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再生可能エネルギー年表 - 舩橋晴俊研究室

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再生可能エネルギー年表 - 舩橋晴俊研究室
再生可能エネルギー年表
作成:法政大学社会学部舩橋研究室
1800年代 (国内一般)
1800年代 (海外一般)
1800年代 (風力)
1800年代 (太陽光)
1930年代 (国内一般)
1930年代 (海外一般)
1930年代 (風力)
1930年代 (太陽光)
v1=20100308
1800年代 (水力)
1800年代 (バイオマス)
1892.-.-.琵琶湖から京
都までの流水を利用した
蹴り上げ水力発電所,発
電開始(逸見,2007:2)
1930年代 (水力)
1930年代 (バイオマス)
1938.-.- 北海道の山田基博が稚
内の漁村に風力発電機を設置。
(松岡,2004:178)
1950年代 (国内一般)
1950年代 (海外一般)
1952年,農業・山林業・漁業村への電気導入促
進事業制定(逸見,2007:1)
1960年代 (国内一般)
1960年代 (海外一般)
1950年代 (風力)
1950年代 (太陽光)
1950.-.- 山田基博が「山田風力
電設工業所」を設立し、北海道留
萌の天塩町の開拓農家に風力発電
機を設置した。(松岡,2004:
178)
1960年代 (風力)
1960年代 (太陽光)
1970年代 (海外一般)
1970年代 (風力)
1973.-.-「太陽光発電」「風力発電」、科学
反応の原理を利用した「燃料電池」など、新エ
ネルギ-と呼ばれる発電システムが注目を集め始
めたのは、1973年のオイルショック以降である
といわれている。(村主,犬飼,長沢, 1999 :
44-46)
1977.-.- 日本の科学技術庁が
「風エネルギー研究会」を発足さ
せる。(松岡,2004:182)
1974.9 サンシャイン計画を発足。石油代替エネ
ルギー・新エネルギーの技術開発を行うため
に、日本ではじめての取り組みを開始する。
(前田,1999:Ⅰ)
1977 日本風力エネルギー協会設
立。(前田,1999:Ⅰ)
1978 「ムーンライト計画」発足。省エネルギー
技術の開発をどう進めていくかを検討。(前
田,1999:108)
1978.-.- 日本のサンシャイン計
画の中で、風力エネルギーの研究
が始まる。(松岡,2004:184)
1979.10.- 日本核燃料コンバージョン設立。(舛
添,1999:152)
1978.-.- 日本の科学技術庁が2年
間にわたって「風トピア計画」を
行う。(松岡,2004:182)
1980年~1984年 (国内一般)
1950年代 (バイオマス)
1960年代 (水力)
1960年代 (バイオマス)
1962.-.-.山梨県大月市
にペルトン水車設置,小
水力発電実施(逸
見.2007:16)
1965 大阪府西淀清掃工場で、初の廃棄物発電
が開始。(田中,2002:47)
1970年代 (国内一般)
1950年代 (水力)
1980年~1984年 (海外一般)
1980年~1984年 (風力)
1970年代 (太陽光)
1970年代 (水力)
1970年代 (バイオマス)
1980年~1984年 (太陽光)
1980年~1984年(バイオマ
1980年~1984年 (水力)
ス)
1981.-.- 国が東京電力と石川島
播磨重工業に委託し、100kWの風
力発電機の開発・試験がはじま
る。(松岡,2004:184)
1980 新エネルギー・産業技術総合開発機構(略
称NEDO)設立。(前田,1999:Ⅰ)
1980.-.-.新潟県山北町
笹川支流にフランシス水
車設置,小水力発電実施
(逸見,2007:16)
1981 「デンマーク風力発電メー
カー協会」設立。デンマーク製風
車の広報活動が開始。(前
田,1999:58)
1980.-.- 日本のサンシャイン計画の実施機関と
して「新エネルギー総合開発機構(NEDO)」が
設置される。(松岡,2004:184)
1980年代.-.-.岩手県宮
守村に直径1m・幅0.5m鉄
製水車設置,小水力発電
実施(逸見,2007:16)
1980.-.-「石油代替エネルギーの開発及び導
入の促進に関する法律」の施行に合わせて、新
エネルギー普及のための公益的な機関として新
エネルギー財団(NEF)が設立された。(村主,
犬飼,長沢, 1999 : 160)
1980.-.-エネルギーの安定的かつ適切な供給
の確保の観点から、石油代替エネルギーの供給
目標の策定・公表、石油代替エネルギーの技術
開発等の実施機関として新エネルギー・産業技
術総合開発機構(NEDO)の設置などを盛り込ん
だ「石油代替エネルギーの開発及び導入の促進
に関する法律」を制定。(村主,犬飼,長沢,
1999 : 160)
1985年 (国内一般)
1982.-.-.群馬県吉岡町
天狗岩発電所,固定羽
根・プロペラ水車設置,
小水力発電実施(逸見,
2007:16)
1985年 (海外一般)
1985年 (風力)
1985.6.27新エネルギー導入ビジョン研究会、新
エネルギー普及のための課題をまとめる(朝
日,850627)
1985年 (太陽光)
1985年 (水力)
1985年 (バイオマス)
1986年 (水力)
1986年 (バイオマス)
1985.3.15ブリヂストンが開発途
上国向けの太陽電池の井戸システ
ムを開発(朝日,850315)
1985.4.15パワー用太陽電池工場
北海道千歳市に完成(朝
日,850405)
1985.5.22堀江謙一さん太陽電池
が動力源のソーラーボードで太平
洋横断出発(朝日,850522)
1985.7.25放送衛星「ゆり2号a」
太陽電池の電源に欠陥(朝
日,850725)
1985.9.6三洋電機、中国向けテレ
ビ電源用の太陽電池作り着手(朝
日,850906)
1986年 (国内一般)
1986年 (海外一般)
1986年 (風力)
1986.4.5鹿児島九州電力が風力発
電始動(朝日,860405)
1986年 (太陽光)
1986.-.-.富山地区上市
駅蓮沢に直径0.5m・ペル
トン水車設置,小水力発
電実施(逸見,2007:16)
1986.10.31三菱重工ハワイへ風力
発電輸出(朝日,861031)
1987年 (国内一般)
1987年 (海外一般)
1987年 (風力)
1987年 (太陽光)
1987.-.- 日本の三菱重工がハワ
イのカマオワ・ウインド・ファー
1987.2.10三洋電機が窓に使える
ムに37基の風力発電機を納入し、
太陽電池を開発(朝日,870210)
運用を開始。(松岡,2004:
102)
1987.6.12新エネルギー総合開発
機構が太陽光発電設備と太陽熱集
熱器を個人住宅に利用するシステ
ム開発(朝日,870612)
1987年 (水力)
1987年 (バイオマス)
1987.-.-.愛知県豊田市
農業用水路に直径0.18m
フランシス水車設置,小
水力発電実施(逸見,
2007:16)
1987.-.-.群馬県沼田市
浄水場に横軸・クロスフ
ロー水車設置,小水力発
電実施(逸見,2007:16)
1987.3.24工業技術院機械技術研
1987.6.15太陽光から宇宙で発電
究所風力グループが新しい風力発
「電力衛星」をソ連が計画(朝日
電の実験機を開発、公開(朝
870615)
日,870324)
1988年 (国内一般)
1988年 (海外一般)
1988.10.- NEDOに産業技術の研究開発も業務に
加えられ、「新エネルギー・産業技術総合開発
機構」(NEITDO)となる。(松岡,2004:185)
1989年 (国内一般)
1989年 (海外一般)
1987.6.23「自然エネル
1987.5.12トーメンが米国カリ
1987.11.11家庭用電源に太陽電池 ギー水分分布図」を農水
フォルニア州で大手商社初の風力 使用実用試験、三洋電機中央研究 省農業環境技術研究所が
発電事業進出(朝日,870512)
所で開始(朝日,871111)
まとめる(朝
日,870623)
1988年 (バイオマス)
1988年 (風力)
1988年 (太陽光)
1988年 (水力)
1988.-.-.熊本県球麿郡
1988.11.28三菱重工、風力発電設 1988.8.24北海道十勝平野で世界 五家荘民宿平家屋にクロ
備340基を米国へ輸出(朝
初の太陽電池を野菜栽培に利用
スフロー水車設置,小水
日,881128)
(朝日,880824)
力発電実施(逸見,
2007,:16)
1989年 (バイオマス)
1989年 (風力)
1989年 (太陽光)
1989年 (水力)
1989.-.-.長野県伊那市
1989.-.- 日本のヤマハ発動機が 1989.2.8新エネルギー・産業技術
1989.1.20海洋生物の機能を
下牧営農組合灌漑用水路
1989.10.16/二酸化炭素排出のため 北海道の寿都町に5基の風車発電 総合開発機構(NEDO)は太陽
利用した海洋バイオテクノロ
1989.-.- 日本で「地球環境保全技術に係る研究
に直径1m・ステンレス
の排出税を米研究所が提案。(朝 機を納入し、日本初のウインド 電池で、光を電気に変える実効変
ジー(生命工学)の研究を創
開発制度」が始まる。(松岡,2004:186)
製・20cm幅水車設置,小
日,891016)
ファームをつくる。(松岡,
換効率八・二%を達成した。(日
立総会を開き、正式に発足し
水力発電実施(逸
2004:188)
経,890208)
た。(日経,890120)
見,2007:17)
1989.12.16/太陽光や風力、バイオマスなどの自
然エネルギー技術を発展させることと、開発途
上国への技術支援や環境保全技術の移転などの
エネルギー研究開発基本計画が4年ぶりに一部
改正。(朝日,891216)
1989.11.20/朝日新聞主催国際シン
ポジウムで特定フロンの排出を規
制したモントリオール議定書発
効。(朝日,891120)
1989.-.-関西電力が宮津エネル
ギー研究所(京都)に出力5kW×1
基の風力発電設備を設置。(村
主,犬飼,長沢, 1999 : 146)
1989.-.-.長野県槍ヶ岳
山小屋ロッジに直径
70cm・羽根15枚・ペルト
ン水車設置,小水力発電
実施(逸見,2007:16)
1989.5.13日本、中国両政府は、 1989.-.-.長野県北アル
1989.12.13ブッシュ米大統領は、 1989.-.-関西電力が宮津エネル
1989.4.1/パリで開かれた国
1989.4.15先進国首脳会議(サミット)の主要議
科学技術協力協定に基づき、太陽 プス白井小屋に直径
「八九年再生可能エネルギー・省 ギー研究所(京都)に出力5kW×1
際専門家会議でバイオマスの
題となる地球の環境問題について、日本が積極
電池など八分野で新たに研究協力 0.6m・429rpm水車設置,
エネルギー技術競争力法案」に署 基の風力発電設備を設置。(村
可能性を検討。(朝
的に貢献する方針を表明する。(日経,890415)
を進めることに合意した。(日
小水力発電実施(逸見,
名した。(日経,891213)
主,犬飼,長沢, 1999 : 146)
日,890418)
経,890513)
2007:17)
1989.4.21国際エネルギー機関(I
1989.4.7財団法人新エネルギー財団は、「新エ
EA)閣僚理事会で、加盟国であ
ネルギー技術開発と実用化の促進に関する提
る先進二十一カ国が地球温暖化対
言」をまとめ、通産省・資源エネルギー庁など
策の早期実施で合意する見通しと
に提出した。(日経,890407)
なった。(日経,890421)
1989.-.-.北海道阿寒湖
温泉国民宿舎野中館に直
径2.5m・0.3m幅木製水車
設置,小水力発電実施
(逸見,2007:17)
1989.4.21国際エネルギー機関(I
1989.5.2/太陽と風を利用して農場用水確保。鹿
1989.7.29/鹿児島県上甑島に出力 1989.9.4/太陽電池を使用した
EA)閣僚理事会のコミュニケ案
児島県知名町で4ヵ年計画進行中。(朝
250ワットの風力発電設置を発 車。ソーラーカーラリー。(朝
の要旨に注目する。(日経,890421)
日,890502)
表。(朝日,890729)
日,890904)
1989.8.3通産省・資源エネルギー庁は新エネル 1989.5.15政府は欧州三カ国と科学
ギーの導入を促進するため、助成・優遇措置を 技術協力会議を開く方針を決め
拡充する方針を固めた。(日経,890803)
た。(日経,890515)
1989.3.1.静岡県竜山村
1989.9.5通産省は太陽光を電気に
の秋葉ダムに日本初の穴
換える効率が極めて高い新型の太
あけ水力発電所工事。
陽電池の開発(日経,890905)
(朝日,890301)
1989.5.24/ケニアのナイロビで国
1989.9.24/通産省が、CO2を減らす新エネルギー
1989.9.15/石川県志賀町風力発電
連環境計画。温暖化防止条約づく
設備の導入に優遇税制を大蔵省に要求。(朝
を導入。脱原発のシンボルに。
り合意。1992年に条約調印が
日,890924)
(朝日,890915)
目標。(朝日,890524)
1989.5.30国際エネルギー機関(I
EA)は、パリの経済協力開発機
構は原子力発電を地球環境対策の
有効な手段の一つと位置付けるこ
とで原則合意した。(日経,890530)
1989.7.29/鹿児島県上甑島に
出力250ワットの風力発電
設置を発表。(朝日,890729)
1989.9.15/石川県志賀町風力
発電を導入。脱原発のシンボ
ルに。(朝日,890915)
1989.11.21/三洋電機が世界最高
の低コスト効率10.2%達成。
太陽電池による。(朝日,891121)
1989.5.31/経済成長を制約しない
エネルギー政策のためのIEA共同声
明合意。(朝日,890531)
1989.9.10/奈良国際会議「地球時
代・建築と環境」で自然エネル
ギーを活用した建築技術の話し合
い。自然環境に配慮した建築・都
市計画を呼びかける「ブレア憲
章」を採択。(朝日,890910)
1989.12.12/京セラが太陽電池で
世界最高14.5%を達成。(朝
日,891212)
1989.9.16/23カ国の専門化が集
まり政府と国連環境計画(UNEP)共
催の「地球環境保全に関する東京
会議」(朝日,890916)
1989.12.16/電子機器メーカーの
「ナビック」が太陽電池を使った
車用換気扇「ナビコン」を発売す
る。(朝日,891206)
1989.9.30/次世代産業基盤技術開
発制度の新プロジェクトに西独の
巨大科学メーカーBASF社が参加。
外国企業初。(朝日,890930)
1989.12.19/NASAがスペースシャ
トル・コロンビアを打ち上げ、5
年8ヶ月前に打ち上げられた長期
放置衛星(LDEF)を回収する。LDEF
は太陽電池などが宇宙環境でどの
ような影響が出るのか調べる実験
装置を積み込んでいる。(朝
日,891219)
1989.9.9./環境NGOが「地球環境保
全会議」に先がけた草の根国際シ
ンポが大阪で開催。(朝日,890909)
1989.12.28/京セラがスイスへ太
陽電池つき防音壁をスイスエネル
ギー省に納入。(朝日,891228)
1989.9.9/.国際太陽エネルギー会
議89神戸開催。(朝日,890909)
1990年 (国内一般)
1990年 (海外一般)
1990年 (風力)
1990年 (太陽光)
1990 「地球温暖化防止行動計画」が関係閣僚会
議で決定。「一人あたりの二酸化炭素排出量を
2000年以降1990年レベルに維持する」という目
標が掲げられる。エネルギー政策の中で環境問
題が大きくクローズアップされる。(前
田,1999:Ⅰ)
1990.2.5太陽電池を本格的なエネ
ルギー源として実用化していくた
め、日米欧の研究者が定期的な意
見交換をすることが決まった。(日
経,900205)
1990.6.30/通産省工業技術院のサ
ンシャイン計画の一環として、北
1990.-.-九州電力が甑島(鹿児 アルプスの白馬岳(標高2,93
島)に出力250kW×1基の風力発電 2メートル)山頂から100メー
設備を設置。(村主,犬飼,長沢, トル下にある白馬山荘ここの電力
1999 : 146)
を太陽光発電で賄うシステムが完
成、29日から本格運転が始ま
る。(朝日,900630)
1990.11.3/中部電力が建設中の碧单火力発電所
(碧单市港单町)の構内に、風力発電と太陽光
発電の実験設備を造ると発表。92年3月完成予
定。(朝日,901103)
1990.7.20/「原爆の図」で知られ
る東松山市下唐子の丸木美術館が
19日、縦130センチ、横30
センチの太陽電池パネル30枚を
屋根に取りつける。今後も自然エ
ネルギー実現のために協力を。
(朝日,900720)
1990.4.19/ワシントンでの「地球
温暖化問題に関するホワイトハウ
ス会議」で通産省は、地球を今後
100年かけて再生し、二酸化炭
1990.11.9/電力中央研究所が60年後の205
素を削減することを目的とする
0年のエネルギー需要予測と電源開発の課題を
「地球再生計画」を発表。経済成
まとめる。省エネ進めても1.4~2.2倍
長を持続しながら、地球環境を保
に。(朝日,901109)
全するために熱帯地域での植林事
業やCO2を排出しない革新的エ
ネルギーの開発などを具体的に提
案。(朝日,900419)
1990.7.25/通産省のサンシャイン
計画の1つとして建設を進められ
ていた、かんがいに利用するため
の国内初の「太陽光発電システ
ム」鹿児島県・沖永良部島の知名
町に完成。(朝日,900725)
1990.7.4/産業技術審議会(通産相の諮問機関)
新エネルギー技術開発部会が、1974年に発
足した新エネルギー技術開発制度「サンシャイ
ン計画」を見直す中間報告をまとめる。自然エ
ネルギーの活用重視。(朝日,900704)
1990.7.26新エネルギー・産業技
術総合開発機構(NEDO)、京
セラは、太陽光発電で地下水をく
み上げ、かんがい用水にする設備
の運転・研究を開始(日
経,900726)
1990.7.4産業技術審議会は三日、太陽エネル
ギーや地熱エネルギーなど、新エネルギー技術
開発の今後の進め方について中間報告をまとめ
た。(日経,900704)
1990.8.13/太陽電池を動力源とし
た飛行機「タンポポ号」が飛行距
離1000キロを達成。(朝
日,900813)
1990年 (水力)
1990年 (バイオマス)
1990.9.6/太陽電池を動力にする
飛行機「タンポポ号」が飛行完
了。全飛行距離は4000キロを
超え、ソーラープレーンによる過
去の飛行記録(約300キロ)を
大幅に上回る世界記録。(朝
日,900906)
1990.11.14/太陽電池を動力源に
するソーラーカー「RaRa2」
が運輸省から普通乗用車のナン
バー交付を初めて認められる。
(朝日,901114)
1991年 (国内一般)
1991年 (海外一般)
1991年 (風力)
1991年 (太陽光)
1991年 (水力)
1991.11.6グリーンピース・インターナショナル
は五日、省エネルギー対策の強化を求める要望
書をまとめ、通産省・資源エネルギー庁に出し
た。(日経,911106)
1991.3.13/マツダは,車のサン
ルーフと兼用の太陽電池を開発
1991.-.-.宮崎県五ヶ瀬
1991.-.-東北電力が竜飛ウィン
し、この5月から発売する予定の 川の支流に直径10cm・羽
ドパーク(青森)に出力275kW×5
ルーチェの後継車に採用すると明 根幅30cm・12枚の水車設
基の風力発電設備を設置。(村
らかにした。部分的とはいえ太陽 置,小水力発電実施(逸
主,犬飼,長沢, 1999 : 146)
電池を量産車に応用するのは、世 見,2007:17)
界でも初。(朝日,910313)
1991.3.8通産省は、「先端技術に関する研究開
発体制の整備に関する法律」の一部を改正する
法案をまとめた。(日経,910308)
1991.3.30通産省・資源エネル
1991 日本で初めての風力専門の
ギー庁は、太陽電池設備の安全対
輸入会社「エコロジーコーポレー
策に関する技術指針をまとめ、電
ション」設立。(前
力会社などに通知した。(日
田,1999:124)
経,910330)
1991.5.2/東京電力や電源開発など電力10社
は、燃料電池、太陽光、風力による新エネル
ギー発電の規模を、2000年度に合計で10
6万6000キロワットまで拡大する計画を明
らかにする。これは2000年度の発電量の約
0.5%に過ぎないが、建設費の総額は、23
00億円に達する。(朝日,910502)
1991.6.7/郵政省は、電波の中継
基地として、地上2万メートルの
成層圏に浮かべた飛行船などを使
う計画を明らかにした。電波中継
などのエネルギーとしては「地上
から電波で送電する」「太陽電池
の利用」をあげている。(朝
日,910607)
1991.6.21/科学技術研究に関する国の最高審議
機関である科学技術会議は、サマータイム制度
の導入の検討など、ライフスタイルのあり方を
含めたエネルギー研究の指針となるエネルギー
研究開発基本計画案をまとめた。自然エネル
ギーに注目。(朝日,910621)
1991.6.21科学技術会議は、わが国のエネルギー
研究開発の基本となるエネルギー研究開発基本
計画の新計画をまとめた。(日経,910621)
1991.7.9新エネルギー・産業技術
