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IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections

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IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections
IBM SmartCloud for Social Business
IBM SmartCloud Engage と
IBM SmartCloud
Connections
ユーザーズ・ガイド
IBM SmartCloud for Social Business
IBM SmartCloud Engage と
IBM SmartCloud
Connections
ユーザーズ・ガイド
お願い
本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、 245 ページの『特記事項』に記載されている情報をお読みください。
本書は、IBM SmartCloud Engage 2013 年 3 月版と IBM SmartCloud Connections 2013 年 3 月版および新しい版で
明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。
お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示さ
れたりする場合があります。
原典:
IBM SmartCloud for Social Business
IBM SmartCloud Engage and IBM
SmartCloud Connections
User's Guide
発行:
日本アイ・ビー・エム株式会社
担当:
トランスレーション・サービス・センター
© Copyright IBM Corporation 2010, 2013.
第 1 章 アクティビティー
アクティビティーとは、プロジェクトに関わるユーザーが情報の共有、タスクの割り当て、ファイル、ツー
ル、Web サイトなどのリソースの共有を行うことができる場所のことです。アクティビティーを使用して
コンテンツを編成し、プロジェクトの目標に関連するタスクを優先度付けします。
アクティビティーの新機能
どのような機能が追加されたかを調べます。
開始
v 「スタートアップ・ガイド」アプリケーションを参照してください。
v チーム・プロジェクトを編成するためにアクティビティーを作成します。
v To Do 項目を追跡し割り当てます。
v 作成したアクティビティーを再利用して、反復タスクを追跡します。
Desktop Plug-ins for Microsoft Windows の使用
Windows、Microsoft Outlook、Microsoft Office のアプリケーション (PowerPoint、Excel、Word) からソーシ
ャル・ネットワーク上で情報を共有し、つながり、ビジネスを行います。IBM® Connections Desktop
Plug-ins for Microsoft Windows により、アクティビティー、ブログ、コミュニティー、ファイル、Wiki な
どのソーシャル・ネットワーク機能が追加されます。 Windows Explorer からローカル・ファイルを IBM
SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections にアップロードします。ローカルでファイルを共有
し、ファイルに対して作業を行ってから、IBM SmartCloud for Social Business に公開します。IBM
SmartCloud Engage または IBM SmartCloud Connections で、ブログへの公開、文書の Wiki への添付、コ
ンテンツの検索を行います。
重要: 「組織のログインを使用する」方式を使用して IBM SmartCloud Engage にログインすると、Desktop
Plug-ins にログインすることも、これを使用することもできなくなります。
v Desktop Plug-ins のダウンロード
v Desktop Plug-ins の使用方法
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 2 章 アクティビティーの概要
アクティビティーは、スタンドアロン・アプリケーションとコミュニティー内のウィジェットのいずれかと
して使用できます。プロジェクトとプロジェクト・リソースについてのアイデアは、オンライン・ロケーシ
ョンで作成、収集、共有されます。アクティビティーを使用すると、チームがオンライン・ロケーションで
対話するために役立ちます。必要なタスクを取り込み、関連付けられたファイルを保管するには、エントリ
ーと To Do をアクティビティーに追加します。アクティビティー・エントリーと To Do を編成するに
は、セクションを使用します。
アクティビティーを使用して追跡できるプロジェクトの例を以下に示します。
v 成約に向けての販売プロセスの推進
v 重要なミーティングの準備
v クライアント向けの報告書の作成
v 新しい従業員の雇用
コミュニティーの一部として作成されたアクティビティーを含むすべてのアクティビティーは、アクティビ
ティー・ビューから使用できます。コミュニティーの一部として作成されたアクティビティーは、ビュー内
で「コミュニティー・アクティビティー」というテキストによって示されます。
アクティビティーは、「概要」概説のメイン・ペインの「コミュニティー・アクティビティー」フィルター
の下にリストされます。スタンドアロン・アクティビティーは、「マイ・アクティビティー」フィルターの
下にリストされます。「マイ・アクティビティー」は、あなたが属しているアクティブなアクティビティー
です。これらのは次のいずれかに該当するアクティビティーです。
v あなたが作成したアクティビティー
v あなたがメンバーとして追加されたアクティビティー
v あなたが属するコミュニティーの一部であるアクティビティー
「マイ・アクティビティー」には、公開アクティビティー、あなたが関心対象から外したアクティビティ
ー、完了したアクティビティーは含まれません。アクティビティーの状況には以下があります。
コミュニティーの一部としてアクティビティーを作成するとき、アクティビティー・メンバーは、コミュニ
ティーのメンバーであるユーザーに制限されます。コミュニティー・アクティビティーには、コミュニティ
ー・メンバーのサブセットを含めることができます。
自分にとって最も重要なアクティビティーを簡単に見つけるには、それらのアクティビティーに優先度を割
り当てます。あるアクティビティーを関心対象から外すことにより、そのアクティビティーをビューから削
除します。アクティビティーのコピーを作成するか、アクティビティーを CSV ファイルにエクスポートで
きます。アクティビティーをテンプレートとして保存し、そのテンプレートを使用して新規アクティビティ
ーを作成します。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 3 章 アクティビティーの開始
アクティビティーを作成する際に、特殊なアクセス権限は不要です。アクティビティーを作成した後で、
「アクティビティー・アクション」をクリックして、アクティビティーの編集、アクティビティーのコピー
の作成、アクティビティーを使用したテンプレートの作成を行います。
このタスクについて
アクティビティーは、最初から作成することも、テンプレートから作成することもできます。テンプレート
からアクティビティーを開始する場合、新規アクティビティーは、テンプレートから保存された情報を使用
して作成されます。例えば、テンプレートに一連のステップ、連絡先、リソースが含まれる場合、新規アク
ティビティーには、同じ一連のステップ、連絡先、リソースが追加されます。
手順
1. アクティビティー・ビューにナビゲートし、「アクティビティーの開始」をクリックします。
スタンドアロン・アプリケーションを使用している場合は、「アプリケーション」 > 「アクティビテ
ィー」をクリックして、アクティビティー・ビューに移動します。コミュニティー内でアクティビティ
ーを開始する場合は、アクティビティーを開始する前に、アクティビティー・ウィジェットを追加する
必要があります。アクティビティー・ウィジェットを追加するには、「コミュニティー・アクション」
> 「カスタマイズ」をクリックし、「アクティビティー」を選択します。
2. オプション: テンプレートからアクティビティーを作成するには、「アクティビティー・テンプレート
の選択」をクリックし、テンプレートを選択します。 テンプレートで定義されているメンバーが含まれ
たメンバー・リストをシードする場合は、「テンプレートのメンバーを使用」も選択します。
3. アクティビティーの詳細を入力します。これらは、後でアクティビティーを編集することで変更できま
す。
v 「名前」は、追加されるメンバーに送信される通知の件名に表示されます。名前を指定しない場合、
アクティビティーは 「タイトルなし」 という名前になります。
v 組織内のメンバーまたは組織外のゲストを含めるには、「組織外のユーザーがこのアクティビティー
のメンバーになるのを許可」を選択します。外部メンバーを許可するアクティビティーは、外部/内部
メンバーを許可するコミュニティーに共有可能です。後からこの許可をクリアして、外部のメンバー
がアクティビティーに加わるのを認めないようにすることができるのは、アクティビティーに外部の
メンバーがいない場合に限られます。外部アクティビティーは、アクティビティーのタイトルの隣に
で識別されます。組織内のメンバーだけを含める場合は、このオプション
ある「外部」アイコン
を選択しません。外部メンバーを許可しないアクティビティーは、外部メンバーを許可しないコミュ
ニティーだけに共有可能です。後で内部アクティビティーに外部メンバーシップを許可することはで
きません。
v 複数のタグを分ける場合は、コンマを使用します。 アクティビティーを保存すると、新規のタグが
タグ・コレクションに追加されます。
v メンバーを追加するときには、最初にメンバー・タイプを選択し、次にメンバーの役割を選択してか
ら、メンバーとして追加するユーザー、コミュニティー、グループの名前を入力します。所有者はコ
ンテンツの追加、エントリーの表示と編集、アクティビティーのメンバーシップの管理を行うことが
できます。作成者はコンテンツの追加と表示、自分のエントリーの編集を行うことができます。読者
は、コンテンツの表示のみを行うことができます。
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注:
– グループ機能は、要求に応じて使用できます。詳しくは、組織の管理者にお問い合わせください。
– アカウントを持たないユーザー、またはアカウントはあっても組織が異なるユーザーのメール・ア
ドレスを入力する場合、プラス・アイコンをクリックしてそのユーザーを追加する必要がありま
す。 ユーザーがアカウントを持たない場合は、アクティビティー保存後に、ゲスト招待をそのユ
ーザーに送るよう求められます。 ゲスト・メンバーは、自分がメンバーとして追加されたアクテ
ィビティーにアクセスするために招待を受け入れる必要があります。
v メンバーが類似の名前を持つアクティビティーを区別できるように、アクティビティーの目標では十
分な情報を入力してください。目標は検索可能であり、アクティビティーに参加するように招待され
るときにメンバーが受信する通知メッセージに表示されます。
タスクの結果
アクティビティーが作成されると、メンバーとして追加したユーザーにそのアクティビティーを通知するた
めに、サーバーからメール・メッセージが送信されるか、マイ・ダッシュボード機能の「更新」タブに通知
が送信されます。
次のタスク
エントリーまたは To Do 項目を作成することでアクティビティーにコンテンツを追加したり、セクション
を使用してアクティビティーを編成したりできます。後で使用するためにこのアクティビティーをテンプレ
ートとして保存したり、高優先度のフラグを立てて見つけやすくしたりします。
関連タスク:
29 ページの『第 8 章 テンプレートでの作業』
テンプレートを作成することにより、アクティビティーまたはエントリーのスタイルまたはコンテンツを再
利用することができます。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 4 章 アクティビティー内容の追加
エントリーを作成して自分のアクティビティーに情報を追加します。タスクを作成して割り当てるには、
To Do 項目を追加します。リソースをアクティビティーに関連付けるには、ファイルを添付するか、ファ
イルへのリンクを作成します。コンテンツをアクティビティーに追加することにより、プロジェクトが情報
を共有し、タスクを割り当て、Web サイトやファイルなどのリソースを共有するためのスペースを作成し
ます。
コンテンツをアクティビティーに追加するには、エントリーを使用します。例えば、エントリーを使用し
て、ファイルを添付し、ファイルへのリンクを作成し、サイトへのブックマークを追加します。カスタム・
フィールドをエントリーに追加することもできます。アクティビティーと同様に、エントリーは、最初から
作成することも、以前に保存されたエントリー・テンプレートから作成することもできます。エントリーを
作成するときには、説明テキストとタグが検索可能になることに注意してください。デフォルトでは、アク
ティビティー内のエントリーは、そのアクティビティーのすべてのメンバーに共有されます。エントリーに
非公開のマークを付けることによって、エントリーを他のメンバーに対して非表示にできます。アクティビ
ティーにエントリーを追加するには、アクティビティーの作成者または所有者である必要があります。
アクティビティーの目標を達成するためにチームが完了する必要があるタスクを追跡するには、To Do 項
目を使用します。To Do 項目をアクティビティー・メンバーに割り当てたり、ファイルを添付したり、フ
ァイルへのリンクを作成したり、サイトへのブックマークを追加したりすることができます。カスタム・フ
ィールドを To Do 項目に追加し、項目の期限を指定することもできます。コミュニティーの一部として作
成されたアクティビティーを含む To Do 項目のリストを表示するには、「To Do リスト」タブを使用し
ます。
エントリーと To Do 項目に返信するには、「詳細」をクリックして、エントリーまたは To Do 項目の詳
細を表示します。「コメントの追加」または「To Do 項目の追加」を選択します。
エントリーまたは To Do 項目の詳細を表示するには、「詳細」をクリックします。エントリーまたは To
Do 項目を編集するには、「詳細」 > 「編集」をクリックします。各エントリーまたは To Do 項目で実
行できるアクションのリストを表示するには、「詳細」 > 「他のアクション」をクリックします。「他の
アクション」からは、以下のことを行えます。
v エントリーまたは To Do 項目について他のユーザーに通知します。
v エントリーまたは To Do 項目へのリンクを作成します。
v エントリーまたは To Do 項目をコピー、移動、削除します。
v エントリーまたは To Do 項目をテンプレートとして保存します。
v エントリーを To Do 項目に変換します。
管理者が間隔を変更していなければ、デフォルトでは、作業内容は 5 分間隔で自動的に保存されます。エ
ントリーが未保存の状態のままで、ブラウザーを閉じたか、セッションがタイムアウトになった場合は、次
のログイン時に通知を受け取ります。通知メッセージから、「表示」をクリックしてエントリーを開いて作
業を再開するか、「破棄」をクリックしてエントリーを削除することができます。保存されていないエント
リーに対して何もアクションを実行しなかった場合、次にログインしたときにも、同じメッセージが再度表
示されます。
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エントリーの追加
アクティビティーのメンバーと情報を共有するときには、エントリーをアクティビティーに追加します。例
えば、エントリーを使用して、質問を提示します。アクティビティー・メンバーは、エントリー内で「コメ
ントの追加」をクリックして、回答を投稿できます。告知を行うための方法としてエントリーの件名を使用
することもできます。
手順
1. 「エントリーの追加」をクリックします。
2. 関連する詳細を入力します。これらの詳細は、後でエントリーを編集することで変更できます。 エント
リーを編集するには、「詳細」をクリックしてエントリーを展開し、次に「編集」をクリックします。
3. エントリーにコンテンツを追加します。
v 「ファイルの添付」をクリックして、エントリーにファイルを追加します。
添付するファイルは、アクティビティーにアップロードされ、アクティビティー内に格納されます。
これらのファイルは、アクティビティーのメンバーシップ外では共有できません。アクティビティー
にアップロードされたファイルの内容は検索できません。ファイルをアップロードして後で多数の人
に共有できるようにするには、ファイルをファイル・アプリケーションに追加してください。アクテ
ィビティー・エントリーからファイル・アプリケーション内のファイルまたはフォルダーへのリンク
を追加して、それをアクティビティー・メンバーに共有することができます。アクティビティー・エ
ントリーに添付するファイルは、アクティビティー内に格納されます。
注: 「添付ファイル」ダイアログ・ボックスには、アップロードできる最大ファイル・サイズが表示
されます。アクティビティーに大きなファイルを添付すると、アクティビティーのパフォーマンスに
影響を及ぼす場合があります。大きなファイルを含むアクティビティーは、ロードするのに時間がか
かります。ファイルをエントリーに添付する代わりに、ファイル・アプリケーションにファイルをア
ップロードしてから、ファイルへのリンクをアクティビティーに追加してください。
v 「ブックマークの追加」をクリックして、エントリーに Web アドレスを追加します。
v 「カスタム・フィールドの追加」 > 「ファイルへのリンク」をクリックして、ファイルへのリンク
を追加します。
リンク先のファイルを選択します。選択可能なファイルは、環境にデプロイされている内容によって
異なります。例えば、環境にファイル・アプリケーションがデプロイされている場合、ファイル・ア
プリケーションに格納されているファイルへのリンクを作成できます。デプロイメントでリンク・ラ
イブラリーが使用できる場合、そのライブラリーに格納されているファイルへのリンクを作成できま
す。「マイ・コンピューター」からリンクを作成することを選択した場合は、選択したファイルがア
クティビティーにアップロードされ、リンクが作成されます。
注: ファイル・アプリケーションがデプロイされているか、リンク・ライブラリーが使用可能な場
合、「マイ・コンピューター」は使用できません。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
v 「カスタム・フィールドの追加」 > 「フォルダーへのリンク」をクリックして、フォルダーへのリ
ンクを追加します。
選択可能なフォルダーは、環境にデプロイされている内容によって異なります。例えば、環境にファ
イル・アプリケーションがデプロイされている場合、ファイル・アプリケーションで作成されたフォ
ルダーへのリンクを作成できます。デプロイメントでリンク・ライブラリーが使用できる場合、その
ライブラリーに格納されているフォルダーへのリンクを作成できます。
第 4 章 アクティビティー内容の追加
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v 「カスタム・フィールドの追加」 > 「日付フィールド」をクリックして、エントリーに「日付」フ
ィールドを追加します。空のフィールドをクリックすると、カレンダー・コントロールが表示されま
す。 フィールドに日付を入力するか、カレンダー制御から日付を選んでください。
v 「カスタム・フィールドの追加」 > 「ユーザー・フィールド」をクリックして、エントリーに「ユ
ーザー」フィールドを追加します。フィールドに名前を入力すると、ディレクトリーから名前のリス
トが表示されます。リストから名前を選択するか、ユーザーの氏名またはメール・アドレスを入力し
てください。
注: アクティビティー内からユーザーの名前を入力する場合、「メンバーの追加」をクリックするの
ではなく、先行入力機能から選択してユーザーを正しく追加する必要があります。先行入力エントリ
ーから選択すると、正しいビジネス・カードが表示されます。
v 「カスタム・フィールドの追加」 > 「テキスト・フィールド」をクリックして、エントリーにプレ
ーン・テキスト・フィールドを追加します。
フィールドのタイプはいくつでも追加することができます。また、同じタイプのフィールドは何度でも
追加することができます。 カスタム・フィールド名を変更するには、フィールド・ラベルをクリックし
ます。フィールドを削除するには、そのフィールドの「フィールドの削除」アイコンをクリックしま
す。
ファイル、ブックマーク、カスタム・フィールドのラベルを、そのフィールドの目的をよりわかりやす
く示す名前に変更できます。例えば、レビュー・コメントを提供するエントリーを使用している場合
は、2 つの名前フィールド (「作成者」フィールドと「レビュー担当者」フィールド) を追加できま
す。「レビュー日付」というラベルの日付フィールドを追加してから、「レビュー対象文書」というフ
ィールド・ラベルで添付ファイルを追加することもできます。
4. 「説明」フィールドを使用して、エントリーを説明するか、エントリー・コンテンツを追加します。ツ
ールバーのオプションを使用して、追加したテキストの書式を設定できます。
5. このエントリーを追加するアクティビティーの特定のセクションを選択します。
6. 「このエントリーを非公開にする」を選択して、他のメンバーに対してエントリーを非表示にします。
7. このエントリーについてアクティビティー・メンバーに通知するには、「ユーザーにこのエントリーに
ついて通知する」を選択します。
スタンドアロン・アクティビティーを使用している場合は、「このアクティビティーのすべての個人メ
ンバー」を選択して、すべてのアクティビティー・メンバーに通知できます。このオプションでは、グ
ループとコミュニティーのメンバーには通知されません。全員に通知しない場合は、リストから特定の
メンバーを選択します。アクティビティーがコミュニティーに共有された場合、「コミュニティー:
community_name」 (community_name はコミュニティーの名前) を選択し、通知するメンバーの名前の
横にあるボックスを選択することにより、コミュニティー・メンバーのサブセットに通知することがで
きます。
コミュニティー・アクティビティーを使用している場合は、リストから特定のメンバーを選択します。
コミュニティー所有者と個人メンバーの両方に通知するには、「community_name (コミュニティー所有
者)」リストから所有者名を選択します (community_name はコミュニティーの名前)。次に、「個人アク
ティビティー・メンバー」リストから個人の名前を選択します。リストを切り替えても、選択内容は保
持されます。
注: フィルターで検索されるのは、現在のページにある名前だけです。複数のページが存在する場合
は、「次へ」をクリックして、探している名前と同じアルファベットの範囲の名前があるページまで進
み、フィルター・ボックスに名前を入力します。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
次のタスク
エントリーのプロパティーを変更するには、「他のアクション」をクリックします。例えば、エントリーを
非公開にするように編集できます。エントリーの移動、エントリーの編集、エントリーの削除、エントリー
のコピーの作成を行うこともできます。
「他のアクション」 > 「To Do 項目に変換」をクリックして、エントリーを To Do 項目に変換できま
す。To Do 項目は、割り当てたいエントリーがアクティビティーにある場合や、エントリーの期限がアク
ティビティーの期限より早い場合に役立ちます。
「他のアクション」 > 「他のユーザーに通知」をクリックして、あるエントリーについて、アクティビテ
ィーのメンバーの注意を促すことができます。通知先のメンバーは、メール・メッセージを受信するか、ホ
ーム・ページ・アプリケーションの「更新」タブで通知を受信します。このメールまたは通知には、エント
リーの説明とエントリーへのリンクが記載されています。アクティビティーのすべてのメンバーは、そのア
クティビティーの任意のエントリーに関して他のメンバーに通知できます。 サーバーから通知を送信でき
るのは、アクティビティーの現在のメンバーと、アクティビティーに現在のエントリーを追加したユーザー
(現在はメンバーでないユーザーも含む) です。
関連タスク:
『ファイルの操作』
アクティビティーで文書を共有すると、目標を達成するために必要なファイルを 1 箇所に編成するのに役
立ちます。エントリーまたは To Do 項目からファイルまたはフォルダーへのリンクを追加します。エント
リーまたは To Do 項目にファイルを添付します。
ファイルの操作
アクティビティーで文書を共有すると、目標を達成するために必要なファイルを 1 箇所に編成するのに役
立ちます。エントリーまたは To Do 項目からファイルまたはフォルダーへのリンクを追加します。エント
リーまたは To Do 項目にファイルを添付します。
始める前に
新しいエントリーまたは To Do 項目の作成時に、また既存のエントリーまたは To Do 項目に、リンクま
たは添付ファイルを追加できます。既存のエントリーを更新するには、「詳細」をクリックしてエントリー
の詳細を表示し、「編集」をクリックします。既存の To Do 項目を更新するには、「詳細」をクリックし
て To Do 項目の詳細を表示し、「編集」 > 「他のオプション」をクリックします。
このタスクについて
アクティビティーにファイルを添付すると、そのファイルがアクティビティーに格納されます。アクティビ
ティーに添付されたファイルにアクセスできるのは、そのアクティビティーのメンバーのみです。
手順
v 「ファイルの添付」をクリックして、アクティビティーにファイルをアップロードします。
添付するファイルは、アクティビティーにアップロードされ、アクティビティー内に格納されます。こ
れらのファイルは、アクティビティーのメンバーシップ外では共有できません。アクティビティーにア
ップロードされたファイルの内容は検索できません。ファイルをアップロードして後で多数の人に共有
できるようにするには、ファイルをファイル・アプリケーションに追加してください。アクティビティ
ー・エントリーからファイル・アプリケーション内のファイルまたはフォルダーへのリンクを追加し
第 4 章 アクティビティー内容の追加
11
て、それをアクティビティー・メンバーに共有することができます。アクティビティー・エントリーに
添付するファイルは、アクティビティー内に格納されます。
注: 「添付ファイル」ダイアログ・ボックスには、アップロードできる最大ファイル・サイズが表示され
ます。アクティビティーに大きなファイルを添付すると、アクティビティーのパフォーマンスに影響を
及ぼす場合があります。大きなファイルを含むアクティビティーは、ロードするのに時間がかかりま
す。ファイルをエントリーに添付する代わりに、ファイル・アプリケーションにファイルをアップロー
ドしてから、ファイルへのリンクをアクティビティーに追加してください。
v 「カスタム・フィールドの追加」 > 「ファイルへのリンク」をクリックして、ファイルへのリンクを追
加します。
リンク先のファイルを選択します。選択可能なファイルは、環境にデプロイされている内容によって異
なります。例えば、環境にファイル・アプリケーションがデプロイされている場合、ファイル・アプリ
ケーションに格納されているファイルへのリンクを作成できます。デプロイメントでリンク・ライブラ
リーが使用できる場合、そのライブラリーに格納されているファイルへのリンクを作成できます。「マ
イ・コンピューター」からリンクを作成することを選択した場合は、選択したファイルがアクティビテ
ィーにアップロードされ、リンクが作成されます。
注: ファイル・アプリケーションがデプロイされているか、リンク・ライブラリーが使用可能な場合、
「マイ・コンピューター」は使用できません。
v 「カスタム・フィールドの追加」 > 「フォルダーへのリンク」をクリックして、フォルダーへのリンク
を追加します。
選択可能なフォルダーは、環境にデプロイされている内容によって異なります。例えば、環境にファイ
ル・アプリケーションがデプロイされている場合、ファイル・アプリケーションで作成されたフォルダ
ーへのリンクを作成できます。デプロイメントでリンク・ライブラリーが使用できる場合、そのライブ
ラリーに格納されているフォルダーへのリンクを作成できます。
v エントリーまたは To Do 項目の説明に、ファイルまたはフォルダーへのリンクを追加します。 「説
明」フィールドにリンクを追加することもできます。リンクを追加するには、「説明」ツールバーの
「リンク」アイコンを使用します。
12
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
関連タスク:
8 ページの『エントリーの追加』
アクティビティーのメンバーと情報を共有するときには、エントリーをアクティビティーに追加します。例
えば、エントリーを使用して、質問を提示します。アクティビティー・メンバーは、エントリー内で「コメ
ントの追加」をクリックして、回答を投稿できます。告知を行うための方法としてエントリーの件名を使用
することもできます。
『To Do 項目の追加』
1 つ以上の To Do 項目をアクティビティーに追加し、それらをアクティビティー・メンバーに割り当てる
ことができます。To Do 項目を使用して、アクティビティーの目標を完了するために必要な作業を管理し
ます。アクティビティーの To Do エントリーすべては、「To Do 項目」ビューで表示できます。
個別のエントリーの Web アドレスの取得
エントリーの Web ページでエントリーを開き、ページをブックマークとして保存して、別のメンバーにチ
ャット・メッセージで送信したり、アクティビティーにブックマーク・エントリーとして登録したりできま
す。以降にリンクを開くすべてのユーザーには、エントリーの Web ページが直接表示されます。
始める前に
永続的な Web アドレスからエントリーを開くには、そのエントリーを含むアクティビティーのメンバーに
なっている必要があります。アクティビティーのメンバーでないユーザーと、エントリーへのリンクを共有
することはできません。
このタスクについて
エントリーの Web アドレスを取得するには、以下のステップを実行します。
手順
1. ブックマークや共有の対象となるエントリーを見つけて、「他のアクション」 > 「このエントリーへ
のリンク」をクリックします。
注: 「他のアクション」リンクが表示されない場合は、ビューが省略表示されている可能性がありま
す。エントリー・タイトルをクリックして、エントリーを展開します。
2. これで、エントリーをブックマークしたり、Web ブラウザーのロケーション・ボックスから Web アド
レスをコピーして、チャット、アクティビティー・エントリーのブックマーク・フィールドに貼り付け
ることにより、他のメンバーに共有したりすることができるようになりました。
To Do 項目の追加
1 つ以上の To Do 項目をアクティビティーに追加し、それらをアクティビティー・メンバーに割り当てる
ことができます。To Do 項目を使用して、アクティビティーの目標を完了するために必要な作業を管理し
ます。アクティビティーの To Do エントリーすべては、「To Do 項目」ビューで表示できます。
このタスクについて
「To Do 項目の追加」をクリックした後で、簡単なタスク説明を「To Do」フィールドに入力し、To Do
項目を保存することができます。入力した説明により、項目が識別されます。この説明は、その項目が含ま
れるすべてのビューに表示されます。詳細情報またはコンテンツを追加するか、To Do 項目を割り当てる
には、「他のオプション」をクリックします。以下のステップには、「他のオプション」のオプション項目
の説明が含まれています。
第 4 章 アクティビティー内容の追加
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アクティビティーの内部では、アクティビティーの To Do 項目またはそのアクティビティー内で既に作成
された To Do の To Do 項目を作成できます。アクティビティーに To Do エントリーを直接追加するに
は、「To Do 項目の追加」をクリックします。To Do エントリーを別のエントリーに対する返信として追
加するには、エントリーを開き、「To Do 項目の追加」をクリックします。
以下の説明に従って、「他のオプション」をクリックした後で使用可能になる追加オプションを記入しま
す。
手順
1. デフォルトの場合、タスクは「全員 (共有)」に割り当てられます。これは、アクティビティーのすべて
のメンバーがタスクを完了できることを意味します。特定のメンバーに To Do 項目を割り当てるに
は、「ユーザーの選択」をクリックします。
2. 「期限」フィールドで、このタスクを完了しなければならない日付を割り当てます。
3. エントリーにコンテンツを追加します。
v 「ファイルの添付」をクリックして、エントリーにファイルを追加します。
添付するファイルは、アクティビティーにアップロードされ、アクティビティー内に格納されます。
これらのファイルは、アクティビティーのメンバーシップ外では共有できません。アクティビティー
にアップロードされたファイルの内容は検索できません。ファイルをアップロードして後で多数の人
に共有できるようにするには、ファイルをファイル・アプリケーションに追加してください。アクテ
ィビティー・エントリーからファイル・アプリケーション内のファイルまたはフォルダーへのリンク
を追加して、それをアクティビティー・メンバーに共有することができます。アクティビティー・エ
ントリーに添付するファイルは、アクティビティー内に格納されます。
注: 「添付ファイル」ダイアログ・ボックスには、アップロードできる最大ファイル・サイズが表示
されます。アクティビティーに大きなファイルを添付すると、アクティビティーのパフォーマンスに
影響を及ぼす場合があります。大きなファイルを含むアクティビティーは、ロードするのに時間がか
かります。ファイルをエントリーに添付する代わりに、ファイル・アプリケーションにファイルをア
ップロードしてから、ファイルへのリンクをアクティビティーに追加してください。
v 「ブックマークの追加」をクリックして、エントリーに Web アドレスを追加します。
v 「カスタム・フィールドの追加」 > 「ファイルへのリンク」をクリックして、ファイルへのリンク
を追加します。
リンク先のファイルを選択します。選択可能なファイルは、環境にデプロイされている内容によって
異なります。例えば、環境にファイル・アプリケーションがデプロイされている場合、ファイル・ア
プリケーションに格納されているファイルへのリンクを作成できます。デプロイメントでリンク・ラ
イブラリーが使用できる場合、そのライブラリーに格納されているファイルへのリンクを作成できま
す。「マイ・コンピューター」からリンクを作成することを選択した場合は、選択したファイルがア
クティビティーにアップロードされ、リンクが作成されます。
注: ファイル・アプリケーションがデプロイされているか、リンク・ライブラリーが使用可能な場
合、「マイ・コンピューター」は使用できません。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
v 「カスタム・フィールドの追加」 > 「フォルダーへのリンク」をクリックして、フォルダーへのリ
ンクを追加します。
選択可能なフォルダーは、環境にデプロイされている内容によって異なります。例えば、環境にファ
イル・アプリケーションがデプロイされている場合、ファイル・アプリケーションで作成されたフォ
ルダーへのリンクを作成できます。デプロイメントでリンク・ライブラリーが使用できる場合、その
ライブラリーに格納されているフォルダーへのリンクを作成できます。
第 4 章 アクティビティー内容の追加
15
v 「カスタム・フィールドの追加」 > 「日付フィールド」をクリックして、エントリーに「日付」フ
ィールドを追加します。空のフィールドをクリックすると、カレンダー・コントロールが表示されま
す。 フィールドに日付を入力するか、カレンダー制御から日付を選んでください。
v 「カスタム・フィールドの追加」 > 「ユーザー・フィールド」をクリックして、エントリーに「ユ
ーザー」フィールドを追加します。フィールドに名前を入力すると、ディレクトリーから名前のリス
トが表示されます。リストから名前を選択するか、ユーザーの氏名またはメール・アドレスを入力し
てください。
注: アクティビティー内からユーザーの名前を入力する場合、「メンバーの追加」をクリックするの
ではなく、先行入力機能から選択してユーザーを正しく追加する必要があります。先行入力エントリ
ーから選択すると、正しいビジネス・カードが表示されます。
v 「カスタム・フィールドの追加」 > 「テキスト・フィールド」をクリックして、エントリーにプレ
ーン・テキスト・フィールドを追加します。
フィールドのタイプはいくつでも追加することができます。また、同じタイプのフィールドは何度でも
追加することができます。 カスタム・フィールド名を変更するには、フィールド・ラベルをクリックし
ます。フィールドを削除するには、そのフィールドの「フィールドの削除」アイコンをクリックしま
す。
ファイル、ブックマーク、カスタム・フィールドのラベルを、そのフィールドの目的をよりわかりやす
く示す名前に変更できます。例えば、レビュー・コメントを提供するエントリーを使用している場合
は、2 つの名前フィールド (「作成者」フィールドと「レビュー担当者」フィールド) を追加できま
す。「レビュー日付」というラベルの日付フィールドを追加してから、「レビュー対象文書」というフ
ィールド・ラベルで添付ファイルを追加することもできます。
4. 「説明」フィールドを使用して、エントリーを説明するか、エントリー・コンテンツを追加します。ツ
ールバーのオプションを使用して、追加したテキストの書式を設定できます。
5. このエントリーを追加するアクティビティーの特定のセクションを選択します。
6. 「このエントリーを非公開にする」を選択して、他のメンバーに対してエントリーを非表示にします。
7. このエントリーについてアクティビティー・メンバーに通知するには、「ユーザーにこのエントリーに
ついて通知する」を選択します。
スタンドアロン・アクティビティーを使用している場合は、「このアクティビティーのすべての個人メ
ンバー」を選択して、すべてのアクティビティー・メンバーに通知できます。このオプションでは、グ
ループとコミュニティーのメンバーには通知されません。全員に通知しない場合は、リストから特定の
メンバーを選択します。アクティビティーがコミュニティーに共有された場合、「コミュニティー:
community_name」 (community_name はコミュニティーの名前) を選択し、通知するメンバーの名前の
横にあるボックスを選択することにより、コミュニティー・メンバーのサブセットに通知することがで
きます。
コミュニティー・アクティビティーを使用している場合は、リストから特定のメンバーを選択します。
コミュニティー所有者と個人メンバーの両方に通知するには、「community_name (コミュニティー所有
者)」リストから所有者名を選択します (community_name はコミュニティーの名前)。次に、「個人アク
ティビティー・メンバー」リストから個人の名前を選択します。リストを切り替えても、選択内容は保
持されます。
注: フィルターで検索されるのは、現在のページにある名前だけです。複数のページが存在する場合
は、「次へ」をクリックして、探している名前と同じアルファベットの範囲の名前があるページまで進
み、フィルター・ボックスに名前を入力します。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
次のタスク
To Do を保存した後では、「To Do 項目の追加」をクリックしなくても別の To Do を作成できます。さ
らに To Do 項目を作成する場合、その項目を「To Do」フィールドに入力します。そうでない場合は、
「キャンセル」をクリックして、テキスト・フィールドを削除します。
関連タスク:
11 ページの『ファイルの操作』
アクティビティーで文書を共有すると、目標を達成するために必要なファイルを 1 箇所に編成するのに役
立ちます。エントリーまたは To Do 項目からファイルまたはフォルダーへのリンクを追加します。エント
リーまたは To Do 項目にファイルを添付します。
第 4 章 アクティビティー内容の追加
17
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 5 章 アクティビティーの処理
アクティビティーとアクティビティー・エントリーを編集したり、セクションを作成してアクティビティー
内容を編成したりできます。アクティビティーの優先度付けにより、重要なアクティビティーを容易に見つ
けることができるようになります。アクティビティーを関心対象から外すと、そのアクティビティーはビュ
ーに表示されません。アクティビティーの目標が達成されたら、そのアクティビティーを完了できます。
このタスクについて
アクティビティーの目標が達成された後で、タイトル・バーから「アクティビティーを完了としてマーク」
をクリックします。このアクションでアクティビティーが削除されることはありません。完了したアクティ
ビティーは、「完了」ビューから確認できます。アクティビティーを完了としてマークすると、メンバーの
アクティビティーのリストには表示されなくなります。 完了したアクティビティーの内部から「アクティ
ビティーの復元」をクリックすると、完了したアクティビティーを「完了」ビューから復元できます。
90 日間アクティブにならなかったアクティビティーには自動的に完了のマークが付けられます。 このイベ
ントが発生する前に、アクティビティーの所有者には、そのアクティビティーを使用しないと完了のマーク
が付けられることを知らせる通知が送信されます。
アクティビティーを削除して「ごみ箱」ビューへ移動することができます。アクティビティーは、その中に
保持すべき情報が何もない場合にのみ削除してください。アクティビティーは、ごみ箱を空にするまでの間
であれば、「ごみ箱」ビューから復元できます。デフォルトでは、90 日です。
アクティビティーの編集
アクティビティーを編集するには、そのアクティビティーの所有者である必要があります。アクティビティ
ーに関連付けられたタイトル、説明、期限、タグを編集しても、そのアクティビティーに登録されたエント
リーの内容には影響しません。
手順
アクティビティー情報を編集します。
v 「マイ・アクティビティー」ビューで、編集するアクティビティーをアクティビティー・リストの中か
ら見つけ、「詳細」をクリックしてアクティビティーの説明を展開し、「編集」をクリックします。
v 編集対象のアクティビティー内で、タイトル・バーの「アクティビティー・アクション」をクリックし
て、「アクティビティーの編集」を選択します。
アクティビティー内容の編成
アクティビティーにコンテンツを追加したら、そのコンテンツを整理して見つけやすくします。
手順
v ハイレベルのコンテナーをアクティビティーに追加するには、「セクションの追加」をクリックしま
す。セクションは、アクティビティー・エントリー・セットのコンテナーです。 セクションを作成した
後で、セクション・ヘッダーから「アクション」をクリックして、セクションを移動したり、セクショ
ン名を変更したりできます。セクション名を変更するには、「セクションの編集」をクリックします。
セクション・ヘッダーから「アクション」をクリックして、セクションを削除することもできます。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
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v 関連アクティビティーへのリンクを追加するには、タイトル・バーの「アクティビティー・アクショ
ン」をクリックし、「関連アクティビティーの追加」を選択します。 このアクションにより、別のアク
ティビティーにリンクするエントリーが作成されます。このアクションは、現在のアクティビティー・
メンバーが関心を持つ情報を含んでいる別のアクティビティーにリンクする場合にします。エントリー
から他のアクティビティーにアクセスできるのは、そのアクティビティーへのアクセス権限を持つメン
バーだけです。
アクティビティーの優先順位付け
すべてのアクティビティーには、通常の優先度レベルが割り当てられます。アクティビティーの優先度レベ
ルを変更して、見つけやすくすることができます。
このタスクについて
アクティビティーに割り当てる優先順位は、自分に対してのみ表示され、アクティビティーの別のメンバー
が割り当てている優先順位には影響しません。
優先度を高または中に割り当てているアクティビティーは、「優先度付きのアクティビティー」を展開して
アクセスできるコンパクト・リストに表示されます。
注: 「優先度付きのアクティビティー」は、アクティビティー内のナビゲーション・ペインには表示されな
いため、まず、アクティビティーを終了する必要があります。「アクティビティー」タブをクリックして現
在のアクティビティーを終了し、「マイ・アクティビティー」ビューに戻ります。
優先度オプションは、以下のとおりです。
高優先度
このアクティビティーが重要であることを示します。
中優先度
このアクティビティーの優先度が通常のアクティビティーよりも高いことを示します。
通常優先度 (デフォルト)
このアクティビティーの優先順位が通常の優先順位であることを示します。
関心対象から外すものとしてマーク
アクティビティーを「関心対象から外されたアクティビティー」ビューに移動します。
手順
「マイ・アクティビティー」ビューまたはアクティビティー内から優先度を変更できます。
v 「マイ・アクティビティー」ビューから、優先度を付けるアクティビティーを見つけます。「詳細」を
クリックしてアクティビティーの説明を展開し、「優先度付け」をクリックして優先度レベルを選択し
ます。
v アクティビティー内で、アクティビティーのタイトル・バーから「アクティビティー・アクション」を
クリックして、優先度レベルを選択します。
注: 優先度は、アクティビティーの内部では表示されません。アクティビティーの優先度を確認するに
は、「マイ・アクティビティー」ビューに戻るか、「マイ・アクティビティー」ビューのナビゲーショ
ン・ペインで「優先度付きのアクティビティー」に移動する必要があります。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
関心がないアクティビティーを関心対象から外す
関心がなくなったアクティビティーを関心対象から外し、「マイ・アクティビティー」ビューから削除でき
ます。そのアクティビティーがより有用になったら、関心対象に戻すことができます。
このタスクについて
アクティビティーを関心対象から外した後でも、そのアクティビティーのメンバーのままであるため、「関
心対象から外されたアクティビティー」ビューに切り替えることによりそのコンテンツにアクセスできま
す。また、アクティビティーの他のメンバーは、そのアクティビティー内のエントリーに関する通知を、関
心対象から外したメンバーにも送信できます。
手順
アクティビティーを「マイ・アクティビティー」ビューまたはアクティビティー内の関心対象から外すこと
ができます。
v 「マイ・アクティビティー」ビューで関心対象から外すアクティビティーを見つけ、「詳細」 > 「優先
度付け」 > 「関心対象から外すものとしてマーク」をクリックします。
v アクティビティー内で、タイトル・バーから「アクティビティー・アクション」をクリックして「関心
対象から外すものとしてマーク」を選択します。
次のタスク
アクティビティーを関心対象に入れるには、「マイ・アクティビティー」ビューのナビゲーション・ペイン
から「関心対象から外されたアクティビティー」ビューを開きます。関心対象に入れるアクティビティーの
「詳細」 > 「優先度付け」をクリックし、適切な優先度を選択します。
アクティビティー・フィードを購読して自動更新を取得
フィード・リーダーを使用して、関心のある単一アクティビティーまたはアクティビティーのコレクション
のフィードを購読できます。フィードを購読すると、フィード・リーダーによって、フィードがモニターさ
れ、自動的に更新情報が取得されます。
このタスクについて
フィードは、Web ページの最新コンテンツを表示したり、直接コンピューターに自動配信する方法です。
アクティビティーでは、フィードを公開するために、Atom と呼ばれるプロトコルを使用します。フィード
を購読することにより、フィード・リーダーによって自動的に各フィードのコンテンツ更新情報がチェック
されて取得されるため、アクティビティーをモニターする作業を簡略化できます。
が表示されている場所 (「マイ・アクティビティー」ビューや個々のアクティ
「フィード」アイコン
ビティーなど) から、フィードを購読できます。
フィード購読の処理は、使用するフィード・リーダーによって異なります。次の手順では、一般的なガイド
ラインを示します。
手順
1. 以下のいずれかを実行します。
第 5 章 アクティビティーの処理
21
v 単一アクティビティーを購読するには、アクティビティーを開き、定期的な更新を取得するエントリ
ーのリストが含まれているビューまたはセクションを見つけて、「エントリーのフィード」をクリッ
クします。
v 複数のアクティビティーを購読するには、定期的な更新を取得するアクティビティーのタイプを収集
するビュー (「優先度付きのアクティビティー」 > 「高優先度」ビューなど) を開き、「アクティビ
ティーのフィード」をクリックします。
v To Do 項目のリストを購読するには、「To Do リスト」タブをクリックしてから、「To Do 項目の
フィード」をクリックします。
v テンプレートを購読するには、「アクティビティー・テンプレート」タブをクリックしてから、「テ
ンプレートのフィード」をクリックします。
2. 使用するフィード・リーダーにフィードを追加します。これを行うためのステップは、Web ブラウザー
や使用しているフィード・リーダーによって異なります。詳しくは、Web ブラウザーまたはフィード・
リーダーの資料を参照してください。
アクティビティーのフォロー
アクティビティー更新の通知は、自動的にはメンバーに送信されません。アクティビティーの通知を受け取
るには、アクティビティーをフォローする必要があります。公開されたアクティビティーは誰でもフォロー
できます。 制限付きアクティビティーをフォローするには、そのアクティビティーのメンバーである必要
があります。
手順
v スタンドアロン・アクティビティーで、アクティビティー内から「このアクティビティーをフォロー」
をクリックします。
v コミュニティー・アクティビティーで、「フォローのアクション」 > 「このアクティビティーをフォロ
ー」をクリックします。
注: 「このアクティビティーをフォロー」を選択すると、以下のようなアクティビティーの変更が通知さ
れます。
– アクティビティーの作成、削除、編集
– エレメントの作成、削除などのアクティビティー・エレメント
– アクティビティーの作成、フォロー、複写などのアクティビティー・イベント
– メンバー、グループ、コミュニティーの追加などのアクティビティー・メンバーシップ
「このアクティビティーをフォロー」では、ブックマークや添付ファイルなど、アクティビティー・フ
ィールドに対する変更は通知されません。
次のタスク
ナビゲーションで「自分がフォロー」をクリックすることで、フォローしているアクティビティー内のイベ
ントをホーム・ページから追跡できます。
アクティビティーへの最新の更新に関する通知を受け取る必要がなくなった場合は、いつでもフォローを停
止することができます。スタンドアロン・アクティビティーのフォローを停止するには、「このコミュニテ
ィーのフォローを停止」をクリックします。コミュニティー・アクティビティーのフォローを停止するに
は、コミュニティー・アクティビティーを開き、「フォローのアクション」 > 「このアクティビティーの
フォローを停止」をクリックします。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
アクティビティーのコピー
他のユーザーが作成したアクティビティーの中に、自分で再使用したいものがありますか。そのアクティビ
ティーの所有者が、他のユーザーが再使用できるようにテンプレートを作成しなかった場合は、そのアクテ
ィビティーのコピーを作成できます。自分の所有するアクティビティーを再使用する場合にはそれをコピー
することもできますが、テンプレートを新規に作成するほうがよいと思われるほど繰り返し再使用すること
は避けてください。
始める前に
アクティビティーのすべてのメンバーがそのアクティビティーをコピーできます。アクティビティーをコピ
ーすると、そのユーザーは新規アクティビティーに所有者として追加されます。外部アクティビティーは外
部アクティビティーとしてコピーされ、内部アクティビティーは内部アクティビティーとしてコピーされま
す。
このタスクについて
アクティビティーをコピーするには、以下の手順を実行します。
手順
1. コピーするアクティビティーを開きます。
2. タイトル・バーで、「アクティビティー・アクション」をクリックし、次いで「アクティビティーのコ
ピー」を選択します。
3. 新規アクティビティー・フォームで、新しい値を追加するか、更新するフィールドのいずれかの値を変
更します。
4. コピー元のアクティビティーに含まれるメンバーを新規アクティビティーに含める場合には、「アクテ
ィビティーのメンバーを使用」をクリックします。
5. 「保存」 をクリック
アクティビティーのエクスポート
さまざまなタイプのスプレッドシート・ベースのレポートを作成するために、アクティビティーのデータを
エクスポートします。
このタスクについて
アクティビティー・メンバーは、アクティビティーのデータをコンマ区切り値 (CSV) ファイルにエクスポ
ートできます。アクティビティーを CSV ファイルにエクスポートすれば、アクティビティーのデータをス
プレッドシート形式に移し変えることができます。
注: エクスポートされた CSV ファイル内の日付は、サーバーのタイム・ゾーンやエクスポートを要求した
ユーザーのタイム・ゾーンに関係なく、すべてグリニッジ標準時 (GMT) に調整されます。
アクティビティーをこの種の形式に移し変えたら、そのデータに基づいてさまざまなタイプのレポートを作
成する作業を開始できます。
手順
1. データのエクスポート元となるアクティビティーを開きます。
2. 「アクティビティー・アクション」 > 「アクティビティーのエクスポート」をクリックします。
第 5 章 アクティビティーの処理
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3. 「エクスポート」ダイアログ・ボックスで、「このアクティビティー」を選択して、アクティビティー
全体 (すべてのエントリー、コメント、セクション、To Do 項目など) をエクスポートするか、特定の
セクションを選択します。
4. 「エクスポート」をクリックします。
5. 以下のいずれかのステップを実行します。
a. エクスポートされたアクティビティーを直ちに開くためのプログラムを選択するには、「プログラム
から開く」を選択します。通常は、スプレッドシート・アプリケーションを使用して CSV ファイル
を開きます。
b. エクスポートされたアクティビティーをローカル・システムに保存して、後で開くには、「ファイル
の保存」を選択します。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 6 章 アクティビティーの検索
自分がメンバーであるアクティビティーと、それに対応するエントリーを検索します。
完了したアクティビティーが検索されます。 検索結果には、非公開のエントリーや、ごみ箱内のエントリ
ーとアクティビティーは含まれません。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 7 章 タグによるアクティビティーとエントリーのフィルター
エントリーとアクティビティーにタグを付けると、後でそれらを見つけやすくなります。タグによってエン
トリーまたはアクティビティーを検索すると、他のアクティビティー・メンバーから投稿された類似のタグ
付き情報を検出できます。
このタスクについて
他のメンバーによって追加されたタグを含め、アクティビティー内のすべてのタグが、タグのコレクション
に表示されます。タグは、クラウドまたはリストとして表示できます。タグ・クラウドでは、使用頻度の高
いタグ用語が太字の大きなフォントで表示されます。タグ・リストには、使用頻度の最も高いタグ用語が先
頭に表示されます。タグ・クラウドとタグ・リストには、最も人気のタグのみが表示されます。タグ・リス
トには、最も人気の上位 10 個のタグが表示されます。タグ・クラウドには、10 個を超えるタグが表示さ
れます。
手順
v アクティビティーまたはエントリーにタグを追加します。
– アクティビティーにタグを追加するには、「アクティビティー・アクション」 > 「アクティビティー
の編集」をクリックします。
– エントリーまたは To Do 項目にタグを追加するには、そのエントリーまたは To Do 項目を展開し、
「詳細」 > 「編集」をクリックします。
v 特定のタグで分類されているアクティビティーまたはエントリーを見つけます。
– 特定のタグで分類されているアクティビティーを見つけます。「マイ・アクティビティー」のナビゲ
ーション・ペインで「タグ」を展開し、タグをクリックします。
– アクティビティーで、特定のタグを使用するエントリーを見つけます。エントリーまたは To Do 項
目を含むアクティビティーで、「タグ」を展開し、タグをクリックします。
v 特定のタグを検索します。
ナビゲーション・ペインで「タグ」を展開し、「タグの検索」をクリックします。タグ名を入力しま
す。タグをクリックすると、タグ付けされたコンテンツが表示されます。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 8 章 テンプレートでの作業
テンプレートを作成することにより、アクティビティーまたはエントリーのスタイルまたはコンテンツを再
利用することができます。
このタスクについて
アクティビティー・テンプレートを使用すると、必要なステップ、連絡先、リソース、共通プロセスを実行
するために使用されるツールを取り込むことができます。テンプレートの作成後は、そのプロセスを使用す
るプロジェクトごとに、テンプレートから複数のアクティビティーを作成できます。
エントリー・テンプレートを使用して、カスタム・エントリーを構成する 1 組みのフィールドを取り込む
ことができます。エントリー・テンプレートの作成後は、このエントリー・テンプレートから複数のエント
リーを作成できます。
手順
v テンプレートからアクティビティーを開始するには、「アクティビティーの開始」をクリックし、「ア
クティビティー・テンプレートの選択」を選択します。テンプレートからエントリーを作成するには、
「エントリー・テンプレートからの追加」をクリックし、使用するテンプレートを選択します。
v 既存のアクティビティーからアクティビティー・テンプレートを作成するには、「アクティビティー・
アクション」 > 「新規テンプレートとしてコピー」をクリックします。既存のエントリーまたは To Do
項目からエントリー・テンプレートを作成するには、エントリーの詳細表示から「他のアクション」 >
「エントリー・テンプレートとして保存」をクリックします。
v スタンドアロン・アクティビティーを使用している場合は、最初にアクティビティーを開始しなくても
新規テンプレートを作成できます。「アクティビティー・テンプレート」 > 「新規テンプレートの開始
(Start a New Template)」をクリックします。
