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地域密着型金融の推進に関する取組みについて[4.11MB]

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地域密着型金融の推進に関する取組みについて[4.11MB]
地域密着型金融の推進に関する取り組みについて
平成27年8月
目
次
◆地域密着型金融の推進について
P1
◆平成26年度の進捗状況
P2~10
◆資料編
P11~15
□ 十八銀行のサポート事業について
□ 経営改善支援への取り組み
□ 「長崎サミット(長崎都市経営戦略推進会議)」への支援、
および「まち・ひと・しごと創生総合戦略」への取り組みについて
□ 「十八銀行『元気な長崎』応援プロジェクト」の概要
地域密着型金融の推進について
基本的な方針
当行は、平成26年4月にスタートした中期経営計画「CS³(シーエスキューブ)」(1st-Stage:平成26年4月~平成
29年3月、2nd-Stage:平成29年4月~平成31年3月)に基づき、地域活力の創造へ主体的に取り組んでいるほか、
お客さま満足度の高いサービスを提供できるよう努めております。
地域密着型金融の推進に関する基本的な方針については、中期経営計画のなかで、「地域と連携した経済活性
化への貢献」、質の高いソリューション営業をはじめとした「営業力の強化」、などを重点的に取り組む事項として盛
り込んでおります。
当行は、中期経営計画を着実に遂行することにより、お取引先企業に対するコンサルティング機能の発揮、なら
びに地域の面的再生への積極的な参画を図り、地域密着型金融を推進していく方針です。
重点的に取組む事項
質の高い商品・サービスの
提供
地域と連携した
経済活性化への貢献
1
金融サービス業として徹底したお客さま目線による商品・サービス・
施設等の提供
地域プロジェクトへの積極的な参画と地域活性化への取り組み強化
営業力の強化
○お客さまとの接点の増加
○お客さまのニーズに幅広く応えるソリューション活動とお客さまの
ビジネスチャンスの創出
○リテール営業の強化
人材育成と
働きがいのある
職場作り
○専門性の高い業務のスキル向上
○お客さまとのコミュニケーション力、マネージメント力の高い人材の
継続的な育成
○全職員のモチベーションの高い職場環境の醸成
安定的経営体質の構築
○コストマネジメント強化と業務提携によるスケールメリットの追求
○市場運用の強化による安定的な収益確保と機動的な対応に
よるリスク・リターンの追求
○リスク管理 /内部管理態勢の強化
○安心・安全な金融サービス態勢の構築
○コンプライアンス風土の醸成
平成26年度の進捗状況
1.お取引先企業のライフステージに応じたコンサルティング機能の発揮
重点事項
取組方針及び目標
進捗状況(26/4~27/3月)
(1)創業・新事業の開拓
を目指すお取引先への
サポート
●産学官の連携を強化し、起業及び事業展開に資する情報を提
供する体制を構築
●平成24年度に、中小企業経営力強化支援法に基づく経営革新
等支援機関の認定を取得いたしました。外部専門家等の各認定
支援機関との連携を図りながら、新規創業や第2創業を目指すお
取引先の経営計画書の策定や公的助成金の紹介等のサポート
を行っております。
●創業・新事業分野への支援機能の強化
<平成26年度実績>
①創業・第2創業促進補助金
:申請件数25件、採択件数9件
②中小企業・小規模事業者ものづくり商業・サービス革新事業
:申請件数26件、採択件数12件
●ながさき出島インキュベータには、現在長崎県内ベンチャー企
業11社(平成27年3月末時点)が入居しており、当行は、ながさき
出島インキュベータとの連携を通じ、入居企業に対して融資を
行っております。
※ながさき出島インキュベータ(D-FLAG)は、(独)中小企業基盤
整備機構と長崎の3大学(長崎大学、長崎総合科学大学、県立長
崎シーボルト大学)と長崎県、長崎市が連携し、新事業の創出・
育成を図る施設整備・運用を目的に、平成19年10月に設立されま
した。
2
平成26年度の進捗状況
1.お取引先企業のライフステージに応じたコンサルティング機能の発揮
重点事項