総合開発機構(NEDO)は八
日、世界最大級の実用型風力発電
機の開発に着手すると発表した。
(日経,910709)
1991.8.18/通産省が、二酸化炭素
の大量排出による地球温暖化を住
まいの面から防ぐため、建設省
は、太陽熱などを生かした「環境
共生住宅」の建設を来年度から本
格的に進める方針。(朝
日,910818)
1991.8.28/宇宙開発事業団、種子
島宇宙センターから25日に打ち
上げた放送衛星「ゆり3号b」が
太陽電池板を展開し、放送中継の
ための地球捕捉、太陽電池板が太
陽を追尾する3軸姿勢を確立した
と発表。(朝日,910828)
1991年 (バイオマス)
1991.10.3/通産省の外郭団体であ
る新エネルギー・産業技術総合開
発機構(NEDO)は2日、アモ
ルファス(非晶質)シリコンを素
材とした太陽電池で太陽光エネル
ギーを電気エネルギーに変える変
換効率としては世界最高記録とな
る11.1%を達成したと発表し
た。これまでの世界記録は三洋電
機の10.6%。(朝日,911003)
1991.8.23/環境庁は、21世紀に向けて地球に
やさしい経済社会づくりを具体化するため、ア
ジア・太平洋諸国の環境保全に協力する「エ
コ・アジア21プラン」、総合的な温暖化防止
対策を施すモデル地域づくりの「エコトピア2
000」、公共建築の省エネ対策、自然エネル
ギーの導入を推進する「エコフラ」の3つの
「エコ事業」に着手する方針を決める。(朝
日,910823)
1991.10.5/無公害の太陽エネル
ギーで走る車の祭典「91朝日
ソーラーカーラリー・IN東京・
昭和記念公園」が、東京都立川市
と昭島市にまたがる国営昭和記念
公園で開幕。昨年11月にソー
ラーカーとして日本で初めて普通
自動車のナンバープレートが認可
された「RaRa2」や、日本初
のソーラーバイクで現在ナンバー
を申請中の「SIMON911」
など実用車も参加。(朝
日,911005)
1991.10.9/太陽光を動力源に走
る、無公害車の祭典「91朝日
ソーラーカーラリー・IN神戸・
農業公園」が、神戸市西区押部谷
町の神戸市立農業公園で開催。
(朝日,911009)
1992年 (国内一般)
1992年 (海外一般)
1992.3.30アジア太平洋経済協力閣
僚会議(APEC)に加盟する国
1992 「余剰電力買い取り制度」を各電力会社が
は、新たな地域経済協力テーマと
独自に決定。(前田,1999:84)
して新エネルギーに関する技術移
転の促進に合意(日経,920330)
1992年 (風力)
1992.3.20/中部電力が碧单市の碧
单石炭火力発電所内に建設してい
た初の風力発電施設が19日完成
した。東海地方では最大規模。一
般家庭用に供給するとすれば、約
80戸分に当たる。(朝
日,920320)
1992.-.-九州電力が、太陽光発
電による余剰電力を買い取る制度
を導入。(村主,犬飼,長沢, 1999
: 44-47)
1992.-.-個人住宅用逆潮流あり
太陽光発電システムの実現。(牛
山,上宮,長藤,横山、上原、稲
葉,田原,2001:11)
1992.-.- 電気事業連合会が「新エネルギー等分
散型電源からの余剰電力購入方針を打ち出す。
(松岡,2004:210)
1992.4.21六月にブラジルで開かれ
1992.-.-電力会社が太陽光発電や風力発電等 る地球サミットに向けて、環境問
の分散型電源から余剰電力買い取り制度を発
題に取り組むNGO(非政府機
足。(村主,犬飼,長沢, 1999 : 164)
関)は、サミットを意味あるもの
とするための活動(日経,920421)
1992年 (太陽光)
1992.4 余剰電力買い取り制度誕
生。電気事業連合会が、風力発電
などのクリーンエネルギーで発電
した余剰電力を買い取ることを表
明。(前田,1999:Ⅰ)
1992.1.24/大阪ガスが今後10年
間のグループの指針とする「20
01年プラン」を発表。新計画で
は地球環境を守る視点を取り入
れ、省エネのほか都市廃熱や太陽
エネルギーの利用によって熱源の
複合化を進める。(朝日,920124)
1992年 (水力)
1992年 (バイオマス)
1992.-.-燃料電池の最終普及形態と想定される
施設(ホテル、病院、事務所ビル)に試験的に
導入(野原,1997:172)
1992.3.13/三洋電機が、太陽電池
を電源とする飛行船を開発した
と、発表。太陽電池で飛ぶ飛行船
は世界で初めて。(朝日,920313)
1992.3.27/関西電力は26日、太陽光、風力、
燃料電池など自家発電で起こした電力のうち
余った電力を4月1日から買い取る、と発表。
自然エネルギー利用の太陽光や風力発電を、一
般家庭やオフィスビルに売る卖価と同じ約10
円から約25円で買い取る。(朝日,920327)
1992.4.4/三洋電機は、今月から
稼働したばかりの徳島工場(徳島
県板野郡松茂町)の第2工場の屋
根にアモルファス太陽電池を設
置、5月上旪から工場用の電力の
一部をまかなう。太陽電池の電力
を本格的に生産ラインに使う。
(朝日,920404)
1992.4.9/シャープが、多結晶シ
リコンを使った太陽電池で、変換
効率17.1%を達成した。普及
型の10センチ角基板としては、
3月に日立製作所が記録した1
6.8%を上回る世界最高。(朝
日,920409)
1992.7.21/ミサワホーム総合研究
所は、家庭で使うエネルギーの8
5%を自給できる住宅を開発し
た、と発表した。太陽光発電を組
み込み、余った電力を電力会社に
売る仕組み。来年度には本格的に
販売を始める予定。(朝
日,920721)
1992.8,29/放送界の新しい試みと
して、朝日放送と三洋電機が取り
組んできた、太陽電池を電源にす
る初のラジオ生放送が成功。(朝
日,920829)
1992.10.24/未来のエネルギーと
して期待されている太陽エネル
ギーで走る車の祭典「92朝日
ソーラーカーラリーIN横浜・こ
どもの国」が、横浜市緑区のこど
もの国で開幕。(朝日,921024)
1992.11.30/低速では太陽電池に
よる電気自動車として、高速では
ガソリンエンジン車として走るハ
イブリッドカー(複合自動車)
を、東京農工大の堀米孝教授らが
試作。環境への負荷が尐ない太陽
エネルギーを実用化するのがねら
い。(朝日,921130)
1993年 (国内一般)
1993年 (海外一般)
1993年 (風力)
1993年 (太陽光)
1993年 (水力)
1993年 (バイオマス)
1993.-.- これまでのサンシャイン計画、ムーン
ライト計画、地球環境保全技術を統合して「エ
ネルギー・環境領域総合技術開発推進計画
(ニューサンシャイン計画)」が始まる。(松
岡,2004:186)
1993.1 米国で中堅伝直のOESIパ
ワーが二ヶ所で地熱発電所の建設
を計画。フィリピンでは国有石油 1993.-.- NEDOにより、全国風況
会社(PNOC)を中心にレイテ島で マップが完成する。(松岡,
十億ドルを超える投資の地熱発電 2004:187)
プロジェクトが動き出す。(日
経,930114)
1993.1.9 米国の環境研究機
関、ワールドウォッチ研究所が、
1993.-.-NEDOのニューサンシャイン計画に富士
九三年度版「地球白書」を発表。
電気参加(NEDO,2007:35)
環境保全がビジネス機会に貢献す
ることを強調。(日経,930111)
1993.-.-通産省工業技術院の太
陽電池に関する「ニューサンシャ
イン計画」が開始。(牛山,上
宮,長藤,横山、上原、稲葉,田
原,2001:11)
1993.-.-東京電力がTEPCO新エ
ネルギーパーク(千葉)に出力
300kW×1基の風力発電設備を設
置。(村主,犬飼,長沢, 1999 :
146)
1993.1 キャノンは太陽光発電
の実用化のため、米カルフォルニ
アに施設を建設。1994末までに稼
働見通し。(日経,,930101)
1993.1 研究開発型のベンチャー企業、朊の会
理化学研究所が摂氏百度以下でも熱を電気に変
える特殊な素子を開発、二百四十時間連続発電
に成功。(日経,930114)
1993.2 クリントン米大統領が提
案したBTU税の導入に、「新税は公
平さを追求したあまり、政策目標
が薄れ、歳入確保ばかりが先に
立ってしまった」等の多くの批判
の声。(日経,930225)
1993.-.-東北電力が女川原子力
発電所PRセンター(宮城)に出力
16.5kW×1基の風力発電設備を設
置。(村主,犬飼,長沢, 1999 :
146)
1993.1 昭和シェル石油、九五
-九七年ごろまでに、現在年間十
五億円程度の太陽電池事業を、五
十億円以上の規模を目指す。(日
経,930126)
1993.1 神戸市は九三、九四年度に着工予定の
市の施設の中から「エコロジー建設」としてモ
デル事業を選び、手法などを調査研究し、その
結果をマニュアル化する試み。(日経,930106)
1993.2.17 クリントン米大統領
は、財政赤字削減の一環として広
範なエネルギー減に課税する新エ
ネルギー税(英国熱量卖位=BTU
税)の導入を発表。クリーンエネ
ルギーは課税対象としない見通
し。(日経,930218)
1993.-.-北海道電力がほりかっ
ぷ発電所(泊ウインドヒルズ)に
出力250kW×1基の風力発電設備を
設置。(村主,犬飼,長沢, 1999 :
146)
1993.2 太陽電池システムの専
用メーカー、飛来技研が汎用性の
極めて高い太陽電池モジュールを
開発。これにより、国内外のほと
んどすべての一戸建て住宅に取り
付け可能に。(日経,930218)
1993.1 住宅・年整備公団は、関西文化学術研
究都市の木津中央区(京都府木津町)をエネル
ギー・環境問題に配慮した「高環境都市」にす
る方針を固めた。学研都市では始めての試み。
(日経,930131)
1993.3 シドニー二〇〇〇五輪委
員会はこのほど、自然保護団体の
グリーンピースと共同で環境保護
のガイドラインを作成し、施設計
画や大会運営などは環境保護に重
点を置いて決めると発表。(日
経,930324)
1993.-.-北海道電力がほりかっ
ぷ発電所(泊ウインドヒルズ)に
出力275kW×2基の風力発電設備を
設置。(村主,犬飼,長沢, 1999 :
146)
1993.2 太陽電池メーカーなど
で構成する太陽光発電懇話会(稲
盛和夫代表)が「ソーラーモデル
タウン構想」の研究を開始。ソー
ラーハウスを二百軒程度建設し、
ソーラーハウスのニュータウンを
作る構想。(日経,930216)
1993.1 北海道通産局が国のエネルギー・環境対
策滋養を道内で展開していくため、「北海道総
合エネルギー対策推進会議」内に自治体、企業
の実務担当者で構成する二つの専門部会を設
置。(日経,930112)
1993.4 国際エネルギー機関(I
EA)は今年四月、二〇一〇年の
世界のエネルギー消費量は原油換
算で百五億トンに達するという報
告書を公表。(日経,931001)
1993.-.-北海道電力がほりかっ
ぷ発電所(泊ウインドヒルズ)に
出力300kW×1基の風力発電設備を
設置。(村主,犬飼,長沢, 1999 :
146)
1993.2 中旪 静岡県産業環境
センターは二月中旪から浜松テク
ノポリスの研究所で太陽光発電実
験を開始する。「逆潮流」も静岡
県内では初の試み。(日
経,930112)
1993.-.-北陸電力が三国風力発
電センター(福井)に出力16.5kW
×1基の風力発電設備を設置。
(村主,犬飼,長沢, 1999 : 146)
1993.2.23 新エネルギー・産
業技術総合開発機構(NEDO)は二
十三日、アモルファス(非晶質)
シリコン太陽電池で世界最高の変
換効率一二・〇%を達成したと発
表。(日経,930224)
1993.1.21 新エネルギー・産業技術総合開発
機構(NEDO)が二十一日、地熱発電用の特殊ポ
ンプの試験運転に成功。耐熱性などを向上、実
用に近付けた。(日経,930122)
1993.1.27 東北電力が二十七日、「地球環境
行動計画」を発表。森林保護などの活動を進め
るほか、太陽光発電などの新エネルギーの導入
計画などを盛りこんだ内容。(日経,930128)
1993.9 機械開発のメカニカルプ
ラネットが中国科学院などと波力
発電向けの新型部位を開発、販売
を開始。(日経,930915)
1993.3 シャープは太陽エネル
1993.-.-. 通産省(当時)が
ギーを利用して動かすソーラー冷
ニューサンシャイン計画の一環と
暖房エアコンを関西電力と共同開
して全国風況マップを作成。(田
発し、四月一日から受注販売を開
窪,2002:27)
始予定。(日経,930325)
1993.-.-.秋田県田沢湖
町乳頭温泉に木製3cm・
幅1.1m水車設置,小水力
発電実施(逸見,
2007:17)
1993.8.20 関西電力が
出力五万キロワット以下
の水力発電所を開発する
子会社「関電エネルギー
開発」を二十五日に設立
すると発表。(日
経,930821)
1993.7 通産省工業技術院は
インドネシアと共同で、同国
のユーカリやサトウキビの搾
りかすなど熱帯地域のバイオ
マス資源を、工業利用するた
めの技術開発に乗り出す4年
計画の事業を始める。(日
経,930729)
1993.-.-. リオ環境サミットで成
立した気候変動枠組条約に締約。
二酸化炭素の排出抑制を国際公約
する。「風の力も借りよう」とす
る気運が出てくる。(前田,1999:
Ⅰ)
1993.1.27 北海道電力は地球環境問題に対す
る基本方針を定め具体的な行動計画を示した
「環境行動指針」を全事業所に通達。電源の多
様化を図るなどが盛り込まれている。(日
経,930129)
1993.2.23 沖縄電力が二十三日、環境保全対
策の推進、電力の安定供給などを柱にした九三
年度経営方針を発表。沖縄電力環境保全行動計
画を策定、社内に地球環境対策委員会を設置。
(日経,930224)
1993.2.23 東北電力は二十三日、電源理知の
推進などを目的とした構造改革と人事異動を発
表。地熱発電所の開発推進を目指した「地熱開
発課」などを新設。(日経,930224)
1993.9.1 日米欧ロの国会議員で
構成する地球環境格債議員連盟
(CLOBE)の総会が一日地球
環境を破壊する製品対する課税や
再生可能エネルギーの財政支援の
導入などを確認し、閉会。(日
経,930902)
1993.4 東京電力は住宅に設置
した太陽電池などの発電装置か
ら、余剰電力を配電線に送るとき
に必要な連結保護装置を開発。
(日経,930407)
1993.2 東北電力は風力発電実
験施設「竜飛ウインドパーク」
(青森県)を増設する。九五年度
新たに五基を建設。九三年八月ま
でに隣接地にPR館を建設し、エネ
ルギー全般に関するPR活動を強
化。(日経,930218)
1993.3.25 長野県地球温暖化対策地域推進モ
デル計画策定調査検討会議は二十五日、省エネ
ルギーや自然エネルギーの使用などを盛りこん
だ、モデル計画策定調査の報告書をまとめた。
(日経,930326)
1993.4 伏見大手筋商店街振興
会は代用エネルギーを利用して冷
暖房機能を備えるソーラーシステ
ム式アーケードの導入の計画概要
をまとめた。アーケード完成予定
は九七年三月末。(日
経,930406)
1993.4.8 新エネルギー・産業
技術総合開発機構(NEDO)が、十
センチ格の薄膜多結晶シリコン太
陽電池で、これまでで最高の変換
効率十四・二%を達成したと発
表。開発は三菱電機。(日
経,930409)
1993.3.16 ミサワホーム系のミサワホーム総
合研究所が十六日、同社が開発した省エネル
ギー住宅「エコ・エネルギー住宅」を来年度全
国で試験販売すると発表。(日経,930317)
1993.3.18 中部通産局は十八日、中部総合エ
ネルギー対策推進本部推進会議(架谷昌信会
長)を開き、太陽熱等の未利用エネルギーの中
部地区での導入計画を決めた。(日経,930319)
1993.3 制御機器メーカーの新
鋭電子は太陽電池と蓄電池を一体
化した「ソーラーパワー」シリー
ズを開発、四月から家庭向けに発
売する。(日経,930319)
1993.4.22 石川県松任市は二
十二日、日本で初めて同市海浜公
園内で完成したデンマーク製風力
発電機を記念してセレモニーとシ
ンポジウムを開催。(日
経,930422)
1993.4.12 新エネルギー・産
業技術総合開発機構(NEDO)と北
海道中川町が建設していた太陽光
発電所が十二日、完成。積雪地で
の可能性を探る。(日
経,930413)
1993.4.21 キャノンが、米国
の合併会社、ユナイテッド・ソー
ラーシステムズ社が米バージニア
州に世界最大級の太陽電池工場を
建設すると発表。(日
経,930422)
1993.4 東京電力は老朽化した伊豆・大島・神
津島などの小規模ディーゼル発電機を廃止して
大型化する再構築に乗り出す。八丈島では同社
初の地熱発電所の開発に乗り出す方針。(日
経,930414)
1993.5.19 東北電力が新エネ
ルギー自家発電から余剰電力を購
入する初の試みとして、山形県立
川町が建設した風力発電施設から
電力購入。(日経,930520)
1993.4 東北大学工学部の斉藤武雄教授研究室
は、ガソリン発電機などを利用した電気自動車
「スーパー省エネルギー車(SEEV)」を開発。
太陽電池や蓄電池なども効率的に活用してい
る。(日経,930403)
1993.4.12 東北電力は十二日、澄川地熱発電
所(秋田県鹿角市)の建設工事に着手した。九
五年三月の運転開始を目指す。(日経,930413)
1993.5 シャープが実用レベル
の卖結晶シリコン太陽電池として
は世界最高のエネルギー変換効率
二一%を達成。
1993.6 風力発電機の輸入・建
設・保守業務のエコロジーコーポ
レーションが風力発電の適地を探
す「風況調査」を開始した。(日
経,930623)
1993.7 風力発電機の輸入・建
設・保守業務のエコロジーコーポ
レーションはデンマーク製の実用
タイプの電気自動車を輸入販売。
(日経,930710)
1993.8.31 神戸市が現在埋め立て中のポートア
イランド二期部分のうち約五十ヘクタールをモ
デル地区にした、地球温暖化対策地域総合推進
モデル事業「神戸市エコトピア2000」の報告書
をまとめた。(日経,930901)
1993.5 新エネルギー・産業技
術総合開発機構(NEDO)が太陽光
発電システムを住宅の屋根に取り
付ける場合の簡易型取り付け代を
開発。(日経,930521)
1993.5.27 三洋電機が、六月
一日付で太陽電池関連事業を担当
する全額出資の新会社「山陽ソー
ラーエナジーシステム」を設立す
ると発表。(日経,930528)
1993.7 風力発電機の輸入・建設・保守業務の
エコロジーコーポレーションはデンマーク製の
実用タイプの電気自動車を輸入販売。(日
経,930710)
1993.7.24 東京電力は二十四日、太陽電池、風
力発電、年力電池などの新エネルギーの展示施
設「TEPCO新エネルギーパーク」を開設。
(日経,930719)
1993.5 通産省工業技術院が太陽
光発電の短・中期の開発目標を固
めた。二〇〇〇年時点で一キロ
ワット時当たり二十―三十円に、
二〇一〇年時点では同数十円台に
引き下げる目標。(日
経,930503)
1993.5 東京電力が日光国立公
園・尾瀬、尾瀬ヶ原近くの東電小
屋に設置した太陽光発電所設備を
を本格稼動し始めた。(日
経,930520)
1993.5 新素材テント同時に「’93ソーラー
&クリーンエネルギー展」が開かれる。新エネ
ルギーの現状と技術開発の動向を紹介。(日
経,930518)
1993.6.11 キャノンが同社にとって関西発の
研究所であり、クリーンエネルギー分野の研究
開発拠点となる「エコロジー研究所」を開設。
(日経,930612)
1993.5 大阪科学技術センター
が、日本で回収した二酸化炭素を
オーストラリアに輸送し、そこで
太陽光発電の電力で作った水素と
反応させ燃料になるメタノールを
製造するという構想をまとめた。
(日経,930519)
1993.10 三重大学の清水幸丸教
授(日本風力エネルギー協会副会
長)は、風力発電が日本の全発電
量の一割を供給でき、経済性でも
火力発電など従来型発電を上回る
という試算を発表。(日
経,931009)
1993.6 建設省・淀川工事事務所
(大阪府枚方市)が土中の微生物
に汚水を分解させて太陽電池を循
環させる「土壌浄化方式水洗トイ
レ」を開発。(日経,930613)
1993.6.27 全国のソーラーカー
が行動でスピードを競う「ソー
ラーチャレンジ・イン北海道」
が、北海道北見市と隣接の訓子府
町を舞台に開催。(日
経,930626)
1993.9.28 九州電力は二十八日、鹿児島県揖宿
群山川長に計画していた山川地熱発電所の建設
工事に着手。(日経,930929)
1993.11.19 北海道電力が後志管
ない泊村に建設していた風力発電
施設が完成、十九日に運転を開
始。(日経,931120)
1993.6.30 京セラと東日本ハウ
ス(店)は30日、滋賀県八日市市
にソーラーハウスの実証棟を共同
建設したと発表。両社は実証結果
をもとにそれぞれ商品化する。
(日経,930701)
1993.7 中部電力は太陽電池と冷
却パネルを組み合わせて、発電と
集熱を総合的に利用できる家庭用
のシステム開発に着手。冷却にエ
アコン用のフロンを使うのが特
色。フロンが大か物質に代わって
もそのまま利用可。(日
経,930703)
