...

ろっかしょ議会だより 第21号(平成24年9月)

by user

on
Category: Documents
7

views

Report

Comments

Transcript

ろっかしょ議会だより 第21号(平成24年9月)
六ヶ所村
発行日/平成 24 年8月 30 日
ROKKASHO VILLAGE
ろっかしょ
第21号
議 会 だ よ り
東通村「野花菖蒲の里」を視察調査(福祉教育常任委員会)
6月定例会
住宅新築助成金の 面 積 要 件 を 徹 廃
・・・・・
2
一般質問
・・・・・
4
・・・・・
6
平成 24 年第2回臨時会
(仮称)総合医療福祉施設の整備に向け造成工事に着手
平成 24 年第4回臨時会
11
泊小学校に飲料水兼用の耐震性防火水槽設置
・・・・・
9 月定例会開催予定
・・・・・
発行/六 ヶ 所村議会
〒 039-3212
編集/六 ヶ 所村議会広報委員会
青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字野附 475
TEL 0175-72-2111 FAX 0175-72-4127
12
六ヶ所村ホームページ
http://www.rokkasho.jp/
平成 24 年
6月定例会
村では、尾駮レイクタウン北地区の円滑な宅地分譲と定
住促進を図るため、同地区の土地を購入し住宅を新築した
方で条例に定める交付要件を満たす場合、宅地購入助成と
して 3800 円/㎡・住宅新築助成として 7500 円/㎡を助
住宅新築助成金の交付要件の「住宅の延べ床面積が 120
㎡以上の住宅」が撤廃されたことによって、住宅の大きさ
に関係なく住宅新築助成金を受けることができるようにな
りました。
要件を徹廃
平成 年6月定例会は、6月4日から 日までの8日
間の会期で開催されました。
初日は、古川健治村長から原子力政策に係る国の動向
や村の対応姿勢、再処理施設の試験の実施状況などを報
告した上で、上程された議案などの概要について説明。
年度の8 会計の補正予算をはじめ、
本定例会には、
条例の一部改正や人事案件など 件が上程され、いずれ
も原案どおり全会一致で可決・同意されました。
24
24
13
11
宅地分譲の促進を図るため、住宅新築助成金の面積
要件︵住宅の延べ床面積が120 平方メートル以上の
●尾駮レイクタウン北地区定住促進条例の一部改正
ら、所要の改正を行ったもの
住 民 基 本 台 帳 法 の 改 正 に 伴 い、 外 国 人 住 民 の 方 も 日
本人住民と同様に住民基本台帳法が適用されることか
●印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正
条 例 改 正
︶
詳 し く は、 六 ヶ 所 村 H P︵ http://www.rokkasho.jp/
内の﹁六ヶ所村議会﹂をご覧ください。
れました。
そのほか、木村常紀議員から衆・参議院議長、内閣総
理大臣をはじめとする関係大臣に対して﹁基地対策予算
の増額を求める意見書の提出について﹂、橋本喜代二議
員から﹁六ヶ所村議会委員会条例の一部を改正する条例
について﹂発議が提出され、いずれも全会一致で可決さ
一般質問では、3議員が村政全般にわたり厳しく問い
ただしました。
6月定例会のあらまし
住宅︶を撤廃する改正を行ったもの
第21号(2)
ROKKASHO VILLAGE
議会だより
六ヶ所村
成しています。
の助成。ただし、村内の建設業者施工に限定
宅地分譲が進む尾駮レイクタウン北地区
平成 24 年
6月定例会
尾駮レイクタウン北地区の宅地分譲の促進を図るため
住宅新築助成金の面積
土地購入後、5年以内に新築すれば 7500 円 /㎡
補 正 予 算
一 般 会 計 補 正 予 算 の 歳 出 は、 人 事 異 動
