◆ 生産の垂直立ち上げによるトップシェアの維持
151億円
400億円
◆ 高機能化(AF・高倍率ズーム・手ブレ補正) ◆ 高画素化(調芯・ガラスモールド・プラスティック)
レンズユニット売上 (DSC・VCR用)
04.3実績 07.3目標 ◆ 大手家電メーカーとの連携強化 230億円
155億円
230
億円
◆ 中国生産増強で更なるコスト競争力アップ ◆ カメラ事業とのシナジー活用
電子材料事業 売上
04.3実績 07.3目標 ◆ LCD市場拡大に対応し生産能力の増強
230億円
115億円
230
億円
◆ 高機能性フィルムの強化
13
フォト・カメラ事業戦略
重点戦略
フォト
デジタルカメラ・デジタルプリントを事業の中核に据え
事業構造の抜本的改革を行う
1. フィルム中心からデジタル・ネットワークを活用した事業構造へ大幅にシフト
(多様な技術で多様なニーズに対応)
デジタルプリントの売上構成比 04.3: 20
デジタルプリントの売上構成比 04.3: 20%
⇒ 07.3: 40%
40% 20% ⇒ 07.3:
2. インクジェットメディアの事業を強化、拡大。
デジタルプリントを含め事業領域を店頭からホームへ拡大 デジタルプリントを含め事業領域を店頭からホームへ拡大 カメラ
3. 感材事業の需要減少に対応した事業構造へ改革 感材事業の需要減少に対応した事業構造へ改革 1. 高画質と高付加価値分野へ商品を絞り込み、利益優先の施策に転換
2. レンズを含むキーデバイスの開発を強化し、コンポーネント事業を強化
3. 利益が確保できる事業構造へ生・販共に改革
単位:億円
目標
04.3
07.3
実 績
目 標
売 上 高
2,782
営業利益
-67
160
-2.4%
5.5%
営業利益率
2,900
14
メディカル&グラフィック事業戦略
デジタル商品及びソリューション事業の積極展開で収益を確保し
フィルム主体の事業から新規成長事業への転換を図る
重点戦略
メディカル
グラフィック
1.デジタルX
.デジタルX線入出力機器の拡販によるフィルムシェアアップ
2. ソリューションビジネスの本格的展開
3. 診断薬事業拡大
1. 国内の色校正システム拡販及び海外でのフィルムシェアアップ
2. 次世代コンピューター製版システム及び小ロット印刷システムを主力商品として展開
目標
売 上 高
営業利益
営業利益率
04.3
実 績
1,256
79
6.3%
単位:億円
07.3
目 標
1,450
130
9.0%
注力分野
1. 機器及びソフト技術開発力増強
2. 小ロット印刷市場への積極参入
15
計測機器事業戦略
高採算性の確保と戦略的提携による規模の拡大
重点戦略
1. 3次元計測のラインアップ拡充、ソフト
3次元計測のラインアップ拡充、ソフト/
次元計測のラインアップ拡充、ソフト/ソリューション力強化による売上拡大
2. 色計測分野は工業用途中心に強みを確保、商品デファクト化で顧客囲い込み。
3. 医用計測分野の高シェア・高利益率を確保するとともに、新規事業分野を開拓
4. 戦略的提携の推進
単位:億円
目標
売 上 高
営業利益
営業利益率
04.3
実 績
07.3
目 標
97
18
150
40
18.6%
26.7%
注力分野
1.中国販売チャネルの構築
2.新規事業分野の開拓
16
事業ポートフォリオ経営の実践-経営資源配分
設備投資
HD戦略投資
13%
研究開発費
情報機器
(レンタル投資除く)
28%
その他 8%
基盤 & 先端技術
12%
計測 3%
情報機器 48%
メディカル&
メディカル&グラフィック
11%
計測 1%
メディカル&
メディカル&グラフィック 5%
フォト・カメラ 14%
フォト・カメラ 14%
フォト・カメラ 13%
フォト・カメラ 13%
オプト
15%
情報機器
レンタル投資
17%
04.3-07.3累計投資額:2,300億
オプト
12%
04.3-07.3累計研究開発費:2,200億
共に7割以上が情報機器/オプト/HDへ配分
17
財務基盤の強化
株主資本・株主資本比率
実績
03.3 04.3
株主資本
株主資本比率
(億円)
予想
05.3
目標
06.3 07.3
2,390 3,354 3,700 4,300 5,050
27%
35%
37%
42%
49%
(億円)
億円)
6 ,0 0 0
50%
5 ,0 0 0
株主資本比率
4 ,0 0 0
30%
3 ,0 0 0
20%
2 ,0 0 0
株主資本
10%
1 ,0 0 0
0
有利子負債・D/Eレシオ
実績
03.3 04.3
有利子負債
