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3 子ども家庭課(PDF:746KB)
子ども家庭課事業概要 第 1 節 子ども家庭対策 1. 相談機関 (1)家庭児童相談室 (2)女性相談 (3)母子自立支援員 (4)母子福祉推進委員 (5)堺市発達障害者支援センター (6)堺市配偶者暴力相談支援センター (7)堺市ユースサポートセンター(子ども・若者総合相談センター) 2. 要支援児童及び要保護児童対策 (1)児童虐待防止推進事業 (2)児童養護施設等への措置に伴う事務や支援 3. その他の児童対策 (1)遺児支援事業 (2)母子生活支援施設 (3)助産施設 (4)子育て短期支援事業 4. 障害児福祉対策 (1)在宅乳幼児療育指導教室 (2)情緒障害等幼児通所指導事業(ポニーの学校) (3)難聴乳幼児早期訓練事業 (4)堺市障害児放課後活動等支援事業 (5)堺市障害児施設入浴サービス事業 (6)発達障害者(児)支援事業 5. 母子・父子福祉対策 (1)母子及び寡婦福祉資金貸付制度 (2)堺市総合福祉会館母子福祉センター(社会福祉協議会運営) (3)母子家庭等日常生活支援事業 (4)母子家庭等就業・自立支援センター事業 (5)母子家庭自立支援給付金事業 (6)母子自立支援プログラム策定事業 (7)ひとり親家庭生活支援事業 6. 児童手当 (1)概要 (2)受給要件 (3)費用の負担と所得制限額 (4)支給額 (5)事務及び経費 7. 児童扶養手当 (1)概要 (2)受給者 (3)費用の負担 - 363 - (4)支給要件 (5)支給額 (6)事務及び経費 第 2 節 関係施設等 1. 児童福祉施設 (1)母子生活支援施設 (2)助産施設 (3)児童養護施設 (4)児童家庭支援センター (5)福祉型児童発達支援センター (6)医療型児童発達支援センター 2. 母子福祉施設 (1)母子福祉センター 3. 施設福祉対策 (1)障害者(児)福祉施設 (2)障害児通所教室 - 364 - 子ども家庭課事業概要 子ども家庭課事業概要 第1節 子ども家庭対策 1.相談機関 (1) 家庭児童相談室 ① 家庭児童相談室の業務 各保健福祉総合センターに家庭児童相談室を設置し、児童の養育あるいは発達に関することなど家庭 における児童の問題を幅広く扱っています。 家庭児童相談室相談状況 単位:件(平成23年度) 児 童 虐 待 養 護 ( そ の 他 ) 保 健 肢 体 不 自 由 視 聴 覚 障 害 言 語 発 達 障 害 重 症 心 身 障 害 知 的 障 害 自 閉 症 ぐ 犯 行 為 等 触 法 行 為 等 性 格 行 動 等 不 登 校 適 性 し つ け そ の 他 25,115 4,546 473 80 47 1,595 127 335 142 84 19 630 764 24 171 303 計 34,455 ② 思春期グループ活動 健全な育成を阻害されている児童(被虐待児童等)や学校不適応児童(非行や長期欠席児童等)に 対して、特に家庭環境や親子関係に問題があり、家庭で孤立している思春期児童に対して、小集団の グループ活動・指導を通して自己認識・表現力・決定力などを養い、日常生活への自立意識を助長す ることによって、家庭における適正な児童養育と児童福祉の向上を図っています。 (2) 女性相談 売春防止法の規定にもとづき、各区保健福祉総合センターに女性相談員を1名配置していますが(堺区 は2名) 、今日では、売春のおそれのある女性の保護というよりも、夫の暴力や離婚問題等、日常生活を営 む上でさまざまな悩みを抱える女性について、幅広く相談に応じ、自立援助を行っています。 また、児童を伴っての相談も多く、家庭児童相談室や母子自立支援員等と連携し、多様な問題に対応し ています。 - 365 - 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 相談の主訴 単位:件・%(平成 23 年度) 来庁相談 相談内容 相談件数 夫 等 の 暴 力 酒 乱 ・ 薬 物 中 毒 婚 問 題 等 離 そ の 他 子 ど も の 暴 力 子 育 不 能 ど 養 も そ の 他 親 の 暴 力 親 そ の 他 の 親 族 の 暴 力 族 そ の 他 交 交 際 相 手 か ら の 暴 力 際 相 同 性 間 の交 際 相手 か らの暴 力 手 そ の 他 家 庭 不 和 そ の 他 の 者 の 暴 力 男 女 問 題 そ の 他 居 問 題 住 先 な し 生 活 困 窮 借 金 ・ サ ラ 金 求 職 そ の 他 病 気 精 神 的 問 題 妊 娠 ・ 出 産 そ の 他 純 異 性 交 遊 春 強 要 モ ・ 暴 力 団 関 係 春 防 止 法 5 条 違 反 の 他 計 間 関 係 住 帰 経 済 問 題 医 療 関 係 不 売 ヒ 売 そ 構成比 443 5 332 48 9 5 21 11 16 17 12 1 2 15 5 10 10 19 27 54 8 2 1 4 12 6 0 0 0 0 0 1,095 夫 人 電話相談 相談件数 40.45 0.46 30.32 4.38 0.82 0.46 1.92 1.00 1.46 1.55 1.10 0.09 0.18 1.37 0.46 0.91 0.91 1.74 2.47 4.93 0.73 0.18 0.09 0.37 1.10 0.55 0.00 0 0 0 0 構成比 326 2 267 48 5 8 28 8 9 20 6 1 2 17 6 13 39 10 27 54 10 4 5 3 18 1 3 0 0 0 0 940 100.00 34.68 0.21 28.41 5.11 0.53 0.85 2.98 0.85 0.96 2.13 0.64 0.11 0.21 1.81 0.64 1.38 4.15 1.06 2.87 5.74 1.06 0.43 0.53 0.32 1.91 0.11 0.32 0 0 0 0 100.00 (注)その他の相談(手紙・出張相談等) :158 件 相談処理状況 単位:件(平成23 年度) 処理結果別 婦人保 護施設 に入所 就 職 自 営 結 婚 家庭へ 送 還 福 祉 事務所 へ移送 婦人相 談所・ 婦人相 談員へ 移 送 - - - - 169 72 - 366 - 他府県 の婦人 相談員 (所)へ 移 送 その他 の関係 機関・ 施設へ 移 送 助言・ 指 導 の み その他 3 305 1,638 6 計 2,193 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 (3) 母子自立支援員 各保健福祉総合センターにおいて、母子自立支援員がひとり親家庭の各種相談及び母子・寡婦福祉資金 貸付金の受付などの業務を行っています。 