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シミュレーション・ゲームで授業改善
研究テーマ:国際文化教育方法改善の研究-模擬国際会議の導入を中心に- 所属:人間文化学部国際文化学科 研究代表者(職氏名):准教授 富田和広 共同研究者(職氏名):教授 伊東和久 講師 原理 シミュレーション・ゲームで授業改善 ・ 実施項目:実験授業と授業外での模擬国連大会の実施 ・ 実施科目:「基礎ゼミⅡ」「政治学」「東アジア地域論特論」「比較社会論」 ・ 実施内容:「無人島ゲーム」「貿易ゲーム」「模擬国連」 無人島ゲーム 「何もない無人島」に暮らすとして何が必要か話し合い、探ることによって、「人間にとって必要なものは何か」を 発見し、豊かなくらしの中味や開発途上国・地域の現状に気づいていこうとするもの。 貿易ゲーム 「貿易」を中心に、世界経済の動きを擬似体験することによって、そこに存在するさまざまな問題について学び、 その解決の道について考えることを目的としたシミュレーション・ゲーム。 模擬国連 参加者一人一人が世界各国の大使となり、実際の国連会議で扱われている問題を話し合うことによって、国連 会議を再現し、国際問題の難しさを理解すると共に、問題の解決策を探ろうとするディベート。 第 2 回模擬国連会議広島大会 2007 年 2 月 15 日~16 日、広島キャンパスにて以下の3つの会議を開催。安保理と総会はそれぞれ「政治学」 「比較社会論」の授業の総まとめとして実施。 • 安全保障理事会 議題:北朝鮮核問題 使用言語:英語/英語/英語(公式/非公式/文書) • 気候変動枠組条約第12回締約国会議(COP12)特別会合 議題:将来の世代のための気候系の保護 使用言 語:日本語/日本語/日本語(公式/非公式/文書) • 国連総会第2委員会 議題:水問題 使用言語:日本語/日本語/日本語(公式/非公式/文書) 模擬国連についての学生評価(「比較社会論」履修者) 模擬国連についての学生評価 % 90 100 70 94 88 67 85 81 70 63 64 60 66 58 45 50 総 合 的 に み て授 業 に模 擬 国 連 を 導 入 す る の は有 効 だ リ サー チす る 際 に 英 語 の サ イ トを 調 べた 17 18 32 29 外 国 語 で議 論 し て みた い 21 積 極 性 が身 に つい た 議 題 に ついて の知 識 が 深 ま った 担 当 国 以 外 の国 に ついて の関 心 が強 ま った 担 当 国 以 外 の国 に ついて の知 識 が深 ま った 担 当 国 に ついて の 興 味 が 強 ま った 担 当 国 に ついて の 知 識 が 深 ま った 0 21 「当てはまる」から「全く当てはまらない」までの5段階で回答してもらった(グラフの値は「当てはまる」と「やや当て はまる」を合計したもの)。