の 人 件 費 の 補 正 の ほ か、︵ 仮 称 ︶ 総 合 医 療
福 祉 施 設 整 備 事 業 お よ び 千 歳 平 1 号・ 2
号幹線道路改良整備事業に要する費用を追
加 し、 歳 入 は、 県 支 出 金 に 野 菜 等 産 地 生
産・ 販 売 力 強 化 対 策 事 業 費 補 助 金 追 加 の ほ
か財政調整基金取り崩しによって調整を
行 っ た 結 果、 6 9 5 4 万 4 千 円 を 追 加 し、
130億8954万4千円となりました。
ま た、 国 民 健 康 保 険 特 別 会 計 を は じ め と
す る 4 つ の 特 別 会 計 な ら び に3 つ の 公 営 企
12億7687万円
424万4千円
12億8111万4千円
6億5522万9千円
573万1千円
6億6096万円
国民健康保険特別会計
(千歳平施設勘定)
1億582万8千円
589万7千円
1億1172万5千円
介護保険特別会計
(保険事業勘定)
9億110万 8 千円
367万8千円
9億478万6千円
水道事業会計
(収益的支出)
2億4169万円
0円
2億4169万円
農業集落排水事業会計
(収益的支出)
7377万6千円
0円
7377万6千円
4億1065万9千円
0円
4億1065万9千円
下水道事業会計
(収益的支出)
業 会 計 に つ い て は、 人 事 異 動 な ど に 伴 っ て
130億8954万4千円
国民健康保険特別会計
(尾駮施設勘定)
過不足が生じる人件費に要する経費などに
6954万4千円
国民健康保険特別会計
(事業勘定)
ついて、予算措置を講じたものです。
130億2000万円
一般会計
補 正 後
補 正 額
補 正 前
会 計 名
六ヶ所村
ROKKASHO VILLAGE
議会だより
(3)第21号
な お、 3 つ の 公 営 企 業 会 計 の 補 正 額 が 0
円 に な っ て い ま す が、 こ れ は 人 件 費 の 減 額
分 を 予 備 費 に 追 加 し た も の で、 既 決 予 算 内
の組み替えを行ったものです。
︵補正予算の状況は下表のとおり︶
補正予算の状況
平成 24 年6月定例会
一般質問
国の選択肢のひとつと考えるもので、
理解できるものではない
髙橋 文雄 議 員
答
再処理事業について
問
3月 日に発生し
た 東 日 本 大 震 災 以 降、
国の方針は紆余曲折し
ている。
県知事やむつ市長が
強 調 す る よ う に、 六 ケ
所村は使用済み燃料の
全量再処理の方針は揺
日に
るぎないものと認識し
て い る が、 5 月
報道された村長のコメ
ン ト で は 、﹁ 併 存 に 一
定の理解を示す﹂と報
道 が さ れ た が、 村 長 の
発言の真意を伺いた
堅 持 を 訴 え て お り、 当 日
の 委 員 会 に お い て、 将 来
の原発依存度が不透明な
ら、 使 用 済 み 燃 料 の 再 処
の3 選 択 肢 案 お よ び こ れ
再処理と直接処分の併存
再 処 理、 全 量 直 接 処 分、
答 こ の 報 道 は、 国 の 委
員会が取りまとめた全量
の で、 一 定 の 理 解 を す る
る と 考 え る﹄ と 答 え た も
しての一つの選択肢であ
で 、 真 意 は 、﹃ 委 員 会 と
意見を求められたもの
も優位との評価に対して
い。
らの基本政策の決定を一
理と直接処分の併存が最
定期間留保する案と評価
と 答 え た わ け で は な い。
むつ市長と「原子力政策堅持」を国に要望する古川村長と橋本議長
た い。
策の堅持を求めてまいり
問
テレビ電話の利活用どう考える
も と に、 常 備 消 防、 消 防
団および民生委員が連携
し、 現 在、 対 応 し て い る
と こ ろ で、 ご 指 摘 の 内 容
に つ い て は、 昨 年 の 大 震