取組方針及び目標
(1)創業・新事業の開拓
を目指すお取引先への
サポート
●産学官の連携を強化し、起業及び事業展開に資する情報を提
供する体制を構築
●「十八銀行『元気な長崎』応援プロジェクト」における新規開業
者向け融資制度「<18>チャレンジローン」による支援
●創業・新事業分野への支援機能の強化
平成25年5月、長崎県内での新規開業・創業希望者を対象とし
た無担保・無保証人の融資制度「<18>チャレンジローン」を新設い
たしました。地域の皆さまの新たなビジネスチャンスへの取り組み
を積極的に支援しております。
進捗状況(26/4~27/3月)
<<18>チャレンジローン」実績>
平成26年度 35百万/9件
※「十八銀行『元気な長崎』応援プロジェクト」の詳細につきまして
は、9ページの「十八銀行『元気な長崎』応援プロジェクト創設、お
よび15ページの「十八銀行『元気な長崎』応援プロジェクト」の概
要をご覧ください。
●平成24年9月に九州経済の活性化を目的とした地域型ベン
チャーファンド「九州アントプレナークラブファンド」へ出資いたしま
した。㈱ドーガンが持つ運営ノウハウやネットワークを活用しなが
ら、投資企業への金融支援およびハンズオン支援を行っておりま
す。
3
平成26年度の進捗状況
1.お取引先企業のライフステージに応じたコンサルティング機能の発揮
重点事項
(2)成長段階における
更なる飛躍が見込まれ
るお取引先へのサポー
ト
取組方針及び目標
進捗状況(26/4~27/3月)
●お取引先企業が必要とするコンサルティング機能、情報提供機
能の強化
●ソリューション推進部と営業店が連携し、お取引先の企業同士
を引き合わせる、ビジネスマッチングを中心に、お取引先の販路
拡大のサポートを行っております。平成26年度実績は1,158件の
商談を実施し、うち218件が成約いたしました。
●お取引先企業に対する経営相談・支援機能の強化
●各種セミナー等の開催や海外ミッション団の派遣
●お取引先の販路拡大をサポートするために各種商談会を開催
いたしました。
主な商談会
参加企業
うち当行
取引先
ビジネスマッチングフェアin長崎
51社
7社
ビジネスマッチングフェアin佐世保
70社
9社
モノづくり企業ビジネスマッチングフェア
154社
2社
FBC上海2014日中ものづくり商談会
600社
5社
地方銀行フードセレクション2014
551社
9社
伊藤忠食品試食・試飲商談会
23社
3社
(株)イズミ商談会
35社
13社
第7回JFC長崎農商工会相談会
46社
11社
●ソリューション推進部「アジアデスク」にて外部専門機関と連携
を図りながら、お取引先の海外進出や、輸出入のサポートを行っ
ております。平成26年度のアジアデスクによるお取引先訪問を主
としたサポート件数は144件となりました。
●平成27年2月、ベトナム(ホーチミン/ダナン)に海外ミッション団
を派遣いたしました。当行のお取引先23社が参加し、現地政府機
関等の訪問や日系企業の工場視察を行いました。
4
平成26年度の進捗状況
1.お取引先企業のライフステージに応じたコンサルティング機能の発揮
重点事項
(2)成長段階における
更なる飛躍が見込まれ
るお取引先へのサポー
ト
取組方針及び目標
進捗状況(26/4~27/3月)
●お取引先企業が必要とするコンサルティング機能、情報提供機
能の強化
●お客さまの海外取引を支援・拡充するため、株式会社国際協
力銀行とベトコム銀行(ベトナム)、およびメトロポリタン銀行(フィ
リピン)と業務提携を行いました。現地ネットワークを通じた金融
サービスや各種情報提供を行うことで、サポート態勢を一層強化
しております。
●お取引先企業に対する経営相談・支援機能の強化
●各種セミナー等の開催や海外ミッション団の派遣
●インドネシア、ベトナムなどアジア4ヶ国に拠点をもち、海外進出
サービスや経営コンサルティングを手掛ける株式会社フォーバル
と業務提携を行いました。同社が有する現地情報や専門知識を
活用し、お客さまのニーズに網羅的に対応しております。
●お取引先のビジネスサポートを目的に各種セミナーを開催いた
しました。
≪海外進出セミナー≫
セミナーテーマ
参加者数
カンボジア経済ビジネスセミナー