1993.10.1 北陸電力は十月一日から、余剰電力
購入の範囲をコージェネレーション(別力供
給)など自家用発電にも拡大。(日経,930930)
1993.11 通産省・資源エネルギー庁は太陽光電
池、燃料電池などの新エネルギーの二〇〇〇年
にむけた導入シナリオをまとめた。(日
経,931127)
1993.12.6 四国電力は高知県室
戸市で計画している同社初の風力
発電所を十二月六日に着工。建設
予定地の地権者との交渉で地上権
設定契約がこのほど完了。(日
経,931127)
1993.12 電気事業連合会(阿部浩平会長)が地
熱発電に関する調査をまとめた。日本地熱発電
の設備容量は二十七万キロワットで世界第六位
だが、総発電設備容量に占める比率は〇・一%
と小さい。(日経,931221)
1993.8 金属屋根材大手の元旦
1993.12 トーメンは米カルフォ ビューティ工業が屋根一体型の太
ルニア州での風力発電事業を拡 陽光発電システムと空気を仲介役
大。(日経,931207)
にした太陽熱集熱システムを開
発。(日経,930811)
1993.12 東北電力は火力発電所や原子力発電所
に付随した防波堤の先に同くじ開発した派職発
電システムを設置。出力百三十キロワットは国
内最大の施設。(日経,931216)
1993.12 米エネルギー関連機器
企業のモウコンテック(カルフォ
ルニア州)はテキサス州西部に風
力発電所を建設する。テキサス州
で風力発電所ができるのは初。
(日経,931217)
1993.10 米太陽電池のメーカー
のそれっく・インターナショナル
(カリフォルニア州)がエネル
ギー変換効率20%の太陽電池を
開発、実用レベルのシリコン太陽
電池としては最高の水準に達した
とした。(日経,931022)
1993.12.20 新エネルギー・産業技術総合開発
機構(NEDO)は二十日、地下深くに眠る熱
資源を評価するため、岩手県葛根田地域で試堀
を開始すると発表。(日経,931221)
1993.12 三重重工業長崎造船所
は所内二工場で生産する風力発電
装置に関して、国際標準化機構
(ISO)の品質保証規格900
1の認証を取得。(日
経,931218)
1993.11 北陸電力が開発した
ソーラーカー「ほくでんフェニッ
クス号」が、オーストラリア大陸
で開催された世界最大のソーラー
カーレースに出場、三千キロの道
のりを完走。電力会社卖独として
の参加は初。(日経,931120)
1993.7.29 秋田県大潟村でソー
ラーカーの世界大会が開催される
のを記念した環境シンポジウムが
秋田市の市文化会館で開催。(日
経,930721)
1993.11 北海道電力が滝川市の
社員研修所構内に建設を進めてい
た太陽光発電施設が完成、このほ
ど稼働。(日経,931120)
1993.秋 サントリーが九十四年
秋に大阪市港区ぶ創業九十周年事
業のひとつとしてオープンする
「サントリーミュージアム・天保
山」に太陽光発電を導入。美術館
への太陽光発電の活用は日本初。
(日経,930908)
1994年 (国内一般)
1994.-.-佐賀大学の海洋温度差発電における
新サイクルプラント建設。(牛山,上宮,長
藤,横山、上原、稲葉,田原,2001:87)
1994年 (海外一般)
1994年 (風力)
1994年 (太陽光)
1994.-.-四国電力が室戸岬(高
知)に出力300kW×1基の風力発電
設備を設置。(村主,犬飼,長沢,
1999 : 146)
1994.-.-1994年度から1996年度
まで新エネルギー財団が、国の予
算を受けて個人住宅用太陽光発電
システム設置時に補助金を支給す
るPVモニター事業を行った。(村
主,犬飼,長沢, 1999 : 164)
1994.-.-電源開発が若松総合研
究所(福岡)に出力15kW×1基の
風力発電設備を設置。(村主,犬
飼,長沢, 1999 : 147)
1994.-.-日本で太陽光発電シス
テムが計41箇所設置。(牛山,上
宮,長藤,横山、上原、稲葉,田
原,2001:27)
1994.2.14 風力、太陽エネルギー利用のエンジ
ニアリングと発電用の風車などを販売する国内
初の企業が沖縄に誕生。(日経,940215)
1994.-.-日本で個人の住宅に太
陽光発電システムを設置する場
1994.-.-北陸電力が滋賀風力太
合,通産省がその設置費用を助成
陽光発電センター(石川)に出力
するという個人住宅用PVシステ
275kW×1基の風力発電設備を設
ムモニター制度開始。新エネル
置。(村主,犬飼,長沢, 1999 :
ギー導入大網策定。(牛山,上
146)
宮,長藤,横山、上原、稲葉,田
原,2001:25)
1994.2.21 北海道電力が、余剰電力を購入する
買電の対象を、民間ビル事業者などが導入して
いるコージェネレーション(熱電供給)など自
家用発電に拡大。(日経,940216)
1994 「日本全国風況マップ」
で、新エネルギー・産業技術総合
開発機構(NEDO)が行っていた三
十八か所での風況観測が公表。全 1994.-.-住宅用太陽光発電システ
電力需要の3%程度は賄えるかも ムの設置に国から補助金支給開始
しれないという見解。日本が風力 (NEDO,2007:92)
発電大国としての可能性を秘めて
いることが分かりはじめる。(前
田,1999:Ⅱ)
1994.-.-富士電気太陽光電池を
フィルム型のみの開発に一本化
(NEDO,2007:34)
1994.4.-通産省「電気事業審議会需給部会」中
間報告(野原,1997:166)
1994.3.17 静岡県が新年度から風
力発電の研究に着手することを、
県議会企画環境文化委員会で明ら
かにする。(朝日,940316)
1994 宮崎県串間市で、市民自ら
が事業者として太陽光発電に取り
組む、「市民共同発電所」が誕
生。(田中,2002:51)
1994年 (水力)
1994年 (バイオマス)
1994.1 大阪大学基礎工学部の浜
川圭弘教授らのグループは、アモ
ルファス(非結晶)シリコンと多
結晶シリコンを重ね合わせたタン
デム型太陽電池で世界最高の二
一%の光電変換効率を達成。(日
経,940118)
1994.5.7 丸紅が、フィリピンのレイテ島に地熱
発電プラントを建設することを発表。(朝
日,940506)
1994.1 東京都武蔵野市は三月末
をめどにソーラー充電スタンド
1994.8この年から、毎年、風力発
(太陽電池発電システム)を導
電を導入している全国の自治体が
入。市役所の車庫屋上に設置し、
集まる「風サミット」が開催され
電気自動車の充電する。充電に太
る。(田窪,2002:28)
陽光発電を利用する自治体はこれ
が初。(日経,940112)
1994.5.20 通産省・資源エネルギー庁が、2010
年度までの長期エネルギー需給見通しの素案を
まとめる。太陽光発電を代表とする、新エネル
ギーの必要性に着目。(朝日,940519)
1994.1 北陸電力は、富山市の同
1994.8.1 千葉県の関東国際高校
社研修センターに太陽光発電設備
勝浦校外に、風力発電機が組み立
を新設し、運転を開始。(日
てられる。(朝日,940801)
経,940126)
1994.1.12 三洋電機がアフリ
カのセネガル共和国から海水や井
戸水を太陽光発電を使って真水に
変えるシステム建設を受注する。
(朝日,,940112)
1994.8.21 山梨県が、太陽熱、風力、地熱など
のローカルエネルギーへの転換を含め、環境問
題の取り組みの一環として「クリーンエネル
ギーやまなし」プラン(仮称)を策定。(朝
日,940821)
1994.11.3 中国電力が、山口県
大津郡日置町に、風力発電を建設
し、1996年から発電を始めること
を発表。(朝日,941102)
1994.2 キャノンと米ベンチャー
のエネルギー・コンバージョン・
デバイシス(ECD、ミシガン
州)が共同で、従来よりも大幅に
性能を向上させた太陽電池を開
発。(日経,940211)
1994.2 新エネルギー・産業技術
総合開発機構(NEDO)が健在
と一体化した太陽電池の開発に着
手。(日経,940217)
1994.9.13 政府の総合エネルギー対策推進閣僚
会議で、太陽光発電などの新エネルギーの導入
の見直しを図る「新エネルギー導入大網」を定
める方針を確認。(朝日,940913)
1994.2.23 三洋電機が、一般住
宅向けの太陽光発電システムを四
月から発売すると発表。(日
経,940224)
1994.3.5 太陽光発電施設が、
東京電力山梨支店の屋上にお目見
え、7日から運転開始。(朝
日,940305)
1994.10.10 神戸市で太陽光発電など将来のエ
ネルギーについてのシンポジウム「2030年の私
たちの暮らし」が開かれる。(朝日,941010)
1994.3.7 東京電力山梨支店が甲
府市丸の内一丁目の同支店屋上に
太陽光発電設備を設置、稼働。
(日経,940308)
1994.10.12 小国地熱発電の建設を発表。(朝
日,941012)
1994.3.16 シャープが住宅向け
の太陽光発電システムを五月から
発売すると発表。(日
経,940317)
1994.10.13 横浜市で、太陽光発電を始めとし
た、「環境に優しい」エネルギー利用を考える
講演会が開かれる。(朝日,941015)
1994.3.17 シャープが、住宅用太
陽光発電システムを5月から売り
出すことを発表。(朝日,940316)
1994.10.14 大分の地熱発電所のある自治体や
電力会社社員らで、「地熱水有効利用シンポジ
ウム」を開く。(朝日,941013)
1994.3.30 九州電力が、太陽光発
電の開発を含めた1994年度の技術
開発計画の概要を発表する。(朝
日,940329)
1994.4.2 岡山県庁の屋上に太陽
光発電所が完成し、実証実験が始
まる。(朝日,940401)
1994.11.30 九州電力が、鹿児島県牧園町と栗
野町にまたがる地熱発電所、大霧発電所の建設
をはじめる。(朝日,941129)
1994.4.20 中国電力が呉市の呉営
業ビルの屋上に太陽光発電装置を
置き、発電を始める。(朝
日,940420)
1994.5.9 愛知県内のロータリー
クラブが組織する国際ロータリー
協議会で、ベラウ共和国に太陽光
発電機を贈ることを発表。(朝
日,940508)
1994.12.1 通産省の諮問機関である電気事業審
議会が、発電所や関連施設に対する国の規制緩
和の認可、届け出基準などを大幅に緩和する報
告をまとめる。(朝日,941201)
1994.5.18 岡山県で、屋上に太
陽光発電装置を整備した中国電力
笠岡営業所が、営業を始める。
(朝日,940516)
1994.12.2 電源開発が、熊本県に立地を予定し
ている小国地熱発電所建設計画に伴い、関係す
る熊本、大分両県と地元の小国、九重両町に環
境影響調査の実施を申し入れる。(朝日,941201)
1994.5.25 横浜市で、三菱重工
横浜ビルの落成式が行われる。ビ
ルの中には「三菱みなとみらい技
術館」があり、太陽光発電のしく
みなどを公開。(朝日,940524)
1994.12.16 石油に代わる安定したエネルギー
源の確保や二酸化炭素の排出など地球環境問題
への対応から,日本で新エネルギーの導入を積
極的に図らなければならないとした「新エネル
ギー導入大綱」が閣議で決定。2000年までに太
陽光発電による発電量を40万KW,2010年には460
万KW(その後500万KWに改定)に引き上げる計
画。(牛山,上宮,長藤,横山、上原、稲葉,
田原,2001:28)
1994.6.2 那須町に太陽光発電装
置をつけた別荘が完成。所有者と
東京電力の間で売買契約が交わさ
れる。(朝日,940601)
1994.7.1 静岡県が、市町村での
ソーラーシステムの導入方法、太
陽エネルギー活用の意義を解説し
た「太陽エネルギー読本」という
手引書を作成。(朝日,940701)
1994.8.10 通産省・資源エネル
ギー庁が、太陽光発電を設置する
一般住宅のモニター約700戸を募
集。(朝日,940810)
1994.9.23 京都府に、屋根に太
陽光発電装置を整備した住宅・都
市整備公団の「関西学研都市展示
館」がオープンする。(朝
日,940922)
1994.10.1 沖縄県宮古島で、太
陽光発電の電力が送電され始め
る。規模の大きさとしては全国
初。(朝日,940930)
1994.10.26 通産省・資源エネル
ギー庁が、住宅用太陽光発電シス
テムのモニター577人を決めた、
と発表。(朝日,941025)
1994.10.28 東京電力松戸営業所
で、太陽光発電所が稼働し始め
る。(朝日,941028)
1994.11.8 三洋電機と住友商事
が、米3位の太陽電池会社を買
収。(朝日,941107)
1995年
1995年 (海外一般)
1995年 (風力)
1995年 (太陽光)
1995年 (水力)
1995年 (バイオマス)
1995.1 ニューヨーク電力公社だ
1995 「地域新エネルギービジョン策定事業」
ど米大手電力公社十三社がエネル
(新エネルギー導入に向けた地域ビジョンを作
ギー省に対し、CO2の排出量を
成する事業)が、新エネルギー・産業技術総合
2000年までに90年レベルに削減す
開発機構の補助事業として開始。(田中,
ると表明、自主削減計画をまとめ
2002:49)
て、共同で提出。(日経,950119)
1995.-.-日本で太陽光発電シス
テムが計31箇所設置。(牛山,上
1995.-.- 日本で「フィールドテ 宮,長藤,横山、上原、稲葉,田
スト事業補助金制度(風力発電開 原,2001:27)
発支援)」が始まる。(松岡,
2004:204)
1995 「地域新エネルギービジョン策定事業」開
始。地方自治体・民間企業を対象とした通商産
業省資源エネルギー庁、NEDOによる、本格的な
支援事業が開始される。(前田,1999:Ⅱ)
1995.-.-「第一回全国風サミッ
ト」開催 風をテーマに地域活性
化を進めている全国12市町村によ
る(野原,1997:152)
1995 岩手県葛巻町で「葛巻町自然保護条例」
を制定。「自然とともに豊かに生きる町」を宣
言。(前田,2006:48)
1995.1 富士電機は最大出力三キ
1995.-.-中国電力が日置ウィン
ロワットの太陽光発電用小型イン
ドパーク(山口)に出力107.5kW
ベーターで、財団法人日本電気用
×1基の風力発電設備を設置。
品試験所から承認登録。(日
(村主,犬飼,長沢, 1999 : 146)
経,950118)
1995 改正電力事業法施行により電力卸売りが自
由化され、電力会社以外の事業者が電気をつ
くって売ることができるようになる。(田
窪,2002:24)
1995.-.-中国電力が日置ウィン
ドパーク(山口)に出力300kW×1
基の風力発電設備を設置。(村
主,犬飼,長沢, 1999 : 146)
1995.3 オムロンが太陽光発電シ
ステムの発電量低下を防ぐソー
ラーリレー「形LYR」を開発、
4月1日に発売。(日経,950323)
1995.-.-佐賀大学の海洋温度差発電における
新サイクルプラント実験(4.5KW,カリーナサイ
クル,ウエハラサイクル)を実施。(牛山,上
宮,長藤,横山、上原、稲葉,田原,2001:
87)
1995.-.-東北電力が竜飛ウィン
ドパーク(青森)に出力300kW×5
基の風力発電設備を設置。(村
主,犬飼,長沢, 1999 : 146)
1995.3 日本電池は、低電池に家
庭用電力を自律供給できる太陽光
発電用インバーターを開発、発
売。(日経,950330)
1995.-.-政府が、自治体による地域新エネル
ギー・ビジョンの策定を促進する事業を開始。
(村主,犬飼,長沢, 1999 : 163)
1995 NEDO(新エネルギー・産業
技術総合開発)による「風力開発
フィールドテスト事業」が始ま
り、風力発電導入に向けて、「風
況精査」「システム設計」「設
置・運転」が実施されるようにな
る。(田窪,2002:27-28)
1995.4 四国電力が将来の太陽光
発電普及に備えた実証研究を進め
る目的で、休止中の松山発電所構
内に最大出力三百ワットの太陽光
発電所を建設。(日経,950419)
1995.1.9 ニチメンが、デンマー
クのタービンメーカーのミコンと
共同で英国で風力発電を始めると
発表。(日経,950110)
1995.4 通産省が94年度からス
タートさせた「太陽光発電モニ
ター事業」が95年度から拡充。
(日経,950310)
1995.1 NEDOが、太陽光発電や風力発電な
どの導入を検討している地方自治体向けに事業
化調査などを手助けする「新エネルギー導入ア
ドバイザリー事業」を開始。(日経,950117)
1995.5.19 東北電力が青森県の
風力発電実験施設「竜飛ウィンド 1995.4 山口県下関市内に初の太
パーク」の発電設備同設工事を開 陽光発電住宅。(日経,950412)
始。(日経,950528)
1995.1 NEDOが大分県九
重町で建設を進めていた「バ
イオマス―地熱発電プラン
ト」が完成、発電試験を開
始。(日経,950125)
1995.2 長野県が、国の「特定中小企業集積の
活性化に関する臨時措置法」基づく佐久地域の
集積活性化計画案をまとめた。太陽電池や精密
測定機器への参入が求められる。(日
経,950210)
1995.4.17 シャープが標準的な
1995.6.23 中国電力が、同社初 工事費を含めた価格を従来に比べ
の日置風力発電所(山口県日置 て約30%引き下げた家庭用の太
町)を着工。(日経,950622)
陽光発電システムを5月に発売す
ると発表。(日経,950418)
1995.3.1 九州電力が鹿児島県山川町に建設し
ていた地熱発電の山川発電所が運転開始。(日
経,950302)
1995.7 風力発電所メーカーの岩
中電機製作所(神奈川県相模原
市)が米ウインドスツリーム社か
ら小型風力発電機を輸入、国内販
売を開始。(日経,950709)
1995.4.17 東京都とNEDOが
共同で太陽光発電システムの実験
の本格運転を開始。(日
経,950415)
1995.7 平和観光開発(東京)は
風力発電を利用した売電事業を開
始。民間事業が風力発電による売
電に取り組む例は初。(日
経,950726)
1995.5 経営コンサルティングの
任意団体、アグラード(東京)が
太陽光発電に関するデーターベー
スの構築に乗り出す。来年にはこ
のデーターベースを生かして太陽
光発電の普及には積みをつける方
針(日経,950531)
1995.5.25 東北電量の柳津西山地熱発電所(福
島県柳津町)が完成、営業運転を開始。(日
経,950526)
1995.6 NTTは災害に強い公衆
1995.8 エコロジーコーポレー
電話づくりを目指して談話ボック
ションが沖縄電力にデンマーク製
スに太陽電池を積極的に導入して
の風力発電機を三機納入。(日
いくことを決定。(日
経,950810)
経,950606)
1995.6.23 九州電力が大分県九重町で建設準備
を進めてきた地熱利用の滝上発電所を着工した
と発表。96年11月に営業運転開始の予定。(日
経,950624)
1995.8 小松リフトの全額出資子
会社でフォークリフト販売の甲信 1995.7 シャープが太陽電池事業
小松リフトが風力発電の販売を開 の拡大へ。(日経,950705)
始。(日経,950823)
1995.7 松下電池工業(大阪府守
1995.9 静岡県が9月にも、県内
口市)が七月からインドネシアの
の七市町村で風力発電の導入可能
場田武藤で太陽電池の組み立て生
性を調査。(日経,950525)
産を開始。(日経,950613)
1995.10 シャープが宇宙開発事
業団(NASDA)と共同で、世
界最高の発電性能を誇る低価格の
宇宙用定用電池を開発。シャープ
は新技術を住宅用にも転用し太陽
電池事業拡大のテコにする。(日
経,951012)
1995.8 建設省の「環境共生住宅市街地モデル
事業」の指定を受け、北九州市住宅供給公社と
民間五社が建設していた高層マンション「マ
テール穴生」が完成。全国の同事業指定地区の
うち建物完成は初。(日経,950817)
1995.9 鳥取県は通産省やNED
Oと共同で風力発電の開発に取り
組む。同町に建設するもう事業公
園の一角に風力発電設備を設ける
計画。(日経,950926)
1995.9 富士山に太陽電池と水循環システムな
どを備えたハイテクトイレを環境庁がつくるこ
とになった。(日経,950928)
1995.10.5 キャノンが太陽電池
1995.9 第二回全国風サミット実
市場に本格参入すると発表。生産
施〈沖縄県宮古島〉。(前
子会社の長浜キャノンに量産ライ
田,1999:Ⅱ)
ンを来春新設。(日経,951006)
1995.10 宮崎県門川超のボランティアグループ
「ミコノ日向」がケニアのコラコラ村の小学校
に発電機を送った。風力と太陽電池の併用型
で、学校の証明に使用される。(日経,951011)
1995.9.17 風力発電機を輸入・
販売しているベンチャー企業のエ
コロジーコーポレーションと松尾
橋梁、オリックスが風力発電によ
る売電会社を設立。立川町内最上
川流域に風六発電機を二期建設予
定。(日経,950917)
1995.11 東北電力は、硫化水素の異臭が発生し
ていると住民から苦情が出ている柳津西山地熱
発電所で、異臭を抑えるための施設改良工事を
開始。月内に終える。(日経,951111)
1995.12 東京工業大学の清水勇
教授らが、太陽電池などで利用す
1995.11 NEDOは沖縄県宮古
る非晶質(アモルファス)シリコ
