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お葬式のマナー

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お葬式のマナー
お葬式のマナー
服装(どんな服を着ていけばいいの?)
【男性の場合】
白無地のワイシャツに黒の礼服上下が一般的です。
ネクタイは必ず黒の無地のものを着用してください。
またタイピンは基本的にはつけませんが、つける場合は金属や派手なものは避けましょ
う。
必ず黒の靴下を着用してください。特に靴を脱ぐときに目立ちます。
カフスボタンは慶事用と感じるものが多いので付けないほうが無難ではあります。
【女性の場合】
服装は黒が基本で、洋服の場合、全身黒であればワンピース・スーツなどの形は問いま
せん。ただし、いくら黒でも以下のものは避けてください。
すけた素材やノースリーブなど肌を露出する服装(夏でもノースリーブは避け、せめて
五分袖か七分袖にします)光沢のあるサテンや、生地の織模様が極端に目立つもの、殺
生につながる表革や毛皮、あまりにカジュアルすぎるものや麻などのしわになりやすい
もの、夏でも素足は厳禁です。必ずストッキングを着用しましょう。
アクセサリーはネックレス、イヤリング、ピアス程度。指輪は結婚指輪のみです。素材
は涙を連想させるパールが一般的ですが、黒一色のオニキスやジェットも用いられます。
【子供の場合】
学生の場合、男女とも制服があればそれが正式な正装となります。ない場合は地味な色
合いの服を選びましょう。
小学生以下の場合は、白のブラウスかシャツを用意し、男の子なら濃紺のジャケットを
羽織ればいいでしょう。女の子は黒のワンピースでもかまいません。
香典(金額はどれくらい?いつ持参するの?)
金額は、生前、故人とどのような関係にあったかで決まります。包む側の社会的地位や
地方の習慣によっても異なります。一般的には 3,000~5,000 と言われています。
持参時は通夜か告別式のどちらかに持参するのが適当です。このとき、香典はむき出し
にせず、袱紗に包みます。
袱紗の包み方は、まず柄や家紋がある場合には、その正面を下方に向けて袱紗をかけま
す。次に右を折って下を折り、上を折り重ね、最後に左を重ねて包みます。お通夜、葬
儀とも出席できない場合は、香典を弔辞用の袋に入れてから出席できない理由と故人へ
のお悔やみの手紙を添えて現金書類で喪主宛に郵送します
弔電(打つにはどうすればいい?)
遠方などの事情で告別式に弔問できないときは、知らせを受けたらすぐに送ります。電
報は局番なしの「115」に申し込むと配達日の指定も出来ます。または直接NTTの支
店や営業所へ。ホームページから予約することも可能です。
最近ではNTTの「115」でお悔やみ電報の文例がたくさん用意されていますので、
間違いのない弔電を送りたい人はその中から選ぶといいでしょう。台紙も押し花つきの
もの、袱紗に包まれたものなどいろいろあります。
基本的な文例に自分なりの言葉を加えたり、故人にふさわしい文を考えて打つことも出
来ます。
例1:ご逝去の報に接し、心から哀悼の意を捧げます。(字数 23)
例2:悲しいお知らせに呆然としております。お別れにも伺えず、残念でなりません。
心からご冥福をお祈りいたします。(字数 52)
供花(お花をおくりたいのですが…)
第一報を聞いたとき、御葬家の方にお花をおくりたい旨を伝え、葬儀会社の連絡先を聞
きます。
このとき喪主名を聞くことが大切です。(花の注文や電報を打つときなど知らないと困
ります。)御葬家の方に会場名だけを伺い、その会場に問い合わせて葬儀会社の連絡先
を聞くのもいいでしょう。
自分で花屋に注文したりすると、会場で飾られている花の種類と合わなくなったりする
ので葬儀会社や会場等に問い合わせをして注文したほうがいいでしょう。
言葉遣い(タブーとされる言葉、お悔やみの言葉)
タブーとされる言葉(宗教に関係なく)
悲しいことを繰り返す言葉や「死」という言葉は避けましょう。
「かえすがえす」「またまた」「重ね重ね」「再三」「たびたび」「くれぐれも」「死
去」「とんだこと」「追って」「続く」「いよいよ」「再び」など
通夜・告別式の受付では「この度はご愁傷さまでございます。」
「突然のことと心よりお悔やみ申し上げます。」
香典袋を出すとき「どうぞ、お供えください。」
記帳が終わって「お参りさせていただきます。」
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