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クラブだより - 八尾ニューモラル生涯学習クラブ
No.32 クラブだより 発行日:平成19年12月1日 発行 八尾ニューモラル生涯学習クラブ 八尾市本町2-10-19 fax072-925-6708 私たち八尾ニューモラル生涯学習クラブは 八尾市生涯学習センターの登録団体として 生涯学習活動を推進しています。 「心が元気になるクラブ」を目指して11年、 だんだんと多くの方のご参加を得ています。 http://www.yaonmc.com/ E-mail:[email protected] 連絡先 TEL 072-998-6911 ヨシデン 072-993-2601 木村印刷 12月の活動 許されて生きる存在 chiyoko 11/1(木) 12/1(土)ニューモラルクラブ打合せ 事務所 19:30∼ 12/16(日)伝統行事・もちつき大会 清水定男宅(神立) 12/23(祝)ユニセフ・ハンドインハンド 近鉄阿倍野橋駅コンコース 12:45集合 12/24(月)事務局大掃除10:00∼ ニューモラルクラブ忘年会 16:00∼20:00 木村俊彰宅 新年1月の活動 以前皇后陛下が記者会見で「許されてここまで来れた」と述べておられる のを思い出す。何故今その言葉を思い出すのかと言えば、最近の新聞やテ レビ所謂報道関係から一個人までもが、口々に「絶対許されへん」とか 「許さへん」とか言って互いに責めあい、傷つけあって心を傷つけてしま っていやしないだろうかと思うからです。その反面人は「心の癒しを求め て」あらゆる方法を講じて手に入れようとしている。そのために更に誰か の心を傷つけながら。連日報道される「食品関連の不祥事、政治家の不祥 事」誰がどのように傷つき傷つけたのが曖昧のまま犯人探しをしていやし ないだろうか。「ハイすぐします」と言っては後回し、挙句の果てに忘れ てしまうこれは誰でもない私の日常生活の一こまです。ただお互い様やね の言で「許されて」やり直しが出来てここまで来れただけ。 1/5(土)事務所新年会 17:00∼20:00 プリズムホール5fレセプションホール 1/6(日)ニューモラルクラブ打合せ 事務所 19:30∼ 人生の雑学Ⅲ ススキの白い穂が あ 11/13(火) 花園ラグビー場からの帰り、 日に映えるススキの一群に出会いました。 池島にて。 KAN 9/22(土) 3年前からとても気になっている人形展です。 関西の開催はあまり機会がありません。やっと 今年2ヶ所で開催されます。感動は保証。 ぜひお時間をつくってご参加ください。 「昭和のこどもたち」石井美千子人形展 11月1日(木)∼11月15日(木) <パンジョホール パンジョ5階 > 行ってきました KAN 11/3(土) 4人で行ってきました。 200体以上の人形が展 示され、どの人形にもそ れぞれに感想が行き交い ました。我々が子供のこ ろの風景に置き忘れたも のがよみがえる感覚を覚えました。紙芝居風景では お金がなくて遠くからしか見る事のできない子供の 姿もありました。先生にしかられて罰の悪そうな子 供、嫁ぐ日近所の方が集まり家を出るところの風景、 などなどぜひどうぞ。作者石井さんのメッセージが よくわかりました。 ほのぼの家族 chiyoko 11/6(火) 先日友人夫婦と一緒にKさん宅にお邪魔し、夕食をご 馳走になった。長いお付き合いのKさんご夫婦だが、 こんなに身近で人柄を感じたのは初めてではないだろ うか。 Kさんご夫妻は何年も前から変わらぬ素敵なご夫妻だ ったはずだと思うが、年齢と共にその人柄に磨きがか かっていると感じれるのはこちらもそれなりに年齢を 重ねてきた事もあるのだろうか。 ご主人の問いかけに応える奥さんの顔がニコニコして いる。こちらも嬉しくて仕方が無い。 人柄とか品性とか人は口にするし、私も同様だが、果 たしてそれは誰のことだろうかと思っていたが、kさん ご夫妻は正しくその言葉が当てはまるのではないだろ うか。息子さんのことを話されるご夫妻のニコニコ笑 顔と「息子の良い所は皆家内に似てます」とさらりと 言われるKさんの笑顔、身近で居ながら気付けなかっ たお人柄、とても幸せな時間をいただいた。 イチョウの黄葉がまぶしい! 晩秋に冬の足音 KOBAYASHI 晩秋に冬がもう間近に迫っている「寒さ」が感 じられる、時機を得た画像ですね。