母子自立支援員活動状況 相 談 区 分 住 相談回数 宅 255 母 子 福 祉 資 金 1,875 康 209 寡 婦 福 祉 資 金 56 争 272 公 金 24 就 労 1,033 児 童 扶 養 手 当 160 結 婚 11 生 152 費 134 金 89 他 368 医 家 生 活 一 般 単位:回(平成23年度) 相 談 区 分 相談回数 療 ・ 庭 養 健 紛 育 借 そ の 小 計 養 教 育 58 非 行 8 童 就 職 29 他 103 の 小 計 年 活 保 26 の 売 他 445 計 店 2,502 0 売 1 母子世帯向公営住宅 116 母子福祉施設利用 3 母子生活支援施設 20 ば 設 209 置 た そ の 他 護 税 小 247 児 的 そ 2,371 育 そ 生 活 保 護 こ 小 合 販 計 計 140 5,458 (4) 母子福祉推進委員 堺市長の依頼を受けた概ね各小学校区に1人の母子福祉推進委員が、母子家庭・寡婦の相談及び実態把握 を行っています。任期は2年で平成24年4月1日現在44校区に母子福祉推進委員が置かれています。 (5) 堺市発達障害者支援センター 発達障害者支援法に基づき、 平成 19 年 11 月に堺市立北こどもリハビリテーションセンター内に設置し、 平成 24 年 4 月に堺市立健康福祉プラザの開所に伴い移転しました。 発達障害児(者)やその家族の方たちが地域で安心して生活できるよう、発達障害児(者)やその家族 の方からの日常生活に関わるさまざまな相談をお受けし、関係機関と連携を図りながら、家庭や所属機関 (施設)の支援方法についての助言・情報提供などを行っています。 事業内容は、相談支援のほか発達支援、就労支援などライフステージに応じた支援、関係施設及び関係 機関等に対する普及啓発及び研修などです。 (6) 堺市配偶者暴力相談支援センター 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律に基づき、専門の相談員が配偶者等からの暴力 (DV)被害者からの相談に応じています。 (平成 24 年 7 月開設) 相談機関の紹介や被害者への支援策等の情報提供、助言、関係機関との連絡調整など、各保健福祉総合 センターの女性相談員等関係機関と連携して支援を行います。 - 367 - 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 (7) 堺市ユースサポートセンター(子ども・若者総合相談センター) 学齢期から就労期に至るまでの一貫した相談支援の窓口として、堺市在住の 39 歳以下で、ひきこもり、 不登校、ニート、非行などの困難を抱える子ども・若者及びその保護者・関係者からの相談に対応してい ます。相談機関の紹介や情報提供のほか、自立にむけた支援プログラムやセミナーの開催、居場所づくり などを行っています。 年 度 22 23 のべ相談件数(人) 99 785 ※平成 23 年 1 月設置のため、平成22年度は 3 か月間の件数です。 2.要支援児童及び要保護児童対策 (1) 児童虐待防止推進事業 虐待及び虐待をめぐる子どもの諸問題を解決するため、市の関連部局と関係団体で構成する「堺市子ども 虐待連絡会議」と区単位で設置した「区子ども虐待連絡会議」とが連携し、虐待の発見・予防からサポート に至るまでの諸施策を推進しています。 なお、子ども家庭課に設置された子ども虐待防止ネットワーク事務局が、市全体の虐待通告の把握や各関 係機関の調整、情報の集約、分析等を行うとともに、関係機関の連携強化のため、研修事業等を実施してい ます。 (2) 児童養護施設等への措置に伴う事務や支援 ① 要保護児童を対象とする児童福祉施設 ア.児童養護施設 児童養護施設は、児童福祉法に規定される児童福祉施設の一つで、乳児を除いて保護者のいない児 童、虐待されている児童、その他環境上養護を要する児童を入所させて、その自立を支援することを 目的とする施設です。本市内には、社会福祉法人の施設が 4 箇所設置されています。 児童養護施設一覧 施 設 愛 単位:人(平成 23 年度) 名 社 在 地 電 話 定員 中区八田南之町 219 番地 278-5856 70 泉 ヶ 丘 学 院 中区平井 482 番地 278-0374 90 清 寮 北区東上野芝町 2 丁 499 番地 252-2794 40 園 中区土塔町 2028 番地 237-6161 154 東 育 所 心 光 学 合 計 354 イ.里親 里親とは、保護者の疾病や経済的理由などのために家庭で暮らすことができない子どもたちを、保 護者に代わって引き取り養育する児童福祉法上の制度です。子ども相談所が里親希望者の相談を受け て、希望者が里親の要件を満たしているか否か等の調査を行います。養育里親希望者の場合は厚生労 働省が定める基準に基づく里親研修(施設実習を含む)を受講し、堺市社会福祉審議会児童福祉専門 分科会里親審査部会に諮問した上で、里親登録を行います。 子どもの里親委託に関しては、里親登録者の希望も聞きながら、対象の子どもを選定していき、施 設への面会や外泊を重ね、関係機関とも協議しながら決定します。 また、堺市里親会の事務局を堺市里親支援機関内に置き、里親同志の交流の促進を支援しています。 加えて、市民に対して啓発活動を実施するなど里親制度の推進に努めています。 平成 24 年 3 月 31 日現在、堺市には、25 組の里親が登録されています。また委託児童数は 12 人(堺 市外の里親への委託児童も含む。 )です。 - 368 - 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 ② 児童養護施設への支援 ア.堺市内児童養護施設入所児童臨海学舎事業補助 この臨海学舎は、堺市社会福祉協議会の主催により毎年7月~8月の児童の夏休みを利用して、2泊3 日で行うもので、市内の児童養護施設の入所児童を対象とする行事です。本市は、この事業に対し補 助を行っています。 単位:人・円(平成23年度) 実施年月日 行 先 参加者数 補助金額 京都府舞鶴市 23.7.27~7.29 239 1,444,000 野 原 海 岸 ③ 児童養護施設等への支弁及び補助 ア.措置費の支弁 児童福祉法第 27 条第 1 項第 3 号、第 33 条第 1 項及び第 2 項に規定する措置をとった場合における 同法第 50 条第 7 号及び第 8 号に規定するその児童等の入所後の保護又は委託後の養育につき、同法 第 45 条の基準を維持するための費用(措置費)を、国の定める単価に基づき、児童養護施設等へ支 弁しています。 児童保護措置費支出状況 初日措置 延人員 単位:人・円(平成23年度) 措置費支出額 4,377 1,285,221,116 うち国庫負担対象額 1,276,255,696 イ.児童養護施設事業費等補助 堺市内の児童養護施設において、優れた人材を確保するとともに社会的な信頼を高めることにより、 児童養護施設に措置された児童の処遇向上及び健全育成に資するため、その経費の一部を補助してい ます。 