関連タスク:
5 ページの『第 3 章 アクティビティーの開始』
アクティビティーを作成する際に、特殊なアクセス権限は不要です。アクティビティーを作成した後で、
「アクティビティー・アクション」をクリックして、アクティビティーの編集、アクティビティーのコピー
の作成、アクティビティーを使用したテンプレートの作成を行います。
アクティビティー・テンプレートの編集
アクティビティー・テンプレートの作成後に編集して、変更を加えます。
始める前に
テンプレートを編集しても、このテンプレートから以前に作成したアクティビティーに影響はありません。
このタスクについて
テンプレートを編集するには、次のステップを実行します。
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手順
1. 「アクティビティー・テンプレート」タブをクリックして、テンプレートのリストを開きます。
2. 編集するテンプレートを見つけ、「詳細」をクリックして展開し、「編集」をクリックします。
テンプレートが既に開いている場合は、タイトル・バーから、「テンプレート・アクション」 > 「テ
ンプレートの編集」を選択します。
注: テンプレートを編集できるのは、その所有者だけです。自分が所有者でない場合、「編集」リンク
は表示されず、「テンプレートの編集」メニュー・オプションは有効になりません。
3. 必要な変更を行い、「保存」をクリックします。
エントリー・テンプレートの編集
アクティビティーの所有者は、カスタム・エントリーから作成されたエントリー・テンプレートを編集でき
ます。例えば、アクティビティーの所有者は、テンプレートで ID として使用されているアイコンを変更
することができます。
始める前に
アクティビティーにエントリー・テンプレートが存在しない場合は、この手順を実行しないでください。
エントリー・テンプレートはエントリーの雛形です。再利用するカスタム・エントリーを作成する場合、そ
のエントリーをテンプレートとして保存できます。エントリーを次に追加するときに、テンプレートに指定
されているカスタム・フィールドを使用してエントリーを追加することを選択できます。詳しくは、『エン
トリー・テンプレートの作成』を参照してください。
このタスクについて
エントリー・テンプレートを編集するには、次のステップを実行します。
手順
1. 編集するエントリー・テンプレートを含むアクティビティーを開きます。
2. タイトル・バーの「アクティビティー・アクション」をクリックして、「エントリー・テンプレートの
編集」を選択します。
3. 編集するテンプレートの横にある「編集」をクリックします。
4. 必要な編集を行います。テンプレートにアイコンを関連付けるには、アイコンを選択します。
テンプレートにアイコンを関連付けると、そのアイコンは、テンプレートから作成されるすべてのエン
トリーのタイトルに表示されます。
5. 「保存」 をクリックします。
6. 別のエントリー・テンプレートを編集するか、「閉じる」をクリックします。
アクティビティー・テンプレートへのお気に入りとしてのマーク付けし、簡
単にアクセスできるようにする
最も気に入っているアクティビティー・テンプレートに「いいね」と言うことによって、使用可能なアクテ
ィビティー・テンプレートをランク付けできます。これにより、「アクティビティー・テンプレート」タブ
のナビゲーション・ペインで使用可能な「お気に入りのテンプレート」ビューにテンプレートが追加される
ため、最も有用なテンプレートに迅速にアクセスできるようになります。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
始める前に
アクティビティー・テンプレートへのアクセス権限を持つユーザーは誰でも、アクティビティー・テンプレ
ートにお気に入りのマークを付けることができます。
このタスクについて
アクティビティー・テンプレートにお気入りのマークを付けるには、以下のステップを実行します。
手順
1. 「アクティビティー・テンプレート」タブをクリックして、テンプレートのリストを開きます。
2. テンプレートを見つけ、「詳細」をクリックして展開し、「お気に入りのテンプレートとしてマーク」
をクリックします。
タスクの結果
お気に入りとしてマークされたテンプレートは、「アクティビティー・テンプレート」ビューで他の区別さ
れ、「お気に入りのテンプレート」ビューに表示されます。
次のタスク
「お気に入りのテンプレート」ビューからテンプレートを削除するには、「お気に入りのテンプレート」ビ
ューを開いてリストからテンプレートを見つけ、「詳細」をクリックして展開してから、「通常のテンプレ
ートとしてマーク」を選択します。
アクティビティー・テンプレートの削除
ユーザーに使用させたくないアクティビティー・テンプレート、または内容が古くなったアクティビティ
ー・テンプレートを削除します。
第 8 章 テンプレートでの作業
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始める前に
アクティビティー・テンプレートを削除できるのは、その所有者だけです。テンプレートを削除しても、こ
のテンプレートから作成したアクティビティーに影響はありません。
このタスクについて
アクティビティー・テンプレートを削除するには、以下のステップを実行します。
手順
1. 「アクティビティー・テンプレート」タブをクリックして、テンプレートのリストを開きます。
2. 削除するテンプレートを見つけ、「詳細」をクリックして展開し、「削除」をクリックします。
テンプレートが既に開いている場合は、タイトル・バーから、「テンプレート・アクション」 > 「テ
ンプレートの削除」を選択します。
注: テンプレートを削除できるのは、その所有者だけです。自分が所有者でない場合、「削除」リンク
や「テンプレートの削除」メニュー・オプションは表示されません。
3. 「OK」をクリックして削除を確認します。
次のタスク
削除したテンプレートを復元するには、「アクティビティー・テンプレート」タブのナビゲーション・ペイ
ンで「テンプレートごみ箱」をクリックし、テンプレートを見つけ、「詳細」をクリックしてその説明を展
開し、次いで「復元」をクリックします。
注: 削除されたテンプレートを復元できるのは、その所有者だけです。自分が所有者でない場合、「復元」
リンクは表示されません。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 9 章 メンバーの更新
アクティビティーに対してメンバーの追加または削除を行います。メンバーの追加は、アクティビティーの
作成時、またはアクティビティーの開始後に行うことができます。メンバーの役割を更新して、アクティビ
ティー・メンバーが行うことのできる変更を決定します。使用可能な役割は、スタンドアロン・アクティビ
ティーとコミュニティー・アクティビティーのいずれを更新するかによって異なります。
スタンドアロン・アクティビティーの更新
スタンドアロン・アクティビティーには、公開、Your organization、非公開の 3 タイプがあります。アク
ティビティーが非公開の場合、アクティビティーを表示またはアクセスするには、メンバーである必要があ
ります。デフォルトでは新規アクティビティーは非公開であり、そのアクティビティーを作成したユーザー
が自動的に所有者役割に割り当てられます。公開アクティビティーには、アクティビティー・サーバーにア
クセスできるすべてのユーザーがアクセスできます。アクティビティーを公開するには、「メンバー」 >
「アクセス」リストを展開し、現在選択しているアクセス・レベルの横の「(変更)」をクリックします。
各アクティビティーには 1 人のビジネス所有者が必要です。ビジネス所有者は、所有者が実行できる処理
をすべて行うことができます。ビジネス所有者は、ビジネス所有者の役割を他のアクティビティー・メンバ
ーに転送することもできます。
あるユーザーがアクティビティー・メンバーとして追加されたとき、既にそのアクティビティーにアクセス
できるグループのメンバーである可能性があります。その場合、メンバーが名前によって追加されたときに
割り当てられた役割が、グループから継承した役割より優先されます。例えば、Mary がアクティビティー
に追加され、作成者役割を割り当てられたとします。Mary は、そのアクティビティーのメンバーであるグ
ループの一員でもあるとします。このグループには読者役割が割り当てられています。Mary は、作成者に
付与されているアクセス権限を保持します。
ユーザーは、いずれもアクティビティーのメンバーである 2 個のグループのメンバーである可能性もあり
ます。これらの 2 個のグループに異なる役割が割り当てられている可能性があります。この場合、ユーザ
ーは高い方のレベルのアクセス権限がある役割を継承します。例えば、あるアクティビティーに、作成者役
割が割り当てられているグループ作成者と、読者役割が割り当てられているグループ読者が含まれていると
します。John が両方のグループのメンバーである場合、John には、アクティビティーに対する作成者アク
セス権限が付与されます。
アクティビティーで、組織外のメンバーが許可されている場合、組織内のメンバーのみを許可するようにア
クティビティーを変更できます。この変更を実行できるのは、アクティビティーに外部のメンバーが現在存
在していない場合のみです。外部メンバーがいる場合は、それらのメンバーを除外してから、外部アクティ
ビティーを内部アクティビティーに変更できます。外部のアクティビティーを内部のアクティビティーに変
更するには、「メンバー」リストを展開し、 「アクセス」の下で、「外部」の横にある「(変更)」をクリ
ックし、「組織外のユーザーがこのアクティビティーのメンバーになるのを許可」オプションをクリアし
て、「保存」をクリックします。外部アクティビティーを内部アクティビティーに変更すると、アクティビ
ティーのタイトルから「外部」アイコン
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
が削除されます。
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コミュニティー・アクティビティーの更新
コミュニティーが非公開の場合、そのコミュニティーに関連するすべてのアクティビティーは非公開アクテ
ィビティーになります。また、非公開コミュニティー・アクティビティーのメンバーシップ・リストは、そ
の所属先のコミュニティーのメンバーシップ・リストによって定義されます。コミュニティー・アクティビ
ティーのメンバー・リストを、アクティビティー・アプリケーションから変更することはできません。
スタンドアロン・アクティビティーへのメンバーの追加
あるユーザーがアクティビティーにアクセスできるようにするには、そのユーザーをメンバーとして追加し
ます。メンバーを追加するには、アクティビティーの作成者または所有者である必要があります。作成者
は、読者と別の作成者を追加できます。所有者は、すべての役割のメンバーを追加できます。
このタスクについて
既にアクティビティーのメンバーであるユーザーを追加する場合は、新規のメンバーシップ・エントリーに
より元のエントリーが上書きされます。
手順
1. アクティビティーのナビゲーション・ペインで「メンバー」をクリックして、「メンバー」ビューを開
きます。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
2. 「メンバーの追加」をクリックします。
メンバー・タイプを選択し、次にメンバーの役割を選択してから、ユーザー、コミュニティー、グルー
プの名前を入力します。ビジネス所有者は、アクティビティーの任意のコンテンツまたはメンバーと、
アクティビティー自体を追加、変更、削除できます。所有者はコンテンツの追加、エントリーの表示と
編集、アクティビティーのメンバーシップの管理を行うことができます。作成者は、コンテンツの表示
と自分のエントリーの編集を行うことができます。読者は、コンテンツの表示のみを行うことができま
す。
注:
v グループ機能は、要求に応じて使用できます。詳しくは、組織の管理者にお問い合わせください。
v アカウントを持たないユーザー、またはアカウントはあっても組織が異なるユーザーのメール・アド
レスを入力する場合、プラス・アイコンをクリックしてそのユーザーを追加する必要があります。
ユーザーがアカウントを持たない場合は、アクティビティー保存後に、ゲスト招待をそのユーザーに
送るよう求められます。 ゲスト・メンバーがアクティビティーにアクセスするには、招待を受け入
れる必要があります。
タスクの結果
サーバーから各新規メンバーに対してアクティビティーに関するメール・メッセージが送信されるか、各新
規メンバーのホーム・ページの「更新」タブにアクティビティーに関する通知が送信されます。
コミュニティー・アクティビティーへのメンバーの追加
コミュニティーのすべてのメンバーをコミュニティーに追加するか、コミュニティー・メンバーのサブセッ
トを選択してメンバーとして追加することができます。
このタスクについて
メンバーを追加するには、コミュニティー・アクティビティーの作成者または所有者である必要がありま
す。作成者は、読者と別の作成者を追加できます。 所有者は、すべての役割のメンバーを追加できます。
第 9 章 メンバーの更新
35
既にアクティビティーのメンバーであるユーザーを追加する場合は、新規のメンバーシップ・エントリーに
より元のエントリーが上書きされます。
メンバーをコミュニティー・アクティビティーに追加するには、以下のステップを実行します。
手順
1. 「マイ・アクティビティー」ビューからコミュニティー・アクティビティーを開きます。
2. 「メンバーの追加」をクリックします。
コミュニティー・アクティビティーの読者である場合、および個別に追加されたのではなくコミュニテ
ィー全体がコミュニティー・アクティビティーに追加されたときに追加されたメンバーである場合、
「メンバーの追加」リンクは表示されません。
3. 以下のステップのいずれかを実行します。
v すべてのコミュニティー・メンバーを作成者として追加するには、「このコミュニティーの全メンバ
ーに対して、作成者としてアクティビティーにアクセスすることを許可」を選択します。
このオプションを選択できるのは、コミュニティーの所有者だけです。
v すべてのメンバーを作成者以外の役割で追加する場合、またはコミュニティー・アクティビティーに
対するアクセス権限をコミュニティー・メンバーのサブセットに限定する場合は、以下のステップを
実行します。
a. 「以下のコミュニティー・メンバーに対してのみ、作成者としてアクティビティーにアクセスす
ることを許可」を選択します。
このオプションを選択できるのは、コミュニティーの所有者だけです。
b. 追加するメンバーにデフォルトの役割である作成者以外の役割を割り当てるには、「作成者」フ
ィールドの矢印をクリックし、「所有者」または「読者」を選択します。
アクティビティーの所有者でない場合は、所有者としてユーザーを追加することはできません。
c. コミュニティー・アクティビティーに追加するユーザーごとに、それらの横に表示されているチ
ェック・ボックスを選択します。
注: コミュニティー・アクティビティーにグループを追加することはできません。
4. メンバーをアクティビティーに追加し終えたら、「保存」をクリックします。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
タスクの結果
コミュニティー・アクティビティーに追加するように選択したメンバーには、そのアクティビティーに関す
る通知が送信されます。
アクティビティーのビジネス所有者の変更
アクティビティーのビジネス所有権を別のメンバーに移すには、現在ビジネス所有者である必要がありま
す。
このタスクについて
アクティビティーの作成者は、そのアクティビティーのビジネス所有者になります。各アクティビティーに
はビジネス所有者が必要です。1 人だけがビジネス所有者になれます。ビジネス所有者は、アクティビティ
ーの所有者が実行可能なすべてのアクションを実行できます。ビジネス所有者は、アクティブなアカウント
を持つ他のアクティビティー・メンバーにビジネス所有者の役割を移すこともできます。
注: ビジネス所有権をアクティビティーのゲスト・メンバーに移すことはできません。また、ビジネス所有
者であるゲストはビジネス所有権を移すことはできません。
手順
アクティビティーのビジネス所有者を変更するには、次の手順に従います。
1. 「マイ・アクティビティー」 ビューからアクティビティーをクリックして開きます。
2. ナビゲーション・ペインで「メンバー」をクリックします。
3. 役割をビジネス所有者に変更するメンバーの横にある「編集」をクリックします。
4. 「ビジネス所有者」をクリックしてから、「保存」をクリックします。
5. 「OK」をクリックして変更を確認します。
タスクの結果
これでもうビジネス所有者ではなくなりました。
第 9 章 メンバーの更新
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 10 章 コミュニティー
同じことがらに関心を持つユーザーと集まることができます。
新機能
前回のリリース以降にどのような機能が追加されたかを調べます。
開始
v コミュニティーについて学ぶには、ビデオをご覧ください。
v 「スタートアップ・ガイド」アプリケーションを参照してください。
v コミュニティーに参加して投稿を開始します。
v コミュニティーにファイルを共有します。
v 同じ関心を持つユーザーのグループ用にコミュニティーを作成します。
Desktop Plug-ins for Microsoft Windows の使用
Windows、Microsoft Outlook、Microsoft Office のアプリケーション (PowerPoint、Excel、Word) からソーシ
ャル・ネットワーク上で情報を共有し、つながり、ビジネスを行います。IBM Connections Desktop
Plug-ins for Microsoft Windows により、アクティビティー、ブログ、コミュニティー、ファイル、Wiki な
どのソーシャル・ネットワーク機能が追加されます。Windows Explorer からローカル・ファイルを IBM
SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections にアップロードします。ローカルでファイルを共有
し、ファイルに対して作業を行ってから、IBM SmartCloud for Social Business に公開します。IBM
SmartCloud Engage または IBM SmartCloud Connections で、ブログへの公開、文書の Wiki への添付、コ
ンテンツの検索を行います。
重要: 「組織のログインを使用する」方式を使用して IBM SmartCloud Engage にログインした場合、
Desktop Plug-ins にログインし、使用することはできません。
v デスクトップ・プラグインのダウンロード
v デスクトップ・プラグインの使用法
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 11 章 コミュニティーとは
コミュニティーでは、共通の興味を共有するユーザーが相互に対話できます。
コミュニティーの構成要素
コミュニティーとは、共通の関心分野があるユーザーのグループです。 公開アクセスのコミュニティーに
は組織内の全員が参加できますが、制限付きコミュニティーのメンバーシップは特定のグループに制限され
ます。また、組織内で管理対象アクセスのコミュニティーを開始することによって、メンバーシップを制御
し、コミュニティーのリソースへのアクセスを管理することもできます。
注: 公開コミュニティーと管理対象コミュニティーの一方または両方が管理者によって使用不可に設定され
ている場合、これらのコミュニティーを組織内で使用できないことがあります。
コミュニティーは、ユーザーが連絡を取る手段、情報を共有する手段、意見を交換するための手段を提供し
ます。 また、コミュニティーは、プロジェクト・チームのメンバーが連絡をとったり、最新技術を研究す
るタスク・フォースを編成したり、関心分野を共有する集団を結成したりするための便利な方法です。
コミュニティーの機能に付属するツールを使用して、ユーザーを探して交流し、分野別にまとまって情報の
共有をします。 コミュニティーの所有者は、他の人々を招待し、コミュニティーのコンテンツとメンバー
シップを管理します。
コミュニティーのハイライト
コミュニティーにメンバーとして追加されるか、参加する場合も、独自のコミュニティーを立ち上げる場合
も、以下の機能を利用することにより、その経験を最大限に活かすことができます。
v コミュニティーのディスカッション・フォーラムに参加して関連分野のトピックを探し、共有する問題
に対する解決策を討議します。
v 所有者は、「メンバー」ページにアクセスして、自分のコミュニティーのメンバーの追加または削除を
行います。コミュニティーのすべてのメンバーは、コミュニティーに所属するユーザーのリストを表示
できます。
v タグを使用して、コミュニティーに記述的なキーワードを割り当てます。タグは、特定のタイプのコミ
ュニティーを検索する場合や、検索結果のフィルター操作を行う場合に便利です。
v コミュニティーにウィジェットを追加して、追加機能をメンバーが利用できるようにします。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 12 章 コミュニティーでのよくある質問
コミュニティーのユーザーからよく尋ねられる質問の答えを示します。
v コミュニティーに参加したばかりだが、多くの有益な情報が見つかっている。メンバーシップの利点を
活用できる可能性があるワーク・メンバーにメンバーシップを拡張する方法
v 別の人が追加したフォーラムの投稿を編集することはできるか
v コミュニティー・フォーラム・トピックをアーカイブする方法
v 自分のコミュニティーの他のメンバーと共同作業する方法
v コミュニティー内で別の配布リストを作成する方法
v ウィジェットとは
v コミュニティーにウィジェットを追加する理由
v メンバーがコンテンツをコミュニティーに追加するのを制限する方法
v コミュニティーのメールの購読を中止する方法
v ユーザーのどのコミュニティー・メンバーシップが自分と共通しているかを調べる方法
v 所有コミュニティーの「コミュニティーを退会」ボタンを誤ってクリックしてしまった。コミュニティ
ーの所有者に復帰する方法
v コミュニティーのロゴに使用しているイメージを置き換える方法
v 最新のコミュニティーとメンバーシップの更新イベントやアクションを表示する方法
コミュニティーに参加したばかりだが、多くの有益な情報が見つかっている。メンバーシップの利点を活用
できる可能性があるワーク・メンバーにメンバーシップを拡張する方法
コミュニティーにメンバーを追加するには、コミュニティー所有者である必要があります。参加に
関心があると思われるユーザーにコミュニティーへのリンクを送るか、それらのユーザーをメンバ
ーとして追加するようにコミュニティーの所有者に問い合わせてみてはどうでしょうか。
ブックマークとは
ブックマークは Web サイトへのポインターで、これにより後日 URL や Web ページを取得する
のが容易になります。
別の人が追加したフォーラムの投稿を編集することはできるか
自分がコミュニティー所有者になっている場合に限り、編集することができます。
コミュニティー・フォーラム・トピックをアーカイブする方法
現在のところ、コミュニティー・フォーラム・トピックをアーカイブする方法はありません。
自分のコミュニティーの他のメンバーと共同作業する方法
ディスカッション・フォーラムにトピックを投稿したり、メール通知を送信したり、コミュニティ
ーにブックマークを追加したりすることにより、コミュニティーの他のメンバーとアイデアや情報
を共有できます。
コミュニティー内で別の配布リストを作成する方法
コミュニティーの所有者である場合は、コミュニティー内にサブコミュニティーを作成して、コミ
ュニティー・メンバーのサブセットをまとめることができます。この機能は、コミュニティー・メ
ンバー全員が含まれるわけではない配布リストをセットアップする場合や、コミュニティー内に特
定のフォーカス・グループを作成する場合に役立ちます。
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ウィジェットとは
ウィジェットは自己完結型の、ソフトウェア・アプリケーションの HTML ベース表現です。コミ
ュニティー所有者は、ウィジェット・パレットで選択可能な選択項目からウィジェットをコミュニ
ティーに追加できます。ウィジェットは、コミュニティーの「概要」ページとコミュニティー・ナ
ビゲーションに表示されます。
コミュニティーにウィジェットを追加する理由
コミュニティーにウィジェットを追加すると、コミュニティー・メンバーが追加機能を利用できる
ようになります。例えば、ファイル・ウィジェットを使用して、ファイルをアップロードして仲間
のメンバーに共有します。
メンバーがコンテンツをコミュニティーに追加することを制限する方法
コミュニティーの所有者は、特定のアプリケーションに対するコミュニティー・メンバーのメンバ
ーシップ役割を編集して、メンバーによるコミュニティーへのコンテンツの追加を制限できます。
例えば、メンバーが読者アクセス権限のみを持つようにファイル・アプリケーションに対する設定
を編集することにより、メンバーがコミュニティー・ファイルのアップロードや編集をできないよ
うにすることができます。コミュニティー・メンバーのアクセス権限レベルを変更するには、「概
要」ページから「コミュニティー・アクション」 > 「コミュニティーの編集」を選択し、アクセ
ス権限を制限したいアプリケーションのタブをクリックし、コミュニティー・メンバーに割り当て
る役割を指定します。すべてのメンバーに同じ役割が割り当てられます。
注: 「コミュニティー・アクション」メニューにアクセスするには、ログインする必要がありま
す。
コミュニティーの所有者である場合、コミュニティー内にあるどのウィジェットでも削除すること
もできます。 例えば、メンバーがブックマークをコミュニティーに追加することを停止するに
は、ブックマーク・ウィジェットのアクション・メニューに進み、「非表示」または「削除」を選
択することで、ブックマーク・ウィジェットをコミュニティーから削除できます。ウィジェットを
非表示にした場合、ウィジェットは一時的に削除されます。ウィジェットを削除した場合は、その
ウィジェットに関連付けられたすべてのコンテンツが削除されます。「概要」ページの「コミュニ
ティー・アクション」 > 「カスタマイズ」をクリックし、ウィジェットを選択することで、いつ
でもウィジェットをコミュニティーに戻すことができます。
コミュニティーのメールの購読を中止する方法
現在のところ、コミュニティー内でコミュニティーのメールの購読を中止するオプションはありま
せん。次善策として、ご使用のメール・クライアントでフィルターを設定することを検討してくだ
さい。「メールの設定」タブから、すべての IBM Connections に対してメール通知を使用不可にす
ることができます。詳しくは、『メール通知の設定』を参照してください。
ユーザーのどのコミュニティー・メンバーシップが自分と共通しているかを調べる方法
別のユーザーのプロフィールを表示している場合、あなたとそのユーザーの両方が属しているコミ
ュニティーが、見出し「コミュニティー」の下にリストされます。
所有コミュニティーの「コミュニティーを退会」オプションを誤って選択してしまった。 コミュニティー
の所有者に復帰する方法
コミュニティーの唯一の所有者である場合は、コミュニティーを退会できません。コミュニティー
を退会できた場合、別の所有者が少なくとも 1 人はいるということです。その所有者があなたを
所有者として復帰させることができます。
コミュニティーのロゴに使用している画像を置き換える方法
コミュニティーのロゴを編集するには、コミュニティーの所有者である必要があります。コミュニ
ティーのロゴを置き換えるには、「コミュニティー・アクション」 > 「コミュニティーの編集」
を選択し、「コミュニティー・イメージのアップロード」をクリックします。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
最新のコミュニティーとメンバーシップの更新イベントやアクションを表示する方法
自分がアクセスできるコミュニティーの中で発生したイベントやアクションの最新の更新は、ホー
ム・ページにリストされます。
アプリケーションが開かない理由
アプリケーションを開始したときに「ロード中」の段階のままで止まる場合、HTTP 1.1 プロトコルが使用
可能になっていることを確認します。
このタスクについて
開始、コミュニティー、ファイルの各アプリケーションを開始したときに、アプリケーションが「ロード
中」段階で停止して、開かない場合があります。ブラウザーで HTTP 1.1 プロトコルが使用されているこ
とを確認してください。プロトコルを確認し、使用可能にするには、以下の手順に従います。
手順
1. オプション: Internet Explorer を使用している場合、以下の手順を実行します。
a. 「ツール」 > 「インターネット オプション」をクリックします。
b. 「インターネット オプション」ダイアログ・ボックスで、「詳細設定」タブをクリックします。
c. 「HTTP 1.1 設定」セクションまでスクロールダウンし、次の設定にチェック・マークを付けます。
v HTTP 1.1 を使用する
v プロキシー接続で HTTP 1.1 を使用する
d. 「適用」をクリックし、「OK」 をクリックします。
2. オプション: Mozilla Firefox を使用している場合、以下の手順を実行します。
a. ナビゲーションツールバーに about:config と入力し、Enter を押します。
b. about:config の保証警告ページが表示されたら、ボタンをクリックして続行します。
c. ページで network.http.proxy.version を見つけて、ダブルクリックします。
d. 1.1 と入力し、「OK」をクリックします。
3. オプション: Google Chrome を使用している場合、以下の手順を実行します。
a. アドレス・バーの後ろに表示されるレンチ・アイコンをクリックします。
b. 「設定」をクリックします。
c. 「高度な設定」をクリックします。
d. 「プロキシ設定の変更」をクリックします。
e. 「インターネット オプション」ダイアログ・ボックスで、「詳細設定」タブをクリックします。
f. 「HTTP 1.1 設定」セクションまでスクロールダウンし、次の設定にチェック・マークを付けます。
v HTTP 1.1 を使用する
v プロキシー接続で HTTP 1.1 を使用する
g. 「適用」をクリックし、「OK」 をクリックします。
第 12 章 コミュニティーでのよくある質問
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 13 章 コミュニティーの参照または検索
組織内の関心があるコミュニティーの参照や検索を行うことができます。
このタスクについて
関心分野のコミュニティーを検索してそのコミュニティーに接続するには、さまざまな方法が使用できま
す。 例えば、利用できるコミュニティーを参照して表示したり、特定のキーワードに基づいて検索したり
することが可能です。
タグは、組織内のコミュニティーを検索したり参照したりするための便利な手段です。 例えば、写真撮影
に関心がある場合は、写真撮影タグで検索すると、このタグを使用するすべてのコミュニティーが見つかり
ます。 コミュニティーを作成する場合は、そのコミュニティーの目的を示す関連タグを含めて、他のユー
ザーが見つけやすいようにしてください。
手順
以下の方法でコミュニティーを参照または検索できます。
注: ゲスト・メンバーは、「あなたの組織 コミュニティー」タブ、「コミュニティーの開始」タブ、検索
オプションを使用することはできません。公開コミュニティーと管理対象コミュニティーのいずれかまたは
両方が管理者によって使用不可に設定されている場合、これらのコミュニティーを組織内で使用できないこ
とがあります。
v コミュニティーを参照するには、以下の手順を実行します。
1. 公開アクセスまたは管理対象アクセスが設定された組織内のコミュニティーをすべて表示する場合は
「あなたの組織 コミュニティー」タブをクリックし、自分が属するコミュニティーのみを表示する
場合は「コミュニティー」タブをクリックします。 リストに、コミュニティーの説明、メンバー
数、最終更新日、最終更新担当者の名前、コミュニティーに関連付けられているタグが表示されま
す。
2. コミュニティーは、アルファベット順、人気順、更新日付の新しい順のいずれかの順序でソートして
参照します。
v コミュニティーの名前、説明、タグに表示されるキーワードを検索するには、以下の手順を実行しま
す。
1. 検索する単語を「検索」フィールドに入力します。
2. 公開コミュニティーを検索するのか、下矢印をクリックして選択を行うことで所属するマイ・コミュ
ニティーを検索するのかを指定します。
3. 検索
アイコンをクリックします。
v コミュニティーをタグで検索するには、以下の手順を実行します。
– タグ・クラウド内でタグをクリックし、そのタグを使用しているコミュニティーを検索します。
– 関心分野についてのコミュニティーをビューの中で見つけます。次に、そのタグを使用する他のコミ
ュニティーを見つけるために、コミュニティーに関連付けられているいずれかのタグをクリックしま
す。
v すべてのコミュニティーで、以下の操作を実行できます。
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– カーソルをメンバーの名前まで移動させてリンクをクリックし、そのメンバーのビジネス・カードを
表示します。
– コミュニティー名をクリックして、その「概要」ページを開きます。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 14 章 コミュニティーへの参加方法
コミュニティーには、さまざまな方法で参加することができます。
組織内のコミュニティーが公開アクセスになっている場合は、コミュニティーを開いて「このコミュニティ
ーに参加」をクリックすると、組織内の誰でも参加できます。 コミュニティーが管理対象アクセスになっ
ている場合は、メンバーシップをリクエストする必要があります。コミュニティー所有者がメンバーになる
ように招待する場合、コミュニティーへの招待を受け取ることもできます。
注: 公開コミュニティーと管理対象コミュニティーの一方または両方のタイプが管理者によって使用不可に
設定されている場合、これらのコミュニティーを組織内で使用できないことがあります。
コミュニティーへの参加
自分が関心を持つ対象に力を注いでいるコミュニティーに参加し、活動を開始します。
始める前に
参加するコミュニティーを見つけるために、「あなたの組織 コミュニティー」タブで組織内の公開アクセ
スまたは管理対象アクセスのすべてのコミュニティーを参照することも、特定の話題専用のコミュニティー
を検索することもできます。 公開コミュニティーと管理対象コミュニティーの一方または両方が管理者に
よって使用不可に設定されている場合、これらのコミュニティーを組織内で使用できないことがあります。
注: 組織内の公開アクセスのコミュニティーには、ボタンをクリックすることで参加できますが、組織内の
管理対象のコミュニティーに参加するには、参加を申請する必要があります。 制限付きコミュニティーは
非公開であり、「あなたの組織 コミュニティー」タブには表示されません。このタイプのコミュニティー
に参加できるのは、コミュニティー所有者によってメンバーとして追加されるか、招待された場合だけで
す。
手順
コミュニティーに参加するには、以下の手順を実行します。
1. 「あなたの組織 コミュニティー」タブで、参加先のコミュニティーを選択します。
2. コミュニティーに設定されているアクセス・レベルに応じて、以下のいずれかの操作を実行します。
v コミュニティーへのアクセスが公開されている場合は、「このコミュニティーに参加」をクリックし
ます。
コミュニティーのメンバーが最大人数に達しているというメッセージを受け取った場合は、コミュニ
ティー所有者に連絡して、非アクティブ・メンバーを削除できるかどうかを確認してください。ナビ
ゲーションの「メンバー」をクリックし、「フィルター」フィールドで「所有者」を選択します。
v コミュニティーのアクセスが管理されている場合は、「このコミュニティーへの参加を申請」を選択
します。コミュニティーに参加する理由を入力して、「送信」をクリックします。要求はコミュニテ
ィーの所有者に送信され、コミュニティーへの参加の可否を所有者が判断します。所有者があなたを
メンバーとして追加すると、コミュニティーに追加されたことを確認する通知がメールで届きます。
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タスクの結果
公開アクセスでコミュニティーに参加すると、そのコミュニティーが「コミュニティー」タブのコミュニテ
ィーのリストにすぐに追加されます。管理対象コミュニティーへの参加を申請した場合、メンバーシップが
コミュニティー所有者によって承認されるまでは、そのコミュニティーは「コミュニティー」タブに表示さ
れません。
コミュニティーへの招待を受け入れる
コミュニティーへの参加の招待を受け取ったら、その招待を受け入れるか、拒否することができます。
このタスクについて
コミュニティー所有者からコミュニティーに招待された場合、招待とコミュニティーについての基本的な詳
細の一部 (コミュニティーの名前とその説明など) が記入されたメール通知を受け取ります。そのメールに
記入されているリンクを使用して、招待を受け入れるか、拒否することができます。
手順
コミュニティーへの招待は、次のいずれかの方法で処理することができます。
v 招待を受け入れてコミュニティーに参加するには、「このコミュニティーに参加」をクリックします。
これで、そのコミュニティーが「コミュニティー」タブのコミュニティーのリストに追加されます。 そ
の結果、そのコミュニティーが「自分がメンバー」ビューのコミュニティー・リストに追加されます。
v 招待を拒否するには、「この招待を辞退」をクリックします。 招待を拒否したことは、コミュニティー
の所有者には通知されません。
v 何もアクションを取らないと、招待を辞退できます。 コミュニティーへの参加の招待を無視した場合
は、コミュニティーの所有者が招待の取り消しを選択しない限り、招待を未処理のままにしておくこと
ができます。また、コミュニティーの所有者には、念押しのため招待を再送するオプションがありま
す。
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第 15 章 コミュニティーの作成
組織の中で興味や目標が似ている人々相互の共同作業を促すため、コミュニティーを開始します。
このタスクについて
コミュニティーは、公開、管理対象、制限付きにすることができます。 公開と管理対象のコミュニティー
は、組織のすべてのユーザーが閲覧可能です。 制限付きのコミュニティーは、コミュニティー・メンバー
シップのないユーザーには表示されません。 制限付きコミュニティーの場合のみ、組織外のゲストをメン
バーにすることができます。
注: 公開コミュニティーと管理対象コミュニティーの一方または両方が管理者によって使用不可に設定され
ている場合、これらのコミュニティーを組織内で使用できないことがあります。
手順
コミュニティーを開始するには、以下の手順を実行します。
1. 「コミュニティー」タブの任意のビューで、「コミュニティーの開始」をクリックします。
注: ゲスト・メンバーは、コミュニティーを作成できません。
2. 必須: 「名前」フィールドに、コミュニティーの名前を入力します。コミュニティーの目的を示す名前
を選択します。
注: 複数の公開コミュニティーまたは管理対象コミュニティーに同じ名前を付けることはできません
が、複数の制限付きコミュニティーに同じ名前を付けることはできます。 この命名体系により、組織コ
ミュニティーと制限付きコミュニティーに同じ名前を付けたり、管理対象コミュニティーと制限付きコ
ミュニティーに同じ名前を付けたりすることができます。
3. 「タグ」フィールドにタグを入力します (複数可)。タグは、コミュニティーの全体像を理解するための
追加の手段をユーザーに提供するために定義するキーワードです。タグは、単一の語か、下線またはハ
イフンで結合した複数の語にする必要があります。例えば、アクセシビリティーの問題を扱うコミュニ
ティーでは、アクセシビリティー や 視力低下 などのタグが存在すると考えられます。タグによりユー
ザーは、複数の方法で関心分野のコミュニティーを検索できます。ここで定義したタグは、「<あなた
の組織> コミュニティー」タブでコミュニティーの横に表示されます。
4. 必須: コミュニティーへのアクセス・レベルを次のように指定します。
表 1. コミュニティーのアクセス・レベル・オプション
オプション
説明
制限付き (参加するには招待が必要)
そのコミュニティーを制限付きにし、メンバーシップを招
待限定にする場合は、このオプションを選択します。
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表 1. コミュニティーのアクセス・レベル・オプション (続き)
オプション
説明
組織外のユーザーがこのコミュニティーのメンバーになる このオプションは、制限付きコミュニティーでのみ使用で
のを許可
きます。
v 組織内のメンバーと組織外のゲストの両方を含める場
合は、このオプションを選択します。外部のメンバー
がコミュニティーに追加されたり、招待されたり、参
加されたりしなかった場合、後でこのオプションをク
リアできます。外部コミュニティーは、コミュニティ
ーのタイトルの横にある「外部」アイコン
されます。
で識別
v 組織内のメンバーだけを含める場合は、このオプショ
ンを選択しません。後で外部メンバーシップを内部コ
ミュニティーで許可することはできません。
管理対象 (自分の組織の全員がコンテンツを表示可能、た そのコミュニティーを組織に公開してユーザーがメンバー
だし参加するには申請が必要)
シップをリクエストできるようにする場合は、このオプシ
ョンを選択します。
公開 (自分の組織の全員が参加可能)
そのコミュニティーを組織内の全員が参加可能な公開コミ
ュニティーにする場合は、このオプションを選択します。
5. コミュニティー・メンバーとして追加するユーザーの名前を入力します。名前は組織のディレクトリー
から検索できます。先行入力機能により、入力中の名前が予測されます。この機能では、管理者が指定
したディレクトリーに登録されている名前と比較することによって名前を予測します。求めていた名前
が提示された場合は、その名前をクリックして追加します。
注: 組織外のユーザーのメール・アドレスを入力した場合は、コミュニティーの保存後に、そのユーザ
ーにゲスト招待を送信するように求められます。自分がメンバーとして追加されたコミュニティーにゲ
スト・メンバーがアクセスするには、まず参加への招待を受け入れる必要があります。
コミュニティー・メンバーをすぐには追加しない場合、後の段階でコミュニティーを編集してメンバー
を追加できます。
注: コミュニティー所有者を追加するには、「メンバー」の隣にある下矢印をクリックし、「所有者」
を選択して、このステップで説明されているコミュニティー・メンバーを追加するための手順を繰り返
します。コミュニティーの作成者は、ビジネス所有者として自動的に追加されます。コミュニティーの
ビジネス所有権を別のコミュニティー・メンバーに転送することができます。
6. コミュニティーの目的の説明を「説明」フィールドに入力します。できる限り具体的に入力してくださ
い。 コミュニティーの目標を明示してください。
7. 概要ページで「コミュニティー・イメージのアップロード」をクリックし、コミュニティーに関連付け
るイメージを参照します。イメージは、.jpeg、.gif、.png フォーマットが使用可能です。
8. 「保存」 をクリックします。
52
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
次のタスク
これで、コミュニティーにコンテンツを追加することができます。
関連概念:
85 ページの『コミュニティーのカスタマイズ』
コミュニティーをカスタマイズすることにより、他のコミュニティーとの違いが明確になります。 カスタ
マイズのオプションとして、特徴的なグラフィックのコミュニティーへの関連付け、コミュニティーへの機
能の追加などを行うことができます。コミュニティーをカスタマイズするには、コミュニティーの所有者で
ある必要があります。
63 ページの『第 17 章 コミュニティー・メンバーの追加方法』
コミュニティーの所有者は、いつでもコミュニティーにメンバーを追加することができます。コミュニティ
ーにユーザーを招待できます。管理対象コミュニティーの場合は、着信したメンバーシップ・リクエストを
受け入れるか拒否するかを決定することもできます。この機能が管理者によって使用不可に設定されている
場合、組織内で管理対象コミュニティーを使用できないことがあります。 複数のメンバーを同時にコミュ
ニティーに追加するには、「メンバー」ページのインポート・ツールを使用します。
79 ページの『第 19 章 コミュニティーの管理』
コミュニティー所有者は、コミュニティーを編集することにより、コミュニティーまたはそのコミュニティ
ーに関連付けられたアプリケーションに関する基本情報を更新できます。コミュニティーが不要になった場
合、または誤って作成された場合は、そのコミュニティーを削除できます。
第 15 章 コミュニティーの作成
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第 16 章 コミュニティーでの作業
コミュニティー・メンバーになると、仲間のメンバーにメールを送信できます。
メンバーをやめたい場合は、いつでもコミュニティーを退会することができます。
コミュニティーのメンバーの表示
自分のコミュニティーに所属しているメンバーを検索することができます。
このタスクについて
コミュニティーにアクセス可能なユーザーは、だれでもそのコミュニティーのメンバーを表示できます。
手順
コミュニティーのメンバーを表示するには、以下のいずれかの手順を実行します。
v コミュニティーの「概要」ページの「メンバー」領域を使用して、無作為に選択されたコミュニティー
のメンバーを表示します。メンバーの名前の横にあるビジネス・カードのアイコンをクリックして、そ
のメンバーのビジネス・カードを表示します。「すべて表示」をクリックして、「メンバー」ページに
メンバーの完全なリストを表示します。
v ナビゲーション・ペインの「メンバー」をクリックして「メンバー」ページを開き、コミュニティー・
メンバーシップの完全なリストを表示します。メンバーの完全なリストを表示するか、役割に応じてメ
ンバーシップ・リストをソートするには、「フィルター」メニューを使用します。「名前」の順序で表
示内容をソートする (メンバーをアルファベット順にリストする) か、「追加日」の順序でソートする
(最新のメンバーを先頭にリストする) には、「ソート順」オプションを使用します。
「メンバー」ページには、コミュニティーに追加されたすべてのグループが表示されますが、このペー
ジからグループのメンバーシップ・リストを表示することはできません。
v 特定のコミュニティー・メンバーまたはグループを検索するには、 「メンバー」ページの「メンバーの
検索」をクリックして、表示されるフィールドにユーザーの名前またはグループ名を入力します。 入力
を開始すると、コミュニティーのメンバーシップ・リストにある名前が提案されます。
コミュニティーのフォロー
コミュニティーへの最新の更新 (コミュニティーのアクティビティー、ブログなど) について通知を受ける
場合は、コミュニティーをフォローします。これらの通知がコミュニティーのメンバーに自動的に送信され
ることはないため、通知を受け取るにはコミュニティーをフォローする必要があります。
始める前に
コミュニティーが公開されているコミュニティーである場合、どのユーザーもそのコミュニティーをフォロ
ーできます。公開されているコミュニティーや管理対象コミュニティーをフォローするのに、コミュニティ
ー・メンバーである必要はありません。自分がコミュニティー所有者または作成者の場合は、既にコミュニ
ティーをフォローしています。 制限付きコミュニティーをフォローするには、そのコミュニティーのメン
バーである必要があります。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
55
注: 2 つの異なる組織のコミュニティーのメンバーであっても、それらの組織をまたがるコミュニティーを
フォローできません。
注: コミュニティー全体をフォローするのではない場合は、コミュニティーの特定のコンテンツをフォロー
して、そのコンテンツに関する更新を受け取ることができます。 例えば、コミュニティーの Wiki に対す
る更新にのみ関心がある場合、Wiki 全体をフォローすることも、特定の Wiki ページをフォローすること
もできます。コミュニティーのコンテンツをフォローするには、コミュニティーからそのコンテンツを開
き、「フォロー」をクリックして、そのコンテンツのフォローに使用できるオプションを表示します。
手順
コミュニティーをフォローするには、以下の手順を実行します。
1. 「あなたの組織 コミュニティー」、「自分がメンバー」、「自分が所有者」ビューから、フォローする
コミュニティーを参照します。
2. 「このコミュニティーをフォロー」をクリックします。
次のタスク
自分がフォローしているコミュニティーを表示するには、「自分がフォロー」ビューを選択します。 「自
分がフォロー」ビューで、「フィルター」 > 「コミュニティー」を選択することで、ホーム・ページから
フォローしているコミュニティー内の更新を追跡することもできます。
コミュニティーに対する最新の更新の通知を受け取る必要がなくなった場合は、いつでもフォローを停止で
きます。 コミュニティーのフォローを停止するには、コミュニティーを開き、「このコミュニティーのフ
ォローを停止」をクリックします。
コミュニティーへのメール送信
コミュニティー・メンバーとメールで連絡を取り、最新のコミュニティー・ニュースを送信します。コミュ
ニティーのメンバーにメールを送信するには、そのコミュニティーのメンバーである必要があります。
このタスクについて
他のコミュニティー・メンバーに、コミュニティーから直接メールを送信できます。メールを送信可能なユ
ーザーの数に制限はありませんが、コミュニティーの個人メンバーを受信者として指定することはできませ
ん。すべてのコミュニティー・メンバーまたはコミュニティー所有者のみに通知を送信する必要がありま
す。すべてのコミュニティー・メンバーに通知を送信するオプションを選択した場合、メールはコミュニテ
ィー所有者にも送信されます。
メールをグループに送信することはできません。
注: グループ機能は、要求に応じて使用できます。詳しくは、組織の管理者にお問い合わせください。
手順
1. コミュニティーの「概要」ページから、「コミュニティー・アクション」 > 「コミュニティーへのメ
ール配信」を選択します。
2. 以下のいずれかを実行します。
v 用意されているメール・フォームを使用するには、以下のようにします。
a. メールの受信者を指定します。
– コミュニティーの全員にメッセージを送信するには、「所有者とメンバー」を選択します。
56
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
– コミュニティーの所有者にのみメッセージを送信するには、「所有者のみ」を選択します。
b. 「件名」フィールドにメッセージのタイトルを入力します。タイトルには、デフォルトにより、
プレフィックスとしてコミュニティー名が付加されます。
c. 「メッセージ」フィールドにメッセージのコンテンツを入力し、「送信」をクリックします。
コミュニティーからの最新の更新の取得
「最新の更新」ページを使用して、コミュニティーでの最新のアクティビティーについての最新情報を常に
把握することができます。
このタスクについて
「最新の更新」ページには、コミュニティー・メンバーからの最新の状況など、コミュニティーにおける最
新のアクティビティーの要約が表示されます。更新はリスト形式で表示されるため、素早く目を通して、自
分にとって重要な情報を見つけることができます。
注: 最新の状況は、管理者がこの機能を有効にした場合にのみ表示されます。
手順
ナビゲーション・サイドバーから「最新の更新」を選択し、以下の方法でコミュニティーの更新を処理しま
す。
v 更新のタイトルをクリックして、更新されたコンテンツに直接ナビゲートします。
v 更新に対応するためのその他のオプションにアクセスするには、更新にマウス・ポインターを移動して
クリックします。 表示されるオプションは、処理する更新の種類によって異なります。 例えば、ファ
イルのダウンロード、ファイルのフォローの停止、自分に割り当てられた To Do 項目へのナビゲートな
どを行うことができます。ウィンドウの外側の任意の場所をクリックして、ウィンドウを閉じます。
v 最新の状況をさまざまな方法で処理する方法については、『コミュニティーからの最新の状況の表示』
を参照してください。
コミュニティーからの最新の状況の表示
コミュニティー・メンバーがコミュニティーに投稿した最新の状況を見ることにより、チーム・メンバーが
行っている最新の状況にアクセスすることができます。
始める前に
コミュニティー所有者は、「最新の状況」ウィジェットをコミュニティーに追加して、コミュニティーで最
新の状況を有効にする必要があります。詳しくは、『コミュニティーへのウィジェットの追加』を参照して
ください。
このタスクについて
「最新の状況」ページには、コミュニティー・メンバーがコミュニティーに投稿した最新の状況が表示され
ます。
注: 最新の状況を含むコミュニティー内のすべての最新のアクティビティーのスナップショットを表示する
には、代わりに「最新の更新」ページを使用します。詳しくは、『コミュニティーからの最新の更新の取
得』を参照してください。
第 16 章 コミュニティーでの作業
57
手順
ナビゲーション・サイドバーから「最新の状況」を選択して、以下のタスクのうち 1 つ以上を実行しま
す。
v 更新または最新の状況に関するコメントに「いいね」と言うには、「いいね」をクリックします。 「い
アイコンの横に表示される数字により、更新またはコメントに対して「いいね」と言った
いね」
ユーザー数が分かります。このアイコンをクリックすると、更新またはコメントに「いいね」と言った
ユーザーが表示されます。
v 最新の状況にコメントするには、その最新の状況にマウス・ポインターを移動して「コメント」をクリ
ックします。フィールドにコメントを入力し、「投稿」をクリックします。
ヒント:
– コメントでワーク・メンバーに言及し、それらのワーク・メンバーとコメントを直接共有するには、
ユーザー名の前に付加されるアットマーク (@) 記号を入力し、表示されるドロップダウン・リストか
らユーザーの名前を選択します。コメントを投稿すると、自分が言及したことを知らせるために、そ
のユーザーに通知メールが送信され、ユーザー・プロフィールにもメッセージが投稿されます。
注: コミュニティーが非公開で、そのユーザーがメンバーではない場合は、そのユーザーがメッセー
ジについての通知を受け取ることはありません。
– コメントに URL を組み込むと、その URL は自動的にハイパーリンクに変換されます。
v 自分が追加した最新の状況やコメントを削除するには、更新またはコメントにマウス・ポインターを移
アイコンをクリックします。次に、もう一度「削除」をクリックします。
動して「削除」
v 最新の状況で作業するためのその他のオプションにアクセスするには、対象の最新の状況にマウス・ポ
インターを移動してクリックします。この操作により、その最新の状況で作業するためのその他のオプ
ションを示すウィンドウが表示されます。 ウィンドウの外側の任意の場所をクリックして、ウィンドウ
を閉じます。
自分の状況をコミュニティーに共有する
「最新の状況」ページで自分の個人状況メッセージを更新して、あなたの近況をコミュニティーに知らせる
ことができます。
始める前に
現在のデプロイメント環境で「最新の状況」機能が使用可能になっていて、コミュニティー所有者によって
この機能が許可されている場合、自分の状況を共有することができます。
このタスクについて
個人の状況を頻繁にコミュニティーの「最新の状況」ページに投稿することにより、コミュニティーのユー
ザーに自分の最新の状況を伝えることができます。 このメッセージはコミュニティーの「最新の状況」ペ
ージに表示されますが、自分のプロフィールや「ホーム」ページには表示されません。
手順
コミュニティーの状況メッセージを更新するには、以下の手順を実行します。
1. コミュニティー内の任意のビューで、コミュニティーのナビゲーションにある「最新の状況」をクリッ
クします。
58
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
2. テキスト・ボックスに状況メッセージを入力します。 最新の状況に URL を組み込むと、その URL は
自動的にハイパーリンクに変換されます。操作を取り消してやり直す場合は、「クリア」をクリックし
ます。
3. オプション: メッセージに特定のキーワードをタグ付けするには、キーワードの前にハッシュ (#) 記号
を付けてメッセージの一部として含めます。 メッセージを保存すると、キーワードが自動的にリンクに
変換されます。 コミュニティーの他のユーザーは、このリンクをクリックすることで、同じキーワード
でタグ付けされたコンテンツを検索することができます。
4. オプション: 最新の状況でワーク・メンバーについて言及し、更新をそのワーク・メンバーに共有する
には、そのメンバー名の先頭に付加されるアットマーク (@) を入力し、表示されたドロップダウン・
リストでそのメンバーの名前を選択します。更新を投稿すると、あなたがそのユーザーについて言及し
たことを知らせるために、通知メールがそのユーザーに送信され、そのユーザーのプロフィールにもメ
ッセージが投稿されます。
注: コミュニティーが非公開で、そのユーザーがメンバーではない場合は、そのユーザーがメッセージ
についての通知を受け取ることはありません。
5. オプション: 自分の状況にファイルを含める場合は、「ファイルの追加」をクリックします。
6. 「投稿」をクリックします。
他のメンバーとの関連コミュニティーの共有
自分が所有するコミュニティーと関連する作業を行っているコミュニティーについて知るには、他のコミュ
ニティー・メンバーと情報を共有します。
始める前に
関連コミュニティーを共有するには、コミュニティー所有者である必要があります。自分のコミュニティー
に「関連コミュニティー」ウィジェットが表示されない場合は、コミュニティーにウィジェットを追加し
て、類似のコミュニティーについての情報をチームで共有できるようにしてください。 コミュニティーに
は、「関連コミュニティー」ウィジェットを 1 つだけ含めることができます。
このタスクについて
「関連コミュニティー」ウィジェットは、自分のコミュニティーが関心を持つ作業を行っている他のコミュ
ニティーにリンクできるようにします。 IBM SmartCloud は、コミュニティーのメンバーシップ、ネット
ワーク接続、タグに基づいて、お勧めのコミュニティーを既に表示しています。コミュニティーの他のメン
バーは異なるコミュニティー・メンバーシップ、つながり、タグを持ち、異なるお勧めを受け取る場合があ
ります。 関心があるコミュニティーについて知るには他の方法もあります。「関連コミュニティー」ウィ
ジェットを使用すると、お勧めではないコミュニティーや見落としている可能性があるコミュニティーにつ
いて、他のメンバーに知らせることができます。
ヒント: 制限付きコミュニティーは関連コミュニティーとして共有しないことをお勧めします。 既にメン
バーになっているユーザーのみがアクセスできます。
手順
1. コミュニティーの「概要ページ」で、ページの「関連コミュニティー」領域の「コミュニティーの追
加」をクリックします。
2. 共有するコミュニティーの URL を入力します。
3. コミュニティーの名前を入力します。
第 16 章 コミュニティーでの作業
59
4. コミュニティーの分かりやすい説明を入力します。 そのコミュニティーが現在のコミュニティーとどの