島に試験用の風力発電機三基を増
ンの薄膜を合成する新手法を開
設。国内では青森県竜飛岬の施設
発。高品質の膜を従来の約十倍の
に次ぐ規模。(日経,951114)
スピードで高速で作れるようにし
た。(日経,951228)
1995.12.-電気事業法の改正により、独立の電
気事業者(IPP)の設立が可能になる。これを受
けて、山形県などで民間出資の風力発電専門会
社が出現。(村主,犬飼,長沢, 1999 : 164)
1995.12.-電気事業法の改正によ
り、独立の電気事業者(IPP)の
設立が可能になる。これを受け
て、山形県などで民間出資の風力
発電専門会社が出現。(村主,犬
飼,長沢, 1999 : 164)
1996年 (国内一般)
1996年 (風力)
1996年 (太陽光)
1996.-.-トヨタ自動車 レジャー車「RAV4」に
燃料電池を積んだ試作車を発表(野原,1997:
174)
1996 風力発電に積極的に取り組
んでいる市町村が集まって「風力
発電推進市町村全国協議会」(会
長:舘林茂樹・山形県立川町長)
が結成される。(田窪,2002:
28)
1996.-.-日本で太陽光発電シス
テムが計40箇所設置。(牛山,上
宮,長藤,横山、上原、稲葉,田
原,2001:27)
1996春 エネルギー関連の市民運動家、専門
家、電力業界などの幹部、通産省などが出席す
る「市民によるエネルギー円卓会議」が開催。
(飯田,2002:6)
1996.-.-北海道えりも町、新潟県
名立町、青森県風浦町に地元自治
体または企業と共同出資で400
kw風力発電機を5基建設(野
原,1997:152)
1996.1 米ヒューレット・パッ
カードは航空宇宙産業向けに太陽
電池の性能を評価するシュミュ
レーターを開発。人工衛星の動き
をプログラムすることで、太陽電
池の出力特性を計算する。(日
経,960125)
1996 神奈川県が「クリーンエネルギー活用検
討委員会」を設置。クリーンエネルギーの技術
やコスト面の問題を整理しながら、環境に配慮
した都市計画の前提となる基本方針などをまと
める。(日経,960523)
1996年 (海外一般)
1995.11.20 三洋電機は、太陽電
池事業を総括する新会社「三洋
ソーラーインダストリーズ」を設
立し、開発、生産、販売を一貫し
て手掛ける体制を整えると発表。
(日経,951121)
1996年 (バイオマス)
1996.9.-埼玉県越谷市が隣接
1996.-.-九州電力が、太陽光発
1996.-.-関西電力が黒川風力発
1996.-.-.高知県大川村 する5市1町と埼玉県東部清
電による余剰電力を買い取る制度
電所(兵庫)に出力150kW×1基の
農業用水路にフランシス 掃組合をつくり、ごみ焼却発
を導入以降、購入件数が1996年度
風力発電設備を設置。(村主,犬
水車設置,小水力発電実 電所 完成(野原,1997:177)
までの5年間323件となる。(村
飼,長沢, 1999 : 146)
施(逸見,2007:17)
主,犬飼,長沢, 1999 : 44-47)
1996.1.10 YKKが、京セラと
1996 新エネルギー財団(NEF)が
共同でビルのカーテンウオールに
「風力発電システム導入促進検討
太陽電池モジュールを組み込む技
の手引」を完成。(前
術を開発、実証実験を開始したと
田,1999:110)
発表。(日経,960111)
1996年 (水力)
1996.11.-群馬県榛名町 高
浜発電所がスーパー発電方式
(ごみ焼却発電所) 完成
(野原,1997:178)
1996.2 神奈川県が都内での自然エネルギー活
用事業を拡大。県は自然エネルギー活用で全庁
規模の検討委員会の設置を計画等力を入れてい
る。(日経,960217)
1996.1.29 三菱電機が、四月を
メドに住宅用太陽で発電システム
事業に参入すると発表。有望分野
との判断。(日経,960130)
1996.4 NEDOが風力と太陽電池による発電
の中国北西部への導入可能性についての調査結
果をまとめた。エネルギーの供給安定と環境問
題への対応を考え、日本が資金援助や技術協力
すべきとした。(日経,960430)
1996.7 風力発電推進市町村全国
協議会を設立。政府に風力発電導
入促進策を陳情するのを目的に、
風サミット融資18市町村が集まり
協議会を設立。総会終了後、早速
霞が関に陳情に行く。(前
田,1999:Ⅱ)
1996.3 NTT、トヨタ自動車、
ソニーなど大手企業四十社が、太
陽電池の導入促進を目指し研究会
を発足。共同購入も検討。(日
経,960314)
1996.4 山形県立川町は風力発電など自然エネ
ルギーを活用しらまちおこし計画「立川町新エ
ネルギー導入計画」をまとめた。三重大と共同
調査を行い、九七年度から風力発電の増強に踏
み切る。(日経,960413)
1996.7.18 長崎県の異業種企業
二十一社があつまり、「風力エネ
ルギー利用調査会」を発足。風力
発電を長崎県の地場産業に育てる
のが狙い。(日経,960719)
1996.3.1 環境庁は自動販売機の
関連業界と6年以内に清涼飲料の
自販機の全台数の一割に太陽電池
を取り付けることで合意したと発
表。身近な自販機に設置すること
で環境問題関心を高める。(日
経,960302)
1996.5 NTTは風力と太陽電池を組み合わせ
たハイブリッド型発電システムを導入。実用規
模の設置は国内初。(日経,960504)
1996.3.21 四国電力が休止中の
松山発電所構内に建設中だった太
陽光発電の研究プラントを完成さ
せ、稼働させた。実証プラントし
ては全国で三番番目の規模。(日
経,960322)
1996.6 NEDOは自然エネルギーや省エネル
ギーの徹底でCO2の排出量が二〇二〇までに
約五千万トン削減できるとの試算。(日
経,960604)
1996.3.26 NTTなど大手企業
七十社が、太陽電池の導入、普及
1996.9 第三回全国風サミット開 を促進するため「太陽光発電ユー
催(愛媛県肱川町)。(前
ザ研究会(SUN)」を発足。二
田,1999:Ⅱ)
十五日の総会までには合計で二百
社程度が参加する見込み。(日
経,960327)
1996.6 九州通産局は九州での新エネルギーの
導入状況をまとめた「九州新エネルギーマッ
プ」を作成。新エネルギーの普及に役立てる。
(日経,960613)
1996.9.5 ニチメンが風力発電所
を計画しているえりも風力発電研
究所の株式七〇%を獲得したと発
表。環境ビジネスの柱に育ててい
く考え。(日経,960906)
1996.6 千葉県は環境保全に配慮した民間建築
物の整理を促すため、手引書を作成。環境保全
のための総合的な建築手引書は全国の自治体で
も初。(日経,960620)
1996.4 東京電力前橋営業所の太
陽光発電システムが稼働。太陽光
発電の普及を目指す。(日
経,960410)
1996.4.1 徳山国際カントリー倶
楽部がNEDOと共同で開発をす
すめてきた太陽光発電システムが
本格稼働。NEDOが太陽光発電
の野外テスト事業として95年度に
全国で三十三か所指定したものの
一つ。(日経,960329)
1996.7 和歌山県が新エネルギー導入のための
ガイドブックを作成。特定施設を対象にしたど
うひゅうモデル計画なども策定。(日
経,960704)
1996.4.8 環境庁の外郭団体であ
る環境情報普及センターが、国内
の建物の屋根などにどれだけ多く
の太陽電池を設置できるかを試算
した報告書をまとめた。潜在規模
は火力発電能力の一・一五倍。
(日経,960409)
1996.10.4 沖縄電力が、NTTなどど共同で、
太陽光発電など新エネルギーの開発やコンサル
ティングの新会社を上旪に設立すると発表。
(日経,961005)
1996.8 NEDOは河川敷や道路
斜面に設置する大規模太陽電池シ
ステムを試作。今までなかった屋
根以外のタイプでの実用的なシス
テム。(日経,960821)
1996.11.1 環境庁と神奈川県が環境保護に重点
的に取り組む国内外の自治体と「持続可能な押
しのために20%クラブ」を結成。(日
経,961025)
1996.9 京セラが業界最高の発電
量を確保できる「住宅用ソーラー
発電システム」を九月一日から発
売。(日経,960413)
1996.12 工業技術院電子技術総合研究所は外部
の研究者もの加えた「スーパーラボ」と呼ぶ横
断的な研究チームを発足。太陽電池などをテー
マにする2チーム。(日経,961202)
1996.11 日立製作所は、光電変
換率が現在製品化されている物に
比べて約一・五倍の卖結晶シリコ
ン太陽電池を開発。一センチ角で
二二・六%。(日経,961110)
1997年 (国内一般)
1997年 (海外一般)
1997年 (風力)
1997年 (太陽光)
1997 岩手県葛巻町で、自然への関心を高め、
自然とどのようにつきあい、共生していくの
1997 気候変動枠組条約第三回締約
か、町民一人ひとりが考える手がかりとするた 国会議(COP3)開催。(前
めの冊子「葛巻の自然」を発刉。(前
田,1999:Ⅱ)
田,2006:48)
1996.-.-中部電力が浜岡原子力
館新エネルギーホール(静岡)に
出力16.5kW×1基の風力発電設備
を設置。(村主,犬飼,長沢, 1999
: 146)
1997.-.-1994年度から1996年度
までの個人住宅用太陽光発電シス
テム設置時に補助金を支給するPV
モニター事業が、基盤整備事業と
して生まれ変わり、予算額も大幅
に増加され、個人住宅の太陽光発
電システム導入促進の大きな追い
風に。(村主,犬飼,長沢, 1999 :
44-48)
1997 新エネルギー導入大綱の目標数字を上方修
正。2000年目標の2万kWをクリア。2010年目標を
30万kWに修正する。(前田,1999:Ⅱ)
1997.-.-九州電力が、太陽光発
1997.-.-九州電力が野間岬(鹿
電による余剰電力を買い取る制度
児島)に出力300kW×2基の風力発
を導入以降、購入件数が1997年度
電設備を設置。(村主,犬飼,長
末までに854件となる。(村主,犬
沢, 1999 : 147)
飼,長沢, 1999 : 44-47)
1997年 (水力)
1997年 (バイオマス)
1997.1.5太陽光や風力といった自
1997.-.-太陽電池を設置する
然の恵みをうまく活用し、エネル 1997 「新エネルギーの利用など
1997.-.- 新エネルギー設備の設置に伴う助成で
際、発電容量1キロワットにつき
ギー消費を抑えた建築の推進を目 の促進に関する特別措置法」が成
ある「新エネルギー導入促進事業」と「地域新
約30万円を国が補助する制度が
的とする「PLEA(プレア)国 立。ウインドファームによる風力
エネルギー導入促進事業」が始まる。(松岡,
あったが、その補助件数が全国で
際会議が八日から三日間、北海道 発電事業の促進を目指す支援措置
2004:206)
9000件を上回る。(村主,犬飼,長
釧路市の観光国流センターで開催 が講じられる。(前田,1999:Ⅱ)
沢, 1999 : 44-46)
される。(朝日,970105)
1997.1.‐ 住友商事と富士電機がエルサルバド
ルで地熱発電所を建設することを発表。(日
経,970126)
1997.1.18三重県は「環境先進県」づくりの一環
として来年度から「環境調整システム」を導入
する。県が実施する大規模な建設などの事業に
関し、各部長らで組織する委員会が計画の立案
段階から検討、環境に配慮した事業推進を目指
す。(朝日,970118)
1997.11.27欧州連合(EU)の行
政執行機関である欧州委員会は二
十六日、太陽や風力、地熱などの
自然エネルギー(再生可能エネル
ギー)利用を二〇一〇年までに倍
増させる行動計画を発表した。倍
増が実現するとEU内の年間二酸
化炭素排出量を、一九九〇年の総
排出量の約一二%分に当たる約四
億トン削減できると試算してい
る。来年のEUエネルギー相理事
会でこの行動計画を協議し、最終
決定する見込み。(朝日,971127)
1997.2.6三重大学工学部機械工学
科(清水幸丸学科長)は六日、風
力発電についての講演会を開く。
「津軽海峡竜飛岬における集合型
風力発電の実証的研究」と題し
て、工学博士の土屋敬一・東北電
力研究開発センター主幹が竜飛風
力発電所(風車十一台、総出力三
千四百キロワット)の運転結果な
どを報告する。(朝日,970206)
1997.11.28二十六日から三日間の
予定で名古屋市で開かれている
1997.1.30 東京電力が八丈島に同社としては初 「第四回気候変動世界自治体サ
の地熱発電所を建設すると発表。(日
ミット」では、世界の先進自治体
経,970131)
が温暖化対策に様々な工夫を凝ら
し、成果を上げている事例が紹介
された。(朝日,971128
1997.4.18日立製作所は風力発電
に初めて参入し、茨城県日立市に
実証試験設備を設けた。風力発電
の先進地であるデンマーク製の発
1997.2.‐ 通産省と文部省が学校の新エネル 1997,11 欧州委員会は、「欧州エ
電機(出力225kW)を採用し
ギー導入や省エネを促進するモデル事業を始め ネルギー白書」を公表。(飯
たが、風が吹かなければ役に立た
ることを発表。(日経,970223)
田,2002:6)
ないため、太陽光発電装置や蓄電
池を組み合わせたのがミソ。これ
なら「自然に優しく、どんな天気
でも大丈夫」。(朝日,970418)
1997.1.9シャープの辻晴雄社長は
八日、記者会見し、太陽電池の生
産を本格化させることを明らかに
した。個人住宅向け の需要増に
合わせた対応で、三月までに奈良
県新庄町の生産拠点に約百億円を
かけて生産設備を増強し、一九九
七年度の生産・販売実績を前年度
の約三倍の百五十億円に引き上げ
る方針。(朝日,970109)
1997.1.14太陽の光から電力を供
給する運動に取り組む市民団体
「太陽光発電普及協会」(井口正
俊会長)が二十五日午前十時か
ら、中央区の府立労働センター
(エル・おおさか)で全国交流集
会を開く。個人で太陽光発電をす
る方法や最新の発電機器の紹介な
どがある。(朝日,970114)
1997.2.‐ 日本とドイツが97年
度から共同で、アジアの未電化地
域に太陽光発電で電力を供給する
事業を始めることを発表。(日
経,970227)
1997.2.7 通産省が「新エネルギー利用促進特
別措置法案」を通常国会に提出すると発表。
(日経,970207)
1997.3.29神奈川県は二十八日、太陽光発電や
ごみ発電などを普及させるための「県クリーン
エネルギー活用基本方針」を発表した。県の公
共施設に積極的に導入するだけでなく、市町村
や民間が導入する際 の支援をしていくことを掲
げている。一九九七年度はこの方針に沿って、
茅ケ崎市内の国道134号沿いに、ソーラーパ
ネルのついた照明灯や方向指示標を設置 する予
定だ。(朝日,970329)
1997.9.4クリーンエネルギーと
して注目されている風力発電を全
国規模で展開する専門会社「エコ
パワー」(本社・東京、小島剛社
長)の設立総会が三日、開かれ
た。各地に発電子会社をつくり、
起こした電力は電力会社に売電す
る計画で、一九九九年度には発電
量五万三千五百キロワット、連結
ベースの売上高百五十五億円を見
込む。(朝日,970904)
1997.3.30地球温暖化の防止策に取り組む市民団
体「気候フォーラム」(浅岡美恵事務局長)は
二十九日、京都市に各国の非政府組織が集まり
開かれている「NGO国際会議」で、気候変動
枠組み条約第三回締約国会議(COP3)に臨
む主張案を公表した。(朝日,970330)
1997.9.21自然破壊や地球温暖化
とは無縁の風力発電の導入を進め
ている全国の地方自治体が集まっ
て風による地域おこしについて話
し合う「第四回風サミット」が二
十六日、北海道えりも町で開かれ
る。(朝日,970921)
1997.2.7浜松ユネスコ協会は、太
陽エネルギーについての学習会を
三月六日、浜松市初生町のソー
ラーテクノセンターで開く。ユネ
スコの科学部門が、主に開発途上
国を重点に「再生可能エネルギー
推進」事業を進めていることか
ら、浜松ユネスコ市民大学講座の
ひとつとして企画された。(朝
日,970207)
1997.4.25市のすべての施設で一%節電を進めて
きた埼玉県川越市は、この一年間の「節電量」
をまとめた。それによると、昨年四月から今年
三月までに使った電力量は、前年度より五・四
一%(約二百六十一万キロワット時)減り、料
金も五・五三%(約五千三百万円)の減額と
なったとしている。節約した約五千三百万円の
一部は、市民の太陽光発電システム設置補助金
にする予定で、現在、その具体的な内容を詰め
ている。(朝日,970425)
1997.3.27都道府県と政令指定都
市が進めている太陽光発電の導入
や公共交通機関の利用促進などの
地球環境保全についての施策は、
一九九五年度で二千十二件に上る
ことが環境庁の調査で分かった。
(朝日,970327)
1997.5.15石太陽光発電事業を進める通産省の外
郭団体「新エネルギー財団」が、太陽光発電シ
ステムの設置希望者を二十一日から募集する。
設置後二年間、使用電力などの運転データを同
財団に提供する条件で、設置費用の約三分の
一、百二十六万円を上限に補助が受けられる。
先着約九千四百件。(朝日,970515)
1997.3.28東京電力は環境NGO
のひとつ「市民フォーラム200
1」と、東京と神奈川の「生活ク
ラブ生活協同組合」と協力し、太
陽光発電施設を設置する一般家庭
に対して、設置費用の半額を東電
が支援する制度を始めると発表し
た。太陽光発電の導入には国の助
成制度があるが、民間企業が乗り
出すのは初めて。導入家庭から発
電や電力利用のデータを集め、太
陽光発電の位置づけを検討する材
料にもする。(朝日,970328)
1997.11.2 中国政府が節約技術
や風力発電などの新エネルギー技
術の開発に資金を投入するなどの
内容を盛り込んだエネルギー節約
法を公布し、翌年の1月1日から施
行すると発表。(日経,971103)
1997.6.21政府は、二十三日からニューヨークで
開かれる国連環境特別総会で、各国が地球温暖
化防止対策に共同で取り組むことをうたった
「地球温暖化防止総合戦略」を提唱する方針を
明らかにした。骨子は(1)省エネ技術の開発
と普及(2)太陽光発電など非化石エネルギー
の導入(3)二酸化炭素(CO2)ガス固定化
のための革新的技術の研究開発と途上国への移
転などを「国際協力」で推進するためのプログ
ラムづくりを主張する。(朝日,970621)
1997.6.7通産省は六日、地球温暖化の原因に
なっている二酸化炭素など温室効果ガスの排出
抑制技術を先進国と途上国の多国間で共同開発
する「共同実施活動」事業を支援するため、石
炭・石油対策特別会計予算から民間企業や非政
府組織、地方公共団体などに総額約九千万円の
調査費を補助する方針を固めた。(朝日,970607)
1997.5.2新エネルギー財団は今年
度創設した「住宅用太陽光発電導
入基盤整備事業」について、九州
通産局と共催で13日午後1時半
から説明会を開く。太陽光発電の
普及を図るため、発電装置を導入
した家庭に設置費の一部を補助す
る。(朝日,970502)
1997.6.-エネルギー・セキュリティの確保の必
要性、地球温暖化問題への対応の必要性の高ま
りを背景に「新エネルギー利用等の促進に関す
る特別措置法」が施行。①政府が新エネルギー
利用等を総合的に促進するための基本方針を策
定・公表②新エネルギーを事業活動で利用する
者に対して、債務保証などの金融上の支援措置
を講じることを規定。(村主,犬飼,長沢, 1999
: 161)
1997.5.21北海道エネルギー問題
委員会(委員長、小林好宏・北大
経済学部教授)は二十日、道が策
定作業を進めている第三次長期総
合計画の基本計画案に、省エネル
ギーの推進と、新エネルギーの開
発・導入を積極的に盛り込むよう
提言をまとめた。(朝日,970521)
1997.7.-日本のエネルギー対策の立案及び、そ
の実施の総合調整を担当する通商産業省エネル
ギー庁に、専任組織として石炭・新エネルギー
部の下に新エネルギー対策課が発足。(村主,犬
飼,長沢, 1999 : 163)
1997.9.-「新エネルギー利用等の促進に関する
特別措置法」に基づき、「新エネルギー利用の
促進に関する基本方針」を決定。エネルギー使
用者などの各主体が、エネルギー導入促進のた
めに果たすべき役割を明確にするとともに、事
業者や国民にエネルギーの積極的な導入を求め
るなど、特別措置法の主旨をより具体的に示
す。(村主,犬飼,長沢, 1999 : 161-163)
1997.8.13 通産省が98年度に
14000戸の一般の住宅を対象に太
陽光発電システムの設置を補助す
る方針を固める。(日
経,970814)
1997.9.18 通産省が太陽光発電や風力発電など
新エネルギーの普及を促進するための基本方針
を策定。(日経,970919)
1997.9.29 日本地熱調査会が地熱発電に関する
最新情報を盛り込んだ97年版「わが国の地熱発
電の動向」誌をまとめる。(日経,970929)
1997.12.‐ 新エネルギー財団が
まとめた「新エネルギー開発利用
実態調査報告書」によれば、96年
度の国内の太陽光発電の発電容量
は91年に比べて20倍に増加。(日
経,971222)
1997.10.‐ 三菱商事と三菱重工業が総額20億
円を投じてメキシコに地熱発電所を建設するこ
とを発表。(日経,971018)
