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はたらく女性のくらし実態アンケートの結果について

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はたらく女性のくらし実態アンケートの結果について
はたらく女性のくらし実態アンケートの結果について
2013 年 7 月 1 日
新日本婦人の会
<調査の目的・概要>
新日本婦人の会(新婦人)は 2 月から 4 月までの 3 ヵ月間、
「はたらく女性のくらし実態アンケート」にと
りくみました。仕事と子育ての両立ができない、働き続けられないなど、女性たちが抱える問題が深刻になる
なか、その働き方やくらしの実態を生の声で明らかにし、今後の運動にいかすために実施したものです。対象
は会員と読者、まわりの働く女性たちで、47 都道府県から 4490 人の回答が寄せられました。以下、全体の特
徴とあわせて、矛盾が集中しているといわれる 30 代以下の若い世代の特徴についてもまとめました。
1
全体のアンケート結果
1.年齢
<回答者の属性>
◇平均年齢 53 歳
平均年齢は 53 歳。
20 代 2.8%、30 代 12.4%、40 代 15.0%、50 代 32.1%、
60 代前半 23.4%で、
現役世代と呼ばれる人が 85.7%。65 歳以上も 13.1%
で、働かざるを得ない現状が見てとれます。<グラフ1>
65歳以上
13.1%
無回答
1.2%
20代
2.8%
30代
12.4%
40代
15.0%
60代前半
23.4%
◇同居の子の 6 割が未婚社会人
同居家族が「いる」は 90.7%、「いない」は 9.0%。
「いる」と答えた
50代
うち、夫 80.8%、子ども 64.7%、母、父、きょうだい、孫となっていま
32.1%
す。<グラフ2>
子どもの数は 1 人がもっとも多く 49.8%、2 人が 37.4%、3 人が 11.4%などでした。その内訳は、未婚社
会人 58.5%、小学生 23.3%、乳幼児 17.5%、学生 15.7%、高校生 13.2%、中学生 11.6%、既婚社会人 6.9%
です。<グラフ3> 特徴として、未婚社会人との同居が多いことがあげられ、50 代前半では 69.5%、後半
で 97.2%、60 代前半で 96.1%、65 歳以上でも 70.9%となっています。若い人たちの就職難や自立しにくい
状況、婚姻年齢と非婚率の上昇が反映されています。
3.子どもの状況
2.同居家族の内訳
夫
未婚社会人
80.8%
子ども
小学生
64.7%
母
17.5%
学生
10.0%
15.7%
高校生
きょうだい
3.9%
孫
3.3%
中学生
その他
2.8%
既婚社会人
0%
23.3%
乳幼児
17.6%
父
58.5%
20%
40%
60%
80%
13.2%
11.6%
6.9%
0%
100%
20%
※複数回答あり。無回答 0.6%を除く
<雇用形態、勤務先>
◇正規で働き続けられない
雇用形態では正規が 33.8%。<グラフ4> 年
齢層別にみると、20 代 57.5%、30 代 48.8%、40
代 40.1%、50 代 43.4%、60 代前半で 19.0%に
激減します。非正規はパート(39.9%)、契約
(8.5%)
、アルバイト(5.9%)
、内職(2.8%)、
派遣(2.2%)など 59.3%。年齢層別にみると、
パートがもっとも多いのは 65 歳以上の 47.1%、
60 代前半が 46.2%、40 代後半が 42.6%、40 代
前半が 40.7%と続いています。契約が一番多いの
40%
60%
80%
100%
※複数回答あり。無回答 14.3%を除く
4.雇用形態の内訳
33.8%
正規
内職
2.8%
パート
39.9%
非正規
契約
8.5%
アルバイト
5.9%
その他
(失業中など)
59.3%
派遣
2.2%
8.5%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
※ 複数回答あり。無回答数
9.6%を除く
※ 複数回答あり。
無回答数 9.6%を除く
1
は 20 代後半の 12.2%、ついで 60 代前半の 12.1%、20 代前半の 10.3%と、若い層と退職後が目立っていま
す。
勤務先は公務が 16.0%、民間 70.0%。公務の割合が高いのが 50 代で 23.5%を占めました。
20 代から 30 代で正規と非正規が逆転し、妊娠や出産を機に離職した女性が再就職する際に非正規が増えて
います。非正規は多様な形態がみられ、契約という、正規と同じ働き方をしているのに 1 年ごとの契約で雇用
の継続の保障がなく、賃金も低く抑えられている雇用形態の広がりもうかがえます。
◇20 人にひとりが仕事をかけもち
2 つ以上の仕事をかけもちで働いている人が 4.6%いました。契約とパート、アルバイト、パートと自営な
どさまざまです。
「野菜の朝採り、果実摘み取り、選果作業、洋菓子店員の4社」
(58 歳、パート)、「週 7 日
スーパーで 5 時半から 14 時、22 時半から 10 時の交代勤務、週 2 日スーパーとグループホームの会計」(43
歳、パート)などの例も。年代別では、教育費の負担が重い 40 代 5.9%、50 代 4.4%、年金世代の 60 代 5.5%
となっています。
<収入について>
◇正規でも 200 万円以下 14%
昨年の手取り収入を、正規の人には年収で、非正規の人には平均月収で答えてもらいました。
正規の平均年収は 370 万円。200~299 万円がもっとも多く 22.1%、次いで 300~399 万円 21.4%などとな
っています。正規でも 200 万円以下が 13.6%を占め、なかには 99 万円以下の人もいます。<グラフ5> 年
齢層別にみると、50 代後半までは年齢を追うごとに上昇していますが、その後大きく減少していきます。定
年前の賃金カットや定年後の再雇用・再任用で賃金が下がるなど、リアルな声も寄せられています。
非正規の平均月収は 9.6 万円。5~10 万円がもっとも多く 44.2%、10~19 万円 35.8%、5 万円以下 13.5%、
20~29 万円 6.1%などです。<グラフ6> 雇用形態ごとに収入をみると、契約が月平均 13.7 万円、派遣 10.9
万円、パート 8.7 万円、アルバイト 7.6 万円、内職 8.8 万円で、多くが家族の収入なしには生活を維持するこ