度をふやすことを早期に
機 能 を 利 用 し、 確 認 の 頻
と と し て い る。
図ったうえで活用するこ
結 果、 対 象 者 に 周 知 を
答
検討を進めている
実 現 し て ま い る。
災を踏まえ検討してきた
問
村が全世帯に設置し
た テ レ ビ 電 話 に つ い て、
の 端 末 を 設 置 し て、 健 康
けることや血圧測定など
ビ 電 話 で 診 察 し、 薬 を 届
進 め て い る。
可能となるように準備を
テレビ電話での再確認が
4 点 目 に つ い て は、 新
ま た、 診 療 所 に 来 る こ た に シ ス テ ム を 構 築 し、
と が 難 し い 方 に は、 テ レ
次の4点について伺いた
い。
利用状況はいかがか
独居老人などを対象
に遠隔安否確認などの医
管理を行うことなどを検
療サービスへの活用の予
3 点 目 に つ い て は、 災
害時要援護者登録台帳を
討 し て ま い り た い。
定はないか
災害時要援護者など
への安否確認への活用に
ついて
防災行政用無線の情
報補完について
答
1 点 目 に つ い て は、
前年度実績で役場からの
お知らせが800件余
り、 住 民 が テ レ ビ 電 話 を
使用した通話数は月1 万
通 話 程 度 と な っ て い る。
て い る が、 テ レ ビ 電 話 の
1回訪問し状況を確認し
護支援専門員が一ヶ月に
設置と民生委員および介
引 き 続 き、 全 量 再 処 理
2 点 目 に つ い て は、 現
際の発言が報道されたも
を基本とするサイクル政
在、 緊 急 通 報 シ ス テ ム の
の で あ る。
本 職 は、 こ れ ま で も 終
始一貫して立地基本協定
締結時の全量再処理を基
本としたサイクル政策の
今後の利活用が期待されるテレビ電話
11
に つ い て、 取 材 を 受 け た
(2)
(1)
(3)
(4)
16
第21号(4)
ROKKASHO VILLAGE
議会だより
六ヶ所村
問 「併存に一定の理解を示す」と報
道された村長の発言の真意は
平成 24 年6月定例会
一般質問
橋本 勲 議員
利益に大きく影響する現
現在の入居率は %
で、 テ ナ ン ト 料 金 が 売 上
た し た と こ ろ で あ り、 同
の改修費補助金を計上い
て、 当 初 予 算 で 今 年 度 分
ら、 村 で は 改 修 に つ い
状 に お い て、 こ の ま ま の
社 に は、 入 居 率 を 上 げ る
ことが最重要課題である
は、 平 成7 年
年にわた
月のオー
年で施設設備の改修や増
の 模 様 が え、 8 年 か ら
年度においては赤
プ ン 以 来、 約
改築などのリニューアル
長 引 く 不 況 下、 経 済 の 低
字 を 維 持 で き た も の の、
平成
障、 施 設 の 老
暖房設備の故
数を過ぎた冷
う え、 耐 用 年
できなかった
続に大きな支
テナントの継
10
空 き 面 積 が 続 い た 場 合、
平成
と 認 識 し て い た だ き、 魅
り地域住民の生活の利便
て い る が、 厳
を 実 施 し、 集 客 力 向 上
しい経営状況
を図るとされ
年度からは単年度黒
同 社 の 経 営 状 況 は、 平
性の向上や雇用の場の提
成
迷や郊外大型店への購買
の中で改修が
力の流出などにより新し
朽化による雨
年度も辛うじて黒
いテナント誘致は厳しい
漏りなどによ
り、 テ ナ ン ト
状況下であると伺ってい
こ の よ う な 中、 同 社 に
お い て は、 テ ナ ン ト 料 の
障になってい
る。
一部減免を2 年間実施し
ると伺ってい
の 誘 致、 既 存
て き た が、 残 念 な こ と
る。
このことか
て い る。
ればならないものと考え
営改善を早急に進めなけ