1997.10.9離島で全国初の地熱発電所が伊豆諸
島・八丈島に建設される。東京電力が来年一月
に着工し、一九九九年三月の稼働を目指す。島
では発電所から出る温水を温室栽培に利用する
ほか、「地熱資料館」もできる。観光客が伸び
悩む中、将来は風力発電の規模も拡大し、八丈
島を「クリーンエネルギーのモデル島」で売り
込もう、という期待が高まっている。(朝
日,971009)
1997.12.28 石油産業活性化センター(PEC)が
サウジアラビアの政府系研究機関「KACST」と太
陽光発電などの研究開発の内容を盛り込んだ砂
漠緑化事業を共同共同で実施するための覚書に
調印。(日経,971229)
1998年(国内一般)
1998年 (海外一般)
1998年 (風力)
1998年 (太陽光)
1998年 (水力)
1998年 (バイオマス)
1998.4.8 米エネルギー省が2005
1998.-.-.岩手県遠野市 1998.5.20 電源開発が福岡
1998 岩手県葛巻町で、「葛巻町自然報告書」 ~2010年をメドに発電効率大幅向 1998 岩手県葛巻町で三基の風車
たかむろ水光園に縦軸・ 県大牟田市と組み、ごみ固形
1998.-.-京セラ、太陽電池生産量
を作成。同時に「新エネルギーに関する町民ア 上や太陽電池など新エネルギーの を建設することが議会で承認。
チューブラ水車設置,小 燃料(RDF)発電事業に乗り
世界NO.1(NEDO,2007:41)
ンケート」を実施。(前田,2006:48)
普及を目指す総合的なエネルギー (前田,2006:46)
水力発電実施(逸見,
出すことを明らかにする。
戦略を発表。(日経,980409)
2007:17)
(日経,980520)
1998 地球温暖化対策推進本部は「地球温暖化
対策推進大綱」を決定。そこでは、再生可能エ
ネルギーの導入にあたって自治体が担う主要な
役割は、啓発普及のための公共施設等への積極
的導入にあるとしている。(田窪,2002:32)
1998.1.1関門海峡などの速い潮の流れを利用す
る潮流発電の実験機を、北九州市の九州工業大
学工学部の金元敏明教授(流体工学)のグルー
プが開発した。従来の小型水力発電機に比べ、
半分の直径で同じ電力を起こせる。渓流や風力
にも応用できるという。(朝日,980101)
1998 岩手県葛巻町に「エコ・
ワールドくずまき風力発電株式会
社」発足。(前田,2006:41)
1998.8.7関西電力や東京電力、フ
ランス電力公社、米エジソン・イ
ンターナショナルなど世界六カ国
の主要な電力会社八社の会長でつ
くる「世界電力首脳有志の会議」
が、西アフリカ地域の太陽光発電
や欧州の大気汚染対策のプロジェ
クトに対する技術・資金支援を検
討する見通しになった。(朝
日,980807)
1998 新エネルギー財団(NEF)、
2010年目標を140万kWまで引き上
げるよう提言。※9月末時点での
日本の風力発電導入量、約2万
8000kW1。(前田,1999:Ⅱ)
1998.2.1 日本政府が発展途上国
でクリーンエネルギーである太陽
光発電を普及させるため、ODA
(政府開発援助)による総合計画
を実施することを決めた。(日
経,980201)
1998.1.26地球温暖化防止対策の中心に太陽光
発電をすえようと、太陽光発電に取り組む市民
や発電機器メーカー関係者ら約二百人が二十五
日、大阪市で集会を開いた。二〇〇〇年には四
十万キロワットの太陽光発電施設を整備すると
いう政府の「新エネルギー導入大綱」を守るよ
う国と電力業界に求めていくことを決めた。自
宅に発電施設をつける市民への国の補助金引き
上げなどを求め、近く通産省などに直接陳情す
る。(朝日,980126)
1998.2.4通産省は三日、温暖化対
策の一環として風力発電など新エ
ネルギーを導入する地方自治体の
事業六件に計四億五千万円を補助
することを決めた。(朝
日,980204)
1998.7.19 民間シンクタンクの
ワールドウォッチ研究所が、世界
の太陽光発電の利用に関する報告
書を発表。(日経,980720)
1998.4.11住宅用の太陽光発電システムの導入
を支援している新エネルギー財団の発表による
と、1997年度は財団の補助金で全国で83
29軒の家庭にシ ステムが導入された。設備容
量3キロワットの標準的な装置は価格が約30
0万円するが、このうち約3分の1を財団が補
助している。(朝日,980411)
1998.3 各電力会社、売電目的の
際の風力発電による買い取りメ
ニュー発表。欧米と同様、事業と
しての風力発電を応援するため、
商用目的の際の買い取り金額を電
力会社各社が決定。日本各地で事
業ベースとしての民間企業参入が
拡大する。(前田,1999:Ⅱ)
1998.8.23日本ガイシが次世代の
大型電池として開発したナトリウ
ム硫黄(NAS)電池で、太陽光
発電の電力をため込む初の実験が
九月末、沖縄県宮古島で始まる。
天候に左右される太陽光発電の弱
点を、蓄電で補う。NAS電池の
開発では、夜間電力をためて夏場
のピーク時に使う実用試験などを
続けており、これに新たな用途が
加わることになる。(朝
日,980823)
1998.6.-日本がCOP3閉会後に「地球温暖化対策
推進大綱」を策定。これは日本としてCOP3での
CO2削減目標を達成するために推進すべき温暖化
対策を定めたもの。3つの対策を推進していく
とし、その中に新エネルギーの導入を含む。
(村主,犬飼,長沢, 1999 : 44-45)
1998.7.‐ ニチメンが米欧企業
と組み、米カリフォルニア州の
2ヵ所の風力発電所を買収。(日
経,980710)
1998.7.21 通産省が風力発電や蓄熱電池を使っ
た公共施設をつくる自治体に補助金を支給する
「環境調和型エネルギー供給施設整備事業」の
公募を開始。(日経,980716)
1998.7.5トーメンは四日まで
に、北海道留萌支庁苫前町に国内
最大の風力発電所を建設すること
を決めた。総事業費は四十五億
円、出力は二万キロワットで、十
月に着工、一九九九年十月に完成
させる予定。(朝日,980705)
1998.11.17 太陽光や風力、地熱発電など自然
エネルギーの利用と普及を促進するため、産官
学で構成するニューアブルエネルギー有効利
用・普及促進機構が設立。(日経,981118)
1998.9 第五回全国風サミット開
催(北海道室蘭市)。(前
田,1999:Ⅱ)
1998.3.- 富士通グループが、国内大手メーカー
として初めて、環境会計を3月期に発表。(舛添
1999:59)
1998.9.-九州電力では、太陽光
発電による余剰電力の買い取り契
約が、92年4月の制度導入以来、
98年8月末までに1025件になった
ことを発表。(村主,犬飼,長沢,
1999 : 44-46)
1998.11.27 新エネルギー・産業技術総合開発
機構(NEDO)が新エネルギーの導入など9テーマ
に取り組むとする、地球温暖化防止に向けた国
際共同研究事業を開始すると発表。(日
経,981128)
1998.10.16ベランダなどの狭い
場所でもできる小規模な太陽光発
1998.10.‐ デンマークの風力発 電の体験講習会が、十七日午後一
電機メーカー大手、NEGミーコン 時から、東京都中野区の中野区環
が風力発電事業において、日本に 境リサイクルプラザで開かれる。
本格進出。(日経,981006)
環境NGO「自然エネルギー推進
市民フォーラム」の主催。(朝
日,981016)
1998.12.‐ 海洋科学技術センターが、海上に
浮かべて波力を電気エネルギーに変換できる実
験装置「マイティホエール」を三重県の沖合に
設置し、本格的な実験を開始。(日経,981207)
1998.12 岩手県葛巻町に三基の
年間発電量が一般家庭約600世帯
分の使用量相当するデンマーク製
の風力発電三基が到着。(前
田,2006:56)
1998.11.6 通産省と新エネル
ギー・産業技術総合開発機構
(NEDO)が中国政府と共同で太陽
光発電の研究を開始すると発表。
(日経,981107)
1999年 (風力)
1999年 (太陽光)
1999年 (国内一般)
1999年 (海外一般)
1999.1.30環境庁の中央環境審議会が作成を進
めている「地球温暖化対策の基本方針」の素案
について広く意見を聴く地域別ヒアリングは二
十九日、静岡市での中部・近畿ブロック会合で
全三回の日程を終えた。どの会場でも産業界は
原子力発電の推進を強く訴え、太陽光はじめ再
生可能エネルギーの促進やエネルギー使用総量
の削減などを求める市民団体や地方自治体との
違いが明白になった。(朝日,990130)
1999.1.18米国の環境問題のシン
クタンク「ワールド・ウオッチ研
究所」(ワシントン)は十六日、
来世紀は自然環境の悪化が経済に
大きな影響を与えると同時に、自
然と共存し得る新たなシステムへ
1999.-.- NEDOが富士重工に離島
の転換はビジネスチャンスでもあ
1999.-.-京セラ、二度目の太陽電
用風力発電システムの開発を委託
る、とする一九九九年版「地球白
池生産世界NO.1(NEDO,2007:41)
する。(松岡,2004:187)
書」を発表した。森林破壊、水資
源の減尐、温暖化の急速な進展
を、経済発展を阻害する主要因と
して挙げ、太陽発電など再生可能
なエネルギーへの転換を急務とし
ている。(朝日,990118)
1999年 (水力)
1999年 (バイオマス)
1999.8 アメリカで「バイオ
マス製品とバイオマスエネル
ギーの開発および促進」に関
する大統領令が公布。(前
田,2006:179)
1999.3 岩手県葛巻町で葛巻町発展のグランド
デザインともいうべき「葛巻新エネルギービ
ジョン」が策定。(前田,2006:51)
1999.3.8地球温暖化防止に取り組む市民団体に
よる「気候ネットワーク」(浅岡美恵代表)は
七日、京都市で総会を開き、日本の長期の温暖
化防止政策や当面の取り組み、市民参加のあり
かたを示すシナリオを作成することを決めた。
「再生可能エネルギー買い取り法案」(仮称)
を提言するのをはじめ、新年度から国と都道府
県に設置される温暖化防止活動推進センターの
運営へ参画することなども目指す。(朝
日,990308)
1999.4.15 米政府が2003年1月か
らの電力の小売りの完全自由化や
新エネルギーの利用促進を柱とす
る電力事業改革案を発表。(日
経,990416)
1999.4.‐ トーメンが2000年末
までに国内最大規模の風力発電所
を青森県に建設し、東北電力へ売
電することを発表。(日
経,990416)
1999.6.12福岡の市民団体など九
団体でつくる環境NGO「再生可
能エネルギー推進市民フォーラム
西日本」が十九日、太陽光発電装
置をつける一般家庭に費用の一部
を補助する制度を今夏から始め
る、と発表した。(朝日,990612)
1999.8.12 クリントン米大
統領が廃棄穀物などから作る
バイオマスエネルギーの米国
内での使用量を、2010年まで
に現在の3倍に拡大する計画
を発表。(日経,990813)
1999.5.12九州にある風力発電施
設は二十基に達し、発電能力も計
五千七百九十キロワットと三年前
の五・八倍に増えた。九州通産局
が今年三月末現在で、新エネル
ギー導入状況をまとめた。(朝
日,990512)
1999,5 「自然エネルギー促進法」推進ネット
ワーク(GEN)の設立総会が行われ、同日発足。
(飯田,2002:7)
1999.7.7太陽光や風力などを使った自然エネル
ギー発電を普及させようと、地球温暖化問題な
どに取り組む市民団体「気候ネットワーク」と
「環境市民」(いずれも本部・京都市)などが
この夏、市民向けの公開講座「自然エネルギー
学校・京都」を開講する。(朝日,990707)
1999.5.‐ 英国政府が太陽光や風
力などの再生可能エネルギーの商
業利用を目指し、研究開発の支援
を強化することを決定。(日
経,990531)
1999.5.31 世界の風力発電容量
(能力)が5月に合計10000メガ(1
1999,7 札幌市民有志が市民発電所の建設を目
メガは100万)ワットを突破したこ
指しNPO「北海道グリーンファンド」を起ち上げ
とが、米エネルギー省などのまと
る(坂川,2000:98)
めで明らかになる。(日
経,990531)
1999.8.2 新エネルギーの開発を目指した「サ
ンシャイン計画」の発足から4年半に際し、計画
の立案・推進に携わった堀米孝氏が計画の回顧
と将来展望について報告書をまとめる。(日
経,990802)
1999,6 北海道電力は、「系統の
制約」を理由とし、合計で15万キ
ロワットの風力発電に対する導入
制限を設けると公表。(飯
田,2002:7)
1999.6.25 風力、太陽光、地熱と
いった再生可能エネルギーで発電
1999.6.17 岩手県葛巻町で三基の
した電力を専門に供給するグリー
風車が回り始める。(前
ン・ドット・コムがナスダック
田,2006:56)
(米店頭株式市場)での新規株式
公開を決定。(日経,990625)
1999,11,24 参議院議員会館で「自然エネル
ギー促進議員連盟」の設立総会が開催。(飯
田,2002:8)
1999,9,3 愛知和男議員や梶山静
六議員ら30名の超党派の国会議員
が、北海道苫前町の風力発電群の
視察を呼びかけた。(飯田,2002:
7)
1999.7.28 米政府はルイジアナ州
で中单米諸国とエネルギー相会議
1999.11.‐ 单アルプス仙丈ケ岳の頂上付近
を開き、温暖化ガス削減へ向けて
に、風力と太陽光によるハイブリッド発電設備
再生可能エネルギーの利用を広げ
を備えた山小屋が完成。(日経,991130)
るなどの内容の共同声明を採択。
(日経,990724)
1999.11.25 太陽光や風力など自然エネルギーの
拡大を目指す超党派の国会議員で組織した「自
然エネルギー促進議員連盟」(会長・自民党の
愛知和男代議士)が発足した。石油や原子力中
心のエネルギー政策転換を図る狙いもあり、議
員立法による「自然エネルギー促進法」を年明
けの通常国会で提案する予定。(朝日,991125)
1999.9.4 運輸省が日本沿岸の沖
合1~3kmに大型風車を建てて発電
する洋上風力発電の研究に着手。
(日経,990904)
1999.9.‐ 米エネルギー省が、米
国の電力利用者の約7割は、毎月の
1999,12,15 通産省は、総合エネルギー調査会
料金が5ドル上がっても再生可能エ
のもとに「新エネルギー部会」を新設。(飯
ネルギーを使う意志を持っている
田,2002 :15)
との調査結果をまとめる。(日
経,990911)
1999.10.31 EU15ヵ国の風力発電
の発電能力は、2020年には現在の
13~30倍に拡大し、域内の電力需
要の5~12%をまかなうとの試算
を欧州の風力発電業界などが、ド
イツでの地球温暖化防止ボン会議
で発表。(日経,991101)
1999.12.27東京電力は十六日、風力や太陽光な
ど自然エネルギーの利用拡大を求める消費者に
電気料金を上乗せして徴収する「グリーン料
金」を来年四月から導入することを明らかにし
た。(朝日,991227)
1999.11.23東京電力は22日、
八丈島で風力発電所(出力500
kW)の建設に着手した。電力会
社が商業用の風力発電所をつくる
のは初めて。(朝日,991123)
1999,12 通産省は総合エネルギー調査会新エネ
ルギー部会を発足させる。(飯田,2002 :8)
2000年 (国内一般)
2000年 (海外一般)
2000年 (風力)
2000年 (太陽光)
2000年 (水力)
2000年 (バイオマス)
2000.1.23 日本政府は2000年度
2000.9.9 通産省がバイオマ
2000.-.-日本で太陽光発電シス 2000.-.-.山梨県单アル
2000 「地域省エネルギービジョン策定事業」 2000.4 ドイツで「再生可能エネル から、自然エネルギーの利用促進
ス(生物資源)から石油代替
テムが計63箇所設置。(牛山,上 プス北沢峠周辺にペルト
が、新エネルギー・産業技術総合開発機構を補 ギー法」を施行。(前
策として、風力発電の安定化調査
燃料を効率的に作る技術の開
宮,長藤,横山、上原、稲葉,田 ン水車設置,小水力発電
助窓口として開始。(田中,2002:49)
田,2006:173)
を始めることを発表。(日
発に2001年度から乗り出すこ
原,2001:27)
実施(逸見,2007:17)
経,000123)
とを発表。(日経,000909)
2000.-.-ハイブリッド太陽電池
「ハネムーンセル」のアイデアを
「薄膜シリコンハイブリッド型太
陽電池」として実現/初期変換効
率14.1%達成/翌年から量産開始
(NEDO,2007:32)
2000.4.10 環境G8共同宣言の要旨
2000,4,21 自然エネルギー促進議員連盟の総会 の一部。21世紀における持続可能
で自然エネルギー促進法案が了承される。(飯 な開発において再生可能エネル
田,2002:8)
ギーの市場競争力を改善、促進す
る。(日経,000410)
2000.5.11 自民党内でエネルギー政策を巡る原
子力発電推進派と自然エネルギー推進派の攻防
が激化。自然エネルギー法案は部会に諮る前で
止まっている。(日経,000511)
2000.5.12 欧州委員会が自然エネ
2000,6 総選挙で自然エネルギー連盟会長の愛 ルギーの利用率2010年までに倍増
知和男議員が落選。(飯田,2002:9)
させる狙いの共通政策を作る方針
を決める。(日経,000512)
2000.7.11 通産省が小売電力量の一定割合を自
然エネルギーの発電電力で賄うことを義務付け
る制度を導入することを検討。(日経,000711)
2000.10.12 東京電力など11社が
風力発電の普及を支援する事業会
社「日本自然エネルギー」を11月
1に設立すると正式発表する。
(日経,001013)
2000.-.-.長野県安曇野
村上高地にペルトン水車
設置,小水力発電実施
(逸見,2007:17)
2000.11.28 NASAが国際宇宙基地
に巨大太陽電池を取り付けるス
ペースシャトル打ち上げる。(日
経,001129)
2000.-.-.東陶機器
(株)自動手洗器に羽根
7枚の水車設置,小水力
発電実施(逸見,
2007:17)
2000.6.14 英国系メジャー(国際
2000.7.11 通産省の諮問機関の新エネルギー部
石油資本)BPアモコが風力や太陽
会が、ごみ焼却時の熱や火山地域の地熱を使う
光発電などの自然エネルギー事業
発電も対象とする自然エネルギー発電の新制度
で日本進出を検討。(日
の議論に入る。(日経,000711)
経,000614)
2000,7,14 新エネルギー部会の場で電力会社を
代表し、勝俣恒久委員(東京電力)が「グリー
ン電力基金」とそれに組み合わせて風力発電に
対する競争入札の導入を秋から実施することを
公表。(飯田,2002:9)
2000.7.20 日米欧露の八カ国が沖
縄サミットで「再生可能エネル
2000,7,15 新エネルギー部会で勝俣委員は、
ギー」の利用を促進するための途
「グリーン電力証書」を発表。(飯田,2002:9)
上国支援を打ち出す方針を固め
る。(日経,00721)
2000,7 人事異動で、RPS導入の中心を担った平
工奉文氏が新エネルギー政策課長に着任。(飯
田,2002 :21)
2000,8,4 自然エネルギー議員連盟は愛知和男
議員が務めた会長の後任として、橋本龍太郎議
員を選出し、活動を再開した。(飯田,2002 :
9-10)
2000.9.27 新エネルギー・産業技術総合開発機
構(NEDO)が産業技術実用化開発助成事業の助
成先35件を決める。(日経,000927)
2000.9.29 北陸電力などが太陽光など自然エネ
ルギー発電の普及を目的とした「北陸グリーン
電力基金」の創設を発表。(日経,000930)
2000.10.1 東京電力など電力10社が消費者から
寄付金の形で集めた資金を風力や太陽光発電の
普及に利用する「グリーン電力基金」制度を始
める。(日経,001127)
2000、10末 検討が自民党の中に閉じ、野党や
GENに状況がいっさい聞こえていなかった自然エ
ネルギー促進法案の検討状況が河野太郎議員の
メールマガジンで明らかとなる。(飯田,2002:
10)
2000,12 人事異動で、公益事業部で自然エネ議
連への対応をしていた近藤賢二開発課長が転
出。(飯田,2002:21)
2001年 (国内一般)
2001年 (海外一般)
2001年 (風力)
2001年 (太陽光)
2001年 (水力)
2001年 (バイオマス)
2001.04.09ブッシュ米大統領が政
2001 1999年に町長に就任した中村哲雄氏が役 府予算案提出。環境予算8パーセ
場に全国的にも珍しい「環境エネルギー政策
ント減。省エネ研究予算約7パー
課」を新設。(前田,2006:104)
セント減。エネルギー省予算約2
億ドル減。(朝日,010410)
2001.04.08住宅用太陽光発電シス
2001 山形県立川町は、自治体レ
テムの設置費用を助成する「再生
ベルの風力発電導入のモデル提示
可能エネルギー推進市民フォーラ
を目指して新たに町営で大型風車
ル西日本」が三期目の募集。(朝
を導入。(田窪,2002:31)
日,010406)
2001.-.- 経済省は地球温
暖化対策を主な契機として、
エネルギー見通しや「新エネ
ルギー」の定義に、「バイオ
マス」という文言を組み込
む。(小池,2002:56)
2009.04.14熊本/環境NGOの再