とができない現状を示しています。50 代以下の一人ぐらしは 2.1%、
「時給が低すぎる。失職の可能性もあり、
貯蓄の余裕もなくとても不安」などの声も寄せられています。
5.正規雇用の年収
700万以上
6.8%
600~700万円
8.1%
500~600万円
12.6%
~99万
3.2%
6.非正規雇用の平均月収
30~40万円
0.3%
100~199万円
10.4%
20~29万円
6.1%
40万円以上
0.1%
~5万円
13.5%
200~299万円
22.1%
10~19万円
35.8%
5~10万円
44.2%
400~499万円
15.3%
300~399万円
21.4%
<今の働き方に満足している?>
◇20 歳代は不満が上回る
働き方に「満足している」
(満足)は 57.8%、
「満足していない」
(不満)は 39.0%。雇用形態別にあまり差
はありませんが、年齢層別では、20 代で満足 42.5%、不満 53.5%と不満が上回っています。
「満足していない」と回答した人の 76.4%が、具体的に記述しています。おおまかに分けると、労働時間
25%、賃金・収入 22%、労働条件 12%、雇用形態・働き方 8%など。職場に非正規雇用が増えているもとで、
労働が過密になっていることや自立をはばむ労働条件の劣悪さ、仕事と子育ての両立の困難さに関する記述が
目立っています。<資料1>
〇派遣という不安定な雇用では先が見えない。使い捨て。目標が持てない。かといって正規雇用になりたくて
もなれない。努力をしていないわけではない。とにかく先が見えないのでこのままでいいのかと焦る。
(27
2
歳、派遣 東京)
〇1 日の拘束時間が長く、年間休日日数も少ない。持ち帰らないと終わらない。有休が取りづらく、子どもの
急な病気の時に困ってしまう。何日も続けて休めないので、病児保育や知人に助けてもらっている。
(35 歳、
正規 神奈川)
○出産後、育休明けで復帰するときにパートになった。正社員の時と同じ仕事をしているのに給与も減り、
働き甲斐がない。(34歳、パート 愛知)
〇業務量が多く、サービス残業、自宅に仕事を持ち帰りなどしている状況。非正規職員が全体の3分の2、人
件費削減のため。
(39 歳、正規 大阪)
〇正社員と働き方が同じか、それ以上の労働をしていても最低賃金しかもらえない。有休さえ自由に取らせて
くれない。子どもの病気や行事で休むときでさえ、嫌な顔をされて気まずい。(46 歳、パート 大分)
〇長時間労働→命を削って働いていると感じる。長生きできないと思う瞬間がある。責任が重い(福祉職場の
管理職)
。
(53 歳、正規 福井)
〇正規と同じ仕事をしているが、正規で 52 歳の人より 5 分の1の賃金。若い人は賃金が低い。
(60 歳、パー
ト 兵庫)
〇55 歳で 4 割カット、さらに 60 歳で 4 割カット。同じ仕事をしているのに納得できない。年がいったからと
楽させてもらえるわけではない。
(64 歳、派遣 大阪)
<がまんしていること、削っていること>
◇64%ががまん
収入面や多忙さのためにがまんしていることや削っていることが「ある」と答えた人が 64.1%、
「ない」が
32.2%でした。
「ある」と答えた人の 78.7%が、その内容を記述しており、おおよそ分類すると、文化・趣味・
スポーツ 33%、旅行 29%、自分の時間 13%、子ども・家族との時間 12%、資格・習い事 8%、衣類 7%、食
(外食含む)4%、家事 4%、社会活動 4%、健康・医療 2%、美容 2%などです。
文化的な営みや資格など自分のスキルアップ、健康にかかわるがまん、多忙なために子どもとの時間をもて
ない、教育費負担が重く、生活全般で節約している実態が記述されています。<資料2>
〇一人ぐらしをしたいけど、正直、現在の給与ではきびしい、選択ができない。(30 歳、正規 愛知)
〇子どもは産めない。旅行は行けない。友だちとお茶できない。
(32 歳、失業中 東京)
〇子どもとゆっくり過ごす時間がない。家で絵をかいたり、学校や保育園のようすを話すことすらできない。
(40 歳、正規 三重)
〇2 人の息子は高校、大学と私学だったので、この 10 年間家族で旅行も外食もせず、収入のほとんどが教育
費にまわった(51 歳、正規 京都)
〇衣料費を抑える。子どもの制服はお古を譲ってもらう。ファッションよりも値段で買う。食費を抑える。特
売の物や値段の下がったものを買う。
(51 歳、契約・パート 広島)
〇歯の治療ができない。通院する経済的な余裕がない。(58 歳、契約 千葉)
<くらしの中で心配なことや不安なこと>
7.くらしの心配・不安
◇子どもと老後が世代共通の不安
65.7%
老後
くらしのなかで心配なことや不安なことで
58.9%
健康
は、老後 65.7%、健康 58.9%、医療・介護・年
53.4%
保険料
金の保険料 53.4%、収入 46.0%、子どものこと
46.0%
収入
40.1%、親の介護 35.9%、災害 25.3%、失業・
40.1%
子どものこと
リストラ 14.9%、その他には原発・放射能、消
35.9%
親の介護
費税や TPP、戦争・憲法、いまの政治のありか
25.3%
たに関する記入もあります。<グラフ7>
災害
14.9%
年齢層別の特徴をみると、20 代、30 代のト
失業・リストラ
4.6%
ップは収入で、それぞれ 59.8%、61.4%。50
その他
代以上のトップは老後で、50 代で 75.3%、60
2.0%
ない
代前半 71.3%、65 歳以上は 69.6%でした。30
0%
20%
40%
60%
80%
100%
代以下の若い世代でも 41.8%が老後をあげて
※複数回答あり。無回答1.8%を除く
おり、年金など社会保障への不安は共通です。
また、子どものことをあげた人が 30 代で 55.1%、40 代 56.5%と高いのは当然といえますが、全体でも 40.1%
3
です。
具体的記述には、心配・不安があると答えた人の 30.0%の人が声を寄せ、子どもを援助している実態や雇
用・働き方への心配が綴られています。前問で、働き方に満足している、がまんしていることはないと答えた
人も、さまざま項目を選んでいます。<資料3>
〇将来もう少し収入や保障のしっかりとした職場に移りたい。そのためにも資格をと勉強したいが、金銭的に
厳しいと感じる。仕事をやめたら生活できない。身動きできない。(27 歳、アルバイト 大分)
〇正社員で育児休暇中だが、復帰すると夜8時までの勤務。時間短縮が認められず、休暇を延長するか、退社