ように関連するのかということと、他のメンバーがそのコミュニティーに興味を持つ理由を考えて、説
明を入力してください。
5. 「保存」 をクリックします。
タスクの結果
関連コミュニティーを編集または削除するには、コミュニティーのナビゲーションで「関連コミュニティ
ー」をクリックし、編集または削除する関連コミュニティーの横にある「詳細」をクリックします。 次
に、「編集」または「このコミュニティーの削除」を選択します。「詳細」をクリックすると、コミュニテ
ィーの最近の更新も表示されます。
関連コミュニティーをチームに共有するための別の方法として、ブラウザーに「関連コミュニティー」ボタ
ンを追加することもできます。 任意のページのフッターで「ブックマーク・ツール」をクリックすると、
「関連コミュニティー」ボタンをインストールし使用する方法の説明を表示できます。ほかに興味のあるコ
ミュニティーが見つかった場合は、「関連コミュニティー」ボタンをクリックすると、「関連コミュニティ
ーに追加」ダイアログが表示されます。このダイアログの「コミュニティー URL」フィールドには、その
コミュニティーの URL が既に入力されています。
関連タスク:
75 ページの『第 18 章 コミュニティーへのウィジェットの追加』
コミュニティーにウィジェットを追加して、追加機能をコミュニティー・メンバーが利用できるようにしま
す。コミュニティーに対するウィジェットの追加または削除を行うには、コミュニティー所有者である必要
があります。
コミュニティー・フィードの購読
フィードを購読して、モニター対象のアプリケーションおよびユーザー・データに関する更新を受け取るこ
とができます。フィード・リーダーによって自動的に変更の詳細が配信されるため、アプリケーションごと
に更新を確認する手間を省くことができます。
始める前に
Atom フィードをサポートするフィード・リーダーが必要です。
このタスクについて
フィードを購読すると、フィード・リーダーがコンテンツ更新の有無を自動的に検査して更新を取得するた
め、更新を容易にモニターできます。
手順
1. 購読するコンテンツがあるページに移動します。
2. フィード・リーダーにフィードを追加します。詳しくは、ご使用の Web ブラウザーまたはフィード・
リーダーの資料を参照してください。
ヒント: (コミュニティーの場合のみ)
v フィードの Web アドレスを指定する際、ps パラメーターを使用して、フィードの別のページ・サイ
ズを指定することができます。デフォルトの場合、コミュニティーのフィードには、1 ページに 10
エントリーが表示されます。最初のページにはデフォルトで 10 エントリーが表示されますが、それ
以降のページは、page パラメーターを使用して取り出せます。例えば、次の Web アドレスを使用し
60
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
てマイ・コミュニティー・フィードの 2 つ目のページを取り出すと、そのページ・サイズを 20 エ
ントリーに設定できます。http://app.example.com/communities/service/atom/communities/
my?page=2&ps=20
v コミュニティーのアクティビティーを追跡するには、そのコミュニティーのアクティビティー・フィ
ードを購読します。
タグによるコミュニティーの分類
タグは、コミュニティーを分類して見つけやすくするためにコミュニティーに割り当てるキーワードです。
コミュニティーのタグ・コレクションには、現在選択されているビューに応じたタグが表示されます。
タグ・コレクション内でタグを表示する方法として、リストまたはクラウドを選択できます。タグ・リスト
には、最初が最も人気のあるタグで始まるリストの形式でタグが表示されます。タグ・クラウドは、タグを
まとめてグループ化し、最も頻繁に使用されるタグを一番大きな濃いテキストで、あまり使用されないタグ
を小さな薄いテキストで表示して、コレクション内のタグの人気度を視覚化します。
タグは単語 1 つのみとする必要があり、スペースを含めることはできません。タグには、下線 (_) または
アットマーク (@) のような文字を含めることができます。例えば、follow_up、follow-up、followup は
タグとして使用できますが、follow up は使用できません。
次の表に、コミュニティーの各ビューに関連付けられているタグを示します。
表 2. 「コミュニティー」タグのビュー
ページ
表示されるタグの対象
あなたの組織 コミュニティー
規定の限度までのすべての組織コミュニティー。タグ・ク
ラウドには、最も人気のタグが規定の限度まで表示されま
す。クラウドには、これらのコミュニティー内のコンテン
ツに付けられたタグは含まれていません。
注: このビューのタグにはキャッシュが関連付けられてお
り、タグをコミュニティーに追加しても、すぐにタグが表
示されない場合があります。キャッシュのデフォルトは
60 秒です。
コミュニティー
自分が所属するすべてのコミュニティー。現在のページに
は表示されていないコミュニティーも含みます。タグ・ク
ラウドには、これらのコミュニティー内のブックマークに
存在するタグは含まれていません。
概説
現在のコミュニティーに関連付けられたアクティビティ
ー、ブックマーク、ファイル。タグ・クラウドには、現在
のコミュニティーに割り当てられているタグは含まれてい
ません。
ブックマーク
現在のコミュニティーに関連付けられたすべてのブックマ
ーク。
コミュニティーからの退会
コミュニティーへの参加を継続しない場合は、そのコミュニティーのメンバーシップをキャンセルすること
ができます。
第 16 章 コミュニティーでの作業
61
始める前に
コミュニティーを退会するには、コミュニティーに対する明示的なメンバーシップを持っている必要があり
ます。 グループを介したコミュニティーのメンバーである場合、そのコミュニティーを退会できません。
コミュニティーの明示的なメンバーであると同時にグループを介したメンバーでもある場合は、明示的なメ
ンバーとしてコミュニティーを退会することはできますが、グループを介したメンバーシップはそのまま残
ります。
注: グループ機能は、要求に応じて使用できます。詳しくは、組織の管理者にお問い合わせください。
手順
コミュニティーを退会するには、以下の手順を実行します。
1. コミュニティーの「概要」ページから、「コミュニティー・アクション」 > 「コミュニティーを退
会」を選択します。
注: コミュニティーのビジネス所有者は、そのコミュニティーを退会することはできません。
2. 「OK」をクリックして、コミュニティーのメンバーシップから削除されることを確認します。
タスクの結果
コミュニティーが「コミュニティー」タブに表示されなくなります。
62
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 17 章 コミュニティー・メンバーの追加方法
コミュニティーの所有者は、いつでもコミュニティーにメンバーを追加することができます。コミュニティ
ーにユーザーを招待できます。管理対象コミュニティーの場合は、着信したメンバーシップ・リクエストを
受け入れるか拒否するかを決定することもできます。この機能が管理者によって使用不可に設定されている
場合、組織内で管理対象コミュニティーを使用できないことがあります。 複数のメンバーを同時にコミュ
ニティーに追加するには、「メンバー」ページのインポート・ツールを使用します。
関連タスク:
51 ページの『第 15 章 コミュニティーの作成』
組織の中で興味や目標が似ている人々相互の共同作業を促すため、コミュニティーを開始します。
83 ページの『コミュニティー・メンバーシップの管理』
コミュニティーの所有者は、コミュニティーのメンバーシップを管理する責任があります。例えば、メンバ
ーがコミュニティー・コンテンツに加えることができる変更内容を拡大または制限するために、時々コミュ
ニティー・メンバーの役割を変更しなければならない場合があります。または、コミュニティーのメンバー
が活発な投稿者ではなく、コミュニティーのメンバーである必要がなくなった場合は、それらのメンバーを
メンバーシップ・リストから削除することを検討します。
関連資料:
70 ページの『コミュニティー所有者が実行できる操作』
コミュニティー所有者がコミュニティーで実行できるアクションについて説明しています。
コミュニティーへのメンバーの追加
コミュニティー所有者は、新規メンバーを追加することによりコミュニティーを拡張することができます。
ユーザーをコミュニティーに追加すると、それらのユーザーは自動的にそのコミュニティーのメンバーにな
ります。メンバーになることを選択するオプションをユーザーに表示する場合は、代わりに、コミュニティ
ーに招待することを検討してください。
このタスクについて
コミュニティーにメンバーを追加するには、コミュニティー所有者である必要があります。管理者が、コミ
ュニティーに追加できるメンバーとグループの総数を構成します。
手順
コミュニティーに新規メンバーを追加するには、以下の手順を実行します。
1. 「コミュニティー」タブで、メンバーを追加するコミュニティーを選択します。
2. ナビゲーション・ペインで「メンバー」をクリックします。
3. 「メンバーの追加」をクリックします。
v 通常のコミュニティー・メンバーを追加するには、「メンバー」ドロップダウン・リストで「ユーザ
ー」を選択し、追加するユーザーの名前を「メンバー」フィールドに入力します。組織のディレクト
リーまたは連絡先リストに含まれている名前との比較に基づく先行入力機能によって、入力中の名前
が予測されます。 求めていた名前が提示された場合は、その名前をクリックして追加します。 提示
された名前が求めていた名前ではない場合、ユーザーのメール・アドレスを入力し、正符号アイコン
をクリックします。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
63
コミュニティーが外部のもので、 組織外のユーザーのメール・アドレスを入力した場合には、メン
バーシップ・リストの保存後にゲスト招待をそのユーザーに送るよう促されます。 自分がメンバー
として追加されているコミュニティーにゲスト・メンバーがアクセスするには、ゲスト・ユーザーと
して参加するために、最初に招待を受け入れる必要があります。
v コミュニティーの所有者を追加するには、「メンバー」の隣にある 2 番目のフィールドの下矢印を
クリックし、「所有者」を選択します。次に、追加するユーザーの名前を「所有者」フィールドに入
力します。
注: コミュニティーの所有者は、コミュニティーを編集できます。
v IBM では、Integration Server Enablement と呼ばれるサブスクリプション・サービスを提供していま
す。このサービスでは、企業の組織ディレクトリーから IBM SmartCloud for Social Business の組織
ディレクトリーに、ユーザーがアップロードされます。このサービスでは、企業のディレクトリーに
あるユーザーの情報が変更されたときに、自動的にユーザーとグループが追加され、変更内容がアッ
プロードされます。組織がこのサービスに関心を寄せている場合、詳しくは『Requesting integration
server enablement』を参照してください。Integration Server Enablement にサブスクライブすると、コ
ミュニティーにグループを追加できるようになる可能性があります。
コミュニティーにグループを追加するには、「メンバー」ドロップダウン・リストで「グループ」を
選択し、追加するグループの名前を「メンバー」フィールドに入力します。または、「グループの参
照」をクリックしてから特定のグループのキーワードを入力し、「グループの検索」アイコン
を
クリックして、そのグループを検索することもできます。そのグループにネストされたグループが含
まれている場合、親グループを追加することも、ネストされたグループを選択することもできます。
ネストされたグループのレベルを切り替えるには、階層リンクを使用します。
グループを所有者としてコミュニティーに追加することはできません。
4. 「保存」 をクリックします。
タスクの結果
新規メンバーは、コミュニティーに追加されたことを知らせるメール通知を受け取ります。メール通知は、
グループには送信されません。
関連タスク:
『ユーザーをコミュニティーに招待』
メンバーになるようにユーザーを招待することでコミュニティーを拡張します。
68 ページの『複数のメンバーをコミュニティーにインポートする』
「メンバー」ページのインポート・ツールを使用して、複数のメンバーを同時にコミュニティーに追加でき
ます。コミュニティーにメンバーをインポートするには、コミュニティーの所有者である必要があります。
ユーザーをコミュニティーに招待
メンバーになるようにユーザーを招待することでコミュニティーを拡張します。
このタスクについて
コミュニティー所有者は、メンバーになるように招待することによって、コミュニティーに関心があると考
えられるユーザーに連絡をとることができます。 招待されたユーザーは、コミュニティーへの招待メール
通知を受信し、その招待を受け入れるか拒否するかを選択できます。
64
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
コミュニティーの通常のメンバーとして参加するようのみユーザーを招待できます。コミュニティーの所有
者として招待することはできません。
組織外のメンバーがコミュニティーで許可されていない場合、コミュニティー外部ユーザーを招待すること
はできません。
ユーザーまたはグループがサブコミュニティーのメンバーとなるには、親コミュニティーのメンバーである
必要があります。
注: グループ機能は、要求に応じて使用できます。詳しくは、組織の管理者にお問い合わせください。
手順
コミュニティーにユーザーを招待するには、以下の手順を実行します。
1. 「コミュニティー」タブで、新規メンバーを招待するコミュニティーを選択します。
2. ナビゲーション・ペインで「メンバー」をクリックします。
3. 「メンバーの招待」をクリックします。
4. 「メンバー」フィールドに、招待するユーザーの名前を入力します。 組織のディレクトリーに含まれて
いる名前との比較に基づく先行入力機能によって、入力中の名前が予測されます。求めていた名前が提
示された場合は、その名前をクリックして追加します。 コミュニティーが外部のもので、 組織外のユ
ーザーのメール・アドレスを入力した場合には、ゲスト招待をそのユーザーに送るよう促されます。
5. 「招待の送信」をクリックします。
次のタスク
コミュニティーの「メンバー」ページにある「招待」タブから、コミュニティーについてのすべての処理待
ちの招待を表示できます。このタブには、それぞれの招待の送信時期と、送信先のユーザーに関する情報が
表示されます。
関連タスク:
63 ページの『コミュニティーへのメンバーの追加』
コミュニティー所有者は、新規メンバーを追加することによりコミュニティーを拡張することができます。
ユーザーをコミュニティーに追加すると、それらのユーザーは自動的にそのコミュニティーのメンバーにな
ります。メンバーになることを選択するオプションをユーザーに表示する場合は、代わりに、コミュニティ
ーに招待することを検討してください。
メンバーシップのバッチ招待の送信
「メンバー」ページのインポート・ツールを使用して、複数のユーザーを対象としてコミュニティーに招待
するバッチ・メールを送信します。コミュニティーの通常のメンバーとしてのみユーザーを招待できます。
コミュニティーの所有者として招待することはできません。
始める前に
コミュニティーにユーザーを招待するバッチ・メールを送信するには、コミュニティー所有者である必要が
あります。
コミュニティーに招待できるメンバーの数に上限は設定されていません。 ただし、サーバーで使用可能な
メモリーの量による制限は受けます。
バッチ・コミュニティー招待を再送信したり取り消したりすることはできません。
第 17 章 コミュニティー・メンバーの追加方法
65
手順
コミュニティーに複数のユーザーを招待するには、以下の手順を実行します。
1. ユーザーを招待するコミュニティーの「メンバー」ページを開きます。
2. 「メンバーのインポート」をクリックします。
3. 「コミュニティーにユーザーを招待」を選択します。
注: コミュニティー・メンバーが使用できるオプションは、「コミュニティーにユーザーを招待」だけ
です。
4. 以下のいずれかの手順を実行します。
v メール・アドレスを使用してユーザーを招待するには、以下の手順を実行します。
a. 「メール・アドレス (コンマ区切り) を入力」を選択します。
b. 招待するユーザーのメール・アドレスを入力し、「インポート」をクリックします。
重要: メール・アドレス・フォーマットは、LDAP ディレクトリーまたはプロフィール・データベー
スのプロフィール・レコードのフォーマットと一致している必要があります。無効なメール・アドレ
ス (プロフィール・レコードで使用されているフォーマットに一致しないもの) を使用すると、ユー
ザー・インターフェースにエラーが表示されます。
v コンマ区切り値 (CSV) ファイルのメール詳細情報を使用してユーザーを招待するには、以下の手順
を実行します。
a. 「メール・アドレスの CSV ファイルの選択」をクリックします。
b. 「参照」をクリックして招待するユーザーのメール・アドレスを格納している CSV ファイルを
指定し、「インポート」をクリックします。
関連タスク:
68 ページの『複数のメンバーをコミュニティーにインポートする』
「メンバー」ページのインポート・ツールを使用して、複数のメンバーを同時にコミュニティーに追加でき
ます。コミュニティーにメンバーをインポートするには、コミュニティーの所有者である必要があります。
参加の確認としてコミュニティーに招待を再送する
招待の通知を再送することによって、ユーザーに対して、コミュニティーへの参加処理待ちになっている招
待への注意を促すことができます。
始める前に
コミュニティーへの招待を再送するには、コミュニティーの所有者である必要があります。
このタスクについて
コミュニティーの「メンバー」ページにある「招待」タブから、コミュニティーについてのすべての処理待
ちの招待を表示できます。このタブには、それぞれの招待の送信時期と、送信先のユーザーに関する情報が
表示されます。
しばらく処理待ちになっている招待に気付いた場合は、オリジナルの通知を再送することによって、招待し
たユーザーに招待への注意を促すことができます。
66
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
手順
コミュニティーへの招待を再送するには、以下の手順を実行します。
1. 「概要」ページで、「メンバー」をクリックします。
2. 「招待」タブをクリックします。
3. もう一度招待を送信するユーザーを選択し、「再送」をクリックします。
処理待ちのコミュニティーへの招待の取り消し
コミュニティーに他のユーザーを招待した後に考えを変えた場合、招待がまだ処理待ちの間は招待をキャン
セルすることができます。
始める前に
コミュニティーへの招待を取り消すには、コミュニティーの所有者である必要があります。
このタスクについて
コミュニティーにあるユーザーを招待しようとして誤って別のユーザーに招待を送信した場合、そのユーザ
ーがまだ招待を受け入れていなければ、招待を取り消すことができます。
コミュニティーの「メンバー」ページにある「招待」タブから、コミュニティーについてのすべての処理待
ちの招待を表示できます。このタブには、それぞれの招待の送信時期と、送信先のユーザーに関する情報が
表示されます。
手順
コミュニティーへの招待を取り消すには、以下の手順を実行します。
1. 「概要」ページで、「メンバー」をクリックします。
2. 「招待」タブをクリックします。
3. キャンセルする招待を選択して、「取り消し」をクリックします。
4. 「OK」をクリックして、招待を取り消すことを確認します。
タスクの結果
取り消された招待は、「招待」タブから削除されます。招待されたユーザーがオリジナルの招待通知を開い
て「このコミュニティーに参加」をクリックした場合は、招待が取り消されたことを伝えるメッセージが表
示されます。
第 17 章 コミュニティー・メンバーの追加方法
67
関連タスク:
83 ページの『コミュニティー・メンバーシップの管理』
コミュニティーの所有者は、コミュニティーのメンバーシップを管理する責任があります。例えば、メンバ
ーがコミュニティー・コンテンツに加えることができる変更内容を拡大または制限するために、時々コミュ
ニティー・メンバーの役割を変更しなければならない場合があります。または、コミュニティーのメンバー
が活発な投稿者ではなく、コミュニティーのメンバーである必要がなくなった場合は、それらのメンバーを
メンバーシップ・リストから削除することを検討します。
メンバーシップ・リクエストの受け入れ
管理対象コミュニティーの所有者である場合、ユーザーがそのコミュニティーへの参加を申請すると、メー
ル通知とホーム・ページ通知を受け取ります。 メンバーシップ・リクエストを受け入れない場合は、要求
通知を辞退または削除できます。この機能が管理者によって使用不可に設定されている場合、組織内で管理
対象コミュニティーを使用できないことがあります。
手順
メンバーシップ・リクエストを受け入れるには、以下の手順を実行して、メールの差出人を、メンバーシッ
プをリクエストしたコミュニティーに追加します。
1. 要求のメールを開き、「このユーザーをメンバーとして追加」をクリックします。 「メンバーの追加」
フォームが表示され、メンバーシップのリクエストを出したユーザーの名前が、自動的に「メンバー」
フィールドに追加されます。
2. 「保存」をクリックしてコミュニティーにユーザーを追加します。
タスクの結果
新規メンバーは、コミュニティーに追加されたことを知らせるメール通知を受け取ります。
複数のメンバーをコミュニティーにインポートする
「メンバー」ページのインポート・ツールを使用して、複数のメンバーを同時にコミュニティーに追加でき
ます。コミュニティーにメンバーをインポートするには、コミュニティーの所有者である必要があります。
始める前に
コミュニティーに追加できるメンバーの人数が最大に達していないことを管理者に確認してください。
公開アクセスまたは管理対象アクセスが設定されたコミュニティーには、組織外のメンバーをインポートで
きません。 ただし、組織外のメンバーを制限付きコミュニティーにインポートすることは可能です。
注: 公開コミュニティーと管理対象コミュニティーの一方または両方が管理者によって使用不可に設定され
ている場合、これらのコミュニティーを組織内で使用できないことがあります。
手順
コミュニティーにメンバーをインポートするには、以下の手順を実行します。
1. メンバーをインポートするコミュニティーの「メンバー」ページを開きます。
2. 「メンバーのインポート」をクリックします。
3. 「ユーザーを次の役割でコミュニティーに追加」が選択されていることを確認します。
68
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
4. 「ユーザーを次の役割でコミュニティーに追加」リストから、新規メンバーのメンバーシップ役割を選
択します。すべてのメンバーに同じ役割が付与されます。
5. 以下のいずれかを実行します。
v メール・アドレスを使用してユーザーをインポートする:
a. 「メール・アドレス (コンマ区切り) を入力」を選択します。
b. インポートするユーザーのメール・アドレスを入力し、「インポート」をクリックします。
重要: メール・アドレス・フォーマットは、LDAP ディレクトリーまたはプロフィール・データベー
スのプロフィール・レコードのフォーマットと一致している必要があります。無効なメール・アドレ
ス (プロフィール・レコードで使用されているフォーマットに一致しないもの) を使用すると、ユー
ザー・インターフェースにエラーが表示されます。
v コンマ区切り値 (CSV) ファイルを使用してメンバーをインポートする:
a. 「メール・アドレスの CSV ファイルの選択」をクリックします。
b. 「参照」をクリックして、インポートする情報が含まれている CSV ファイルを見つけたら、
「インポート」をクリックします。
注: コミュニティーが外部のもので、組織外のユーザーのメール・アドレスを入力した場合、または組
織外のユーザーのメール・アドレスがファイルに含まれる場合、「インポート」をクリックした後にゲ
スト招待をそのユーザーに送るよう促されます。 自分がメンバーとしてインポートされているコミュニ
ティーにゲスト・メンバーがアクセスするには、ゲスト・ユーザーとして参加するために、最初に招待
を受け入れる必要があります。
関連タスク:
65 ページの『メンバーシップのバッチ招待の送信』
「メンバー」ページのインポート・ツールを使用して、複数のユーザーを対象としてコミュニティーに招待
するバッチ・メールを送信します。コミュニティーの通常のメンバーとしてのみユーザーを招待できます。
コミュニティーの所有者として招待することはできません。
63 ページの『コミュニティーへのメンバーの追加』
コミュニティー所有者は、新規メンバーを追加することによりコミュニティーを拡張することができます。
ユーザーをコミュニティーに追加すると、それらのユーザーは自動的にそのコミュニティーのメンバーにな
ります。メンバーになることを選択するオプションをユーザーに表示する場合は、代わりに、コミュニティ
ーに招待することを検討してください。
コミュニティー・メンバーシップの役割
コミュニティーで実行できるアクションは、ユーザーに割り当てられた役割によって異なります。コミュニ
ティーの所有者またはメンバーとして実行できることを以下に示します。
ヒント: コミュニティーには、メンバーシップ役割別にコミュニティーを簡単にソートする方法が用意され
ています。「コミュニティー」を開き、次のいずれかのオプションを選択します。
v 自分がメンバー: 自分がメンバーまたは所有者であるコミュニティーを表示します。
v 自分が所有者: 自分が作成したか所有しているコミュニティーを表示します。
コミュニティーを作成すると、自分がそのコミュニティーのビジネス所有者になります。 ビジネス所有
者は、コミュニティー所有者が実行できる処理をすべて行うことができますが、ビジネス所有権を別の
ユーザーに転送することもできます。
第 17 章 コミュニティー・メンバーの追加方法
69
コミュニティー所有者が実行できる操作
コミュニティー所有者がコミュニティーで実行できるアクションについて説明しています。
ヒント: コミュニティー内での自分の役割が分からない場合は、「メンバー」ページを開いて、自分の名前
(または自分が属するグループの名前) を探してください。自分の名前またはグループ名の下に役割が表示
されています。
注: 以下の表では、コミュニティー所有者がデフォルトで実行できるタスクの一覧を示しています。しか
し、管理者が一部の機能を無効にしたり、権限を変更したりしている場合があり、その場合は以下のアクシ
ョンが制限されることがあります。
v コミュニティーやサブコミュニティーの作成
v コミュニティーやサブコミュニティーの削除
v テーマの設定
v コミュニティーのコンテンツの管理
v メンバーの追加
v メンバーのインポート
v メンバーの招待
コミュニティー所有者のタスク
コミュニティー所有者は、通常のコミュニティー・メンバーが実行できるタスクに加えて、以下の管理タス
クをデフォルトで実行できます。
表 3. 管理タスク
タスクのタイプ
コミュニティー所有者ができること
コミュニティー管理
v コミュニティーを削除する
v コミュニティー名を更新する
v コミュニティーの説明を更新する
v コミュニティーのアクセス・レベルを変更する
v コミュニティーに関連付けるイメージをアップロード
する
v コミュニティー・タグを追加および削除する
v コミュニティーのコンテンツを編集および削除する
v サブコミュニティーを作成、編集、削除する
メンバーシップ管理
v メンバーを追加および削除する
v 新規メンバーを招待する
v メンバーの招待を取り消します
v メンバーの役割を変更する
v コミュニティー・メンバーをインポートする
ウィジェット管理
v ウィジェットを追加する
v ウィジェットの設定を編集する
v ウィジェットを移動する
v ウィジェットを非表示にする
v ウィジェットを削除する
70
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
コミュニティー・リソースを使用している場合、コミュニティー所有者は、以下のタスクを実行することも
できます。
表 4. コミュニティー・ウィジェットのタスク
リソース
コミュニティー所有者ができること
アクティビティー
v すべてのコミュニティー・アクティビティーを編集お
よび削除する
v アクティビティーに完了のマークを付ける
v アクティビティー・メンバーを追加および削除する (コ
ミュニティー・メンバーシップの更新による)
ブログ
v コミュニティー・ブログのエントリーとコメントを追
加、編集、削除する
v コミュニティー・ブログのタイトルとタグを更新しま
す
v コミュニティー・ブログ・メンバーのアクセス・レベ
ルを変更する
v コミュニティー・ブログの内容を管理する (所有者管理
が有効である場合)
ブックマーク
v すべてのコミュニティー・ブックマークを編集および
削除する
ファイル
v 任意のコミュニティー・ファイルを更新およびコミュ
ニティーから削除する
フォーラム
v コミュニティー・フォーラムを作成、編集、削除する
v フォーラム・トピックを編集、移動、ロック、ピン留
め、削除する
Wiki
v コミュニティー Wiki を作成する
v コミュニティー Wiki を編集または削除する
v Wiki メンバーを追加および削除する (コミュニティ
ー・メンバーシップの更新による)
v コミュニティー・メンバーの Wiki アクセス・レベル
を変更する
コミュニティーのビジネス所有者
コミュニティーを作成すると、自分がそのコミュニティーのビジネス所有者になります。 コミュニティー
には 1 人のみの所有者がいます。ビジネス所有者は、コミュニティー所有者が実行できる処理をすべて行
うことができますが、ビジネス所有権を別のユーザーに転送することもできます。
第 17 章 コミュニティー・メンバーの追加方法
71
関連概念:
79 ページの『第 19 章 コミュニティーの管理』
コミュニティー所有者は、コミュニティーを編集することにより、コミュニティーまたはそのコミュニティ
ーに関連付けられたアプリケーションに関する基本情報を更新できます。コミュニティーが不要になった場
合、または誤って作成された場合は、そのコミュニティーを削除できます。
63 ページの『第 17 章 コミュニティー・メンバーの追加方法』
コミュニティーの所有者は、いつでもコミュニティーにメンバーを追加することができます。コミュニティ
ーにユーザーを招待できます。管理対象コミュニティーの場合は、着信したメンバーシップ・リクエストを
受け入れるか拒否するかを決定することもできます。この機能が管理者によって使用不可に設定されている
場合、組織内で管理対象コミュニティーを使用できないことがあります。 複数のメンバーを同時にコミュ
ニティーに追加するには、「メンバー」ページのインポート・ツールを使用します。
関連タスク:
75 ページの『第 18 章 コミュニティーへのウィジェットの追加』
コミュニティーにウィジェットを追加して、追加機能をコミュニティー・メンバーが利用できるようにしま
す。コミュニティーに対するウィジェットの追加または削除を行うには、コミュニティー所有者である必要
があります。
関連資料:
『コミュニティー・メンバーが実行できる操作』
コミュニティー・メンバーがコミュニティーで実行できるアクションについて説明しています。
コミュニティー・メンバーが実行できる操作
コミュニティー・メンバーがコミュニティーで実行できるアクションについて説明しています。
ヒント: コミュニティー内での自分の役割が分からない場合は、「メンバー」ページを開いて、自分の名前
(または自分が属するグループの名前) を探してください。自分の名前またはグループ名の下に役割が表示
されています。
コミュニティー・メンバーは、次のような一般タスクを実行できます。
v コミュニティーのコンテンツを表示します。
v コミュニティー・メンバーシップの詳細を表示します。
v コミュニティーのメンバーにメールを送信します。
v コミュニティーを退会します。
明示的にコミュニティーのメンバーである場合は、コミュニティーを退会できます。属しているグルー
プがコミュニティーに追加されたためにメンバーになった場合は、コミュニティーを退会できません。
コミュニティー・メンバーは、コミュニティーに属するリソースを使用しているときは、以下のアクション
を実行することもできます。
表 5. コミュニティー・メンバーのアクション
リソース
コミュニティー・メンバーができること
アクティビティー
v コミュニティー・アクティビティーを開始する
v 自分がメンバーであるコミュニティーのアクティビテ
ィーに投稿する
72
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
表 5. コミュニティー・メンバーのアクション (続き)
リソース
コミュニティー・メンバーができること
ブログ
コミュニティー・ブログで実行できるアクションは、アク
セス・レベルに応じて決まります。
ビューアー・アクセス権限がある場合、以下の操作を実行
できます。
v ブログの投稿を読む
ドラフト・アクセス権限がある場合、以下の操作を実行で
きます。
v ドラフトのブログ・エントリーを保存する
v ビューアー役割に関連付けられたすべてのアクション
を実行する
作成者アクセス権限がある場合、以下の操作を実行できま
す。
v ブログ・エントリーを投稿する
v 他のユーザーのエントリーを編集および削除する
v ビューアー役割とドラフト役割に関連付けられたすべ
てのアクションを実行する
ブックマーク
v ブックマークを追加する
v 追加したブックマークを編集および削除する
ファイル
v ファイルをダウンロードする
v ファイルの共有
v 新規バージョンのファイルをアップロードする
フォーラム
v フォーラム・トピックを作成する
v 追加したフォーラム・トピックを編集および削除する
v フォーラム・トピックに返信します
v フォーラム・トピックへの自分の返信を編集および削
除する
v 自分のフォーラム・トピックを別のフォーラムに移動
する
Wiki
コミュニティー Wiki で実行できるアクションは、アクセ
ス・レベルに応じて決まります。
読者アクセス権限がある場合、以下の操作を実行できま
す。
v Wiki コンテンツを読む
編集者アクセス権限がある場合、以下の操作を実行できま
す。
v Wiki ページを作成する
v Wiki ページを編集する
v ページを移動する
v 読者役割に関連付けられたすべてのアクションを実行
する
第 17 章 コミュニティー・メンバーの追加方法
73
関連資料:
70 ページの『コミュニティー所有者が実行できる操作』
コミュニティー所有者がコミュニティーで実行できるアクションについて説明しています。
74
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 18 章 コミュニティーへのウィジェットの追加
コミュニティーにウィジェットを追加して、追加機能をコミュニティー・メンバーが利用できるようにしま
す。コミュニティーに対するウィジェットの追加または削除を行うには、コミュニティー所有者である必要
があります。
このタスクについて
ウィジェットは、ソフトウェア・アプリケーションを HTML ベースで表現した自己完結型のプログラムで
す。ウィジェットをコミュニティーに追加すると、そのコミュニティーとウィジェット・アプリケーション
との間に関連が作成されます。 コミュニティーとウィジェット・アプリケーション間のメンバーシップは
同期され、完全なアプリケーションを簡単に見つけて作業できるように、コミュニティーのユーザー・イン
ターフェースに完全なウィジェット・アプリケーションへのリンクが作成されます。コミュニティーの「概
要」ページに最新のアクティビティーの要約が投稿され、コミュニティーのナビゲーション・バーにある対
応するリンクをクリックすることで、いつでも完全なアプリケーションにアクセスできます。
コミュニティーを最初に作成した時点では、ファイル・ウィジェットがデフォルトで表示されます。追加の
ウィジェットをコミュニティーに追加することで、コミュニティーをカスタマイズできます。例えば、フォ
ーラム・ウィジェットを追加すれば、メンバーがトピックを投稿してディスカッションしたり、アイデアを
共有したりするための場所を提供できます。コンテンツ・パレットには、コミュニティーで利用できるよう
に管理者が使用可能に設定したウィジェットの選択肢すべてが表示されます。
手順
ウィジェットをコミュニティーに追加するには、以下の手順を実行します。
1. コミュニティーの「概要」ページから、「コミュニティー・アクション」 > 「カスタマイズ」を選択
して、コンテンツ・パレットを開きます。
2. ウィジェットをクリックして、コミュニティーに追加します。
3. オプション: ウィジェット・パレットを閉じます。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
75
タスクの結果
ウィジェットが含まれるセクションが「概要」ページのメイン・ペインに追加され、コミュニティーのナビ
ゲーション・バーに完全なウィジェット・アプリケーションへのリンクが表示されます。
コミュニティー・ウィジェットの移動
ウィジェットをコミュニティーに追加したら、それらのウィジェットを移動して、コミュニティーの必要に
応じてレイアウトを調整することができます。
始める前に
コミュニティー・ウィジェットを移動するには、コミュニティーの所有者である必要があります。
このタスクについて
「概要」ページのレイアウトをカスタマイズして、コミュニティーのニーズに合わせることができます。
注: ウィジェット内のコンテンツは移動できません。移動できるのはウィジェット自体のみです。
手順
ウィジェットを移動するには、以下の手順を実行します。
1. ウィジェットのタイトル・バーをクリックして、ウィジェットをページ内の新しい位置にドラッグしま
す。
2. マウスのボタンを放して、必要な位置にウィジェットを配置します。
コミュニティー・ウィジェットの操作
コミュニティーのウィジェットと対話するには、ウィジェット・アクション・メニューにあるオプションを
使用します。実行できるアクションは、コミュニティー内のユーザーの役割に応じて決まります。
始める前に
コミュニティーのウィジェットの編集、非表示、移動、削除を行うには、コミュニティー所有者である必要
があります。
手順
コミュニティーの「概要」ページで、操作するウィジェットのタイトル・バーにある「アクション」アイコ
ン
をクリックした後、以下のいずれかのタスクを行います。
v ウィジェットのコンテンツを展開または省略表示するには、「最大化」または「最小化」を選択しま
す。
v ウィジェットの表示を更新するには、「最新表示」を選択します。
v コミュニティーから一時的にウィジェットを削除するには、「非表示」を選択します。「コミュニティ
ー・アクション」 > 「カスタマイズ」を選択して、ウィジェット・パレットの「非表示」セクションで
ウィジェットを選択することで、いつでもウィジェットを再びアクティブにすることができます。ウィ
ジェットを非表示にしても、既に追加してある情報は削除されません。ウィジェットをもう一度コミュ
ニティーに追加すると、以前に追加された情報がコミュニティーに復元されます。
76
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
注: ブックマーク・ウィジェットを非表示にすると、重要ブックマークも非表示になります。
v コミュニティーから完全にウィジェットを削除するには、「削除」を選択します。ウィジェットの削除
を確認するためのフォームに入力して、「削除」をクリックします。このオプションを選択すると、ウ
ィジェットに関連するすべてのデータが完全に削除されるため、その情報がコミュニティー内で間違い
なく必要ないことを判断してから削除してください。コミュニティーからウィジェットを削除したい
が、後で再び追加できるようにしたい場合は、ウィジェットを非表示にすることができます。
注: ブックマーク・ウィジェットを削除すると、重要ブックマーク・ウィジェットも削除されます。
第 18 章 コミュニティーへのウィジェットの追加
77
78
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 19 章 コミュニティーの管理
コミュニティー所有者は、コミュニティーを編集することにより、コミュニティーまたはそのコミュニティ
ーに関連付けられたアプリケーションに関する基本情報を更新できます。コミュニティーが不要になった場
合、または誤って作成された場合は、そのコミュニティーを削除できます。
関連タスク:
51 ページの『第 15 章 コミュニティーの作成』
組織の中で興味や目標が似ている人々相互の共同作業を促すため、コミュニティーを開始します。
関連資料:
70 ページの『コミュニティー所有者が実行できる操作』
コミュニティー所有者がコミュニティーで実行できるアクションについて説明しています。
コミュニティーの編集
コミュニティーの所有者である場合は、コミュニティーに関する情報を編集することができます。
このタスクについて
コミュニティーを編集して、名前、説明、関連付けられているタグを変更します。 また、コミュニティー
に関連付けられているイメージを変更することもできます。
手順
コミュニティーを編集するには、以下の手順を実行します。
1. 「コミュニティー」タブで、編集するコミュニティーを選択します。 まだログインしていない場合は、
ログインするように求められます。
2. 「コミュニティー・アクション」 > 「コミュニティーの編集」を選択し、必要に応じて以下の手順を
実行します。
a. コミュニティーの名前を変更するには、「名前」フィールドに新しい名前を入力します。
b. コミュニティー・タグを追加または削除するには、「タグ」フィールドの内容を編集します。
c. コミュニティーのアクセス・レベルを変更するには、以下のいずれかのオプションを指定します。
表 6. コミュニティーのアクセス権限レベル
オプション
説明
制限付き (参加するには招待が必要)
そのコミュニティーを制限付きにし、メンバーシップを招
待限定にする場合は、このオプションを選択します。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
79
表 6. コミュニティーのアクセス権限レベル (続き)
オプション
説明
組織外のユーザーがこのコミュニティーのメンバーになる 当初は外部のメンバーもコミュニティーに含めることにし
のを許可
たものの、組織内のメンバーだけを含めるようにコミュニ
ティーを変更したいと思う場合は、「組織外のユーザーが
このコミュニティーのメンバーになるのを許可」をクリア
します。コミュニティーに追加されたり、招待されたり、
加わったりした外部のメンバーが存在する場合は、このオ
プションを変更できません。外部コミュニティーを内部コ
ミュニティーに変更するには、外部メンバーを除外してか
ら外部メンバーシップの招待を取り消す必要があります。
外部コミュニティーを内部コミュニティーに変更した後、
コミュニティーのタイトルから「外部」アイコン
が
削除されます。
注: 内部のメンバーだけを含めるコミュニティーを作成し
た場合は、その許可を変更するオプションはありません。
管理対象 (自分の組織の全員がコンテンツを表示可能、た そのコミュニティーを組織に公開してユーザーがメンバー
だし参加するには申請が必要)
シップをリクエストできるようにする場合は、このオプシ
ョンを選択します。
公開 (自分の組織の全員が参加可能)
そのコミュニティーを組織内の全員が参加可能な公開コミ
ュニティーにする場合は、このオプションを選択します。
注: 公開コミュニティーと管理対象コミュニティーの一方または両方が管理者によって使用不可に設
定されている場合、これらのコミュニティーを組織内で使用できないことがあります。
d. コミュニティーの説明を変更するには、「説明」フィールドの内容を編集します。
e. コミュニティーに関連付けたイメージを変更するには、「コミュニティー・イメージのアップロー
ド」をクリックし、アップロードするイメージを参照します。 イメージのサイズ変更はすべてのイ
メージ形式でサポートされません。 イメージのアップロード中に問題が発生した場合は、イメージ
を異なる形式に変換することで解決する場合があります。
3. 変更が終了したら、「保存」をクリックします。
関連概念:
85 ページの『コミュニティーのカスタマイズ』
コミュニティーをカスタマイズすることにより、他のコミュニティーとの違いが明確になります。 カスタ
マイズのオプションとして、特徴的なグラフィックのコミュニティーへの関連付け、コミュニティーへの機
能の追加などを行うことができます。コミュニティーをカスタマイズするには、コミュニティーの所有者で
ある必要があります。
自分が所有するコミュニティーの削除
コミュニティーの目的が無くなったり、活発に利用されなくなったりした場合に、そのコミュニティーを削
除したいと考えることがあります。
始める前に
コミュニティーを削除するには、コミュニティー所有者またはビジネス所有者である必要があります。コミ
ュニティーを削除する前に、どのメンバーもそのコミュニティーを活発に利用していないことを確認してく
ださい。
80
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
また、コミュニティーに関連付けられているアクティビティーが不要になったかどうかを確認する必要があ
ります。 コミュニティーのアクティビティーは、関連付けられたコミュニティーを削除すると自動的に削
除されます。
手順
コミュニティーを削除するには、以下の手順を実行します。文字の入力については、大/小文字を正確に入
力してください。
1. 「コミュニティー」タブから、削除するコミュニティーを開きます。 まだログインしていない場合は、
ログインするように求められます。
2. 「コミュニティー・アクション」 > 「コミュニティーの削除」を選択します。
3. 「OK」をクリックして、コミュニティーをごみ箱に移動することを確認します。
サブコミュニティーの作成
既存のコミュニティー内でメンバーのサブセットをまとめるには、サブコミュニティーを作成します。
始める前に
サブコミュニティーを作成するには、コミュニティー所有者またはビジネス所有者である必要があります。
サブコミュニティーを作成すると、作成したユーザーと他のコミュニティー所有者は、自動的にそのサブコ
ミュニティーの所有者になります。親コミュニティーのビジネス所有者であるユーザーは、新しいサブコミ
ュニティーのビジネス所有者にもなります。サブコミュニティーの機能は親コミュニティーとまったく同じ
です。サブコミュニティーは、「コミュニティー」ページに表示され、編集することも、ウィジェットを追
加することも、親コミュニティー内で実行できるのと同じアクションを実行することもできます。
このタスクについて
サブコミュニティーの作成は、コミュニティー・メンバーをさまざまなフォーカス領域の小さいグループに
編成する際に便利な方法です。サブコミュニティーを作成することによって、親コミュニティーの目標を維
持しながら、さらにターゲットを絞って選択したユーザーと情報を共有して共同作業をすることができま
す。コミュニティーには必要に応じていくつでもサブコミュニティーを追加できます。
注: コミュニティー内に、ネストされたサブコミュニティーを作成できません。また、既存のコミュニティ
ーを別のコミュニティーのサブコミュニティーとして追加することはできません。
手順
サブコミュニティーを作成するには、以下の手順を実行します。
1. サブコミュニティーを追加するコミュニティーを開きます。
2. 「概要」ページから、「コミュニティー・アクション」 > 「サブコミュニティーの作成」を選択しま
す。
3. 必須: 「名前」フィールドにサブコミュニティーの名前を入力します。
4. 「タグ」フィールドにタグを入力します (複数可)。
5. 必須: コミュニティーへのアクセス・レベルを指定します。 使用可能なアクセス・オプションは、親コ
ミュニティーのアクセス・レベルに応じて異なります。
v 親コミュニティーが公開の場合、サブコミュニティーは公開、管理対象、制限付きのいずれかのアク
セスにすることができます。
第 19 章 コミュニティーの管理
81
v 親コミュニティーが管理対象の場合、サブコミュニティーは管理対象または制限付きアクセスにする
ことができます。
v 親コミュニティーが制限付きの場合、サブコミュニティーも制限付きアクセスにする必要がありま
す。
注: 公開コミュニティーと管理対象コミュニティーの一方または両方が管理者によって使用不可に設定
されている場合、これらのコミュニティーを組織内で使用できないことがあります。
6. 以下のいずれかを実行して、サブコミュニティーにメンバーを追加します。
v 親コミュニティー・メンバーシップのサブセットをサブコミュニティーに追加するには、追加するユ
ーザーまたはグループの名前を表示された「メンバー」フィールドに入力します。
v 親コミュニティーのすべてのメンバーをサブコミュニティーに追加するには、「自分の新規サブコミ
ュニティーに、このコミュニティーのすべてのメンバーを追加する」をクリックします。
注: サブコミュニティーのメンバーとなるには、その個人は親コミュニティーのメンバーである必要が
あります。
7. 「説明」フィールドにサブコミュニティーの説明を入力します。
8. サブコミュニティーのイメージをアップロードするには、「コミュニティー・イメージのアップロー
ド」をクリックし、イメージを参照します。
9. 「保存」をクリックして、サブコミュニティーを保存します。
タスクの結果
サブコミュニティーは親コミュニティーの子として作成されます。
「サブコミュニティー」リンクが親コミュニティーのナビゲーション・サイドバーに追加され、親コミュニ
ティーからサブコミュニティーを開けるようになります。「コミュニティー」タブからもサブコミュニティ
ーにアクセスできます。
次のタスク
サブコミュニティーに対しては、コンテンツの追加、編集、カスタマイズ、削除の各操作ができ、通常のコ
ミュニティーの場合とまったく同じ方法でサブコミュニティーを処理することができます。
82
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
1 つのコミュニティー内に複数のサブコミュニティーを作成する場合は、親コミュニティーにサブコミュニ
ティー・ウィジェットを追加することを検討してください。 このウィジェットを使用すると、すべてのサ
ブコミュニティーを一目で見渡すことができ、親コミュニティーからサブコミュニティーへと簡単にナビゲ
ートすることができます。
関連概念:
85 ページの『コミュニティーのカスタマイズ』
コミュニティーをカスタマイズすることにより、他のコミュニティーとの違いが明確になります。 カスタ
マイズのオプションとして、特徴的なグラフィックのコミュニティーへの関連付け、コミュニティーへの機
能の追加などを行うことができます。コミュニティーをカスタマイズするには、コミュニティーの所有者で
ある必要があります。
関連タスク:
79 ページの『コミュニティーの編集』
コミュニティーの所有者である場合は、コミュニティーに関する情報を編集することができます。
80 ページの『自分が所有するコミュニティーの削除』
コミュニティーの目的が無くなったり、活発に利用されなくなったりした場合に、そのコミュニティーを削
除したいと考えることがあります。
75 ページの『第 18 章 コミュニティーへのウィジェットの追加』
コミュニティーにウィジェットを追加して、追加機能をコミュニティー・メンバーが利用できるようにしま
す。コミュニティーに対するウィジェットの追加または削除を行うには、コミュニティー所有者である必要
があります。
コミュニティー・メンバーシップの管理
コミュニティーの所有者は、コミュニティーのメンバーシップを管理する責任があります。例えば、メンバ
ーがコミュニティー・コンテンツに加えることができる変更内容を拡大または制限するために、時々コミュ
ニティー・メンバーの役割を変更しなければならない場合があります。または、コミュニティーのメンバー
が活発な投稿者ではなく、コミュニティーのメンバーである必要がなくなった場合は、それらのメンバーを
メンバーシップ・リストから削除することを検討します。
始める前に
メンバーシップ役割を編集するには、コミュニティー所有者である必要があります。コミュニティーのメン
バーシップからユーザーを削除するには、自分がコミュニティー所有者、または削除されるメンバーでなけ
ればなりません。
コミュニティー・メンバーが自分自身をコミュニティーのメンバーシップから削除するには、「コミュニテ
ィー・アクション」 > 「コミュニティーを退会」を選択します。 ただし、グループを介してコミュニテ
ィーのメンバーになっているユーザーは、コミュニティーを退会できません。
注: グループ機能は、要求に応じて使用できます。詳しくは、組織の管理者にお問い合わせください。
手順
コミュニティー・メンバーシップを管理するには、以下の手順を実行します。
1. 「自分が所有者」ビューから、コミュニティーをクリックして、その「概要」ページを開きます。 まだ
ログインしていない場合は、ログインするように求められます。
2. ナビゲーション・ペインの「メンバー」をクリックして、以下のいずれか 1 つを実行します。
v メンバーシップ役割を変更するには、以下の手順を実行します。
第 19 章 コミュニティーの管理
83
– 役割を変更するメンバーの横にある「編集」をクリックします。
– 役割を選択して、「保存」をクリックします。
注: グループの役割を変更することはできません。
v メンバーを削除するには、以下の手順を実行します。
– 削除するメンバーの横にある「削除」をクリックします。
– 「OK」をクリックして変更を確認します。
タスクの結果
メンバーは、自分のメンバーシップ状況が変更されたことを知らせるメール通知を受信します。メール通知
は、グループには送信されません。
関連概念:
63 ページの『第 17 章 コミュニティー・メンバーの追加方法』
コミュニティーの所有者は、いつでもコミュニティーにメンバーを追加することができます。コミュニティ
ーにユーザーを招待できます。管理対象コミュニティーの場合は、着信したメンバーシップ・リクエストを
受け入れるか拒否するかを決定することもできます。この機能が管理者によって使用不可に設定されている
場合、組織内で管理対象コミュニティーを使用できないことがあります。 複数のメンバーを同時にコミュ
ニティーに追加するには、「メンバー」ページのインポート・ツールを使用します。
コミュニティーのビジネス所有者の変更
コミュニティーのビジネス所有権を別のメンバーに転送するには、現在のビジネス所有者である必要があり
ます。
このタスクについて
コミュニティーを作成するユーザーが、コミュニティーと、コミュニティーのすべてのサブコミュニティー
のビジネス所有者です。各コミュニティーには、ビジネス所有者が存在しなければならず、作成できるのは
1 人のビジネス所有者のみです。ビジネス所有者は、コミュニティー所有者が実行できるすべてのアクショ
ンを実行できます。ビジネス所有者は、アクティブなアカウントを持つ別のコミュニティー・メンバーにビ
ジネス所有者役割を転送することもできます。メンバーは同じ組織のメンバーである必要があります。
84
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
注: コミュニティーのゲスト・メンバーにビジネス所有権を転送することはできず、ビジネス所有者である
ゲストはビジネス所有権を転送することはできません。
手順
以下の手順に従って、コミュニティーのビジネス所有者を変更します。
1. 「コミュニティー」タブでコミュニティーをクリックして、その「概要」ページを開きます。
2. ナビゲーション・ペインで「メンバー」をクリックします。
3. オプション: コミュニティーが大きくて、メンバーの名前が分かっている場合、「メンバーの検索」を
クリックしてメンバーの名前の入力を開始します。先行入力により、組織のディレクトリー内の名前が
フィルターされます。
4. 役割をビジネス所有者に変更するメンバーの横にある「編集」をクリックします。
5. 「ビジネス所有者」をクリックしてから、「保存」をクリックします。
6. 「OK」をクリックして変更を確認します。
タスクの結果
自分の役割が所有者に変更され、選択したメンバーがビジネス所有者になります。
コミュニティーのカスタマイズ
コミュニティーをカスタマイズすることにより、他のコミュニティーとの違いが明確になります。 カスタ
マイズのオプションとして、特徴的なグラフィックのコミュニティーへの関連付け、コミュニティーへの機
能の追加などを行うことができます。コミュニティーをカスタマイズするには、コミュニティーの所有者で
ある必要があります。
コミュニティーは、以下のようにさまざまな方法でカスタマイズできます。
イメージを追加する。 人目を引くグラフィックは、コミュニティーに注意を引き付けたり、潜在的なメン
バーの参加を促進するための強力な手段となり得ます。 コミュニティーに追加するグラフィックは、コミ
ュニティー・ビジネス・カードに表示されるため、コミュニティー・アプリケーションの外部で表示したと
きに、コミュニティーの ID と関心分野を伝えることができます。コミュニティーに分かりやすいイメー
ジを関連付けることにより、コミュニティーにメンバー固有のブランドを付与することができます。イメー
ジは初めてコミュニティーを作成するときに追加することができます。また、コミュニティーを編集して新
規イメージを追加することもできます。
拡張機能を追加する。 コミュニティーのさまざまな側面や、コミュニティーが注力している分野に対応す
る内容を追加することにより、コミュニティーの機能をカスタマイズすることができます。 例えば、プロ
ジェクトの作業負荷を整理することが優先事項である場合は、アクティビティー・ウィジェットを追加する
ことにより、メンバーが期間固定のプロジェクト文書の作業を行い、タスクを割り当てて実行し、リソース
を共有するためのスペースを作成できます。 コラボレーションがコミュニティーの重要な目標である場合
は、ファイル・ウィジェットを使用して、メンバーがファイルを共有し、プロジェクト文書に対する共同作
業を行うことができるようにすることができます。
レイアウトを変更する。 コミュニティーの「概要」ページを調整して、特定の機能に優先度を付けること
ができます。例えば、ディスカッション・フォーラムがコミュニティーの最も活発な部分である場合は、フ
ォーラムをページの先頭に配置して優先度を上げることで、メンバーに最新の投稿が表示されるようにでき
ます。
第 19 章 コミュニティーの管理
85
関連タスク:
51 ページの『第 15 章 コミュニティーの作成』
組織の中で興味や目標が似ている人々相互の共同作業を促すため、コミュニティーを開始します。
81 ページの『サブコミュニティーの作成』
既存のコミュニティー内でメンバーのサブセットをまとめるには、サブコミュニティーを作成します。
79 ページの『コミュニティーの編集』
コミュニティーの所有者である場合は、コミュニティーに関する情報を編集することができます。
75 ページの『第 18 章 コミュニティーへのウィジェットの追加』
コミュニティーにウィジェットを追加して、追加機能をコミュニティー・メンバーが利用できるようにしま
す。コミュニティーに対するウィジェットの追加または削除を行うには、コミュニティー所有者である必要
があります。
コミュニティーの開始ページの変更
コミュニティー所有者は、特定のウィジェット・ページにリダイレクトするようにコミュニティーの開始ペ
ージを変更できます。ユーザーがコミュニティーを開いたときに、コミュニティーの概要ページの代わりに
そのウィジェットのページが表示されます。
このタスクについて
コミュニティーの開始ページを変更することで、特定のウィジェット・ページ (Wiki の開始ページなど)
にユーザーをリダイレクトできます。開始ページとして任意の全ページ・ウィジェットを選択できます。
手順
コミュニティーの開始ページを変更するには、以下の手順を実行します。
1. 「コミュニティー」タブで、編集するコミュニティーを選択します。 まだログインしていない場合は、
ログインするように求められます。
2. 「コミュニティー・アクション」 > 「コミュニティーの編集」を選択します。
