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楽天証券株式会社

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楽天証券株式会社
業務及び財産の状況に関する説明書
【平成27年3月期】
この説明書は、金融商品取引法第46条の4の規定に基づき、
全ての営業所又は事務所に備え置き、公衆の縦覧に供するために作成したものです。
楽天証券株式会社
1
Ⅰ.当社の概況及び組織に関する事項
1.商号
楽天証券株式会社
2.登録年月日 平成 19 年 9 月 30 日
(登録番号) (関東財務局長(金商)第 195 号)
3.沿革及び経営の組織
(1) 会社の沿革
年
月
平成 11 年 3 月
沿
革
証券業を目的とし、東京都千代田区にディーエルジェイディレクト・エス
エフジ-証券株式会社を設立(資本金 1 億円)
平成 11 年 4 月
証券業の登録
平成 11 年 5 月
資本金を 4 億円に増資
資本金を 15 億円に増資
平成 11 年 6 月
インターネットその他電気通信設備を利用した有価証券の売買及び売買の
取次業務等の営業を開始
平成 11 年 8 月
投資信託の取扱いを開始
平成 11 年 12 月
米国株式の取扱いを開始
平成 12 年 2 月
丸の内営業所の設置
平成 12 年 3 月
カバードワラントの取扱いを開始
資本金を 30 億円に増資
平成 12 年 4 月
東京証券取引所に正会員として加入
平成 12 年 5 月
リアルタイムトレーディングツール「マーケットスピード」リリース
有価証券の元引受業務の認可を取得
平成 12 年 6 月
新規公開株の引受業務へ参入
平成 12 年 9 月
信用取引の取扱い開始
平成 12 年 12 月
DLJdirect 証券ポイントプログラムを導入
平成 13 年 1 月
ゴールドマンサックス証券株式会社が提供する「ムーントレード」を活用
した夜間取引サービスを開始
平成 13 年 4 月
株式会社ジャパンネット銀行と資金移動に関する提携サービスを開始
平成 13 年 11 月
国内株式新手数料コース「ひとつき割引コース」
「いちにち定額コース」の
提供開始
平成 13 年 12 月
大阪証券取引所の正取引参加者資格を取得
平成 14 年 2 月
サーフィントレード(乗り換え売買)サービス開始
平成 14 年 11 月
株式会社三井住友銀行との共同店舗展開による無人店舗設置 開始
平成 15 年 2 月
米ドル入出金サービス開始
中国株式の取扱い開始
平成 15 年 4 月
リアルタイム為替取引サービスを開始
2
平成 15 年 6 月
日経 225 先物・オプション取引サービスを開始
平成 15 年 7 月
マーケット FX(外国為替保証金取引)を開始
平成 15 年 11 月
楽天株式会社が弊社株式の 96.7%取得し、当社の親会社となる
平成 15 年 12 月
アクティブトレーダー向けプレミアムサービス「マイサーバー・マイ BB」
を開始
平成 16 年 2 月
楽天株式会社とのポイント提携を開始
平成 16 年 4 月
JASDAQ 制度信用の取扱いを開始
平成 16 年 7 月
本店所在地を東京都港区に移転
「楽天証券株式会社」に社名変更
平成 16 年 9 月
株式会社ジャパンネット銀行と口座紹介提携プログラムスタート
平成 16 年 10 月
立会外分売サービスを開始
平成 16 年 11 月
広告代理業及びインターネットを利用した広告業務を開始
平成 16 年 12 月
一般信用取引の取扱いを開始
店頭取引市場の証券取引所化によりジャスダック証券取引所取引参加者資
格を取得
平成 17 年 2 月
総合取引口座数 50 万口座突破
沖縄県那覇市に非会員用コールセンター「沖縄カスタマーセンター」を設
置
平成 17 年 3 月
リアルタイム入金サービスを開始
平成 17 年 4 月
名古屋証券取引所に加入
平成 17 年 6 月
資本金を 66 億円に増資
保険の募集を開始
マーケットスピードモバイル版「ispeed」をリリース
平成 17 年 10 月
イーバンク銀行(現 楽天銀行)と資本移動に関する提携サービスを実施
平成 17 年 12 月
個人投資家向けオリジナルアナリストレポートの提供開始
新規上場株式主幹事第一号案件(株式会社バルク)
平成 18 年 3 月
金融先物取引業者登録、金融先物取引業協会加入
平成 18 年 4 月
福岡県福岡市に第二コールセンターを設立
平成 18 年 5 月
プライバシーマークの認証取得
平成 18 年 6 月
新規上場株式主幹事第二号案件(バリオセキュア・ネットワークス株式会
社)
平成 18 年 7 月
資本金を 73.1 億円に増資
平成 18 年 10 月
新規上場株式主幹事第三号案件(株式会社オプトロム)
平成 18 年 11 月
新規上場株式主幹事第四号案件(株式会社メンバーズ)
平成 18 年 12 月
外国債券の取扱いを開始
平成 19 年 2 月
マーケットスピードモバイル版「ispeed」ダウンロード件数 20 万件突破
平成 19 年 4 日
日経 225 ミニの取扱いを開始
平成 19 年 5 月
アメリカン証券取引所上場 ETF 取扱い開始
3
平成 19 年 6 月
総合取引口座数 70 万口座突破
平成 19 年 9 月
資本金を 74 億円に増資
平成 19 年 10 月
株式会社フィスコと業務・資本提携
平成 19 年 11 月
マーケットスピードモバイル版「ispeed」ダウンロード件数 30 万件突破
平成 20 年 3 月
積立投資信託の取扱い開始
平成 20 年 4 月
夜間取引サービス(PTS 取引)の取扱い開始
平成 20 年 5 月
「楽天 FX」のサービスを開始
平成 20 年 9 月
資本金を 74.75 億円に増資
平成 20 年 10 月
独立系フィナンシャルアドバイザーを活用した「IFA サービス」を開始
楽天証券経済研究所による、個人投資家サーベイ「楽天 DI」の提供開始
経済指標アラート通知サービスの提供開始
平成 20 年 11 月
外貨決済サービスの取扱い開始(外国為替定時取引 7 通貨、外貨建て MMF 5
通貨 取扱い等)
総合取引口座数 80 万口座突破
平成 21 年 1 月
本店所在地を東京都品川区に移転
平成 21 年 6 月
楽天投信投資顧問 第 1 号ファンド 「楽天日本株トリプル・ブル」
「楽天
日本株トリプル・ベア」の募集開始
サービス開始 10 周年記念キャンペーンの実施
平成 21 年 7 月
楽天証券サービス開始 10 周年記念投資セミナーを開催
平成 21 年 9 月
資本金を 74.77 億円に増資
平成 21 年 10 月
投信「ミニ積立」サービス取扱い開始
楽天証券ホールディングス株式会社および楽天ストラテジックパートナー
ズ株式会社と合併楽天株式会社の 100%子会社になる
平成 22 年 1 月
全ての注文機能が表示できる「フル板」サービスを開始