D/Eレシオ
0.8
0%
03.3 04.3 05.3 06.3 07.3
予想
05.3
(億円)
目標
06.3 07.3
3,228 2,680 2,550 2,400 1,750
1.35
40%
0.71
0.56
0.35
(倍)
(億円)
億円)
4,000
1.6
D/Eレシオ
3,000
1.4
1.2
1
2,000
1,000
0.8
有利子負債
0.6
0.4
0.2
0
0
03. 3 04. 3 05. 3 06. 3 07. 3
18
統合費用と利益拡大(03.3実績と対比した場合)
03.3
実 績
05.3
計 画
88
89
84
93
80
20
252
202
177
100
454
合理化効果(人員・購買・拠点再編)
176
30
利益改善(含むシナジー)
75
130
140
320
308
105
270
628
単位:(億円)
販 管 費 ・・・・ ①
営業外・特損
統合費用計
統合効果計
・・・②
06.3
計 画
03.303.3-06.3
04.3
実 績
売上増に伴う利益増 ・・③
26
45
105
・・④
88
△49
19
為替影響
フォトイメージング利益増減 ・・⑤
△171
△171
△104
△104
6
営業利益への影響額(②+③+④+⑤-①)
△40
78
678
772
732
850
1,450
各年度営業利益の推移
累計
19
05.3→06.3営業利益拡大の要因分析
単位:(億円)
合理化効果
情報機器
オプト
フォト
イメージング
メディカル&
グラフィック
及び計測
HD他
全社
0
27
190
150
0
13
40
28
※130
31
53
282
売上増に伴う利益増
80
37
△63
6
-
60
為替影響
30
0
30
8
0
68
合 計
300
65
110
45
80
600
(人員・購買・拠点再編)
利益改善
(含むシナジー)
※目標達成に向けて事業構造の改革プログラムを策定中
20
統合効果の早期具現化ー人員計画(合理化)
グループ人員計画
計 画
02.9
37,300
実 績
04.3
35,200
▲2,100
34,710
▲2,590
05.3
33,600
▲3,700
06.3
32,600
▲4,700
※’03.9末 統合に伴い両社の連結従業員の基準を統一
03.9末 統合に伴い両社の連結従業員の基準を統一
(旧基準の‘
人)
(旧基準の‘02,9人員は
人員は38,300人)
02,9人員は38,300
事業会社別(04.3
vs06.3
06.3)
)
事業会社別(04.3vs
0
5,000
情報機器
オプト
フォトイメージング
メディカル& グラフィック
計測
他
10,000
15,000
20,000
(人)
25,000
04.3
06.3
情報機器 関係会社の再編状況
T
北米:直販の支店を段階的に統合予定(90拠点⇒60拠点) 直販ブランチ倉庫も04年度中に集約完了予定(28拠点⇒18拠点)
T
欧州:直販拠点を04年度中に再編予定 欧州:直販拠点を 年度中に再編予定 ドイツ:27拠点→
ドイツ: 拠点→19拠点 イギリス:
拠点→ 拠点 イギリス:25拠点→
拠点 イギリス: 拠点→17拠点 フランス:
拠点→ 拠点 フランス:36拠点→
拠点 フランス: 拠点→27拠点
拠点→ 拠点
21
第2部
コニカミノルタグループ
2004年
2004年3月期決算概要と
2005年
2005年3月期通期業績予想
2004年5月発表
コニカミノルタグループ決算概要
【億円】
旧ミノルタ
上期実績
コニカ ミノルタ
合算
0 4 .3
売上高
売上総利益
営業利益
経常利益
税前利益
当期純利益
2,632
1,173
157
94
82
68
8,604
3,615
575
431
324
125
11,235
4,787
732
525
405
193
EPS(円)
24.27
26.48
36.39
合算
03.3
10 ,8 72
4 ,7 27
7 72
5 44
4 00
2 91
増減
363
60
△ 40
△ 20
5
△ 98
合算
11.14計画値
11 ,33 2
66 7
51 0
42 0
23 8
増減
△ 97
65
15
△ 15
△ 45
(合算EPS:合算当期純利益/04.3末発行済み株式数)
※営業利益、経常利益共に計画を上回る実績となったが、フォトイメージング会社及び
カメラ会社は赤字を計上したことにより税効果をみることができず当期利益へ影響した。 (影響109億円)
P /L
為替レ ー ト (円)
04.3
