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1+2班合同報告(pdf file)

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1+2班合同報告(pdf file)
第二班報告
1. 2台目のパソコンの立ち上げ。
2 台のパソコン (右脳と左脳) のスペック
CPU
Pentium IV 3.6GHz
メモリ
2GB
ハードディスク 160GB (Ultra-ATA150 7200rpm)
グラフィック
NVIDIA GeForceFX3400
ドライブ
DVD Multi Plus Deive
ディスプレイ
19 インチ TFT
具体的な、立ち上げや、ディスプレイの設定については後述の「四次元シアターハー
ドの立ち上げ方」を御覧ください。
2. ソフトのインストール:右左にそれぞれのファイルを DVD からコピーする。right
の DVD が読めない。天文台に焼直し依頼。
3. ソフトについて
• 4 次元宇宙シアターのプログラムはヒッパルコス (Hipparcos.exe) といいます。
• 簡易版のプログラムはミタカ (Mitaka.exe) と言います。
• 宇宙を移動するときの操作性はヒッパルコスもミタカも同じです。
• 左と右のパソコンにプログラムをインストールして、ヒッパルコスを両方で動
かす、か、ミタカを両方で動かすと、どちらの場合も立体画像で見ることが出
来ます。もちろん、ふたつのコンピュータは接続され正しく通信出来る必要が
あります。
• 簡易版のミタカとヒッパルコスの違いは、ヒッパルコスは前回予習した全ての
コンテンツ (月の形成の 3 次元のムービーとか) が入っているのにたいし、ミタ
カは空間移動だけでデータも荒くなっているてんです。
• ふたつのコンピュータで通信することや視差のある画像を送るための設定をす
る必要があります。
(立ち上げに関する佐藤和也メモ)
1. 四次元シアターハードの立ち上げ方
1.1. 立ち上げ方
隅にあるディスプレイ、パソコン本体、プロジェクターを手前に出して設置しま
す。気をつけて動かしてね。まずはコンセントをさします。次に、パソコンを立
ち上げるより先にプロジェクターを立ち上げておきます。プロジェクターがちゃ
んと立ち上がったのを確認してからパソコンの電源を入れましょう (投影された
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画面の真中辺りに"検索中"みたいな感じに出ていれば立ち上がっています)。
パソコンの電源を入れると、通常なら液晶ディスプレイとプロジェクターの方に
全く同じ画面が出ます。出ていない場合は何回か再起動してみて、それでも出な
かったら以下にある「2. 再インストール時のメモと Q&A」を参考にして、
設定を変えたりしてみて下さい (まずは詳しい人に聞くと good。
下手にいじって悪化させそうだと思ったなら、何もいじらず詳しい人を呼びま
しょう)。
1.2. 終わらせ方
最初にパソコンの電源を切ります。
パソコンの電源が切れたのを確認したら、次にプロジェクターの電源を切りま
す。言うまでもないですが、いきなりコンセントの電源を落としたりしないよ
うに。
電源が全て切れていることを確認したら (プロジェクターは橙ランプが点灯、パ
ソコンは電源ボタンのランプが消えていることで電源が切れていることが確認で
きます)、コンセントをはずしましょう (当分の間は電源タップ自体のコンセント
をはずすだけでよいかと思われます)。
その後、プロジェクター側のディスプレイケーブルを外します (パソコン側は外
さない方が間違わなくていいかも)
あとは来たときと同じように隅にしまっておしまいです。
2. 再インストール時のメモと Q&A
まず以下の点をチェックして下さい。
□"画面のプロパティ"の中に nView というタブはありますか? 無かったらうま
く動きませんので、パソコンの箱の中に入っているドライバー CD からインス
トールして下さい。画面のプロパティはコントロールパネルか、デスクトップ
のどこかを右クリック->プロパティで表示できます。
□ nView の"ディスプレイ設定"で、ディスプレイが「アナログディスプレイ」と
「デジタルディスプレイ」が 1 つずつになっていませんか? そうだった場合、
表示されない方のディスプレイケーブルが間違っています。ケーブルを取り替え
て、「アナログディスプレイ」が 2 つになるようにしましょう (間違い防止のた
め、パソコン側には常にケーブルをつけておいた方がよさそう)。
Q1. クローンとデュアルの切り替えはどうやってやるの?
nView の"ディスプレイ設定"のところにそういう項目があります。そこで切り替
えができます。
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Q2. 液晶かディスプレイのどちらかにしか画面が出ない!