た だ く な ど、 抜 本 的 な 経
者ニーズに対応したテナ
力 あ る テ ナ ン ト と、 消 費
字に転落していくことが
ント誘致に取り組んでい
ピ ン グ モ ー ル﹁リ ー ブ﹂
予 想 さ れ る。
答
六ヶ所地域振興開発
㈱ が 管 理 運 営 す る シ ョ ッ 本 来、 こ の よ う な 施 設
は、3 年 か ら5 年 で 内 装
問
ショッピングモー
ル﹁ リ ー ブ ﹂ 内 に 空 室
が目立つようになった
が、 運 用 状 況 は 大 丈 夫
か。
78
供 に 努 め て き た。
24
に、 こ と し3 月 末 ま で に
改修でテナントの入居が期待されるリーブ
16 12
字 で 推 移 し て き て お り、
13
問
原子力政策の憂慮すべき事態にどう対処する
答 サイクル政策の堅持が村の基本
今 後、 原 子 力 政 策、 エ
問
原子燃料サイクル
ネルギーミックス及び温
事 業 に つ い て は、 国 の
暖化対策の選択肢の原案
関係機関において脱原
が政府のエネルギー・環
子力を基本に議論され
境会議に報告された後
検討している状況にあ
に、 同 会 議 が 原 案 を 取 り
ると理解している。
ま と め、 エ ネ ル ギ ー ・ 環
国 の 結 論 は、 夏 場 あ
境戦略に関する複数の選
た り に な る よ う だ が、
択 肢 を 提 示 し、 国 民 的 議
村にとって極めて状況
論 を 経 て、 革 新 的 エ ネ ル
は憂慮すべき事態であ
ると考えるがどうか。
ギー・環境戦略が策定さ
れるものと理解してい
ま た、 村 と し て こ う
した状況にどのように
る。
対応しようと考えてい
村 と し て は、 こ う し た
るのか。
状 況 を 踏 ま え、 政 府 の エ
ネルギー・環境会議から
体に大きな影響を及ぼし
しの内容によっては村全
し の 動 向 を 重 視 し、 見 直
答
政府の脱原子力依存
に向けた原子力政策見直
立 場 を 基 本 に、 議 会 と と
ル政策の堅持という村の
を 密 に し な が ら、 サ イ ク
設立地自治体などと連携
つ つ、 青 森 県、 原 子 力 施
の選択肢の提示に注視し
か ね な い こ と か ら、 昨 年
も に 適 時、 適 切 に 対 処 し
て ま い り た い。
月、 議 会 と と も に、 国
な ど に 対 し、 原 子 燃 料 サ
イクル政策の堅持と事業
の着実な推進などについ
て 要 望 活 動 を 行 っ た。
六ヶ所村
ROKKASHO VILLAGE
議会だより
(5)第21号
抜本的な経営改善を早急に
進めなければならない
答
23
3 テナントが撤退してい
る。
10
問 『REEV』の運用状況は大丈夫か
平成 24 年6月定例会
一般質問
問
県 と 村 は、 I T E
R関連の研究で六ヶ所
村に住む外国人研究者
答
前向きに検討してまいりたい
し国際感覚を持った人
材を育成することに取
り組んでいる。
の 子 ど も た ち を 受 け 入 そ こ で、 イ ン タ ー ナ
ショナルスクールのカ
年 9月に開設し
ナショナルスクールを
内の子供を受け入れら
リ キ ュ ラ ム の 中 に、 村
れ る た め に、 イ ン タ ー
平成
れるような仕組みを考
いか伺いたい。
どを行うことができな
え、 活 き た 英 語 教 育 な
ている。
ま た、 村 と し て は さ
まざまな国際交流事業
を 行 い、 異 文 化 を 体 験
答
現 在、 同 ス ク ー ル に
は4 名の教員と児童生徒
が 在 籍 し、 開 設 以 来、 尾
駮小学校においては外国
語活動授業の一環とし
て、 同 ス ク ー ル の 児 童 生
徒及び教員を招いて交流
授業を行っているところ
で あ る。
ま た、 英 語 ク ラ ブ に 所
