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中国街道ジャーナルVOL1(PDF 89.0 KB)

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中国街道ジャーナルVOL1(PDF 89.0 KB)
平成 17 年 8 月
「中国街道まちづくり懇話会」事務局 発行
VOL1
∼はじめに∼
「中国街道を活かしたまちづくり懇話会」の昨年度の準備会を含め、早くも 4 回開催いた
しました。その間、様々な方々が参加され、今や 40 人を越える大所帯のプラットフォームと
なりました。懇話会では、「中国街道」とは「何ぞや」という話から、地域毎での言い伝え、さ
らには「象」の大名行列の様子に至るまで、あらゆる視点で「中国街道」を題材にした話題
作りの話に花が咲いたと思います。
一方で、メンバーそれぞれができ得る範囲で、雑誌媒体への話題掲載や支所でのイベン
ト開催など具体的な取組みが始まりつつあります。まちづくりにおいても、昨年の準備会に
参加いただいていた築地土地区画整理事務所において、築地地区復興の取組みの一環
で中国街道の石碑の建立が決まりました。今後もウオークイベントの開催など個別の楽し
い取組みが開催されていくと思います。引き続き、この懇話会メンバーで情報提供や具体
的な取組みを行っていただくことが大切であると考えます。
―連絡先―
尼崎市都市政策課内「中国街道を活かしたまちづくり懇話会」事務局
電話 06-6489-6147 FAX 06-6489-6793
E m a i l [email protected]
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■第1回「中国街道を活かしたまちづくり懇話会」が開催されました!
第 1 回懇話会の様子
趣旨を述べる佐々木尼崎市都市政策課長
5 月 19 日(木)中央地区会館において「第 1 回中国街道を活かしたまちづくり懇話
会」が開催されました。市民の代表、事業者、各種団体の代表、市職員など、の代表
で構成される懇話会で、尼崎市の歴史的地域資産である旧街道の中国街道をテー
マに、様々な切り口での論議を交わしました。
∼主な意見は次の通りです!∼
・なぜ「中国街道」が懇話会のテーマになったのかわからない??国道 2 号線、や 43 号線で
もテーマでいいのでは??
・尼崎に住んでいるが「中国街道」というものが存在していたことに驚いた。知らない人は多
いと思う。
・このような歴史的な資産は是非活用してまちづくりに活かすべきだ。知らない人が多いので
あればもっとPRしたらいい。特に将来を担う子供たちに!!!
・このような「隠れスポット」のPRには熱狂的なファンが必要だ!!
・懇話会は何か成果を求めるのか???(注:この懇話会は自由参加型のプラットフォーム
で、「中国街道」に関することなら自由に発言していただけます。もちろん何かしらの具体的な
取組みが行われれば〔実際には支所で講座が開かれたり、尼崎南部再生研究所が「365歩
のまち」で中国街道を記事に掲載したりと、着々と何かがはじまりつつありますが・・・〕なおさ
らいいに決まっています。これだけのメンバーで構成された懇話会は尼崎のなかでもなかな
かありません!それだけ素晴らしい方々にせっかくお集まりいただいているのですから何か
がおきればもっといいですね。)
・もっと中国街道の歴史的な背景について勉強がしたい!(納得です。)
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∼事務局の独り言∼
というような形で第1回目の懇話会は終了しました。第1回目ということもあり・・・事務局不慣
れのため・・・・議事の進行にはご迷惑をおかけし、まだまだ「論議が足りん!」とお怒りのメン
バーもいらっしゃるかとも思いますが、このような感じでできるだけ「まったり」と懇話会は進め
ていきたいと思います。(いや違う!というご意見があればメールでも何でも結構ですの
で・・・よろしくお願いいたします!)
■「中国街道」の歴史的な背景について学ぶ。「象が通ったって??」
(第 2 回中国街道を活かしたまちづくり懇話会)
「中国街道」の歴史的な背景について講話する
本市教育委員会歴博文化財担当者
「西国街道」は実は脇道で、中国街道は本
道だったのだ
「中国街道」は神崎川を渡るところは 2 箇所あ
ったのか(神崎の渡・辰巳の渡し)
享保の「象」で話がもりあがる!
象のマークの街道ステッカーなんかどう
かな
歴史的な背景に関する講話の後、活発に意見
交換を行う懇話会メンバーの皆さん
全国放送コンクールに「中国街道」がで
るかも・・・
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7 月 6 日(水)大庄地区会館において「第 2 回中国街道を活かしたまちづくり懇話
会」が開催されました。今回は第 1 回目での論議のリクエストにお応えし中国街道の
歴史的な背景について本市教育委員会の学芸員から中国街道の歴史的な背景に
関する、講話を行いました。また、その後、過去から皆さんから頂戴してきた具体的な
取組みについて意見交換を行いました。
∼主な意見は次の通りです!∼
・尼崎南部再生研究所では、「365歩のまち」という冊子を発刊し、「中国街道」を掲載。研究
員本人も街道沿いに歩き、面影の残る地域を見て、面白いと感じた。一方で沿線住民の認知
が低く積極的なPRが必要との意見あり。
・過去に中国街道を題材に卒業論文を書いた学生がいたことが判明!
・築地地区は震災復興で町の面影が変わってしまった。大黒橋など、中国街道にまつわる史
跡も変わってしまい正しい歴史の伝承がされるか心配される。
・沿線住民の認知を高めるためにはコミュニケーションツールが必要ではないか。ステッカー
などはいかが?
・「中国街道」を全面に打ち出すよりも街道を大名行列した「象」をメインに話を盛り上げたり、
PRしたりするほうが、親しみやすいのではないか。(皆、象が好きみたいです。)
・放送部のビデオ番組など学校教育の場面でも使える地域資産である。(県立尼崎高校VS
県立小田高校?)
∼事務局の独り言∼
というような形で第2回目の懇話会は終了しました。今回は専門的な知識の勉強会と、象
の話題で盛り上がった良い時間だったと事務局は勝手に満足しています。ゆっくりじっくり育
てていきましょう。
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