して転職するか悩んでいる。せっかく4月からの保育園が決まったのに…。(32 歳、正規 神奈川)
〇シングルマザー。フルタイムで仕事をしているのに同居(年金生活)の親に援助を受けている。親もいつま
で元気か不安。
(44 歳、正規 長崎)
〇大学の学費が高く、節約しても家計はいつも赤字のうえ、子ども3人の進路次第で奨学金や教育ローンなど
さらに借金が大きくなること。覚悟しているが、老後も働き続ける。定年はない。
(47 歳、パート 北海道)
〇子どもの一人は就職活動中、一人は来年度2年生。子どもの未来は明るいのか? 親の介護が数年で現実の
ものとなるので、自分が実家に戻るか、親が引っ越すのか悩み中。いつ来るのかわからない地震。その時、
日本社会は耐えられるのか?(55 歳、派遣 茨城)
〇63 歳で仕事をやめ、年金でと思っていたが、徐々に年金もダウン。離婚してきた娘と孫の生活なども考え
ると、このあと不安。
(62 歳、契約 秋田)
<仕事や働き方、くらしのことなど何でも自由に>
◇個人の要求から社会まで、あふれる切実な願いや提案
自身の願いを自由に書く最後の欄には、40.3%の人が記入しています。その内容をおおまかにみると、くら
し・年金・収入について 36%、子ども・教育 25%、健康・医療・福祉 21%、雇用・仕事 18%、将来の安心
17%、平和・憲法7%、消費税・税金6%、原発4%などです。<資料4>
〇原発のない未来を子や孫に手渡したい。戦争のない世界。人間らしい最低の生活が保障される世の中になっ
てほしい。
(27 歳、正規 大阪)
〇昨年初めて子どもを産み、母親の苦労が保育園探しや育休による仕事のブランクもあると感じた。子どもが
いても働きやすい、育休後戻りやすくなるとよいと思う。(28 歳、正規 岐阜)
○正規で好きな仕事をして、結婚して出産したい。家族に迷惑をかけっぱなし。迷惑をかけない生活を送り
たい。
(30歳、パート 千葉)
〇育児短時間勤務で、今まで以上の仕事をし、子育てという大切な仕事もしている。子育てが社会貢献である
ことを社会的に認め、安心して働き続けられる社会に!保育園や児童クラブの充実もしてほしい!(37 歳、
正規 愛知)
〇仕事においては男女、正規、非正規での待遇格差をなくしてほしい。義務教育は給食、部活動関係、制服…
すべて無料にしてほしい。最低賃金を全国同一賃金にすべき。(44 歳、契約 岩手)
〇とにかく生活できる給料がもらいたい。月給 10 万円ではとてもくらしていけない。昼夜働いている同僚も
いる。
(47 歳、正規 沖縄)
〇何より平和を守りたい。子どもたちの未来を守りたい。弱者が追いつめられる社会はいや。
(51 歳、正規 愛
媛)
○精一杯、保育の仕事をしているつもりだが、公立の正規保育士の数は少なく、非常勤、臨時、パート、朝
夕のパートの方など影の力で成り立っている。格差が大きすぎ、働き続けていくのが大変。労働条件を高
めることが、よい保育への道につながっていく。(54歳、非常勤 静岡)
〇年金受給開始後2回も切り下げられた。娘は正職で死ぬほど働いているのに、私より少し多いだけ。少ない
年金から 30 歳過ぎた子どもを食べさせるなんて、世の中間違っている。
(62 歳、非常勤講師 京都)
2
若い世代(30 代以下)のアンケート結果
30 代以下の回答者(686 人)を年齢層別にみると、19 歳以下 0.3%、20~24 歳 4.2%、25~29 歳 14.3%、
30~34 歳 31.9%、35~39 歳 49.3%でした。
同居家族が「いる」人は 93.0%、そのうち子どもが「いる」と答えた人(64.0%)の子ども数は、「2 人」
4
が 48.3%、
「1 人」が 32.3%、
「3 人」が 18.4%。乳幼児が 80.3%、小学生 66.3%、中学生 12.4%、高校生 3.9%
となっています。
<雇用形態、勤務先>
◇30 代、正規からパートへの流れ
正規雇用 50.3%、非正規雇用はパート 27.6%、契約 7.7%、アルバイト 5.7%など合わせて 45.8%。20 代
後半では正規、非正規の契約が他に比べてもっとも多く、20 代前半はアルバイトが非正規中一番多くなって
います。30 代前半ではパートが増え、失業も高くなります。30 代後半は正規が半数を切り、パートが急伸し
ています。<グラフ8>
勤務先は公務 12.2%、民間 79.0%で、年齢層別に大きな違いはありませんでした。
「派遣とパート、市場の
仕事と病院の配膳」
(34 歳)など、仕事のかけもちをしている人が 1.9%いました。
8.年齢別雇用形態の割合
0
20
40
60
正規 51.7
20~24歳
10.3
80
0.0
正規 59.2
25~29歳
7.3
正規 46.7
35~39歳
上記グラフ 左順から
6.5
正規
17.2
12.2
正規 51.6
30~34歳
10.3
契約
派遣
4.1
3.7
0.0
内職
0.0 0.0
1.0 3.1 0.0
1.0
4.1 1.8 4.1
4.6 0.5
35.8
アルバイト
10.3
120
11.2
11.2
24.7
3.0
パート
100
3.8 1.81.8 0.6
0.3
その他
失業中
NA
<収入について>
◇正規年収 312 万円、非正規月収 10.5 万円
正規の手取り年収(昨年)の平均は 312.1 万円。もっとも多いのが 200~299 万円で 34.2%、300~399 万
円 31.7%、400~499 万円 14.4%、100~199 万円 9.4%などです。<グラフ9> 年齢層別では、中堅の 30
代後半で 300~399 万円がもっとも多くなっています。
非正規の手取り月収の平均は 10.5 万円(昨年)
。一番多いのが 10~19 万円台 44.4%、5~10 万円台 37.4%、
5 万円以下 10.8%などでした。<グラフ 10> 年齢層別では、10~19 万円台が 20 代前半で 76.9%、後半で
51.6%、30 代前半で 45.9%と半数を切り、後半では 39.7%とさらに下がります。30 代後半は、逆に 5~10
万円が 44.2%に増えるなど、子育てが大変な時期に労働時間を減らしている現実が見えてきます。
9.若い世代 正規雇用の年収
600~700万円
2.8%
500~600万円
6.3%
700万以上
0.6%
10.若い世代 非正規雇用の平均月収
~99万
0.6%
30~40万円
0.0%
20~29万円
7.3%
100~199万円
9.4%
40万円以上
0.0%