風の冷たさ が伝わってきました。画像(一枚の写真)が語 りかけてきますね。画像には力がありますね。 あ 11/27(火) 今、山麓を散策するとき、イチョウの黄葉が鮮やかに 目に留まります。写真のイチョウは雄木であるのか、 実は成ってませんがイチョウの実が成るのは何年もか かり祖父が植えても実が食べられるのは孫の代になる からと「公孫樹」と書いてイチョウとも読みます。 「公」は祖父の尊称。春の若葉、夏の緑、秋の黄葉、 冬の落葉後の枝ぶり、四季そ れぞれ楽しめる大樹です。 八尾市大窪にて。 娘と一緒に chiyoko 11/4(日) 今回はどうしても娘を誘いたかった。何回話をしても百聞は 一見にしかずの諺のとおりで、その時代を経験していない娘 には、私の子供時代を想像するのは容易ではないのです。 しかし上記の人形展は、そんな私の悩みを一気に解決してく れる程の力を持っている。娘と一緒に夫々の人形を見ながら 自分の体験、友達の体験、その時代を生きた人たちの体験を 話すと、思いもよらない反応があり、懐かしさや悲しさ、愛 おしさ、寂しさ悲喜交々の感情が湧いてきました。かつては 皆子供だった」というようなキャッチコピーを思いだしまし た。是非とも親子で見てください、お勧めします。 今回、人形展の一角に、娼婦の人た ちと行商の叔母さん達の人形も一緒 に飾られ ていて、娘は少なからず戦後から高 度成長期に入るまでの日本の現状を 理解したようです。皆が必死で、生 きることに精一杯だったことを少し 理解したようです。 40年前の風景 ikekazu 11/17(火) 日曜日で小春日和の午後のこと。私はウオ−キングの途次、 軽快な音頭の響きに誘われて買物公園に立ち寄った。そこで は保存会による河内音頭大会が催されており、踊りの輪が出 来ていた。少し離れた所では音頭の喧騒など何処吹く風と将 棋を指している初老が二人。こういう風景が好きな私はつい つい、20分ばかりその場に立ち尽くしていた。 ①三和BK ②西郷庵 ③幸福相互BK ④満蒙軒 旧八尾駅 ① ⑦ ⑤居酒屋・なる 銀座商店街 ⑥赤玉食堂 ③ ④⑤ ⑥ ⑧ ② ⑦主婦の店マルショ ⑩ (その昔映画館) ⑧かやふり屋 ⑨八尾市役所 バス通り ⑩丸八青果市場 開かずの踏み切り 駅前商店街 KAN 11/17(土) 昭和天皇が雑草という草はないといわれ、会社では雑用という仕事はない といわれている。これこそ雑学の意味を理解する上でヒントになる。直接 生活に役立たないように見えるものの中に宝物が感じられる人生こそ、豊 かな人生といえるだろう。今晩です。講師はN氏、ご期待ください。 ●雑学は人生を豊かなものに! 八尾市生涯学習センターにて 会場は最初からリラックスした雰囲気。 雑学を楽しもうという意気込みに満ちて いた。講師の応援隊も多く同級生の参加 もあったのには驚いた。講師の人脈の広 さに敬服。 家を出て目に付くものを会場から出して もらい、それらについてその歴史などを 説明。博学とはこのことを言うのか 懐かしさで元気が出る人形展 ⑨ そのうち40年前の風景が蘇えってきた。買物公園は29年 前に近鉄八尾駅が高架上の現在地に移るまでは旧八尾駅があ ったところだ。大阪市内に勤めていた私には、朝は駆け込む 駅であり、夜は疲れた体が吐き出される駅でもあった。あや ふやながら昔の風景を辿ってみたい。駅前はバスタ−ミナル。 商店街(今のファミリロ−ド入り口)左角に西郷庵という食 事処。その後ブティツクとなり、今「売り店舗」の貼紙。元 関西ア−バン銀行とサンディの間の通りが八尾銀座通り、飲 食店が3軒ほど(嬉しいことに赤玉食堂が残っている)と質屋 があるのみの淋しい通り。いや映画館があったなあ(今は高 層マンションで一階がダイコク)。ある日観客5∼6人の中 で家内と水上勉作品、題名「琴の湖」?を観たと思う。東南 東に進み、八尾駅筋のペントプラザ3番街(正木時計店}と 4番街(コ−ヒ店CARDI’S)の間が開かず踏み切りだ った。今の近鉄の駅タ−ミナル辺りは全て田圃だったと思う。 線路の南側には歯ブラシ工場があり道は未舗装で雨の日は靴 の汚れが気になった。さて間もなくわが家だ。夏、蛙の鳴き 声と蚊に悩まされたのもつい昨日のことのようだ。 人は昔の風景を懐かしむ。でも我々が望んだ裕福や便利が、 今の風景を造りだしてしまったことを忘れがちだ。