単位:箇所・円(平成23年度) 補助事業名称 対象施設箇所数 補助金額 機能強化推進事業 3 7,160,913 自主監査受審事業 1 200,000 ウ.児童養護施設利用者等サービス向上支援事業補助 児童養護施設における身体障害等を有する児童のための生活援助事業に対し、その経費の一部を補 助しています。 単位:箇所・円(平成23年度) 補助事業名称 対象施設箇所数 補助金額 身体障害等を有する児童のための生活援助事業 4 40,741,840 小学校在籍児童のための学習指導員配置事業 4 2,047,000 定員40人以下の児童養護施設への栄養士配置事業 1 2,214,000 3.その他の児童対策 (1) 遺児支援事業 交通遺児手当制度(堺市交通遺児手当基金条例・堺市交通遺児手当支給要綱) 昭和 45 年に民間篤志家からの寄附金をもとに交通遺児手当基金が創設され、 基金の運用によって生ずる 収益を原資として交通遺児に手当を支給しています。 支給対象、手当額及び手続 ・支給対象者 堺市にお住まいの交通事故で父、又は母等を失った義務教育終了前の児童の養育者です。 - 369 - 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 ・手当額 児童 1 人につき月額 7,000 円(4 月と 10 月に前月分までを支給) ・受給手続 子ども家庭課で受付(印鑑、、事故証明、死亡診断書、養育者の銀行通帳等振込先がわかるもの が必要)しています。 基金額及び手当支給の状況 基 金 額 (年度末) 単位:円・人・世帯(平成23年度) 支給人員(世帯数) 支 給 単 価 182,100千円 4 月期 7,000 10月期 49(32) 47(31) (2) 母子生活支援施設 母子生活支援施設は配偶者のない女子、又はこれに準ずる事情にある女子が、その監護すべき児童の福 祉に欠けるところがあると認めるとき、その保護者と児童を保護する児童福祉施設です。昭和23年12月に 20世帯入居できる旭ヶ丘母子寮を設置し、その後対象者の増加に鑑み、昭和34年6月隣接地に緑ヶ丘母子 寮として20世帯分を増設しましたが、建物が老朽化したので昭和47年8月旭ヶ丘母子寮を鉄筋3階建(1階 保育所、2・3階母子寮)に改築し、緑ヶ丘母子寮は廃止しました。なお、平成10年4月に児童福祉法の改 正に伴い、母子家庭に対し、単に住居を提供し入所者を保護するだけにとどまらず、母子家庭の自立促進 のためにその生活を支援する施設として位置づけ、施設の名称も緑ヶ丘母子ホームと改め運営してきまし たが、建物の老朽化が進んだため平成20年3月に施設を廃止しました。新たな母子生活支援施設について は、平成20年11月に決定した新施設の整備と運営を実施する民間法人による建設工事を経て、平成22年4 月に開所となりました。 (3) 助産施設 経済的理由などによって出産費用が捻出できないような場合、申込みにより指定の病院・助産院を利用 することができる制度です。 これに要する費用は法で認められる費用(対象経費)と慣行料金との間にかなりの差があり、本市では 慣行料金との差額も給付しています。 助産施設措置費支出状況 件 数 単位:件・円(平成23年度) 措置費支出額 349 うち国庫負担対象額 161,008,935 128,485,607 助産施設階層別入所状況 階 層 件 数 A 単位:件(平成23年度) C B 106 1 243 D 2 0 0 計 0 349 (4)子育て短期支援事業 ① 短期入所生活援助(ショートステイ)事業 保護者が疾病、出産、看護、事故等の社会的事由により、家庭での養育が一時的に困難となった児童、 及び緊急一時的に保護を必要とする母子を対象に、原則 7 日以内を限度として指定施設(児童養護施設 等)に入所利用してもらう制度です。 - 370 - 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 利用状況 単位:世帯・人・円(平成23年度) 利用者数 委託料 世帯数 25 41(0) 1,838,900 (注)利用者数の( )内は母親数 ② 夜間養護(トワイライトステイ)等事業 ア. 夜間養護 保護者の仕事等で恒常的に帰宅が夜間にわたる家庭の小学生の児童を対象に、学校終了後概ね午後 10 時まで、又は夜間から引き続き宿泊を伴う場合に、指定施設(児童養護施設等)に通所利用してもらう 制度です。 (宿泊を伴う利用は平成 13 年度から実施) イ. 休日預かり 保護者の仕事等の事由により休日が不在となる家庭の小学校低学年の児童を対象に休日の日中に通 所利用してもらう制度です。 (休日とは、土・日及び祝日、学校の創立記念日等並びに夏休み等の長期休 暇中の全日をいいます) 利用状況 世 帯 数 夜間養護 児 童 数 休日預かり 0 3 夜間養護 単位:世帯・人・円(平成23年度) 委 託 料 休日預かり 0 5 夜間養護 休日預かり 0 28,950 4.障害児福祉対策 (1) 在宅乳幼児療育指導教室 発達上の課題や経過観察の必要がある在宅乳幼児及びその保護者に対して、適切な援助を行うことによ り、当該乳幼児の健全な発達を促進することを目的として、各保健センターで在宅乳幼児療育指導教室を 開催しています - 371 - 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 単位:人(平成 23 年度) 教室名 ひよこA ひよこB 開催回数 月1回 (第 2 金曜) 開催場所 20 北 保 健 センター 月1回 (第 4 金曜) 20 月1回 西 保 健 ひまわり (第 1 金曜) センター 月1回 南 保 健 コ ア ラ (第 2 火曜) センター 月1回 東 保 健 パ ン ダ (第 3 火曜) センター 月1回 堺市総合 ぴこぴこ (第 1 金曜) 福祉会館 ちぬが丘 月1回 ありんこ 保 健 (第 2 金曜) センター 月1回 中 保 健 わんわん (第 3 金曜) センター みつばち 月2回 (第 2 火曜) 定員 美原保健 センター 25 25 20 20 15 25 20 23年度卒後進路状況 保育所 幼稚園 第2もず園 えのきはいむ 第2つぼみ園 めだか・ポニー 在宅・その他 保育所 幼稚園 第2もず園 えのきはいむ 第2つぼみ園 めだか・ポニー 在宅・その他 保育所 幼稚園 第2もず園 えのきはいむ 第2つぼみ園 めだか・ポニー 在宅・その他 保育所 幼稚園 第2もず園 えのきはいむ 第2つぼみ園 めだか・ポニー 在宅・その他 保育所 幼稚園 第2もず園 えのきはいむ 第2つぼみ園 めだか・ポニー 在宅・その他 保育所 幼稚園 第2もず園 えのきはいむ 第2つぼみ園 めだか・ポニー 在宅・その他 保育所 幼稚園 第2もず園 えのきはいむ 第2つぼみ園 めだか・ポニー 在宅・その他 保育所 幼稚園 第2もず園 えのきはいむ 第2つぼみ園 めだか・ポニー 在宅・その他 1 22 2 1 0 11 16 3 11 0 1 0 7 9 5 10 0 1 4 3 7 4 0 0 1 1 8 16 