国内外の株式や投資信託などがまとめて資産管理できる「ポートフォリオ
機能」の提供開始
平成 22 年 7 月
楽天銀行に金融商品仲介サービスを提供
総合取引口座数 100 万口座突破
平成 22 年 9 月
資本金を 74.95 億円に増資
iPhone 専用アプリ「iSPEED for iPhone」の提供開始
平成 22 年 10 月
個人向け国債取扱い開始
海外先物(商品・株価指数)取引に本格参入 CME グループ、SGX に接続開始
中国 4 大銀行の中國銀行傘下の証券会社『BOCI Securities 社』と業務提携
平成 22 年 11 月
シティバンク銀行との提携により、外貨入出金サービスを開始
平成 22 年 12 月
個人向け社債の取扱いを開始
平成 23 年 1 月
基幹データベースを全面刷新
平成 23 年 3 月
楽天銀行との口座連携サービス「マネーブリッジ」の提供開始
平成 23 年 4 月
大手ネット証券初「インド・ルピー建て外国債券」取扱い開始
4
平成 23 年 6 月
Android 専用アプリ「iSPEED for Android」の提供開始
平成 23 年 7 月
法人向け取引サービスを開始
平成 23 年 8 月
楽天銀行『ハッピープログラム』を通じたサービスの提供を開始
平成 23 年 9 月
e ワラント取引手数料を無料化
平成 23 年 10 月
中国人民元建債券の取扱い開始
アセアン主要 4 カ国(シンガポール・インドネシア・タイ・マレーシア)
平成 24 年 2 月
株式を大手ネット証券で初めて取次ぎ開始
ひびき証券と金融仲介業に関して業務提携合意書を締結
平成 24 年 3 月
楽天銀行との口座連携サービス「マネーブリッジ」の申込人数が 10 万人を
平成 24 年 4 月
突破
「金・プラチナ取引」サービスの提供開始
平成 24 年 5 月
ネット証券初のシンジケート団入り地方債の取扱い開始
平成 24 年 6 月
外国株式(アメリカ・アセアン・中国(香港))の取扱い銘柄数が 1,800 銘
平成 24 年 7 月
柄を突破
一般信用取引の弁済期限を撤廃し、期日を無期限化
平成 24 年 8 月
大手ネット証券初、銘柄情報のベストセラー『会社四季報』を『iSPEED for
iPhone』
『iSPEED for Android』に提供開始
「マーケットスピード FX」が 2012 年度グッドデザイン賞を受賞
平成 24 年 10 月
国内株式新手数料コース『超割コース』を開始
平成 24 年 12 月
先物・オプションもスマートフォンで取引できるアプリ『iSPEED 先物 OP』
の提供開始
楽天銀行の国内籍投資信託の販売事業の簡易吸収分割による楽天証券への
平成 25 年 1 月
承継を実施
『新楽天 FX』のサービス開始
シンガポール証券取引所(SGX)のトレーディング・メンバー資格を取得
平成 25 年 4 月
全国約 200 行の金融機関から積立の引落しが可能な『投信積立銀行引落し』
平成 25 年 5 月
サービスを開始
総合取引口座数 150 万口座突破
「月々1000 円からできる! 楽天証券で「投信」積み立てを始めよう!中
平成 25 年 6 月
長期で資産を作るスタートガイド 」オフィシャルブック発刊
楽天銀行との口座連携サービス「マネーブリッジ」の申込人数が 20 万人を
平成 25 年 7 月
突破
スマートフォン専用アプリ「iSPEED」のダウンロード数が 50 万ダウンロー
ドを突破
「エクスプレス注文」と株価ボードから直接注文が執行できる「武蔵」の
平成 25 年 9 月
サービスを開始
NISA 口座でのお取引開始(取引日ベース)
平成 26 年 1 月
投資信託のスマートフォン専用サイトをオープン
5
HDI-Japan 主催 「問合せ窓口」および「サポートポータル」の格付けで三
つ星(最高位)を獲得
楽天銀行に FX ホワイトラベルサービスを提供
平成 26 年 3 月
創業 15 周年記念キャンペーン実施
福岡カスタマーサービスセンターの移転拡張と新システムを導入し、お客
平成 26 年 5 月
様サポート体制を強化
連結子会社のドットコモディティ株式会社を吸収合併。大手ネット証券で
平成 26 年 7 月
唯一の国内商品先物取引の取扱いを開始
投資信託の「トータルリターン通知制度」への対応を開始
平成 26 年 9 月
海外株式取引(米国、中国、ASEAN)の特定口座への対応を開始
平成 26 年 12 月
「貸株サービス」の取扱い開始
国内初となる Mac 対応の取引総合トレーディングツール、
「MARKETSPEED for
Mac」をリリース
スマートフォンアプリ「iSPEED」に、リアルタイム株アラート機能を追加。
平成 27 年 1 月
アプリを起動せずに、指定株価への到達情報やニュースをお知らせ
確定申告が必要な一般口座のお客様向けに、
「年間損益計算・確定申告サポ
ート」サービスを開始
スマートフォン専用アプリ「iSPEED」の累計ダウンロード数が 100 万件を
平成 27 年 4 月
突破
6
(2) 経営の組織(平成 27 年 3 月 31 日現在)
Professional Trading Division
プロフェッショナルトレーディング本部
Professional Trading Business Unit
プロフェッショナルトレーディング事業部
Marketing Department
マーケティング部
Marketing Operations Office
マーケティング業務室
Customer Experience Department
カスタマーエクスペリエンス部
Marketing Division
マーケティング本部
Equity & Derivatives Business Unit
株式デリバティブ事業部
Commodity Business Unit
コモディティ事業部
Fixed Income Business Unit
債券事業部
Investment Service Business Unit
インベストメントサービス事業部
Management Conference
Rakuten Securities Economic Research Institute
経営会議
楽天証券経済研究所
Compliance Committee
コンプライアンス委員会
FX Division
FX本部
Risk Management Committee
Foreign Exchange Business Unit
FX事業部
リスク管理委員会
BCP Committee
BCP委員会
IFA Division
Shareholder's Meeting
Board of Directors
President
株主総会
取締役会
代表取締役社長
IFA本部
IFA Business Unit
IFA事業部
Internal Audit Department
内部監査部
Board of Corporate Auditors
監査役会
