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ソチ五輪の競技に関する調査(五輪後)(PDF=234KB)
2014年3月18日 「ソチ五輪の競技に関する調査」 (五輪後) 産業能率大学スポーツマネジメント研究所 ソチ五輪で行われた競技種目の中で... 男の子にさせたい 女の子にさせたい スノーボード フィギュア 五輪以外でも見たい 自分でやってみたい フィギュア カーリング ■ 各項目トップ3 項目 1位 2位 3位 観戦率 フィギュア ジャンプ スノーボード 満足度 フィギュア ジャンプ スノーボード 男の子にさせたい スノーボード フィギュア アルペン 女の子にさせたい フィギュア カーリング スノーボード 五輪以外でも見たい フィギュア ジャンプ スノーボード 自分でもやってみたい カーリング スノーボード フィギュア この調査に関するお問い合わせ先(学)産業能率大学 企画広報部企画広報課 〒158-8630 東京都世田谷区等々力 6-39-15 電話:03-3704-9040、ファクス:03-3704-9404 1 産業能率大学スポーツマネジメント研究所は、ソチ五輪閉幕後に、ソチ五輪で行われた競技種 目について、 「視聴した競技」や「子どもにさせたい競技」などを尋ねる調査を実施しました。 調査の結果、ソチ五輪で行われた競技の中で最も多くの人が観戦したのは「フィギュアスケート」で、 3 人に 2 人が「視聴した」と回答しました。また 15 歳以下の子ども・孫がいる人を対象に、 “子 どもにさせたい”競技を尋ねたところ、男の子は「スノーボード」、女の子は「フィギュアスケート」がそ れぞれ 1 位に選ばれました。「スノーボード」は若い選手の活躍もあり、男の子で 1 位・女の子 で3位にランクインするなど、親世代へも関心が広がっているようです。 本学では、五輪前に「ソチ五輪の選手と競技に関する調査」、五輪後に、事前・事後調査結果 を比較分析した「ソチ五輪の選手に関する調査」を実施・発表しています。今回はソチ五輪の“競 技”に関する調査結果をまとめました。五輪後調査は1千人を対象に2月25日に、インターネ ット調査会社を通じて実施しています。 調査概要(五輪後調査) 調査方法 : インターネット調査 調査期間 : 2014年2月25日 調査対象 : 20代から60代までの各10年代で、男女各100名 各項目について 合計1000人 : 観 戦 率 = ソチ五輪の競技中継(録画放送やダイジェストを含む)を視聴した比率。 満 足 度 = 視聴した競技に関して、回答に応じてポイント換算し合計値を算出。 (「かなり満足」=5pt「やや満足」=3pt「やや不満」=1pt「かなり不満」=0pt) 男(女)の子にさせたい競技 = 15歳以下の男(女)の子のお子さんやお孫さんがいる回答者を対象に、ソチ五輪の 競技種目の中で「男(女)の子にやってほしい」と回答された比率。(複数回答可) ※男の子のお子さんやお孫さんがいる(n=155)/女の子のお子さんやお孫さんがいる(n=151) 五輪以外でも見たい競技 = ソチ五輪で行われた競技種目の中で「五輪期間以外でも、中継があれば視聴してみ たい」と回答された比率。(複数回答可) 自分でもやってみたい競技 = ソチ五輪で行われた競技種目の中で「自分でもやってみたい」と回答された比率。 (複数回答可) 2 【観戦率】 【満足度】 1位 フィギュアスケート 1位 フィギュアスケート 2位 ジャンプ 2位 ジャンプ 3位 スノーボード 3位 スノーボード ソチ五輪での競技観戦率 1 位は、フィギュアスケ ソチ五輪で視聴した競技全般の満足度を尋ねたと ート(67.5%)、次いでジャンプ(51.8%)となり、そ ころ、上位5位まで日本選手団がメダルを獲得した れぞれ過半数を超える高い観戦率となりました。 競技が並びました。 【観戦率】 【満足度】 順位 競技 % 順位 競技 ポイント 1 フィギュアスケート 67.5 1 フィギュアスケート 2467 2 ジャンプ 51.8 2 ジャンプ 1980 3 スノーボード 47.1 3 スノーボード 1784 4 カーリング 36.2 4 ノルディック複合 1279 5 ノルディック複合 35.9 5 フリースタイル 1116 6 フリースタイル 33.7 6 カーリング 1040 7 スピードスケート 31.6 7 アルペン 984 8 アルペン 30.4 8 スピードスケート 776 9 ショートトラック 20.2 9 クロスカントリー 541 10 クロスカントリー 17.1 10 ショートトラック 