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留学生支援課ニュースレターVol.3
明星大学 留学生支援課 Vol. ニュースレター 日本語講座 総合② 03 2015年7月号 小学校訪問 4月末より、留学生支援課の日本語教員(人文学部国際コミュニケーション学科所属)、高井かおり先 生による日本語講座が始まりました!今回は、日本語講座「総合②」の授業で訪ねた夢が丘小 学校の生徒さんとの様子をお伝えします。 ▲まずは自己紹介。2月に来たとき のことを覚えていてくれました ▲数字を中国語で教えました ▲「いっせいのー“イー(1)”」日本 のゲームを中国語でチャレンジ 【参加してくれてた留学生】 符 開毫さん(西南大学) 侯 佳敏さん(ハルビン師範大学) 郝 帥さん(ハルビン師範大学) 李 林峰さん(西南大学) 楊 子翠さん(西南大学) ▲中国のダウト探しゲームをやって みました ▲給食一緒に食べました。 防災館に行ってきました。 【参加してくれてた留学生】 Polyさん、Giftさん、Wawaさん 7月22日(水)に立川市にある防災館へ行ってきました。 日本は地震の多い国ですので、地震が起こった時の対処法などをしっかり学びました。 ▲震度4の揺れを体験しました。 揺れを感じたら、すぐ机の下へ! ▲火災の時の消火活動を体験しま した ▲心臓マッサージやAEDの対処法を 実践! ~日本語講座 優秀作文集~ 日本語総合②、中級日本語の授業では、みんなが書いてきた感想文を全員で相互評価しました。 投票で優秀作品を決定したので、紹介します。 ★小学校訪問の感想 感想 符 開毫 その小学校に行くのは、これで二回目です。2月に行ったとき、私たちが言った日本語を日本人の小学生は ちゃんと聞き取れるかをちょっと心配しました。そして、緊張しながら準備したり、そして学校に着いたら、緊張し て小学生に授業をやってあげました。無事に終わりました。しかし、今回はあんまり緊張感がなかったです。準 備していきました。教室に着いたら、生徒たちに「私のことまだ覚えていますか」と聞いて、ほとんどの生徒が手 を挙げました。大変感動しました。そして本番が始まりました。 最初零から十までの数字の中国語での読み方を教えました。小学生にとって難しいと思ったんですが、その 心配は要らないと最後にわかりました。そして、次々と中国で流行っているゲームのルールを説明して、私たち も実際に例としてやって見せて、ゲームをやってもらいました。すごく楽しそうでした。最後に昼ご飯を一緒に食 べました。 この二回の訪問はすごい体験だと思います。なぜかというと、日本人の小学生が普通は何をしているのか少 しわかりました。学校では、日本人小学生は中国人小学生より活発で、積極的に授業を受けていると感じます。 中国小学生は先生に質問されるのはすごく嫌で、積極的に自ら手を挙げることはまずありえないでしょう。そし て、最後にご飯を食べるとき、当番は先生のごはんを忘れてしまいました。そのとき、大勢の生徒たちが素早く 先生の所に行って、自分のご飯を先生に渡して、先生は生徒たちの食器から少し取りました。これにとても感 動しました。生徒と先生の間の友情(こう言っていいでしょう)は非常に深いと感じました。ギャプは全然ないん だと思われました。中国では、小学校から大学院まで、先生と学生の間には、やはり越えてはいけない線が あって、その線は日本より越え難いです。これは大学でも感じることができます。 今回の訪問があって、とてもいい思い出ができました。 ★映画鑑賞の感想 映画『学校』の感想文 李 林峰 この授業で見た3本の映画の中で、一番印象に残ったのは山田洋次監督の『学校』だった。ある夜間中学に、 卒業に臨んでいる学生たちと担任先生の黒井先生との間の物語を振り返った映画だった。年齢、仕事、そして 国までも違う学生たち7人が集まったのがこの特別なクラスだった。皆はそれぞれ問題を抱えていたが、黒井先 生は優しく、しつこく力と愛情を入れた。映画の英語名「A Class to Remember」のとおり、このクラスは学生たち の心の底に懐かしい、記憶に残してほしい存在だと思った。暖かさがあふれた映画で感動させられた。 まず、カズは友達の車を借りて、緑、えりこ、修と一緒に浜辺に遊びに行ったシーンを思い出した。4人は大騒ぎ で楽しく砂山を作って、そして後静かに砂山が少しずつ波に流されるのを見て、本当に素晴らしい時間だったと 思った。大変な生活の中で、みんなはこんな自由自在な時間に慰められた。カズはきつい仕事からしばらく抜 け出し、緑とえりこの顔は晴れてきて、修も元気になった。つまらない生活に、一緒に意味のない、ただ時間潰 しのばか遊びをする友達がいるなら、どんなに幸せだろう。 そして、イノさんのこともとても印象に残った。イノさんは急になくなって、みんなは悲しくて彼のことを思い出した。 惨めな人生を送ってきて、すごく勇気を出して夜間中学にきた怯えたイノさん、競馬の話を滔々とまくし立てたイ ノさん、まじめに田島先生に告白の葉書を出したイノさん、いずれも感情のある人間の存在と思って、そしてイ ノさんのような社会の低層に隠れた小さな人物の人生に感動せざるを得なかった。イノさんの人生を巡って、映 画の最後にみんなは「幸せはなんだろか」を議論した。オモニによると、イノさんは自分が幸せだと思っていた、 私もそう理解できる。 幸せは単にお金のことではなくて、ある集団の中に、とても小さな集団でも構わなく、自分が受け入れられて自 分の存在を認められて、そして理解されて励まされる人は幸せなんだと思ったから。 ~日本語講座 優秀作文集 留学生送別会~ 15H1-X02 ★防災館の感想 ギフト 防災館の感想 私は日本に来る前、地震のような災害に遭ったことがありませんでした。タイには地震があまり起こらない ので、ちょっと変な考えだと思われますが、最初私は地震にあったらどんな気持ちになるか体験したかった です。しかし、日本に来てから、初めて地震にあった時、私は寮にいましたが、地震を感じてドキドキすると いうよりびっくりしました。よく考えると地震が起こった時、幸いなことに、地震が激しくなかったです。もし意 外なことがあったら、どうすればいいのか全然分かりません。 私が防災館へ行く機会があったことは本当にとてもよかったです。地震の力は建物だけでなく、人間の生 活などに色々な被害を与えることを学びました。そして、去年の10月に日本の会社に訪問して、AEDという 道具を一回だけ見たことがあります。AEDはどう使うか分からない私が今回初めて使ってみました。この人 の命を助ける道具をもっと分かって、とてもよかったです。また、実際に消火器を使ってみて楽しかったです。 消火器は3種類あって、火事の種類によって選ぶことも知りました。それに、煙体験室で煙から逃げる体験 をしたり、安全に逃げられる方法が分かったりして楽しかったです。 最後に、災害は知らず知らずのうちにいつでも起こるので、災害に処する方法を分かることが大切なことだ と思います。かおり先生のおかけで、私たちが色々な災害に処する方法について学ぶ機会がありました。 ありがとうございます。 ~留学生送別会~ 8月に34名の受入交換留学生が留学期間を終えました。 1年間おつかれさまです。明星ライフ、充実した1年であったことを祈っています☆ ありがとうございました。 ▲学長のあいさつ ▲交流会の様子▼ ▲留学生代表挨拶 (西南大学 楊子翠さん) ▲国際教育センター長のあいさつ 発行元:明星大学国際教育センター/留学生支援課 企画・編集:高井かおり・栗本優子 お問い合わせ:[email protected]