Customer Service Division
Business Development Department
カスタマーサービス本部
事業開発部
Customer Service Department
カスタマーサービス部
Corporate Auditor
監査役
Operations Planning Department
業務企画部
Operation Division
オペレーション本部
Operations Department
Professional Trading Business Operations Office
証券業務部
プロフェッショナルトレーディング業務室
Account Management Department
口座管理部
IT Planning Department
システム企画部
IT Architecture Department
システム開発部
IT Division
情報システム本部
Project Management Department
プロジェクト推進部
IT Infrastructure Department
システム管理部
IT Business Department
システム事業部
Legal & Compliance Department
リーガルコンプライアンス部
Security Management Office
Internal Control Division
業務管理本部
Corporate Risk Management Department
情報セキュリティ室
リスク統括部
Quality Management Office
品質管理室
IFA Business Operations Office
IFA業務室
Corporate Planning Department
経営企画部
Corporate Division
コーポレート本部
Human Resources and General Affairs Department
人事総務部
Finance & Accounting Department
財務経理部
7
4.株式の保有数の上位 10 位までの株主の氏名又は名称並びにその株式の保有数及び総株主等の
議決権に占める当該株式に係る議決権の数の割合
氏名又は名称
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
保有株式数
1.楽天株式会社
計
1名
割合
70,799 株
100.00%
70,799 株
100.00%
5.役員(外国法人にあっては、国内における代表者を含む。)の氏名又は名称
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
役職名
氏名又は名称
代表権の有無
常勤・非常勤の別
治
有
常勤
廣 志
無
非常勤
裕
無
非常勤
代表取締役社長
楠
雄
取締役副社長
髙 澤
取
締
役
木 目 田
取
締
役
穂 坂
雅 之
無
非常勤
取
締
役
山 田
善 久
無
非常勤
取
締
役
永 田
俊 一
無
非常勤
監
査
役
小 川
秀 夫
-
常勤
監
査
役
髙 橋
洋
-
非常勤
監
査
役
西 川
義 明
-
非常勤
8
6.政令で定める使用人の氏名
(1)
金融商品取引業に関し、法令等(法令、法令に基づく行政官庁の処分又は定款その他の
規則をいう。
)を遵守させるための指導に関する業務を統括する者(部長、次長、課長そ
の他いかなる名称を有する者であるかどうかを問わず、当該業務を統括する者の権限を
代行し得る地位にある者を含む。
)の氏名
氏
名
役
今井 隆和
職
名
常務執行役員
(2) 投資助言業務(金融商品取引法(以下「法」という。
)第 28 条第6項に規定する投資助
言業務をいう。)又は投資運用業(同条第4項に規定する投資運用業をいう。)に関し、
助言又は運用(その指図を含む。
)を行う部門を統括する者(金融商品の価値等(法第2
条第8項第 11 号ロに規定する金融商品の価値等をいう。)の分析に基づく投資判断を行
う者を含む。
)の氏名
氏
名
役
-
職
名
-
(3) 投資助言・代理業(法第 28 条第3項に規定する投資助言・代理業をいう。)に関し、法
第 29 条の2第1項第6号の営業所又は事務所の業務を統括する者(部長、次長、課長そ
の他いかなる名称を有する者であるかどうかを問わず、当該業務を統括する者の権限を
代行し得る地位にある者を含む。
)の氏名
氏
名
役
-
職
-
9
名
7.業務の種別
① 金融商品取引業
(1) 法第28条第1項第1号に掲げる行為に係る業務
(2) 法第28条第1項第2号に掲げる行為に係る業務
(3) 法第28条第1項第3号イに掲げる行為に係る業務
(4) 法第28条第1項第3号ロに掲げる行為に係る業務
(5) 法第28条第1項第3号ハに掲げる行為に係る業務
(6) 有価証券等管理業務
(7) 第二種金融商品取引業
②
付随業務
(1) 有価証券の貸借業務
(2) 信用取引に付随する金銭の貸付業務
(3) 顧客から保護預りをしている有価証券を担保とする金銭の貸付け(内閣府令で定める
ものに限る。
)
(4) 有価証券に関する顧客の代理業務
(5) 投信受益証券に係る収益金、償還金又は解約金の支払いに係る代理業務
(6) 投資法人投資証券に係る金銭の分配、払戻金若しくは残余財産の分配又は利息若しく
は償還金の支払に係る代理業務
(7) 累積投資契約の締結業務
(8) 有価証券に関連する情報の提供又は助言業務
(9) 他の事業者の事業の譲渡、合併、会社の分割、株式交換若しくは株式移転に関する相
談・仲介業務
(10)他の事業者の経営に関する相談に応じる業務
(11)通貨の売買又はその媒介、取次ぎ若しくは代理に係る業務
8.本店その他の営業所又は事務所(外国法人にあっては、本店及び国内における主たる営業所又は
事務所その他の営業所又は事務所)の名称及び所在地
名
称
所
在
地
本店
東京都品川区東品川 4 丁目 12 番 3 号
品川シーサイド 楽天タワー
福岡カスタマーサービスセンター
福岡県福岡市博多区博多駅前 1 丁目 2 番 5 号
10
9.他に行っている事業の種類
(1) 物品賃貸業務
(2) 広告取扱い業務
(3) 保険業法第2条第26項に規定する保険募集に係る業務
(4) 匿名組合契約の締結又はその媒介、取次ぎ若しくは代理に係る業務
(5) 外国商品市場取引(商品清算取引に類似する取引を除く。)の委託を受け、又はその委託
の媒介、取次ぎ若しくは代理を行う業務
(6) 金地金(プラチナ、銀を含む。
)の売買又はその媒介、取次ぎ若しくは代理に係る業務
(7) 商品先物取引法第2条第21項に規定する商品市場における取引等に係る業務
10.苦情処理及び紛争解決の体制
① 第一種金融商品取引業
特定非営利活動法人
証券・金融商品あっせん相談センター(FINMAC)との間で特定第一種
金融商品取引業務に係る手続実施基本契約を締結する措置を講じております。
② 第二種金融商品取引業