(カンボジアの最新ビジネス環境と今後の可能性)
30名
九経調セミナーin長崎
(長崎におけるイスラムビジネスの可能性)
80名
≪医療介護セミナー≫
5
セミナーテーマ
参加者数
病院・介護経営が成長・永続的発展するた
めの経営戦略
長崎会場 112名
佐世保会場 12名
2015年度介護報酬改定セミナー
長崎会場 192名
佐世保会場 48名
平成26年度の進捗状況
1.お取引先企業のライフステージに応じたコンサルティング機能の発揮
重点事項
(3)経営改善が必要とさ
れるお取引先へのサ
ポート
取組方針及び目標
進捗状況(26/4~27/3月)
●経営改善および事業再生支援業務の強化
●経営改善支援活動による業績改善先に対する新規融資の推
進
●経営改善支援先の選定、計画策定支援ならびに計画に対する
進捗状況のモニタリングを審査部の経営改善支援グループの10
名態勢で行っております。
※経営改善支援活動の進捗状況につきましては、13ページの
『経営改善支援への取り組み』をご覧ください。
●お取引先の経営改善につきましては、債務者区分のランクアッ
プがランクダウンを上回るなど、着実に成果が現れております。
経営改善が進んでいるお取引先に対しては、積極的に新規与信
の検討・推進を行い、お取引先の業績向上へ貢献できるよう取り
組んでおります。
(4)事業承継等が必要
とされるお取引先への
サポート
●お取引先企業が必要とするコンサルティング機能、情報提供機
能の強化
●お取引先企業に対する経営相談・支援機能の強化
●事業継続ファンドの活用
●お取引先の経営者の高齢化が進む中、地域経済の維持・発展
のためには次世代へのスムーズな事業承継を中長期的にサポー
トしていく必要があり、適切なアドバイスおよび情報提供を実施い
たしました。
<平成26年度実績>
営業店と本部専門スタッフによる相談件数
事業承継:133件 M&A:131件
●今後も事業承継・M&Aのニーズは益々高まることが予想され
るため、「事業承継・M&Aエキスパート認定資格者(金融財政事
情研究所)」8名と「M&Aシニアエキスパート資格者(同)」2名の
計10名の本部スタッフが営業店と連携して、お客様のスムーズな
事業承継、およびM&Aによる事業拡大をサポートしております。
6
平成26年度の進捗状況
1.お取引先企業のライフステージに応じたコンサルティング機能の発揮
重点事項
(5)専門性の高い行員
の育成による目利き能
力の向上
取組方針及び目標
進捗状況(26/4~27/3月)
●融資審査能力の向上と態勢の強化
●業務における専門性を高める研修の充実
●お取引先企業との定期的なコミュニケーションによる事業計画
の進捗状況の評価や、個別案件の事後検証などによる事業性評
価と目利き能力の向上
●行内にて各種研修を実施いたしました。
・融資初級研修
総出席者:25名
・事業性融資トレーニー
総出席者:27名
・融資担当者研修
総出席者:172名
・審査上級研修
総出席者:24名
・目利き能力向上研修【臨店研修】 実施店舗:延べ49ヶ店
(外部講師招聘)
●審査部トレーニー(2日間)を参加者9名で実施いたしました。
●各種外部研修へ融資業務担当者を積極的に派遣いたしました。
・派遣者:延べ65名
7
平成26年度の進捗状況
2.地域の面的再生への積極的な参画
重点事項
(1)地域活性化への貢献
取組方針及び目標
進捗状況(26/4~27/3月)
●産学官連携の強化
●長崎都市経営戦略推進プロジェクトへの参画について
●地域産業の育成の強化
平成22年7月、人口減少による地域経済の衰退に歯止めをかけるため、
産学官が連携して地域活性化を推進することを目的として、産学官7団体
(長崎商工会議所・長崎経済同友会・長崎県経営者協会・長崎青年会議所・
長崎大学・長崎県・長崎市)による「長崎都市経営戦略推進会議」(長崎サ
ミット)が発足しました。
当行グループは、長崎経済研究所内に専担の事務局を設置するなど、本
プロジェクトに積極的に関わるとともに、観光、食関連産業のサポートなど中
長期的な視点で地域活性化に取り組んでおります。
●地方創生に向けた取り組み
本プロジェクトにおける、経済基盤作りの「第2ステージ」(平成23年8月~
平成26年7月)における主な成果は以下の通りであります。
