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車両運行管理等業務

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車両運行管理等業務
【別紙様式】
調書番号
21b −
11
−
0
特定課題評価シート(調書)
1 業務の概要
(1) 業務名
(3) 関連する事
務事業評価番号
(細業務名)
車両運行管理等業務
01010500-3
(2) 調書作成担当者
総務部
総務課長 林 信男
(4) 担当グループ
総括G
内線
22-125
(5) 業務の概要 車両リース、運行管理、保険・事故処理対応等業務
(6) 業務の分類 民間の高度で専門的な知識・技術を活用できるもの
(7) 根拠法令等
2 市場化テスト実施方針とその進捗状況
掲載方針 北海道市場化テスト実施方針(平成21年度∼26年度)
方 針 継続検討業務
業務名
担当部課
開放する業務内容
備 考
対象業務
(1) 市場化テスト 業
実施方針
務
内
業務名
担当部課
今後の対応
具体的な業務
備 考
容 継続検討
総務部総 車両運行管理の 車両リース、運行管理、保険・事故
業務 車両運行管理等業務
平成26年度までに検討実施
務課
一元化検討
処理対応等業務
進捗状況
(2) 上記に対す
る
進捗状況
検討中
年度
未実施の理由 業務の集約・一元化など組織上の課題
費用対効果上の課題
23
【現状】
①運行管理業務:下記2パターンの管理運行体制
(ア)共用車として総務部総務課等で管理している運転手付きの公用車
(イ)各課等に運行管理者を置き各所属で管理し、所属職員が運転する公用車
②交通事故処理対応業務:各(総合)振興局に配置する事故処理担当者が、各地域で発生した事故に対応
総務部総務課に配置している事故処理専門員とともに、事故処理の対応
【課題】
運行管理業務:全道の公用車を一括管理するのは現状では不可能であり、組織上の課題あり
交通事故処理対応業務:道が保有する公用車は3,000台以上あり、民間保険に加入した場合、費用対効果上の課題あり
【検討】
○民間開放に向けてそれぞれの業務を検討するにあたり、実施可能な部分から検討
運行管理業務:共用車として総務部総務課等で管理している運転手付きの公用車について検討
・ 現在、共用車の配車及び運転業務を全8名の運転技術員(再任用職員)が実施
・ 平成25年度に5名体制、平成27年度末には0名となってしまうため、平成27年度までに共用車の措置及び運行管理等に
ついて、他の都府県の実施状況を踏まえ、リース車(ハイヤー・タクシー)等の導入や共用車の管理やその手法等を検討
交通事故処理対応業務: 全国調査の結果を踏まえ、他県への詳細調査を実施するとともに、補償内容、加入時における割引
の有無、加入後の割引率及び契約方法などについて、複数の保険会社と協議を行い、契約方法など
具体的な検討を行う予定。
説明
3 業務内容
事務フロー図
事業費(千円)
人工(人)
※事務の流れ(複数ある場合は代表的な一例)を記載し、民間開放の検討対象部分を点線で囲む。
① 公用車の運行管理
【概要】
○全庁の保有台数
道保有
188
2,770
2,958
本庁(各部等)
振興局等
合計
リース
計
22
466
488
210
3,236
3,446
(ア) 運転手付き公用車の運行管理(本庁共用車の場合・振興局にあっては総務課等)
配車要求
決 裁
((総合)振興局総務課等)
(共用車の使用希望)
配車の決定及び運転業務
8.0
11,167
1.0
運転命令
配車決定等通知
(1) 事務フロー図
及び
当該事務に
要する
事業費・人工
3,105
総務部総務課
(総括G)
((総合)振興局総務課等
総務部総務課(運行管理室)
原 課
(イ) 職員が運転する公用車の運行管理(全運行管理者共通)
運行申請
原 課
運行管理者
※全道の公用車を一括管理するのは不可
能であるため民間開放の検討対象外
(各課等の課長等)
(原課公用車の使用希望)
運行命令
② 公用車事故の対応
交渉
総務部総務課
(事故処理専門員)