苦情処理措置及び紛争解決措置は、一般社団法人第二種金融商品取引業協会が行う苦情の解
決により金融商品取引業等業務関連苦情の処理を図る措置及び同協会のあっせんにより金融
商品取引業等業務関連紛争の解決を図る措置を講じております。尚、同協会は FINMAC に対し
て苦情の解決及び紛争の解決のあっせん等の委託を行っております。
※第二種金融商品取引業に関して、当社は平成 27 年 7 月 1 日付で一般社団法人第二種金融
商品取引業協会に加入しました。これに伴い、苦情処理措置及び紛争解決措置を、同協会
の制度を利用する体制に変更しております。
11.加入する金融商品取引業協会及び対象事業者となる認定投資者保護団体の名称
日本証券業協会
一般社団法人金融先物取引業協会
一般社団法人第二種金融商品取引業協会
※第二種金融商品取引業に関して、当社は一般社団法人第二種金融商品取引業協会に加入し
ました。また、これに伴い、同様の業務を行う認定投資者保護団体である特定非営利活動法
人証券・金融商品あっせん相談センター(FINMAC)との間では利用登録を解除しました。
12.会員又は取引参加者となる金融商品取引所の名称又は商号
東京証券取引所
大阪取引所
名古屋証券取引所
13.加入する投資者保護基金の名称
日本投資者保護基金
11
Ⅱ.業務の状況に関する事項
1.当期の業務の概要
当期の国内株式市場は、期首に 14,000 円台であった日経平均株価は、円高やウクライナ情勢の悪
化などの影響から一時は 14,000 円台を下回り軟調な展開が続きましたが、5 月下旬以降の米国市場
の株価回復等を背景に、堅調な推移となりました。更に、10 月末の日銀による追加緩和策を受け、
急激に円安基調が進み、11 月以降の消費税再増税の延期等の影響により、株価は上昇を続け、12 月
末には 17,000 円台を回復、3 月末の日経平均株価は 19,000 円台を回復して取引が終了しました。
このような事業環境下、当社は、より一層利便性の高いサービスを提供すべく、平成 26 年 12 月
及び平成 27 年 2 月の 2 回にわたり、当社ホームページを大幅に刷新しました。デザインの簡素化と
メニュー表示の追加、資産管理機能の強化等を行うことにより、お客様が見やすく、使いやすいホ
ームページ画面の提供を開始しました。オンライン・トレーディングツール『MARKETSPEED』につい
ては、更なる機能向上を行い、12 月には国内初となる Mac 対応のトレーディングツールである
『MARKETSPEED for Mac』をリリースし、2 月には同ツールに発注機能を搭載しました。スマホアプ
リ『iSPEED』には、1 月より「リアルタイム株アラート」機能を追加し、アプリケーションの起動時
以外でも株価情報やニュースをタイムリーに受け取れるサービスのリリースを行いました。外国為
替証拠金取引(楽天 FX)については、10 月より米ドル/円のスプレッドを業界最低水準となる 0.3
銭に標準化し、外国株式については、2014 年 10 月より、米国株式、中国株式、アセアン株式に対応
した特定口座の提供を開始するなど、お客様のお取引の利便性の向上を実施しサービスの拡充を図
りました。
以上の結果、2015 年 3 月末における楽天証券の口座数は 1,838,630 口座(前年期末 1,673,081 口
座)
、信用取引口座数は 187,514 口座(前年期末 172,441 口座)と増加なりました。
当会計年度の楽天証券における主な取り組みは以下のとおりです。
・ 投資信託の新コンテンツ『最初に買うならこの1本』を公開(平成 26 年 4 月)
・ 証券取引システムを支える基幹データベース基盤を刷新(平成 26 年 5 月)
・ 福岡カスタマーサービスセンターの移転拡張と新システムを導入 お客様サポート体制を強化
(平成 26 年 5 月)
・ 個人投資家向けのレポートサービス「Longine(ロンジン)」提供の国内株式銘柄『決算速報』
の配信を開始(平成 26 年 5 月)
・ 『iSPEED for iPad』Ver.2.0 をリリース。 国内株式の発注など大幅に機能が拡充(平成 26
年 5 月)
・ 総合取引口座と NISA 口座の同時開設申込みの受付を開始(平成 26 年 5 月)
・ マーケット情報の『レポート・コラム』ページを大幅リニューアル。経済研究所からの情報発
信強化(平成 26 年 6 月)
・ 「資産形成支援のあり方を考える勉強会」による、『個人資産形成の拡大に向けて提言 』を発
表(平成 26 年 6 月)
・ ドットコモディティ株式会社を合併 大手ネット証券で唯一の国内商品先物取引の取扱いを開
始(平成 26 年 7 月)
・ 『楽天証券サービス開始 15 周年記念投資セミナー』を開催(大阪・東京)(平成 26 年 7 月)
・ 『マーケットスピード Ver13.0』をリリース TOPIX100 構成銘柄の呼値制度変更に対応(平成
26 年 7 月)
・ 特定口座の「現物株」画面内に『損益表示切り替え』機能を搭載(平成 26 年 7 月)
・ 『楽天 FX』にて、「レバッジ 選択」、「ロスカット率」などリスク管理の設定機能の提供開
12
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
始(平成 26 年 8 月)
投資信託の『トータルリターン』通知サービスを開始(平成 26 年 9 月)
国内商品先物取引の取引手数料を業界最低水準に随時引き下げ(平成 26 年 10 月、平成 27 年 1
月)
トレーディングツール『マーケットスピード』Ver13.1 をリリース。「フル板」サービス無料
化のほか、板情報画面から直接注文が執行できる「武蔵」の機能を拡充(平成 26 年 10 月)
株式会社 Finatext とパートナーシップを組み、スマホ向け株アプリ『あすかぶ!』をリリース
(平成 26 年 10 月)
『楽天 FX』の米ドル/円のスプレッドを業界最低水準となる 0.3 銭に標準化(平成 26 年 11 月)
『貸株サービス』を開始(平成 26 年 11 月)
ホームページを大幅に刷新。新メニューの追加、デザインの簡素化、ビジュアル化などにより
使いやすさが向上(平成 26 年 12 月)
海外株式(米国株式、中国株式、アセアン株式)における特定口座への対応開始(平成 26 年 12 月)
国内初となる、Mac 対応のトレーディングツール『MARKETSPEED for Mac』をリリース(平成 26
年 12 月)
日経 225 先物・オプション取引の取引手数料を業界最低水準に引き下げ(平成 27 年 1 月)
スマホアプリ『iSPEED』に「リアルタイム株アラート」機能を追加。アプリを起動せずに、指
定株価への到達情報やニュースをお知らせ(平成 27 年 1 月)
確定申告が必要な一般口座のお客様向けに『年間損益計算・確定申告サポート』ページをリリ
ース(平成 27 年 1 月)
ログイン後『NISA』ページをリニューアル。投資年別の利用状況や運用成績などの詳細表示に