属する村内児童生徒に対
する英語の授業を毎週1
回 実 施 し て い る。
さ ら に は、 村 内 の 小 学
校 5・6 年 生 お よ び 中 学
生 を 対 象 に、 2 日 間、 英
語漬けの体験学習授業を
実施する予定であると
伺 っ て い る。
ご指摘の内容について
は、 学 校 と の ス ケ ジ ュ ー
問
農道のアスファルト舗装計画はないか
答 農家の利便性向上を目的に計画的に整備する
よ う 整 備 を 行 っ て い る。
問
農道は春を迎える
苦情件数などについて
と農作業を行うため除 は、 農 道 の 除 雪 作 業 に 伴
雪 を す る が、 砂 利 を 敷
う農地への砕石が飛散し
い て い る 道 路 が 多 く、
た と の 苦 情 が1 件、 農 地
除雪の度に道路に面
への進入路の除雪をして
した農地には砕石が入
ほ し い と の 要 望 が3 件 寄
り 込 ん だ り、 補 修 の た
せ ら れ た が、 直 ち に 対 策
めに砕石を敷いている
を 講 じ た と こ ろ で あ る。
と 聞 く が、 村 内 の 農 道
ま た、 農 道 の ア ス フ ァ
の距離や年間の整備費
用、 苦 情 件 数 の 現 状 は
ル ト 舗 装 に つ い て は、 平
どうなっているのか。
成 年度から長期事業整
備計画の中で農道整備事
ま た、 ア ス フ ァ ル ト
舗装の予定がないのか
業 5 カ 年 計 画 を 策 定 し、
伺いたい。
地域の要望を踏まえて優
先順位を定め舗装化を進
も の の、 国 際 教 育 研 修 セ
うち舗装済み農道は
.
答
現 在、 村 の 農 道 は 延
長 約 キ ロ メ ー ト ル で、
線1.7 キロメートルを
メ ー ト ル、 今 年 度 は4 路
度 は 3 路 線 3. 8 キ ロ
め て い る と こ ろ で、 昨 年
ンターの機能の有効活用
部分は
2 キ ロ メ ー ト ル、 未 舗 装
.8キロメート
ル と な っ て い る。
考 え て い る。
に整備してまいりたいと
的 と し て、 今 後 も 計 画 的
農家の利便性の向上を目
農 道 整 備 に よ り、 砕 石
の 飛 散 防 止 は も と よ り、
実 施 予 定 で あ る。
を 図 る た め、 村 教 育 委 員
ル調整などの課題がある
23
会など関係機関と協議し
ながら前向きに検討して
ま い り た い。
自治会からの要望に沿う
計 上 し、 毎 年 春 と 秋 に 各
年度は1, 200 万円を
1 , 5 0 0 万 円、 平 成
未舗装部分の砕石補修
費 と し て、 平 成 年 度 は
23
インターナショナルスクールを村内の
子どもの英語教育に活用できないか
岡山 勝廣 議 員
国際教育研修センターでハロウィンの由来を学び仮装する子どもたち
20
第21号(6)
ROKKASHO VILLAGE
17
24
議会だより
六ヶ所村
63
45
問
平成 24 年
第2回
臨時会
(仮称)総合医療福祉施設の建設に向け
造成工事に着手
平成 24 年第2回臨時会が5月 21 日に開催され、平成 23 年度一般会計および6特別会
計補正予算などの専決処分※1に関する報告が 16 件、尾駮診療所の老朽化などに伴う(仮称)
総合医療福祉施設の建設に向けた土地の取得や造成工事に関する議案が2件提出され、い
ずれも原案どおり全会一致で承認・可決されました。
この専決処分には、措置するにあたり議会を招集する時間的
余裕がないなどの理由から処理されるものと議会の権限に属す
る軽易な事項として処理されるものがあり、いずれも措置後の
最初の議会で報告することとされているが、前者には議会の承
認が必要とされているが、後者には議会の承認を必要としない。
本臨時会では、今冬の豪雪による融雪資材購入助成、除排雪