次の点をよく調べてみて、設定を変更してみて下さい。
□ Windows 側と nView でディスプレイが 2 つあると認識されていますか? 認識
されて無い場合、ケーブルが刺さってないとか電源がついていないという可能
性が高いです。接続を確認してみてみましょう。
□ nView で設定はきちんと行いましたか? nView でディスプレイに関する設定
をきちんと行わないと、うまく動かないです。nView の設定をよく見てみて、必
要に応じて変更して下さい。
□ nView でいくら設定してもうまくいかない場合、Windows 側が悪さをしている
かもしれません。特に Windows の起動画面までは両方に出るのに、いざ起動した
ら片方にしか出ない場合は Windows 側の設定を疑いましょう (逆を言えば起動画面
だけでも両方に出たなら、あとちょっとでうまくいきます)。
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1班作業の記録 (山口メモ)
先日2月18日に、1班「もっと触ってみる」の作業を行いました。前回1班で不具合
のあった、右目用の DVD が用意できていないとのことでしたので、国立天文台のホーム
ページで公開している評価版の”mitaka”をプロジェクターに投影して立体的に見え、操作
できるところまでを目標に作業を進めました。
作業内容は、
○”mitaka”をディスプレイ上で、コントローラーを使って動かしてみる。それと並行して
2台のパソコンをクロスケーブルで接続し、お互いを認識させる。→約1時間で作業完了
○マニュアルを参照しながら連動に必要な設定を行い、左右の”mitaka”が連動するか確認
する。→約30分で作業完了
○スクリーン、プロジェクタを手順を確認しながらセットし、投影して実際に立体に見え
るか確認する→約30分で作業完了
○ PS2 コントローラーで実際に操作して、操作に慣れる。→約30分
今回は驚くほどスムーズに作業が進行し、9時ころにはきれいな立体画像を見ることが
できました。太陽系や近くの星ぼし、銀河団などの立体画像を楽しめ、それらの位置関係
などがよく分かりました。これで評価版 (約 40MB) なので、正式版 (数千 MB?)はどれ
だけのものなのか、今から楽しみです。
気が付いたことを挙げますと、
○左右の接続が完了し、両方で”mitaka”を起動したとき、操作マシン (右側に設定しまし
た) のディスプレイに”OK”というボタンが出てきました (マニュアルに載っていません)。
どうやらすべてのマシンで”mitaka”を起動できたらこのボタンをクリックすることによっ
てすべてで起動するようです。
○画面の解像度を 800 × 600 に設定しないとフルスクリーンにならず、デスクトップの端
が見えてしまいます(評価版だけ?)。
○前回 2 班の作業であれだけ苦労して設定したにもかかわらず、画面の設定がディスプレ
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イオンリーの設定に戻っていました。最初にプロジェクターに接続しなかったのが悪かっ
たのでしょうか?今後要調査です。→ 2 班さん
○最初そのままスクリーンへ投影しても、のっぺりした映像しか見えませんでした。その
後、設定ファイル”mitaka.ini”でマシンごとの左右の振り分けやスクリーンの大きさ、ス
クリーンまでの距離、人間の目の幅などを設定して、立体的に見えることができました。
特にスクリーンまでの距離は、これを入力することで、第 1 回勉強会で行ったような格子
をあわせる作業は不要なようです。ただしメジャーは必要です(360cm で設定しました)。
○明るい星が薄く 3 重に見えました。これは偏光が一部乱れているためのものと推測しま
す。ある程度は仕方ないか?