03.3
US$
113.1
122.0
EURO
132.6
121.0
増減
△ 8.9 円高
11.6
円安
23
決算概要-セグメント別
売上高
04.3
情報機器
【億円】
03.3
11/14
計画値
増減
営業利益
04.3
【億円】
03.3
増減
11/14
計画値
6,188
5,947
241
6,246
629
526
103
524
オプト
859
541
318
791
153
124
29
127
フォト
1,469
1,631 △ 162
1,470
△3
83
△ 86
40
カメラ
1,313
1,176
137
1,462
△ 64
21
△ 85
0
メ ディカル &
グラフィッ ク
1,256
1,174
82
1,200
79
93
△ 14
90
計測
97
97
0
104
18
20
△2
19
HD他
54
306 △ 252
58
△ 79
△ 95
16
△ 133
364 11,332
732
772
△ 40
667
グループ計
11,235 10,872
※本資料に記載するセグメント情報は、各製品区分に従った管理連結基準で表記しております。
決算短信とは売上、利益とも若干の差異がありますのでご了承ください。
24
決算概要-セグメント別為替影響額
対前年同期比
【億円】
売上
情報機器
オプト
フォト
カメラ
メ ディカル &グラフィッ ク
計測
HD他
合計
△ 36
△ 10
△ 27
△5
△ 27
△1
0
△ 106
営業利益
85
△8
△ 18
36
△6
△1
0
88
1 円の変動に対す る 営業利益への影響額 (0 3 年度実績よ り算定)
US$
E URO
約 7億
約 11億
25
決算概要-事業概況(情報機器)
カラー化/
カラー化/高速シフトによりプロダクトミックスが改善し、MFP/
高速シフトによりプロダクトミックスが改善し、MFP/プリンタともに
MFP/プリンタともに
大幅に収益拡大
事業概況
MFP事業 MFP事業 ◆カラーMFPは中高速領域のラインアップが充実し販売好調。(前期比約80%増、台数ベース) ◆モノクロMFPは高速シフトが進み、収益向上に貢献。(Seg4以上で前期比約10%増、台数ベース)
プリンタ事業 ◆A4低速カラーLBPの販売が海外市場・OEMを中心に好調。(前期比約40%増、台数ベース) 累積MIFの拡大に伴い消耗品ビジネスが事業収益の向上に本格寄与。
業績の推移
売上
【億円】
6000
4000
5,682
5,947
営業利益
【億円】
6,188
600
629
526
400
200
2000
233
0
0
02.3
03.3
04.3
02.3
03.3
04.3
26
決算概要-事業概況(オプト)
事業概況
統合メリットも発揮され、おおよそ全ての事業領域で前年を大幅に上回る
実績をあげる。
光ピックアップレンズ
◆DVD用を中心に好調に推移。(前期比約20%増、数量ベース) DSC用レンズユニット
DSC用レンズユニット
◆新規顧客を獲得し大幅に販売を伸ばす。(前期比約35%増、台数ベース)
携帯電話向けレンズユニット/
携帯電話向けレンズユニット/カメラユニット
◆国内メーカーの高画素・高付加価値機を中心に順調に販売を伸ばす。 液晶ディスプレイ用フィルム
◆ノートPC用薄膜フィルムを中心に販売増。(前期比約50%増、数量ベース)
業績の推移
売上
【億円】
【億円】
営業利益
160
1000
153
800
859
120
124
600
400
445
80
541
200
40
0
0
02.3
03.3
04.3
71
02.3
03.3
04.3
27
決算概要-事業概況(フォト、カメラ)
市場環境・競争激化により事業収益が大きく悪化。 04年度は抜本的な事業構造改革に取り組み、収益改善を目指す。
04年度は抜本的な事業構造改革に取り組み、収益改善を目指す。
事業概況
フォト事業 ◆カラーフィルムは、日米欧での需要減の影響を大きく受け売上は20%減少。フォト事業全体の収益悪化。 ◆デジタルラボ機の販売好調に伴い、ペーパー販売も堅調に推移。 ◆インクジェットペーパーは、高品質品を中心に市場の伸び以上の販売増を達成。
カメラ事業 ◆デジタルカメラは販売台数では前期比倍増するが、各国市場とも熾烈な価格競争により収益性は大幅に悪化。
業績の推移
【億円】
3000
2500
2000
売上
【億円】
150
1,278
カメラ
1,176
1,313
500
1,546
フォト
0
1,631
1,469
03.3
04.3
0
02.3
100
