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ディスクロージャー誌

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ディスクロージャー誌
DAISAN BANK REPORT
第三銀行 2012
ディスクロージャー誌
[第103期営業のご報告]
平成23年4月1日から平成24年3月31日まで
キラリと光るあなたの銀行
プロフィール
DAISAN BANK REPORT
2012 DISCLOSURE 第三銀行レポート
■会社概要
(平成24年3月31日現在/単体ベース)
名
称
本 店 所 在 地
ホームページ
電 話 番 号
ネ ット ワ ー ク
従 業 員
資
本
総
資
預
貸
出
自己資 本 比
格
付
数
金
産
金
金
率
け
株式会社第三銀行
三重県松阪市京町510番地
http://www.daisanbank.co.jp
0598−23−1111㈹
営業店舗数98か店(県内64県外34)
ローンセンター 4か所
住宅ローンプラザ 4か所
店舗外キャッシュコーナー 118か所
1,
568名
37,
461百万円
1兆 8,
394億円
1兆 7,
009億円
1兆1,
587億円
9.
64%
BBB+
株式会社格付投資情報センター
株式会社日本格付研究所
本資料に掲載している計数は、原則として単位未満を切捨てのうえ、表示しています。
ローンセンター、
住宅ローンプラザは、
平成24年7月2日より
「ローンプラザ」
に名称を
統一いたします。
■目次
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・ 1
●プロフィール・
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●ごあいさつ・
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・ 2
●当行の経営方針・
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・ 3
●新中期経営計画・
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・ 4
●内部管理態勢について ・
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・ 5
●地域密着型金融の推進について・
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・ 6
●業績のポイント・
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・ 7
●地域のみなさまとともに・
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・ 8
●地域経済活性化への取組み・
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・ 9
●個人のお客様への商品等について・
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・10
●創立100周年記念事業について・
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・11
●金融の円滑化に向けた取組みについて・
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・12
●金融ADR制度について・
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・13
●CSR(企業の社会的責任)への取組み・
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・14
●当行の組織・
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・67
●トピックス・
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・68
●営業店のご案内・
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・70
表紙写真:松阪商人の館(写真提供、松阪市観光協会)
戦国時代の武将蒲生氏郷によって開かれた松阪は、江戸時代より商都として栄えました。
この松阪商人の館は
江戸期の豪商、小津清左衛門の邸宅を資料館として公開しているものです。
また、前の道は、
お伊勢参りの旅
人が行き交った「参宮街道」です。
1
ごあいさつ
DAISAN BANK REPORT
みなさまには、平素より私ども第三銀行をはじめ第三銀行グループに格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
このたび、当行に対するご理解をより一層深めていただくため、平成24年3月期のディスクロージャー誌
「第103期
営業のご報告」
を発刊しましたのでご案内申し上げます。
当行の業績や活動状況をできるだけわかりやすくご案内させていただいておりますので、
ご高覧のうえ、
ご理解を
賜れば幸甚に存じます。
当行は、本年10月に創立100周年を迎えます。創立以来、幾多の困難を乗り越え着実に業績の拡大を図りながら
今日を築いてまいりました。当行がこのように発展できましたのも、株主の皆様、
お取引先様、
ならびに地域の皆様方
から永年にわたりご支援をいただいたことによるものと、心から感謝申し上げます。
当行は、平成24年4月から新世紀第1次中期経営計画をスタートさせました。この
「新世紀」
というタイトルは、当行
が創立100周年を迎えることから、新しい世紀の始まりの最初の中期経営計画であることを意味しています。この新
しい中期経営計画は、
当行が未来に向け大きく飛躍していくための
「ファーストステップ」
として位置づけし、
「飛躍のス
テージver.1」
と命名しました。
「地域密着型金融の取組を中心とした総合金融サービスの提供」
を最大のテーマとし、
基本方針、基本戦略等を設定しています。
今後、中期経営計画に盛り込んだ諸施策を着実に推進することにより、収益力を強化し、目指すビジョンである
「地
域に根ざし、お客様とともに成長する銀行」
の実現を図るため、役職員一同総力を結集して地域金融機関としての役
割を果たしてまいる所存です。
またこのたび、頭取に岩間弘が就任いたしました。
引き続き、皆様の一層のご支援、
ご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
平成24年6月
取締役会長
取締役頭取
2
当行の経営方針
■
「地域に役立つ銀行」
を経営理念として
■地域社会に奉仕し、顧客に信頼され親しまれる第三銀行
これは当行の社会的使命を表したものであります。
私たちを生み育てていただいた地域社会と、その人々に報いる気持ちを常に忘れず、地域経済、文化の発展や豊かさ
の向上のために奉仕し、
貢献していくことに努力してまいります。
また同時に、今後ますます多様化するニーズを先取りして十分なサービスを提供するとともに、みなさまに親しまれ
愛される地域のベストバンクを目指します。
■逞しい活力と豊かな創造力を持ち、着実に発展する第三銀行
これは当行のあるべき姿を表したものであります。
金融自由化の進展等、環境の変化に対して勇気と活力、
豊かな創造力と企画力をもってこれに対応してまいります。
バイタリティーと時代の変化に即応する柔軟性、創造力をもって多様化するお客様のニーズに対応しながら、強固に
かつ、着実に発展する地域のベストバンクを目指します。
■個性を活かし、明るい魅力ある職場をつくる第三銀行
これは当行の行員と職場のあるべき姿を表したものであります。
行員一人一人の個性を尊重し、互いに良い点を育て伸ばし、生き生きとした明るい、そして仕事のやり甲斐のある職
場を築いていこうというものであります。
そのためには組織の中で自らの役割と責任を自覚し、組織と規律を重んじ、気配りや心づかいを大切にした職場作り
を目指します。
谷川会長
本店
3
新中期経営計画
DAISAN BANK REPORT
■新世紀第1次中期経営計画
「100年からのTAKE OFF∼地域とともに∼飛躍のステージver.1」
この中期経営計画は、当行の創立100周年から始まる新たな飛躍のステージとして
「100年からのTAKE OFF」
と位置
づけしております。
収益力の強化をベースに
「地域密着型金融の取組を中心とした総合金融サービスの提供」
を最大のテーマとし、
これら
の実現を図るために5つの基本方針を定め、それぞれの基本方針の下にその具体化に向けた基本戦略を設定しました。
これらの施策を実現することで、
ビジョンである
「地域に根ざしお客様とともに成長する銀行」
に着実に近づくものと信
じています。そして、当行の新しい世紀のスタートとして力強く飛躍していきたいと思います。
■新世紀第1次中期経営計画の概要
平成16年度∼平成23年度
平成24年度
Challenge100
3つのステージ
平成25年度
平成26年度
地域の未来を
切り拓く銀行
100年からのTAKE OFF 飛躍のステージ ver.1
創立100周年(2012年10月) 地域に根ざしお客様とともに成長する銀行
「100年からのTAKE OFF ∼地域とともに∼ 飛躍のステージ ver.1」
名称
期間
平成24年4月∼平成27年3月 (3カ年計画)
ビジョン
お客様へのメッセージ
地域に根ざしお客様とともに成長する銀行
キラリと光るあなたの銀行
地域密着型金融の取組みを中心とした総合金融サービスの提供
基本方針
ソリューション
営業力の強化
信頼度の向上
お客様
満足度の向上
人材力の強化
地域経済
活性化への貢献
収益力の強化
■新世紀第1次中期経営計画の基本戦略∼強固な土台の構築に向けて∼
基本方針
基本戦略
目指すもの
(1)
事業先向けソリューションビジネスの強化
(2)
個人先向け営業力の強化
1.
ソリューション
(3)
ソリューション営業体制の強化
営業力の強化
(4)
審査体制、事務体制の高度化・効率化
(5)
地域密着型金融の推進を通じた経営改善支援等の強化
中小企業・個人取引に強い当行の特色を活かし、高度
な金融仲介機能を発揮するとともに、積極的にコン
サルティング機能を発揮するなど、地域密着型金融
の推進を通じて、お客様に最適なソリューションが提
供できる銀行を創り上げる。
(CSの向上)
(1)
経営管理
(ガバナンス)
態勢の強化
(2)
コンプライアンス態勢の強化
(3)
リスク管理態勢の強化
(4)
経営の効率化・合理化の徹底
2.
信頼度の向上
(5)
積極的な情報開示
(6)
利益の確保と自己資本
(Tier1)
比率の向上
(7)
資産の健全性
(不良債権比率)
の維持
(8)
基幹系システムの全面更改の実施
経営管理、
コンプライアンス、
リスク管理等の内部管
理態勢を強化すること等を通じて、資産の健全性を
維持するほか、基幹系システムの全面更改の実施等
を通じて、経営の効率化を一層推進することで、自ら
の財務の健全性の維持と金融仲介機能の十全な発
揮を両立させ、地域やお客様から信頼される銀行を
創り上げる。
(CS、株主満足度の向上)
3.
お客様
満足度の向上
(1)
お客様の視点に立ったCS向上への取組強化
(2)
お客様との接点の拡充
(3)
顧客保護等管理態勢の強化
(4)
お客様のニーズに応じた商品・サービスの提供
お客様の視点に立ったCS向上に向けた取組みを推
進するとともに、
お客様との接点の拡充を図ること等
を通じて、お客様満足度が高い銀行を創り上げる。
(CSの向上、
地域シェアの向上)
(1)
一人ひとりが活躍できる人材の増強
一人ひとりが活躍できる人材の増強、ポテンシャルを最大限発揮
4.
人材力の強化 (2)
一人ひとりのポテンシャルを最大限発揮できる評価・ できる登用を行うとともに、制度や環境の整備を進めることで、オ
登用・配置
ール三銀としての力が結集された銀行を創り上げる。
(ESの向上)
地域社会への貢献
5.
地域経済活性 (1)
化への貢献
(2)
社会的責任への取組強化
金融の円滑化や地域の面的再生に向けた取組みを推進し、
地域経済活性化への貢献度が高い銀行を創り上げる。社会
的責任や地域貢献活動への取組みを強化し、地域社会への
貢献度が高い銀行を創り上げる。
(地域社会満足度の向上)
4
内部管理態勢について
■リスク管理体制について
当行は、取締役会で決議されたリスク管理の基本方針
(リスク・マネージメント・トータル・プラン)
に基づき、市場リスク、
流動性リスク、信用リスク、事務リスク、
システムリスク、法務リスク等につきまして、それぞれの基本方針を定め、その方針
に従って、課題の抽出、対応策の検討実施等を行っていく体制を整備するなど、
リスク管理体制の強化に努めております。
具体的には、
リスク管理機関として頭取を委
■リスク管理体制組織図
員長とした役付取締役を中心に構成される
「リ
取締役会
スク管理委員会」
と、その下部組織として関連
監査役会
常務会
各部長からなる
「リスク管理小委員会」
を設置
し、総合的なリスクの管理を行っております。
監査部
リスク管理委員会
さらに
「リスク管理小委員会」の下部組織と
して、市場関連リスク、流動性リスク、信用リス
ク、事務リスク、
システムリスク、法務リスクの6
事務局
リスク管理
小委員会
リスク管理部
つのリスク管理執行グループを設け、
リスク管
理をより機動的に行える体制をとっております。
市場関連リスク管理
執行グループ
流動性リスク管理
執行グループ
信用リスク管理
執行グループ
総合企画部
ALM室
事務リスク管理
執行グループ
システムリスク管理
執行グループ
金利予測会議
法務リスク管理
執行グループ
部門リスク管理執行グループ群
■コンプライアンス
(法令等順守)
体制について
●基本方針
当行が基本理念である
「地域社会に奉仕し、顧客に信頼され親しまれる第三銀行」
であり続けるためには、地域社会か
らの信頼が不可欠であり、そのため役職員の一人ひとりが社会人としての良識を持ち、高い企業倫理を持って職務を遂
行することが必要であると考えております。これまでも
「コンプライアンス
(法令やルールを遵守すること)
」
重視の企業
風土醸成に努めてまいりましたが、平成12年6月、金融庁による
「金融検査マニュアル」
の主旨に従い、
コンプライアンス
マニュアルを作成のうえ、役職員全員に配布しコンプライアンスの徹底を図っております。
当行は、今後も地域社会からの揺るぎない信頼を築くため、
より一層コンプライアンス体制を強化・充実させてまいり
ます。
●運営体制
コンプライアンス運営に関しては取締役会を最高の決議機関として、役付取締役を中心とするコンプライアンス委員
会を協議機関として位置付け、
コンプライアンスの基本方針等に経営トップが深く関与する体制を整えております。
半期ごとにコンプライアンスプログラムを取締役会で制定し、各部署で実施すべき事項を計画し実践しております。
また、
コンプライアンスプログラムのモニタリングについても半期ごとに取締役会へ報告し、プログラムの実施状況
について管理しております。
さらに各部・室・営業店においては、部室長、営業店長をコンプライアンス責任者とし、次席者をコンプライアンス担当
者として任命し、毎月のコンプライアンス勉強会を中心とした職員への啓蒙、所属職員および日常業務の法令遵守状況
のチェック、所属職員からの法令問題の相談などを実施しております。
●コンプライアンス宣言
(要旨)
1.役職員は法令・社会的規範および行内規定等を厳正に遵守します。
2.役職員は金融取引に関する法令等について知識を高めます。
3.役職員はお客様の情報について細心の注意を払い適切に管理します。
5
地域密着型金融の推進について
DAISAN BANK REPORT
■地域密着型金融の推進に向けた取組みの実績について
当行は、大正元年の創業以来、地域のお客さまとの間で親密
な関係を長く維持することにより、
お客さまに関する情報の蓄積
に努め、その蓄積された情報を基に、
ニーズに応じた質の高い金
融サービスの提供に努めてまいりました。
特に、平成15年度以降は
「リレーションシップバンキングの機
能強化計画」
(平成15年度∼16年度)
「
、地域密着型金融推進計
画」
(平成17年度∼18年度)
の二つの計画に基づき、4年間にわ
たって地域密着型金融の推進に取組んだ後、平成19年度から平
成21年度にかけ、
これらの計画に基づく取組みの成果を踏ま
え、地域密着型金融の社会的使命として、さらに地域密着型金
融を高度化させるため、地域密着型金融の推進のための具体策
を定めるとともに、数値目標を設定のうえ、その実現に向けて取
組んでまいりました。
これまでの成果といたしましては、施策面、計数面とも概ね順
調に実績をあげることができ、地域金融を担う銀行としての役
割を果たすことができたものと考えています。
地域の中小規模の事業者に対する支援を強化し、信用供与の
円滑化を推進することは、地域金融機関にとっては社会的使命
岩間頭取
であると同時に、
自らの収益基盤の強化につながるものです。
地域との共存共栄を旨とする当行にとって、地域における金融仲介機能の発揮は、中小規模事業者等の成長による地
域経済の活性化につながり、それが当行のビジネスチャンスを拡大させ、収益基盤の拡充と財務の健全性の確保に資
することになると考えております。
平成22年度以降の地域密着型金融の推進に向けた取組みにつきましても、地域に密着した経営を推進することを基
本方針とし、当行がこれまで培ってきたノウハウを発揮するとともに、お客さまとのリレーションシップをさらに深め、地
域における金融仲介機能の発揮を通じて地域経済の活性化を図ることを目指してまいりました。
平成22年4月から平成24年3月までの数値目標に対する実績は下記の通りです。
また、
これまでの取組み成果を踏まえるとともに、地域密着型金融の推進に向けた具体的取組みの重点事項並びに
数値目標を設定のうえ、中小規模事業者等のニーズに適した商品・サービスの提供や、
これまで培ってきた事業再生に
係る取組みの強化等を通じ、中小規模事業者等に対する信用供与の円滑化を図るとともに、地域経済の活性化を図る
ため、地域密着型金融の取組みをさらに高度化させてまいります。
なお、平成24年度以降の地域密着型金融の取組につきましては、近日中に皆様方に公表させて頂きます。
数値目標に対する実績(平成22年4月∼平成24年3月)
項 目
指 標
目 標
最 終 実 績
ライフサイクルに応じた取引先企業の支援の一層の強化 経営改善支援等取組件数
124件
139件
事業価値を見極める融資手法をはじめ中小企業に適し 担保・保証に過度に依存しない融資促進件数
た資金供給手法の活用
目利き能力行内認定試験合格者数
432件
791件
40名
39名
地域の情報集積を活用した持続可能な地域経済への貢献 ビジネスマッチング成約件数
280件
804件
※目標は平成22年4月∼平成24年3月までの2年間の累計、
最終実績は平成22年4月∼24年3月までの累計です。
※経営改善支援等取組件数とは、
①創業・新事業開拓支援先、②経営相談支援先、③早期事業再生支援先、④事業承継支援先の4項目への取組先の合計件数です。
※担保・保証に過度に依存しない融資促進件数とは、①シンジケートローン、
コミットメントライン、財務制限条項
(コベナンツ)
を活用した融資商品で融資の提案を行
った先、
②財務諸表制度が高い中小企業者への融資先として、
私募債等、信用格付を利用した信用供与の提案を行った先、
③ABL(Asset Based Lending)手法
の活用等、動産・債権担保融資を行った先、④診療報酬、
オートローン債権等、債権流動化の提案を行った先、⑤PFIまた地域開発プロジェクトの組成に向け、当行が
地方公共団体または民間事業者に対して提案・アドバイス
(研修会開催を含む)
を行った先、⑥スコアリングモデル等を活かした無担保、
第三者保証人不要のビジネ
スローンで融資商品の取組みを行った先
(保証付ローンを含む)
、の6項目への融資促進先の合計件数です。
6
業績のポイント
■決算の状況 損益の状況、貸出金・預金などの状況
■業績のポイント
貸出金はボリューム増加面で計画を達成しましたが、貸出金利回りが計画を下回ったことなどにより資金収支が減少しました。役務
収支においては、生命保険窓口販売手数料の増強に努め、前期比で増加したものの、他の項目をカバーするには至りませんでした。経
費についても、物件費を中心に削減に取組してまいりましたが、次期システム関連費用の発生もあり、資金収支等の減少をカバーする
には至りませんでした。この結果、
コア業務純益は67億円となり前期比8億円の減少となりました。
■損益の状況
コア業務純益
経常利益
(△は経常損失)
当期純利益(△は当期純損失)
平成21年3月
6,
452
△ 29,
592
△ 27,
658
平成22年3月
6,
910
3,
193
2,
261
(単位:百万円)
平成24年3月
6,
759
4,
846
2,
329
平成23年3月
7,
565
6,
050
3,
251
●用語解説:コア業務純益
預貸金業務による資金利益や為替業務による手数料利益などから経費を差し引いたものであり、銀行の本来の業務から得られる利
益を示したものです。
コア業務純益=業務粗利益
(除く国債等債券損益)
−経費
■貸出金残高
■預金残高
お客さまとのリレーションシップを更に深め、中小規模事業
者等のニーズに適した商品・サービスの提供や、
これまで培っ
てきた事業再生に係る取組みの強化を通じ、中小規模事業者
等に対する信用供与の円滑化を図るとともに、地域経済活性
化に貢献しております。
また、住宅ローンをはじめ個人のお客さまのニーズにも積極
的にお応えしております。
(単位:億円)
12,000
11,428
11,500
11,440
11,587
地域に密着した営業活動を展開しております。お客さまのさ
まざまなニーズにお応えするため、
「各種キャンペーンの実施」
等、商品・サービスの充実に努めており、着実に増加し1兆7千億
円を達成しております。
(単位:億円)
17,500
17,009
17,000
11,173
16,500
11,000
16,625
16,449
16,321
16,000
10,500
10,000
15,500
平成21年3月
平成22年3月
平成23年3月
平成24年3月
15,000
■自己資本比率の状況
(国内基準)
平成21年3月
平成22年3月
平成23年3月
平成24年3月
(単位:%)
■自己資本比率の推移
(単体)
平成24年3月末の自己資本比率は、単体9.64%
(前期比マイナス0.29ポイント)
、
連結9.83%
(同マイナス0.28ポイント)
となりました。
国内基準で必要とされる4%を上回る水準を確保しています。
9.72
9.93
9.64
平成22年3月
平成23年3月
平成24年3月
7.26
4%
●用語解説:自己資本比率
(国内基準)
銀行の健全性・安全性を示す指標のひとつで、海外に支店をもたない銀行は、
0
国内基準で4%以上を確保することが求められています。
平成21年3月
■不良債権の状況
一層の健全性向上を図るため、不良債権処理を進める一方で、お取引先の経営改
善支援にも積極的に取組んでおります。
金融再生法に基づく開示債権額は276億円、開示債権比率は2.35%となり、依然
として低い水準で推移しております。
また、開示債権の84.43%が担保および引当金などにより保全されております。
■不良債権残高・不良債権比率の推移
不良債権比率
(単位:億円)
500
(単位:%)
10
8
400
300
293
228
200
100
2.59
260
276
2.24
2.35
6
4
1.97
2
●用語解説:①破産更生債権及びこれらに準ずる債権
0
0
平成21年3月
平成22年3月
平成23年3月
平成24年3月
破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立てなどの事由により経営
破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。
■金融再生法に基づく開示債権の構成比(平成24年3月末現在)
危険債権
●用語解説:②危険債権
189億円 1.62%
破産更生債権及び
経営破綻の状況には至っていないものの、財政状態及び経営成績が悪化し、
これらに準ずる債権
契約に従った債権の元本の回収および利息の受取りができない可能性の高
62億円 0.53%
要管理債権
い債権です。
23億円 0.20%
●用語解説:③要管理債権
3ヶ月以上延滞債権と貸出条件緩和債権です。
(但し、破産更生債権およびこ
れらに準ずる債権・危険債権は除いております。)
●用語解説:④正常債権
債務者の財政状態および経営成績に問題がない債権です。
(上記①②③以外
正常債権
の債権)
11,
450億円 97.64%
7
地域のみなさまとともに
DAISAN BANK REPORT
■地域の皆さまへの貸出金
■地域向け貸出金(東京支店、本部を除く)
■地方公共団体などとのお取引の状況
地元企業および個人のお客さまの借り入れニーズに積極的
にお応えすべく取組んでおります。引き続きお客さまのニーズ
の発掘に努めると共に、
ご相談、
ご要望にお応えしてまいりた
いと考えております。
(単位:億円)
10,500
10,400
(単位:百万円)地方公共団体向け融資残高、
縁故地方債残高推移
90,000
83,457
78,113
80,000
10,351
10,285
10,300
10,200
三重県の4市3町と和歌山県の2町の合計9市町ならびに三
重県内の国立病院機構の4病院、地方独立行政法人1病院から
指定金融機関を受託しているのをはじめ、縁故地方債の引受け
やご融資を通じて地方財政のお役に立てるよう努めております。
10,272
10,143
70,000
10,100
10,000
60,000
9,900
50,000
9,800
9,600
30,000
9,500
20,000
平成21年3月
平成22年3月
平成23年3月
平成24年3月
■中小企業等向け貸出比率・残高
(単位:億円)
9,500
中小企業等向け貸出残高 (単位:%)
100
中小企業等向け貸出比率
80.5
79.7
9,300
80.4
9,004
60
3,100
50
40
2,900
8,800
30
2,800
8,700
20
2,700
8,600
10
2,600
0
2,500
平成22年3月
平成23年3月
平成22年3月
(単位:億円)
3,200
8,900
平成21年3月
平成21年3月
70
3,000
8,500
23,568
平成23年3月
26,072
平成24年3月
三大疾病+5つの重度慢性疾患に関する保障特約付『安心8』
住宅ローンに加え、失業信用費用保険付住宅ローン、環境に配
慮した住宅ローン
「三重の木」
認証材使用住宅の金利応援制度
など、高付加価値ローンの順調な増加から平成24年3月末日
残高は前期比54億円増加しております。
80
9,152
9,116
9,100
90
78.9
9,201
9,200
28,452
23,973
■住宅ローン
平成24年3月末日の中小企業等に対する貸出金残高は、
9,152億円となりました。
また中小企業等貸出比率は78.9%となりました。
9,000
80,022
70,807
40,000
9,700
9,400
融資残高
縁故地方債
平成24年3月
2,896
平成21年3月
3,004
平成22年3月
3,097
3,151
平成23年3月
平成24年3月
■地域の皆さまからの預金、預かり資産
■地域からの預金(東京支店、本部を除く)
■個人預金残高の推移
平成24年3月末日の地域のお客さまからの預金残高は前期比
398億円増加し、
1兆6,968億円となり、着実に増加しております。
(単位:億円)
17,000
16,968
平成24年3月末の預金全体に占める個人預金残高は前期比
337億円増加し、
1兆3,654億円となり、着実に増加しております。
(単位:億円)
14,000
13,654
13,500
16,570
16,500
13,151
13,000
16,360
16,213
13,317
12,886
12,500
16,000
12,000
11,500
15,500
11,000
10,500
15,000
平成21年3月
平成22年3月
平成23年3月
平成24年3月
■地域からの個人預かり資産(東京支店、本部を除く)
平成24年3月末の地域からの個人預かり資産においては、
ラインアップの充実などから個人生命保険の販売が好調で前
期比203億円増加しました。
(単位:億円)
2,400
外貨預金
国債
投資信託
個人生命保険
1,500
1,560
87
1,200
548
900
600
300
0
1,777
86
1,928
76
平成24年3月
年金受取
(単位:件数)
100,000
90,000
351
85,000
505
80,000
556
75,000
866
1,195
95,116
92,797
92,824
94,141
平成23年3月
77,759
74,792
71,235
72,660
70,000
65,000
576
平成22年3月
平成23年3月
給与や年金などの振込み口座として、多くのお客さまから当
行の口座をご指定いただいております。
給与振込
2,131
80
597
平成21年3月
平成22年3月
430
518
526
399
平成21年3月
■給与振込・年金受取の口座のご指定状況
95,000
2,100
1,800
10,000
平成24年3月
60,000
平成21年3月
平成22年3月
平成23年3月
平成24年3月
8
地域経済活性化への取組み
■金融ソリューションのご提供
金融ソリューションを中心として、お客さまの抱える経営課題に対して、最適なソリューションをご提供することで、お
客さまの企業価値の向上や地域の活性化に貢献してまいります。
経営ソリューション
金融ソリューション
1 ビジネスマッチング
1 シンジケートローン
2 M&A・事業承継
3 事業再生
2 動産・債権担保融資
(ABL)
4 確定拠出年金
5 医療・介護サポート
3 コベナンツ活用型融資
6 アグリビジネスサポート
7 環境・エネルギービジネスサポート
4 売掛債権流動化
8 海外進出サポート
9 創業新事業支援・産官学連携
5 私募債
10 さんぎんビジネスクラブ
金融ソリューションの主な取組実績(2011年4月から2012年3月)
シンジケートローン
コベナンツ活用型融資
2件、 8億円
116件、96億円
在庫担保融資
私募債
(ご参考)
動産・債権担保融資
(ABL)
の取組スキーム
ご融資先
商取引
①融資申込
②担保評価
③動産譲渡担保
④動産譲渡担保登記
中野法務局
⑤融資実行
⑥担保情報提供
⑦モニタリング・評価替
8件、 8億円
28件、19億円
動産・債権担保融資(ABL)の担保物件(例)
ヒノキ・スギ
の原木
銀行
養殖はまち
販売
松阪牛
販売先
9
個人のお客様への商品等について
DAISAN BANK REPORT
■熊野古道定期預金
地域社会への貢献活動のひとつとして取扱いたしました
「熊野古道定期預金」
。この商品のお預け入れ実績に応じた
寄付金を、平成17年から毎年行っています。これまで
(平成24年3月31日まで)
の寄付金の実績は、7年連続で累計7百
万円になります。この寄付金は、三重県および東紀州観光まちづくり公社を通じ世界遺産である
「熊野古道」
の保全経費
として活用されています。お客様はこの
「熊野古道定期預金」
にお預け入れいただくだけで、間接的に
「熊野古道」
の保全
活動に参画いただけます。つまり、お客様と当行が一緒になって
「熊野古道」
の保全に貢献させていただくということが
「熊野古道定期預金」
の趣旨なのです。
■熊野古道キャンペーンについて
世界遺産に登録されている熊野古道のPRと東紀州の活性化のため
「行こう!熊
野古道キャンペーン第3弾」
を実施しています。
実施期間は平成24年7月2日
(月)
から平成25年6月28日
(金)
までです。
先着1,000名様に
「熊野古道キーホルダー」
をプレゼントします。また抽選で
10名様に
「南紀・熊野古道フリーきっぷ
(中辺路コース)
」
をプレゼントします。
期間中に
「熊野古道定期預金」
にご新規お預け入れいただいたお客様が対象
となります。
商品内容、キャンペーンの内容等はお近くの本支店窓口までお問い合わせ下
さい。
■暮らしのコンサル広場
■保険相談窓口について
平成24年7月2日
(月)
から、平田駅前支店
(三重県鈴鹿市)
と徳重支店
(愛知県名古屋市)
の2店舗に保険相談窓口を
設置し、保険の無料相談を始めました。
特別な研修を受けた保険等の専門家が、お客様にどのような保障がどのくらい必要か、複数の保険会社の保険商品
を品揃えし、お客様一人ひとりのライフプラン
(結婚、出産、子育て、学費、
マイホーム取得、老後資金など)
から算出した
最適なプランをご提案いたします。
よりきめ細やかなサービスを提供するため、十分にお時間をお伺いできる時間を設定させていただきますので、原
則、事前予約制とさせていただいております。詳しくは、
フリーダイヤル 0120−33−8654
(平日9:00∼19:00)
まで
お問い合わせ下さい。
また、平田駅前支店および徳重支店は、
この保険相談窓口のオープンにより、既に設置されているローンプラザ、運用
相談窓口をあわせ総合的な相談拠点となることから、
この3つの相談窓口の総称を
「暮らしのコンサル広場」
といたしま
した。
これら3つの窓口で、それぞれ専門的なノウハウを持つ保険アドバイザー、
ローンアドバイザー、資産運用相談アドバ
イザーが、お客様の様々なライフステージで生じる多様なニーズにお応えし、総合金融サービスを提供できるワンスト
ップ型の営業店としてお客様満足度の向上を図ってまいります。
平成24年7月2日徳重支店
平成24年7月2日平田駅前支店
10
創立100周年記念事業について
第三銀行は平成24年10月20日に創立100周年を迎えます。お客様、地域の皆様、株主の皆様の永年のご支援・ご愛
顧に感謝し、
創立100周年記念事業を実施します。
■ロゴマーク
ロゴマークは、
「ありがとう100周年 これからもみなさまとともに」
というキャッチフレーズ
を踏まえ、
お客さまと手を取り合う当行の姿勢を表しています。
■主な記念事業
(予定)
みなさまに感謝の気持ちをお伝えするために、以下のとおり創立100周年を記念した取組みを実施いたします。創立
100周年に関する取組みについて詳細は、当行本支店窓口、担当者にお問い合わせ下さい。
(1)
お客さまへの感謝をこめて
記念事業名
概 要
特別金利定期預金の取扱い
期間および募集金額を限定して、特別金利を付した定期預金を取扱います。
特別金利の事業性ローンの取扱い
期間および募集金額を限定して、特別金利の事業性ローンを取扱います。
住宅ローンキャンペーンの実施
期間および募集金額を限定して、住宅ローンのキャンペーンを実施します。
ダイレクトバンキングキャンペーン等の実施
個人用インターネットバンキング
「ダイレクトバンキング」
および法人用イン
ターネットバンキング
「ビジネット」
のキャンペーンを実施します。
記念公演等の実施
100周年記念講演や100周年記念セミナーを実施します。
(2)
地域社会への感謝をこめて
記念事業名
一店舗一貢献活動の実施
記念植樹の実施
概 要
環境美化や地域行事への参加など地域に密着した社会貢献活動を実施いたします。
「さんぎんの森」
の隣接地の松阪市森林公園内にて、社会貢献、環境貢献活
動の一環として記念植樹を実施いたします。
キッズISO14000プログラム支援の実施
キッズI
SO14000プログラム支援を地域社会貢献の一環として継続実施
いたします。
ネーミングライツ
(命名権)
契約の締結
地域のスポーツ振興等の社会貢献の一環として松阪市と
「ネーミングライ
ツ契約」
を締結いたしました。
松阪市総合体育館は平成24年7月より
「さんぎんアリーナ」
となります。
(3)
その他
記念事業名
概 要
基幹系システムの更改
お客さまに
「より便利に安心して」
ご利用いただけるよう、基幹系システム
を平成26年1月に更改いたします。
管理センターの建設
お客さまへのサービス向上を図るため、営業店後方事務の本部集中化を
実現するための管理センターを建設します。
第三銀行100年史の発刊
創立100年に亘る弊行の歩みとお客さまとの絆を振り返る周年史を発刊
いたします。
ホームページの全面リニューアル等の実施 HPを全面リニューアルするとともにスマートフォン用の画面を新設します。
※その他、現在検討中の事業もあり、
今後順次公表いたします。
11
金融の円滑化に向けた取組みについて
DAISAN BANK REPORT
■金融円滑化法に対する取組みについて
平成21年12月4日に施行された
「中小企業者等に対する金融
の円滑化を図るための臨時措置に関する法律
(金融円滑化法)
」
を
踏まえ、地域金融機関として中小企業者等および住宅資金借入者
の皆さまのご意見、ご要望をお伺いするための
「専用ダイヤル」
0120-31-3140
(平日9
:
00∼17
:
00)
を設置するとともに、全営
業店およびローンセンター、住宅ローンプラザに
「中小企業等融
資相談窓口」
を設置してご相談にお応えしております。
また、営業店、金融円滑化推進チームは、お客さまの経営に関
するご相談、
ご指導にも積極的に対応しております。
各店に設置してあります
「窓口案内プレート」
■行内体制の概要
金融円滑化に関する行内体制の概要
営業店等
ご来店
お電話
本 部
取締役会
営業店
(出張所)
(基本方針の決定)
(中小企業等融資相談窓口)
住宅ローン返済相談窓口
お申込み
金融円滑化対応責任者
(本店営業部副部長、支店長、出張所長)
金融円滑化推進委員会
報告等
協 議
連携
ご来店
お電話
金融円滑化推進小委員会
(具体的対応策の検討)
平日
苦情
ご要望
ローンセンター
住宅ローンプラザ
(住宅ローン返済相談窓口)
休日
企業支援部長
指導
指示
研修
(金融円滑化副管理責任者)
総合企画部長
審査部長
一部店舗
ローンセンター
住宅ローンプラザ
真摯かつ
丁寧な対応
融資企画部長
個人融資部長
(休日相談窓口)
営業統括部長
営業企画部長
お電話
ホームページ
金融円滑化管理担当者
お 客 さ ま
金融円滑化対応担当者
(融資担当席)
指示等
(適切な対応に向けた体制整備)
委 員 長 :頭取
副 委 員 長 :融資本部長(金融円滑化管理責任者)
委
員 :役付役員、金融円滑化推進小委員会構成員
指導
協議
報告
真摯かつ
適切な対応
報 告
お客様サービス室長
苦情 ご要望
本部相談窓口
真摯かつ丁寧な対応
■貸付の条件の変更等の実施状況
(平成24年3月31日現在)
(1)
中小企業者 平成24年3月31現在
申込
件数 14,269
金額 305,197
(金額単位:百万円) (2)
住宅資金借入 平成24年3月31日現在
実行
謝絶
取下げ
審査中
12,948
537
387
397
276,679
10,956
6,213
11,348
件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額
90.7% 90.7% 3.8% 3.6% 2.7% 2.0% 2.8% 3.7%
件数
金額
申込
608
6,975
(金額単位:百万円)
実行
謝絶
取下げ
審査中
395
86
113
14
4,496
846
1,424
209
件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額
65.0% 64.5% 14.1% 12.1% 18.6% 20.4% 2.3% 3.0%
12
金融ADR制度について
金融ADR制度とは、訴訟に代わるあっせん・調停・仲裁等の当事者の合意に基づく紛争の解決方法であり、金融分野
における裁判外紛争解決制度
(Alternative Dispute Resolution)
です。
お客さまは、金融に関する様々な苦情・トラブル
(紛争)
が解決しない場合、金融庁が指定する紛争解決機関を利用し、
利用者が納得すれば裁判よりも安い費用で短期間に解決を図ることができます。
全国銀行協会は全ての銀行業務
(保険窓口販売業務、投資信託等の販売業務等含む)
における苦情等の紛争解決に
対応することができますが、問題解決のため他業態の紛争解決機関をご紹介することもあります。
〈参考〉他の紛争解決機関
FINMAC
(証券・金融商品あっせん相談センター)
、
生命保険協会、
日本損害保険協会、
信託協会、
他
当行の指定紛争解決機関
全国銀行協会
■全国銀行協会相談室・あっせん委員会における
紛争解決手続の流れ
連絡先:全国銀行協会相談室
電 話:0570-017109
お客さま
全国銀行協会相談室への苦情等の申し出
全国銀行協会相談室は、銀行へ解決依頼
話し合い
解決
解決に至らずお客さまがあっせんを希望
(申立書、資料・証拠書類を提出)
あっせん委員会への申立て
不受理
適格性の審査
あっせん委員会
申立て受理
(主張書面等提出)
当事者出席による
事情聴取
打切り
取下げ
いつでも取下げ可
あっせん案の作成・提示
(和解案、特別調停案)
※特別調停案は原則として銀行が
受諾しなければならない和解案
あっせん成立
あっせん不成立
「あっせん委員会」
・
「あっせん委員会」
は全国銀行協会が設置する弁護士、消費者問題専門家、全国銀行協会役職員等で構成される中
立・公正な委員会です。
・あっせんの成立の見込みがないと判断した場合等には、紛争解決手続きを打ち切ることがあります。また、他の指定
紛争解決機関による手続きに付すことが適当と判断した場合は、お客さまのご希望を確認のうえ他の指定紛争解決
機関に取り次ぐことがあります。
13
CSR(企業の社会的責任)への取組み
■財団法人三銀ふるさと文化財団による文化貢献活動
三銀ふるさと文化財団は、創設来
「三銀ふるさと三重文化
賞」
の贈呈を行い、地域の文化功労者を顕彰してまいりました。
表彰式には
「定期コンサート」
を行い、地域の文化に対する意
識の高揚を図り文化の香りの高い
「ふるさと三重」
作りに貢献
してまいりました。
また、
( 財)
熊野育英会の事業を引継ぎ、熊野市等にお住ま
いの学生の方に対し奨学金給付を行ってまいりました。
DAISAN BANK REPORT
■総合口座通帳を改訂
平成23年12月に
「地球に優し
く」
「人にやさしく」
をコンセプトに
総合口座通帳を新しくしました。
①FSC森林管理認証林から生産
された木材を使用するなど環
境に配慮して作られた通帳です。
②環境にやさしいベジタブルオイルインキ
(規格に適合した植
物油)
を使用しています。
③J―VERを購入することでカーボンオフセット
(実質的に当通
帳作成時に排出したCO2排出量を相殺)
しています。
④カラーユニバーサルデザインを使用し、多くの人に見やす
いよう配慮をしています。
■ネーミングライツ契約の締結
地域のスポーツ振興等の社会貢献の一環として松阪市とネ
ーミングライツ契約を締結しました。
平成24年7月より松阪市総合体育館は
「さんぎんアリーナ」
となります。
三銀ふるさと三重文化賞表彰式
(平成24年3月17日)
ダ・カーポによるコンサート
ネーミングライツ契約調印式
(平成24年5月31日)
■松阪木綿を着ての窓口営業
地域の伝統、産業などを知り、それを広く伝えていく事も地
域金融機関に働くものの大切な役割であると考えています。
松阪の伝統工芸
「松阪木綿」
を着て窓口営業を行いました。
■SBC
(さんぎんビジネスクラブ)
各種セミナー
さんぎんビジネスクラブでは㈱タナベ経営と提携し、経営
のお役に立つ様々な情報をタイムリーに提供しています。
「新
入社員研修」
など各種セミナーを開催し、皆様からご好評をい
ただいています。
平成24年1月には、各地区で有名講師を招き新春講演会を
開催いたしました。
● 鈴鹿会場 手嶋 龍一 氏