491 11 アイスホッケー 15.9 11 アイスホッケー 404 12 ボブスレー 8.2 12 ボブスレー 224 13 スケルトン 5.2 13 スケルトン 160 14 リュージュ 5.0 14 リュージュ 159 15 バイアスロン 4.2 15 バイアスロン 118 ※競技中継(録画放送やダイジェストを含む)を視聴した比率 ※視聴した競技に関して、回答に応じてポイント換算した合計値 「かなり満足」=5pt「やや満足」=3pt「やや不満」=1pt「かなり不満」=0pt 3 【男の子にさせたい競技】 【女の子にさせたい競技】 1位 スノーボード 1位 フィギュアスケート 2位 フィギュアスケート 2位 カーリング 3位 アルペン 3位 スノーボード 男の子にさせたい競技を尋ねたところ、スノーボ 女の子にさせたい競技の1位は、フィギュアスケ ードが 1 位に。平野選手や平岡選手などの若い選手 ート。男の子にさせたい競技で9位だったカーリン の活躍もあり、 “親世代”への関心も高まっているよ グが2位に入っています。 うです。 【女の子にさせたい競技】 【男の子にさせたい競技】 順位 競技 % 順位 競技 % 1 スノーボード 19.4 1 フィギュアスケート 28.5 2 フィギュアスケート 11.6 2 カーリング 9.3 3 アルペン 7.7 3 スノーボード 8.6 4 スピードスケート 6.5 4 フリースタイル 6.6 5 ノルディック複合 5.8 5 アルペン 4.6 6 クロスカントリー 5.2 6 ジャンプ 4.0 7 ジャンプ 4.5 7 クロスカントリー 3.3 8 フリースタイル 3.9 8 バイアスロン 2.7 9 ショートトラック 3.2 9 ノルディック複合 2.0 ボブスレー スピードスケート カーリング 12 アイスホッケー 11 2.6 リュージュ 1.3 アイスホッケー スケルトン 14 ショートトラック ボブスレー 1.3 14 バイアスロン スケルトン 0.7 リュージュ ※15歳以下の男の子のお子さんやお孫さんがいる回答者(n= ※15歳以下の女の子のお子さんやお孫さんがいる回答者(n= 155)を対象に、ソチ五輪の競技種目の中で「男の子にやってほし 151)を対象に、ソチ五輪の競技種目の中で「女の子にやってほし い」と回答された比率 (複数回答可) い」と回答された比率 (複数回答可) 4 【五輪以外でも視聴したい】 【自分でもやってみたい】 1位 フィギュアスケート 1位 カーリング 2位 ジャンプ 2位 スノーボード 3位 スノーボード 3位 フィギュアスケート ソチ五輪で行われた競技種目の中で、 「五輪以外で 「自分でやってみたい」競技の 1 位はカーリング。 も視聴したい」競技の1位は、フィギュアスケート。 観戦率で 4 位に入った同競技は、勝負の駆け引きや また国際大会での活躍が連日報じられているジャン 戦術など、競技への理解度が増したことも一因と考 プやスノーボードへの関心も高いようです。 えられます。 【五輪以外でも視聴したい】 【自分でもやってみたい】 順位 % 順位 1 フィギュアスケート 48.3 1 カーリング 12.5 2 ジャンプ 28.6 2 スノーボード 7.8 3 スノーボード 22.1 3 フィギュアスケート 5.6 4 カーリング 15.9 4 ジャンプ 3.5 5 アルペン 13.3 5 アルペン 3.2 6 フリースタイル 12.6 6 フリースタイル 1.8 7 ノルディック複合 10.3 7 スピードスケート 1.4 8 スピードスケート 10.1 8 アイスホッケー 1.2 9 アイスホッケー 6.5 9 ショートトラック 1.1 10 クロスカントリー 5.1 ショートトラック 4.3 11 競技 競技 % ノルディック複合 11 ボブスレー ボブスレー 0.8 クロスカントリー 13 リュージュ 3.7 13 リュージュ 0.4 14 スケルトン 3.3 14 スケルトン 0.3 15 バイアスロン 2.2 15 バイアスロン 0.2 ※ソチ五輪で行われた競技種目の中で「五輪期間以外でも、中継 ※ソチ五輪で行われた競技種目の中で「自分でもやってみたい」 があれば視聴してみたい」と回答された比率 (複数回答可) と回答された比率 (複数回答可) 5 (ご参考:データ集) ■ソチ五輪 1.