3. 「開始ページ:」の横のドロップダウン矢印をクリックし、表示されるドロップダウン・リストから開始
ページを選択します。
4. 「保存」 をクリックします。
タスクの結果
ユーザーは、コミュニティーを開くと、指定されたページにリダイレクトされます。ユーザーが以下のプレ
ースのいずれかからコミュニティーを開くと、新しい開始ページにリダイレクトされます。
v コミュニティー・カタログのリンク
v ナビゲーション・バナー内のリンク
v サブコミュニティー・リンク
v ビジネス・カード
v コミュニティー・リンク/ハンドル
v 「コミュニティーに戻る」ナビゲーション・リンク
v メール通知内のリンク
v 「招待を受け入れる」
v 埋め込み画面からのリンク
86
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 20 章 コミュニティー・ブックマークに対する作業
ブックマークを追加して、役立つ Web リソースを直接コミュニティーから使用できるようにします。
関連資料:
39 ページの『第 10 章 コミュニティー』
同じことがらに関心を持つユーザーと集まることができます。
ブックマーク
ブックマーク・ウィジェットを追加して、Web リソースを共有する
ブックマーク・ウィジェットを追加すると、自分も仲間のコミュニティー・メンバーも、便利な Web リソ
ースをコミュニティーから直接利用できるようになります。
始める前に
コミュニティーにブックマーク・ウィジェットを追加するには、コミュニティーの所有者である必要があり
ます。
このタスクについて
ブックマーク・ウィジェットがコミュニティーに追加されると、自分と仲間のコミュニティー・メンバー
は、コミュニティーに新しいブックマークを直接追加できるようになります。
コミュニティーにブックマーク・ウィジェットを追加するには、以下の手順を実行します。
手順
1. コミュニティーの「概要」ページから、「コミュニティー・アクション」 > 「カスタマイズ」を選択
して、コンテンツ・パレットを開きます。
2. コンテンツ・パレットから「ブックマーク」をクリックします。
3. オプション: 「パレットを閉じる」をクリックして、パレットを閉じます。
タスクの結果
ブックマーク・セクションが作成され、コミュニティーの「概要」ページに表示されます。ブックマーク・
リンクもナビゲーション・サイドバーに追加されます。このリンクを使用して、コミュニティーに関連した
すべてのブックマークを表示できます。
コミュニティーへの Web ページのブックマークの追加
ブックマーク・ボタンを使用して、Web ブラウザーに「ブックマークの追加」ボタンを追加します。これ
で、ブックマークする Web ページにアクセスしたときに、ボタンをクリックして、そのページをブックマ
ークとしてコミュニティーに追加できます。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
87
始める前に
「ブックマークの追加」ボタンを使用してコミュニティーにブックマークを追加する前に、Web ブラウザ
ーにボタン・コントロールを追加する必要があります。 これを行うには、以下の手順を実行します。
1. IBM Connections フッターで、「ブックマーク・ツール」をクリックします。
2. ページの指示に従って操作し、「ブックマークの追加」ボタンを Web ブラウザーに追加します。
手順
ブックマークする Web サイトからコミュニティーにブックマークを追加するには、以下の手順を実行しま
す。
1. コミュニティーをブックマークする Web ページで、「ブックマークの追加」をクリックします。
2. 必要に応じて、「タイトル」フィールドに表示される Web サイトの名前を編集します。
3. ブックマークの URL を編集する必要がある場合は、「URL」フィールドの内容に対して必要な変更を
加えます。 このフィールドには、「ブックマークの追加」フォームを開いたときに、自動的にデータが
取り込まれます。
4. 「タグ」フィールドに、ブックマーク・リンクのコンテンツについて説明したタグを追加します (複数
可)。
5. 「説明」フィールドに、ブックマークのコンテンツを反映させた説明を入力します。
6. ブックマークを追加するコミュニティーを指定するには、「コミュニティーに追加」タブで、「コミュ
ニティー」フィールドに表示されるリストからコミュニティーを選択します。
7. コミュニティーの「概要」ページにある重要なブックマークのリストにリンクを追加するには、「重要
ブックマークに追加」を選択します。
注: 最大 100 個の重要ブックマークをコミュニティーに追加することができます。
8. 仲間のコミュニティー・メンバーにブックマークのディスカッションを促す場合は、「ディスカッショ
ンのメッセージ」フィールドにメッセージを入力します。
9. 「保存」をクリックして、コミュニティーにブックマークを追加します。
コミュニティーへのブックマークの追加
ブックマーク領域から、コミュニティーに関連する Web サイトに対するブックマークを追加します。
手順
所属するコミュニティーからブックマークを追加するには、以下の手順を実行します。
1. ナビゲーション・サイドバーで「ブックマーク」をクリックし、「ブックマークの追加」をクリックし
ます。
2. 必須: ブックマークするリソースの Web アドレスを「URL」フィールドに入力します。
3. 必須: 「名前」フィールドにブックマーク・リンクの名前を入力します。
4. 「説明」フィールドにブックマーク・リンクの説明を追加します。
5. ブックマーク・リンクのコンテンツについて説明したタグを 1 つ以上追加します。
6. 「重要ブックマークに追加」を選択して、コミュニティーの「概要」ページにある重要なブックマーク
のリストにリンクを追加します。
7. 「保存」 をクリックします。
88
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
コミュニティー・ブックマークの編集
コミュニティーのブックマークの有用性と正確さを保つため、ブックマークを最新の状態に維持します。
始める前に
コミュニティー・ブックマークを編集するには、コミュニティー所有者であるか、ブックマークを追加した
本人である必要があります。
このタスクについて
ブックマークした Web ページが移動または変更された場合は、「ブックマークの編集」フォームを使用し
てブックマークの詳細を更新します。
手順
1. 操作するブックマークが登録されているコミュニティーで、ナビゲーション・サイドバーの「ブックマ
ーク」をクリックします。
2. 編集するブックマークの横にある「詳細」をクリックします。
3. 「編集」 をクリックして、「ブックマークの編集」フォームを開きます。
4. 必要な変更を行い、「保存」をクリックします。
コミュニティー・ブックマークの削除
ブックマークが不適切であったり、ブックマークとしての役割を果たさなくなったりした場合は、コミュニ
ティーのブックマーク領域からそのブックマークを削除できます。
始める前に
コミュニティー・ブックマークを削除するには、コミュニティー所有者であるか、ブックマークを追加した
本人である必要があります。
手順
以下の手順に従って、所属するコミュニティーからブックマークを削除します。
1. コミュニティーの「概要」ページで、「ブックマーク」をクリックしてコミュニティーのブックマーク
のリストを取得します。
2. 削除するブックマークの横にある「詳細」をクリックします。
3. 「削除」をクリックします。
4. 「OK」をクリックしてブックマークを削除することを確認します。
コミュニティーでのブックマークの検索
コミュニティーを検索して、関心分野のリソースへのブックマークを探します。
手順
以下の方法で、コミュニティー内でブックマークを検索することができます。
v 「あなたの組織 コミュニティー」タブまたは「コミュニティー」タブで、コミュニティーを選択して
「概要」ページを表示します。
第 20 章 コミュニティー・ブックマークに対する作業
89
v 「重要ブックマーク」領域で、他のメンバーが役に立つとしたブックマークを調べます。
v コミュニティーの「概要」ページの中央列にある「ブックマーク」 要約ウィジェットを調べ、新しいリ
ソースを確認します。自分が知らないと思われるリソースを見つけます。
v 特定のトピック専用のブックマークを検索するには、コミュニティーのタグ・クラウドで、そのトピッ
クを最もよく表現しているタグをクリックします。
この検索により、現在のコミュニティー内のブックマークのうち、関心のあるトピックを識別するため
にそのタグを使用しているすべてのブックマークが返されます。
v ナビゲーション・ペインで「ブックマーク」をクリックすると、コミュニティーに関連付けられたすべ
てのブックマークのリストが表示されます。
90
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 21 章 コミュニティー・フォーラムでの作業
コミュニティーのフォーラムを使用して、ディスカッション用のトピックを投稿し、アイデアを共有しま
す。
コミュニティー・フォーラムでの作業に関する追加情報については、『フォーラム』を参照してください。
関連タスク:
76 ページの『コミュニティー・ウィジェットの操作』
コミュニティーのウィジェットと対話するには、ウィジェット・アクション・メニューにあるオプションを
使用します。実行できるアクションは、コミュニティー内のユーザーの役割に応じて決まります。
関連資料:
39 ページの『第 10 章 コミュニティー』
同じことがらに関心を持つユーザーと集まることができます。
フォーラム・ウィジェットを追加して、コミュニティー・メンバーがディス
カッション・トピックを投稿できるようにする
フォーラム・ウィジェットを追加すれば、自分も仲間のコミュニティー所有者も、トピックを投稿してディ
スカッションしたり、アイデアを共有したりすることができるようになります。
始める前に
コミュニティーにフォーラム・ウィジェットを追加するには、コミュニティーの所有者である必要がありま
す。
このタスクについて
コミュニティーにフォーラム・ウィジェットを追加するには、以下の手順を実行します。
手順
1. コミュニティーの「概要」ページから、「コミュニティー・アクション」 > 「カスタマイズ」を選択
して、コンテンツ・パレットを開きます。
2. コンテンツ・パレットから「フォーラム」をクリックします。
3. オプション: 「パレットを閉じる」をクリックして、パレットを閉じます。
タスクの結果
フォーラムが作成され、コミュニティーの「概要」ページに表示されます。フォーラム・リンクもナビゲー
ション・サイドバーに追加されます。このリンクを使用して、コミュニティーに関連したすべてのフォーラ
ムを表示できます。
コミュニティーへのフォーラムの追加
コミュニティーに 1 つ以上のフォーラムを開いてさまざまなフォーカス領域についてのコミュニティー・
ディスカッションを編成することができます。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
91
始める前に
コミュニティーにフォーラムを追加するには、コミュニティー所有者である必要があります。
コミュニティーにフォーラムを追加するには、そのコミュニティーにフォーラム・ウィジェットが含まれて
いる必要があります。このウィジェットには、最近更新された 5 つのフォーラム・トピックがリストされ
ます。ウィジェットが削除されている場合、いつでも必要に応じてウィジェットを元に戻すことができま
す。
このタスクについて
コミュニティーに複数のフォーラムを追加することで、メンバーが質問し、関連するトピックについてディ
スカッションできるディスカッション専用領域をメンバーに提供できます。 例えば、プロジェクトの進行
を阻害している問題がチームで発生した場合、トラブルシューティング・フォーラムを作成することで、コ
ミュニティー内のいずれかのユーザーに類似の問題があったかどうかと、そのユーザーに提案可能な解決策
があるかどうかがわかる場合があります。
手順
フォーラムをコミュニティーに追加するには、以下の手順を実行します。
1. コミュニティーのナビゲーション・バーで「フォーラム」をクリックし、「フォーラム」タブをクリッ
クします。
2. 「フォーラムの開始」をクリックします。
3. 必須: 「名前」フィールドにフォーラムの名前を入力します。
4. 「タグ」フィールドにタグを入力します (複数可)。
5. 「説明」フィールドにフォーラムの説明を入力し、「保存」をクリックします。
タスクの結果
フォーラムを保存すると、そのフォーラムがフォーラムのユーザー・インターフェースで開き、自分と仲間
のコミュニティー・メンバーがトピックと質問の投稿を開始できます。コミュニティーからフォーラムにア
クセスするには、コミュニティーの「概要」ページで、「フォーラム」を選択して「フォーラム」タブをク
リックし、フォーラムのタイトルをクリックしてフォーラムを開きます。コミュニティーの「概要」ページ
のフォーラム・ウィジェットを使用して、フォーラム・トピックの最新の更新をフォローすることもできま
す。このウィジェットには、最近更新された 5 つのフォーラム・トピックがリストされます。コミュニテ
ィー・フォーラム・トピックの全リストにアクセスするには、ウィジェットで「すべて表示」をクリックし
ます。
次のタスク
コミュニティーからは、以下のアクションを直接実行できます。
v 「トピックの開始」をクリックし、表示されるフォームに入力して、フォーラム・トピックを開始しま
す。
v 「フォーラム」ウィジェットでトピックのタイトルをクリックし、そのトピックを開きます。このウィ
ジェットには、最近更新された 5 つのトピックがリストされます。
v 「すべて表示」をクリックして、コミュニティー・フォーラム・トピックの全リストにアクセスしま
す。
92
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
関連タスク:
75 ページの『第 18 章 コミュニティーへのウィジェットの追加』
コミュニティーにウィジェットを追加して、追加機能をコミュニティー・メンバーが利用できるようにしま
す。コミュニティーに対するウィジェットの追加または削除を行うには、コミュニティー所有者である必要
があります。
95 ページの『コミュニティー・フォーラムへのトピックの追加』
トピックをいずれかのコミュニティー・フォーラムに追加することにより、コミュニティーのメンバーとの
ディスカッションを開始します。フォーラムにアクセスできるユーザーは、誰でも新規トピックを表示でき
ます。
『コミュニティー・フォーラムの削除』
コミュニティー所有者は、個々のコミュニティー・フォーラムを削除したり、コミュニティー・フォーラム
を一時的に非表示にしたり、フォーラム機能全体をコミュニティーから削除したりすることができます。
コミュニティー・フォーラムの削除
コミュニティー所有者は、個々のコミュニティー・フォーラムを削除したり、コミュニティー・フォーラム
を一時的に非表示にしたり、フォーラム機能全体をコミュニティーから削除したりすることができます。
始める前に
コミュニティー・フォーラムの削除、非表示、削除を行うには、コミュニティー所有者である必要がありま
す。
このタスクについて
コミュニティーにディスカッションの場が不要だと判断した場合は、フォーラム機能をコミュニティーから
削除することができます。 機能を完全に削除すると、フォーラム・コンテンツがすべて削除されます。 フ
ォーラム機能を一時的に削除することもできます。この場合、フォーラムのコンテンツは非表示になります
が、削除はされません。 後になってこの機能をコミュニティーに復元した場合、以前にフォーラムに追加
されたコンテンツはすべて復旧されて表示されます。
コミュニティーで既に使用されなくなっているフォーラムを個々に削除することもできます。コミュニティ
ー・フォーラムを削除すると、そのフォーラムのすべてのコンテンツは完全に削除されます。
手順
コミュニティー・フォーラムを削除するには、以下のいずれかを実行します。
1. コミュニティー・フォーラムを一時的に非表示にするには、以下のようにします。
a. コミュニティーの「概要」ページで、フォーラム・ウィジェットのタイトル・バーにある「アクショ
ン」アイコン
をクリックし、「非表示」を選択します。
ウィジェットを再び表示するには、「概要」ページで「コミュニティー・アクション」 > 「カスタ
マイズ」を選択し、「非表示」を選択してから「フォーラム」を選択します。フォーラム・ウィジェ
ットが、既存のすべてのコンテンツと一緒にコミュニティーに復元されます。
2. コミュニティー・フォーラムを永久に削除するには、以下のようにします。
a. コミュニティーの「概要」ページで、ウィジェットのタイトル・バーにある「アクション」アイコン
をクリックし、「削除」を選択して、フォーラム・ウィジェットの削除を確認するためのフォ
ームに入力します。
第 21 章 コミュニティー・フォーラムでの作業
93
重要: このアクションを実行すると、フォーラムのすべてのコンテンツが完全に削除され、それ以降
は取得できなくなります。
3. 単一のコミュニティー・フォーラムを削除するには、以下のようにします。
a. ナビゲーション・サイドバーから「フォーラム」を選択し、「フォーラム」タブをクリックします。
b. 削除するフォーラムを開きます。
c. 「他のアクション」 > 「フォーラムの削除」を選択します。
d. 「削除」をクリックして、フォーラムを削除することを確認します。
関連タスク:
91 ページの『コミュニティーへのフォーラムの追加』
コミュニティーに 1 つ以上のフォーラムを開いてさまざまなフォーカス領域についてのコミュニティー・
ディスカッションを編成することができます。
コミュニティー・フォーラムの参照
コミュニティー・フォーラムは、ブレインストーミングを行い、コミュニティーに関連したトピックに関す
るフィードバックを収集するための便利な場です。コミュニティーのフォーラムを使用して、メンバーとア
イデアを共有し、共通の関心分野のトピックについてディスカッションします。
始める前に
コミュニティーにアクセスできるすべてのユーザーは、そのコミュニティーに関連付けられたフォーラムに
アクセスできます。トピックに投稿したり、トピックに返信したりするには、コミュニティー・メンバーで
なければなりません。
このタスクについて
コミュニティーで使用するためにコミュニティー所有者がフォーラムを作成した場合、メンバーは、それら
のフォーラムでディスカッション・トピックを投稿したり、既存のトピックに返答したりすることができま
す。コミュニティーの「概要」ページの「フォーラム」領域には、フォーラムの最新の更新が 5 つまで表
示され、各トピックの使用状況に関する統計を確認できます。これらの統計は、コミュニティーで関心の高
いトピックを示す有用な指標です。また、最も活発に参加しているユーザーを識別することにも役立ちま
す。
注: ピン留めされたトピックは、フォーラムを開いたときに「トピック」タブのリストの先頭に表示されま
す。ただし、複数のフォーラムを持つコミュニティーの場合、ピン留めアイコンは表示されません。
手順
コミュニティー内のフォーラムを参照するには、以下の手順を実行します。
1. コミュニティー内の任意のページで、ナビゲーション・サイドバーにある「フォーラム」をクリックし
ます。
2. 以下のいずれかを実行します。
a. フォーラムごとに参照するには、「フォーラム」タブをクリックして、コミュニティー内のすべての
フォーラムを表示します。関心分野のフォーラムが見つかったら、そのフォーラムのタイトルをクリ
ックしてフォーラムを開き、トピックの参照を開始します。
b. トピックごとに参照するには、「トピック」タブをクリックします。 このタブには、コミュニティ
ーのすべてのフォーラム・トピックがリストされます。トピックは日付ごとにリストされ、最近更新
94
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
されたトピックがページの先頭に表示されます。コミュニティー所有者がフォーラム・トピックをピ
ン留めしている場合は、追加または更新が行われた日付にかかわらず、それらのトピックがページの
先頭に表示されます。
3. トピックを開くには、トピックのタイトルをクリックします。 トピックがスレッド化表示され、元のト
ピックとそれに対する返信が表示されます。長いディスカッション・スレッドをナビゲートするとき
は、返信タイトルの後ろの名前をクリックすると、そのトピックの親がページの先頭に表示されます。
このようにすると、どの返信が、どのフォーラム・エントリーに対応しているかを確認しやすくなりま
す。
次のタスク
関心分野のコミュニティー・フォーラムの更新に関する通知を受け取る場合は、そのフォーラムを開き、
「フォロー」 > 「このフォーラムをフォロー」を選択します。 コミュニティーのフォーラムをフォロー
するには、コミュニティーのメンバーである必要があります。
関連タスク:
『コミュニティー・フォーラムへのトピックの追加』
トピックをいずれかのコミュニティー・フォーラムに追加することにより、コミュニティーのメンバーとの
ディスカッションを開始します。フォーラムにアクセスできるユーザーは、誰でも新規トピックを表示でき
ます。
コミュニティー・フォーラムへのトピックの追加
トピックをいずれかのコミュニティー・フォーラムに追加することにより、コミュニティーのメンバーとの
ディスカッションを開始します。フォーラムにアクセスできるユーザーは、誰でも新規トピックを表示でき
ます。
始める前に
ディスカッション・トピックを追加するには、コミュニティーでフォーラム・アプリケーションが使用可能
であることが必要です。コミュニティーの「概要」ページに「フォーラム」領域が表示される場合は、コミ
ュニティーに対してアプリケーションが有効になっています。コミュニティーのフォーラムにトピックを投
稿するには、コミュニティーのメンバーである必要があります。
手順
トピックをコミュニティー・フォーラムに追加するには、以下の手順を実行します。
1. コミュニティーの「概要」ページで、ページの「フォーラム」領域の「トピックの開始」をクリックし
ます。 フォーラム・トピックを追加する最初のメンバーである場合、リンクは「最初のトピックを開始
してください」と表示されます。
2. 必須: 「タイトル」フィールドにディスカッション・トピックのタイトルを入力します。
3. トピックに質問のマークを付けるには、「このトピックを質問としてマークする」を選択します。
4. 「タグ」フィールドにタグを入力します (複数可)。
5. 表示されているリッチ・テキスト・フィールドにトピックのコンテンツを入力します。できる限り具体
的な説明を入力します。ディスカッションを開始しようとしているので、他のコミュニティー・メンバ
ーの興味を引き、ディスカッションに引き込むような関連情報を含めてください。
6. 必須: 「フォーラム」リストから、トピックを追加するコミュニティー・フォーラムを選択します。
7. トピックにファイルを添付するには、「ファイルの添付」をクリックしてファイルを参照します。
第 21 章 コミュニティー・フォーラムでの作業
95
8. 「保存」 をクリックします。
関連タスク:
91 ページの『コミュニティーへのフォーラムの追加』
コミュニティーに 1 つ以上のフォーラムを開いてさまざまなフォーカス領域についてのコミュニティー・
ディスカッションを編成することができます。
94 ページの『コミュニティー・フォーラムの参照』
コミュニティー・フォーラムは、ブレインストーミングを行い、コミュニティーに関連したトピックに関す
るフィードバックを収集するための便利な場です。コミュニティーのフォーラムを使用して、メンバーとア
イデアを共有し、共通の関心分野のトピックについてディスカッションします。
Web ページからのフォーラム・トピックの作成
Web ブラウザーに「これについてディスカッションする」ボタンを追加して、Web ページまたは IBM
SmartCloud Connections ソースからフォーラム・トピックを作成できるようにします。
手順
1. 「ダウンロードとセットアップ」ページを開き、「これについてディスカッションする」ボタンをブラ
ウザーに追加するための手順を実行します。
2. ディスカッションの対象 Web ページに移動し、「これについてディスカッションする」をクリックし
ます。
3. 次のように、Web ページに対してトピックの詳細を指定します。
a. 「フォーラム」フィールドで、範囲を、公開されているフォーラム、自分が所有するフォーラム、自
分がメンバーになっているフォーラム、自分がフォローしているフォーラムに変更します。
b. 「フォーラム名」フィールドで、名前の入力を開始して目的のフォーラムを見つけます。
c. 新規トピックのタイトルを入力します。
d. 新規トピックに質問としてフラグを立てるには、「このトピックを質問としてマークする」を選択し
ます。
e. 新規トピックをフォーラムのトピック・リストの先頭に表示するには、「このトピックをピン留め」
を選択します。
f. 必要に応じてコメントを追加します。
4. 「保存」 をクリックします。
タスクの結果
新規トピックが、選択したフォーラムに投稿されます。
注: フォーラム・トピック内の「これについてディスカッションする」リンクは、「これについてディスカ
ッションする」ブラウザー・ボタンとは異なります。フォーラム・トピックを別のフォーラムの新規トピッ
クとして投稿するには、そのトピック内の「これについてディスカッションする」リンクを使用してくださ
い。
フォーラムのコンテンツの処理
フォーラム・トピックの編集、移動、削除を行い、トピックのコンテンツを不適切なコンテンツとしてマー
クします。
96
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
フォーラム・トピックの編集
フォーラムに追加済みのトピックに変更を加えるには、トピックを編集します。例えば、トピックのタイト
ルを更新したり、トピックにファイルを添付したりすることができます。
始める前に
フォーラム・トピックを編集するには、そのトピックの作成者であるか、コミュニティーの所有者でなけれ
ばなりません。
このタスクについて
ディスカッション・トピックを編集しても、そのトピックへの返答として投稿された返信の内容に影響はあ
りません。
手順
フォーラム・トピックを編集するには、以下の手順を実行します。
1. ナビゲーション・サイドバーで「フォーラム」をクリックして、「フォーラム」タブをクリックしま
す。
2. 編集するトピックが含まれているフォーラムを開いてから、該当のトピックを開きます。
3. トピック・エントリーの下にある「編集」をクリックします。
4. 必要に応じてトピックを編集し、「保存」をクリックして変更を保存します。
フォーラム・トピックの削除
無関係であったり、または不適切なコンテンツを含んでいたりするトピックを削除することにより、フォー
ラムのコンテンツを有意義で役立つものにします。
このタスクについて
ディスカッション・トピックを削除すると、そのトピックはフォーラムから完全に削除されます。コミュニ
ティーの所有者は、フォーラムのどのトピックでも削除できます。コミュニティーのメンバーが削除できる
のは自分で作成したトピックのみで、そのトピックに他のメンバーからの返信が付いている場合は削除でき
ません。
手順
フォーラム・トピックを削除するには、以下の手順を実行します。
1. ナビゲーション・サイドバーで「フォーラム」をクリックして、「フォーラム」タブをクリックしま
す。
2. 削除するトピックを開きます。
3. トピックの下にある「削除」をクリックします。
4. 「削除」を再度クリックして、トピックを削除することを確認します。
フォーラム・トピックへの返答
関心のあるフォーラム・トピックに返答して、ディスカッションに参加します。
第 21 章 コミュニティー・フォーラムでの作業
97
始める前に
コミュニティー・フォーラム内のトピックに返答するには、コミュニティー・メンバーでなければなりませ
ん。
手順
ディスカッション・トピックに返答するには、以下の手順を実行します。
1. ナビゲーション・サイドバーで「フォーラム」をクリックして、「フォーラム」タブをクリックしま
す。
2. 返答するトピックが含まれているフォーラムを開いてから、該当するトピックを開きます。
3. 返答するスレッドのセクションの下にある「返信」をクリックします。
4. オプション: 返答のタイトルを変更するには、「タイトルの編集」をクリックし、表示されるフィール
ドにタイトルを入力します。
5. 表示されているリッチ・テキスト・フィールドに返答を入力します。
6. 返答にファイルを添付するには、「ファイルの添付」をクリックして、ファイルを参照します。
7. 「保存」をクリックして返信を保存します。
フォーラム・トピックへの返答の削除
フォーラム・トピックに対して投稿した返信をとりやめたくなった場合は、返答をディスカッション・スレ
ッドから削除できます。
このタスクについて
ディスカッション・トピックに返信を投稿したユーザーは、その返信を削除できます。この操作を実行する
と、メッセージの内容のみが削除されます。エントリーのプレースホルダーは引き続きフォーラムに表示さ
れますが、エントリーには削除済みのマークが付きます。トピックの返信を削除するときは、トピックを削
除する理由を入力することができます。この理由は、返信の削除時にエントリー・プレースホルダーに表示
されます。
手順
ディスカッション・トピックへの返答を削除するには、以下の手順を実行します。
1. ナビゲーション・サイドバーで「フォーラム」をクリックして、「フォーラム」タブをクリックしま
す。
2. 削除する返答が含まれているトピック・スレッドを開きます。
3. 返答の下にある「削除」をクリックします。
4. オプション: 返答の削除理由を入力します。
5. 「削除」をクリックします。
先頭に表示されるようにフォーラム・トピックをピン留め
重要なトピックをピン留めすることによって、それらのトピックを強調表示し、優先度を高くします。トピ
ックをピン留めすると、そのトピックがフォーラム・トピック・リストの先頭に表示されたままになるた
め、他のフォーラム参加者の注意を引くことができます。
98
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
始める前に
コミュニティー・フォーラム・トピックをピン留めするには、コミュニティー所有者でなければなりませ
ん。
このタスクについて
トピックをピン留めすることにより、多くの投稿が含まれているフォーラムでそのトピックを見つけにくく
なるという事態を避けることができます。例えば、重要なコミュニティー・イベントの詳細を投稿する場合
は、コミュニティー・メンバーがトピックを簡単に見つけることができるよう、トピックをピン留めするこ
とができます。ピン留めされたトピックには、押しピンのアイコンのマークが付きます。
手順
フォーラム・トピックをピン留めするには、以下の手順を実行します。
1. ピン留めするトピックを開きます。
2. トピックの下にある「このトピックをピン留めする」を選択します。
タスクの結果
トピックを優先的に扱う必要がなくなった場合は、「このトピックを解除する」を選択して、トピックの位
置を通常の順序に戻すことができます。
添付ファイルの処理
自分がフォーラム・スレッドに追加した添付ファイルを置換または削除します。
始める前に
コミュニティー・フォーラムでは、コミュニティー所有者または添付ファイルをアップロードしたユーザー
だけが、添付ファイルを編集することができます。
このタスクについて
添付ファイルの追加は、メッセージの本文として記載するには長すぎる補足情報を挿入するのに便利な方法
です。
ディスカッション・トピックを作成するとき、またはディスカッション・トピックに返信するときに、ディ
スカッションに参加している他のユーザーと添付ファイルを共有できます。添付ファイルを削除または置換
するには、メッセージを編集します。必要に応じて、追加の添付ファイルをアップロードすることもできま
す。
手順
添付ファイルを操作するには、以下の手順を実行します。
1. 対象の添付ファイルが含まれているトピックを開きます。
2. 「編集」をクリックして、以下のいずれかの手順を実行します。
v ファイルを更新版に置き換えるには、「置換」をクリックし、次に「参照」をクリックして置換用の
ファイルを探し、「OK」をクリックします。
v ファイルを投稿から削除するには、「削除」をクリックします。
第 21 章 コミュニティー・フォーラムでの作業
99
v さらに添付ファイルを追加するには、「ファイルの添付」をクリックしてから「参照」をクリック
し、ファイルの場所を選択して、「OK」をクリックします。
3. 「保存」をクリックして変更を保存します。
フォーラムからの添付ファイルのダウンロード
フォーラムの投稿の添付ファイルをローカル・コンピューターにダウンロードします。
始める前に
フォーラムにアクセスできるユーザーであれば誰でも、フォーラムに投稿された添付ファイルをダウンロー
ドできます。
このタスクについて
添付ファイルの追加は、メッセージの本文として記載するには長すぎる補足情報を挿入するのに便利な方法
です。
フォーラムに対するアクセス権限を持っている場合は、フォーラムに投稿された任意の添付ファイルをダウ
ンロードできます。
手順
添付ファイルをダウンロードするには、以下の手順を実行します。
1. ダウンロードする添付ファイルを格納しているフォーラム・トピックを開きます。
2. ファイル名をクリックして、ファイルを保存するか開くかを選択します。
フォーラムの管理
フォーラム所有者は、フォーラムを編集、削除、ロック、ロック解除することができます。 また、フォー
ラムの先頭に表示されるようにフォーラム・トピックをピン留めすることができます。
フォーラム・トピックの移動
より適切な別のフォーラムがある場合は、トピックをそのフォーラムに移動できます。別のフォーラムにト
ピックを移動すると、そのトピックに対する返信もすべて新しいフォーラムに移動します。
始める前に
スタンドアロン・フォーラム・トピックを移動するには、フォーラム所有者でなければなりません。 ま
た、トピックの移動先のフォーラムも所有している必要があります。
コミュニティー・フォーラム・トピックを移動するには、コミュニティー所有者でなければなりません。移
動先のフォーラムも、同じコミュニティーに属している必要があります。
コミュニティー・フォーラム・トピックを移動するには、コミュニティー所有者でなければなりません。
移動先のフォーラムも、同じコミュニティーに属している必要があります。
手順
フォーラム・トピックを移動するには、以下の手順を実行します。
1. 移動するフォーラム・トピックを開いて、「移動」をクリックします。
100
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
2. トピックの移動先のフォーラムを選択して、「移動」をクリックします。
タスクの結果
階層リンクが更新されて、移動先のフォーラムが表示されます。
フォーラムの編集
フォーラムを編集して、フォーラムの名前または説明に変更を加えたり、フォーラムのタグを追加または削
除したりすることができます。
始める前に
コミュニティー・フォーラムを編集するには、コミュニティー所有者でなければなりません。
手順
フォーラムを編集するには、以下の手順を実行します。
1. 編集するフォーラムを開きます。
2. 「他のアクション」 > 「フォーラムの編集」を選択します。
3. 必要に応じてフォーラムを編集して、「保存」をクリックします。
フォーラムをロックして、ユーザーがトピックを追加したり返答することを
禁止する
フォーラムをロックして、他のユーザーが新規のトピックを追加したり、既存のトピックへの返信を投稿し
たりしないようにすることができます。
始める前に
コミュニティーの所有者は、フォーラムとそのトピックのロックとロック解除を行うことができます。
フォーラムがロックされている場合でも、フォーラムのロック権限を持っているユーザーなら誰でも、フォ
ーラム内にトピックと返信を作成することができます。フォーラム所有者は、フォーラムのロックを解除す
ることなく、フォーラムを更新できます。フォーラムとそのトピックは、その他のすべてのユーザーに対し
てはロックされたままになります。
このタスクについて
フォーラムのコンテンツが解決または完了したと判断したときに、そのフォーラムをロックする場合があり
ます。例えば、他のユーザーが特定の問題をトラブルシューティングするためにフォーラムを開始し、その
問題が解決した場合は、それ以上変更されないように、フォーラムをロックします。フォーラムをロックす
ると、ユーザーは引き続きそのフォーラムのコンテンツを表示できますが、新しいトピックを追加したり、
既存のコンテンツを更新したりできなくなります。
手順
フォーラムをロックするには、以下の手順を実行します。
1. ロックするフォーラムを開きます。
2. 「フォーラム・アクション」 > 「フォーラムのロック」を選択します。
第 21 章 コミュニティー・フォーラムでの作業
101
タスクの結果
フォーラムに投稿できないことがユーザーにわかるように、ユーザー・インターフェース上でそのフォーラ
ムにロック済みのマークが付けられます。
次のタスク
ユーザーが再びトピックや返信を投稿できるようにするときは、フォーラムのロックを解除できます。フォ
ーラムのロックを解除するには、フォーラムを開き、「フォーラム・アクション」 > 「フォーラムのロッ
クを解除」を選択します。
フォーラム・トピックのロック
ユーザーがトピックを編集したり、トピックへの返信を投稿したりしないようにする場合は、フォーラム・
トピックをロックすることができます。
始める前に
コミュニティー・フォーラム・トピックをロックまたはロック解除するには、コミュニティー所有者でなけ
ればなりません。
このタスクについて
フォーラム全体をロックしない場合は、トピック・レベルでフォーラムのコンテンツをロックできます。例
えば、フォーラム・トピックのディスカッションが完了したと判断したときに、そのトピックをロックする
場合があります。フォーラム・トピックをロックすると、ユーザーは引き続きそのトピックを表示できます
が、トピックに返信を投稿したり、既存のコンテンツを更新したりできなくなります。
フォーラム所有者は、トピックが他のすべてのユーザーに対してロックされたままであっても、ロックされ
たトピックを編集し、そのトピックに返信を投稿することができます。 例えば、トピックに不適切なコン
テンツが含まれている場合は、そのトピックをロックしてから、トピックを開き直すことなく返信を削除ま
たは編集できます。
102
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
手順
フォーラム・トピックをロックするには、以下の手順を実行します。
1. ロックするトピックを開きます。
2. 「トピックのロック」をクリックします。
タスクの結果
ディスカッションに投稿できなくなったことがユーザーにわかるように、ユーザー・インターフェース上で
トピックにロック済みのマークが付けられます。
次のタスク
後でトピックのロックを解除することが必要になった場合は、そのトピックを開き、「トピックのロックを
解除」をクリックすることで、解除できます。
フォーラムへの質問の投稿
組織内の他のユーザーからの回答が必要な場合は、フォーラムに質問を投稿します。
始める前に
コミュニティー・フォーラムに質問を投稿するには、コミュニティー・メンバーでなければなりません。
このタスクについて
特定の質問に対する回答が必要な場合は、その質問をフォーラムに投稿して組織内の専門知識を利用しま
す。トピックの作成者は、他のユーザーから投稿された回答を管理し、その回答を受け入れるか拒否するか
を選択できます。
また、QA 形式を使用すると、フォーラムのメンバーが読みやすいレイアウトで情報を提供できるので便利
です。 QA スレッドを作成することにより、新規ユーザーにとって役立つ情報リポジトリーを構築できま
す。
フォーラムに質問を投稿する場合は、通常のトピックを作成し、そのトピックに質問のマークを付けます。
フォーラムのユーザーがそのトピックを質問として簡単に見分けることができるように、ユーザー・インタ
ーフェース上ではそのトピックに疑問符アイコン
のマークが付きます。
手順
質問をトピックに投稿するには、以下の手順を実行します。
1. 質問を投稿するフォーラムを開きます。
2. 「トピックの開始」をクリックします。
3. 「タイトル」フィールドにトピック・タイトルを入力します。
4. 必須: 「このトピックを質問としてマークする」を選択します。
5. トピックにタグ付けするには、「タグ」フィールドにタグを入力します (複数可)。
6. リッチ・テキスト・フィールドに質問を入力します。
7. 質問にファイルを添付するには、「ファイルの添付」をクリックして、ファイルを参照します。
8. 「保存」 をクリックします。
第 21 章 コミュニティー・フォーラムでの作業
103
次のタスク
自分が作成した質問に対する回答を投稿することもできます。その場合は、「回答の追加」をクリックし、
『フォーラムの質問への回答』のトピックに記載されている手順に従ってください。自分が作成した質問に
対する回答を投稿すると、その回答には、受け入れられた回答のマークが自動的に付けられます。
他のユーザーが投稿した回答を受け入れるには、表示されている「この回答を受け入れる」をクリックしま
す。 この回答が受け入れられた回答としてマークされ、オリジナルの質問の横に表示されているアイコン
に変わります。 また、複数の返信がある場合でも簡単に見分けられるよう
が緑色のチェックマーク
に、受け入れられた回答は緑色の背景色で強調表示されます。複数の返信に、受け入れられた回答のマーク
を付けることができます。トピック内のいずれかの返信が回答としてマークされると、トピック全体が回答
済みとしてマークされます。
既に受け入れ済みのマークが付いている回答を拒否するには、「この回答を受け入れない」をクリックしま
す。
回答済みとマークされた質問について、さらに情報が必要であることに後から気付いた場合は、「再度、回
答を受け付ける」をクリックします。この操作により、その質問に回答受け付け中のマークが付けられ、ユ
ーザーは、その質問に対する回答を再び投稿できるようになります。
フォーラムの質問への回答
自分のフォーラムに投稿された質問に回答することにより、自分の専門知識を他のユーザーに共有できま
す。QA 形式で情報を共有するときは、自分が作成した質問に対する回答を投稿することもできます。
始める前に
コミュニティー・フォーラムに投稿された質問に回答するには、コミュニティー・メンバーでなければなり
ません。
このタスクについて
フォーラム内の未回答の質問には、フォーラムのメンバーが簡単に見分けられるように、疑問符アイコン
が付けられます。
フォーラムの質問に回答すると、その質問を投稿したユーザーは、あなたの回答が記載された通知を受け取
ります。このユーザーは、あなたからの回答を受け入れるか拒否するかを選択できます。ユーザーが回答を
受け入れると、ユーザー・インターフェースでその質問に回答済みのマークが付けられ、緑色のチェックマ
が付加されます。これにより、質問が正しく回答されたことが示されます。 1 つの質問に対して
ーク
適切な回答が複数ある場合もあります。
手順
フォーラムの質問に回答するには、以下の手順を実行します。
1. 回答する質問が含まれているフォーラムを開き、該当の質問を選択します。
2. 「返信」をクリックします。
3. リッチ・テキスト・フィールドに回答を入力します。
4. オプション: 回答にファイルを添付するには、「ファイルの添付」をクリックしてから「参照」をクリ
ックし、ファイルの場所を選択して、「OK」をクリックします。
104
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
5. 「保存」をクリックして、回答を投稿します。
フォーラムとフォーラム・トピックのフォロー
フォーラムの最新の更新に関する通知を受け取りたい場合は、フォーラムをフォローします。特定のフォー
ラム・スレッドに関心がある場合は、フォーラムのコンテンツをトピック・レベルでフォローすることもで
きます。
このタスクについて
フォーラムをフォローすると、フォーラムの最新の更新に関する通知を受け取ることができます。フォーラ
ム・トピックをフォローすると、特定のディスカッションの最新の進行状況を把握できます。
コミュニティー内のフォーラムをフォローするには、そのコミュニティーのメンバーである必要がありま
す。
ゲスト・ユーザーはフォーラムをフォローできません。
フォーラムを作成すると、自動的にそのフォーラムをフォローします。フォーラムをフォローするための追
加の手順を実行する必要はありません。
手順
フォーラムのコンテンツをフォローするには、次のいずれかの手順を実行します。
v フォーラムをフォローする場合:
1. フォローするフォーラムを開きます。
2. 「フォロー・アクション」 > 「このフォーラムをフォロー」をクリックします。
v フォーラム・トピックをフォローする場合:
1. フォローするトピックを開きます。
2. 「フォロー・アクション」 > 「このトピックをフォロー」をクリックします。
次のタスク
フォーラムまたはフォーラム・トピックの更新に関する通知を受け取る必要がなくなった場合は、フォロー
を停止することができます。 フォーラムのフォローを停止するには、フォーラムを開いて、「フォロー」
> 「このフォーラムのフォローを停止」をクリックします。 フォーラム・トピックのフォローを停止する
には、対象のトピックを開いて、「フォロー」 > 「このトピックのフォローを停止」をクリックします。
第 21 章 コミュニティー・フォーラムでの作業
105
106
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 22 章 コミュニティー・ファイルに対する作業
ファイル・ウィジェットを使用して、コミュニティー・ファイルをアップロード、共有、処理します。
関連タスク:
76 ページの『コミュニティー・ウィジェットの操作』
コミュニティーのウィジェットと対話するには、ウィジェット・アクション・メニューにあるオプションを
使用します。実行できるアクションは、コミュニティー内のユーザーの役割に応じて決まります。
関連資料:
39 ページの『第 10 章 コミュニティー』
同じことがらに関心を持つユーザーと集まることができます。
ファイル
ファイル・ウィジェットを追加して、コミュニティーとファイルやフォルダ
ーを共有できるようにする
ファイル・ウィジェットをコミュニティーに追加すると、自分や他のメンバーは、コミュニティーの他のメ
ンバーとファイルやフォルダーを共有できます。
始める前に
ファイル・ウィジェットは、コミュニティーを最初に作成したときに自動的に追加されます。このウィジェ
ットを削除し、後の段階でコミュニティーに再び追加できます。コミュニティーにファイル・ウィジェット
を追加するには、コミュニティーの所有者である必要があります。
このタスクについて
ファイル・ウィジェットをコミュニティーに追加すると、メンバーはコミュニティーの他のメンバーと、フ
ァイルとファイル・アプリケーションからのフォルダーを共有することができます。 ファイルの共有は、
コミュニティー内のコラボレーションを促進するための優れた方法です。 コミュニティーの関心分野のト
ピックについての知識を共有するようメンバーに勧めることにより、コミュニティー内からアクセス可能な
価値ある情報リポジトリーを構築できます。
手順
コミュニティーにファイル・ウィジェットを追加するには、以下の手順を実行します。
1. コミュニティーの「概要」ページから、「コミュニティー・アクション」 > 「カスタマイズ」を選択
して、コンテンツ・パレットを開きます。
2. 「ファイル」をクリックして、ファイル共有機能をコミュニティーに追加します。
3. オプション: 「パレットを閉じる」をクリックして、パレットを閉じます。
タスクの結果
新しいファイル領域が「概要」ページに表示されます。この領域は最初は空ですが、コミュニティー・メン
バーが活動し、ファイルの共有が開始されると、更新されたファイル、またはコミュニティーのファイル共
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
107
有領域にアップロードされたファイルが、新しい順に 5 つ表示されます。ナビゲーション・サイドバーに
は、コミュニティーのファイル共有領域への「ファイル」リンクも用意されます。
デフォルトでは、この時点で、すべてのメンバーがコミュニティーの他のメンバーとファイルやフォルダー
を共有し始めることができます。
関連タスク:
115 ページの『ファイル・ウィジェットの管理』
コミュニティーへファイル・ウィジェットを追加したら、最新のファイル更新を表示するためウィジェット
を最新表示したり、ウィジェットを非表示したりできます。また、ファイル・ウィジェットが不要になった
ら、コミュニティーから削除することができます。
コミュニティーでのファイルの共有
ファイル・アプリケーションのファイルをコミュニティーのメンバーに共有します。
始める前に
ファイル・アプリケーションからは、どのコミュニティー・メンバーもコミュニティーとファイルとフォル
ダーを共有できます。 フォルダーは、内容が関連または類似するファイルをまとめるための場所です。 コ
ミュニティーのファイルを共有するには、コミュニティーにファイル・ウィジェットが組み込まれているこ
とが必要です。このウィジェットは、コミュニティーを最初に作成したときにコミュニティーに自動的に追
加されますが、削除されている場合は再度コミュニティーに追加できます。
ファイル所有者は、コミュニティーとファイルを共有することも、ファイル・アプリケーションから直接コ
ミュニティーにファイルのコピーを提供することもできます。コミュニティーにアクセスできるユーザー
は、誰でもそのコミュニティーとファイルを共有できますが、コミュニティーからファイル参照を削除でき
るのは、コミュニティー所有者とファイル所有者に限られます。
1 つのファイルをアップロードする場合のファイル・サイズの上限は 500 MB です。
このタスクについて
ファイル・ウィジェットにより、コミュニティーのメンバーは、ローカル・ファイルとファイル・アプリケ
ーションのファイルをコミュニティーの他のメンバーに共有できます。ファイルの共有は、コミュニティー
内のコラボレーションを促進するための優れた方法です。コミュニティーへファイルをアップロードするよ
うメンバーに勧めることにより、共有ドキュメントでの共同作業、およびコミュニティー内からアクセス可
能な価値ある情報リポジトリーの構築ができます。
手順
ファイルをコミュニティーに共有するには、以下の手順を実行します。
1. 「概要」ページの「ファイル」ウィジェットで、「ファイルの追加」をクリックします。
注: ファイルをコミュニティーに共有する最初のユーザーが自分である場合は、「最初のファイルを追
加」をクリックします。
2. 以下のいずれかを実行します。
a. ローカル・ファイル・システムからファイルをアップロードするには、以下の手順を実行します。
1) 「自分のコンピューターのファイルを参照」をクリックします。
2) 「参照」をクリックして、共有するファイルを見つけます。
108
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
3) 必要に応じてファイル名を編集し、「タグ」フィールドにいくつかタグを入力して、「アップロ
ード」をクリックします。
ファイルがコミュニティーの所有になります。そのファイルは、ファイル・アプリケーションの「マ
イ・ファイル」リストに表示されません。
b. ファイル・アプリケーションのファイルを共有するには、以下の手順を実行します。
1) オプションから、共有するファイルのタイプを選択します。
表 7. ファイル共有オプション
オプション
説明
最近使ったファイル
ファイル・アプリケーションに最近アップロードされたフ
ァイル。
ピン留めされたファイル
ファイル・アプリケーションで優先としてマークされたフ
ァイル。
マイ・ファイル
ファイル・アプリケーションにアップロードしたファイ
ル。
自分に共有
共有しているファイル・アプリケーションのファイル。
他のユーザーのファイル
組織で共有されている他のユーザーのファイル、または他
のユーザーがファイル・アプリケーションからあなたに共
有しているファイル。
ピン留めされたフォルダー
ファイル・アプリケーションで優先としてマークされたフ
ォルダー。
マイ・フォルダー
ファイル・アプリケーションの個人用フォルダーのファイ
ル。
共有フォルダー
ファイル・アプリケーションの共有フォルダーのファイ
ル。
2) 表示されるリストからファイル (複数可) を選択します。
3) コミュニティー・メンバーによるファイルの編集を許可するかどうかを指定してから、「ファイ
ルの共有」をクリックします。
c. 探しているファイルが見つからない場合は、ファイル名を検索フィールドに入力して、検索
イコンをクリックします。
ア
関連タスク:
75 ページの『第 18 章 コミュニティーへのウィジェットの追加』
コミュニティーにウィジェットを追加して、追加機能をコミュニティー・メンバーが利用できるようにしま
す。コミュニティーに対するウィジェットの追加または削除を行うには、コミュニティー所有者である必要
があります。
『コミュニティーでのフォルダーの共有』
ファイル・アプリケーションのフォルダーをコミュニティーのメンバーに共有します。
113 ページの『コミュニティー・ファイルへのアクセスの管理』
自分自身と他のメンバーがコミュニティーに追加するファイルに対するアクセス権限を管理します。
コミュニティーでのフォルダーの共有
ファイル・アプリケーションのフォルダーをコミュニティーのメンバーに共有します。
第 22 章 コミュニティー・ファイルに対する作業
109
始める前に
コミュニティーのフォルダーを共有するには、コミュニティーにファイル・ウィジェットが組み込まれてい
ることが必要です。このウィジェットは、コミュニティーを最初に作成したときにコミュニティーに自動的
に追加されますが、削除されている場合は、自分がコミュニティーの所有者であれば再度コミュニティーに
追加できます。コミュニティーへのウィジェットの追加についての情報は、『コミュニティーにウィジェッ
トを追加して、追加機能を利用できるようにする』を参照してください。
コミュニティーにアクセスできるユーザーは、誰でもそのコミュニティーとフォルダーを共有できますが、
コミュニティーからフォルダー参照を削除できるのは、コミュニティー所有者とフォルダーの所有者に限ら
れます。
このタスクについて
コミュニティーのメンバーは誰でも、ファイルウィジェットを使用してファイル・アプリケーションのフォ
ルダーをコミュニティーに共有できます。 共有できるフォルダーのタイプは、フォルダーを共有しようと
するコミュニティーのタイプによって異なります。 公開コミュニティーまたは管理対象コミュニティーに
は組織フォルダーのみを含めることができ、制限付きコミュニティーには組織フォルダーまたは非公開フォ
ルダーを含めることができます。
注: 公開コミュニティーと管理対象コミュニティーの一方または両方が管理者によって使用不可に設定され
ている場合、これらのコミュニティーを組織内で使用できないことがあります。
手順
フォルダーをコミュニティーに共有するには、以下の手順を実行します。
1. 「概要」ページの「ファイル」ウィジェットで、「フォルダー」をクリックします。
2. 「フォルダーの共有」をクリックします。
注: フォルダーをコミュニティーに共有する最初のユーザーが自分である場合は、「最初のフォルダー
を共有する」をクリックします。
110
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
3. 以下のオプションからフォルダーのカテゴリーを選択します。
表 8. フォルダーのカテゴリー
オプション
説明
最近使ったフォルダー
ファイル・アプリケーションに最近作成されたフォルダ
ー。
マイ・フォルダー
ファイル・アプリケーションで自分が所有するフォルダ
ー。
自分に共有されているフォルダー
ファイル・アプリケーションから自分に共有されているフ
ォルダー。
組織のフォルダー
組織内のすべてのユーザーから閲覧可能なファイル・アプ
リケーションのフォルダー。
4. 共有する (1 つ以上の) フォルダーを選択します。
5. コミュニティーのメンバーに付与する、フォルダーへのアクセス権限のレベルを「コミュニティー・メ
ンバーは、選択したフォルダーにアクセスできます」リストから指定します。
表 9. フォルダーのアクセス権限レベル
アクセス権限レベル
説明
読者
「読者」はフォルダー内の任意のファイルのコンテンツを
表示できます。
投稿者
「投稿者」ができることは、フォルダーへのファイルの追
加、自分が追加したファイルの削除、フォルダー内のファ
イルに関する情報の表示です。
第 22 章 コミュニティー・ファイルに対する作業
111
表 9. フォルダーのアクセス権限レベル (続き)
アクセス権限レベル
説明
所有者
フォルダーの本来の所有者に加えて「所有者」権限のある
ユーザーにもコレクションの所有権が与えられます。管理
者は他のユーザーに対してフォルダーの共有を許可するこ
とが可能で、任意のファイルを削除できます。ファイルの
所有者は、所有するファイルを削除、またはフォルダーか
ら削除できます。
6. 「フォルダーの共有」をクリックします。
関連タスク:
108 ページの『コミュニティーでのファイルの共有』
ファイル・アプリケーションのファイルをコミュニティーのメンバーに共有します。
コミュニティーに共有されているファイルをダウンロードしてローカルで表
示できるようにする
コミュニティーにアップロードしたファイルでの作業を続行できるよう、それらのファイルをダウンロード
します。
始める前に
コミュニティーにアクセスできるユーザーであれば、コミュニティーに共有されたファイルをダウンロード
できます。
手順
コミュニティーからファイルをダウンロードするには、以下の手順を実行します。
1. 「ファイル」領域で、ファイル名をクリックしてファイルを選択します。 対象ファイルが表示されてい
ない場合は、「すべて表示」をクリックして、ダウンロードできるコミュニティー・ファイルの全リス
トを表示します。
2. 「ダウンロード」をクリックし、ファイルを開くのか保存するのかを選択して、「OK」をクリックし
ます。
コミュニティー・ファイルの管理
ファイル・ウィジェットを使用して、メンバーがアップロードしてコミュニティーに共有しているファイル
を操作できます。
このタスクについて
コミュニティー・ファイルに対して作業するときに、各メンバーは、ファイルの新規バージョンのアップロ
ードや、ファイル名と説明の編集を実行できます。 メンバーは、ファイルが変更された時にメールを受け
取るように通知をセットアップすることもできます。 コミュニティーからファイルを削除できるのは、コ
ミュニティーの所有者のみです。 ファイルの使用の詳細については、ファイルのヘルプを参照してくださ
い。
112
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
手順
コミュニティー・ファイルで作業するときには、以下の操作を実行できます。
v 新規バージョンのファイルをアップロードするには、以下の手順を実行します。
1. ファイルをクリックし、「新規バージョンのアップロード」をクリックします。
2. 「参照」をクリックして、アップロードするファイルを見つけます。
3. 「メモ」フィールドに変更についての簡潔な説明を入力し、「新規バージョンのアップロード」をク
リックします。
v ファイルの名前または説明を更新するには、以下の手順を実行します。
1. ファイルをクリックし、「プロパティーの編集」をクリックします。
2. 必要な変更を行い、「保存」をクリックします。
v ファイルが変更された場合にメールで通知を受け取るように設定するには、以下の手順を実行します。
1. 通知を受信するファイルをクリックし、「フォロー」をクリックします。
v 他のユーザーが編集しないようにファイルをロックするには、次のようにします。
注: すべてのコミュニティー・メンバーが、コミュニティーが所有するコミュニティー・ファイルをロッ
クできます。コミュニティーで共有されているファイルをロックするには、それらのファイルの所有者
または編集者である必要があります。
1. ファイルをクリックし、「他のアクション」 > 「ファイルのロック」をクリックします。
2. ファイルのロックを解除するには、「他のアクション」 > 「ファイルのロック解除」をクリックし
ます。
v ファイルを削除するには、以下の手順を実行します。
注: コミュニティーからファイルを削除するには、コミュニティーの所有者である必要があります。
1.