● 四日市会場 蟹瀬 誠一 氏
● 大阪会場 柳本 晶一 氏
● 名古屋会場 菊地 幸夫 氏
● 松阪会場 青山 繁晴 氏
鈴鹿会場 手嶋 龍一 氏
本店営業部
大阪会場 柳本 晶一 氏
名古屋会場 菊地 幸夫 氏
14
主要な業務の内容
1. 預金業務
2. 貸出業務
(1)
預金
当座預金 、普通預金、決済用普通預金、貯蓄預金、通知預
金、定期預金、別段預金、納税準備預金、外貨預金等
(2)
譲渡性預金
譲渡可能な定期預金
(1)
貸付
手形貸付、証書貸付及び当座貸越
(2)
手形の割引
銀行引受手形、商業手形及び荷付為替手形の割引
3. 商品有価証券売買業務
国債等公共債の売買業務
4. 有価証券投資業務
預金の支払準備及び資金運用のため国債、地方債、社債、株式、その他の証
5. 内国為替業務
振込及び代金取立等
6. 外国為替業務
輸出、輸入及び外国送金その他外国為替に関する各種業務
7. 社債受託及び登録業務
担保付社債信託法による社債の受託業務、公社債の募集受託及び登録に関す
8. 付帯業務
券への投資
る業務
(1)
代理業務
①日本銀行代理店、日本銀行歳入代理店及び国債代理店業務
②地方公共団体の公金取扱業務
③勤労者退職金共済機構等の代理店業務
④株式払込金の受入代理業務及び株式配当金、公社債元利
金の支払代理業務
⑤住宅金融支援機構の代理貸付業務
⑥信託代理店業務
(2)
保護預り及び貸金庫業務
(3)
有価証券の貸付
(4)
債務の保証(支払承諾)
(5)
金の売買
(6)
公共債の引受
(7)
国債等公共債及び証券投資信託の窓口販売
(8)
コマーシャル・ペーパー等の取扱い
(9)
保険商品の窓口販売
(10)
金融商品仲介業務
15
開示項目索引
DAISAN BANK REPORT
このディスクロージャー資料は、法定開示項目(銀行法施行規則第19条の2、第19条の3)に基づいて作成し
ております。なお、法定開示項目以外の事項についても自主的な開示を行なっております。各開示項目は以下
のページに掲載しています。
《連結情報》
法定開示項目
《単体情報》
概況・組織
 
 
 
 
1.経営の組織 … ……………………………………………
2.大株主一覧 … ……………………………………………
3.役員一覧 … ………………………………………………
4.店舗一覧 … ………………………………………………
主要な業務の内容
67
56
67
70
  5.業務の内容 ……………………………………………… 15
業務に関する事項
  6.事業の概況 … ……………………………………………
  7.主要な経営指標等の推移 … ……………………………
  8.主要な業務の状況を示す指標
・業務粗利益、粗利益率… ……………………………
・資金運用収支… ………………………………………
・役務取引等収支… ……………………………………
・その他業務収支… ……………………………………
・資金運用勘定、調達勘定の平均残高等… …………
・受取・支払利息の分析… ……………………………
・利益率・総資金利鞘… ………………………………
  9.預金に関する指標
・預金科目別平均残高… ………………………………
・定期預金残存期間別残高… …………………………
10.貸出金に関する指標
・貸出金科目別平均残高… ……………………………
・貸出金残存期間別残高… ……………………………
・貸出金担保別残高… …………………………………
・支払承諾見返担保別内訳… …………………………
・貸出金使途別残高… …………………………………
・貸出金業種別残高… …………………………………
・中小企業向貸出金残高… ……………………………
・特定海外債権残高… …………………………………
・預貸率… ………………………………………………
11.有価証券に関する指標
・商品有価証券平均残高… ……………………………
・有価証券残存期間別残高… …………………………
・有価証券平均残高… …………………………………
・有価証券の情報… ……………………………………
・預証率… ………………………………………………
業務運営に関する事項
33
34
40
40
40
40
41
42
54
44
44
45
45
46
46
45
45
46
46
54
48
48
48
50
54
12.リスク管理体制 … ………………………………………… 5
13.法令遵守の体制 … ………………………………………… 5
14.金融ADR制度について ………………………………… 13
財産の状況に関する事項
15.貸借対照表 … …………………………………………… 35
16.損益計算書 … …………………………………………… 36
17.株主資本等変動計算書 … ……………………………… 37
18.リスク管理債権 … ……………………………………… 47
19.自己資本の充実の状況 … ………………… 55・57~65
20.有価証券の時価等情報 … ……………………………… 50
21.金銭信託の時価等情報 … ……………………………… 51
22.デリバティブ取引情報 … ……………………………… 52
23.貸倒引当金内訳 … ……………………………………… 47
24.貸出金償却額 … ………………………………………… 47
25.会社法監査、金商法監査 … …………………………… 37
報酬等に関する事項
26.報酬等に関する開示事項 … …………………………… 66
27.主要な事業の内容 … …………………………………… 17
28.企業集団の事業系統図 … ……………………………… 17
29.子会社の情報 … ………………………………………… 17
30.事業の概況 ……………………………………… 17~19
31.主要な経営指標等の推移 … …………………………… 20
32.連結貸借対照表 … ……………………………………… 21
33.連結損益計算書及び連結包括利益計算書 … ………… 22
34.連結株主資本等変動計算書 … ………………………… 23
35.連結キャッシュ・フロー計算書 … …………………… 24
36.連結ベースリスク管理債権 … ………………………… 29
37.自己資本の充実の状況 … ………………… 29・57~65
38.セグメント情報等 … …………………………………… 30
39.会社法監査、金商法監査 … …………………………… 24
40.報酬等に関する開示事項 … …………………………… 66
法定開示項目以外の開示事項
概況・組織
  1.経営方針 … ………………………………………………… 3
  2.従業員の状況 … ………………………………………… 54
  3.株式所有者別内訳 … …………………………………… 56
経理・経営内容
  4.業務純益 … ………………………………………………
  5.役務取引の状況 … ………………………………………
  6.その他業務収支の内訳 … ………………………………
  7.営業経費の内訳 … ………………………………………
  8.オフバランス情報 … ……………………………………
  9.従業員1人当たり預金残高… …………………………
10.1店舗当たり預金残高 … ………………………………
11.従業員1人当たり貸出金残高… ………………………
12.1店舗当たり貸出金残高 … ……………………………
資金調達
40
43
43
43
52
54
54
54
54
13.預金科目別残高 … ……………………………………… 44
14.預金者別残高 … ………………………………………… 44
15.財形貯蓄残高 … ………………………………………… 44
資金運用
16.貸出金科目別残高 … ……………………………………
17.消費者ローン・住宅ローン残高 … ……………………
18.有価証券残高 … …………………………………………
19.金融再生法に基づく新開示基準
〈単体ベースの資産査定額〉… …………………………
証券業務
45
46
48
47
20.公共債・窓販実績 … …………………………………… 49
21.公共債ディーリング実績 … …………………………… 49
22.証券投資信託窓販実績 … ……………………………… 49
国際業務・その他業務
23.外国為替取扱高 … ……………………………………… 49
24.外貨建資産残高 … ……………………………………… 49
25.内国為替取扱実績 … …………………………………… 49
その他
26.ごあいさつ … ……………………………………………… 2
27.CSR(企業の社会的責任)への取組み … …………… 14
28.金融円滑化に向けた取組みについて … ……………… 12
29.新中期経営計画 … ………………………………………… 4
30.地域密着型金融の推進について … ……………………… 6
31.ローンプラザのご案内 … ……………………………… 69
16
企業集団等の状況
企業集団等の事業の内容
第三銀行グループは、第三銀行及び連結子会社6社で構成され、銀行業務を中心に、リース業務などの金融サービスを提供しております。
企業集団の事業系統図
第三銀行
銀 行 業
… 当行本店ほか支店94カ店、出張所3カ店
リース業
… 三重リース株式会社
そ の 他
… 三銀ビジネスサービス株式会社(現金整理業務等)
三銀コンピューターサービス株式会社(計算受託業務等)
三銀不動産調査株式会社(担保不動産評価業務)
三重総合信用株式会社(信用保証業務)
第三カードサービス株式会社(クレジットカード業務)
銀行の子会社のご案内
連結子会社6社
名 称
(平成24年3月末現在)
所在地(TEL)
資本金
事業の内容
設立
年月
他の連結
当
行
議決権の
子会社の
議決権比率
所有割合
議決権比率
三銀ビジネスサービス㈱
松阪市京町510番地
TEL.0598-26-1665
3千万円
現金等の精査整理業務
行員向け福利厚生業務
昭和55年
7月24日
100.0%
−
100.0%
三銀コンピューターサービス㈱
松阪市中央町520番地の1
TEL.0598-51-3682
2千万円
コンピューターによる計算受託業務 平成4年
コンピューターソフトの開発販売業務 1月10日
100.0%
−
100.0%
三銀不動産調査㈱
松阪市長月町88番地の21
TEL.0598-22-3313
2千万円
担保不動産評価業務
平成4年
2月14日
100.0%
−
100.0%
三重総合信用㈱
松阪市中央町303番地の1
TEL.0598-52-5353
4千万円
信用保証業務
昭和49年
4月1日
5.0%
16.25%
21.25%
第三カードサービス㈱
松阪市中央町303番地の1
TEL.0598-51-6828
2千万円
クレジットカード業務
昭和63年
4月1日
5.0%
71.25%
76.25%
三重リース㈱
松阪市宮町172番地の8
TEL.0598-50-0080
151百万円
昭和50年
6月28日
5.0%
51.87%
56.87%
総合リース業務
(不動産を除く)
(注)1.上記連結子会社のうち、特定子会社に該当するものはありません。
2.上記連結子会社のうち、有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
関連当事者との取引
当期における関連当事者との取引について記載すべき重要なものはありません。
経営方針
経営の基本方針
当行は、「地域社会に奉仕し、顧客に信頼され親しまれる第三銀行」
「逞しい活力と豊かな創造力を持ち、着実に発展する第三銀行」
「個性を活かし、
明るい魅力ある職場をつくる第三銀行」を経営理念として掲げ、次のような考え方のもとに株主様、お客様、地域の皆様をはじめとする社会から強く
支持される経営の実践に努めております。
・地域社会に奉仕し、顧客に信頼され親しまれる第三銀行
これは当行の社会的使命を表わしたものです。私たちを生み育てていただいた地域社会と、そこに住む人々に報いる気持ちを常に持ち、地域経済・
文化の発展や豊かさの向上のために奉仕し、貢献していくことに努力してまいります。同時にコンプライアンスを重視し、実践していくことで社会か
らの信頼にお応えしてまいります。また、今後ますます多様化するニーズを先取りして十分なサービスを提供することにより、みなさまに親しまれ愛
される地域のベストバンクを目指します。
・逞しい活力と豊かな創造力を持ち、着実に発展する第三銀行
これは当行のあるべき姿を表わしたものです。金融自由化の進展等、環境の変化に対して勇気と活力、豊かな創造力と企画力をもってこれに対応し
てまいります。バイタリティーと時代の変化に即応する柔軟性、創造力をもって多様化するお客様のニーズにお応えしながら、強固にかつ、着実に発
展する地域のベストバンクを目指します。
・個性を活かし、明るい魅力ある職場をつくる第三銀行
これは当行の行員と職場のあるべき姿を表わしたものです。行員一人一人の個性を尊重し、互いに良い点を育て伸ばし、生き生きとした明るい、そ
17
DAISAN BANK REPORT
して仕事のやり甲斐のある職場を築いていこうというものです。そのため、組織の中で自らの役割と責任を自覚し、組織と規律を重んじコンプライア
ンスを実践するとともに、気配りや心づかいを大切にした職場作りを目指します。
経営成績
1.経営成績に関する分析
当期における国内経済は、東日本大震災後の大幅な落ち込みから急速に回復しましたが、昨秋以降、欧州債務危機を背景とする世界経済の減速や急
速な円高の進行により、足踏み状態となりました。
当行の主たる営業基盤である三重県内につきましては、鉱工業生産は震災直後の大幅な落ち込みから全国を上回る水準で回復しました。その後、タ
イの洪水の影響もあり一時落ち込みましたが、期末にかけては再び増加しました。雇用情勢については、依然として厳しい状況が続く中、徐々に改善
の動きが見られました。
このような状況の下、当期の連結経営成績は次のとおりとなりました。
経常収益は、貸出金利回りや有価証券利回りの低下に伴う資金運用収益の減少や有価証券売却益の減少などから、前期比23億52百万円減少し、
413億91百万円となりました。
一方、経常費用は、預金利息などの資金調達費用が減少したことなどから、前期比11億86百万円減少し、361億54百万円となりました。
その結果、経常利益は、前期比11億66百万円減少し52億37百万円、当期純利益は前期比9億13百万円減少し、23億22百万円となりました。
平成24年度につきましては、当行の主たる取引先である中小企業の業況は厳しい状況が続いており、私ども地域金融機関を取り巻く経営環境につい
ても厳しいものと予想されますが、営業基盤の強化・拡充、一層の経営の合理化・効率化、リスク管理体制の強化による健全性の向上、時代に即応で
きる人材の育成強化を図ることなどにより、業績の向上に努める所存です。
これらの実践により、平成25年3月期の連結業績予想につきましては、経常利益34億円、当期純利益18億20百万円を見込んでおります。
2.財政状態に関する分析
当行の連結財政状態は次のようになりました。
・預金
預金は、個人預金を中心に期中395億円増加し、期末残高は、1兆6,966億円となりました。預かり資産につきましては、金融市場の低迷を受け、
投資信託預かり残高は期中49億円、国債保護預かり残高は期中113億円それぞれ減少しました。一方、一時払生命保険販売額は好調に推移し期中で
325億円となりました。
・貸出金
貸出金につきましては、期中171億円増加し、期末残高は、1兆1,552億円となりました。
・有価証券
有価証券につきましては、国債などを中心に資金の効率的な運用を図った結果、期中337億円増加し、期末残高は、5,826億円となりました。
・キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、預金が増加したことに加え、資金の効率的な運用により、コールローンが減少したことなどから、412億円
となりました。
また、投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出が売却及び償還による収入を上回ったことなどから、△337億円となりま
した。
財務活動によるキャッシュ・フローは、劣後特約付社債を償還したことなどから、△40億円となりました。
その結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比34億円増加し388億円となり、手許流動性は十分確保されております。
3.利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当行は、銀行業という公共性に鑑み、長期にわたり安定的な経営基盤の拡充のため、内部留保の充実と安定的な配当の継続を基本方針としておりま
す。内部留保金につきましては、IT投資によるお客様へのサービス向上ならびに経営基盤の拡充や経営体質の強化のため有効利用してまいりたいと考
えております。
この方針に沿い、当期の普通株式の配当につきましては、安定的な配当の継続を第一義として1株当たり5円とさせていただきたいと存じます。ま
た、A種優先株式につきましては、定款及び発行要項の定めに従った配当を予定しております。
なお、次期の普通株式の配当につきましては、平成24年10月に創立100周年を迎えますことから、株主の皆様の日ごろからのご支援にお応えする
ため、50銭の記念配当を予定しております。この結果、年間配当金を1株当たり5円50銭(うち記念配当金50銭)とさせていただく予定です。
4.事業等のリスク
当行グループの事業等に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。なお、
当行は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。
本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)リスク管理体制
当行は、取締役会で決議されたリスク管理の基本方針(リスク・マネージメント・トータル・プラン)に基づき、信用リスク、市場関連リスク、流
動性リスク、事務リスク、システムリスク、法務リスク等につきまして、それぞれの基本方針を定め、その方針に従って、課題の抽出、対応策の検討
実施等を行っていく体制を整備するなど、リスク管理体制の強化に努めております。
具体的には、リスク管理機関として頭取を委員長とした役付取締役を中心に構成される「リスク管理委員会」と、その下部組織として各関連部長か
らなる「リスク管理小委員会」を設置しています。さらに、
「リスク管理小委員会」の下部組織として、信用リスク、市場関連リスク、流動性リスク、
事務リスク、システムリスク、法務リスクの6つのリスク管理執行グループを設け、各種リスクについて各管理担当部署を定め適正な管理を実施して
おります。これらを統合的に管理するため管理方針及び管理規定を定めるとともに、統合的なリスク管理部署としてリスク管理部を設置し、銀行全体
のリスクを管理・統合する体制を整備しています。
(2)当行が対応すべきリスク
当行が管理すべき重要なリスクを挙げると、次の6つのリスクがあります。
イ信用リスク
取引先が倒産等により債務を履行できなくなるリスクです。
ロ市場関連リスク
金利や為替、株式などで相場等の市場リスク要因が変動することにより、金融商品の時価が変動するリスクです。
ハ流動性リスク
手許資金が減少し、取引の決済に支障をきたすようなリスクと、市場環境の急激な変化などにより、資産のポートフォリオを迅速かつ適正な価格で
保有したり、解消することができないリスクです。
ニ事務リスク
事務処理上のミスや事故等のトラブルから生じるリスクです。
ホシステムリスク
コンピュータシステムのダウンまたは誤作動等システムの不備等により被るリスク、さらにコンピュータが不正に利用されることにより被るリスクです。
ヘ法務リスク
法令等違反、各種取引上の法律関係における不確実性、解釈の相違及び不完全な認識により損失を被るリスクです。
(3)リスクの顕在化による財務面への影響
上記リスクが顕在化した場合には、当行の財務の状態に次のような影響を及ぼす可能性があります。
イ信用リスク
・不良債権の状況
当行は不良債権を抱えておりますが、不良債権の縮小を図るため、償却、引当の強化、オフバランス化の促進等組織をあげて取り組んでおります。
しかしながら、日本の景気の動向、不動産価格の変動及び当行融資先の経営状況の変動等によって、当行の不良債権及び与信関係費用は増加するおそ
18
れがあり、その結果、業績及び財務状態に悪影響を及ぼし、自己資本の減少につながる可能性があります。
・貸倒引当金の状況
当行は、貸出先の状況、差し入れられた担保の価値及び経済全体に関する前提・見積りに基づいて、貸倒引当金を計上しておりますが、実際の貸倒
れが貸倒引当金計上時点における前提・見積りを上回り、貸倒引当金が不十分となるおそれがあります。また、経済、景気全般の悪化により設定した
前提・見積りを変更せざるを得なくなり、あるいは担保価格の下落その他の予期し得ない理由により、当行が貸倒引当金の積み増しをせざるを得なく
なるおそれがあります。
ロ市場関連リスク
当行は、国債等を中心として株式を含む有価証券への投資業務を行っておりますので、当行の業績及び財務状態はこのような投資業務に伴うリスク
にさらされております。リスクとしては、金利、為替レート、株価及び債券相場の変動等があげられます。例えば、金利が急上昇した場合、当行が保
有する国債をはじめとする債券ポートフォリオの価値に悪影響を与えるとともに自己資本比率の低下を招くおそれもあります。
ハ流動性リスク
悪質な風評が発生し短期間に大量の預金が払い出されることにより、手許資金が不足し取引の決済に支障をきたしたり、あるいは市場環境の急激な
変化などにより、資産のポートフォリオを迅速かつ適正な価格で保有したり解消することができない場合、予期しない資金調達費用が発生することに
より、当行の財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
ニ事務リスク
事務処理やシステム上のトラブルから、予期しない損失、費用が発生することにより、当行の財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
ホシステムリスク
自行や他行のコンピュータの故障によるトラブルから、予期しない損失、費用が発生することにより、当行の財務状態に悪影響を及ぼす可能性があ
ります。
ヘ法務リスク
法律に反する行為、不適切な内容の契約の締結等から、経済的損失が発生することにより、当行の財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
(4)その他のリスク
上記6つの重要なリスクに加え、当行には財務面に影響を与えるリスクとして次のようなリスクがあります。
イ自己資本比率に係るリスク
当行は海外営業拠点を有しておりませんので、連結自己資本比率及び単体自己資本比率を「銀行法第14条の2の規定に基づき銀行がその保有する資
産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」
(平成18年金融庁告示第19号)に定められた国内基準である4%以
上に維持しなければなりません。
当行の自己資本比率が要求される水準を下回った場合は、金融庁長官から、業務の全部または一部の停止等を含む様々な命令を受けることとなり、
当行の財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。なお、当行の自己資本比率に影響を与える要因には、当行が管理すべき6つのリスクの顕在化に
よる影響以外に、次の事項が考えられます。
①繰延税金資産の算出における予測・仮定と実際の結果との乖離が発生する状況
②当行の既調達劣後債務を同等の条件の劣後債務に借り換えることについての困難な状況
③自己資本比率の基準及び算定方法の変更
④その他の不利益な展開
ロ繰延税金資産に関わるリスク
繰延税金資産は、様々な予測・仮定に基づき、将来の課税所得を合理的かつ保守的に見積もって計算していますが、実際の結果が前提とした予測・
仮定と異なる場合があります。その結果、繰延税金資産の一部、または全部が回収できないと判断された場合、繰延税金資産は減額され、当行の財務
状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、法人税率が引き下げられた場合、繰延税金資産の減額が生じ、短期的には当行の財務状態に悪影響を
及ぼす可能性があります。
ハ退職給付債務に関わるリスク
年金資産の運用利回が低下した場合や、予定給付債務計算の前提となる保険数理上の前提・仮定に変更があった場合などには、退職給付費用が増加
し、当行の財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
ニ規制変更に関わるリスク
当行は、銀行法をはじめ、現時点の法令・規制等に従い業務を遂行しておりますが、将来的に、法律・規制等の変更が行われた場合、当行の財務状
態に悪影響を及ぼす可能性があります。
ホ風評リスク
市場や顧客の間で、当行に対する否定的な風評が流布された場合、資金調達が困難になるなど、当行の財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
ヘ新型インフルエンザ等の流行によるリスク
新型インフルエンザ等、毒性や感染力の強い疫病の流行により、営業規模の縮小を余儀なくされ機会損失を被るなど、当行の財務状態に悪影響を及
ぼす可能性があります。
ト営業基盤とする地域経済が低迷するリスク
当行は、東海・近畿地域を主たる営業基盤としております。そのため、これらの地域経済が低迷した場合には、取引先の信用状況の悪化や担保価値
の低下等により信用コストが増加し、当行の財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
チ災害等のリスク
大規模な地震やそれに伴う津波あるいは台風等の自然災害の発生により、営業の一時休止、建物等の損壊、営業体制の復旧等に多大な支出を余儀な
くされたり、取引先の業況悪化などにより信用リスクが増大するなど、当行の財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
リ格付低下のリスク
当行では、外部格付機関による格付を取得しておりますが、格付が引き下げられた場合、資本や資金調達において条件の悪化等が生じ、当行の財務
状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
5.中長期的な経営戦略と課題及び目標
国内経済は、東日本大震災後の大幅な落ち込みから急速に回復しましたが、昨秋以降、欧州債務危機を背景とする世界経済の減速や急速な円高の進
行を要因として、アジア向け輸出が減速したことなどにより足踏み状態となっています。足下においては、極端な円高局面は修正されたものの、電力
供給の制約や原油高など、依然として不透明感が強いなか、当行の主たる取引先である中小企業の業況は厳しい状況が続いていることに加え、金融機
関間の競争が一段と激化していることなどから、私ども金融機関をとりまく経営環境は依然として厳しい状況にあります。
こうした中、当行は、中小規模事業者等向け貸出の増強や預かり資産の販売強化などの積極的な営業努力により、収益の確保を図っていく必要があ
ります。また、強固な財務基盤を維持し、地域への円滑な資金供給等を通じて、地域経済の活性化に持続的に貢献していかなければならないと考えて
おります。
当行は平成24年10月に創立100周年を迎えます。当行は、この平成24年度を新たな飛躍のスタートと位置付けたうえで、地域の未来を切り拓く金
融機関として、お客様とともに成長し、地域経済の活性化を図っていくため、そのビジョンを「地域に根ざしお客様とともに成長する銀行」とする「新
世紀第1次中期経営計画」
(100年からのTAKE OFF~地域とともに~飛躍のステージver.1)をスタートさせました。
「新世紀第1次中期経営計画」では、平成24年4月から平成27年3月までの3年間を計画期間とし、収益力の強化をベースとしたうえで、最大の
テーマを「地域密着型金融の取組みを中心とした総合金融サービスの提供」と設定し、その実現に向けた取組みを実施いたします。
また、当行では、これまでも地域密着型金融推進のための具体策を定め、
「ライフステージに応じた取引先企業に対するコンサルティング機能の発
揮」
、
「地域の面的再生への積極的な参画」などを実践してまいりましたが、
「新世紀第1次中期経営計画」においても、こうした取組みをさらに強化し、
着実な実行を図ってまいります。
以上のとおり、今後、当行の目指す銀行像である「地域に根ざしお客様とともに成長する銀行」の実現を図るため、役職員一同総力を結集してまい
る所存であります。
19
連結の情報
DAISAN BANK REPORT
最近5連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移
平成19年度
連結経常収益
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
百万円
53,799
47,531
46,529
43,743
41,391
連結経常利益
(△は連結経常損失)
百万円
2,312
△29,362
3,633
6,403
5,237
連結当期純利益
(△は連結当期純損失)
百万円
1,057
△27,645
2,298
3,235
2,322
3,523
4,046
連結包括利益
百万円
連結純資産額
百万円
69,365
34,740
84,895
87,242
90,205
連結総資産額
百万円
1,743,479
1,732,353
1,777,928
1,804,091
1,848,876
円
370.97
183.47
291.56
302.72
317.09
円
5.76
△152.33
11.28
15.23
10.38
連結自己資本比率(国内基準)
%
9.79
7.41
9.81
10.11
9.83
連結自己資本利益率
%
1.36
△54.84
4.73
5.09
3.32
連結ベースの1株当たり純資産額
連結ベースの1株当たり当期純利益金額
(△は1株当たり当期純損失金額)
───
───
───
(注)
1.当行及び連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
2.「1株当たり純資産額」及び「1株当たり当期純利益金額(又は当期純損失金額)
」
(以下、
「1株当たり情報」という。
)の算定にあたっては、
「1株当たり当期純利益に関する
会計基準」
(企業会計基準第2号)及び「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第4号)を適用しております。
3.連結自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく平成18年金融庁告示第19号に定められた算式に基づき算出しております。当行は、国内基準を採用しております。
20
連結決算の状況
連結貸借対照表
(単位:百万円)
平成22年度末
(平成23年3月31日)
平成23年度末
(平成24年3月31日)
資産の部
現金預け金
37,198
39,833
コールローン及び買入手形
27,000
22,000
商品有価証券
金銭の信託
有価証券
貸出金
外国為替
830
782
1,898
1,962
548,900
582,618
1,138,127
1,155,242
1,499
1,459
その他資産
19,356
18,377
有形固定資産
27,016
26,666
建物
6,157
6,243
土地
17,826
17,651
リース資産
─
4
建設仮勘定
230
─
その他の有形固定資産
2,803
2,766
無形固定資産
1,816
2,394
ソフトウエア
1,650
1,570
82
689
─
51
ソフトウエア仮勘定
リース資産
その他の無形固定資産
繰延税金資産
支払承諾見返
貸倒引当金
資産の部合計
83
83
9,275
6,324
3,566
3,067
△12,393
△11,851
1,804,091
1,848,876
1,657,131
1,696,646
23,273
28,120
負債の部
預金
借用金
外国為替
11
12
7,000
5,300
その他負債
13,599
16,528
賞与引当金
894
870
社債
役員賞与引当金
29
28
退職給付引当金
6,725
3,976
役員退職慰労引当金
352
367
睡眠預金払戻損失引当金
188
160
偶発損失引当金
316
296
再評価に係る繰延税金負債
3,760
3,296
支払承諾
3,566
3,067
1,716,849
1,758,671
資本金
37,461
37,461
資本剰余金
32,759
32,749
負債の部合計
純資産の部
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
6,393
△1,154
74,487
75,449
その他有価証券評価差額金
7,896
8,888
繰延ヘッジ損益
△136
26
土地再評価差額金
その他の包括利益累計額合計
少数株主持分
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
21
5,443
△1,176
3,082
3,546
10,842
12,461
1,912
2,293
87,242
90,205
1,804,091
1,848,876
DAISAN BANK REPORT
連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
平成22年度
(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)
経常収益
平成23年度
(自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日)
43,743
41,391
資金運用収益
30,249
28,890
貸出金利息
22,448
21,563
7,720
7,245
39
40
0
2
有価証券利息配当金
コールローン利息及び買入手形利息
預け金利息
その他の受入利息
39
39
4,946
4,910
その他業務収益
2,228
1,984
その他経常収益
6,319
5,604
役務取引等収益
償却債権取立益
その他の経常収益
経常費用
─
5
6,319
5,599
37,340
36,154
資金調達費用
4,071
3,593
預金利息
3,682
3,114
コールマネー利息及び売渡手形利息
0
0
借用金利息
225
215
社債利息
158
257
その他の支払利息
役務取引等費用
その他業務費用
営業経費
その他経常費用
5
5
1,981
1,818
695
622
21,731
21,690
8,860
8,429
貸倒引当金繰入額
689
1,858
その他の経常費用
8,170
6,571
経常利益
6,403
5,237
特別利益
12
0
固定資産処分益
2
0
償却債権取立益
10
─
561
679
特別損失
固定資産処分損
減損損失
資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額
28
39
437
151
95
─
退職給付制度改定損
─
487
税金等調整前当期純利益
5,854
4,558
法人税、住民税及び事業税
662
277
法人税等調整額
1,820
1,863
法人税等合計
2,483
2,140
少数株主損益調整前当期純利益
3,371
2,417
少数株主利益
当期純利益
135
95
3,235
2,322
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
平成22年度
(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)
少数株主損益調整前当期純利益
平成23年度
(自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日)
3,371
2,417
151
1,629
その他有価証券評価差額金
91
1,001
繰延ヘッジ損益
60
163
その他の包括利益
土地再評価差額金
包括利益
親会社株主に係る包括利益
少数株主に係る包括利益
─
464
3,523
4,046
3,392
3,941
131
105
22
連結株主資本等変動計算書
(単位:百万円)
平成22年度
(単位:百万円)
平成23年度
平成22年度
平成23年度
△197
△136
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
60
163
当期変動額合計
60
163
△136
26
3,238
3,082
1日
1日
(自至 平成22年4月
平成23年3月31日)
(自至 平成23年4月
平成24年3月31日)
株主資本
繰延ヘッジ損益
資本金
当期首残高
当期首残高
37,461
37,461
―
―
37,461
37,461
当期変動額
当期変動額合計
当期末残高
32,759
32,759
当期末残高
当期首残高
当期変動額
当期変動額
自己株式の処分
―
△9
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
△155
464
当期変動額合計
―
△9
当期変動額合計
△155
464
32,759
32,749
3,082
3,546
10,841
10,842
0
1,619
当期末残高
当期首残高
3,204
5,443
△1,152
△1,372
当期純利益
土地再評価差額金の取崩
3,235
2,322
155
―
当期変動額合計
2,239
949
5,443
6,393
△1,159
△1,176
自己株式の取得
△17
△3
自己株式の処分
―
25
当期末残高
当期変動額合計
当期純利益
自己株式の取得
自己株式の処分
土地再評価差額金の取崩
当期変動額合計
当期末残高
当期変動額合計
1,788
1,912
124
381
124
381
2,293
84,895
87,242
△1,152
△1,372
3,235
2,322
自己株式の取得
△17
△3
自己株式の処分
―
16
純資産合計
当期首残高
当期変動額
72,264
74,487
△1,152
△1,372
3,235
2,322
△17
△3
剰余金の配当
―
16
155
―
2,222
962
74,487
75,449
7,800
7,896
95
991
当期変動額
当期末残高
1,619
12,461
1,912
当期末残高
21
その他有価証券評価差額金
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
△1,154
その他の包括利益累計額
当期首残高
当期首残高
△17
当期変動額
剰余金の配当
0
10,842
少数株主持分
△1,176
株主資本合計
当期首残高
当期変動額合計
当期末残高
当期変動額合計
当期変動額
当期末残高
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額
自己株式
当期首残高
当期首残高
当期変動額
当期変動額
剰余金の配当
当期末残高
その他の包括利益累計額合計
利益剰余金
23
当期変動額
土地再評価差額金
資本剰余金
当期首残高
1日
1日
(自至 平成22年4月
平成23年3月31日)
(自至 平成23年4月
平成24年3月31日)
95
991
7,896
8,888
当期純利益
土地再評価差額金の取崩
155
―
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
124
2,000
当期変動額合計
当期末残高
2,347
2,963
87,242
90,205
DAISAN BANK REPORT
連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
平成22年度
(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
減価償却費
減損損失
資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額
貸倒引当金の増減(△)
賞与引当金の増減額(△は減少)
役員賞与引当金の増減額(△は減少)
退職給付引当金の増減額(△は減少)
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)
睡眠預金払戻損失引当金の増減(△)
偶発損失引当金の増減(△)
資金運用収益
資金調達費用
有価証券関係損益(△)
金銭の信託の運用損益(△は運用益)
為替差損益(△は益)
固定資産処分損益(△は益)
貸出金の純増(△)減
預金の純増減(△)
商品有価証券の純増(△)減
コールローン等の純増(△)減
預け金(日銀預け金を除く)の純増(△)減
借用金(劣後特約付借入金を除く)の純増減(△)
その他資産の純増(△)減
その他負債の純増減(△)
外国為替(資産)の純増(△)減
外国為替(負債)の純増減(△)
資金運用による収入
資金調達による支出
その他
小計
法人税等の支払額又は還付額(△は支払)
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出
有価証券の売却による収入
有価証券の償還による収入
有形固定資産の取得による支出
無形固定資産の取得による支出
有形固定資産の除却による支出
有形固定資産の売却による収入
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
劣後特約付借入れによる収入
劣後特約付借入金の返済による支出
劣後特約付社債の発行による収入
劣後特約付社債の償還による支出
配当金の支払額
少数株主への配当金の支払額
自己株式の取得による支出
自己株式の売却による収入
子会社の所有する親会社株式の売却による収入
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の期末残高
平成23年度
(自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日)
5,854
4,629
437
95
△3,274
33
7
283
41
91
75
△30,249
4,071
281
59
△0
26
△1,790
16,175
311
5,000
△116
10,846
△1,510
1,548
△338
8
30,327
△3,524
―
39,401
△228
39,172
4,558
4,652
151
―
△542
△23
△1
△2,749
14
△27
△19
△28,890
3,593
△661
△67
△0
39
△17,114
39,515
47
5,000
828
5,846
△1,669
4,077
39
1
28,556
△3,274
49
41,929
△678
41,250
△203,528
105,043
69,928
△1,489
△758
―
45
△30,759
△314,231
222,267
60,687
△1,251
△1,233
△14
0
△33,777
―
△4,000
―
―
△1,152
△7
△17
―
―
△5,176
0
3,237
32,173
35,411
1,994
△3,000
5,256
△7,000
△1,372
△7
△3
10
111
△4,010
0
3,463
35,411
38,875
監査について
会社法監査
会社法第444条第4項の規定に基づき、平成22年度及び平成23年度の連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結株主資本等変動計算書は、新日本有
限責任監査法人の監査を受けております。
金融商品取引法監査