対応(平成 27 年 1 月)
国内株式取引の注文執行期間を最大 30 営業日先まで拡大(平成 27 年 2 月)
『MARKETSPEED for Mac』に発注機能を搭載(平成 27 年 2 月)
ホームページにおいて証券アナリストと投信ファンドマネージャーの対談レポート『 Fund
Pics(ファンドピクス)』を公開。ファンドの運用方針やファンドマネージャーの人物像など、
新たな切り口で投信を紹介。(平成 27 年 2 月)
ログイン後のウェブページを全面リニューアル。大幅な操作性向上と資産管理機能を強化(平成
27 年 3 月)
これらの施策の結果、当期におきましては、営業収益は45,705百万円、純営業収益は44,031
百万円、営業利益は20,417百万円、経常利益は20,605百万円、当期純利益は12,881百万円と
なりました。
13
2.業務の状況を示す指標
(1) 経営成績等の推移
(単位:百万円)
第 15 期
第 16 期
第 17 期
平成 25 年 3 月期
平成 26 年 3 月期
平成 27 年 3 月期
7,495
7,495
7,495
70,799 株
70,799 株
70,799 株
営業収益
23,121
44,546
45,705
(受入手数料)
15,088
26,066
23,706
11,484
21,509
18,576
-
0
0
1,065
2,215
2,178
2,538
2,340
2,950
1,235
5,142
6,508
((株券等))
△0
0
-
((債券等))
528
626
1,268
((その他))
706
4,515
5,239
22,042
43,341
44,031
経常損益
6,992
22,443
20,605
当期純損益
5,658
12,786
12,881
資本金
発行済株式総数
((委託手数料)
)
((引受け・売出し・特定
投資家向け売付け勧誘等
の手数料)
)
((募集・売出し・特定投
資家向け売付け勧誘等の
取扱い手数料)
)
((その他の受入手数料)
)
(トレーディング損益)
純営業収益
(2) 有価証券引受・売買等の状況
① 株券の売買高の推移
(単位:百万円)
第 15 期
第 16 期
第 17 期
平成 25 年 3 月期
平成 26 年 3 月期
平成 27 年 3 月期
自
己
3,295
27,693
7,347
委
託
22,801,675
53,629,959
40,613,189
22,804,971
53,657,652
40,620,536
計
14
② 有価証券の引受け及び売出し並びに特定機関投資家向け売付け勧誘等並びに有価証券の
募集、売出し及び私募の取扱い並びに特定投資家向け売付け勧誘等の取扱いの状況
(単位:千株、百万円)
特定投資
区
分
引受高
売出高
特定投資家
家向け売
募集の
売出しの
私募の
向け売付け
付け勧誘
取扱高
取扱高
取扱高
勧誘等の取
等の総額
株券
国債証券
平
成 地方債証券
25
年 特殊債券
3
月 社債券
期
受益証券
その他
株券
国債証券
平
成
26
年
3
月
期
地方債証券
特殊債券
社債券
受益証券
その他
合
平 株券
計
扱高
(-)
(-)
(-)
(-)
(-)
(-)
(-)
-
-
-
-
65
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1,341
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
370
-
-
147
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
(-)
(3,014)
(-)
(-)
(-)
(1,042)
(-)
-
3,014
-
100
-
1,042
-
(-)
(-)
(-)
(16,833)
(-)
(-)
(-)
-
-
-
1,540,188
-
42
-
(-)
(-)
(-)
(-)
(-)
(-)
(-)
-
-
-
-
-
-
-
(-)
(-)
(-)
(-)
(-)
(-)
(-)
-
-
-
-
2
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2,991
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
295
-
-
263
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
(-)
(15,387)
(-)
(-)
(-)
(4,121)
(-)
-
15,387
-
50
-
4,121
-
(-)
(-)
(-)
(24,858)
(-)
(-)
(-)
-
-
-
3,236,779
-
32
-
(-)
(-)
(-)
(-)
(-)
(-)
(-)
-
-
-
-
-
-
-
295
15,387
-
3,240,083
2
4,153
-
(-)
(-)
(-)
(-)
(-)
(-)
(-)
15
特定投資
区
分
引受高
売出高
特定投資家
家向け売
募集の
売出しの
私募の
向け売付け
付け勧誘
取扱高
取扱高
取扱高
勧誘等の取
等の総額
成
27
年
3
月
-
-
-
-
0
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2,476
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
830
-
-
244
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
(-)
(30,380)
(-)
(-)
(-)
(9,507)
(-)
-
30,380
-
500
-
9,507
-
(-)
(-)
(-)
(21,585)
(-)
(-)
(-)
-
-
-
3,099,010
-
4
-
(-)
(-)
(-)
(-)
(-)
(-)
(-)
-
-
-
-
-
-
-
830
30,380
-
3,102,230
0
9,511
-
国債証券
地方債証券
期
特殊債券
社債券
受益証券
その他
合
扱高
計
(3) その他業務の状況
第 15 期
平成 25 年 3 月期
第 16 期
平成 26 年 3 月期
第 17 期
平成 27 年 3 月期
物 品 賃 貸 業 務
21
22
15
広 告 取 扱 業 務
123
155
97
4
4
4
15
-
-
13
5
481
-
-
-
17
62
75
保険業法第 2 条第 26 項に規定する保
険募集に係る業務
商品の価格その他の指標に係る変動
等を利用して行う取引に係る業務
外国商品市場取引(商品清算取引に類
似する取引を除く。)の委託を受け、
又はその委託の媒介、取次ぎ若しくは
代理を行う業務
適格機関投資家等特例業務
金地金(プラチナ、銀を含む。)の売
買又はその媒介、取次ぎ若しくは代理
に係る業務
(4) 自己資本規制比率の状況