6 7 0 0 0 5 14 1 3 0 0 0 2 9 4 7 1 0 0 11 15 4 7 0 0 1 3 7 - 372 - 運営主体 ス タ ッ フ 職 種 等 所 属 子 ど も 青 少 年 育 成 部 及 び 子 育 て 支 援 部 保健師 心理判定員 家庭児童相 談室職員 北保健センター 子ども相談所 北保健福祉総合 センター 〃 保健師 心理判定員 家庭児童相 談室職員 西保健センター 子ども相談所 西保健福祉総合 センター 〃 保健師 心理判定員 家庭児童相 談室職員 南保健センター 子ども相談所 南保健福祉総合 センター 〃 保健師 心理判定員 家庭児童相 談室職員 東保健センター 子ども相談所 東保健福祉総合 センター 〃 保健師 心理判定員 家庭児童相 談室職員 堺保健センター 子ども相談所 堺保健福祉総合 センター 〃 保健師 心理判定員 家庭児童相 談室職員 ちぬが丘保健 センター 子ども相談所 堺保健福祉総合 センター 〃 保健師 心理判定員 家庭児童相 談室職員 中保健センター 子ども相談所 中保健福祉総合 センター 〃 保健師 心理判定員 家庭児童相 談室職員 保育士 子ども青少年育成 部 美原保健福祉総合 センター 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 在宅乳幼児療育指導教室開催状況 単位:回・人(平成 23 年度) 参 加 人 数 開催回数 実人数 延人数 98 251 1,318 (2) 情緒障害等幼児通所指導事業(ポニーの学校) 市内に居住する、概ね就学前であって、堺市子ども相談所において指導が必要と認められた幼児及びそ の保護者に対し、子ども相談所のプレイルームにおいて母子分離によるグループ指導を行なっています。 幼児グループは、概ね 5 名の集団で心理治療や療育をとり入れ、発達を促すこと等を目的とし、保護者 にはカウンセリングを通して適切な親子関係の構築や、情緒障害等についての知識や情報提供、進路につ いての助言等を行なっています。 教 室 開 催 場 所 前期・後期で各 2 クラスずつ 堺市子ども相談所(堺市堺区旭ヶ丘中町 4 丁 3 番 1 号) 期 間 定 員 開 催 回 数 1 クール 概ね 5 ヶ月間 1 クラス 概ね 5 組 1 クラス 週 1 回 社会福祉法人 大阪手をつなぐ育成会に業務委託 子ども達への指導担当 概ね セラピスト 2 名 母親グループの担当 概ね カウンセラー1 名 保育所 3人 通所教室 1 人 幼稚園 10 人 通園施設 5人 運 営 体 制 23 年 度 の 指 導 終了後の進路状況 情緒障害等幼児通所事業(ポニーの学校)開催状況 開催回数 82 単位:回・人(平成 23 年度) 実人数 延人数 19 332 (3) 難聴乳幼児早期訓練事業 市内に在住する聴覚障害乳幼児等及びその保護者で指導を希望するものに、外来や訪問により、指導・ 助言を実施しています。また、聴覚障害乳幼児に関わる関係機関で希望するものに対し、必要な技術指導 等を行っています。 外来療育等指導の実施場所 大阪府立障がい者交流促進センター内(堺市南区城山台 5-1-2) 補助事業名 在宅支援外来療育等指導 実施場所 位:人(平成 23 年度) 実人数 延人数 大阪府立堺聴覚支援学校 17 670 大阪府立障がい者交流促進センター 19 367 0 0 0 在宅支援訪問療育等指導 施設等支援一般指導 - 373 - 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 (4) 堺市障害児放課後活動等支援事業 障害児の放課後及び土日、祝日、夏休み等の学校が休みとなる期間の余暇活動の場を提供し、その健全 な育成を図るとともに、その家族の就労支援及び一時的な休息の確保を図り、もって障害児及びその家族 の地域生活を支援することを目的とし、障害児の保護者等で構成する団体又は社会福祉法人、NPO法人 等に対して、その活動にかかる費用を補助しています。 旧堺市ファミリーサポートデイサービス事業を拡充し平成 20 年 8 月から実施しています。 ・補助対象事業 市内に居住し、かつ、特別支援学校又は小学校もしくは中学校もしくは高等学校に通学する障害 児の利用が一日あたり平均で 4 人以上あり、創作活動、スポーツ、遊び、生活体験などの活動を 継続して行う事業。 ・補助対象経費 ① 施設借上料 開設場所の借上料(駐車場借上料も含む) ② 人件費 運営スタッフの報酬等に要する経費 ③ 送迎費 開設場所までの送迎支援に要する経費 ④ 設備の維持及び修繕費 ⑤ 初度調弁費 単位:団体・人・円(平成 23 年度) 補助団体数 参加人数 補助総額 15 10,331 27,467,800 (5) 堺市障害児施設入浴サービス事業 自宅での入浴が困難な障害児を施設で入浴させることにより、当該障害児及びその家族の福祉の向上を 図ります。 利用対象者は、本市の区域内に住所を有する者で、次の全てに該当するものです。 ①身体障害者福祉法(昭和 24 年法律第 283 号)第 15 条第 4 項の規定により身体障害者手帳の交付を 受けている者又は療育手帳制度について(昭和 48 年厚生省発児第 156 号厚生事務次官通知)に基 づく都道府県等の規定により療育手帳の交付を受けている者若しくはその交付の対象に準ずると 市長が認める者 ②介護者が自宅で入浴をさせることが困難な者 ③特別支援学校の中学部若しくは中学校に通学している者又はこれらを卒業した者のうち、18 歳に達 する日以後の最初の 3 月 31 日までの間にあるもの (6) 発達障害者(児)支援事業 発達障害の早期発見・早期支援を推進するため、堺市在住で年度内に 5 歳になる幼児を対象に「4・5 歳 児発達相談」を実施し、発達支援コーディネーターを中心に関係機関と連携し、発達障害児とその家族を 就学まで支援しています。 また、養育者が子どもの行動観察や対応への工夫について学び、家庭での観察をグループで持ち寄り、 子どもの行動への適切な対応を考える短縮版ペアレント・トレーニングを「家族のための学習会」として 開催するとともに、支援者研修や発達障害啓発週間等の啓発事業を行っています。 開催状況 単位:回・人(平成 23 年度) 開催回数 参加実人数 4・5歳児発達相談 32 74 家族のための学習会※ 20 26 研修・講演 2 172 ※4回1クール - 374 - 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 5.母子・父子福祉対策 (1) 母子及び寡婦福祉資金貸付制度 貸付の対象者は、母子家庭の母と寡婦の方、及び 40 歳以上の配偶者のない女子(婚姻(事実婚を含む) をしたことのない方を除く)です。ただし寡婦と 40 歳以上の配偶者のない女子で現に子を扶養していない 方の場合、特別な事情のないときは、前年の所得 2,036,000 円以下の場合に限り、貸付の対象となります。 