金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、平成22年度及び平成23年度の連結財務諸表は、新日本有限責任監査法人の監査を受けております。
24
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(平成23年度)
25
1.連結の範囲に関する事項
⑴連結子会社 6社
三銀コンピューターサービス㈱
三銀ビジネスサービス㈱
三銀不動産調査㈱
三重総合信用㈱
三重リース㈱
第三カードサービス㈱
⑵非連結子会社
該当ありません。
2.持分法の適用に関する事項
⑴持分法適用の非連結子会社
該当ありません。
⑵持分法適用の関連会社
該当ありません。
⑶持分法非適用の非連結子会社
該当ありません。
⑷持分法非適用の関連会社
該当ありません。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日は次のとおりであります。
3月末日 6社
4.会計処理基準に関する事項
⑴商品有価証券の評価基準及び評価方法
商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は移動平均法により算
定)により行っております。
⑵有価証券の評価基準及び評価方法
イ有価証券の評価は、その他有価証券のうち時価のあるものについ
ては連結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は移動平
均法により算定)
、時価を把握することが極めて困難と認められる
ものについては移動平均法による原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入
法により処理しております。
ロ有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託
財産として運用されている有価証券の評価は、時価法により行っ
ております。
⑶デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
⑷減価償却の方法
①有形固定資産(リース資産を除く)
当行の有形固定資産は、定率法(ただし、平成10年4月1日以
後に取得した建物(建物附属設備を除く。
)については定額法)を採
用しております。
また、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物:8年~50年
その他:3年~20年
連結子会社の有形固定資産については、資産の見積耐用年数に基
づき、主として定額法により償却しております。
②無形固定資産(リース資産を除く)
無形固定資産は、定額法により償却しております。なお、自社利
用のソフトウエアについては、当行及び連結子会社で定める利用可
能期間(主として5年)に基づいて償却しております。
(会計上の見積りの変更)
自社利用のソフトウエアについて、従来、当行及び連結子会社
で定める利用可能期間に基づいて、主として5年としておりまし
たが、基幹系システムの更改を決定したことを受け、既存ソフト
ウエアの利用可能期間の見直しを行った結果、当連結会計年度の
第4四半期から、次期基幹系システムに対応しない一部のソフト
ウエアの利用可能期間について、次期基幹系システムの稼動開始
時期の前月(平成25年12月)までに短縮しております。
この変更により、従来の方法に比べ、営業経費が48百万円増
加し、経常利益及び税金等調整前当期純利益がそれぞれ同額減少
しております。
③リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」
及び「無形固定資産」中のリース資産は、リース期間を耐用年数と
した定額法によっております。なお、残存価額については零として
おります。
⑸繰延資産の処理方法
社債発行費は、支出時に全額費用として処理しております。
⑹貸倒引当金の計上基準
当行の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次
のとおり計上しております。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者
(以下「破綻先」という。
)に係る債権及びそれと同等の状況にある
債務者(以下「実質破綻先」という。
)に係る債権については、以
下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の
処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額
を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にないが、今後
経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸
念先」という。)に係る債権については、債権額から、担保の処分
可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のう
ち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上して
おります。上記以外の債権については、過去の一定期間における貸
倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が
資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果
を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っており
ます。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等につい
ては、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認めら
れる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額
しており、その金額は15,798百万円であります。
連結子会社の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績
率等を勘案して必要と認めた額を、貸倒懸念債権等特定の債権につ
いては、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ引
き当てております。
⑺賞与引当金の計上基準
賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に
対する賞与の支給見込額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計
上しております。
⑻役員賞与引当金の計上基準
役員賞与引当金は、役員への賞与の支払いに備えるため、役員に
対する賞与の支給見込額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計
上しております。
⑼退職給付引当金の計上基準
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計
年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要
額を計上しております。また、過去勤務債務及び数理計算上の差異
の費用処理方法は以下のとおりであります。
過 去 勤 務 債 務:その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の
一定の年数(12年)による定額法により損
益処理
数理計算上の差異:各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存
勤務期間内の一定の年数(12年)による定
額法により按分した額を、それぞれ発生の翌
連結会計年度から損益処理
なお、会計基準変更時差異については、15年による按分額を費
用処理しております。
(追加情報)
当行は、平成24年2月1日に退職一時金制度について、一部
を確定拠出年金制度へ移行するとともに、退職一時金制度の一部
変更を行っております。これに伴い、
「退職給付制度間の移行等
に関する会計処理」
(企業会計基準適用指針第1号平成14年1月
31日)及び「退職給付制度間の移行等の会計処理に関する実務上
の取扱い」
(実務対応報告第2号平成14年3月29日)を適用して
おります。
本移行に伴う影響額は、
「退職給付制度改定損」として487百
万円を特別損失に計上しております。また、確定給付型の制度の
一部変更に伴い、過去勤務債務が△359百万円(債務の減額)と
なり、
12年による按分額を費用処理(費用の減額)しております。
⑽役員退職慰労引当金の計上基準
役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるた
め、役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、当連結会計年度
末までに発生していると認められる額を計上しております。
⑾睡眠預金払戻損失引当金の計上基準
睡眠預金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠預金について預金
者からの払戻請求に基づく払戻損失に備えるため、過去の払戻実績
に基づく将来の払戻損失見込額を引当てております。
⑿偶発損失引当金の計上基準
偶発損失引当金は、信用保証協会との責任共有制度に基づく信用
保証協会への負担金の支払いに備えるため、将来の負担金支払見込
額を計上しております。
⒀外貨建資産・負債の換算基準
当行の外貨建資産・負債については、主として連結決算日の為替
相場による円換算額を付しております。
連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日等
の為替相場により換算しております。
⒁重要なヘッジ会計の方法
当行の金融資産・負債から生じる金利リスクに対するヘッジ会計
の方法は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上
及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告
第24号)に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性
評価の方法については、相場変動を相殺するヘッジについて、ヘッ
ジ対象となる預金・貸出金等とヘッジ手段である金利スワップ取引
等を一定の(残存)期間毎にグルーピングのうえ特定し評価してお
ります。また、キャッシュ・フローを固定するヘッジについては、
ヘッジ対象とヘッジ手段の金利変動要素の相関関係の検証により有
効性の評価をしております。
なお、一部の資産・負債については、金利スワップの特例処理を
行っております。
⒂連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借
対照表上の「現金預け金」のうち現金及び日本銀行への預け金であ
ります。
⒃消費税等の会計処理
当行及び連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜
方式によっております。
表示方法の変更(平成23年度)
(連結貸借対照表関係)
前連結会計年度において、
「その他資産」に含めていた制作途中のソフ
トウエアの制作費は、重要性が増したため、当連結会計年度より「ソフ
トウエア仮勘定」とすることとしております。この表示方法の変更を反映
させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、
「その他資産」
に表示していた82百万円は「ソフトウエア仮勘定」82百万円として組替
えております。
追加情報(平成23年度)
当連結会計年度の期首以後に行われる会計上の変更及び過去の誤謬の
訂正から、
「会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」(企業会計
基準第24号平成21年12月4日)及び「会計上の変更及び誤謬の訂正に
関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第24号平成21年
12月4日)を適用しております。
なお、
「金融商品会計に関する実務指針」
(日本公認会計士協会会計制
度委員会報告第14号)に基づき、当連結会計年度の「償却債権取立益」
は、
「その他経常収益」に計上しておりますが、前連結会計年度につい
ては遡及処理を行っておりません。
注記事項(平成23年度)
(連結貸借対照表関係)
1.貸出金のうち、破綻先債権額及び延滞債権額は次のとおりであります。
710百万円
破綻先債権額
延滞債権額
24,985百万円
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続
していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見
込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を
行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、
法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイか
らホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸
出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権
及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を
猶予した貸出金以外の貸出金であります。
DAISAN BANK REPORT
2.貸出金のうち、3カ月以上延滞債権額は次のとおりであります。
3カ月以上延滞債権額
1,102百万円
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払
日の翌日から3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権
に該当しないものであります。
3.貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は次のとおりであります。
1,306百万円
貸出条件緩和債権額
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図るこ
とを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債
権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債
権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないものであります。
4.破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩
和債権額の合計額は次のとおりであります。
合計額
28,105百万円
なお、上記1.から4.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金
額であります。
5.手形割引は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計
上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告
第24号)に基づき金融取引として処理しております。これにより受け
入れた銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替は、
売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有しており
ますが、その額面金額は次のとおりであります。 13,078百万円
6.担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
34,030百万円
117百万円
その他資産
未経過リース料
1,923百万円
36,071百万円
計
担保資産に対応する債務
1,346百万円
預金
借用金
16,402百万円
上記のほか、為替決済等の取引の担保として、次のものを差し入れ
ております。
有価証券
29,551百万円
非連結子会社、関連会社の借入金等の担保として、差し入れている
有価証券はありません。
また、その他資産のうち保証金は次のとおりであります。
390百万円
保証金
「銀行業における金融商品会計基準適用に
なお、手形の再割引は、
関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査
委員会報告第24号)に基づき金融取引として処理しておりますが、
これにより引き渡した銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買
入外国為替の額面金額はありません。
7.当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客
からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件につ
いて違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付けることを約する
契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は次のとおりで
あります。
534,254百万円
融資未実行残高
うち原契約期間が1年以内のもの又は任意の時期に無条件で
取消可能なもの及び総合口座の貸越契約によるもの
531,913百万円
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであ
るため、融資未実行残高そのものが必ずしも当行及び連結子会社の将
来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これら
の契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事
由があるときは、当行及び連結子会社が実行申し込みを受けた融資の
拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられて
おります。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の
担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている行内手続に基
づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上
の措置等を講じております。
8.土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)
に基づき、当行の事業用の土地の再評価を行い、評価差額について
は、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」
として負債の部に計上し、これを控除した金額を
「土地再評価差額金」
として純資産の部に計上しております。
再評価を行った年月日 平成11年3月31日
同法律第3条第3項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令
第119号)第2条第4号に定める地価税法に基づいて、(奥行価
格補正、時点修正、近隣売買事例による補正等)合理的な調整を
行って算出。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用の土地の期末におけ
る時価の合計額と当該事業用の土地の再評価後の帳簿価額の合計額
7,591百万円
との差額
9.有形固定資産の減価償却累計額
減価償却累計額
19,334百万円
10.有形固定資産の圧縮記帳額
1,995百万円
圧縮記帳額
(―百万円)
(当連結会計年度の圧縮記帳額)
11.借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が
付された劣後特約付借入金が含まれております。
劣後特約付借入金
4,000百万円
12.社債は劣後特約付社債であります。
5,300百万円
劣後特約付社債
13.有価証券中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条
8,369百万円
第3項)による社債に対する保証債務の額
(連結損益計算書関係)
1.その他の経常費用には、次のものを含んでおります。
貸出金償却
14百万円
株式等償却
149百万円
2.固定資産の減損損失の内容は次のとおりであります。
当連結会計年度において、営業キャッシュ・フローの低下及び使用
目的の変更により、以下の資産について帳簿価額を回収可能価額まで
減額し、151百万円を減損損失として特別損失に計上しております。
地域
用途
種類
減損損失
三重県内
遊休資産
土地・建物
37百万円
三重県外
営業店舗
土地
114百万円
なお、資産のグルーピングについては、営業店舗、ATMコーナー等
の営業用資産は原則として営業店単位とし、出張所、サテライト店等の
機能分担を行っている営業店は当該母店とともにグルーピングしており
ます。本部、事務センター、教育センター、福利厚生施設等の共用資
産は銀行全体を一体としてグルーピングし、遊休資産は個々の資産を
独立した資産としてグルーピングしております。また、連結子会社は各
社を一つの単位としてグルーピングしております。
資産グループの回収可能価額は、正味売却価額と使用価値のいずれ
か高い方としており、正味売却価額による場合は、資産の評価額から
処分費用見込額を控除して算定しております。資産の評価については、
資産の重要性を勘案し、適切に市場価格を反映していると考えられる
指標により評価しております。また、使用価値による場合は将来キャッ
シュ・フローを3.95%で割り引いて算定しております。
(連結包括利益計算書関係)
1.その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
その他有価証券評価差額金:
当期発生額
2,858百万円
△866百万円
組替調整額
税効果調整前
1,991百万円
△989百万円
税効果額
その他有価証券評価差額金
1,001百万円
繰延ヘッジ損益:
335百万円
当期発生額
組替調整額
△68百万円
267百万円
税効果調整前
税効果額
△104百万円
163百万円
繰延ヘッジ損益
土地再評価差額金:
当期発生額
―百万円
―百万円
組替調整額
税効果調整前
―百万円
464百万円
税効果額
土地再評価差額金
464百万円
1,629百万円
その他の包括利益合計
(連結株主資本等変動計算書関係)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関す
る事項 (単位:千株)
当連結会計年 当連結会計年 当連結会計年 当連結会計年
度期首株式数 度増加株式数 度減少株式数 度 末 株 式 数 摘 要
発行済株式
普通株式 184,358
―
― 184,358
60,000
―
―
60,000
A種優先株式
合 計 244,358
―
― 244,358
自己株式
普通株式
3,155
22
58
3,119 注
合 計
3,155
22
58
3,119
(注)自己株式の増加22千株は、単元未満株式の買取りによる増加
であります。自己株式の減少58千株は、連結子会社による売
却による減少であります。
2.配当に関する事項
⑴当連結会計年度中の配当金支払額
1株当たり
(決 議) 株式の種類 配当金の総
額(百万円) 配当額(円) 基準日 効力発生日
普通株式
906
5.00 平成23年 平成23年
3月31日 6月27日
平成23年6月24日
平成23年 平成23年
定時株主総会 A種優先株式
474
7.91 3月31日 6月27日
⑵基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が
当連結会計年度の末日後となるもの
1株当たり
(決 議) 株式の種類 配当金の総
額(百万円) 配当の原資 配当額(円) 基 準 日 効力発生日
906 利益剰余金
5.00 平成24年 平成24年
平成24年6月22日 普通株式
3月31日 6月25日
定時株主総会 A種優先株式
441 利益剰余金
7.35 平成24年 平成24年
3月31日 6月25日
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
1.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている
科目の金額との関係
現金預け金勘定
39,833百万円
△11百万円
定期預け金
その他の預け金
△946百万円
38,875百万円
現金及び現金同等物
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
⑴金融商品に対する取組方針
当行グループは、主に中小規模事業者等に対する事業資金のご融
資、個人のお客様に対する住宅資金や消費資金等のご融資を行うと
ともに、リースやクレジットカード等、金融に係る幅広いニーズにお
応えする金融サービス事業を行っております。
また、預金者の皆様から預金をお預りするとともに、社債の発行
等により資金調達を行っております。
このように、主として金利変動を伴う金融資産及び金融負債を有
しているため、金利変動による不利な影響が生じないよう、当行で
は、資産及び負債の総合的管理を行っています。その一環として、
デリバティブ取引も行っています。
⑵金融商品の内容及びそのリスク
当行グループが保有する金融資産は、主として中小規模事業者等
に対する事業資金や、個人のお客様に対する住宅資金や消費資金等
の貸出金であり、貸出先の契約不履行によってもたらされる信用リ
スクに晒されています。また、有価証券については、主に国債等債
券や株式による運用を行っていますが、これらは、それぞれ発行体
の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒さ
れています。
預金、社債等については、一定の環境の下で当行グループが市場
を利用できなくなる場合など、流動性リスクに晒されています。
また、固定金利の貸出金や預金につきましては、市場金利の変動
に伴う金利変動リスクに晒されていますが、一部は金利スワップ取
引を行うことにより当該リスクを回避しています。
外貨建の資産、負債につきましては、為替の変動リスクに晒され
ていますが、一部は為替予約等を行うことにより当該リスクを回避
しています。
⑶金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
当行グループは、クレジット・ポリシーや融資管理規程等、信用
リスクに関する管理諸規程に従い、貸出金について、個別案件ごと
26
の与信審査、与信限度額、信用情報管理、内部格付、保証や担保の
設定、問題債権への対応など与信管理に関する体制を整備し運営し
ています。これらの与信管理は、各営業店のほか審査部門により行
われ、また、権限によっては、経営陣による常務会を開催し審議・
報告を行っています。更に、与信管理の状況については、監査部門
がチェックしています。
有価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引のカウン
ターパーティーリスクに関しては、証券国際部門において、信用情
報や時価の把握を定期的に行うことで管理しています。
②市場リスクの管理
ⅰ金利リスクの管理
当行グループは、ALMの手法によって金利の変動リスクを管
理しています。リスク管理の基本方針
(リスク・マネージメント・
トータル・プラン)に基づき、市場関連リスクに対する基本方針
を定め、月に一度開催されるリスク管理委員会において、金利リ
スク状況の把握、今後の対応等の協議を行っています。日常的に
は、総合企画部ALM室において金融資産及び負債の金利や期間
を総合的に把握し、ギャップ分析や金利感応度分析等によりモニ
タリングを行い、月次でリスク管理委員会に報告しています。
ⅱ為替リスクの管理
当行グループは、為替の変動リスクに関して、リスク管理の基
本方針(リスク・マネージメント・トータル・プラン)に基づき、
市場関連リスクに対する基本方針を定め、月に一度開催されるリ
スク管理委員会において、実施状況の把握、今後の対応等の協議
を行っています。また、為替予約を利用するなど、為替の変動リ
スクの低減を図っています。
ⅲ価格変動リスクの管理
当行グループは、価格の変動リスクに関して、リスク管理の基
本方針(リスク・マネージメント・トータル・プラン)に基づき、
市場関連リスクに対する基本方針を定め、月に一度開催されるリ
スク管理委員会において、実施状況の把握、今後の対応等の協議
を行っています。有価証券を含む投資商品の保有については、リ
スク管理委員会や常務会で検討されており、継続的なモニタリン
グを通じて、価格変動リスクの低減を図っています。
ⅳデリバティブ取引
デリバティブ取引に関しては、取引の執行、ヘッジ有効性の評
価、事務管理に関する部門を分離し内部牽制を確立するととも
に、
「ヘッジとしてのデリバティブ取引取扱規定」に基づき実施
されています。
ⅴ市場リスクに係る定量的情報
当行グループにおいて、金利リスク及び価格変動リスクの影響
を受ける主たる金融商品は、
「貸出金」
、
「有価証券」のその他有価
証券に分類される株式及び債券等、
「銀行業における預金」
、
「デリ
バティブ取引」のうちの金利スワップ取引等です。
当行グループでは、これらの金融資産及び金融負債について、
過去10年間のリスク変数の推移をもとに、保有期間を60営業日と
した場合の合理的な予想変動幅に基づき計算した時価の変動額を
市場リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しております。
金利リスクについては、金利以外のすべてのリスク変数が一定
であると仮定し、平成24年3月31日現在、合理的な金利の変動と
して、指標となる長期金利が22.1ベーシス・ポイント上昇したも
のと想定した場合には、当該金融資産と金融負債を相殺した後の
純額(資産側)の時価は6,200百万円減少するものと把握してお
ります。当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前
提としており、金利とその他のリスク変数との相関を考慮してお
りません。
価格変動リスクについては、TOPIXまたはREIT指数以外のすべ
てのリスク変数が一定であると仮定し、平成24年3月31日現在、
合理的なリスク変数の変動がTOPIXの場合は10.7%下落、REIT指
数の場合は11.9%下落したものと想定した場合には、当該金融資
産の時価は3,509百万円減少するものと把握しております。当該
変動額は、TOPIXまたはREIT指数を除くリスク変数が一定の場合
を前提としており、TOPIXまたはREIT指数とその他のリスク変数
の相関を考慮しておりません。
なお、将来においてリスク変数の合理的な予想変動幅を超える
変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性があ
ります。また、BPV(ベーシス・ポイント・バリュー)等の感応度
による市場リスクの定量情報は、前提条件等に基づいて算定した
値であり、最大損失の予測を意図するものではありません。さら
に、将来の市場の状況は、過去とは大幅に異なることがあります。
③流動性リスクの管理
当行グループは、流動性リスクに関して、リスク管理の基本方針
(リスク・マネージメント・トータル・プラン)に基づき、流動性
リスクに対する基本方針を定め、月に一度開催されるリスク管理委
員会において、資産・負債の両面から流動性についての評価を行
い、資金調達可能時点と金額等を把握するなど、流動性リスクの低
減を図っています。
⑷金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格が
ない場合には、合理的に算定された価額が含まれております。当該
価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異な
る前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりであ
ります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められる非上場
株式等は、次表には含めておりません((注2)参照)
。
(単位:百万円)
連結貸借対照表
時 価
差 額
計上額
39,833
39,833
―
⑴ 現金預け金
⑵ コールローン及び買入手形
22,000
22,000
―
⑶ 商品有価証券
782
782
―
売買目的有価証券
⑷ 有価証券
580,889
580,889
―
その他有価証券
⑸ 貸出金
1,155,242
貸倒引当金(※1)
△9,724
1,145,517
1,151,119
5,601
資産計
1,789,023
1,794,625
5,601
27
連結貸借対照表
計上額
1,696,646
28,120
1,724,766
(単位:百万円)
時 価
差 額
1,701,950
5,304
⑴ 預金
⑵ 借用金
28,193
72
負債計
1,730,144
5,377
デリバティブ取引(※2)
―
△380
―
ヘッジ会計が適用されていないもの
ヘッジ会計が適用されているもの
(40)
△129
―
デリバティブ取引計
(40)
△509
―
(※1)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除
しております。
(※2)その他資産・負債に計上しているデリバティブ取引を一括
して表示しております。
デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額
で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、
( )で表示しております。なお、
「ヘッジ会計が適用されて
いるもの」の中には、金利スワップの特例処理によるもの
を含めて記載しております。
(注1)金融商品の時価の算定方法
資 産
⑴現金預け金
満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似している
ことから、当該帳簿価額を時価としております。満期のある預け金
については、約定期間が短期間(1年以内)であり、時価は帳簿価
額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。
⑵コールローン及び買入手形
コールローンについては、約定期間が短期間(1年以内)であ
り、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時
価としております。なお、買入手形については該当ありません。
⑶商品有価証券
ディーリング業務のために保有している債券等の有価証券につ
いては、取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格によ
っております。
⑷有価証券
株式は取引所の価格、債券は取引所の価格又は取引金融機関か
ら提示された価格等によっております。投資信託は、公表されて
いる基準価格によっております。
自行保証付私募債は、キャッシュ・フローから、信用リスクを
控除したものを市場金利で割引くことで時価を算出する方式にて
現在価値を算定しております。
売手と買手の希望する価格差が著しく大きい変動利付国債の時
価については、市場価格を時価とみなせない状況であると判断
し、経営者の合理的な見積りに基づく合理的に算定された価額を
時価としております。
なお、市場価格を時価として算定した場合に比べて、当連結会
計年度は、
「有価証券」は1,150百万円増加、
「繰延税金資産」が
400百万円減少、
「その他有価証券評価差額金」は750百万円増
加しております。
変動利付国債の合理的に算定された価額は、固定利付国債の価
格に整合的な割引率と市場で評価されるスワップション・ボラテ
ィリティにフィットする金利の分散をもとに将来の金利推移をモ
デル化した上で、将来キャッシュ・フローを想定して算出した現
在価値に基づき算出しております。なお、主たる価格決定変数は、
国債の利回り及び価格並びにスワップション・ボラティリティで
あります。
⑸貸出金
貸出金のうち変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映
するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限
り、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時
価としております。固定金利によるものは、貸出金の種類及び内
部格付、期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額を同様の新規
貸出を行った場合に想定される利率で割り引いて時価を算定して
おります。なお、約定期間が短期間(1年以内)のものは、時価
は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価として
おります。
また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等につ
いては、見積将来キャッシュ・フローの現在価値又は担保及び保
証による回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているた
め、時価は連結決算日における連結貸借対照表価額から現在の貸
倒見積高を控除した金額に近似しており、当該価額を時価として
おります。
貸出金のうち、当該貸出を担保資産の範囲内に限るなどの特性
により、返済期限を設けていないものについては、返済見込み期
間及び金利条件等から、時価は帳簿価額と近似しているものと想
定されるため、帳簿価額を時価としております。
負 債
⑴預金
要求払預金については、連結決算日に要求された場合の支払額
(帳簿価額)
を時価とみなしております。また、定期預金の時価は、
一定の期間ごとに区分して、将来のキャッシュ・フローを割り引
いて現在価値を算定しております。その割引率は、新規に預金を
受け入れる際に使用する利率を用いております。なお、預入期間
が短期間(1年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似している
ことから、当該帳簿価額を時価としております。
⑵借用金
借用金のうち、約定期間が短期間(1年以内)のもの、又は変
動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当行及
び連結子会社の信用状態は実行後大きく異なっていないことか
ら、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿
価額を時価としております。約定期間が長期間(1年超)で固定
金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借用金の元利
金の合計額を同様の借入において想定される利率で割り引いて現
在価値を算定しております。
デリバティブ取引
デリバティブ取引は、金利関連取引(金利スワップ)及び通貨
関連取引(為替予約、通貨オプション)であり、割引現在価値・
取引先金融機関等から提示された価格等に基づき算出した価額に
よっております。
DAISAN BANK REPORT
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の
連結貸借対照表計上額は次のとおりであり、金融商品の時
価情報の「資産(4)有価証券」には含まれておりません。
(単位:百万円)
区 分
平成24年3月31日
非上場株式(※1)
(※2)
1,728
合 計
1,728
(※1)非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握する
ことが極めて困難と認められることから時価開示の対象と
はしておりません。
(※2)当連結会計年度において、非上場株式について34百万円減
損処理を行なっております。
(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予
定額
(単位:百万円)
1年超 3年超 5年超 7年超 10年超
1年以内 3年以内
5年以内 7年以内 10年以内
預け金
4,692
―
―
―
―
―
コールローン及び買入手形
22,000
―
―
―
―
―
有価証券
その他有価証券の
47,016 157,116 119,533
53,221 138,432
28,839
うち満期があるもの
うち国債
18,020
96,378
55,427
15,689
77,452
28,839
地方債
3,287
7,242
10,394
11,666
29,233
―
社債
16,388
30,253
31,259
18,260
24,627
―
貸出金
223,532 226,204 146,392
89,376 108,434 212,563
合 計
297,240 383,320 265,925 142,597 246,866 241,402
(注) 1.社債のうち、期間の定めのないもの1,000百万円は含め
ておりません。
2.貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対
する債権等、償還予定額が見込めない14,978百万円、期間
の定めのないもの148,737百万円は含めておりません。
(注4)社債、借用金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返
済予定額
(単位:百万円)
1年超 3年超 5年超 7年超 10年超
1年以内 3年以内
5年以内 7年以内 10年以内
預金(※)
1,360,345 253,256
61,128
20,658
1,259
―
借用金
20,521
3,628
970
―
2,000
1,000
合 計
1,380,866 256,884
62,098
20,658
3,259
1,000
(※)預金のうち、要求払預金については、
「1年以内」に含めて開
示しております。
(₁株当たり情報)
317.09円
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益金額
10.38円
6.69円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
(注)
1. 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであ
ります。
90,205百万円
純資産の部の合計額
純資産の部の合計額から控除する金額
32,734百万円
30,000百万円
(うち優先株式)
(うち定時株主総会決議による優先配当額) 441百万円
2,293百万円
(うち少数株主持分)
普通株式に係る期末の純資産額
57,470百万円
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数
181,238千株
2.
