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動物愛護普及啓発を目的とした動物介在教育プログラム 犬との暮らし
教科:道徳 学年:1,2 年生 道徳の目標から 1.自分自身に関すること 健康や安全に気をつける 2.他人とのかかわり 気持ちよくあいさつする・友達と助け合う 3.自然や崇高なものとのかかわり 動物に優しい心で接する 4.集団や社会とのかかわり 約束や決まりを守る 犬はどうして吠えるの? 犬はどうして追いかける の? 犬はどうして噛むの? 犬と一緒に遊ぶには? 犬をよく観察しよう! 犬と友達になろう! みんなと協力しよう! 約束を守ろう! 言葉が通じない犬と友達になるに は? 動物愛護普及啓発を目的とした動物介在教育プログラム 犬との暮らしにおける安全教育学習の目標 学習の概要 1.犬の行動観察を通して理解する 2.犬と安全に遊ぶにはどうしたらよいか考える 3.犬と遊ぶときの約束を確認する 4.犬とお友達になるために、あいさつをして握手をする 5.協力してサイレントゲームに挑戦する 6.犬との遊びを通して学んだこと、感じたことを発表する 観察の Key Word 犬の行動観察を行う。 ・においを嗅ぎあう ・音に反応する ・動くものに反応する ・ボディーランゲージ(身体で示す表現) -目線 アイコンタクト(目と目を合わせる) -尾の位置、振り方 -耳の動き -姿勢(頭を低くする、前足を伸ばす、お尻を振る…) -口(唇をなめる、舌を出す、あくびをする…) 学習活動 (1)目 標 1.犬の行動の意味を知る 2.ルールを守って犬と遊ぶ 3.犬と友達になる 注意事項:要支援児童や動物に対するアレルギーの把握。 感染症予防、アレルギー対策として、授業の前と終了後にうがいと手洗いをする。 (2)学習計画 児童 教師 インストラクター ボランティア ・ 時間 ハンドラー (飼い主) ・説明を聞く ・活動目標の説明 ・自己紹介 ・インストラクター ・自己紹介と犬の紹 10:40 介 10分 ボランティアの紹介 ・犬のサークルの ・大きな輪を作るよう ・サークルを配置 犬をサークルの中 10:50 周りに集まる に児童を配置する ・行動観察の時に し、刺激音を鳴ら に入れる す 観察したことを ・刺激物を入れる サークルを用意 メモする ・人への反応 刺激物の用意 ・犬への反応 ・犬は休憩 ・メモを見ながら ・児童に犬がどんな 観察したこと、 20分 顔の表情や尾の動 感じたことを きなどを見せたか発 発表する 言を促す ・アイコンタクト ・児童の発言を 受け、行動の 意味を説明する ・話を聞く 犬の行動観察から、 導きたいこと: デモンストレーシ 11:10 動物とどのように接 犬にしないこと ョン したらよいかを考え 1.大きな音 ・つながれていない させる 2.走る 犬 10分 ・つながれていない犬 3.勝手にさわる ・犬と遊ぶ ・犬と遊ぶとき 4.目線 犬と遊ぶときのルール を板書する 休憩 休憩時の注意 黒板を用意 ・教師の補助 ・犬はケージへ ・犬も休み時間です。 11:20 10分 ・犬にさわらない。 ・そっと休ませてあげ *黒板にサイレン ましょう。 トアスレチックゲ ・ハンドラーさんとお ームの採点表を書い 話ししてもよいです。 ておく ・説明を聞く 友達になるためには、 ・友達になろう ・ハンドラーは、 11:30 ・友達になろう お互いの名前を教え 1.挨拶をする 10分 ゲームの説明 ゲームに参加 合ったり、握手をした ① 二重の輪を作 2.犬の名前を教え する り、笑顔で話をします・ る る ・・などということを児 ②輪に犬を配置 3.犬と握手 童から導き出す。 犬が苦手な子は、ハ ③音楽に合わせて 外側は右回り ンドラーと握手す 内側は左回りに る 進む ④音楽が止まった →やってみせる 所で、前にいる 人や犬と挨拶をする 音楽CDラジカセ準備 ・笑顔で挨拶 ・名前を教える ・握手をする →やってみせる ・挨拶できたか 発表する ・説明を聞く ・友達と挨拶できたか 犬と挨拶できたか 11:40 を聞く 30分 ・犬と友達になって ・サイレントアス ・ハンドラーは、犬 一緒にゲームをし レチックゲームの を誘導してゲーム たいか聞く 説明をする に参加する →やってみせる ・ゲームに参加 する 3グループに ・犬の行動観察をした ゲーム詳細は別紙 ことを思い出して、犬 参照 と遊ぶときのルール ゲームの準備 を確認する ・採点者5名 分かれる 10点、5点、0点 3グループに分ける を付ける(プラカー ・ゲームのルールを確 ド) 認 する ①静かに応援できたら 10点、5点、0点 ②静かに動いてできたら 10点、5点、0点 ③チームの犬が吠えたり びっくりしなければ 10点、5点、0点 3グループの合計点を 黒板に記入 ・先生の話を聞く ・授業のまとめと、 お別れの挨拶 ・教師の補助 ・犬はケージへ 12:10 5分 *早めに授業を切り上げ余った時間は、自由にふれあう時間にしたい ・ハンドラーさんは、児童とお別れの挨拶を行う。だっこや握手 *児童が活動に入りやすいように教師は、助言する。 *教師が説明しやすいよう、児童が活動しやすいようにボランティアは援助する。 *児童の発言や質問を受けて、教師は児童の意図するところをくみ上げインストラクター に説明を求める。 Silent Athletic Game サイレントアスレチックゲーム ゲームの説明 障害物競技を行う。ただし、静かに気持ちを抑えて行動する。応援する時も、声を出 さずに静かに応援する。 ゲームの手順 1.クラスを3チームに分けて、犬を含めて順番に並ぶ。 2.順番に障害物をくぐって、フラフープをくぐってゴールを目指す。 3.最初の児童がゴールに着いたら、次の人がスタートする。 4.犬の番に来たら、ハンドラーは犬を誘導しながらゴールを目指す。 5.自分の番の前になったら、立って待つ。自分の番以外は座って待つ。 6.審査員に判定してもらう。 応援の仕方 声を出さずに、親指と中指・薬指を合わせたパクパク拍手で応援しよう。 自分の順番を静かに待つ *犬は、フラフープの中でフセをする トンネルをくぐる フラフープをくぐる スタート 静かにゴールを目指 す ゴール ゴールに着いたら静かに待 つ 児童の観察メモノート なまえ 2年 犬はどうしましたか はじめての場しょ ピィピィという音 大きな音 食べもの うごくもの 犬 人 組 どうしてそうしたのかな