・新幹線西九州ルート(諫早・長崎間)の認可・着工実現(平成24年8月)
・客船連続建造態勢への支援(倉庫・宿舎等の確保、岸壁整備・人材育成
事業進捗、国際コンテナ航路週3便化実現等)
・ながさき海洋・環境産業拠点特区の指定獲得(平成25年2月)
・ながさき海洋・環境産業雇用創造プロジェクト指定(平成25年7月)
・海洋再生可能エネルギー実証フィールドに本県海域選定(平成26年7月)
・MICE(コンベンション)施設整備の具体的検討と誘致の推進
・夜景観光の推進(「光のおもてなし」、「楽曲制作」等)
・長崎かんぼこ王国設立、長崎おでん等の商品化と県外展開の推進
・長崎留学生支援センターの設置(平成25年2月)
・長崎大学に新学部(多文化社会学部)の開設(平成26年4月)
平成26年8月より成果を示す「第3ステージ」に突入し、今後は平成32年を
目標に、地域の産出額1,000億円・雇用14,000人の増強を図り、雇用と所得
の維持を目指してまいります。
※「長崎サミット(都市経営戦略推進会議)」の概略につきましては14ペー
ジをご覧ください。
8
平成26年度の進捗状況
2.地域の面的再生への積極的な参画
重点事項
(1)地域活性化への貢献
取組方針及び目標
進捗状況(26/4~27/3月)
●産学官連携の強化
●「十八銀行『元気な長崎』応援プロジェクト」創設
●地域産業の育成の強化
平成25年4月、地域経済の活性化に貢献するために「十八銀行『元気な長
崎』応援プロジェクト」を創設いたしました。「長崎サミット」で検討されている
地域経済浮揚のための推進施策のほか、長崎県の地域活性化に資する新
たな資金ニーズに対して、「出資(総額15億円)」・「融資(総額300億円)」・
「コンサルティング」の3本柱で、地域の皆さまの新たなビジネスチャンスへ
の取り組みを積極的に支援しております。
●地方創生に向けた取り組み
※詳細につきましては、15ページの「十八銀行『元気な長崎』応援プロジェク
ト」の 概要をご覧ください。
<平成26年度実績>
【投資】
・『元気な長崎』応援ファンド投資実績:2件50百万円
【融資】
・『元気な長崎』応援融資実行実績:28件367百万円
・チャレンジローン融資実績:9件35百万円
9
平成26年度の進捗状況
2.地域の面的再生への積極的な参画
重点事項
(1)地域活性化への貢献
取組方針及び目標
進捗状況(26/4~27/3月)
●産学官連携の強化
●平成26年12月、長崎県と「UIターン(移住促進)に関する連携協定」を締結
●地域産業の育成の強化
長崎県へのUIターンを促進し、人口減少に歯止めをかけるとともに、地域
活性化に貢献することを目指しております。
●地方創生に向けた取り組み
(具体的連携事業)
県外営業店に移住相談窓口を設置し、長崎県が県外営業店長を「長崎移
住アドバイザー」に任命するとともに、デジタルサイネージ(電子看板)を活
用した移住促進ビデオを放映しております。
また、移住者の方を対象に「<18>住宅ローン」「<18>リフォームプラン」の金
利優遇も行うとともに、「<18>チャレンジローン(創業支援資金)」の融資対象
者としての拡大など、積極的に支援しております。
<18>住宅ローン・・・・・・・所定利率から▲0.1%優遇
<18>リフォームプラン・・・所定利率から▲0.2%優遇
●「長崎観光応援デスク」の設置
観光関連事業者からの観光に関する投資相談窓口として地域振興部内
に「長崎観光応援デスク」を設置いたしました。
県内の観光・宿泊・飲食施設等の整備やサポート、および交流人口拡大
に向けた取り組みに関するご相談に対し、行政機関と連携して補助金・出資
金のご提案、また「十八銀行『元気な長崎』応援プロジェクト」を活用した融
資等のご提案を行っております。
引き続き、当行は観光客の受入体制の整備を積極的に支援しております。
※「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に対する取組概要につきましては14
ページをご覧ください。
10
資料編
~ 十八銀行のサポート事業について① ~
【ビジネスマッチング】
【海外進出支援】
○お客さまの海外への事業展開についてサポートいたします。
○当行のネットワークを最大限に活用して、新たなビジネスパートナー探し