委託に要する経費などの補正予算や法律改正により4月1日か
ら施行する必要のある条例の一部改正などが専決処分され報告
不動産の取得
こと。
︵仮称︶総合医療福祉施設整備
事業造成工事
を、村長が地方自治法に基づき、議会の議決前に自ら処理する
︵仮称︶総合医療福祉施設の建設に向けて、
取得した用地の造成などを行うもの
専決処分とは 本来、議会の議決を経なければならないこと
・契 約 金 額 1億2915万円
・契約の相手 附田建設株式会社
一 口 メ モ
︵ 仮 称 ︶ 総 合 医 療 福 祉 施 設 の 建 設 に 向 け て、
用地の取得をするもの
・住
所 尾駮字野附987番地
ほか8筆
・取得面積 約2万2400 ㎡
・取得価格
約1億7000万円
(仮称)総合医療福祉施設の建設に向け造成工事が進められる尾駮レイクタウン北地区東側の隣接地
された。
(7)第21号
議会だより
六ヶ所村
ROKKASHO VILLAGE
平成 24 年
第4回
臨時会
東日本大震災を教訓に防災力の向上
泊小学校に飲料水兼用の
耐震性防火水槽の設置
平成 24 年第4回臨時会が7月 26 日に開催され、条例の一部改正の専決に関する報告が1件、
条例の一部改正及び契約に関する議案が 10 件提出され、いずれも原案どおり全会一致で承認・
可決されました。
条
例
●乳幼児等医療費給付条例の
一部改正の専決
所得税法の改正により扶養
親族の年齢が 歳以上から
歳未満が特定扶養親族の対象
外になったことから、これま
でと同様に所得限度額への加
算対象とするため改正したも
の
●ひとり親家庭等医療費給付
条例の一部改正
所得税法の改正により扶養
親族の年齢が 歳以上から
歳未満が特定扶養親族の対象
外になったことから、これま
でと同様に所得限度額への加
算対象とするため改正したも
の
契約案件
●平沼高瀬川線改良舗装工事
契約金額
1億2390万円
契約の相手 株式会社 髙田工業
●千歳平1号・2号幹線改良舗装工事
契約金額
1億5645万円
契約の相手 株式会社 鳥山土木工業
●● 中央公民館改修工事︵建築︶
契約金額
6079万5000円
契約の相手 株式会社 鷹架工務店
改修される中央公民館
水槽設置工事
●尾駮地区排水路整備工事
契 約 金 額 6720万円
契約の相手 東和建設 株式会社
●● 泊 地 区 飲 料 水 兼 用 耐 震 性 防 火
飲料水兼用耐震性防火水槽の設置概要図
契 約 金 額 1億2495万円
契約の相手
株式会社
附田建設
第21号(8)
ROKKASHO VILLAGE
議会だより
六ヶ所村
19
19
16
16
平成 24 年
第4回
臨時会
倉内・平沼小学校統合整備事業 平成 25 年4月開校に向けた
グラウンド外構工事を発注
グラウンド
外構工事を発注
●倉内・平沼小学校統合整備事業グラウンド・
外構整備工事︵1工区︶
契約金額
9576 万円
契約の相手 大泉建設 株式会社
●区画整理事業幹線緑道2号工事︵1工区︶
契約金額
5428万5000円
契約の相手
株式会社
髙田工業
●区画整理事業幹線緑道2号工事︵2工区︶
契約金額
6741万円
契約の相手
東和建設
株式会社
六ヶ所村
ROKKASHO VILLAGE
議会だより
(9)第21号
昨年工事した緑道
緑道工事前の尾駮レイクタウン
●倉内・平沼小学校統合整備事業グラウンド・
外構整備工事︵2工区︶
契約金額
1億4385万円
契約の相手 株式会社 岡山建設
平成 25 年4月開校に向け工事が進められている倉内・平沼小学校統合小学校
施設整備をチェック
が、去る、5月 18 日に議会議員全員協議会において整備計画や施設規模などの説明がありました。
総合医療福祉施設と類似した施設である東通村の「野花菖蒲の里」の視察を行いました。
●議会議員全員協議会
去る、5月 日、古川村長から開催要請
当日は、
古川村長から﹁現在の診療所は、