1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり
当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
1株当たり当期純利益金額
2,322百万円
当期純利益
普通株主に帰属しない金額
441百万円
(うち定時株主総会決議による優先配当額)441百万円
普通株式に係る当期純利益
1,881百万円
普通株式の期中平均株式数
181,210千株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
441百万円
当期純利益調整額
(うち定時株主総会決議による優先配当額)441百万円
普通株式増加数
165,562千株
165,562千株
(うち優先株式)
希薄化効果を有しないため、潜在株式
調整後1株当たり当期純利益の算定に
含めなかった潜在株式の概要
―
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当行は、確定給付型の制度として、退職一時金制度及び企業年金基
金制度を設けております。なお、平成24年2月1日に退職一時金制
度について一部を確定拠出年金制度へ移行するとともに、退職一時金
制度の一部変更を行っております。
連結子会社については、退職一時金制度を設けております。
(単位:百万円)
2.退職給付債務に関する事項
退職給付債務
A
△8,254
年金資産
B
2,536
未積立退職給付債務
C=A+B
△5,717
会計基準変更時差異の未処理額
D
566
未認識数理計算上の差異
E
1,504
未認識過去勤務債務
F
△329
連結貸借対照表計上額純額
G=C+D+E+F
△3,976
前払年金費用
H
―
△3,976
退職給付引当金
G-H
(注) 1.臨時に支払う割増退職金は含めておりません。
2.連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり簡便法を採
用しております。
3.退職一時金制度から確定拠出年金制度への一部移行に伴
う影響額は次のとおりであります。
退職給付債務の減少
3,474百万円
会計基準変更時差異の未処理額
△183百万円
未認識数理計算上の差異
△530百万円
退職給付引当金の減少
2,760百万円
また、確定拠出年金制度への資産移換額は3,177百万円
であり、4年間で移換する予定です。なお、当連結会計年
度末時点の未移換額2,382百万円は、未払金(その他負債)
に計上しております。
4.確定給付型の制度の一部変更に伴う影響額は次のとおり
であります。
退職給付債務の減少
359百万円
未認識過去勤務債務
△359百万円
退職給付引当金の減少
―百万円
3.退職給付費用に関する事項
(単位:百万円)
勤務費用
425
利息費用
211
期待運用収益
△60
過去勤務債務の費用処理額
△29
数理計算上の差異の費用処理額
391
会計基準変更時差異の費用処理額
237
その他
33
退職給付費用
1,209
確定拠出金制度への移行に伴う特別損失
487
計
1,697
(注) 1.簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は、一
括して「勤務費用」に含めて計上しております。
「その他」は、確定拠出年金への掛金支払額であります。
2.
4.退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
1.8%
⑴ 割引率
2.5%
⑵ 期待運用収益率
⑶ 退職給付見込額の期間配分方法
期間定額基準
⑷ 過去勤務債務の額の処理年数
12年(発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数に
よる定額法による)
⑸ 数理計算上の差異の処理年数
12年(各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間
内の一定の年数による定額法により按分した額を、それぞれ発生
の翌連結会計年度から損益処理することとしている)
⑹ 会計基準変更時差異の処理年数
15年
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主要な原因別の内訳
繰延税金資産
(単位:百万円)
貸倒引当金
7,380
退職給付引当金
2,323
税務上の繰越欠損金
603
賞与引当金
323
減価償却費
218
有価証券評価損
7,667
その他
1,142
繰延税金資産小計
19,660
評価性引当額
△9,767
繰延税金資産合計
9,893
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
△3,542
その他
△27
繰延税金負債合計
△3,569
繰延税金資産の純額
6,324
2.連結財務諸表提出会社の法定実行税率と税効果会計適用後の法人税
等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となっ
た主な項目別の内訳
39.7%
法定実効税率
(調整)
1.0%
交際費等永久に損金に参入されない項目
受取配当金等永久に益金に算入されない項目△2.5%
住民税均等割
1.1%
△12.6%
評価性引当金の増減
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正 17.7%
2.3%
連結調整分
その他
0.2%
46.9%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額
の修正
「経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税
法等の一部を改正する法律」
(平成23年法律第114号)及び「東日本
大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に
関する特別措置法」(平成23年法律117号)が平成23年12月2日に
公布され、平成24年4月1日以後に開始する連結会計年度から法人
税率の引下げ及び復興特別法人税の課税が行われることとなりまし
た。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法
定実効税率は従来の39.7%から、平成24年4月1日に開始する連結
会計年度から平成26年4月1日に開始する連結会計年度に解消が見
込まれる一時差異等については37.1%に、平成27年4月1日に開始
する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等については
34.8%となります。この税率変更により、繰延税金資産は308百万
円減少し、法人税等調整額は807百万円増加しております。
(重要な後発事象)
該当ありません。
28
その他連結情報
連結ベースリスク管理債権
破綻先債権
延滞債権
3ヵ月以上延滞債権
貸出条件緩和債権
リスク管理債権合計
(単位:百万円)
平成22年度末
平成23年度末
1,834
22,304
940
1,588
26,669
710
24,985
1,102
1,306
28,105
(注)平成22年度末には部分直接償却16,016百万円(うちリスク管理債権対象債権15,209百万円)を、平成23年度末には部分直接償却15,798百万円(うちリスク管理債権対象債
権14,978百万円)をそれぞれ実施しております。
連結自己資本比率(国内基準)
基本的項目
(TierⅠ)
補完的項目
(TierⅡ)
控除項目
自己資本額
リスク・アセット等
(単位:百万円)
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式申込証拠金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式(△)
自己株式申込証拠金
社外流出予定額(△)
その他有価証券の評価差損(△)
連結子法人等の少数株主持分
うち海外特別目的会社の発行する優先出資証券
営業権相当額(△)
のれん相当額(△)
企業結合等により計上される無形固定資産相当額(△)
証券化取引に伴い増加した自己資本相当額(△)
繰延税金資産の控除前の〔基本的項目〕計(上記各項目の合計額)
繰延税金資産の控除金額(△)
(A)
計
うちステップ・アップ金利条項付の優先出資証券
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務
うち期限付劣後債務及び期限付優先株
計
うち自己資本への算入額
(B)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
基本的項目からの控除分を除く自己資本控除とされる証券化エクスポージャー
(C)
計
(A)+(B)-(C)
(D)
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引等項目
信用リスク・アセットの額
オペレーショナルリスク相当額に係る額((G)/8%)
(参考)オペレーショナル・リスク相当額
計(E)+(F)
連結自己資本比率(国内基準)=D/H×100
(参考)TierⅠ比率=A/H×100
(E)
(F)
(G)
(H)
平成22年度末
平成23年度末
869,931
5,026
874,957
55,389
4,431
930,347
875,056
4,714
879,770
54,792
4,383
934,563
37,461
─
─
32,759
5,443
1,176
─
1,394
─
1,912
─
─
─
─
─
─
─
75,004
─
3,079
5,153
11,200
─
11,200
19,432
19,432
50
303
353
94,083
10.11%
8.06%
37,461
─
─
32,749
6,393
1,154
─
1,361
─
2,293
─
─
─
─
─
─
─
76,382
─
3,079
4,402
8,300
─
8,300
15,781
15,781
─
286
286
91,877
9.83%
8.17%
(注)連結自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく平成18年金融庁告示第19号に定められた算式に基づき算出しております。なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信
用リスク・アセットの算出においては、標準的手法を採用しております。
29
DAISAN BANK REPORT
セグメント情報等
【セグメント情報】
1. 報告セグメントの概要
当行グループの報告セグメントは、当行グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び
業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当行グループは、銀行業務を中心に金融サービス事業を展開しております。従いまして、サービス別に業務別セグメントが構成されており、「銀行
業」
、「リース業」の2つを報告セグメントとしております。
「銀行業」は、当行の本店のほか支店において、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外
国為替業務などの業務を行っております。また、
「リース業」は、各種機械設備の総合リース業務を行っております。
2. 報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理方法は、
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。報告セグ
メントの利益は、経常利益ベースの数値であります。セグメント間の内部経常収益は、第三者間取引価格に基づいております。
3. 報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
平成22年度(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)
銀行業
経常収益
⑴外部顧客に対する経常収益
⑵セグメント間の内部経常収益
計
セグメント利益
セグメント資産
その他の項目
減価償却費
資金運用収益
資金調達費用
貸倒引当金繰入額
株式等償却
特別利益
(固定資産処分益)
(償却債権取立益)
特別損失
(固定資産処分損)
(減損損失)
(資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額)
税金費用
有形固定資産及び無形固定資産の増加額
報告セグメント
リース業
(単位:百万円)
計
その他
合計
37,504
136
37,641
6,050
1,796,538
5,426
716
6,142
204
16,139
42,931
853
43,784
6,254
1,812,678
812
1,572
2,384
207
6,785
43,743
2,424
46,168
6,462
1,819,463
1,410
30,154
3,966
259
1,792
4
2
1
561
28
437
95
2,243
1,432
3,214
15
―
82
―
5
0
5
0
0
―
―
87
2,776
4,624
30,170
3,966
342
1,792
10
2
7
561
28
437
95
2,330
4,208
5
219
229
316
―
2
―
2
0
0
―
―
164
1
4,629
30,389
4,196
658
1,792
12
2
10
561
28
437
95
2,495
4,210
(注)
1.一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、クレジットカード業、現金整理受託業等を含んでおります。
平成23年度(自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日)
経常収益
⑴外部顧客に対する経常収益
⑵セグメント間の内部経常収益
計
セグメント利益
セグメント資産
その他の項目
減価償却費
資金運用収益
資金調達費用
貸倒引当金繰入額
株式等償却
特別利益
(固定資産処分益)
特別損失
(固定資産処分損)
(減損損失)
(退職給付制度改定損)
税金費用
有形固定資産及び無形固定資産の増加額
銀行業
(単位:百万円)
報告セグメント
リース業
計
その他
合計
35,530
112
35,642
4,846
1,839,474
5,228
701
5,930
118
14,554
40,758
813
41,572
4,964
1,854,029
633
1,340
1,973
441
6,312
41,391
2,154
43,545
5,406
1,860,341
1,460
28,755
3,484
1,817
149
0
0
641
39
114
487
1,874
1,837
3,187
15
162
69
―
―
―
0
0
―
―
87
3,918
4,648
28,770
3,646
1,887
149
0
0
641
39
114
487
1,962
5,756
4
214
25
△40
―
―
―
37
0
37
―
177
2
4,652
28,985
3,671
1,846
149
0
0
679
39
151
487
2,139
5,759
(注)
1.一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、クレジットカード業、現金整理受託業等を含んでおります。
30
4. 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(1)報告セグメントの経常収益の合計額と連結損益計算書の経常収益計上額
(単位:百万円)
経常収益
平成22年度
報告セグメント計
「その他」の区分の経常収益
セグメント間取引消去
連結損益計算書の経常収益
平成23年度
43,784
2,384
△2,424
43,743
41,572
1,973
△2,154
41,391
(注)一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。また、差異調整につきましては、経常収益と連結損益計算書の経常収益との差異について記載しております。
(2)報告セグメントの利益の合計額と連結損益計算書の経常利益計上額
利益
平成22年度
報告セグメント計
「その他」の区分の利益
セグメント間取引消去
連結損益計算書の経常利益
(単位:百万円)
平成23年度
6,254
207
△59
6,403
4,964
441
△169
5,237
(3)報告セグメントの資産の合計額と連結貸借対照表の資産計上額
資産
(単位:百万円)
平成22年度
報告セグメント計
「その他」の区分の資産
セグメント間取引消去
連結貸借対照表の資産合計
平成23年度
1,812,678
6,785
△15,372
1,804,091
1,854,029
6,312
△11,464
1,848,876
(4)報告セグメントのその他の項目の合計額と当該項目に相当する科目の連結財務諸表計上額
その他の項目
減価償却費
資金運用収益
資金調達費用
貸倒引当金繰入額
株式等償却
特別利益
(固定資産処分益)
(償却債権取立益)
特別損失
(固定資産処分損)
(減損損失)
(資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額)
(退職給付制度改定損)
税金費用
有形固定資産及び無形固定資産の増加額
31
報告セグメント計
平成22年度
4,624
30,170
3,966
342
1,792
10
2
7
561
28
437
95
―
2,330
4,208
平成23年度
4,648
28,770
3,646
1,887
149
0
0
―
641
39
114
―
487
1,962
5,756
その他
平成22年度
5
219
229
316
―
2
―
2
0
0
―
―
―
164
1
平成23年度
4
214
25
△40
―
―
―
―
37
0
37
―
―
177
2
(単位:百万円)
調整額
平成22年度
―
△140
△124
30
―
―
―
―
―
―
―
―
―
△12
―
平成23年度
―
△94
△78
11
―
―
―
―
―
―
―
―
―
0
―
連結財務諸表計上額
平成22年度
4,629
30,249
4,071
689
1,792
12
2
10
561
28
437
95
―
2,483
4,210
平成23年度
4,652
28,890
3,593
1,858
149
0
0
―
679
39
151
―
487
2,140
5,759
DAISAN BANK REPORT
【関連情報】
平成22年度(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)
1. サービスごとの情報
外部顧客に対する経常収益
(単位:百万円)
貸出業務
22,448
有価証券投資業務
10,484
リース業務
5,426
その他
5,383
合計
43,743
(注)一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2. 地域ごとの情報
(1)経常収益
当行グループは、本邦の外部顧客に対する経常収益に区分した金額が連結損益計算書の経常収益の90%を超えるため、記載を省略しておりま
す。
(2)有形固定資産
当行グループは、本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しており
ます。
3. 主要な顧客ごとの情報
特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。
平成23年度(自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日)
1. サービスごとの情報
外部顧客に対する経常収益
(単位:百万円)
貸出業務
21,563
有価証券投資業務
9,373
リース業務
5,228
その他
5,226
合計
41,391
(注)一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2. 地域ごとの情報
(1)経常収益
当行グループは、本邦の外部顧客に対する経常収益に区分した金額が連結損益計算書の経常収益の90%を超えるため、記載を省略しておりま
す。
(2)有形固定資産
当行グループは、本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しており
ます。
3. 主要な顧客ごとの情報
特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
平成22年度(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)
減損損失
銀行業
(単位:百万円)
報告セグメント
437
リース業
―
計
その他
437
合計
―
平成23年度(自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日)
減損損失
銀行業
437
(単位:百万円)
報告セグメント
114
リース業
―
計
その他
114
合計
37
151
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
平成22年度(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)
該当ありません。
平成23年度(自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日)
該当ありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
平成22年度(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)
該当ありません。
平成23年度(自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日)
該当ありません。
32
経営の環境と業績
経済金融情勢
当期の国内経済は、東日本大震災後の大幅な落ち込みから急速に回復しましたが、昨秋以降、欧州債務危機を背景とする世界経済の減速や急速な円高
の進行により、足踏み状態となりました。
需要項目別に見ますと、震災後大きく落ち込んだ輸出は、生産の回復とともに持ち直しましたが、アジア向けが弱含みで推移し、低調な動きとなりま
した。一方、個人消費は、震災直後の極端な自粛ムードが緩和され、次第に持ち直しました。また、住宅建設についても、建設資材の供給が回復したこ
となどから持ち直しました。公共投資は、平成23年度の補正予算による復興需要などから増加しました。
このような情勢のもと、鉱工業生産は、震災直後はサプライチェーンの寸断で自動車生産が大きく落ち込むなど急激に減少しましたが、9月末にはほ
ぼ震災前の水準まで回復しました。しかし、その後輸出が伸び悩んだことから、生産は横ばいとなりました。雇用情勢は、持ち直しの動きも見られまし
たが、厳しい状況が続きました。
物価動向については、国内企業物価は資源価格の高騰を受け上昇しました。消費者物価(生鮮食品を除く)は、石油製品の値上がりなどからプラスに
転じる場面もありましたが、耐久消費財の値下がりは続き、おおむねゼロ%近傍で推移しました。
なお、三重県内の鉱工業生産は、震災直後の大幅な落ち込みから全国を上回る水準で回復しました。その後、タイの洪水の影響もあり一時落ち込みま
したが、期末にかけては再び増加しました。雇用情勢については、依然として厳しい状況が続く中、徐々に改善の動きがみられました。
金融情勢については、日本銀行の金融緩和政策は継続され、無担保コール翌日物金利は0.1%を下回る水準で推移しました。一方、長期金利(新発10
年物国債利回り)は、期初には1.3%台で推移していましたが、欧州債務危機を背景にした投資家のリスク回避姿勢の強まりから次第に低下し、概ね1
%を挟んだ水準で推移しました。
また、円相場(対米ドル相場)は、期初は概ね1ドル85円前後で推移していましたが、欧州債務危機の再燃からリスク回避的に円が買われ、期央に
は一時75円台まで円高が進行しました。しかし、ギリシャの追加支援が決まり危機が一服したことや日本銀行が追加緩和を実施したことなどから極端
な円高局面は修正され、期末にかけて83円前後で推移しました。
当行の業績
このような経営環境のもと、株主ならびに取引先の皆様方のご支援をいただきながら、役職員一同一致協力して業績の向上と確固たる経営基盤の拡充
に努めました結果、次のような業績となりました。
預金につきましては期中383億円増加し、期末残高は1兆7,009億円となりました。貸出金につきましては期中146億円増加し、期末残高は1兆
1,587億円となりました。
有価証券につきましては期中337億円増加し、期末残高は5,824億円となりました。また、外国為替取扱高は4億20百万ドルとなりました。なお、
預かり資産につきましては、金融市場の低迷を受け、投資信託預かり残高は期中49億円、国債保護預かり残高は113億円それぞれ減少いたしましたが、
一時払生命保険販売額は好調に推移し期中で325億円となりました。
一方、損益につきましては、資金需要の低迷や資金運用利回りの低下等により資金運用面では厳しい状況にありますが、役務収益の増強等に努めたこ
とに加え、貸出債権の適切な管理に努めました結果、不良債権処理費用の発生が比較的少なかったことなどから、当期純利益は23億29百万円となりま
した。
店舗につきましては、12月に平田駅前支店を建替えました。建替えに際しましては、お客様に安心・便利にご利用いただけるよう資産運用や融資の
ご相談専用ブースや全自動貸金庫を設けるとともに、太陽光発電装置の設置やLED照明の採用による環境面にも配慮した店舗といたしました。この結果、
本年度末の店舗数は昨年と変わらず98店舗(うち出張所3か店)となっております。なお、この建替えに伴い同月に「ローンセンター鈴鹿」を住吉支
店から平田駅前支店に移設いたしました。現金自動設備につきましては、8月に「白子中央支店 バリューセンター旭ヶ丘店出張所」を廃止した一方、
11月には「古座支店 くしもと町立病院出張所」を新設した結果、店舗外現金自動設備の設置数は昨年と変動なく128か所となっております。
顧客サービスにつきましては、7月に「さっちゃん倶楽部ポイントサービス」の給与振込にかかるポイント加算を行いました。9月には台風12号に
よる被災者の皆様に対する相談コーナーを設置するなどの被災者支援を行いました。11月には当行CSRの一環として、視覚障がい者向けに「点字印刷
サービス」を手数料無料で開始いたしました。また、4月より事業者向けに「公的助成金受給可能性診断サービス」
、
「就業規則チェックサービス」の取
扱いを開始するとともに、9月に「でんさいネットの基礎知識」に関するセミナーを無料開催いたしました。
金融円滑化法に対する取組につきましては、当行の「中小企業者等に対する金融の円滑化に関する基本方針」に基づき、お客様からの返済条件変更等
のご相談に真摯に対応するなど金融円滑化対応策を着実に推進しております。
預金面につきましては、7月に熊野古道の保全等に寄与する目的で取り扱っております「熊野古道定期」の取扱期間を1年間延長するとともに、8月
に「熊野古道定期」のお預け入れ残高に応じた寄付金(100万円、今年で7回目)を、三重県に贈呈いたしました。
貸出面につきましては、東日本大震災の対応として4月に愛知県信用保証協会、名古屋市信用保証協会の震災対策緊急つなぎ資金の取扱を、5月から
は三重県信用保証協会の震災対策緊急資金の取扱を開始し、震災の影響を受けた事業者への支援を行いました。9月には、台風12号による被災者の皆
様を対象に金利優遇を行った「災害時特別融資」の取扱いを行いました。また、10月には、日本銀行の成長基盤強化を支援するための資金供給を活用
した「成長基盤分野応援ファンド」の後継商品として「中小企業がんばろうファンド」
、12月には事業者向け融資商品「右腕くん」
、2月には、小規模
事業先に対する事業融資商品「K・L」の取扱いをそれぞれ開始いたしました。
キャンペーンにつきましては、6月から夏恒例の「2011サンSUNキャンペーン」
、10月から「2011オータムキャンペーン」
、11月には、
「すこやか
子育てキャンペーン」
、12月には、冬恒例の「2011ホワイトキャンペーン」を実施いたしました。1月からは、受験・入学シーズンに合わせ「合格ロー
ン金利優遇キャンペーン」
、2月からは、若年層向けに2012年「春のプレゼントキャンペーン」を開始しました。
これらにより多様化するお客様のニーズに積極的にお応えしてまいりました。
当行が対処すべき課題
国内経済は、東日本大震災後の大幅な落ち込みから急速に回復しましたが、昨秋以降、欧州債務危機を背景とする世界経済の減速や急速な円高の進行
を要因として、アジア向け輸出が減速したことなどにより足踏み状態となっています。足下においては、極端な円高局面は修正されたものの、電力供給
の制約や原油高など、依然として不透明感が強いなか、当行の主たる取引先である中小企業の業況は厳しい状況が続いていることに加え、金融機関間の
競争が一段と激化していることなどから、私ども金融機関をとりまく経営環境は依然として厳しい状況にあります。
こうした中、当行は、中小規模事業者等向け貸出の増強や預かり資産の販売強化などの積極的な営業努力により、収益の確保を図っていく必要があり
ます。また、強固な財務基盤を維持し、地域への円滑な資金供給等を通じて、地域経済の活性化に持続的に貢献していかなければならないと考えており
ます。
当行は平成24年10月に創立100周年を迎えます。当行は、この平成24年度を新たな飛躍のスタートと位置付けたうえで、地域の未来を切り拓く金融
機関として、お客様とともに成長し、地域経済の活性化を図っていくため、そのビジョンを「地域に根ざしお客様とともに成長する銀行」とする「新世
紀第1次中期経営計画」
(100年からのTAKE OFF~地域とともに~飛躍のステージ ver.1)をスタートさせました。
「新世紀第1次中期経営計画」では、平成24年4月から平成27年3月までの3年間を計画期間とし、収益力の強化をベースとしたうえで、最大のテー
マを「地域密着型金融の取組みを中心とした総合金融サービスの提供」と設定し、その実現に向けた取組みを実施いたします。
また、当行では、これまでも地域密着型金融推進のための具体策を定め、
「ライフステージに応じた取引先企業に対するコンサルティング機能の発揮」、
「地域の面的再生への積極的な参画」などを実践してまいりましたが、
「新世紀第1次中期経営計画」においても、こうした取組みをさらに強化し、着実
な実行を図ってまいります。
以上のとおり、今後、当行の目指す銀行像である「地域に根ざしお客様とともに成長する銀行」の実現を図るため、役職員一同総力を結集してまいる
所存であります。
33
当行の業績
DAISAN BANK REPORT
主要な経営指標等の推移
平成19年度
経常収益
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
百万円
45,393
40,137
39,752
37,641
35,642
経常利益
(△は経常損失)
百万円
2,191
△29,592
3,193
6,050
4,846
当期純利益
(△は当期純損失)
百万円
1,031
△27,658
2,261
3,251
2,329
百万円
22,461
22,461
37,461
37,461
37,461
普通株式
184,358
普通株式
184,358
普通株式
184,358
A種優先株式
60,000
普通株式
184,358
A種優先株式
60,000
普通株式
184,358
A種優先株式
60,000
資本金
発行済株式総数
千株
純資産額
百万円
67,527
33,219
83,023
85,253
87,816
総資産額
百万円
1,730,823
1,722,763
1,769,426
1,796,538
1,839,474
預金残高
百万円
1,600,345
1,632,175
1,644,927
1,662,590
1,700,919
貸出金残高
百万円
1,089,951
1,117,361
1,142,876
1,144,082
1,158,731
有価証券残高
百万円
487,655
454,311
518,563
548,707
582,408
370.58
183.10
290.88
302.08
316.44
普通株式
2.50
普通株式
2.50
普通株式
5.00
A種優先株式
4.23
普通株式
―
A種優先株式
―
普通株式
5.00
A種優先株式
7.91
普通株式
―
A種優先株式
―
普通株式
5.00
A種優先株式
7.35
普通株式
―
A種優先株式
―
1株当たり純資産額
円
普通株式
5.00
普通株式
2.50
1株当たり配当額
(内1株当たり中間配当額)
円
1株当たり当期純利益金額
(△は1株当たり当期純損失金額)
円
5.61
△152.28
11.06
15.30
10.41
配当性向
%
89.19
―
45.17
32.66
47.99
従業員数
人
1,504
1,533
1,561
1,560
1,568
単体自己資本比率(国内基準)
%
9.71
7.26
9.72
9.93
9.64
(
)
(
) ( (
) ( ) (
) ( ) (
)
)
(注)
1.消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
2.「1株当たり純資産額」及び「1株当たり当期純利益金額(又は当期純損失金額)
」
(以下、
「1株当たり情報」という。
)の算定にあたっては、
「1株当たり当期純利益に関する
会計基準」
(企業会計基準第2号)及び「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第4号)を適用しております。
3.自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく平成18年金融庁告示第19号に定められた算式に基づき算出しております。当行は、国内基準を採用しております。
4.