~5万円
10.8%
400~499万円
14.4%
5~10万円
37.4%
200~299万円
34.2%
10~19万円
44.4%
300~399万円
31.7%
※ 若い世代=18歳~39歳を対象とした。
※ 若い世代=18歳~39歳を対象とした。
<今の働き方に満足している?>
◇不満-20 代前半で 6 割
今の働き方に「満足している」
(満足)が 51.2%、
「満足していない」
(不満)が 46.5%。年齢層別では、不
満が 20 代前半でもっとも高く(58.6%)
、後半で過半数(52.0%)、30 代前半(46.1%)、後半(44.4%)と
5
減っていきます。逆に、満足はそれぞれ 41.4%、42.9%、50.7%、54.4%と年齢が上がるほど増えていきます。
仕事と子育ての両立がしにくいもとで、子育てを優先せざるをえない現実の反映と思われます。
満足していない理由について、休みや育休がとりにく、不安定雇用で先が見えない、社会保険に入れないな
ど、リアルに綴られています。 <資料1>
<がまんしていること、節約していること>
◇「ある」-30 代後半で 74%
収入面や多忙さのためにやりたいけどがまんしていることや削っているものが「ある」が 70.0%、「ない」
が 27.7%。年齢層では 30 代後半が 73.7%ともっとも多くなっています。
すべてリサイクルの衣類、自分のための時間やお金、低収入のため一人ぐらしができないなど、切実な現状
が記されています。 <資料2>
<くらしの中で心配なこと、不安なこと>
◇老後も親の介護も心配
くらしの中で心配や不安なことをたずねると、収入61.1%、子どものこと48.7%、健康45.0%、老後41.8%、
医療・介護・年金の保険料38.2%、親の介護29.9%、災害24.5%、失業・リストラ23.5%となっています。若
い世代が心配・不安なことに、老後や親の介護をあげるほど、深刻な社会状況であることがわかります。年
齢層別では、30代後半で、子どものこと59.8%、老後46.7%、親の介護36.4%がもっとも高いことが特徴で
す。
具体的な記述からは、リストラや収入が途絶える不安、長時間労働の悩み、一人ぼっちの子育てなど、若
い世代ならではの実情が見えています。 <資料3>
<仕事や働き方、くらしのことなど何でも自由に>
◇切実な願いや具体的な要求・・・
最後の自由記述欄には、保育所に預けて働きたい、正社員になりたい、子どもの給食費を無料に、手厚い
福祉制度を、年金でくらせる社会を、原発のない未来を子や孫に、戦争のない世界をなど、若い世代の切実
な声や願い、具体的な要求や提案がびっしりと書かれています。 <資料4>
3
調査を終えて
今回のアンケートは、班を通じて用紙を届け、新婦人しんぶんやホームページにも掲載しました。多
忙であつまるのも大変な職場班でも、また地域班でも自身や娘、知り合いに手渡すなど、とりくみは徐々に
ひろがり、4500 人という予想以上の規模となりました。「私の働き方を知ってほしい」「私は言いたい!」と
待ち望まれていたアンケート調査でした。
正規雇用の人からは、人員削減や長時間過密労働、持ち帰り残業、一人ぐらしもできない給与水準など、非
正規雇用の人からは、使い捨て労働や正規と同じ働き方でも最低賃金、有休も取れないなど、いまの日本の雇
用・労働現場の無権利な実態が、怒りを込めて告発されています。2 つ以上かけもちで仕事をしている人が
20 人に 1 人、健康を損ない、自分の時間も家族とのふれあいの時間も削りながら働いています。子育てや老
後、親の介護、健康など、たくさんの心配・不安を抱えていることも、共通でした。
日本では、労働法制の改悪や年金・医療・介護など社会保障の切り捨て、保育や教育などへの公費削減など、
新自由主義の「構造改革」路線がすすめられてきました。その結果、非正規労働者が急増し、所得再配分機能
が壊され、このアンケートにあるような深刻な事態がつくられたのです。2013 年版「少子化社会対策白書」
は、少子化の背景に若い世代の雇用や所得問題があると指摘しています。
安倍内閣は「成長戦略」の中核に「女性の活用」を位置付け、日本を「世界で一番企業が活動しやすい国」
にと、派遣労働と解雇の自由化、
「限定正社員」の導入など、雇用・労働分野の一層の規制緩和をねらってい
ます。
国連女性差別撤廃委員会や国際労働機関(ILO)は日本に対し、非正規雇用の 7 割を女性が占めている現状、
男女の賃金格差、女性の M 字型雇用などの改善を再三求めています。
新日本婦人の会は、アンケートに寄せられた実態をもとに、政府に対し、男女ともに安心して働き続けられ
る施策を強く求めます。雇用・労働の分野での規制緩和を許さず、正規が当たり前の雇用と労働条件、公的な
認可保育所の増設や誰もがとれる育児休業制度、教育費負担の軽減など両立支援の推進、社会保障の拡充と消
費税増税の中止などを求め、職場や地域で行動をつよめる決意です。
6
はたらく女性のくらし実態アンケートに寄せられた声より 2013年7月1日
資料1
5.今の働き方に満足していないこと
1、 派遣という不安定な雇用では先が見えない。使い捨て。目標が持てない。かといって正規雇用になり
たくてもなれない。努力をしていないわけではない。とにかく先が見えないのでこのままでいいのかと焦
る。(27歳、派遣 東京)
2、 育休が取りにくい(短い、3ヵ月)。(28歳、正規 鳥取)
3、 1歳の子どもがいるが、フルタイムで時間短縮してもらえていない。(33歳、正規 愛知)
4、 1日の拘束時間が長く、年間休日日数も少ないと思う。持ち帰らないと終わらないとか。有休が取りづら
く、子どもの急な病気の時に困ってしまう。何日も続けて休めないので、病児保育や知人に助けても
らっている。(35歳、正規 神奈川)
5、 育児短時間勤務で働いているが、勤務時間が短いだけで仕事量が軽減されているわけではない。子
どもがいることを理由に、本来の職種(PCインストラクター)から事務職に。元の職種に戻りたい。(37
歳、正規 愛知)
6、 「病児保育」の定員をもう少し増やしてほしい。女性は子どもを中心に働く場所(時間帯・休日)を探さな
くてはいけない。条件のいいところがなく困っている。(37歳、正規 広島)
7、 出産後、育休明けで復帰するときにパートになった。正社員の時と同じ仕事をしているのに給与も減
り、働き甲斐がない。(34歳、パート 愛知)
8、 休みがとりにくい(土日は休日)。営業関係なのでストレスが大変。会議の時などジェンダーを感じる。女