年に建設されたもので、老朽化によ
いさつ。
診 療 所 の 現 状、
︵仮称︶総合医療福祉施設
の規模・整備スケジュール・事業費などに
ついて説明がありました。
にないことから、小規模で医師兼務で運営
か。﹂などの質問が出されました。
﹁同施設に小児科の設置を検討できない
コ ス ト は 現 在 と 比 較 し て ど う な る の か。﹂
、
できるそれらの機能も備えた施設を尾駮レ
施設や通所リハビリテーション施設が村内
﹁施設完成後のランニング
り大規模な改修が必要で、かつ、老人保健 議 員 か ら は、
昭和
議会議員全員協議会を開催しました。
を受け、︵仮称︶
総合医療福祉施設について、 木村豊治福祉部門理事などからは、尾駮
18
イ ク タ ウ ン 北 地 区 東 側 に 整 備 す る。
﹂とあ
(仮称)総合医療福祉施設の完成予想図
第21号(10)
ROKKASHO VILLAGE
議会だより
六ヶ所村
60
施設の概要(鉄筋コンクリート造2階建)
区 分
診 療 所
介護老人保健施設
通所リハビリ
テーション
保健相談センター
そ の 他
主な施設
内 科 診 療 室
歯 科 診 療 室
薬
局
被ばく救急処置室
入院ベット数 19 床
療養ベット数 29 床
食
堂
談
話
室
浴
室
介 護 事 務 室
デ イ ル ー ム
訓
練
室
浴
室
事
務
室
健
診
室
集 団 指 導 室
ドクターヘリ離発着場
医 師 住 宅
研 修 医 宿 舎
平成 26 年8月開設に向けて
(仮称)総合医療福祉
尾駮診療所の老朽化や安定した医師確保のために新しい診療所の建設が検討されていました
また、村の医療などを所管する福祉教育常任委員会においては、村が計画している(仮称)
福祉教育常任委員会︵橋本隆春委員長︶
では、去る、6月 日、東通村の﹃野花菖
億円をかけて
あらゆる面から提供することを目指し、平
成7年から 年にかけて約
建設されたもので、
﹁保健福祉センター﹂・
55
総合医療福祉施設の類似施設の管理運営状
き健康推進課﹂
・
﹁社会福祉協議会﹂
・東通
らなる複合施設で、事務室は﹁役場いきい
同施設は、地域住民が一生涯健康で安心
民営を生かした福祉の総合窓口として各種
協会﹂が共同で執務室として利用し、公設
村 診 療 所 を 管 理 運 営 す る﹁ 地 域 医 療 振 興
した生活を送られるように、健康づくりや
サービスが行われていました。
●福祉教育常任委員会
保健・医療・福祉のサービスを必要な時に
生きがい活動を通じて各地域が助け合い、
す。
況などを把握するために実施されたもので
村で計画している︵仮称︶ ﹁東通村診療所﹂・﹁介護老人保健施設﹂か
今回の視察は、
蒲の里﹄を視察しました。
16
当 日 は、﹁ 施 設 の 概 要 ﹂・﹁ 各 施 設
の建設費用とその財源﹂・﹁施設の管
理運営状況﹂などの説明を受けた後、
議 員 か ら は、
﹁施設の指定管理料
同施設の見学をしました。
として村から補助金をどのくらい出
し て い る か。﹂、﹁ 指 定 管 理 者 と の 意
思の疎通はどのようになされている
のか。
﹂などの質問が出されました。
六ヶ所村
ROKKASHO VILLAGE
議会だより
(11)第21号
27
「野花菖蒲の里」を見学する福祉教育常任委員
青森県町村議会議長会主催による県下町村議会議員研修会が7月
青森県
森県町
町村議会議長会主催に
12 日、青森市民ホールにおいて開催
され、全議員が出席しました。
講演 「これからの政局・政治の行方」
講師 時事通信社 解説委員 田 崎 史 郎 氏
田崎氏は、昭和 48 年に時事通信社に入社して以来、政治取材を続け、
整理部長、解説委員などを経て、平成 18 年から解説委員長を努められ、
平成 22 年に同社を定年退職。引き続き、解説委員として活躍する一方で、
豊富な知識を生かし、