「すべて表示」 をクリックします。
2. 「詳細」をクリックしてから、削除対象のファイルの下の「ごみ箱に移動」をクリックします。
3. 「OK」をクリックしてファイルを削除することを確認します。
メモ:
– コミュニティー・ファイルを削除するには、コミュニティー所有者であるか、ファイルをアップロー
ドした本人である必要があります。
– 削除できるのは、コミュニティーが所有するファイル、つまり、コミュニティーにアップロードされ
ているファイルのみです。コミュニティーに共有しているファイルを削除することはできません。
関連タスク:
『コミュニティー・ファイルへのアクセスの管理』
自分自身と他のメンバーがコミュニティーに追加するファイルに対するアクセス権限を管理します。
コミュニティー・ファイルへのアクセスの管理
自分自身と他のメンバーがコミュニティーに追加するファイルに対するアクセス権限を管理します。
始める前に
コミュニティー・ファイルに対するアクセス・レベルを変更するには、コミュニティー所有者である必要が
あります。
第 22 章 コミュニティー・ファイルに対する作業
113
このタスクについて
初めてコミュニティーを作成すると、コミュニティーのすべてのメンバーにデフォルトで「編集者」の役割
が付与され、ファイルの共有とアップロードが許可されます。コミュニティーのプライバシー要件によって
は、メンバーのファイル・アクセス・レベルを変更する必要がある場合があります。コミュニティー・ファ
イルへのアクセス権限は、常にコミュニティー全体に適用されます。コミュニティーの所有者は、常にファ
イルの所有者であり、ファイルのアップロード、編集、削除を行うためのフル・アクセス権限と、ファイル
の管理権限を持っています。
コミュニティーのメンバーは、ファイルをアップロードするための以下のいずれか 1 つのアクセス・レベ
ルを持つことができます。
表 10. ファイルのアップロードと共有のためのアクセス・レベル
ロール
メンバーが実行できる操作
編集者
コミュニティー所有のファイルのアップロード、およびフ
ァイルのダウンロード。
読者
ファイル・アプリケーションを使用してファイルを共有
し、ファイルをダウンロードする
編集者役割と読者役割を使用することにより、コミュニティー所有者は、コミュニティー所有となる新しい
ファイルを、メンバーがコミュニティーにアップロードできるかどうかを制御できます。メンバーは、常に
ファイル・アプリケーションのファイルをコミュニティーに共有できます。
コミュニティーのファイルを表示できるかどうかは、コミュニティーのタイプによって決まります。公開ア
クセスが設定されたコミュニティーのファイルは、すべてのユーザーが表示およびダウンロードできます。
一方、制限付きコミュニティーのファイルは、コミュニティーのメンバーのみが表示およびダウンロードで
きます。
注: この機能が管理者によって使用不可に設定されている場合、公開コミュニティーを組織内で使用できな
いことがあります。
手順
コミュニティー・メンバーのファイル・アクセス・レベルを編集するには、以下の手順を実行します。
1. コミュニティーの「概要」ページの「コミュニティー・アクション」 > 「コミュニティーの編集」を
選択し、「ファイル」タブを選択します。 ファイル・ウィジェットのアクション・メニューから「編
集」を選択して編集オプションにアクセスすることもできます。
2. 必要な変更を行い、「保存」をクリックします。 すべてのコミュニティー・メンバーに同じアクセス権
限レベルが付与されます。
114
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関連タスク:
108 ページの『コミュニティーでのファイルの共有』
ファイル・アプリケーションのファイルをコミュニティーのメンバーに共有します。
112 ページの『コミュニティー・ファイルの管理』
ファイル・ウィジェットを使用して、メンバーがアップロードしてコミュニティーに共有しているファイル
を操作できます。
ファイル・ウィジェットの管理
コミュニティーへファイル・ウィジェットを追加したら、最新のファイル更新を表示するためウィジェット
を最新表示したり、ウィジェットを非表示したりできます。また、ファイル・ウィジェットが不要になった
ら、コミュニティーから削除することができます。
始める前に
コミュニティーのファイル・ウィジェットを非表示、移動、削除するには、コミュニティー所有者である必
要があります。
手順
ファイル・ウィジェットを管理するには、以下の手順を実行します。
コミュニティーの「概要」ページで、ファイル・ウィジェットのタイトル・バーにあるアクションのアイコ
をクリックし、表示されるメニューから選択します。
ン
v ウィジェットのコンテンツを展開または省略表示するには、それぞれ「最大化」または「最小化」を選
択します。
v ウィジェットを最新表示して、コミュニティー内のアップロードまたは更新されたすべての最新のファ
イルを表示するには、「最新表示」を選択します。
v ファイル・ウィジェットを「概要」ページの上または下へと移動するには、「上へ移動」または「下へ
移動」を選択します。
v ファイル・ウィジェットを非表示にするには、「非表示」を選択し、コミュニティーからファイルを一
時的に非表示にすることを確認します。
ファイル共有を再開する準備ができたら、「コミュニティー・アクション」 > 「カスタマイズ」を選択
してコンテンツ・パレットを開き、パレットの「非表示」セクションから「ファイル」を選択します。
すべてのコンテンツが復元されます。
v ファイル・ウィジェットを完全に削除するには、「削除」を選択し、ウィジェットの削除を確認するた
めのフォームに入力します。
メモ:
– このオプションを選択すると、以前にコミュニティーに追加されたすべてのファイルが完全に削除さ
れます。削除されたコンテンツは、それ以降は取得できなくなります。
– コミュニティーにメディア・ギャラリーがある場合は、コミュニティーからファイル・ウィジェット
を削除できません。なぜなら、メディア・ギャラリー・ファイルを保管するためにファイル・ウィジ
ェットが使用されているからです。ただし、ファイル・ウィジェットをメンバーが使用できないよう
にしたい場合は、ファイル・ウィジェットを非表示にできます。
v ウィジェットのヘルプ資料にアクセスするには、「ヘルプ」を選択します。
第 22 章 コミュニティー・ファイルに対する作業
115
関連タスク:
79 ページの『コミュニティーの編集』
コミュニティーの所有者である場合は、コミュニティーに関する情報を編集することができます。
116
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 23 章 コミュニティー・アクティビティーの処理
アクティビティーを使用して、コミュニティーに関連した情報とタスクを編成します。
次の各トピックでは、コミュニティー・アクティビティーの作成および管理方法について説明します。コミ
ュニティー・アクティビティーでの作業に関する追加情報については、『アクティビティー』を参照してく
ださい。
関連タスク:
76 ページの『コミュニティー・ウィジェットの操作』
コミュニティーのウィジェットと対話するには、ウィジェット・アクション・メニューにあるオプションを
使用します。実行できるアクションは、コミュニティー内のユーザーの役割に応じて決まります。
関連資料:
39 ページの『第 10 章 コミュニティー』
同じことがらに関心を持つユーザーと集まることができます。
アクティビティー
アクティビティー・ウィジェットを追加して、目標を追跡したり To Do 項
目を割り当てられるようにする
コミュニティーにウィジェットを追加して、追加機能をコミュニティー・メンバーが利用できるようにしま
す。コミュニティーに対するウィジェットの追加または削除を行うには、コミュニティー所有者である必要
があります。
このタスクについて
ウィジェットは、ソフトウェア・アプリケーションを HTML ベースで表現した自己完結型のプログラムで
す。ウィジェットをコミュニティーに追加すると、そのコミュニティーとウィジェット・アプリケーション
との間に関連が作成されます。 コミュニティーとウィジェット・アプリケーション間のメンバーシップは
同期され、完全なアプリケーションを簡単に見つけて作業できるように、コミュニティーのユーザー・イン
ターフェースに完全なウィジェット・アプリケーションへのリンクが作成されます。コミュニティーの「概
要」ページに最新のアクティビティーの要約が投稿され、コミュニティーのナビゲーション・バーにある対
応するリンクをクリックすることで、いつでも完全なアプリケーションにアクセスできます。
コミュニティーを最初に作成した時点で、ファイル・ウィジェットがデフォルトで表示されます。 追加の
ウィジェットをコミュニティーに追加することで、コミュニティーをカスタマイズできます。 例えば、フ
ォーラム・ウィジェットを追加すれば、メンバーがトピックを投稿してディスカッションしたり、アイデア
を共有したりするための場所を提供できます。 コンテンツ・パレットには、コミュニティーで利用できる
ように管理者が使用可能に設定したウィジェットの選択肢すべてが表示されます。
手順
ウィジェットをコミュニティーに追加するには、以下の手順を実行します。
1. コミュニティーの「概要」ページから、「コミュニティー・アクション」 > 「カスタマイズ」を選択
して、コンテンツ・パレットを開きます。
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117
2. ウィジェットをクリックして、コミュニティーに追加します。
3. オプション: 「パレットを閉じる」をクリックして、パレットを閉じます。
タスクの結果
ウィジェットが含まれるセクションが「概要」ページのメイン・ペインに追加され、ナビゲーション・サイ
ドバーに完全なウィジェット・アプリケーションへのリンクが表示されます。
コミュニティー・アクティビティーの作成
コミュニティーにアクティビティーを追加して、タスクを割り当てたり、情報とリソースを共有したりする
ための場をコミュニティー・メンバーに提供します。コミュニティーからアクティビティーを開始するとき
に、アクティビティーに対するアクセス権限をすべてのコミュニティー・メンバーに付与することも、アク
セスをメンバーのサブセットに制限することもできます。
始める前に
コミュニティー・メンバーがアクティビティーを作成するには、コミュニティーの所有者がまずコミュニテ
ィーにアクティビティー・ウィジェットを追加する必要があります。
このタスクについて
アクティビティーの作成は、To Do の共有、イベント情報の投稿、コミュニティー内のミーティングの開
催に便利な方法です。アクティビティーは、ボタンをクリックし、フォームに入力するだけで、簡単に作成
することができます。必須フィールドはありません。後でアクティビティーを編集し、情報を追加または変
更することができます。
必要に応じて、テンプレートからアクティビティーを作成することができます。テンプレートには、特定の
ジョブの実行に必要なタスクが取り込まれています。例えば、特許テンプレートは、特許の登録を狙う発明
者が必要とするファイル、データベース、ツール、Web サイトにリンクしています。また、特許の申請手
続きの一環として発明者が実行しなければならない To Do 項目のリストを取り込む場合もあります。
アクティビティー所有者は、アクティビティー・アプリケーションのアクティビティーも、コミュニティー
に共有することができます。アクティビティー所有者がアクティビティーをコミュニティーに共有すると、
そのアクティビティーへのリンクがコミュニティーに表示されます。リンクされたアイコンがアクティビテ
ィー・タイトルの横に表示されて、共有されているアクティビティーであることが示されます。
118
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
手順
コミュニティー・アクティビティーを作成するには、以下の手順を実行します。
1. コミュニティーの「概要」ページで、「アクティビティー」領域の「アクティビティーの開始」をクリ
ックします。 最初のコミュニティー・アクティビティーを作成するときは、「最初のアクティビティー
を作成」というリンクが表示されます。
2. 「名前」フィールドに、アクティビティーを説明する短い名前を入力します。
3. 「タグ」フィールドに、タグ用語を入力します。入力すると、タグ・コレクションの中から一致するタ
グのリストが表示されます。タグをクリックしてリストに追加するか、入力を継続してリストにないタ
グを追加します。複数のタグを分ける場合は、コンマを使用します。
4. 以下のいずれかを実行して、メンバーをアクティビティーに追加します。
v コミュニティーのすべてのメンバーを作成者としてアクティビティーに追加するには、デフォルトの
オプション「このコミュニティーの全メンバーに対して、作成者としてアクティビティーにアクセス
することを許可」を受け入れます。
v コミュニティー・メンバーのサブセットを作成者としてアクティビティーに追加するには、以下のよ
うにします。
a. 「以下のコミュニティー・メンバーに対してのみ、アクティビティーへのアクセスを次の権限で
許可」を選択し、ドロップダウン・リストから「作成者」が選択されていることを確認します。
v すべてのコミュニティー・メンバーまたはメンバーのサブセットを作成者以外の役割でアクティビテ
ィーに追加するには、以下のようにします。
a. 「以下のコミュニティー・メンバーに対してのみ、アクティビティーへのアクセスを次の権限で
許可」を選択します。
b. 「作成者」フィールドの横にある下矢印をクリックして、「所有者」または「読者」を選択しま
す。
c. アクティビティーに追加する各メンバーの横にあるチェック・ボックスを選択します。
注: コミュニティー所有者は、デフォルトで自動的にコミュニティー・アクティビティーに追加さ
れるため、リストされません。
第 23 章 コミュニティー・アクティビティーの処理
119
5. 「アクティビティーの目標」フィールドに、アクティビティーの説明を入力します。アクティビティー
の目標、対象者、メンバーにアクティビティーに追加して欲しいコンテンツの種類を要約した短い文章
を入力します。
6. 「期限」フィールドに、このアクティビティーを完了しなければならない日付を追加します。日付を入
力するか、表示されているカレンダー制御から選択します。
7. 「アクティビティー・テンプレートの選択」をクリックして、使用可能なテンプレートのリストを表示
します。テンプレートを使用しない場合は、リストで「なし」を選択します。
8. 「保存」をクリックして、アクティビティーの作成を終了します。
タスクの結果
アクティビティーを保存すると、そのアクティビティーがアクティビティー・ユーザー・インターフェース
で開き、エントリーと To Do 項目を追加できるようになります。
次のタスク
コミュニティーから、以下を実行します。
v 「アクティビティーの開始」をクリックして、別のアクティビティーを作成します。
v 「アクティビティー」をクリックすると、そのコミュニティーに関連付けられている全アクティビティ
ーのリストが表示されます。
関連タスク:
75 ページの『第 18 章 コミュニティーへのウィジェットの追加』
コミュニティーにウィジェットを追加して、追加機能をコミュニティー・メンバーが利用できるようにしま
す。コミュニティーに対するウィジェットの追加または削除を行うには、コミュニティー所有者である必要
があります。
『コミュニティー・アクティビティーの管理』
コミュニティーにアクティビティー・ウィジェットを追加した後、アクティビティーの詳細を編集したり、
ウィジェットを移動したり、ウィジェットを非表示にしたりできます。また、ウィジェットが不要になった
場合はコミュニティーから削除できます。アクティビティーを親コミュニティーからサブコミュニティーへ
移動したり、サブコミュニティーから親コミュニティーに戻したり、サブコミュニティー間で移動したりす
ることもできます。アクティビティーを移動するには、そのアクティビティーの所有者でなければなりませ
ん。
コミュニティー・アクティビティーの管理
コミュニティーにアクティビティー・ウィジェットを追加した後、アクティビティーの詳細を編集したり、
ウィジェットを移動したり、ウィジェットを非表示にしたりできます。また、ウィジェットが不要になった
場合はコミュニティーから削除できます。アクティビティーを親コミュニティーからサブコミュニティーへ
移動したり、サブコミュニティーから親コミュニティーに戻したり、サブコミュニティー間で移動したりす
ることもできます。アクティビティーを移動するには、そのアクティビティーの所有者でなければなりませ
ん。
始める前に
コミュニティー・アクティビティーを編集したり、アクティビティー・ウィジェットの非表示、移動、削除
を行ったりするには、コミュニティー所有者である必要があります。
120
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
コミュニティー・アクティビティーに関する情報 (アクティビティーのタイトル、目標、タグなど) を編集
するには、アクティビティー・アプリケーションでアクティビティーを編集する必要があります。
コミュニティー所有者は、コミュニティーに共有しているアクティビティーの管理タスクを実行できませ
ん。コミュニティーとアクティビティーを共有しているアクティビティーの所有者のみがそのアクティビテ
ィーを管理できます。
このタスクについて
コミュニティーでアクティビティーを使用しなくなった場合は、ウィジェットのアクション・メニューから
選択可能なオプションを使用して、コミュニティーからアクティビティー・ウィジェットを削除すること
も、再び必要になるまで一時的にアクティビティー・ウィジェットを非表示にすることもできます。
手順
コミュニティー・アクティビティーを管理するには、コミュニティーを開き、必要に応じて、以下のタスク
を実行します。
v タイトル、目標、タグなどのアクティビティーの基本情報を編集するには、アクティビティーのタイト
ルをクリックして、アクティビティー・アプリケーションで開きます。そこから、「アクティビティ
ー・アクション」 > 「アクティビティーの編集」を選択して、アクティビティーを編集します。
をクリックし、表示されるメニュー
v ウィジェットのタイトル・バーにある「アクション」アイコン
から選択することで、以下のウィジェット管理タスクを実行することもできます。
– 「概要」ページでウィジェットを上下に移動するには、「上へ移動」または「下へ移動」の適切な方
を選択します。
– ウィジェットを非表示にするには、「非表示」を選択し、コミュニティーからウィジェットを一時的
に削除することを確認します。
アクティビティー・ウィジェットを非表示にしても、アクティビティーのコンテンツは削除されませ
ん。アクティビティーの使用を続行する準備ができたら、「コミュニティー・アクション」 > 「カス
タマイズ」を選択してウィジェット・パレットを開き、「非表示」をクリックして「アクティビティ
ー」を選択して、ウィジェットをコミュニティーに復元します。以前にウィジェットに追加したすべ
てのコンテンツが復元されます。
– ウィジェットを完全に削除するには、「削除」を選択し、ウィジェットの削除を確認するためのフォ
ームに入力します。
重要: このオプションを選択すると、すべてのコミュニティー・アクティビティーが完全に削除され
ます。 いったん削除すると、内容を復旧することはできません。 コミュニティーに共有しているア
クティビティーの場合、アクティビティー・ウィジェットを削除しても、コミュニティー・アクセス
が削除されるのみです。 アクティビティーは引き続きアクティビティー・アプリケーションに存在し
ますが、コミュニティーとの共有はされなくなります。
関連タスク:
79 ページの『コミュニティーの編集』
コミュニティーの所有者である場合は、コミュニティーに関する情報を編集することができます。
118 ページの『コミュニティー・アクティビティーの作成』
コミュニティーにアクティビティーを追加して、タスクを割り当てたり、情報とリソースを共有したりする
ための場をコミュニティー・メンバーに提供します。コミュニティーからアクティビティーを開始するとき
に、アクティビティーに対するアクセス権限をすべてのコミュニティー・メンバーに付与することも、アク
セスをメンバーのサブセットに制限することもできます。
第 23 章 コミュニティー・アクティビティーの処理
121
122
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 24 章 コミュニティー・ブログに関する作業
コミュニティー・ブログを使用して、コミュニティー・メンバーと効率的かつ動的に情報を共有できます。
コミュニティー・ブログは、コミュニティー・メンバー専用です。
次の各トピックでは、コミュニティー・ブログの作成と管理の方法について説明します。コミュニティー・
ブログでの作業に関する追加情報については、『ブログ』を参照してください。
関連タスク:
76 ページの『コミュニティー・ウィジェットの操作』
コミュニティーのウィジェットと対話するには、ウィジェット・アクション・メニューにあるオプションを
使用します。実行できるアクションは、コミュニティー内のユーザーの役割に応じて決まります。
関連資料:
39 ページの『第 10 章 コミュニティー』
同じことがらに関心を持つユーザーと集まることができます。
ブログ
コミュニティーのブログの作成
ブログを使用して、コミュニティーと効率的かつ動的に情報を共有できます。
このタスクについて
コミュニティー所有者である場合は、コミュニティー・メンバー専用のブログを作成できます。コミュニテ
ィーに作成できるブログは 1 つのみです。
ブログを表示する場所と、他のユーザーがブログと対話する方法は、ブログが非公開、管理対象のいずれで
あるかによって異なります。ユーザーと所有者は、以下の方法でコミュニティー・ブログにアクセスできま
す。
手順
コミュニティーのブログを作成するには、以下の手順を実行します。
1. コミュニティーの「概要」ページから、「コミュニティー・アクション」 > 「カスタマイズ」を選択
し、「ブログ」を選択します。 コミュニティー・ブログが作成され、コミュニティーの「概要」ページ
に表示されます。
注: 「コミュニティー・アクション」メニューにアクセスするには、コミュニティーにログインする必
要があります。
2. 「最初のエントリーを作成」を選択して、最初のブログ・エントリーを作成します。
3. コミュニティーに戻ります。 新規エントリーが「ブログ」領域に表示されます。
注: ブログ・エントリーに追加した特定のリッチ・テキスト項目は、コミュニティーの概要ページで表
示された場合にはプレーン・テキストとして表示されます。例えば、詳細を表示して、コミュニティー
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
123
の概要ページでエントリーを表示した場合、リンクはプレーン・テキストとして表示され、顔文字は表
示されません。エントリーを開くと、リンクが適切なフォーマットで表示され、顔文字が表示されま
す。
次のタスク
コミュニティーから、以下を実行します。
v 「ブログ・エントリーの作成」をクリックして、ブログ・エントリーを作成します。
v 「すべて表示」をクリックして「ブログ」ページを開き、このブログのすべてのアクティビティーを表
示します。
v 「コミュニティー・アクション」 > 「コミュニティーの編集」をクリックし、「ブログ」タブをクリッ
クして、ブログの設定 (タイトル、説明、タグ、タイム・ゾーン、メンバー・アクセス、コメントを管理
対象にするかどうかなど) を変更します。
関連タスク:
128 ページの『コミュニティー・ブログの管理』
コミュニティーへのブログの追加後に、ブログのアクセス権限を管理したり、ブログを非表示にしたり、コ
ミュニティーからブログを削除したりできます。
ブログ・エントリーの作成
作成者権限またはドラフト権限を持つメンバーは、コミュニティー・ブログに投稿できます。
このタスクについて
コミュニティー所有者が各メンバーに付与する権限によって、ブログにエントリーを投稿できるかどうか
や、投稿する前に所有者が承認する必要があるドラフト・エントリーを作成できるかどうかが制御されま
す。
v 作成者権限を付与されたメンバーはブログにエントリーを投稿できます。
v ドラフト権限を付与されたメンバーが保存できるのはドラフト・エントリーのみです。
v ビューアー権限を付与されたメンバーはブログ・エントリーを読むことができます。
手順
該当する権限を持つメンバーは、以下のステップを実行して、ブログ・エントリーを作成できます。
1. コミュニティーの「概要」ページの「ブログ」セクションで、「ブログ・エントリーの作成」をクリッ
クします。
2. エントリーの表題を入力します。
3. 「タグの追加」をクリックして、エントリーを説明するキーワードを追加します。
4. 表示されているリッチ・テキスト・フィールドにブログ・エントリーのコンテンツを入力します。
5. 「拡張設定」をクリックして、以下の設定を制御します。
v 文字を顔文字に変換することを許可します。
v エントリーのブログへの投稿を指定の日時まで遅らせます。
v エントリーにコメントを投稿できる日数を制限します。
v エントリーのカスタム URL を指定します。
v ビデオなどの外部メディアへのリンクをエントリーに組み込みます。
124
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
6. 「投稿」をクリックしてエントリーをブログに公開するか、「プレビュー」をクリックして投稿前にエ
ントリーを確認します。 ドラフト権限を持つ場合に使用可能なオプションは、「レビュー用に送信」お
よび「ドラフトとして保存」です。
関連タスク:
126 ページの『コミュニティー・ブログ・エントリーの編集』
該当する権限がある場合は、コミュニティー・ブログ・エントリーを編集してコンテンツや状況を変更する
ことができます。
126 ページの『コミュニティー・ブログ・エントリーの削除』
該当する権限がある場合は、コミュニティー・ブログ・エントリーを削除できます。
127 ページの『コミュニティー・ブログへのビデオの埋め込み』
コミュニティー・ブログに Flash ビデオ・ファイルまたは YouTube ビデオを埋め込むことができます。
128 ページの『ブログ・エントリーでできるその他のこと』
ブログ・エントリーにコメントを追加し、興味を持ったエントリーについて他のコミュニティー・メンバー
に知らせることができます。
コメントの投稿
コメントを投稿できるようにブログがセットアップされている場合、ブログ・エントリーに対して独自のコ
メントで返答できます。
このタスクについて
特定のブログ・エントリーの内容に返答するときは、新規のエントリーではなく、コメントを使用します。
例えば、あるディスカッションに情報を追加したり、質問を投稿したりする場合が考えられます。
手順
1. 返答する対象のエントリーをクリックします。
2. コメントを投稿できるようにブログがセットアップされている場合、「コメントの追加」をクリックし
ます。
3. テキスト・ボックスにコメントを入力します。
4. オプション: このコメントをエントリーとしてブログに追加する場合は、「これを新規エントリー/アイ
デアとしてマイ・ブログに追加」を選択します。複数のブログがある場合は、リストからいずれかを選
択します。
5. オプション: 「コメント・アクション」リストで「他のアクション」 >「通知」の順に選択し、コメン
トについて通知するユーザーを選択します。
6. 「送信」をクリックして、コメントをブログに公開します。 1 つのエントリーに対して複数のコメント
がある場合、作成された順序の逆順に表示されます。
タスクの結果
注: ブログのコメントが管理対象である場合、コメントはすぐには表示されません。コメントが表示される
には、いずれかのユーザーが承認する必要があります。管理対象ではない場合、コメントは入力後に表示さ
れます。
次のタスク
コメントの投稿後、そのコメントを編集または削除できます。所有するコメントの編集または削除や、所有
するブログへのコメントの追加を実行できます。
第 24 章 コミュニティー・ブログに関する作業
125
コミュニティー・ブログ・エントリーの編集
該当する権限がある場合は、コミュニティー・ブログ・エントリーを編集してコンテンツや状況を変更する
ことができます。
始める前に
作成者権限を持っている場合は、作成したコミュニティー・ブログ・エントリーを編集できます。所有者権
限を持つ場合は、ブログ内の任意のエントリーを編集できます。
注: エントリーを作成中または編集中、作業内容は、サイト管理者が間隔を変更していなければ、15 分間
隔で自動的に保存されます。 作業を保存していない状態でブログをログアウトすると、次にログインした
ときに、保存されていないエントリーがあることを知らせることが通知されます。 この通知メッセージか
らは、「編集」をクリックし、エントリーを開いて作業を再開するか、「破棄」をクリックしてエントリー
を削除するかが選択できます。
手順
1. コミュニティーのナビゲーション・サイドバーから「ブログ」を選択します。
2. ブログ・エントリーをクリックして開きます。
3. 「編集」をクリックして変更します。
関連タスク:
124 ページの『ブログ・エントリーの作成』
作成者権限またはドラフト権限を持つメンバーは、コミュニティー・ブログに投稿できます。
『コミュニティー・ブログ・エントリーの削除』
該当する権限がある場合は、コミュニティー・ブログ・エントリーを削除できます。
127 ページの『コミュニティー・ブログへのビデオの埋め込み』
コミュニティー・ブログに Flash ビデオ・ファイルまたは YouTube ビデオを埋め込むことができます。
128 ページの『ブログ・エントリーでできるその他のこと』
ブログ・エントリーにコメントを追加し、興味を持ったエントリーについて他のコミュニティー・メンバー
に知らせることができます。
コミュニティー・ブログ・エントリーの削除
該当する権限がある場合は、コミュニティー・ブログ・エントリーを削除できます。
始める前に
作成者権限またはドラフト権限を持っている場合は、作成したコミュニティー・ブログ・エントリーを削除
できます。コミュニティー所有者は、コミュニティー・ブログ内の任意のエントリーを削除できます。
手順
1. コミュニティーのナビゲーション・サイドバーから「ブログ」を選択します。
2. 「ブログ・アクション」 > 「ブログの管理」を選択します。
3. ナビゲーション・サイドバーから「エントリー」を選択します。
4. ブログからエントリーを完全に削除するには、1 つ以上のエントリーを選択して「削除」をクリックし
ます。
126
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
関連タスク:
124 ページの『ブログ・エントリーの作成』
作成者権限またはドラフト権限を持つメンバーは、コミュニティー・ブログに投稿できます。
126 ページの『コミュニティー・ブログ・エントリーの編集』
該当する権限がある場合は、コミュニティー・ブログ・エントリーを編集してコンテンツや状況を変更する
ことができます。
コミュニティー・ブログへのビデオの埋め込み
コミュニティー・ブログに Flash ビデオ・ファイルまたは YouTube ビデオを埋め込むことができます。
手順
1. 「編集」をクリックして、ブログ・エントリーを編集してから、以下のいずれかのタスクを実行しま
す。
a. Flash ビデオを埋め込むには以下の手順を実行します。
1) ビデオを埋め込む位置にカーソルを置いて、リッチ・テキスト・エディターのツールバーの
Flash アイコン
をクリックします。
2) Flash デモの URL を入力します。Flash デモのファイル拡張子は通常 .swf です。
3) ビデオの幅と高さ、およびビデオの周囲に設定する縦方向と横方向の余白の値をピクセル単位で
入力することにより、デフォルトの表示設定をオーバーライドします。
4) 「プレビュー」をクリックすると、そのビデオがブログ・エントリーでどのように表示されるか
を確認できます。
5) 「OK」をクリックして、変更内容を保存します。
a. YouTube ビデオを埋め込むには以下の手順を実行します。
1) YouTube のビデオ・ページで、「共有」をクリックしてから「埋め込みコード」をクリックしま
す。
2) ビデオの埋め込み情報をコピーします。
3) ブログ・エントリーの「HTML ソース」タブをクリックし、ビデオを埋め込む位置にカーソル
を置きます。
4) ステップ ii でコピーしたコードを、<p> の開始タグと終了タグの間に貼り付けます。例:
<p>
<iframe width="560" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/QbEPPnZWJOw" frameborder="0"
allowfullscreen></iframe>
</p>
2. ブログ・エントリーを保存してから最新表示して、ビデオが表示されることを確認します。
第 24 章 コミュニティー・ブログに関する作業
127
関連タスク:
124 ページの『ブログ・エントリーの作成』
作成者権限またはドラフト権限を持つメンバーは、コミュニティー・ブログに投稿できます。
126 ページの『コミュニティー・ブログ・エントリーの編集』
該当する権限がある場合は、コミュニティー・ブログ・エントリーを編集してコンテンツや状況を変更する
ことができます。
『ブログ・エントリーでできるその他のこと』
ブログ・エントリーにコメントを追加し、興味を持ったエントリーについて他のコミュニティー・メンバー
に知らせることができます。
ブログ・エントリーでできるその他のこと
ブログ・エントリーにコメントを追加し、興味を持ったエントリーについて他のコミュニティー・メンバー
に知らせることができます。
手順
1. ブログ・エントリーのタイトルをクリックして、エントリーを操作するためのオプションにアクセスし
ます。
2. 以下のステップのうち 1 つ以上を実行します。
a. エントリーにコメントするには、「コメントの追加」をクリックします。 このオプションを使用で
きるのは、コメントを受け入れるようにブログがセットアップされている場合のみです。
b. エントリーについて他のメンバーに通知するには、「他のアクション」 > 「他のユーザーに通知」
を選択します。
c. 全ブログ・エントリーのリストに戻るには、「すべてのエントリーを表示」をクリックします。
関連タスク:
124 ページの『ブログ・エントリーの作成』
作成者権限またはドラフト権限を持つメンバーは、コミュニティー・ブログに投稿できます。
126 ページの『コミュニティー・ブログ・エントリーの編集』
該当する権限がある場合は、コミュニティー・ブログ・エントリーを編集してコンテンツや状況を変更する
ことができます。
127 ページの『コミュニティー・ブログへのビデオの埋め込み』
コミュニティー・ブログに Flash ビデオ・ファイルまたは YouTube ビデオを埋め込むことができます。
コミュニティー・ブログの管理
コミュニティーへのブログの追加後に、ブログのアクセス権限を管理したり、ブログを非表示にしたり、コ
ミュニティーからブログを削除したりできます。
始める前に
コミュニティー・ブログの編集、非表示、削除を行ったり、ブログのメンバーシップを変更したりするに
は、コミュニティー所有者である必要があります。
このタスクについて
コミュニティー・ブログを作成すると、デフォルトでコミュニティーのすべてのメンバーに作成者権限が付
与されます。コミュニティーによっては、メンバーのアクセス権限レベルを変更できます。アクセス権限は
128
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
常にそのコミュニティー全体にわたって適用されることに注意してください。コミュニティーの所有者は常
にブログの所有者であり、エントリーの投稿や、ブログとそのユーザーの管理を行うためのフルアクセス権
限を持っています。コミュニティー所有者は、他のメンバーに権限を付与することもできます。コミュニテ
ィーの他のすべてのメンバーは、以下のいずれか 1 つの役割のみを持つことができます。
表 11. コミュニティー・ブログの役割
ロール
説明
作成者
ユーザーはエントリーを投稿できますが、ブログを管理す
ることはできません。この役割を持つユーザーは、他のユ
ーザーのエントリーを編集および削除することもできま
す。
ドラフト
ユーザーはドラフト・エントリーだけを保存できます。
ビューアー
ユーザーはブログ投稿を閲覧できますが、ブログに投稿す
ることはできません。
コミュニティー・ブログへのアクセス権限を管理することに加えて、ブログ・アクティビティーを非表示に
したり、ブログをコミュニティーから削除することもできます。
手順
コミュニティー・ブログに対して、以下の管理タスクを実行することができます。
v ブログに関する基本情報を編集するには、「概要」ページで「コミュニティー・アクション」 > 「コミ
ュニティーの編集」を選択し、「ブログ」タブをクリックします。または、ウィジェット・アクショ
ン・メニューから「編集」を選択します。
注: 「コミュニティー・アクション」メニューにアクセスするには、コミュニティーにログインする必要
があります。
1. ブログの基本情報 (タイトルやタグなど) を編集します。
2. コミュニティーのすべてのメンバーが、作成者、ドラフト、ビューアーのいずれかのメンバーシップ
を持つように変更します。
3. どのコミュニティー参加者をメンバーとし、どのコミュニティー参加者を所有者とするかを変更しま
す。
4. ブログに追加されたコメントを管理対象にするかどうかを選択します。 管理対象コメントは、ブロ
グへの投稿が承認されるまで、ドラフト状態で保存されます。
5. 変更を保存する準備ができたら、「送信」をクリックします。
v ブログ設定を編集するには、ナビゲーション・サイドバーから「ブログ」を選択し、「設定」をクリッ
クします。
1. 以下の設定のうち 1 つ以上を編集します。
– 一般設定。ブログの名前、説明、表示するエントリー数など、基本的なプロパティーを設定しま
す。デフォルトでは、ブログはアクティブでコミュニティーに対して使用可能な状態になっていま
す。顔文字の使用を有効にし、作成者アクセス権限およびドラフト・アクセス権限を持つメンバー
に、お互いのエントリーを編集することを許可できます。
– 国際化対応の設定。ブログのタイム・ゾーンを指定します。
– コメント。ブログへのコメントの追加およびコメントの管理を有効にします。コメントの管理を有
効にした場合、コメントがブログに表示されるためには、コミュニティー所有者がコメントをレビ
ューして承認する必要があります。
第 24 章 コミュニティー・ブログに関する作業
129
– コメントのデフォルト設定。新規エントリーへのコメント追加を許可するように設定できます。ま
た、指定の日数が経過した後でコメント・フィールドが使用できなくなるように、制限時間を設定
できます。これらの設定を既存のブログ・エントリーに適用できます。
2. 「ブログ設定の更新」をクリックして、変更を適用します。
v ブログ・メンバーを追加または削除するには、そのユーザーのコミュニティー・メンバーシップを追加
または削除する必要があります。 この手順は、コミュニティーの「メンバー」ページで実行できます。
コミュニティー・メンバーシップの変更の詳細については、『コミュニティー・メンバーシップの管
理』を参照してください。
v コミュニティーの「概要」ページから以下の管理タスクを実行することもできます。これらのタスクを
実行するには、ブログ・ウィジェットのタイトル・バーにある「アクション」アイコン
し、表示されるメニューから選択します。
をクリック
– ブログ・ウィジェットを「概要」ページの上または下へと移動するには、「上へ移動」または「下へ
移動」を選択します。
– ブログを非表示にするには、「非表示」を選択し、コミュニティーからブログを一時的に削除するこ
とを確認します。
ブログ・アクティビティーを再開する準備ができたら、「コミュニティー・アクション」 > 「カスタ
マイズ」を選択して、ウィジェット・パレットの「非表示」セクションからブログを追加して戻しま
す。すべてのコンテンツが復元されます。
– ブログとそのすべてのコンテンツを削除するには、「削除」を選択し、ブログを完全に削除すること
を確認するためのフォームに入力します。
重要: この手順を実施すると、ブログのすべてのコンテンツが完全に削除され、後で取り戻すことは
できなくなります。
関連タスク:
83 ページの『コミュニティー・メンバーシップの管理』
コミュニティーの所有者は、コミュニティーのメンバーシップを管理する責任があります。例えば、メンバ
ーがコミュニティー・コンテンツに加えることができる変更内容を拡大または制限するために、時々コミュ
ニティー・メンバーの役割を変更しなければならない場合があります。または、コミュニティーのメンバー
が活発な投稿者ではなく、コミュニティーのメンバーである必要がなくなった場合は、それらのメンバーを
メンバーシップ・リストから削除することを検討します。
123 ページの『コミュニティーのブログの作成』
ブログを使用して、コミュニティーと効率的かつ動的に情報を共有できます。
コミュニティー・ブログ・エントリーの管理
コミュニティー所有者は、コミュニティー・ブログ内のすべてのエントリーを表示および管理することがで
きます。
このタスクについて
「エントリー」ページでは、コミュニティー・ブログのすべてのエントリーを一元的に表示および管理でき
ます。例えば、コミュニティー・メンバーがドラフト権限を持っている場合、レビュー者は送信されたドラ
フト・エントリーをレビューして、そのエントリーを承認するか拒否するかを決定することができます。
130
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
手順
1. ナビゲーション・サイドバーから「ブログ」を選択し、「設定」をクリックします。
2. ナビゲーションから「エントリー」を選択し、以下のタブのいずれかを選択します。
v 「すべて」。すべてのブログ・エントリーを、それぞれの状況とともに表示します。
v 「承認が必要」。承認待ちのブログ・エントリーを表示します。1 つ以上のエントリーを選択し、以
下のオプションのいずれかをクリックします。
– 「承認」をクリックして、エントリーをブログに公開します。
– 「拒否する」をクリックして、エントリーを拒否します。エントリーを拒否する理由をオプション
で入力するように求めるプロンプトが出されます。この理由は、エントリーの作成者に E メール
通知で送信されます。作成者はエントリーを編集して、レビューしてもらうために再送信できま
す。
– エントリーを完全に削除する場合は、「削除」をクリックします。
v 「ドラフト」。ドラフトのブログ・エントリーを表示します。表示できるエントリーは、ユーザーの
役割によって異なります。作成者権限またはドラフト権限を持っている場合は、ドラフトとして保存
したエントリーを表示できます。コミュニティーの所有者は、ブログのすべてのドラフト・エントリ
ーを表示できます。エントリーを選択して「送信」をクリックすると、エントリーがブログに公開さ
れます。エントリーを完全に削除するには「削除」をクリックします。
v 「公開済み」。公開済みのブログ・エントリーを表示します。
v 「拒否済み」。拒否されたブログ・エントリーを表示します。
関連タスク:
『コミュニティー・ブログ・コメントの管理』
コミュニティー・ブログに投稿されたコメントをセントラル・ロケーションから表示して管理します。
コミュニティー・ブログ・コメントの管理
コミュニティー・ブログに投稿されたコメントをセントラル・ロケーションから表示して管理します。
このタスクについて
コミュニティー所有者としてブログのコメント管理を有効にした場合、「コメント」ページでコメントのレ
ビューと管理を行えます。
手順
1. ナビゲーション・サイドバーから「ブログ」を選択し、「設定」をクリックします。
2. ナビゲーションから「コメント」を選択し、以下のタブのいずれかを選択します。
v 「すべて」。すべてのブログ・コメントを表示します。
v 「承認が必要」。承認待ちのブログ・コメントを表示します。1 つ以上のエントリーを選択し、以下
のオプションのいずれかをクリックします。
– 「承認」をクリックして、コメントを公開します。
– 「拒否する」をクリックして、コメントを拒否します。コメントを拒否する理由をオプションで入
力するように求めるプロンプトが出されます。この理由は、コメントの作成者に E メール通知で
送信されます。作成者はコメントを編集して、レビューしてもらうために再送信できます。
– コメントを完全に削除する場合は、「削除」をクリックします。
v 「公開済み」。公開済みのブログ・コメントを表示します。
v 「拒否済み」。拒否されたブログ・コメントを表示します。
第 24 章 コミュニティー・ブログに関する作業
131
関連タスク:
130 ページの『コミュニティー・ブログ・エントリーの管理』
コミュニティー所有者は、コミュニティー・ブログ内のすべてのエントリーを表示および管理することがで
きます。
コミュニティー・ブログのヒット・カウントの表示
コミュニティー・ブログのヒット・カウントを表示して、どこからのヒットが多いかを確認できます。
このタスクについて
コミュニティー・ブログのヒット・カウントを確認するには、コミュニティーの所有者であることが必要で
す。ニュース配信リーダーやリンクなどの不確定な参照者からのヒット数は、直接のヒットとしてカウント
されます。
手順
1. ナビゲーション・サイドバーから「ブログ」を選択し、「設定」をクリックします。
2. ナビゲーションから「参照元」を選択して、以下のステップのうち 1 つ以上を実行します。
a. ヒットを削除するには、削除するヒットを選択して、「削除」をクリックします。
b. カウンターをゼロに戻すには、「ヒット・カウントのリセット」をクリックします。
関連タスク:
『コミュニティー・ブログへのファイルのアップロード』
イメージ・ファイルでコミュニティー・ブログを強化するには、ファイル・アップロード・ユーティリティ
ーを使用します。
133 ページの『コミュニティー・ブログへのリンクの追加』
コミュニティー所有者は、関連する Web サイト、フィード、画像へのリンクを追加することで、ブログを
強化できます。
コミュニティー・ブログへのファイルのアップロード
イメージ・ファイルでコミュニティー・ブログを強化するには、ファイル・アップロード・ユーティリティ
ーを使用します。
このタスクについて
アップロードできるデフォルトのファイル・サイズは、1 ファイル当たり 10 MB であり、ブログ内の全
ファイルの合計で 500 MB の制限があります。
手順
1. ナビゲーション・サイドバーから「ブログ」を選択し、「設定」をクリックします。
2. ナビゲーションから「ファイルのアップロード」を選択して、以下のステップのうち 1 つ以上を実行し
ます。
a. ファイルをアップロードするには、「参照」をクリックしてアップロードするファイルにナビゲート
してから、「アップロード」をクリックします。
b. 1 つのフォルダー内にファイルを編成するには、「新規ディレクトリー」フィールドに名前を入力し
て、「作成」をクリックします。
c. ファイルを削除するには、ファイルを選択して「削除」をクリックします。
132
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
次のタスク
アップロードしたファイルをブログ・エントリーに追加するには、リッチ・テキスト・エディターで「イメ
ージの挿入」アイコンをクリックして、そのファイルを参照します。
関連タスク:
132 ページの『コミュニティー・ブログのヒット・カウントの表示』
コミュニティー・ブログのヒット・カウントを表示して、どこからのヒットが多いかを確認できます。
『コミュニティー・ブログへのリンクの追加』
コミュニティー所有者は、関連する Web サイト、フィード、画像へのリンクを追加することで、ブログを
強化できます。
コミュニティー・ブログへのリンクの追加
コミュニティー所有者は、関連する Web サイト、フィード、画像へのリンクを追加することで、ブログを
強化できます。
手順
1. ナビゲーション・サイドバーから「ブログ」を選択し、「設定」をクリックします。
2. ナビゲーションから「リンク」を選択します。
3. 「リンクの追加」をクリックして、リンク名を入力し、オプションで説明を入力します。
4. リンク、フィードまたは画像の URL を該当するフィールドに入力します。
5. リンクのソート順を指定するための数値を「ソート優先度」フィールドに入力します。
6. 「保存」 をクリックします。
次のタスク
リンクの横にある「編集」をクリックし、必要に応じて詳細を更新することにより、リンクを編集できま
す。リンクを削除するには、削除するリンクを選択して「削除」をクリックします。
関連タスク:
132 ページの『コミュニティー・ブログのヒット・カウントの表示』
コミュニティー・ブログのヒット・カウントを表示して、どこからのヒットが多いかを確認できます。
132 ページの『コミュニティー・ブログへのファイルのアップロード』
イメージ・ファイルでコミュニティー・ブログを強化するには、ファイル・アップロード・ユーティリティ
ーを使用します。
第 24 章 コミュニティー・ブログに関する作業
133
134
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 25 章 コミュニティー Wiki に関する作業
Wiki を使用して、リソースをコミュニティーに共有し、仲間のメンバーと共同作業を行います。
次の各トピックでは、コミュニティー Wiki の作成と管理の方法について説明します。コミュニティー
Wiki での作業に関する追加情報については、『Wiki』を参照してください。
関連タスク:
76 ページの『コミュニティー・ウィジェットの操作』
コミュニティーのウィジェットと対話するには、ウィジェット・アクション・メニューにあるオプションを
使用します。実行できるアクションは、コミュニティー内のユーザーの役割に応じて決まります。
関連資料:
39 ページの『第 10 章 コミュニティー』
同じことがらに関心を持つユーザーと集まることができます。
コミュニティーへの Wiki の追加
情報とリソースを仲間のコミュニティー・メンバーに共有し、プロジェクトで共同作業できるように、Wiki
をコミュニティーに追加します。
始める前に
コミュニティーに Wiki を追加するには、コミュニティー所有者であり、かつコミュニティーにログインし
ている必要があります。既存の Wiki をコミュニティーに追加することはできません。
このタスクについて
Wiki をコミュニティーに追加すると、メンバーが継続的な共同作業プロセスで情報を作成および更新する
ために、協力して作業できる共有環境が提供されます。Wiki メンバーシップはコミュニティーによって管
理され、メンバーシップの役割間に直接のマッピングが存在します。編集者の役割を持つコミュニティー・
メンバーは、Wiki 内でページの作成と編集を行うことができます。メンバーには、デフォルトで編集者の
役割が付与されます。読者の役割のユーザー、またはコミュニティーのメンバーではないユーザーは、Wiki
のコンテンツを読むことはできますが、投稿も変更もできません。Wiki に対するメンバーシップ役割設定
を変更するには、『コミュニティー Wiki の管理』を参照してください。
Wiki をコミュニティーに追加すると、その Wiki の名前はコミュニティーと同じ名前になります。Wiki
領域がコミュニティーの「概要」ページに追加され、コミュニティーのメンバーが Wiki にデータを追加し
始めると、Wiki の最新の 5 つの更新へのリンクがこの領域に表示されます。Wiki リンクは、ナビゲーシ
ョン・サイドバーにも表示されます。このリンクをクリックすると、Wiki が開きます。
手順
Wiki をコミュニティーに追加するには、以下の手順を実行します。
1. コミュニティーの「概要」ページから、「コミュニティー・アクション」 > 「カスタマイズ」を選択
します。
注: 「コミュニティー・アクション」メニューにアクセスするには、コミュニティーにログインする必
要があります。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
135
2. 「Wiki」をクリックして、Wiki をコミュニティーに追加します。
3. オプション: 「閉じる」をクリックして、コンテンツ・パレットを閉じます。
次のタスク
コミュニティーから、以下を実行します。
v 新規 Wiki ページを作成するには、「Wiki ページの作成」をクリックします。
v Wiki を開いて最新アクティビティーを表示するには、「すべて表示」をクリックします。
v Wiki 設定を編集するには、「コミュニティー・アクション」 > 「コミュニティーの編集」をクリック
し、「Wiki」タブをクリックします。
関連タスク:
『コミュニティー Wiki へのページの追加』
新規 Wiki ページを追加して、仲間のコミュニティー・メンバーと情報の共有と共同作業を行います。
139 ページの『コミュニティー Wiki の管理』
コミュニティーへの Wiki の追加後に、Wiki の説明を編集したり、Wiki を非表示にしたり、コミュニティ
ーから Wiki を削除したりできます。
コミュニティー Wiki へのページの追加
新規 Wiki ページを追加して、仲間のコミュニティー・メンバーと情報の共有と共同作業を行います。
始める前に
コミュニティー・メンバーがコミュニティー Wiki にページを追加するには、編集者の役割が必要です。
このタスクについて
コミュニティーに Wiki が関連付けられていて、適切なアクセス権限レベルを持っている場合は、コミュニ
ティーから直接 Wiki にページを追加することができます。
手順
Wiki ページを作成するには、以下の手順を実行します。
1. コミュニティーの「概要」ページを開きます。
2. 「Wiki」領域で、「Wiki ページの作成」をクリックします。
3. 「新規ページ」フィールドにページの名前を入力します。 名前は、ページの内容を説明するものにして
ください。
4. 「タグの追加」をクリックして、Wiki ページのコンテンツを説明するキーワードを追加します。
5. 提供されているテキスト・フィールドにコンテンツを入力し、「保存して閉じる」をクリックします。
136
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
関連タスク:
135 ページの『コミュニティーへの Wiki の追加』
情報とリソースを仲間のコミュニティー・メンバーに共有し、プロジェクトで共同作業できるように、Wiki
をコミュニティーに追加します。
『Wiki ページに対する作業』
コミュニティー Wiki へのアクセス権限のレベルに応じて、Wiki ページでさまざまな作業を行えます。
139 ページの『Wiki ページの検索』
コミュニティー Wiki のサイズが大きくなったときに特定の情報を探す場合、さまざまな方法で Wiki ペー
ジを検索できます。
コミュニティー Wiki へのビデオの埋め込み
コミュニティー Wiki に Flash ビデオ・ファイルまたは YouTube ビデオを埋め込むことができます。
手順
1. 「編集」をクリックして、Wiki ページを編集してから、以下のいずれかのタスクを実行します。
a. Flash ビデオを埋め込むには以下の手順を実行します。
1) ビデオを埋め込む位置にカーソルを置いて、リッチ・テキスト・エディターのツールバーの
Flash アイコン
をクリックします。
2) Flash デモの URL を入力します。Flash デモのファイル拡張子は通常 .swf です。
3) ビデオの幅と高さ、およびビデオの周囲に設定する縦方向と横方向の余白の値をピクセル単位で
入力することにより、デフォルトの表示設定をオーバーライドします。
4) 「プレビュー」をクリックすると、そのビデオが Wiki ページにどのように表示されるかを確認
できます。
5) 「OK」をクリックして、変更内容を保存します。
a. YouTube ビデオを埋め込むには以下の手順を実行します。
1) YouTube のビデオ・ページで、「共有」をクリックしてから「埋め込みコード」をクリックしま
す。
2) ビデオの埋め込み情報をコピーします。
3) Wiki ページの「HTML ソース」タブをクリックし、ビデオを埋め込む位置にカーソルを置きま
す。
4) ステップ ii でコピーしたコードを、<p> の開始タグと終了タグの間に貼り付けます。例:
<p>
<iframe width="560" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/QbEPPnZWJOw" frameborder="0"
allowfullscreen></iframe>
</p>
2. Wiki ページを保存してから最新表示して、ビデオが表示されることを確認します。
Wiki ページに対する作業
コミュニティー Wiki へのアクセス権限のレベルに応じて、Wiki ページでさまざまな作業を行えます。
手順
1. コミュニティーの「概要」ページでナビゲーション・サイドバーから「Wiki」を選択して、作業対象の
ページを開きます。
2. 以下のタスクの 1 つ以上を実行します。
第 25 章 コミュニティー Wiki に関する作業
137
a. Wiki ページを編集するには、「編集」をクリックし、更新を行ってから、「保存して閉じる」をク
リックします。
b. 現在のページの子ページを作成するには、「ページのアクション」 > 「子の作成」を選択し、新規
ページの詳細を入力して保存します。
c. 現在の Wiki ページと同じレベルのページを作成するには、「ページのアクション」 > 「ピアの作
成」を選択し、新規ページの詳細を入力して保存します。
d. ページのコンテンツを印刷するには、「ページのアクション」 > 「ページの印刷」を選択します。
e. ページを移動するには、「ページのアクション」 > 「ページの移動」を選択し、以下のオプション
のいずれかを選択してから「OK」をクリックします。
v ページを Wiki 内でトップレベルのページにするには、「このページをトップレベルのページに
する」チェック・ボックスを選択します。
v ページを既存の Wiki ページの子ページにするには、親ページの名前を「このページの移動先」
フィールドに入力するか、表示されるページ・リストからページを選択します。
v Wiki の目次の順序を変更するには、「再配列の範囲」リストからページ・タイトルを選択し、矢
印を使用してそのページを希望の位置に移動します。
f. ページをダウンロードするには、「ページのアクション」 > 「ページのダウンロード」を選択し、
ダウンロードしたページを表示するか保存するかを指定します。
g. ページを削除するには、「ページのアクション」 > 「ごみ箱に移動」を選択して、「OK」をクリ
ックします。 編集者アクセス権限を持つコミュニティー・メンバーが削除できるのは、自分が作成
したページのみです。コミュニティー所有者は Wiki 内の任意のページを削除できます。
h. ページにコメントするには、「コメントの追加」をクリックして、その Wiki ページに対する自分の
返答を追加します。
i. ページに添付ファイルを追加するには、「添付ファイル」タブをクリックし、「添付ファイルの追
加」をクリックします。
j. ページの前のバージョンを表示するには、「バージョン」タブをクリックし、表示したいページのバ
ージョンの横にある「表示」をクリックします。
関連タスク:
136 ページの『コミュニティー Wiki へのページの追加』
新規 Wiki ページを追加して、仲間のコミュニティー・メンバーと情報の共有と共同作業を行います。
削除したページに関する作業
Wiki ページを削除すると、そのページは「ごみ箱」ビューに移動します。「ごみ箱」からは完全に削除す
ることも、復元することもできます。
このタスクについて
Wiki ページを削除した後でそのページが必要になった場合は、「ごみ箱」ビューからページを復元するこ
とができます。ただし、ごみ箱を空にする前に行う必要があります。ごみ箱を空にする頻度を決定するのは
管理者です。 Wiki ページを「ごみ箱」ビューから削除すると、そのページは完全に削除され、復元できな
くなります。
編集者アクセス権限を持つコミュニティー・メンバーは、自分が作成したページを削除または復元すること
ができます。コミュニティー所有者は Wiki 内の任意のページを削除および復元できます。
138
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
手順
1. コミュニティー Wiki を開き、ナビゲーション・サイドバーから「ごみ箱」を選択します。