50
1500
1000
営業利益
-50
56
-64
フォト
83
21
カメラ
-3
-64
-100
02.3
03.3
04.3
28
決算概要-事業概況(メディカル&
(メディカル&グラフィック、計測)
事業概況
メディカル&グラフィック事業
◆メディカル:デジタル対応の機器販売が堅調に推移し、ドライフィルムの販売が伸長。安定した収益をあげる。
◆グラフィック:市場縮小により、フィルム・ペーパーとも売上・利益は減少。
計測機器事業 ◆ノートPCの色彩管理などに活用される光源色計測機器が好調に推移。
業績の推移
メディカル&
メディカル&グラフィック
【億円】
1,200
計測
売上
【億円】
営業利益
120
1,188
1,174
1,256
900
売上
【億円】
【億円】
120
109
93
80
20
79
80
91
97
40
0
02.3
03.3
04.3
9
0
0
02.3
03.3
04.3
18
10
40
300
20
97
600
0
営業利益
02.3
03.3
04.3
02.3
03.3
04.3
29
2004年3月期 統合費用
【億円】
上期
下期
通期
販売管理費
15
73
88
移転・転勤・IT・広告宣伝他
営業外費用
20
11
31
会計基準変更他
特別損失
1
56
58
人員合理化他
合計
36
140
17 6
販売管理費
営業外/ 特損
合計
3 .19 予想
12 6
54
18 0
※別途、暖簾代償却費24億円あり
30
2005年3月期 業績予想ー方針
基本方針 基本方針 2004年度=統合基盤整備期
1.強みである情報機器事業、オプト事業へ経営資源を重点配分し、 事業の成長と収益力の強化を図る
2.フォト/カメラの事業構造改革を進め、黒字転換を図る
3.人材融和を推進すると同時に、合理化効果及び統合シナジーを創出
4.新ブランドの認知向上を促進する
31
2005年3月期 業績予想
04年度 想定為替レート
US$ :105円
EURO:127円
売上高
営業利益
当期純利益
【億円】
上期
下期
通期
04.3実績
04.3実績
5,500
6,000
11,500
11,235
335
515
850
732
95
205
300
193
設備投資額(情報機器レンタル投資除く)
減価償却費
研究開発費
630
580
710
32
2004年度業績予想ー事業方針
情報機器
オプト
フォト/カメラ
メディカル&
メディカル&グラフィック
計測
・統合効果の早期具現化
・販売力(直販)の強化及びカラー/中高速機を中心とした新製品の
タイムリーな市場投入
・ピックアップレンズ事業のトップシェア堅持
・レンズユニット、マイクロレンズ事業の拡大
・高機能品拡販による液晶フィルム事業の拡大と収益力向上
・フィルム/ペーパー事業は生産の効率化によるコストダウンの徹底と
インクジェットペーパーの拡販
・DSCの高付加価値品へのシフトとコストダウン
・フォト/カメラ両事業の統合による販売固定費の削減
メディカル:X線入出力機拡販によるドライフィルム拡販
グラフィック:デジタルプルーフ事業の拡大と海外でのフィルムシェアアップ
共通:海外販売強化(中国販社設立04年3月・欧州販社設立04年4月)
・3次元計測事業では工業用計測市場での事業拡大
・色計測分野では自動車業界やFPD業界をターゲットに拡販
33
2004年度業績予想-セグメント別
売上高
情報機器
オプト
フォトイメージング
メ ディ カル & グラフィ ッ ク
計測
H D他
合計
【億円】
上期
2 ,8 5 0
450
1 ,5 0 0
650
50
0
5 ,5 0 0
下期
通期
6 ,0 0 0
3 ,1 5 0
550
1 ,0 0 0
3 ,0 4 0
1 ,5 4 0
700
1 ,3 5 0
60
110
0
0
6 ,0 0 0 1 1 ,5 0 0
営業利益
情報機器
オプト
フォトイメージング
メ ディ カル & グラフィ ッ ク
計測
H D他
合計
04.3
6 ,1 8 8
859
2 ,7 8 2 ※フ ォト +カ メラ
1 ,2 5 6
97
54
1 1 ,2 3 5
【億円】
240
85
△ 15
35
10
△ 20
335
360
100
15
50
10
△ 20
515
600
185
0
85
20
△ 40
850
629
153
△ 67
79
18
△ 79
732
※フ ォト +カ メラ
34
2004年度業績予想-統合費用
【億円】
上期
下期
通期
3.19計画値
販売管理費
46
38
84
120