をお手伝いいたします。
○各種商談会を開催することで、様々なビジネスチャンスをご提供いたしま
す。
○専門的なニーズに対しては、外部機関と連携してサポートいたします。
<具体的なサポート例>
・現地法人設立にかかる進出国の法律、税務調査
・現地工場のリスクマネジメント、労務管理サポート
・進出国のマーケット調査
・現地企業の信用調査
・スタンドバイ・クレジット
<平成26年度 商談会の実績>
・阪急阪神百貨店商談会
・イズミ商談会
・地方銀行フードセレクション 等
【事業承継、M&A】
【医療・介護経営サポート】
○会社の事業存続を重視し、事業承継にかかる自社株対策や資金計画な
ど各種アドバイスを行います。
○会社を「売りたい」「買いたい」等、M&Aのマッチング支援を行います。
○お客さまのニーズ、お悩みに対し、必要に応じて外部専門家と提携して
サポートいたします。
○地域医療・介護に貢献されている医療機関・介護事業者のお客さまのた
めに、様々なサービスをご用意しております。
<資金調達>
・新規開業資金のご融資
・施設の建替資金や増改築資金のご融資
・IT化に伴うご融資
・新事業展開に伴うご融資
・財務組換(バランスシートの見直し)
<具体的なサービス内容>
・事業承継全般のコンサルティング
・外部専門家の紹介
・M&Aアドバイザリー
・事業承継ファンドの紹介
・事業承継M&Aにかかる資金調達
・売却代金等の資産運用アドバイス
<コンサルティング>
・経営相談、業務改善、法人化など各種コンサルティング業務
・M&A、出資額に応じた持分評価など事業承継業務
11
資料編
~ 十八銀行のサポート事業について② ~
【電子記録債権】
【保証ファクタリング(売上債権保証サービス)】
【私募債】
電子記録債権とは、電子債権記録機関の記録原簿へ
の電子記録を、その発生・譲渡等の要件とする金銭債
権です。
該当債権を譲渡担保として銀行に差入れることで、早
期資金化が可能となります。
販売先の倒産等の不測の事態により、お客さまが保
有されている売上債権が回収不能と なった場合、保証
限度額の範囲内で保証金をお支払いいたします。
一定の適債基準(資格要件)を充たしている企業が発
行できる社債です。
長期かつ固定金利による調達が可能となり、お客さま
の財務の安定化を図ることができます。
【一括決済サービス(併存的債務引受方式)】
【クーポンスワップ】
【中堅・中小企業向け格付(日本SME格付)】
手形の振出しに代えて仕入先への買掛債務を当行が
引受け、従来の手形期日に仕入先に支払うサービスで
す。
手形事務の合理化が図ることができ、仕入先も割引
による資金調達が可能となります。
輸入に伴う為替変動リスクへの対策を検討されている
お客さまへ、リスクヘッジとなるクーポンスワップを紹介
しております。
世界的に有名な格付け機関である「S&P(スタンダード
&プアーズ)」と、信用情報管理会社である「RDB(日本
リスクデータバンク㈱)」が 実施する外部格付制度「日
本SME格付」を取得いただくことにより、対外的な信用
力の向上が期待できます。
【売上債権流動化】
【環境・コスト削減関連】
【確定拠出年金】
お客さまが保有している売掛債権(手形債権、売掛債
権、診療報酬債権等)を、特定目的会社(SPC)へ売却
することで資金調達を行う手法です。
流動化により該当債権のオフバランス化を図ることが
できます。
水道光熱費の削減、太陽光発電の設置など、様々な
サービスをご紹介しております。
企業の退職金制度についてのご相談に対応させてい
ただきます。
【ABL(債権・動産担保融資)】
【オペレーティングリース】
お客さまが保有している売掛債権や原材料・仕掛品・
商品等の在庫、生産を行うための機械設備等の事業収
益資産を担保とすることで資金調達を行う手法です。
節税対策でお悩みのお客さまや、事業承継をご検討
されているお客さまへ、課税の繰り延べ効果が期待で
きるオペレティングリースをご紹介しております。
(提携先)
イー・ギャランティ㈱
(提携先)
あおぞら銀行
(提携先)
JEMCO㈱、オリックス㈱、㈱Kアライアンス・ジャパン、
総合電機㈱、㈱日本ベネックス、㈱日本エコネット
(提携先)
興銀リース㈱、芙蓉総合リース㈱