(単位:%、百万円)
16
第 15 期
平成 25 年 3 月期
第 16 期
平成 26 年 3 月期
第 17 期
平成 27 年 3 月期
365.8%
362.7%
396.3%
30,974
41,223
49,624
8,467
11,363
12,521
市場リスク相当額
204
257
770
取引先リスク相当額
5,333
6,904
7,317
基礎的リスク相当額
2,928
4,201
4,433
自己資本規制比率 (A/B×
100)
固定化されていない自己資本
(A)
リスク相当額(B)
(5) 使用人の総数及び外務員の総数
(単位:名)
第 15 期
平成 25 年 3 月期
第 16 期
平成 26 年 3 月期
第 17 期
平成 27 年 3 月期
使用人
339 名
453 名
474 名
(うち外務員)
269 名
328 名
343 名
17
Ⅲ.財産の状況に関する事項
1.経理の状況
(1) 貸借対照表
科
(単位:百万円)
目
前事業年度
(平成26年3月31日)
当事業年度
(平成27年3月31日)
(資産の部)
761,675
流動資産
880,700
59,538
54,427
375,472
453,729
金銭の信託
800
800
信託受益権
499
-
9,022
14,288
現金・預金
預託金
トレーディング商品
商品有価証券等
デリバティブ取引
営業投資有価証券等
546
774
8,476
13,513
807
1,233
約定見返勘定
-
132
信用取引資産
297,752
316,260
290,616
298,033
7,136
18,226
0
-
信用取引貸付金
信用取引借証券担保金
有価証券担保貸付金
0
-
209
142
募集等払込金
2,295
5,523
保管有価証券
-
借入有価証券担保金
立替金
短期差入保証金
※1
1,164
9,633
23,517
613
3,639
短期貸付金
31
54
前払金
55
0
前払費用
196
231
未収入金
432
636
未収収益
3,737
4,764
673
239
支払差金勘定
繰延税金資産
その他流動資産
貸倒引当金
固定資産
-
5
△ 97
△ 91
13,001
16,699
1,320
有形固定資産
建物
器具・備品
建設仮勘定
無形固定資産
のれん
ソフトウエア
※2
1,310
145
242
1,167
1,068
8
-
9,809
14,086
898
3,025
8,267
10,869
642
191
1,872
1,303
投資有価証券
345
270
関係会社株式
1,019
-
長期貸付金
211
183
長期差入保証金
191
755
ソフトウエア仮勘定
投資その他の資産
長期前払費用
20
23
繰延税金資産
219
193
その他
貸倒引当金
資産合計
18
1,137
1,040
△ 1,272
△ 1,163
774,677
897,400
(単位:百万円)
科
目
前事業年度
(平成26年3月31日)
当事業年度
(平成27年3月31日)
(負債の部)
流動負債
トレーディング商品
商品有価証券等
デリバティブ取引
718,654
827,193
6,309
11,800
-
210
6,309
11,589
約定見返勘定
30
-
信用取引負債
36,003
64,908
信用取引借入金
信用取引貸証券受入金
有価証券担保借入金
有価証券貸借取引受入金
4,367
4,460
31,635
60,447
156,528
159,456
156,528
159,456
預り金
247,705
受入保証金
133,112
有価証券等受入未了勘定
短期借入金
前受金
前受収益
316,974
※3
166,425
8
104
128,768
102,184
82
216
0
-
272
236
未払費用
2,119
2,160
未払法人税等
7,246
2,212
394
432
69
36
未払金
賞与引当金
販売促進引当金
その他の流動負債
固定負債
資産除去債務
その他の固定負債
特別法上の準備金
金融商品取引責任準備金
-
43
28
168
28
94
-
73
2,993
3,868
2,993
3,833
-
35
721,676
831,230
資本金
7,495
7,495
資本剰余金
4,511
4,511
4,511
4,511
40,643
53,524
132
132
40,511
53,392
6,500
6,500
34,011
46,892
52,650
65,531
350
638
商品取引責任準備金
負債合計
(純資産の部)
株主資本
資本準備金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
別途積立金
繰越利益剰余金
株主資本合計
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計
純資産合計
負債・純資産合計
19
350
638
53,000
66,169
774,677
897,400
【平成 26 年 3 月期 貸借対照表の注記】
1. 担保提供資産及び担保に係る債務
担保に供している資産はありません。なお、短期借入金268百万円の担保として自己融資見返り
株券277百万円、信用取引借入金4,367百万円の担保として信用取引の受入保証金代用有価証券
33,978百万円を差入れております。
2. 差入れている有価証券及び差入れを受けている有価証券の時価は次のとおりであります。
(上記に属するものは除く)
(1) 差入れている有価証券
①信用取引貸証券
②信用取引借入金の本担保証券
③消費貸借契約により貸付けた有価証券
④その他担保として差入れた有価証券
32,882百万円
4,544百万円
154,890百万円
1,304百万円
(2) 差入れを受けている有価証券
①信用取引借証券
②信用取引貸付金の本担保証券
③受入保証金代用有価証券
④消費貸借契約により借入れた有価証券
7,232百万円
266,053百万円
392,314百万円
0百万円
3. 有形固定資産の減価償却累計額
1,649百万円
4. 関係会社に対する金銭債権債務
1. 短期金銭債権
2. 短期金銭債務
6百万円
192百万円
5. 取締役及び監査役に対する金銭債権債務
1. 短期金銭債務
9百万円
【平成 27 年 3 月期 貸借対照表の注記】
1. 担保提供資産及び担保に係る債務
担保に供している資産はありません。なお、短期借入金184百万円の担保として自己融資見返
り株券180百万円、信用取引借入金4,460百万円の担保として信用取引の受入保証金代用有価証券
12,826百万円を差入れております。
2. 差入れている有価証券及び差入れを受けている有価証券の時価は次のとおりであります。
(上記に属するものは除く)
(1) 差入れている有価証券
①信用取引貸証券
②信用取引借入金の本担保証券
③消費貸借契約により貸付けた有価証券
④その他担保として差入れた有価証券