また、就職支度資金・修学資金・就学支度資金・修業資金については、父母のない 20 歳未満の子にも貸 し付けます。 資金一覧 資 金 名 単位:円(平成 24 年 4 月 1 日現在) 資 金 使 途 貸付限度額 償還期間 据置期間 利 子 事 業 開 始 資 金 事業を始めるための資金 2,830,000 7 年以内 1年 ※1 事 業 継 続 資 金 事業を続けるための資金 就 職 支 度 資 金 就職の際に必要な資金 母子家庭の母もしくはその養 育する児童又は寡婦が医療を 受けるのに必要な資金 医 療 介 護 資 金 母子家庭の母又は寡婦が介護 保険法に規定する保険給付に 係るサービスを受けるのに必 要な資金 1,420,000 100,000 7 年以内 6 年以内 6 ヵ月 1年 ※1 ※2 医療期間 満了後 6 ヵ月 ※1 介護を受ける期間 満了後 6 ヵ月 ※1 習得期間 満了後 1 年 ※1 技・医・失 満了後 6 ヵ月 ※1 6 ヵ月 ※1 医療:340,000 特別:480,000 5 年以内 介護:500,000 月額(5 年以内) 68,000 母子家庭の母又は寡婦が知識 自動車運転免許取得 460,000 技能を習得するため又は高等 技能習得資金 学費の前納制など,入学時に必要とな 20 年以内 学校に入学し修学するために る額が月額限度額を超える場合 必要な資金。 816,000 技術 月額 103,000 20 年以内 技能習得中又は医療・介護保険 月額 141,000(技能習得中 5 年以内) 法に規定する保険給付に係る 医療介護 (生計の中心でない者 69,000) サービスを受ける期間中又は 5 年以内 (現に扶養する子のない寡婦等69,000) 生 活 資 金 失業中の期間 失業 5 年以内 母子家庭になって 7 年未満の世 月額 103,000 帯で生活の安定に必要な資金 8 年以内 (生計の中心でない者 69,000) 住宅の増改築(補修)に必要な 資金 公営住宅等に入居する時の敷 転 宅 資 金 金等にあてる資金 児童又は寡婦が扶養している 就 学 支 度 資 金 子が、高校、大学等に入学の際 必要な資金 住 宅 資 金 1,500,000 (特別な場合)2,000,000 6 年以内 7 年以内 6 ヵ月 ※1 260,000 3 年以内 6 ヵ月 ※1 別表1のとおり 別表1の 卒業後 6 ヵ月 とおり 月額(5 年以内) 68,000 児童又は寡婦が扶養している 自動車運転免許取得 460,000 習得期間 修 業 資 金 子が知識技能を習うため必要 6 年以内 ただし、高校 3 年生在学時に就職を希 満了後 1 年 な資金 望する児童 母子家庭の子又は寡婦が扶養 結 婚 資 金 している子の結婚に必要な資 300,000 5 年以内 6 ヵ月 金 児童又は寡婦の扶養している 別表 2 の 修 学 資 金 子が、高校・大学等の修学に必 別表 2 のとおり 卒業後 6 ヵ月 とおり 要な資金 (注) 1.※1:年1.5%の利子かかかります。ただし、連帯保証人を立てた場合は無利子となります。 - 375 - 無利子 無利子 ※1 無利子 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 2.※2:母にかかる場合は、年 1.5%の利子がかかります。ただし、連帯保証人を立てた場合は無利子となります。 子にかかる場合は、無利子となります。 3.他要件があります。詳しくは窓口へお問い合わせください。 4.これらの貸付金は、借金返済等のためにあてることはできません。 また、既に貸付の目的となる事業計画等に着手した場合や、学校の入学金等をすでに納入した場合などは、貸付の対象 となりません。 5.この貸付金は、借り入れ申し込みから貸付金の交付までに日数を要しますので、弾力的な資金計画をたて早めに保健福 祉総合センターでご相談ください。 別表1(就学支度資金) 区 単位:円 貸 付 限 度 額 分 自宅通学 自宅外通学 小 学 校 39,500 中 学 校 46,100 高 校 高 償還期間 20 年以内 専 150,000 (私 立)410,000 160,000 (私 立)420,000 150,000 160,000 5 年以内 (国公立)370,000 (私 立)580,000 (国公立)380,000 (私 立)590,000 20 年以内 90,000 100,000 5 年以内 専修(高等課程) 専修(一般課程) 大 学 短 大 専修(専門課程) 修 業 施 設 別表2(修学資金) 単位:円 貸 付 限 度 額 (月 額) 学 校 等 種 別 自 宅 通 学 国公立 自宅外通学 高 等 学 校 専 修 学 校 (高等課程) 自 宅 通 学 私 立 自宅外通学 自 宅 通 学 国公立 自宅外通学 高 等 専 門 学 校 自 宅 通 学 私 立 自宅外通学 自 宅 通 学 国公立 自宅外通学 短 期 大 学 専 修 学 校 (専門課程) 自 宅 通 学 私 立 自宅外通学 自 宅 通 学 国公立 自宅外通学 大 学 自 宅 通 学 私 立 自宅外通学 専 修 学 校 ( 一 般 課 程 ) 学 1 年 18,000 27,000 23,000 34,500 30,000 45,000 35,000 52,500 21,000 31,500 22,500 33,750 32,000 48,000 35,000 52,500 45,000 67,500 51,000 76,500 53,000 79,500 60,000 90,000 45,000 67,500 51,000 76,500 54,000 81,000 64,000 96,000 31,000 46,500 2 年 18,000 27,000 23,000 34,500 30,000 45,000 35,000 52,500 21,000 31,500 22,500 33,750 32,000 48,000 35,000 52,500 45,000 67,500 51,000 76,500 53,000 79,500 60,000 90,000 45,000 67,500 51,000 76,500 54,000 81,000 64,000 96,000 31,000 46,500 - 376 - 年 3 年 18,000 27,000 23,000 34,500 30,000 45,000 35,000 52,500 21,000 31,500 22,500 33,750 32,000 48,000 35,000 52,500 償還 期間 別 4 年 45,000 67,500 51,000 76,500 53,000 79,500 60,000 90,000 5 年 45,000 67,500 51,000 76,500 53,000 79,500 60,000 90,000 20 年 以 内 45,000 67,500 51,000 76,500 54,000 81,000 64,000 96,000 45,000 67,500 51,000 76,500 54,000 81,000 64,000 96,000 5年 以内 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 (注) 1.