「最近5連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移」については、連結の情報にて記載しております。
34
決算の状況
貸借対照表
資産の部
現金預け金
現金
預け金
コールローン
商品有価証券
商品国債
商品地方債
金銭の信託
有価証券
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
貸出金
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
外国為替
外国他店預け
買入外国為替
取立外国為替
その他資産
未決済為替貸
前払費用
未収収益
金融派生商品
その他の資産
有形固定資産
建物
土地
リース資産
建設仮勘定
その他の有形固定資産
無形固定資産
ソフトウエア
ソフトウエア仮勘定
その他の無形固定資産
繰延税金資産
支払承諾見返
貸倒引当金
資産の部合計
負債の部
預金
当座預金
普通預金
貯蓄預金
通知預金
定期預金
定期積金
その他の預金
借用金
借入金
外国為替
売渡外国為替
未払外国為替
社債
その他負債
未決済為替借
未払法人税等
未払費用
前受収益
給付補てん備金
金融派生商品
リース債務
資産除去債務
その他の負債
賞与引当金
役員賞与引当金
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
睡眠預金払戻損失引当金
偶発損失引当金
再評価に係る繰延税金負債
支払承諾
負債の部合計
純資産の部
資本金
資本剰余金
資本準備金
その他資本剰余金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金
自己株式
株主資本合計
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
土地再評価差額金
評価・換算差額等合計
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
35
(単位:百万円)
平成22年度末
(平成23年3月31日)
平成23年度末
(平成24年3月31日)
36,450
33,212
3,237
27,000
830
743
87
1,898
548,707
257,385
64,164
111,172
26,802
89,184
1,144,082
11,549
64,913
915,758
151,860
1,499
921
502
75
5,366
125
73
2,085
14
3,067
26,059
6,034
17,559
794
230
1,441
1,791
1,629
82
80
8,831
3,553
△9,533
1,796,538
39,491
35,140
4,351
22,000
782
610
172
1,962
582,408
291,808
61,825
121,789
24,959
82,025
1,158,731
12,924
63,295
934,493
148,018
1,459
1,131
153
174
4,643
162
65
2,018
169
2,228
26,092
6,126
17,445
1,156
―
1,364
2,325
1,556
689
79
5,920
3,058
△9,402
1,839,474
1,662,590
63,988
499,877
15,615
8,208
1,046,849
13,675
14,375
15,362
15,362
11
11
―
7,000
10,654
215
577
6,732
1,068
12
449
834
132
631
831
19
6,673
324
188
316
3,760
3,553
1,711,285
1,700,919
65,766
527,330
13,578
7,170
1,060,539
13,038
13,493
19,597
19,597
12
12
0
5,300
13,931
293
239
7,037
854
9
256
1,214
132
3,894
805
18
3,922
339
160
296
3,296
3,058
1,751,658
37,461
32,761
15,000
17,761
5,300
232
5,068
5,068
△1,112
74,410
7,896
△136
3,082
10,842
85,253
1,796,538
37,461
32,761
15,000
17,761
6,249
508
5,740
5,740
△1,116
75,355
8,887
26
3,546
12,460
87,816
1,839,474
DAISAN BANK REPORT
損益計算書
(単位:百万円)
平成22年度
(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)
経常収益
平成23年度
(自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日)
37,641
35,642
資金運用収益
30,154
28,755
貸出金利息
22,363
21,437
7,711
7,235
39
40
有価証券利息配当金
コールローン利息
預け金利息
その他の受入利息
役務取引等収益
0
1
39
38
4,257
4,241
受入為替手数料
1,234
1,181
その他の役務収益
3,022
3,060
2,228
1,984
40
13
その他業務収益
外国為替売買益
商品有価証券売買益
国債等債券売却益
―
1
2,037
1,795
国債等債券償還益
―
22
金融派生商品収益
150
151
1,001
660
その他経常収益
償却債権取立益
株式等売却益
―
1
726
308
金銭の信託運用益
―
67
その他の経常収益
274
282
経常費用
31,590
30,796
資金調達費用
3,966
3,484
預金利息
3,687
3,118
コールマネー利息
0
0
借用金利息
120
107
社債利息
158
257
その他の支払利息
役務取引等費用
支払為替手数料
その他の役務費用
その他業務費用
商品有価証券売買損
0
0
2,012
1,827
269
258
1,743
1,568
695
622
4
―
国債等債券売却損
539
515
国債等債券償却
151
64
社債発行費償却
―
43
21,782
21,754
3,133
3,107
259
1,817
営業経費
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
貸出金償却
株式等売却損
株式等償却
―
0
558
565
1,792
149
金銭の信託運用損
59
―
その他の経常費用
462
575
経常利益
6,050
4,846
特別利益
4
0
固定資産処分益
2
0
償却債権取立益
1
―
561
641
特別損失
固定資産処分損
減損損失
資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額
退職給付制度改定損
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
28
39
437
114
95
―
―
487
5,494
4,204
474
51
法人税等調整額
1,769
1,823
法人税等合計
2,243
1,874
当期純利益
3,251
2,329
36
株主資本等変動計算書
(単位:百万円)
平成22年度
株主資本
1日
1日
(自至 平成22年4月
平成23年3月31日)
(自至 平成23年4月
平成24年3月31日)
資本金
当期首残高
当期末残高
37,461
―
―
37,461
37,461
資本剰余金
当期末残高
15,000
―
―
15,000
15,000
当期末残高
当期末残高
△3
△1,112
△1,116
72,181
74,410
△1,161
△1,381
3,251
2,329
△17
△3
当期末残高
当期変動額
当期純利益
自己株式の取得
155
―
2,228
944
74,410
75,355
7,800
7,896
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
96
991
当期変動額合計
96
991
7,896
8,887
△197
△136
―
―
17,761
17,761
その他有価証券評価差額金
32,761
32,761
当期変動額
―
―
32,761
32,761
当期変動額合計
当期末残高
評価・換算差額等
当期首残高
利益剰余金
当期末残高
繰延ヘッジ損益
利益準備金
当期首残高
△3
△17
17,761
当期変動額
当期変動額合計
△17
当期変動額合計
17,761
資本剰余金合計
当期首残高
自己株式の取得
土地再評価差額金の取崩
当期変動額
当期変動額合計
△1,112
当期変動額
剰余金の配当
その他資本剰余金
当期首残高
△1,095
自己株式
1日
1日
(自至 平成22年4月
平成23年3月31日)
(自至 平成23年4月
平成24年3月31日)
当期首残高
15,000
当期変動額
当期変動額合計
平成23年度
株主資本合計
資本準備金
当期首残高
平成22年度
当期首残高
37,461
当期変動額
当期変動額合計
(単位:百万円)
平成23年度
当期首残高
―
232
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
60
163
利益準備金の積立
232
276
当期変動額合計
60
163
当期変動額合計
232
276
当期末残高
△136
26
当期末残高
232
508
土地再評価差額金
3,238
3,082
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
△155
464
当期変動額合計
△155
464
当期末残高
3,082
3,546
10,841
10,842
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
0
1,618
当期変動額合計
0
1,618
10,842
12,460
83,023
85,253
△1,161
△1,381
3,251
2,329
△17
△3
当期変動額
その他利益剰余金
当期首残高
繰越利益剰余金
当期変動額
当期首残高
3,054
5,068
当期変動額
剰余金の配当
△1,161
△1,381
当期純利益
3,251
2,329
評価・換算差額等合計
利益準備金の積立
△232
△276
当期首残高
155
―
当期変動額
土地再評価差額金の取崩
当期変動額合計
2,013
672
当期末残高
5,068
5,740
当期末残高
利益剰余金合計
当期首残高
3,054
5,300
△1,161
△1,381
3,251
2,329
―
―
当期純利益
155
―
自己株式の取得
当期変動額合計
2,246
948
当期末残高
5,300
6,249
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
利益準備金の積立
土地再評価差額金の取崩
純資産合計
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
土地再評価差額金の取崩
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
155
―
0
1,618
2,229
2,563
85,253
87,816
監査について
会社法監査
会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、平成22年度及び平成23年度の貸借対照表、損益計算書及び株主資本等変動計算書は、新日本有限責任監
査法人の監査を受けております。
金融商品取引法監査
金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、平成22年度及び平成23年度の財務諸表は新日本有限責任監査法人の監査を受けております。
37
DAISAN BANK REPORT
重要な会計方針(平成23年度)
1.商品有価証券の評価基準及び評価方法
商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は移動平均法により算定)
により行っております。
2.有価証券の評価基準及び評価方法
⑴有価証券の評価は、子会社株式及び関連会社株式については移動平
均法による原価法、その他有価証券のうち時価のあるものについて
は決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は移動平均法によ
り算定)、時価を把握することが極めて困難と認められるものにつ
いては移動平均法による原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法
により処理しております。
⑵有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財
産として運用されている有価証券の評価は、時価法により行ってお
ります。
3.デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
4.固定資産の減価償却の方法
⑴有形固定資産(リース資産を除く)
有形固定資産は、定率法(ただし、平成10年4月1日以後に取
得した建物(建物附属設備を除く。
)については定額法)を採用し
ております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物:8年~50年
その他:3年~20年
⑵無形固定資産
無形固定資産は、定額法により償却しております。なお、自社利
用のソフトウエアについては、行内における利用可能期間(主とし
て5年)に基づいて償却しております。
(会計上の見積りの変更)
自社利用のソフトウエアについて、従来、行内における利用可能
期間に基づいて、5年としておりましたが、基幹系システムの更改
を決定したことを受け、既存ソフトウエアの利用可能期間の見直し
を行った結果、当事業年度の第4四半期から、次期基幹系システム
に対応しない一部のソフトウエアの利用可能期間について、次期基
幹系システムの稼動開始時期の前月(平成25年12月)までに短縮
しております。
この変更により、従来の方法に比べ、営業経費が48百万円増加
し、経常利益及び税引前当期純利益がそれぞれ同額減少しておりま
す。
⑶リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」
中のリース資産は、リース期間を耐用年数とした定額法によってお
ります。なお、残存価額については零としております。
5.繰延資産の処理方法
社債発行費は、支出時に全額費用として処理しております。
6.外貨建資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建資産・負債は、主として決算日の為替相場による円換算額を
付しております。
7.引当金の計上基準
⑴貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとお
り計上しております。
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生している債務者
(以下「破綻先」という。
)に係る債権及びそれと同等の状況にある
債務者(以下「実質破綻先」という。
)に係る債権については、以
下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の
処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額
を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にないが、今後
経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に係る債権につ
いては、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可
能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に
判断し必要と認める額を計上しております。上記以外の債権につい
ては、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等
に基づき計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が
資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果
を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っており
ます。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等につい
ては、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認めら
れる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額
しており、その金額は15,798百万円であります。
⑵賞与引当金
賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に
対する賞与の支給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上し
ております。
⑶役員賞与引当金
役員賞与引当金は、役員への賞与の支払いに備えるため、役員に
対する賞与の支給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上し
ております。
⑷退職給付引当金
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度
末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を
計上しております。また、過去勤務債務及び数理計算上の差異の費
用処理方法は以下のとおりであります。
過 去 勤 務 債 務:その発生年度の従業員の平均残存勤務期間内
の一定の年数(12年)による定額法により
損益処理
数理計算上の差異:各発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の
一定の年数(12年)による定額法により按
分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から
損益処理
なお、会計基準変更時差異については、15年による按分額を費
用処理しております。
(追加情報)
当行は、平成24年2月1日に退職一時金制度について、一部を
確定拠出年金制度へ移行するとともに、退職一時金制度の一部変更
を行っております。これに伴い、
「退職給付制度間の移行等に関す
る会計処理」
(企業会計基準適用指針第1号平成14年1月31日)
及び
「退職給付制度間の移行等の会計処理に関する実務上の取扱い」
(実務対応報告第2号平成14年3月29日)を適用しております。
本移行に伴う影響額は、
「退職給付制度改定損」として487百万
円を特別損失に計上しております。また、確定給付型の制度の一部
変更に伴い、過去勤務債務が△359百万円(債務の減額)となり、
12年による按分額を費用処理(費用の減額)しております。
⑸役員退職慰労引当金
役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるた
め、役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、当事業年度末ま
でに発生していると認められる額を計上しております。
⑹睡眠預金払戻損失引当金
睡眠預金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠預金について預金
者からの払戻請求に基づく払戻損失に備えるため、過去の払戻実績
に基づく将来の払戻損失見込額を引当てております。
⑺偶発損失引当金
偶発損失引当金は、信用保証協会との責任共有制度に基づく信用
保証協会への負担金の支払いに備えるため、将来の負担金支払見込
額を計上しております。
8.リース取引の処理方法
所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日
が平成20年4月1日前に開始する事業年度に属するものについては、
通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。
9.ヘッジ会計の方法
金融資産・負債から生じる金利リスクに対するヘッジ会計の方法
は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査
上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)に
規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法につ
いては、相場変動を相殺するヘッジについて、ヘッジ対象となる預
金・貸出金等とヘッジ手段である金利スワップ取引等を一定の(残存)
期間毎にグルーピングのうえ特定し評価しております。また、キャッ
シュ・フローを固定するヘッジについては、ヘッジ対象とヘッジ手段
の金利変動要素の相関関係の検証により有効性の評価をしておりま
す。
なお、一部の資産・負債については、金利スワップの特例処理を行
っております。
10.消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
ただし、有形固定資産に係る控除対象外消費税等はその他資産に計上
し、5年間で均等償却を行っております。
表示方法の変更(平成23年度)
(貸借対照表関係)
前事業年度において、
「その他資産」の「その他の資産」に含めてい
た制作途中のソフトウエアの制作費は、重要性が増したため、当事業年
度より「ソフトウエア仮勘定」とすることとしております。この表示方
法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行ってお
ります。
この結果、前事業年度の貸借対照表において、
「その他資産」の「そ
の他の資産」に表示していた82百万円は「ソフトウエア仮勘定」82百
万円として組替えております。
追加情報(平成23年度)
当事業年度の期首以後に行われる会計上の変更及び過去の誤謬の訂正
から、
「会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」
(企業会計基準
第24号平成21年12月4日)及び「会計上の変更及び誤謬の訂正に関す
る会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第24号平成21年12月
4日)を適用しております。
なお、
「金融商品会計に関する実務指針」
(日本公認会計士協会会計制
度委員会報告第14号)に基づき、当事業年度の「償却債権取立益」は、
「その他経常収益」に計上しておりますが、前事業年度については遡及
処理を行っておりません。
注記事項(平成23年度)
(貸借対照表関係)
1.関係会社の株式又は出資金の総額
関係会社株式
81百万円 2.貸出金のうち、破綻先債権額及び延滞債権額は次のとおりであります。
破綻先債権額
710百万円 延滞債権額
24,301百万円 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続
していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見
込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を
行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、
法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイか
らホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸
出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権
及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を
猶予した貸出金以外の貸出金であります。
3.貸出金のうち、3カ月以上延滞債権額は次のとおりであります。
1,082百万円 3カ月以上延滞債権額
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払
日の翌日から3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権
に該当しないものであります。
4.貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は次のとおりであります。
貸出条件緩和債権額
1,289百万円 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図るこ
とを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債
権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債
38
権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないものであります。
5.破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩
和債権額の合計額は次のとおりであります。
合計額
27,383百万円 なお、上記2.から5.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金
額であります。
6.手形割引は、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計
上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告
第24号)に基づき金融取引として処理しております。これにより受
け入れた銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替
は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有して
おりますが、その額面金額は次のとおりであります。
13,078百万円 7.担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
34,030百万円 担保資産に対応する債務
1,346百万円 預金
借用金
15,550百万円 上記のほか、為替決済等の取引の担保として、次のものを差し入れ
ております。
有価証券
29,551百万円 子会社、関連会社の借入金等の担保として、差し入れている有価証
券はありません。
また、その他資産のうち保証金は次のとおりであります。
保証金
379百万円 「銀行業における金融商品会計基準適用に
なお、手形の再割引は、
関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査
委員会報告第24号)に基づき金融取引として処理しておりますが、
これにより引き渡した銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買
入外国為替の額面金額はありません。
8.当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客
からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件につ
いて違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付けることを約する
契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は次のとおりで
あります。
530,830百万円 融資未実行残高
うち原契約期間が1年以内のもの又は任意の時期に無条件で
取消可能なもの及び総合口座の貸越契約によるもの
528,490百万円 なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであ
るため、融資未実行残高そのものが必ずしも当行の将来のキャッシ
ュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の多く
には、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事由があるとき
は、当行が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額を
することができる旨の条項が付けられております。また、契約時にお
いて必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後
も定期的に予め定めている行内手続に基づき顧客の業況等を把握し、
必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
9.土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)
に基づき、事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該
評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負
債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として
純資産の部に計上しております。
再評価を行った年月日
平成11年3月31日 同法律第3条第3項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令
第119号)第2条第4号に定める地価税法に基づいて、(奥行価
格補正、時点修正、近隣売買事例による補正等)合理的な調整を
行って算出。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用の土地の期末におけ
る時価の合計額と当該事業用の土地の再評価後の帳簿価額の合計額
との差額
7,591百万円 10.有形固定資産の減価償却累計額
減価償却累計額
19,091百万円 11.有形固定資産の圧縮記帳額
圧縮記帳額
1,995百万円 (―百万円) (当事業年度の圧縮記帳額)
12.借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が
付された劣後特約付借入金が含まれております。
劣後特約付借入金
4,000百万円 13.社債は劣後特約付社債であります。
劣後特約付社債
5,300百万円 14.有価証券中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条
第3項)による社債に対する保証債務の額
8,369百万円 15.銀行法第18条の定めにより剰余金の配当に制限を受けております。
剰余金の配当をする場合には、会社法第445条第4項(資本金の額
及び準備金の額)の規定にかかわらず、当該剰余金の配当により減少
する剰余金の額に5分の1を乗じて得た額を資本準備金又は利益準備
金として計上しております。
当該剰余金の配当に係る利益準備金の計上額は次のとおりでありま
276百万円 す。
(損益計算書関係)
1.固定資産の減損損失の内容は次のとおりであります。
当事業年度において、営業キャッシュ・フローの低下により、以下
の資産について帳簿価額を回収可能価額まで減額し、114百万円を減
損損失として特別損失に計上しております。
地 域
用 途
種 類
減損損失
三重県外
営業店舗
土地
114百万円
資産のグルーピングについては、営業店舗、ATMコーナー等の営
業用資産は原則として営業店単位とし、出張所、サテライト店等の機
能分担を行っている営業店は当該母店とともにグルーピングしており
ます。本部、事務センター、教育センター、福利厚生施設等の共用資
産は銀行全体を一体としてグルーピングし、遊休資産は個々の資産を
独立した資産としてグルーピングしております。
資産グループの回収可能価額は、正味売却価額と使用価値のいずれ
か高い方としており、正味売却価額による場合は、資産の評価額から
39
処分費用見込額を控除して算定しております。
資産の評価については、
資産の重要性を勘案し、適切に市場価格を反映していると考えられる
指標により評価しております。また、使用価値による場合は将来キャ
ッシュ・フローを3.95%で割り引いて算定しております。
(株主資本等変動計算書関係)
自己株式の種類及び株式数に関する事項
(単位:千株)
当事業年度期首 当 事 業 年 度 当 事 業 年 度 当事業年度末 摘 要
株 式 数 増加株式数 減 少 株 式 数 株 式 数
自己株式
普通株式
3,022
22
―
3,044 注
合 計
3,022
22
―
3,044
(注)自己株式の増加22千株は、単元未満株式の買取りによる増加で
あります。
(₁株当たり情報)
1株当たり純資産額
316.44円 1株当たり当期純利益金額
10.41円 6.71円 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
(注)
1.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであり
ます。
純資産の部の合計額
87,816百万円 純資産の部の合計額から控除する金額
30,441百万円 (うち優先株式)
30,000百万円 (うち定時株主総会決議による優先配当額) 441百万円 普通株式に係る期末の純資産額
57,375百万円 1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数
181,313千株 2.1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当
期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
1株当たり当期純利益金額
2,329百万円 当期純利益
普通株主に帰属しない金額
441百万円 (うち定時株主総会決議による優先配当額)441百万円 普通株式に係る当期純利益
1,888百万円 普通株式の期中平均株式数
181,324千株 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
当期純利益調整額
441百万円 (うち定時株主総会決議による優先配当額)441百万円 165,562千株 普通株式増加数
(うち優先株式)
165,562千株 希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後
1株当たり当期純利益の算定に含めなかった
潜在株式の概要
― (税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主要な原因別の内訳
繰延税金資産
(単位:百万円)
貸倒引当金
6,725
退職給付引当金
2,300
税務上の繰越欠損金
508
賞与引当金
298
減価償却費
218
有価証券評価損
7,667
その他
1,041
繰延税金資産小計
18,761
評価性引当額
△9,279
繰延税金資産合計
9,481
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
△3,534
その他
△27
繰延税金負債合計
△3,561
繰延税金資産の純額
5,920
2.法定実行税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要
な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
39.7%
(調整)
交際費等永久に損金に参入されない項目
1.0%
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△2.5%
住民税均等割
1.1%
評価性引当金の増減
△13.9%
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正
19.1%
その他
0.0%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
44.5%
3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額
の修正
「経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税
法等の一部を改正する法律」
(平成23年法律第114号)及び「東日本
大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に
関する特別措置法」(平成23年法律117号)が平成23年12月2日に
公布され、平成24年4月1日以後に開始する事業年度から法人税率
の引下げ及び復興特別法人税の課税が行われることとなりました。こ
れに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効
税率は従来の39.7%から、平成24年4月1日に開始する事業年度か
ら平成26年4月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差
異等については37.1%に、平成27年4月1日に開始する事業年度以
降に解消が見込まれる一時差異等については34.8%となります。こ
の税率変更により、繰延税金資産は307百万円減少し、法人税等調整
額は806百万円増加しております。
(重要な後発事象)
該当ありません。
損益の状況
DAISAN BANK REPORT
部門別粗利益の内訳
(単位:百万円)
国内業務部門
資金運用収支
資金運用収益
資金調達費用
役務取引等収支
役務取引等収益
役務取引等費用
その他業務収支
その他業務収益
その他業務費用
業務粗利益
業務粗利益率(%)
24,563
28,492
3,929
2,205
4,203
1,997
1,359
2,039
680
28,128
1.68
平成22年度
国際業務部門
1,629
1,869
240
38
53
15
173
188
15
1,840
2.67
合計
26,192
207
30,154
207
3,962
2,244
4,257
2,012
1,532
2,228
695
29,969
1.78
国内業務部門
23,801
27,245
3,443
2,379
4,192
1,813
1,160
1,783
622
27,341
1.59
平成23年度
国際業務部門
1,473
1,671
198
35
49
13
201
201
ー
1,710
2.68
合計
25,274
161
28,755
161
3,480
2,414
4,241
1,827
1,361
1,984
622
29,051
1.68
(注)
1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。
ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2.資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(平成22年度4百万円、平成23年度3百万円)を控除して表示しております。
3.資金運用収益及び資金調達費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。
4.業務粗利益率=
業務粗利益
資金運用勘定平均残高
×100
業務純益
業務純益
(単位:百万円)
平成22年度
12,143
平成23年度
8,629
40
資金運用・調達勘定の平均残高、利息、利回り
国内業務部門
(単位:百万円、%)
平均残高
資金運用勘定
うち貸出金
うち商品有価証券
うち有価証券
うちコールローン
うち買入手形
うち預け金
資金調達勘定
うち預金
うち譲渡性預金
うちコールマネー
うち売渡手形
うちコマーシャル・ペーパー
うち借用金
平成22年度
利息
(61,191)
1,672,526
(207)
28,492
1,118,272
960
460,151
31,093
─
857
22,363
11
5,841
39
─
0
1,637,789
1,624,185
─
95
─
─
8,446
利回り
平均残高
平成23年度
利息
利回り
1.70
(56,384)
1,716,226
(161)
27,245
1.58
1.99
1.22
1.26
0.12
─
0.06
1,122,465
822
499,779
34,341
─
2,433
21,437
10
5,568
40
─
1
1.90
1.33
1.11
0.11
─
0.08
3,929
0.23
1,682,082
3,443
0.20
3,655
─
0
─
─
120
0.22
─
0.11
─
─
1.42
1,654,603
─
27
─
─
18,661
3,082
