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冷房および空気調和設備(1/2)
冷房および空気調和設備(1/2) 1. 冷房負荷簡易計算法(冷暖房熱負荷簡易計算法, SHASE−S112 -2000 , 空気調和・衛生工学会規格) なお,下表は基準設計条件によるものであり,地域や条件の相違により補正する必要がある。 (基準条件・他の室の種類 (条件)や補正に関する詳細は,「冷暖房熱負荷簡易計算法 SHASE−S112 -2000 空気調和・衛生工学会規格」を参照) 室内熱負荷条件 熱負荷 室の種類 照明 在室者 すきま風 外気量 機器発熱を含む {W/m2} {W/m2}{人/m2}{ℓ/(m2・s)} { m3/(m2・h)} { 回/h} ※2 銀行 営業室 デパート スーパー マーケット ホテル 客だまり 230 40 0.3 1.7 6 1.5 0 特売場 300 70 1 2.8 10 1階売場 355 100 0.7 1.9 7 2 食料品 194 45 0.4 2.2 8 0.5 衣料品 215 60 0.3 1.7 6 0.5 客室南向き ツイン 128 10 0.12 28ℓ/(s・室) 100m3/(h・室) 0 客室西向き ツイン 153 10 0.12 28ℓ/(s・室) 100m /(h・室) 0 飲食店 客席 286 40 0.6 3.3 12 0.5 公民館 研修室 233 20 0.5 2.8 10 0.5 図書館 閲覧室 143 30 0.2 1.1 4 0.5 南向き 91 10 0.12 1.4 5 0 西向き 105 10 0.12 1.4 5 0 客室 417 25 1.2 7 25 0 ロビー 308 40 0.4 2.8 10 0.5 病院 病室4床 劇場 集合住宅 最上階 バルコニー無し 窓面積率中 窓主方位南 111 中間階 バルコニー無し 窓面積率中 窓主方位南 104 南向き 106 西向き 159 ※3 上階屋根 外皮断熱高 窓小 ※3 上階部屋 戸建て住宅 ※3 上階屋根 外皮断熱低 窓小 ※3 上階部屋 ひさし無 ※1 窓面積率45% 事務所 ひさし有 ※1 窓面積率45% 南向き 88 西向き 133 南向き 175 西向き 262 南向き 146 西向き 218 ペリメータ・ 窓主方位 北 ペリメータ・ 窓主方位 西 ペリメータ・ 窓主方位 北 ペリメータ・ 窓主方位 西 3 107 161 99 ) (注:インテリアは92{W/m2} 129 ※1 窓面積率=100×窓面積/(窓面積+外壁面積+天井裏外壁面積) ※2 営業室は機器発熱 50W/m2を加算 ※3 上階とは,対象室の上が屋根の場合と部屋の場合で分類 室の冷房負荷=(上表から選択した単位面積あたりの熱{冷房} 負荷) × (室の床面積) 2. 冷房設計外気温度(石野久弥氏) 地 域 日最低/日最高 地 域 (℃) 日最低/日最高 地 域 (℃) 日最低/日最高 地 域 (℃) 日最低/日最高 (℃) 鹿児島 28.1/38.0 銚 子 25.8/30.2 宇都宮 25.1/34.1 宮 古 24.0/31.8 宮 崎 27.4/34.7 札 幌 23.6/30.8 小名浜 24.8/29.5 盛 岡 23.8/32.6 岐 阜 27.0/35.9 福 岡 28.2/34.3 仙 台 25.0/31.9 新 潟 27.0/33.9 名古屋 26.8/35.5 厳 原 27.8/31.8 根 室 19.8/25.5 秋 田 25.7/32.8 静 岡 26.5/33.9 熊 谷 25.8/36.2 大 阪 28.3/35.1 函 館 23.1/29.1 東 京 27.6/34.0 前 橋 25.7/35.7 京 都 27.0/35.8 稚 内 22.2/25.7 冷房および空気調和設備(2/2) 3. 1人当りの必要換気量(松下エコシステムズHP・他) 6. ・1人当りの占有面積から求める方法 必要換気量(m3/h)=(20×居室の床面積(m2))/1人当りの占有面積(m2) 1人当りの 占有面積(m2) 建 物 区 対 分(業務用施設) 集会場・公会堂 0.5∼1 2 キャバレー・ビヤホール・玉突場・卓球場・ダン スホール・ボーリング場・パチンコ店・囲碁クラ ブ・マージャンクラブ 3 飲食店・レストラン・喫茶店・料亭・貸席・店舗マーケット 人体・機器等の発熱量(HASS・東芝HP) ・発生量計算式 事務所・特殊浴場 10 旅館・ホテル・モーテル 機器 qp=機器の電力量×同時 使用率 白熱灯 qe=1.0×照明電力量 蛍光灯 qE=1.16×照明電力量 但し,SH,LHはそれぞれ1人当りの顕熱,潜熱 対 換気回数 (回/h) 箇 50∼100 ガス炊事 1.72∼2.58 TV 600 電灯100W 86 蛍光灯40W 37.8 364 1kcal=4.186×103J 7. 5 ロッカー・更衣室・書庫・倉庫・物品室・シャワー室・ 浴室・脱衣室・食品庫 8 配膳室 10 暗室・コピー室・印刷室・映写室 15 厨芥置場 注)換気回数の目安(建築設備設計基準より) ・収容人員に基づく方法 必要換気量(m3/h)=1人当り必要換気量(m3/h)×人数 室名・状況 必 要 換 気 量(m3/人・h) 推奨値 最小値 バー・キャバレー 51 42.5 事務所・レストラン 25.5 17∼20 商店・デパート 25.5 17 冷房時の吹出し温度差 Tr−Td: 9∼10/deg 冷凍トンの定義 1USRt=3024(kcal/h) 2000lb.の0℃水を24hで0℃の氷にする能力 JRt 発熱量(kcal/h) 象 人体 水銀灯400W 所 トイレ・洗面所 USRt 熱 qHL=人員×LH qHL=人員×SH ・部屋の必要換気回数から求める方法 必要換気量(m3/h)=毎時必要換気回数(回/h)×部屋の容積(m3 ) 5. 潜 人体 注)旅館∼モーテルを除き,居室・事務室の床面積,営業の用途に 供する部分の床面積 ※首都整備局設定数値 4. 熱 ・発生熱量例 5 5∼15 顕 象 1JRt=3320(kcal/h) 1000kgの0℃水を24hで0℃の氷にする能力 なお,1USRtは床面積約30m2の冷房を目安とする。 内装型空気調和器標準能力 型 (kW) 3.7 5.5 7.5 9.5 9.8 11.0 15.0 19.0 19.6 7.5×3 9.5×3 式 周波数 50Hz地域 周波数 60Hz地域 冷房能力 風 量 冷房能力 風 量 ( ) (×105J/hr) (m3/min) (×105J/hr) (m3/min) ( 5.0) ( 7.5) (10.0) (13.0) (13.5) (15.0) (20.0) (26.0) (26.6) (30 ) (39 ) 494 753 1,088 1,360 1,432 1,570 2,009 2,721 2,918 3,140 3,893 50 75 100 130 130 150 200 260 260 260 390 578 921 1,235 1,633 1,670 1,884 2,323 3,265 3,412 3,767 4,437 55 83 110 143 143 165 220 286 286 286 430