性の管理職がもっと必要。(32歳、正規 兵庫)
9、 業務量が多く、サービス残業、自宅に仕事を持ち帰りなどしている状況。非正規職員が全体の3分の
2、人件費削減のため。(39歳、正規 大阪)
10、 法定福利が何もない。有給は形だけで取得できない。サービス残業、会社の経費の立替え。会社の仕
事ではなく、上司と家族の私用を頼まれる。(37歳、正規 宮崎)
11、 前は派遣で勤務していたが、保育園に入れないので探せない。仕事が見つかっても派遣だと短時間
の勤務などがないので、現実的に厳しい。(32歳、派遣 神奈川)
12、 6時間就業しているので、正職の4分の3の時間を充たしているのに、厚生年金などの社保に入れても
らえない。(38歳・パート 愛知)
13、 本当は正社員で働きたいけど、子どもが小さいので採用されない。やりたい仕事は経験者でなければ
採用されない(自分なりに勉強したのに…)。(38歳、パート 長崎)
14、 子どもが体調不良になった時の預け先がないので、そのことが気になり長時間のパートにつけない。
(37歳、アルバイト 愛媛)
15、 給料は変わらず賞与なども下がる一方で、人員減などで一人の負担が増えすぎている。働く女性への
理解が少なく、有給を使わずサービス残業するような人が評価される。(34歳、失業中 島根)
16、 シフト勤務で、子育てと仕事の両立がしんどい。とくに子どもが小学校に上がると深夜勤務免除の申請
ができなくなり、深夜(22時~5時)も制限なく働くことになるのがしんどく、両立の難しさを感じる。(40
歳、正規 大阪)
17、 多忙で、体の調子が悪くても休みにくい(制度はあるが)。健診の結果、精密検査が必要と言われてい
るが、なかなか休めない。(49歳、正規 京都)
18、 正社員と働き方が同じか、それ以上でも最低賃金しかもらえない。有休さえ自由に取らせてくれない。
子どもの病気や行事で休むときでさえ、嫌な顔をされて気まずい。(46歳、パート 大分)
19、 13年働いているが、時給は一度も上がったことがない。(43歳、パート 和歌山)
20、 長時間労働→命を削って働いていると感じる。長生きできないと思う瞬間がある。責任が重い(福祉職
場の管理職)。(53歳、正規 福井)
21、 成績主義なので、査定(3ヵ月、もしくは6ヵ月)をクリアしないと退職せざるをえない。(52歳、正規 静
岡)
22、 生活していくのにお金が足りないし、息子2人と同居しているが、3人で働いていても生活が楽になら
ず、自分のお金をほとんど生活費などにあてている(息子は契約と農業)。(56歳、契約 福島)
23、 55歳で4割カット、さらに60歳で4割カット。同じ仕事をしているのに納得できない。歳が行ったからと楽
させてもらえるわけではない。(64歳、派遣 大阪)
24、 20年間も時給があがらない。(62歳、パート 秋田)
25、 正規と同じ仕事をしているが、正規で52歳の人より5分の1の賃金。若い人は賃金が低い。(60歳、パー
ト 兵庫)
7
資料2
6.収入面や多忙さのためにやりたいけどがまんしていることや削っていること
1、 収入面で貯金が精いっぱい。仕事の休みが取りづらい。通院代・薬代が高い。病気であることが伝え
づらい。(27歳、派遣 東京)
2、 一人ぐらしをしたいけど、正直、現在の給与ではきびしい。選択ができない。(30歳、正規 愛知)
3、 映画、絵、音楽、舞台など、芸術および文化を楽しむ時間(と時にはお金)を削っている。(37歳、正
規 北海道)
4、 多忙さのために我慢していること。①休日に子どもと遊ぶ時間。夫に頼んでいる。②手づくりの食事。
③子どもの参観。(38歳、正規 愛知)
5、 仕事と家事と育児。収入が少なく、時間もないため、自分のための時間や投資(美容院や衣服)、レ
ジャーなど。子どもも10歳になるが、旅行に1回も連れて行っていない。(38歳、正規 兵庫)
6、 下の子の学資保険。衣類のほとんどはリサイクル品でがまんしている。ヘアカットは半年に1度、自分
で切ってごまかしている。外食はつきあい以外ほとんどしない。(37歳、パート 大阪)
7、 自分に使えるお金は月々ごくわずか。服や趣味をがまんしている。旅行も行けない。独身の友だちと
会うのも飲み代が高くなるので行けず、疲れて出かける気も起らない。交友関係が狭くなっていくのが
つらい。(39歳、パート 宮城)
8、 子どもは産めない。旅行は行けない。友だちとお茶できない。(32歳、失業中 東京)
9、 子どもとゆっくり過ごす時間がない。家で絵をかいたり、学校や保育園のようすを話すことすらできな
い。(40歳、正規 三重)
10、 健康維持のための運動(登録しているが行けない)、趣味、通院、車の買い替え、家の耐震。(43歳、
正規 静岡)
11、 子どもの授業参観、懇談会などに参加できない。子どもといっしょの習い事にも、残業で通えないこと
が多い。学校のボランティア活動、PTAの活動も参加に制限がかかる。(44歳、正規 神奈川)
12、 がまんだらけ! 被服費、美容室のカット代、化粧品など。一番つらいのは子どもとの外出。文化的な
イベントも盛んだが、交通費、昼食代などを考えると出かけられない。家族旅行も。(44歳、パート・内
職 京都)
13、 食費をかなり切り詰めている。少々のことでは病院に行けない。服は何年も同じものだし、子どものは
お下がりばかりでなかなか買えない。(45歳、パート 山形)
14、 子どもとの時間がうまくとれない。 安全な食生活を望んでいるが、収入が少ないので、継続して安全
な食品を買えない。(46歳、パート 奈良)
15、 エアコンなど電化製品を買わず、最小限でがまんしてる。外食やレジャー費、自分の洋服など。(49
歳、パート 福岡)
16、 2人の息子は高校、大学と私学だったので、この10年間家族で旅行も外食もせず、収入のほとんどが
教育費にまわった。(51歳、正規 京都)
17、 収入面では家のリフォーム(小さな地震でも揺れるし、太陽光発電もしたい)。多忙さの点では、寝た
い。家の掃除、庭の手入れ、ウォーキング、近所の人とおしゃべり、社会活動、孫とゆっくり遊びたい。
(54歳、正規 神奈川)
18、 衣料費を抑える。子どもの制服はお古を譲ってもらう。ファッションよりも値段で買う。食費を抑える。特
売の物や値段の下がったものを買う。(51歳、契約・パート 広島)
19、 自分の趣味や離れて暮らす親たちの面倒をみること。子どもたちの進路や自立に対するサポートな
ど。(51歳、契約・パート 埼玉)
