...

教会音楽・神学公開講座 教会音楽・神学公開講座

by user

on
Category: Documents
26

views

Report

Comments

Transcript

教会音楽・神学公開講座 教会音楽・神学公開講座
東京基督教大学
教会音楽・神学公開講座
1
第
2015 年
回
6 月 22 日(月)13:15 ∼15:15 場所:大学チャペル
詩篇を歌う ∼キリスト教礼拝の中で歌われる数々の使用法について考慮∼
講 師 : スコット・ショウ
受講料 2,400円
聖書の詩篇文を歌う伝統はキリスト教以前のユダヤ教時代にさかのぼります。
我らの時代に、それはカトリック、プロテスタン
ト、両方の多くの宗派で広く歌われています。
この詩篇では、宗教改革前から現在に至るまで西洋の教会で用いられている詩篇
の歌い方について学びます。
音源、
生のデモンストレーション、
全員で歌う事などを通じて詩篇の様々な歌い方を習得します。
昼下がりのコンサート オルガン : スコット・ショウ
2
第
2015 年
回
9 月14 日(月)13:15 ∼15:15 場所:国際宣教センターチャペル
17∼18世紀ルター派における教会音楽をめぐる諸問題
講 師 : 大角 欣矢
受講料 2,400円
17∼18世紀ドイツのルター派教会は、ハインリヒ・シュッツ(1585∼1672)
やヨハン・ゼバスティアン・バッハ
(1685∼
1750)
に代表されるような、教会音楽の 黄金時代を現出させました。
その一方で、この時代には教会音楽のあり方をめぐって
多くの論争が行われました。本講義においては、まず当時の礼拝における オルガンや聖歌隊の役割や実際の用いられ方がどの
ようなものであったのかについて、歴史的な状況を俯瞰します。
そのうえで、教会音楽の何がどのように問題とされたのかにつ
いて、具体的な資料に基づいて明らかにして行きます。
昼下がりのコンサート オルガン : 内藤 真奈
2015 年
3
第
10 月19 日(月)13:15 ∼15:15
場所:大教室 講 師 : 木内 伸嘉
新改訳聖書の
回 翻訳改訂について
Vol.1
受講料 2,400円
2015 年
4
第
11 月 9 日(月)13:15 ∼15:15
場所:大教室 講 師 : 木内 伸嘉
新改訳聖書の
回 翻訳改訂について
Vol.2
受講料 2,400円
みことばを理解する上で、翻訳された聖書が決定的な役割を果たすことは言うまでもありません。しかし、翻訳は一度限りの
ことではなく、原典言語の意味がより十全に伝えられるために絶えず改訂が施される必要があります。
新改訳聖書が誕生して
45年が経過しますが、近く全面的に改定される予定です。
2回の講演を通して、聖書翻訳というわざにかかわる諸課題を具体
的に学びます。
昼下がりのコンサート(19 日のみ) オルガン :ロジャー・ラウザー
5
第
2015 年
回
11 月13 日(金)13:15 ∼16:00 場所:大学チャペル
オルガン奏楽者のための即興演奏講座
実技受講料
3,000円
聴講料
2,400円
講 師 : 浅井 寛子
礼拝中のオルガン奏楽には、様々な「とき」
への対応が必要とされます。
演奏曲の時間の調整、聖書朗読や説教の内容、会衆
の顔ぶれに合わせた音楽、何よりもそれらを生き生きと表すことです。
皆さんが普段使っておられる賛美歌や奏楽曲を使い簡
単にアレンジすることで、より自由な音楽表現と時間の使い方を学びましょう。
課題
受講生は、①弾きなれている讃美歌1曲(讃美歌集は問いません) ②礼拝でお弾きになる短い奏楽曲1曲 を準備し、事前に
讃美歌番号と楽譜コピーを提出してください。また上記の他に任意の即興作品を準備できる方はご用意ください。
受講生定員/ 4名(希望者多数の場合は、選考あり)
受講申し込み締切/ 9月30日(聴講は1週間前まで)
昼下がりのコンサート オルガン : 浅井 寛子
昼下がりのコンサート 12:20 ∼ 12:50
入場無料/大学チャペル
※11月9 日は除く
教会音楽活動のための募金にご協力いただけたら幸いです。
今年度は、
オルガン実技以外の講座はすべて、
本学が別途提供している
「教会教職セミナー」
と
共同企画とし、
教会の教職と音楽奉仕者、
そしてキリストの教会に連なる者が、
共に学べる企画と
いたしました。
詩篇を歌う体験、
新改訳聖書の翻訳改訂について、
そして歴史上起こった教会音楽
を巡る論争などを皆様とご一緒に学びたいと思います。
オルガンの講座は、
実際の礼拝ですぐに
役に立つ内容です。
TCUのキャンパスで皆様にお目にかかれますことを楽しみしております。
ごあいさつ
教会音楽主任
プロフィール
宇内千晴
ス コット・ショウ
アメリカ、
シアトルのワシントン大学においてオルガンとハープシコードを学ぶ。
ニューヨーク州、
ロチェスターのロチェスター大学イーストマン音楽院にてオルガン、
合唱
指揮法、
音楽史を学び1987年に修士号、
1991年に演奏博士号を取得。
1989年から2002年まで長崎活水女子大学音楽学部教授、
同大学及び短期大学チャ
ペルオルガニストを勤める。
アメリカ、
イギリス各地及び、
日本国内では、
サントリーホール、
東京芸術劇場、
など各地でソロオルガンリサイタルを行う。
2002年CD
「長崎・
活水学院ノアックオルガン」
収録。
指揮者としては、
特に英国国教会音楽の聖歌隊宗教音楽を専門とする。
16世紀から21世紀に至る作品を立教大学チャペル聖歌
隊の活動を通して研究、