─
0
─
─
107
0.18
─
0.12
─
─
0.57
(注)
( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。
国際業務部門
(単位:百万円、%)
平均残高
資金運用勘定
うち貸出金
うち商品有価証券
うち有価証券
うちコールローン
うち買入手形
うち預け金
資金調達勘定
うち預金
うち譲渡性預金
うちコールマネー
うち売渡手形
うちコマーシャル・ペーパー
うち借用金
平成22年度
利息
利回り
平均残高
平成23年度
利息
利回り
68,862
1,869
2.71
63,731
1,671
2.62
─
─
67,373
44
─
─
─
─
1,858
0
─
─
─
─
2.75
0.23
─
─
─
─
62,019
3
─
─
─
─
1,656
0
─
─
─
─
2.67
0.12
─
─
(207)
240
0.34
(56,384)
64,417
(161)
198
0.30
(61,191)
69,799
8,593
─
─
─
─
─
32
─
─
─
─
─
0.37
─
─
─
─
─
8,019
─
─
─
─
─
35
─
─
─
─
─
0.44
─
─
─
─
─
(注)
1.( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。
2.国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。
合計
(単位:百万円、%)
平均残高
資金運用勘定
うち貸出金
うち商品有価証券
うち有価証券
うちコールローン
うち買入手形
うち預け金
資金調達勘定
うち預金
うち譲渡性預金
うちコールマネー
うち売渡手形
うちコマーシャル・ペーパー
うち借用金
平成22年度
利息
利回り
平均残高
平成23年度
利息
利回り
1,680,197
30,154
1.79
1,723,574
28,755
1.66
1,118,272
960
527,524
31,137
─
857
22,363
11
7,700
39
─
0
1.99
1.22
1.45
0.12
─
0.06
1,122,465
822
561,799
34,344
─
2,433
21,437
10
7,224
40
─
1
1.90
1.33
1.28
0.11
─
0.08
1,646,397
3,962
0.24
1,690,115
3,480
0.20
1,632,779
─
95
─
─
8,446
3,687
─
0
─
─
120
0.22
─
0.11
─
─
1.42
1,662,622
─
27
─
─
18,661
3,118
─
0
─
─
107
0.18
─
0.12
─
─
0.57
1.資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(平成22年度1,826百万円、平成23年度1,864百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(平成22年度
(注)
1,943百万円、平成23年度1,881百万円)及び利息(平成22年度4百万円、平成23年度3百万円)を、それぞれ控除して表示しております。
2.国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息は、相殺して記載しております。
41
DAISAN BANK REPORT
受取・支払利息の分析
国内業務部門
(単位:百万円)
残高による増減
受取利息
うち貸出金
うち商品有価証券
うち有価証券
うちコールローン
うち買入手形
うち預け金
支払利息
うち預金
うち譲渡性預金
うちコールマネー
うち売渡手形
うちコマーシャル・ペーパー
うち借用金
平成22年度
利率による増減
純増減
残高による増減
平成23年度
利率による増減
純増減
△2,377
471
△1,905
744
△1,991
△1,247
282
△4
△1,491
△0
─
3
△1,141
2
722
△2
─
△3
△859
△2
△769
△2
─
0
83
△1
502
4
─
0
△1,009
0
△776
△2
─
0
△925
△0
△273
1
─
1
92
△837
△745
645
△1,229
△584
67
△0
─
─
─
9
△913
─
0
─
─
△67
△846
△0
0
─
─
△58
372
─
△0
─
─
145
△945
─
0
─
─
△157
△572
─
△0
─
─
△12
(注)残高及び利率の増減要因が重なる部分については、利率による増減要因に含めております。
国際業務部門
(単位:百万円)
残高による増減
受取利息
うち貸出金
うち商品有価証券
うち有価証券
うちコールローン
うち買入手形
うち預け金
支払利息
うち預金
うち譲渡性預金
うちコールマネー
うち売渡手形
うちコマーシャル・ペーパー
うち借用金
平成22年度
利率による増減
純増減
残高による増減
平成23年度
利率による増減
純増減
△338
△33
△371
△148
△53
△202
─
─
△340
△0
─
─
─
─
△32
0
─
─
─
─
△373
△0
─
─
─
─
△147
△0
─
─
─
─
△54
△0
─
─
─
─
△202
△0
─
─
△51
△58
△110
△18
△23
△42
△3
─
─
─
─
─
△8
─
─
─
─
─
△11
─
─
─
─
─
△2
─
─
─
─
─
5
─
─
─
─
─
3
─
─
─
─
─
(注)残高及び利率の増減要因が重なる部分については、利率による増減要因に含めております。
合計
(単位:百万円)
残高による増減
受取利息
うち貸出金
うち商品有価証券
うち有価証券
うちコールローン
うち買入手形
うち預け金
支払利息
うち預金
うち譲渡性預金
うちコールマネー
うち売渡手形
うちコマーシャル・ペーパー
うち借用金
平成22年度
利率による増減
純増減
残高による増減
平成23年度
利率による増減
純増減
675
△1,837
△1,161
778
△2,177
△1,399
282
△4
371
△0
─
△0
△1,141
2
△659
△2
─
△0
△859
△2
△287
△2
─
△0
83
△1
500
4
─
0
△1,009
0
△975
△2
─
0
△925
△0
△475
1
─
1
42
△1,169
△1,126
104
△586
△481
66
△0
─
─
─
9
△923
─
0
─
─
△67
△857
△0
0
─
─
△58
67
─
△0
─
─
145
△636
─
0
─
─
△157
△569
─
△0
─
─
△12
(注)残高及び利率の増減要因が重なる部分については、利率による増減要因に含めております。
42
役務取引の状況
役務取引等収益
うち預金・貸出業務
うち為替業務
うち証券関連業務
うち代理業務
うち保護預り・貸金庫業務
うち保証業務
役務取引等費用
うち為替業務
(単位:百万円)
平成22年度
国内業務部門
国際業務部門
4,203
53
1,236
1,183
561
1,063
102
57
─
51
─
─
─
2
1,997
253
合計
平成23年度
国内業務部門
国際業務部門
4,257
4,192
49
4,241
1,236
1,234
561
1,063
102
59
1,231
1,134
508
1,157
102
58
─
47
─
─
─
2
1,231
1,181
508
1,157
102
61
15
2,012
1,813
13
1,827
15
269
244
13
258
その他業務収支の内訳
その他業務収益
うち外国為替売買益
うち商品有価証券売買益
うち商品有価証券運用益
うち国債等債券売却益
うち国債等債券償還益
うち金融派生商品収益
その他業務費用
うち外国為替売買損
うち商品有価証券売買損
うち国債等債券売却損
うち国債等債券償還損
うち国債等債券償却
うち金融派生商品費用
(単位:百万円)
平成22年度
国内業務部門
国際業務部門
2,039
188
─
─
1,888
─
150
合計
平成23年度
国内業務部門
国際業務部門
2,228
1,783
201
1,984
40
─
─
148
─
─
40
─
─
2,037
─
150
─
1
1,630
─
151
13
─
─
165
22
─
13
─
1
1,795
22
151
680
15
695
622
―
622
4
539
─
151
△15
─
─
─
─
─
15
─
4
539
─
151
─
─
515
─
64
─
─
─
─
─
─
─
─
─
515
─
64
─
営業経費の内訳
給料・手当
退職給付費用
福利厚生費
減価償却費
土地建物機械賃借料
営繕費
消耗品費
給水光熱費
旅費
通信交通費
広告宣伝費
租税公課
その他
計
特定取引収支
該当ありません。
43
合計
合計
(単位:百万円)
平成22年度
9,931
1,234
54
1,662
973
63
198
194
42
979
252
913
5,281
21,782
平成23年度
9,872
1,168
57
1,790
926
68
204
193
45
935
238
869
5,382
21,754
預金業務
DAISAN BANK REPORT
預金科目別残高
(単位:百万円、%)
平成22年度末
預金
流動性預金
うち有利息預金
定期性預金
うち固定金利定期預金
うち変動金利定期預金
その他
合計
譲渡性預金
総合計
国内業務部門
国際業務部門
587,689
451,706
1,060,525
1,046,781
68
6,021
1,654,236
―
1,654,236
―
─
―
8,353
8,353
―
8,353
平成23年度末
合計
587,689
451,706
1,060,525
1,046,781
68
14,375
1,662,590
―
1,662,590
構成比
35.3
27.1
63.8
62.9
0.0
0.9
100.0
―
100.0
国内業務部門
国際業務部門
613,847
471,827
1,073,578
1,060,480
59
4,385
1,691,811
―
1,691,811
―
―
―
9,107
9,107
―
9,107
合計
613,847
471,827
1,073,578
1,060,480
59
13,493
1,700,919
―
1,700,919
預金科目別平均残高
36.1
27.7
63.1
62.3
0.0
0.8
100.00
―
100.0
(単位:百万円、%)
平成22年度
預金
流動性預金
うち有利息預金
定期性預金
うち固定金利定期預金
うち変動金利定期預金
その他
合計
譲渡性預金
総合計
構成比
国内業務部門
国際業務部門
546,493
421,857
1,072,988
1,059,062
73
4,703
1,624,185
―
1,624,185
―
─
―
8,593
8,593
―
8,593
平成23年度
合計
546,493
421,857
1,072,988
1,059,062
73
13,297
1,632,779
―
1,632,779
構成比
33.5
25.8
65.7
64.8
0.0
0.8
100.0
―
100.0
国内業務部門
国際業務部門
572,424
448,308
1,078,139
1,064,845
64
4,039
1,654,603
―
1,654,603
―
―
―
8,019
8,019
―
8,019
合計
572,424
448,308
1,078,139
1,064,845
64
12,058
1,662,622
―
1,662,622
構成比
34.4
27.0
64.9
64.1
0.0
0.7
100.0
―
100.0
(注)
1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
2.定期性預金=定期預金+定期積金
固定金利定期預金:預入時に満期日迄の利率が確定する定期預金
変動金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期預金
3.国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式により算出しております。
定期預金の残存期間別残高
(単位:百万円)
平成22年度末
定期預金
3ヵ月未満
3ヵ月以上6ヵ月未満
6ヵ月以上1年未満
1年以上2年未満
2年以上3年未満
3年以上
合計
175,502
196,346
388,284
97,794
102,833
86,088
1,046,849
平成23年度末
うち固定金利
定期預金
うち変動金利
定期預金
175,494
196,342
388,263
97,771
102,820
86,088
1,046,781
7
4
21
23
12
0
68
定期預金
174,714
196,898
350,620
105,344
138,838
94,123
1,060,539
うち固定金利
定期預金
うち変動金利
定期預金
174,711
196,894
350,606
105,319
138,824
94,123
1,060,480
2
4
13
24
14
0
59
預金者別残高
(単位:百万円、%)
平成22年度末
個人預金
法人預金
その他預金
合計
平成23年度末
構成比
1,331,722
286,245
44,621
1,662,590
80.1
17.2
2.7
100.0
構成比
1,365,441
289,053
46,424
1,700,919
80.3
17.0
2.7
100.0
(注)譲渡性預金は含んでおりません。
財形貯蓄残高
財形貯蓄
財形年金貯蓄
財形住宅貯蓄
合計
(単位:百万円)
平成22年度末
1,832
617
341
2,791
平成23年度末
1,810
572
314
2,698
44
貸出業務
貸出金科目別残高
手形貸付
証書貸付
当座貸越
割引手形
合計
(単位:百万円)
国内業務部門
64,913
915,758
151,860
11,549
1,144,082
平成22年度末
国際業務部門
─
─
─
─
―
合計
64,913
915,758
151,860
11,549
1,144,082
国内業務部門
63,295
934,493
148,018
12,924
1,158,731
平成23年度末
国際業務部門
─
─
─
─
―
貸出金科目別平均残高
手形貸付
証書貸付
当座貸越
割引手形
合計
国内業務部門
65,650
907,628
135,502
9,489
1,118,272
国際業務部門
─
─
─
─
―
合計
65,650
907,628
135,502
9,489
1,118,272
国内業務部門
61,637
921,887
129,155
9,784
1,122,465
平成23年度
国際業務部門
─
─
─
─
―
貸出金
325,513
238,558
164,137
86,297
300,814
28,760
1,144,082
うち変動金利
150,222
145,503
92,578
39,875
78,106
13,788
520,075
うち固定金利
175,291
93,054
71,558
46,421
222,708
14,972
624,007
貸出金
342,583
226,350
158,926
88,691
315,588
26,591
1,158,731
うち変動金利
164,181
132,862
88,919
41,892
86,534
12,432
526,822
うち固定金利
178,401
93,488
70,007
46,798
229,053
14,159
631,909
(単位:百万円、%)
平成22年度末
151,346
3,068
1,688
1,216
86,000
9,556
5,144
44,897
109,497
55,013
157,602
125,131
78,113
315,804
1,144,082
構成比
13.2
0.3
0.1
0.1
7.5
0.8
0.4
3.9
9.6
4.8
13.8
11.0
6.9
27.6
100.0
平成23年度末
153,147
3,651
2,068
1,230
79,783
9,386
6,800
41,872
114,634
69,916
156,986
125,041
80,021
314,190
1,158,731
貸出金使途別残高
構成比
13.2
0.3
0.2
0.1
6.9
0.8
0.6
3.6
9.9
6.0
13.5
10.8
6.9
27.2
100.0
(単位:百万円、%)
平成22年度末
45
61,637
921,887
129,155
9,784
1,122,465
平成23年度末
貸出金業種別残高
設備資金
運転資金
合計
合計
(単位:百万円)
平成22年度末
製造業
農業、林業
漁業
鉱業、採石業、砂利採取業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業、郵便業
卸売業、小売業
金融業、保険業
不動産業、物品賃貸業
各種サービス業
地方公共団体
その他
合計
63,295
934,493
148,018
12,924
1,158,731
(単位:百万円)
平成22年度
貸出金残存期間別残高
1年以下
1年超3年以下
3年超5年以下
5年超7年以下
7年超
期間の定めのないもの
合計
合計
490,094
653,987
1,144,082
構成比
42.8
57.2
100.0
平成23年度末
490,815
667,916
1,158,731
構成比
42.4
57.6
100.0
DAISAN BANK REPORT
貸出金担保別残高
(単位:百万円)
有価証券
債権
商品
不動産
その他
計
保証
信用
合計
平成22年度末
平成23年度末
平成22年度末
平成23年度末
平成22年度末
平成23年度末
2,657
16,254
─
234,599
711
254,223
433,158
456,700
1,144,082
2,625
14,583
─
231,004
1,001
249,215
431,494
478,022
1,158,731
支払承諾見返担保別内訳
(単位:百万円)
有価証券
債権
商品
不動産
その他
計
保証
信用
合計
─
875
21
408
56
1,362
996
1,194
3,553
─
790
35
316
44
1,187
833
1,037
3,058
中小企業等に対する貸出金残高
総貸出金残高(A)
中小企業等貸出金残高(B)
(B)/(A)
貸出先数
(単位:件、百万円、%)
62,352
62,075
99.55
金額
1,144,082
920,158
80.42
貸出先数
61,437
61,155
99.54
金額
1,158,731
915,234
78.98
(注)
1.総貸出金残高には、特別国際金融取引勘定分は含まれておりません。
2.中小企業等とは、資本金3億円(ただし、卸売業は1億円、小売業、飲食業、物品賃貸業等は5千万円)以下の会社又は常用する従業員が300人(ただし、卸売業、物品
賃貸業等は100人、小売業、飲食業は50人)以下の企業等であります。
消費者ローン・住宅ローン残高
消費者ローン
住宅ローン
合計
(単位:百万円)
平成22年度末
平成23年度末
平成22年度末
平成23年度末
19,471
309,772
329,244
18,268
315,142
333,410
特定海外債権残高
合計
(資産の総額に対する割合)
(単位:百万円、%)
―
─
―
─
46
貸倒引当金内訳
(単位:百万円)
平成22年度
期首残高
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
うち非居住者向け債権分
特定海外債権引当勘定
合計
7,688
4,716
─
─
12,405
当期
増加額
4,457
5,075
─
─
9,533
平成23年度
当期減少額
目的使用
その他
─ ※7,688
3,131 ※1,585
─
─
─
─
3,131
9,273
期末残高
期首残高
4,457
5,075
─
─
9,533
4,457
5,075
─
─
9,533
当期
増加額
3,826
5,576
─
─
9,402
当期減少額
目的使用
その他
─ ※4,457
1,948 ※3,127
─
─
─
─
1,948
7,585
摘要
期末残高
3,826 ※洗替による取崩額
5,576 ※洗替による取崩額
─
─
9,402
貸出金償却額
(単位:百万円)
貸出金償却額
平成22年度
平成23年度
平成22年度末
平成23年度末
―
0
リスク管理債権(単体ベース)
破綻先債権
延滞債権
3ヵ月以上延滞債権
貸出条件緩和債権
リスク管理債権合計
(貸出金残高に占める比率)
(単位:百万円、%)
1,688
21,618
902
1,575
25,784
2.25
710
24,301
1,082
1,289
27,383
2.36
※連結ベースのリスク管理債権は、連結の情報にて記載しております。
※平成22年度末には部分直接償却16,016百万円(うちリスク管理債権対象債権15,209百万円)を、平成23年度末には部分直接償却15,798百万円(うちリスク管理債権対象債権
14,978百万円)をそれぞれ実施しております。
金融再生法に基づく新開示基準
<単体ベースの資産査定額>
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
小計
正常債権
合計
(単位:百万円)
平成22年度末
7,084
16,488
2,489
26,062
1,133,212
1,159,275
平成23年度末
6,248
18,995
2,387
27,632
1,145,087
1,172,719
≪開示基準のご説明≫
◎開 示 対 象 資 産 = 貸出金、外国為替、支払承諾見返、自行保証付私募債、未収利息、貸出金に準ずる仮払金
⑴破 産 更 生 債 権 及 び
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対す
=
これらに準ずる債権
る債権及びこれらに準ずる債権をいう。
⑵危
険
債
権 =
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りがで
きない可能性の高い債権をいう。
⑶要 管 理 債 権 = 要管理債権とは、3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権のうち、上記⑴及び⑵に掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
⑷正
常
債
権 = 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記⑴から⑶までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
※平成22年度末には、部分直接償却16,016百万円を、平成23年度末には部分直接償却15,798百万円をそれぞれ実施しております。
用語のご説明
貸倒引当金
貸出金などの貸倒れによる損失に備えて、貸借対照表に計上される引当金勘定であり、銀行業の決算経理基準に基づき、対象債権の一定割合を
必ず繰入れする「一般貸倒引当金」
、具体的な回収不能見込額に対する引当である「個別貸倒引当金」
、発展途上国などの特定国向債権の損失見
込額を引当てる「特定海外債権引当勘定」の3つに区別されます。
破綻先債権
元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金のうち、会社更生法、破産法、民事再生法、会社法等の法律上の整理手続きの開始申立のあった債務者、又は、手形交
換所の取引停止処分を受けた債務者に対する貸出金をいいます。
延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金
をいいます。
3ヵ月以上延滞債権
元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しない貸出金をいいます。
貸出条件緩和債権
債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取
決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しない貸出金をいいます。
47
証券業務
DAISAN BANK REPORT
商品有価証券平均残高
(単位:百万円)
平成22年度
商品国債
商品地方債
商品政府保証債
その他の商品有価証券
合計
平成23年度
930
29
―
―
960
704
117
―
―
822
有価証券残高
(単位:百万円、%)
平成22年度末
国内業務部門
国債
地方債
短期社債
社債
株式
その他の証券
うち外国債券
うち外国株式
合計
257,385
64,164
―
111,172
26,802
21,228
480,752
国際業務部門
―
―
―
―
―
67,955
67,955
―
67,955
平成23年度末
合計
257,385
64,164
―
111,172
26,802
89,184
67,955
―
548,707
国内業務部門
構成比
46.9
11.7
―
20.3
4.9
16.2
12.4
―
100.0
国際業務部門
291,808
61,825
―
121,789
24,959
17,032
―
―
―
―
―
64,992
64,992
―
64,992
517,415
合計
291,808
61,825
―
121,789
24,959
82,025
64,992
―
582,408
構成比
50.1
10.6
―
20.9
4.3
14.1
11.2
―
100.0
(注)
自己株式は除外しております。
有価証券平均残高
(単位:百万円、%)
平成22年度
国内業務部門
国債
地方債
短期社債
社債
株式
その他の証券
うち外国債券
うち外国株式
合計
236,679
58,656
―
113,593
28,581
22,640
460,151
国際業務部門
―
―
―
―
―
67,373
67,373
―
67,373
平成23年度
合計
236,679
58,656
―
113,593
28,581
90,013
67,373
―
527,524
構成比
国内業務部門
44.9
11.1
―
21.5
5.4
17.1
12.8
―
100.0
国際業務部門
278,873
62,515
―
115,331
24,170
18,889
―
―
―
―
―
62,019
62,019
―
62,019
499,779
合計
278,873
62,515
―
115,331
24,170
80,909
62,019
―
561,799
構成比
49.7
11.1
―
20.5
4.3
14.4
11.0
―
100.0
(注)
自己株式は除外しております。
有価証券残存期間別残高
(単位:百万円)
平成22年度末
1年以下
国債
地方債
短期社債
社債
株式
その他の証券
うち外国債券
うち外国株式
平成23年度末
7年超
期間の定め
1年超
3年超
5年超
10年超
のないもの
3年以下 5年以下 7年以下 10年以下
22,510
2,020
―
14,521
26,099
7,855
―
20,716
63,383
6,958
―
29,991
8,925
11,928
―
18,022
87,231
35,400
―
26,921
49,235
―
―
―
11,058
10,771
20,978
17,587
17,579
15,947
15,996
13,253
8,896
8,896
―
―
合計
― 257,385
― 64,164
―
―
999 111,172
26,802 26,802
14,674 89,184
1,498 67,955
―
―
1年以下
7年超
期間の定め
1年超
3年超
5年超
10年超
のないもの
3年以下 5年以下 7年以下 10年以下
18,020
3,287
―
16,388
96,378
7,242
―
30,253
55,427
10,394
―
31,259
15,689
11,666
―
18,260
77,452
29,233
―
24,627
28,839
―
―
―
9,319
8,518
23,241
22,000
22,452
20,347
7,604
6,006
7,118
7,118
―
―
合計
― 291,808
― 61,825
―
―
1,000 121,789
24,959 24,959
12,288 82,025
1,000 64,992
―
―
(注)
自己株式は除外しております。
48
公共債窓口販売実績
(単位:百万円)
国債
地方債・政府保証債
合計
平成22年度
平成23年度
平成22年度
平成23年度
平成22年度
平成23年度
2,662
610
3,272
2,636
618
3,254
公共債ディーリング実績
(単位:百万円)
売買高
平均残高
1,813
960
2,017
822
証券投資信託窓口販売実績
(単位:百万円)
証券投資信託
8,757
8,717
国際業務・その他業務
外国為替取扱高
仕向為替
被仕向為替
合計
(単位:百万米ドル)
売渡為替
買入為替
支払為替
取立為替
平成22年度
平成23年度
平成22年度末
平成23年度末
平成22年度
平成23年度
193
58
48
18
318
265
74
57
23
420
外貨建資産残高
(単位:千米ドル)
国内店
海外店
合計
270,081
─
270,081
291,869
─
291,869
内国為替取扱高
送金為替
代金取立
合計
49
各地へ向けた分
各地より受けた分
各地へ向けた分
各地より受けた分
(単位:千口、百万円)
口数
4,752
4,977
69
73
9,871
金額
2,844,893
2,803,375
100,326
108,624
5,857,218
口数
4,564
5,000
64
65
9,693
金額
2,822,329
2,794,693
98,108
102,862
5,817,992
有価証券の情報
DAISAN BANK REPORT
有価証券関係
1.売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成22年度末
当事業年度の損益に含まれた評価差額
売買目的有価証券
平成23年度末
当事業年度の損益に含まれた評価差額
14
16
2.満期保有目的の債券
該当ありません。
3.子会社株式及び関連会社株式
子会社株式及び関連会社株式
合計
(単位:百万円)
貸借対照表計上額
―
―
平成22年度末
時価
差額
―
―
―
―
貸借対照表計上額
―
―
平成23年度末
時価
(注)
時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式
―
―
(単位:百万円)
平成22年度末
平成23年度末
貸借対照表計上額
子会社株式及び関連会社株式
合計
差額
―
―
貸借対照表計上額
81
81
81
81
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「子会社株式及び関連会社株式」には含めておりません。
4.その他有価証券
種 類
貸借対照表計上
額が取得原価を
超えるもの
貸借対照表計上
額が取得原価を
超えないもの
合計
株式
債券
国債
地方債
社債
その他
小計
株式
債券
国債
地方債
社債
その他
小計
(単位:百万円)
平成22年度末
貸借対照表計上額
13,148
335,737
203,910
54,379
77,448
53,321
402,207
11,953
96,983
53,475
9,785
33,723
35,862
144,799
547,007
取得原価
平成23年度末
差額
10,309
327,386
198,868
52,834
75,683
49,785
387,481
13,269
98,007
53,861
9,927
34,218
37,802
149,078
536,559
2,839
8,351
5,041
1,544
1,764
3,535
14,726
△1,315
△1,023
△386
△142
△495
△1,939
△4,278
10,447
貸借対照表計上額
13,146
424,571
257,815
59,472
107,284
47,864
485,582
10,157
50,851
33,993
2,353
14,505
34,160
95,169
580,752
取得原価
10,150
414,392
252,203
57,124
105,064
45,137
469,680
11,661
51,054
33,994
2,358
14,700
35,933
98,649
568,330
差額
2,995
10,178
5,611
2,347
2,219
2,727
15,901
△1,504
△202
△1
△5
△195
△1,772
△3,479
12,422
(単位:百万円)
区分
株式
合計
平成22年度末
貸借対照表計上額
1,618
1,618
平成23年度末
貸借対照表計上額
1,573
1,573
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
(追加情報)
売手と買手の希望する価格差が著しく大きい変動利付国債の時価については、市場価格を時価とみなせない状況であると判断し、経営者の合理的
な見積りに基づく合理的に算定された価額を時価としております。
なお、市場価格を時価として算定した場合に比べて、平成22年度末は、
「有価証券」は2,944百万円増加、
「繰延税金資産」が1,297百万円減少、
「そ
の他有価証券評価差額金」は1,647百万円増加しており、平成23年度末は、
「有価証券」は1,150百万円増加、
「繰延税金資産」が400百万円減少、
「そ
の他有価証券評価差額金」は750百万円増加しております。
変動利付国債の合理的に算定された価額は、固定利付国債の価格に整合的な割引率と市場で評価されるスワップション・ボラティリティにフィッ
トする金利の分散をもとに将来の金利推移をモデル化した上で、将来キャッシュ・フローを想定して算出した現在価値に基づき算出しております。
なお、主たる価格決定変数は、国債の利回り及び価格並びにスワップション・ボラティリティであります。
50
5.当事業年度中に売却した満期保有目的の債券
該当ありません。
6.当事業年度中に売却したその他有価証券
株式
債券
国債
地方債
社債
その他
合計
売 却 額
2,319
97,815
84,153
7,231
6,430
3,241
103,376
(単位:百万円)
平成22年度
売却益の合計額
608
1,294
914
218
160
743
2,646
売却損の合計額
453
―
―
―
―
353
806
売 却 額
1,916
217,300
199,418
14,113
3,768
3,239
222,456
平成23年度
売却益の合計額
308
1,384
800
464
119
411
2,103
売却損の合計額
461
237
237
―
―
278
976
7.減損処理を行った有価証券
有価証券(売買目的有価証券を除く。
)で時価のあるもののうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落しており、時価が取得原価ま
で回復する見込みがあると認められないものについては、当該時価をもって貸借対照表計上額とするとともに、評価差額を当事業年度の損失として
処理(以下「減損処理」という。
)しております。
前事業年度における減損処理額は、
1,944百万円(うち、株式1,792百万円、その他151百万円)
、当事業年度における減損処理額は、
213百万円(う
ち、株式149百万円、その他64百万円)であります。
また、時価が「著しく下落した」と判断するための基準は、事業年度末における時価の簿価に対する下落率が50%以上の銘柄について一律減損処
理しております。
下落率が30%以上50%未満の銘柄については、時価の推移や発行会社の業績の推移、信用状況を考慮のうえ、時価の回復可能性が認められないと
判断される銘柄を減損処理しております。
金銭の信託
1.運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
期別
種類
運用目的の金銭の信託
平成22年度末
貸借対照表計上額
1,898
当期の損益に含まれた評価差額
△86
平成23年度末
貸借対照表計上額
1,962
当期の損益に含まれた評価差額
43
2.満期保有目的の金銭の信託
該当ありません。
3.その他の金銭の信託
該当ありません。
その他有価証券評価差額金
当期末貸借対照表に計上されているその他有価証券評価差額金の内訳は、次のとおりであります。
評価差額
その他有価証券
(△)繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
51
平成22年度末
10,447
10,447
2,551
7,896
(単位:百万円)
平成23年度末
12,422
12,422
3,534
8,887
デリバティブ取引・オフバランス取引情報
DAISAN BANK REPORT
1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引について、取引の対象物の種類ごとの決算日における契約額又は契約において定められた元本相
当額、時価及び評価損益並びに当該時価の算定方法は、次のとおりであります。なお、契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係
る市場リスクを示すものではありません。
金利関連取引
該当ありません。
通貨関連取引
区分
種類
金融商品
取引所
通貨先物
売建
買建
通貨オプション
売建
買建
店頭
通貨スワップ
為替予約
売建
買建
通貨オプション
売建
買建
その他
売建
買建
合計
(単位:百万円)
契約額等
平成22年度末
契約額等のうち1年超のもの
─
─
─
─
─
─
─
13,974
13,941
33
570
285
285
─
─
─
―――
─
─
─
─
─
─
─
─
─
─
─
─
─
─
─
─
―――
時価
評価損益
─
─
─
─
─
─
─
△279
△279
0
△2
0
△1
─
─
─
△281
─
─
─
─
─
─
─
△279
△279
0
△2
0
△1
─
─
─
△281
契約額等
―
―
―
―
―
―
―
14,653
14,571
81
3,547
1,773
1,773
―
―
―
―――
平成23年度末
契約額等のうち1年超のもの
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―――
時価
評価損益
―
―
―
―
―
―
―
△345
△345
△0
△34
△23
△10
―
―
―
△380
―
―
―
―
―
―
―
△345
△345
△0
△34
△23
△10
―
―
―
△380
(注)1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
2.時価の算定
割引現在価値等により算定しております。
株式関連取引
該当ありません。
債券関連取引
該当ありません。
商品関連取引
該当ありません。
クレジットデリバティブ取引
該当ありません。
52
2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引について、取引の対象物の種類ごと、ヘッジ会計の方法別の決算日における契約額又は契約におい
て定められた元本相当額及び時価並びに当該時価の算定方法は、次のとおりであります。なお、契約額等については、その金額自体がデリバティブ
取引に係る市場リスクを示すものではありません。
金利関連取引
ヘッジ会計
の方法
種類
原則的
処理方法
金利スワップ
受取固定・支払変動
受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
金利先物
金利オプション
金利先渡契約
金利スワ
ップの特
例処理
金利スワップ
受取固定・支払変動
受取変動・支払固定
合計
(単位:百万円)
主なヘッジ対象
預金
─
─
─
─
─
―
貸出金
―――
平成22年度末
契約額等
契約額等のうち1年超のもの
22,377
22,377
─
─
─
─
─
22,377
22,377
─
─
─
─
─
25,411
―
25,411
―――
21,049
―
21,049
―――
時価
△207
△207
─
─
─
─
─
△344
―
△344
△552
主なヘッジ対象
預金
―
―
―
―
―
―
貸出金
―――
平成23年度末
契約額等
22,761
22,761
―
―
―
―
―
18,049
―
18,049
―――
契約額等のうち1年超のもの
20,722
20,722
―
―
―
―
―
11,082
―
11,082
―――
時価
68
68
―
―
―
―
―
△ 197
―
△ 197
△ 129
(注)
1.主として「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)に基づき、繰延ヘッジによって
おります。
2.時価の算定
取引所取引につきましては、東京金融取引所等における最終の価格によっております。店頭取引につきましては、取引先金融機関から提示された価格によっております。
通貨関連取引
該当ありません。
株式関連取引
該当ありません。
債券関連取引
該当ありません。
オフバランス取引情報
金融派生商品及び先物外国為替取引
(単位:百万円)
平成22年度末
金利及び通貨スワップ
通貨オプション
先物外国為替取引
合計
契約金額・想定元本額
