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FLP演習 A
FLP演習 A 特任教授 市川 哲夫 テーマ 放送文化論 学期 通年 単位 4単位 開講時限 土曜日3時限 履修条件 マスメディア、ジャーナリズムを目指す者。 科目の目的・ 日本における放送(とりわけテレビ)メディアの形成から変遷を、歴史的に番組面 到達目標 から辿りつつ、現在と未来に向けた、より良き「放送文化」とは何かを考究する。 授業の概要 前期は番組のアーカイブを参照しながら、放送史の画期となる事象を学ぶ。 後期は映像制作の手法の基礎を学び、実際に映像制作に取り組む。 授業計画 前期①放送メディアの現況と展望 ②戦時下のラジオ放送 ③ラジオデイズ・・・ラジオの黄金時代 ④『こうしてテレビは始まった』解題 ⑤テレビドラマの画期・・・『私は貝になりたい』 ⑥『あの時だったかも知れない』(是枝裕和)に見るテレビの可能性 ⑦テレビ報道を変えたキャスターニュース ⑧テレビディレクター田原総一朗の仕事 ⑨「テレビの一番長い日」1972・2・28 ⑩ドキュメンタリー『ザ・監督』(市川哲夫) ・・・リーダーとは? ⑪ドラマと選挙が出会う時『永田町~平成元年の変』 (市川哲夫) ⑫スタジオ見学(詳細は未定) ⑬ハイビジョンドラマ『陰翳礼讃』 (宮田吉雄) ⑭デジタル時代のテレビ ⑮前期履習内容の総括・まとめ 後期①ドキュメンタリー( 「二十歳の自画像」 )習作のためのガイダンス ②ドキュメンタリーとは何か(アーカイブⅠ) ③ドキュメンタリーとは何か(アーカイブⅡ) ④作品テーマの「青春」論を学ぶ。P・二ザンから古市憲寿まで ⑤作品の構成台本の書き方その1 ⑥作品の構成台本の書き方その2 ⑦作品の構成台本の書き方その3 ⑧ゼミ生の台本発表その1 ⑨ゼミ生の台本発表その2 ⑩ゼミ生の台本発表その3と互選で、撮影作の選定 ⑪当世「若者」論の虚実その1 ⑫当世「若者」論の虚実その2 1 ⑬当世「若者」論の虚実その3 ⑭当世「若者」論の虚実その4 ⑮後期履習内容の総括・まとめ 評価方法 出席30%、制作実習30%、前後期試験各20% テキスト・ テキストは、市川が用意する28本のレジュメを充当する。 参考文献等 参考文献『その時ラジオは』(竹山昭子著・朝日新聞出版) 『こうしてテレビは始まった』 (有馬哲夫著・ミネルバ書房) 『テレビの黄金時代』 (小林信彦著・文春文庫) 『陰翳礼讃』 (谷崎潤一郎著・中公文庫) 『シド・フィールドの脚本術』 (フィルム・アート社) 『絶望の国の幸福な若者たち』 (古市憲寿著・講談社文庫) 授業外の学習活動 スタジオの見学。 (見学調査・実態調 11月以降のドキュメンタリー撮影活動を行う。 査を除く) 実態調査 TBS番組のスタジオ見学。 その他 ゼミ生は、予・復習をしてゼミに臨むこと。 特記事項 参考 URL 市川との連絡は最初のゼミ時に伝える。 2