演奏する。
さらにモーツアルト、
フォーレ、
カンプラ、
等のレクイエム、
様々なミサ曲を含むコーラスとオーケストラのための作品を指揮する。
又、
日
本国内の教会音楽家達の働きにも関心を示し、
立教大学教会音楽研究所や日本聖公会の活動において積極的に取り組んでいる。
現在、
立教学院教会音楽ディ
レクター・諸聖徒礼拝堂聖歌隊隊長、
及び立教大学文学部キリスト教学科教授。
立教大学教会音楽研究所所長。
大角欣矢
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了・博士課程満期退学。音楽学を服部幸三、角倉一朗に師事。在学中、
ドイツ、
テュービンゲン大学文化学部音楽学専攻に留学。東京藝術大学助手、鳴門教育大学助教授を経て、現在、東京藝術大学音楽学部教授。専門
は西洋音楽史。
特に16∼18世紀ドイツの宗教音楽について造詣が深い。
著書に
『憶えよ、
汝死すべきを──死をめぐるドイツ・プロテスタンティズム
と音楽の歴史』
(共著、
日本基督教団出版局、2009年)、論文に
「音楽史的転換の要因としてのルター?──ルターの音楽観再考」
『転換期の 音
楽』
(音楽之友社、2002年)、
「ヤーコプ・マイラントの
《カンツィオネス・ サクレ》
(1564年)
について──その音楽様式・改訂・歌詞選択」
『音楽学』
第59巻2号
(日本音楽学会、
2013年)
、
その他多数。
木内伸嘉
東京基督神学校、
ヘブライ大学(中退)、The Council for National Academic Awards (英国) 哲学博士(PH. D. 旧約学)。専門は、旧約聖
書、特に、
レビ記、
エゼキエル書。主な著書に Leviticus (InterVarsity, 2007) がある。現在、東京基督教大学教授(旧約学)、新改訳聖書改訂委
員 (旧約主任)、府中西原キリスト教会牧師 (日本長老教会)。
浅井寛子
東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。在学中よりオルガンを始め、
フェリス女学院大学音楽学部ディプロマコースオルガン専攻、東京芸術大学大
学院修士課程修了。1991年、
白川イタリアオルガン音楽アカデミーにてピストイア賞および白川賞受賞。
ルネサンスから現代まで幅広いレパート
リーをもち、
ソロ、
アンサンブル、伴奏など多岐にわたって演奏活動を行っているほか、
カトリック教会の典礼音楽に力を入れ声楽や合唱指揮に携
わっている。2012年ルドルフ・ルッツ氏とともに即興工房TOKYO(TOKIF)
を設立し、歴史的即興演奏法および学習法の研究を進めている。現在、
カトリック麹町聖イグナチオ教会オルガニスト。聖徳大学音楽学部講師。
内藤真奈
東京基督教短期大学(現東京基督教大学)神学科教会音楽専攻卒業。同専攻科修了。米国ニュージャージー州ウェストミンスター・クワイヤ大学
大学院にて教会音楽とオルガンを専攻、修士課程修了。
オルガンを岳藤照子、
ジョーン・リッピンコット、
ロバート・カーウィセン、
ユージーン・ローンの
各氏に師事。
ピアノを吉野弘子氏に師事。東京武蔵野福音自由教会にて音楽主事を務めた後、現在、
お茶の水聖書学院講師、東京基督教大学
講師。
その他近隣の教会等でオルガンやピアノ、聖歌隊を指導する傍ら、
ソロコンサート、室内楽、声楽家の伴奏等、多岐に渡って活動中。東村山
福音自由教会会員。
日本オルガニスト協会会員、
日本オルガン研究会会員。
ロ ジ ャ ー・ラ ウ ザ ー
オルガニスト。
コミュニティーアーツ東京ディレクター。MISSION TO THE WORLD宣教師。
グレースシティーチャーチ東京のワーシップディレクター
及びART&FAITHディレクター。LIBERTY MUSIC PROGRAMという被災地に住んでいる子供達への音楽プログラムのディレクター。
ニューヨー
クのコロンビア大学にて物理学士を取得。
ジュリアード音楽院にてパイプオルガン演奏で修士号を取得。1995年、米国オルガン奏者組合主催の
第二地域新進オルガニストコンクールで優勝し、
デンマーク国際オルガンコンクール及びカルガリー国際コンクールで共に準決勝へ進出。四枚の
CDアルバムをレコーディングしている。
アビ婦人との間に、
エイデン
(2003年生)、
イーステン
(2005年生)、
コーエン
(2009年生)
と、
カイゼン
(2013年生)
の四人の息子達と共に東京の中心街に在住。
申込方法
●アクセス●
お電話、FAX、Eメールいずれかでお申し込みください(学園HPからも可)
①氏名(ふりがな)
②住所 ③電話番号(FAXがある場合はFAX番号もお書きください) ④講義タイトル
⑤所属団体・教会名 ⑥第5回実技レッスン受講希望者は、曲名(表面をご確認下さい)
申込締切は、各開講日の前の月曜日(第5回のみ表面参照)
●北総公団線千葉ニュータウン中央駅下車
●南口ロータリー、乗口1から高花行バスに乗り、
「電話局」下車、徒歩6分。 または、駅から徒歩25分。
●お申し込み・お問合せ先●
高花行バス 駅発車時刻
9時
10時
01 12 30 41
00 23 45
東京基督教大学 教会音楽アカデミー
11時
03 20 44
12時
00 24 43
〒270-1347 千葉県印西市内野3-301-5
TEL:0476-46-1131 FAX:0476-46-1405 E-mail: [email protected]
URL http://www.tci.ac.jp
Fly UP