営業外費用
25
25
50
特別損失
22
21
43
統合費用計
93
84
177
80
200
※別途、暖簾代償却費49億円あり
35
第3部
情報機器事業基本戦略
2004年5月発表
情報機器事業の中期業績目標
当社グループの中核事業として、事業拡大と収益及びキャッシュフローを創
出するとともに、業界トップグループの地位を確立する
業績目標
単位
単位:億円
単位:億円
04.3
05.3
06.3
07.3
売上高
6,188
6,000
6,800
7,400
営業利益
629
600
600
900
1,030
経営資源の重点配分(04.4経営資源の重点配分(04.4-07.3)
グループ全体の約5
グループ全体の約5割を情報機器事業へ重点的に投下
■設備投資 : 約1,000
1,000億円
億円・・・
: 約1,000
億円・・・販売チャネル強化、重合トナー新工場、中国生産増強、など
・・・販売チャネル強化、重合トナー新工場、中国生産増強、など
IT投資 IT投資 : グループ内で優先的に投資し、生産: グループ内で優先的に投資し、生産-販売のシステム統合を早急に構築する。
■研究開発費: 約1,100
1,100億円
億円・・・
・・・重合トナー開発強化、ソリューション対応力の強化、 ■研究開発費: 約
1,100
億円
・・・
重合トナー開発強化、ソリューション対応力の強化、 次世代カラー製品の開発強化、など
37
事業を取り巻く環境認識
情報機器分野では技術の変化や市場の変化は加速化し、
企業間競争は一層激化する 技術の変化
ネットワーク拡大・多様化
デジタル化スピードアップ
情報量増加・多様化
市場の変化
競争の変化
顧客ニーズ多様化
グローバル化
ボーダーレス化
製品開発にはより複雑で
高い技術力が必要
トップポジションを確保する
ためには強い競争力が必要
世界中の企業が業種の
垣根を越えて競争する時代
=メガコンペティション
38
情報機器分野での競合認識(業界内ポジショニング)
情報機器関連企業2003
情報機器関連企業2003年度売上規模比較
2003年度売上規模比較
単位:億円
10,000
0
20,000
A社
22,739
B社
トップ
グループ
15,576
C社
9.897
KonicaMinolta
6,188
7,400
( 07.3
07.3
D社
2,142
E社
1,758
F社
1,100
G社
30,000
経営統合によって、下位グループ
から抜け出した存在となったが、
トップグループとは格差あり
目標)
目標)
500
◆得意分野の見極め =ジャンルトップ カラーMFP、高速MFP、 カラーLBP
◆アライアンス・戦略的提携に
よる販売機会の拡大
各社情報機器部門の売上(コンピューター周辺機器含む)
注)開示情報より
39
当社事業の特性認識(製品/カラー化/地域構成)
LBPカラー化比率
MFPカラー化比率
100%
100%
カラー
22%
業界水準を大きく
55% 上回るカラー化比率
80%
60%
先行する日本市場
での販売量が少なく、
業界水準を下回る
プリンタ
40%
モノクロ
78%
45%
20%
40%
31% その他
80%
日本
20%
MFP
100%
15%
80%
5,238億円
5,238億円
12%
20%
28%
60%
31%
総市場
53%
OEMを含め欧州
OEM
を含め欧州
での販売物量大
米国
20%
当社
当社
MFP地域構成
60%
欧州
88%
84%
総市場
100%
40%
60%
モノクロ
950億円
950億円
LBP地域構成
10%
80%
当社
総市場
16% カラー 12%
市場トレンドと
ほぼ同じバランス
28%
欧州
35%
40%
米国
20%
注) 当社 :04.3実績 総市場 :当社推定による
11% その他 9%
15% 日本 19%
46%
37%
総市場
当社
40
ジャンルトップ戦略-推進のベースとなる当社販売基盤-
カラーMFP
カラーMFP
高速MFP
高速MFP(
MFP(POD)
カラーLBP
カラーLBP
モノクロSeg5
モノクロSeg5以上・カラー
Seg5以上・カラーSeg4
以上・カラーSeg4
100%
13%
日本 13%
80%
52%
52%
16%
16%
13%
13%
17%
17%
23%
23%
47%
47%
60%
20%
20%
9 %
43%
43%
65%
65%
欧州
40%
23%
23%
40%
40%
20%
67%
67%
64%
64%
37%
37%
25%
25% 米国
総市場
26%