林さんからのコメント:
山形大学
柴田 様
林 満@国立天文台です。
インストール作業に関する
貴重な報告ありがとうございました。
山口さんから指摘がありました、
気がついたことに関しましては、
・OK ボタンの件 開発者に確認し連絡いたします。
・フルスクリーンの件ですが、解像度変更ではなく、
表示される ミタカの画面を主導で最大化
(パネルの右上の最大化ボタンをクリック)
で対処していただけると思います。
・明るい星が三重に見えてしまう問題は、
偏光方式を採用する場合 完全に無くすことのできない
問題となっております。
本来 反対のメガネのフィルタ
(例えば 右目のフィルタの場合
左目のフィルタに入るべき光が
わずかですが 漏れて右目のフィルタ
入ってしまうため、
薄くですが 三重に見えてしまう
ものがあります。)
ヒッパルコス、ミタカの区別ですが
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従来 ヒッパルコスと呼んでいた
宇宙の地図のプログラムを
ミタカと呼ぶようになりました。
従いまして DVD で送ったヒッパルコス
がホームページからダウンロードしていただいた
ミタカとなります。
評価版と呼んでいる意味は
地球の表面データ、マーズグローバルサーベイヤー
のデータを高解像のもので表示すると
全データが大きくなってしまい、
ネットの環境によっては ダウンロードが
大変なために 低解像のデータに差し替えて
あるので 評価版、又は軽量版という呼び方をして、
2 月 1 日より ホームページで
一般公開を行っております。
今後 リクエストがあれば
地球表面、火星表面の高解像データを
メディアで送付いたします。
(データを 差し替えていただけば
高解像の画像になります)
今後は ムービー呼び出しの設定ファイル
(こちらは メール添付でも対処できますが)
及び ムービーファイルをメディアに
コピーしたもの(右目用、左目用)
を郵送することで、宇宙の地図に加えて
高解像のムービー呼び出しまで可能となります。
今後もお手数をかけることと思いますが、
御協力をお願いします。
以上 宜しくお願いします。
林
満 / Mitsuru Hayashi
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台
National Astronomical Observatory
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理論研究部 (プレハブ棟)
Division of Theoretical Astrophysics(prefab)
〒 181-8588 東京都三鷹市大沢 2-21-1
2-21-1 Osawa, Mitaka, Tokyo,181-8588, JAPAN
Tel : +81-422-34-3836
FAX : +81-422-34-3835
E-mail : [email protected]
以上のメールからすると、こんな感じでしょう (柴田)。
ヒッパルコスとミタカは同じもので、宇宙地図を表示するプログラム。自ら視差を計算
するので、右用、左用 DVD の宇宙地図データは同じはず。ミタカで配布されたセットで
はデータが粗いものがあるので簡易版と言っている。ミタカからムービーを呼び出すこと
で完成した 4 次元シアタープログラムになる。ムービーデータはあらかじめ視差をつけた
2 つのファイルからなるので、これは DVD を送っていただいて、そのとき、一括して右
用 DVD をインストールした方が好いだろう。
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今後の予定 (しばた)
班ごとの進め方として以下を提案します。ただ、参加自体はどの班の活動に参加しても
OK なのはこれまでどおりです。
1. ミタカでの宇宙旅行の練習。いろいろ見て歩く。操作性の検討して使いやすい方法
を見付ける。
2. ムービーを含む完全版をインストールする。わかりやすい、セッティングのマニュ
アルを作る。
3. 一般公開の準備をする。
1、2 班の区別が今回はなくなってしまいましたが、しばらくはやはり区別して、行こ
うと思います。
「コンピュータの設定など難しいことはしたくないしできないのでしない (2 班にお任
せ)。とにかく、操作して、宇宙旅行の経験をつんで面白いところ、こういう操作をする
と立体感が味わえる、など徹底して使ってみる」のが 1 班。
2 班はテクニシャン。
「ムービーのインストール、設定、おかしくなったときの対応、マ
ニュアル作成など専門的知識を背景に、4 次元宇宙シアター完成に向かう。完成したら、
1 班と合体する。」
3 班は、
「実際の公開にむけて企画案を何種類か書いてみる。ここまでで解散。1 班に合
体しあとはたのしむ。」企画案は理事会で紹介し、具体的実行方法はそこで考える。
次回の予定: 月 日
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