「報道ステーション」
・
「とくダネ!」
・
「ニュースキャ
スター」などのテレビ番組にコメンテーターとして出演されています。
講演では、田崎氏のこれまでの取材や政治家との交流などをもとに、6
月 26 日に衆議院で可決された「消費税関連法案の行方」、「衆議院解散総
選挙の行方」
、
「自民党総裁の行方」、週刊文春に掲載された「小沢一郎婦
人の手紙」などについてお話がありました。
最後に、同氏から「政治は川の流れのように変化するから、政治の行方
は誰にもわからない」との補足がありました。
講師の田崎氏
9 月 定 例 会 会 期 日 程( 案 )
日 程
開催日(曜日)
区 分
第1日目
9月 3 日(月)
本会議 ( 午前 10 時 )
第2日目
9月 4 日(火)
本会議 ( 午前 10 時 )
第3日目
9月 5 日(水)
休 会
常任委員会
第4日目
9月 6 日(木)
休 会
常任委員会、特別委員会
第5日目
9月 7 日(金)
本会議 ( 午前 10 時 )
決算審議
第6日目
9月 8 日(土)
休日休会
第7日目
9月 9 日(日)
休日休会
第8日目
9月 10 日(月)
本会議 ( 午前 10 時 )
会 議 内 容
開会、提出議案上程・説明、
委員会付託 一般質問
議案審議、委員長報告、閉会
※議会の日程は、変更されることがあります。
議会を監視するのは『あなた』です。 定例会は、3月、6月、9月、12 月の年4回
開催されます。
臨時会は必要に応じて開催されます。
あなたも議会の傍聴をしてみませんか。詳しくは議会事務局 Tel 72 − 2111(内線 411
または 412)へお尋ねください。
傍聴は村政を知る良い機会です。
6月定例会の傍聴人は 38 人でした。
議会だより
21
19
10
編 集 後 記
号をお届けします。
議会だより
本村議会が平成 年 月に議会
広 報 誌 と し て 発 刊 以 来、 よ う や く
5年を迎えようとしています。
同 誌 は、 議 会 の 活 動 状 況 を 広 く
村 民 の 皆 さ ん に 周 知 し、 村 政 に 対
するご理解とご協力を得るために、
各 定 例 会 の 新 事 項 を 中 心 に1 年 に
4回発行してまいりました。
発 行 に あ た っ て は、 議 会 活 動 の
透 明 性 を 高 め る た め に﹁ よ り 分 か
り や す く ﹂、﹁ よ り 充 実 ﹂ し た 広 報
誌 を 目 指 す と と も に、 ホ ー ム ペ ー
ジ の 作 成・ 充 実 に も 努 め て ま い り
ました。
今 後 と も、 村 民 の 皆 さ ん の ご 指
導 を 賜 り な が ら、 皆 さ ん が﹁ 知 り
たい﹂情報を、﹁分かりやすく﹂提
供していきたいと思います。
先 般、 東 奥 日 報 に 県 内 の 全 市 町
村の情報公開度調査の結果が公開
さ れ ま し た。 調 査 内 容 と し て は、
本 会 議 や 委 員 会 の 議 事 録 の 公 開、
本会議のネット中継など2 項目に
絞ったアンケート調査結果を点数
化 し た も の で、 本 村 議 会 は 点 満
点 の3 点 と い う 不 甲 斐 な い 結 果 が
公開されました。
情報公開度を2 項目だけで評価
するというのはいかがかと思いま
す が、 結 果 は 結 果 と し て 重 く 受 け
止 め、 さ ら な る 情 報 公 開 の 向 上 に
取り組んでまいりたいと思います。
正
廣
行
隆
光
ROKKASHO VILLAGE
引 き 続 き、 ご 指 導・ ご 鞭 撻 を 賜
りますようよろしくお願いします。
六ヶ所村議会広報委員会
木 村 廣
岡
山
勝
鳥谷部
正
鳥
山
義
髙
田
博
委員長
副委員長
委
員
委
員
委
員
六ヶ所村
議会
傍聴
20
第21号(12)
Fly UP