専修学校(高等課程・専門課程)は、日本学生支援機構・大阪府育英会貸与対象校のみ貸付対象です。 2. 専修学校(一般課程)は、上記以外の専修学校が対象ですが、予備校は対象外です。 3.下段書きの金額については、修学に係る直接必要な経費(例:授業料、通学費、教科外活動費)が、上段金額では賄い きれないなどで必要と認められる場合に適用される限度額です。 4.日本学生支援機構(無利子貸与分)から学資を受けている場合は、特別分限度額(下段金額)と一般分限度額(上段金 額)の差額の範囲内での貸付となります。 母子・寡婦福祉資金貸付状況 貸付用途 単位:件・円(平成 23 年度) 件 数 貸付金額 貸付用途 件 数 貸付金額 事業開始資金 0 0 住 宅 資 金 1 300,000 事業継続資金 0 0 転 宅 資 金 7 1,539,500 就職支度資金 0 0 修 学 資 金 634 479,314,016 医療介護資金 0 0 就学支度資金 111 35,981,277 技能習得資金 22 13,008,056 修 業 資 金 4 1,970,000 生 活 資 金 6 4,784,000 特例児童扶養資金 0 0 結 婚 資 金 0 785 536,896,849 0 計 (注)1.件数、貸付金額は、継続貸付金も含む。 母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計財政状況 項 目 一 般 会 計 繰 入 金 母子寡婦福祉資金元利収入 収 母子寡婦福祉資金貸付事業債 入 繰 越 金 合 計 事 務 費 支 母子寡婦福祉資金貸付金 出 合 計 収 支 差 引 残 額 単位:千円(平成 23 年度) 決算額 108,911 231,986 211,758 65,098 617,753 3,652 536,896 540,548 77,205 (2) 堺市総合福祉会館母子福祉センター(社会福祉協議会運営) 母子・父子家庭及び寡婦を対象に楽しく学びながら、教養を身につけ、生活の向上を図るための事業と して、パソコン・簿記・きりえ教室等の各種事業を実施しています。 (3) 母子家庭等日常生活支援事業(平成16年度より、母子家庭・寡婦及び父子家庭介護人派遣事業の改編) 母子家庭、父子家庭で、次のような事由で日常生活を営むのに支障がある場合、家庭生活支援員を派遣 し、食事・掃除・買い物などの家事援助サービスを提供している。 ① 社会的事由(疾病、看護、事故、災害、出張、冠婚葬祭など) ② 自立促進に必要な事由(技能習得のための通学、就職活動など) ③ 母子家庭等となって間がなく、生活環境が激変し、日常生活を営むのに特に大きな支障が生じている とき。 派遣回数は、派遣事由につき上限が 30 回、通常派遣回数 1 回当たりの利用時間の上限は 3 時間、 派遣期間は、その事由が継続している期間で、母子家庭となって間がない場合を除き 3 ヵ月以内の派 遣を行っている。年間利用時間の上限は 150 時間。 派遣回数 派遣時間 単位:回・時間(平成23年度) 78 198 - 377 - 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 (4) 母子家庭等就業・自立支援センター事業 母子家庭等の生活の自立と安定を図る事を目的に就業相談、パソコン講習等の就業支援講習会の実施、 就業情報の提供等一貫した就業支援サービスと養育費の取得等の法律相談を行っています。 (5) 母子家庭自立支援給付金事業 ① 自立支援教育訓練給付金事業 雇用保険の教育訓練給付の受給資格のない母子家庭の母が、教育訓練講座を受講し、修了した場合に、 経費の 20%(上限 10 万円)を支給しています。 ② 高等技能訓練促進費等事業 母子家庭の母の就職に役立つ看護師等の資格を取得するため、養成機関で 2 年以上修業する場合に、修 業期間中月額 100,000 円(平成 23 年 3 月 31 日までに入学した者は月額 141,000 円) 、市民税課税世帯は月 額 70,500 円の高等技能訓練促進費を支給しています。また、入学金の負担を考慮した額を一時金として養 成機関修了後に 5 万円(市民税課税世帯は 25,000 円)の入学支援修了一時金を支給しています。 (6) 母子自立支援プログラム策定事業 児童扶養手当受給者の生活状況等に応じた自立目標や支援内容等について自立支援プログラムを策定し、 きめ細やかで継続的な自立・就労支援を行なっています。 (7) ひとり親家庭生活支援事業 ひとり親家庭となって間もない方など、悩みを抱える方が集い、相互に交流や情報交換を図りながら今 後の生活設計に役立てる場を設け、家庭生活の安定及び早期自立する為の意欲形成を図る支援を行ってい ます。 6.児童手当 (1) 概 要 児童手当制度は、児童を養育している人に手当を支給することにより、家庭等における生活の安定に寄 与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的としています。昭和 47 年に発 足しました。 本制度は、国・都道府県・市町村および自業主とがそれぞれの立場や役割に応じて支給に要する費用を 負担しています。 (2) 受給要件 手当は、15 歳に達した日以後最初の 3 月 31 日まで(中学校修了前)の児童を養育している人に対して 支給されます。 なお、監護および一定の生計維持関係があることと、受給資格者の前年(1 月分から 5 月分までについ ては前々年)の所得が所定の限度額未満であることが条件となります。所得制限限度額以上の場合は、当 面の間、特例給付の支給をします。 児童福祉施設(保育所、通所施設を除く)に入所している児童は、施設設置者を通じて支給します。 - 378 - 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 (3) 費用の負担と所得制限額 費用の負担割合 区 分 負 受 給 者 担 割 合 事業主 国 都道府県 市町村 0歳~3歳未 会 社 員 等 ( 被 用 者 ) 満 農業・自営業等(非被用者) 3歳以上~ 第1子・第2子 小学校修了 第3子 前 21/45 16/45 4/45 4/45 - 4/6 1/6 1/6 - 4/6 1/6 1/6 - 4/6 1/6 1/6 小 学 校 修 了 後 ~ 中 学 校 修 了 前 - 4/6 1/6 1/6 公 務 員 所得制限限度額 扶養親族 及び児童数 国・地方公共団体がそれぞれ全額負担 単位:円 所得制限限度額(控除後) (23 年分) 0 人 6,220,000 1 人 6,600,000 2 人 6,980,000 3 人 7,360,000 4 人 7,740,000 以下扶養親族及び児童数が 1 人増すごとに 38 万円加算 (4) 支 給 額 手当額は、児童 1 人につき 3 歳未満月額 15,000 円、3 歳以上小学校修了前月額 10,000 円(ただし、第 3 子以降は月額 15,000 円) 、中学生月額 10,000 円となります。