生可能エネルギー推進市民フォー
ラム西日本が九州電力と連携して
進める太陽光発電の普及に向けシ
ンポジウム開催。(朝
日,010415)
2001 石炭・新エネルギー部はRPSに向けて新エ
ネルギー部会での議論を急速に集約し始めた。
(飯田,2002:10)
2001.05.17国際エネルギー機関
(IEA)の閣僚理事会が共同声明採
2001.04.27米/エネルギー省の再
択。内容に国家の状況と政策が石
生エネルギー研究所が次世代の太
2001.01.01北海道/自然エネルギーの導入を進め
2001.02.05札幌/風力発電推進へ
油、天然ガス、原子力あるいは再
陽電池「化合物太陽光発電素子」
る「省エネルギー・新エネルギー促進条例」施
「21世紀・自然エネルギーシンポ
生可能エネルギーにかかわらず必
の発電効率の世界記録を塗り替え
行。(朝日,010206)
ジウム」開催。(朝日,010209)
要な燃料ミックスを決めるエネル
る新たな素子を開発。(朝
ギーの多様化を支持。(朝
日,010427)
日,010518)
2001.03.11滋賀/再生可能な
森林エネルギーとして生物燃
料(木質バイオマス)発電を
視野にシンポジウム開催。
(朝日,010308)
2001.1 「北海道省エネルギー・新エネルギー
促進条例」(地域の省エネルギーや新エネル
ギーの開発・導入を促進する施策を総合的に促
進するための条例)が、施行。(田中,2002:
50)
2001.03.13大分/県議会でク
リーンエネルギー導入のため
県内各地の特性を生かした導
入計画「クリーンエネルギー
マップ」を作成する考案。バ
イオマス、畜産物、廃棄物発
電を検討。(朝日,010314)
2001.02.27経産省/総合資源調査
エネルギー調査会新エネルギー部
会。2010年度の風力発電の導入目
標を300万kWに設定。現行目標の
10倍。(朝日,010228)
2001,2,13 年明けから「RPS議連案」の対抗案
2001.05.15福島/いわき市/太陽光
2001.05.09徳島/佐那河内村/県内
づくりを急いでいた自然エネルギー議員連盟
2001,9 「欧州エネルギー指令」
発電システム電力供給開始。自治
初の風力発電運転年間供給電力約
は、橋本会長の了解を取り総会を開催した。(飯 発効。(飯田,2002:6)
体の事業として全国初。(朝
66万kW。(朝日,010510)
田,2002:13)
日,010516)
2001.03.28栃木/県環境管理課が自然エネルギー
導入のための「県地域新エネルギービジョン」
の概要発表。県のエネルギー関係のビジョン策
定は初。(朝日,010329)
2001.06.14青森/六ヶ所村/日本風
力開発が総出力8万2500kW(風車
55基)の風力発電計画発表。国内
最大規模。(朝日,010615)
2001.05.18宇宙で太陽光発電をし
て地上に電気を送る「宇宙太陽光
発電」模擬装置が京大宙空電波科
学センターで公開。20年後に1
00万kW発電目標。(朝
日,010614)
2001,3 民主党で自然エネルギー議員の会を開
催。(飯田,2002:11)
2001.4 東京都で、「都民の健康と安全を確保
する環境に関する条例」が施行。大規模建築物
の建築主に省エネルギー、自然エネルギー利用
等に係る建築物環境計画書の提出(第21条)が
定められる。(田中,2002:43)
2001.08.31千葉/銚子で高さ100m
の風力発電よう風車商業運転開
2001.06.26国土交通省/中央官庁
始。日本自然エネルギーによる
13施設に太陽光発電設置発表。
「グリーン電力証書システム」国
(朝日,010627)
内第一号。年間通じソニーに供
給。(朝日,010824)
2001,4 与党は「与党自然エネルギープロジェ
クトチーム」を発足。(飯田,2002:11)
2001.09 NPO法人「北海道グリー
ンファンド」は、北海道浜頓別町
に風車「はまかぜ1号」
(1000kw)を建設。(田
窪,2002:32)
2001.05.25滋賀/環境自治体会議。「野洲・新旫
宣言」を採択し。化石資源依存から再生可能エ
ネルギーへの転換の必要性を提起。(朝
日,010526)
2001.9 北海道浜頓別町で、NPO
法人北海道グリーンファンドによ
る、市民出資の風力発電所が稼働
を開始。(田中,2002:51)
2001.10.22住友商事がフィリピン
から太陽光発電システム受注。総
額5億5千万。アジア最大級。(朝
日,011023)
2001.07 総合資源エネルギー調査会(経済産業
省諮問機関)が報告書を提出し、新エネルギー
の意義や課題を挙げる。(田窪,2002:27)
2001,9,22 第2回小委員会で。木村委員(東京
電力)の産業廃棄物は外すべきではないという
意見に対し、平工新エネ政策課長は「産業廃棄
物は新エネ法で規定されているために今後も促
進すべきである。また、産業廃棄物の焼却施設
に発電設備をつけたとしても追加分であり、㏇2
は増加しない。このため、活用について前向き
に考えていきたい。」と回答。(飯田,2002:6)
2001.11.06秋田/東北自然エネル
ギー開発の能代風力発電所営業運
転。24基で最大出力1万4400kW。
(朝日,011106)
2001,12,18 「小委員会報告」を審議するため
の「新エネルギー部会」では、異論も続出した
が、柏木部会長と事務局は「基本線は了解され
た」として幕引きした。(飯田,2002:12)
2001.11.15京都/大鼓山に風力発
電施設(6機)稼働。=97年地
球温暖化防止京都会議(COP3)
記念事業。(朝日,011116)
2001.12.19経産省/電力小売り会社への一定の購
入義務づけと、過不足分の「証書」取引を組み
合わせた再生可能エネルギー導入基準制度の導
入を決定。導入は03年度を予定。(朝
日,011220)
2001.12.15北海道/NPO法人「北海
道グリーンファンド」がシンポジ
ウム「省エネルギー政策最前線」
開く。道内でできる省エネ政策を
討論。(朝日,011214)
2002年 (国内一般)
2002年 (海外一般)
2002年 (風力)
2002.02.14米/温暖化対策発表。強 2002 越谷市で、風力発電事業の
2002 「地球温暖化対策の推進に関する法律改
制ではなく、自主規制の努力での 支援と二酸化炭素の排出削減をね
正案」(京都議定書目標達成計画及び温室効果
達成を目指すのが特徴。再生可能 らいとする、風力発電によるグ
ガス排出抑制対策などの内容)が、第154通常国
エネルギー利用に優遇税制も。
リーン電力を購入する施策が開
会で成立。(田中,2002:49)
(朝日,020215)
始。(田中,2002:46)
2002 省エネ法改正案(業務部門の強化とし
て、大規模オフィスビルへの省エネ対策の拡
大)が、第154通常国会で成立。(田中,2002:
50)
2001.10.06福岡/環境NGOの再
生可能エネルギー推進市民フォー
ラム西日本が九州電力と連携して
進める太陽光発電の普及に向けシ
ンポジウム開催。(朝
日,011003)
2002年 (太陽光)
2002年 (水力) 2002.02.22シャープが01年の太陽
光発電生産量が2年連続世界一。
米業界ニュースPVニュースの調査
より。(朝日,020223)
2002.-.-.岡山県立大
学,140kg・発泡スチ
ロールの浮動形・直径
1.3m・アルミ製水車設
置,小水力発電実施(逸
見,2007:17)
2002.-.-.臨時国会にお
いて,小水力発電が新エ
ネルギー特別措置法案
(RPS法)の一部に指定
される(逸見,2007:3)
2002年 (バイオマス)
2002 岩手県葛巻町に畜糞バ
イオマスプラントが建設さ
れ、葛巻町新エネルギー導入
事業費補助金交付事業がス
タート。(前田,2006:119)
2002.1.4函館税関まとめ。北海 2002.05.18大阪大学産業科学研究
2002.03.01ベルギー/閣議で原発を
2002.1.24中央審議委員会(環境相の諮問機関)
道、青森、秋田、岩手の風力発電 所、小林光教授が太陽電池を水溶
全廃する方針を決定。自然エネル
が温暖化防止の国内制度のあり方を答申。具体
輸入実績急増。価格、数量が01 液に浸すだけで返還効率を3割
ギーなどによる発電で需要をまか
策に自然エネルギー利用。(朝日,020125)
年上半期で00年の3倍(朝
アップさせる技術開発。(朝
なう。(朝日,020303)
日,020104)
日,020518)
2002.-.-.崇城大学,
「湧水路調査に関するお
願い事項」を熊本県高森
町に提出(逸見,
2007:98)
2002.1.- 「新エネルギー」
の対象として「バイオマス」
が政令の対象エネルギーとし
て加えられる。(小
池,2002:56-57)
2002.02.13超党派議員連盟/自然エネルギー促進
議員連盟は経産省の新エネルギー利用特別措置
法案に対して2つの対案提出。経産省案に電力
会社の新エネルギー購入義務付け規定。(朝
日,020214)
2002.08.26单アフリカで環境開発
2002,5,31 参議院本会議で、政府提案による サミット開幕。採択する世界実施
「電気事業者による新エネルギー等の利用に関 文書にEUが「エネルギー」「衛
する特別措置法」が成立。(飯田,2002:5)
生」で目標設定求める。(朝
日,020826)
2002.12,12山口/中国電力の上関
原発建設に反対する「上関原発を
建てさせない祝島島民の会」が建
設予定地内に太陽光発電パネルを
設置。(朝日,021212)
2002.2 日本政府は農林省を
中心とした一府五省が日本の
2002.9.18.崇城大学,熊 再生策「バイオマス・ニッポ
本県高森町湧水トンネル ン総合戦略」をまとめる。
水路における現地計測
(前田,2006:180)
(逸見,2007:104)
2002.6 日本で「新エネルギー特別措置法」が
成立。(前田,2006:106)
2002.10月.崇城大学,熊
本県高森町長に「高森町
の湧き水トンネル水路を
利用したマイクロ水力発
電実証研究へのお願い」
提出(逸見,2007:106)
2002.09.03環境開発サミットは世
界実施文書案の交渉で全面合意
2002.08.10滋賀/自然エネルギーの活用を探る市
し、閉会。EUによる再生エネル
民共同発電所全国フォーラム開催。(朝
ギー割合の数値目標設定の要求
日,020811)
は、日米、途上国の多くの反対に
よって見送り。(朝日,02093)
2002.11.14広島/小さな
川の流れを利用する小水
力発電の普及のためのセ
ミナー。(朝
日,021115)
2002.10宮城/自然エネルギー等・省エネルギー
促進条例を施行。条例の存在自体が把握され
ず、県の取り組みも現状では鈍い。(朝
日,021005)
2002.12.12.崇城大学,
西田鉄鋼(株),マイク
ロ水力発電実証設備を熊
本県高森町に譲渡(逸
見,2007:111)
2002.09.04EUが再生可能エネル
ギーについて途上国への支援、独
自の目標設定を通して普及に取り
組むことを宣言。(朝日,020905)
2002.3農水省/生ごみ、家畜
の糞尿を活用したメタンガス
発電について事業者らの推進
協議会設立。普及に本腰。
(朝日,020215)
2002.11.27中部電力/二酸化炭素などの排出を抑
制して地球温暖化を防止する「炭素基金」500万
ドル出資。途上国内の自然エネルギー発電など
を進める。(朝日,021128)
2002.12 日本でバイオマス
2002.12.18.崇城大学, エネルギーが国の認定する新
西田鉄鋼(株),熊本県 エネルギーとされる。(前
高森町,マイクロ水力発 田,2006:55)
電実証設備の取り扱いに
ついて覚え書きを取り交
わす(逸見,2007:112)
2002.11.01国連機構変動枠組み条
2002.12.25東京/都環境審議会に「実効性のある
約第8回締約国会議、デリー宣言
温暖化政策」を諮問。具体的な基準作り、自然
めぐる交渉合意。行枠組みに再生
エネルギー利用の義務付けについて検討。(朝
可能エネルギー比率引き上げ。
日,021226)
(朝日,021102)
2002.12.19.熊本県高森
町のマイクロ水力発電実
証設備,運転開始(逸
見,2007:98)
2003年 (国内一般)
2003年 (海外一般)
2003年 (風力)
2003年 (太陽光)
2003年 (水力)
2003年 (バイオマス)
2003 岩手県葛巻町で「葛巻町省エネルギービ
ジョン」が策定。2010年までに町内のエネル
ギー使用量の6.6%を削減する省エネが計画され
る。(前田,2006:119)
2003.01.- 第一工業製薬は三
2003 岩手県葛巻町でグリーンパ 井物産や東北大学などと取り組み 2003.-.-.東京都葛西下
ワーくずまき風力発電所が運転開 新型の太陽電池を開発する。2004 水処理場,小水力発電実
始。(前田,2006:119)
年秋の実用化を目指す。(日
施(逸見,2007:17)
経,030120)
2003.01.27 国土交通省は
北海道大学、日本製鋼所と共
同で2003年度から畜産業で発
生する廃棄物をバイオマスと
して利用した燃料電池システ
ムの開発に乗り出す。(日
経,030127)
2003.01.17岡山/民間企業に太陽
電池設置費などを補助する制度ス
タート(朝日,030119)
2003.-.- NEDOが特殊法人から独立行政法人にな
る。(松岡,2004:185)
2003.01.20 地球温暖化を防止するために、環
境省は比較的浅い地中の熱を冷暖房や急騰に利
用する地中熱ヒートポンプを病院や図書館など
公共施設に試験的に導入する事業を2004年
度から始める。(日経,030120)
2003.03.- 東京電力
は上下水道の水流などを
2003.01.10 小型風力発電機メー 2003.01.27 三洋電機は大阪府
利用して発電する小水力
カー、ゼファーは微風でも発電す 貝塚市に主に家庭での発電用の太
発電事業を日本自然エネ
る小型風力発電機を開発。(日 陽電池の新工場建設を発表。(日
ルギーを通じ4月1日から
経,030103)
経,030128)
開始すると発表。(日
経,030326)
2003.2 秋田県能代市の能代
森林資源利用協働組合が、大
型木質バイオマス発電施設の
運転を開始。(前
田,2006:133)
2003.01.- 経済産業省は地球温暖化をもたらす
二酸化炭素を普通の1.5倍のペースで吸収し
て、短期間で成長する新種のユーリカを遺伝子
技術を使って来年度から開発(日経,030106)
2003.01.17 東京湾の中央防波
堤内側埋め立て地で風力発電用の
巨大風車の市中に羽根が取り付け
られる。20日にもう一基取り付け
られる予定。(日経,030117)
2003.03.- 東京電力
は上下水道の水流などを
利用して発電する小水力
発電を始める。都市部な
ど数百世帯程度の電力消
費を賄う小規模設備を設
ける。(日経,030316)
2003.02.- 国土交通省
は、生ごみや廃棄物を微生物
で分解してエネルギーに変え
るバイオマスの活用拠点とし
て下水処理場を活用。その設
備のための助成金を交付す
る。(日経,030222)
2003.01.- 水素と酸素を反応させて発電する
燃料電池で水素を繰り返し使える技術を北海道
大学市川勝教授らのグループが開発。電源開発
などと協力して実用化へ。(日経,030110)
2003.03.17 京都大学と日立製
作所、、三菱化学などはシリコン
結晶製より生産コストが安い酸化
チタン結晶製太陽電池の発電効率
を高める技術を開発したと発表。
(日経,030318)
2003.02.05 海上保安庁は豊後水道にある水ノ子
島灯台(大分県)で、海面の波を利用して電気
を起こす波力発電システムを本格運用開始。波
力発電を灯台に導入するのは初の試み。(日
経,030205)
2003.03.25山口/宇部丸山ダムに
2003.02.- 地球温暖化防止の
太陽光発電設置。水質浄化装置を
有力な対策とされる風力発電の普
動かし、飲料水の異臭の原因とな
及に「自然公園の景観保護」が障
るアオコ発生を抑える。(朝
害。(日経,030224)
日,030326)
2003.02.07大分/水の子島灯台(鶴見町)に、波
力発電と太陽光発電を組み合わせた「ハイブ
リット電源」を導入。このシステムは全国初。
(朝日,030207)
2003.2.28青森/鰺ヶ沢町赤石町
に建設されたNPO市民出資型の風
力発電所が営業運転開始。(朝
日,030301)
2003.02.07鹿児島/昨年10月の新エネルギー導
入の意向調査まとめ。設置費の高さ、情報不足
から導入が足踏みしている実態が明らかに。
(朝日,030207)
2003.02.17 環境省の中川
雅治事務次官は自然公園内に
風力発電を設置するときや、
廃材などをエネルギー源とす
るバイオマス発電を導入する
際の条件をまとめる。(日
経,030218)
2003.5 岩手県葛巻町に葛巻
町バイオガスシステム施設が
建設。(前田,2006:119)
2003.04.03シャープと溶接機メー
カーのダイヘンが大型ソーラーイ
ンバーターを開発。変換効率93%
を実現。(朝日,030404)
2003.3.- 東京臨海風力発電所
(ジェイウインド東京)」が、東
京港の中央防波堤外側埋立地(江
東区青梅)に設置される。(松
岡,2004:29)
2003.02.- 環境省は2003年度から産業廃棄物
や美小桝による発電効率を高めるために、今の3
倍以上の発電効率を目標にし、研究や導入にか
かる費用の3分の1助成金を出し、技術開発を支
援する。(日経,030217)
2003.03.14 風力発電所の開発
を手がける日本風力開発が東証マ
ザーズに上場。成長性の期待から
個人投資家の買い注文が殺到。取
引は成立せず。(日経,030315)
2003.3.- 「電気事業者新エネルギー利用特別
措置法案」、通称「新エネルギー発電法」が閣
議決定される。(小池,2002:57)
2003.03.17 風力発電所の開発
を手がける日本風力開発は東証マ
ザーズで、公募価格の三倍に当た
る60万円の初値をつける。(日
経,030317)
2003.05.- シャープは太陽エ
ネルギーを電気に変換する効率が
初めて20%を超える高効率の卖
結晶太陽電池を開発。(日
経,030511)
2003.04.01新エネルギー利用特別法により全面
施行電力会社に販売電力の一定量を新エネル
ギーで賄うことを義務付け。(朝日,030402)
2003.03.26青森/六ヶ所村のむつ
小川原開発地域に、エコ・パワー
(東京都港区)が建設した風力発
電施設「むつ小川原ウインド
ファーム」が完成。1社が運営す
る施設として国内最大。(朝
日,030326)
2003.05.06三菱重工業/サウジア
ラビアで太陽熱を利用した砂漠緑
化事業への着手を発表。自然エネ
ルギーを用いた砂漠緑化システム
稼働は世界初。(朝日,030507)
2003.08.- 電源開発は、8
月下旪から下水汚泥を乾燥さ
せたバイオマス燃料を、石炭
と混合し、火力発電所で、国
内初の燃焼実験を行う。
2003.4.- 「電気事業者による新エネルギー利用
に関する特別措置法」施行。電気事業者に新エ
ネルギーの目標量と義務量を課す。(和
田,2008:24)
2003.05.12大阪/太陽光発電の普
及を目的とした世界最大のイベン
ト「ワールドPVエポック・イン・
大阪」開催。(朝日,030511)
2003.08.- 木材の樹皮や
木片などの「木質バイオマ
ス」を石炭に混ぜて発電燃料
とする実証実験を四国電力が
事業用火力発電所で初めて行
う。2005年度からの運用を目
指す。(日経,030802)
2003.05.20 トヨタ自動車は2005年愛知万博に
一人乗りの電気自動車「i-unit」を出展するこ
とを発表(日経,030521)
2003.05.- 政府は風力発電の
普及を促進するため、港湾内の洋 2003.05.14大阪/太陽光発電世界
上、国有林、国立・国定公園を風 展示会実施。最新の技術や商品を
力発電機設置場所として開放する 競う。(朝日,030515)
方針。(日経,030509)
2003.08.26 農林省は来年
度予算に概算要求でバイオマ
スに340億円を計上。(日
経,030827)
2003.06.14滋賀/地域の自然エネルギーを利用し
た社会実現を目指す県内のNPOや自治体が活動報
告。北琵琶湖を周遊する湖上タクシーなど事例
報告。(朝日,030615)
2003.05.24太陽光発電設備を自宅
に設置または関心を持つ人々が交
流組織「太陽光発電所ネットワー
ク」立ち上げ。情報交換や政府・
業界への働きかけへ。(朝
日,030524)
2003.06.- 地球温暖化防止・京都議定書の
「京都メカニズム」制度を利用した二酸化炭素
獲得事業でフロンに着目した新手法が登場。
2004年始めるために、イネオスケミカルが経済
産業省に事業申請。(日経,030607)
2003.07.- 電源開発は約百億
円を投じて、福島県に国内最大の
風力発電所を2004年に建設。具体
的な事業化調査に入る。(日
経,030710)
2003.04.11 シャープは太陽電
池の2002年度の生産量が前の期に
比べ68%増の136メガワット
に達したことを明らかにした。
(日経,030412)
2003.06.- 環境省の中華
雨滴温暖化防止技術検討会は
バイオマス燃料とガソリンを
混ぜて運輸・家庭部門の排出
抑制をはかるということを提
言。(日経,030621)