全般 日本選手の活躍から、夢や希望をもらった 日本選手の活躍には、全体として満足している NO, 42.7 YES, 57.3 ソチ五輪の大会運営は成功だったと思う NO, 51.0 YES, 49.0 ソチ五輪の期間寝不足になった ソチ五輪によってロシアの歴史・文化への理解が深まった NO, 39.5 YES, 60.5 日本代表のメダル獲得数には満足している ソチ五輪によってロシアに対する関心が高まった NO, 37.5 YES, 62.5 NO, 72.8 YES, 27.2 NO, 82.4 YES, 17.6 NO, 85.3 YES, 14.7 (%) 2.観戦手段 テレビ観戦して盛り上がった YES, 52.3 新聞やダイジェストで結果を知るだけだった テレビ中継を録画した 見逃した中継をインターネット動画検索した インターネット動画配信で観戦した スポーツカフェで盛り上がった NO, 47.7 NO, 59.4 YES, 40.6 YES, 16.0 NO, 84.0 YES, 12.3 NO, 87.7 YES, 10.7 YES, 1.9 NO, 89.3 NO, 98.1 YES, 1.2 NO, 98.8 パブリックビューイングに参加した YES, 1.0 NO, 99.0 現地に行って観戦した (%) 6 3.五輪スポンサーとしての企業認知 ※ソチ五輪事前調査(実施:1月28日~2月3日/2万人対象)における五輪スポンサーとしての企業認知と、五輪後調査(実施:2月25日/1000人対象)における五輪スポンサーとしての企 業認知の比率差。 【五輪スポンサーとしての企業認知 比率差 トップ10】 順位 企業名 五輪前(n=20000) 五輪後(n=1000) 差分 (%) (%) (%) 1 ANA 9.1 18.5 +9.5 2 JAL 8.9 15.0 +6.1 3 パナソニック 10.8 15.5 +4.7 4 トヨタ自動車 12.3 16.8 +4.5 5 VISA 10.6 15.0 +4.5 6 マクドナルド 14.0 18.4 +4.4 7 エアウィーヴ 2.8 7.0 +4.2 8 アサヒビール 7.5 11.3 +3.8 9 NTTドコモ 6.9 10.3 +3.4 10 ヤマト運輸 4.2 7.4 +3.2 ※小数点以下第二位四捨五入 ANA 18.5 9.1 JAL 事前調査 15.0 8.9 パナソニック トヨタ自動車 10.6 サムスン 11.3 7.5 10.3 6.9 7.4 4.2 8.5 5.6 4.4 7.2 コカ・コーラ デサント ロッテ 7 18.4 7.0 2.8 NTTドコモ 味の素 15.0 14.0 アサヒビール ヤマト運輸 16.8 12.3 マクドナルド エアウィーヴ 15.5 10.8 VISA 事後調査 24.7 6.8 5.9 27.4 9.5 8.4 (%) ■ 2020年東京五輪 2020年の東京五輪に向けて、国はスポーツ強化にもっと予算を割くべき 2020年の東京五輪に向けて日本経済は確実に成長すると思う 22.8 11.0 20.4 51.3 16.9 2020年の東京五輪では、競技場にいって生で観戦したい 2020年の東京五輪では、ボランティア等で運営に協力したい 49.2 29.6 31.9 5.7 31.0 25.6 とてもそう思う 7.6 20.2 41.4 まあまあそう思う 8.1 27.3 あまりそうは思わない まったくそうは思わない ■ 五輪全般 五輪中継にはその競技の専門家を中心に呼んでほしい 38.5 49.6 10.3 1.6 礼儀正しい選手が好きだ 38.4 49.6 9.7 スポーツ強化には国費を投じるべきだ 20.4 五輪は参加することに意義がある 19.3 五輪中継は熱血応援型が好みだ 5.4 選手に関する情報を中心に取り上げてほしい 4.3 11.7 8.6 33.3 37.0 30.2 37.8 42.4 34.2 かなり左よりの立場 5.9 28.0 44.8 11.0 メダリストのメダルを噛むポーズはOKだ 6.6 27.6 50.8 13.3 代表選手は国歌を声に出して歌うべきだ 22.9 55.3 9.5 5.7 18.8 51.2 11.2 五輪中継は日本人選手を中心に取り上げてほしい 美男美女アスリート特集なども興味を引かれる 55.1 2.3 44.4 やや左よりの立場 やや右よりの立場 21.8 自由奔放な選手が好きだ スポーツ強化は民間活力にゆだねるべきだ 五輪は結果(メダル)がすべてだ 五輪中継はもっと海外選手も取り上げてほしい 美男美女アスリート特集などは不快に感じる 代表選手は国歌を声に出して歌う必要はない メダリストのメダルを噛むポーズはNGだ 14.4 17.1 かなり右よりの立場 (%) 8 五輪中継には旬なタレントを中心に呼んでほしい 五輪中継は冷静実況型が好みだ 競技に関する情報を中心に取り上げてほしい (%)