2. 1 つ以上のページを選択し、以下のオプションのいずれかをクリックします。
v 「復元」。ページを Wiki に再公開します。
v 「削除」。Wiki からページを完全に削除します。
Wiki ページの検索
コミュニティー Wiki のサイズが大きくなったときに特定の情報を探す場合、さまざまな方法で Wiki ペー
ジを検索できます。
手順
1. コミュニティーの「概要」ページのナビゲーション・サイドバーから「Wiki」を選択します。
2. 以下のタスクの 1 つ以上を実行します。
a. ページ階層を使用してページを参照するには、ナビゲーション・サイドバーを展開してページを選択
します。
b. 特定のキーワードでタグ付けされたページを検索するには、「タグ」フィルター内のタグをクリック
します。
c. ページを検索するには、検索メニューから「この Wiki」が選択されていることを確認し、検索フィ
ールドにページ・タイトルを入力して、検索アイコンをクリックします。
d. ページを日付で検索するには、「日付」フィルターを展開し、検索対象とする期間を選択します。
e. タイトルが分かっているページを直接開くには、「インデックス」をクリックし、「ページ」フィル
ターを展開して、「ページに移動」をクリックします。「タイトル」フィールドにページ・タイトル
を入力して、検索アイコンをクリックします。
f. 自分が編集したページを検索するには、「インデックス」をクリックし、「ページ」フィルターを展
開して、「自分が編集」をクリックします。
関連タスク:
136 ページの『コミュニティー Wiki へのページの追加』
新規 Wiki ページを追加して、仲間のコミュニティー・メンバーと情報の共有と共同作業を行います。
コミュニティー Wiki の管理
コミュニティーへの Wiki の追加後に、Wiki の説明を編集したり、Wiki を非表示にしたり、コミュニティ
ーから Wiki を削除したりできます。
このタスクについて
コミュニティー所有者は、コミュニティー Wiki の基本情報の編集、メンバーのメンバーシップ役割の変
更、Wiki アクティビティーの一時停止、コミュニティーからの Wiki の削除を行うことができます。
手順
v メンバーシップ役割を編集するには、以下の手順を実行します。
1. 「概要」ページの「コミュニティー・アクション」 > 「コミュニティーの編集」を選択し、
「Wiki」タブをクリックします。
2. 「メンバー」領域で「編集者」または「読者」を選択し、「保存」をクリックします。
注: 選択した役割は、コミュニティーのすべてのメンバーに適用されます。
第 25 章 コミュニティー Wiki に関する作業
139
v コミュニティーの「概要」ページから以下の管理タスクを実行することもできます。これらのタスクを
実行するには、Wiki ウィジェットのタイトル・バーにある「アクション」アイコン
て、表示されるメニュー項目を選択します。
をクリックし
– 「概要」ページでウィジェットを上下に移動するには、「上へ移動」または「下へ移動」の適切な方
を選択します。
– Wiki を非表示にするには、「非表示」を選択し、コミュニティーから Wiki を一時的に削除すること
を確認します。
Wiki アクティビティーを再開する準備ができたら、「コミュニティー・アクション」 > 「カスタマ
イズ」をクリックしてウィジェット・パレットを開き、「非表示」をクリックして「Wiki」を選択し
て、Wiki をコミュニティーに復元します。以前に Wiki に追加したすべてのコンテンツも復元されま
す。
– Wiki とそのすべてのコンテンツを削除するには、「削除」を選択し、Wiki を完全に削除することを
確認するためのフォームに入力します。
重要: このアクションを実行すると、Wiki のすべてのコンテンツが完全に削除され、それ以降は取得
できなくなります。
関連タスク:
135 ページの『コミュニティーへの Wiki の追加』
情報とリソースを仲間のコミュニティー・メンバーに共有し、プロジェクトで共同作業できるように、Wiki
をコミュニティーに追加します。
目次を Wiki ページに追加
コンテンツの概要を Wiki ページに表示するために、ページに目次を追加します。
このタスクについて
目次は、見出し 2、3、4 としてフォーマットされたテキストを抽出するマクロによって生成されます。コ
ンテンツを HTML ソースとして表示すると、これらの見出しは、 <h2>、<h3>、<h4> の各タグとして定
義されています。これらの見出しのタグが付けられているコンテンツを追加または削除すると、目次が自動
的に更新されます。
目次は編集できません。
手順
1. Wiki ページを作成または編集します。
2. 目次を表示する場所にカーソルを移動します。
3. エディターのツールバーで、「マクロ」リストをクリックします。
4. 「目次」を選択して、ページに目次を追加します。
140
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 26 章 アイデア・ブログに関する作業
アイデア・ブログは、コミュニティーにとって中心的なブログ・スペースです。コミュニティー・メンバー
は、コミュニティーが関心を持っている分野について、アイデア・ブログにアイデアを投稿したり投票した
りすることができます。アイデア・ブログのメンバーシップはコミュニティーに限定されます。
コミュニティー所有者は、コミュニティーにアイデア・ブログを追加する際に、以下のことができます。
v メンバーによるアイデアの投稿を許可する。
v 参加者に対して、気に入ったアイデアに投票するように促す。
v コミュニティーが評価しているアイデアを高評価にする。
v アイデア・ブログを凍結して、それ以降のアイデアの投稿、投票、コメントの追加を禁止する。
v アイデア・ブログを再オープンして、アイデア、コメント、投票を再び受け入れるようにする。
v アイデア・ブログの設定を管理する。
関連タスク:
76 ページの『コミュニティー・ウィジェットの操作』
コミュニティーのウィジェットと対話するには、ウィジェット・アクション・メニューにあるオプションを
使用します。実行できるアクションは、コミュニティー内のユーザーの役割に応じて決まります。
関連資料:
39 ページの『第 10 章 コミュニティー』
同じことがらに関心を持つユーザーと集まることができます。
ユーザーのコミュニティーへのアイデア・ブログの追加
自分がコミュニティー所有者である場合、アイデア・ブログをコミュニティーに追加して、コミュニティー
に関連するアイデアに対してメンバーが共有および投票できるようにできます。コミュニティーに作成でき
るアイデア・ブログは 1 つのみです。
このタスクについて
アイデア・ブログは、コミュニティー・メンバーが動的な方法でアイデアを共有および昇格できる中央集中
の場所です。中央集中の場所でアイデアを取り込むことにより、メンバーの創造力を活用し、コミュニティ
ーの目標を支える革新的な概念のブレーンストーミング、発展、洗練を促進します。
手順
コミュニティーにアイデア・ブログを作成するには、以下の手順を実行します。
1. コミュニティーの「概要」ページで、「コミュニティー・アクション」 > 「カスタマイズ」の順に選
択します。
注: 「コミュニティー・アクション」メニューにアクセスするには、ログインする必要があります。
2. 「アイデア・ブログ」を選択します。
3. オプション: ウィジェット・パレットを閉じます。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
141
タスクの結果
コミュニティーの「概要」ページに「アイデア・ブログ」領域が追加されます。コミュニティー・メンバー
がアイデア・ブログへのコンテンツの追加を開始すると、この領域に最新のアイデア更新の要約が表示さ
れ、それぞれのアイデアが受信したコメント、訪問、投票の数を確認できます。最初のアイデアを追加する
には、「最初のアイデアを作成」をクリックします。
「アイデア・ブログ」リンクはナビゲーション・サイドバーにも表示されます。 「アイデア・ブログ」に
は、コミュニティーと同じ名前が自動的に付けられます。
次のタスク
コミュニティーから、以下を実行します。
v 「アイデア・ブログ」で「アイデアの投稿」をクリックして、アイデアをアイデア・ブログに追加しま
す。
v 「アイデア・ブログ」領域でアイデアを 1 つ選択して開き、その詳細を確認します。
v 「すべて表示」をクリックしてアイデア・ブログを開き、コミュニティー・メンバーによって追加され
たすべてのアイデアを表示します。
v ナビゲーションから「アイデア・ブログ」を選択して、アイデア・ブログで作業するためのその他のオ
プションにアクセスします。
アイデアの作成と投票を効果的に制御するためのアイデア・ブログの管理方法の詳細については、『コミュ
ニティーのアイデア・ブログの管理』を参照してください。
関連タスク:
143 ページの『アイデア・ブログへの投稿』
コミュニティーにアイデア・ブログが設けられている場合は、それを使用して、コミュニティーの関心分野
に関連するアイデアに対して投稿や投票を行えます。
アイデア・ブログへのアイデアの投稿
コミュニティーのアイデア・ブログを更新して、自分の最新のアイデアを仲間のコミュニティー・メンバー
に共有します。
始める前に
アイデアをアイデア・ブログに投稿するには、コミュニティーのメンバーである必要があります。
このタスクについて
コミュニティーにアイデア・ブログがあり、適切なアクセス権限レベルを持っている場合は、コミュニティ
ーから直接アイデア・ブログに自分のアイデアを追加できます。
手順
1. コミュニティーの「概要」ページを開きます。
2. 「アイデア・ブログ」領域で、「アイデアの投稿」をクリックします。
3. 「タイトル」フィールドにタイトルを入力します。
4. 「タグの追加」をクリックして、アイデアを分類するキーワードを追加し、後で見つけやすいようにし
ます。
5. 「アイデア」テキスト・フィールドにアイデアを入力します。
142
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
6. 「拡張設定」をクリックして、以下の設定を制御します。
v 文字を顔文字に変換することを許可します。
v アイデアの投稿を指定する日時に行います。
v アイデアに対してコメントを投稿できる日数を制限します。
v アイデアを指すカスタム URL を指定します。
v ビデオなどの外部メディアへのリンクを含めます。
7. 以下のいずれかを実行します。
v アイデアを公開するには、「投稿」をクリックします。
v アイデアを公開せずにドラフトとして保存するには、「ドラフトとして保存」をクリックします。
v アイデアを投稿前に確認するには、「プレビュー」をクリックします。
次のタスク
アイデア・ブログでは、他のユーザーのアイデアへの投票とコメントができます。自分のアイデアがコミュ
ニティーから十分な支持を受けたと考えたときにそのアイデアを高評価にすることもできます。アイデアで
できる作業の詳細については、『アイデア・ブログに関する作業』を参照してください。
アイデア・ブログでの作業が終了したら、ナビゲーション内のいずれかのコミュニティー・ページ・リンク
をクリックして、コミュニティーに戻ることができます。
関連タスク:
『アイデア・ブログへの投稿』
コミュニティーにアイデア・ブログが設けられている場合は、それを使用して、コミュニティーの関心分野
に関連するアイデアに対して投稿や投票を行えます。
アイデア・ブログへの投稿
コミュニティーにアイデア・ブログが設けられている場合は、それを使用して、コミュニティーの関心分野
に関連するアイデアに対して投稿や投票を行えます。
手順
コミュニティーのアイデア・ブログで以下のような作業を行えます。
コミュニティーの「概要」ページで、ナビゲーション・サイドバーから「アイデア・ブログ」を選択しま
す。
v アイデア・ブログでアクティビティーを確認するには、ナビゲーション・ペインから以下のビューのい
ずれかを選択します。
– 「すべてのアイデア」には、高評価したアイデアを含め、アイデア・ブログに投稿されたすべてのア
イデアが表示されます。
– 「オープンのアイデア」には、まだ投票、コメント、高評価などのアクションを実行できるアイデア
のみが表示されます。
– 「高評価したアイデア」には、自分が高く評価したアイデアが表示されます。
– 「自分の投票」には、自分が投票したアイデアが表示されます。
v アイデア・ブログにアイデアを追加するには、「新規アイデア」をクリックして、表示されるフォーム
に入力します。
第 26 章 アイデア・ブログに関する作業
143
v 支持するアイデアに投票するには、「投票」をクリックします。投票したアイデアについて考えが変わ
った場合は、「投票済み」をクリックして、投票を取り消します。
注: コミュニティー所有者は、各参加者が入れることのできる票の数を、アイデア・ブログの「設定」ペ
ージで設定できます。参加者が無制限に投票できるようにすることも、指定した回数に制限することも
できます。 状況メッセージは、既に投票した回数と、投票可能な残りの回数を追跡します。
v アイデアにコメントするには、対象のアイデアを選択して、「コメントの追加」をクリックします。
v アイデアについて他のユーザーに通知するには、対象のアイデアを選択して、「他のアクション」 >
「他のユーザーに通知」を選択します。
v アイデアに重複のマークを付けるには、そのアイデアを選択し、「他のアクション」 > 「重複としてマ
ーク」を選択します。
関連タスク:
142 ページの『アイデア・ブログへのアイデアの投稿』
コミュニティーのアイデア・ブログを更新して、自分の最新のアイデアを仲間のコミュニティー・メンバー
に共有します。
141 ページの『ユーザーのコミュニティーへのアイデア・ブログの追加』
自分がコミュニティー所有者である場合、アイデア・ブログをコミュニティーに追加して、コミュニティー
に関連するアイデアに対してメンバーが共有および投票できるようにできます。コミュニティーに作成でき
るアイデア・ブログは 1 つのみです。
コミュニティーのアイデア・ブログの管理
アイデア・ブログをコミュニティーに追加すると、アイデア・ブログに関する基本的な情報を編集したり、
コミュニティー・メンバーのアクセス・レベルを変更したり、アイデア・ブログのコメントを管理するかど
うかを指定したりすることができます。また、アイデア・ブログのメンバーシップを制御したり、アイデ
ア・ブログを非表示にしたり、アイデア・ブログをコミュニティーから削除したりすることもできます。ア
イデア・ブログを管理して、アイデアの作成と投票を効果的に制御することもできます。
始める前に
アイデア・ブログの管理タスクを実行するには、コミュニティーの所有者である必要があります。また、
このタスクについて
コミュニティーにアイデア・ブログがある場合、コミュニティーから複数の方法でアイデア・ブログを管理
できます。 例えば、アイデア・ブログを非表示したり、削除したり、アイデア・ブログのメンバーシップ
を更新したりできます。アイデアの作成と投票の制御や、アイデア・ブログの設定の管理も行えます。
手順
v アイデア・ブログの名前、説明、タグ、タイム・ゾーンなど、アイデア・ブログの基本的な情報を編集
するには、「概要」ページで「コミュニティー・アクション」 > 「コミュニティーの編集」を選択し、
「アイデア・ブログ」タブをクリックします。または、ウィジェット・アクション・メニューから「編
集」を選択します。
v アイデア・ブログに対するコミュニティー・メンバーのアクセス・レベルを変更するには、「概要」ペ
ージで「コミュニティー・アクション」 > 「コミュニティーの編集」を選択し、以下に示すいずれかの
アクセス・オプションを選択します。
– 作成者。 メンバーは、アイデア・ブログにアイデアを投稿することができます。
– 「ドラフト」。メンバーは、ドラフトのアイデアだけを保存することができます。
144
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
– ビューアー。メンバーは、アイデアを表示することはできますが、アイデア・ブログに投稿すること
はできません。
初めてアイデア・ブログを作成すると、コミュニティー内のすべてのメンバーに対して、作成者アクセ
ス権限がデフォルトで付与されます。
v アイデア・ブログに追加されたコメントを管理するかどうかを指定するには、「概要」ページで「コミ
ュニティー・アクション」 > 「コミュニティーの編集」を選択し、「コメント」リストでオプションを
選択します。管理対象コメントは、アイデア・ブログへの投稿がコミュニティー所有者によって承認さ
れるまで、ドラフト状態で保存されます。
v アイデア・ブログのメンバーを追加または削除するには、そのメンバーのコミュニティー・メンバーシ
ップを追加または削除する必要があります。 これは、コミュニティーの「メンバー」ページで実行でき
ます。コミュニティー・メンバーシップの変更の詳細については、『コミュニティー・メンバーシップ
の管理』を参照してください。
v アイデアの作成と投票を制御するには、ナビゲーション・サイドバーから「アイデア・ブログ」を選択
し、必要に応じて以下の手順を実行します。
– アイデアがコミュニティーから十分な支持を得られたと判断したら、そのアイデアを選択して、「高
評価」をクリックします。さらにアイデアを発展させるためのアクティビティーを作成することもで
きます。高評価したアイデアに関して考えが変わった場合は、アイデアを開いて「高評価のキャンセ
ル」を選択します。
– アイデア・ブログからアイデアを削除するには、「アイデア・ブログ・アクション」 > 「アイデア・
ブログの管理」を選択して、ナビゲーション・サイドバーから「アイデア」を選択します。削除する
アイデアを選択して「削除」をクリックしてから、「OK」をクリックします。
– アイデア・ブログへの新規アイデアの追加を停止するには、「アイデア・ブログ・アクション」 >
「アイデア作成の停止」をクリックします。ユーザーは、アイデアを投稿できなくなりますが、引き
続きブログ内の既存のアイデアに投票したり、コメントすることはできます。
– アイデア・ブログを完全に凍結するには、「アイデア・ブログ・アクション」 > 「アイデア・ブログ
の凍結」を選択します。ユーザーは、新規アイデアを投稿することも、既存のアイデアに投票したり
コメントすることもできなくなります。
– アイデア・ブログの一般設定を管理するには、「アイデア・ブログ・アクション」 > 「アイデア・ブ
ログの管理」を選択し、必要に応じて設定を更新します。
– すべてのアイデアをファイルにエクスポートするには、「アイデア・ブログ・アクション」 > 「アイ
デアのエクスポート」を選択します。アイデアは CSV ファイルにエクスポートされます。
v コミュニティーの「概要」ページから以下のアイデア・ブログの管理タスクを実行できます。これに
は、アイデア・ブログ・ウィジェットのタイトル・バーにある「アクション」アイコン
して、表示されるメニュー項目を選択します。
をクリック
– アイデア・ブログ・ウィジェットを「概要」ページの上または下へと移動するには、「上へ移動」ま
たは「下へ移動」を選択します。
– アイデア・ブログを非表示にするには、「非表示」を選択し、コミュニティーからアイデア・ブログ
を一時的に削除することを確認します。
アイデア・ブログ・アクティビティーを再開する準備ができたら、「コミュニティー・アクション」
> 「カスタマイズ」の順に選択し、ウィジェット・パレットの「非表示」セクションで「アイデア・
ブログ」を選択します。すべてのアイデア・ブログ・コンテンツがコミュニティーに復元されます。
– アイデア・ブログとそのすべてのコンテンツを削除するには、「削除」を選択し、アイデア・ブログ
を完全に削除することを確認するためのフォームに入力します。
第 26 章 アイデア・ブログに関する作業
145
重要: このアクションを実行すると、アイデア・ブログのコンテンツが完全に削除され、それ以降は
取得できなくなります。
関連タスク:
83 ページの『コミュニティー・メンバーシップの管理』
コミュニティーの所有者は、コミュニティーのメンバーシップを管理する責任があります。例えば、メンバ
ーがコミュニティー・コンテンツに加えることができる変更内容を拡大または制限するために、時々コミュ
ニティー・メンバーの役割を変更しなければならない場合があります。または、コミュニティーのメンバー
が活発な投稿者ではなく、コミュニティーのメンバーである必要がなくなった場合は、それらのメンバーを
メンバーシップ・リストから削除することを検討します。
146
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 27 章 メディア・ギャラリーの使用
メディア・ギャラリーをコミュニティーに追加して、自分とその他のユーザーが、写真とビデオをコミュニ
ティーの他のメンバーに共有できるようにします。
関連タスク:
76 ページの『コミュニティー・ウィジェットの操作』
コミュニティーのウィジェットと対話するには、ウィジェット・アクション・メニューにあるオプションを
使用します。実行できるアクションは、コミュニティー内のユーザーの役割に応じて決まります。
関連資料:
39 ページの『第 10 章 コミュニティー』
同じことがらに関心を持つユーザーと集まることができます。
コミュニティーへのメディア・ギャラリーの追加
メディア・ギャラリー・ウィジェットをコミュニティーに追加して、メンバーがコミュニティーの他のメン
バーとマルチメディア・コンテンツを共有できるようにします。
始める前に
コミュニティーにメディア・ギャラリーを追加するには、コミュニティーの所有者である必要があります。
コミュニティーに含めることができるメディア・ギャラリーは 1 つのみです。
このタスクについて
コミュニティーにメディア・ギャラリーを追加すると、専用のマルチメディア・スペースが作成されます。
メンバーは、ここにコミュニティーに関連する写真とビデオをアップロードし、表示できます。
コミュニティーにメディア・ギャラリーを追加すると、コミュニティーの「概要」ページにメディア・ギャ
ラリー・ウィジェットが追加されます。コミュニティー・メンバーがメディア・ギャラリーへのコンテンツ
の追加を開始すると、そのコンテンツのサムネール・イメージの選択肢一覧がウィジェットに表示されま
す。ナビゲーション・サイドバーへの「メディア・ギャラリー」リンクの追加も行われます。これにより、
メンバーは、コミュニティー内のすべてのマルチメディア・コンテンツにアクセスできるようになります。
手順
メディア・ギャラリーをコミュニティーに追加するには、以下の手順を実行します。
注: ウィジェットがコミュニティーに追加されるときにデフォルトのコンテンツ・タイプが存在しない場
合、ファイルを表示できないことを示すエラー・メッセージが表示されます。 管理者にお問い合わせくだ
さい。
1. コミュニティーの「概要」ページから、「コミュニティー・アクション」 > 「カスタマイズ」を選択
します。
注: 「コミュニティー・アクション」メニューにアクセスするには、ログインする必要があります。
2. 「メディア・ギャラリー」をクリックして、ウィジェット・パレットを閉じます。
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147
次のタスク
メディア・ギャラリー内に表示するコンテンツのタイプ (写真のみ、ビデオのみ、または両方) を指定する
ことができます。ウィジェット・アクション・メニューから「編集」を選択して、表示するコンテンツのタ
イプと使用するテンプレートを選択します。 詳しくは、『メディア・ギャラリー・ウィジェットの管理』
を参照してください。
関連タスク:
『コミュニティーのメディア・ギャラリーの表示』
自分と他のメンバーがコミュニティーのメディア・ギャラリーに追加した写真とビデオを表示します。
149 ページの『メディア・ギャラリーへのコンテンツのアップロード』
コミュニティーのメディア・ギャラリーを使用して、写真とビデオを他のコミュニティー・メンバーに共有
することができます。
151 ページの『メディア・ギャラリーのコンテンツの操作』
コミュニティーのメディア・ギャラリー内のコンテンツは、アクセス・レベルに応じて、 さまざまな方法
で操作できます。
153 ページの『メディア・ギャラリー・ウィジェットの管理』
コミュニティー所有者は、メディア・ギャラリー・ウィジェットの設定を編集することで、ウィジェットに
表示するコンテンツのタイプを指定できます。ウィジェットを非表示にすることも、コミュニティーから削
除することもできます。
コミュニティーのメディア・ギャラリーの表示
自分と他のメンバーがコミュニティーのメディア・ギャラリーに追加した写真とビデオを表示します。
始める前に
コミュニティーのメディア・ギャラリーを開くには、対象のコミュニティーの「概要」ページで、メディ
ア・ギャラリー・ウィジェットの「すべて表示」をクリックするか、ナビゲーションから「メディア・ギャ
ラリー」を選択します。
このタスクについて
「メディア・ギャラリー」ページには、コミュニティーのメディア・ギャラリー内にあるすべてのマルチメ
ディア・コンテンツのサムネールが表示されます。ユーザーは、各ファイルをアップロードしたユーザー、
ファイルの最終更新日時、さらにファイルがロックされているかどうかを確認できます。また、ファイルを
ダウンロードしたユーザー数、およびファイルにコメントしたユーザー数を確認したり、ギャラリー・プレ
ビューアーを使用して写真やビデオをプレビューしたりすることもできます。
手順
メディア・ギャラリーのコンテンツを表示する場合は、以下からオプションを選択します。
v 「ソート順」オプションを使用して、日付別またはコメント数順にコンテンツをソートします。
v 「表示」オプションを使用して、マルチメディア・コンテンツをギャラリー形式またはリスト形式で表
示します。
ヒント: ファイルがダウンロードされた回数、またはファイルに「いいね」と言っている人数を確認する
場合は、リスト形式を選択します。リスト・ビューでは、その他のソート・オプションも使用可能で
す。例えば、日付別、コメント数順の他に、人気度別、「いいね」の多い順にソートすることもできま
す。
148
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
v 「表示」オプションを使用して、写真のみ、ビデオのみ、写真とビデオを一緒に表示するよう、表示内
容をフィルタリングします。
注: コミュニティー所有者は、ビデオまたは写真のどちらかのコンテンツ・タイプのみが表示されるよう
にメディア・ギャラリー・ウィジェットを構成することができます。この場合、メディア・ギャラリー
のコンテンツをファイル・タイプ別にフィルタリングするオプションは使用できません。
v サムネールをクリックして、プレビューアーでファイルを開きます。 プレビューアーから、以下の操作
を実行できます。
– ダイアログの横にある矢印を使用して、現在のビュー以外のサムネールを表示します。矢印キーも使
用できます。
– イメージの下の「要約に移動」をクリックして、ファイルを処理するための拡張オプションにアクセ
スします。
– ビデオ・ファイルを表示している場合は、「再生」の矢印をクリックしてビデオを再生します。
の横に数値が表示されている場合、その数値をクリックすると、そのファイ
v 「いいね」アイコン
ルに対して「いいね」をクリックしたユーザーのリストが表示されます。
v ファイル名をクリックして、ファイルについての詳細情報を表示し、ファイルを処理するための拡張オ
プションにアクセスします。メディア・ギャラリー・ファイルを使用して実行できることの詳細につい
ては、『メディア・ギャラリーのコンテンツの操作』を参照してください。
関連タスク:
147 ページの『コミュニティーへのメディア・ギャラリーの追加』
メディア・ギャラリー・ウィジェットをコミュニティーに追加して、メンバーがコミュニティーの他のメン
バーとマルチメディア・コンテンツを共有できるようにします。
151 ページの『メディア・ギャラリーのコンテンツの操作』
コミュニティーのメディア・ギャラリー内のコンテンツは、アクセス・レベルに応じて、 さまざまな方法
で操作できます。
『メディア・ギャラリーへのコンテンツのアップロード』
コミュニティーのメディア・ギャラリーを使用して、写真とビデオを他のコミュニティー・メンバーに共有
することができます。
メディア・ギャラリーへのコンテンツのアップロード
コミュニティーのメディア・ギャラリーを使用して、写真とビデオを他のコミュニティー・メンバーに共有
することができます。
始める前に
コミュニティー所有者は、ビデオのみまたは写真のみが表示されるようにメディア・ギャラリーを構成する
ことができます。この場合、ユーザー・インターフェースで選択可能なオプションを使用してアップロード
できるのは、指定したタイプのファイルのみになります。
このタスクについて
コミュニティーにメディア・ギャラリーがある場合、自分とその他のユーザーは、コミュニティーの「概
要」ページにあるメディア・ギャラリー・ウィジェット、またはメインの「メディア・ギャラリー」ページ
から、マルチメディア・コンテンツをコミュニティーにアップロードできます。
第 27 章 メディア・ギャラリーの使用
149
手順
ファイルをコミュニティーのメディア・ギャラリーにアップロードするには、以下の手順を実行します。
メディア・ギャラリー・ウィジェットから「アップロード」をクリックし、以下のいずれかのアクションを
実行します。
v 写真をアップロードするには、以下の手順を実行します。
1. 「新規写真」を選択します。
2. 「参照」をクリックして、アップロードするイメージを見つけます。
3. 「タグ」フィールドにタグを入力します (複数可)。これは、オプションの手順です。
4. 「説明」フィールドにイメージの説明 (オプション) を入力し、「アップロード」をクリックしま
す。
v ビデオをアップロードするには、以下の手順を実行します。
1. 「新規ビデオ」を選択します。
2. 「参照」をクリックして、アップロードするビデオを見つけます。
注: ビデオ・ファイルは H.264 フォーマット、オーディオは AAC を使用してエンコードする必要が
あります。 サポートされているコーデックの詳細情報については、以下の Web ページに移動してく
ださい。
http://kb2.adobe.com/cps/402/kb402866.html
3. 「タグ」フィールドにタグを入力します (複数可)。これは、オプションの手順です。
4. 「説明」フィールドにビデオの説明 (オプション) を入力します。
5. プレビュー・イメージをアップロードしてメディア・ギャラリーに表示するには、「ビデオのサムネ
ールのアップロード」 を選択します。これは、オプションの手順です。
6. 「アップロード」をクリックします。
7. ビデオのサムネール・イメージをアップロードするオプションを選択した場合は、「参照」をクリッ
クしてイメージを見つけ、「アップロード」をクリックします。 このステップを実行できるのは、
ビデオが正常にアップロードされた後のみです。
注: ビデオ・ファイルのプレビュー・イメージは、後で置換するファイルをアップロードして変更す
ることができます。詳しくは、『メディア・ギャラリーのコンテンツの操作』を参照してください。
タスクの結果
ファイルがメディア・ギャラリーにアップロードされます。最初に写真またはビデオをアップロードすると
きは、イメージがすぐには表示されない場合があります。代わりに、グレーのアイコンがファイルのプレー
スホルダーとして表示されます。現在のページにレンダリングされたファイルを表示するには、数分後にペ
ージを最新表示してください。
次のタスク
コミュニティーのメディア・ギャラリーに追加したファイルは、コミュニティーのファイル・ライブラリー
に保管されます。ファイル・ウィジェットを使用してメディア・ギャラリー・ファイルにアクセスすること
もできますが、メディア・ギャラリーの方をアクセス・ポイントとして使用することお勧めします。メディ
ア・ギャラリーには写真とビデオのファイルを操作するためのオプションがより多く用意されているためで
す。詳しくは、『メディア・ギャラリーのコンテンツの操作』を参照してください。
150
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
関連タスク:
147 ページの『コミュニティーへのメディア・ギャラリーの追加』
メディア・ギャラリー・ウィジェットをコミュニティーに追加して、メンバーがコミュニティーの他のメン
バーとマルチメディア・コンテンツを共有できるようにします。
148 ページの『コミュニティーのメディア・ギャラリーの表示』
自分と他のメンバーがコミュニティーのメディア・ギャラリーに追加した写真とビデオを表示します。
『メディア・ギャラリーのコンテンツの操作』
コミュニティーのメディア・ギャラリー内のコンテンツは、アクセス・レベルに応じて、 さまざまな方法
で操作できます。
メディア・ギャラリーのコンテンツの操作
コミュニティーのメディア・ギャラリー内のコンテンツは、アクセス・レベルに応じて、 さまざまな方法
で操作できます。
始める前に
メディア・ギャラリーのコンテンツに対して作業するには、メディア・ギャラリー・ウィジェットで「すべ
て表示」をクリックするか、ナビゲーションから「メディア・ギャラリー」を選択することで、まずメディ
ア・ギャラリーを開きます。「メディア・ギャラリー」ページで、操作対象のファイル名をクリックしてフ
ァイルを選択し、詳細ページを開きます。
手順
メディア・ギャラリー・ファイルを操作する場合は、以下のタスクを実行できます。
v 自分がそのファイルに「いいね」と言っていることを他のメンバーに示すには、以下の手順を実行しま
す。
1. 「いいね」と言うファイルを選択します。
2. 「いいね」をクリックします。変更する場合は、「「いいね」を取り消す」をクリックします。 フ
ァイルに「いいね」と言っているユーザーの人数が、「いいね」アイコン
す。
の横に表示されま
ヒント: 他のメンバーがファイルに「いいね」と言っている場合、「いいね」アイコン
ックして、そのファイルに「いいね」と言っている他のユーザーを表示できます。
をクリ
v ファイルを新しいバージョンのファイルに置き換えるには、以下の手順を実行します。
注: このアクションを実行するには、コミュニティー所有者、メンバー編集者、オリジナル・ファイルを
アップロードしたユーザーである必要があります。
1. 「置換」をクリックします。
2. 「参照」をクリックして置換するファイルを指定し、「OK」をクリックします。
v ファイルのプロパティーを編集するには、以下の手順を実行します。
注: ファイルのプロパティーを編集するには、コミュニティー所有者であるか、オリジナル・ファイルを
アップロードしたユーザーである必要があります。 ファイルのデフォルト・プロパティーと使用可能な
すべてのカスタム・プロパティーを編集できます。
第 27 章 メディア・ギャラリーの使用
151
1. 「プロパティーの編集」をクリックし、必要に応じてプロパティーを更新した後、「OK」をクリッ
クして変更を保存します。
「カスタム・プロパティー」をクリックし、 「プロパティーの編集」をクリックすることにより、
ファイルのカスタム・プロパティーを編集することもできます (使用可能な場合)。
v ファイルを削除するには、デプロイメントに応じて以下のいずれかの方法を実行します。
– 「削除」をクリックした後、再度「削除」をクリックして、ファイルを削除することを確認します。
– 「ごみ箱に移動」をクリックして、ファイルを「ごみ箱」ビューに移動することを確認します。
注: このアクションを実行するには、コミュニティー所有者、オリジナル・ファイルをアップロードした
ユーザーである必要があります。
v ビデオ・ファイルに関連付けられているプレビュー・イメージを変更するには、以下の手順を実行しま
す。
1. 「他のアクション」 > 「サムネール・プレビューを変更」を選択します。
2. 「参照」をクリックして置換するイメージを指定し、「アップロード」をクリックします。
v ファイルをダウンロードするには、「このファイルのダウンロード」をクリックし、ファイルを開くの
か保存するのかを選択します。
v ファイルにコメントするには、「コメントの追加」をクリックし、表示されるフィールドにコメントを
入力して、「保存」をクリックします。
コメントの追加後は、コメントの横にある「編集」をクリックしてコメントを変更するか、「削除」を
クリックしてコメントを削除することができます。コミュニティー所有者はすべてのコメントを削除で
きますが、編集できるのは所有するコメントだけです。他のユーザーが追加したコメントは編集できま
せん。ファイルの管理者は、メディア・ギャラリー・ファイルについてのすべてのコメントを編集でき
ます。
v ファイルについての詳細情報 (アップロードされた日時、最終更新日時など) を表示するには、「このフ
ァイルについて」をクリックします。 ファイル・サイズ、およびファイルがダウンロードされた回数も
表示できます。
v メディア・ギャラリーで使用するカスタム・テンプレートがコミュニティー所有者により選択されてい
る場合、「カスタム・プロパティー」をクリックすると、そのファイルに関連付けられたカスタム・プ
ロパティーの詳細が表示されます。
v ファイル・アプリケーション内でメディア・ギャラリー・コンテンツがロックされている場合は、メデ
ィア・ギャラリーでもそれがロックされていることが表示されます。ファイルのロックを解除できる場
合は、「ロックを解除するためにファイル内を参照」リンクが表示されます。このリンクにアクセスす
ると、ファイル・コンポーネントに移動し、そこでファイルのロックを解除できます。ファイルをロッ
クしたのが自分ではない場合は、ファイルをロックしたユーザーの名前が表示されます。 ファイルをロ
ックまたはロック解除するには、『コミュニティー・ファイルの管理』を参照してください。
152
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
関連タスク:
147 ページの『コミュニティーへのメディア・ギャラリーの追加』
メディア・ギャラリー・ウィジェットをコミュニティーに追加して、メンバーがコミュニティーの他のメン
バーとマルチメディア・コンテンツを共有できるようにします。
148 ページの『コミュニティーのメディア・ギャラリーの表示』
自分と他のメンバーがコミュニティーのメディア・ギャラリーに追加した写真とビデオを表示します。
149 ページの『メディア・ギャラリーへのコンテンツのアップロード』
コミュニティーのメディア・ギャラリーを使用して、写真とビデオを他のコミュニティー・メンバーに共有
することができます。
112 ページの『コミュニティー・ファイルの管理』
ファイル・ウィジェットを使用して、メンバーがアップロードしてコミュニティーに共有しているファイル
を操作できます。
メディア・ギャラリー・ウィジェットの管理
コミュニティー所有者は、メディア・ギャラリー・ウィジェットの設定を編集することで、ウィジェットに
表示するコンテンツのタイプを指定できます。ウィジェットを非表示にすることも、コミュニティーから削
除することもできます。
始める前に
メディア・ギャラリー・ウィジェットを非表示にしたり、削除したり、ウィジェットの表示設定を設定した
りするには、コミュニティー所有者である必要があります。また、IBM Connections にログインする必要も
あります。
このタスクについて
ウィジェットの設定を設定して、コミュニティーのメディア・ギャラリー・ウィジェットに写真のみ、ビデ
オのみ、両方のいずれを表示するかを指定できます。写真とビデオの両方を表示するようにウィジェットが
構成されている場合、コミュニティー・メンバーは、ファイル・タイプによってメディア・ギャラリーをフ
ィルターに掛けることができます。コミュニティー内の写真コンテンツとビデオ・コンテンツに使用するプ
ロパティー・テンプレートを指定することもできます。どのテンプレートを指定するかに応じて、ユーザー
がメディア・ギャラリー・コンテンツをアップロードするとき、およびそれに対して作業するときに、標準
の属性に加えてユーザー・インターフェースに表示される属性が異なる場合があります。
メディア・ギャラリー・ウィジェットを一時的にコミュニティーから削除する場合、コミュニティーでこれ
を非表示にできます。コミュニティーから完全にウィジェットを削除する場合は、これを削除できます。
手順
コミュニティーの「概要」ページで、メディア・ギャラリー・ウィジェットのタイトル・バーにあるアクシ
ョンのアイコン
をクリックし、表示されるメニューから選択します。
v ウィジェットに表示するための設定を設定するには、以下の手順を実行します。
1. 「編集」をクリックします。
2. 「以下の表示にメディア・ギャラリーを使用する」リストからオプションを選択します。 写真とビ
デオ、写真のみ、ビデオのみのいずれかを表示できます。
3. 写真のプロパティー・テンプレートを選択します。
4. ビデオのプロパティー・テンプレートを選択します。
第 27 章 メディア・ギャラリーの使用
153
5. 「保存」 をクリックします。
v メディア・ギャラリー・ウィジェットを「概要」ページの上または下へと移動するには、「上へ移動」
または「下へ移動」を選択します。
v メディア・ギャラリー・ウィジェットを非表示にするには、「非表示」を選択し、コミュニティーでフ
ァイルを一時的に非表示にすることを確認します。
注: メディア・ギャラリーを再度使用可能にする場合、「コミュニティー・アクション」 > 「カスタマ
イズ」を選択してコンテンツ・パレットを開き、パレットの「非表示」セクションから「メディア・ギ
ャラリー」を選択します。すべてのコンテンツが復元されます。
v メディア・ギャラリー・ウィジェットを完全に削除するには、「削除」を選択し、ウィジェットを完全
に削除することを確認します。
注: メディア・ギャラリー・ウィジェットを削除しても、コミュニティーにアップロードされた写真ファ
イルもビデオ・ファイルも削除されません。メディア・ギャラリー・コンテンツは、コミュニティーが
所有するファイル・ライブラリーに引き続き存在します。
関連タスク:
147 ページの『コミュニティーへのメディア・ギャラリーの追加』
メディア・ギャラリー・ウィジェットをコミュニティーに追加して、メンバーがコミュニティーの他のメン
バーとマルチメディア・コンテンツを共有できるようにします。
154
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 28 章 コミュニティー・イベントのスケジュール
セミナー、会合、研修、講演などのコミュニティー・イベントを投稿します。
コミュニティー・イベントの表示
コミュニティーで近く予定されているイベントを見つけます。
始める前に
コミュニティー・イベントに関する情報を参照するには、コミュニティーにイベント・ウィジェットが組み
込まれていることが必要です。この機能がコミュニティーに組み込まれているかどうかを確認するには、
「概要」ページの「近日中のイベント」要約ウィジェットを調べます。コミュニティーでイベントが有効に
なっている場合は、コミュニティー・ナビゲーションでも「イベント」リンクを使用することができます。
このタスクについて
自分のコミュニティーの「概要」ページの「近日中のイベント」ウィジェットには、スケジュールされてい
る直近の 5 つのイベントがリストされます。コミュニティー・メンバーは、イベントに関する詳細に直接
ウィジェットからアクセスできます。メンバーは、「イベント」ページを開いて、コミュニティーに対して
スケジュールされたイベントの完全なリストを表示することもできます。
手順
コミュニティー・イベントの情報は以下の方法で表示できます。
v 「将来のイベント」 でイベント・タイトルをクリックしてイベントを開き、イベントに関する詳細を表
示します。
v 「近日中のイベント」で「すべてのイベントの表示」をクリックして、コミュニティーと関連付けられ
たすべてのイベントのリストを表示します。 別の方法として、コミュニティー・ナビゲーションから
「イベント」を選択して、「イベント」ページを開くこともできます。
v 「イベント」 ページから、以下を実行できます。
– 「イベント」タブをクリックして、イベントのリストを日付順に表示します。「表示」オプションを
使用して、要約表示と詳細表示を切り替えます。「過去のイベントの表示」をクリックして、既に終
了したイベントを表示します。
– 「カレンダー・ビュー」タブをクリックして、イベントをカレンダー形式で表示します。「表示」オ
プションを使用して、表示するカレンダー期間を、1 日間、2 日間、5 日間、1 週間、1 カ月間に変
更します。
コミュニティー・イベントの作成
コミュニティー内にイベントを作成して、将来のミーティング、終日イベント、何日にもわたって実行され
るイベントにフラグを立てることができます。 コミュニティーにイベントを追加するには、コミュニティ
ー所有者か、作成者アクセス権限を持つコミュニティー・メンバーでなければなりません。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
155
始める前に
コミュニティー・イベントを作成できるのは、コミュニティーにイベント・ウィジェットが含まれる場合の
みです。このウィジェットは、コミュニティー所有者によってコミュニティーに追加される必要がありま
す。ウィジェットの追加の詳細については、『コミュニティーへのウィジェットの追加』を参照してくださ
い。
このタスクについて
コミュニティーの「概要」ページにある「近日中のイベント」領域には、コミュニティーの近日中のイベン
トや重要な日付がリストされます。 将来のイベントについてコミュニティー・メンバーに注意を促し、時
間や場所などのイベントの詳細を提供することができます。
手順
コミュニティー・イベントを作成するには、以下の手順を実行します。
1. コミュニティーのナビゲーション・バーで「イベント」を選択し、「イベントの作成」をクリックしま
す。
2. 「イベント・タイトル」フィールドにイベント名を入力します。
3. イベントを検索しやすくする 1 つ以上の単語を「タグ」フィールドに追加します。
4. ドロップダウン・コントロールを使用して、イベントの開始日時を選択してから、終了日時を選択しま
す。
5. イベントが終日実行されるよう指定するには、「終日イベント」を選択します。
注: 「終日イベント」を選択した場合、イベントの開始時間と終了時間を指定するオプションは使用で
きません。
6. 繰り返されるイベントを作成するには、「繰り返し」をクリックします。「繰り返し」リストから適切
なオプションを選択して、イベントを日次で繰り返すか、週次で繰り返すかを指定します。
v 「毎日」を選択すると、イベントは、指定した終了日まで毎日繰り返されます。イベントを発生さ
せない曜日をクリアできます。
v 「毎週」を選択すると、イベントは、指定した日の指定した時刻に毎週繰り返されます。「毎」フ
ィールドで、頻度を 2、3、4、5 週間ごとに変更できます。
デフォルトでは、繰り返しイベントに 700 を超えるコミュニティー・イベント・インスタンスを持つ
ことはできません。 管理者はこの設定を再構成できます。
7. 「場所」フィールドにイベントの場所を入力します。
8. 「説明」フィールドにイベントの説明を入力します。
9. このイベントについてアクティビティー・メンバーに通知するには、以下のステップを実行します。
a. 「コミュニティー・メンバーに通知する」を選択します。
b. 「コミュニティー・メンバーの選択」で、招待する個人メンバーの名前の横にあるボックスを選択
します。 ユーザーを検索するには、名前のアルファベット順リストをスクロールするか、「このリ
ストをフィルタリングするテキストを入力してください」フィールドにユーザーの名前を入力しま
す。アクティビティーのメンバー数が 500 人を超える場合は、「次へ」をクリックすると、他の名
前が表示されます。
注: フィルターで検索されるのは、現在のページにある名前だけです。 複数のページが存在する場
合は、「次へ」をクリックして、探している名前と同じアルファベットの範囲の名前があるページ
まで進み、フィルター・ボックスに名前を入力します。
156
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
c. メンバーに送信される招待に表示するコメントを追加するには、「メッセージ」フィールドに追加
します。
10. 「保存」 をクリックします。
コミュニティー・イベントの管理
メンバーがコミュニティーに追加したイベントに対して作業できる内容は、アクセス権限レベルに応じて異
なります。
始める前に
コミュニティー・カレンダーでフラグが立てられているイベントを編集または削除するには、コミュニティ
ー所有者または「イベント」ウィジェットに対して作成者アクセスを持つコミュニティー・メンバーである
必要があります。 コミュニティー・メンバーは、自分で作成したイベントのみを編集または削除できま
す。コミュニティー所有者は、イベント・ウィジェット内の任意のイベントを編集または削除できます。
デフォルトでは、コミュニティーにアクセスできるすべてのログイン・ユーザーは、イベント・エントリー
にコメントを追加できます。 コミュニティー所有者またはそのコメントを書いたメンバーのみがコメント
を削除できます。
コミュニティー所有者またはコミュニティー・メンバーは、イベントに関心があるコミュニティー・メンバ
ーに招待を送信できます。
手順
コミュニティー・イベントを管理するには、コミュニティー・ナビゲーションから「イベント」を選択し、
「イベント」ビューでイベント・エントリーを選択して、以下のいずれかの操作を実行します。
v イベントに参加するには、「参加する」をクリックします。
v 参加する他のユーザーのリストを表示するには、「x 人のユーザーが参加中」セクションまでスクロー
ルします。
v イベントの詳細を更新するには、「編集」をクリックして、イベントのタイトル、日付、期間、場所、
説明を更新してから、「保存」をクリックします。
v コミュニティー・イベントをフォローするには、「フォロー」をクリックします。
v 1 回のみ発生するイベントを削除するには、「他のアクション」 > 「削除」をクリックし、「削除」を
再度クリックします。
v 繰り返されるイベントを削除するには、「他のアクション」 > 「削除」をクリックし、選択したインス
タンスを削除するのか一連のイベント全体を削除するのかを指定して、「削除」を再度クリックしま
す。
v コメントを追加するには、「コメントの追加」をクリックし、コメントを入力します。終了したら、
「保存」をクリックします。
v コメントを削除するには、「削除」をクリックし、「削除」を再度クリックします。
v コミュニティー・メンバーをイベントに招待するには、「他のアクション」 > 「他のユーザーに通知」
をクリックし、コミュニティー・メンバーを選択します。次に、その招待に記載するメッセージを入力
し、「通知」をクリックします。
第 28 章 コミュニティー・イベントのスケジュール
157
コミュニティー・イベントへのアクセスの管理
コミュニティー所有者は、コミュニティー・メンバーがイベント・ウィジェットに対して持つアクセス・レ
ベルを管理できます。コミュニティー所有者には、常に作成者アクセス権限が設定されます。
始める前に
コミュニティー・メンバーには、「イベント」ウィジェットに対する作成者アクセス権限がデフォルトで設
定されます。この場合、コミュニティー・メンバーは、イベントを追加したり、自分で作成したイベントの
編集や削除を行うことができます。ウィジェットに対するメンバーのアクセス権限を制限して、メンバーに
対してコミュニティー・イベントに関する情報の読み取りだけを許可し、イベント情報の追加や変更を禁止
するには、メンバーシップ役割を「読者」に設定する必要があります。すべてのコミュニティー・メンバー
に同じ役割が付与されます。
手順
コミュニティー・メンバーがイベントに対して持つアクセス・レベルを変更するには、以下の手順を実行し
ます。
1. 「コミュニティー・アクション」 > 「コミュニティーの編集」を選択します。
2. 「イベント」タブをクリックします。
3. メンバーに持たせる役割を選択して、「保存」をクリックします。
個人カレンダーへのコミュニティー・イベントの追加
イベント・ウィジェットからのフィードを個人カレンダーに追加することによって、将来のコミュニティ
ー・イベントの最新の状態が分かるようにします。
始める前に
使用するメール・アプリケーションが iCal フィードまたは iCalendar フィードをサポートしている必要が
あります。デフォルトでは、6 カ月前までと 12 カ月後までのイベントをインポートできます。 管理者は
この設定を再構成できます。
手順
イベント・ウィジェットからのフィードを個人カレンダーに追加するには、以下の手順を実行します。
1. コミュニティー・ナビゲーション・バーで「イベント」を選択します。
2. 「個人カレンダーに追加」をクリックします。
3. ボックスに表示されるコミュニティーのすべてのイベントを購読するには、URL をクリックします。一
部のカレンダー・アプリケーションでは、URL をアプリケーションにコピーする必要があります。
「OK」をクリックします。
4. 個人カレンダー・アプリケーションから直前の手順でコピーした URL を iCalendar フィードとして購
読します。
158
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 29 章 コミュニティー内での検索
コミュニティー内で特定のキーワードを検索し、そのキーワードが含まれているすべてのコミュニティー・
コンテンツを返します。この検索結果には、アクティビティーなど、コミュニティーに追加されたすべての
機能のコンテンツが含まれますが、コミュニティーのファイルやフォルダーのコンテンツは含まれません。
始める前に
コミュニティー内でコンテンツを検索するには、まずそのコミュニティーを開く必要があります。 コンテ
ンツのインデックス付けは周期的に実行されるため、コミュニティーに追加された新しいコンテンツはすぐ
には検索結果に表示されない場合があります。
注: コミュニティー内にリンク・ライブラリーが存在する場合は、リンク・ライブラリーの検索が管理者に
よって有効に設定されている場合に限り、リンク・ライブラリーのコンテンツが検索されます。リンク・ラ
イブラリーの検索がコミュニティーに対して有効になっている場合は、追加の「リンク・ライブラリー」タ
ブが表示され、このタブにリンク・ライブラリーの検索結果が表示されます。リンク・ライブラリーの検索
結果は、「IBM Connections コンテンツ全体」タブには表示されません。
手順
コミュニティーのコンテンツを検索するには、以下の手順を実行します。
1. 検索コントロールの横にある下矢印をクリックして、「このコミュニティー」が選択されていることを
確認します。 このオプションは、デフォルトで選択されています。
2. テキスト・フィールドに検索するキーワードを入力します (複数可)。
3. 検索
アイコンをクリックします。
関連タスク:
『検索結果の確認』
検索結果のフィルタリングで使用可能なオプションを使用して、関心分野の情報を検索します。
検索結果の確認
検索結果のフィルタリングで使用可能なオプションを使用して、関心分野の情報を検索します。
このタスクについて
コミュニティー内のコンテンツを検索すると、タブ付きビューに結果が返されます (各タブがコミュニティ
ーの 1 つのアプリケーションに対応しています)。タブの順序は、コミュニティー内のアプリケーションの
表示順序に対応しています。つまり、あるアプリケーションをコミュニティー・ページの先頭に配置して優
先度を高くすると、そのアプリケーションの検索結果も、検索結果のタブ付きビュー内で高い優先度で表示
されます。
注: コミュニティー内にリンク・ライブラリーが存在する場合は、リンク・ライブラリーの検索が管理者に
よって有効に設定されている場合に限り、リンク・ライブラリーのコンテンツが検索されます。リンク・ラ
イブラリーの検索がコミュニティーに対して有効になっている場合は、追加の「リンク・ライブラリー」タ
ブが表示され、このタブにリンク・ライブラリーの検索結果が表示されます。リンク・ライブラリーの検索
結果は、「IBM Connections コンテンツ全体」タブには表示されません。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
159
手順
検索結果を確認するには、以下の手順を実行します。
v 検索結果の 1 つのタイトルをクリックしてそのエントリーを開き、その詳細を確認します。
v タブをクリックして、特定のアプリケーションの結果を表示します。
v 「タグ」検索コントロールを使用して、特定のタグまたはキーワードの検索結果を検索します。タグ・
クラウド内のタグをクリックし、選択したタグが設定されているコンテンツのみを表示します。
次のタスク
検索結果が多すぎる場合、もう一度検索を行います。 1 つのキーワードで検索する場合は、「検索対象」
フィールドに検索語を入力して、「再検索」をクリックします。
関連タスク:
159 ページの『第 29 章 コミュニティー内での検索』
コミュニティー内で特定のキーワードを検索し、そのキーワードが含まれているすべてのコミュニティー・
コンテンツを返します。この検索結果には、アクティビティーなど、コミュニティーに追加されたすべての
機能のコンテンツが含まれますが、コミュニティーのファイルやフォルダーのコンテンツは含まれません。
160
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 30 章 コミュニティー・サーベイの実施
コミュニティー・メンバーが任意の話題について有用なフィードバックをすることができるサーベイを作成
します。サーベイが完了したら、回答を分析して、ユーザーの考えを知ることができます。
適切に構成されたサーベイを行うと、以下のような点で、コミュニティーの価値が高まります。
v コミュニティー所有者とメンバーが、関連する話題についてフィードバックを収集できます
v サーベイのフィードバックを使用して、コミュニティーのコンテンツの方向性を設定できます。
v サーベイに参加することによって、コミュニティー・メンバーは自分のフィードバックが評価されたと
感じます。
サーベイの作成
あるユーザーの手順に従って、サーベイを作成します。金融サービス会社のマーケティング・マネージャー
である Karla が、どのようにサーベイを作成して、他のユーザーに返答を促したかを説明します。
このタスクについて
Karla は、顧客の購買習慣に焦点を当てたコミュニティーを管理しています。新しい販促用パンフレットに
関するフィードバックを得るために、メンバーに対してサーベイを実施したいと考えます。
Karla は、末尾にコメント用のテキスト・フィールドがある、多肢選択の質問を選びます。また、参加を促
すために、サーベイを匿名とすることに決定します。
Karla がサーベイに含める質問のタイプによって、得られるフィードバックのタイプが決まります。自分の
サーベイを作成する際には、以下の質問タイプを検討してください。
v はい/いいえの質問は、回答をグループ (例えば特定の製品を使用するユーザー) に分類します。
v 多肢選択の質問には、3 個以上の相互に排他的な回答が含まれます。
v 開放型の質問は、参加者が自分自身の言葉で回答できます。このような質問は、回答に時間がかかり、
分析が難しくなる可能性があるため、サーベイの末尾に配置すると最も効果的です。
注: コミュニティー所有者は、サーベイ・ウィジェットをコミュニティーに追加する必要があります。サー
ベイ・ウィジェットを追加するには、コミュニティーの「概要」ページから「コミュニティー・アクショ
ン」 > 「カスタマイズ」を選択して、コンテンツ・パレットから「サーベイ」をクリックします。
手順
サーベイの作成
1. 目標を念頭に置いて、Karla は「フィールド・セールス」コミュニティーを開き、「サーベイ」 >
「サーベイの作成」をクリックします。
2. 「サーベイの作成」ページで、サーベイ名と説明を入力し、「続行」をクリックします。
サーベイの作成
名前:
販売および販促用パンフレット
説明
販促用パンフレットがまだ最新であるかどうかをチェックするための販売マネージャーのサーベイ。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
161
3. Karla は、4 つの多肢選択の質問を追加しようとします。「質問の追加」をクリックし、最初の質問を
以下のように入力します。
a. 「クエスチョン」フィールドに質問のテキストを入力します。
b. 多肢選択の質問をしようとしているため、Karla は「タイプ:」メニューから「多肢選択: 単一選
択」を選択します。
c. オプションが 3 つあるため、「追加」アイコン
プションにラベルを付けます。
を使用して 2 つのオプションを追加し、各オ
質問の追加
クエスチョン:
販促用パンフレットの正確さについてどのように評価しますか?