信用リスク相当額
─
570
13,974
14,545
─
20
141
161
平成23年度末
契約金額・想定元本額
信用リスク相当額
─
3,547
14,653
18,200
─
136
203
340
(注)
1.上記計数は、自己資本比率(国内基準)に基づくものであり、信用リスク相当額の算出に当っては、カレント・エクスポージャー方式を採用しております。
2.信用リスク相当額については、ネッティング(取引相手と結んで全てのオフバランス取引の時価評価額を相殺し、ネットアウト後の金額を信用リスク相当額とするもの)
は行っておりません。
国内基準の対象となっていない金融商品取引所取引、原契約期間が5営業日以内の
外国為替関連取引等の契約金額・想定元本は次のとおりです。
平成22年度末
先物外国為替取引
合計
53
契約金額・想定元本額
57
57
(単位:百万円)
平成23年度末
契約金額・想定元本額
98
98
経営効率
DAISAN BANK REPORT
利益率
(単位:%)
平成22年度
総資産経常利益率
純資産経常利益率
総資産当期純利益率
純資産当期純利益率
平成23年度
0.34
10.45
0.18
5.20
0.26
7.83
0.12
3.32
経常利益-優先株式配当金総額
(注)
1.純資産経常利益率=
×100
純資産の部期中平均残高-優先株式に係る資本金・資本準備金の期中平均残高
2.純資産当期純利益率=
当期純利益-優先株式配当金総額
純資産の部平均残高-優先株式に係る資本金・資本準備金の期中平均残高
×100
総資金利鞘
資金運用利回
資金調達原価
総資金利鞘
(単位:%)
平成22年度
国内業務部門
国際業務部門
1.70
1.50
0.20
合計
2.71
0.71
2.00
平成23年度
国内業務部門
1.79
1.51
0.28
国際業務部門
1.58
1.44
0.14
合計
2.62
0.67
1.95
1.66
1.45
0.21
従業員1人当り及び1店舗当りの預金・貸出金残高
(単位:百万円)
平成22年度末
国内店
海外店
合計
平成23年度末
1人当り預金 1店舗当り預金 1人当り貸出 1店舗当り貸出 1人当り預金 1店舗当り預金 1人当り貸出 1店舗当り貸出
1,065
─
1,065
16,965
─
16,965
733
─
733
11,674
─
11,674
1,084
─
1,084
17,356
─
17,356
738
─
738
11,823
─
11,823
(注)
従業員は本部人員を含み、出向者を含んでおりません。
貸出金の預金に対する比率
(単位:%)
平成22年度
国内業務部門
国際業務部門
合計
期末残高
預貸率
平成23年度
期中平均
69.16
─
68.81
期末残高
68.85
─
68.48
預貸率
68.49
─
68.12
期中平均
67.83
─
67.51
(注)
預金には譲渡性預金を含んでおります。
有価証券の預金に対する比率
(単位:%)
平成22年度
国内業務部門
国際業務部門
合計
期末残高
預証率
平成23年度
期中平均
29.06
813.45
33.00
期末残高
26.57
783.96
32.30
預証率
30.58
713.63
34.24
期中平均
30.2
773.34
33.78
(注)
預金には譲渡性預金を含んでおります。
従業員の状況
平成23年3月期
従業員数(単位:人)
平均年齢(単位:歳・月)
平均勤続年数(単位:年・月)
平均給与月額(単位:千円)
平成24年3月期
1,560
39.8
17.2
423
1,568
39.6
16.11
424
資本金の推移
資本金
(単位:百万円)
昭和63年9月
10,047
平成元年11月
11,538
平成3年3月
14,941
平成14年7月
22,461
平成21年9月
37,461
54
単体自己資本比率(国内基準)
基本的項目
(TierⅠ)
補完的項目
(TierⅡ)
控除項目
自己資本額
リスク・アセット等
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式申込証拠金
資本準備金
その他資本剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
自己株式(△)
自己株式申込証拠金
社外流出予定額(△)
その他有価証券の評価差損(△)
新株予約権
その他
営業権相当額(△)
のれん相当額(△)
企業結合により計上される無形固定資産相当額(△)
証券化取引に伴い増加した自己資本相当額(△)
繰延税金資産の控除前の〔基本的項目〕計(上記各項目の合計額)
繰延税金資産の控除金額(△)
(A)
計
うちステップ・アップ金利条項付の優先出資証券
うち海外特別目的会社の発行する優先出資証券
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務
うち期限付劣後債務及び期限付優先株
計
うち自己資本への算入額
(B)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
基本的項目からの控除分を除く自己資本控除とされる証券化エクスポージャー
(C)
計
(A)+(B)-(C)
(D)
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引等項目
(E)
信用リスク・アセットの額
オペレーショナルリスク相当額に係る額((G)/8%)
(
F)
(G)
(参考)オペレーショナル・リスク相当額
計(E)+(F)
(H)
単体自己資本比率(国内基準)=D/H×100
(参考)TierⅠ比率=A/H×100
(単位:百万円)
平成22年度末
37,461
─
─
15,000
17,761
232
5,068
1,112
─
1,381
─
─
─
─
─
─
─
─
─
73,029
─
─
3,079
4,457
11,200
─
11,200
18,736
18,736
50
303
353
91,412
861,168
5,013
866,181
53,816
4,305
919,998
9.93%
7.93%
平成23年度末
37,461
─
─
15,000
17,761
508
5,740
1,116
─
1,347
─
─
─
─
─
─
─
─
─
74,007
─
─
3,079
3,826
8,300
─
8,300
15,205
15,205
─
286
286
88,927
863,613
4,705
868,319
53,226
4,258
921,545
9.64%
8.03%
(注)単体自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく平成18年金融庁告示第19号に定められた算式に基づき算出しております。なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信
用リスク・アセットの算出においては、標準的手法を採用しております。
55
株式情報
DAISAN BANK REPORT
株主上位10社
①所有株式数別
(平成24年3月31日現在)
所
有
株 式 数
住 所
発 行 済 株 式 総 数 に
対する所有株式数の割合
株式会社整理回収機構
東京都中野区本町2丁目46番1号
60,000千株
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
東京都中央区晴海1丁目8番11号
20,106
8.22
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口4)
東京都中央区晴海1丁目8番11号
10,944
4.47
第三銀行職員持株会
三重県松阪市京町510番地
6,551
2.68
株式会社損害保険ジャパン
東京都新宿区西新宿1丁目26番1号
6,440
2.63
株式会社みずほコーポレート銀行
東京都千代田区丸の内1丁目3番3号
5,013
2.05
株式会社みずほ銀行
東京都千代田区内幸町1丁目1番5号
4,204
1.72
東京海上日動火災保険株式会社
東京都千代田区丸の内1丁目2番1号
3,753
1.53
日本生命保険相互会社
東京都千代田区丸の内1丁目6番6号
3,249
1.32
明治安田生命保険相互会社
東京都千代田区丸の内2丁目1番1号
2,499
1.02
122,761
50.23
計
24.55%
1.上記の信託銀行所有株式数のうち、当該銀行の信託業務にかかる株式数は、次のとおりであります。
(注)
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
20,106千株
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口4) 10,944千株
2.当行は、自己株式3,044千株を所有しており、発行済株式総数に対する当該自己株式数の割合は1.24%であります。
②所有議決権数別
(平成24年3月31日現在)
所
有
議決権数
住 所
総 株 主 の 議 決 権 に
対する所有議決権数の割合
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
東京都中央区晴海1丁目8番11号
20,106個
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口4)
東京都中央区晴海1丁目8番11号
10,944
6.06
第三銀行職員持株会
三重県松阪市京町510番地
6,551
3.63
株式会社損害保険ジャパン
東京都新宿区西新宿1丁目26番1号
6,440
3.56
株式会社みずほコーポレート銀行
東京都千代田区丸の内1丁目3番3号
5,013
2.77
株式会社みずほ銀行
東京都千代田区内幸町1丁目1番5号
4,204
2.32
東京海上日動火災保険株式会社
東京都千代田区丸の内1丁目2番1号
3,753
2.07
日本生命保険相互会社
東京都千代田区丸の内1丁目6番6号
3,249
1.80
明治安田生命保険相互会社
東京都千代田区丸の内2丁目1番1号
2,499
1.38
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
東京都渋谷区恵比寿1丁目28番1号
2,070
1.14
64,829
35.92
計
11.14%
(注)
1.上記の信託銀行所有議決権数のうち、当該銀行の信託業務にかかる議決権数は、次のとおりであります。
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
20,106個
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口4)
10,944個
2.上記①所有株式数別に記載している株式会社整理回収機構所有のA種優先株式は、議決権を有しておりません。
なお、A種優先株式の所有者は、下記のとおりであります。
A種優先株式
(平成24年3月31日現在)
所
有
株 式 数
住 所
株式会社整理回収機構
東京都中野区本町2丁目46番1号
計
総 株 主 の 議 決 権 に
対する所有議決権数の割合
60,000千株
-%
60,000
-
株式所有者別内訳
(平成24年3月31日現在)
株式の状況(1単元の株式数 1,000株)
政府および
地方公共団体
普通株式
A種優先株式
株主数
(人)
所有株式数
(単元)
所有株式数の割合
(%)
株主数
(人)
所有株式数
(単元)
所有株式数の割合
(%)
金融機関
金融商品
取引業者
その他の法人
外国法人等
個人以外
単元未満株式の
状況
計
―
70
37
1,196
68
2
8,032
9,405
―
―
96,145
2,596
41,268
4,806
1
38,682
183,498
860,000株
―
52.40
1.41
22.49
2.62
0.00
21.08
100.00
―
―
1
―
―
―
―
―
1
―
―
60,000
―
―
―
―
―
60,000
―
―
100.00
―
―
―
―
―
100.00
―
(注)
1.自己株式3,044,921株は、
「個人その他」に3,044単元、「単元未満株式の状況」に921株含まれております。
個人その他
個人
2.「その他の法人」の欄には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が1単元含まれております。
56
自己資本の充実の状況
バーゼルⅡ第3の柱に基づく開示事項
定性的な開示事項
1.連結の範囲に関する事項
(1)当行の連結自己資本比率の算出対象会社(連結グループ)と連結財務諸
表規則に基づき連結の範囲に含まれる会社との相違点はございません。
(2)当行の連結グループは連結子会社6社で、その名称及び主要な業務の内
容は、本誌17ページ「企業集団等の状況」に記載いたしております。
(3)自己資本比率告示第32条が適用される金融業務を営む関連法人等はご
ざいません。
(4)自己資本比率告示第31条第1項第2号イからハまでに掲げる控除項目の
対象となる会社はございません。
(5)従属業務を専ら営む会社・新たな事業分野を開拓する会社で、連結グル
ープに属していない会社はございません。
(6)連結グループ内の資金及び自己資本の移動にかかる制限等は定めており
ません。
2.自己資本調達手段の概要
当行の自己資本の調達は、普通株式(1億8千4百万株)及びA種優先(30,000
百万円)によるものです。
このほかに負債性調達手段による調達を行っております。その残高は次のと
おりです。
期限付劣後特約付借入金
期限付劣後特約付社債
平成22年度末
5,000百万円
7,000百万円
平成23年度末
4,000百万円
5,300百万円
連結グループにおける資本調達は普通株式によるものです。
3.自己資本の充実度に関する評価方法の概要
当行では、信用リスク、市場リスク、オペレーショナル・リスク等の各種リ
スクについて、それぞれのリスクに応じたリスク管理を行うとともに、各種リ
スクを統合的に把握し、それらのリスクが当行の定めるTier1をベースとした
配賦可能資本の範囲で各リスクに限度額を定め、これを超えないよう毎月モニ
タリングを行い、頭取を委員長とするリスク管理委員会に報告し、自己資本の
充実度を確認しております。
また、自己資本比率、基本的項目比率(Tier1比率)等を指標とし、充分な
自己資本を確保するよう努めております。
4.信用リスクに関する事項
(1)信用リスク管理の方針及び手続きの概要
信用リスクとは、与信先の財務状況の悪化等の信用事由に起因して、資
産価値が減少ないし消滅し、損失を被るリスクをいいます。
当行では、信用リスク管理方針を定め、自己資本に比べ信用リスクが過
度に増大することを防止すべく体制を整備しています。また、客観的、定
期的に把握できるよう信用リスク量の計測方法を定め信用リスク管理に活
用しています。
個別債務者の信用リスク管理については、審査部門が個別債務者毎に財
務分析、業界動向、資金使途、返済計画等の評価を行っています。評価は、
新規与信実行時及び実行後の自己査定において定期的に行い、常に個別債
務者の信用状況を把握するよう努めています。自己査定とは、債務者区分
及び担保・保証等の状況をもとに、債権の回収の危険性の度合いに応じて
資産の分類を行うものです。自己査定の結果は監査部門における検証を実
施し、集計結果を経営陣に報告しています。
銀行全体の与信ポートフォリオについては、業種集中度合や大口集中度
合等についてのモニタリングを定期的に行い、集中リスクを排除したポー
トフォリオ構築を図っています。このモニタリング結果については定期的
にリスク管理委員会に報告しております。
当行では、行内格付制度を導入しています。行内格付制度は、個別債務
者に信用度に応じた信用格付を付与して分類するもので、当行では、案件
審査、自己査定、与信管理及び与信ポートフォリオのモニタリング等に活
用しています。
当行では、金融検査マニュアル等に則した自己査定及び償却・引当の基
準を定めており、基準に則って自己査定を実施し、適切な償却・引当を行
っています。連結グループにおいても、当行の基準に準じた規定を定め、
自己査定及び償却・引当を実施しています。
貸倒引当金は、償却・引当基準に基づいて計上しており、連結について
は本誌25ページ「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(平
成23年度)」に、当行単体については本誌38ページ「重要な会計方針(平
成23年度)
」に詳しく記載しております。
(2)標準的手法が適用されるポートフォリオに関する事項
当行では、保有資産のリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付は、
貸出金については、経済協力開発機構(OECD)が定めるカントリー・リ
スク・スコア、株式会社格付投資情報センター(R&I)、株式会社日本格付
研究所(JCR)を使用し、有価証券については、経済協力開発機構(OECD)
が定めるカントリー・リスク・スコア、株式会社格付投資情報センター
(R&I)
、株式会社日本格付研究所(JCR)、ムーディーズ・インベスター
ズ・サービス・インク(Moody's)、スタンダード・アンド・プアーズ・
レーティング・サービシズ(S&P)を使用しております。
連結グループにおいても同様の格付機関を使用しています。
57
5.信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続きの概要
信用リスク削減手法とは、担保、保証、貸出金と預金の相殺、クレジット・
デリバティブ等により、保有債権のリスクを削減する手法をいいます。
当行では、貸出等の与信行為を行うにあたり、返済可能性に関する充分な検
証を行っていますが、その上で、信用リスクを軽減するために、担保や保証等
をいただくことがあります。当行が適用している担保や保証の種類としては、
担保では、預金、有価証券、不動産等があり、不動産担保が大半を占めていま
す。保証では、信用保証協会、政府関係機関、地方公共団体、債務者の親会社、
及び法人の代表者による保証などがあります。担保・保証の評価については当
行が定める「融資管理規程」及びそれに付随する各種取扱要領等の行内規定に
基づいて、適切な取扱を行っております。特に不動産担保については、厳正な
担保評価を行うべく、詳細な規定を定めています。連結グループについても、
当行と同様、規定を定め適切な取扱を行っております。
また、当行が貸出金と預金の相殺を行う取引としては、手形貸付、割引手
形、証書貸付、当座貸越、債務保証、外国為替等を対象とし、「融資管理規程」
等の行内規定に基づいて手続を行います。
なお、自己資本比率算出にあたっては、金融庁告示の要件を満たす適格担保
及び適格保証、及び貸出金と自行預金の相殺を、信用リスク削減手法として適
用し、リスクアセットを削減しています。適格担保の内容としては自行預金、
国債、上場株式等、適格保証の内容としては政府関係機関や地方公共団体の保
証が主なものです。
6.派生商品取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要
当行における派生商品取引としては、スワップ関連取引、外国為替先物予約
取引、通貨オプション取引等があります。派生商品取引における取引相手毎に
カレント・エクスポージャー方式(注)により信用リスクを算出し与信限度を
管理しております。
なお、当行では、派生商品取引に係る担保による保全や引当の算定は行って
おりません。
また、一部の派生商品取引では、当行の信用力が低下した場合に、追加的な
担保提供が必要となることがありますが、当行は担保として提供可能な資産を
充分保有しております。
関連グループにおける派生商品取引には、スワップ関連取引がありますが、
当行と同様、取引相手毎にカレント・エクスポージャー方式により信用リスク
を算出しています。
(注)カレント・エクスポージャー方式とは、デリバティブ取引の信用リ
スク計測手段の1つで、取引を時価評価することによって再構築コ
ストを算出し、これに契約期間中に生じるであろう同コストの増加
見込み額(ポテンシャル・エクスポージャー)を付加して算出する
方法です。
7.証券化エクスポージャーに関する事項
(1)証券化エクスポージャーに関するリスク管理の方針及びリスク特性の概要
当行は証券化取引へのオリジネーターとしての関与はありません。
また、当行は投資家として当行以外のオリジネーターによる証券化商品
を購入しております。
当行が保有する証券化エクスポージャーに関しましては、裏付資産の状
況(デフォルト率、期限前償還比率等)、金利動向、証券化市場の動向、
適格格付機関による格付情報等に基づき証券国際部において管理するとと
もに、リスク管理部においてリスク量を計測し、リスク管理委員会に報
告しています。なお、再証券化エクスポージャーはございません。
なお、関連グループにおいては、証券化取引へのオリジネーター等とし
ての関与はなく、証券化エクスポージャーの保有も行っておりません。
(2)証券化エクスポージャーの信用リスク・アセット額算出に使用する方式
当行では、「標準的手法」により証券化エクスポージャーの信用リスク
アセット額を算出しています。
また、当行は、金融庁告示第19号附則第15条の証券化エクスポージャ
ーに関する経過措置を適用しており、保有証券化エクスポージャーの信用
リスク・アセットについては、原資産に平成5年大蔵省告示第55号と平成
18年金融庁告示第19号とを適用した場合の信用リスク・アセット額のう
ち、いずれか大きい額を上限として、計上しております。
(3)証券化取引に関する会計方針
当行が保有する証券化エクスポージャーに関しましては「金融商品会計
に関する実務指針」に従い会計処理をしております。
(4)証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使用す
る適格格付機関
有価証券のリスク・ウェイト判定に使用する適格格付け機関である経済
協力開発機構(OECD)が定めるカントリー・リスク・スコア、株式会社
格付投資情報センター(R&I)、株式会社日本格付研究所(JCR)、ムーデ
ィーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)、スタンダード・
アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ(S&P)を使用しておりま
す。
8.オペレーショナル・リスクに関する事項
(1)オペレーショナル・リスク管理の方針及び手続きの概要
オペレーショナル・リスクとは、内部プロセス・人・システムが不適切
であること、もしくは機能しないこと、または外生的事象が生起すること
から生じる損失にかかるリスクをいいます。
DAISAN BANK REPORT
当行では、オペレーショナル・リスクのうち重要なリスクとして、事務
リスク、システムリスク、法務リスクについて、管理方針を定めるととも
に、管理担当部署を定め、リスクの把握、管理を実施しリスクの軽減等に
努めております。また、それ以外のオペレーショナル・リスクについても、
銀行全体のリスクを掌握し、その問題点、課題を抽出し対応策を検討する
ことを総合的リスク管理方針として定めております。
これらのリスクの状況については、各担当部及びリスク統括部署が毎月
のリスク管理委員会で報告しております。
連結グループのリスクの状況については、「関連会社管理規程」を定め、
重要なリスク管理上の問題点について、関連会社担当部署を通じてリスク
統括部署に報告がなされる体制を整備しています。
(2)オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法
当行では、自己資本比率算出上のオペレーショナル・リスク相当額の算
出にあたっては「基礎的手法」(注)を採用しております。
(注)
「基礎的手法」とは、自己資本比率算出において、オペレーシ
ョナル・リスク相当額を算出するための一手法であり、1年間
の粗利益の15%の直近3年間の平均値をオペレーショナル・リ
スク相当額とするものです。
9.出資等に関するリスク管理の方針及び手続きの概要
出資等のリスク管理につきましては、リスク管理部門において、毎月リスク
を評価し、その状況について、リスク管理委員会に報告しています。
リスク評価の方法としては、上場株式等につきましては、時価評価及びバリ
ュー・アット・リスク(VaR)(注)によりリスク量を計測し、予め定めた損
失限度枠の遵守状況をモニタリングしています。
連結会社の出資等のリスク管理は主に時価評価に基づき実施しております。
(注)VaR…一定の確率の下の予想最大損失額
ターの変動により、保有する資産・負債の価値が変動し損失を被るリスク
をいい、主に、金利リスク、価格変動リスク、為替リスクに分けられます。
当行では、市場リスク量を適切にコントロールするため、リスク管理部
が市場リスクの状況をモニタリングし、リスク管理委員会に報告していま
す。具体的には、計量可能な市場リスクについては市場リスク量を計測し、
また、ストレス・テストやシミュレーション分析を行って、金利・株・為
替市場が大きく変動した場合に、当行が抱える市場リスク量や、当行の損
益がどのように変動するかを試算しています。
リスク管理部がリスク管理委員会に報告する市場リスクの状況について
のモニタリングにおいては、市場リスクが当行の自己資本の状況に対し許
容できる状況に収まっていることを確認するとともに、市場リスクのコン
トロールに関する方針の検討を行っています。
連結グループのリスクの状況については、「関連会社管理規程」を定め、
重要なリスク管理上の問題点について、関連会社担当部署を通じてリスク
統括部署に報告がなされる体制を整備しています。
(2)銀行勘定における金利リスクの算定手法の概要
当行では、銀行勘定(資産・負債勘定のうち、貸出金、預金、有価証券
など)における金利リスクを算定するにあたり、計量可能なリスクについ
ては、べーシス・ポイント・バリュー(BPV)
(注1)
、バリュー・アット・
リスク(VaR)などの計測手法を用いて、計量しております(注2)。また、
バックテスティングにより、計量結果の検証を行っております。
(注1)BPV……………… 金利が0.01%変化した場合の時価損益の変化
(注2)金利リスク量算定にあたり、預金や貸出金の期限前解約・返済
は考慮していません。
10.銀行勘定における金利リスクに関する事項
(1)市場リスクのリスク管理の方針及び手続きの概要
当行が管理するリスクの一つとして、市場リスクがあります。市場リス
クとは、金利、有価証券等の価格、為替等の様々な市場のリスク・ファク
定量的な開示事項
自己資本比率告示第31条第1項第2号イからハまでに掲げる控除項目の対象となる会社のうち、
規制上の所要自己資本を下回った会社の名称と所要自己資本を下回った額の総額
該当ありません。
自己資本の構成及び自己資本比率
項目
資本金
資本剰余金
基本的項目 利益剰余金
(Tier1)
連結子法人等の少数株主持分
控除額(△)
計(A)
補完的項目(Tier2)
(B)
控除項目(C)
自己資本額(D)
信用リスク・アセットの額(E)
オペレーショナル・リスク相当額に係る額((G)/8%)
(F)
リスク・
アセット等 (参考)オペレーショナル・リスク相当額(G)
計(E)+(F)
(H)
自己資本比率(国内基準)=(D)/
(H)×100(%)
Tier1比率=(A)/
(H)×100(%)
(単位:百万円)
平成22年度末
〈単体〉
37,461
32,761
5,300
─
△2,493
73,029
18,736
353
91,412
866,181
53,816
4,305
919,998
9.93
7.93
〈連結〉
37,461
32,759
5,443
1,912
△2,571
75,004
19,432
353
94,083
874,957
55,389
4,431
930,347
10.11
8.06
平成23年度末
〈単体〉
37,461
32,761
6,249
―
△2,464
74,007
15,205
286
88,927
868,319
53,226
4,258
921,545
9.64
8.03
〈連結〉
37,461
32,749
6,393
2,293
△2,516
76,382
15,781
286
91,877
879,770
54,792
4,383
934,563
9.83
8.17
58
所要自己資本の額
(単位:百万円)
平成22年度末
〈単体〉
リスク・アセット
信用リスク(標準的手法)
ソブリン向け
〈連結〉
所要自己資本額
866,181
リスク・アセット
34,647
所要自己資本額
874,957
34,998
2,801
112
2,801
112
65,120
2,604
65,269
2,610
法人等向け
322,339
12,893
315,095
12,603
中小企業等向け及び個人向け
193,691
7,747
194,601
7,784
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
抵当権付住宅ローン
38,424
1,536
38,424
1,536
142,246
5,689
142,246
5,689
三月以上延滞等
5,817
232
5,852
234
信用保証協会等による保証付
6,244
249
6,244
249
31,420
1,256
31,607
1,264
不動産取得等事業向け
出資等
証券化
510
20
510
20
その他
52,551
2,102
67,277
2,691
オフ・バランス取引
オペレーショナル・リスク(基礎的手法)
5,013
200
5,026
201
53,816
2,152
55,389
2,215
総所要自己資本額
36,799
37,213
(注)
1.所要自己資本額=リスク・アセット×4%
2.ソブリンには中央政府、中央銀行、国際決済銀行、地方公共団体、国際開発銀行、地方公共団体金融機構、政府関係機関及び地方三公社を含みます。
(単位:百万円)
平成23年度末
〈単体〉
リスク・アセット
信用リスク(標準的手法)
ソブリン向け
所要自己資本額
879,770
35,190
3,086
123
3,086
123
2,319
58,053
2,322
法人等向け
327,436
13,097
322,923
12,916
中小企業等向け及び個人向け
211,810
8,472
212,529
8,501
抵当権付住宅ローン
31,680
1,267
31,680
1,267
143,172
5,726
143,172
5,726
三月以上延滞等
5,417
216
5,477
219
信用保証協会等による保証付
6,005
240
6,005
240
出資等
28,993
1,159
29,330
1,173
証券化
134
5
134
5
その他
47,889
1,915
62,661
2,506
不動産取得等事業向け
オフ・バランス取引
オペレーショナル・リスク(基礎的手法)
総所要自己資本額
(注)
1.所要自己資本額=リスク・アセット×4%
59
34,732
リスク・アセット
57,985
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
868,319
〈連結〉
所要自己資本額
4,705
188
4,714
188
53,226
2,129
54,792
2,191
36,861
2.ソブリンには中央政府、中央銀行、国際決済銀行、地方公共団体、国際開発銀行、地方公共団体金融機構、政府関係機関及び地方三公社を含みます。
37,382
DAISAN BANK REPORT
信用リスクに関するエクスポージャー及び三月以上延滞エクスポージャーの残高
〈単体〉
(単位:百万円)
平成22年度末
エクスポージャー残高 貸出金、コミットメント
(注1)
及びデリバティブ以外
のオフ・バランス
区分
地域別内訳
合計
1,794,882
1,149,656
534,793
727
23,731
1,756,622
1,141,656
505,865
725
23,731
国外
38,260
8,000
28,928
1
─
166,870
151,958
14,813
─
4,970
農業、林業
3,092
3,090
─
0
124
漁業
1,723
1,689
─
─
504
鉱業、採石業、砂利採取業
残存期間別
内訳
三月以上延滞
エクスポージャー
(注2)
デリバティブ
国内
製造業
業種別内訳
有価証券
1,218
1,216
─
─
─
建設業
88,549
86,241
2,248
─
3,696
電気・ガス・熱供給・水道業
10,270
9,556
703
─
0
7,822
5,822
1,763
─
666
情報通信業
運輸業、郵便業
50,438
45,039
5,368
─
71
卸売業、小売業
116,130
109,783
6,014
3
2,999
金融業、保険業
216,432
55,898
129,863
723
7
不動産業、物品賃貸業
163,427
158,152
5,176
─
5,149
3,976
各種サービス業
129,526
127,276
2,081
─
地方公共団体
142,849
78,113
64,552
─
─
その他
696,528
315,815
302,205
─
1,562
1年以下
376,911
329,182
47,006
148
1年超3年以下
308,932
239,831
68,851
106
3年超5年以下
282,069
164,294
117,542
19
5年超7年以下
138,475
86,582
51,481
304
7年超
516,233
301,000
214,507
148
期間の定めのないもの
172,260
28,765
35,404
─
(注)1.エクスポージャーとは、資産並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。
2.三月以上延滞エクスポージャーとは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヶ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。
(単位:百万円)
平成23年度末
エクスポージャー残高 貸出金、コミットメント
(注1)
及びデリバティブ以外
のオフ・バランス
区分
地域別内訳
合計
1,837,108
1,164,097
567,181
1,114
22,083
1,796,398
1,156,097
535,626
1,111
22,083
国外
40,710
8,000
31,554
2
─
169,593
153,659
15,850
─
4,217
農業、林業
3,673
3,672
─
─
36
漁業
2,102
2,069
─
─
385
鉱業、採石業、砂利採取業
残存期間別
内訳
三月以上延滞
エクスポージャー
(注2)
デリバティブ
国内
製造業
業種別内訳
有価証券
1,232
1,230
─
─
─
建設業
82,728
80,057
2,610
─
3,213
電気・ガス・熱供給・水道業
10,344
9,386
950
─
0
9,299
7,332
1,725
─
490
情報通信業
運輸業、郵便業
47,808
42,007
5,776
0
67
卸売業、小売業
121,288
114,982
5,882
2
3,647
金融業、保険業
235,440
71,201
138,696
1,110
6
不動産業、物品賃貸業
163,667
157,410
6,135
─
5,071
3,749
各種サービス業
128,940
126,866
1,889
─
地方公共団体
141,253
80,021
61,048
─
─
その他
719,735
314,199
326,616
─
1,196
1年以下
392,416
346,566
45,142
257
1年超3年以下
381,621
227,247
154,153
47
3年超5年以下
275,871
159,224
116,411
9
5年超7年以下
143,611
88,715
54,014
799
7年超
481,855
315,751
165,512
─
期間の定めのないもの
161,732
26,593
31,947
─
(注)1.エクスポージャーとは、資産並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。
2.三月以上延滞エクスポージャーとは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヶ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。
60
〈連結〉
(単位:百万円)
平成22年度末
エクスポージャー残高 貸出金、コミットメント
(注1)
及びデリバティブ以外
のオフ・バランス
区分
地域別内訳
合計
1,804,597
1,143,710
534,980
727
24,123
1,766,337
1,135,710
506,051
725
24,123
国外
38,260
8,000
28,928
1
─
167,042
152,042
14,901
─
5,054
農業、林業
3,092
3,090
─
0
124
漁業
1,723
1,689
─
─
504
鉱業、採石業、砂利採取業
残存期間別
内訳
三月以上延滞
エクスポージャー
(注2)
デリバティブ
国内
製造業
業種別内訳
有価証券
1,218
1,216
─
─
─
建設業
88,843
86,484
2,298
─
3,940
電気・ガス・熱供給・水道業
10,270
9,556
703
─
0
7,905
5,822
1,846
─
666
情報通信業
運輸業、郵便業
50,465
45,039
5,395
─
71
卸売業、小売業
116,483
110,136
6,014
3
2,999
金融業、保険業
208,825
48,284
129,870
723
7
不動産業、物品賃貸業
163,492
158,217
5,176
─
5,214
3,976
各種サービス業
129,457
127,276
2,012
─
地方公共団体
142,849
78,113
64,552
─
─
その他
712,926
316,739
302,205
─
1,562
1年以下
373,541
325,812
47,006
148
1年超3年以下
304,931
235,830
68,851
106
3年超5年以下
282,371
164,596
117,542
19
5年超7年以下
138,475
86,582
51,481
304
7年超
516,433
301,200
214,507
148
期間の定めのないもの
188,844
29,688
35,590
─
(注)1.エクスポージャーとは、資産並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。
2.三月以上延滞エクスポージャーとは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヶ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。
(単位:百万円)
平成23年度末
エクスポージャー残高 貸出金、コミットメント
(注1)
及びデリバティブ以外
のオフ・バランス
区分
地域別内訳
合計
1,849,076
1,160,614
567,518
1,114
22,386
1,808,366
1,152,614
535,963
1,111
22,386
国外
40,710
8,000
31,554
2
─
169,681
153,659
15,937
─
4,217
農業、林業
3,673
3,672
─
─
36
漁業
2,102
2,069
─
─
385
鉱業、採石業、砂利採取業
残存期間別
内訳
1,232
1,230
─
─
─
建設業
83,019
80,299
2,660
─
3,455
電気・ガス・熱供給・水道業
10,344
9,386
950
─
0
9,532
7,332
1,958
─
490
情報通信業
運輸業、郵便業
47,836
42,007
5,804
0
67
卸売業、小売業
121,634
115,327
5,882
2
3,647
金融業、保険業
230,590
66,342
138,704
1,110
6
不動産業、物品賃貸業
163,728
157,471
6,135
─
5,132
3,749
各種サービス業
128,871
126,866
1,820
─
地方公共団体
141,253
80,021
61,048
─
─
その他
735,576
314,926
326,616
─
1,196
1年以下
388,299
342,449
45,142
257
1年超3年以下
381,416
227,042
154,153
47
3年超5年以下
275,871
159,224
116,411
9
5年超7年以下
143,611
88,715
54,014
799
7年超
481,966
315,862
165,512
─
期間の定めのないもの
177,910
27,320
32,284
─
(注)1.エクスポージャーとは、資産並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。
2.三月以上延滞エクスポージャーとは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヶ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。
61
三月以上延滞
エクスポージャー
(注2)
デリバティブ
国内
製造業
業種別内訳
有価証券
DAISAN BANK REPORT
個別貸倒引当金、一般貸倒引当金、特定海外債権引当勘定の残高