20、 歯の治療ができない。通院する経済的な余裕がない。(58歳、契約 千葉)
21、 家族と過ごす時間が少なくなった。保険をかけるのを削った。旅行に行く機会が減った。年金額が少
額のため、学費の捻出が厳しくなった。食費の節約。交際費を削った。(56歳、パート 岡山)
22、 20数年働いているのに、身分はパートのまま。(58歳、パート 香川)
23、 外出を減らし、買い物回数を減らした。父の世話のために実家に戻る交通費が毎回心配。月3回、1
回最低2万9000円かかる。(60歳、契約 山口)
24、 家の整理、友人、親戚のつきあい。(65歳、契約 東京)
8
資料3
7.くらしの中で心配や不安なこと
1、 子どもを産みたくても今のままで産めるのか、育てられるのか。自分のこと、家族のこと、子どものことを
考えて生活していけるのか。(29歳、正規 宮城)
2、 くらしていくだけの収入はあるが、共働きでないときびしい状態。収入が多くないので、子ども、本当は
3人くらいあこがれるが、2人までかな…と悩んでしまう。今後子どもにどれくらいお金がいるのかは不
安。(28歳、正規 岐阜)
3、 将来もう少し収入や保障のしっかりとした職場に移りたいと思っている。そのためにも資格をとる勉強を
したいが、金銭的に厳しいかなとも感じる。仕事をやめたら生活できない、身動きできない。(27歳、正
規 大分)
4、 一人親のため、いつリストラされるか、いつも不満を抱えている。実家の親もいつ介護が必要となるか、
不安だらけ。(30歳、正規 青森)
5、 夫が病気で働けず、今後の収入、万が一のことがあったら一人で子育てできるか不安。子どもの貧困
対策をなんとかしてほしい。難病の経済的負担をもっと対応してほしい。(38歳、正規 東京)
6、 育休中だが保育所がみつかるのか。仕事と両立するときの健康(ストレス)。年をとってきた親が一人で
いるので気になる。(33歳、正規・育休中 東京)
7、 公務員なので、今後給与のカットが継続的にあるのではないかと不安に思う。老後や子どもの教育費
等の備えが充分にできるのか心配。(39歳、正規 茨城)
8、 夫が建具屋で日給月給のため、月により収入の変動が大きい。1月や8月は極端に減る。仕事が少な
くもう3年ボーナスが支払われていない。子ども子育て新システム大反対。認可保育園を増やしてほし
い(33歳、 正規 埼玉)
9、 正社員で育児休暇中だが、復帰すると夜8時までの勤務。時間短縮が認められず、休暇を延長する
か、退社して転職するか悩んでいる。せっかく4月からの保育園が決まったのに…。(32歳、正規 神
奈川)
10、 自分がどのように年をとっていくのか不安。現在独身、今後結婚できるのかわからない、どっちにしても
誰か(現在は両親)に頼らないといけない自分の人生に悲しくなる。(35歳、正規 愛知)
11、 母子家庭のため、子どもの将来をはじめ、いろいろと心配事や不安がある。具体的には多すぎて書き
きれない。(38歳、正規 大阪)
12、 子どもの面倒を親にまかせなければ働いていけないのは、おかしいと思う。会社はクビをきるので、安
心して仕事ができない。健康は既に損ねている。(39歳、正規 兵庫)
13、 一人ぐらしなので、病気になった時、とても不安になる。とりあえず生活しているが、失職したりする可
能性もあり、貯蓄の余裕もなく、とても不安。(36歳、パート 愛知)
14、 夫の収入だけでは生計を維持できない。夫の帰りが遅く、支払われない残業代もある。家事の負担も
多い。夫が子どもと遊ぶ時間がないため、休日も一人で子どもをみることになる。(35歳、パート 新潟)
15、 子どもが安心して遊べる環境ではない。自分の健康について最近気がかりになり、元気で老後を迎え
られるか、親の介護ができるか不安。災害はいつおこるかわからず、常に不安がある。(35歳、パート
富山)
16、 身体をこわすか、勤務中の事故があれば収入がなくなる。子どもが大学に進学したいと言っても笑顔
で答えられない。高卒で就職し、自分で学費をためて進学してほしいと伝えている。(37歳、パート 大
阪)
17、 地元では収入が少ないため主人は単身赴任で県外で仕事。でも仕事は安定せず、もちろんボーナス
もなければ退職金もない。国民年金を払っているが、老後は生活できるか不安。(38歳、パート 長崎)
18、 リーマンショックの年、夫の会社がなくなり、失業後3年間安定した仕事に就けなかった。15~6時間働
いて睡眠をけずっても月収20万円。毎年ギリギリ。不安でいっぱい。(33歳、アルバイト 神奈川)
19、 子どもの教育資金がとても不安。毎月ギリギリいっぱいで、貯金に回せず、老後の夫婦2人の生活が
成り立つか不安、というより恐怖感にかられる。(36歳、内職 長野)
20、 シングルマザー。フルタイムで仕事をしているのに同居(年金生活)の親に援助を受けている。親もい
つまで元気か不安。(44歳、正規 長崎)
9
21、 上の子が不登校、下の子が自閉症なので将来が見えない。体調が悪くてもなかなか病院に行けな
い。親が県外にいるので介護が必要になった時どうするか不安。(40歳、正規 香川)
22、 病気のため正規として働けられない家族をかかえているため、健康面や収入のことがとても不安。安
心してくらせる社会になってほしい。(43歳、正規 高知)
23、 介護の仕事をしているので、健康を損なうと働けない。体力的に厳しく、いつまで続けられるか不安。
低収入のため子ども(中学生)の進路希望に支障がでないか心配している。(44歳、契約 岩手)
24、 引きこもりの18歳の子がいるので、将来の見通し。教育費もかかるので、夫の収入だけでは厳しい。私
は1年雇用で不安定。80過ぎの父はある程度自分のことができるが、目が不自由で今後が心配。(48
歳、契約 新潟)
25、 年齢の制限があり、ハローワークへ職探しに行っても正社員の仕事がないと言われる。子どもにかかる
お金や、仕事と家事を両立させるためのお金を優先するので、将来の蓄えができない。(43歳、契約
奈良)
26、 年金のことはとくに心配。きちんともらえるのか、年をとると病気にもなるし、医療費、介護などお金がか
かりすぎる。原発事故の後いろいろな災害が心配。(47歳、契約 熊本)
27、 夫婦ともに収入が安定してない。災害後、子どもの就職、健康、精神面で影響が出ている。今後将来
心配。(41歳、パート 福島)
28、 夫は単身赴任で週に1度か2週に1度くらいしか帰らない。その間、子どもたちのことや親の介護を一
手に引き受けるので、気が張り詰める。(44歳、パート 島根)