タイプ:
多肢選択: 単一選択
オプション:
非常に正確
ある程度正確
あまり正確ではない
4. Karla は、3 つの類似した多肢選択の質問を追加しましたが、サーベイの最後に自由回答式の質問をし
たいと考えています。「テキスト・エントリー: 複数行」をクリックし、自由回答式の質問を追加しま
す。
質問の追加
クエスチョン
探している製品またはサービスで、弊社の Web サイトに掲載されていないものを記入してください。
タイプ:
テキスト・エントリー: 複数行
5. Karla は、3 週間でサーベイを完了したいと考えています。また、有効な結果を得るために、参加者ご
とに返答を 1 回に制限しようとしています。Karla は「他のアクション」 > 「回答の収集設定」をク
リックし、「回答の収集」ページで設定を行います。
6. 結果は、機密扱いとする必要もあります。Karla は「他のアクション」 > 「結果設定」をクリック
し、サーベイの編集者のみが結果を表示できるように指定します。それからサーベイを保存します。
7. Karla はサーベイの最後の仕上げをします。「サーベイ」ページで、「販売および販促用パンフレッ
ト」サーベイの横の「詳細」 > 「編集」をクリックします。質問の任意の場所をクリックして、質問
を変更します。選択された項目の周囲にオプションのセットが表示されます。Karla はいくつかの質問
のラベルを編集し、質問を移動させ、質問に対する回答の一部の順序を変更します。
8. Karla は「他のアクション」 > 「プレビュー」をクリックし、サーベイのレイアウトを確認します。
サーベイの仕上がりに納得し、「保存」をクリックします。
サーベイの開始
9. Karla は「サーベイの開始」をクリックします。終了日は、サーベイの作成時に既に指定されているた
め、ここでは指定しません。
ヒント: コミュニティー所有者である Karla は、サーベイを注目サーベイとして指定できます。注目
サーベイは、コミュニティーで目立つように表示されます。
10. この時点でコミュニティーにアクセスしたコミュニティー・メンバーに対して、マーケティング・サー
ベイが、サーベイ終了日の覚え書と共に「コミュニティーの概要」ページの「サーベイ」の下に表示さ
れます。サーベイは、ホーム・ページ、ビュー、コミュニティーの更新などのアクティビティー・スト
162
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
リームのリスト内にも表示されます。コミュニティー・メンバーは、サーベイを表示してそれに参加す
るには、アクティブなサーベイのタイトルをクリックする必要があります。
11. サーベイの開始から 2 日後に、フィールド・セールス・チームの数人が、2 番目の質問を理解できな
いと Karla に伝えます。「サーベイ」ページで、「販売および販促用パンフレット」サーベイの横の
「詳細」 > 「編集」をクリックします。Karla は質問を明確な内容に書き換え、サーベイを保存しま
す。
ヒント: 実施中のサーベイに対して大規模な編集を行う場合は、サーベイを中止して、新規サーベイを
最初から作成する必要があります。実施中のサーベイに大規模な変更を行うと、分析が歪められる可能
性があります。
次のタスク
Karla は、サーベイの最終日が過ぎるまで待機します。それからサーベイの結果を分析します。『サーベイ
の結果の分析』を参照してください。
サーベイの結果の分析
サーベイが完了したら、回答を分析して、ユーザーの考えを知ることができます。その分析を使用して、コ
ミュニティーのコンテンツを改善することもできます。Karla がサーベイの回答を分析して、販促用の印刷
物に関して考察する例を説明します。
このタスクについて
サーベイの結果を分析すると、観測されていなかったトレンドや、隠れていた製品間の相関関係が明らかに
なったり、自分の戦略に関する仮定を確認または否定するためのデータが提供されたりすることがありま
す。
ヒント: サーベイの回答の分析に関する多数の有用なリソースを Web 上で見つけることができます。
Karla のサーベイが完了し、Karla はその結果を分析しようとしています。販促用パンフレットの内容が古
くなってしまったのではないかという懸念を確認または否定したいと考えています。
手順
サーベイの分析
1. Karla は、「フィールド・セールス」コミュニティーを開き、「サーベイ」ウィジェットをクリックし
ます。「販売および販促用パンフレット」サーベイが閉じていることが分かります。
2. Karla は、「販売および販促用パンフレット」サーベイの横の「詳細」 > 「結果の表示」をクリックし
ます。サーベイへの回答の要約が表示されます。
3. Karla は、以下のようにして要約をブラウズします。
a. 質問 1 への回答が、円グラフ、棒グラフ、データ・テーブル形式で表示されます。
b. マウス・ポインターを円グラフの各セグメントの上に移動すると、特定の回答を選択した回答者の数
が表示されます。Karla の懸念が裏付けられました。回答者の 90% が、販促用パンフレットが非常
に不正確であると考えています。
c. Karla は、矢印アイコン
をクリックして、要約表示内の質問から別の質問へ移動します。
4. 次に Karla は、パンフレットが不正確である理由を把握しようとして、「返答」をクリックして各回答
を表示させます。
第 30 章 コミュニティー・サーベイの実施
163
5. Karla は、以下のようにしてサーベイの回答をブラウズします。
a. 質問 1 をクリックして、その質問に対する回答をソートします。
b. Karla は、パンフレットが不正確であると記入した回答者が、自由回答式の質問 (「探している製品
またはサービスで、弊社の Web サイトに掲載されていないものを記入してください」) にどのよう
な回答をしているかに関心を持ちます。Karla は「カスタマイズ」をクリックし、質問 1 と 5 以外
のすべての質問をフィルタリングによって除外します。
c. Karla に対して、質問 1 と 5 のみに対する回答が表示されます。 相関関係があることが分かりま
す。パンフレットが不正確だと考える回答者のほとんどが、Web サイト上に存在しない製品がパン
フレットに掲載されていると回答しています。さらに重要な点として、ある回答者は、サポートされ
なくなった製品がパンフレットにリストされていることを指摘しています。Karla は、販促用パンフ
レットを、Web サイトと一致するように更新する必要があるという結論を出します。
d. 最後に、Karla は「データのエクスポート」をクリックし、サーベイを XML ファイルとしてエクス
ポートします。そのファイルを、フィールド・セールス・コミュニティー内の自分のブログに付加し
て、コミュニティー・メンバーがサーベイの分析を参考にすることができるようにします。
164
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 31 章 ファイル
ファイルを追加し、共有し、共同作業します。
ファイルの使い方
「スタートアップ・ガイド」アプリケーションを参照してください。
新機能
前回の更新以降にどのような機能が追加されたかを調べます (新しいウィンドウが開きます)。
開始
v ファイル (複数可) をアップロードして共有します。
v ファイルを検索します。
v 他のユーザーのファイルで作業します。
v ビューアーを使用してファイルを表示します。
v IBM SmartCloud Docs を使用してファイルを編集します。(IBM SmartCloud Docs のサブスクリプション
が必要)
Desktop Plug-ins for Microsoft Windows の使用
Windows、Microsoft Outlook、Microsoft Office のアプリケーション (PowerPoint、Excel、Word) からソーシ
ャル・ネットワーク上で情報を共有し、つながり、ビジネスを行います。IBM Connections Desktop
Plug-ins for Microsoft Windows により、アクティビティー、ブログ、コミュニティー、ファイル、Wiki な
どのソーシャル・ネットワーク機能が追加されます。 Windows Explorer からローカル・ファイルを IBM
SmartCloud Engage と IBM SmartCloud for Social Business にアップロードします。ローカルでファイルを
共有し、ファイルに対して作業を行ってから、IBM SmartCloud for Social Business に公開します。IBM
SmartCloud Engage または IBM SmartCloud for Social Business で、ブログへの公開、文書の Wiki への添
付、コンテンツの検索を行います。
重要: 「組織のログインを使用する」方式を使用して IBM SmartCloud Engage にログインすると、Desktop
Plug-ins にログインすることも、これを使用することもできなくなります。
v Desktop Plug-ins のダウンロード
v Desktop Plug-ins の使用方法の習得 (Learn how to use the Desktop Plug-ins)
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
165
166
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 32 章 ファイルの概要
ファイル機能を使用すると、自分と他のユーザーが簡単にファイルのアップロード、整理、共有、コラボレ
ーション作業を行うことができます。
ファイル・アプリケーションは、ユーザーやコミュニティーとファイルやアイデアを簡単に共有することを
可能にし、作業のための中央ストレージを提供します。ファイルは、共有、タグ付け、フォルダー内への編
成を行えるほか、「アクティビティー」などの他のアプリケーションからアクセスできます。
ファイルのアップロード
「ファイル」画面で「ファイルのアップロード」をクリックし、オプションでタグ、コメントを追
加して、共有オプションを指定します。『ファイルのアップロード』を参照してください。
IBM SmartCloud Docs のサブスクリプションを保有している場合は、ファイル・アプリケーション
での作業中に新規の文書、スプレッドシート、プレゼンテーションの作成と編集を行うこともでき
ます。これを行うには、「新規」をクリックし、ファイル・タイプを指定します。これで、ファイ
ルを自分で編集したり、他のユーザーと共同で編集したりできます。『新規ファイルの作成、アッ
プロード、編集』を参照してください。
ファイルのオープンと編集
表示用または編集用にファイルを開くには、そのファイルのページを開いて「ダウンロード」をク
リックします。
IBM SmartCloud Docs のサブスクリプションを保有していて、ファイルがサポート対象のファイ
ル・タイプである場合、「IBM Docs を使用して編集」をクリックし、ファイルを作成するか開く
アプリケーションを指定することもできます。『新規ファイルの作成、アップロード、編集』を参
照してください。
ファイルのデバイスへのダウンロード
ファイルのページを開き、「ダウンロード」をクリックして、ファイルをダウンロードします。
「ファイルの保存」 > 「OK」をクリックし、ファイルを保存するフォルダーを指定します。
ビューアーを使用したファイルの表示
一部のファイル・タイプは、ファイル・アプリケーションから直接表示できます。『ビューアーを
使用したファイルの表示』を参照してください。
他のユーザーとのファイルの表示と共同編集
IBM SmartCloud Docs のサブスクリプションを保有している場合は、他のユーザーを招待して、文
書、スプレッドシート、プレゼンテーションの表示と共同編集を行うことができます。この組み込
み機能により、自分のファイルを他のユーザーに共有できるだけでなく、ファイルのコンテンツに
ついてさらに詳細なコラボレーションが可能になります。『IBM SmartCloud Docs を使用したファ
イルの編集』を参照してください。
ファイルの共有
ファイルを非公開にしておくと、自分しか読み取りと操作ができなくなります。 特定のユーザー
またはコミュニティーとファイルを共有して、それらのユーザーまたはコミュニティーがさらに他
のユーザーとファイルを共有することを許可しましょう。 または、ファイルを組織のすべてのユ
ーザーから閲覧可能にします。 『ファイルの共有』を参照してください。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
167
「共有」オプションを使用して、アップロードした文書、スプレッドシート、プレゼンテーション
のファイルに対してコラボレーションを行うこともできます。 IBM SmartCloud Docs のサブスク
リプションを保有している場合は、指定した連絡先に招待を送信して、特定のファイルを共同で作
業するように依頼できます。『ビューアーを使用したファイルの表示』と『IBM SmartCloud Docs
を使用したファイルの編集』を参照してください。
ファイルの検索
各種のビューでファイルのリストを参照することにより、ファイルを探します。列でビューをソー
トし、ビューをフィルターに掛けて、ファイルを日付、共有方法、アクセス・レベルを基準にリス
トします。タグを使用してファイルを検索します。頻繁に作業するファイルをピン留めして、見つ
けやすくします。最後に、ファイルをフォルダーに整理して、グループ化しやすくします。『ファ
イルの検索』を参照してください。
ファイルのフォロー
更新の通知を受け取るには、ファイルを開いて、「フォロー」をクリックします。これにより、フ
ァイルが編集されたときや新規バージョンがアップロードされたときに、メールによる通知を受け
取ります。 また、自分の「マイ・ダッシュボード」 「ニュース・フィード」に、具体的な更新を
受け取ります。『ファイルとフォルダーの変更の追跡』を参照してください。
アクセス・レベル
自分のファイルをユーザーまたはコミュニティーに共有する場合、「読者」権限または「編集者」
権限を、これらのユーザーに設定できます。自分のフォルダーをユーザーやコミュニティーに共有
する場合、「読者」権限、「投稿者」権限、「所有者」権限を、これらのユーザーやグループに設
定できます。
組織内のすべてのユーザーとファイルを共有すると、組織内のすべてのユーザーがそのファイルの
表示とダウンロードを実行できます。『ファイル共有による他のユーザーとのコラボレーション』
を参照してください。
推奨とコメントの投稿
ファイルについて推奨 (いいね) を指定し、コメントします。『他のユーザーのファイルの操作』
を参照してください。
タグを使用したファイルの編成
ファイルに説明のタグを追加して、ファイルを後で見つけやすいようにします。『ファイル・タグ
の使用』を参照してください。
フォルダー内のファイルの整理
ファイルをフォルダーに編成します。ファイルの場合と同様に、フォルダーをフォローして、更新
された場合に通知を受け取ることができます。
フォルダーには、非公開フォルダー、共有フォルダー、組織内の全員が表示できるフォルダーの 3
つの種類があります。 フォルダーを非公開にしておくと、自分しか操作できなくなります。特定
のユーザーまたはグループとフォルダーを共有し、それらのユーザーまたはグループのアクセス・
レベルを選択します。フォルダーを公開して、組織内のすべてのユーザーが表示できるようにする
こともできます。『フォルダーの作成』を参照してください。
注: ピン留めも、ファイルとフォルダーを編成するための便利な方法です。
バージョン
新しいファイルを追加すると、そのファイルが最初のバージョンになります。古いバージョンから
ファイルを復元するか、ファイルの新しいバージョンをアップロードすると、新しいバージョンが
168
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
生成されます。ファイルの読み取り権限または編集権限を持っている場合、ファイルのバージョン
を表示することができます。ファイルの所有者である場合は、ファイル内のバージョンを削除する
ことができます。『ファイル・バージョンの使用』を参照してください。
ごみ箱
ファイルをごみ箱に移動して、削除します。ごみ箱の中のファイルは、「ごみ箱」ビューから削除
するまでは、完全に削除されません。「ごみ箱」ビューに移動したファイルを見つけるには、ナビ
ゲーション・ペインの「ごみ箱」をクリックします。他のユーザーは、ごみ箱の中にあるファイル
の表示や、ファイルへのリンクを実行できません。『ファイルの削除』を参照してください。
関連概念:
171 ページの『ファイルのアクセス権限の概要』
ファイルの所有者は、自分のファイルを非公開にすることも、他のユーザーに共有することもできます。
関連タスク:
185 ページの『第 34 章 ファイルのアップロードと共有』
1 つ以上のファイルを、自分のデバイスからファイル・アプリケーションにアップロードする
173 ページの『ファイルの共有』
ユーザーやコミュニティーとファイルを共有したり、組織内の全員がファイルを表示できるように設定した
りします。
181 ページの『ファイルの操作』
自分のファイルや他のユーザーのファイルで実行できる操作は、そのファイルに割り当てられているアクセ
ス・レベルによって異なります。
213 ページの『第 44 章 フォルダーの作成』
フォルダーを使用して、ファイルをグループ化できます。フォルダーは、非公開フォルダー、共有フォルダ
ー、全員が表示できるフォルダーのいずれかとして指定できます。
201 ページの『第 39 章 ファイル・タグの使用』
ファイル・タグを使用して、自分や他のユーザーがファイルの検索やファイルのグループ化を行うのに使用
できる、プロジェクト名や機能などのキーワードを有意義な方法で割り当てます。次に、タグを使用してフ
ァイル検索をフィルタリングします。
207 ページの『第 42 章 ファイルの検索』
ファイルを検索するには多くの方法があります。ソート、フィルター、さまざまな表示方法の切り替え、キ
ーワードやワイルドカードを使用した検索を実行できます。
219 ページの『第 46 章 ファイルとフォルダーの変更の追跡』
ファイル、フォルダー、ビューが変更されたときに、ファイルとフォルダーの変更内容を表示し、通知を要
求できます。
193 ページの『第 37 章 ビューアーを使用したファイルの表示』
ファイル・アプリケーションでの作業中に、アップロードされた文書、スプレッドシート、プレゼンテーシ
ョン、 PDF ファイルを表示できます。
191 ページの『第 36 章 新規ファイルの作成、アップロード、編集』
IBM SmartCloud Docs のサブスクリプションを保有している場合は、ファイル・アプリケーションでの作
業中に、新規の文書、スプレッドシート、プレゼンテーションの作成と編集を行うことができます。作成お
よびアップロードが完了すると、組み込みの編集ツールを使用してファイルの作業をすぐに開始できます。
第 32 章 ファイルの概要
169
170
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 33 章 ファイル共有による他のユーザーとのコラボレーション
ファイル共有によって、特定のファイルやファイル・グループに関する他のユーザーとのコラボレーション
が可能になります。
ファイル・アプリケーションを使用すると、自分や他のユーザーがファイルを中央ストレージにアップロー
ドでき、オプションで、指定のユーザーに共有できるようになります。ファイルへのアクセスを制御するこ
とで、自分が共有したファイルや、自分に共有されたファイルがどのユーザーに表示されるか、どのユーザ
ーがそれらのファイルに操作を実行できるかを具体的に管理できます。
IBM SmartCloud Docs のサブスクリプションを保有している場合は、アップロードされた文書、スプレッ
ドシート、プレゼンテーションの中で共同編集の機能を使用して、他のユーザーとさらにコラボレーション
を行うこともできます。
プロジェクトの計画段階では、チーム・メンバー全員がさまざまなアイデアを表示して対応できるようにす
ることが重要であるため、ファイル共有は、特に便利な機能です。
個人レベルやコミュニティー・レベルのアクセス設定 (読み取りと編集、読み取り専用など) を制御できま
す。ファイルをフォルダーごとにグループ化できます。フォルダーには、アクセス設定 (投稿者アクセス・
レベルなど) を指定することもできます。
ファイルに対する所有者権限または編集者権限がある場合、そのファイルをダウンロードして変更し、その
ファイルの新規バージョンをアップロードすることができます。ファイルに対する読者権限がある場合、そ
のファイルの表示とダウンロードは実行できますが、そのファイルの新規バージョンをアップロードするこ
とはできません。
関連タスク:
193 ページの『第 37 章 ビューアーを使用したファイルの表示』
ファイル・アプリケーションでの作業中に、アップロードされた文書、スプレッドシート、プレゼンテーシ
ョン、 PDF ファイルを表示できます。
191 ページの『第 36 章 新規ファイルの作成、アップロード、編集』
IBM SmartCloud Docs のサブスクリプションを保有している場合は、ファイル・アプリケーションでの作
業中に、新規の文書、スプレッドシート、プレゼンテーションの作成と編集を行うことができます。作成お
よびアップロードが完了すると、組み込みの編集ツールを使用してファイルの作業をすぐに開始できます。
185 ページの『第 34 章 ファイルのアップロードと共有』
1 つ以上のファイルを、自分のデバイスからファイル・アプリケーションにアップロードする
173 ページの『ファイルの共有』
ユーザーやコミュニティーとファイルを共有したり、組織内の全員がファイルを表示できるように設定した
りします。
ファイルのアクセス権限の概要
ファイルの所有者は、自分のファイルを非公開にすることも、他のユーザーに共有することもできます。
あるファイルを初めてアップロードしたユーザーが所有者になります。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
171
所有者が自分のファイルを共有したり、組織内の全員に公開したりしなければ、そのファイルは非公開とな
り、所有者だけが読み取りと編集を行うことができます。
所有者は自分のファイルをユーザーまたはコミュニティーに共有でき、ファイルに対する「読者」権限また
は「編集者」権限を割り当てることができます。
v 「読者」権限: 読者は、ファイルの読み取り、コメントの追加、ダウンロード、推奨、変更通知の受信、
共有が可能です。自身のフォルダーのいずれか、「投稿者」権限を持つフォルダーにファイルを追加で
きます。
v 「編集者」権限: 編集者は、ファイルの読み取り、編集、コメントの追加、ダウンロード、推奨、新しい
バージョンのアップロード、ファイルのプロパティーの設定が可能です。ファイル変更通知の受信とフ
ァイルの共有が可能です。編集者は、自身のフォルダー、または「投稿者」権限を持つフォルダーにフ
ァイルを追加することもできます。
編集者は、ファイルをロックすることができます。ただし、編集者は、自分がロックしたファイルでない限
り、ロックを解除することはできません。ファイルの所有者は、ファイルをロックしたのが誰かにかかわら
ず、ロックを解除することができます。
所有者は、ファイルを組織のすべてのユーザーが使用できるようにすることもできます。公開されたファイ
ルは、ファイルへのアクセス権限を持つ組織内のすべてのユーザーが読み取ることができます。
所有者は、ファイルをアップロードするときに、他のユーザーとそのファイルを共有することもできます。
組織内のすべてのユーザーが使用でき、かつ共有されているファイルには、公開アイコンが表示されます。
172
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
関連概念:
167 ページの『第 32 章 ファイルの概要』
ファイル機能を使用すると、自分と他のユーザーが簡単にファイルのアップロード、整理、共有、コラボレ
ーション作業を行うことができます。
関連タスク:
185 ページの『第 34 章 ファイルのアップロードと共有』
1 つ以上のファイルを、自分のデバイスからファイル・アプリケーションにアップロードする
『ファイルの共有』
ユーザーやコミュニティーとファイルを共有したり、組織内の全員がファイルを表示できるように設定した
りします。
181 ページの『ファイルの操作』
自分のファイルや他のユーザーのファイルで実行できる操作は、そのファイルに割り当てられているアクセ
ス・レベルによって異なります。
213 ページの『第 44 章 フォルダーの作成』
フォルダーを使用して、ファイルをグループ化できます。フォルダーは、非公開フォルダー、共有フォルダ
ー、全員が表示できるフォルダーのいずれかとして指定できます。
201 ページの『第 39 章 ファイル・タグの使用』
ファイル・タグを使用して、自分や他のユーザーがファイルの検索やファイルのグループ化を行うのに使用
できる、プロジェクト名や機能などのキーワードを有意義な方法で割り当てます。次に、タグを使用してフ
ァイル検索をフィルタリングします。
207 ページの『第 42 章 ファイルの検索』
ファイルを検索するには多くの方法があります。ソート、フィルター、さまざまな表示方法の切り替え、キ
ーワードやワイルドカードを使用した検索を実行できます。
219 ページの『第 46 章 ファイルとフォルダーの変更の追跡』
ファイル、フォルダー、ビューが変更されたときに、ファイルとフォルダーの変更内容を表示し、通知を要
求できます。
193 ページの『第 37 章 ビューアーを使用したファイルの表示』
ファイル・アプリケーションでの作業中に、アップロードされた文書、スプレッドシート、プレゼンテーシ
ョン、 PDF ファイルを表示できます。
191 ページの『第 36 章 新規ファイルの作成、アップロード、編集』
IBM SmartCloud Docs のサブスクリプションを保有している場合は、ファイル・アプリケーションでの作
業中に、新規の文書、スプレッドシート、プレゼンテーションの作成と編集を行うことができます。作成お
よびアップロードが完了すると、組み込みの編集ツールを使用してファイルの作業をすぐに開始できます。
ファイルの共有
ユーザーやコミュニティーとファイルを共有したり、組織内の全員がファイルを表示できるように設定した
りします。
このタスクについて
他のユーザーとコミュニティーには「読者」または「編集者」の権限を付与することができます。組織内の
全員に読み取り権限を付与することもできます。
v 「読者」権限: 読者は、ファイルの読み取り、コメントの追加、ダウンロード、推奨が可能です。読者
は、「投稿者」権限を持つフォルダーにファイルを追加すること、ファイルに対する変更の通知を受け
ること、他のユーザーとファイルを共有することができます。
第 33 章 ファイル共有による他のユーザーとのコラボレーション
173
v 「編集者」権限: 「編集者」では、ファイルの読み取り、編集、コメントの追加、ダウンロード、推奨、
新しいバージョンのアップロード、ファイルのプロパティーの設定が可能です。編集者は、「投稿者」
権限を持つフォルダーにファイルを追加すること、ファイルに対する変更の通知を受けること、および
他のユーザーに共有することもできます。
注: IBM SmartCloud Docs のサブスクリプションを保有している場合は、「共有」オプションを使用し
て、アップロードされた文書、スプレッドシート、プレゼンテーションのファイルに対する共同作業を行う
こともできます。これにより、指定した連絡先に招待を送信して、特定のファイルを共同で表示または編集
するように依頼できます。この場合の共有については、以下の各トピックで説明しています。
v ビューアーを使用したファイルの表示
v IBM SmartCloud Docs を使用したファイルの編集
ファイルが自分に共有されたり、そのファイルのページが更新されたりすると、通知が送られてきます。更
新のフォローを停止する場合は、ファイルのページを開いて、「他のアクション」 > 「フォローの停止」
をクリックします。
自分に共有されているファイルをさらに別のユーザーに共有することもできます (ただし、所有者がその操
作を認めていることが条件になります)。所有者だけが組織のすべてのユーザーにファイルを公開できま
す。
ファイルやフォルダーは、購読していないユーザーに共有できます。 そのユーザーは、参加するためのメ
ールを受け取り、その時点で共有ファイルやフォルダーにアクセスできるようになります。 外部ファイル
や外部フォルダーのみがゲストとは共有できます。
ファイル・ページの「共有」タブをクリックして、ファイルの共有方法を表示することができます。
174
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
手順
以下のようにしてファイルを共有します。
オプション
説明
ファイルをアップロードして他のユーザーに共有する
1. 「ファイルのアップロード」をクリックします。
2. アップロードしたいファイルを参照するかパスを入力
します。
3. ファイル名を入力します。
4. オプション: タグを入力します。複数のタグを入力す
る場合は、各タグを半角スペースかコンマで区切りま
す。
5. 「特定のユーザーまたはコミュニティー」を選択しま
す。
6. 「ユーザーまたはコミュニティー」を選択します。
7. 「読者として」または「編集者として」を選択して権
限を割り当てます。
8. 以下のいずれかのタスクを実行します。
v ユーザーに共有するには、ユーザー名の入力を開
始し、ユーザー名が表示されたら選択します。
v コミュニティーに共有するには、コミュニティー
名の入力を開始し、コミュニティー名が表示され
たら選択します。
9. オプション: ファイルを共有しているユーザーが新し
いユーザーに共有しないようにするには、「このファ
イルの共有を他のユーザーに許可する」のチェック・
マークを外します。
10. オプション: 「ファイルが組織外部のユーザーに共有
されることを許可する」のチェック・マークを外し
て、外部のユーザーとの共有を禁止します。
11. ファイルを共有するユーザーに対して、オプションの
メッセージを追加します。
12. 「アップロード」をクリックします。
第 33 章 ファイル共有による他のユーザーとのコラボレーション
175
オプション
説明
ファイルをアップロードして組織のすべてのユーザーから 1. 「ファイルのアップロード」をクリックします。
使用可能にする
2. アップロードしたいファイルを参照するかパスを入力
します。
3. ファイル名を入力します。
4. オプション: タグを入力します。複数のタグを入力す
る場合は、各タグを半角スペースかコンマで区切りま
す。
5. 「YourOrganizationName のすべてのユーザー」を選択
します。
6. オプション: ファイルを共有しているユーザーが新し
いユーザーに共有しないようにするには、「このファ
イルの共有を他のユーザーに許可する」のチェック・
マークを外します。
7. オプション: 「ファイルが組織外部のユーザーに共有
されることを許可する」のチェック・マークを外し
て、外部のユーザーとの共有を禁止します。
8. 「アップロード」をクリックします。
既にアップロードしたファイルを共有する
1. 目的のファイル・ページを開きます。
2. 「共有」をクリックします。
3. 「ユーザーまたはコミュニティー」を選択します。
4. 「読者として」または「編集者として」を選択して権
限を割り当てます。
5. 以下のいずれかのタスクを実行します。
v ユーザーに共有するには、フィールドをクリックし
て、最近ファイルを共有したユーザーの名前を表示
させます。探しているユーザーが表示されたら、選
択します。表示されない場合は、名前またはメー
ル・アドレスを入力してからユーザーを選択しま
す。目的の名前が表示されない場合は、「対象ユー
ザーがリスト表示されていない場合は、全検索を使
用してください...」をクリックして、検索してくだ
さい。
v コミュニティーに共有するには、コミュニティー名
の入力を開始し、コミュニティーが表示されたら選
択します。
6. オプション: ファイルを共有するユーザーに対して、
オプションのメッセージを追加します。
7. 「共有」をクリックします。
「共有」タブをクリックして、その他のファイルを共有す
るオプションにアクセスすることもできます。
176
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
オプション
説明
ファイルをアップロードして組織のすべてのユーザーから 1. 目的のファイル・ページを開きます。
使用可能にする
2. 「共有」をクリックします。
3. 「YourOrganizationName のすべてのユーザー」を選択
します。
4. 「共有」をクリックします。
ファイルをコミュニティーにコピーする
ファイルを共有する代わりに、ファイルの最新バージョン
をコミュニティーにコピーできます。ファイルをコミュニ
ティーにコピーできるのは所有者のみです。
1. 目的のファイル・ページを開きます。
2. 「他のアクション」 > 「コミュニティーにコピーを
追加」をクリックします。
3. コミュニティー名の入力を開始し、コミュニティーが
表示されたら選択します。
4. オプションで、ファイル名を変更します。
5. オプションで、ファイルにタグを付けます。
6. 「コピー」をクリックします。
組織内の全員が表示できるファイルをそうでない設定にす 1. 目的のファイル・ページを開きます。
る
2. 「共有」タブをクリックします。
3. 「すべてのユーザー」の横の「x」をクリックして、
「OK」をクリックします。
ファイルの共有を許可された特定のユーザーとコミュニテ
ィーは、そのファイルを表示して作業することができま
す。
共有ファイルを非公開ファイルとして指定する
1. 目的のファイル・ページを開きます。
2. 「共有」タブをクリックします。
3. 「共有の停止」リンクをクリックします。
4. 「OK」をクリックします。
これにより、そのファイルを表示して作業することができ
るのは自分だけになります。
共有ファイルに対するユーザーの権限を下げる
1. 目的のファイル・ページを開きます。
2. 「共有」タブをクリックします。
3. ユーザーまたはコミュニティーの横の「x」をクリック
します。
4. 新しいアクセス・レベルを選択して「OK」をクリック
します。
ファイルの共有を停止する
1. 目的のファイル・ページを開きます。
2. 「共有」タブをクリックします。
3. 「このファイルの共有を停止」をクリックして「OK」
をクリックします。
第 33 章 ファイル共有による他のユーザーとのコラボレーション
177
オプション
説明
ファイルの共有方法を表示する
1. 目的のファイル・ページを開きます。
2. 「共有」タブをクリックして、共有情報を表示しま
す。
3. 使用可能な場合は、「共有しているユーザーの表示」
をクリックして、詳細情報を表示します。
関連概念:
167 ページの『第 32 章 ファイルの概要』
ファイル機能を使用すると、自分と他のユーザーが簡単にファイルのアップロード、整理、共有、コラボレ
ーション作業を行うことができます。
171 ページの『ファイルのアクセス権限の概要』
ファイルの所有者は、自分のファイルを非公開にすることも、他のユーザーに共有することもできます。
171 ページの『第 33 章 ファイル共有による他のユーザーとのコラボレーション』
ファイル共有によって、特定のファイルやファイル・グループに関する他のユーザーとのコラボレーション
が可能になります。
関連タスク:
193 ページの『第 37 章 ビューアーを使用したファイルの表示』
ファイル・アプリケーションでの作業中に、アップロードされた文書、スプレッドシート、プレゼンテーシ
ョン、 PDF ファイルを表示できます。
フォルダーの共有
フォルダーを使用することで、ファイルの整理や共有が簡単になります。例えば、各ファイルを個別に共有
する代わりに、一連のファイルを含むフォルダーを共有することができます。
このタスクについて
フォルダーを共有することで、そのフォルダー内のファイルが表示されるようになります。フォルダー内の
特定ファイルに編集者レベルのアクセスを付与するには、その特定ファイルを他のユーザーに共有します。
「読者」権限、「投稿者」権限、フォルダーへの「所有者」権限を、ユーザーとコミュニティーに付与する
ことができます。
v 「読者」アクセス権限: 「読者」はフォルダー内のファイルを読み取ることができます。
v 「投稿者」権限: 「投稿者」は、フォルダーへのファイルの追加、自分がフォルダーへ追加したファイル
の削除、フォルダー内のファイルに関する情報の表示を行うことができます。
v 「所有者」権限: フォルダーの本来の所有者に加えて、「所有者」権限を与えられたユーザーにもフォル
ダーの所有権が与えられます。所有者は、フォルダーを他のユーザーに共有でき、またフォルダーから
任意のファイルを削除できます。ファイルの所有者は、ファイルをごみ箱に移動するか、フォルダーか
らファイルを削除できます。
フォルダーを共有するユーザーとコミュニティーには、共有先のホーム・ページの「更新」タブと (共有先
が通知設定で指定している場合は)メールで通知できます。『メール通知の設定』を参照してください。
ファイルやフォルダーは、購読していないユーザーに共有できます。 そのユーザーは、参加するためのメ
ールを受け取り、その時点で共有ファイルやフォルダーにアクセスできるようになります。 外部ファイル
や外部フォルダーのみがゲストとは共有できます。
178
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
自分が所有するフォルダーを共有しているユーザーを確認する場合は、対象フォルダーのページを開き、ペ
ージの「共有」タブをクリックします。
手順
オプション
説明
フォルダーを作成して他のユーザーに共有する
1. 「新規フォルダー」をクリックします。
2. 名前を入力します。
3. 説明を入力します。
4. 以下のいずれかを実行します。
v 特定のユーザーやコミュニティーに共有するには、
「特定のユーザーまたはコミュニティー」 を選択
します。 「ユーザー」または「コミュニティー」
を選択して、アクセス・レベルを選択します。次
に、名前またはメール・アドレスの入力を開始しま
す。名前またはアドレスが表示されたら選択しま
す。エンタープライズ・ディレクトリーにあるユー
ザーとコミュニティーだけが表示されます。
v 「YourOrganizationName のすべてのユーザー」を選
択して、全員に読者権限を与えます。 すべてのユ
ーザーが投稿者としてアクセスできるようにするに
は、「すべてのユーザーがこのフォルダーに投稿で
きる」を選択します。フォルダーを組織のすべての
ユーザーが使用できるようにすると、組織のすべて
のユーザーが使用できるようになっていないファイ
ルがフォルダーから削除されます。
5. 「保存」 をクリックします。
注: フォルダーの直接の共有先となっているユーザーとグ
ループのみが、フォルダー内のファイルを編集できます。
ただし、組織の全員によって共有されているフォルダーに
は、このルールは適用されません。例えば、
「YourOrganizationName のすべてのユーザー」を使用し
てフォルダーが共有されている場合、そのフォルダーに含
まれているファイルに対して「新規バージョンのアップロ
ード」オプションが表示されるのは、そのファイルの編集
権限がユーザーに明示的に付与されているときか、そのフ
ァイルが、ユーザーを明示的な共有先に指定して共有され
ているフォルダーにも含まれているときだけです。
第 33 章 ファイル共有による他のユーザーとのコラボレーション
179
オプション
説明
作成したフォルダーを他のユーザーに共有する
1. フォルダーを開きます。
2. 「共有」をクリックします。
3. 以下のいずれかを実行します。
v 特定のユーザーやコミュニティーに共有するには、
「特定のユーザーまたはコミュニティー」 を選択
します。 「ユーザー」 または「コミュニティー」
を選択して、アクセス・レベル (このトピックで説
明しています) を選択します。次に、名前またはメ
ール・アドレスの入力を開始します。名前またはア
ドレスが表示されたら選択します。エンタープライ
ズ・ディレクトリーにあるユーザーとコミュニティ
ーだけが表示されます。
v 「YourOrganizationName のすべてのユーザー」 を
選択して、組織の全員に読者権限を与えます。 組
織のすべてのユーザーが投稿者としてアクセスでき
るようにするには、「すべてのユーザーがこのフォ
ルダーに投稿できる」 を選択します。 フォルダー
を組織のすべてのユーザーが使用できるようにする
と、組織のすべてのユーザーが使用できるようにな
っていないファイルがフォルダーから削除されま
す。
4. 「共有」をクリックします。
組織内の全員が表示できるフォルダーをそうでない設定に 1. フォルダー・ページを開きます。
する
2. 「共有」タブをクリックします。
3. 「すべてのユーザー」の横の「X」をクリックしま
す。
フォルダーの共有を許可された特定のユーザーとコミュニ
ティーは、そのファイルを表示して作業することができま
す。
共有フォルダーを非公開フォルダーとして指定する
1. フォルダー・ページを開きます。
2. 「共有」タブをクリックします。
3. 「共有の停止」リンクをクリックします。これによ
り、そのフォルダーを表示して作業することができる
のは自分だけになります。
4. 「OK」をクリックします。
共有フォルダーに対するユーザーの権限を下げる
1. フォルダー・ページを開きます。
2. 「共有」タブをクリックします。
3. ユーザー、グループ、コミュニティーの横の「X」を
クリックします。
4. 新しいアクセス・レベルを選択して「OK」をクリック
します。
180
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
関連概念:
171 ページの『第 33 章 ファイル共有による他のユーザーとのコラボレーション』
ファイル共有によって、特定のファイルやファイル・グループに関する他のユーザーとのコラボレーション
が可能になります。
ファイルの操作
自分のファイルや他のユーザーのファイルで実行できる操作は、そのファイルに割り当てられているアクセ
ス・レベルによって異なります。
このタスクについて
任意のファイルに対して、主要なアクセス・レベルが 3 つあります。それは、非公開、特定のユーザーま
たはコミュニティーと読者権限または編集者権限のいずれかで共有、組織内の全員と共有です。組織内の全
員が表示できるファイルの場合は、組織内の誰でもそのファイルを開いたりダウンロードしたりできます。
ファイルを共有したり、ファイルをフォルダーに追加したり、ファイルにコメントを追加したりする操作、
さらには、ファイルが編集されたりコメントが追加されたりしたときに通知を受信する操作も実行できま
す。
ファイル所有者は、他のユーザーによるファイルの共有を許可するように選択できます。他のユーザーが自
分とファイルを共有するときには、読者権限または編集者権限が付与されます。それぞれの権限は以下のと
おりです。
v 「読者」権限: 読者は、ファイルの読み取り、コメントの追加、ダウンロード、推奨、変更通知の受信、
共有が可能です。自身のフォルダーのいずれか、「投稿者」権限を持つフォルダーにファイルを追加で
きます。
v 「編集者」権限: 編集者は、ファイルの読み取り、編集、コメントの追加、ダウンロード、推奨、新しい
バージョンのアップロード、ファイルのプロパティーの設定が可能です。ファイル変更通知の受信とフ
ァイルの共有が可能です。編集者は、自身のフォルダー、または「投稿者」権限を持つフォルダーにフ
ァイルを追加することもできます。
ファイルに対するアクセス権限を確認する場合は、対象ファイルのページを開き、ページの「共有」をクリ
ックします。
手順
ファイルのページを開いて、以下のファイル操作を 1 つ以上実行します。
オプション
説明
ファイルを推奨する
任意のファイル・リストでファイルを検索し、「いいね」
オプションをクリックするか、そのファイルのアイコンを
クリックしてファイルを推奨します。個別のファイル・ペ
ージで、「いいね」オプションまたはアイコンをクリック
することもできます。
ファイルにコメントを追加する
コメントを追加したいファイルのページを開き、「コメン
ト」タブをクリックして「コメントの追加」をクリックし
ます。コメントを入力して「保存」をクリックします。
第 33 章 ファイル共有による他のユーザーとのコラボレーション
181
オプション
説明
ファイルをダウンロードする
v 1 つのファイルをダウンロードする場合は、そのファ
イルのページを開いて「このファイルをダウンロー
ド」をクリックします。
v 1 つ以上のファイルをダウンロードする場合は、ファ
イルまたはフォルダーのビューを開き、対象のファイ
ルの横にあるボックスにチェック・マークを付けて、
「ダウンロード」をクリックします。
v ビュー内のすべてのファイルをダウンロードする場合
は、「すべてのファイルのダウンロード」をクリック
します。これにより、現在のページに表示されていな
いファイルも含め、すべてのファイルが含まれた圧縮
ファイルがフォルダーにダウンロードされます。圧縮
ファイルの最大サイズは 4 GB です。
注: 圧縮ファイルにダウンロードするいずれかのファイル
のファイル名に英語以外の文字が含まれている場合は、
「グローバル (デフォルト)」設定を使用できます。この
設定では、圧縮プログラムで UTF-8 文字を使用します。
これにより、圧縮中にすべてのファイル名の文字が正しく
処理されるようになります。 「グローバル (デフォル
ト)」設定を選択した後でも圧縮ファイル内のファイル名
が正しく表示されない場合は、「グローバル (デフォル
ト)」をクリックし、プロンプト画面で言語の値を指定し
て、再びダウンロード処理を実行します。
注: 選択したファイルの複数の圧縮ファイルのダウンロー
ドを実行すると、最初の圧縮ファイルの名前が files.zip
になります。 その後のダウンロードも同じ名前になりま
すが、files(1).zip、files(2).zip のように番号が追加されま
す。圧縮ファイルの名前は後で変更することができます。
ファイルのプロパティーを編集する
ファイルのページを開いて「他のアクション」 > 「プロ
パティーの編集」をクリックします。ファイル名、説明、
ファイル拡張子を変更し、「保存」をクリックします。他
のユーザーが所有するファイルのプロパティーを編集する
には、所有者であるか「編集者」権限を持っている必要が
あります。
ファイルをフォルダーに追加する
追加したいファイルのページを開いて「フォルダーに追
加」をクリックします。フォルダーを選択し、「フォルダ
ーに追加」をクリックします。または、フォルダーのペー
ジを開いて「ファイルの追加」をクリックし、以前にアッ
プロードしたファイルを選択することもできます。
ファイルのロックまたはロック解除を行う
ファイルのページを開き、「他のアクション」 > 「ファ
イルのロック」をクリックするか、「他のアクション」
> 「ファイルのロック解除」をクリックします。
注: 編集者はファイルをロックできますが、自分がロック
したファイルでない限り、ロックを解除することはできま
せん。編集者は、自分がそのファイルの所有者でない限
り、他のユーザーがロックしたファイルのロックを解除す
ることはできません。
182
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
関連概念:
167 ページの『第 32 章 ファイルの概要』
ファイル機能を使用すると、自分と他のユーザーが簡単にファイルのアップロード、整理、共有、コラボレ
ーション作業を行うことができます。
171 ページの『ファイルのアクセス権限の概要』
ファイルの所有者は、自分のファイルを非公開にすることも、他のユーザーに共有することもできます。
関連タスク:
215 ページの『第 45 章 ファイルのフォルダーへの追加』
フォルダーを使用してファイルを整理します。ファイルは、「投稿者」または「所有者」の権限を持つフォ
ルダーに追加します。
第 33 章 ファイル共有による他のユーザーとのコラボレーション
183
184
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 34 章 ファイルのアップロードと共有
1 つ以上のファイルを、自分のデバイスからファイル・アプリケーションにアップロードする
このタスクについて
既存のファイルをアップロードして、アクティビティーやコミュニティーと関連付けることができます。ま
た、後で使用または参照するために、これらのファイルを単純に中央部に格納することもできます。オプシ
ョンで、アップロード中、またはアップロード後に、ファイルにタグを付けることや、他のユーザーとその
ファイルを共有することもできます。
ファイルを格納するための領域は、管理者によって制限されています。アップロードされたファイル内のバ
ージョンはすべてコンピューター上に保管されます。必要に応じて、ファイルの古いバージョンを削除し、
追加のストレージ・スペースを作成することができます。
1 つのファイルをアップロードする場合のファイル・サイズの上限は 500 MB です。 単一のユーザーに
割り振られるストレージ量は、デフォルトで 5GB です。
注: ファイル名に許可されている最大文字数は、ファイル拡張子を含めて 248 文字 (一部の言語ではこれ
より少ない) です。¥ / : * ? " < > | を除く任意の文字を使用できます。
注: ファイルのアップロード中には、ウィルス・スキャンが実行されます。また、アップロード済みのファ
イルにも、定期的にウィルス・スキャンが実行されます。
注: IBM SmartCloud Docs のサブスクリプションを保有している場合は、1 つのステップで、文書、スプ
レッドシート、プレゼンテーションのファイルの作成、アップロード、編集の開始を行うこともできます。
詳しくは、『新規ファイルの作成、アップロード、編集』を参照してください。
手順
1. 「ファイルのアップロード」をクリックします。
2. 「参照」をクリックし、1 つ以上のファイルを選択して、「開く」をクリックします。
3. オプション: タグを入力します。複数のタグを入力する場合は、各タグを半角スペースで区切ります。
4. 以下のいずれかの共有オプションを選択します。
オプション
説明
共有しない
非公開ファイルとして指定します。所有者のみが表示およ
び編集することができます。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
185
オプション
説明
特定のユーザーまたはコミュニティー
特定のユーザーやコミュニティーとファイルを共有しま
す。
1. 「ユーザーまたはコミュニティー」を選択します。
注: 自分が所有者またはメンバーであるコミュニティ
ーのみ、選択することができます。
2. 「読者として」または「編集者として」のアクセス・
レベルを選択します。それぞれのアクセス・レベルは
以下のとおりです。
v 「読者」権限が設定されたユーザーは、ファイルの
表示、コメントの追加、ダウンロード、推奨を行う
ことができます。「投稿者」権限を持つフォルダー
にファイルを追加すること、ファイルに対する変更
の通知を受けること、および他のユーザーとファイ
ルを共有することができます。
v 「編集者」権限が設定されたユーザーは、ファイル
の表示、編集、コメントの追加、ダウンロード、推
奨、新しいバージョンのアップロード、ファイルの
プロパティーの設定を行うことができます。「投稿
者」権限を持つフォルダーにファイルを追加するこ
と、ファイルに対する変更の通知を受けること、他
のユーザーに共有することができます。
3. 以下のいずれかのタスクを実行します。
v 「ユーザー」に共有するには、ユーザー名の入力を
開始し、ユーザー名が表示されたら選択します。
v 「コミュニティー」に共有するには、コミュニティ
ー名の入力を開始し、コミュニティー名が表示され
たら選択します。
4. ファイルを共有するユーザーに対して、オプションの
メッセージを追加します。このメッセージは、自分と
ファイルを共有しているユーザーに送信される通知に
組み込まれます。
YourOrganizationName のすべてのユーザー
ファイルを組織のすべてのユーザーから使用可能にしま
す。この設定によって「読者」権限が与えられます。
他のユーザーによるこれらのファイルの再共有を許可する ファイルの共有先のユーザーがそのファイルを他のユーザ
ーに共有することを許可します。
ファイルが組織外部のユーザーに共有されることを許可す ファイルの共有先のユーザーがそのファイルを外部に共有
る
することを許可します。 このオプションは、ファイルの
アップロード時にのみ有効で、ファイルのアップロード後
の変更はできません。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
オプション
説明
これらのファイル・コンテンツを暗号化する
オプションで、アップロードするファイルを暗号化するよ
うに指定します。暗号化されたファイルのコンテンツは、
検索ツールの使用時には利用できません。ただしファイル
名は利用できます。例えば、abx_project という語句を含
む暗号化ファイルの場合、そのファイルは検索リストに戻
されませんが、名前に abx_project という語句を含むファ
イルは検索リストに戻されます。
暗号化ファイルは「表示」メニュー・オプションを使用し
て表示することはできません。
IBM SmartCloud Docs サブスクリプションを保有するユ
ーザーは、この暗号化オプションを使用してアップロード
されたファイルを、「IBM Docs を使用して編集」オプシ
ョンを使用して編集することはできません。
5. 「アップロード」をクリックします。
関連概念:
167 ページの『第 32 章 ファイルの概要』
ファイル機能を使用すると、自分と他のユーザーが簡単にファイルのアップロード、整理、共有、コラボレ
ーション作業を行うことができます。
171 ページの『ファイルのアクセス権限の概要』
ファイルの所有者は、自分のファイルを非公開にすることも、他のユーザーに共有することもできます。
171 ページの『第 33 章 ファイル共有による他のユーザーとのコラボレーション』
ファイル共有によって、特定のファイルやファイル・グループに関する他のユーザーとのコラボレーション
が可能になります。
関連タスク:
191 ページの『第 36 章 新規ファイルの作成、アップロード、編集』
IBM SmartCloud Docs のサブスクリプションを保有している場合は、ファイル・アプリケーションでの作
業中に、新規の文書、スプレッドシート、プレゼンテーションの作成と編集を行うことができます。作成お
よびアップロードが完了すると、組み込みの編集ツールを使用してファイルの作業をすぐに開始できます。
193 ページの『第 37 章 ビューアーを使用したファイルの表示』
ファイル・アプリケーションでの作業中に、アップロードされた文書、スプレッドシート、プレゼンテーシ
ョン、 PDF ファイルを表示できます。
第 34 章 ファイルのアップロードと共有
187
188
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 35 章 ファイルのダウンロード
ファイルのローカル・コピーを、指定された場所にダウンロードすることができます。また、ファイルのコ
ンテンツを表示することもできます。
このタスクについて
ファイルのローカル・コピーをダウンロードできます。例えば、自分が所有しているファイルや、自分が他
のユーザーに共有し、「読者」権限または「編集者」権限が割り当てられているファイルをダウンロードす
ることができます。また、このファイルを単純に開いて表示することもできます。
手順
1. ダウンロード対象のファイルを見つけ、ファイル名をクリックして、そのファイルのページを開きま
す。
例えば、タグを使用してファイル機能で対象のファイルを検索するか、対象のファイルが表示されるビ
ュー (「マイ・ファイル」や「自分に共有」など) を表示します。
2. そのファイルのページで「ダウンロード」をクリックします。
注: ファイル・ビューアーでサポートされるタイプのファイルの場合、別の方法として、「表示」を選
択することでファイルを開いて表示できます。IBM SmartCloud Docs のサブスクリプションを保有して
いて、ファイルに対して十分な共有権限を持っている場合、「IBM Docs を使用して編集」をクリック
してファイルをエディターで開き、ファイル内で編集または共同編集を行うこともできます。詳しく
は、『IBM SmartCloud Docs を使用したファイルの編集』と『ビューアーを使用したファイルの表示』
を参照してください。
注: ファイルを表示するのみの場合は、「ダウンロード」をクリックし、プロンプトが表示されたとき
にファイルを開くことを指定します。
3. 「ファイルの保存」 > 「OK」をクリックします。
4. ファイルを保存するフォルダーを指定して「保存」をクリックします。
関連タスク:
199 ページの『第 38 章 IBM SmartCloud Docs を使用したファイルの編集』
IBM SmartCloud Docs のサブスクリプションを保有している場合は、ファイル・アプリケーションでの作
業中に、アップロード済みの文書、スプレッドシート、プレゼンテーション、テキスト・ファイルを編集す
ることができます。表示、共有、他のユーザーとの共同編集を行うこともできます。
193 ページの『第 37 章 ビューアーを使用したファイルの表示』
ファイル・アプリケーションでの作業中に、アップロードされた文書、スプレッドシート、プレゼンテーシ
ョン、 PDF ファイルを表示できます。
© IBM Corporation 2007, 2013 © IBM 2010, 2013 © Copyright IBM Corp. 2013
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 36 章 新規ファイルの作成、アップロード、編集
IBM SmartCloud Docs のサブスクリプションを保有している場合は、ファイル・アプリケーションでの作
業中に、新規の文書、スプレッドシート、プレゼンテーションの作成と編集を行うことができます。作成お
よびアップロードが完了すると、組み込みの編集ツールを使用してファイルの作業をすぐに開始できます。
このタスクについて
一部のファイル・タイプは、ファイル・アプリケーションから直接作成と編集ができます。これらには、
OpenDocument ファイル (ワード・プロセッシング文書 .odt)、スプレッドシート (.ods)、プレゼンテーシ
ョン (.odp) などが含まれます。
ファイルを作成してアップロードし、直接編集することにより、コンテンツを追加して、オリジナル・ファ
イルを上書きする変更を行うか、変更内容をそのファイルの新規バージョンに保存することができます。ま
た、ファイルへのアクセス権限を持つ他のユーザーと共同作業を行うこともできます。
手順
1. 「アプリケーション」 > 「ファイル」をクリックして、ファイル・アプリケーションを開きます。
2. 「新規」をクリックします。
3. 「文書」、「スプレッドシート」、「プレゼンテーション」をクリックします。
4. 「名前」フィールドにファイル名を入力します。
ファイルが開いたら、「ヘルプ」をクリックして、IBM SmartCloud Docs を使用してファイルを編集す
る方法について調べます。
5. ファイルを保存する準備が完了したら、以下のオプションのいずれかを選択します。
v ファイルを同じ名前を使用して保存し、作業を続ける場合は、「ファイル」 > 「保存」をクリック
します。これにより、ファイルはドラフトとして保存されます。ドラフトを保存して、自分と、自分
がそのファイルを共有する他のユーザーが、それを「ファイル」ビューで表示できるようにするに
は、最初に「バージョンの公開」オプションを使用してファイルを公開する必要があります。ファイ
ルは「マイ・ファイル」に保存されます。
注: 「ファイル」 > 「保存」オプションを使用してファイルを保存すると、そのファイルを「マイ・
ファイル」ビューに表示できますが、「読者」アクセス権限が割り当てられている他のユーザーは、
ファイルに公開済みバージョンができるまではそれを表示できません。
v 別の名前を使用してファイルを保存する場合は、「ファイル」 > 「名前を付けて保存」をクリック
し、新規名を指定して、「OK」をクリックします。これにより、ファイルはドラフトとして保存さ
れます。ドラフトを保存して、自分と、自分がそのファイルを共有する他のユーザーが、それを「フ
ァイル」ビューで表示できるようにするには、最初に「バージョンの公開」オプションを使用してフ
ァイルを公開する必要があります。ファイルは「マイ・ファイル」に保存されます。
注: 「ファイル」 > 「名前を付けて保存」オプションを使用してファイルを保存すると、ファイルは
「マイ・ファイル」ビューに保存され、バージョンが公開されます。ユーザー自身と他のユーザー
は、IBM SmartCloud Docs でそのファイルの編集や表示を実行できるようになります。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
191
6. 作業中のバージョンを上書きしたり、またはファイルを新規名で保存したりするのではなく、そのファ
イルのあるバージョンを保存するには、「バージョンの公開」をクリックします。バージョンの説明を
入力し、「公開」をクリックします。「ファイル」ページの「バージョン」タブをクリックすると、す
べてのバージョンとその説明が表示されます。
7. ファイルの共同作業 (特定の文書を共同編集するなど) を行うために他のユーザーを招待するには、そ
の文書の編集モードにして、「ファイル」 > 「共有」をクリックします。「共有先」フィールドに、
ファイルを共有するユーザーの連絡先の入力を開始します。ファイルを共有するユーザーの連絡先を選
択し、「OK」をクリックします。 手順を繰り返して共有先の連絡先を追加します。
8. ブラウザーの編集タブを閉じることにより、ファイルの編集セッションを閉じます。
関連概念:
167 ページの『第 32 章 ファイルの概要』
ファイル機能を使用すると、自分と他のユーザーが簡単にファイルのアップロード、整理、共有、コラボレ
ーション作業を行うことができます。
171 ページの『ファイルのアクセス権限の概要』
ファイルの所有者は、自分のファイルを非公開にすることも、他のユーザーに共有することもできます。
171 ページの『第 33 章 ファイル共有による他のユーザーとのコラボレーション』
ファイル共有によって、特定のファイルやファイル・グループに関する他のユーザーとのコラボレーション
が可能になります。
関連タスク:
193 ページの『第 37 章 ビューアーを使用したファイルの表示』
ファイル・アプリケーションでの作業中に、アップロードされた文書、スプレッドシート、プレゼンテーシ
ョン、 PDF ファイルを表示できます。
185 ページの『第 34 章 ファイルのアップロードと共有』
1 つ以上のファイルを、自分のデバイスからファイル・アプリケーションにアップロードする
192
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 37 章 ビューアーを使用したファイルの表示
ファイル・アプリケーションでの作業中に、アップロードされた文書、スプレッドシート、プレゼンテーシ
ョン、 PDF ファイルを表示できます。
このタスクについて
一部のファイル・タイプは、ファイル・アプリケーションから直接表示できます。 これらには、
OpenDocument ファイル (ワード・プロセッシング文書 .odt)、スプレッドシート (.ods)、プレゼンテーシ
ョン (.odp) などが含まれます。これらのファイル・タイプと同等の Microsoft の各ファイル、つまり
Word 文書 (.doc と .docx)、Excel スプレッドシート (.xls と .xlsx)、PowerPoint プレゼンテーション
(.ppt と .pptx) も、さらに .pdf ファイルも表示できます。
アップロードされたファイルをファイル・アプリケーションから直接表示すると、前もってファイルのダウ
ンロード・オプションを使用しなくても、ファイル内容を表示できます。 ファイル内でのナビゲート、ペ
ージ倍率の変更、特定のページへのナビゲート、スライド・ショーの再生、印刷を行うことができます。
手順
1. 「アプリケーション」 > 「ファイル」をクリックして、ファイル・アプリケーションを開きます。
2. 表示するアップロードされたファイルが含まれているファイル・アプリケーションのページを開きま
す。例えば、「マイ・ファイル」ビューで既存の .odt 文書をクリックして、「表示」オプションを表
示します。
3. そのファイルのページで「表示」をクリックします。
注: 選択したファイル・タイプをビューアーがサポートしていない場合、「表示」オプションは表示さ
れません。
注: ファイル所有者が「新規」メニュー・オプション (IBM SmartCloud Docs のサブスクリプションに
よって使用可能) を使用してファイルを作成し、あなたにそのファイルを表示するように依頼しても、
ファイル所有者が先にそのファイルを公開するまでは、ファイルを表示できません。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
193
関連概念:
167 ページの『第 32 章 ファイルの概要』
ファイル機能を使用すると、自分と他のユーザーが簡単にファイルのアップロード、整理、共有、コラボレ
ーション作業を行うことができます。
171 ページの『ファイルのアクセス権限の概要』
ファイルの所有者は、自分のファイルを非公開にすることも、他のユーザーに共有することもできます。
171 ページの『第 33 章 ファイル共有による他のユーザーとのコラボレーション』
ファイル共有によって、特定のファイルやファイル・グループに関する他のユーザーとのコラボレーション
が可能になります。
関連タスク:
191 ページの『第 36 章 新規ファイルの作成、アップロード、編集』
IBM SmartCloud Docs のサブスクリプションを保有している場合は、ファイル・アプリケーションでの作
業中に、新規の文書、スプレッドシート、プレゼンテーションの作成と編集を行うことができます。作成お
よびアップロードが完了すると、組み込みの編集ツールを使用してファイルの作業をすぐに開始できます。
185 ページの『第 34 章 ファイルのアップロードと共有』
1 つ以上のファイルを、自分のデバイスからファイル・アプリケーションにアップロードする
173 ページの『ファイルの共有』
ユーザーやコミュニティーとファイルを共有したり、組織内の全員がファイルを表示できるように設定した
りします。
189 ページの『第 35 章 ファイルのダウンロード』
ファイルのローカル・コピーを、指定された場所にダウンロードすることができます。また、ファイルのコ
ンテンツを表示することもできます。
文書の表示
文書がファイル・アプリケーションにアップロードされたら、その文書を開いて表示できます。文書のスク
ロール、ページ倍率の変更、特定のページへのナビゲートを行うことができます。 印刷することもできま
す。
サポートされるファイル・タイプ
表 12. 文書ビューアーで開くことができるファイル形式
アプリケーション
®
ファイル・タイプ
®
IBM Lotus Symphony Documents
.odt
Microsoft Word
.doc、.docx
Adobe Reader
.pdf
表示するための文書のオープン
1. ファイル・アプリケーションで、表示するファイルを見つけます。
2. ファイル名をクリックします。
3. 「表示」をクリックします。ビューアーで文書が開きます。
文書内でのナビゲート
文書のページを移動するには、以下のいずれかのステップを実行します。
v 文書全体をスクロールします。
194
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
v ツールバーの「次へ」
または「前へ」
をクリックします。
特定のページに移動するには、以下のいずれかの手順を実行します。
に上書きしてページ番号を入力し、Enter
v ツールバーに現在表示されているページ番号
キーを押します。
v サムネールのパネルを使用して、特定のページに移動します。
文書のページ表示の変更
v ツールバーの「ズームイン」
倍率を変更できます。
v 矢印
または「ズームアウト」
をクリックすることで、ページ
をクリック後、リストから倍率サイズを選択できます。
v ウィンドウの幅に合わせてページのサイズを変更するには、ツールバーの「ページに合わせる」
をクリックします。
文書の印刷
v ツールバーの「印刷」
をクリックします。
v 「印刷設定」ウィンドウが表示されます。ウィンドウの表示どおりに、ブラウザーのページ・セットア
ップを設定します。
v
ブラウザーを設定したら、「OK」をクリックして「印刷設定」ウィンドウを閉じます。
v 「印刷」ウィンドウが表示されたら、印刷設定を指定し、「OK」をクリックします。
文書でのアクセシビリティー
アクセシビリティー機能は、運動障害や視覚障害など身体に障害のあるユーザーをサポートします。詳しく
は、アクセシビリティーのトピックを参照してください。
プレゼンテーションの表示
プレゼンテーションがファイル・アプリケーションにアップロードされたら、そのプレゼンテーションを開