合計
地域別内訳
個
別
貸
倒
引
当
金
業種別内訳
一般貸倒引当金
特定海外債権引当勘定
〈単体〉
平成22年度
5,075
5,075
─
1,291
2
31
─
997
─
─
10
699
─
728
1,185
─
129
4,457
―
国内
国外
製造業
農業、林業
漁業
鉱業、採石業、砂利採取業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業、郵便業
卸売業、小売業
金融業、保険業
不動産業、物品賃貸業
各種サービス業
地方公共団体
その他
(単位:百万円)
〈連結〉
7,240
7,240
─
1,448
2
31
─
1,240
─
─
14
974
─
785
1,248
─
1,495
5,153
―
〈単体〉
平成23年度
5,576
5,576
─
1,561
─
20
─
1,000
─
─
9
846
─
711
1,321
─
103
3,826
―
7,449
7,449
─
1,640
─
20
─
1,267
─
─
14
1,134
─
741
1,397
─
1,233
4,402
―
業種別貸出金償却の額
(単位:百万円)
〈単体〉
製造業
農業、林業
漁業
鉱業、採石業、砂利採取業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業、郵便業
卸売業、小売業
金融業、保険業
不動産業、物品賃貸業
各種サービス業
地方公共団体
その他
合計
平成22年度
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
〈連結〉
-
-
-
-
0
-
-
0
-
-
-
0
-
67
67
〈単体〉
平成23年度
─
─
─
─
0
─
─
─
─
─
─
─
─
─
0
リスク・ウェイトの区分ごとの信用リスク削減手法の効果を勘案した後の残高
及び自己資本控除した額
リスク・ウェイトの区分
0%
〈連結〉
平成22年度末
〈単体〉
エクスポージャーの額
(格付適用)
エクスポージャーの額
(格付不適用)
〈連結〉
(単位:百万円)
〈連結〉
エクスポージャーの額
(格付適用)
エクスポージャーの額
(格付不適用)
916
525,239
916
525,240
10%
1,188
91,613
1,188
91,613
20%
82,318
3,421
83,065
4,168
35%
─
111,931
─
111,931
50%
56,248
4,352
56,248
4,352
75%
1,992
268,099
1,992
268,099
100%
53,168
536,601
53,168
544,823
100%を超えるもの
─
2,383
─
2,383
自己資本控除
─
353
─
353
195,832
1,543,997
196,579
1,552,967
合計
3
─
─
─
0
─
─
─
─
─
─
─
─
10
14
(注)格付は適格格付け機関が付与しているものに限ります。
エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。
国債、金融機関等国の格付によるものは格付不適用として分類しています。
62
(単位:百万円)
リスク・ウェイトの区分
平成23年度末
〈単体〉
エクスポージャーの額
(格付適用)
エクスポージャーの額
(格付不適用)
〈連結〉
エクスポージャーの額
(格付適用)
エクスポージャーの額
(格付不適用)
0%
903
557,253
903
557,253
10%
178
91,987
178
91,987
20%
110,804
3,116
111,145
3,457
35%
─
92,135
─
92,135
50%
61,060
2,569
61,060
2,569
75%
3,995
291,540
3,995
291,540
57,967
511,165
57,967
522,143
1,000
2,365
1,000
2,365
─
286
─
286
235,910
1,552,420
236,251
1,563,740
100%
100%を超えるもの
自己資本控除
合計
(注)格付は適格格付け機関が付与しているものに限ります。
エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。
国債、金融機関等国の格付によるものは格付不適用として分類しています。
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
信用リスク削減手法が適用された
エクスポージャー額
適格金融資産担保
保証またはクレジット・デリバティブ
平成22年度末
〈単体〉
(単位:百万円)
〈連結〉
平成23年度末
〈単体〉
〈連結〉
22,541
22,541
20,684
20,684
6,847
6,847
5,636
5,636
(注)当行は、適格金融資産担保について包括的手法を用いています。
派生商品取引に関する事項
与信相当額の算出に用いる方式
グロス再構築コストの額
(単位:百万円)
平成22年度末
〈単体〉
〈連結〉
平成23年度末
〈単体〉
カレントエクスポージャー方式
〈連結〉
カレントエクスポージャー方式
158
158
586
586
6
6
86
86
(うち外国為替予約)
1
1
58
58
(うち通貨オプション)
4
4
28
28
151
151
500
500
外国為替関連取引
金利関連取引
(単位:百万円)
与信相当額の担保による
リスク削減手法の効果
派生商品合計
〈単体〉
担保による信用リスク
削減効果前
平成22年度末
担保による信用リスク
削減効果後
〈連結〉
担保による信用リスク
削減効果前
担保による信用リスク
削減効果後
727
727
727
727
外国為替関連取引
148
148
148
148
金利関連取引
578
578
578
578
(注)
派生商品に対する担保はございません。
与信相当額の担保による
リスク削減手法の効果
派生商品合計
〈単体〉
担保による信用リスク
削減効果前
担保による信用リスク
削減効果後
〈連結〉
担保による信用リスク
削減効果前
担保による信用リスク
削減効果後
1,114
1,114
1,114
1,114
外国為替関連取引
249
249
249
249
金利関連取引
864
864
864
864
派生商品に対する担保はございません。
(注)
63
(単位:百万円)
平成23年度末
DAISAN BANK REPORT
(単位:百万円)
与信相当額の算出の対象となる
クレジット・デリバティブの想定元本
平成22年度末
〈単体〉
プロテクションの購入
クレジット・リンク・ローン
プロテクションの提供
―
〈連結〉
プロテクションの購入
―
プロテクションの提供
―
―
(注)
信用リスク削減手法の効果を勘案するためのクレジット・デリバティブはございません。
与信相当額の算出の対象となる
クレジット・デリバティブの想定元本
(単位:百万円)
平成23年度末
〈単体〉
プロテクションの購入
クレジット・リンク・ローン
プロテクションの提供
―
〈連結〉
プロテクションの購入
―
プロテクションの提供
―
―
(注)信用リスク削減手法の効果を勘案するためのクレジット・デリバティブはございません。
証券化エクスポージャーに関する事項
当行が投資家となる保有する証券化
エクスポージャーの額及び種類別の内訳
〈単体〉
(単位:百万円)
平成22年度末
〈連結〉
平成23年度末
〈単体〉
〈連結〉
814
814
420
420
不動産向け
512
512
420
420
その他
302
302
0
0
(注)
オリジネーターとなる証券化エクスポージャーはございません。
再証券化エクスポージャーはございません。
(単位:百万円)
保有する証券化エクスポージャーのリスク・
ウェイト区分毎の残高及び所要自己資本の額
〈単体〉
エクスポージャー残高
平成22年度末
所要自己資本の額
〈連結〉
エクスポージャー残高
所要自己資本の額
20%
─
─
─
50%
─
─
─
─
301
12
301
12
100%
350%
自己資本控除
不動産向け
─
─
─
─
─
303
─
303
─
302
─
302
─
(注)
所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスク・ウェイト×4%
自己資本比率告示附則第15条(証券化エクスポージャーに関する経過措置)を適用している証券化エクスポージャーは含まれておりません。
(単位:百万円)
保有する証券化エクスポージャーのリスク・
ウェイト区分毎の残高及び所要自己資本の額
〈単体〉
エクスポージャー残高
平成23年度末
所要自己資本の額
〈連結〉
エクスポージャー残高
所要自己資本の額
20%
─
─
─
─
50%
─
─
─
─
100%
─
─
─
─
350%
─
─
─
─
286
─
286
─
286
─
286
─
自己資本控除
不動産向け
(注)
所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスク・ウェイト×4%
自己資本比率告示附則第15条(証券化エクスポージャーに関する経過措置)を適用している証券化エクスポージャーは含まれておりません。
再証券化エクスポージャーはございません。
(単位:百万円)
経過措置の適用により算出される
信用リスク・アセットの額
〈単体〉
209
平成22年度末
〈連結〉
209
〈単体〉
134
平成23年度末
〈連結〉
134
(注)
経過措置とは、自己資本比率告示附則第15条において、平成18年3月末において保有する証券化エクスポージャーの信用リスク・アセットの額について、当該証券化エクスポ
ージャーの原資産に対して新告示を適用した場合の信用リスク・アセットの額と旧告示を適用した場合の信用リスク・アセットの額のうち、いずれか大きい額を上限とするこ
とができること。
64
銀行勘定における出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項
貸借対照表計上額、
時価及びその内訳
上場株式
非上場株式等
〈単体〉
貸借対照表計上額
(単位:百万円)
平成22年度末
〈連結〉
うちその他有価証券 貸借対照表計上額
評価損益
評価損益
うちその他有価証券
25,102
1,523
1,523
25,222
1,525
1,525
1,700
―
―
1,772
―
―
(注)
出資として計上している非上場の出資は、非上場株式等に含めています。
(単位:百万円)
貸借対照表計上額、
時価及びその内訳
上場株式
非上場株式等
平成23年度末
〈単体〉
貸借対照表計上額
〈連結〉
うちその他有価証券 貸借対照表計上額
評価損益
評価損益
うちその他有価証券
23,303
1,491
1,491
23,441
1,511
1,511
1,655
―
―
1,728
―
―
(注)
出資として計上している非上場の出資は、非上場株式等に含めています。
(単位:百万円)
出資等又は株式等エクスポージャーの
売却及び償却に伴う損益の額
平成22年度末
〈単体〉
売却益
売却損
726
償却
558
〈連結〉
売却益
1,792
売却損
726
償却
562
1,792
(単位:百万円)
出資等又は株式等エクスポージャーの
売却及び償却に伴う損益の額
平成23年度末
〈単体〉
売却益
売却損
308
償却
565
149
〈連結〉
売却益
売却損
308
償却
736
149
(単位:百万円)
貸借対照表及び損益計算書で
認識されない評価損益の額
平成22年度末
〈単体〉
〈連結〉
平成23年度末
〈単体〉
〈連結〉
子会社・関連法人株式
―
―
―
―
満期保有有価証券
―
―
―
―
(注)
時価が把握可能なエクスポージャーのみ対象としています。
銀行勘定における金利リスクに関して銀行が内部管理上使用した
金利ショックに対する経済的価値の増減額
市場リスク量
リスク量
9,531
平成22年度末
うち金利リスク量
5,392
(注)
市場リスク量は金利リスク及び株式等価格変動リスクについて相関を考慮して算出したリスク量です。
リスク量はバリュー・アット・リスクにより算出しております。
リスク量の算出の前提
保有期間:20日~120日
金利リスクは市場リスクのうち金利変動にかかるリスクです。
65
観測期間:1年
信頼区間:99%
(単位:百万円)
市場リスク量
9,089
平成23年度末
うち金利リスク量
3,717
報酬等に関する開示事項
1.当行(グループ)の対象役職員の報酬等に関する組織体制の整備状況に関す
る事項
(1)「対象役職員」の範囲
開示の対象となる報酬告示に規定されている「対象役員」および「対象
従業員」
(合わせて「対象役職員」)の範囲については以下の通りであります。
① 「対象役員」の範囲
対象役員は当行の取締役および監査役であります。なお、社外取締役お
よび社外監査役を除いております。
② 「対象従業員等」の範囲
当行では、対象役員以外の当行の役員および従業員ならびに主要な連結
子法人等の役職員のうち、「高額の報酬等を受ける者」で当行およびその
主要な連結子法人等の業務の運営または財産の状況に重要な影響を与える
者を「対象従業員等」として、開示の対象としております。
なお、当行の対象役員以外の役員および従業員ならびに主要な連結子法
人等の役職員で、対象従業員等に該当する者はおりません。
(ア)「主要な連結子法人等」の範囲
主要な連結子法人等とは、銀行持株会社または銀行の連結総資産に
対する当該子法人等の総資産の割合が2%を超えるものおよびグルー
プ経営に重要な影響を与える連結子法人等であり、当行においては該
当ありません。
(イ)
「高額の報酬等を受ける者」の範囲
「高額の報酬等を受ける者」とは、当行の有価証券報告書記載の「役
員区分ごとの報酬の総額」を同記載の「対象となる役員の員数」によ
り除することで算出される「対象役員の平均報酬額」以上の報酬を受
ける者を指します。
なお、退職一時金につきましては、報酬等の金額から退職一時金の
全額を一旦控除したものに「退職一時金を在職年数で除した金額」を
足し戻した金額をもって、その者の報酬等の金額とみなし、「高額の
報酬等を受ける者」の判断を行っております。
(ウ)
「グループの業務の運営又は財産の状況に重要な影響を与えるもの」
の範囲
「グループの業務の運営又は財産の状況に重要な影響を与えるもの」
とは、その者が通常行う取引や管理する事項が、当行、当行グルー
プ、主な主要連結子法人等の業務の運営に相当程度の影響を与え、ま
たは取引等に損失が発生することにより財産の状況に重要な影響を与
える者であります。
(2)対象役職員の報酬等の決定について
① 対象役員の報酬等の決定について
当行では、株主総会において役員報酬の上限額を決定しております。株
主総会で決議された取締役の報酬の個人別の配分については、取締役会に
一任されております。また監査役の報酬の個人別の配分については、監査
役の協議に一任されております。
(3)報酬委員会等の構成員に対して払われた報酬等の総額および報酬委員会
等の会議の開催回数
取締役会(当行)
DAISAN BANK REPORT
4.当行(グループ)の対象役職員の報酬等の種類、支払総額および支払方法に
関する事項
対象役職員の報酬等の総額(自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日)
区分
対象役員
(除く社外役員)
人数
13
報酬等
の総額
(百万円)
175
固定報酬
の総額
基本報酬
108
108
株式報酬型
ストック
オプション
―
変動報酬
の総額
基本報酬
16
―
賞与
16
退職慰労金
50
5.当行(グループ)の対象役職員の報酬等の体系に関し、その他参考となるべ
き事項
特段、前項までに掲げたもののほか、該当する事項はございません。
開催回数(平成23年4月1日~平成24年3月31日)
1回
(注)報酬等の総額については取締役会の職務執行に係る対価に相当す
る部分のみを切り離して算出することができないため、報酬等の
総額は記載しておりません。
2.当行(グループ)の対象役職員の報酬等の体系の設計および運用の適切性の
評価に関する事項
(1)報酬等に関する方針について
① 「対象役員」の報酬等に関する方針
当行は、中長期的な企業価値の向上の観点から役員報酬制度を設計して
おります。具体的な役員報酬制度といたしましては、役員の報酬等の構成
を、
・基本報酬
・賞与
としております。
基本報酬、賞与は役員としての職務内容・人物評価・業務実績等を勘案
して決定しております。
役員の報酬等は株主総会において決議された役員報酬限度額の範囲内で
決定しており、第三者による調査にもとづき適正な報酬水準を定め、取締
役会にて決定しております。
なお、監査役の報酬については、株主総会において決議された役員報酬
限度額の範囲内で、社外監査役を含む監査役の協議により決定しておりま
す。
3.当行(グループ)の対象役職員の報酬等の体系とリスク管理の整合性ならび
に報酬等と業績の連動に関する事項
対象役員の報酬等の決定に当たっては、株主総会で役員全体の報酬総額は決
議され、決定される仕組みになっております。また、対象従業員等の報酬等の
決定に当たっては、当行グループの財務状況を勘案のうえ、予算措置を行う仕
組みになっております。
(1)対象役職員の報酬等の決定における業績連動部分について
当行グループは、対象役職員の報酬等の額のうち業績連動部分の占める
割合は小さく、また、リスク管理に悪影響を及ぼす可能性のある報酬体系
は採用しておりません。
66
当行の組織
■本部組織図
平成24年6月30日
株 主 総 会
監 査 役
監 査 役 会
取 締 役 会
常
務
会
営
融資本部
業
本
部
監査役室事務局
企画課
財務課
関連事業課
広報課
ALM室
内部統制室
東京事務所
秘書室
総合企画部
コンプライアンス室
営業統括グループ
営業渉外グループ
住宅機構室
リスク管理部
経済研究所
第一地区本部
第二地区本部
第三地区本部
営業統括部
営業企画部
法人推進部
個人融資部
市場営業課
証券課
証券管理課
投資課
国際業務グループ
金融サービス部
証券国際部
総務課
管財課
融資企画課
資産査定室
総務部
人事課
人材開発課
融資企画部
人事教育部
システム開発課
審査グループ
管理グループ
システム企画部
事務企画課
事務指導役
事務集中課
審査部
事務管理部
監査企画課
検査役
企業支援部
監査部
お客様サービス室
中国ビジネスサポート室
■当行の役員
平成24年6月30日
た に か わ
■取締役会長(代表取締役)
け ん ぞ う
谷川 憲三
い
わ
ま
岩間 弘
■常務取締役
兼執行役員
外山 弘
■常務取締役
兼執行役員
大森 優司
■常務取締役
兼執行役員
伊藤 松司
や
ま
お お も り
い
と
う
ま つ ば ら
■取締役
ゆ
ま
う
つ
ず
き
す
■取締役
兼執行役員
井口 篤
■取締役
兼執行役員
藤田 隆弘
い
ふ
ぐ
じ
ち
た
が
わ
あきら
田畑 宏
■監査役(社外)
土橋 伸好
■執行役員
西村 和浩
た
ど
ば
ば
た
し
に し む ら
な か む ら
■執行役員
お
鈴木 康夫
せ
■監査役(社外)
し
兼執行役員
み
長谷川 彰
じ
■取締役
さ
■監査役
じ ゅ ん じ
や
ま
濱岡 正己
は
ひろし
松原 淳二
す
■常勤監査役(社外)
ひろし
■取締役頭取(代表取締役)兼執行役員
と
は ま お か
ひろし
の ぶ よ し
か ず ひ ろ
ま
さ
お
中村 雅男
し
ぶ
や
みゆき
■執行役員
渋谷 幸
■執行役員
里村 博一
■執行役員
浅野 章
あつし
さ と む ら
た か ひ ろ
あ
さ
の
ひ ろ か ず
あきら
コーポレートアイキャッチ
長年にわたり親しまれているマスコットキャラクター
「さっちゃん」
の笑顔をシンボリックにマーク化し
たもので、お客さまの笑顔を支え、心を温かくするイメージの
「赤い笑顔マーク」
は
「さんぎんブルー」
と
の相性を考慮したデザインとしています。
このコーポレートアイキャッチを浸透させるためにも、全てのお客さまに笑顔になっていただけるよう、
より品質の高いサービスの提供に努めてまいります。
67
トピックス
DAISAN BANK REPORT
■谷川会長がマイウェイ新書を上梓
当行谷川会長が自らの半生を綴った中経マイウェイ新書
「心青春 強く やさしく」
を上梓しました。
本書は、平成23年11月30日から平成24年2月1日まで50回にわたって中部経済新聞に連載した
「マイウェイ」
を改題
し新書化したものです。
この
「中経マイウェイ新書」
シリーズは、中部地方の経営者を対象としたシリーズで、
これまでも企業経営や人生を振
り返り自らの生いたちをはじめ、経営者として経験したこと、様々な局面で感じたこと、苦労話、隠れたエピソードなど経
営者自らが語る
“自分史”
として好評で、谷川会長は三重県の経済人としては初めての本シリーズ執筆となりました。
(平成24年7月中部経済新聞より)
「マイウェイ」の執筆の機会を頂かなければこれ程時間をかけて思い出をさぐりながらじっくりと自分の歩いてきた道をふり返ることは
なかったでしょう。
この企画にお誘い下さった中部経済新聞社に心より感謝申し上げます。
(中略)
私の好きな言葉にレイモンドチャンドラーの「男は強くなければ生きていけない、
やさしくなければ生きていく資格がない」があります。
強さとやさしさを併せもつことが、私の理想の人間像です。妻は長年のつき合いで私のやさしさを理解してくれているようですが、多く
の人に伝わるようこれからも「やさしさ」を大切にしていきたいと思っています。
この先リニアが東京‐名古屋間を四十分で走るのをこの眼で見るのが一つの願いですが、
その時、次の世代が背負っている第三銀
行がどんなすばらしい銀行になっているか楽しみです。
終わりに、本稿執筆に際し、資料・写真の収集等でお世話になった第三銀行、財務省、青森県庁のみなさま、
そして、紙上掲載中熱い
応援と激励を頂いた多くの方々に心からの感謝とお礼を申し上げます。
(あとがきより)
68
■
「100周年記念株主優遇定期預金」
でお得に
■ローンプラザ
株主の皆さまのご支援に感謝しまして、通常の
「株主優遇定期預金」
より優遇内容
をグレードアップし、
「100周年記念株主優遇定期預金」
を取扱いいたします。
当行本支店にご来店できない遠隔地の株主さまからのお申込みは、ダイレクトコ
ールセンター( 0120-33-8654)
で受付いたします。
ご利用いただける方 平成24年3月末時点で、
当行株式1千株以上を保有している株主さま
取
扱
期
●平日
(但し12月31日は除く)
/午前9時∼午後7時
●日曜日/午前9時30分∼午後4時30分
●水曜日・土曜日・祝日/休み
〒511-0867 桑名市陽だまりの丘2丁目2904番地
TEL:0594-32-0322 FAX:0594-32-0365
優遇の内容
【金利上乗せ方式を選択いただいた場合】
100周年記念株主優遇定期預金
(10万円以上100万円以下)
を取扱期間内にお
預け入れいただいた株主さまにスーパー定期1年もの店頭表示金利に0.
5%金利を
上乗せいたします。
【産地直送ギフト方式を選択いただいた場合】
100周年記念株主優遇定期預金
(100万円以上)
を取扱期間内にお預け入れい
ただいた株主さまに下記の9商品の中からお選びいただいた1品をお贈りさせてい
●平日
(但し12月31日は除く)
/午前11時∼午後6時
●日曜日/午前9時30分∼午後4時30分
●土曜日・祝日/休み
●ローンプラザ四日市(四日市支店内・2F)
〒510-0074 四日市市鵜の森2丁目4番15号
TEL:059-351-5820 FAX:059-357-0080
●平日
(但し12月31日は除く)
/午前9時∼午後5時
●日曜日/午前9時∼午後5時
●土曜日・祝日/休み
●ローンプラザ鈴鹿(平田駅前支店内)
〒513-0826 鈴鹿市算所1丁目4番1号
TEL:059-375-2888 FAX:059-378-2016
ただきます。
なお、2口までご利用いただけます。
米沢三元豚ロース200g、
バラ300g、
タレ50g×2袋
〒515-0063 松阪市大黒田町527番地1
TEL:0598-25-1238 FAX:0598-25-1239
●ローンプラザ桑名(陽だまりの丘出張所内)
間 平成24年7月2日(月)∼平成24年10月31日
(水)
1「神田川俊郎」監修の米沢三元豚焼肉
●ローンプラザ松阪(花岡支店内)
2 長崎「ふくみ屋」二段仕込み
角煮卓袱(しっぽく)御膳・牛まん
二段仕込み角煮卓袱御膳210g×2個、牛まん70g×8個
●平日
(但し12月31日は除く)
/午前9時∼午後5時
●日曜日/午前9時∼午後5時
●土曜日・祝日/休み
3 宮城 仙台「利久」牛たん詰合せ
牛たん120g×2袋、牛たんスモークスライス
しお味100g×2袋、テールスープ230g×2袋
●ローンプラザ名張(名張支店内)
〒518-0775 名張市希央台5番町20番地
TEL:0595-62-3281 FAX:0595-64-1295
●平日
(但し12月31日は除く)
/午前9時∼午後7時
●日曜日/午前9時30分∼午後4時30分
●土曜日・祝日/休み
●ローンプラザ津(津支店内・2F)
〒514-0027 津市大門34番12号
TEL:059-222-5767 FAX:059-222-5769
●平日
(但し12月31日は除く)
/午前9時∼午後5時
●日曜日
(第二・第三日曜日)
/午前9時∼午後5時
●土曜日・祝日/休み
てない
4 福岡 博多「福さ屋」
無着色辛子めんたい
無着色辛子明太子380g
5 「あなごの拓海」あなご押すし
あなご押すし220g×2本、
煮詰たれ5g×2本
6 秋田「寛文五年堂」いなにわ手綯うどん
いなにわ手綯うどん300g×3袋、
寛文のつゆ120ml×2箱
●ローンプラザ伊勢(伊勢支店内)
〒516-0037 伊勢市岩渕2丁目5番1号
TEL:0596-28-8131 FAX:0596-28-8136
●平日
(但し12月31日は除く)
/午前9時∼午後5時
●日曜日
(第二日曜日)
/午前9時∼午後5時
●土曜日・祝日/休み
●ローンプラザ名古屋
(名古屋支店内・2F・窓口営業はありません。)
〒450-0002 名古屋市中村区名駅5丁目2番15号
TEL:052-571-7230 FAX:052-582-0468
●平日
(但し12月31日は除く)
/午前9時∼午後5時
●土曜日・日曜日・祝日/休み
●ローンプラザ緑(徳重支店内)
7 三重 松阪「水谷養蜂園」 8 東京 練馬「パティスリー・キャロリーヌ」 9 「ラケーリ」イタリアンジェラート
バニラ・ジャンドゥーヤ(チョコレート)
・
中川二郎シェフ監修のケーキ
ハンガリー産アカシア蜜
アカシア蜜300g×4本
チーズケーキ200g×1個、焼きショコラ300g×1個
カフェラテ・いちご各87ml×各2個
〒458-0801 名古屋市緑区鳴海町字徳重34番1
TEL:052-877-0322 FAX:052-877-0381
●平日
(但し12月31日は除く)
/午前9時∼午後5時
●日曜日/午前9時∼午後5時
●土曜日・祝日/休み
●ローンプラザ大阪
(大阪支店内・3F・窓口営業はありません。)
〒542-0081 大阪市中央区南船場1丁目17番20号
TEL:06-6263-1018 FAX:06-6263-1006
●平日
(但し12月31日は除く)
/午前9時∼午後5時
●土曜日・日曜日・祝日/休み
※写真はイメージであり、実際の商品と異なる場合がございます。
■保険相談窓口(事前予約制)
●暮らしのコンサル広場(P10ご参照)
●営業時間:平日9時∼午後5時
土曜日・日曜日・祝日10時∼午後5時
(但し、12月29日∼1月5日、
4月29日∼5月7日の間の
銀行休業日については休業させていただきます。)
●平田駅前支店内
〒513-0806 三重県鈴鹿市算所1丁目4番1号
TEL:059-378-2337 :0120-338607
●徳重支店内
〒458-0801 名古屋市緑区鳴海町字徳重34番1
TEL:052-877-3347 :0120-338687
69
営業店のご案内
DAISAN BANK REPORT
(平成24年7月2日現在)
■三重県
(64か店)
本 店 営 業 部
松阪市京町510番地
( 0 5 9 8 )2 5 - 0 3 3 3
和 具 支 店
志摩市志摩町和具901番地の1
( 0 5 9 9 )8 5 - 1 3 1 3
桑 名 支 店
桑名市八間通25番地1
( 0 5 9 4 )2 2 - 5 3 3 5
長 島 支 店
北牟婁郡紀北町紀伊長島区長島937番地の6
( 0 5 9 7 )4 7 - 1 3 1 3
陽だまりの丘出張所
桑名市陽だまりの丘二丁目2904番地
( 0 5 9 4 )3 2 - 0 3 2 2
海 山 支 店
北牟婁郡紀北町海山区相賀480番地の163
( 0 5 9 7 )3 2 - 1 2 1 2
伊勢長島支店
桑名市長島町押付525番地の5
( 0 5 9 4 )4 2 - 5 0 5 5
尾 鷲 支 店
尾鷲市朝日町12番1号
( 0 5 9 7 )2 2 - 2 4 1 1
益 生 支 店
桑名市明正町82番
( 0 5 9 4 )2 1 - 5 7 1 1
熊 野 支 店
熊野市木本町475番地
( 0 5 9 7 )8 9 - 3 0 3 3
七 和 支 店
桑名市大字大仲新田541番地の19
( 0 5 9 4 )3 1 - 8 7 0 1
( 0 5 9 7 )8 9 - 4 6 4 6
四日市 支 店
四日市市鵜の森2丁目4番15号
( 0 5 9 )3 5 1 - 6 0 0 0
熊野市役所出張所
御 浜 支 店
熊野市井戸町796番地
南牟婁郡御浜町大字阿田和4926番地の8
( 0 5 9 7 9 )2 - 2 3 2 3
富 田 支 店
四日市市東富田町14番16号
( 0 5 9 )3 6 5 - 3 2 2 1
■愛知県
(18か店)
大 矢 知 支 店
四日市市下之宮町345番地の1
( 0 5 9 )3 6 3 - 3 5 5 3
名 古 屋 支 店
名古屋市中村区名駅5丁目2番15号
( 0 5 2 )5 7 1 - 7 2 3 1
西阿倉川支店
四日市市大字西阿倉川1424番地の1
( 0 5 9 )3 3 2 - 3 1 9 1
本 陣 支 店
名古屋市中村区森田町1丁目4番58号
( 0 5 2 )4 6 1 - 4 4 1 1
中 央 通 支 店
四日市市栄町1番1号
( 0 5 9 )3 5 1 - 4 0 8 1
庄 内 支 店
名古屋市西区庄内通2丁目2番地
( 0 5 2 )5 2 3 - 1 5 2 1
松 本 支 店
四日市市松本3丁目8番5号
( 0 5 9 )3 5 3 - 4 1 3 1
上 飯 田 支 店
名古屋市北区御成通4丁目28番地の1
( 0 5 2 )9 1 1 - 8 1 8 1
日 永 支 店
四日市市日永西2丁目21番15号
( 0 5 9 )3 4 5 - 2 3 7 7
喜 多 山 支 店
名古屋市守山区茶臼前17番21号
( 0 5 2 )7 9 4 - 9 1 1 1
菰 野 支 店
三重郡菰野町大字菰野字甕野1363番地の3
( 0 5 9 )3 9 3 - 1 1 5 8
猪 子 石 支 店
名古屋市名東区香流3丁目1017番地
( 0 5 2 )7 7 6 - 2 2 3 3
鈴 鹿 支 店
鈴鹿市神戸4丁目6番22号
( 0 5 9 )3 8 2 - 1 3 6 1
上 前 津 支 店
名古屋市中区大須4丁目10番59号
( 0 5 2 )2 4 1 - 6 1 4 6
石 薬 師 支 店
鈴鹿市自由ヶ丘1丁目18番3号
( 0 5 9 )3 7 4 - 3 6 8 1
広 路 支 店
名古屋市昭和区広路通7丁目7番地
( 0 5 2 )7 6 2 - 9 1 1 1
平田駅前支店
鈴鹿市算所1丁目4番1号
( 0 5 9 )3 7 8 - 7 7 7 7
堀 田 支 店
名古屋市瑞穂区堀田通6丁目11番地
( 0 5 2 )8 8 2 - 3 9 3 1
住 吉 支 店
鈴鹿市住吉3丁目27番25号
( 0 5 9 )3 7 0 - 0 1 3 0
天 白 支 店
名古屋市天白区原1丁目1801番地
( 0 5 2 )8 0 3 - 4 1 0 1
玉 垣 支 店
鈴鹿市南玉垣町5654番地の1
( 0 5 9 )3 8 2 - 1 1 5 1
新 郊 通 支 店
名古屋市南区寺崎町13番8号
( 0 5 2 )8 2 2 - 6 8 9 1
白子中央支店
鈴鹿市中江島町17番1号
( 0 5 9 )3 8 8 - 3 3 2 2
緑
名古屋市緑区鳴海町字諏訪山150番1
( 0 5 2 )6 2 1 - 6 1 1 1
白 子 支 店
鈴鹿市白子本町9番20号
( 0 5 9 )3 8 6 - 0 1 4 1
徳 重 支 店
名古屋市緑区鳴海町字徳重34番1
( 0 5 2 )8 7 7 - 3 1 3 1
稲 生 支 店
鈴鹿市稲生西3丁目11番18号
( 0 5 9 )3 8 7 - 3 3 5 5
中 川 支 店
名古屋市中川区太平通6丁目21番地
( 0 5 2 )3 5 2 - 1 4 5 1
亀 山 支 店
亀山市東町2丁目2番8号
( 0 5 9 5 )8 2 - 2 1 3 1
八 田 支 店
名古屋市中川区八田本町46番地
( 0 5 2 )3 5 1 - 3 5 3 3
上 野 支 店
伊賀市上野東日南町1673番地の10
( 0 5 9 5 )2 1 - 3 6 2 1
戸 田 支 店
名古屋市中川区戸田5丁目404番地
( 0 5 2 )3 0 3 - 5 3 3 3
名 張 支 店
名張市希央台5番町20番地
( 0 5 9 5 )6 3 - 3 2 1 1
岡 崎 支 店
岡崎市能見通1丁目26番地
( 0 5 6 4 )2 1 - 3 2 6 1
桔梗が丘支店
名張市桔梗が丘2番町5街区71番地
( 0 5 9 5 )6 5 - 5 7 1 1
豊 橋 支 店
豊橋市駅前大通3丁目43番地
( 0 5 3 2 )5 2 - 8 1 5 1
赤 目 支 店
名張市赤目町檀58番地の1
( 0 5 9 5 )6 4 - 3 9 8 8
■岐阜県
(2か店)
津
桑名支店
熊野支店 支
店
津市大門34番12号
( 0 5 9 )2 2 6 - 3 1 8 6
岐 阜 支 店
岐阜市柳ヶ瀬通4丁目13番地
( 0 5 8 )2 6 4 - 8 1 4 1
千 里 支 店
津市河芸町千里ケ丘40番地の17
( 0 5 9 )2 4 5 - 5 0 0 0
大 垣 支 店
大垣市本町1丁目1番地
( 0 5 8 4 )8 1 - 5 1 2 1
一 身 田 支 店
津市一身田町205番地の1
( 0 5 9 )2 3 1 - 1 5 1 1
■大阪府
(6か店)
津 駅 西 支 店
津市一身田上津部田1374番地の2
( 0 5 9 )2 2 5 - 8 1 3 1
大 阪 支 店
大阪市中央区南船場1丁目17番20号
( 0 6 )6 2 7 1 - 1 1 7 1
津 駅 前 支 店
津市羽所町388番地 津三交ビルディング1階
( 0 5 9 )2 2 7 - 3 2 1 1
阿 倍 野 支 店
大阪市阿倍野区阪南町1丁目55番11号
( 0 6 )6 6 2 8 - 1 1 0 1
津 新 町 支 店
津市新町1丁目11番3号
( 0 5 9 )2 2 7 - 5 6 1 1
東 大 阪 支 店
東大阪市旭町22番22号
( 0 7 2 )9 8 4 - 3 3 3 1
津 南 支 店
津市上弁財町1番1号
( 0 5 9 )2 2 7 - 6 3 2 1
八 尾 支 店
八尾市光町1丁目11番地
( 0 7 2 )9 9 7 - 1 1 2 0
高 茶 屋 支 店
津市城山3丁目11番2号
( 0 5 9 )2 3 4 - 8 2 8 2
堺
堺市堺区北安井町2番1号
( 0 7 2 )2 3 8 - 1 7 6 1
久 居 支 店
津市久居中町152番地1
( 0 5 9 )2 5 6 - 4 1 1 1
阪 南 支 店
阪南市舞2丁目1番4号
( 0 7 2 )4 7 1 - 3 3 0 0
嬉 野 支 店
松阪市嬉野中川新町4丁目63番地
( 0 5 9 8 )4 2 - 8 8 3 3
■奈良県
(2か店)
松阪市役所出張所
松阪市殿町1340番地の1
( 0 5 9 8 )2 6 - 3 5 3 3
奈 良 支 店
奈良市三条宮前町49番4号
( 0 7 4 2 )3 6 - 1 3 3 3
松阪マーム支店
松阪市船江町1392番地の27
( 0 5 9 8 )5 1 - 3 5 3 3
桜 井 支 店
桜井市大字桜井260番地の3
( 0 7 4 4 )4 2 - 3 5 2 4
川 井 町 支 店
松阪市川井町772番地の5
( 0 5 9 8 )2 3 - 3 3 8 7
■和歌山県
(5か店)
花 岡 支 店
松阪市大黒田町527番地1
( 0 5 9 8 )2 1 - 1 4 8 5
和 歌 山 支 店
和歌山市六番丁25番地
( 0 7 3 )4 3 1 - 1 2 1 1
愛 宕 町 支 店
松阪市長月町88番地の21
( 0 5 9 8 )2 6 - 6 5 1 1
田 辺 支 店
田辺市今福町85番地
( 0 7 3 9 )2 2 - 6 3 5 1
松 阪 東 支 店
松阪市宮町172番地の1
( 0 5 9 8 )5 1 - 3 8 3 1
古 座 支 店
東牟婁郡串本町中湊497番地の2
( 0 7 3 5 )7 2 - 0 0 9 1
梅村学園前支店
松阪市久保町1339番地の4
( 0 5 9 8 )2 9 - 3 3 3 3
勝 浦 支 店
東牟婁郡那智勝浦町大字勝浦411番地
( 0 7 3 5 )5 2 - 0 0 8 5
櫛 田 支 店
松阪市豊原町1110番地の4
( 0 5 9 8 )2 8 - 5 5 5 1
新 宮 支 店
新宮市神倉4丁目6番36号
( 0 7 3 5 )2 2 - 5 2 8 1
大 石 支 店
松阪市小片野町1218番地の1
( 0 5 9 8 )3 4 - 1 1 1 1
■東京都
(1か店)
明 和 支 店
多気郡明和町大字有爾中201番地の6
( 0 5 9 6 )5 2 - 3 3 0 5
東 京 支 店
伊 勢 支 店
伊勢市岩渕2丁目5番1号
( 0 5 9 6 )2 8 - 3 3 2 2
辻 久 留 支 店
伊勢市二俣1丁目15番7号
( 0 5 9 6 )2 4 - 4 4 1 1
高 柳 支 店
伊勢市曽袮1丁目9番7号
( 0 5 9 6 )2 8 - 6 1 1 1
八 間 通 支 店
伊勢市船江1丁目2番41号
( 0 5 9 6 )2 3 - 5 3 3 3
神 社 口 支 店
伊勢市小木町623番地5
( 0 5 9 6 )3 6 - 3 7 5 1
小 俣 支 店
伊勢市小俣町元町687番地
( 0 5 9 6 )2 3 - 3 3 3 8
鳥 羽 支 店
鳥羽市鳥羽3丁目9番10号
( 0 5 9 9 )2 5 - 3 1 3 1
磯 部 支 店
志摩市磯部町迫間1835番2
( 0 5 9 9 )5 5 - 3 5 1 1
鵜 方 支 店
志摩市阿児町鵜方4026番地4
( 0 5 9 9 )4 3 - 1 3 1 3
浜 島 支 店
志摩市浜島町浜島1345番地
( 0 5 9 9 )5 3 - 2 1 3 1
支
店
本店営業部
支
店
中央区日本橋1丁目14番7号
明治安田生命江戸橋ビル5階
( 0 3 )3 2 7 7 - 3 3 1 1
70
■さんぎんは身近で便利な銀行をめざします。
NETWORK
NET
RK ◆店舗・ローンプラザのご案内
(平成24年7月2日現在)
さんぎんは本店所在地の三重県を中心に、
1都1府5県にわたるネットワーク
∼本支店98か店とローンプラザ8か所、
店舗外キャッシュコーナー118か所∼
でお客様のご利用をお待ちしています。
大垣
岐阜県
岐阜
(2か店)
名古屋市
桑名市
桑名・益生・陽だまりの丘・七和・伊勢長島
ローンプラザ桑名(陽だまりの丘出張所内)
四日市市
四日市・富田・大矢知・西阿倉川
中央通・松本・日永
ローンプラザ四日市(四日市支店内)
鈴鹿市
鈴鹿・石薬師・平田駅前・住吉
玉垣・白子中央・白子・稲生・ローンプラザ鈴鹿(平田駅前支店内)
亀山
(6か店)
上野
大阪
阿倍野
愛知県
(18か店)
岡崎
菰野
大阪府
名古屋・本陣・庄内・上飯田・喜多山
猪子石・上前津・広路・堀田・天白
新郊通・緑・徳重・中川・八田・戸田
ローンプラザ緑(徳重支店内)
東大阪
奈良
八尾
赤目
堺
本店・松阪市役所・松阪マーム
津・千里・一身田・津駅西・津駅前・津新町
津南・高茶屋・久居
ローンプラザ津(津支店内)
明和
鳥羽
川井町・花岡・愛宕町・松阪東
梅村学園前・櫛田・大石・嬉野
ローンプラザ松阪(花岡支店内)
奈良県
(2か店)
和歌山
津市
松阪市
桜井
阪南
桔梗が丘
名張
ローンプラザ名張
(名張支店内)
長島
豊橋
東京都
(1か店)
伊勢市
伊勢・辻久留・高柳・八間通・神社口・小俣
ローンプラザ伊勢(伊勢支店内)
東京
志摩市
三重県
鵜方・磯部・和具・浜島
(64か店)
海山
尾鷲
和歌山県
熊野
熊野市役所
(5か店)
御浜
田辺
新宮
勝浦
本支店(※1)
店舗外キャッシュコーナー(※2)
合 計
三
重
県
64
104
168
愛
知
県
18
5
23
岐
阜
県
2
-
2
大
阪
府
6
1
7
奈
良
県
2
1
3
和 歌 山 県
5
7
12
東
京
合
古座
都
1
-
1
計
98
118
216
※1…ローンプラザを除く
※2…企業内キャッシュコーナー10コーナーを除く
発行 株式会社第三銀行総合企画部
■提携金融機関
〒515-8530 松阪市京町510番地
TEL0598-23-1111
(代)
■インターネットのホームページアドレス
http://www.daisanbank.co.jp
2012年7月発行
平成24年7月2日現在
見やすいユニバーサルデザイン
フォントを採用しています。
●この印刷物は、
再生紙と環境にやさしい
植物油インクを使用しています。
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