12
【その他のサポート】
リース、ビジネスWEB、公共料金明細サービス、
コンビニ収納サービス、オフィスサポート
資料編
~ 経営改善支援への取り組み ~
◆ 経営改善支援取り組みフロー図 ◆
◆経営改善支援等の取り組み実績 (26年4月~27年3月)◆
(単位:先数)
選定対象先
(原則、要注意先(含む要管理)・残高100M以上)
期初債
務者数
A
(1) 対象先の選定・仕分け
(実態把握 および 将来予測)
ランクアップ
ランク維持
経営改善支援先
うち
経営改善
支援取り組
み先 α
正常先
8,436
24
その他
要注意先
2,280
95
要管理先
124
破綻懸念先
αのうち
αのうち
αのうち
期末に債務
者区分が
上昇した先
数 β
期末に債務
者区分が変
化しなかっ
た先 γ
再生計画
を策定し
た先数
σ
経営改善
支援取り
組み率
ランク
アップ
率
再生計
画策定
率
=α/A
=β/α
=σ/α
5
2
0.3%
18
66
67
4.2%
18.9%
70.5%
51
7
40
34
41.1%
13.7%
66.7%
473
34
5
29
21
7.2%
14.7%
61.8%
実質破綻先
153
1
0
0
1
0.7%
0.0%
0.0%
破綻先
12
0
0
0
0
0.0%
0.0%
0.0%
11,478
205
30
140
125
1.8%
14.6%
61.0%
8.3%
既存の『計画書』の有or無
(無し)
(2)対象先との問題意識の共有化
★ 最重要課題 ★
(3)『経営計画書』の作成
(4)計画モニタリング
(有り)
※
計
画
の
事
後
承
認
ウ
ォ
ッ
チ
取
組
状
況
(
5
)
リ
レ
バ
ン
取
組
(6)経営改善支援の成果
(ランクアップ・ランク維持)
合
計
(7)引当金減少
13
資料編
~ 「長崎サミット(長崎都市経営戦略推進会議)」への支援、および「まち・ひと・しごと創生総合戦略」への取り組みについて ~
「長崎サミット(長崎都市経営戦略推進会議」への支援
当行グループ
地域の「産・学・官・金」をコーディネート
地方創生への取り組みの『先駆け』
地域振興部
情報提供
事務局設置
地域経済の活性化に向けた取り組みを強化する目的で
平成19年11月に設置
長崎経済研究所
長崎サミット
平成22年7月発足
民間主体で生まれた産・学・官連携の地域活性化プロジェクト
現在は『成果を示す第3ステージ(H26.8~)』
【サミット構成メンバー】
※当行グループのシンクタンク
ソリューション推進部
地域活性化策の実行に伴う資金需要(設備資金・運
転資金・M&A等)に積極的に対応
長崎商工会議所
長崎経済同友会
当社内に「長崎サミット」の推進母体である「長崎都市経
営戦略推進会議」の事務局設置。
※代表幹事:当行会長
当行は地域活性化策の実行に伴う
資金ニーズ等を着実に獲得していく
長崎県経営者協会
長崎県
長崎青年会議所
長崎市
長崎大学
「まち・ひと・しごと創生総合戦略」への取り組み
【地方創生担当部】
地方公共団体との積極的な連携
地域振興部
総合企画部
地方公共団体
【地方創生関連部】
ソリューション推
進部
創業支援・事業承継・
M&A等サポート、外
部コンサルとの連携
営業統括部
事業性融資の
積極的な推進
【地方創生アドバイザー】
審査部
外部コンサルとの
連携
融資制度の企画
長崎経済研究所
(当行グループのシンクタンク)
情報提供
各部・各支店のサポート
14
【地方創生推進者】
地公体取引店支店長
資料編
~ 「十八銀行『元気な長崎』応援プロジェクト」の概要~
十 八 銀 行
『元気な長崎』応援プロジェクト(総額315億円)
農林漁業成長
産業化支援機構
出
資
『元気な長崎』応援ファンド
『元気な長崎』応援融資
【総額15億円】
【総額290億円】
【総額10億円】
外部専門機関等
出
資
十八6次産業化
支援ファンド
チャレンジローン
提携
投資
(社債・株式)
融資
融資
コンサルティング
投
資
<長崎県の地域活性化に資する事業者・プロジェクトなど>
農業・漁業等
6次産業化
長崎サミット
関連事業
第二創業
新分野進出
15
環境関連
事業
不動産開発事業
(まちぶらプロ
ジェクト関連等)
新規開業
Fly UP