64,681百万円
4,445百万円
154,787百万円
2,421百万円
(2) 差入れを受けている有価証券
①信用取引借証券
②信用取引貸付金の本担保証券
③受入保証金代用有価証券
17,895百万円
287,087百万円
455,995百万円
3. 有形固定資産の減価償却累計額
2,011百万円
20
4. 関係会社に対する金銭債権債務
短期金銭債権
短期金銭債務
2百万円
227百万円
5. 取締役及び監査役に対する金銭債権債務
短期金銭債務
28百万円
21
(2) 損益計算書
科
(単位:百万円)
目
前事業年度
当事業年度
自 平成25年 4月 1日
自 平成26年 4月 1日
至 平成26年 3月31日
至 平成27年 3月31日
営業収益
受入手数料
委託手数料
引受け・売出し・特定投資家向け
売付け勧誘等の手数料
44,546
45,705
26,066
23,706
21,509
18,576
0
0
募集・売出し・特定投資家向け
売付け勧誘等の取扱手数料
2,215
2,178
その他の受入手数料
2,340
2,950
5,142
6,508
△1
0
12,722
14,935
616
555
1,205
1,674
純営業収益
43,341
44,031
販売費・一般管理費
20,730
23,613
取引関係費
9,172
9,932
人件費
2,743
3,310
不動産関係費
1,869
1,529
事務費
4,037
4,725
減価償却費
2,457
3,406
296
377
のれん償却額
40
171
貸倒引当金繰入
18
20
その他
93
139
22,611
20,417
営業外収益
121
207
営業外費用
289
19
経常利益
22,443
20,605
特別利益
-
5
特別損失
1,104
1,082
21,338
19,528
法人税、住民税及び事業税
8,681
6,310
法人税等調整額
△ 129
337
法人税等合計
8,552
6,647
12,786
12,881
トレーディング損益
営業投資有価証券等損益
金融収益
その他の営業収益
金融費用
租税公課
営業利益
税引前当期純利益
当期純利益
22
【平成 26 年 3 月期
損益計算書に関する注記】
関係会社との取引高
営業取引による取引高
営業収益
営業費用
【平成 27 年 3 月期
137百万円
1,053百万円
損益計算書に関する注記】
関係会社との取引高
営業取引による取引高
営業収益
営業費用
営業取引以外の取引による取引高
営業外収益
49百万円
1,934百万円
0 百万円
23
(3) 株主資本等変動計算書
前事業年度 (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金
その他利益剰余金
資本金
当期首残高
利益剰余金
資本
準備金
7,495
4,511
資本剰余金
合計
4,511
利益
準備金
132
別途
積立金
6,500
繰越利益
剰余金
利益剰余金
合計
株主資本
合計
21,224
27,856
39,863
12,786
12,786
12,786
12,786
12,786
12,786
34,011
40,643
52,650
当期変動額
当期純利益
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
7,495
4,511
4,511
評価・換算差額等
その他有価
評価・換算
証券評価差
差額等合計
額金
当期首残高
347
347
純資産
合計
40,211
当期変動額
12,786
当期純利益
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
2
2
2
2
2
12,789
350
350
53,000
24
132
6,500
当事業年度 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
7,495
利益剰余金
その他利益剰余金
資本
準備金
4,511
資本剰余金
合計
4,511
利益
準備金
132
別途
積立金
6,500
繰越利益
剰余金
利益剰余金
合計
株主資本
合計
34,011
40,643
52,650
12,881
12,881
12,881
12,881
12,881
12,881
46,892
53,524
65,531
当期変動額
当期純利益
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
7,495
4,511
4,511
評価・換算差額等
その他有価
評価・換算
証券評価差
差額等合計
額金
当期首残高
350
350
純資産
合計
53,000
当期変動額
12,881
当期純利益
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
288
288
288
当期変動額合計
288
288
13,169
当期末残高
638
638
66,169
25
132
6,500
【平成 26 年 3 月期 株主資本等変動計算書に関する注記】
1. 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
当期首株式数
当期増加株式数
当期減少株式数
当期末株式数
発行済株式
普通株式
70,799
-
-
70,799
合
計
70,799
-
-
70,799
普通株式
-
-
-
-
合
-
-
-
-
自己株式
計
2. 配当に関する事項
(1) 当事業年度中に行った剰余金の配当に関する事項
該当事項はありません。
(2) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当のうち、効力発生日が翌期となる剰余金の配当に関す
る事項
該当事項はありません。
3. 当事業年度の末日における当社が発行している新株予約権
該当事項はありません。
4. 当事業年度中に株主以外の者に対し特に有利な条件で発行した新株予約権
該当事項はありません。
【平成 27 年 3 月期 株主資本等変動計算書に関する注記】
1. 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
当期首株式数
当期増加株式
数
当期減少株式
数
当期末株式数
発行済株式
普通株式
70,799
-
-
70,799
合
計
70,799
-
-
70,799
普通株式
-
-
-
-
合
-
-
-
-
自己株式
2.
計
配当に関する事項
(1) 当事業年度中に行った剰余金の配当に関する事項
該当事項はありません。
26
(2) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当のうち、効力発生日が翌期となる剰余金の配当に関す
る事項
該当事項はありません。
3.
当事業年度の末日における当社が発行している新株予約権
該当事項はありません。
4.