2003.02.- 川崎重工業は北海道瀬棚町から国
内初の洋上風力発電システムを受注。(日
経,030206)
2003.06.- 省エネルギー
支援サービスのファーストエ
スコ(東京・千代田)はバイ
オマス発電の燃料の廃木材の
集積で日本樹木リサイクル協
会の協力を得る。(日
経,030618)
2003.10.- ファーストエ
スコは建築廃材や樹木廃材な
どバイオマス燃料に使う発電
所を山口県岩国市に先決。
2006年4月から稼動。(日
経,031024)
2003.07.- 昭和電工は軽くて
折り曲げられ、さまざまな場所に
取り付けられる太陽電池を開発。
(日経,030725)
2003.6.- 日本で電源開発促進法が廃止され、電
源開発株式会社が民間会社となる。(松岡,
2004:47)
2003.07.-長野県は、今秋から、温暖化止の環
境技術を開発する国内外の企業に県有林や庁
舎、県立学校など県有施設を無料開放。(日
経,030705)
2003.08.11 石川島播磨重工業
は東京都江東区から大型風力発電
設備を受注。2004年3月までに同
区内若洲海浜公園に完成させる予
定。(日経,030812)
2003.08.01九州経済産業局が九州で発電設備1万
5300件を認定。件数では太陽光99%、水力51件、
風力27件、バイオマス24件。出力はバイオマス
が56%占める。(朝日,030802)
2003.08.15 風力発電所開発を
手がける日本風力開発が2003年度
2003.09.01東京/杉並区が家庭用
4-6月期の連結業績は経常損益が
太陽光発電機の設置に対する補助
7700万円の赤字と発表。売り上げ
制度を始める。(朝日,030901)
は4億円にとどまる。(日
経,030816)
2003.08.- 2004年度より環境省は二酸化炭素
など温暖化ガスの排出抑制政策を地域で徹底す
るモデル事業を開始。(日経,030825)
2003.08.18 関西電力はレー
ザー光を使い、風速や風向きを高
精度で調べる新しい技術を開発。
(日経,030819)
2003.09.01滋賀/市民から資金を
募って太陽光発電を設置する市民
団体、NPOに工事費用を補助する
制度を設け、申請受付。市民団体
などを対象にしたハード面補助は
都道府県初。(朝日,030910)
2003.09.16 昭和電工は、軽く
て折り曲げられやすい次世代太陽
電池用電極素材のサンプル出荷を
始めたと発表。(日経,030917)
2003.08.- 月島機械は廃木材から燃料となる
エタノールを取り出すこと技術の実用化にめど
をつけた。(日経,030815)
2003.08.- 日立製作所は自然界にある微小な
振動で発電する技術を開発。出力は小さいが、
太陽電池などの電源とは異なり、どのような天
候や場所でも利用可能。(日経,030829)
2003.09.01 日本風力開発は三
井造船と提携し、三井造船千葉事
業所内に風力発電所を建設すると
発表。(日経,030901)
2003.08.- 冬に降った雪をためて夏場の冷房
や空気浄化などに生かそうと「利雪」の動きが
北国を中心に広がる。北海道中心部の美唄市に
は、世界初の利雪冷房システムを応用したマン
ションが立つ。(日経,030824)
2003.11.- 大日本印刷は、太
陽電池のリサイクルをしやすくす
2003.09.16 日本風力開発は
る電池の充電シートを開発。使用
3000株の公募増資を実施すると発
済み太陽電池の大量発生問題の解
表(日経,030917)
消する部材として売り込む。(日
経,031103)
2003.8. - 山形県新庄市、2003年8月に全国で
初めてガソリンにバイオエタノールを混ぜたE3
車の公道走行を実施、以降実証実験重ねる。
(日経,060721)
2003.09.11 アサヒビールは、電源開発が全額
出資するグリーンパワー阿蘇に資本参入すると
発表。(日経,030912)
2003.10.23北海道/市民グループ
「单北海道自然エネルギープロ
ジェクト」が市民の基金で計画を
進めた風力発電完成。(朝
日,031024)
2003.10.- 北越製紙は主
力の新潟工場にバイオマス発
電用ボイラー設備を導入す
る。2004年10月に完成予定。
(日経,031027)
2003.10.- 地球環境産業技術研究機構は工場
の排ガスなどに含まれる二酸化炭素あを効率的
に分解・回収する技術を開発。(日経,031031)
2003.10.- 三菱重工業はアイスランドとニー
ジーランドで地熱開発プラントを連続受注し
た。マグマで加熱された蒸気を使って電気を起
こす施設で、風力発電に次再生化のエネルギー
として注目を浴びる。(日経,031018)
2003.11.20 風力発電開発の日
本風力開発は、2003年9月中間期
の連結決算は経常損益が1億6100
万円だと発表。(日経,031121)
2003・11.29福井/「環境日本海自然エネルギー
シンポジウム」開催。自然エネルギーの効用や
街づくりとの関わりなど話し合う。(朝
日,031130)
2003.12.25 豊田通商とJパワー
(電源開発)は、愛知県田原市に
45億円を投じ「田原臨海風力発電
所」を建設、2005年3月から運転
開始予定。(日経,031226)
2003.12.20京都/NPO法人「気候ネットワーク」
の主催で「市民が進める温暖化防止2003」
シンポ開催。自然エネルギーの普及、生活様式
考える。(朝日,031221)
2003.12.24 経済産業省は、新エネルギー産業
ビジョン検討会で風力や太陽光などの「新エネ
ルギー発電」を産業として自立させる支援策を
話し合い、2004年春までに報告書を発表する予
定。(日経,031224)
2003.12.- 京セラは発電効率が54%と世界
最高レベルの家庭向け燃料電池を開発。200
5年に商品化。(日経,031219)
2003.12.- 丸紅はインドネシア、フィリピン
の量国営石油会社と組んでインドネシアで地熱
発電所を開発する。(日経,031218)
2003.12.- 三菱証券がタイで実施するバイオ
マス発電など9つの事業が地球温暖化防止・京都
議定書にもとづく二酸化炭素排出権獲得制度
「クリーン開発メカニズム」の事業として国連
に認定される。(日経,031205)
2004年 (国内一般)
2004年 (海外一般)
2004年 (風力)
2004年 (太陽光)
2004年 (水力)
2004年 (バイオマス)
2004.1.20 木質バイオマス
2004.1 佐賀県鎮西町にて福岡市
2004.8.6 米民主党のケリー大統
2004.1 「再生可能エネルギー推 2004年,新潟工科大学, に関心を持つ知事の討論や、
の石油販売会社を中心に設立した
2004年,厚生労働省,省エネと共に水の有する 領候補が20年までに発電の20%を
進市民フォーラム西日本」が福岡 直径40cm・幅50cm・羽根 先進利用国スウェーデンとの
「鎮西ウィンドパワー」が建設し
エネルギーの有効利用により地球温暖化防止に 風力などを再生可能エネルギーに
県宗像市江口の「玄海はまゆう学 12枚・140rpm水車設置, 情報交換を通した「木質バイ
ていた風車1基が試験運転開始。
貢献する水道ビジョンを発表(逸見,2007:8)
するエネルギー政策を公表(朝
園」に、市民参加型の太陽光発電 小水力発電実施(逸見, オマスサミットinいわて」
発電能力は最大で1980キロワット
日,040808)
所を建設(朝日,040101)
2007:17)
が盛岡市で開始(朝
(朝日,040205)
日,040121)
2004.1.7 横浜市が都心に近い臨
海部に風力発電用の大型風車を2
基設置することを発表(朝
日,040108)
2004.1.15 風力発電推進市町村
2004.10京都議定書がロシアの批准
2004.1.24 奈良県の「あすなら苑おてんとさん
全国協議会、風力発電事業者懇話
決定で来年2月までに発効する。風
発電プロジェクト」の主催で、自然エネルギー
会など4団体が政府に対し、国
力発電など化学燃料を使わない新
や地球温暖化防止を主題にした講演やパネル
立・国定公園内への発電施設設置
エネルギーの普及に弾みがつく可
ディスカッションを開催(朝日,040124)
の許可を容易にする基準づくりを
能性も。(日経,041028)
求める声明を発表(朝日,040116)
2004年,川崎・横浜市間
の上水場間のパイプ落差
にスクリュー型水車設置
(逸見,2007:18)
2004.2.15 佐賀県大和町が「さ
が市民共同発電所」の開所式を開
催。市民が出資して太陽光発電設
備を設置、発電した電気を電力会
社に販売し利益を分配する。発電
能力は年間4千キロワット(朝
日,040216)
2004.-.-.栃木県黒磯市
百村農業用水路に縦軸カ
プラン・204rpm水車設
置,小水力発電実施(逸
見,2007:17)
2004.2.4 アサヒビールがサ
トウキビからエタノールを抽
出し量産するバイオマス事業
への参入を発表(朝
日,040205)
2004.3.9 日本の電機メーカーの
太陽電池生産量が世界全体の49%
に。米業界紙PVニュースが発
表。日本勢の生産量は99年以来、
5年連続の世界一。世界トップは
4年連続でシャープ(朝
日,040309)
2004.03.-.経済産業省,
国土交通省,農林水産
省,農業用水を利用した
小水力発電に関わる関係
省庁連絡会議(逸見,
2007:8)
2004.3 東京都は都の下水処
理場で4月から始まるメタン
ガスを使ったバイオマス発電
で、二酸化炭素排出量の抑制
などを金額に換算した「環境
付加価値」の売却を決定。自
治体では初。(日経,040315)
2004.03.-.群馬県黒保根
村の村営利平茶屋森林公
園に、全国初の国有林内
の治山堰堤(えんてい)
を利用した小規模水力発
電所が完成。年間発電量
は約11万キロワットア
ワー(朝日,040603)
2004.3 「木を活用した地域
エネルギーの自立」を目ざす
岩手県が、木質ペレットを燃
やせるストーブ「いわて型」
を開発。「木質バイオマス」
を本格導入へ(朝日,040313)
2004.06.-. 東京電力の
子会社、日本自然エネル
ギー(東京・中央。正田剛
社長)は都市部の工業用
水路などに設置できる簡
易型水力発電装置を実用
化。(日経,040618)
2004.4.26 純国産としては
日本初のバイオマス燃料電池
型コージェネレーション(熱
電併給)実証施設が群馬県宮
城村に完成(朝日,040427)
2004.1.16 岩手県江刺市が阿原
山(782メートル)の尾根に1
3基、計1万3千キロワットの風
力発電施設建設計画を発表(朝
日,040117)
2004.1.25 福井市のNPO法人「エコプランふ
くい」が自然エネルギーセミナー「雨水の利用
と自然エネルギー円卓会議」を開催(朝
日,040115)
2004.10 英情報通信大手BTが風
力や太陽光など再生可能エネル
ギー中心に電気を調達すると発
表。電力会社との契約は3年間。
発表文で「再生可能エネルギーの
購入で世界最大」と自負(朝
日,041022)
2004.1.19 高知県土佐山田町角
茂谷の甫喜ケ峰森林公園に巨大風
車2基が完成。1基あたりの最大
出力は750キロワット(朝
日,040119)
2004.2.25 シンポジウム「自然エネルギー2004
in Japan」が東京都江東区の日本科学
未来館みらいCANホールで開催。自然エネル
ギーを推進するドイツの国会議員らが参加(朝
日,040220)
2004.1.19 風力発電施設を国立
公園内に造る際の基準作りを進め
ている環境省の検討会が、山の稜
線をさえぎる尾根への風力発電施
設建設を厳しく規制する方針を決
定(朝日,040120)
2004.2 九州電力の八丁原地熱発電所(九重町
湯坪)で「バイナリーサイクル」という新しい
発電方式の試運転が開始。発電量は2千キロ
ワット(朝日,040307)
2004.1.26 スズキ(浜松市高塚
町)が湖西市白須賀の湖西工場敷
地内に風力発電装置2機の起動式
を開催。装置はオランダ製で出力
は1機につき750キロワット(朝
日,040127)
2004.3 ナットソース・ジャパン(東京・中央)
が自然エネルギー発電による環境貢献分売買で
初の仲介業績上げる。(日経,040310)
2004.1.29 茨城県が自然公園内
に風力発電施設をつくる際の県独
自のガイドラインを策定。クリー
ンエネルギーを推進する中で、景
観や環境対策、自然公園法などの
設置基準等を明確化した(朝日
040130)
2004.4 シャープが多結晶太陽電
池「NE-142AN」(最大出
力142ワット)を開発。「発電変
換効率」14.8%は世界最高記録。
7月1日発売予定(朝
日,040501)
2004.1.31 秋田県酒田市宮海の
風力発電所が操業開始。洋上の風
力発電所として国内初の商業運
転。高さ60メートル、翼長40メー
トル、出力2千キロワットは大き
さと出力で国内最大(朝
日,040131)
2004.4.8 中部電力がCO2排出量削減、再生
可能エネルギーによる販売電力量増加を柱にし
た行動計画を発表。同エネルギーによる販売電
力量を08年までに02年比倍増、10年までに4倍
増の計画(朝日,040409)
2004.2.9 川崎重工業と五洋建設
が北海道瀬棚町に国内初の洋上風
力発電施設の納入を発表。洋上風
車を2基建設、出力は約1200キロ
ワット(朝日,040210)
2004.4.24 風力発電と地中熱暖房をハウス栽培
に利用して冬の農業の生産性を向上させる試験
装置が、青森県木造町の県農林総合研究セン
ターに完成(朝日,040425)
2004.2.10 港区がお台場に整備
中の「レインボー公園」敷地内に
風力発電機などを設置、近くの施
設に供給する「マリンウインド・
エコパーク」計画を発表(朝
日,040211)
2004.4 地球環境産技研や三菱化学など、柔軟
な生分解性プラスティック、3年以内に実用化。
(日経,040419)
2004.2.26 関西電力が風力発電
国内トップのエコ・パワー(東京
都港区)への資本参加を発表。エ
コ・パワーは国内20カ所に106基
の風力発電所を持ち、発電能力は
計10万3500キロワット(朝
日,040227)
2004.4 ホンダなどが鹿児島県屋久島に水素ス
テーションを建設し、水力で製造した水素を燃
料電池車に供給する実験を月内に開始。国内初
の試みで、世界的にも異例。(日経,040405)
2004.3 東京湾岸に昨年3月に出
現した巨大風車「東京風ぐる
ま」。東京都の風力発電サイト
「Tokyoららら。」が自然エネル
ギーを生み出す風力発電施設の魅
力や風車に携わる人物などを紹
介。(日経,040326)
2004.4 三菱商事、水素の製造装置市場に参
入。水を電気分解して高圧水素を直接得る技術
を独自に開発。電力会社などと組み、水素の供
給事業にも乗り出したい考え。(日経,040413)
2004.3 東芝の関連会社が鳥取県
の県立フラワーパーク「とっとり
花回廊」にマイクロ風力発電装置
2基を設置。高さ5・6メート
ル、最大出力は600ワット(朝
日,040311)
2004.3.24 愛知県田原市のトヨ
タグループが建設していた風力発
電施設が完成。05年3月に開幕す
る愛知万博で使う電力をまかな
う。施設は高さ107メートル、
出力は1980キロワット(朝
日,040324)
2004.6.4 厚みを1~3マイクロ
メートルに抑えた「化合物フレキ
シブル太陽電池」をシャープがパ
リの国際会議にて発表(朝
日,040528)
2004.5 大王製紙、バイオマ
スボイラーを導入。化石燃料
の使用量を減らし、二酸化炭
素排出量を年間16万5千トン
削減目標。(日経,040515)
2004.7 シャープと大同特殊鋼、
大同メタル工業の3社が共同で、
発電効率世界最高の太陽光発電シ
ステムうを開発。現在普及してい
るシリコン製よりも効率1,5~2倍
高い。(日経,040721)
2004.8 日立造船と電力中央
研究所が下水汚泥をバイオマ
ス燃料として石炭火力発電所
で大量に燃やす技術を開発。
二酸化炭素の排出量の削減も
期待。(日経,050819)
2004.8 シャープ、京セラなど各
メーカが太陽電池を使用した商品
を開発。シャープの昼間はガラス
窓、夜は白い光を発する証明な
ど。(日経,040821)
2004.8 北越製紙が関東工場
勝田(茨城県ひたちなか市)に
木くずなどのバイオマス(量
的生物資源)を燃料に使う発
電用ボイラーを導入。(日
経,040822)
2004.8 岩手県葛巻町が世界
初、乳牛の糞尿をエネルギー
源とする燃料電池を作動させ
る。(日経,040823)
2004.11 第14回日経地球環境技
術賞を受賞した橋本和仁・東大先
端研センター所長,光触媒を太陽
光という自然エネルギーで土壌や
水を浄化するなどに広く利用でき
る技術を進化させる。(日
経,041126)
2004.5 風力・ナタネ油・木くずなど、新エネル
ギーの利用が地方で勢いづく。静かなエネル
ギー革命が進む。(日経,040524)
2004.3.29 九州電力が風力発電
の7事業者から計5万6800キロ
ワットの電力供給を受けると発
表。九電が供給を受ける風力発電
は46件にのぼり、合計約23万6千
キロワットに(朝日,040330)
2004.4.5 国内最大の風力発電基
地となる宗谷岬ウインドファーム
が稚内市宗谷村大岬の予定地で着
工。宗谷丘陵に1千キロワットの
風力発電機57基を配置(朝
日,040407)
2004.6 経済産業省が24日、太陽光やバイオマ
スなどを利用した新エネルギー産業の育成を目
指す「新エネルギー産業ビジョン」を公表。(日
経,040625)
2004.4.5 国内最大級の風力発電
装置が千葉県市原市の臨海部に完
成。高さ約65メートルの支柱に、
長さ約35メートルの羽根が3枚。
三井造船と日本風力開発の共同出
資会社が運営(朝日,040406)
2004.4 佐賀県肥前町にて町など
が出資した第三セクター「肥前風
力エネルギー」の風車1基(発電
能力1500キロワット)が稼働(朝
日,040205)
2004.9 各地でエネルギー再評価。水力など小
規模発電じわり定着。(日経,040901)
2004.5.1 卖一事業主体の風力発
電施設としては国内最大規模とな
る岩手県の「釜石広域ウインド
ファーム」(トーメンパワー釜
石)が着工(朝日,040427)
2004.7 中国電力が山口県日置町
に2千キロワット級の風力発電設
備を新設する計画を発表。年間発
電量450万キロワットを見込む
(朝日,040725)
2004.10 化石燃料から自然エネルギーへの転換
を考える「自然エネルギー学校・九州」が開
講。NPO法人「再生可能エネルギー推進市民
フォーラム西日本」(福岡市)の主催で、今回
で5回目(朝日040903)
2004.7 「サミットウインドパ
ワー鹿嶋」が茨城県鹿島灘に風力
発電機10基を建設する計画を発
表。関東地区最大規模の民間風力
発電事業。年間発電量約4200万キ
ロワットを見込む(朝
日,040719)
2004.7.6 日本風力開発(本社・
東京)が单房総初の風力発電所の
建設計画を発表。千葉県館山市西
長田に建設予定。建設発電規模は
1基あたり1500キロワット(朝
日,040707)
2004.10 スギ産地での樹皮
や製材廃材などの処理の悩み
生かし、木質バイオマス発電
所の運転開始。秋田県能代
市。(日経,041018)
2004.12 産業技術総合研究所
(茨城県つくば市)が日本最大の
太陽光発電所として活動。太陽光
発電システムの実証研究の一環と
して今春稼動。(日経,041210)
2004.11.26 構造改革特区制度を活用した新エ
ネルギー開発などに取り組む小浜町など、13の
県や市町村によるエネルギー自治体サミットが
青森県八戸市で開催(朝日,041127)
2004.8 各地にユニークな形をし
た風車が続々登場。駅構内や街頭
用、効率発電に脚光。(日
経,040815)
2004.11 第2部・地球環境経済人サミット特集
-新エネルギーの開発が本格普及に向け加速。
省エネ技術や原料に石油をプラスティックの研
究も進む。(日経,041126)
2004.8.30 台風16号の影響で佐
賀県鎮西町の「鎮西ウィンドパ
ワー」社所有の風車の羽根1枚が
全焼(朝日,040731)
2004.11 超音波醸造所(徳島県鳴門市)と名古
屋大学などがサトウキビなどの植物原料から自
動車燃料用のエタノールを安価に製造する技術
を開発。(日経,041105)
2004.9.8 台風18号の影響で北海
道留萌支庁幌延町の風力発電所
(28基)と稚内市水道部の風力
発電施設(3基)が暴風により自
動停止(朝日,040911)
2004.11 日本IBMは静岡県に置く研修所の消費
電力を間接利用を含め、すべて自然エネルギー
で賄う仕組みを導入。(日経,041115)
2004.9.9 電源開発(本社・東
京)が福島県郡山市の布引高原へ
の風力発電所建設を発表。出力規
模は約6万6千キロワットで、国
内で運転・計画中の風力発電所と
しては最大(朝日,040910)
2004.11 第2部・地球環境経済人サミット特集-
水力・風力発電などの新エネルギーの開発加速。
(日経,041126)
2004.10.1 ドイツのハンブルク
近郊で風力発電機の直径126メー
トルの回転翼を高さ120メートル
のタワーに取り付ける作業が開
始。出力5千キロワットは風力発
電機としては世界最大級(朝
日,041002)
2004.11.25 中国電力グループが