26%
当社
欧米市場中心に販売
総市場
当社
OEM含め米国市場
で販売拡大
総市場
当社
OEM含め欧州市場での
販売ボリューム大きい
注) 当社 :04.3実績 総市場 :当社推定 ともに台数ベース
41
ジャンルトップ戦略
成長が見込まれる分野・市場に経営資源を集中し、
その中でトップポジションを確立する。
カラーMFP事業
カラーMFP
カラーMFPでトップグループの一角を占める
MFPでトップグループの一角を占める
¾07.3 シェア目標: 20%
高速MFP事業
高速MFP
高速MFP(
MFP(カラー/
カラー/モノクロ)でライトプロダクション(軽印刷)市場での
確固たる地位を獲得する
¾07.3 売上目標: 600億円
カラーLBP事業
A4カラー
A4カラーLBP
カラーLBPでリーディングカンパニーたるポジションを確保する
LBPでリーディングカンパニーたるポジションを確保する
¾07.3 シェア目標: 30%
42
ジャンルトップ戦略-主要セグメントにおけるシェア推移-
02.3 02.3 日本
カラーMFP
カラーMFP
カラーLBP
カラーLBP A4機
A4機
4位
2.2%
2.2%
04.3
5位
2.0%
2.0%
5位
アメリカ
10.8%
10.8% 3位
12.0%
12.0% 3位
12.7%
12.7% 4位
ドイツ
18.3%
18.3% 2位
29.2%
29.2% 1位
23.4%
23.4% 1位
日本
モノクロMFP
モノクロMFP
Seg4
3.9%
3.9%
03.3
8.5%
8.5%
4位
9.6%
9.6%
4位
13.9%
13.9%
4位
アメリカ
14.7%
14.7%
2位
14.6%
14.6%
2位
15.0%
15.0% 2位
ドイツ
24.3%
24.3%
1位
29.7%
29.7% 1位
30.3%
30.3% 1位
アメリカ
9.7%
9.7%
3位
19.7%
19.7%
2位
21.9%
21.9% 2位
西欧
22.0%
22.0%
2位
28.8%
28.8%
2位
30.8%
30.8% 2位
× トップとのギャップ大
△ トップを目指す
◎ 更なるシェア拡大を
△ シェア拡大中
○ 更なるシェア拡大を
◎ トップシェアを堅持
◎
低速機ではトップ
シェア。タンデム機
投入でシェア拡大
注)カラーLBP
注)カラーLBP: LBP: 上記の西欧市場シェアは
: 上記の西欧市場シェアはOEM
上記の西欧市場シェアはOEMを含む
OEMを含む
43
カラーMFP 事業目標・重点施策
事業目標
事業目標
カラーMFP
カラーMFPジャンルでトップ3グループ入りをめざす
MFPジャンルでトップ3グループ入りをめざす
07.3 13万台以上の達成
万台以上の達成
07.3 カラーMFP
カラーMFP販売台数目標 MFP販売台数目標 13
販売台数目標 13
07.3
万台
13万台
13
04.3
カラーMFP
カラーMFP台数
MFP台数
WWシェア
WWシェア
Seg 2以上
3.4万台
3.4万台
4位
Top3
%
20%
20
15%
15%
重点方針と施策
モノクロ/
モノクロ/カラー変換を積極的に推進し、業界シェアを大きく変革
重合法トナーとカラー画像技術をコアにした高画質化、さらにTCO優位性で販売促進
カラー商品力(モノクロMFP同等機能)と業界トップのフルライン
ソリューション商品の提供、サービスの推進
入出力機器とソフトウエアの充実をはかり、お客様に最適なドキュメントワークフロ-を提案
徹底したコストダウンの実現 開発、調達、購買分野の統合効果と新製品投入効果による製品コストダウンの達成
44
(参考)カラーMFP 市場規模
カラーMFP
カラーMFP WW市場規模予測
WW市場規模予測
モノクロを含めたMFP
モノクロを含めたMFP市場全体の成長は鈍化するが、カラー化は急速に進む
MFP市場全体の成長は鈍化するが、カラー化は急速に進む
(千台)
1,000
900
800
700
600
500
400
300
200
100
0
その他
日本
欧州
米国
2003
2004
2005
2006
注)当社推定による
45
高速MFP 事業目標・重点施策
事業目標
事業目標
ライトプロダクション市場(軽印刷)での地位を確立する。 2007.3
売上規模: 600億円以上の達成
600億円以上の達成
2007.3月期
2007.3月期 売上規模: 600
Mont hly C/V
1,000,000
2004.3月期
2004.3月期 売上100億円
営業利益30億円
2007.3月期