29、 大学の学費が高く、節約しても家計はいつも赤字のうえ、子ども3人の進路次第で奨学金や教育ロー
ンなどさらに借金が大きくなること。覚悟しているが、老後も働き続ける。定年はない。(47歳、パート
北海道)
30、 子どもは大学卒業したが、アルバイト。ボーナスも退職金もなく、老後は少ない年金で生活できるのか
不安。認知症の親は一人ぐらし、施設の順番待ち。月々の費用は母の年金では賄いきれず、貯金の
とりくずし。(49歳、非正規 大阪)
31、 26歳の娘は雇用保険も労災保険もなく、27歳の息子も国家試験めざし勉強中だが就職できると限ら
ず、年金保険料も払えず、将来が心配。500万円ほど借りていた奨学金の返済の目途もなく、今後どう
なるか心配。(58歳、正規 北海道)
32、 子どもが非正規で、仕事がなくなるかもしれないこと。定年後の生活や遠方に住む両親の今後の介護
が不安。(54歳、正規 滋賀)
33、 子どもの一人は就職活動中、一人は来年度2年生。子どもの未来は明るいのか? 親の介護が数年
で現実のものとなるので、自分が実家に戻るか、親が引っ越すか悩み中。いつ来るのかわからない地
震。その時、日本社会は耐えられるのか?(55歳、派遣 茨城)
34、 子どもが正規で働けない現状がとても心配。大学を出ても正規として働き続けられない、おかしな社
会。(57歳、派遣 山梨)
35、 子どもの大学進学時に借りたお金が3人分で800万円。卒業後、毎月8万円×10年の返済予定だが
少々不安。(50歳、パート 福岡)
36、 高齢になって一人ぐらしになった時、家が山の中にあるため、他の人との交流がむずかしい。年金が
考えていたより少なく、貯金も少ない。夫婦それぞれの親が介護状態(介護度3)のため。(64歳、正規
長野)
37、 夫の年金、息子の給料、本人の収入を合わせて、くらしが成り立っている。今後の生活。(60歳、契約
北海道)
38、 63歳で仕事をやめ、年金でと思っていたが、徐々に年金もダウン。離婚してきた娘と孫の生活なども考
えると、このあと不安。(62歳、契約 秋田)
39、 定年を迎え、収入が減っている。万単位で家賃は上がっている。半年契約となり、いつ打ち切られるか
不安。子どもも奨学金返済のためダブルワークをしており、健康が心配。(61歳、内職 神奈川)
40、 1年前に脳出血を起こし、治療に多額のお金がかかった。大病してお金がたくさんいったらと思うと不
安。(65歳、パート 徳島)
10
資料4
8.あなたの願いをご自由にお書きください
1、 原発のない未来を子や孫に手渡したい。戦争のない世界。人間らしい最低の生活が保障される世
の中になってほしい。(27歳、正規 大阪)
2、 昨年初めて子どもを産み、母親の苦労が保育園探しや育休による仕事のブランクもあると感じた。子
どもがいても働きやすい、育休後戻りやすくなるとよいと思う。(28歳、正規 岐阜)
3、 生き方を自由に選べるように生活の保障がほしい。失敗しても人生をやり直せる、大丈夫と思える手
厚い福祉制度が必要。女性が一人でも自立して生きていける社会に。(25歳、正規 京都)
4、 子どもを預けて、自分らしく働いていきたい。(将来的に)いろいろ我慢したくない。(27歳、契約 愛
媛)
5、 出産によってブランクを経ても、また職場復帰できる、保育や職場の環境が整ってほしい。経済的な
心配をせずに子どもを産める環境。過労にならなくてすむ職場。(29歳、パート 栃木)
6、 一人が抱える仕事の量を減らし、人員を増やしてほしい。大人の社会でも子どもの間でも、差別やい
じめのない社会にしたい。男性も残業なしで家族の時間が充実すると思う。(32歳、正規 千葉)
7、 育児短時間勤務で今まで以上の仕事をし、子育てという大切な仕事もしている。子育てが社会貢献
であることを社会的に認め、安心して働き続けられる社会に!保育園や児童クラブも充実を!(37
歳、正規 愛知)
8、 自分が年を取った時に、子どもに頼らなくてもよいような世の中であってほしい。年金である程度くら
していけるくらいの保障がほしい。(36歳、正規 広島)
9、 障害者枠で働くと低賃金、他の人と隔離して働かされる。健常者といっしょに仲良く働きたい。(30
歳、契約・派遣・アルバイト・内職 神奈川)
10、 個々の能力、個性が活かされる社会を望む。さまざまな理由で力が発揮されず、社会全体としての
損失が大きいと思う。知恵を出す時だと考える。(39歳、パート 鹿児島)
11、 子どもをもっと産み育てたいが、十分な環境で育てられるか金銭面で不安。(35歳、パート 群馬)
12、 出産後、つねに「産まない方がよかった?」と思わざるをえない子育て環境。保育所入所、就職活
動、仕事と子育ての両立等。せめて金銭的な不安なく出産・子育てできるようになれば。(37歳、
パート 大阪)
13、 正規で好きな仕事をして、結婚して出産したい。家族に迷惑をかけっぱなし。迷惑をかけない生活
を送りたい。(30歳、パート 千葉)
14、 扶養範囲の中で働いている。年金、健康保険料の自己払いがなければもっと働きたい。2人で働か
ないと生活できない。子どもが大きくなってからが心配(大学など)。(31歳、パート 栃木)
15、 保育園や小学校の給食費が無料になってほしい。子どもを産めば産むほど経済的な心配をしない
ようなしくみができるといい。(38歳、パート 京都)
16、 アルバイトの給料が安すぎる。長く続けられる給料ではない。せめて一人ぐらしができる給料に。(34
歳、嘱託 島根)
17、 とにかく生活できる給料がもらいたい。月給10万円ではとてもくらしていけない。昼夜働いている同僚
もいる。(47歳、正規 沖縄)
18、 夫が残業や通勤距離などで自宅へ帰る時間が遅く、会話も満足にできない毎日。私も一人で子ども
の世話をしていると怒りがちになる。家族とゆっくり過ごす時間がほしい。(40歳、正規 三重)
19、 仕事においては男女、正規、非正規の待遇格差をなくしてほしい。義務教育は給食、部活動関係、
制服…すべて無料にしてほしい。最低賃金を全国同一賃金にすべき。(44歳、契約 岩手)
20、 教育を受ける権利がみな平等になるよう、学費を大学まで無料にしてほしい。(47歳、契約 福島)
21、 結婚したい。(42歳 派遣・その他 東京)
22、 正規でも短い労働時間で生活できるように!選択的夫婦別姓制度ができてほしい。夫の姓と仕事上
の旧姓が入り乱れ、「どない呼んだらいいねん」と困惑する人も。 (42歳、パート 大阪)
23、 50過ぎてから昇給はなく、年金支給の先送りが不安。子育てが終わると親の介護。ほとんどが女性、