山口県日置町の日置風力発電所
に、国内最大級の発電機新設を開
始。出力は1950キロワットで、従
来の約5倍(朝日,041126)
2004.12 原発から出る使用済み燃料の再処理施
設の先に石油の国家備蓄のカラフルなタンク、
そ背後には風力発電用の巨大な風車が二十数
基。化石燃料、原子力、自然エネルギーの三者
そろい踏み。青森県六ヶ所村にて。(日
経,041203)
2004.12 風力発電機開発のゼ
ファー、東レなど十社が発電出力
一キロワット級の風力発電機とし
ては世界最軽量機を開発。(日
経,041207)
2004.12.14 横浜市が神奈川区鈴
繁町の瑞穂ふ頭に2千キロワット
級の風力発電機1基を設置する計
画を発表。市役所の年間消費電力
量(約310万キロワット)程度の
発電を見込む(朝日,041214)
2004.12 荏原や三菱重工が横浜市と組み、太陽
光や風力、ゴミ焼却などでおこした電気を市内
の施設で利用し、地域内の二酸化炭素排量を減
らす事業を開始。(日経,041204)
2005年 (国内一般)
2005年 (海外一般)
2005年,国土交通省,発電などに利用する場合
の河川法上の手続き簡素化政策を発表(逸見, 2007:8)
2005.2.15 二酸化炭素などの削減を先進国に義
務づける京都議定書が発効。日本は08~12年度
の温室効果ガス排出量を90年度比で6%削減が
目標(朝日,050216)
2005年 (風力)
2005 滋賀県が05年度から新たに
太陽光発電システムを設置した家
2005.1 青森県、全国に出資を募 庭に対し、余った電力量に応じた
集し、国の補助金以外の資金で風 補助金給付制度の開始を発表。電
力発電の夢実現。(日経,050101) 力会社に売った電力量に応じて補
助金が支払われるのは全国初(朝
日,050209)
2005.3.1 愛知県田原市緑が浜の
計11基の風力発電施設「田原臨海
風力発電所」が営業運転を開始。
一般家庭約1万2千世帯分の年間
消費電力量にあたる約4千万キロ
ワット時の年間発生電力量を目指
す(朝日,050302)
2005.2 各企業で新エネルギーの開発加速。太
陽電池、風力発電普及に追い風。(日
経,050212)
2005.2.-北九州市に日本初の全世帯太陽光発電
付き賃貸マンション「ニューガイア上石田(考
案:芝浦特機株式会社)」竣工/第十回新エネ大
賞の経済産業大臣賞受賞/前年度中に全入居者は
決定済(NEDO,2007:23)
2005年 (太陽光)
2005.9.13 豊田通商が、熊本県
小国町の阿蘇くじゅう国立公園内
に、国立公園内では初めてとなる
売電用の大規模風力発電所の建設
を発表。10月から建設開始。年間
発電量は1600万キロワット(朝
日,050914)
2005年 (水力)
2005年 (バイオマス)
2005.-.-.やまめの郷前
津村,養殖池の排水にク 2005 岩手県葛巻町で木質バ
ロスフロー水車設置,小 イオマスガス化発電施設が稼
水力発電実施(逸見,
働。(前田,2006:119)
2007:18)
2005.1 長野県飯田市が「飯田市
民発電所」事業を開始。保育園や
公民館などに太陽光発電システム
を設置し、中心商店街で省エネを
進める計画。太陽光発電と省エネ
を組み合わせた市民参加型の事業
は全国初(朝日,050129)
2005.-.-.京都嵐山渡月
橋にサイホン式・335rpm
水車設置,小水力発電実
用運転開始(逸見,
2007:18)
2005.1.11 ヤマハが浜松市中沢
町の本社敷地内の2階建て社屋屋
上に太陽光発電装置369枚(70キ
ロワット)を設置。二酸化炭素を
年46トン削減できる見込み(朝
日,050112)
2005.-.-.紅葉の名所,
桂茶屋・九重町にクロス
フロー水車設置,小水力
発電実施(逸見,
2007:18)
2005.1.14 愛知県が温室効果ガ
スの排出削減に向け、10年度達成
を目指す具体的な数値目標を盛り
込んだ「あいち地球温暖化防止戦
略」を公表。太陽光発電装置10
万基、太陽熱高度利用装置40万基
の普及を目指す(朝日,050115)
2005.2 荏原、4月までに千
葉県と沖縄県にバイオマス
2005.-.-.国会,新エネ
(量的生物資源)発電設備を
ルギー措置法案の一部に
相次ぎ納入する計画。家畜の
小水力発電を指定(逸
ふん尿などをメタン発酵して
見,2007:87)
出るメタンガスで発電。(日
経,050212)
2005.1.15 住友商事が建設
した新潟県糸魚川市のバイオ
マス発電所(出力5万キロ
ワット)が本格稼働。約3万
世帯の一般家庭の電力をまか
なえる計算で、バイオマス発
電としては国内最大(朝
日,050115)
2005.2.4 中外炉工業と独立
行政法人新エネルギー・産業
2005.1.20 シャープが太陽電池 2005.-.-.山梨県都留
技術総合開発機構(NED
の生産能力を05年度中に現在よ 市,家中川に下掛け・直 O)が開発し、山口市佐山の
り3割近く増強する方針を発表。 径6mクラシック水車設
工業団地「山口テクノパー
年産能力は500メガワットを超え 置,小水力発電実施(逸 ク」に建設した「森林バイオ
る見通し(朝日,050121)
見,2007:18)
マスのガス化発電システム」
が連続500時間運転を達成
(朝日,050205)
2005.3.25 21世紀初の万博となる05年日本国際
博覧会(愛知万博、愛称=愛・地球博)が開
幕。日本では、70年大阪万博以来35年ぶりの総
合博。「自然の叡智」をメーンテーマに、9月
25日までの185日間にわたり開催(朝
日,050325)
2005.11.3 北海道電力が現在25
万キロワットの風力発電の買い取
り枠を、06年をめどに5万キロ
ワット増やす方針を発表(朝
日,051104)
2005.1.20 三洋電機が太陽電池
の生産能力を、現在の約130メガ
ワットから、06年に250メガワッ
トまで拡大する計画を発表。今後
70億~80億円を投じ、10年には1
千メガワットを目指す(朝
日,050121)
2005.-.-.柴川河口から
12km山本小学校前に下掛
け水車設置,小水力発電
実施(逸見,2007:18)
2007.4- JFEエンジニアリン
グが山形県村山市に木材を原
料とするバイオマス発電プラ
ントを建設予定。出力、発電
とも国内最大級。(日
経,051217)
2005.3- 万博協会と新エネルギー・産業技術総
合開発機構(NEDO)が愛知万博会期中、民間と連
携して新エネルギーシステムの実証実験に取り
組む。化石燃料に頼らないエネルギー供給を目
指し、会場の電力をまかなう計画。(日
経,050325)
2005.11.24 中部電力グループの
シーテックが、三重県伊賀市と美
里村にまたがる山林に「ウインド
パーク笠取風力発電所」の建設計
画を発表。総電力は4万キロワッ
トで、東海地方では最大規模(朝
日,051125)
2005.4 高知県須崎市が、太陽光
発電用シリコンウエハー製造のエ
ム・セテック(東京・台東)と一
般廃棄物処理場の跡地に太陽光発
電設備を夏までに着工。(日
経,050425)
2005.-.-.神鋼電機,ク
ロスフロー水車設置,小
水力発電実施(逸見,
2007:18)
2005.5.26 木くずを火力燃
料に使う国内最大のバイオマ
ス発電所(出力5万キロワッ
ト)が、糸魚川市上刈の明星
セメント敷地内で運転開始
(朝日,050527)
2005.4 長野県飯田市で「おひさ
ま進歩エネルギー有限会社」が市
内の保育園や公民館など三八施設
に太陽光発電施設を設置し、稼働
を開始。(前田,2006:139)
2005.-.-.那須塩原市百
村地先那須野ヶ原土地改
良区のサイホン式水車,
全ての低圧発電実証実験
終了(逸見次郎,
2007:43)
2005.7 東海パルプや北越製
紙など、製紙大手が相次ぎバ
イオマスを活用し売電事業に
参入。(日経,050705)
2005.4.5 奈良県水道局の御所浄
水場(御所市戸毛)に西日本最大
2005.12 タクシー会社のエコロ 級の太陽光発電施設が完成。27日
二十一(京都市)が、風力発電機 から稼働予定。発電した電力は浄
を内蔵した車載型の表示灯を開 水場内で使われ、年間約960万円
発。(日経,051219)
の電気料金節約を見込む。最大出
力は790キロワット(朝
日,050406)
2005.-.-.日田市のビー
ル工場排水に水車設置,
小水力発電実施(逸見,
2007:18)
2005.9 ワタミが農業用肥料
の製造・販売事業に参入。家
畜ふん尿や汚泥を中温・中圧
技術で処理し、アミノ酸をつ
くるバイオマス技術を応用。
(日経,050914)
2005.8 新日本製鉄が年内に三川発電所(福岡
県)で発電用石炭に木くずを数%混ぜた発電開
始。(日経,050820)
2005.7.25 電気部品大手の日東
電工(本社・大阪府茨木市)が、
尾道事業所(尾道市美ノ郷町)に 2005.7.-.小水力利用推
中四国地方で最大規模のソーラー 進協議会(水力協)設立
電池発電システムの設置を発表。 (逸見,2007:8)
発電能力は1時間当たり最大350
キロワット(朝日,050726)
2005.9.20 東京電力は東京
都が埋め立て処分している下
水汚泥を、日本で初めて石炭
火力発電所向けバイオマス燃
料に加工する事業を開始する
と発表。(日経,050921)
2005年,国土交通省,発電などに利用する場合
の河川法上の手続き簡素化政策を発表(逸見,
2007:8)
2005.8宮坂力・桐蔭横浜大教授ら
が、光で発電も蓄電も可能な新型
の太陽電池を開発。シリコン太陽
電池より発電効率は低いが、形や
色の変更が可能で、低コスト化を
実現(朝日,050816)
2005.10.-.山梨県都留市
で「水のまち都留市」の
シンボルとして、小水力
発電の普及・啓発を図る
ために、下掛け水車方式
による小水力発電所を完
成。(前田,2006:183)
2005.12.21 中部電力がアラ
ブ首長国連邦やフィンランド
の投資会社などと共同で出資
した会社が、タイ北中部でバ
イオマス発電を始めたと中部
電力が発表(朝日,051222)
2006年 (太陽光)
2006年 (水力)
2006年 (バイオマス)
2005.8.27 風力、太陽光、メタンガスといった
新エネルギーを利用する青森県八戸市の自給電
力網「マイクログリッド」の試験運用が開始。
総出力は610キロワット(朝日,050827)
2005.8 日本政府、2010年度に、一次エネル
ギー供給のうち、約3%を新エネルギーに切り替
える目標掲げる。(日経,050801)
2006年 (国内一般)
2006年 (海外一般)
2006年 (風力)
2006.5.5 国際協力銀行が、二酸
2006.1 電力を供給する際の二酸化炭素の排出
化炭素など地球温暖化ガスの削減
量などに基準を設け、達成できない業者は参加
事業の分野で、インドの民間銀行
できない入札を、2月に実施することを政府が
最大手のICICI銀行と業務提
発表。京都議定書に沿った、初の「環境配慮
携をインドのハイデラバードで締
型」の電力供給入札(朝日,060130)
結(朝日,060505)
2006.2 市民からの出資で大型の
風車を建設、風力発電事業に取り
組む動き各地に広がる。北海道の
NPO法人が市民グループと協力し
て手がける。(日経,060204)
2006.2.28 ソーラーパネル96
0枚を長さ約270メートル、幅
約6メートルにわたって並べた太
陽光発電施設が大阪府吹田市の万
博記念公園に完成。国内の公園に
設置されたソーラーパネルとして
は最大級(朝日,060301)
2006.-.-.那須塩原市百
村地先那須野ヶ原土地改
良区のサイホン式水車,
発電出力増加実験後,実
用運転開始(逸見,
2007:43)
2006.4 一般家庭や事業所
から出る生ごみや養豚場のし
尿などを利用して発電する、
大分県日田市の日田市バイオ
マス資源化センターが操業を
開始(朝日,060321)
2006.2 第一菅区海上保安部(小樽)が、北海
道・知床の知床岬灯台で、火力による自家発電
から、自然エネルギーによる電力供給に切り替
えると発表。(日経,060225)
2006.7.16 サンクトペテルブルク 2006.4.5 島根県出雲市で計画中
2006.4.14 シャープが、人工衛
で開催された主要国首脳会議(G の日本最大規模の風力発電所につ
2006.2 宇部市の建設内装会社「ジャスト東
星向けに開発した技術を初めて住
8サミット)で、エネルギー市場 いて、平田商工会議所らが澄田信
海」と山形県米沢市の山形大工学部が、地熱を
宅用に応用した太陽電池「サンビ 2006.2.-.富山県,水力
の安定へ、7項目の行動計画をま 義知事に対し、同地区の住民ら約
利用して屋根の雪を溶かす「屋根融雪システ
スタ」の新製品を発売。耐用年数 協設立(逸見,2007:9)
とめた。再生可能エネルギーの利 1万7千人の賛成署名を添えた建
ム」を共同開発(朝日,060208)
を従来の1・4倍の35年に向上
用拡大や技術革新を進める構え
設支援の要望書を提出(朝
(朝日,060415)
(朝日,060717)
日,060406)
2006.4.3 東京都で「東京都再生可能エネルギー
戦略」を発表。2020年までに東京都のエネル
ギー消費に占める再生可能エネルギーの割合を
20%に高めることを目指す。(前田,2006:208)
2006.10.2 経済産業省が、燃料電
2006.4 経済産業省、電力会社に自然エネル
池の水素貯蔵技術の研究開発で、
ギーの利用を求める「新エネルギー等電気利用
米ロスアラモス国立研究所と来年
法(PPS法)」の導入義務量を引き上げる方針。
度から共同研究することで合意
(日経,060418)
(朝日,061003)
2006.5 岐阜大学のグループ
が、風力発電施設の建設に適した
場所を見つけ出しやすいよう、詳
細な気象情報を蓄積するデータ
ベースを整備、風速の年間平均値
をはじき出して地図にしたシステ
ムを「日本気象学会」で発表(朝
日,060313)
2006.8.2 江蘇省無錫市に本社の
ある太陽電池製造大手の民営企業
「無錫尚徳太陽能電力」が、同業 2006.6.-.山梨県,水力
の日本企業「MSK」(本社・東 協設立(逸見,2007:9)
京)の買収を発表(朝
日,060807)
2006.5.26 野村ホールディングスが、「グリー
ン電力証書」590万kWh分(CO2削減効果で
2300t分)の購入を発表。国内企業では過去最
大(朝日,060527)
2006.6.8 三菱重工業が出力1千
キロワット級の大型風力発電設備
443基を、オーストラリアに本
拠を置く発電開発業者「バブコッ
ク・アンド・ブラウン」の米国現
地法人から受注したと発表(朝
日,060609)
2006.8.16 NASAが日本時間
28日にスペースシャトル・アトラ
ンティスを打ち上げることを発
表。国際宇宙ステーション(IS
S)に電力を供給する太陽電池パ
ネルと、ISSの骨組み(トラ
ス)を増設予定(朝日,060817)
2006.5.31 日本の経済産業省は、エネルギー安
全保障を核とした「新・国家エネルギー戦略」
を発表。(前田,2006:204)
2006.7.-.水力協,全国
小水力推進協議会に名称
変更(逸見,2007:9)
2006.10 焼却処分していた
木の皮やおがくずなどの木質
バイオマスを石炭や石油に代
わる燃料として活用。二酸化
炭素排出量削減の期待も。
(日経,061012)
2006.5 省エネ支援のファーストエコが製材所
で不用となった樹皮を木炭にして石炭火力発電
所などに供給する事業開始。(日経,060502)
2006.7.5 室蘭市の日本製鋼所室
蘭製作所の構内に、最大出力2千
キロワットの国内最大級の風力発
電施設が完成。10日前後に試運転
を実施する予定(朝日,060706)
2006.6.20 二階俊博経済産業相と稲嶺恵沖縄県
知事、サトウキビが原料のエタノール混合ガソ
リンの実証実験を推進することで合意。(日
経,060621)
2006.7.21 政府が京都議定書で約束した温室効
果ガスの削減目標を達成するため、民間企業が
途上国で得た排出権の買い取りを開始(朝
日,060720)
2006.8 景観配慮し計画を大幅に
修正し、出雲市に国内最大級の風
力発電建設予定。(日
経,060808)
2006.8 波力発電がブイ(航路標識)やへき地
の灯台で普及。タービン型とは異なる新型とし
て人工筋肉を使うタイプの研究も進む。(日
経,060806)
2006.10 経済産業省が自然エネルギーを活用し
て生み出した電力について、電力会社に義務付
けている供給量を14年度めどに1.5~2%に引き上
げる方向で拡大。(日経,061027)
2006.9.17 鹿児島県長島町にあ
る、風速60メートルに耐えられる
設計の「春木が岡風力発電」の風
力発電設備の羽根が台風13号の影
響による強風で折れるなど被害
(朝日,060920)
2006.10 三重県、燃料電池の実用化研究を加速
させる。次世代型燃料電池の低コスト化研究に
も着手。四日市市コンビナートで石油精製の際
発生する大量の水素を利活用。(日経,061030)
2006.10 経済産業省など、2009年度から都市ガ
スや発電燃料となる「メタンハイドレード」の
産出に日本近海で着手。原油を吸着した砂の層
であるオイルサンドの利用も検討。(日
経,061011)
2006.10 ミズノが小型風力発電
装置用の翼を開発。2008年度に実
用化し、過程や企業、公共施設な
どへの設置を目指す。(日
経,061009)
2006.11 経済産業省、北海道電力やNTTグルー
プと官民共同で国内最大規模の発電施設を来年
度から建設。山梨県北杜市と北海道稚内市に
て。(日経,061111)
2006.10.23 九州大の各分野が持
つ先端技術を結集し、海上に巨大
風力発電所をつくるプロジェクト
が発足。100万キロワット規模の
発電を低コストで実現させる構想
(朝日,061024)
2006.12 エネサーブ(電力小売り)、発電時に
温室効果ガスを排出しない自然エネルギーによ
る電力を購入したとみなす「グリーン電力証
書」の発行事業を始める。(日経,061213)
2006.12 オムロンが、大型の太
陽電池パネルが自動的に太陽の方
向を向く追尾型発電システムを開
発。従来の据え置き型に比べ、発
電効率が30~40%向上(朝
日,061213)
2006.11 海上に巨大な風力発電
所を造り、新しいエネルギーとし
て活用する研究会が九州大学の研
究者うを中心に発足。原発一基分
に相当する百万キロワット級の発
電を低コストで目指す。(日
経,061127)
2006.12 再生材を建材に使用したり、自家発電
を導入するなどした「環境配慮型」店舗広が
る。(日経,061216)
2006.12 新日本石油と旫化成ケミカルズ、日本
ゼオンの3社が水島コンビナート(岡山県倉敷
市)で石油精製の残りかすを発電用燃料に使う
システムを2009年に新設すると発表。(日
経,061215)
2007年 (国内一般)
2007年 (海外一般)
2007.-.- ハイリゲンダムサミット
で安倍首相が50年までに世界で温
室効果ガス50%削減を提唱。(和
田,2008:7)
2007年 (風力)
2007年 (太陽光)
2007年 (水力)
2007.4.-富士電機システムズ株式
2007.2.-.長野県,水力
会社新型太陽電池「FWAVE」量産
協設立(逸見,2007:9)
開始(NEDO,2007:27)
<出典>
飯田哲也,2002,「歪められた「自然エネルギー法」 ―日本のエネルギー政策決定プロセスの実相と課題―」『環境社会学研究第8号』環境社会学会:5-23
稲葉敦、上原春男、牛山泉、上宮成之、田原聖隆、長藤佳夫、横山伸也,2001,『シリーズ21世紀のエネルギー3 風と太陽と海-さわやかな自然エネルギー』 コロナ社
小池浩一郎,2002,「バイオエネルギーからみた社会認識の潜勢力」『環境社会学研究第8号』環境社会学会:54-72
田窪祐子,2002,「エネルギー政策の転換と市民参加―実質的政策転換の再評価の試み―」『環境社会学研究第8号』環境社会学会:24-37 田中充,2002,「自治体エネルギー政策の構築に向けて」『環境社会学研究第8号』環境社会学会:38-53 野原 博,1997.11.10,『地球温暖化と21世紀のエネルギー』 近代文芸
逸見次郎,2007,『小水力発電 〔原理から応用まで〕』 パワー社
前田以誠,1999,『風力発電ビジネス最前線』 双葉社
前田典秀,2006,『風をつかんだ町』 風雲舎
舛添要一,1999,『完全図解 日本のエネルギー危機』 東洋経済新報社
松岡憲司,2004,『風力発電機とデンマークモデル―地縁技術から革新への途ー』 村主進,犬飼英吉,長沢光男,1999,『次代への視点 21世紀、日本のエネルギーは大丈夫か―エネルギー問題の未来と今を語る』 ダイヤモンド社
和田武,2008,『飛躍するドイツの再生可能エネルギー─地球温暖化防止と持続可能社会構築をめざして』 世界思想社
NEDO,2007,『なぜ、日本が太陽光発電で世界一になれたのか』 NEDO
21世紀北海道のエネルギー政策をつくる市民実行委員会編,2000,『自然エネルギー王国北海道へ―市民が拓く北海道のエネルギー未来』
朝日新聞,1985年~2007年
日本経済新聞,1985年~2007年
2007年 (バイオマス)
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