所得制限限度額以上のときは、児童 1 人につ き一律月額 5,000 円となります。 手当は、10 月、2 月、6 月にそれぞれの前月分までが支給されます。 (5) 事務及び経費 児童手当事務費の交付金は平成 16 年度から廃止。 7.児童扶養手当 (1) 概 要 児童扶養手当制度は、父母の婚姻の解消等により父と生計を同じくしていない児童の母がその児童を監 護しているとき、又は当該児童の母以外の者が母にかわって養育しているとき、その母又は養育者に対し て児童の福祉の増進を図ることを目的として、昭和 37 年に発足しました。 また、法改正により、平成 22 年 8 月から父子家庭の生活の安定と自立の促進を図るため、母と生計を同 じくしない児童を監護し、かつ、生計を同じくする父に対し、平成 24 年 8 月分からは父(又は母)がDV 保護命令を受けた児童に対し、支給対象が拡大されました。 - 379 - 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 (2) 受 給 者 児童扶養手当は、次のいずれかに該当する 18 歳に達する日以後の最初の 3 月 31 日までの児童(特別児 童扶養手当を受給、又同等の障害の程度にある児童は 20 歳未満)を監護している母、児童を監護し、かつ、 生計を同じくする父又は父母に代わってその児童を養育(児童と同居し、監護し、生計維持をしているこ と)している人に支給されます。 ① 父母が婚姻を解消した児童 ② 父又は母が死亡した児童 ③ 父又は母が政令に定める重度の障害を有している児童 ④ 父又は母の生死が明らかでない児童 ⑤ 父又は母から 1 年以上遺棄されている児童 ⑥ 父又は母が裁判所からのDV保護命令を受けた児童 ⑦ 父又は母が法令により引き続き 1 年以上拘禁されている児童 ⑧ 母が婚姻によらないで懐胎した児童 ただし、対象児童が次のいずれかに該当するときは、手当は支給されません。 ・対象児童が日本国内に住所がないとき ・対象児童が里親に委託されたり、児童福祉施設(母子生活支援施設、保育所、通園施設を除く)に入 所しているとき ・その児童が父又は母の死亡について支給される公的年金給付や遺族補償を受けることができるとき や、父又は母に支給される公的年金給付の額の加算の対象となっているとき等の場合 (3) 費用の負担 児童扶養手当の支給に必要な経費の負担割合は国 1/3、福祉事務所設置市町 2/3(その他の町村は都道 府県 2/3)です。 (平成 18 年 4 月から) (4) 支給要件 受給者の前年(1 月から 6 月までの請求は前々年)の所得が、所得制限度額未満であること。 所得制限限度額 扶養親族等の数 0 1 2 3 4 5 人 人 人 人 人 人 備 考 単位:円 所得制限限度額(控除後) (平成 23 年分) 本 人 孤児等の養育者、 配偶者、扶養義務者 全部支給 一部支給 190,000 1,920,000 2,360,000 570,000 2,300,000 2,740,000 950,000 2,680,000 3,120,000 1,330,000 3,060,000 3,500,000 1,710,000 3,440,000 3,880,000 2,090,000 3,820,000 4,260,000 以下、扶養親族1人増すごとに 380,000 円加算 ・70 歳以上の老人扶養親族があるときは、 ・70 歳以上の老人扶養親 1 人につき 100,000 円 加算 族があるときは、 ・19 歳~22 歳の特定扶養親族、16 歳~18 歳の控除 1 人につき 対象扶養親族があるときは、 60,000 円 加算 1 人につき 150,000 円 加算 - 380 - 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 (5) 支給額 児童扶養手当の額は、次表のとおりです。 支払いは、毎年 4 月、8 月、12 月の年 3 回払いで受給者の指定した金融機関の口座に振り込まれます。 手当の月額 児童数 1 人 2 人 3 人 備 考 (平成 24 年 4 月分から) 全部支給 41,430 円 46,430 円 49,430 円 一 部 支 給 41,420~ 9,780 円(10 円単位) 46,420~14,780 円( 〃 ) 49,420~17,780 円( 〃 ) 以降 1 人増すごとに 3,000 円を加算 児童扶養手当受給状況 単位:人(平成24年3月31日現在) 受給者数 10,377 (6) 事務及び経費 児童扶養手当事務費の交付金は平成 16 年度から廃止。 - 381 - 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 第2節 関係施設等 1.児童福祉施設 (1) 母子生活支援施設 配偶者のない女子またはこれに準ずる事情にある女子とその者の監護すべき児童を入所させて保護する とともに、自立促進のために生活を支援することを目的とする施設です。 (2) 助産施設 保健上必要があるにもかかわらず、経済的理由により、入院助産を受けることのできない妊産婦を受け 入れて、助産の実施を行う施設です。 (3) 児童養護施設 乳児を除いて、保護者のない児童、虐待されている児童、その他環境上養護を要する児童を入所させて これを養護し、あわせて、その自立を支援する施設です。 ・施設一覧は、第1節子ども家庭対策 2要支援児童及び要保護児童対策参照 (4) 児童家庭支援センター 地域の児童の福祉に関するさまざまな問題について、専門的な相談を行ったり、児童相談所、児童福祉 施設等関係機関の連絡調整を行うことを目的とする施設です。 (5) 福祉型児童発達支援センター 知的発達に遅れなどのある幼児について、保育・療育を行い、子どもたちの豊かな発達と自立を目的と しています。 (6) 医療型児童発達支援センター 肢体に不自由のある乳幼児について、保育・訓練を行い、子どもたちの豊かな発達と自立を目的として います。 児童福祉施設数 (平成24年4月1日現在) 区 母 子 生 分 設 1 設 3 設 4 児 童 家 庭 支 援 セ ン タ ー 1 福祉型児童発達支援センター 3 医療型児童発達支援センター 2 助 児 活 産 童 支 施 設 数 援 施 施 養 護 施 2.母子福祉施設 (1) 母子福祉センター 無料または低額な料金で母子家庭に対して、各種の相談に応じるとともに、生活指導及び生業の指導を 行う等母子家庭の福祉のための便宜を総合的に供与することを目的とする施設です。 