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新詳高等地図

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新詳高等地図
発行者の
番号・略称
教科書の
記号・番号
教 科 書 名
新詳高等地図
46
帝国
地図−302
代表著作者
帝国書院編集部
斎藤
正義
ほか5名
■■■1.編集の基本方針■■■
地図や資料図に示した世界の最新の動きからグローバル化する現代世界の姿を読みとけるよう,
進化し続ける高等学校地図帳の決定版として本書を編集した。
1)世界の最新の動きを捉えられる地図帳
①インド,カフカス地方,ブラジルなどの拡大図を新設【p.31-32,37-38,81-82 など】
BRICsのなかでも経済発展の著しいインドとブラジル,そして紛争の火種を抱え世界が注
目するカフカス地方については拡大図を新設し,最新の姿を大きな図で捉えられるようにした。
②地域の最新の動きが分かる特集ページ
日本との結びつきが強く,発展が進んでいる中国・東南アジア・インドおよび学習上重要な地
域であるヨーロッパとアメリカ合衆国には特集ページを設け,資料図から最新の動きを捉えら
(【p.18 中国―世界の工場・巨大市場―】【p.27 ASEAN―強まる結びつき―】【p.28 イン
れるようにした。
ドの経済の発展】
【p.58 ヨーロッパ―拡大するEUと地域格差―】【p. 66 多民族社会
アメリカ合衆国】)。
③基本的な資料から最新の資料まで取り上げた「世界の資料図」【p.5-6,13-14,25-26 など】
特に重要な地域や最新のトピックを扱った資料図には「クローズアップ」のロゴマークを付し
て一目で分かるようにした(【p.78 メキシコ湾岸の原油流出】【p. 89 太平洋の環境問題】など)。
2)風土や暮らしが理解できる世界の地図ページ
①地形の様子がよく分かる美しい「等高段彩表現」
世界各地域を広く捉える地図は,土地の高さのちがいを等高段彩で表現することで,大きな地
形の特色が読み取れるようにした(【p.9-10 東アジア】【p.39-40 アフリカ】など)。
②生活の様子が読み取れる地域拡大図の「土地利用・植生表現」+「等高段彩表現」
地域拡大図は,畑作や稲作などの土地利用や熱帯林などの植生を等高段彩と併記した表現を原
則として,人々の営みや風土が見えるようにした(【p.11-12 中国要部】
【p.41-42 アフリカ北部】など)
。
3)日本の正しい国土理解ができる日本の地図ページ
①日本列島を概観し,近隣諸国との位置関係が分かる「日本の基本図」【p.91-94】
縮尺 500 万分の 1 の図で南西諸島から北方領土までの国土全域を 2 見開きでカバーした。
②重要な地名や自然環境,産業の様子が分かる「日本の拡大図」【p.95-116】
縮尺 100 万分の 1 の図を原則としながら,世界遺産やラムサール条約登録湿地,国立公園・国
定公園,工業に関する絵記号などを記載し,地域の特色を読み取れるようにした。
③縮尺を 50 万分の 1 に統一した「日本の都市圏図」【p.103,109-110】
④日本の領域と近隣諸国の様子が分かる「日本の位置とまわりの国々」【p.168】
4)充実した資料図ページ
①テーマから世界全体の様子が分かる「世界の系統資料図」【p.117-134】
地形,気候,環境問題,資源・エネルギー・鉱工業・貿易,農業・林業・水産業,人口・食料
問題,言語・民族・宗教など,それぞれのテーマから,国や地域の特徴を見出せるようにした。
②日本の地形や気候など基礎的な資料がそろった「日本の資料図」【p.135-138】
5)統計・さくいんページ
①地球的課題にもアプローチしたカラー印刷でわかりやすい「統計資料」【p.141-152】
■■■2.編集の留意点■■■
1)読図をサポートするさまざまな工夫
・資料図中の難しい用語や事象を分かりやすくする「解説」コーナー(【p.28②】など),資料図を活
用するための手がかりを示す「考察」コーナー(【p.28①】など)を設け,読図の助けとした。
2)色覚に特性のある生徒にも読みやすい文字・表現の工夫をした地図
・赤文字国名を黒色で縁取りしたり,道路を黒色の二本線にしたりして,判読を容易にした。
3)長期間の使用に耐える造本
・長期間の使用に耐えられるよう,ノド部分を糸かがりのうえ糊付けし,丈夫に製本した。
■■■3.教育基本法と本書の関連■■■
教育基本法
第2条
特に意を用いた点や特色
第1号
我が国の国土,環境,産業,歴史などのほか,我が国と関係の深い国の様子にかかわる情報を地図上に幅広く取り上げ,
空間認識を育めるようにした(全体)。
第2号
色覚特性のある生徒にも地図が読み取りやすいよう,世界と日本の地図ページでは赤文字の国名や都道府県名を黒色で縁
取りした。また,資料図ページでは,似た色の識別がしやすくなるよう,格子模様や地紋を入れた(全体)。
第3号
「解説」
「考察」などの学習課題コーナーを設け,地図を通じて主体的に社会の課題を見つけられるようにした(全体)
。
第4号
「世界自然遺産」
「おもなラムサール条約登録湿地」などを記載し,環境への関心を高められるようにした(全体)
。
第5号
日本の領域をわかりやすく示した。日本の領域が理解しやすくなるよう,日本の東西南北端の写真を併置した(p.168)。
学習上重要な歴史地名や世界遺産を図中に示した(全体)
。
■■■4.学習指導要領との対照表■■■
ページ
世界史 A
1-90
169-170
(世界の地図)
(1)ア,イ
(2)ア,イ,ウ,エ
(3)ア,イ,ウ,エ,オ
91-116
168
(日本の地図)
117-140
(世界・日本の
資料図)
141-152
(統計)
世界史 B
日本史 A
日本史 B
地理 A
地理 B
(1)
(2)ウ
(3)ウ
(2)イ,ウ
(4)イ
(5)イ,ウ
(1)ア,イ,ウ
(2)ア
(1)ア,イ
(2)ア,イ,ウ,エ
(3)ア,イ,ウ
(1)ア,イ
(2)ウ,エ
(3)エ
(1)ア,イ,ウ
(2)ア,イ,ウ,エ
(3)ア,イ,ウ,エ
(4)ア,イ,ウ,エ,オ
(5)ア,イ,ウ,エ,オ
(1)ア,イ
(4)ア,エ
(5)エ
(1)
(2)ア,イ,ウ
(3)ア,イ,ウ
(1)ア,イ,ウ
(2)ウ
(3)イ,ウ
(4)イ
(5)イ,ウ
(6)ア,イ
(1)ア,ウ
(2)ア,イ,ウ
(1)ア,イ
(2)ア
(3)ウ
(1)ア,イ
(3)エ,オ
(1)ア,ウ
(5)エ,オ
(1)
(2)ウ
(3)ア,イ,ウ
(1)ア,イ,ウ
(2)ア,イ,ウ
(3)オ
(5)オ
(1)ア,イ
(2)ア,イ,ウ,エ
(3)ア,イ,ウ
(1)イ
(2)ア,イ,ウ,エ
(3)ア,イ,ウ
(1)ウ
(2)ア,ウ
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