2007.3月期 月期 売上600億円
600億円
営業利益120億円
120億円
500,000
S tr eet Pr ice
プロダクション
Xer ox DT
Heidelber g
Canon
ライトプロダクション
200,000
100,000
50,000
オフィス
Canon
Xerox
Ricoh
モノクロSeg
Seg 6機、 モノクロ$60,000
6機、 カラー51
カラー51ppm
51ppm機
ppm機
で軽印刷市場
$30,000
に本格参入
$20,000
$16,000
20,000
重点方針と施策
カラー高速機とモノクロSeg6機の投入により本格参入
機の投入により本格参入
カラー高速機とモノクロ
プロの要求仕様に対応した商品ラインの展開
先行した日本でのライトプロダクション市場参入に続き、規模拡大をめざし米欧でも展開
海外主要販社における専任販売組織構築を促進し、営業力強化
情報機器会社は事務機系チャネル、メディカル&グラフィック会社は印刷系チャネルからの
両面作戦を当面展開
OEM展開により積極的に販路拡大 46
(参考)ライトプロダクション(POD)市場規模
POD市場 金額規模予測
POD市場 金額規模予測
モノクロ高速/
モノクロ高速/カラーで軽印刷市場規模の伸びは大きい
【億$】
180
160
140
120
100
80
60
40
20
0
モノクロ日本
モノクロ欧州
モノクロ米国
カラー日本
カラー欧州
カラー米国
2003
注)当社推定による
2004
2005
2006
※機器・サプライ、サービス金額の合計
47
カラーLBP 事業目標・重点施策
事業目標
事業目標
A4カラー
A4カラーLBP
カラーLBPのジャンルトップ確立による連結利益の拡大
LBPのジャンルトップ確立による連結利益の拡大
累積設置台数の拡大により消耗品ビジネスが着実に収益に寄与
累積設置台数の拡大により消耗品ビジネスが着実に収益に寄与
2007.3
100億円超を目指す
億円超を目指す
2007.3月期には本格的に収穫期を迎え営業利益
2007.3月期には本格的に収穫期を迎え営業利益100
月期には本格的に収穫期を迎え営業利益100
2004.3月期
2004.3月期
2007.3月期
2007.3月期
カラー台数 2004.3
2004.3月期
月期
250K
250K台
WWシェア
WWシェア
544K
544K台
%
30%
30
25%
25%
売上
営業利益
950億円
950億円
28億円
28億円
2007.3月期
2007.3月期
1,300億円
300
億円
110億円
重点方針と施策
自社ブランド事業の強化・拡大
チャネル強化施策(ITディストリビューション販路拡大、eコマース直販、MFP販路)
重点エリア強化(中国・日本・東欧)
重合法トナー搭載による消耗品収益の確保
消耗品マーケティング施策
カラー商品力強化と継続的コストダウンによる競争力の確保
①低速カラーLBP ②タンデムプリンタ ③AIO(オールインワン)プリンタ
48
(参考)カラーLBP 市場規模
カラーLBP
カラーLBP市場規模
LBP市場規模
(千台)
2,000
1,800
1,600
1,400
A4セグメントを中心にLBPカラー市場の成長に期待
その他
日本
欧州
米国
A3
A3
1,200
A3
1,000
A3
A4
800
A4
600
A4
A4
400
200
0
2003
2004
2005
2006
注)当社推定による
49
当社重合法トナーの競争優位性
技術的優位と製品への積極展開をドライビングフォースとして、 06.3までにトップメーカーとしての地位に立つ
■カラーで特に威力を発揮する高精細・高画質なプリントクォリティ
■他社を圧倒する特許出願件数(約
■他社を圧倒する特許出願件数(約660
他社を圧倒する特許出願件数(約660件)
660件)
■新工場稼動(
■新工場稼動(2005
新工場稼動(2005年度
2005年度)
年度)により業界トップの生産量(生産能力8,000
により業界トップの生産量(生産能力8,000トン
8,000トン/
トン/年) ■モノクロもカラーも、
MFPもプリンタも、中低速機から高速機まで業界トップの幅広い製品ラインアップ
もプリンタも、中低速機から高速機まで業界トップの幅広い製品ラインアップ
■モノクロもカラーも、MFP
モノクロもカラーも、MFP
重合法トナーはカラープリントでの以下の優位性
(特性とベネフィット)を持ち、MFP、Printerなどのカラー
機に おいて、大幅に差別化した商品を提供できる。
