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その1(PDF形式:2.07MB)

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その1(PDF形式:2.07MB)
商 工 振 興 計 画 ( 平 成 23 年 策 定 ・ 平 成 26 年 一 部 改 訂 )
1
今回の改訂について
(1)改訂の背景と趣旨
現行の「岡崎市商工振興計画∼賑わいと活力あるまちづくり∼」
(以下「本計画」
という。)につきましては、平成 20 年9月に第1回の策定委員会を開催したところ
ですが、同時期に起きた世界同時不況による影響を受け経済情勢が不透明になった
ことから、予定より 1 年遅れた平成 23 年 3 月に策定されました。
平成 21 年3月に策定された第6次総合計画が、平成 26 年度までを前期、27 年度
からを後期基本計画とすることから、本計画においても 26 年度において見直し作
業を行ったところです。
しかしながら、策定から3年が経過したに過ぎず、商工業活性化をめざす道筋・
戦略はリーマンショック等の要因による景気回復、産業振興を織り込んだものであ
るため大幅な見直しは行わず、本計画を継承していくものとします。
そして、「今後4年間(H23∼H26)で重点的に取り組むこと」とした、工業、商
業、雇用で各2事業計6事業の重点事業について、成果を検証しつつ新たに後期重
点事業(8事業)を定めることとします。
(2)計画期間
本計画の計画期間は、第6次総合計画の計画期間に合わせ、平成 23 年度から平
成 32 年度までの 10 年間としています。今回の改訂においても終期を 32 年度とし
ます。
平成
23
24
25
26
27
28
29
30
理念・目標
商工振興
計画
戦略・施策
重点事業
第6次
総合計画
前期
後期
当初事業
新規重点事業
基本構想
基本計画
前期
後期
1
31
32
年度
(3)計画の位置づけ
計画の位置付けについては、変更がありません。
本計画は、第6次総合計画を上位計画とし、都市計画マスタープランや観光基本
計画などの分野別の関連計画と整合性を図りながら、工業・商業・雇用面の分野別
計画として位置づけるとともに、国の法制度や愛知県の産業関連計画等をふまえて
策定します。
第6次総合計画
(平成 21 年3月)
国の産業関連の法制度
愛知県の産業関連計画等
商工振興計画
・ 工
・ 商
・ 雇
業
業
用
<岡崎市の関連計画>
・ 都市計画マスタープラ
ン(平成 22 年2月)
・ 観光基本計画(平成 18
年3月)
・ 中心市街地活性化ビジ
ョン(平成 23 年3月)
<岡崎商工会議所>
・ 岡崎 2020 ビジョン
(平成 19 年3月)
<愛知県の産業関連計画>
・
・
・
・
・
・
・
・
・
愛知県産業労働計画(仮称)
(策定中)
新 あいち知的財産創造プラン(平成 23年5月)
EV・PHV タウン推進マスタープラン(平成 26年3月)
あいちICTアクションプラン 2015(平成 23年12月)
第9次愛知県職業能力開発計画(平成 23年10月)
愛知・名古屋産業立地推進プラン(平成 25年5月)
新あいち商店街アクションプラン(平成23年5月)
愛知県観光振興基本計画(平成 22 年3月)
モノづくり人材育成愛知モデル(平成 18 年2月)
2
2
課題の変化
本計画策定時の課題設定から3年が経過したところですが、社会経済状況につい
て一部状況は好転しているものの、中小事業者等には依然と厳しい景況であると判
断されています。そして、本市の産業振興に関して中長期的に見た場合、概ね改訂
前の課題に包含されていると考えます。
そのため、引き続きそれらの課題を受けるとともに、新たに指摘された課題にも
対応する施策の遂行に努めることとします。
【工業振興の主な課題】
①次世代自動車への転換など次世代産業への取り組み
②企業間や産学官の交流・連携による新技術・新製品の開発
③岡崎発ブランドの育成
④企業用地の確保
(今回の検討で指摘された課題)
・事業再編に伴う地域間競争の激化、企業の市外流出対策
・後継者不足、技能技術の継承、創業支援
・中小・小規模事業者支援
【商業振興の主な課題】
①商店街での個店の魅力向上
②地域商店街での人材育成やコミュニティ機能の強化
③中心市街地の活性化や拠点地区での商業集積
④歴史的・伝統的資源を活かしたまちづくりや特産品の販路拡大
(今回の検討で指摘された課題)
・商店街の衰退、後継者不足、創業支援
・観光産業を支える商業・サービス業の育成
・中小・小規模事業者支援
【雇用の主な課題】
①地域雇用の安定確保と人材の育成
②労働環境の向上と仕事と生活の調和
(今回の検討で指摘された課題)
・労働力人口減少に対応する高齢者、女性の活用
3
3 商工振興 の基本理 念
(1)基本理念
本市商工振興計画の基本理念、基本目標及び基本戦略等の計画の体系は現行のも
のを継承します。
【基本理念】
時 代 を 切 り 拓 く 岡 崎も の づ く り と
きらり輝く店、にぎわいあるまちづくり
― 雇 用 と暮 ら し を 支え る 産 業 の展 開 ―
【工
業】
【商
時代を切り拓く
岡崎ものづくり
業】
きらり輝く店、
にぎわいあるまちづくり
○魅力のある個店の集積
○にぎわいのある商業地の形成
○新たな取り組みへの挑戦
○ものづくり産業の先駆者
【雇
暮らしを支える
安定した雇用の確保
○地域内での雇用創出
4
用】
(2)計画の体系図
基本理念
基本目標
<工業の基本目標>
伝統を活かし時代に挑戦する
「岡崎ものづくり産業」の実現
<商業の基本目標>
豊かな暮らしを支える
にぎわいのある「商・店・街」の実現
<雇用の基本目標>
安心して働き暮らせる
「ワーク・ライフ・タウン」の実現
5
施
基本戦略
戦略1
ものづくり産業の集積を活か
した次世代産業の展開
策
①次世代自動車産業への取り組み支援
②先進技術・次世代技術の開発支援
③次世代産業等の創業支援
戦略2
多様な交流・連携による新技
術・新製品の開発
①企業間交流・産学連携支援
戦略3
競争力・付加価値の高い製品や
ブランド力の強化
①「メイドイン岡崎」の情報発信
戦略4
企業用地の確保と有効利用
①新規工業団地の確保
②新製品・新技術の開発支援
③事業者の経営安定、経営基盤の強化支援
②伝統産業のPRと販路拡大支援
②次世代産業を含む企業誘致の促進
③工場用地の情報提供と中小企業の移転支援
戦略1
商店街のコミュニティ機能の
強化と担い手づくり
戦略2
魅力あるオンリーワンの個店
づくり
戦略3
中心市街地の商業活性化とに
ぎわいある地域の拠点づくり
①商店街の組織力向上と後継者育成支援
②商店街の魅力向上支援
③地域の生活を支える商店街づくり支援
①がんばる商業者活動支援
②大学等との連携による店づくりの推進
③消費者ニーズに対応した店づくり支援
④個店の経営安定・経営基盤の強化支援
①中心市街地の商業活性化の推進
②空き店舗活用支援
③新規商業者の出店支援
④観光と連携したまちづくりの推進
戦略1
雇用の安定確保と人材の育成
①成長分野での雇用機会の創出
②求職者の就労支援
③人材育成と職業教育の推進
④適切な雇用管理の推進
戦略2
仕事と生活の調和
①ワーク・ライフ・バランスの推進
②労働環境の向上推進
③勤労者福祉と勤労意欲の向上推進
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