施 設 名 所 在 地 堺区南瓦町2番1号 堺市総合福祉会館 (堺市総合福祉会館内) 母子福祉センター 223-9862 ※ 敷地面積㎡ 総合福祉会 館の一部 延床面積㎡ 152 経営主体 開設年月日 (福)堺市社会 福祉協議会 昭和61.11.4 (注)※は無認可施設 - 382 - 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 3.施設福祉対策 障害者の施設に対するニーズは、年齢別、障害別、又、その程度等によって様々に異なります。今後の施 設整備は、障害者のライフサイクルにおける多様なニーズに対応できるような施設づくりを進める必要があ ります。 (1) 障害者(児)福祉施設 ① えのきはいむ 知的発達に遅れなどのある幼児について、保育・療育を行い、子どもたちの豊かな発達と自立を目的 としています ア.施設の沿革 昭和 44 年 6 月 昭和 49 年 4 月 昭和 53 年 4 月 平成 16 年 4 月 開設 医療法人サヂカム会に委託(重度心身障害児通園施設) 本市直営となる。 認可施設として開園(知的障害児通園施設) 堺市社会福祉事業団を指定管理者とする。 イ.施設の概要 種 別 所 在 地 敷 地 面 積 建物構造・面積 管 理 運 営 定 員 福祉型児童発達支援センター 堺市西区浜寺石津町東 3 丁 11-8 4,484 ㎡ 鉄筋コンクリート造 平屋建 延 987 ㎡ 社会福祉法人堺市社会福祉事業団が指定管理者として代行 60 人 ウ.在籍児童数の状況 単位:人(平成24年4月1日現在) 在籍児童数 46 ( 進 路 先 ) 特別支援学校、特別支援学級、 保育所、幼稚園 ② 北こどもリハビリテーションセンター 心身に障害のある子ども及びその疑いのある子どもの早期療育体制の充実と福祉の増進を図るための 総合施設として設置されました。 所 在 地 堺市西区上野芝町 2 丁 敷 地 面 積 5,726 ㎡ 建 築 面 積 2,694 ㎡ 延 床 面 積 4,960 ㎡ 建 物 構 造 鉄筋コンクリート造 地下 1 階・地上 2 階 管 理 運 営 社会福祉法人堺市社会福祉事業団が指定管理者として代行 同センターには、次の施設が置かれています。 ア.第1もず園 肢体に不自由のある乳幼児について、保育・訓練を行い、子どもたちの豊かな発達と自立を目的と しています。 (ア) 施設の沿革 昭和 28 年 4 月 肢体不自由児の実態調査を機会に肢体不自由児父母の会を結成、その後、毎月1 回の療育指導を開始。 昭和 44 年 4 月 開園。 (堺市社会福祉協議会に委託) 昭和 50 年 4 月 本市の直営となる。 平成 15 年 4 月 現在地に移転し、名称を第 1 もず園に改称。 平成 16 年 4 月 堺市社会福祉事業団を指定管理者とする。 (イ) 施設の概要 種 別 医療型児童発達支援センター - 383 - 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 延 床 面 積 定 員 (ウ) 3,656 ㎡ 30 人 在籍児童数の状況 単位:人(平成24年4月1日現在) 在籍児童数 23 ( 進 路 先 ) 特別支援学校、特別支援学級、 保育所、幼稚園 イ.第2もず園 知的発達に遅れなどのある幼児について、保育・療育を行い、子どもたちの豊かな発達と自立を目 的としています。 (ア) 施設の沿革 昭和 32 年 8 月 大阪府が堺市旭ヶ丘中町 4 丁に定員 30 名で開設 昭和 46 年 5 月 現在地に改築移転、定員 90 名に増員 平成 12 年 4 月 大阪府より移管を受け、堺市立百舌鳥学園となる。 平成 15 年 4 月 名称を第2もず園に改称。定員 40 名とする。 平成 16 年 4 月 堺市社会福祉事業団を指定管理者とする。 (イ) 施設の概要 種 別 福祉型児童発達支援センター 延 床 面 積 1,303 ㎡ 定 員 40 人 (ウ) 在籍児童数の状況 単位:人(平成24年4月1日現在) 在籍児童数 39 ( 進 路 先 ) 特別支援学校、特別支援学級、 保育所、幼稚園 ウ.もず診療所 リハビリテーションの必要な子ども及びその疑いのある子どもを対象に診療及び訓練を行ってい ます。 診療科目 小児科、整形外科、リハビリテーション科 ③ 南こどもリハビリテーションセンター 心身に障害のある子ども及びその疑いのある子どもの早期療育体制の充実と福祉の増進を図るための 総合施設として設置されました。 所 在 地 堺市南区城山台 5 丁 敷 地 面 積 5,871 ㎡ 建 築 面 積 2,850 ㎡ 延 床 面 積 5,575 ㎡ 建 物 構 造 鉄筋コンクリート造 地下 1 階・地上 4 階(本館) 管 理 運 営 社会福祉法人堺市社会福祉事業団が指定管理者として代行 同センターには、次の施設が置かれています。 ア.第1つぼみ園 肢体に不自由がある乳幼児について、保育・療育訓練を行い、子どもたちの豊かな発達と自立を目 的としています。 (ア) 施設の沿革 平成 6 年 4 月 認可施設として開園(堺市社会福祉事業団に委託) 平成 16 年 4 月 堺市社会福祉事業団を指定管理者とする - 384 - 子ども家庭課 子ども家庭課事業概要 施設の概要 種 別 医療型児童発達支援センター 延 床 面 積 2,846 ㎡ 定 員 40 人 (ウ) 在籍児童数の状況 単位:人(平成24年4月1日現在) (イ) 在籍児童数 34 ( 進 路 先 ) 特別支援学校、特別支援学級、 保育所、幼稚園 イ.第2つぼみ園 知的発達に遅れなどのある幼児について、保育・療育を行い、子どもたちの豊かな発達と自立を目 的としています。 施設の沿革 平成 6 年 4 月 認可施設として開園(堺市社会福祉事業団に委託) 平成 16 年 4 月 堺市社会福祉事業団を指定管理者とする (イ) 施設の概要 種 別 福祉型児童発達支援センター 延 床 面 積 1,490 ㎡ 定 員 50 人 (ウ) 在籍児童数の状況 ( 進 路 先 ) 単位:人(平成24年4月1日現在) 特別支援学校、特別支援学級、 在籍児童数 49 保育所、幼稚園 (ア) ウ.つぼみ診療所 リハビリテーションの必要な子ども及びその疑いのある子どもを対象に診療及び訓練を行ってい ます。 診療科目 小児科、整形外科、リハビリテーション科 (2) 障害児通所教室 めだか親子教室 発達上、何らかのつまずきや課題がある子どもとその保護者に対して「親子で遊ぶ」ことを通して支援 していきます。 (平成23年度) 開 催 場 所 南・北こどもリハビリテーションセンター:月木曜クラス・火曜クラス・金曜クラス 及びクラス 開 催 回 数 月木曜クラス :週 2 回 火曜クラス・金曜クラス :週 1 回 定 月木曜クラス :概ね 30 名(定員内で随時入所) 火曜クラス・金曜クラス :概ね 60 名(定員内で随時入所) 員 保育担当職員 保育士、児童指導員(8 名) 平成23年度 幼稚園:40 名,児童発達支援センター:21 名,保育所:19 名 退所後進路 - 385 - 子ども家庭課