特性
ベネフィット
小粒径
(粉砕8~10μ ⇒ 重合3~6μ)
高画質化(精細画像)
低コスト化(消費量低減)
形状や大きさ、表面特性が均一
画像の安定 ⇒ 高画質
コントロールの容易さ ⇒ 低コスト化
特殊構造が可能(ワックス内包型) 画質のギラツキ低減、書き込み性 機械
の信頼性・寿命向上
⇒オイルレス
低温定着
紙のカールの無い出力
準備待機時間の大幅短縮
ヒーター、冷却ファンなどの小型化、
静音化、省電力化、コスト低減
重合法トナー メーカー別生産量
トン
その他
D社
C社
B社
16,000
14,000
12,000
10,000
A社
当社
8,000
6,000
4,000
2,000
0
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
50
統合によってパワーアップする開発・生産・販売 開 発
■顧客対応型のソフト開発部隊を厚木に集約(04
顧客対応型のソフト開発部隊を厚木に集約(04年度上期) 04年度上期) 市場要望に即応できるよう、拠点分散による重複を排除し 市場要望に即応できるよう、拠点分散による重複を排除し 開発パワーの効率
開発パワーの効率/
開発パワーの効率/スピードアップ スピードアップ POD
POD事業強化のために、ユーザーごとに異なるアプリケーションに POD事業強化のために、ユーザーごとに異なるアプリケーションに きめ細かく対応できるソフトの開発体制を構築 きめ細かく対応できるソフトの開発体制を構築 きめ細かく対応できるソフトの開発体制を構築 生産・調達
■重合法トナー新工場稼動(05
重合法トナー新工場稼動(05年度
05年度)
年度)で生産効率向上
06.3に200
06.3に200億円超
200億円超
■購買統合による取引ボリューム増大・取引ベンダー集約
のコストダウンを目指す
■キーデバイスの内製化拡大 (対2004.3
(対2004.3月期比較)
2004.3月期比較)
■中国生産の増強 販 売
■日米欧主要国販社の統合完了(
日米欧主要国販社の統合完了(03
03年度下期)により、直販体制は充実・強化
03
年度下期)により、直販体制は充実・強化
■営業拠点の統廃合・システム統合(04
営業拠点の統廃合・システム統合(04年度
04年度)
年度)により、バックオフィスは合理化を推進
■MFP製品の統合ブランド「b
MFP製品の統合ブランド「bizhub
製品の統合ブランド「bizhub(
izhub(ビズハブ)」の導入(03
ビズハブ)」の導入(03年度下)
03年度下) 51
統合によってパワーアップする事業総合力 近い将来に予測されるMFP/プリンタの顧客ニーズのシームレス化に
対して、迅速かつ柔軟に対応できる事業基盤が整う
MFPとLBPの両輪で成長
■全製品を自社ブランドで販売できるワールドワイドな販売体制 ■統合によって強化されたプリンタ・MFP
統合によって強化されたプリンタ・MFPコントローラ開発力 MFPコントローラ開発力 ■プリンタ事業で培ったコスト対応力と高速MFP
プリンタ事業で培ったコスト対応力と高速MFP事業で確立した高信頼性の2つの
MFP事業で確立した高信頼性の2つのDNA
事業で確立した高信頼性の2つのDNA DNA ■量販店・事務機系ディーラー・IT
量販店・事務機系ディーラー・IT系ディーラー・
IT系ディーラー・POD
系ディーラー・PODなど幅広い販売チャネル PODなど幅広い販売チャネル 業界他社に先行する重合トナー展開
■いち早く重合法トナーへ転換した幅広い製品ラインアップにより、消耗品ビジネスの
収益拡大が加速 ■生産性効率の更なる向上を目指し、重合トナーの開発・生産増強へ積極投資
戦略分野でのOEM提携
■有力OEM
有力OEM顧客との戦略的提携による事業機会の拡大 OEM顧客との戦略的提携による事業機会の拡大 52
新統合ブランド展開
コニカミノルタMFP
MFPの新ブランド
コニカミノルタ
MFPの新ブランド
“business + hub” 「あなたを、ビジネスの中心に」
カラー :22
カラー :22PPM
22PPM
モノクロ :35
モノクロ :35PPM
35PPM
本体標準価格:150
150万円(税別)
万円(税別)
本体標準価格:150
04年
04年3月発売
モノクロ :35
モノクロ :35PPM
35PPM
本体標準価格:105
105万円(税別)
万円(税別)
本体標準価格:105
04年
04年3月発売 04年春より全世界で導入開始: FY04ー06で新製品20機種上市予定
53
Fly UP