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US Topics 2016年9月8日号
US Topics PwCが発行している「What's new on CFOdirect」から米国関連記事を翻訳・掲載しています。 What's new on CFOdirectの原文はPwC CFOdirectからアクセスできます。 http://www.pwc.com/us/en/cfodirect/newsletters.html 各項目の詳細については、タイトルをクリックしてください。 Week of September 8, 2016 会計および財務報告に関するPwCインサイト 財務報告ブログ：Brexit－あなたのビジネスに与える会計上の影響とは？ 6 月 23 日に実施された英国の欧州連合（EU）離脱（Brexit）に関する国民投票以来、毎日のよう に報じられる Brexit 関連のニュース記事によれば、Brexit について唯一確実なのは、英国によ る EU からの離脱方法の交渉に合わせ、少なくとも今後 2 年間は不確実性が存続するということ です。英国内で事業を営む、英国内に取引先がある、または英国の資本市場に投資している 米国企業にとって、この不確実性はいくつかの領域において会計上または開示上の影響を及 ぼす可能性があります。 In brief：貴社のマネー・マーケット・ファンドへの投資は現金同等物ではなくなって いませんか？ 2 年前に米国証券取引委員会（SEC）が制定したマネー・マーケット・ファンド（MMF）規則の主 要な条項が 2016 年 10 月 14 日に発効します。この MMF 規則は、MMF の投資家による取り付 け(run)のリスクの低減を意図したものです。10 月に発効する条項は、機関投資家向けプライム MMF(institutional prime MMF)について変動純資産価値（NAV）（ファンドのポートフォリオの価 値変動を日次で反映するもの）の使用を義務付けるとともに、金融市場にストレスがかかってい る期間においては、すべての非政府系 MMF について取締役会に流動性手数料徴収と解約制 限のゲート条項適用の能力を与えようとするものです。 PwC が継続企業の前提についての AICPA の監査基準案に対するコメントを公表 PwC は、継続企業としての企業の存続能力についての監査人の検討事項に関する米国公認 会計士協会（AICPA）の新たな監査基準案に対し、コメントレターを提出しました。PwC は、米国 財務会計基準審議会（FASB）が公表した会計基準アップデート（ASU）2014-15 に対応した、監 査人の責任の明確化のための変更を支持します。また、PwC は、基準案に対するコメント提出 の機会を高く評価しています。また、PwC は、このコメントレターの中で、監査基準審議会（ASB） が本プロジェクトの次の段階に進むのに合わせて検討すべき事項を提案しています。 当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、 適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。 1 上記以外の会計および財務報告に関する PwC インサイトはこちら > ガバナンスに関する PwC インサイト Proxy Pulse－2016 年第 3 版 2016 年の委任状シーズンに関する ProxyPulse の第 3 版は、2016 年 1 月 1 日から 2016 年 6 月 30 日までに開催された 4,200 の年次株主総会の分析に基づいています。PwC は、株主の投 票行動に関する洞察を提供するとともに、経営陣および取締役会にとって興味深い内容となる、 コーポレート・ガバナンスの主要なトレンドについて解説しています。 PwC のその他の資料 インターネット・サービス・プロバイダーが知っておくべき 3 つのこと－デジタルミレニ アム著作権法 本報告書は、デジタルミレニアム著作権法（DMCA）の法律用語の不明確さ、およびインターネ ット・サービス・プロバイダー（ISP）が著作権侵害に直面した際における同法の確実な遵守のた めの明確化および新しい解決策の必要性について解説しています。 ISP が知っておくべきこととは、次の 3 つです。 1. テクノロジーの継続的な進歩により、インターネットの利用者にとって著作権が保護さ れているデジタル・コンテンツの違法ダウンロードが一層容易になっているため、ISP には、デジタルミレニアム著作権法（DMCA）の遵守のため、コンプライアンス上の重 要な責任と課題が生じている。 2. 最近の訴訟により、著作権侵害の取締りがどのように行われ、DMCA の免責条項がど のように解釈されるかに関し、一層の不確実性が生じている。著作権侵害警告システ ムは著作権侵害の可能性に対する認識を向上させているが、完璧な解決策ではな い。 3. DMCA の改正が必要であり、米国著作権局と著作権情報センターは共同で重要な変 更の提案に取り組んでいる。 成長のためのイノベーション：保険会社にとっての新たなチャンス ほとんどの保険会社が漸進的なイノベーションを支えるための変化を受け入れて来た一方で、 そのほとんどが、真の競争優位を生み出すような飛躍を遂げるためには、さらに多くのことを行う 当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、 適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。 2 必要があることを認識しています。ゆえに、保険会社のリーダーのイノベーションのためのアジェ ンダには、以下の項目が含まれていなくてはなりません。 • シナリオプラニング－将来的な可能性のあるシナリオとその影響は何か • InsurTech（保険テクノロジー）業界のリアルタイムモニタリングと分析－いま自社にとっ て何が役立つ可能性があるのか、まだ存在していないかもしれないものの中で何を望 むか • 企業革新を最も効果的に加速し遂行させるアプローチの組み合わせはどれかを含む、 企業におけるイノベーションの促進方法の決定－イノベーションを促進し活用するため の最善のアプローチは何か • 今までにない新しいタイプの人材を用いた組織の拡大－自社が必要とするイノベータ ーはどこにいるのか、彼らを惹きつけ雇用する最善の方法とは何か • サイバーセキュリティおよび規制－自社は新しいテクノロジーによって示される可能性 のある運用上の課題に取り組む準備ができているか、また、自社および自社の実際の パートナーや潜在的なパートナーは、実施中または検討中の事項のコンプライアンス 上の影響の検討を実施済みか 「成長のためのイノベーション：保険会社にとっての新たなチャンス」は、保険会社が自社のイノ ベーションのためのアジェンダを作成して微調整していく際に、上記の質問に答えることを支援 します。 世界各国における税務の動向の分析－2016 年 9 月号 International Tax News は、途切れることなく変化する世界各国における国際税務の動向に関 する最新情報の把握について、多国籍企業を支援することを目的としています。今月号で取り 上げているトピックには以下が含まれます。 • マダガスカルにおける株式売却に係るキャピタルゲイン課税 • 韓国の新税制改正案 • ルクセンブルグの 2017 年税制措置案 • OECD（経済協力開発機構）が BEPS（税源浸食と利益移転）対策の実施を継続 PwC ウェブキャスト 参加登録受付中：非 GAAP 測定値：SEC のアップデート版ガイダンスが SEC 登録 企業に与える影響ウェブキャスト－9 月 13 日開催 当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、 適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。 3 この 90 分間のウェブキャストでは、PwC ナショナル・オフィスの専門家達が、米国証券取引委員 会（SEC）が最近アップデートを行った法令遵守および開示に関する解釈指針（C&DI）、および 同文書が財務諸表作成者、監査委員会およびその他の利害関係者にとってどのような意味を 持つかについての有益な議論をリードします。 2016 年 9 月 13 日火曜日 午後 1 時 00 分～午後 2 時 30 分（米国東部夏時間） 参加登録受付中：第 3 四半期版テクノロジー産業エグゼクティブ向けシリーズ－9 月 27 日開催 PwC の四半期版ウェブキャストはテクノロジー企業に影響を与える会計および財務報告に関す る技術的な論点に対応することを目的としたものです。この中で、最新動向を共有し、いくつか の領域における新たに発生した論点に関する洞察や所見を提供します。 当四半期のウェブキャストは以下に関する議論を特集しています。 • Brexit およびテクノロジー産業に対する潜在的な影響 • 法人所得税に関するアップデート • ASC 606－テクノロジー産業のための実務事例 2016 年 9 月 27 日火曜日 午後 2 時 00 分～午後 3 時 30 分（米国東部夏時間） 上記以外の今後開催予定のウェブキャストおよびオンデマンド版 CPE 対象ウェブキャストについてはこちら > 規制当局および基準設定団体に関するハイライト 米国財務会計基準審議会 (FASB) FASB がヘッジ会計基準の変更を提案 2016 年 9 月 8 日、FASB は ASC815（デリバティブおよびヘッジ会計）に対する会計基準アップ デート案を公表しました。本修正案は、財務会計上およびそれ以外のヘッジ関係の両方につい て、ヘッジ会計に関するガイダンスに影響を与えます。目的としては、財務諸表作成者にとって、 ヘッジ会計を報告企業のリスク管理目標により整合的なものとし、ヘッジ会計を簡素化するもの です。本修正案が最終化された場合には、どのような取引がヘッジ会計の適格要件を満たすか、 どのように文書化すべきか、ヘッジ有効性をどのように評価してヘッジ非有効性をどのように測 定すべきか、およびヘッジ会計の結果をどのように財務諸表に表示および開示すべきか、の各 論点について重要な変更をもたらします。 FASB が 2017 年版 US GAAP 財務報告タクソノミー案に対するコメントを募集 当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、 適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。 4 FASB プロジェクトアップデート （1） 事業の定義 （2） 条件変更の会計処理の範囲 （3） 年金およびその他の退職後給付費用の表示の改善 米国証券取引委員会 (SEC) SEC が経営者、株主およびコーポ―レート・ガバナンスに関する問題に関連する開 示要求事項に対するコメントを募集 SEC スタッフが Regulation AB および関連規則に関する法令遵守および開示に関 する解釈指針（C&DI）をアップデート 米国公認会計士協会 (AICPA) AICPA が実務補助資料「会計事務所の会計監査実務に関する品質管理システム の構築および維持」を公表 AICPA が「新しい収益認識会計基準の研修および適用計画」をアップデート AICPA が「財務報告ブリーフ：新しい収益認識基準の理解に向けたロードマップ」を アップデート PwCあらた有限責任監査法人 東京都中央区銀座8丁目21番1号 住友不動産汐留浜離宮ビル (〒104-0061) お問い合わせ: [email protected] © 2016 PricewaterhouseCoopers Aarata LLC. 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