妻・娘という立場でやらなければならない。休日も介護。定年まで体力が続くのか。(54歳、正規 北
海道)
11
24、 教員をしている。1クラスの人数を減らし、もっと目がゆき届くようにしてほしい。費用対効果から教育
を考えるのはおかしい。これからの日本を支えて行く子どもたちにもっとお金も人手もかけてほしい。
(51歳、正規 北海道)
25、 何より平和を守りたい。子どもたちの未来を守りたい。弱者が追いつめられる社会はいや。(51歳、正
規 愛媛)
26、 まず、脱原発。原発がある限り、日本も地球も生命がおびやかされる。弱い人々も生きやすいように
福祉の充実を。失業者のいない、生活できる給料がもらえる世の中に。戦争のない世界に。(58歳、
正規 福岡)
27、 親と同居しているが、親の収入は国民年金のみ。すべて私たち夫婦を頼りに。要介護1程度だが、
今後、介護度が高くなった時、国民年金内では賄えない。私たちにも余裕はない。(51歳、正規 福
岡)
28、 男女問わず望む人は正規就労ができるシステムにしてほしい。そうすれば経済もまわる。若い人が
結婚、出産、旅行などにお金も使えるし、何よりも生活が安定する。(52歳、契約 宮城)
29、 もう少しゆとりを持たせたい。みんな何かに追われているよう。忙しいのとは違う。生活の土台となる
最低限の収入を保障してほしい。200万円なんて、あり得ないでしょ?(55歳、派遣 茨城)
30、 女性が40代で職を失うと非正規しかないため、生活水準が低くなる。女性が生きづらい社会と言わ
ざるえない。(52歳、パート 香川)
31、 娘の働き方が心配。長すぎる労働時間で余暇を楽しむ余裕がない。健康についての不安がいつも
ある。(56歳、パート 岐阜)
32、 ワークシェアリングと、子育て・介護の両立できる短時間勤務と、60歳過ぎても社会貢献できる働き方
を。(58歳、アルバイト 神奈川)
33、 お金の心配をせず、十分な介護や医療を父母に受けさせてやりたい。子どもたちが働きがい、能力
を生かした仕事につけること。(55歳、非常勤 群馬)
34、 精一杯、保育の仕事をしているつもりだが、公立の正規保育士の数は少なく、非常勤、臨時、パー
ト、朝夕のパートの方など影の力で成り立っている。格差が大きすぎ、働き続けていくのが大変。労
働条件を高めることが、よい保育への道につながっていく。(54歳、非常勤 静岡)
35、 経済中心の政治でなく、子ども、国民一人ひとりを大切にする日本であってほしい。原発廃炉で自
然エネルギーですすんでほしい。憲法9条守りたい。(58歳、非常勤 佐賀)
36、 いまの自分は何とかやっていけるが、職場を見ても非正規の方が多くなり、こんな状態で日本はどう
なるんだと心配。正規雇用と賃上げ、セイフティネットの充実を希望する。(60歳、正規 東京)
37、 自分のくらしも心配だが、今の若い人のことが心配。アベノミクスで賃上げの恩恵を受けられそうな人
は、私のまわりには一人もいない。(63歳、正規 北海道)
38、 最低年金を確立して、女性が一人になっても安心してくらせるようになってほしい。妹も私も未婚。
(60歳、正規 埼玉)
39、 被災地の復興が一番の希望。(64歳、派遣 岩手)
40、 現役時の賃金が少なく年金も低い。正社員として30数年がんばっても12万にもならない。国保料も
年10万円近く払い、地方税も高い。消費税が来年から上がったらどうしたらいいのか!(64歳、アル
バイト 神奈川)
41、 年金受給開始後2回も切り下げられた。娘は正職で死ぬほど働いているのに、私より少し多いだけ。
少ない年金から30歳過ぎた子どもを食べさせるなんて、世の中間違っている。(62歳、非常勤講師
京都)
42、 年金だけでは生活できず、午前中パートでどうにか生活している。体が動かなくなれば退職せざるを
得ないが、働けるうちは働かねばならない。家のローンもまだあるので。(73歳、パート 石川)
12
はたらく女性のくらし実態アンケート
「単身女性の 3 人に 1 人が貧困」と女性の貧困が大きな社会問題になっています。いまや働く女性の 55.4%が非正規雇
用で、男女の賃金格差は 51.0 %です。働く女性のくらしの実態を明らかにし、貧困と格差是正の力とするため、アンケ
ートをおこないます。ご協力ください。
実施期間 2013 年 2 月 1 日~4 月 10 日 新日本婦人の会
*□には、該当する番号を記入してください。
1、あなたの年齢
(
____________都道府県______________市区町村
)歳
2、雇用
(1)形態は ①正規 ②契約 ③派遣 ④パート ⑤アルバイト ⑥内職 ⑦ その他(
(2)勤務先は ①公務 ②民間
(3)かけもちで働いている方は、具体的にお書きください。
3、収入(昨年の手取り)
(1)正規の方は年収
(2)非正規の方は平均月収
約(
約(
) ⑧失業中
2、
(1)
(2)
)万円
)万円
4、同居家族
(1)①いる ②いない
(2)①いると答えた方、同居家族は ①夫 ②子ども ③父 ④母 ⑤きょうだい
⑥孫 ⑦その他 (
)
(3)②の子どもを選んだ方、その人数は ①1人 ②2 人 ③3 人 ④4 人 ⑤5 人以上
(4)それぞれの子は ①乳幼児 ②小学生 ③中学生 ④高校生 ⑤大学生
⑥未婚社会人 ⑦既婚社会人
4、
(1)
(2)
(3)
(4)
5、今の働き方に満足していますか
(1)①している ②していない
(2)②していないと答えた方は、具体的にお書きください。
5、
(1)
6、収入面や多忙さのためにやりたいけどがまんしていることや削っているものはありますか
(1)①ある ②ない
(2)①あると答えた方は、具体的にお書きください。
6、
(1)
7、くらしの中で心配や不安なことはありますか。(複数回答可)
①収入 ②失業・リストラ ③子どものこと ④健康 ⑤老後 ⑥医療・介護・年金の保険料
⑦親の介護 ⑧災害 ⑨その他 (
) ⑩ない
その内容について具体的にお書きください。
7、
8、あなたの願いを自由にお書きください(仕事や働き方、くらしのことなどなんでも)。
ご協力ありがとうございました。
より詳しくお聞きしたい場合があります。よろしければ、お名前と連絡先をおしえてください。
お名前
電話番号・メールアドレスなど
直接新婦人中央本部へ送る場合 Fax:03-3814-9441 メール:[email protected]
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