事故当事者(相手方)
連
絡
連
絡
事故当事者(職員)
(公用車運転者等)
報告
交渉
職場
(上司等)
報告
報
告
総務部総務課
報告
(総括G)
ア
ド
バ
イ
ス
各(総合)振興局
総務課
小計
上記例以外の対象事務
合計
(2)年間業務量
(4)所要経費
(千円)
14,272.0
9.0
0
9.0
①車両運行回数等 平成22年度:延べ958回、65,234Km(本庁共用車実績) (3)本庁以外の
各(総合)振興局総務課
②加害事故処理件数 平成22年度:55件(11,167千円)
実施部局
①事業費
① 3,105
②11,167
②人件費
①20,616 (内訳)①2,577千円×8名(運転技術員)
② 2,539 ②211,600×12ヶ月×1名(事故処理専門員)
③フルコスト
(①+②)
①23,721
②13,706
4 民間開放(既実施業務については継続)の検討
項 目
適・否
適当
説 明
(1) 業務内容の
公用車の任意保険の加入については、既に民間市場が形成されており、民間のノウハウを活用して行くことが適当であると考える。
適・不適
なお、公用車の管理については、全道の公用車を一括管理するのは不可能であり、委託は困難
実施に伴う削減人員
年間実施効果額
1
人
▲ 132,994 千円
説明 任意保険加入 事業費+事故処理専門員(非常勤職員)×1名−保険料
説明 13,706千円−48,900円(公用車1台あたり保険料)×3,000台(概数)
任意保険加入に関し、民間業者から見積書等を徴したところ、上記の年間実施効果額が132,994千円の赤字となることが判明した。
(2) 費用対効果 なお、共用車の業務委託については、その内容及び共用車台数等の詳細が決まっていないため事業費は不明。
(3) 業務の集約・
一元化の状況
(4) 公共サービス
の質の維持向上
(5) 地域経済の
活性化
(6) 実施後の改
善点(導入済の
業務のみ記載)
(7) 他府県の導 共用車の業務委託については、全国では2県(神奈川、静岡)で導入済み(運転手7∼8名、年間20,000千円前後)
入事例
任意保険の加入については、全国では44府県で導入済み
共用車の管理については、国費補助で整備した共有・一元化できない車両が多いが、引き続き一元化についての検討を進める。
(8) 今後の方向 本庁共用車の運行管理等については、平成25年度に職員が5名体制、平成27年度末には職員が0名となることから、リース車(ハイ
性(課題と対応 ヤー・タクシー)等の導入、共用車の管理及びその手法等について、他都府県の状況等を参考としながら検討を進める。
また、任意保険の加入については、保険加入済みの他府県における、補償内容、契約方法、予定価格の設定方法等について、詳
方向)
細調査の実施を行うとともに、複数の保険会社と補償内容、加入時における割引の有無、加入後の割引率、契約方法などについて
協議する。
5 前年度評価結果
前年度の
施策評価及び
事務事業評価
の評価結果
施策評価
(二次評価)
事務事業評価 公用車管理に関する事務については、交通事故の処理体制と合わせて、事務事業の集約・一元化を検討すること。
(H24∼)
6 評価結果
項 目
(1) 一次政策
評価(案)
評 価
評価意見及び附帯意見等
C
任意保険の加入については、平成23年度中に加入方針を検討し、実現可能な場合は、平成24年度予算に反映させる。
また、共用車の運行管理等については、引き続き一元化についての検討を進めるが、国費補助等で整備した共有・一元化できない
車両が多く、運転業務を含まない運行管理等業務は企業の利益が少ないことなど、民間開放に向けての課題が多い。
(2) 基本評価等
専門委員会意見
(3) 一次政策
評価
(4) 二次政策
評価
※ 評価区分
区 分
A
B
C
D
E
評価内容
実施済 効果あり
未実施 進捗状況良
未実施 進捗状況不良
実施済 効果なし
未実施 効果なし
継続実施
早期実施
実施に向け検討
事業の見直し
検討不可
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