いて表示できます。スライド倍率の変更、特定のページへの迅速な移動、スライド・ショーの再生を実行で
きます。印刷することもできます。
サポートされるファイル・タイプ
表 13. プレゼンテーション・ビューアーで開くことができるファイル形式
アプリケーション
ファイル・タイプ
IBM Lotus Symphony Presentations
.odp
Microsoft PowerPoint
.ppt、.pptx
Adobe Reader
.pdf
第 37 章 ビューアーを使用したファイルの表示
195
表示するためのプレゼンテーションのオープン
1. ファイル・アプリケーションで、表示するファイルを見つけます。
2. ファイル名をクリックします。
3. 「表示」をクリックします。ビューアーでプレゼンテーションが開きます。
プレゼンテーション内でのナビゲート
プレゼンテーションのページを移動するには、ツールバーの「次へ」
ックします。
または「前へ」
をクリ
特定のスライドに移動するには、以下のいずれかの手順を実行します。
v ツールバーに現在表示されているスライド番号
Enter キーを押します。
に上書きしてスライド番号を入力し、
v サムネールのパネルを使用して、特定のスライドに移動します。
スライド表示の変更
v ツールバーの「ズームイン」
ドの倍率を変更できます。
v 矢印
または「ズームアウト」
をクリックすることで、スライ
をクリック後、リストから倍率サイズを選択できます。
v スライドを元のサイズに戻すには、ツールバーの「標準ビュー」
をクリックします。
スライド・ショーの再生
ツールバーの「スクリーン表示の再生」
をクリックすることで、スライド・ショーを再生できま
す。スライド・ショーは、最初のスライドから開始します。
プレゼンテーションの印刷
v ツールバーの「印刷」
をクリックします。
v 「印刷設定」ウィンドウが表示されます。ウィンドウの表示どおりに、ブラウザーのページ・セットア
ップを設定します。
v
ブラウザーを設定したら、「OK」をクリックして「印刷設定」ウィンドウを閉じます。
v 「印刷」ウィンドウが表示されたら、印刷設定を指定し、「OK」をクリックします。
プレゼンテーションでのアクセシビリティー
アクセシビリティー機能は、運動障害や視覚障害など身体に障害のあるユーザーが情報技術製品を快適に使
用できるようにサポートします。詳しくは、アクセシビリティーのトピックを参照してください。
196
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
スプレッドシートの表示
スプレッドシートがファイル・アプリケーションにアップロードされたら、そのスプレッドシートを開いて
表示できます。スプレッドシートのスクロール、ページ倍率の変更、特定のページへのナビゲートを行うこ
とができます。 印刷することもできます。
サポートされるファイル・タイプ
表 14. スプレッドシート・ビューアーで開くことができるファイル形式
アプリケーション
ファイル・タイプ
IBM Lotus Symphony Spreadsheets
.ods
Microsoft Excel
.xls、.xlsx
Adobe Reader
.pdf
表示するためのスプレッドシートのオープン
1. ファイル・アプリケーションで、表示するファイルを見つけます。
2. ファイル名をクリックします。
3. 「表示」をクリックします。ビューアーでスプレッドシートが開きます。
スプレッドシート内でのナビゲート
スプレッドシートのページを移動するには、以下のいずれかのステップを実行します。
v スプレッドシート全体をスクロールします。
または「前へ」
v ツールバーの「次へ」
特定のページに移動するには、ツールバー
ページ番号を入力し、Enter キーを押します。
をクリックします。
で現在表示されているページ番号に上書きして
スプレッドシートのページ表示の変更
v ツールバーの「ズームイン」
倍率を変更できます。
v 矢印
または「ズームアウト」
をクリックすることで、ページ
をクリック後、リストから倍率サイズを選択できます。
v ウィンドウの幅に合わせてページのサイズを変更するには、ツールバーの「ページに合わせる」
をクリックします。
スプレッドシートの印刷
v ツールバーの「印刷」
をクリックします。
v 「印刷設定」ウィンドウが表示されます。ウィンドウの表示どおりに、ブラウザーのページ・セットア
ップを設定します。
第 37 章 ビューアーを使用したファイルの表示
197
v
ブラウザーを設定したら、「OK」をクリックして「印刷設定」ウィンドウを閉じます。
v 「印刷」ウィンドウが表示されたら、印刷設定を指定し、「OK」をクリックします。
スプレッドシートでのアクセシビリティー
アクセシビリティー機能は、運動障害や視覚障害など身体に障害のあるユーザーが情報技術製品を快適に使
用できるようにサポートします。詳しくは、アクセシビリティーのトピックを参照してください。
198
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 38 章 IBM SmartCloud Docs を使用したファイルの編集
IBM SmartCloud Docs のサブスクリプションを保有している場合は、ファイル・アプリケーションでの作
業中に、アップロード済みの文書、スプレッドシート、プレゼンテーション、テキスト・ファイルを編集す
ることができます。表示、共有、他のユーザーとの共同編集を行うこともできます。
このタスクについて
IBM Docs サブスクリプションを使用すると、ファイル・アプリケーション内からいくつかのファイル・タ
イプを編集できます。これらには、OpenDocument ファイル (ワード・プロセッシング文書 .odt)、スプレ
ッドシート (.ods)、プレゼンテーション (.odp) などが含まれます。これらのファイル・タイプと同等の
Microsoft の各ファイル、つまり Word 文書 (.doc と .docx)、Excel スプレッドシート (.xls と
.xlsx)、PowerPoint プレゼンテーション (.ppt と .pptx) と、テキスト (.txt) ファイルも編集できます。
アップロードされたファイルをファイル・アプリケーションから編集することにより、ファイル・コンテン
ツを表示し、場合によってはそのファイルへのアクセス権限を持つ他のユーザーと、ファイルに対して共同
作業を行うことができます。変更内容でオリジナル・ファイルを上書きするか、変更内容をそのファイルの
新規バージョンとして保存できるため、ファイルをダウンロードしてファイル・アプリケーションの外部で
編集し、新規バージョンをアップロードするという追加の手順は必要ありません。共同編集機能を使用し
て、ファイルの共同作業を行えます。
注: IBM SmartCloud Docs のサブスクリプションを保有している場合は、ファイル・アプリケーションか
ら、文書、スプレッドシート、プレゼンテーションの作成と編集を直接行うこともできます。詳しくは、
191 ページの『第 36 章 新規ファイルの作成、アップロード、編集』を参照してください。
手順
1. 「アプリケーション」 > 「ファイル」をクリックして、ファイル・アプリケーションを開きます。
2. 編集するアップロードされたファイルが含まれているファイル・ページを開きます。例えば、「マイ・
ファイル」ビュー内の既存の .odt 文書ファイルを開きます。
3. そのファイルのページで「IBM Docs で編集」をクリックします。
注: 選択したファイル・タイプをエディターがサポートしていない場合、「IBM Docs で編集」オプシ
ョンは表示されません。
ファイルが開いたら、「ヘルプ」をクリックして、さまざまな編集オプションについて学んでくださ
い。
4. ファイルを保存する準備が完了したら、以下のオプションのいずれかを選択します。
v ファイルを同じ名前を使用して保存し、作業を続ける場合は、「ファイル」 > 「保存」をクリック
します。これにより、ファイルはドラフトとして保存され、編集者アクセス権限を持つ他のユーザー
は変更内容を表示できます。ドラフトを保存して、自分と、自分がそのファイルを共有する他のユー
ザーが、最新の変更内容を表示またはダウンロードきるようにするには、最初に「バージョンの公
開」オプションを使用してファイルを公開する必要があります。
v ファイルは「マイ・ファイル」に保存されます。
v 別の名前を使用してファイルを保存する場合は、「ファイル」 > 「名前を付けて保存」をクリック
し、新規名を指定して、「OK」をクリックします。これにより、ファイルは新規ファイルとして保
存され、他のユーザーがアクセスできるようにするには、ファイルを共有する必要があります。
© IBM Corporation 2007, 2013 © IBM 2010, 2013 © Copyright IBM Corp. 2013
199
5. 作業中のバージョンを上書きするのではなく、ファイルのバージョンを保存するには、変更を行う前
に、新規バージョンを公開するか、ファイルを新規名で保存します。バージョンを公開するには、「バ
ージョンの公開」をクリックし、バージョンの説明を入力して、「公開」をクリックします。「ファイ
ル」ページの「バージョン」タブをクリックすると、すべてのバージョンとその説明が表示されます。
注: 編集中に行われる変更内容は自動的にドラフトに保存されます。それらの変更内容を破棄したい場
合は、「ファイル」ページの「バージョン」タブを使用して、変更を行う前に公開した前のバージョン
を復元できます。
6. ファイルの共同作業 (特定の文書を共同編集するなど) を行うために他のユーザーを招待するには、そ
の文書の編集モードにして、「ファイル」 > 「共有」をクリックします。「共有先」フィールドに、
ファイルを共有するユーザーの連絡先の入力を開始します。ファイルを共有するユーザーの連絡先を選
択し、「OK」をクリックします。 手順を繰り返して共有先の連絡先を追加します。
7. ブラウザーの編集タブを閉じることにより、ファイルの編集セッションを閉じます。
関連タスク:
189 ページの『第 35 章 ファイルのダウンロード』
ファイルのローカル・コピーを、指定された場所にダウンロードすることができます。また、ファイルのコ
ンテンツを表示することもできます。
200
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 39 章 ファイル・タグの使用
ファイル・タグを使用して、自分や他のユーザーがファイルの検索やファイルのグループ化を行うのに使用
できる、プロジェクト名や機能などのキーワードを有意義な方法で割り当てます。次に、タグを使用してフ
ァイル検索をフィルタリングします。
このタスクについて
所有するファイル、または「編集者」権限があるファイルにタグを付けることができます。タグを使用して
ファイルの検索をフィルタリングするには、リストから 1 つ以上のタグ名を選択するか、タグ名を入力し
ます。
1 つ以上のファイルにタグを付けるには、 1 つ以上のタグを使用してファイルを検索するには、以下の手
順を実行します。
v 1 つのファイルにタグを付ける操作
ファイルにタグを追加するには、以下の手順を実行します。
1. 目的のファイル・ページを開きます。
2. 「タグの追加」をクリックします。
3. タグを入力します。複数のタグを入力する場合は、各タグを半角スペースかコンマで区切ります。
注: コンマはスペースに変換されます。
4. 「保存」 をクリックします。
v 複数のファイルにタグを付ける操作
複数のファイルに一度にタグを追加するには、以下の手順を実行します。
1. 「マイ・ファイル」ビューまたは「自分が提供」ビューを開きます。
2. ファイルの横のチェック・ボックスにチェック・マークを付けます。
3. 「タグの追加」をクリックします。
4. タグを入力します。複数のタグを入力する場合は、各タグを半角スペースかコンマで区切ります。
注: コンマはスペースに変換されます。
5. 「OK」をクリックします。
v タグ名でファイルを検索します。
タグを使用してファイルを検索するには、以下の手順を実行します。
1. 任意のフォルダーまたはファイル・リストを開きます。
2. 「タグ」フィルターで、タグ・クラウド内のタグをクリックするか「タグの検索」をクリックし、タ
グ名を入力して検索アイコンをクリックします。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
201
関連概念:
167 ページの『第 32 章 ファイルの概要』
ファイル機能を使用すると、自分と他のユーザーが簡単にファイルのアップロード、整理、共有、コラボレ
ーション作業を行うことができます。
171 ページの『ファイルのアクセス権限の概要』
ファイルの所有者は、自分のファイルを非公開にすることも、他のユーザーに共有することもできます。
202
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 40 章 ファイル・バージョンの使用
ファイルを初回にアップロードしたときに、バージョン 1 が作成されます。自分または「編集者」権限を
持つユーザーがそのファイルを再度アップロードした場合、新しいバージョンが作成されます。それまでの
すべてのバージョンが維持されます。バージョンは削除できます。
ファイル内の特定のバージョンにアクセスするには、対象ファイルのページを開き、「バージョン」タブを
クリックします。この操作により、バージョン番号、更新日時、更新したユーザー、バージョンのサイズな
どの情報が表示されます。
この画面から、ファイル内の特定のバージョンをダウンロードすることができます。その際、対象ファイル
の所有者であるか「編集者」権限を持っているユーザーの場合、1 つ前のバージョンを最新バージョンとし
て復元することができます。ファイル内のバージョンを削除できるのは、そのファイルの所有者かシステム
管理者だけです。古いバージョンからファイルを復元するか、「新規バージョンのアップロード」をクリッ
クしてファイルの新規バージョンをアップロードすると、新しいバージョンが生成されます。
注: 古いバージョンを復元したときに、復元されるのはファイルのコンテンツのみです。ファイル・ページ
のタイトル、タグなどの他のプロパティーは変更されません。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
203
204
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 41 章 ファイルのロック
ファイルをロックして、他のユーザーがそのファイルを編集することを禁止します。
このタスクについて
ファイルをロックすると、新規バージョンのアップロード、プロパティーの編集、そのファイルへのタグの
追加を自分のみが実行できる状態になります。
ファイルのロック/ロック解除を実行できるのは、ファイルの所有者と編集者です。例えば、ファイルをア
ップロードしたユーザーは自動的にファイル所有者と見なされ、そのファイルのロック/ロック解除を行う
ことができます。そのファイルに対する編集者権限を別のユーザーに与えた場合は、そのユーザーも当該フ
ァイルのロック/ロック解除を行えるようになります。
ファイル所有者がロックしたファイルをファイル編集者がロック解除することはできませんが、編集者がロ
ックしたファイルを所有者がロック解除することは可能です。
ファイルをロックすると、そのファイルをダウンロードして読み取ることは他のユーザーにもできますが、
そのファイルの新しいバージョンをアップロードできるのは、自分だけになります。
ファイルをロックすると、そのファイルは編集不可になります。ただし、そのファイルをごみ箱に移動した
り、削除したり、そのファイルにコメントを追加したり、そのファイルを推奨したりする操作は可能です。
手順
1. 目的のファイル・ページを開きます。
2. 「他のアクション」 > 「ファイルのロック」をクリックします。
3. ファイルのロックを解除するには、「他のアクション」 > 「ファイルのロック解除」をクリックしま
す。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 42 章 ファイルの検索
ファイルを検索するには多くの方法があります。ソート、フィルター、さまざまな表示方法の切り替え、キ
ーワードやワイルドカードを使用した検索を実行できます。
このタスクについて
自分がピン留めしたファイル、自分が所有するファイル、自分に共有されているファイル、自分が共有して
いるファイル、自分がアクセス権限を保持しているコミュニティー・ファイル、組織内の全員が使用可能な
ファイル、「ごみ箱」フォルダー内のファイルを検索したり表示したりできます。
2 つの「表示」スタイル・アイコンのいずれかをクリックするか、「カスタマイズ」をクリックしてファイ
ル・リスト内に表示する列を選択することにより、「ファイル」ビューでのファイルの表示方法を制御する
ことができます。
手順
1. ファイルを検索する場合は、以下の方法で検索することができます。
オプション
説明
ピン留めしたファイルを検索する
ナビゲーション・ボックスで「ピン留めされたファイル」
をクリックします。
ファイルをピン留めするには、リスト内のファイルの横に
ある押しピンのアイコンをクリックするか、ファイルを開
いてピン留めアイコンをクリックします。
アップロード済みのファイルを検索する
ナビゲーション・ボックスで「マイ・ファイル」をクリッ
クします。
他のユーザーが自分に共有されているファイルを検索する ナビゲーション・ボックスで「自分に共有」をクリックし
ます。
これらは、他のユーザーによって自分に共有されているフ
ァイルです。
自分が他のユーザーに共有しているファイルを検索する
ナビゲーション・ボックスで「共有したファイル」をクリ
ックします。
これは、特定のユーザーに共有したファイルです。
閲覧する権限のあるコミュニティー・ファイルを検索する ナビゲーション・ボックスで「コミュニティー・ファイ
ル」をクリックします。
ファイル (組織のすべてのユーザーが使用できるファイ
ル) を検索する
ナビゲーション・ボックスで「自分の組織名 のファイ
ル」をクリックします。
ストリングまたはワイルドカード文字で検索する
「マイ・ファイル」や「自分に共有されているファイル」
などのファイル検索カテゴリーを選択します。検索フィー
ルドにファイル名やワイルドカード文字「*」を含むスト
リングなどを入力して、検索アイコンをクリックします。
詳しくは、『詳細検索オプションの使用』を参照してくだ
さい。
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207
2. 以下のいずれかの方法で、ファイルをフィルターに掛けたり、ファイルにアクセスしたりします。
オプション
説明
タグによってファイルを表示する
「タグ」セクションまたは「公開タグ」セクションを展開
し、タグ・クラウド内のタグをクリックするか、検索フィ
ールドにタグを入力して検索アイコンをクリックします。
この操作により、指定されたタグを含むファイルが表示さ
れます。タグ・フィルターを使用したファイルの検索の詳
細については、『ファイル・タグの使用』を参照してくだ
さい。
アクセス権限のあるファイルを開いて、割り当てられてい
るタグを表示することもできます。
共有方法によってファイルを表示する
ファイルの共有方法により、ビューでのファイルの表示を
制限することができます。
1. 「ピン留めされたファイル」または「マイ・ファイ
ル」をクリックします。
2. 「共有中」セクションを展開します。
3. 以下のいずれかのリンクをクリックして、ファイルの
表示をフィルタリングします。
v 組織に公開
v 特定のユーザーと共有
v 共有しない (非公開)
1. 「自分に共有」または「自分が提供」をクリックしま
す。
2. 「共有中」セクションを展開します。
3. 「自分に共有、組織に公開」または「自分に共有、組
織に非公開」をクリックします。または、検索フィー
ルドに名前を入力することによって特定のユーザーを
検索します。
208
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
オプション
説明
日付によってファイルを表示する
「更新日」セクションを展開して、以下のいずれかのリン
クをクリックします。
v 今日
v 過去 7 日間
v 過去 30 日間
v 過去 365 日間
日付セクションを展開します。表示中のファイル・リスト
に応じて、以下の任意のものにすることができます。
v 「更新日」セクションは、「ピン留めされたファイ
ル」リストと「マイ・ファイル」リストに表示されま
す。
v 「共有日」セクションは、「自分に共有」リストと
「自分が提供」リストに表示されます。
v 「作成日」セクションは、「公開ファイル」リストに
表示されます。
ファイルの日付は、さまざまなファイル・リスト・ビュー
にも表示されます。
編集可能な他のユーザーのファイルを表示する
「自分に共有」ビューに表示されている「役割」セクショ
ンを展開して「編集者」をクリックします。
他のユーザーが編集可能なファイルを表示する
「共有したファイル」ビューに表示されている「役割」セ
クションを展開して「編集者」をクリックします。
ビューに列を追加する
フォルダー・ビューで「カスタマイズ」をクリックしま
す。ビューの列に表示するデータを選択して、「表示」を
クリックします。
ビュー内のすべてのファイルをダウンロードする
「すべてのファイルのダウンロード」をクリックして、現
在のページに表示されていないファイルも含め、ビュー内
のすべてのファイルが含まれた圧縮ファイルをダウンロー
ドします。圧縮ファイルの最大サイズは 4 GB です。
圧縮ファイルにダウンロードするいずれかのファイルのフ
ァイル名に英語以外の文字が含まれている場合は、「グロ
ーバル (デフォルト)」設定を使用できます。この設定で
は、圧縮プログラムで UTF-8 文字を使用します。これに
より、圧縮中にすべてのファイル名の文字が正しく処理さ
れるようになります。 「グローバル (デフォルト)」設定
を選択した後でも圧縮ファイル内のファイル名が正しく表
示されない場合は、「グローバル (デフォルト)」をクリ
ックし、プロンプト画面で言語の値を指定して、再びダウ
ンロード処理を実行します。
注: 複数の圧縮ファイルのダウンロードを実行する場合
は、ダウンロードする最初の圧縮ファイルの名前が
files.zip になります。 その後のダウンロードも同じ名
前になりますが、files(1).zip、files(2).zip のように番号
が追加されます。
第 42 章 ファイルの検索
209
オプション
説明
ビューが変更された場合にフィード通知を受け取る
「これらのファイルのフィード」をクリックし、プロンプ
ト画面の指示に従って、フィード・リーダーの購読申し込
みを作成します。
関連概念:
167 ページの『第 32 章 ファイルの概要』
ファイル機能を使用すると、自分と他のユーザーが簡単にファイルのアップロード、整理、共有、コラボレ
ーション作業を行うことができます。
171 ページの『ファイルのアクセス権限の概要』
ファイルの所有者は、自分のファイルを非公開にすることも、他のユーザーに共有することもできます。
225 ページの『第 48 章 詳細検索オプションの使用』
詳細検索オプションを使用して、検索の範囲を制御します。
210
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 43 章 フォルダーの検索
フォルダーを検索するにはいくつかの方法があります。例えば、ソート、フィルター、表示の切り替え、特
定のキーワードによる検索を実行できます。
このタスクについて
自分がピン留めしたフォルダー、自分が所有するフォルダー、自分に共有されているフォルダー、組織内の
全員が表示できるフォルダーを検索できます。
手順
1. フォルダーを検索する場合は、以下の方法で検索することができます。
オプション
説明
ピン留めしたフォルダーを検索する
ナビゲーション・ボックスで「ピン留めされたフォルダ
ー」をクリックします。
ファイルをピン留めするには、フォルダーの横にある押し
ピンのアイコンをクリックします。
作成したフォルダーを検索する
ナビゲーション・ボックスで「マイ・フォルダー」をクリ
ックします。
他のユーザーが自分に共有されているフォルダーを検索す ナビゲーション・ボックスで「自分に共有されているフォ
る
ルダー」をクリックします。
これらは、他のユーザーによって自分に共有されているフ
ォルダーです。
自分の組織に公開されているフォルダーを検索する
ナビゲーション・ボックスで「YourOrganizationName の
フォルダー」をクリックします。
ストリングまたはワイルドカード文字で検索する
「マイ・フォルダー」や「自分に共有されているフォルダ
ー」などのフォルダー検索カテゴリーを選択します。検索
フィールドにフォルダー名やワイルドカード文字「*」を
含むストリングなどを入力して、検索アイコンをクリック
します。
これらの文字に一致するフォルダーが返されます。
詳しくは、『詳細検索オプションの使用』を参照してくだ
さい。
フォルダーを名前で検索するとき、3 文字以上を検索スト
リングの基準にした場合、その基準文字列を含むすべての
フォルダー名が返されます。 2 文字以下を検索ストリン
グ基準にした場合は、完全に一致するフォルダー名のみが
返されます。 文字列内の文字の数に関わらず検索ストリ
ング基準を含むフォルダー名が返されるようにするには、
検索ストリング基準の後にアスタリスク (*) のワイルド
カード文字を付加します。
2. 以下のいずれかの方法で、フォルダーをフィルターに掛けたり、フォルダーにアクセスしたりします。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
211
オプション
説明
特定のユーザーによって作成されたフォルダーを表示する 「作成者」フィルターを展開し、名前の入力を開始しま
す。名前が表示されたらクリックします。または検索アイ
コンをクリックします。これは「マイ・フォルダー」では
使用できません。
フォルダーの共有方法を表示する
以下のいずれかのフォルダー・セクションでフォルダーを
開き、「共有」を選択して、共有特性を表示します。
v ピン留めされたフォルダー
v マイ・フォルダー
v 自分に共有されているフォルダー
v YourOrganizationName のフォルダー
「投稿者」または「所有者」の権限が付与されたフォルダ 「役割」フィルターを展開し、「投稿者」または「所有
ーを表示する
者」をクリックします。
フォルダー内のすべてのファイルをダウンロードする
「このフォルダーのダウンロード」をクリックして、現在
のページに表示されていないファイルも含め、フォルダー
内のすべてのファイルが含まれた圧縮ファイルをダウンロ
ードします。圧縮ファイルの最大サイズは 4 GB です。
圧縮ファイルにダウンロードするいずれかのファイルのフ
ァイル名に英語以外の文字が含まれている場合は、「グロ
ーバル (デフォルト)」設定を使用できます。この設定で
は、圧縮プログラムで UTF-8 文字を使用します。これに
より、圧縮中にすべてのファイル名の文字が正しく処理さ
れるようになります。 「グローバル (デフォルト)」設定
を選択した後でも圧縮ファイル内のファイル名が正しく表
示されない場合は、「グローバル (デフォルト)」をクリ
ックし、プロンプト画面で言語の値を指定して、再びダウ
ンロード処理を実行します。
フォルダーが変更された場合にフィード通知を受け取る
「このフォルダーのフィード」をクリックし、プロンプト
画面の指示に従って、フィード・リーダーの購読申し込み
を作成します。
関連概念:
225 ページの『第 48 章 詳細検索オプションの使用』
詳細検索オプションを使用して、検索の範囲を制御します。
212
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 44 章 フォルダーの作成
フォルダーを使用して、ファイルをグループ化できます。フォルダーは、非公開フォルダー、共有フォルダ
ー、全員が表示できるフォルダーのいずれかとして指定できます。
このタスクについて
フォルダーを作成して、ファイルをグループにまとめることができます。これにより、自分にとって有意義
な方法でファイルをグループ化できます。オプションで、3 つのタイプの共有機能 (読者、投稿者、所有
者) の 1 つを使用可能にして、他のユーザーがフォルダー内のファイルに対して共同作業を行うことを許
可できます。
注: コミュニティー・アプリケーションの「ファイル」ウィジェットを使用してコミュニティー内のフォル
ダーを共有することもできます。詳しくは、『コミュニティーでのフォルダーの共有』を参照してくださ
い。
v 非公開フォルダー内のファイルを表示して編集できるのは、その所有者だけです。
組織内の全員が表示できるフォルダーの中に非公開フォルダーを入れると、社内の全員が表示できるよ
うに指定されていないファイルは、そのフォルダーから削除されます。
v ユーザーまたはコミュニティーに共有しているフォルダーに格納されているファイルは、そのフォルダ
ーの共有先であるユーザーやコミュニティーが表示して編集できます。
フォルダーに対するアクセス権として、「読者」権限、「投稿者」権限、「所有者」権限の各アクセス
権限をユーザーとコミュニティーに設定することができます。
– 「読者」はフォルダー内のファイルを表示できます。
– 「投稿者」ができることは、フォルダーへのファイルの追加、自分が追加したファイルの削除、フォ
ルダー内のファイルに関する情報の表示です。
– 「所有者」は、フォルダーを他のユーザーに共有でき、またフォルダーからファイルを削除できま
す。
フォルダーを他のユーザーとコミュニティーに共有した場合、このフォルダー内のファイルはこれらの
ユーザーに対して表示可能になります。ただし、このコレクションの所有者が明示的にファイルの共有
を指定しない限り、他のユーザーは、この同じファイルを異なるコレクション内で表示することはでき
ません。例えば、ファイルをフォルダーに追加したときに、フォルダーは Cathy に共有するものの、フ
ァイルは Cathy に共有しない場合、Cathy には、そのフォルダーでそのファイルが表示され、そのファ
イルを開くこともできますが、他のリストにそのファイルは表示されません。
フォルダーを他のユーザーに共有したり他のユーザーの役割を変更したりすると、それらのユーザーに
通知されます。
v 組織の全員が表示できるフォルダー内のファイルは、組織内の人であれば誰でも読み取ることができま
すが、それらのフォルダーにファイルを追加できるのは、所有者と、「投稿者」権限または「所有者」
権限を与えられたユーザーだけです。
手順
1. 「新規フォルダー」 または 「新規」 > 「新規フォルダー」をクリックします。
2. フォルダー名を入力します。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
213
3. オプション: 説明を入力します。
4. フォルダーの共有方法を指定します。
v フォルダーを非公開にするには、「共有しない」を選択します。
v 特定のユーザーとファイルを共有するには、「特定のユーザーまたはコミュニティー」 を選択しま
す。
a. 「ユーザーまたはコミュニティー」を選択します。
b. 「所有者」、「投稿者」 、「読者」のいずれかのアクセス・レベルを割り当てます。
c. 名前またはメール・アドレスの入力を開始します。名前またはアドレスが表示されたら選択しま
す。
v 組織の全員がフォルダー・コンテンツに対して読み取りアクセスを行えるようにするには、
「YourOrganizationName のすべてのユーザー」を選択します。
5. フォルダーが組織の全員に表示されるようにし、他のユーザーがフォルダー内のファイルを表示してダ
ウンロードできるようにするには、「フォルダーが組織外の他のユーザーに共有されることを許可す
る」をクリックします。
6. 組織の全員がフォルダーに投稿できるようにするには、「YourOrganizationName のすべてのユーザーが
このフォルダーに投稿できる」をクリックします。
7. 「保存」をクリックして、フォルダーを作成します。
関連概念:
167 ページの『第 32 章 ファイルの概要』
ファイル機能を使用すると、自分と他のユーザーが簡単にファイルのアップロード、整理、共有、コラボレ
ーション作業を行うことができます。
171 ページの『ファイルのアクセス権限の概要』
ファイルの所有者は、自分のファイルを非公開にすることも、他のユーザーに共有することもできます。
関連タスク:
https://apps.na.collabserv.com/help/topic/com.ibm.cloud.communities.doc/t_com_share_folder.html
214
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 45 章 ファイルのフォルダーへの追加
フォルダーを使用してファイルを整理します。ファイルは、「投稿者」または「所有者」の権限を持つフォ
ルダーに追加します。
このタスクについて
フォルダーを開いてファイルを追加したり、ファイルを開いてフォルダーに追加したり、ファイルをフォル
ダーにドラッグ・アンド・ドロップしたりすることができます。
要約すると、前にアップロードしたファイルをフォルダーに追加するには、以下の手順を実行します。
v フォルダーを開いて「ファイルの追加」をクリックし、フォルダーに追加するファイルを選択して「フ
ァイルの追加」をクリックします。
v ファイルを開いて「フォルダーに追加」をクリックし、ファイルの追加先のフォルダーを選択して「フ
ォルダーに追加」をクリックします。
手順
1. 以下の手順を実行して、ファイルをフォルダーに追加します。
a. フォルダーを開きます。
b. 「ファイルの追加」をクリックします。
c. 以下の任意の方法でファイルを見つけ、選択します。
選択項目
説明
自分のコンピューターのファイルを参照
ファイルをコンピューターからフォルダーにアップロー
ド。
ファイルを共有フォルダーにアップロードすると、そのフ
ォルダーを共有しているすべてのユーザーがそのファイル
を共有することになります。
最近使ったファイル
最近アップロードしたか最近共有したファイルを選択しま
す。
すべてのファイルにわたって検索するには、文字を検索フ
ィールドに入力して検索アイコンをクリックします。すべ
てのファイルには、自分のファイル、全員が閲覧可能なフ
ァイル、自分に共有されているファイルが該当します。
ピン留めされたファイル
ピン留めされたファイルのリストから選択します。
マイ・ファイル
アップロードしたファイルを選択します。
自分のファイル全体を検索するには、文字を検索フィール
ドに入力して検索アイコンをクリックします。
自分に共有
ユーザーが自分に共有しているファイルを選択します。
自分に共有されているファイルの中で検索するには、文字
を検索フィールドに入力して検索アイコンをクリックしま
す。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
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選択項目
説明
他のユーザーのファイル
自分に共有されているファイル、自分の所属するコミュニ
ティーに共有されているファイル、組織の全員が使用可能
なファイルを選択します。
検索フィールドへの名前またはメール・アドレスの入力を
開始し、選択します。 名前またはアドレスが表示されな
い場合は、検索アイコンをクリックしてください。
マイ・フォルダー
フォルダーからファイルを選択します。「マイ・フォルダ
ー」を展開し、フォルダーをクリックした後、そのフォル
ダーのファイルを選択します。
すべてのファイルにわたって検索するには、文字を検索フ
ィールドに入力して検索アイコンをクリックします。すべ
てのファイルには、自分のファイル、公開ファイル、自分
に共有されているファイルが該当します。
共有フォルダー
自分に共有されているフォルダーのファイルを選択しま
す。「共有フォルダー」を展開し、フォルダーをクリック
した後、そのフォルダーのファイルを選択します。
すべてのファイルにわたって検索するには、文字を検索フ
ィールドに入力して検索アイコンをクリックします。すべ
てのファイルには、自分のファイル、公開ファイル、自分
に共有されているファイルが該当します。
d. 「ファイルの追加」をクリックします。
e. オプションでボックスにチェック・マークを付け、フォルダーのメンバーに対して、自分が所有する
ファイルの編集を許可します。
2. ファイルを開いてフォルダーに追加するには、以下の手順を実行します。
a. 目的のファイルを見つけて、そのファイル・ページを開きます。
b. 「フォルダーに追加」をクリックします。
c. 以下の任意の方法で 1 つ以上のフォルダーを見つけ、選択します。
選択項目
説明
最近使ったフォルダー
最近ファイルを追加したフォルダーを、「最近ファイルを
追加したフォルダー」リストから選択します。
「最近更新されたフォルダー」リストから、最近自分が作
成したフォルダー、最近他のユーザーから自分に共有され
たフォルダー、他のユーザーが最近ファイルを追加したフ
ォルダーを選択します。
これらのフォルダーすべてにわたって検索するには、文字
を検索フィールドに入力して検索アイコンをクリックしま
す。
マイ・フォルダー
作成したフォルダーを選択します。
これらのフォルダーすべてにわたって検索するには、文字
を検索フィールドに入力して検索アイコンをクリックしま
す。
216
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
選択項目
説明
自分に共有されているフォルダー
ユーザーが自分に共有しているフォルダーを選択します。
これらのフォルダーすべてにわたって検索するには、文字
を検索フィールドに入力して検索アイコンをクリックしま
す。
YourOrganizationName のフォルダー
組織の全員が閲覧可能なフォルダーを選択します。
これらのフォルダーすべてにわたって検索するには、文字
を検索フィールドに入力して検索アイコンをクリックしま
す。
d. 「フォルダーに追加」をクリックします。
関連タスク:
181 ページの『ファイルの操作』
自分のファイルや他のユーザーのファイルで実行できる操作は、そのファイルに割り当てられているアクセ
ス・レベルによって異なります。
第 45 章 ファイルのフォルダーへの追加
217
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 46 章 ファイルとフォルダーの変更の追跡
ファイル、フォルダー、ビューが変更されたときに、ファイルとフォルダーの変更内容を表示し、通知を要
求できます。
このタスクについて
ファイルまたはフォルダーをフォローすると、ファイルまたはフォルダーが更新された場合に、通知がホー
ム・ページに送信されます。
フォルダー、ファイル、ファイルのリストにはフィード・リンクが用意されています。オプションでこれら
のフィードを購読して、フィード・リーダーで更新の通知を受け取ることができます。 『フィードの購
読』を参照してください。
以下のファイル追跡機能が使用可能です。
v バージョン管理 - ファイルの新しいバージョンをアップロードするたびに、バージョン番号が増えてい
きます。
v コメント - ファイルへのアクセス権限を持つすべてのユーザーがコメントを使用できます。
v フィード・リーダーの購読申し込みと更新通知 - ユーザーは、自分が所有しているファイルや、自分に
共有されているファイルが更新されると、通知を受け取ります。任意のフィード・リーダーで更新通知
を受け取るために、フィードを作成することもできます。
手順
ファイルとフォルダーの変更をフォローするには、以下の任意のタスクを実行します。
オプション
説明
ファイルがフォルダーに追加されたときに通知を受け取る フォルダーを開いて、「フォロー」をクリックします。
デフォルトでは、自分が所有するフォルダーの場合はこれ
が選択され、公開フォルダーと自分がメンバーになってい
るフォルダーの場合は選択解除されます。
ファイルが編集されるかコメントが追加されたときに通知 対象ファイルのページを開き、「他のアクション」 >
を受け取る
「フォロー」をクリックします。
デフォルトでは、自分が所有するファイルの場合はこれが
選択され、公開ファイルや自分に共有されているファイル
の場合は選択解除されます。
リスト・フィードを購読する
ファイル・リストまたはフォルダーを購読できます。
ビュー・リストを開き、「これらのフォルダーのフィー
ド」などのフィード・リンクをクリックします。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
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オプション
説明
1 つのファイルのフィードを購読する (コメントまたはバ 目的のファイル・ページを開きます。
ージョン)
コメントの更新を購読する場合は、「コメント」タグをク
リックして「これらのコメントのフィード」をクリックし
ます。
バージョンの更新を購読する場合は、「バージョン」タグ
をクリックして「これらのバージョンのフィード」をクリ
ックします。
ファイルの情報を表示する
ファイルのページを開き、「このファイルについて」タブ
をクリックします。この操作により、ファイルの追加日、
最終更新日、ファイル・サイズ、ファイルが推奨およびダ
ウンロードされた合計回数、匿名ユーザーによるダウンロ
ード回数を表示することができます。また、どのユーザー
がファイルをダウンロードしたのかについても表示されま
す。
アップロードされているバージョンを確認するには、「バ
ージョン」タブをクリックします。
投稿されているコメントを確認するには、「コメント」タ
ブをクリックします。
ファイルの共有の状態を確認するには、「共有」タブをク
リックします。
ファイルへのリンクが含まれているフォルダーを確認する
には、「フォルダー」タブをクリックします。
関連概念:
167 ページの『第 32 章 ファイルの概要』
ファイル機能を使用すると、自分と他のユーザーが簡単にファイルのアップロード、整理、共有、コラボレ
ーション作業を行うことができます。
171 ページの『ファイルのアクセス権限の概要』
ファイルの所有者は、自分のファイルを非公開にすることも、他のユーザーに共有することもできます。
関連タスク:
『フィードの購読』
フィードを購読して、モニター対象のアプリケーションおよびユーザー・データに関する更新を受け取るこ
とができます。フィード・リーダーによって自動的に変更の詳細が配信されるため、アプリケーションごと
に更新を確認する手間を省くことができます。
フィードの購読
フィードを購読して、モニター対象のアプリケーションおよびユーザー・データに関する更新を受け取るこ
とができます。フィード・リーダーによって自動的に変更の詳細が配信されるため、アプリケーションごと
に更新を確認する手間を省くことができます。
始める前に
Atom フィードをサポートするフィード・リーダーが必要です。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
このタスクについて
フィードを購読すると、フィード・リーダーがコンテンツ更新の有無を自動的に検査して更新を取得するた
め、更新を容易にモニターできます。
手順
1. 購読するコンテンツがあるページに移動します。
2. フィード・リーダーにフィードを追加します。詳しくは、ご使用の Web ブラウザーまたはフィード・
リーダーの資料を参照してください。
ヒント: (コミュニティーの場合のみ)
v フィードの Web アドレスを指定する際、ps パラメーターを使用して、フィードの別のページ・サイ
ズを指定することができます。デフォルトの場合、コミュニティーのフィードには、1 ページに 10
エントリーが表示されます。最初のページにはデフォルトで 10 エントリーが表示されますが、それ
以降のページは、page パラメーターを使用して取り出せます。例えば、次の Web アドレスを使用し
てマイ・コミュニティー・フィードの 2 つ目のページを取り出すと、そのページ・サイズを 20 エ
ントリーに設定できます。http://app.example.com/communities/service/atom/communities/
my?page=2&ps=20
v コミュニティーのアクティビティーを追跡するには、そのコミュニティーのアクティビティー・フィ
ードを購読します。
関連タスク:
219 ページの『第 46 章 ファイルとフォルダーの変更の追跡』
ファイル、フォルダー、ビューが変更されたときに、ファイルとフォルダーの変更内容を表示し、通知を要
求できます。
第 46 章 ファイルとフォルダーの変更の追跡
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 47 章 ファイルの削除
ファイルをごみ箱に移動して、ファイル・アプリケーションから削除します。その後、ファイルを復元する
ことも、完全に削除することもできます。
始める前に
ファイルをごみ箱に移動すると、ファイルがすべてのフォルダーで非表示になり、検索結果に表示されなく
なります。ファイルをごみ箱に移動すると、そのファイルのすべてのバージョン、推奨、コメントもごみ箱
に移動され、そのファイルを共有していたユーザーに表示されなくなります。
ファイルをごみ箱から復元すると、そのファイルは以前のフォルダーに戻され、すべてのデータが復元され
ます。 ファイルをごみ箱から復元すると、すべてのバージョン、推奨、コメントも復元され、そのファイ
ルを共有していたユーザーに再び表示されます。
ごみ箱の中のファイルは、ファイル・サイズの割り当て量に算入されます。 割り当て量の限界に到達する
と、ごみ箱内のファイルを削除して、さらにファイルをアップロードするためのスペースを確保できます。
このタスクについて
1 つ以上のファイルを「ごみ箱」に移動できます。その後、そのファイルを復元するか、削除できます。
手順
1. ファイル・ページを開きます。
2. 「他のアクション」 > 「ごみ箱に移動」をクリックして、「OK」をクリックします。
注: 複数のファイルをごみ箱に移動するには、「マイ・ファイル」などのビューを開いて移動対象のフ
ァイルを選択し、「ごみ箱に移動」をクリックして、「OK」をクリックします。 ごみ箱に移動できる
のは、自分が所有しているファイルに限られます。
3. オプション: ごみ箱に入っているファイルを復元するか削除するには、ナビゲーション・ボックスで
「ごみ箱」をクリックし、以下のいずれかの操作を実行します。
v ファイルを復元するには、ファイル名の横にある矢印アイコンをクリックし、「復元」を選択しま
す。
v ファイルを完全に削除するには、ファイル名の横にある矢印アイコンをクリックし、「削除」を選択
します。
4. オプション: ごみ箱にあるすべてのファイルを完全に削除するには、「ごみ箱を空にする」をクリック
します。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 48 章 詳細検索オプションの使用
詳細検索オプションを使用して、検索の範囲を制御します。
単一の用語 (test、hello など) を検索することも、句 ("test search"、"hello world" など) を検索する
こともできます。 検索する句は、二重引用符 (") で囲みます。
検索語と検索演算子とを組み合わせることで、検索内容を絞り込むことができます。また、ワイルドカード
検索やファジー検索を実行したり、検索語を括弧でグループ化して副照会を作成したりすることもできま
す。 検索では、大/小文字の区別はありません。大文字でも小文字でも同じ文字として扱われます。
ワイルドカード検索
検索では、単一文字のワイルドカード検索と複数文字のワイルドカード検索がサポートされます。ただし、
これらの検索は、句ではなく、単一用語内でサポートされます。 疑問符 (?) またはアスタリスク (*) のワ
イルドカード記号を、検索ストリングの先頭文字として使用することはできません。単一文字のワイルドカ
ード検索を実行するには、疑問符 (?) を使用します。 検索を実行すると、この単一の文字を別の 1 文字
で置き換えたときに一致する用語を検索します。複数文字のワイルドカード検索を実行するには、アスタリ
スク (*) を使用します。 このタイプの検索では、0 個以上の文字が検索されます。
検索演算子
検索範囲を制御するには、以下の演算子を使用します。
表 15. 詳細検索の演算子
演算子
説明
OR
OR 演算子を 2 つの単語の間で使用すると、いずれかの
単語を含むコンテンツが検索されます。
例えば、car or motorcycle と入力した場合、検索では
car または motorcycle のいずれかを含む情報が返され
ます。
AND
AND 演算子は、単一文書のテキストのどこかに両方の用
語が存在しているコンテンツを検索する場合に使用しま
す。デフォルトでは、キーワード間のスペースは、AND
演算として処理されます。
二重アンパーサンド (&&) 演算子を、AND 演算子と同じ
意味で使用できます。
例えば、car と motorcycle というテキストを含む情報
を検索するには、以下の照会を入力します。
"car" AND "motorcycle"
© IBM Corporation 2007, 2013 © IBM 2010, 2013 © Copyright IBM Corp. 2013
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表 15. 詳細検索の演算子 (続き)
演算子
説明
+
正符号 (+) は、検索語句を組み合わせる場合に使用しま
す。正符号演算子は AND 演算子に似ていますが、その
符号のすぐ後に続く単語にのみ適用されます。
例えば、car を必ず含み、motorcycle も含んでいてもよ
い情報を検索するには、以下の照会を入力します。
+car motorcycle
NOT 演算子は、ある単語を検索から除外する場合に使用
します。 この演算子の直後の単語を含む結果は、検索か
ら除外されます。
NOT
感嘆符 (!) および負符号 (-) を、NOT 演算子と同じ意味
で使用できます。
例えば、car を含むが motorcycle は含まない情報を検
索するには、以下のいずれかの照会を入力します。
v car NOT motorcycle
v car -motorcycle
NOT 演算子、感嘆符 (!)、負符号 (-) を単一の用語と共
に使用すると、何の結果も返されません。
グループ化
節の検索語をグループ化して検索範囲をさらに絞り込むには、括弧を使用します。
例えば、plane と car、plane と motorcycle を含む情報を検索するには、以下の照会を入力します。
(car OR motorcycle) AND plane
特殊文字
検索語に以下の非英数字のいずれかが含まれている場合は、その文字の前に円記号 ( ¥ ) を付けるか、検
索語を二重引用符 (") で囲みます。
+ - && || ! ( ) { } [ ] ^ " ~ * ? : \
例えば、cat + dog というテキスト・ストリングを含む情報を検索しようとして、検索語として cat + dog
と入力すると、cat という単語と dog という単語の両方を含むすべてのデータが検索されます。 cat +
dog という実際のテキスト・ストリングを含む情報を検索するには、以下のいずれかの照会を使用します。
v cat ¥+ dog
v "cat + dog"
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
関連概念:
207 ページの『第 42 章 ファイルの検索』
ファイルを検索するには多くの方法があります。ソート、フィルター、さまざまな表示方法の切り替え、キ
ーワードやワイルドカードを使用した検索を実行できます。
211 ページの『第 43 章 フォルダーの検索』
フォルダーを検索するにはいくつかの方法があります。例えば、ソート、フィルター、表示の切り替え、特
定のキーワードによる検索を実行できます。
第 48 章 詳細検索オプションの使用
227
228
IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 49 章 ユーザー
連絡先リストの作成と管理を行い、プロフィールを更新し、組織内のユーザーのリストを表示します。 メ
ールのサブスクリプションを保有している場合、メール連絡先にアクセスすることもできます。
「スタートアップ・ガイド」アプリケーションを参照してください。
新機能
前回の更新以降に追加された機能を確認してください。
開始
v 個人情報をセットアップする
v ユーザーを検索する
v 他のユーザーを共同作業に招待する
v 連絡先を追加またはインポートする
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 50 章 プロフィール、連絡先、ゲスト・ユーザー
ユーザーの情報が他のユーザーにどのように表示されるかを管理し、連絡先のリストを作成します。 プロ
フィールを使用して、ユーザーの個人情報がサイト上でどのように表示されるかを定義します。 ユーザー
自身についての情報を共有します。 他のユーザーを追跡するのに役立つように連絡先を追加し、組織メン
バーを表示し、共同作業するために組織外のユーザーを招待します。
プロフィール、連絡先のリスト、ディレクトリー (組織内のすべてのメンバーのリスト) にアクセスするに
は、「ユーザー」をクリックします。
プロフィールには、ユーザーの名前、連絡先情報、写真が含まれています。 ユーザーのプロフィールを編
集できるのはそのユーザーのみですが、管理者は、組織に関する情報を追加できます。
「連絡先」タブの機能はアドレス帳に似ています。 顧客やワーク・メンバーを追跡するのに役立つよう
に、連絡先情報を追加したりインポートしたりできます。 連絡先の詳細を編集し、その連絡先を他のユー
ザーに転送することができます。 任意の連絡先を「ネットワーク連絡先」に指定できます。 ネットワーク
連絡先は、通常の連絡先がアクセスできないユーザーについての詳細を表示できます。 例えば、通常の連
絡先には、ユーザーの名前、役職、組織名、写真のみが表示されます。 ネットワーク連絡先には、この情
報に加えて、ユーザーが「私について」セクションに追加した情報が表示されます。 1 つ以上の連絡先を
選択し、メニューをクリックして、選択されたすべての連絡先に対してアクションを実行することができま
す。 リスト内の連絡先の上にマウス・カーソルを移動すると、その連絡先に対して実行できるいくつかの
アクションが表示されます。
所属する組織名 のディレクトリーには、所属する組織内のすべてのユーザーがリストされます。
組織のメンバーではないユーザーと共同作業するには、そのユーザーをゲストとして追加します。 連絡先
リストにゲストを追加すると、プロジェクトにおいて、現在サブスクライバーではない専門家のワーク・メ
ンバーやビジネス・パートナーと共同作業できます。
サブスクライバーではないユーザーがゲストとして参加するように招待されると、そのユーザーは、メール
を IBM SmartCloud Engage から受信します。 メールには、ユーザーの名前とそのユーザーからのメッセ
ージが含まれています。 ゲストは、招待を受け入れると、招待者のネットワーク連絡先になり、共同作業
を開始できます。 ゲストは、メンバーが実行できる多くのことを実行できます。例えば、ファイルをアッ
プロードしたり、ミーティングに参加したり、自分自身のゲストを招待したりできます。 ゲストの詳細に
ついては、『ゲストができること』を参照してください。
関連概念:
243 ページの『第 56 章 ゲストができること』
IBM SmartCloud Engage のゲスト・メンバーになる招待をユーザーが受け入れると、そのユーザーは、共
同作業に役立つ機能にアクセスできます。 また、招待されたゲストと招待者は、自動的に相互のネットワ
ーク連絡先になります。
© Copyright IBM Corp. 2010, 2013
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 51 章 個人情報の変更
他のユーザーはあなたを検索して連絡を取るためにあなたのプロフィールを使用するため、プロフィール情
報を最新の内容に更新しておいてください。 他のユーザーは、プロフィール内の情報によってあなたの詳
細を把握します。 例えば、あなたの専門分野を確認したり、アカウントに関連付けられたメール・アドレ
スを使用してあなたに連絡したりできます。
このタスクについて
あなたとあなたのアカウントについての情報は、2 つの場所に表示されます。 「アカウント設定」ページ
には、アカウントに関連付けられた名前とメール・アドレスに加えて、サイトで使用する言語も表示されま
す。 「マイ・プロフィール」ページには、連絡先情報、役職、写真などの個人情報が表示されます。 プロ
フィールには、あなたについての情報に加えて、サイトでのあなたの最新のアクティビティーもリストされ
ます。
手順
「マイ・プロフィール」または「アカウント設定」にアクセスするには、メニュー・バー上のあなたの写真
をクリックし、リストから該当するリンクを選択します。
オプション
説明
名前の表示方法を編集する
メニュー・バー内のあなたの写真をクリックし、「アカウ
ント設定」を選択し、「名前」セクションで「変更」をク
リックします。
写真を追加、変更、削除する
「ユーザー」 > 「マイ・プロフィール」をクリックし、
「マイ・プロフィールの編集」をクリックします。 写真
で「変更」または「削除」をクリックします。
サポートされるイメージ形式は JPG、GIF、PNG です。
ファイル・サイズは 5 MB 未満である必要があります。
使用言語を変更する
メニュー内のあなたの写真をクリックし、「アカウント設
定」を選択し、「地域」セクションで「変更」をクリック
します。
連絡先情報を編集する
「ユーザー」 > 「マイ・プロフィール」をクリックし、
「マイ・プロフィールの編集」をクリックして、役職、住
所、電話番号を編集します。
ネットワーク連絡先のみが表示できる個人の詳細を追加す 「ユーザー」 > 「マイ・プロフィール」をクリックし、
る
「マイ・プロフィールの編集」をクリックします。 「私
について」に情報を入力します。
「私について」を使用して、あなた自身についての情報を
ネットワーク連絡先に共有します。 例えば、現在の担当
分野、過去の職務経験、学歴を記載します。
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オプション
説明
プロフィールに関連付けられたタグを管理する
「ユーザー」 > 「マイ・プロフィール」をクリックしま
す。
タグを使用して、特定分野の専門技術や個人的関心を示す
ことができる意味のあるキーワードを、プロフィールに関
連付けます。 タグ付けを使用可能に設定しておくと、他
のユーザーがタグを使用して連絡先を検索するときに、あ
なたを見つけることができます。
「マイ・プロフィールの編集」をクリックして、他のユー
ザーがあなたのプロフィールにタグ付けできるかどうかを
指定します。 他のユーザーがあなたのプロフィールにタ
グ付けできるように設定した場合は、不要なタグをいつで
も削除できます。 プロフィールにタグを追加するには、
プロフィールの詳細の横にあるタグ入力フィールドにタグ
を入力します。 プロフィールに関連付けられたタグは、
画面上で写真と同じエリア内に表示されます。
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IBM SmartCloud for Social Business: IBM SmartCloud Engage と IBM SmartCloud Connections ユーザーズ・ガイド
第 52 章 連絡先の追加
あなたが対話するユーザーについての情報を整理し、最新の内容に更新するために、連絡先リストを作成し
ます。 ユーザーを連絡先リストに追加する方法はいくつかあります。例えば、連絡先を作成したり、IBM
Lotus Notes® または Microsoft Outlook から連絡先をインポートしたりします。
手順
1. 連絡先をリストに追加します。
をクリックします。
v 連絡先を作成するには、「ユーザー」 > 「連絡先」をクリックし、正符号
次に、「新規連絡先」を選択し、詳細とタグを入力し、写真をアップロードします。
v 転送された連絡先を受け入れるには、「自分に転送」ウィジェットの「表示」をクリックします。
次に、連絡先を受け入れるか辞退するかを選択できます。 受け入れられた連絡先は連絡先リストに
追加され、辞退された連絡先は破棄されます。
をクリックし
v 連絡先をインポートするには、「ユーザー」 > 「連絡先」をクリックし、正符号
ます。 次に、「連絡先のインポート」を選択します。 連絡先のインポート元のアプリケーションと
して IBM Notes または Microsoft Outlook を選択し、指示に従います。 チェックマークが付いてい
る連絡先が連絡先リスト内にインポートされます。 デフォルトでは、インポート元のすべての連絡
先にチェックマークが付いています。 インポートしない連絡先のチェックマークをクリアします。
v ユーザーのプロフィールを開き、そのユーザーを連絡先リストに追加することを選択します。
2. オプション: 連絡先にタグを付けます。
連絡先には、役職と組織が自動的にタグ付けされます。 あなたが連絡先に追加したタグは、あなたにし
か表示されません。 連絡先についての情報を追加するときには、タグを使用すると便利です。 また、
タグによって連絡先を検索することもできます。 一度に複数のタグ名を入力するときには、各タグをス
ペースまたはコンマで区切ります。
3. オプション: 連絡先があなたのネットワークの一部になるように招待するには、「ユーザー」 > 「連絡
先」をクリックし、矢印
をクリックし、「ネットワークに招待」を選択します。
連絡先をあなたのネットワークに招待すると、処理待ちのネットワーク連絡先に招待が送信されます。
その連絡先は、招待を受け入れるか辞退するかを選択できます。 連絡先が招待を受け入れると、あなた
はその連絡先の詳細なプロフィールにアクセスできます。 ネットワーク連絡先になると相互の詳細なプ
ロフィールにアクセスできるため、ユーザーをあなたのネットワークに追加すると、共同作業しやすく
なります。 このアクセスにより、より多くの情報が使用可能になります。 あなたとネットワーク連絡
先が属しているコミュニティーや、共有しているファイルを確認できます。 ネットワーク連絡先をチャ
ット・リストに追加することもできます。 また、異なる組織に属している 2 人のユーザーが関連付け
られると、相互の検索で相手を見つけることができます。
次のタスク
連絡先が追加されたら、その連絡先をクリックして、レコードを開くことができます。 ここで、連絡先の
詳細を編集し、他のユーザーに連絡先を転送し、連絡先を削除し、連絡先と共同作業する方法を選択するこ
とができます。
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1 つ以上の連絡先と共同作業するには、「ユーザー」 > 「連絡先」から連絡先を選択し、矢印
をク
リックして、メニューからアクションを選択します。 選択された連絡先のタイプに応じて、メールを送信
し、ファイルを共有し、アクティビティーを開始し、連絡先と共にコミュニティーを開始することができま
す。
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第 53 章 連絡先の情報の編集
連絡先についての詳細を最新の有効な内容に更新します。 例えば、連絡先に関連付けられたタグを更新し
て、タグによって検索したときに、タグ付けされた連絡先が検索結果内に表示されるようにします。 連絡
先の詳細を正確な内容に更新しておくと、必要なときに連絡先と連絡を取るために役立ちます。 連絡先を
編集して、連絡先についての詳細情報をレコードに随時追加することもできます。
このタスクについて
連絡先レコード内の詳細への変更は、ユーザーにしか表示されません。
手順
1. 「ユーザー」 > 「連絡先」をクリックします。
2. 編集する連絡先をクリックします。 連絡先をクリックすると、連絡先レコードが開きます。
3. 「編集」をクリックし、連絡先情報を更新します。
4. 写真エリアで編集アイコンをクリックして、イメージを追加または変更します。
5. タグ付けウィジェットを使用して、タグを追加します。
連絡先には、役職と組織が自動的にタグ付けされます。 あなたが連絡先に追加したタグは、あなたにし
か表示されません。 連絡先についての情報を追加するときには、タグを使用すると便利です。 また、
タグによって連絡先を検索することもできます。 一度に複数のタグ名を入力するときには、各タグをス
ペースまたはコンマで区切ります。
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第 54 章 ユーザーの検索
他のユーザーと連絡を取ったり、組織内のユーザーを連絡先リストに追加したりするには、そのユーザーを
検索する必要があります。 ユーザーの検索を開始するには、「ユーザー」アプリケーションを開く必要が
あります。
「ユーザー」 > 「連絡先」をクリックして、「ユーザー」アプリケーションを開きます。 カテゴリーが
含まれている検索フィールドを使用する場合、検索結果は、ドロップダウン・リストから選択した検索カテ
ゴリーのみに制限されます。
v 所属する組織内のすべてのユーザーのリストを検索するには、「ユーザー」を選択します。
v 連絡先リスト内のユーザーのみに検索を制限するには、「連絡先」を選択します。
v あなたがアクセスできる他の組織のリストを検索するには、「組織」を選択します。
例えば、どの組織に所属しているかは分かっているが名前を正確に思い出せないユーザーを見つけることが
できます。 「組織」を選択して、該当する組織を検索できます。 次に、組織メンバー・ページに移動し
て、そこで該当するユーザーを探すことができます。
連絡先リストが非常に長くなった場合は、すべてのユーザーをスクロールしていると、目的のユーザーを効
率的に探せないことがあります。 その場合は、「連絡先」ページでの検索を使用して、リスト内のユーザ
ーを見つけることができます。 連絡先リスト内のユーザーを検索するときに、タグを使用することもでき
ます。 例えば、タグを指定すると、一致するタグが付けられた連絡先のみが連絡先リスト内にリストされ
ます。
組織ディレクトリーのページを使用して、組織内のユーザーを検索します。 このディレクトリーを使用し
て、共同作業ができる可能性のある組織内のユーザーを素早く見つけて、ネットワークに招待したり、ファ
イルを共有したり、アクティビティーについて共同作業を行ったりします。組織ディレクトリーにアクセス
するには、「ユーザー」 > 「連絡先」をクリックし、その組織の名前が表示されているタブをクリックし
ます。
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第 55 章 連絡先またはゲストとの共同作業
連絡先リストを使用して、ファイルを共有したり、アクティビティーを開始したり、ミーティングに招待し
たりする相手となるユーザーを見つけます。 組織外のユーザーにゲスト招待を送信して、そのユーザーと
共同作業できるようにします。
このタスクについて
「マイ・プロフィール」 > 「連絡先」から、1 つ以上の連絡先を選択し、メニューをクリックして、その
連絡先との作業を開始することができます。 矢印メニューをクリックし、実行するアクションを選択しま
す。 例えば、3 つの連絡先に文書をレビューさせたい場合は、最初に「マイ・プロフィール」 > 「連絡
先」で連絡先を選択します。 次に、矢印をクリックし、「ファイルの共有」を選択します。
組織外のユーザーと共同作業するには、そのユーザーがあなたのネットワークの一部になるように招待する
必要があります。 ユーザーがあなたのネットワークの一部になるように招待するには、あなたの写真をク
リックし、「ゲストの招待」を選択します。 詳細を入力し、メッセージを追加します。 ゲストには、IBM
SmartCloud Engage にログインできるリンクが記載されたメールが送信されます。
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第 56 章 ゲストができること
IBM SmartCloud Engage のゲスト・メンバーになる招待をユーザーが受け入れると、そのユーザーは、共
同作業に役立つ機能にアクセスできます。 また、招待されたゲストと招待者は、自動的に相互のネットワ
ーク連絡先になります。
サブスクライバーではないユーザーが参加するように招待されると、そのユーザーは、招待しているユーザ
ーの名前が含まれているメールを IBM SmartCloud Engage から受信します。 ゲストは、招待を受け入れ
ると、共同作業を開始できます。
ゲストのファイル・ストレージ容量は 25 MB です。 また、以下のことができます。
v 自分のプロフィールを作成し、編集します
v ミーティングに参加
v ファイルを表示し、コメントを追加します
v アクティビティーの作成と参加
v 制限付きコミュニティーへの参加
v ネットワーク連絡先になります
v ネットワーク連絡先になるように他のユーザーを招待します
v 他のユーザーを検索したり、他のユーザーの検索で検出されたりする
v それらのユーザーの連絡先を追加し、共有し、同期します
v 自分自身のゲストの招待
v サーベイに回答する
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特記事項
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