当事業年度中に株主以外の者に対し特に有利な条件で発行した新株予約権
該当事項はありません。
27
2.借入金の主要な借入先及び借入金額
(1)短期借入金・1 年以内返済予定長期借入金
(単位:百万円)
第 16 期
借入先の氏名又は名称
第 17 期
平成 26 年 3 月 31 日現在 平成 27 年 3 月 31 日現在
日 本 証 券 金 融 株 式 会 社
268
184
社
20,000
―
株 式 会 社 ジ ャ パ ン ネ ッ ト 銀 行
5,000
5,000
住信 SBI ネット銀行株式会社
12,500
11,000
オ リ ッ ク ス 銀 行 株 式 会 社
10,000
10,000
お
庫
10,000
―
資 産 管 理 サービス信 託 銀 行 株 式 会 社
10,000
10,000
行
5,000
―
楽
株
天
銀
か
式
や
会
行
株
ま
社
信
セ
ブ
式
会
用
金
ン
銀
西
京
信
用
金
庫
―
5,000
米
子
信
用
金
庫
1,000
―
東
京
証
券
信
用
組
合
1,000
1,000
株
式
会
社
新
生
銀
行
10,000
10,000
株
式
会
社
長
野
銀
行
3,000
5,000
株
式
会
社
秋
田
銀
行
5,000
―
株
式
会
社
高
知
銀
行
4,000
3,000
株
式
会
社
七
十
七
銀
行
2,000
2,000
株
式
会
社
み
ず
ほ
銀
行
20,000
40,000
三 井 住 友 信 託 銀 行 株 式 会 社
10,000
―
計
128,768
102,184
(2)信用取引借入金
借入先の氏名又は名称
(単位:百万円)
第 16 期
第 17 期
平成 26 年 3 月 31 日現在 平成 27 年 3 月 31 日現在
日本証券金融株式会社
4,367
4,460
大阪証券金融株式会社
―
―
4,367
4,460
計
(3)長期借入金
該当事項はありません。
28
3.保有する有価証券(トレーディング商品に属するものとして経理された有価証券を除く。
)の取得
価額、時価及び評価損益
(単位:百万円)
第 16 期
第 17 期
平成 26 年 3 月 31 日現在
平成 27 年 3 月 31 日現在
取得価額
時
価
評価損益
取得価額
時
価
評価損益
366
1,228
861
1.流動資産
(1) 株券
366
801
435
(2) 債券
-
-
-
5
5
0
5
5
0
(1) 株券
33
34
1
45
46
1
(2) 債券
-
-
-
276
310
34
205
223
17
681
1,152
470
622
1,504
881
(3)
その他
2.固定資産
(3) その他
合
計
(注) トレーディング商品に属するものとして経理された有価証券を除く。
4.デリバティブ取引(トレーディング商品に属するものとして経理された取引を除く。)の契約価額、
時価及び評価損益
(1) 先物取引・オプション取引の状況
① 株式
該当事項はありません。
② 債券
該当事項はありません。
(2) 有価証券店頭デリバティブ取引の状況
該当事項はありません。
5.財務諸表に関する会計監査人等による監査の有無
当社の平成 26 年 4 月 1 日から平成 27 年 3 月 31 日までの第 17 期事業年度の財務諸表について、
会社法第 436 条第 2 項第 1 号の規定に基づき、新日本有限責任監査法人による監査を受けており、
監査報告書を受領しております。
29
Ⅳ.管理の状況
1.内部管理の状況の概要
当社は、事業活動の内容が法令諸規則に則ったものとなるよう、以下のとおり内部管理体制を整
備し、継続的強化に努めております。
(1)コンプライアンス委員会
当社は、法令等遵守態勢に関する経営陣への報告及び経営陣を含めた協議を行う体制を整備し、
当社の業務運営の健全性及び適正性の確保及び充実を図ることを目的として、コンプライアンス
委員会を設置しております。
コンプライアンス委員会は、すべての執行役員を含む委員により構成し、原則として毎月開催
し、その結果を取締役会に報告しております。
(2)リーガルコンプライアンス部
当社は、法令諸規則の遵守を確保するためリーガルコンプライアンス部を設置しております。
リーガルコンプライアンス部は、日常の業務活動について社内各部の確認依頼を受けてその内容
が法令諸規則に則ったものであるか確認するとともに社内各部を指導・監督し、役職員向けの教
育・研修を定期的に実施しております。
(3)相談・苦情受付窓口
当社及び当社の金融商品仲介業者に関するお客様からのご意見、ご相談及び苦情につきまして
は、カスタマーサービス部及びリーガルコンプライアンス部においてお伺いしております。
【お問い合わせ窓口】 電話番号 0120-41-1004
(携帯・PHS・050で始まるIP電話からは、0570-07-1004/
03-6739-3333/有料)
受付時間:午前8時~午後6時(土日祝日・年末年始を除く)
(4)内部監査部
当社は、業務活動が実際に法令諸規則を遵守して行われているかその他内部統制が有効に機能し
ているかを検証するため内部監査部を設置しております。内部監査部は、代表取締役社長直属の組
織として独立して内部監査を実施し、その結果を代表取締役社長及び常勤監査役等に提出するとと
もに取締役会に報告しております。
30
2.分別管理等の状況
(1) 顧客分別金信託の状況
項
(単位:百万円)
目
平成 26 年 3 月 31 日現在の金額
平成 27 年 3 月 31 日現在の金額
直近差替計算基準日の
顧客分別金必要額
311,081
381,411
期末日現在の顧客分別金信託額
326,006
385,921
期末日現在の顧客分別金必要額
304,457
371,597
(2)有価証券の分別管理の状況
① 保護預り等有価証券
有価証券の種類
第 16 期
第 17 期
平成 26 月 3 月 31 日現在
平成 27 月 3 月 31 日現在
国内証券
外国証券
国内証券
外国証券
株券
数量
1,884,779 千株
453,496 千株
1,842,559 千円
462,749 千円
債券
額面金額
8,951 百万円
24,475 百万円
13,591 百万円
41,515 百万円
口数
744,271 百万口
64,106 百万口
1,037,610 百万口
63,286 百万口
額面金額
-
1,497 百万円
-
580 百万円
受益証券
その他
② 受入保証金代用有価証券
有価証券の種類
第 16 期
第 17 期
平成 26 年 3 月 31 日現在
平成 27 年 3 月 31 日現在
数
株券
株数
債券
額面金額
受益証券
口数
その他
額面金額
31
量
数
量
③ 管理の状況
お客様よりお預りしている有価証券は、約款に基づく以下の保管形態で分別保管しております。
保管区分
保管場所
有価証券種類
株
証券保管振替機構
混蔵
保管
保護預り
保管及び照合方法
定期照合
券
各保管場所(第三者保管機
上場受益証券
関)において、混蔵して保管
債券
しております。また定期的
非上場受益証券
に、顧客毎の持分を記載した
国内保管機関
外国証券
海外保管機関
外国証券
日次
管理簿と当該第三者保管機
関における残高とを照合し
月次
ております。
有価証券
銘柄毎顧客毎に区分し、弊社
金庫で個別に保管しており
単純
保管
弊社金庫
株
券 ※1
ます。また定期的に、顧客毎
の持分を記載した管理簿と
月次
金庫の証券を照合しており
ます。
有価証券の種別に応じ、保護預り有価証
代用有価証券
券と同様に保管・照合しております。
※1. 顧客に連絡がつかず返却ができない上場廃止株券
(3) 金融商品取引法第 43 条の3の規定に基づく区分管理の状況
① 法第 43 条の3第1項の規定に基づく区分管理の状況
該当事項はありません。
② 法第 43 条の3第2項の規定に基づく区分管理の状況
管理の方法
金 銭
信
(単位:百万円、千株 等)
平成 26 年 3 月 31 日
平成 27 年 3 月 31 日
現在の金額
現在の金額
託
46,400
62,400
内
訳
三井住友銀行
Ⅴ.連結子会社等の状況に関する事項
1.当社及びその子会社等の集団の構成
該当事項はありません。
2.子会社等の商号又は名称、本店又は主たる事務所の所在地、資本金の額、事業の内容等
該当事項はありません。
以
32
上
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